1 :
影武者:
1582年
京都本能寺にて、明智光秀の軍勢に包囲された織田信長は、小姓・森蘭丸らと共に、最後の奮闘をしたのち、 自らが放った炎に包まれて姿を消す。
1599年
炎の中で腹を切ろうとしていたはずの信長が、ふと我に返ると、自分が見も知らぬ城下町にいる事に気づく。
そして、そこにはかつて信長が築いた安土よりも巨大な城がそびえ立っていた。
だが、その城下町の周囲の山々は信長にとって確かに見覚えのある光景であった。
自らが十年もかけて攻め落とした場所であるだけに見間違えるわけがない。
不審人物として衛兵に捕らえられた信長の元に1人の老人が面会に来る。
その人物は、信長の顔を一目見るや、衝撃をあらわにし、その場にひれ伏し、 これまでとは打って変わり、信長を丁重に扱い、自分の屋敷へと案内する。
その老人は、かつては信長の家臣であり、今や豊臣家五大老の1人である前田利家であった。
最初はその老人が利家だと分からない信長だが、信長と利家しか知らないはずの様々な事を話す内、 並外れた理解能力を持つ信長は即座に状況を把握する。
確かに自分は17年も先の世界に飛ばされたのであった。
利家は信長が天下から消えたのち、世の中がどのように変わっていったのかを話す。
そして利家は自らの寿命があとわずかである事を悟っており、 豊臣秀吉亡き後、徳川家康が天下を狙っている事を信長に伝え、 家康の天下取りを阻止せねばならないと信長に告げる。
だが、秀吉によって織田家をないがしろにされた信長は不満をあらわにし、 豊臣家の為に力を貸す事を拒む。
利家は信長に、再び天下を取る野心があるのかと尋ねるが、信長は何も答えなかった。
“前世”では、あれほど天下取りに燃えていた信長だったが、不思議と、この世界では天下を取ろうという野心が湧かなかった。
自分が消えてからいともたやすく織田家が衰退し、そしてまた秀吉が死んだ後、豊臣家が衰退しつつある現状に空しさを感じていた。
しかし、信長は豊臣家を思う利家の真剣な願いに心を揺り動かされつつあった。
そんな折、信長の元へ信長の次男・織田信雄が訪れる。
最初は相手が自分の父であると全く信じない信雄は信長をただの狂人とみなして罵倒するが、 信長に一喝され、その雷鳴のような怒声を浴びるや、たちまちその場にひれ伏し、相手が父である事を理解する。
その後、まもなく利家が病で倒れる。
利家の屋敷に見舞いに訪れた石田三成は、屋敷に居座る信長を見て、 若き日の記憶と寸分違わない信長の姿に衝撃を受ける。
2 :
影武者:2001/07/06(金) 21:08
一方、信長も、かつて秀吉が拾った小僧・佐吉の成長ぶりを見て、 そのただならぬ才覚を読み取り、秀吉への絶対的な忠義には感服し、かつて猿と呼んだ秀吉や最後まで自分に従った森蘭丸を思い出す。
利家は信長に対し、三成に協力して豊臣家を助けてほしいと告げ、息を引き取る。
信長は豊臣家に力を貸すのは不本意だが、利家の嘆願と三成の忠義に感じ入り、家康討伐に力を貸す事を承知する。
その頃、武功派の七将が三成の命を狙っている事が信雄の報告によって知らされ、信長は、三成を逃がした上で七将を迎え撃つ。
三成の屋敷に乗りこんだ七将は、そこで待ち構えていた信長と睨み合う。
三成を倒す事しか頭にない七将は、まさか目の前にいる男が秀吉や自分達のかつての主君であるとは夢にも思わず、三成に仕える郎党と見なした。
しかし、歴戦の勇将達を相手にしても全く物怖じせず、神々しい威厳を放つその男に不気味なものを感じる。
全く手を出せない七将を後にして、信長はその場から姿を消してしまう。
我に返り、地団駄を踏む福島正則や加藤清正らに対し、 黒田長政と細川忠興は、ある信じられない考えが頭に浮かぶが、 あまりにも荒唐無稽であった為、何も言わなかった。
その頃、三成は伏見の家康の屋敷へとかくまってもらうという信長の秘策に従う。
家康は自分の元に逃げ込むという三成のやり方に感心し、三成を無事に佐和山へと送りつけるが、 勿論、自分が信長の手のひらで動かされているとは夢にも思わない。
そんな中、密かに大坂を発った信長は佐和山へ向かい、三成に再会し、家康を倒す絶対的な秘策を披露する。
それは三成はおろか、三成の側近の兵法家・島左近ですら唸らせる壮大な策であった。
表立って動けない信長は、名を変え、島左近や蒲生郷舎と並ぶ三成の側近という立場で行動し、
同時に自らの手先として動かせる家臣を探す。
かつての信長の忠臣の大半がすでにこの世を去っていたが、かつての小姓の1人、森忠政を見つけ出し、島左近に頼んで密書を送らせる。
密書を読んだ忠政は、最初は何者かの陰謀だと思うが、絶対に見間違えるわけがない信長の花押を見て、自ら信長に会いに行く。
忠政は、かつて本能寺の変で兄の蘭丸、坊丸、力丸の三兄弟が信長に殉じた際に、自分も京都にいなかった事を酷く悔やみ、また小牧・長久手の合戦で長兄・長可が家康に討たれた事を憎く思っていた。
信長と対面した忠政は、自分を千丸と呼ぶ、まぎれもないかつての主君を見て、その場に泣き崩れ、再度忠誠を誓う。
その頃、家康は、自身の暗殺計画を捏造し、首謀者に仕立てた前田利長を脅して組下に入れようとする計画を立てるが、 信長は先手を打って忍びを使い、利長が人質として家康に送ろうとしていた芳春院(利家の妻・松)を護送中にさらう。
信長は芳春院と対面し、信長が利家から託された遺志に従っている事を聞かされた芳春院は、 利長に三成と共に家康討伐を加わるよう書状を送る。
3 :
影武者:2001/07/06(金) 21:09
1600年
三成は関ケ原で家康を迎え撃つという信長の立てた戦略に忠実に従い、諸大名に家康討伐の書状を発す。
だが、この時点では、信長が生きてこの世にいるという事実は極秘としていた。
しかし、無二の盟友・大谷吉継には真実を話し、吉継は驚愕しながらも、挙兵に同意した。
家康は上杉景勝に謀反のきざしありとして、会津へ出兵。
一方、三成は家康が畿内からはなれている隙に、毛利輝元を総大将、宇喜多秀家を副大将に担ぎ出して挙兵し、伏見城を攻める。
その頃、信長は2万の軍勢と三成が手配した大筒五門を持たせて信雄を岐阜城へ向かわせる。
岐阜城の城主・織田秀信は、信雄から渡された信長の密書を読み、 あまりの信じられない事実に驚愕するが、ともかく信雄と共に岐阜城の防衛策を実行する。
岐阜城の防御に関しては、誰よりも詳しい信長によって立てられた防衛策は完璧な仕上がりを見せる。
三成の挙兵を聞き、家康率いる東軍は反転西上するが、豊臣恩顧の武将を三成討伐に駆りたてる計画を立てていた小山会議では、いまひとつ場が盛り上がらず、黒田長政と細川忠興は終始無言であった。
この頃になると家康と謀臣・本多正信も、三成側の不穏な動きに警戒し始め、服部半蔵の報告により、見知らぬ武将、しかし恐ろしく知略に長けた者が三成の元で暗躍しているらしい事を聞かされるが、それが誰なのかは全く掴めないままであった。
それでも三成討伐に反対する諸将はほとんどいなかった為、東海道を進む家康と、中山道を進む徳川秀忠に分かれ、大坂への進軍が開始される。
中山道の途上にある上田城の城主・真田昌幸の元には三成からの密書が届き、昌幸と幸村の親子は西軍に加担し、秀忠の足止めを企てる。
一方、家康率いる東軍の主力は岐阜城へと迫る。
先鋒の福島正則と池田輝政の猛攻にも岐阜城はびくともせず、城内から放たれる大筒によって攻城軍は後退し、城の内装に詳しいはずの輝政の策も全く通じない。
督戦にきた本多忠勝、井伊直政の猛将ですら、この堅城は手に負えなかった。
長引く城攻めに苛立つ家康はついに岐阜攻略をあきらめ、軍勢を西へ向ける。
その頃、信長は再び大坂へ向かい、三成の側近という形で、豊臣秀頼とその母・淀殿と対面。
淀殿は信長を一目見て、信長が無言のまま放つ凄まじい威厳にたじろぎ、これまでに出会ったどの武将とも違う相手に不気味さを感じていたが、同時にかすかな懐かしさも感じていた。
そして信長も、まだ幼い秀頼に対し、将来ただならぬ武将になるであろう才覚を感じ取り、不甲斐ない息子や孫に代わり、 この秀頼に天下を与えたいという気持ちになる。
信長は家康討伐の為に、秀頼の出陣を催促する。
最初は秀頼を危険な目に遭わせまいと反対する淀殿だったが、このままでは間違い無く豊臣家は家康に滅ぼされてしまうという信長の重い一言に口を閉ざす。
家康の専横と、思い通りにならない豊臣家の家臣達に苛立っていた淀殿は、我が子秀頼に天下を取らせるには、信長がこの世で最も頼れる男であると直感し、大野治長らの諫言を無視し、信長に全てを一任する。
2万の軍勢と共に、秀頼を乗せた駕籠と、西軍の形式上の総大将・毛利輝元の馬が大坂城下を進んでゆく。
その中には顔に面当てを当ててはいるが、漆黒の南蛮具足をまとい、真紅のマントを羽織って白馬を駆るという、かつての天下人そのままの姿の信長がいた。
彼を見送る大坂城下の民衆は、誰もがその神々しい姿に驚嘆した。
その頃、三成の率いる西軍は、関ケ原へ布陣した。
細川幽斉の守る田辺城や京極高次の守る大津城も、信長の立てた策によってあっさり陥落し、攻城軍は三成に合流し、加賀の前田利長もこれに加わり、10万を越す大軍が関ケ原に布陣し、家康の率いる東軍7万5千を堂々と迎え撃つ構えを見せていた。
家康は圧倒的不利な陣形に囲まれながらも、小早川秀秋と吉川広家の内応に期待を託し、必勝を信じていた。
そして前代未聞の大決戦の火蓋は切って落とされた。
4 :
影武者:2001/07/07(土) 00:41
1601年
炎の中で腹を切ろうとしていたはずの信長が、ふと我に返ると、自分が見も知らぬ城下町にいる事に気づく。
そして、そこにはかつて信長が築いた安土よりも巨大な城がそびえ立っていた。
だが、その城下町の周囲の山々は信長にとって確かに見覚えのある光景であった。
自らが十年もかけて攻め落とした場所であるだけに見間違えるわけがない。
不審人物として衛兵に捕らえられた信長の元に1人の老人が面会に来る。
その人物は、信長の顔を一目見るや、衝撃をあらわにし、その場にひれ伏し、 これまでとは打って変わり、信長を丁重に扱い、自分の屋敷へと案内する。
5 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/17(火) 23:33
∧ ∧ ツヅキハ?
ミ ゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
信長が時空を越えるのやめて
記憶喪失にでもなってたってことにしたら?
7 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/25(水) 20:18
二次創作は出て行け!二次創作は出て行け!二次創作は出て行け!二次創作は出て行け!
二次創作は出て行け!二次創作は出て行け!二次創作は出て行け!二次創作は出て行け!
二次創作は出て行け!二次創作は出て行け!二次創作は出て行け!二次創作は出て行け!
二次創作は出て行け!二次創作は出て行け!二次創作は出て行け!二次創作は出て行け!
二次創作は出て行け!二次創作は出て行け!二次創作は出て行け!二次創作は出て行け!
二次創作は出て行け!二次創作は出て行け!二次創作は出て行け!二次創作は出て行け!
8 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/26(木) 11:17
∧ ∧ ツヅキハ?
∧ ∧ ツヅキハ?
ミ ゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
続きカモン〜
10 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/05 20:49
クソスレ保存
そして、イカンガーはゴールテープを切った。
12 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/05 22:46
MVPはジョンソン&シリング。
13 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/05 23:37
カンジがむつかしいのでルビふってくだちゃい
14 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/18 18:27
なんだ、夢か・・・
∧_∧
( ´д⊂ヽ゛
/ _ノ⌒⌒ヽ.
