>>530 今回の受賞作は106枚。
他の最終候補の三人はもっと枚数があったが、
106枚のうつぶしが減点方式で選ばれた。
もし100や200や300枚程度で純文学密度が同じなら、
300枚が選ばれる。
集まる作品によるから何とも言えない。
太宰賞受賞作は、今回異例にも文学界の新人小説月評に載って、
うつぶしは評価が高かった。
新人小説月評は、芥川賞候補になりうる作品を対象として評価する。
今後もレベルが五大純文学賞の水準に匹敵するなら以降も載ることになって、
太宰賞と芥川賞同時受賞者が輩出されないとも限らない。