◆やってみよう! リレー小説◆

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1アゲ商事(株)
このリレー小説は、別スレでおおまかにストーリーをつくりながら、
それを基にして書きつないでいく、というものです。

↓その別スレ(the創作@2ch)はこちら。感想等もこちらへ。
http://cheese.2ch.net/test/read.cgi?bbs=bun&key=975392542
2アゲ商事(株):2000/12/16(土) 20:15
思い出せないのは、覚えてないからじゃあない。
毎日同じような生活をしているもんだから、
時間の感覚が麻痺してるんだ。
昨日の昼過ぎから自分が何をしていたかなんて、
一昨日の昼過ぎからしていたことと同じに決まってる。
経験から言うと、そのはずだった。
3昭和コーヒー:2000/12/18(月) 01:31
いつもより頭がぼーっとしている。
まだ、布団のなかでまどろんでいる。
しめきっているカーテンからぼんやりとした光が部屋に入ってきていて、
外からは子供達の笑い声がきこえている。
僕は普通の日常というやつからこぼれ、昼過ぎにもかかわらず、
なにもする事はなく、寝ころんだままだった。
4トージロー:2000/12/18(月) 11:07
テーブルの上には、汁の残ったカップメンが異臭を放っていた。
いつ食べたのかさえも思い出せない。
最後に部屋の掃除をしたのはいつだっけ?
なんだか思い出すのも面倒になってきた。
そんなことを考えながら、散乱している雑誌をかき分けテレビのリモコンを探しだす。
ブラウン管のなかでは、相変わらず面白くもない冗談が飛び交っていた。
とりわけ見たい番組ではないが、寂しさを紛らわせるには充分だった。
5アゲ商事(株):2000/12/18(月) 20:53
……? なんだか、体が疲れてるような気がする。
昨日は……? 昨日何してたっけ。疲れるようなことしたかな……。
なかなか思い出せずに髪の毛を引っかきまわしていると、
玄関そばのトイレの中で、からからから、ごそごそごそ、と音がした。
僕はびくっとして、反射的に立ち上がった。軽いめまいがする。
そのめまいが収まったとき、トイレのドアが勢いよく開かれて、
スーツ姿の女性が現れた。彼女は僕が起きているのを認めるなり、
「帰るから」
と言った。
「!?」
「あと、今度わたしが来るまでに、ちゃんと部屋掃除しといて。くさいから」
6通りすがり:2000/12/18(月) 22:10
そう言い放つと彼女はさよならも言わず去っていく。
僕は慌てて寝巻きのまま、彼女を追いかけた。
階段を降りる1歩手前でようやく彼女を捕まえた。
「待ってくれ。一緒に食事でも行かないか。」
横をこのアパートの住人・・・・なのかそれすらも
覚えてないが中年の女性がこちらを胡散臭そうな目で見やり
通り過ぎていく。
「とりあえず着替えてきたら?待ってるから。」
おかしそうに彼女が言う。
それももっともだと思い僕は彼女をその場に置いて部屋に戻る
ことにした。
7通りすがり:2000/12/18(月) 22:15
部屋に戻る途中ふと疑問に思った。
彼女、彼女だ。僕は考える。自分の部屋の
あんなところにあんな時間にいればそう知らない仲ではないはずだ。
うっかりそう考え行動してしまった。
僕はもはや自分の記憶はあてにならないとばかりに
状況で物事を判断してしまっている。
8トージロー:2000/12/19(火) 14:38
着替えをしながら、僕は彼女についての情報を頭の中で必死にかき集めた。
だが、どうしても彼女の名前が思い出せない。
それどころか、なぜ彼女が自分の部屋にいたのかさえも記憶にないし、
よくよく考えてみれば顔も知らない。
いくら記憶があてにならないといっても、自分に彼女と呼べる人がいないこと位はわかっている。
勢い込んで声をかけてはみたものの、
僕はいきなり彼女を食事に誘った自分の行動に疑問を感じていた。
9アゲ商事(株):2000/12/19(火) 19:14
こんなことはこれが初めてじゃあない。
子供の頃から、年に何度かは必ずあった。
自分のやったことの記憶がない、ということがだ。
そのことで誰かに責められたこともあるが、
僕にはまったく覚えがなかった。
親から、「おまえは自分に都合のいいことばかり忘れるんだから!」
と言われたこともある。
今回だって、たぶんそれと同じなんだろう。
それにしても、まるで村上春樹の小説みたいな話だ。
朝起きたら双子の女の子がいた、というやつ。『1973年のピンボール』
僕は、『あの僕』のまねをして、「やれやれ」と言ってみた。
すると、幾分か気持ちが楽になったような気がする。
『やれやれ』にこんな効能があったのか、と驚いていると、
「やれやれって、何が」
玄関のドア越しに彼女が言った。
10昭和コーヒー:2000/12/24(日) 00:44
「なんでもない独り言だよ」
なんだか頭がふわふわしていて、現実感は薄かったけど、にこにこして言った。
彼女はそんな僕を興味ぶかそうに見ている。
僕も自分の事をおかしく思う。そしてよくわからない。
よく分からないのではあるけれど、彼女といることに慣れのような
懐かしいような気分があって、不安感は感じてなかった。
考えもなにもないまま、ごはんどこで食べよっかと聞いていた。
11毒谷(どくたに):2000/12/24(日) 00:57
「こないだの店、感じ良かったよね」
彼女はそう僕に聞いてきた。
・・・・こないだの店? はて、どこだっけ・・・。
「思ってたよりもずっと、割安だったし」
「・・・・・・」
「次の日、私まわりの友達にあの店のこと宣伝したんだからね」
「えーと、さ・・・」
「なに?」
「その店って、なんの店だったっけ?」
「やーね。あの店はあなたの・・・・」
12アゲ商事(株):2000/12/24(日) 18:39
それきり彼女が黙ったので、一度はずした視線をまた彼女にもどしてみると、
僕を見かえす彼女の瞳が不審の色を帯びているのがわかった。
「……あなた今日、おかしいよ」
「ん? ああ、まあね」
「だいじょうぶ? 熱でもあるんじゃないの?」
そう言われてひたいに手を当ててみたが、別に熱くはないようだ。
「熱はないね。ただ、起きてからなんだか頭がぼーっとするんだけど」
「無理しないで、帰った方がいいんじゃない? わたしはいいからさ」
13名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/24(日) 22:05
あなたは人を殺したいと思ったことはありませんか?
誰にもバレない殺人術をお教えいたします…。

