誤)いくら出版社が押しても、突然、無名の作家の本を市場には出してくれない。
正)いくら出版社が押しても、突然、無名の作家の本を、それなりの数で、市場には出してくれない。
>日本以外では新人賞デビューなどというシステムが主流ではないのがこれでおわかりか?
いや、ここは日本だから。外国のことなんかどうでもいいよ。興味ない。
外国のシステムが正しい、日本のシステムが間違ってる、
ってわけでもないしな。
仮に日本のシステムが間違ってるとしても、
「日本人相手に日本語の小説を書く日本の作家として」やっていきたいなら、
日本のシステムに沿うしかないし、そこに文句言っても意味がない。
ボクシングのチャンピオンになりたいなら、ボクシングのルールに沿うしかない。
「蹴りや関節技のないルールなんて非実戦的だ」
とか言っても意味ないだろ? 蹴りや関節技の練習なんか、するだけ無駄だろ?
それをやりたきゃボクシングやめて、プロレスでもやってろって話。
あと、日本だろうが他国だろうが、そもそも駄作しか描けなきゃ
デビューもヒットもないよ。そして、名作を描くには幅広く視野を持つべき。
嫌いなものを排し好きなものだけ取り入れるという偏狭なことではいけない。
漫画家になりたいからといって漫画だけ読んでりゃいいか?
ラノベ作家になりたいなら、映画もドラマも一般文芸も不要か?
嫌いだからといってそれらを遠ざけてて、名作を描けるか?
>>257では、そういうことも言ったつもりだよ。
「書店と出版者の関係」と
「作家とエージェントと書店の関係」を
混乱してるようだけど
>>257 アメリカで有名なアート指南書には、
逆に、相手の意見を取り入れることは非常に簡単、かつ危険だと説明されている。
アメリカと日本の文化の違いだろうかね。我を貫くか、相手の意見に取り込まれるか。
少なくともアメリカでは、我を貫くことができるシステムが整っているんだろう。
>>262 うんうん。そうすれば「アメリカ人受けする」作品は描けるんだろうね。
日本人たる俺には多分、そぐわない。
日本の多くの読者にも。
「謙虚に他人から学ぶ」のが日本の気質であり、また美徳でもあり、
それを読者も作品から読み取るんだろう。
「守・破・離」って言葉を知ってるかな。
師匠や先輩の教えをまず忠実に学び、身に着け、その後で
そこから卒業し独立していく、ということを意味する言葉だ。
先生の指導する、地道な正拳突きの練習をカッコ悪いといってサボり、
「俺様のスペシャル・オリジナル・ホールド」ばかり妄想してる奴が、
はたして強くなれるかな?
「守」をすっ飛ばして「離」ばかりに飛びつくのは、
気楽であり危険だと思うけどね。地道に「守」からやっていくことが、
正道であり実は一番の近道だと思うよ、俺は。
いやいやアメリカ人だって人のアドバイスくらい聞くさ
商業的出版物ならなおさら
「アート」な人は日本でもいうこときかないだろ
日本の文学が世界の中心たりえないのは、日本の文学が劣っているから、、、では無いと、
ここの人たちなら考えそうだね。色んな物事が西洋化している現代において、
古い日本文学や日本古来のアートの作法に固執することは、日本の文壇にとって良いことなのか。
日本文学のガラパゴス化と孤立、衰退という道筋が見えるような気がするんだよな。
>>260 いや、そうじゃないな。
これまではそれでよかった。しかしこれから違う、変化の時代に入った。
今、日本では、重度な出版不況から抜け出せない。ずっと右肩下がりで、底打ちする気配もない。回復させる材料もない。
これはデフレといった国内の景気のせいではなく、やはりシステムの問題である。
インターネットが普及して、書籍の売上が落ち、書店が急激に減っているのも、日本国内だけに顕著に出ている現象である。
つまり、外国のシステムは正しく、日本のシステムが間違っている。
まずこれを認めないと、正しい現状認識はできない。
そして日本のシステムのどこが間違っているのか検証する必要がある。
それが、取次一極支配制度であり、割引セールができない再販制度である。
今のままだと、日本の紙出版は滅びてしまう可能性がある。
電子出版、電子書籍がそれに取って代わる。
電子書籍の世界は、どんな本でも受け入れる。そして割引セールで顧客をどんどん呼び込む。
今はまだ販売タイトル数が「出版ごっこ」のレベルであるため、電子書籍で本を買おうという気にならない。
しかし、これが、すべてのタイトルが置いてあるという状態になると、一変するだろう。
そのときになってからでは遅すぎる。
日本でも京都にある書店「恵文社」は人気だ。店に独自性があるからだ。
そこにいまの出版業界の活路がある。
一律に配本された本をただ並べて客を待つだけのシステムには限界がある。
