1 :
名無し物書き@推敲中? :
2010/09/30(木) 11:36:40 します。
2 :
名無し物書き@推敲中? :2010/09/30(木) 11:39:18
立っちゃったw
3 :
名無し物書き@推敲中? :2010/09/30(木) 11:47:37
「真面目に文章酷評するスレ」って結局評価する奴の主観じゃん!という訳で、 なら逆に僕のような文学的素養に満ち満ちた暇人が主観的に評価すべきではないかという、 夏目漱石先生の遺言によってたてられたのがこのスレです。 じゃんじゃん書き込んでくれたまえ。
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5 :
罧原堤 ◆pPp/RNKqFU :2010/09/30(木) 12:22:36
「らめぇ〜」 「おうおうおう」 「歳くった婆さんや。変な婆さんや」 「死にそうだし」 「最近音沙汰だったな。前の会社いらいか。ぼんぼん食おうぜ」 「駅前かなんかで金拾おう。よせあつめかなんなで」 「ちょっとうらがあってさ。そこにのたち飲み屋があるからさ。つまみがやすいし」 「いやー体が限界でぐるぐるいってるから無理です」 「爺さん婆さん相手にする商売さ」 「教会があってさ、手相診てくれるからただで。そっち行こうぜ」 「らめぇ〜」 「ラメって」 「おうおうおう」 「電話するから」 「うるせージジイ」 喫煙席での他人の会話を描きました。
6 :
罧原堤 ◆pPp/RNKqFU :2010/09/30(木) 12:37:42
続、喫煙室ドキュンメンタリー生ライブ中継 「せんしゅっ!」 「あー、疲れた。……伸介? おかしいんじゃない?」 「畜生。この前チャリンコだった兄さん?」 「うるせートウシツ。自己主張すんなっ!」 「あたまわりー、あんまテキトーなこというなや」 「幻聴?」 「一回そういう烙印おすなや。神経細いんだよ 「はっはっは」 「度胸あんのか?」 突然話を振られる俺。 「もう終わったようなもんだろ?」 「いや、まだけっこうあります」 「嘘でもあとちょっとって言ってくれよ。携帯ばっかいじって」 「うるせージジイ」 「あ?」 「らめぇ〜」 「ラメって」
7 :
罧原堤 ◆pPp/RNKqFU :2010/09/30(木) 12:55:27
「ていすとおぶはに〜」 「足にきてます」 「ていすとおぶはに〜」 「歌うなや」 「ていすとおぶはに〜」 「俺こし」 「ていすてぃまっちぜんわいん〜」 「うるせー」
8 :
1 :2010/09/30(木) 13:03:14
>>4 終わらない旅
>>5-7 終わり?
喫煙所の会話としてはまあまあよく書けてると思うけど、
脈絡・意味のない台詞が連続してると、読んでて辛いから、
ナンセンスな台詞を連続させつつも、
断片的に自らのテーマをちらつかせるような書き方をすればばけるんじゃないかな。
おちんちんがインフレでフェラチオンボンジュール、ひゃっはー! お願いします。
10 :
1 :2010/09/30(木) 14:50:35
>>9 一見知能障害者が書いたのかと思ったけど、
「インフレ」なんて経済用語や、「ボンジュール」なんてフランス語を織り交ぜてくるあたりに、
「馬鹿を演じるインテリ」(さながら竹林の七賢のような)らしい文章になっていていいね。
とでも言うと思ったかこのボケナス。
真面目に書け能無し。ぶち殺すぞ
11 :
名無し物書き@推敲中? :2010/09/30(木) 18:01:52
ドビュッシースペルマデフレーションアンドミルキングガールリフレ。
12 :
1 :2010/10/01(金) 15:15:21
>>11 二番煎じは感心しないなこの無能が。絞め殺すぞ。
まあでもパクる奴はカスだけど、パクられるようなものを産み出す奴はすごいよね
13 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/01(金) 20:54:45
気持ちいい!もっと罵って!
14 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/01(金) 21:25:24
隊長「おれにかまわず、先にいけ・・・」 隊員「た、隊長ー!!」
15 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/01(金) 21:38:44
>>13 そういうスレじゃねーぞ。
真面目に書いた小説で、その小説がクソだったらもっと罵ってあげるよ
>>14 藤岡弘、の探検モノ大好きだったのに最近新作がつくられなくて悲しい
手作り感あふれる落石とか、結局うやむやのまま帰ってゆくラストとか最高なのに
真面目に「誰か信頼できる第三者に自分の小説を読んで欲しいけど、
友達いなくて見せらんないよ><」状態の人いたら、この雰囲気にひるまずに書き込んでね
16 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/01(金) 23:00:39
ぷぅーに憧れてるの?
どうせメーンだろ
18 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/02(土) 00:21:54
まずはコテをつけて、あとは顔文字だな。 とくに顔文字が重要。 文章の評価が厳しくなっても顔文字でやんわりとなるしw
19 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/02(土) 00:23:26
ただし(`・ω・´)←これ以外だな。 ぷぅぎゃあああが使っているから
キャラが立ってるほうが評価も理解しやすいしな
21 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/02(土) 08:32:48
>>16-17 もうこの手のスレあんだw
自分では斬新だと思ったのに。
まあ自分で斬新だと思ってたアイデアを、もう既にやってる人がいるって小説でもよくあるよね
あ、「ワイが文章を〜」ってスレか。でも点数化は気に入らないな。そっちの方が盛り上がるんだろうけど
>>18-19 コテね・・・
じゃあいっそ顔文字をコテにしようか
>>20 (没個性で)すまんな
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ヘテネトとケドが成年してしばらく経ったある日、ついにノル王が崩御した。王子たちをはじめ宮中の者はみな喪に伏し、城の中は静まりかえっていた。 長年そこで暮らしてきたケドにとっても初めての、城内のなんとなく重苦しい空気にどうにも寝つかれずにいると、遣いの下僕がやってきて、ヘテネトが無聊をもてあましているので来るように、と言伝をもたらした。 ケドが自室を抜け出て、石造りの回廊の月光がほの白く満たす中を行くと、あとひと角を曲がればヘテネトの臥所というところで、不意に横合いからぐいと腕を引かれ、そのまま脇の小部屋へ連れこまれた。 ケドが驚いて自分の腕を掴むものの顔を見ると、それは果たしてヘテネトであった。ケドはいったい何の悪戯か訊こうとしたが、ヘテネトの常ならぬ険しい表情に言葉を飲んだ。 ヘテネトは物音を立てぬよう言いつけて、そのままケドを連れてまた回廊へ出ると、曲がり角から窺うようにした。 ケドもまたそれに倣って見ると、ヘテネトの寝所の扉は開け放たれ、そこへ二、三の男らが慌しく出入りしている。 部屋から漏れる橙の明かりに逆照らされてその顔かたちは判ぜぬものの、物々しい様子で「いないか」「どうなっている」と、 ひそやかながらも焦り苛立ちをにじませた声で言い交わし、そのうちに回廊をこちらとは逆のほうへと去った。 もう声を上げてもよいというヘテネトに、ケドがこれは何事かと問うと、ヘテネトは「見たままだ」と肩をすくめ、「この身を狙われた」と答えた。 あまりの事態にケドが言葉を失っていると、ヘテネトは「なに、驚くことではない。お前は知らぬかもしれんが、我が王家はもとよりそういうものだ。 父王とて即位に際しては、兄弟を残らず排して御座に就いたという」 淡々と、「あれは兄の手の者だな」 そう言いながら、賊の去ったあとの自室へと歩きだした。 ネットうp用にいま書いているものの一部抜き出し 文体についてどんなもんかね
>>23 じゃないけど
参考URLを貼って終わり?
つまんないな
評価じゃないでしょそれじゃ。
テキスト書き込む気が失せた。
成年するとか書いちゃってる時点でだめだめじゃん。
>>25 そうね、こんなんでどう?
・状況を想像するには情報が足りない。多少無駄だと思っても
中世かファンタジーかわからんけどももっと世界観を伝えるだけの
情報が欲しい。この手の物はとにかく世界観をさりげなくイヤミ
なく伝えるかが重要。特に掴み。そこで読者を引き込め。
・一文の中に含める情報大杉、一文永杉。読み手がすんなり
取り込めるところを見定めて、文を切る。
俺ならこうする↓
ニャンニャン歴一〇二三年、小高い丘に建つ石造りの城郭を月光が照らし、その輪郭はいつものように白く輝いている。一方、いつもならば賑やかな晩餐の声で満たされるはずの城内は枯れ井戸の奥底のように静寂に支配されていた。
城郭に掲げられているワンワン帝国の威厳を示す赤地に金色の獅子が描かれた帝国旗は旗棒の半ばまでしか上がっていない。
獅子王ノル王の崩御。
三七年もの間王の座についていたが、病床に伏して五年、ついに獅子王がアストラル界へと導かれた。三人の王子をはじめ、宰相から給仕係、さらには宮廷奴隷に至るまで、王のアストラル界への旅立ちを静かに祈る。喪に服した城内は水を打ったかのように静まり返っていた。
第三王子ケド、王位継承権第二位の彼は、寝台の上に眠れずにいた。彼の十六年の短い人生の中でいまだ感じたことのなかった重苦しい雰囲気。暗い湖水の水にでも変わってしまったかのような重い城内の空気に窒息してしまいそうだと、彼は眠れぬ意識の中思う。
ケドの部屋の戸を叩く音が静寂を破った。
「ケド様、失礼いたします」
「誰だい? こんな夜中に僕をたずねてくるのは」
木製のドアが軋みながらゆっくりと開く。開いたドアの前には、白いレースのカチューシャを付け、黒でまとめられた給仕服の少女が静かに立っていた。金色の髪を後ろでまとめ、大きな緑の眼(まなこ)をケドに向けている。スッとのびた鼻の下には、桃色の薄い唇が潤む。
「君は確か、ヘネテト兄さんの……。なるほどね。さぁ、僕のベッドにお入り」
「ちがいます。ヘネテト様がお呼びです」
「なーに、照れることはないさ。次期の王になる身だ。私に尽くせば
話が変わっちゃったので、やめた。
ラノベしか読まんのかお前ら 年代記風ならこんなもんだろう というか参考URL見たらまさにラノベの書き方でフイタ 「〜すると、〜」という形が多いから、主語を変えてなんとかしたほうがいい
あと抜粋と言ってるから、世界観なんかこの中で説明されてないのは当たり前じゃん
>>28 >>29 勘違いスマヌ。これ年代記なのね。で、抜粋ものなのね。
で、評価対象は文体だけなのね。おk。でも、文体の評価ってのがわからんバカなので、感じたことを書きます。
一文が長いと言いましたが、例えば、
「長年そこで暮らしてきたケドにとっても初めての、城内のなんとなく重苦しい空気にどうにも寝つかれずにいると、遣いの下僕がやってきて、ヘテネトが無聊をもてあましているので来るように、と言伝をもたらした。」
状況はわかるのですが、読んでいて時間感覚がともなわなく感じませんか?