http://www5a.biglobe.ne.jp/~kongen/
14名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/25(月) 21:16
「私と一緒にきていただけますか?」
人形のような男はじっと手帳をみながらそういった。
「え?そ、その前に貴方は誰ですか?」
僕は多少驚きながらもさも当然のようにそう言った。
が、内心この時がくるような気がしていたのだ。
「それには答えられません、ルールですから」
15通行人:2000/12/25(月) 23:10
この男はいつの間にここにいたというのだろうか。
いや、そもそもここはどこだ?
僕の部屋ではないのは確かだ。
この男が急に現れたのか僕がここへやってきたのか
もう分からなくなっていた。
16恋猫:2000/12/28(木) 01:52
男は人形のような能面づらで
「君と僕は同じにおいだ」と言った。
僕は男の無機質な声にますます、混乱していった。
「まぁ、いいから、ちょっとテストをしよう」。
そう言うと、男は白衣のポケットから、白い紙を取り出して
僕に見せた。墨で描いたカエルの絵だった。
「これが何に見えるかな?」
僕は躊躇することもなく、
「車に轢かれたカエル」と答えた。
ワーッハハハハハハ。
男の笑い声とともに、人形のような能面づらが
じわり、じわりと剥がれていった。
17名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/22(金) 19:46
age
18名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/22(日) 06:23
「あなたは……!」
19名無しさん:2001/07/22(日) 23:02
その時、全ての音が消えた。消えたかと思うと突然轟音が鳴り響き、地面が揺れた。
大地は張り裂け人はゴミのように吸い込まれている。
空には暗雲が立ち込め、天の大粒の涙が大地に出来た裂け目に入り込み川を作った。
そして、その流れに侵食された人間の創造物の全てが音を立てて崩れ去る。
全てが一瞬の出来事だった。
地獄だ、僕はまさに今地獄にいる。
20ももんが。:2001/07/23(月) 18:22
雄大な構成の映画だった、見終った俺と理奈は「はあ〜」とあくびをして、
これから、どうしようか互いに考え始めた。
俺は肉体系、理奈はグルメ系だった。
21名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/24(火) 19:40
「あなたの肉体を食べちゃおうかな♪」
「一口で食べてごらん♪」
22名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/25(水) 15:57
(´Д`)ハァ?
23名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/25(水) 17:08
「無理よ、あたしアゴが小さいんだもの。はずれちゃうわ」
「いいから、いいから」
ペロっ、ぱっ、ぱく。
「あわわわわわ」
「大変だ、救急車だ。すいませんアゴがはずれたんですが」
 ピーポー、ピーポー
「男性の方も付き添いで来てください」

