1 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
人物描写してください。
2 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/06(火) 06:26
彼はカツレツのように立派な頬髭を蓄えていた。
3 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/06(火) 08:42
Yは僕よりちょっと背が高く、姿勢もすらりとしていた。彼の歩
く様は、どこか僕にニューヨークのビジネスマンが颯爽と歩いてい
るのを想像させた。彼の良く通るひずみの無い声は、笑った時には
まるで弾んでいるかのように響いた。その声に魅了されて彼を振り
向く人が居ても、僕は別に驚かなかっただろう。顔立ちが非常に整
っ
ているのも、彼を引き立てて見せているに違いなかった。父親譲り
という真っ直ぐな鼻と上品に窪んだ眼孔、唇はまるで少年のそれの
ように艶やかで、僕は彼のような唇を持つ男性を、それまで見たこ
とがなかった。母親から引き継いだ髪の毛は、陽に当たると少し栗
色がかった美しい輝きを放った。「まるで天使のような人ね」僕の
連れていた女の子がそう言ったことがあるのを、僕は今でも憶えて
いる。とにかく、美しい男だった。
だがしかし、彼は休日になるとその美しい健全さを自らかなぐり
捨てた。一日中、それこそ朝から晩までパソコンに貼りつき、2ち
ゃんねるという噂の絶えないサイトに入り浸るのが、彼の常だった。
一度僕は「そのサイトで一体お前は何をやっているんだ?」と訊い
たことがあるが、彼は多くを語ろうとしなかった。ただボソっと、
「別に……。煽ったり煽られたり、そんなことばかりだよ」と言っ
た。その彼の声が、今でも僕の耳にこびりついて剥がれない。あの
声は、僕の良く知る彼のそれではなかった。何か得たいの知れない、
気味の悪い霊に取り憑かれたかのような、生気の無い声だった。彼
は同時に、何だか良く解らない単語をいくつか口走った。「厨房」
「あげ」「さげ」「ろっぽんぞー」……。僕は背筋が凍るのを感じ、
彼の肩を掴んで揺すぶった。彼は、いきなり生気を取り戻したかの
ように我に返ると「お…俺、何か変な事言ったか?」と真顔で僕に
詰め寄った。
「べ……別に何も言ってないよ。何も」僕がそう答えると、彼は大
声で笑った。「あはははは、そうか! 何も言ってないか!」だが
しかし、その声はいつもの彼の爽やかな笑い声ではなかった。
4 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/06(火) 09:10
みてごらんよ。まるでキツネのような顔立ちじゃないか、くくく。
5 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/06(火) 13:20
はははは、人間がまるでアリのようだ!!
6 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/06(火) 17:09
1はヴァカ。
7 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/07(水) 01:58
人物描写に興味はあるし、悩みどこだがらいろいろ知りたい。
でも
1の書き方では論じる気分にも書く気にもならんな。
8 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/07(水) 02:47
ちょっと見には普通の男だったが、すっと下の方から
舐めあげるように動かす眼に特徴があった。一瞬
白眼が光って、それに気をとられている間に
男は口唇に奇妙な笑みを浮かべていた。
「とぼけないで、くださいよね」
粘りつくような声でそう言った。
3なかなか上手いね。
10 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/07(水) 12:48
キウリのような面持ちで渋谷系を狙ってなさそうな雰囲気を発する22歳。魚屋アルバイト。
11 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/07(水) 15:36
「よっ、今日はご常連がおそろいだね!」
ガラガラっと引き戸を開けて入ってきた男は、言葉とは
裏腹な若い男だ。スッと背筋の伸びた体躯はゆうに180
センチは越えていそうで、辺りが一瞬に華やぐような
笑みを惜しげもなく振り撒いた。
「よう!」
隅の方から深みのある声が応えた。
12 :
現実にはチーズの匂いってただの悪臭??:2001/02/07(水) 17:43
その人からはチーズのような匂いがした。小さい時によく嗅いでいたような、そんな匂い。
例えばナポリタンにかかっているような、粉チーズ。
ろくに顔も見られないまま、話だけには相槌を打ちながら、私はチーズのことを考えていた。
チーズは不思議な食べ物だ。匂いも味も、同じカマンベールでも、産地によって全然違う。
デパ地下の食品売り場で、所狭しと並んだチーズ。
試食すればするほど、どれがいいのか分からなくなって途方に暮れることもある。
ふと気付いて顔を上げるとその人は、心配そうに私のことを気遣った。
「ごめん、会ってガッカリさせちゃったかな?」
備え付けの椅子に窮屈そうに腰をかけながら、それでも背筋はぴんとはったまま。
スーツの袖は少し擦りきれているけれど、きちんと手入れしているのはよく分かる。
「そんなことないです、イメージ通りでビックリしてるんです」