この中にはケドと下僕の二人の行動が入っていいて、寝付かれずにいるというケドの連続した状態に、
下僕が来るという瞬簡イベント、下僕の伝言内容などが入っています。
情報が一気に押し寄せてきてイメージが湧く前に次の状態が来る感じを受けてしまいます。
俺の脳みそが陳腐だと言えばそれまでですが。
ほぼ過去形で文末を終えているので、臨場感がない。要らないと言われればそれまでですが。
過去形、現在形、体言止め。などを利用してみてはいかがでしょう。
当方のなじみのない分野のようですので、的外れだったらすみません。
31 :
23 :2010/10/03(日) 02:16:19
前提の説明が足らなかったみたいで、どうもすいません。
言われるように年代記っぽく、その上明治末から昭和のはじめころの翻訳文の微妙な読みづらさを意識して書いたもので、
けど本当にさっぱり意味が取れないほど読みづらいと困るので、そのつりあいを図っていたところです
一文が長く長くなるのもそのせいです
しかもこれは挿話部分のためにだいぶ砕けていて、本気で編年記の原文部分になるとさらに長く
不毛なる地に突如現われた楽園の噂を聞き及び、周辺の国々に住まう人々がひとりふたりと訪れるようになった。
彼らは皆一様に、土に水に満てる恵みの豊かなることを驚き、それをもたらす女神の慈愛と神威に打たれ、しばし相見合わせ感嘆し立ち尽くした後、
やにわに伏して「どうか、われもこの地に住まわせたまえ。女神の厚き恩寵をわが身にも許したまえ」「われも」「われも」と乞い願うのを、
はじめ国の者らは喜び「われらが女神の加護にかぎりなし、ともにいきてこれを讃えん」とて手をとり迎えた。
とか、こんな塩梅です。やっぱり読者はついてきませんかそうですか。
>>24 上に書いたとおりで、参考URLで言うところの「描写」はあえて避けてます
直接対話も同様
>>26 「成人する」と「成年になって」が混ざっちまいました、指摘どうも
>>28 なるほど、やってみます
>>30 時間感覚はちょっと意識して文を切ったほうがよさそうですね、やってみます
>>31 ふぇーん、申し訳ないっす。ラノベみたいな返事してすみません。
>不毛なる地に……
こっちの文章いいですね。こちらが出ていたら、
>>24 みたいなコメント
していませんでした。言い訳です。私の読解力のなさを責めてください。
こんな文章書けるのは羨ましいです。
でも、やっぱり
>>23 の文章はあまり好きではないです。
正直、最近初めて書きました、という方の文章かと思ったので。
単語のチョイスは類語辞典かなと。大変失礼しました。
昭和初期の文章の読み難さと言う意味ではもっとわかり難くくても
よいのではないでしょうか。今の物だと中途半端な気がします。
ただし、
>>31 のような文章の中での挿話であれば、また別の風合いで
読める気はするのですが、貧弱な私の脳みそではイメージ
できませんでした。
結論、
>>24 と
>>30 のコメントは捨てちゃってください。
特に今回の狙いがあるのであれば、どちらのコメントも不適切
だったと思います。すみません。
やっぱり中途半端ですか。 どうも昔風に書くと臨場感は捨てざるをえなくなるために、 時代ごとの挿話は後代の人が想像で書いたものとして 今風の調子をやや増やした文体にしてみたんですが、やっぱり難しいすなあ。
34 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/03(日) 11:59:48
>>23 ラノベじゃねーのかw文学性を狙うのか、大衆受けを狙うのかはイマイチ見えないけど、
とりあえず文章が読みづらい。ストーリーはクソ。
>>31 で明治時代くらいの文章を意識してるみたいだけど、違うんだよ。
使ってる言葉が難しいから読みづらいんじゃなくて、不必要・不自然な言葉をいれすぎ。
谷崎潤一郎ことじゅんじゅんは、「美文を書くコツはひたすら不要な言葉を削ることだ」みたいなことを、
「文章読本」で書いてる。上の文のムダor不自然な部分をいくつかあげると、
「王子たちをはじめ宮中の者はみな喪に伏し」
宮中の者は皆っつったら、王子たちも当然入る訳で、わざわざ明示する必要もないかと。
「それは果たしてヘテネトであった。」
多分「ケドの予想通りにヘテネトだった」っていうニュアンスをいれたくて、
それは果たしてを入れたんだとおもうけど、だいぶ不自然。
文豪の文章っつーのは、難解な言葉は使ってても、論理性がはっきりしてるし、
意外と一文一文は簡潔明瞭だから、慣れると読みやすいもんだよ。
>>23 の人は言葉自体はよく知ってるし、多分読書家なんだろうから、
思いついた文章を全部書くんじゃなくて、
「これを書きたいんだから、この文は蛇足だな」みたいな感じで、
とにかく簡潔に書くことを意識すると、格調高いいい文になると思うよ。
ストーリーはホントに面白くない。
これから面白くなる気配すら感じない。
自慰小説の精液臭さがプンプンする。
35 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/03(日) 12:09:55
>>27 面白いじゃねーかw
こういうのでいいんだよこういうので
>>23 のストーリーなんだけど、文学性を狙うんなら、別にどうでもいいことをつらつら書いても構わんけども、
大衆受けを狙うんなら、そんなつまんないシーンを掘り下げちゃダメよ
よくアニオタが、アニメの面白い要素に、「燃えと萌え」の二つを上げるけど、大衆小説もいっしょね
人気が欲しければ、カワイイ女の子出して、熱いバトルシーンを書くことやで
俺はそんな小説読みたくないけどw
('A`)
ラノベオタなのは別にいいが、その基準で文章語るのは勘弁しろ
嫌なら来るな
くまさん( ̄(エ) ̄)、ごめんなさい。
ここは、くまさんが評価するスレだったのに勘違いして、
でしゃばりなあたしがラノベ臭をまきちらしちゃいました。
>>37 くまさんの
>>34 >>35 のコメントは、ラノ基準じゃないと思いますよ?
