1 :
名無し物書き@推敲中?:
歌をうたってるシーンを書く場合ってどうしますか?
たとえば、動揺の「しゃぼんだま」を子供がうたってるシーンをかくとして、
どういう風に書きます?
「〜」とか使います?
歌詞を羅列するだけという方法が最もポピュラー?かもしれませんが
それだと『うたっている』というよりも、「詠んでる」ってかんじじゃないですか?
とくに子供がうたってるシーンとなると。
かといって、
「しゃーぼんだーまーとーんだー やーねーまーでーとーんだー」
何て言うのも酷い気がするんですよね。
意外と難しいです。
ちなみに歌の区切りって、「、」じゃなくてスペースをつかいますか?
235 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:01/08/29 01:09 ID:RtF9FXrI
使いません。
例を書きたいが、しゃぼんだまの歌詞忘れた。
236 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:01/08/29 01:17 ID:RP9fd1H2
>235
しゃぼんだまじゃなくても良いですよ。
たきびでも、とんぼでも、ゆうやけこやけでも。
例を御願いします。
237 名前:235 投稿日:01/08/29 01:27 ID:RtF9FXrI
いやあ、全然童謡の歌詞思い出せないや。
「芝かり縄ないわらじを作り
親の手を引き弟を世話し
兄弟仲良く孝行をつくし
手本は二宮キンジロウ」
キンジロウの漢字もわかんないや……
ま、鍵括弧でくくるだけよ。
239 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:01/08/29 01:38 ID:RP9fd1H2
>>237」
じゃあ、歌詞を羅列するだけですか?
でもそれだと、『うたっている』というよりも、「詠んでる」ってかんじじゃないですか?
とくに子供がうたってるシーンとなると。
かといって、
「しゃーぼんだーまーとーんだー やーねーまーでーとーんだー」
何て言うのも酷い気がするんですよね。
意外と難しいです。
ちなみに歌の場合って、「、」じゃなくてスペースをつかいますか?
#とりあえず、やりとり再現移動。
3 :
名無し物書き@推敲中?:01/08/29 01:55 ID:LXd/eUY6
>>1 元が詩だからといって、本文で「/」とか使われると
興醒めですが…「 」(スペース)は、私は微妙なライン。
全平仮名表記や簡単な漢字のみ使用で、子供の拙さや狂気性などを表現する場合がありますよね。
「しゃあぼんだぁま、とーんだぁ。やーねーまーで、とーんだぁ。
やーねーまーでとーんでぇ、こーわーれて、きぃえぇた」
試しに↑歌の調子だけに集中して書き出してみたけど、
自分の第一印象は「相当幼いか、イッてる奴」という印象でした。かと言って
「しゃぼん玉 飛んだ 屋根まで飛んだ 屋根まで飛んで 壊れて消えた」
これだと↑情緒は全然無いですよね。
結構、面白い問題だと思って1さん前スレ235さんの御意見も拝聴したいのですが、
駄スレ宣言サレナイカナ...ダイジョブカナ...と脅える小心者(w
5 :
235:01/08/29 02:00 ID:RtF9FXrI
とりあえず、答えておくよ。
>ちなみに歌の場合って、「、」じゃなくてスペースをつかいますか?
歌の場合は句読点でもスペースでもなくて改行っす。
『少女は歌い出した。』という一文のあとに歌詞を書けば歌っていることになる。
『少女は詠んだ』って書けば詠んだことになる。
台詞として歌わせるか、歌を抽出するか、
によるのではないかと思いますが?(ただし、私は文章作法に自信無し)
抽出・引用の為、行開けされている作家さんの作品がありました。
それとは別に、小説全体の構成や雰囲気として、子供が歌うシーンが、
作品のキーとなるような印象的な部分であれば、そのような引用ちっくな文章だと、
読んでいて萎えてしまうなぁ…と思うのですが。
7 :
235:01/08/29 02:08 ID:RtF9FXrI
>>4 >子供の拙さや狂気性などを表現する場合
歌以外の他の文で表現した方が無難だよね。
>「しゃあぼんだぁま、とーんだぁ。やーねーまーで、とーんだぁ。
>やーねーまーでとーんでぇ、こーわーれて、きぃえぇた」
第一印象、酔ってる人の熱唱。情緒ないね……
羅列以外の技を持ってる人、教えてー。
8 :
4:01/08/29 02:14 ID:3z7jTfgg
>>7 あぁ…ずばり酔ってます(w
酔っぱらいが歌うシーンで有効ですね。
9 :
名無し物書き@推敲中?:01/08/29 02:22 ID:RtF9FXrI
>8
おお。有効ですな(w
>6
>台詞として歌わせるか、歌を抽出するか、による
そっか。羅列は抽出のときに使うのかもね。
少女は歌い出した。
「 しゃあぼんだま、とんだ
やあねまで、とんだ
やあねまで、とんで
こわれて、きえた―― 」
…今一つ。逝ってきます
横溝に詳しい方がいらっしゃれば、「悪魔の手鞠唄」?「同 子守唄」?
