1 :
たけ:
お願いします。
真面目に添削してくれる方がいたら返事ください。
もし板違いなら素直にどこかに行きます。
まずアップすれば?
3 :
たけ:2001/07/08(日) 02:05
あの虎の穴に今アップしてみました。
もし良ければ見てください。
他人に見せるのは初めてだけど、
厳しい採点を期待しています。
あと罵倒も覚悟の上です。
お願いします。
この文章の目的によってコメントが変わるよ。
旅行記の体裁を取った小説なのか。
純粋な旅行記なのか。
とりあえず、前者はフィクション、後者はノンフィクションとしておく。
そして、この文章は誰に読んでもらうものなのか?
学校の課題、旅行記の応募作品、など。
5 :
たけ:2001/07/08(日) 02:25
読んで頂けたんですか?
うれしいです。
それで、これはバリバリのノンフィクションです。
プロローグだけ見ると全然インドについて触れていませんが、
唐突にインドの話題を出すより、やはりインドに行く切っ掛けを
読者の人にも分かってもらいたくてあのような出だしにしました。
特に誰に読んでもらいたいっていうのはありません。
来年、戦場フリーとして働くために、
一応何かしらの「作品」を残しておけば便利かなあ〜って思って
書いています。
なんせまだ大学生なので、職歴も何もない・・・
いわゆるノンフィクションライターですか。
いずれにせよ、まずは書き上げることが大事でしょう。
そして、書き上げた上で納得がいくまで何度も推敲してください。
その作品を読みましょう。
今の状態で文章を直しても身につかないと思います。
悩んで推敲した上で他人の意見を聞けば吸収力が早いのです。
推敲の際は音読して詰まるところがないかを確認することも大事です。
あと、原稿用紙ルールも確認してください。段落は一字下げ、
「」の中の最後は。(読点)はつけないとかです。
※ 一番気になったのは「しかし」が多すぎることと、「それ」
「その」などの代名詞が多すぎること。
頑張ってください。
7 :
たけ:2001/07/08(日) 02:52
ありがとうございます。
「しかし」が多いのはやっぱり気になりますか?
それは自分も思いました。
「」の最後は読点をつけないんですね。
基本的なところが駄目だあ。
とにかく書き上げてみたいと思います。
虎の穴でのタイトルを教えてください。
URL直貼りでもいいですよ。
カメラ板にきてました?
11 :
たけ:2001/07/08(日) 03:42
はい!カメラ板来てました。
あのときはすごくお世話になりました。
ニコンf80dを買った者です。
その改めて「インド旅行記」のプロローグを見てみると、
最悪な気がしてきました。
句点のつけ方が無茶苦茶な気がします。
何かコツはありますか?それとも自分の経験から勝手に付けて
いいものなのでしょうか?
「文章読本」2、3冊読んだんですが、
途中で挫折しちゃって。
もう1度読み直します。
12 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/08(日) 07:44
まず音読してみて息つぎした場所に打ってみる。
ちなみに句点少な目が最近の流行。
15 :
たけ:2001/07/08(日) 10:28
虎の穴でアドバスして頂いてプロローグを多少書き換えました。
ただ、プロローグ自体をインド旅行記の中に織り交ぜる
(過去を回想するように)はもう50ページ近く書いてしまったので、
さすがに出来ません。
句点の打ち方が分かりません。
例えば、「そして、僕は公園に行った。」と「そして僕は公園に行った。」
これはどちらがいいとかあるんでしょうか?
あと、僕の旅行記の中のある一部分を抜粋しました。
もし良ければ添削してください。
開高健や大江健三郎などやたら難しい言葉を使う人に影響されて、
こんな文章になっちゃいました。
やっぱりおかしいですか?無理して使ってるって感じかなあ。
もしくはナルシストっぽく見られちゃう。寒気がしたり。
そうだったらもっとあっさり系の文章に変えようと思います。
16 :
たけ:2001/07/08(日) 10:29
疲れた体に鞭打ち何とか駅正面の出入り口まで辿りついた。
小雨が霧のように辺り全体に立ち込め、
タクシーが長蛇の列を為し客待ちをしている。
ここがカルカッタなのか。
インドの代名詞として存在するほど印象的な都市、カルカッタ。
生と死が常に隣り合わせにあり、
それらが競い合うようにしてこの都市を包み込む。
生々しいほどの息遣いが肌を刺激し、
微かな眠りと共に死を向かえる人々の声が耳元で囁かれる。
あのね。いきななりインド旅行記を書くには、はるか〜〜〜〜〜〜〜に
「根本的」な文章能力が足りません。
まずは、今日一日のレポートを書いてみたら?全てはそこから始まるよ。
もし、今のまま「添削」だけで表面的な体裁を取り繕おうとし続けるならば
もういっさい君の旅行記にアドバイスはしません。
「今日一日」までじゃなくてもかまわないかな。
まずは、「マクドナルドに入ってから出てくるまで」を書いてみる。
自分の観察、意識の変化。
店員の反応、その反応からのその店員の性格や生活、年令などを想像する。
買う時の、まわりの人の動作、そこからの想像。
椅子に座るときに感じる、店内の印象。
食べてる時に、何を観察し、何を感じるのか?