あたしのこと(ラノ臭いコメのひと)なら、もう消えますので、テメェの脳細胞から削除しやがれ。
ばいばい、おにいちゃん。さよならくまぁ〜
といっても、名無しでまたレスるけどねぇ〜
は? ふざけんな オタくせえ文章とキャチーな要素アホみたいにぶちこんだだけの筋立てで脳味噌マヒしてる分際でいっちょ前の口きくんじゃねえ てめーの言う大衆は一億総白痴化後の大衆だろが
42 :
31 :2010/10/03(日) 14:55:25
>>34 不必要な言葉についてはごもっともです
これを基準にもう一回推敲してみます
ストーリーは、大筋はおろかどういう意図の場面かも判らないように抜いているので
これで面白くないと言われるのは正直不本意ですが、気晴らしの自慰小説であることはまったく否定しません
架空の歴史を使って政治哲学と人間社会の普遍性を主題にしてますので、
純文と言えば純文ですが、そんな大層なもんでもないでしょう
自慰小説の対義語は商業小説 売文が目的でないならいっこーに構わんと思うん 金にならないとかいう理由で書きたいものも書けない世の中じゃあ、文化も滅んじまうよ><b
44 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/03(日) 15:37:49
>>37 どっちかっつーと僕は純文系ですけど、今の世の中でゴリゴリ文学性を追求する人もあんまいないんで、
人の小説がどうしたら流行るか、という視点からも語ろうと思って
>>35 を加えた次第でございます
>>42 確かに超導入部で、ストーリー云々を語るのは問題あったね。ごめんね。
気分悪くしたらごめんご。怒らないで
>>43 の言うとおり、気晴らしなら好きに書くのが一番やで
完成したらここにURLうpして存分してくれたまえ
このスレを立てた理由が、酷評スレ見てて、結構無視されてるやつが多かったり、
酷評してる側もそれは違うんでないか?というやつがいたんで、
じゃあ僕が立てて、全レスしてやろうというコンセプトなので、酷評っぽくなっちゃいました。許して
45 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/03(日) 15:46:07
>>38 別に僕のことが気に入らない人もばんばん書き込んでくれて結構っすよ
書き込みが多い方がいいですから
>>39 他の人が評価してくださってても構わないんで、
これからもちょこちょこ書き込みしてね
>>41 実際出版業界の現状を考えると、今がその一億総白痴化後の大衆と言っても過言ではないかと
>>43 昔の作家とかは、自分なりに文学を追求した小説書いて、
文学賞とったり、ベストセラーになったりしてたことを考えると、羨ましいよね
ネットが普及したから、自分の好きなように小説書いて、それをどっかでうpしてもいい訳だけど、
それだと読者がいなくて、執筆するモチベーションも上がらず、作品の質も下がる気がするしね……
46 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/03(日) 15:50:06
ここはID表示されないのが不便だな
>>46 だねー。
とりあえず、燃料投下。二次創作サスペンス。超超短編。
ラノ臭がただよってたらごめんね。くまたんよろしこ。
トントントントン、木製の階段を二階に駆け上がってくる足音。続くふすまの開く音に振り返ると、そこにはのび太が立っていた。彼の顔は蒼白で血の気がない。彼がこんな表情を見せるのは、いつも。
「……すまないが、タイム風呂敷を貸してくれないか?」
やはりそうだ。またなにか道具が必要になるようなトラブルに見舞われている。
「どうしたんだよ。また剛田がらみのトラブルか? どうした」
溜息交じりに俺は訊ねた。よく見ると、いつもののび太とは少し様子が違う。いつもは泣きがるようにして、便利な道具はないのかと聞いてくる。
今日に限って道具を指定してきた。それに彼の表情も妙だ。いつもの困惑顔と思っていたのだが、どうもおかしい。目が暗い。そうとしか言いようのない宙を見るその目は、すっかり生気を失ってしまっている。
「……」
のび太は黙ったままだ。
「黙ってちゃわからない、俺とお前の仲じゃないか。信用してくれ」
「……刺した」
「え?」
聞こえた言葉に不安が募る。彼からの返事を聞く前に、自分の額に冷や汗が滲むのがわかる。聞き間違いであって欲しい、そんな俺の想いとは裏腹に、予想通りの言葉がのび太の口から告げられた。
「刺しちまったんだ、源静香を」
悲痛の表情を見せるのび太、彼が背後に隠していた手を前に出す。その手にはどす黒い血の塊が刃先についた大型のアーミーナイフが握られていた。
くそ、こんな時、俺の手に指があれば片手で両こめかみを押さえて悩むことができたものを。今悩むべき問題ではないとわかっているが自分の手の構造の簡易さに腹が立つ。が、今はそれどころではない。
証拠となるナイフを処理しなくては。タイム風呂敷か、のび太にしてはよく考えたものだな。
「とりあえずそのナイフをよこせ。お前が言うようにタイム風呂敷でナイフから証拠を消しておこう」
刃先に血糊のついたナイフを風呂敷で包む。しばらく置いて風呂敷から出てきたナイフは、新品同様に綺麗になっていた。
(つづく)
(つづき) 俺は、血の消えたナイフを見ながら、のび太の顔には振り向かず話しかける。 「とりあえずはこれで大丈夫だろう。この手のナイフは購入時に登録されてしまっているだろうから持っていないと逆に疑われる。お前がどこかに保管しておけ。ところで、顔は見られてないんだろうな?」 「ああ、背後から襲ったからな。周りにも人はいなかったと、思う」 「その後、どうした?」 「きゅ、救急車を呼んだ……たぶん命は取り留めたと思う」 「救急車だと? お前の携帯から呼んだんじゃないだろうな」 「それは大丈夫だ、公衆からかけたよ、匿名で」 ほっと胸をなでおろす。こいつもバカじゃないか。 「とりあえず、どこでもドアで南の島にでも行ってろ。あとは俺がなんとかする」 俺は四次元ポケットから、どこでもドアを取り出すと畳の上へと置いた。 「……すまん」 「いいから、早く行け」 まったく、のび太には手を焼く。どら焼きでも食わなきゃやってられない。まだ、2つくらいは台所の棚に残っていたはずだ。 「のびちゃん? 警察の方が話を聞きたいって訪ねて来てるんだけど。いない?」 ママさんの声が一階から届いた。警察も初動捜査でここまで来るとは立派だな。 「のび太君は宿題済ませるって、図書館に行きました。話は僕が伺いますよ」 一階のママさんに向かって答える。 「やってらんねーぜ、まったく」 悪態をついたドラえもんは、どこでもドアを四次元ポケットに戻すとのび太の部屋を出た。 このとき、のび太は、いやドラえもんでさえ気づいていなかった。タイム風呂敷は、物品の時間を移動をさせているに過ぎない。血糊で汚れたナイフが新品になったとしても血が消えるわけではない。 新しくなった血糊、固まる前の血液に戻ったそれは、タイム風呂敷に浸みてナイフの上から消えただけだった。静香の血の付いた風呂敷は、今、のび太の机の上にのっている。 その後、タイム風呂敷が四次元ポケットの中に戻ることはなかった。 (了)
>>45 文芸コミュニティとか、発表する場はそれなりにあるけどね
昔の人は自費で50部100部刷って知人に配ったりしたわけだけど、
それを考えたらネットにぽんと上げて100人かそこらに読まれるいまの環境は十分に恵まれてる
というか文学したい人の頭にあるのはもはや金じゃないしね
貧乏してまで自分の精神ほじくりかえして発狂するような人種だよ昔から
書くのもしんどいけど、書かないのはもっとしんどいっていう
50 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/03(日) 20:55:16
>>47-48 投下ありがと。
・「泣きがる」→「泣きすがる」かな。
・「くそ、こんな時〜」ここはすげーラノベっぽいw
・身も蓋もないこと言ってスマンけど、タイムマシン使えば一発解決じゃないか?w
(過去は変えちゃダメなんだっけ?)
タイム風呂敷使っても別にいいけど、血って残るの?いまいち釈然としないオチ。
・ドラえもんのキャラとその設定で、ハードボイルドなサスペンスやるトコが面白いトコなんだろうけど、
イマイチかな。文章から漂うハードボイルドな雰囲気自体は好き
・起承転結がはっきりしてて、構成は上手いとおもー
そんな感じ。
数物学者が自然の全てを数式で記述することに執着するように、 文学者は己の情動や世の理を文章という形にしなければ気が済まない。 数物学者が美しい定理によって世界を秩序だてることに無上の悦びを見出だすように、 文学者はその体内にわだかまるものを美しく書きあらわしたとき、はじめて自己と世界とを混沌の暗闇から救い上げることができる。
52 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/03(日) 21:09:26
>>49 恵まれてると思うか、どうかはその人の考え方次第だね
君が恵まれてると思うんなら、そりゃあいいことだ
>書くのもしんどいけど、書かないのはもっとしんどいっていう
「文学」って言って、誰をイメージするかにもよるけど、中島敦あたりはそんな感じかな。
生まれながらの文学者
あ、一応評価対象で。評価不能なら放置して。 数物学者に詩人哲人が多いのはその精神性が似通っているからだとか。 そんな本がこないだ出てた気がする、読んでないけど。
54 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/03(日) 21:33:53
>>51 >>53 評価対象なんすかw
普通にいいこと言ってるなーと思った
文学者面するつもりはさらさらないけど、気持ちは少しわかる
自分の頭の中にあったことが文章の上で完成していくのは快感
ただ自然科学の理論の厳密性は、人文科学とはまた全然違うもんだと個人的には思ってるので、
文学者の定義については賛同するけど、それが数物学者と似てるっていうのは気に入らない
否定してるんじゃなくて、僕が好きじゃないってだけね
こんな感じで勘弁してくださいw
マメだなあ、ありがとう。 数学者というのは実に直感的な仕事だそうだよ。 証明の筋道を見出だすのはなにより直感で、実際の証明はそれを追認し具体化するプロセスにすぎないそうな。 くまさんの創作スタイルがどんなもんかは知らないけど、 自分みたいなまず1枚の絵が浮かび、それを文でなぞって書くようなタイプは近親感をおぼえるな。
>>50 くまたん、さんくぅ。
>・「くそ、こんな時〜」ここはすげーラノベっぽいw
やたーっ。
>・身も蓋もないこと言ってスマンけど、タイムマシン使えば一発解決じゃないか?w
過去改竄はタイムパトロールが黙っちゃいません、ってのをチラ見させといたほうがよかったね。
>タイム風呂敷使っても別にいいけど、血って残るの?いまいち釈然としないオチ。
そだね。了解。
>・ドラえもんのキャラとその設定で、ハードボイルドなサスペンス
>やるトコが面白いトコなんだろうけど、イマイチかな。
やっぱりなぁ。他のを書いていてもどうも、イマイチ感が、自分でもするのれす(泣
今度は、くまたん寄りのにチャレンジしてみるよ? さんくぅ。
おまけ;
数物学者、というより数学者に哲学的思考の傾向は多いように思うよ。
数学って感性がいるっぽいし。天才っているんだなー。
「ベルリンの冬。雪のちらつく夜、家路をいそぐ。ふと、数学的問題の答えが浮んだ。
でもなぜその答えになるのかがわからない。それでね、その答えが正しいことを、
この10年かかって、ようやく証明できそうなんだ」
って、居酒屋で隣で飲んでた数学者さんが語ってくれた。
自然科学は「客観的」じゃないとダメ? 文学って「主観的」?
でもどちらにしても、自己表現。
なんでこんなにも自己表現が好きなんだろうね、人間は。
「キャベツにそっくなのがあるよ」 俺の彼女がかわいく言った。とってもかわいい! 俺「これはレタスっていう名前だよ」と、俺は俺のとってもかわいい彼女の肩を抱きしめて耳元にささやくようにそう告げた。 それはまるで生まれたてのカルフォルニアのよく晴れた空のようだった。 だけど、だけど、だけど……彼女は、死んだ! だっふんだ。 お葬式に行ったんだよ。 彼女のお母さんは俺に言いました。 「お前の顔も見たくない!」って…! あのくそババア!ぜったいゆるさん!!! お父さんは、いなかった。死んだみたいwwwwww なんでもいっぱい競馬をやって借金まみれみたいwwwwww あのババアも首吊るなwwwwww 借金、ってwwwwww うへーwwwww だけど親戚的なおじさんとおばさんは、やさしかった。 僕が彼女を失ったことを、泣いてくれた。 おばさん「気を落とさないでね」 おじさん「彼女はきっと天国で君を見守っているよ」 知らない子供がクレヨンしんちゃんの物真似をしていてうざかった。
59 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/04(月) 12:08:46
>>55 僕の場合は、小説のアイデアが浮かんだら、それについて日常生活の中でも考えて、
なんか頭の中にもやもやしてものが溜まっていって、それを書く感じかな。
僕の考えだと、数学とかって自分の外側に正解があって、それに近づけていくけど、
文学なんかは、自分の内側に正解があって、それに近づけるんで、むしろ真逆のもんだと思うんだ
でも天才的な数学者の思考っていうのは、どうなんだろ
>>56 ああタイムパトロールとかあったね。
でもドラえもんって、セワシ君がダメなご先祖様を助けるために送り込んだんだよね?
時間犯罪だよね?まあ別にいいけど……
くまたん寄りってどんなんなのかよくわかんないけどw是非また書き込んでください
60 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/04(月) 12:18:12
>>58 比喩にデビュー時の村上春樹に通じるものを感じた。
今すぐそのプロットで長編小説を書いて、文学賞に送るべき作品。
きっと将来ノーベル文学賞候補になって、
「次はとるだろう。次はとるだろう」といわれて早十年みたいな作家になれるよ!
真面目な話、セカチューだとか恋空とか、一時期恋人が死ぬのってやたら流行ったけど、
筋書きは、
>>58 を真剣に書きましたっていうだけの話だよね
僕の人生で今まで身内の人間が死んだって、父方の祖父だけなんだよね
まだまだ若いって言うのと、交友範囲が狭い、運がいいっていうのもあるんだろうけど
今の人が死なない日本の中では、人の死は一種の娯楽なんだろうね
筋を書き出したらそりゃどんな話も似たり寄ったりだろう どう書くかが問題なのに無理に褒めんでもよろし
( ̄(エ) ̄) はどうも万事に於いて穿ち杉だよな。 身近な死もほとんど体験してないようだし まだ若いんだろうと推察できる。 いずれにせよ他人の書いたものをどうこう言えるだけの 蓄積はないだろ。
63 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/04(月) 14:23:49
>>61 大して褒めてないよw
>>62 人の文章をどうこう言いながら自分も成長していけばいいなあと思ってます
僕の評価は、「自分より上から見られた評価」じゃなくて、
「横か下から見られた評価」だと思って上手く活用してください。
お前ごときに俺の文章を云々されてたまるかって人は、ぷぎゃあの人もいる訳だし……
マジレスするけど、「横か下からの評価」じゃ何の足しにもならないよ。 それなら「感想」に徹してくれた方がよほどいい。
そりゃあいいけど、わざと茶化して書いたのを貼りつけていく奴は 真面目に書いて叩かれるのが怖いチキンにしか見えなくて不快だわ
>>60 んでも、身辺で起こる頻度に関わらず人の死はそれなりの事件だろう。
毎度話の中で人が死んだり、死にはしなくとも生きるの死ぬので右往左往したりするのを
馬鹿の一ツ覚えじゃないかと悩んだ時期もあったけど、アホらしくなってやめたよ。
話の起点として、あるいは収束点としてこれほど威力をもつものと言ったら、しょせん死のほかには愛くらいしかないし。
誰も死なずフォーリンラブも起こらず、それでもちょこっといい話にはなるだろうけど、
劇的なものを求めたらどうしても、どっちかは入れなきゃならない。
──ほんのひと時、懐かしい夢を見ていた。 われに返り、長椅子の背もたれから身を起こそうとしたけれど、身体は真綿に厚く包まれたように、熱をもち重く、言うことをきかなかった。 やっとのことで頭だけをもち上げ、ぼんやりと前を見る。小さな庭園にそぐぐ日ざしは先刻よりすこしだけ緋色を増して、草木と花々とにやさしい陰影を与えていた。 「お目覚めですか」と、やわらかな声で囁かれた。わずかに首を動かして見ると、長椅子の隣にはかるくこちらに身をあずけている君。 「ああ、……ごめん、少しうとうととしてしまったようだよ」ややかすれたけれど、まだどうにか、普段どおりの声を出せたことにほっとした。 「きっとお疲れなのでしょう。もうお休みになってはいかが?」彼女は穏やかに笑んで、僕の肩にそっと手を乗せた。 ──不意に、その言葉に胸を揺らされてしまって、涙があふれそうになる。 僕はそれをどうにかこらえて、彼女の手に自分の手をかさね、 「……いいや、こうして君と居るのは久しぶりだからね。眠ってしまってはもったいないよ」と笑いかえしてみせた。 ほんとうに久しぶりだ。ここに移り住んでから、こんな時間を持てたことは数えるほどもない。 いま夢に見た、あのころ。あの懐かしい、小さな楽園では当たりまえにあった、ふたりだけのひと時。 それを、その先もずっと続けてゆくために僕は、できもしない色々なことを必死にやろうとしていたはずなのに。
ふたたび庭園を眺める。彼女が丹精こめて造りあげた庭。王宮にそぐわしい壮麗さはないけど、 ここには優しさと慈しみが満ちて、木々は瑞々しく繁り、花々は可憐に咲いている。 世話をしたものの心を映したようで、ほんとうに、うつくしい。 そのことを君に伝えたかったけれど、僕の思考はすぐに散り散りになってしまい、うまく言葉にならなかった。 ああ、もうじき陽が暮れる。空が焼ければ、赤く染めあげられたこの庭はまた違った、胸にせまるような姿を見せてくれることだろう。 それを君と見たい。その光景に、君はどんな表情をするだろうか。それを、見たくてたまらない。 なのに、そんなことさえ僕には叶えられない。 借りものとはいえ一国を手にしても、たとえそれをいくらほしいままにしてみても、そんな些細な望みさえ叶えられない。 なんて滑稽なことだろう。こんな無力な男が、地上の楽園を築いてみせるなんて、なんて厚顔だったんだろう。 ……けど、見たかったんだ。なんの苦悩も災厄もない世界で、君の翳りない笑顔が見たかった……見たかったなあ……。 気がつくと、庭園の風景は滲みぼやけてしまっていて、僕は幾度かまたたいた。 懲りずにもう一発。これも切り抜きなのでところどころ意味がわからないと思いますが、気にしないでください。
69 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/04(月) 20:41:30
>>64 果たしてそうかな?
>>65 まあでも彼らがいないとただの過疎スレだった訳だし
>>66 セカチューとか「いかにも」なのは馬鹿にしてるけど、人が死ぬ小説全般を否定するわけじゃないよ
あれはストーリーがあまりに陳腐すぎたからダメだけど、ちゃんと力のある人が書けば、
ベッタベタの展開でもちゃんと面白くなると思ってるんで、
>>66 には全面的に同意
「蹴りたい背中」とかはあんなリアルやおいみたいなストーリー展開で、よくあそこまで売れたよね
綿矢りさ嫌いだけど、そのことに関してはすごいと思う
僕のスタンスとしては、面白ければ何でもありだと思いますので、存分に殺しまくってください
70 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/04(月) 21:03:45
>>67-68 >>23 の人かな?懲りずになんて言わずに、何十回でも書き込んでね!
こっちは僕好きだな。切ない雰囲気出てていいと思う
後は文の細部がちょっとぎこちない感じがするから、
量書いて、書き慣れてきたら、すらすら読めるいい文になるんでない?
具体的にぎこちない場所を指摘すると、
・「すこしだけ緋色を増して」→緋色でも間違いではないけど、あんまりきかないかな。
「朱(あか)を増して」とかの方がいいんじゃないかと思う
・他の部分は、どこを直した方がいいってこともなく、ただの好みの世界になると思うんで、
自分の感性と相談しながら、手直ししていって欲しいんだけど。
感動的なシーンって、普通のシーンよりも一つ一つの言葉が際立つんで、神経質になってね。
漫画でも感動のシーンで絵がぐちゃぐちゃだったら萎えるのと一緒
>>69 >
>>64 >果たしてそうかな?
そもそも技量に於いて劣る人間が、何かを指南することができるの?
学生は教授に、アマがプロに、専門分野について有用なアドバイスが出来ると?
くまさんの技量はしらないが、傍目八目という言葉もある
73 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/04(月) 22:11:07
>>71 んーと、
1、単純に受賞を考えた場合、一次選考は大体下読みの方々がやる訳
下読みの人は運が良ければ編集者や、売れない作家がやったりするけど、
運が悪ければ、本好きの素人バイトだったりする
そいつのお眼鏡にかなうように書かないといけないんだけど、
これって「自分より下か、同じ」くらいの技量の人間に評価されてるんだよね
2、「すげえ小説を書いて有名になりたい!」って人は、広範な読者を想定しなきゃいけないんだけど、
その場合も想定する読者は「自分より下か、同じ」くらいの人間だ。
3、自分の小説を客観的に読むのって実はかなり難しい。
池波正太郎は、「執筆する時は自分の分身が後ろで読んでいて、面白いつまらんと言っている」なんて書いてるけど、
プロの小説家ならではの感覚であって、特に書き始めの人は、一人よがりになりがちなので、
「他人に読ませる」というだけで、自分では気づけなかったことが色々発覚する。
4、創作文芸板でプロのアドバイスを求めてもね……
5、学生が学生に、アマがアマにアドバイスしてる、と思ってください。
学生同士の教え合いが学習レベルを高めることは、教育学では有名
どうしてもプロのアドバイスが欲しいなら、出版社に持ち込みにでも行って、編集者に見せれば、
なんか言ってくれると思いますよ!ファイト!君ならきっと出来る!
74 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/04(月) 22:14:43
隊長「・・・」 隊員「た、たいちょー!」
75 :
罧原堤 ◆pPp/RNKqFU :2010/10/04(月) 22:21:22
なんで王宮とかだしたら陳腐な糞ラノベになるかていえば書いてる奴が王宮とは無縁の糞日本人凡夫だからだな。 経験がないうえ資料も手元になくて書いてるからだな
76 :
罧原堤 ◆pPp/RNKqFU :2010/10/04(月) 22:24:43
ラノベは糞青年の低劣な妄想をあてにしそれを助長する最悪なもの
>>70 どうも。
緋色はやっぱりダメでしたか。手癖で朱と書いて、なんかちょっと血っぽくてほかのを探してみたんですけど。
>>75 あいにく自分は欧州史オタからぐるっと回ってきたもので、ほかのものが扱えないんですよw
とくに古代が好きで。
ラノベ界隈でその手の世界観が使い古されてしまって陳腐と見られてしまうのは、困ったことですね。
お手軽ファンタジーとは違った空気を出せるように、知識を動員して頑張ってみますけど。
>>73 なんで最後にそういう余計な一言をつけずにいられないのかな。
だから信用おけないんだよ。
あと、下読みがどうこう言ってるけど、下読みが読むのは
篩い落としのためで、誰が読んでも結果に大差はないからだよ。
それこそ( ̄(エ) ̄) が読んだっておいらが読んだって
あるいは有名作家や編集長が読んだって、結果は同じ。
それ以上のことを期待してここに貼るほうがおかしいんじゃ? 編集者並の添削して大勝間違いナシのクオリティにしてもらおうなんて誰も思いやしないだろうし、 この板にいる五十歩百歩の連中が無理にそれをやるから嫁いびりみたいな叩きになるんじゃん 明らかにおかしいところの指摘と率直な意見さえ出せりゃいいんだよ
おっと、大賞
>>70 「緋色に染まる」とは普通に言う。
というかこの場合普通もなにもない気がするけど。
当たり障りのない言い回しばかりが文章じゃあない。
ということで
>>77 問題は、緋は鮮やかで濃い赤を指すもので、「薄い緋色」というものはない。
「緋色を増す」ということは、日中の陽射しにすこし緋色が混じり始めたということだろうけど、そういうことは起こりえない。
薄緋、浅緋という色はあるけど、これも色の度合いは決まっているので「すこし薄緋になった」というのはおかしい。
色の変化を表したいなら、素直に「赤味を帯びて」とかそういう書き方をするのが無難。
補足、朱という言葉を避けたのは悪くない感覚だと思う。 どうしても朱は「朱に染まる」のイメージが強いから、ほかはともかくこの場面で朱はあまり合わない。
ラノベが毒虫みたいに言われてるけど、まぁいいや。
あながち間違ってもいないし。悪貨は良貨を駆逐する。悲しいね。
>>67-68 この一人称のひとは、若い目のひと?
前半はやや年齢を重ねたように読めるけど、後半は若造な感じ。
地の文がぶれてるのかな。
>身体は真綿に厚く包まれたように、熱をもち重く、言うことをきかなかった。
この部分のリズム感が好き。でも他にリズムを感じないから、狙ったわけじゃないのかな。
>そのことを君に伝えたかったけれど、僕の思考はすぐに散り散りになってしまい、うまく言葉にならなかった。
うまく妄想できなかった。
傍にいる女性に伝えたいのに伝えきれない葛藤を伝える場面なので、もうちょっと妄想のネタが欲しいかなぁ。
そのことを君に伝えようとした。
でも。
過去から続く己への嫌悪、そして未来に生きる君への想いがそれを許さない。
胸の中で渦巻いた言葉になれない感情は、私の心臓を静かに締め上げる。
勝手に解釈、うーん、雰囲気あわないね。ラノ臭くしかできないから許して。
>>77 >ラノベ界隈
>お手軽ファンタジー
ふへぇー。
>>81 詳しい解説ありがとうございます。なるほどそういうことですか。
色関係の言葉は難しいので、いっぺんちゃんと勉強しなきゃいけませんね。
>>83 >前半はやや年齢を重ねたように読めるけど
あれ、そう見えます? こまったな、自分の中で昔々の品の良いお兄さんはこう喋るんですけど。
この人はもともとの生まれはよくないのが
上流に混じって暮らした後お仕着せで10年ばかし王様をやったために、半分貴人半分庶民という感じなんです。
感情的になると地が出るような。
>この部分のリズム感が好き。
う、わからない… リズムといえば七五調みたいな音韻しか頭にないもので。
「熱をもち重く」は若干古典の調子ですが、うーん。
>傍にいる女性に伝えたいのに伝えきれない葛藤を伝える場面なので
あ、違うんですよ。この人もう死にかけで、本当に意識が怪しくなってきてるんです。
諸事情あって呪われてて、民の苦痛にあわせて命をもっていかれるんです。
>ふへぇー。
もうしわけない、剣と魔法の世界というのが嫌いで。
ラノベというより、それ以前のRPGのせいなんでしょうけど。
最近はラノベでもベタなのは避けられてますけど、ああいう形で量産された挙句使い捨てられたのは無念です。
ファンタジーはファンタジーで完結しているものをどうこういうこと自体お門違いなのは承知してますが、
あれですよ、アメコミのニンジャとサムライにいちいち文句言ってるようなもんです。
85 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/05(火) 07:48:14
>>77 夕焼けのシーンはいずれにせよ血っぽくなるんじゃないでしょうか……
ヨーロッパ史好きなら実際の史実に虚実交えて書いたりすると、ラノベから脱却できるかも
高校時代、世界史の授業受けて、三十年戦争で小説書こうと思ったけど、
資料漁るのめんどくさすぎて断念したのを思い出す。歴史小説家ってすげえ
>>78 長文書きすぎたから、最後にオチがないと、と思って……
>>81-82 僕の感覚の問題なんでしょうか……夕焼けを「緋色に染まる」って言うのはやっぱり気に入らないです
死期が近いんだろうから、血を連想させてみても、けして悪くないと僕は思うけど、
血を連想させるのが嫌なら、そもそも夕焼けのシーンをいれちゃうからダメなんであって、
たとえば上のシーンを秋冬にして、「春が来ればこの庭にも花が咲き誇って、真の美しさが見れるのに……」みたいな展開にすればいいんでない?
>>83 僕は漫画をそのまま文章にしたのがライトノベルだと思ってます
昔気まぐれでブギーポップ読んだら、急がなくても1〜2時間で読めちゃったので、
ライトノベル100冊≒森鴎外1冊くらいの偏見を持っていますw
86 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/05(火) 08:57:04
僕ならこう書く、というのを。参考になるかはわかりませんが。 懐かしい夢を見ていた。 長椅子の背もたれから身を起こそうとしたが、体が熱を持ち重く、全く動かない。なんとか頭だけを動かして、庭の方を見た。 僕がまどろんでいる間に日は傾きはじめ、夕日が小さな庭園を赤く染めはじめて、植物たちに優しい陰影を与えていた。 「お目覚めですか」 柔らかな声。長椅子の隣に君が腰掛けていた。僕は喋ろうとするが、声がかすれて言葉が出ない。一度咳払いをして、 「少し、うとうとしてしまったようだよ」 と答えた。 彼女が丹精こめてつくりあげた庭園を見る。瑞々しく繁った広葉樹には小鳥がとまり、可憐に咲き誇った色とりどりの花々には蝶が舞っている。 植物というものは、世話した者の心根を映すと言う。この庭の植物は本当に君の心根を映したように、美しい。 君の手が僕の頭を撫でた。僕は庭を誉めてやろうと思ったが、僕の頭脳はもはやまともに思考することさえ出来ず、なんらふさわしい誉め言葉が浮かんでこなかった。
87 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/05(火) 08:57:47
「あなたは今まであれだけの苦難にうちかってきたお人です。今度も、きっと、何でもなく、乗り越えられるはずですよ」 彼女は僕を励まそうと、こんなことを言った。一国を手にして、それをほしいままにしていた昔もあった。だが自分の体は自分が一番よくわかっている。 二人の間を静謐が包む。この上なく平和な時間だ。まるでさっき見た夢の中の世界のようだ。こういう幸福感を全ての国民が味わうことが出来るような、 苦悩も災厄もない地上の楽園を築く。そのはずだった。しかし僕はあまりにも無力であった。 もう少しで日が暮れる。赤い夕日に染められた庭は、全く違った景色を見せるのだろう。そしてその庭を見ながら、満足そうに微笑む、夕日に染められた君の表情は、何より美しいはずだ。 しかし僕には、それを見ることすら叶わないようだ。そう思うと、不意に美しい庭園は滲みぼやけてしまった。
うむう、やっぱり話の都合のために使えない要素を共有しないと、細かいところで食い違いますね。 たびたび「いやこうなんですヨ」と説明するのも間抜けなので、 文章でなく展開を見てもらう意味でもいっそ粗筋を開陳してみますか。 いまはとりあえず仕事中なので。
>>85 夕日は「血のように赤い」とあえて書かれなければそういうイメージはないなあ
死のイメージはあるけど、落日とか射陽とか、どっちかというと緩慢な破滅って感じがする
misu 斜陽
91 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/05(火) 20:38:10
>>88 いやそこまでしてくれなくてもいいですけどwこっちが的外れなこと言ってたら、それはシカトでお願いします。
後、仕事中に2ch見るのはやめましょうw
>>89 そうですか。でもそういうイメージなら、このシーンに夕日はぴったりですね
>>90 ちなみに僕は高校時代に授業中、図書館で借りた『斜陽』を読んでいてとりあげられて、
返してもらえなくて結局自腹切って図書館に新しい本を返した思い出があります
文章を見るならオリジナルじゃなくてもいいじゃない。 超有名なこの話をそれぞれ文にしてみるのも面白いんじゃないかと思う、いかが。 客もまばらな場末のバー。カウンターで男が、ウィスキーの注がれたグラスを口をつけるでもなくただ弄んでいた。 仕事上がりの家路の途上、なんとなく真っすぐに帰る気がせず、適当に目についた看板へ立ち寄ってはみたが、 行きつけない店で独り飲む酒は美味くもなく、慣れないスツールの座り心地も落ち着かない。 くさった気分をアルコールに預けることもできなかった男が溜め息をついて席を立とうとすると、「お隣、よろしいかしら」と声がかかった。 見れば化粧気の多い三十半ば程の女が、隣の席の背もたれに手をかけ男の顔を窺っている。 「……どうぞ」と、男は浮かせかけた腰を再びもどし、また溜め息をついてグラスに手をやった。 「あらぁ、元気がないのね? ……マスター、いつもの頂戴」 女は馴染み客の所作でさっさと座ると、さてとばかりに体を男のほうへ向け、あれやこれやと話しかけた。
世間話、当たり障りのない話題に始まり、景気のこと、仕事のこと……ほぼ一方的に女が喋り、男は無愛想にならない程度の相槌を打つ。 グラスの中身が減ってゆくのに比例して女は饒舌になり、しまいには身の上話までし始めた。 女には子供がひとりおり、その子供は生まれつきの難病を抱えているという。 診療費は高額で、女と暮らしていた男はそれを嫌って逃げた。女は身ひとつで昼も夜も働いているが、頼れる親類もおらず生活は苦しい。 女の声は話が進むにつれ湿っぽくなり、ついにはハンカチを取りだしすすり泣き始めた。 第一印象とは裏腹の、意外と苦労の多い女の生活に、男も大分同情し、「これ少ないけど。少しは足しにしなよ」と一枚取り出し、うつむく女の前に置いてやった。 女はその後もしばらくしゃくり上げた後、目元を拭ってやっと顔を上げると「ありがとう……子供が待ってるから、今日はもう帰るわね」と立ち上がった。 そこへ、少し離れた席で二人の会話を聞いていたらしい中年の男が、女が店を出るのを見計い寄ってきて、「いやあ、アンタやられたね!」と、女の座っていた席にどかりと腰かけた。 中年は言う、あの女はいつもこの店に来ては、一見の客を捕まえてあの話をするのだという。 「あれがあの女の手口なんだよ。ああやって酒代を稼いでるのさ」と、さも楽しそうに笑った。 男はそれを聞き、少し目を丸くしていたが、「……そうか…病気の子供はいないんだ……」と言うとにっこりと笑んで、グラスを傾けた。
あ、ミスがけっこうあるや。 「これ少ないけど。少しは足しにしなよ」→「これ少ないけど。子供になにか買ってあげなよ」 「中年は言う、あの女はこの店に来ると、一見の客を掴まえてはあの話をするのだと」
95 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/06(水) 21:02:50
「カウンターで男が、頼んだウィスキーに一度口をつけたきり、あとはただグラス弄んでいた」 推敲しろ俺。
このスレ主的には朝日新聞夕刊連載の 楊逸の小説はどう映るのであろうか。
97 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/06(水) 21:43:10
書き込みがないから、今読んでる内田百間(ホントは日→月)の文体模写しようと思います。 文体模写は割と得意なつもりなんですが、ひゃっけん先生は癖のない文で難しいです 並外れて暑い夏が終わると、急に涼しい日が増えた。 私はパソコンに向かって、自分のスレッドを読んで、レスがあればキーボードをかちかちと敲いていた。 過疎の創作文芸板にしては、私の立てたスレッドには反応があって、中中退屈しなかった。 突然妻が書斎に入ってきて、人が訪ねてきたという。 私はおやと思いながらも、応接間に出向いた。こんな日に訪ねてくる人はどうにも思い浮かばなかった。 応接間は妻が火鉢で暖めていて、真夏のように暑くなっていた。 「おいこれは暖めすぎではないかね」 「でも、お客様がこれ位がちょうどいいと申されますので」 私は座布団の上に正座している来客を見たが、矢張知らない顔であった。 しかし向こうの方は私を知っている風で、私の顔を見ると馴れ馴れしく話しかけてきた。 「ご無沙汰しております。何もお変わりはないですか」 「ええ」 「そうですか。ちょっと近くまで来たものだから、ちょっと寄らせて頂きました」 それからその客は私の知らない思い出話をはじめた。 「結婚の際にはお世話になりました。御蔭様で妻子共共、息災でやっております。 あの時の先生の一言がなければ、私は今でもあの下宿で逼塞していたことでしょう」 「私の一言とは、何でしょう」 「お忘れですか先生。そんな筈はない」 客はそう言って、調子の外れた鈴のような音を立てていつまでも笑っていたので、私は段段不気味に思われてきた。
おまえ、文章のリズムが読めてないな。もっと段落を意識して書け。 おまえ、文章のリズムが読めてないな。 もっと段落を意識して書け。 ぜんぜん違うだろ?
99 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/06(水) 21:50:49
その後も男は様様な話をしていたが、全て知らない話であったので、いよいよ不気味であった。 「では長居してもご迷惑でしょうから、そろそろ帰ります」と言って、男は帰っていった。 妻が「どなたですか」と尋ねてきた。 「私も思い出せなかった」 「まあおかしい」 妻がさっきの男と同じ様に、壊れた鈴のような声を出して笑ったので、私は逃げ込むように書斎に戻った。 再びパソコンに向かったが、どうも自分のスレッドの書き込みが、さっきの男のものなのではないかという気がしてきた。 一度そう疑うと、今度は全ての書き込みがさっきの男がしているように思えてきた。 パソコンの電源を落として、もう寝ようと寝室へ向かった。 廊下を歩いていると、台所から妻の笑い声が響いてきて、不意に大きくなったり小さくなったりした。 寝室に入ると、もう既にきちんと布団が敷かれていたが、これは間違いなくあの男が敷いたものに違いなく、 妻にどうしてあの男を寝室に入れたのか、詰問しようと台所へ向かった。 私が入ると、妻の笑い声はぴたりと已み、黙々と包丁で野菜を切っている妻が「どうしたのでしょうか」と尋ねた。 「寝室にさっきの男を入れたね」 妻は答えるかわりに、体は動かさずに、首だけ変な風にねじまげて、私の方を向いた。 私はそこでようやく彼女が知らない女だと気付いた。
どうしてもそのオチでなければならなかったのですか。
101 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/06(水) 21:57:13
俺がくだらねー文書いてる間に燃料ありがとw
102 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/06(水) 22:12:32
>>92-93 序盤の男のやさぐれた感じ、途中の女の詐欺師っぷりはよく書けてると思うんだけど、
イマイチ最後に爽快感が出てないのが心残り。
細かい間違えはあるみたいだけど、文章は上手いと思うよ
敢えて言うなら、中盤、「第一印象〜」と「女はその後〜」の二つで、一文が長すぎて、すごく読みづらい
半分に切っちゃうか、台詞の所で一行使うか、どっちかにした方がよす
103 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/06(水) 22:19:43
>>98 長文ここに貼りつけたことがあればわかると思うけど、ここは文字数規制がうるさくて改行が思うようにいかない
そのへんは大目にみれ
というより、横文字のブラウザ閲覧を前提に書くか出版を前提にするかの違いじゃあ。 こういうとこではそれこそ一文ずつ改行するほうが読みやすいけど、本だとまた違うから。
105 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/06(水) 22:28:50
>>96 http://tiaokumura.exblog.jp/12930074/ これですか。僕は月々何千円払って紙ゴミを収集する趣味はないので、
朝日新聞はとってないんで、上の小説は読んだことないです。
時間があれば、明日図書館に行って目を通してみようと思います。
朝日新聞は、結構好きな作家の新聞小説があったりして、すごく悔しい。
森見登美彦も朝日でたまに書くんだよね。ちくしょおおおおおおおおおおおおおお
>>98 2chで書いてるっていう制約もあるんで、段落はどうしても怪しくなるよね
さて、クマ先生につっこみを入れるのはおそれおおいですが。 >レスがあればキーボードをかちかちと敲いていた 「敲いていた」はちょっと嫌味だと思います。普通に「叩い」てもいいじゃあないですか。 >こんな日に訪ねてくる人はどうにも思い浮かばなかった。 かすかに違和感。「心当たりがなかった」がいいかなあと思いますが、好みの問題かもしれません。 >私は段段不気味に思われてきた。 「思われる」は古い可能ですが、現代語の感覚で読んでいるとどうも「私が」「不気味に思われる」ように読めてしまいます。 「不気味に思えてきた」のほうがよろしいかと。 >「私も思い出せなかった」 ということは「妻も」思い出せなかったことがですが、この場合奥さんの知人とは限らないので不適当かと。 これより前に、客が奥さんに対しても知人として話しかける描写があれば問題ないですが。 >今度は全ての書き込みがさっきの男がしているように思えてきた。 ちょっとした文法の違和感、「全ての書き込みがさっきの男がしたもののように思えてきた」 あるいは「全ての書き込みをさっきの男がしているように思えてきた」かと。 >私はそこでようやく彼女が知らない女だと気付いた。 すいません、どうしていままで気がつかなかったのかわからんです。妖怪が化けてたとかでしょうか。
107 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/06(水) 22:53:11
>>106 ありがとうございます!このまま誰にもイジられずに進行するのかと内心ひやひやしていました。
>敲く
なんかひゃっけん先生はこっちの字を使ってたのが印象に残ってたので、こっちにしました
>知らない女
ひゃっけん先生の小説ではよくあることです。僕にもなぜなのかはわかりません。
登場人物が突然泣き出したり、突然知らない人がフレンドリーに話しかけてきたりする小説世界なのでw
真ん中四つに関しては、仰るとおり。反省します
「思われる」は古い可能ですが、 自発だろ。 もう一つのトンチキスレから出張してきたのか?
>>108 自発から派生した可能なり、半可通はよくないなり
中学校程度の文法も知らない奴がいっぱしの顔をして人の文章にケチをつける。 これがいまの板状況さね。
「私にはそれがだんだん不思議に思われてきた。」 これならもうしぶんない自発だけど、元の文が歪んでるからこれは何とは言い難い。
可能なら「思うことができる」に置き換えられるのか? 可能の線はないだろう。 古い可能の意味もわからんな。 思われるが可能の意味で使われている例文プリーズ。
クマはスレ主なのだからこういうときにこそビシッと一発決めないと
私は思われる。 と書いたとき、これは受身と取るのが普通。 それはこう思われる。 と書いたとき、これは自発と取るのが普通。 私はそれはこう思われる。 と書くと、なんだかよくわからない。 私にはそれはこう思われる。 と書いてはじめてまっとうな自発と理解できる。
115 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/06(水) 23:32:33
やりとりを画面の前でニヤニヤしながら見てたんだけど、
>>113 と言われてオロオロしてます。
古語で考えれば、「〜る、らる」で、自発も可能もどっちもありですね。
http://www.ppmz.com/misc/jodoushi/jodoushi.htm#ukemi_ru_raruよいしょ 現代だともうほとんど受身表現ですが、文学的表現としては自発もありなんじゃないでしょうか?
「時間がたってみると、自分の方が悪いように思われてきた」(自発)
「考えようによっては、彼女の言ってることも本当だと思われてきた」(可能?)
言文一致後だとちょっと可能は厳しいですかね
古くに可能の意味があったことは間違ってないですけども
この件に関しては、「自発派」の人の方に軍配です
僕の元の文が一番よくなかったんですけどw「私には」にすりゃあ明確でよかったですね
こういう文章の細部をめぐる争いも、創作文芸板っぽくていいと思わんかね?
ふへ、なんか面白いことになってんね。
昔のレスできないかんじ?
>>98 くまたん、あたしゃ、ひゃっかん先生存じませんので、その前提で。
周りの違和感を段段肌身に感じてきて、最後にぞくっとさせる感じはよかったです。
なーんだろ、微睡の中、ああこれから金縛りにかかっちゃうよ、って時の恐怖感に似てますよ?
火鉢で感じた違和感が、最後まで読んでなるほどね、でした。
でもですね、文体と会話文がいい雰囲気醸してるのに、PCで2Chがどうも……妄想阻害されちゃいました。
現代文でこの雰囲気を表現できたらよろしいかと。
模写の意味がない? いやいや何を模写したいのか、ですね。
>>111 が一番しっくりくるかな。でもくまたんの文でも十分成立すると思うけどね?
確かに曖昧かなぁ。でも意味を二通り以上に取られる可能性はここではないわけで。
単文だったら、確かにイミフの可能性は高いけど。
細かい文法論は存じません。感じたままに書いてますから。
ま、ラノ読みの意見なので、脳内削除してくりゃれ。
>>92 おもしろす。スルーされてるけどねwww
時間出来たら
>>92 にチャレンジするよ?
と無駄に宣言しとく。
思う+れる れる に可能の意味があるけれども、動詞が思うなので可能の意味を出すのは無理があるだろう。 そもそも 思うことができる という表現自体が不自然。 見られる 見ることができる とは違うのだ。
僕はバカだった。今となっては、そう思うことができる。 どこが不自然なんだよ?
いい感じに混乱してるなw 真面目に考えるとへんな文法だからなあ、慣用的というか。 考えたら負けなんだろう。
「私にはそれがだんだん不思議に思われてきた。」 これでは文体にそぐわないだろw 指摘がなされたことが不思議で、それを仰るとおり反省しますと答えたクマがさらに謎。 クマはレスを読んでないなw
121 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/06(水) 23:51:37
あんま文法のこと突っ込まれると頭痛くなってくるよ
>>117 「思ふ+る」で、るは未然形接続なんで、「思ふ」が未然形になります。
「思ふ」が下二段なら無事「思へる」にと思ったけど、普通に四段活用なんだね……
じゃあ、「思ふ+らる」で「思はらる」が転化して、
「思われる」になったって考えればいいんじゃないかな。正しいことは知らんけど
文法なんてなくても僕らはこんなにもわかりあえるじゃないか……
もっとそのことをよろこぼうよ
>>118 無理に思わなくてもいいから。
自然とそのように思えてきたで十分だから。
おれは天才だ。今では確信を持ってそう思うことができる。
「無理に思わなくていいから」
古文かよw
現実問題として「そう思える」「思えない」って使うよね。理屈こねてどつぼにはまっとるよ。
>>92 やっぱり最後が惜しいな。
この文では、メインはもはや「場末でくさって酒も美味く飲めない男」になってるから、
シメも「騙されたことに怒るどころか、いい肴をみつけてやっと美味い酒を飲む」ところをもうちょっと強調してもよかった気がする。
とはいえ、オリジナルの小話は多く語らず「病気の子供はいなかったんだ」で落とす形で完成されてるから、
さらに付け足すとなると難しいのかもしれんね。
>>105 そうです。
これです。
お時間があればぜひ目を通してみてください。
私は先月から読み始めたのですが、
とにかくすごいです。
126 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/07(木) 00:06:45
>>116 まさにそうです。悪夢の中って感じ。
何もかもが不条理なので、段々こっちも慣れて来てしまう
『冥土・旅順入城式』っていう文庫本なんですけど、一作品が6ページ前後くらいなんで、
ラノベ並にあっさり読めると思います。
後、なんか文章晒したいけど、わざわざこのスレのために小説案使いたくない人が、
コピペ使うのは僕もいいアイデアだと思う
>>120 クマさんはちゃんとレス読んでるよ。
ただ批判されると脊髄反射で謝る癖があって、
自分が4割くらいしか悪くなくても「まあいいか」と思って謝る所は否めないよ
「〜私には段段不気味に思われてきた。」 にした方が、意味としては明確かなあと思った。
「私は」でもまあ間違ってはないとは思うけどね
誤解を与える文とか、二通りにとれる文とかはあんましよくない
しかし
>>106 はひどいな。
>今度は全ての書き込みがさっきの男がしているように思えてきた。
これ以外はすべてハズレてるだろ。
この手の輩が増えた気がするな。
自分の思い描いた型と少しでも違うと違和感とか言って指摘するんだよな。
クマのは日本語的にはほとんど問題ないレベルだろうに。
「私も思い出せなかった」はおかしいだろ 自発は、文法上の主語ではない行動主体には「に」をつけるのが基本だから 指摘のしかたはともかく違和感があることには違いない それ以外は感覚的な問題だから、外してるとも言えない 俺も「敲く」はなに気取ってんだと思う
自発は、この場合だったら「不気味に思われる」は、 「不気味に思う」ことが普通である、当然であるというニュアンスを加える文法で、 「私に限らず不気味に思うでしょう」ということを暗に言う これに「私は」をつけて主語を明示してしまうと自発の文法それ自体の意味が失われるために、 「私には」と、あえて迂遠な書き方をする 私には不気味に思われますけど、だれだってそう思うでしょ、ねえ? という、いかにも日本人が考え出しそうな表現が、自発という文法
>>129 >私には不気味に思われますけど、だれだってそう思うでしょ、ねえ?
なにか、おかしな文章だな。
こうだな。 私には不気味に思われますけど、あなたは何も感じないってことですか?