「あー、またあんたかい。あんたも罪作りな人だ、女のアゴをはずしたのは、これで何人目だ?」
 医者は、あきれて言った。
24名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/26(木) 11:12
(´Д`)ハァ?
25名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/26(木) 20:24
「あんたの顎も外してやろうかい」
恐ろしい声でそう言うと、オレはゆっくりと立ち上がった。
26名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/25 02:29
「やれるものならやってみるんだな」と医者は言い、一歩下がって構えた。
フルコンタクト系空手の経験者だろう、男のガードは高く、
体重は両足に均等に掛けられていた。
オレも構えをとった。心持ち体重を前足に掛ける。
殺気と重圧の入り混じった不思議な空気だった。
どう攻めるか・・・そう考えているその瞬間
「怖じ気づいたのか?」と独り言のように医者が呟いた。
それが合図だった。一瞬で間合いを詰め、
全力で右ストレートを放つ。
軌道は顔面だ。しかし奴も動いた!!
狙っていたのだろう、オレの拳を外側にステップしてかわす。
ドスッという鈍い音が辺りに響く。
「折れたな・・・・・」
奴の強烈な左ボディフックがオレのアバラを砕いていた。
27名無し物書き@推敲中?:01/11/07 16:46
その時!?
28名無し物書き@推敲中?:01/11/12 06:01
リレー小説運営案
○本スレッドとサポートスレッドの2本体制。
○主人公を最初に設定する。主人公以外の視点は不可とする。
○参加者はトリップを取得してサポートスレッドに「誰誰の次」と
 申請する。(あらかじめ順番を決めておく)
○主人公の最終目的を設定する。目的完遂をもって完結とする。
○完結レスの目安をつける。(短ければ100前後、長ければ800程度)
29名無し物書き@推敲中?:01/11/18 11:54

      ,一-、
     / ̄ l |   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    ■■-っ < ここでいったんCMです。
    ´∀`/    \__________
   __/|Y/\.
 Ё|__ | /  |
     | У..  |
30橘 一陽 ◆9GigWQzk :01/12/08 02:25
落ちスレにカキコ
31橘 一陽 ◆t07RhuXI :01/12/08 02:26
だれにもきづかれないだろ〜な〜
発見したゾヨ♪
33ランボー ◆k/HXSl7w :01/12/14 14:37
とかいって本当はsageでもコピペしてたりして♪♪
34名無し物書き@推敲中?:01/12/15 00:08
>>33

  ∧_∧
 ( ´∀`)あはははは。
 (つ  ⊂)
 (⌒)(⌒)
35名無し物書き@推敲中?:01/12/15 01:24
ふふふ。
不敵な笑みを浮かべるとオレは立ち上がり、両手を広げた。
折られたアバラが鈍くきしんだ音を立てる。
「神はおっしゃいました」
「あぁん?」
「右のアバラを折られたら左のアバラも差し出しなさいと。さあやりなさい」
「く、狂ってる。おれの負けだ」
36( ゚Д゚):02/01/22 10:01
はやく続けろゴルァ!
37名無し物書き@推敲中?:02/02/03 22:21
38名無しさん
たかしは改造人間になった。