( ̄⊂人 //⌒ ノ
⊂ニニニニニニニニニニニニニ⊃
ぶりりん ぶりりりりん びり ばり ぼりぼりぼりぼりぃいい
あたし・・うんち・・うんちが もっもうだめだ!!!!離れて離れて!!
出ちゃう出ちゃう ぶひゃあ うっひょーーー ああアアアアaaaaaギズモa ageageageaaaaaえおあだオヒャクショウ.comボサノバ ブルリラ ブルリラ ウヒョホイ 0だべさアアア
ライブライブライブジュバンジュバンボボンボンボンbン
ジュダンヅジュダらるくあんしぇるンハアアはあbがあああああああ
おさえられない!!! はっはっは・・・ はhさん発射してしまうおぐあgyばっかさんはっははっははは じゅぱあ うっしゃあぁぁぁああ
お願い あっちいってて!!!!!!もう ぶひょしゃっは熱っ!!熱っ!!熱っ!!
デミぐらスソースばっはぁぁ−ウだあああ sfdsage kaaaぼっひゃん sひ ジュンバラボヘミアンbさdkブヒブヒjばあッひゃひゃひゃララボン!!bakaかジュビロ
ブリブリ!!! ハhジメマシテ!!!ブリブリ!!デューダデューダンサバデン ベンツbイチバンボシsひゃはははは
まじ!まじうんち・・うん子迫ってくる!!! ジャノメミシンふ(笑)うはああああ
わああアアア ヒコーキグモがばっはやああああ
すげええええええ すげえええええええええええ
肛門が…ボッカン ボッカン!!! イイワアアア おkおk!!ひょしゃっ じょ ミウだああ
だっふぁコイケええああっはははひゃひゃhyたs
こーモン…ブルブルしてるわ… おまえあっちいけ!! うぎきゃあチュッパッチャップス ああげうげkj ブリブリブリィィィ ムニャムニャモニョモニョバリバリ・・・本当にもうだmてえ。。
げぎゃああぎゅりわーーあお oh osだfだh だfだoh yeah・だふぁシャランQがjかjがはっはぶりぶりぶらいああらタイソンsがっはがっふぁん
ブリバリボリボリボリあああ かぐyあひめぁぁだっはあ ナマチャ!! ナマチャ!!!!ガッシャアアン
ブロンボン ぼばん ぼばんnだが そgんごはんブアバhシャアア ガダルカナルタカあおgjどあえああ
じょぼじょぼじょぼハシモトじゅばじゅばモグ゙モグモグ16+ ジュシャアアアア
ヤベエエエエエーー出まくってるぅぅ ミルミルミル!!! ムリムリムリィ・・・・・・・!!!!!!!!!
うぎゃああああああああ いてえええ バレるぅゥウウウウ
ksdじゃんあケツ見んなーアァッッァア あっちぃぃぃぃぃ
あぼん ぶぼん ぶばんあブババババアバ ユワアッシャアアアアァァァァ
モリモリモリ・・・・!!!!!! くせえええエェェェェ くせえぞこりゃあぁぁぁ
ばおぶあじょjだシャバダハディバ゙ジゅ おぱ゚アアアアアアアアあああああ
16 :
名無し物書き@推敲中?:01/12/14 23:41
>>15 ________
〈 ドウモスミマセン
∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(´Д`;)ヾ
∨)
((
1〜4
いいね、個人的には、吉川広家を信長が、説伏して、
南宮山から、家康本陣のうらに突入させれば面白いと思うけど?
煽ってる連中、これだけの想像力欠如な、厨房ちゃまと
言うわけね?
18 :
名無し物書き@推敲中?:01/12/17 00:10
19 :
名無し物書き@推敲中?:01/12/17 00:10
20 :
名無し物書き@推敲中?:02/01/22 21:29
21 :
名無し物書き@推敲中?:02/02/06 19:29
22 :
名無し物書き@推敲中?:02/02/27 15:58
>>1 ダメだ!
タイムスリップした信長が、織田家を蔑ろにした豊臣に嫌悪感を
抱く、という時点で、ダメ。
信長についての書物をもっと読め。そうしたら、信長がどうするか
もっと見えてくるだろう。
23 :
名スレ保存委員会:
不定期上げ