ごみ箱に捨てて、外へ出るときにどうなのか?
インド旅行記なんかにくらべたら、はるかに簡単なはずでしょ?
まずは、ここらへんを書いてみてちょ!
そんな迂遠なことする必要なし。
インド旅行記を書きたいのなら、書くべし
あ、書いたのか。
結果はどうであれ、どんどん書け。
出来は悪かったかもしれないが、書始めること
書き終わること、重要。
次もがんばれ。
>>18 高慢だな。
アドバイスをするのはお前が好きでやってることだろ。
やりたくなけりゃ別のところへ逝けばいいじゃねえか。
お前も「基礎的」な文章作法が足らんぞ。ドキュソめ。
とにかく先ずは書き上げることだ。
書き上げてから全てが始まる!
23 :
9:2001/07/08(日) 21:49
言ってみるもんだなあ。
未来のノンフィクションライターの誕生に立ち会えるかも知れん。がんばれ。
>>14 ええ来てます。ROM中心ですけど。Bessa-R欲しい…。
24 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/08(日) 22:20
>>16 20歳そこそこでしょ?自分の身の丈にあった文章を書こうよ。
みんな正直な文章がすきなんだ。
もちろん
>>16だけではわからないけど。
まず大事なのは文章より内容だと思われ。
文章は量を書けばそのうち上手くなるだろうが、
内容はそうはいかない。
紀行文ならいかに面白い体験をするかが鍵だと思うのだが。
あんた、本を出したらこの板で告知しろよ。買うから。
26 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/09(月) 01:46
見せ方が下手です。「インド旅行記」を読んでもらいたいのなら、その
部分をアップすればいいのに、誰も興味のない身の上話をされたって楽しく
読めない。特別面白い話ならばともかく、どこにでもある「自分には特別」
なだけの話だし。
というか
http://mentai.2ch.net/book/kako/973/973093776.html の頃から全然成長していないじゃないですか。何ヶ月も経つというのに。
あなたの自己満足な文章で旅行記を書かれても読む気にはなれませんよ。
まず人に面白く読ませることを考えてください。
大げさに嘘をついてでも、失敗談をふくらませると
共感を呼びますよ。
わざとらしいと萎えるので、程々がいいとおもわれ
あと、ぐちゃぐちゃ添削とか手直しとか言ってないで、
どんどん次のモノを書くってのも言いと思う。
推敲するのももちろん大事だけども。
とにかくがんばれ。
29 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/09(月) 04:42
というかインドというネタ自体使い古されているんじゃねえか?
まあ、本当に素晴らしい体験をしたなら面白いものが書けるだろうよ。
30 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/09(月) 06:27
添削なんてできる立場にないけど...
ときどき指示語が何を指してるのかわかりにくいとこがあるよ。
前後のつながりや雰囲気で理解はできるけど、
意識的にやるんでなければハッキリ書いた方がいいと思う。
オレは読んでて何度か「ん?」と読み止まってしまった。
新聞や雑誌の記事、テレビの報道番組で“てにをは”を意識すると
びっくりするほどデタラメに使われてるのがわかるよ。
特にテレビは“音”で入ってくるからヘンな所を見つけやすい。
これ、文章の間違いをなくすトレーニングになります。オススメ。
31 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/09(月) 07:27
てにをはってなんだっけ。
>>31 ネタ?
て、に、を、は、を始めとする助詞のことだよとマジレスする。
小学生の時習うよな。が、は、の使い分けなんて考え出すと
夜も眠れなくなるほど混乱するな。が、を多用すると固めの
文章になるし使い方が一つの文体になる。
33 :
たけ:2001/07/09(月) 08:26
みなさん、手厳しい意見ありがとうございます。
めっちゃへこんでます。
身の丈に合った文章がいいと思うんですが、
それがわかりません。
あと根本的文章力って何ですか?
本を読みまくること?それともいろいろな文章を書くこと?