ルールに従おうとする律儀な日本人も、そのルールがおかしいと気づいたなら、直さなければならない。
そうしないと、みなが泥船に乗ったまま、深い海の底に沈むことになるだろう。
こうやって、古い日本の新人賞システムに不満の声が上がり、西洋のエージェント制の導入が
期待されているという現状、、、これはもしかして、もう日本人の一部が日本人ではなくなり
つつある、古来の日本の慎みやアートの作法が受け入れられなくなりつつあるってことの
証左ではないかな。
いや、それが大いなる誤解だ。
戦後つくられた今の日本の出版産業システムは、日本人がつくったものではなく、一部の権力者がつくった珍妙なシステムだ。
今こそ日本人は、日本人特有の「おもてなし」文化に回帰すべきだろう。
一律に同じような本を、どこで買っても同じ値段で売るという人間味のない書店を、これはおかしいと思って、見てみればわかる。
マクドナルドと同じだ。もっといえば自動販売機と同じであり、もしかしたら書店員は不要なのかもしれない。
日本人は、アメリカ人が設置した、実に巧妙な言論統制システムの、今の出版業界、新聞業界、放送業界を、独自のアイデンティティーで変えていく必要がある。
270 :
名無し物書き@推敲中?:2013/10/03(木) 21:52:35.12
ハハハハ
昔、内外価格差問題ってのがあったのを思い出す。
一昔前、日本ではいろんな物価が海外に比べて数倍という物が多かった。
企業はこれを「日本の文化だ」と言っていた。もちろん文化などではない
旧態依然の流通システムや高く売りたい企業のせいだ。そしてすみやかに
改善がなされて「日本の文化」は無くなり、価格はほぼ正常になっている。
出版界の構造不況は、日本人の慎みやアートのせいなどではないよ。
単純に海外のシステムの方が優れていて、日本が劣っているというだけのこと。
それが今、限界に達しつつあるわけだな。
再販制度の問題があるな。
制度の趣旨はわからんでもないが、
果たして、らのべとか週刊誌でエロ写真つけて売ってる出版社が、主張してよいものかと思う。
海外も出版不況っすよ
小説だけでなく新聞とか雑誌とかも統廃合が盛んだし
ヨーロッパの作家やアメリカの作家だってダイレクトに世界的に売れるわけではないよ
それでもアメリカや英語圏が一番インターナショナルにうれるかな?
少子化とかではないしね
2000年あたりが頂点で減ってるじゃん
その後、最近はどうなんだ? 2010以降は?
再販制度変更やエージェント制が何か劇的に良くなる方法には思えないけど
読書会は日本にもほしいな
ま、地道に人材育成だな。
276 :
名無し物書き@推敲中?:2013/10/04(金) 07:26:55.94
>>274 こら。ちゃんとサイトを読んでからレスしろ!
「なお、このグラフによると、03年からは売上げが下がったように見えるが、」
から解説してある。あとは自分で読め。
「劇的に」良くなるのか、「ちょっとだけ」良くなるのか知らんが
とにかく良くなる。今の日本のシステムは限界にきている。
売上が下がってる以上、変化せざるをえない。
03年の話は誰もしていない
278 :
名無し物書き@推敲中?:2013/10/04(金) 10:15:00.42
指摘されて逆ギレですか
279 :
名無し物書き@推敲中?:2013/10/06(日) 18:39:50.12
先日、訃報が伝わったトム・クランシーも、デビューにはエージェントの力が
大きかったんだな。
デビュー作「レッドオクトーバーを追え」は、ニューヨーク中の出版社から
Noを出され、結局、ボルチモアだったかの海軍・船舶関係の書籍を出している
専門出版社から出版の運びとなった。
ここは小説を出すのは初めてで、エージェントが口説き落として出版できた
とのこと。その後のベストセラー、快進撃ぶりは周知の通り。
こんなシステムこそ合理的でいいシステムなんだよな。
>>277 自分の話題から少しでもそれると否定するようでは、
人にものを聞く権利はありませんぜ
>聞く権利はありませんぜ
聞いてないし
まず、アメリカでは増えてる前提の会話
それいたいして
272 ふえてねえよ
273 ホラこれ見ろ
274 2000年が多くてそっからがくんと減ってるじゃん、ここ数年のデータ無いし
276 03年から統計が違うのだよ
277 03年の話してないし
278 逆切れかよ
280 おまえに聞く権利ねえ
281 なにも聞いてないぜ←いまここ
282 :
名無し物書き@推敲中?:2013/10/06(日) 21:09:22.63
>>281 >それいたいして
誤字には気をつけましょう。
エージェントにも一次下読みにも相手にされませんよ(笑
北林あずみって誰?