私は慌ててそう言った。
試食もせず、チーズを買うことも、たまにある。名も知らない産地の、
名も知れない、無骨で地味な、そんなチーズ。
コンピューター越しに会話していた時から、そんな匂いがしたような気がした。
無骨で地味な、だけどとびっきりのことを予感させる、そんな匂い。
>>12 ダメ過ぎ。
前半のほぼ大半が必要ないじゃん。
後半はチーズの描写が足りない為に、イメージ不足だ。
「無骨で地味なチーズ」に自分が持ってるイメージを、
ちゃんと他人に与えること考えろ。
14 :
12:2001/02/08(木) 02:47
>>13 りゃふかいです。
確かに今よむと訳わかんないっすね。
粉チーズは一体なんだったのかなぁ、なんて我ながら(笑)
出直します♪
15 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/08(木) 21:47
ぜったいかえってきやがれよ、12ぃ!
>12
やめた方がいいと思う。まともな道さがした方がいい。
17 :
1:2001/02/09(金) 05:39
普段なにげなく読んでいる小説の中の「これは!」という人物描写を書きこんでください。
自分で読書しなさい。局所詠みなんか無駄だよ。
19 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/10(土) 01:31
| |/(-_-)\|
| | ∩∩ |
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(-_-) ・・・ヤメラレルモンナラトックニヤメテマスッテ・・。
(∩∩)────────────────
/
/
---------------
20 :
貴乃花@せっかく優勝したのに:2001/02/10(土) 02:25
大きな身体には似合わない小さな手のひらを、彼は何度もひらめかした。
羽織から覗いたたくましい腕は、確かに戦う男の証しであった。
ただ、彼の瞳は、決して勝利に酔いしれている者のものではなかった。
それどころか、自ら好んで鍛えたはずの体さえ手に余っているように、
のろのろと、何度も身体の向きを変えては、視線を足下に落としていた。
無理をして微笑んでいる時でさえ、彼は目元を緩ませることはしなかった。
長い戦いに勝利し、「横綱」という威厳を世間に見せしめた夜だというのに、
彼は小さな手のひらで、ただ、手を振っていた。
黒塗りのいかめつらしい車は、誇らしげにヘッドライトで部屋を照らし出した。
部屋の前には、何百もの住人が頬を赤くして、ヒーローを待ちわびていた。
彼は再び手を高くかざした。
悲鳴に似た歓声と拍手は、決して止もうとはしなかった。
22 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/10(土) 04:47
>>20 内容はつまらなくて言葉選びのセンスもないと思ったが、描写に
使う文章量はちょうど良いんじゃないかと思った。
23 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/10(土) 13:51
書いてるほうがキャラクターを賞賛してる文章はイタイよな。
24 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/10(土) 16:03
>>12 面白いじゃん。まあ、女の子が描いたんだろーなーって
感じはすんけどとりあえず最後まで読めるよ。
何でこんなけなされてんのか分からないな。
25 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/02/10(土) 16:47
俺も悪くないと感じた。
ナンバーとかで見かける文章だよね。
もともと対象を賛美するための文ではないかな。
26 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/10(土) 19:27
女の指先が赤いボタンを連打する小気味良い音を聞いた。
メタリック系の凝ったマニキュアが細い手に映えていた。
彼女を取り巻くギャラリーから時おり溜息のような歓声がもれる。
西新宿の「S」……このあたりのゲームセンターには居ないタイプだ。
レバーを操作する左手の動きに合わせて、軽そうなショールが揺れる。
輝度の高いディスプレイの光を浴びて手入れされた女の睫毛が、にこ毛に覆われた羊歯の新芽のように瞬いた。
勝負は既に決していた。女のライフゲージは九割以上を残している。
いわゆる「ハメ技」で勝ち上がっているわけではなかった。
防御が完璧なのだ。「Win 23」という表示が女の実力を示していた。
コントロールパネルの上にブランド物のハンドバッグが置かれていた。
バッグから煙草を取り出して女は火を点けた。ロングサイズのメンソール煙草を扱う仕草すら無駄が無く美しいと俺は思った。
27 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/10(土) 22:01
人物描写じゃないじゃん。>26
28 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/10(土) 22:07
>>26 こういうのを目指して失敗してる女はよく見るよな。
実際にいたら萌えるな。
29 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/10(土) 23:38
26は小説をどこかでアプしなさい。よみたしよみたし!