もちろん、自分に文章力がないのは百も承知です。
ただ、やっぱりカッコイイ文章を書きたいです。
沢木耕太郎さんも大好きですが、あのような旅行記は
いまいちピンときません。
だったら、藤原信也さんのような味わい深い文章を書きたいです。
ただ、出版をするなんて大それたことを考えていません。
職歴の代わりになるような「作品」を残したいだけです。
それのほうが遥かに難しいきもしますが。
*虎の穴にインド旅行記「旅立ち」を載せたので、
もしよければ見てください。
下の文章は昨日行ったマクドナルドでの出来事です。
採点する価値もないかもしれませんが、
とりあえず文章の練習も兼ねて書いてみました。
それではとにかく頑張ります。
34 :
たけ:2001/07/09(月) 08:27
「いらっしゃいませ!」
歯切れのいい声が店内に木霊する。
カウンターは3つあるが、どれも数人の客で埋め尽くされている。
僕は割かしすいてそうな一番奥の列に加わることにした。
今マクドナルドでは平日半額セールを全国で展開している。
ハンバーガー、60円。
チーズバーガー、65円。
この格安の値段は貧乏人の心を見事に掴んだ。
その後、各種ファーストフード店もマクドナルドに対抗すべく
値下げ競争に突入する。
ロッテリアは休日平日共にハンバーガー、チーズバーガーが半額。
松屋は無期限延長牛丼並290円宣言。
聖域とまで言われたコンビニも弁当並びに飲料水の値下げに踏み切った。
まさにデフレの嵐は今この日本に押し寄せていたのだ。
「ご注文は?」
レジの女の子の美声が僕の耳元で囁いた。
ふと我に返る。「どうやら、僕の順番が回ってきたらしい。」
「えーと、ハンバーガー3つとチーズバーガー2つ貰えますか?」
そう、まさに僕もマクドナルドの好餌となりうるに値するほどの
貧乏人だったのだ!
僕は財布の中から、新五百円玉を取り出した。
しかし、レジの女の子は申し訳なさそうに僕を見た。
「すいませんが、今日は日曜日なのでハンバーガー、チーズバーガーは
半額ではありませんが、それでもよろしいですか?」
体全身から嫌な汗が滲み出た。穴があったら入りたい!
「そうですか。それじゃあ、また明日にでも来ようかなあ。ははは。」
僕は新五百円玉を握り締め、マクドナルドを後にした。
<費やした時間、30分弱>
35 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/09(月) 08:58
>>32 ありがとふ。では、てにをはの「て」は?
あ、34だけどレジの女の子は耳元では囁かないよね?
「何て言う」「何と言う」の「て、と」も助詞だよね。
辞書見たら元は
〔博士家(はかせけ)のヲコト点の四隅の点を左下から右回りに
続けて読むと「てにをは」となることからの名称〕
が語源だそうです。助動詞も含むみたい。
37 :
たけ:2001/07/09(月) 09:57
ありがとうございます。
「レジの女の子の透き通るような声が聞こえた。」
ぐらいでいいのかなあ。
というより、この文章じゃ単なる煽りでしかないですよね。
もっと風景の描写を入れて普通に書けばよかったのかなあ。
とりあえず、もっと勉強しろってことですよね。
何を勉強すればいいか分かりませんが、
とにかく頑張ります。
ありがとうございました。
「いったいどうなってしまうんだろう」という興味をもたせる題材ではない。
せめてインドから帰ってきたら安くなっていて、ぐらいの前フリは必要。
また、「なんで買わずに帰ってしまうのか」「けっきょく何を食べて帰ったのか」
こういうあったりまえことが説明不足なのは、価値をぐっとさげる。
相手がなんで「他人のエッセイを読むのか」を考えてみることをおすすめするぞぬ。
39 :
たけ:2001/07/09(月) 11:09
38さん、
マクドナルドの件ですよね。
やっぱり日常的な事柄を文章にするのってすごく難しいです。
昨日も今日も変わらないような毎日を過ごしている僕にとって
マクドナルドに行く事は日常茶飯事。
それだけに何て書いていいか迷いました。
あと「インド旅行記」(旅立ち)についてのレスを下さった方々、
めっちゃびっくりしました。
頷けることばかりです。
無駄な接続詞、同じ表現の繰り返しもそうですが、
>一部を取り上げて文章をこねくり回しても、
ますますはまっていくだけの気がする。
これがすごいです。実はプロローグと旅立ちで1ヶ月以上の時間を
要しています。その間、何度も書き直しました。
それが逆に自分を混乱させて次の文章になかなかいけませんでした。
やっぱり全て書き上げる事が大切なんですね。
2人目のレスをくれた方にも同意します。
不要なところを削除するとますます<旅立ち>の文章が短くなるの
で身の上話で多少文章を増やしみたいと思います。
あと、インドに行きたい思いが伝わらない。
やっぱりそう思いますか?僕も書いているときインドの印象が薄すぎる
って思いました。でもこれ以上書き直すのも億劫だしで・・・
本当に<旅立ち>は書き直さないといけませんか?