文藝賞受賞作がパクった人?
どうでもいいけど文章下手過ぎだろ
最初の二行くらいでギブだわ
アメリカ崇拝というか舶来もの万歳というかガイジンコンプレックスというか、
そういう人が張り付いてるみたいだね、このスレは。
>>268 >こうやって、古い日本の新人賞システムに不満の声が上がり、西洋のエージェント制の導入が
期待されているという現状
どこで誰が期待してるの? 俺は少なくとも、このスレ以外では
全く聞いたことないよ、その期待の声。お前さんの脳内?
横だが、よく聞く話だな。
作家デビュー、漫画家デビューしても、年に出版できる総数のパイが決まっていて、
平均一人あたり一冊から二冊程度。
人気作家、人気漫画家が、何冊も出すから、すぐに出せない人であふれる。
それに近年では、運良く出せても、一万部いくかいかないかになっているから、不満だらけ。
しかし、不満を表立って言うと、干されて出せなくなるから、みんなだんまり。
結局、出版点数を多くしたけど、そのため回転率が早くなり、
書店に並ぶ期間が一、二週間程度と短くなって、すぐに返本。
だから、売れないのは、日本独自の出版流通システムの問題。
アメリカが良いか悪いかの問題じゃなくて、日本が最低のクズ。
これはもう何十年も前から指摘されてきたことだ。
対策ができずに、先延ばしされ、電子書籍がやって来て、とうとう変革を迫られている。
日本ではエージェント制は無理だろう。KDPで誰でも出版できるようになったから。
パイが決まってるのは市場がその程度しかないからだろ
(パイ=出版できる数 ではなく パイ=市場 だろ? 普通)
だったら売れっ子ばかり出すのは当たり前だ、市場だってそういうのばかり買うんだもの
対策とか、子供増やすくらいしかない
出版社が出来ることじゃない
そもそもが誰も欲しくないんだから
売れないやつが電子書籍にしたって騙されたり間違えてクリックした
やつくらいしか買わない
>人気作家、人気漫画家が、何冊も出すから、すぐに出せない人であふれる。
当たり前だ。読者の支持を得られない、不人気作家が生き残れる方がおかしい。
そんなものは作家に限らず、アイドルでも芸人でも同じこと。
人気商売ってのは、一部の選ばれた勝者以外は全滅するもんなんだよ。
またそういう熾烈な競争をさせてこそ、「一部の選ばれた勝者」のレベルが上がり、
研ぎ澄まされていく。
そんなことはない、○○や××のような駄作が売れてるのは……とか言いたいんだろうが、
そりゃ単に○○や××が、お前さんの個人的好みに合致してないってだけの話だろ。
「個人的好み」ではなく、「大勢の好み」に合致してるという証明が、つまり売れ行きなんだから。
>アメリカが良いか悪いかの問題じゃなくて、日本が最低のクズ。
結局それは、「日本に比べれば」アメリカが良い、って言ってるのと同じだよ。
ひとつの文の中で矛盾を発生させるとは、なかなかだね。
>これはもう何十年も前から指摘されてきたことだ。
どこで誰にだよ……
問題はシステムとかじゃなくて
編集するやつらで人間だよ。そこ間違えるなよ
ボクシングは、キックも関節技もない、非実戦的極まりない格闘技。
プロレスは、キックも関節技もある、実戦的な格闘技。
ボクシング協会は、一刻も早くプロレスを見習って、キックや関節技を
ボクシングの技として正式に認めるべきである。
ってか。ボクサーになりたいなら、どんなに不満でも、
ボクシングの「ルール」に従うのが当然だっての。
頭突きさえ使えれば、俺はボクシングの世界チャンプになれるのになー、
ああ、プロレスラーが羨ましいぜ、とか言ってるのと同レベルだぞ。
「ルール」に文句言ってたら、どんな「競技」もまともにできやしない。
「ルール」を変えたいなら、とりあえず駅前で署名活動でもしてみたら?