30 :
宣伝:2001/02/10(土) 23:50
31 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/21(月) 17:08
レッツ・トライ!
32 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/06(金) 01:53
いつの間にか白いものが混じり始めた髭に、男は呆然とした。
もう若くはない。男はつきつけられた現実を認めざるを得なかっ
た。浮き上がった血管からはくたびれた血液が透けてみえた。爪
に描かれた半円すらもはや10年前の彼のものとは異なっていた。
一体いつから。彼は誰に言うともなく呟く。
ただし彼の腕にはりつく筋肉だけは今も昔のままであると彼は気を
取り直した。もう一度、玄関の前にかけられた鏡をじっと見る。
綿のシャツを盛り上げる彼の筋肉は、今日も彼の一日を支えるだろう。
3件入っている引越しのルートをもう一度頭に描きながら、彼は威勢良
く妻からカバンを受け取った。
どこかで聞いたことのある声だとは思ったが、それ以上の印象はなかった。
苦笑するような――ほろにがいとでもいうべきだろうか、そんな表情を見せながら
「覚えていませんか?」と言葉をつづける。受け取った名刺を見ても、その名前
からは何も思い出せない。コーヒーカップの手前で、右手の上に左手をかぶせている、
その手に質素なエンゲージリングがどこか所在なげといった感じで陽光を浴びていた。
ああ、そうか。記憶は前触れもなく掘り起こされ、まるで形のあるもののように胸を
一杯にした。「思い出しました?」そういって、微笑んでいる。テーブルにおかれた
二脚のコーヒーカップと2種類のケーキを挟んで、二人は思い出を共有していた。
二人がまだ学生だった頃の、懐かしく、暖かいが、後悔という言葉によって締めくく
られた思い出を。
ごめん、人物描写じゃないや。
逝ってきます。
34 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/06(金) 11:05
って言うか、こんなに描写に手間かけたらページ足りなくなるんじゃないの?
36 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/06(金) 18:45
言葉尻で息を吸いながらしゃべるので、声がひきつれたように
聞こえる。気持ちの悪い話し方をする男だ。
そして目の前にいるふたりの女を見て、同じく息を吸い込みながら
ゾクっと寒気を催す笑い声を響かせるのだった。
#この前、ファミレスで隣のテーブルに座ってたぞ。実在の人物だ!
37 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/06(金) 20:13
大きな二つのバックをカートに載せて奴はこちらに向かってきた。
坊主に近いほど短くした髪を白とも言える様な金髪に染め、口髭と
あご髭はきれいにカットして整えている。
今日も濃い目のサングラスをかけているそいつは、一見すればヤクザの
若手有望幹部かマフィアの殺し屋、もしくは金持ちのゲイに見えた。
趣味の割にファッションセンスは最悪に近かったが、今日はシンプルな
黒のTシャツでまぁまぁマトモとも言え、首からかけたアクセサリーが
金色に光っている。
ただ不自然な程に盛り上がった腕の筋肉が、奴という人物の正体を
更に解らなくしていた。
38 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/21(土) 05:51
age
39 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
人物描写してください