もうプロローグと旅立ちの文章には立ち返りたくありません。
数ヶ月かかってまたここに戻ると混乱しちゃいそうです。
でも頑張って書き直したいと思います。
本当にありがとうございました。
40 :
たけ:2001/07/09(月) 11:20
インド旅行記<プロローグ>を読んでいただいた方も
本当にありがとうございます。
嘘でもいいから誉めてもらえるとめっちゃうれしいです。
実際、自分の文章が今まで誰にも読まれず、
「本当にこれってまともな文章なのか?」
「小学生並の文章力じゃないのか?」
本気で悩みました。それにたった2行や3行の文章で5、6時間
費やしたりして、「自分は文章力がなくルポなんてかけやしない」
って自己嫌悪に陥ったりしました。
でも誉めてくれる方もうれしいし、批判してくれる方にも感謝です。
一応、批判するに値する文章なんだなあ〜ってうれしくなります。
とにかく、来年の3月までには絶対に仕上げます。
まだ45都市のうち4都市(デリー、ダラムシャラ、ブッダガヤ、
カルカッタ)しか書き上げていませんが、とにかく頑張ります。
もし書き上げたらフロッピーに取って皆に無料で送りたいと思います。
本になるのは現実的じゃないし、来年は日本を離れるので・・・
本当にありがとうございました。
>>頷けることばかりです。
それが大事。ここに来た甲斐があったと思うよ。
注意すべき点に気をつけながら、先ずは最後まで書き上げることだ。
途中、気持ちが乗ってぐんぐん書き進められたら、それの経験が
財産になる。
全部書き上げてからしばらく置いておいて、そして読み直してみる。
それから、推敲だ。無駄な表現、エピソードはないか。
逆に、膨らませたほうがいいところはないか。
すべては、まず書き上げることから始まると思います。
そして、上手い文章も読んで、自分と何が違うのかに注意してみる。
語彙・表現ではなく、接続詞、助詞の使い方に気をつけて読んでみよう。
頑張って書き上げてください。
そして書けたらまた読ませてください。(推敲はしてね)
42 :
たけ:2001/07/11(水) 09:47
全部書き上げなきゃいけない、いけないって思ってるんですが、
自分が納得する文章を書けないとどうしても先に進めないんです。。。
時間もないし、早く書き上げないといけないのに。
また近いうちに虎の穴にアップするので、
そのときは添削お願いします。
本当にありがとうございました。
43 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/21(土) 05:52
age
44 :
たけ:2001/07/21(土) 10:19
あがっていたので、昨日書いた文章を見てもらえればうれしいです。
ちなみに、43さんは僕じゃないです。
自作自演は使うつもりはないので。
このスレが消えたら、そのときはまたいつか「虎の穴」でアドバイス
をもらえれば十分なので。
でも、出来たらここでも僕の文章を指摘してもらいたいです。
列車を待つ人々で溢れかえっている駅構内を抜け、
切符売り場がある別館へと向かう。
途中、両手がない物乞いが空に向かって何やら叫んでいた。
貴賎を求めているのだろう。だが周囲は彼の様子に一切無関心である。
軽い一瞥すら投げかけようとはしない。
かと言って、そこに都会独特の冷たさがあるわけではない。
なぜだろう。不思議に思った。
新宿や渋谷にも物乞いとまではいかないが、
家を持たないホームレスが多く屯する。
彼らの前では背広と革靴で身を固めたサラリーマン、
談笑を楽しむ若者、優しく子供の手を握る母親、
多種多様の人々止むことなく通り過ぎていく。
その光景を見る度に、言い知れぬ寂寞とした感情が胸を締め付ける。
カルカッタと東京、またはデリーと東京、
どちらも都会であるにかかわらず、何かが違う。
「当たり前」ふと、そんな言葉が頭に浮かんだ。
物乞いがいて当たり前の世界とホームレスがいなくて当たり前の世界。
誰にも干渉されず死を迎えられる世界と誰かに干渉されなければ死を迎えられない世界。
日本にいる当たり前の自分。インドいる当たり前の自分。
「当たり前かあ」ふと目を上げるといつのまにか
僕は別館の入り口にいた。
かなり雑になってるよ。
句点が足りないところ、脱字、助詞の間違い(主語・述語の呼応)
などなど。
見直して、もう一度アップしたほうがいい。
あと、「当たり前」という言葉に自分が酔っている。
もう少し説明をした方がいい。
「日本にいる当たり前の自分。インドいる当たり前の自分。 」
の部分の、「インドにいる自分」がなぜ「当たり前」なのか。
なぜ、当たり前と思う自分がいるのか。
短い文章だから、前後のコンテクストによっては読者が共感
できるけれど、この短い文章ではあいまいだ。
そして、それを伝えることがとても大事だと思う。
46 :
通りすがり:2001/07/21(土) 21:23
>>44
東京とカルカッタ・デリーとの違いを描こうとしたのだと思うけど、
どんな違いをたけさんが感じているのかわからなかった。
面白い部分だと思うので、うまく読者に理解させることができれば、
すごく深みのある文章になると思う。
47 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/21(土) 21:32
>>44 『つかみ』が欲しいのう。
一行目を会話で始めるのも、手じゃ。
48 :
通りすがり:2001/07/21(土) 21:33
>>44
もう一度読んでみた。
カルカッタ・デリー→物乞いがいて当然の世界
東京→ホームレスがいなくて当然の世界
どうしてたけさんはこんな風に感じたのだろう?
