俺は村上春樹の「Underground」だ。
君はどうか?
2 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/27(日) 03:37
前に「源氏物語」って書いて、
それ以降全部駄作かよ!? って言われてた奴がいたな。
>>2 それは了見が狭いと思う。
人によって、文学への観点はそれぞれだと思う。
俺は20世紀に生きたみんながどんな文学に感銘を受けたのかが
知りたいだけなんだ。
4 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/27(日) 03:52
「失われた時を求めて」マルセル・プルースト
5 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/27(日) 03:54
「蝉しぐれ」 藤沢周平
>>4-5
ありがとう。早速あした古本屋で買ってくる。
特に
>>5は題名だけでそそられるよ。
叩かれるの承知で、吉川英治「三国志」
8 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/27(日) 04:45
どれか1つ、と言われても迷うんだけどね。
安部公房「砂の女」を挙げておこうかな。
……「文学」かどうかはしらんけど、あえて
スティーブン・キング「暗黒の塔」
日本の似非ファンタジーで喜んでいる奴はこれを読んで欲しい。
アメリカ随一の作家が人生を賭けて描く、壮大な叙事詩。
であり、なおかつSFでもあり西部劇でもありハーレクインでもあると言う、とんでもないものです。
10 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/27(日) 05:07
「官能小説家」高橋源一郎 朝日新聞夕刊連載中(
>>10 文学板で叩かれまくってますな。源チャン、大丈夫なんでしょうか。
12 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/27(日) 05:21
>>1 春樹ちゃんの『アンダーグラウンド』ってノンフィクションじゃない?
>>6 プルーストの『失われた時を求めて』はちくま文庫で十数冊に
のぼる大長編です。読了した人は変態です(藁
”二十世紀最高の文学”といえばふつは『失われた時を求めて』
とジョイスの『ユリシーズ』なんだろうけど、自分にとっての
最高となると……あまり名作といわれるものを読んでないから
な……サリンジャーの『ライ麦〜』かなぁ
13 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/27(日) 05:29
考えてみれば、20世紀ってもう終わったんだよね
14 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/27(日) 05:35
5ヶ月も前にな!
ああ
16 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/27(日) 05:42
清涼院流水の大説
17 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/27(日) 17:53
反則だけど、ふたつ。
フォークナー「八月の光」
マルケス「百年の孤独」
角田「ジャングルポケット」
いや、角田は「シスタートウショウ」でしょう。
20 :
案内人:2001/05/27(日) 22:37
21 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/28(月) 00:44
ベタだが、
「我輩は猫である」
読んでいない、という人が多くてびっくりだよ。
22 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/28(月) 01:40
宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」。
初めて読んだ小説がこれだった。
角田はトーワダーリンだよう。(’Д’)<あら、随分ね。
いまだに、「最高の小説」に挙げられるような作品を
読んだことがない……。
あまりの不勉強に反吐が出るほどDA!(w
ジョイスの「ダブリン市民」
嘘の子供を書く小説家いるよね
「恐るべき子供達」やCMに出てくる子役など
ジョイスはホントの子供の頃を書いてる部分が好き
25 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/28(月) 04:47
26 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/28(月) 18:20
やはり、大西巨人の「神聖喜劇」がナンバー1でしょう。
どう考えても。
27 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/28(月) 20:20
クロード・シモン「アカシア」
28 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/30(水) 20:36
ロマンロランの「ジャン・クリストフ」
29 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/30(水) 21:50
稲垣タルホ「一千一秒物語」
30 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/31(木) 06:30
司馬遼太郎「坂の上の雲」
31 :
猫くん:2001/05/31(木) 19:44
パール・バックの『大地』
32 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/31(木) 21:50
スティーブン=キングがリチャード=バックマンの名義で
出版した「ランニングマン」(邦題はバトルランナ〜 萎え)
が好きです。これはSFになるのかな?
33 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/31(木) 21:51
フィリップ・K・ディックの
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」
34 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/31(木) 21:58
笹沢佐保「木枯らし紋次郎」
魯迅の「幸福な家庭」
なんか好き。作家志望は読んでみよう(藁
F先生は?