290 :
名無し物書き@推敲中?:2013/12/14(土) 14:36:09.56
コネがないと受賞できないよ
出版社もコネがないと配本できないよ
ま、失望絶望したんならやめればいいだけだね。
新人賞への投稿を。
これが例えば、「最近はつまらない作品ばかり受賞・出版されてる。
俺が、本物の面白い小説ってやつを世に出してやるぜ!」とでもいうなら、
頑張って名作を描けよ、と応援もできるけど。
システムにケチつけられてもなあ。で、どーすんの? としか。
それをお前が考えて提案しろボケ
>>293 そうそう。不満があるなら、自分で考えて提案しろっての。
アメリカ様万歳ばかりじゃなくて。人まねばかりじゃなくて。
……と言いたいところだが、こんなところで「提案」しても
事態は変わらんけどね。
出版社に嘆願書でも出すか、出なければ潔く諦めるかだ。
まあ、延々とダラダラと、ただグチを垂れ流したいだけというなら
止める気はないが、
>>293はそれを望んでないみたいだしね。
グチだけでは駄目だと思うんだろ?
ちなみに俺は不満なんかないから、提案もグチも何もないよ。
ただ、不満があるくせにダラダラ愚痴愚痴してるだけの奴を
見物に来てる。
↑こいつなんで2chに来てんの? ただのバカ?
>>295 >なんで2chに来てんの
たった1レス上の、ラスト2行ぐらい読もうぜ?
「○○に来てる」と、はっきり書かれているぞ。
297 :
名無し物書き@推敲中?:2014/01/22(水) 13:59:31.56
得度とは救う,度を渡る,すなわち迷いの 世界から悟りの彼岸に渡る意味と,悟りを得るといった意味のほかに,在俗者が仏門に 入ることを意味する。今日では僧となること,出家する意味に用いられる場合が多い。
新人賞なんて、半分運みたいなものだから、どんなに優れた作品でも
上にいかないものはある。
実際に新人賞の一次選考で落選したものを自費出版したら
大ベストセラー作品もあるし、何度堕しても一次落ちだった人が
出版社の社長との出会いで、出版してもらい、大ベストセラー作家に
なった人も居る。
「お前なんか何の才能もない」「こんな作品ゴミ以下の価値もありませんね」
とか評価シートで何度も書かれたら、頭狂うのもよく分かるわ。
でも、実際書けば書くほど実力もあがるし、自分の精神を超えて発狂して
狂い死にするまで血を吐きながら書き続けるしかない。
みんな頑張れ!お前等の事をゴミ以下と言って嘲笑した連中に負けるな。
300 :
名無し物書き@推敲中?:2014/02/11(火) 19:53:58.91
KDPベストセラー作家になればいい
なれるもんならな
KDPでベストセラー作家になれないようじゃもうなれないだろ。
紙の本でベストセラー作家が出なくなってんだから。
302 :
散文詩のデュラス:2014/02/11(火) 21:03:29.23
コネ受賞の風 これだけは変わらないわ
どうなさったんですの?
出版社を眺めているんです
不可解な日差し コネという総合的な陰気をいったん横切ってしまうと
燃える太陽を、無理強いされてるみたいに眺めるしかない
ええ
その口調は、希望を持った、口調ではない
303 :
散文詩のデュラス:2014/02/12(水) 00:19:16.11
出版社は反省しろ。ポエジーなき、乞食の媚び売り業界よ。
出版社は売れる本を出版する。
史上最年少の京都大学の学生が書いた本や芸能人が書いた本が売れて
出版社に莫大な利益が入るからそういう本を出版社は出す。
305 :
名無し物書き@推敲中?:2014/02/15(土) 00:51:55.14
賞は沢山あるし、どこにも引っかからないなら問題があるとは思いますが。
306 :
名無し物書き@推敲中?:2014/02/18(火) 23:39:52.30
善人なおもて往生をとぐ。いわんや悪人をや。
307 :
名無し物書き@推敲中?:2014/02/19(水) 00:12:25.79
新人賞のシステムじゃなかったら全てがコネになってしまいます。
東大、早慶の出身者にとってはそれが都合がいいと思いますが。
>>299 >「お前なんか何の才能もない」「こんな作品ゴミ以下の価値もありませんね」
>とか評価シートで何度も書かれたら、頭狂うのもよく分かるわ。
新人賞のシステムに関係なく、本人の実力に関係なく、
自信作をこういわれて怒るのは当たり前だけどな。
だが、こういわれた奴が、本当に「才能がない」「ゴミ以下」ではないという可能性、
はたしてどの程度あるやら。新人賞は運が絡むといっても、
最高の幸運に恵まれて尚、一次突破が限界とか、あるいはせいぜい二次落ちとか、
そういう奴の方が大多数だろろうに。
あちこちに散らばってる素人作品をちょいと見れば
嫌でもわかることだ。