モーニング娘。を題材にした官能小説書いて下さい。

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872娘のモーニングセットは、あなた
序 出会い
 あなたはいつものように出かける。いつものようにコンビニへ。俺の書き込
みに、好意的なレスがついているかもしれない、もはや依存症となっているあ
なたは、以前の日課であった全雑誌の立ち読みもすることなく食料を選ぶ。
 「このあと何するぴょん?」
 馬鹿な女どもが馬鹿な喋り方をしていた。本物の娘ならまだいい。あなたは
そう思う。どんなブスがそんな可愛い喋り方をしているのかと、あなたは視線
を声のした方へ向ける。
 矢口。加護。じぶんとはかけ離れた存在だと思っていたから遠くにいるので
はなく、小さいから遠くにいるように見えるだけで、矢口と加護は、あなたの
1メートル先に、現実のものとして存在していた。
 あなたはこう思うだろう。何するって、決まっているじゃねえか。セクース。
あなたは頭をフル回転させる。そしておもむろに、とうの昔に停められた携帯
電話をポケットから出し、メールを受信したふりをする。そしてつぶやく。
 「なんだよ……。ドタキャンかよ。どうすんだよ。暇んなっちゃった。なに
しようかな……」
 そんな都合のいいことがあるわけないとは思わないでいただきたい。あなた
の背中には、矢口と加護の視線が刺さっているのだ。

 あなたは部屋を掃除しておけば良かったと思うに違いない。それよりも、風
呂に入っていないことを後悔するだろう。だが矢口と加護を、招き入れた。
873娘のモーニングセットは、あなた :02/05/09 15:32
二 湧き立つ泉のパスポート
 あなたはテーブルの上に置きっぱなしだったフランの空き箱を捨て、
買ってきたムースポッキーを代わりに置く。加護は慣れないのかおどお
どしている。スカートの裾を気にしながら。矢口は本棚やラックを眺め
ている。矢口が叫ぶ。
 「あ!ソルトレイクのビデオ! 私解説で出てる? 見ようよ」
 残念ながら矢口は出ておらず、通信販売で買った「安倍なつみ? プ
ライベートSEX」にシールを貼ったものだった。ごめん、それNHK-BSなん
だ、とあなたが用意した嘘を口から出す前に、矢口がテープをデッキに
挿入した。真っ黒な画面。しかしそれは終わり、タイトル文字が浮かん
だ。「オマエモナー」とレスされるよりも、あなたの部屋に重い空気が
流れた。