49 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/21(土) 21:45
その男には、両手が無かった。
列車を待つ人々で溢れかえっている駅構内。
その男を見たのは、切符売り場がある別館へと向かう時だった。
ワシなら、出だしをこう書く。
句点を入れている所は、接続詞を使って短い文に分けた方が良いぞ。
文章は上手いので、読みやすさを工夫せい。
50 :
通りすがり:2001/07/21(土) 22:06
>>49
たけさんよりもかなり下手。
〜駅構内。という体言止は絶対だめ。リズムが止まる。
「その男」が重複している。
両手が無いことを強調しない方が良い。強調しないでさらり
と書かれると、読者はインドでは日常的な風景なのだと思っ
て、より強い衝撃を感じるから。
それから元の文はインド旅行記のどこかに挿入される文なの
で、特に出だしに凝る必要はない。
51 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/21(土) 22:34
>>50 体言止も、重複も『両手がない』を強調する技。
メインは『当たり前かあ』なんだから、
このビジュアルインパクトを強調しない手は無いんじゃ。
挿入される文、というのは知らんかった。スマヌ。
>>51 虎穴にこれまでの文がいくつかアップされているよ。
たけさんは、とても真面目に取り組んでいるから、なんかいろいろ
言いたくなっちゃうんだよね。
で、こまかい修辞にこるのではなく、ノンフィクションとして作者の
言いたいことをいかに読者に伝えるか、という点をアドバイスして
あげるのが、いまは適切と思われます。
もちろん、読みやすい文章、正しい日本語である必要があります。
53 :
たけ:2001/07/22(日) 01:22
説明不足ですかあ。
やっぱり、自分でもそうは思ったんですけど。
ただ、どうしても文章を短くまとめたかったんです。
それに言いたい事がうまく文章に出来なかったんです。
つまり、物乞いが「当たり前」の存在として受けとめられている世界
では物乞いも社会の成員として受け入れられているという事実がある。
軽蔑、奇異の眼差しは一切存在しない。
それに比べて東京ではホームレスとは社会の片隅で生きる「やみくろ」
のような存在。決して、社会の成員としては受け入れられない。
見て見ぬ振りをする人々の心の内に存在する彼らを軽蔑する眼差し。
それで、物乞いがなぜ当然かと思われているか?インドでは。
そうなると、恐ろしく長くなります。
つまりカースト制度が深く根付いているインドでは、
物乞いも立派な職業として認められている。これについては、
<デリ再び>でカーストについて軽く述べています。
つまり、自分が言いたいのが、インドと日本との違いなんです。
それを物乞いを対象に比較してみたんです。
ノンフィクションはやっぱり言いたいこと言えないと駄目ですね。
この文章は少し保留しておきます。複雑なので。
似たような表現が実はブッダガヤにもあります。
今度、それも見てもらえればうれしいです。それは既に推敲を重ねて
違和感がないように出来てるんですが、やはり心配です。
またお願いします。
54 :
たけ:2001/07/22(日) 01:31
>その男には、両手が無かった。
>列車を待つ人々で溢れかえっている駅構内。
>その男を見たのは、切符売り場がある別館へと向かう時だった。
もちろんこの表現でもいいんですが、
僕としてはこの物乞いを強調するつもりはなかったんです。
日本と比較する対象でしかない。それだけだったんです。
体言止は僕も極たまに使います。
その場の臨場感を高めるには最高の手法だと思っています。
とにかく、この文章を「作品」として仕上げたいです。
頑張ります。
>「当たり前」ふと、そんな言葉が頭に浮かんだ。
>「当たり前かあ」ふと目を上げるといつのまにか
台詞の後は、改行した方が読みやすいと思うんだがどうよ?
56 :
>55:2001/07/22(日) 16:11
激しく同意
57 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/24(火) 19:44
>>44 『貴賎を求めているのだろう。』
ここの部分を削除。
情景と主観をごっちゃにしない。
がんばってください(^^)
58 :
たけ:2001/07/25(水) 08:41
>>55さんへ、
「当たり前」は改行した方がいいですか?
