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第二十八回ワイスレ杯参加作品:
冬が終わり、暖かくなると、青姦するカップルが出てくる。
ワイは青姦スポットのさる公園に出向き、息を殺しながら青姦中のカップルを見つけ出して、デジカメで撮影した。
心の中で(この女、最高や。たまんねえ)と呟きながら、ズボンから勃起したペニスを出し、激しく手淫した。
「春ですなぁ……」と男の低い声がぼそぼそとした。ワイが声のした方を見ると、同じく盗撮に来ていた変態野郎がいた。
手淫を途中で邪魔されたワイは不愉快になり、ペニスをズボンにしまって公園を出た。
目の前から若い女が歩いてきた。美人だが渋い顔をしていた。
「みなさん、元気ですか!」とワイはいきなり叫んだ。女は目を見開いて立ち止まった。
「なんなんですか、いきなり? 驚くじゃないですか」と女は抗議した。
しかしワイは「みなさん、元気ですか!」と壊れた蓄音機のようにワンフレーズを繰り返し、イノキのしゃくれ顎を真似した。
「どういうことですか」と女は小首を傾げた。ワイを頭のおかしい人間だと思った。イノキを知らない人だった。
「ボクはイノキですか?」――イノキの顔真似をして、不審者以外の何者でもないワイから距離を取りつつ、女は何も答えずに足早に立ち去った。
帰宅すると、SM物のスカトロAVを鑑賞しながら、カップヌードルのカレーヌードルを食べた。
「ああ、ウンコのような色をしていて、とても美味しいなあ……」としみじみと語りながら、ワイは麺を啜った。
AVの視聴を終えると、ノートパソコンを起動して、ネットに接続し、2ちゃんねるの創作文芸板にアクセスした。
雑談スレを開き、レスをざっと読むと、投稿フォームの名前欄のところに『ぷゅぎょおおおおおお』と書き込んだ。
『ぷゅぎょおおおおおお◆Puuaayes!TAKASUclinic522Oe』というのが、ワイが2ちゃんねるの創作文芸板で用いている固定ハンドルネームだった。
874 :ぷゅぎょおおおおおお◆Puuaayes!TAKASUclinic522Oe :2014/03/22(土) 23:17:38.24
今日は手打ち麺で自家製の特製カレーを使ってカレーヌードルを作った!
上品な味であった!
さて、寝るか!(`・ω・´)
こう書き込んで、ワイは就寝したのであった。