紅茶先生は実力者

うわ、間違えたダッセェ
２／２
「ねぇ？ お父さん」
娘が確認するように言った。泣いている。手首に添えたナイフが震えている。
ナイフを握る手に力を込める気配があった。
「お父さん」
震える声が、私を呼ぶ。
そうだ、私はお父さんだ。
意を決し、部屋に足を踏み入れる。娘が何か叫んだが、構わずナイフに手を伸ばした。
刃を握る。冷たい感触。そのナイフの柄を、娘が握っている。
「お父さん、手」
硬直した娘が、私の手を見て言った。
「これで良い」
私は微笑んだ。最初からこうすべきだったのだ。娘の事を大切に思うなら、言葉だけではなく、行動で示さなければならない。
ナイフを握る手から、血が滴り落ちる。痛みと熱。
「ごめんな。寂しかったろう」
伝えよう。私が娘を大切に想っていることを。
娘が、顔をクシャクシャにして、幼子のように泣いた。
私の手に包まれた小さな果物ナイフは、もう冷たくはなかった。

電撃で応募しているという事を知っておきながら、
紅茶さんの削除依頼に応じないなら、これは大問題なんだが。

フォークはこっちに書かせてもらった
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/bun/1302864278/

>>947
地の文が男と女混じってる
>空手部や柔道部に誘う
ってことは友達は空手部と柔道部に入ってんのか？
それに女の子の思考回路とはとても思えんな
書けないことを書こうとするからこういう
「言葉遣い女中身男」の気持ち悪いキャラができあがる

知らないんじゃない？
メールが届いてないとか

>>951-952
いいじゃないか。
もう一つのはあれだな、あざといし作り物クサイ。
ケーキが暴力って無理すぎる。
つーか実力が離れすぎてないか？

フォーク
１／１

朝、登校すると、校門の前に彼女が立っていた。
「おはよう」
足を止めて、少年は怪訝な顔で挨拶する。付き合い始めて数週間目。順調にいっていると思っていた。
彼女は挨拶もなく、奇妙なくらい満面の笑みを浮かべて言った。
「ようし、別れよっか」
一瞬、言葉が理解できない。理解しても、いつものような冗談の類だと思った。
「ん、どうして？」
聞くと、彼女は笑みを浮かべたまま答える。
「だって君、モテるでしょう？」
少年は動揺した。制服の襟を正し、意味もなく咳払いをする。
「まぁ、それなりに。それより早く学校に入ろうか。遅刻扱いになるよ」
校内に入るよう促すが、彼女は校門に背もたれたまま動こうとしない。生徒達が怪訝な顔をこちらに向けながら校内に入っていく。
「他校の子にもモテるんだね？」
これは、バレたかも知れない。
そう思ったが、少年は諦めなかった。彼女は少年が初めて告白した女の子だった。
「いや、モテるかも知れないけど、俺は君一筋だって」
しかし、彼女は心動かす様子もなく、ただ笑みを浮かべている。
「そうだ、コレあげるよ」
唐突に、彼女は自分の鞄を開け、何かを取り出す。
プレゼントした物でも返されるのかと思ったが、彼女が取り出したソレは意外な物だった。
「はい、コレ」
彼女は少年にソレを渡し、満足気な様子で背を向けた。
「なんだ、やっぱりバレてたのか」
去っていく彼女を見つめながら、少年は哀しげに笑う。
「俺から告白したのは、あの子だけだったのになぁ」
受け取ったフォークを握ったまま、少年はトボトボ校内に入って行った。

　未来予想図。
　少年雑誌に載っているそれは、嘘ばかりだ。
　俺が持っている雑誌によると、二千三十年は空飛ぶ車があり、靴だって飛行機能を備えており、バーチャルの世界は五感すら体感できる物になっているらしい。
　しかし、二千二十六年現在、そのどれもが実現しそうに無い。
　多少は進歩しているらしいが、二千十一年代のドラマや漫画を見るに、そこから大した変化はなく、その変化を高校生の俺には実感できない。
　そう。二千二十六年は二千十一年と比べて、大した違いは無いのだ。
　例えば、虐待は今でも大きな問題なのに、大したニュースにはならない。
　悩んでいる人間は、他人に話すことなく、自ら解決しようとする。公になり難い。
　俺にはそれが許せなかった。
　