改行に関して、よく迷うんですが、
この「当たり前」は改行が必要ない気がするんですが。
自分の心の声みたいな感じなので、改行すると文章の形として
少しおかしくなっちゃう気がします。
>>57さんへ、
ああ、全然気が付きませんでした。
よく見るとおかしいですね。
削除しちゃいます。
それか、もう少し物乞いの身形についての描写を入れたいと思います。
ただ、この文章自体がちょっと厄介なので、
もっと時間があるときに丹念に仕上げていきたいと思います。
今は、とりあえず削除しちゃいます。
ありがとうございました。
>>58 でも、短い台詞であれば改行しないこともあるよ。
ノンフィクションの本を参考にするのがいいと思われ。
60 :
たけ:2001/07/25(水) 10:05
改行しないこともありますよね。
僕の場合、心で思った事はたいてい改行しません。
あと、次の話しに向けての単なる橋渡しのような役割を持つ会話。
これも改行はしません。
それは、会話として成り立つにはあまりにも浅薄だからです。
実際、改行するかしないかの判断は作者に任せるっていうのが、
僕の意見なんですが、どうなんでしょうか?
やっぱり、法則みたいなのがあるんでしょうか?
本を読んでみるしかない
興味深い話題だ。
識者の方の意見キボンヌ。
63 :
たけ:2001/07/26(木) 12:21
本を読むことは大切だと僕も思います。
特に参考になったのが、開高さんの作品全てです。
ちなみに、今はノンフィクションと関係ないけど、
島田雅彦の「彼岸先生」読んでます。
あと、ドストエフスキー、ニーチェ、トルストイ、サリンジャー、プルースト、
ゲーテ、魯迅など海外の作家は読んだ方がいいんですか?
僕はまったく海外の作家については知りません。
日本の作家ばかり読んでるんですが。
余計な話をしてごめんなさい。
とにかく頑張ります。それでは失礼します。
64 :
たけ:2001/07/27(金) 09:36
すいません、レスないのに書き込みしちゃって。
それである文章を見て頂きたいんですが。
実はこの文章はカルカッタで使う予定だったんですが、
挿入する箇所が見当たらなくて・・・そのまま放置してあるんです。
街路は昨夜の喧騒が嘘のように静まり返り、
烏だけがせっせと残飯を啄ばんでいた。
烏は日本でもインドでもよく見かけるが、
ここカルカッタに関してはその数が半端ではなかった。
カルカッタに着いて3日目の朝、サダルストリート郊外に足を伸ばしてみると、
偶然にも大きな広場にぶつかった。
一見すると草花に埋め尽くされた緑色の大地に見えるが、
目を凝らしてよく辺りを見回すと野良犬、野ネズミが徘徊する廃場だった。
その広場の一角に堆く積まれた残飯を2tトラックの荷台へと運ぶ
浅黒い手足の痩せた男達がいた。
彼らはスコップを使いながらせっせと残飯を掻き揚げている。
しばらくその様子を望見していた僕はふとトラックの荷台で
何やら黒い生き物が蠢いているのに気が付いた。
興味を覚え、その得体の知れない生き物へと1歩1歩近づく。
次の瞬間、体の底から沸きあがる内容物に吐気を覚えた。
荷台の上では何百という烏が折り重なるように無我夢中になって残飯を食らっていた。
やがて烏の群れは荷台では収まり切らなくなり、
働く男達の足元にまで溢れ出した。
だが、男達は悠然たる態度で作業を黙々と続ける。
烏も人の存在を気にかけず我が物顔で地面に散らばる
腐敗物の残滓を鋭く尖ったクチバシで捜し求めていた。
数10分が経過しただろうか。
作業を終えた男達がトラックの座席へと戻り、車のエンジンを作動させた。
すると、荷台にいた烏は一斉に漆黒の翼を広げ、大空へと羽ばたいた。
一瞬、空は黒1色で埋め尽くされるが、
数秒もすると何事もなかったかのように元の青空を取り戻した。
まるでホラー映画の一面を思わせるその光景に僕は息を呑んだ。
烏の存在にこれほどまで圧倒されたのはこれが最初で最後だった。
これは、わりかしいいのではないか。
今までの中では、一番読みやすくリズムもいい。
ただ、一般の読者が辞書を調べないと分からない単語を
使うのはどうかと思う。その手の単語がちょっと多すぎる
感じかな。また、無理して漢字にすることもないと思う。
文章が相当上達していればアリかもしれないが、まだ
無理して使っている感じを受けてしまう。
「啄ばむ」「堆く」「残滓」「望見」
(これは異論あると思うので、あくまで私見です)
ライターを目指すのであれば、縦書きで読めるかどうかも
考慮すべきでしょう。特に数字は気をつけてください。
「黒1色」は「黒一色」、「1歩1歩」は「一歩一歩」と横書きでも
漢字にすべきだし、他の数字も注意しましょう。
(縦書きで掲載される可能性は常に考えておくこと)
あと、
「僕はふとトラックの荷台で何やら黒い生き物が蠢いているのに
気が付いた。 」
の「ふと」は「気づいた」に係るが、離れすぎている気がする。
「僕はふと、トラックの〜」のように読点を入れるか、
「僕は、トラックの〜のに、ふと気が付いた」のように直前に置くこと
も考えた方がいい。これは、読みやすさとリズムの両面から
選択するといいだろう。
また、主語と述語が離れすぎている時は読点を有効利用すると
読みやすくなります。
今回の文章は読点が「やや」少ない感じがする。文章がすっきりして
いるからなくても問題は無いかもしれないが、読みやすいように
読点をつける工夫もした方がいい。ただ、多すぎるのはみっともない
からほどほどにということで。
(読点が少なくても読みやすい文章というのは良質の文章です)
いずれにせよ、文章としてはそうとう良くなっていると思います。
66 :
たけ:2001/07/29(日) 07:45
おはようございます。
ありがとうございます。丁寧に見て頂いて。
それで常用漢字についてですが、
僕も迷っています。
ノンフィクションでも小説でも難しい漢字を使ってる。
もちろんふり仮名が小さく打ってあるけど。
だから、僕もなるべく漢字を使おうかなあ〜って思ってるんです。
ただ、自分でも読めないような字をパソコンで変換して漢字にするのには
多少の疑問も残ります。
平仮名にするか漢字にするかの境界線がよく分からないし。
数字の使い方、これも混乱します。
「1つ1つ」とかも「一つ一つ」にしないといけないのかなあ〜とか
もっと漢字の力をつけたいと思います。
読みやすい文章を目指すには、
主語、述語の関係にも着目しないといけないんですね。
やっぱり、文章読本を再度読む必要があるかもしれない。。。
読点は結構つけるほうです。
ただ風景、人物描写になると自分でも分からないんですが、
句読点が少なくなるような気がします。
本当にありがとうございました。
バイトも今月で終えることになったので、
夏休みは本をいっぱい読みたいと思います。
67 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/29(日) 09:23
68 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/29(日) 11:07
60 名前:たけ 投稿日:2001/07/25(水) 10:05
改行しないこともありますよね。
僕の場合、心で思った事はたいてい改行しません。
あと、次の話しに向けての単なる橋渡しのような役割を持つ会話。
これも改行はしません。
それは、会話として成り立つにはあまりにも浅薄だからです。
実際、改行するかしないかの判断は作者に任せるっていうのが、
僕の意見なんですが、どうなんでしょうか?
やっぱり、法則みたいなのがあるんでしょうか?
69 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/29(日) 11:14
漏れ的には、10語以内の短い会話は改行しなくてもいいと思う。
一行以上になったら改行はすべきだと思う。
その中間は、文脈次第・作者次第と思うけど、どうだろう。
漏れは、章とかの最初の方だったら、一語の会話でも改行する。
読者が、読書する頭になってないと思うから、読み易くするために。
でも、
>>68>>69が言うみたいに『文体』、つまり作家の個性なのかも。
>>64 『黒い生き物』で、ボーリングの玉みたいなのを想像した。
だから、『何百という烏』って正体が明かされた時、
置き去りにされたような気分になった。
『色』だけでなく『大きさ』という属性も、付け加えては
いかがか。
sage
sage
74 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/05 23:06
タケさんどうしただろう。
見ることがあったら、一度虎穴に投稿したもののリンクとタイトルを
ここに書いておくといいよ。
まだこのスレッドがあったんですね。
消えちゃったと思っていました。
おかげさまでインド旅行記は無事書き終わりました。
ずいぶんと長い間お世話になりました。
それで実はこの旅行記をある原稿募集の出版社に送りました。
そして今さっき電話がありました。
3日前に送ったのでただ確認のための電話で、
結果については2週間後に郵送されてくるらしいです。
ただ電話で話したところ、どうも「?」感じでした。
何かその〜失礼かもしれないけど、勧誘電話のような・・・
めっちゃ親切に応対してくれて、それが怪しく思えて・・・
自費出版を迫られるじゃないかとオロオロしています。
ただ3ヶ月後に日本を離れて半年から1年ほど帰りませんって
ことを言ったらちょっと冷ややかな対応されて、
今度は逆に悲しくなりました。
そんなこんなでいろいろとありがとうございました。
原稿はちょっと皆さんに送ることは出来ませんが、
別にたいしたものでもないので、送る価値はないと思います。
>原稿はちょっと皆さんに送ることは出来ませんが、
>別にたいしたものでもないので、送る価値はないと思います。
そんなこと言わないでサ、まとまったらいつかまた
虎の穴やまたりにでもアップしてよ。
皆待ってるから。
>77さんへ、
分かりました。
とりあえずレスを見るのが怖いので、
日本を発つ数日前にでもアップしたいと思います。
>78さんへ、
自分は別に出版とかは考えてなくて、
ただプロの方に1度見てもらいたいなあ〜って。
それに今度は戦場に行くので、
出版社から依頼書を確保するために、ちょっと1度誰かに校正して
もらいたいなあ〜なんて思って、原稿募集に送ってみただけなんです。
だから自費出版はもちろん嫌だし、
協力出版ってよく分からないけど、僕も少しはお金を出さないと
いけないんですよね。だったらやめておきます。
無料でプロの方に感想を頂けるだけで満足です。
でもちょっと出版してみたいなあ〜なんて思ってたりして・・・
案外怖がりだな、たけさんや。
そんなにカチカチになってると、
折角の旅行がつまんないものになっちゃうよ!