どういう描写だったか伺いたいところですね。未読ですがタイトルからして唄の描写がありそう。
明日図書館逝って横溝初体験してみようと思います。
山田風太郎は羅列式だったよ。
13 :
名無し物書き@推敲中?:01/08/29 02:45 ID:LXd/eUY6
やっぱり難しいな。
子供がうたうシーンが難しいとされてるけど
実は、大人がうたってるシーンのが難しいかも。
「しゃぼんだまとんだー」みたいに動きをつけようとするとどうしても子供っぽくなってしまう。
「シャボン玉飛んだー 屋根まで飛んだー」
これもばかっぽい…
手の届く場所にある本を、ざっと見たところ
本文「歌のタイトル」《歌詞》本文 #1文中で改行無し。歌詞の改行は「/」で表記だった
もあったけど、それはエッセイだしなぁ…。1人称モノローグなら、↑でも可なんだろうか……?
15 :
名無し物書き@推敲中?:01/08/29 04:19 ID:LXd/eUY6
16 :
名無し物書き@推敲中?:01/08/29 07:21 ID:LXd/eUY6
17 :
名無し物書き@推敲中?:01/08/29 08:55 ID:A6VacsRU
私が以前読んだ本では
彼女は歌い出した。
シャボン玉とんだ
屋根までとんだ
屋根までとんで
そして…
見たいな感じだった。「」でくくられてないんだね。
それから1行あいてる。
18 :
11:01/08/30 00:49 ID:PpK/ne02
横溝無かったです。すんません夏休み終了直前の図書館はキツいものがありました(w。
作者不問ならば、今日ひとつ発見したのは、
本文
「一ニの三、はい」
本文
────歌詞
本文
が、ありました。歌詞部分を「────」で始めて鍵括弧無し、行開け無し、です。
歌詞部分の区切りは「 」(スペース)でした。「────しゃぼん玉 とんだ 屋根まで -略- 」のように。
19 :
名無し物書き@推敲中?:01/08/31 21:20 ID:WcAHEuVA
age
20 :
名無し物書き@推敲中?:01/08/31 22:57 ID:V.U5a8CY
しゃぁぼんだぁまとんだぁー♪
やねぇまぁでとんだぁー♪
やねぇまぁでとんでぇー♪
こぉわれてぇきえたぁー♪
……何か音痴っぽいですね…。
21 :
名無し物書き@ライトノベル好き♪ :01/09/04 22:44 ID:hz9t3ZVU
ヒロインをアイドル歌手にしちゃった。
さあ大変だ、どうしよう?
本文
シャボン玉とんだ
屋根までとんだ
屋根までとんで
本文
うーん、かぎ括弧をつけようかな?
22 :
名無し物書き@推敲中?:01/09/04 23:27 ID:QtglcIm2
ageage
23 :
名無し物書き@推敲中?:01/09/04 23:41 ID:qaHaT.jQ
漫画でも難しい
殆んどが開き直って浸透した表現技法で、吹き出しを描かない描写だけど
小説でも、そうゆうお約束な表現テクがあんのかな?
24 :
名無し物書き@推敲中?:01/09/04 23:44 ID:ZQe.ualA
25 :
名無し物書き@推敲中?:01/09/05 04:52 ID:t93sOOtc
>>23 よく見るのは、>17の手法。
手前の描写でどのように唄っているかをイメージさせる事ができるので、場面毎に同じ歌詞でイメージを変えることができる強みがあるかと。
26 :
名無し物書き@ライトノベル好き♪ :01/09/05 07:39 ID:LVOVqAPk
やっぱり>17の方法が主流か。
括弧はやめようっと。
222222222222
28 :
名無し物書き@推敲中?:01/09/10 06:10
歌の場合はスペースありなんですか?
29 :
名無し物書き@推敲中?:01/09/13 01:40
それはタカシが知っている唯一の歌だった。しゃあぼんだま、と妙な鼻にか
かった妙なアクセントになる。しゃあぼんだまとんだ、屋根までとんだ…
タカシはこの歌だけを母の記憶として留めるのかもしれなかった。涼子はも
う帰ってはこないのだ。屋根まで飛んで、こわれて、きえた。
「かーぜかーぜふーくーな」タカシはまだ歌い続ける。しゃぼん玉飛ばそ、と
心の中でそっと呟いた。
あ ベイベ♪ あ ベイベ♪
あベイベ ベイベ ベイベ ベイベ♪
デストローーーーーーーーーイ!!
テンポよく歌ってるとか、ノリながら歌ってるのが前提なら
♪ つかうって手もありなのかな
ほにゃららら〜♪
はにはに
ほにゃららら〜♪
みたいに、
かなりヘボくみえてしまったら、スマソ
32 :
名無し物書き@推敲中?:01/09/13 04:18
「しゃあぼんだま、とんだ」
少女は歌い出した。
シャボン玉とんだ
屋根までとんだ
屋根までとんで
こわれて消えた
その歌声は―――
ってな感じはどう?
33 :
名無し物書き@推敲中?:01/09/13 07:08
>32
>17からがいしゅつだよ。
34 :
名無し物書き@推敲中?:01/09/14 00:35
歌の場合はスペースありなんですか?
35 :
名無し物書き@推敲中?:01/09/14 00:57
どういう演出をしたいかによるんじゃないかな?
「今日ね、幼稚園でおうた習ったんだよ」
そう言って太郎は歌いだした。
「しゃぼんだま とんだ やねまで とんだ」
花子はじっと耳を傾けた。
幼い息子は声を張り上げて歌いつづける。
その歌声が疲れていた自分を勇気付けてくれるような気がした。
「かぜかぜ ふくな しゃぼんだま とばそ」
歌い終わると太郎は花子を見上げて、にっこりと笑った。
う〜〜ん。難しい。
36 :
名無し物書き@推敲中?:01/09/14 01:09
マンガと違って、わかりにくいからねぇ>歌
適当に歌書かれてるの参考にするのが一番でしょうか
それ見て、自分がわかりにくいようだったら
書かないほうが無難にも思えてしまう。
37 :
名無し物書き@推敲中?:01/09/16 09:53
歌の引用の時の著作権は何処に問い合わせたらよいのでしょうか?
コミックの欄外等に承認番号が載っているが問い合わせ先がわからん。
38 :
名無し物書き@推敲中?:01/09/16 09:56
>37
JASRACじゃないのか?
39 :
名無し物書き@推敲中?:01/09/18 23:00
aaaaaa
40 :
名無し物書き@推敲中?:01/09/18 23:06
41 :
この板初レス:01/09/19 17:42
しゃぼん玉〜 とんだ 屋根まで〜 とんだ
屋根まで〜 とんで こわれて〜 きえた
というのはどうでしょう? 全部ではなく適度にひらがなに直して
ーと混同されないように〜を使う。〜はもう少し工夫すべきでしょうが…
「―――♪」
で済ませるのも手だが
歌詞が必要なのなら、歌詞だけ載せるのも手だと思う
43 :
名無し物書き@推敲中?:01/09/21 18:49
>42
俺もそうしてる
その節の分量にもよるかな。あと、当然重要度
44 :
名無し物書き@推敲中?:01/09/23 00:49
6
45 :
名無し物書き@推敲中?:01/09/23 00:50
>>41 「〜」は小説では使うべきじゃない記号らしいよ。
(笑)や顔文字を使うのと同類だってさ
なんとなくですが、
段落スペースっていうんでしょうか?
上に一個あけて、カッコ無しで歌詞書くと、詩っぽくてよいです。
あとは、比喩の連打で結構いけるんじゃないですか?
47 :
名無し物書き@推敲中?:01/09/23 01:43
おれは小説のなかででてくる詩は、完全に斜め読みだな
48 :
名無し物書き@推敲中?:01/09/23 13:59
>>45 でもそれは古い考え方じゃないの?
若者向けのライトノベルとかならOKじゃない?
まぁ使うべきでないものほど使ってみたいけどさ。
そゆの認めてくれるとこじゃないとダメな部分はあるかな
49 :
名無し物書き@推敲中?:01/09/25 02:03
あげ
50 :
名無し物書き@推敲中?:01/09/30 02:36
歌詞を書いて、
臨場感をつけたい場合は
合間に描写っていうのはどうよ?
51 :
名無し物書き@推敲中?:01/10/02 23:37
s
52 :
名無し物書き@推敲中?:01/10/03 01:41
>50
それもいいかも。
53 :
名無し物書き@推敲中?:01/10/03 07:08
54 :
名無し物書き@推敲中?:01/10/04 08:59
「♪」をつける。
55 :
名無し物書き@推敲中?:01/10/06 22:15
っっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっd
56 :
名無し物書き@推敲中?:01/10/07 12:57
hu
57 :
名無し物書き@推敲中?:01/10/07 16:11
twrttrw
幼児は舌足らずに童謡を歌いだした。
首を上下に小さく振り、頭の中で旋律を呼び起こしている。
そして前奏もなく、歌詞を歌う。小さな口からついた最初の一章節で、私はそれが『しゃぼんだま』であることが判った。
59 :
名無し物書き@推敲中? :01/10/07 21:06
しゃぼんだま飛んだって、
あれ作詞者の子供が事故かなんかで
早死にしたんで作ったんだろ?
60 :
名無し物書き@推敲中?:01/10/08 10:19
klok
61 :
名無し物書き@推敲中?:01/10/09 15:51
gs
しゃぼんだま飛んだ〜ドルァ
屋根まで飛んだ〜ドルァ
屋根まで飛んで〜ドルァ
壊れて消えた〜ドルァ
ゴルァ!ドルァ!ボルァ!グルァ!アルァ!フルァ!
63 :
名無し物書き@推敲中?:01/10/10 13:12
dghhhdh
64 :
名無し物書き@推敲中?:01/10/24 19:54
>>58 幼児は舌足らずに童謡を歌いだした。
首を上下に小刻みに振り、手首はぶるぶると痙攣している。
そして前奏もなく、呻き声をあげる。小さな口から膨らんできた透明な
涎の珠をみて、私はそれが『しゃぼんだま』であることが判った。
自らが信じるように核。
66 :
名無し物書き@推敲中?: