ttp://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20100127-OYT8T01357.htm ttp://www.yomiuri.co.jp/zoom/20100127-OYT9I01356.htm マリン球場へ ベンツ製連節バス
京成バス(本社・東京都墨田区)は2月19日、JR幕張本郷駅―千葉マリンスタジアム間で、バス2台をつなげた新型連節バス「シーガル幕張」=写真=の運行を始める。
27日には輸入を担当した市川市塩浜の自動車会社で、新型車両10台がお披露目された。
京成バスは1998年、路線バスとしては国内で初めて、連節バスの運行を同区間で始めた。
しかし、排ガス中に含まれる窒素酸化物(NOx)と粒子状物質(PM)の削減を目的にした「自動車NOx・PM法」に伴い、現在の10台は今年11月に使用期限を迎える。
そこで、年内に順次導入して計15台を運行させる。新型車両はドイツ製のベンツで、全長18メートル、全幅2・55メートル。
これまでのボルボ車両に比べ、定員は11人減の129人だが、ノンステップ(低床式)となり、車内床の段差も解消される。
車内の表示器では駅到着予定時刻と、これに合わせたJR、京成線の列車ダイヤを表示する。
乗り換え情報の提供サービスは、同じ交通グループ内で行う例はあったが、他社との連携は全国初という。車両1台の価格は約7800万円。
京成バスの小田征一社長は引退車両について「地域や学校などで利用できないか、嫁入り先を考えたい」と話している。
(2010年1月28日 読売新聞)