穴で意見を書いている人は厳しい人も多いけど、
書く事に対するあなたの真面目な姿勢は、みんなちゃんと評価しているんだから。
でもまあ本当、準備は怠らないようにね。
#協力出版は絶対にやめたほうがいい。
あなたくらいの歳の人は出版社のいいカモになっちゃうから。
それぐらいだったらコミケにでも行って文芸系同人誌でも出しなはれ。
(旅行ジャンルってのがあったな、文芸ジャンルってのとはまた別に…)
本と、金かなり巻き上げられちゃうから気をつけた方がいい。
はい、実は結構小心者なんです。
やっぱり、レスがつかないと面白くないのかなあ〜って
思っちゃいます。そうすると、かなり落ち込んじゃって。
でも、近々、穴に投稿したいと思います。
協力出版はやっぱりやばいんですか?
実は、3週間前に出した別の原稿募集の出版社から返事がきました。
共同企画というやつで、
2100部でなんと160万円もかかります。
定価の45%は印税?が入るみたいだけど、
もちろんやめておきます。お金ないし、売れるわけがないので。
コミケってよくわかんないんですけど、
今のところは本とかは考えていません。
今はフリーのライターとして生きていけるかだけで、
頭が痛いぐらいっす。。。
いきてるか〜
83 :
( ゚д゚):02/01/18 22:14
こら!
ごめんなさい。
最後まで投稿できませんでした。
結構、つらいんですよね。。。本当に。
85 :
名無し物書き@推敲中?:02/02/02 08:46
86 :
名無し物書き@推敲中?:02/02/17 14:49
ほえ?
タケさんどうしてるんだろねぇ
今、原稿を書いています。
またいつか虎の穴に掲載するときがくれば、
そのときはよろしくお願いします。
おお。プレッシャーかける気はないが、待ってるよ!
91 :
名無し物書き@推敲中?:02/05/18 10:48
えーと、上げといていいっすか?
92 :
ふざけんな!&rlo; !!ァルゴ&lro; :02/05/18 10:50
あげるな
ごめん…!
ふざけんな&&rrlo;ァルゴ&&rrlo; と名前欄に書いたらこうなるんです。
こうですね。
お解りになりましたか?
できた?
できてない…鬱だ
100 :
なるほど… &rlo;ァルゴ&rlo; :02/05/18 14:21
テストと100げと!
もう一度挑戦!
最悪…もうやめます
104 :
ふざけんな&rlo;ァルゴ&rlo;:02/05/18 18:13
105 :
ふざけんな& ◆7E2rzRC. :02/05/24 14:57
106 :
名無し物書き@推敲中?:02/06/06 22:52
107 :
名無し物書き@推敲中?:02/06/21 00:56
久しぶりです。
でも特に何かある書くほどのことがあるわけではありません。
確かに自分は自称フリーライターですが、
今自分がやっていることといえば居酒屋のバイト、
休みの日は英語と企画書の作成、暇な時間は読書。
モノカキらしいことは何一つやっていません。
それに既に「インドの軌跡(インド旅行記)」は完成しており、
このスレッドと自分の現況との関係はまったく無味かもしれません。
それでもこのスレッドが密かにあることはうれしいです。
次回の取材は来年になりそうです。それでは。
そろそろこのスレも一周年だね。
いろいろ感慨深い物がある はぁと
110 :
名無し物書き@推敲中?:02/07/15 15:21
111 :
名無し物書き@推敲中?: