心温まるお話を書いてください

このエントリーをはてなブックマークに追加
1名無しさん@お腹いっぱい。
この板には主に人を傷つけたりする暴力的又は性的な表現を好んで
書いたりするような低質で下品な人間が多いようです。
暴力的であったり性的であったりする表現も物によっては
美しい表現だと思えるような物になったりするんだろうけど
ここには意味無くただ単に作者の人間に対する
嫌悪感を表現していると思われるような物が多いです。
僕はそういうものを読むとなにか自分が汚されたような
人間の汚い面を見たような吐き気を感じます。
(こういうことを書くと「ここにお前が来なければいいんじゃないのか」と
思う人もいるかもしれないけど、この2chのような大勢の人から
様々な意見を得られる場はほかに無いのでここにくることは僕にとって
大変勉強になることの方が多いのでここに毎日来てるしこれからも来ます。)
それに、先ほど述べたような人間の負の部分を好んで書く人というのは
精神的に未熟であってあまり世の中を捉える正確な目を持ち合わせて
いない視野の狭いおこちゃまなのではないかと思います。
もっと人間の精神を大らかなまなざしで観察しどんなことも
受け入れるような広い心をもってそれを文学に生かすようにしてください

そして、もっと心温まるようなお話を書くようにしてください。

先生からは以上です。
2名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/02(月) 17:55
玉石混交。
清濁併せ呑む。
へっへっへっ口ではそういってもあんたの本性はほうら。
3名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/02(月) 21:40
1さんは、優しいひとですね。
ほっとします。
4名無しさん:2001/04/02(月) 22:20
心温まる、といえば、やっぱり一杯のかけ蕎麦だろうか。
寒い雪の日に、親子三人で一杯のかけ蕎麦をすすりにくるんだよな。泣かせるじゃないか。

そんでもってその蕎麦が、最高級の蕎麦粉や鰹節、利尻の昆布や天然の湧き水といった最上級の材料を使ったもので、板前さんも超一流。結果として数万円の高額になってて、結局親子はお金を払えずに警察に逮捕、なんてのもいいなあ。
5ふゅーちゃー:2001/04/02(月) 23:21
善人面するのうまいなあ。づらづら。その技術いただき!
6名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/03(火) 01:01
5よ。
そういうことは書き込まず、ほくそえんで
善人づらをするずらよ。いひひ。
7名無しさんだよもん:2001/04/03(火) 08:41
んー、できるかぎりがんばってみますが、僕は性悪説支持者なんで。
1さんの文章ですでに心温まるとは思いますけどね。
8@1:2001/04/06(金) 20:48
 夜中に車で走っていて、ヘッドライトの明かりの中に急に白い影が浮かび上がったらさぞかし驚くだろう。恐怖で硬直してしまうかもしれない。
 だが、実際に体験してみるとそれほどでもなかった。もちろん驚きはしたが。

 それは隣町に住んでいる友達の家で遊んできた帰り道で真夜中のことだった。けっこうな田舎の町はずれで家などまったく無い道を車で走っていると、突然に白い影が目に飛び込んできた。驚いた俺は急ブレーキを踏んでしまった。それほどスピードを出していなかったから助かったが、車はスピンしかかり危うく事故を起こすところだった。

 意外にも恐怖は感じていなかった。それよりも事故を起こさなかったことに安堵していた。
 車がぶつかった感触がなかったから車体は平気だろう。急ブレーキでタイヤがすり減ったんじゃないかとは思ったが、それよりも今見た影のことが気にかかる。
 俺は影を見たところまで車をまわすことにした。怖さよりも興味の方があった。平凡な田舎町暮らしだと刺激にうえてしまうのだ。それに俺は見てしまった。白い影の横には黄色い小さな影がよりそっていた。多分、親子連れだ。この辺りだと一番近い家でも10キロはあって、真夜中に親子連れが歩くような道ではない。俺は善人ではないが、ここで黙って見過ごすほどの悪人ではない。
9@2:2001/04/06(金) 20:50
 車でゆっくり近づいてみると、女性と子供が道の端に立っていた。多分親子であろう。それぞれに2本の足がしっかりついているからまちがいなく生きた人間だ。母親は白いコートを着て大きめのバッグを持っている。年は30前くらいでやや丸顔の長髪、なかなかの美人だ。笑顔が似合いそうだが、この状況では笑っているはずもなくさめた表情でうつむいていた。一緒にいるのは小学校に入学したてくらいだろう、黄色いジャンバーを着た男の子だ。俺は車を降りて親子のそばへと近づいた。
「どこまで行くんですか? よかったら送りましょうか」
純朴な田舎のあんちゃんを精一杯演じて話しかけてみたつもりだったが、母親はうつむき加減で黙ったままである。
「ここからだと隣町まで結構ありますよ。夜中だし、子供が歩くには遠すぎるでしょう」
子供の話を出したのが効いたのだろうか、やっと返事をしてくれた。
「……いえ、結構です」
状況から言って絶対に何かありそうな親子である。はいそうですかなどと引き下がるわけには行かない。
「そんなことは言わずに。そうだ、ちょうど夜食を食べに行くところなんですよ。一人で食べるのも寂しいんで一緒に何か食べに行きましょうよ。その後でお望みのところまでお送りしますよ。ねっ、坊やもお腹がすいてるだろ」
子供も無視するかなと思っていたが、意外なことに俺の問いに小さくではあったがうなずき返してきた。それをいいことに俺はしぶる母親を子供もろともなかば強引に車に押し込んだ。
10@3:2001/04/06(金) 20:51
 腹などすいてはいなかったが先ほどのやりとりもあったし、この時間では他の選択肢はほとんどなかった為、一番近くにある24時間営業のファミリーレストランへ行くことにした。
 近くといっても車で20分程かかった。
 その間の親子はずっと黙ったままだった。あれこれ話しかけてはみた。しかし、俺が一方的に話しかけるだけで返事をしてくれなかったのだ。どこへ行くつもりなのか、何故夜中にあんなところにいたのかを聞きたかったが、それを口に出すほど俺は粗雑ではなく、どうでもいい話題ばかりをしていたのも悪かった。

 自分から首を突っ込んでおいて少し後悔しはじめていた。重苦しい雰囲気は嫌いだったし、それを払拭する方法がわからないのがもっと嫌だった。
 だが、俺はもうこの親子を放り出せないでいた。ここで見捨てた後で、新聞に親子の心中死体発見なんて記事が載った日には寝覚めが悪くなる。
11@4:2001/04/06(金) 20:52
 ファミリーレストランへ着いても親子は黙ったままだった。注文も俺が勝手に3人分したぐらいだ。店に誰か知り合いでも来ていれば相談できると考えていたが、あいにく知った顔はどこにもいなかった。

 注文した品がきても手をつけ始めたのは俺だけだった。
「どうした、食べないのかい」
そう問いかけると子供は小さく首を振った。
「お腹がすいてるんだろ、遠慮せずに食べなよ」
うなずきはするもののなかなか食べようとはしない。俺は子供の前にあったフォークを手に取って差し出しながら言った。
「ほら、いいから遠慮するなよ」
しかし、子供はフォークを手にしようとはしなかった。強引にフォークを持たせようとその手を取ると、どうやら何かを握りしめているらしい。
「何を持っているんだい? お兄ちゃんに見せてくれないかな」
子供はうつむいたままであったが俺の問いかけに答えてその小さな手を開いてくれた。握り締めていたのは神社のお守りだった。
「何かお祈りでもしているのかな」
「……さんが……ないよ……」
「えっ、何?」
小さな声に変わりはなかったが、もう一度繰り返された言葉で俺は何を言っているのかがはっきりとわかった。
「お母さんが死なないように」
12@5:2001/04/06(金) 20:53
 子供心に理解していたのだろう。ひょっとしたら最初に誘った時に首肯したのも俺に助けを求めていたからなのかもしれない。子供なりに心を痛め、悩み、願っていたのだ。
 母親にも聞こえていたのだろう。小さなお祈りの言葉が終わると同時に泣きはじめた。

 しばらくの間、俺は泣いている母親とその横で黙ってうつむく子供をただ見つめていた。今まで感情を押し殺していた反動だろうか、母親は20分近くは泣いていた。俺にはそれが何時間にも思われるほど長く感じていたが何も言わなかった。こんな時には思う存分泣かせた方が良い。

 ファミリーレストランを出た後はラブホテルに連れて行った。子供連れだが、夜中のことで普通のホテルや旅館には止まれなかったからだ。

 ホテルで子供を寝かしつけた後に俺は母親と3回ほどした。その内の1回はアナルでだ。マグロだったが気持ち良かった。あれこれ言わせないための保険としてエロ写真も撮った。顔もアソコもばっちりと写り込んでいる写真だ。母親が保険証を持っていたので、朝になってから街金で50万ほど借りさせてまきあげた。それから車で隣の県まで親子を連れて行っておさらばした。
 親子がその後どうなったのかは知らない。

 えっ、心が温まらない? 臨時収入で俺の懐は温まったがな。脇の下がムレムレム〜チョ
13名無しさん@お腹いっぱい。
ファミリーレストランへ着いても親子は黙ったままだった。注文も俺が勝手に3人分したぐらいだ。店に誰か知り合いでも来ていれば相談できると考えていたが、あいにく知った顔はどこにもいなかった。

 注文した品がきても手をつけ始めたのは俺だけだった。
「どうした、食べないのかい」
そう問いかけると子供は小さく首を振った。
「お腹がすいてるんだろ、遠慮せずに食べなよ」
うなずきはするもののなかなか食べようとはしない。俺は子供の前にあったフォークを手に取って差し出しながら言った。
「ほら、いいから遠慮するなよ」
しかし、子供はフォークを手にしようとはしなかった。強引にフォークを持たせようとその手を取ると、どうやら何かを握りしめているらしい。
「何を持っているんだい? お兄ちゃんに見せてくれないかな」
子供はうつむいたままであったが俺の問いかけに答えてその小さな手を開いてくれた。握り締めていたのは神社のお守りだった。
「何かお祈りでもしているのかな」
「……さんが……ないよ……」
「えっ、何?」
小さな声に変わりはなかったが、もう一度繰り返された言葉で俺は何を言っているのかがはっきりとわかった。
「お母さんが死なないように」