　俺に彼女が出来たのは、高校二年生の時、秋のことだった。
　夏休み明けから入部した彼女は、俺より一つ年下の一年生。
　中途半端な時期に入部を決意した彼女は、何か問題を抱えているみたいだった。
　俺が彼女の悩みに気がついたのは、彼女が入部した次の日。
　この日、他の部員たちは、掃除当番や委員会などで遅れるらしく、俺と彼女だけが道場にいた。
　道場の隅に置かれているサンドバックを、意味もなく蹴ってみる。
　意味はあるか。
　この時、彼女の事を意識していなかった。
　でも、女子と二人っきりと言うのは、気まずかった。
　だから、サンドバックを蹴った。
　なかなか、来ない部員たち。
　無言のままの道場。
　彼女は道場の靴置き場で座っていた。俺を見つめていた。
　やっぱり、深い意味はなく、気まずさだけから、定番の言葉を彼女に投げかける。
　「なんで、こんな中途半端な時期に入部したの？」
「え？　あの、お父さんが……」
　彼女は、そのまま黙ってしまった。
　俺が理由を聞いても、話してくれない。

　彼女は一度深呼吸してから。
「えっと、自分自身を守るためです。詳しくは言えないの」
　彼女は、そのまま黙ってしまった。
　なんとか理由を聞こうとするのだが、話してくれない。
　俺にわかったのは、彼女が父との関係に悩んでいる事だけだった。
　だからかもしれない。
　この時、俺には電気が走った。ビビビッと。
　ちなみに、ビビビなんて表現は、昔のアイドルが使ったぐらい、有名らしい。
　やっぱり、二千二十六年は大して進歩していない。
　それはどうでも良くて、俺は必死に口説いた。

　それから約一年後のある日。
　俺は彼女と付き合い始め、晩御飯に招待される仲にまでなった。今日初めて、晩御飯に招待されたんだ。　
　この日、俺は、やっと彼女の悩みを理解した。
　俺と彼女、そしてお母様の三人で、カレーを食べた。特に問題なく、幸せな時間だった。
　だけど、二十一時。
　お父様が帰ってきた。
　優しそうな人ではあるが、酔っ払っていて、口調も荒い。
「おい！　帰ったぞ！」
　そう言って、お父様はテーブルの自分の席に座る。
　この時、彼女は赤い顔をして、お父様を睨んでいたんだ。
　更にお父様は、こんな事を言った。
「彼氏か？　認めないぞ。お前はお父さんと結婚するの！」
　俺は一年間付き合って、晩御飯に招待されることで、やっと彼女の悩みを理解したんだ。
　多分、酒が合図。虐待が行われる合図。
　制御できない感情から、俺はお父様を殴った。怒りに任せて殴り続けた。
　テーブルの上の食器は落ち、ケーキの箱も落ち、女性の悲鳴が聞こえた。
　それでも、殴り続けた。
　お父様が『人』ではなくなっても、ただの有機化合物の集合体になっても、殴り続けた。
　空手部に所属しながら、人を遠慮なく殴った事はあまりなかった。
　知らない自分を発見できた。残酷な自分を見つけることが出来た。
　彼女のためと言い訳しながら、俺は殴り続けた。

＞「いいから、ナイフを下ろしなさい」
＞柔らかい口調を意識する
（言葉が柔らかくない！　辞書的には間違いとは言い切れないが言葉遣いに気を払った方が賢明！）

＞娘は自室の中で、果物ナイフを手首に当てて
（何故自室に果物ナイフがあるのか！　鋏やカッター等の方が自然！）

＞その虚しい笑い
（この場合「虚しい」という表現は適切か！　分かり難い！）

＞仕事でほとんど顔を合わせが事はなく、疎遠になってしまった。何となく気まずくなり、声すら掛けない。
（そんな「私」が何故娘の自室に来たのか！　娘がリストカットをしようとするに至った経緯も想像できない！）

＞幼子のように泣いた
（娘の年齢が示唆されていないので不自然！）


全体的に設定に無理があったが文章自体は悪くない！　句読点が多過ぎて読みにくいのも経験不足と個性に由来するものと捉えた！
電撃2次落ちレベル66点！

　冷静な自分に戻ったときには、彼女の家のリビングに、三つの死体があった。
　それでも気づく事が出来なかった。



　二千二十六年は、大して進歩していない。
　でも、多少の法律の変化はあった。
　例えば、俺は日本で初めての三日間と言うスピード裁判を体験し、そこで死刑判決を受けた
　例えば、俺は日本で初めての未成年者でありながら死刑を執行される人間となった。
　例えば、俺は日本で始めての電気椅子処刑される人間となった。
　電撃に焼かれる自分の臭いを嗅ぎながらも、天国で彼女に、弘子に再会できると思っていた。
　俺の恋はビビビという電気に始まり、電撃でも始まるのだと思っていた。
　殺人を犯した日から、彼女のためだと言い訳した。
　そんな俺が、自分の過ちに気がついたのは、地獄に落ちてからだった。
　あの時の俺は、きっと、自分のために行動したんだ。

>>961
お前書き込む前に更新しろよ。はいはい60点ありがとう


名無しうめぇな

>>958
いつからワナビやってる？
半年前くらい？

　　　　　　　　　　　　　ヘ(^o^)ヘ　紅
　　　　　　　　　　　　　　　 |∧
　　　　　　　　　　　　　　　/
　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　 (^o^)／ 茶
　　　　　　　　　　　　　　 ／( 　)
　　　　　　　　　　　　　／　／ ＞

　　　　　　　(^o^) 三
　　　　　　　(＼＼ 三 ｼｭｯ
　　　　　　　＜　＼ 三

　＼
　(／o^) ｵﾜﾀ
　( ／
　／ く

こっそり、ズルしたから、問答無用で俺の負けだよ。
三つの話を繋げた。

>>955
なるほど。ありがとう。
もっと、女の子の心理の勉強だね。
最近ファッション詩とか読み始めた。

>>957
文体を固定しないように、色々書いてる。
でも、本当は、安定して無いだけかも。
もうっちょっと、安定して書けるように頑張るよ！

>>964
半年前ｗｗｗ酷いｗｗ
まぁまともに書き始めたのは確かに半年前くらいだｗｗそれまで散文しか書いて無いｗｗｗ

負けだ負けだ。名無しの勝ちで良いよ。

>>967
ごめんそういうつもりじゃなかったんだ
何年くらい前から書き始めたの？

お二人とも上手いですの……
お酒に酔った勢いで殴り書きしただけなのに、
こんな真面目な勝負に発展している状況に
なんかこう、非常に申し訳ないですの……

>>968
４、５年前からｗｗ中坊だったからダラダラして本気で目指してるとは到底言えない体たらくｗｗｗ

>>969
よう最下層

あ、「電撃」はワイスレに晒したぞ

>>971
その通りですの
負けないように頑張らないといけないですの

二次通過してみたいですの

■メールアドレスの場所
　左下「Sn Uploader」クリック
　リンク先を探せば管理人のメアドが掲載されている場所が有り
　ただし、本来はバグ対応のためとなっているのでメールしても対応してくれると思わないこと
■件名
　削除依頼
■本文
　挨拶
　用件について（他者が勝手にアップロードしたファイルを削除して欲しい）
　自分の書き込んだスレッド、番号の情報
　削除して欲しい対象ファイル名などの情報
　削除の検討だけでもしてほしいと最後に記載（削除されなくても恨みません、という意思表示）

あまりにも晒しスレの書き込みがアレだったので、
今回、管理人さんにお送りしたメールの内容について
簡潔にまとめたですの

管理人さん、書き込みでご迷惑をお掛けすることになるかもしれません。
ここでお詫び申し上げます。

973
お前の文章力で一次通るわけないだろ

>>973
お前は無理
糞コテを見習ってあと４、５年練習しろ

>>975
そう自分でも思うですの
でも通してくれた下読みさんがいるですの
運で通る事があると電撃スレで言われていたですの
だから通ったのかもしれないですの

>>967
本人たちより、周りの意見でしょ
読者が買うんだから！

ナイフは面白い！
正にその通りだと思った。

フォークは、何でフォークを渡されたのか解らなかった。
よく考えたら、自分が書いたのと同じ発想なのね
なるほど、と思ったよ

電撃は、多分俺がアクションを読みなれてないから、難しく感じた。

>>978
その周りの奴等が感想をくれないｗｗｗ

短い中でちゃんと起承転結を書けるお前が上手いわ。俺は断片しか書けない。
フォークが被ったのは吹いたｗｗｗ

晒した瞬間お互い弱気になって笑える

いやだって４、５年て聞いたら……もっと頑張れよ

>>979
添削してやってもはいはい、で済ます奴に感想なんか書くかっつの

>>981
そういうことか
悪かった

>>963
最初のセリフは書き直して、その後の文章を書き直してなかったせいだ

お題が「ナイフ」だったから安易に果物ナイフを選んだ。普通のナイフよりか自然かと思った。

経緯とか全く考えてなかった。そのせいでリアリティが無いな。


電撃一次通過ありがとう

いや俺は添削してた人じゃないんだけどね
みんなそう思ってんじゃないかなと思って

>>983
いや、お前の言う通り俺の態度は悪かった。添削されて何か恥ずかしかったんだよｗｗ恥を捨てないと人間成長しないよな。

ボクちんお馬鹿でぇえええーすｗｗｗｗｗ

>>979
断片を上手く書けるのも実力だよ
断片を書ける方が、長編を書く力があると思う
半年で、アクションシーンを書ける人は凄い

お互いに弱気になったねｗ
俺はチキンだわ。本当

シーンを書く力と言う意味では、ですのやつも好きだったけどな
暖かい雰囲気が出てると思う
既出な、ステーキの件を除けば、特に俺から言う事はないです

駄目だ。感想し書けないや
添削できる人は凄い
ラノベ晒しスレとかで、ROMしてるだけで勉強になる

良スレかよ

将来は断片集を出すわｗ

俺も添削は無理だ。というか携帯だと基本やる気出ない

ですのは酔ってたって言うし、本気じゃないんだろ。

誰か名無しの添削してやってくれよ。

>>987
人に物頼む態度じゃねえ

無駄な改行がかっこ悪いといつ気づけるか

ですのは晒してから30点かと思ってたとか酔ってたとかいうから人間性が疑われるんだよな
つーか酔ってたとしてもあいつが晒したの朝だし

改行連発は水増しするためだろ

まあ糞コテも糞スレ埋める程度には役に立ったか

>>987
そう言ってくれて、ありがとう


>>989
なるほど。
書く時に、改行は意識してなかったです
今度から、読書の時、注意しながら読んでみます

とか言ってたらワイスレにですのを下回る強者が

糞スレが埋まるぞー！

今の時点で、改行多いね。癖なんだな〜。もっと、意識して直します

今度から読書のとき注意しながら読んでみます。

今の時点で改行多いね。癖なんだな〜。もっと意識して直します。

句点も多いな

糞スレ梅

みなさんご苦労様でした^^

電撃スレ糞コテリスト


†‡覇璢蟆†‡ ◆zzzTiljTBPTL：ワナビ歴4、5年の猛者。いきなり自らを馬鹿と認めるイミフな一面を覗かせるお茶目さん。

ですの：文章力は底辺レベル。話の構成も無理がある、と突っ込まれるレベル。串に対してだけ態度がでかい小悪党タイプ。

このスレッドは１０００を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。