【広島】ICカード「パスピー」6枚目【PASPY】
7/12中国新聞の地域経済面に「パスピー利便性まだまだ」という記事が載ってた。
WEBに掲載されてないので、大まかな流れだけ書いてみる。
・PASPY運営協議会交通9社全国10種類の相互利用を「PASPY」は見送った。
・相互利用は、投資に対してメリットが少ない。(運営協議会中心の広島電鉄 椋田社長)
・協議会としては当初から不参加の方針だった。本格的議論もなかった
・協議会メンバー広島バス安藤役員「現在の設備更新も必要で、さらなる投資をする体力が無い)
※補足 広島バスだけPASPY定期やってません。
・システム運用費用は約1億円とみられる。5年ごとの機器更新が必要。維持するだけで各社の負担になっている。
・広電椋田社長「わずかな利用者の利便性より、運賃の割引や、公共施設で使えるようにするなど独自の活用法を考えたい」
・一方でICカードの進化に取り残される恐れもある。
・地元バス会社幹部のコメント「現在のメリットは運賃割引だけ。制度設計を立て直す必要がある」と指摘。
参考としてニモカの数字などが紹介されている。
発行枚数197万枚(5月末)※PASPYが3月末時点114万枚 約1.7倍
ニモカが対応するカードはニモカ単体発行の約42倍8300万枚になった。
新聞社記者の視点
・PASPY自体は一定の規模に達しているのに機能を生かしきれてないのがもったいない。
PASPYより小規模のICカードでも多彩なサービスを展開している例もある。114万枚のカードの秘めている可能性は大きい。