『カラマ』
37 :
mojo:2001/06/19(火) 21:09
カフカ「飢餓芸人」
内容はベタだが、漲る気迫がきょわいっす
小林泰三「妻への三通の告白」
うーん、一に絞るのは大変なので作者三人でもいい?(爆死
ちょっと異色だけどハイライン。特に「夏への扉」
芥川龍之介。特に「河童」
サリンジャー。特に「ライ麦畑で捕まえて」「ナイン・ストーリーズ」
上記三人が今まで読んだ中で特に好き。
アーサー・ヘイリー「ホテル」
ストーリーの上手さに驚いた。
ベストセラー作家ってやっぱりうまいね。
日本だと「一杯のかけそば」も捨てがたい(w
41 :
この板に同士はありや?:2001/06/20(水) 13:39
vian「心臓抜き」
マルケス「百年の孤独」
サリンジャーは日本ではあまり人気無いけどイイね。
面白い、面白くないってんじゃなく、小説家目指すなら夏目漱石は読んどけって言うなら
サリンジャーも読んで置いた方が良いと思う。
43 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/21(木) 11:26
安部公房の「密会」はすごいと思うが。
44 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/21(木) 16:11
フィネガンズウェイク
45 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/27(水) 01:58
「ライ麦畑でつかまえて」今読み終わったけど全然おもしろくなかった
46 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/27(水) 02:12
>>45 読めばわかったと思うが、年齢制限あり。
年取ったり、精神年齢が老いるとダメ。
>>44 川走、イヴとアダム礼盃亭を過ぎ、く寝る岸辺から輪ん曲する湾へ、今も度失せぬ巡り路を媚行し、巡り戻るは栄地四囲委蛇たるホウス城とその周円
……お前、こんなんがマジで最高だと思ってんの?
ユリシーズはともかくとして、これはどうだろう。
それともシャレ?
48 :
日本アメリカ化計画(本物):2001/06/27(水) 04:53
<強迫性人格障害の診断基準>
アメリカ精神医学界 DMS-IV
秩序、完全主義、精神面および対人関係の統制にとらわれ、柔軟性、開放性、効率性が犠牲にされる。 成人早期に始まり、種々の状況で明らかになる。
以下のうち4つ(またはそれ以上)で示される。
1.活動の主要点が見失われるまでに、細目、規制、一覧表、順序、構成、予定表にしばられる。
2.課題の達成を妨げるような完全主義を示す。
(例:自分自身の過度に厳密な基準が満たされない という理由で1つの計画を完成させることができない。)
3.娯楽や友人関係を犠牲にしてまで仕事と生産性に過剰にのめりこむ。
(明白な経済的必要性はない。)
4.道徳、倫理、価値観についての事柄に、過度に誠実で良心的かつ融通がきかない。
5.感傷的な意味のない物の場合でも、使い古した、または価値のないものを捨てることができない。
6.他人が自分のやるやり方に従わない限り、仕事をまかせることができない。また一緒に仕事をすることができない。
7.自分のためにも他人のためにも、ケチなお金の使い方をする。お金は将来の破局に備えて貯めるべきだという歪んだ信念を持っている。
8.堅さと頑固さを示す。
49 :
名無し:2001/06/27(水) 20:27
ミラン・クンデラ「存在の耐えられない軽さ」がいいと思う。
50 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/27(水) 20:37
『嘔吐』でしょう。サルトルの。
51 :
45:2001/06/28(木) 01:18
>>46 一応17歳なんだけどなー・・・精神年齢がじじいってことかあ
>>51 まぁ、気にすんな。全人類共通の面白さを持った本なんて無いんだからさ。
名著を名著と感じられない君こそ、次世代に継ぐ名著を書き上げられるかもしれない
※あくまでも、かもしれない。
53 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/28(木) 11:59
つか時代もあるわな。
ましてや国が違えばねえ。
こないださー、小学生高学年の国語の参考書みたらさー
なーんかふるっくさいの載ってんのな。
戦前の農家の子供に感情移入して感想を書け、とかいってもなあ。
一番近い時代で、「テレビのチャンネルをガチャガチャまわして」だったぞ?
村上龍
コインロッカーベイビーズ
55 :
51:2001/06/29(金) 01:15
>>52 ありがとう、がんばるよ。あなたもがんばってね。
56 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/01(日) 22:00
好きなものは色々あるけど、やっぱミッチェルの「風と共に去りぬ」かな
57 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/01(日) 22:37
>>45 翻訳作品読むときは、翻訳者が凄い重要。
サリンジャーだと、野崎だったか野沢だったかの翻訳以外は、クソってのが定説。
ナイン・ストーリーズとかは文体の雰囲気と会話のセンスを楽しむ物だと思うから、翻訳者が直訳ばりのヘタレだと萎え。
58 :
作望:2001/07/02(月) 00:33
ハリーポッターは間違いなく最高の小説だ。
売上3600万部も証明している。
59 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/02(月) 03:05
>>58 良質の小説とはどのような小説のことを指すのか定義づけないことには、その手の議論は平行線を辿ると思われ
売れた小説=良い小説
なのか
購読者の評価が高い小説=良い小説
なのかハッキリさせないと。
ただ、わかりやすい単位として部数があげられるのは理解できるけどね。
ウラジミール・ナボコフ 『ロリータ』
厨房の時これ読んで、受けた衝撃は、
大人になってから読んだ、森茉莉『甘い蜜の部屋』より上だったと思う。
今も手元にある(文庫本、読み潰して六冊め)。
# そういや当時、ロリコンなんて言葉、一般的じゃなかった気がするなぁ・・・
# ロリータ趣味って言葉を使った漫画家はいたと記憶しているが。