うん、ごめん 私は不気味に思いますけど、だれだって〜 だね この自発が大好きだったのが日本軍で(自衛隊はどうだか知らないけど)、 「○○メートル前方に○○と思しきものを見ゆ、敵軍部隊と思われる」とかいう言い方をする 自分では絶対に断定しない、諸要素からそう推測するのが客観的に見て妥当なのでそのように報告します、と言う
>>92 書いてみたよ? でも失敗しちゃった、色んな意味で。
続編ってかんじかも。
しょっぱいスルメを食みながらグラスに入った安物をちびりと口に流し込む。隣の若い客はチョコレートなぞとバーボンをかっ食らっているが、気が知れないねぇ。風情がないよ、風情が。わざわざこんなしけたバーで呑む意味ないじゃない。
そんな俺は品がない、カオリちゃんはまだ来ないのかね。
「ねぇ、マスター。今日、カオリちゃん来ないの?」
「あの子はもう店にゃ出ないよ、いいとこの受付やるんだとさ。求人だしてるから、そのうち新しい子が来るよ」
「そりゃ、楽しみだね、うんと若い子いれてよ」
「よっちゃんも好きだねぇ。手が後ろに回らないよう気を付けなよ」
「その辺の加減は知ってらぁな」
マスターの皮肉に笑って返す。ここに来る楽しみが一つ減っちまった。確かに、カオリちゃんは顔はよかったからなぁ。
――ガランガラン。
木製のドアにぶら下がる鐘が鳴った。入り口を見ると、国立大学出の年下の上司にも似た、高そうなスーツを着た男が立っている。
珍しいなあんな恰好の奴なんて。
「いらっしゃい」ドアベルの音に遅れて、マスターのいつもの気怠そうで無愛想な声がその男にかけられる。男はカウンターの席に一人座った。あちゃぁ、あんなところに座っちゃいけねぇやな。
カウンターの男が酒を頼むとすぐに、どこからともなく現れた化粧の濃い女が隣に座った。赤いびたっとした服と丈の短いスカートに今時古臭い黒の網タイツ。
ほら言わんこっちゃない。でもまぁ、暇をつぶすにゃちょうどいい。またいつもの小喜劇が拝めるわけだ。あの若い男は胸糞悪い上司にも似ているし、気分も晴れて一石二鳥だ。それにしてもあの男の顔は、ああ、そういうことか。
(つづく)
「お隣、よろしいかしら」 席につき酒を頼むと、見覚えのある厚化粧の赤い服の女が声をかけてきた。 「……どうぞ」 素知らぬ顔で女に返事する。 「あらぁ、元気がないのね? ……マスター、いつもの頂戴」 前と同じ台詞、どうやらこの女、俺に気が付いていない。狙い通りだ。小奇麗なビジネススーツを借りてきて正解だった。 世間話、当たり障りのない話題、こちらが適当に相槌を打てば女は調子に乗って饒舌に語る。先週と同じ内容、芸がない。この前は酔っていたこともあり、この女と話が盛り上がってしまった。 「わたし、子供がいるの。だけどね……私のその可愛い娘は……。ねぇ、知ってる? 先天性……」 来た来た、この女その病名分かって言っているのかさえ怪しい。嘘なんだから当然か。同じ男に、同じ悩みを二度も打ち明けるその姿は、傍から見たらさぞかし滑稽だろう。 先週はすっかり踊らされてしまった。こんな女は報いを受けるべきなんだ。 厚化粧の女が診療費の話やら男が逃げた話やら、どんなに生活が苦しいか語り続ける。そうして、ハンカチを取りだすと、すすり泣き始めた。 さてとそろそろ頃合いか。さあ、これからだ。 「これ少ないけど。子供になにか買ってあげなよ」 おれは、数枚の紙幣をカウンターの上にそっと乗せた。女は紙幣の上にある俺の手に両手を重ねると、 「ありがとう……子供が待ってるから、今日はもう帰るわね」 などと、いけしゃあしゃあと大ウソを吐きやがる。俺がスッと手を引くと、紙幣をぐしゃりと握りしめ、目を涙で潤ませたまま「ほんとうにありがとうね」と、最後の一押し。金を掴みながらよくもまあ。 女は、ハンカチを目尻に押し当てながら店を出て行った。そんな女の後姿を見て俺は心の中でほくそ笑む。 (つづく)
「いやあ、アンタやられたね!」 何だこの気持ちの悪いオッサンは。奥で飲んでたらしいニヤケ顔のオッサンが声をかけてきやがった。 「あれがあの女の手口なんだよ。ああやって酒代を稼いでるのさ」 「……そうか…病気の子供はいないんだ……」とオッサンにバカみたいに笑って答えてやった。俺はグラスを傾ける。 そんなことは、テメェに言われなくても百も承知だ。それに酒代じゃなくてヤク代だよオッサン。 今頃あの女、偽札でエス買ったところでフクロだな。大陸系にやられるかヤクザにやられるかは知らねえが、どっちも一緒だ。ざまぁみやがれ、俺をコケにするからだ。 「ところで、あんた田中太郎だろ?」 「は?」なんでこのオッサンが俺の名前を口にする? 「神奈川県警刑事部捜査第一課、那須与一郎だ。手帳のほらここ見ろ、神奈川県警察な、これが俺の名前だ。令状はこれから来るやつが見せるから待ってろ。お前に似ていけ好かない奴だ」 ◆◆◆ 田中太郎を同僚の刑事に引き渡した那須与一郎がバーを出る間際に振り返る。 「世話掛けたなぁ、マスター。次はゆっくり酒飲みに来るよ。安物のウーロン茶じゃ体が冷えて仕方ねぇ」 「よっちゃん、どう見たってスケベな酒飲みオヤジにしか見えないけど、本物なんだねぇ」 「庶民を守る正義の味方ってのは、庶民じゃなきゃつとまらんのさ」 那須与一郎は、すっかり寒くなった、などとひとりごちるとしわくちゃで薄汚れたコートを羽織ってバーを出た。 (了) ってわけで話が変わっちゃいました。 次はちゃんと書きますよ? ラノ臭香しく。
一人称の主体が動くのって馴染みないな、よくあるのかね 最初なんだかよくわからなかったよ
137 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/07(木) 06:58:31
>>133-135 >「お隣、よろしいかしら」 〜「神奈川県警〜」
この間だけ、一人称の主体が別の男に転換してるんで、何かもんのすごい唐突
語り手を変えるなとは言わないけど、やるんだったら、
>>134 の冒頭で、
「一、二行くらい別の人物が喋ってますよ」とわかるような文が欲しい
たとえば、田中太郎がバーに入ってくる所から
>>134 をスタートすれば、
「ああ視点が移ったんだな」ってすんなり読めると思う
ショートショートとしては、ストーリー性があっていいと思うけど、
この展開だと「……そうか…病気の子供はいないんだ……」っていう台詞がすっかり目立たなくなるね
いい台詞なんで、勿体無い気がする
>>136 あんまりないけど、ないこたあない。個人的には成功例は少ない気がするw
パッと思いつく所だと、森見登美彦『夜は短し、歩けよ乙女』が、
交互に主人公とヒロインで一人称の主体が動いてく
「○」でいちいち区切られてるし、明らかに文体が全然違うから、すぐわかるけどね
後、文学どころで言うと谷崎潤一郎『鍵』。こっちは男が主体だったら全文カタカナ、女だったら普通の文というロックぷり
ラノベでもあんのかな?多分たくさんあると思うけど、知りません
138 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/07(木) 22:03:10
>>125 『獅子頭』読みました。つっても忙しかったんで、3日分くらいでしたけど
・日本語
上手いと思った。
>>105 にリンクをはったブログでは「不自然」といわれてたけど、
僕が目を通した中では、不自然な日本語は見つからなかった。
台詞の部分で、恋人なのかどうかをたずねられた場面で、
「私は保護する」
っていう台詞があって、不可解だったけど、
それをわざと中国人留学生らしい言葉のぎこちなさとして書いてるんだったら、すごい才能だと思う。
芥川賞受賞の時、石原慎太郎が中国人がちょっと上手い小説を書いたくらいで賞をやるなみたいな苦言を呈したらしいけど、
石原慎太郎の20倍は上手い文章である。
・ストーリー
ちゃんと一から読んだ訳じゃないんで、誤解してるかもしんないけど、
なんか韓国ドラマみたいな話だと思った。
獅子頭って、なんかやたらかっこいいけど、ただの料理の名前なんですねw
『時が滲む朝』も気になってはいたんですが、流行りもの嫌いなので、なかなか読まなかったんですが、
思ったよりも実力のある作家さんのようで、大変驚きました。
ただまだ中国人を中心にしないと書けないようなので、これが経験を積んで、
日本人のことも書けるようになると、ものすごいものを書いてくれそうな気がします
一般流通に乗る書籍に関しては、日本語の間違いは 作家ではなく編集の責任だと思ってるけど、どうなんだろね 腐っても新聞社、内容はともかくへんちくりんな日本語をそのまま通すとは思えない
140 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/08(金) 04:31:33
隊員「た、隊長!」 隊長「な、なんだ!?こんどはどうした!?」 隊員「(´・ω・`)しょぼーん」 隊長「しょぼーんの意味を教えてくれーっ!」
141 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/08(金) 07:12:40
>>139 ああそうか。編集の人のアドバイスもあるんだね
>>140 たまにこのやりとり書き込んでく人がいるけど、なんなんだろうか……
>>138 『獅子頭』、早速チェックされたんですね。
なんだか私が強要してしまったようで、すみません。
目を通されたのは、ごく最近の掲載分ですよね?
「私は保護する」というのは、ほんの数日前に
読んだ気がするので。
ただ、この部分は、スレ主さんがおっしゃるとおり、
批判対象とはなりえないですね。
中国人の口か発せられるぎこちない日本語として、
これはとても秀逸で、中国人である著者ならではの
冴えわたった表現だと思います。
私が気になっているのは、会話以外の
地の文章における主述関係の破綻とか、
自動詞・他動詞の使い分けの問題とか、
その他諸々の文法上の違和感とか、
そういったことなんです。
今日の掲載分から少し引用してみます。
こうして度々客間で李先生と談笑したお陰なのか、
最近の雲紗は、人が変わったように、
来日当初哀愁を漂わせていた目からは、
その陰りが消え、晴れ晴れと澄み切っている。
内心では「偉そうに」と思いつつ、
厳明は顔を下に向いて、足を速めた。
なるほどこりゃヒドイ ちゃんと編集通したかも疑わしいな
144 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/08(金) 23:03:58
>>142 いや、興味がなかったら薦められても読みませんからw強要なんてとんでもない
読んだトコは十月に入ってからだったと思いますが、日付までは覚えてないです
確かにその二つの文は破綻してますねw
と言ってもある程度意味は通ってますね。
「雲沙は、」の述語がないからいけないんで、「人が変わったようだ。」で切っちゃえばいいんでしょうけど
そして下は、「顔を下に向けて」か「下を向いて」ですね
まあでもね……難しいよね……日本語って
これだけ「慣れ」が必要な言語もめずらすい
ただ僕のスタンスとしては、正確な文章よりも、面白い文章の方がいいと思ってるので、
多少文章が乱れていても、意味が通じればいいと思うので、やんいーさんくらいの不自然さは、
むしろ個性となりうると思います。
145 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/09(土) 00:41:03
今日は燃料もないようなので寝ます 熊つながりで紹介しますが、岩隈が来年メジャーに挑戦します どうか応援してやってください
あ
>>136 >>137 駄文にコメントありがとす。
おっしゃる通り、見直したらちんぷんかんぷん、で、がっくし猛省中。
一人称が好きなので、グリグリ視点移動したりするのですが、
別のスレでも視点移動がわからん、と突っ込まれまくりでした。
読者視点にちっとも立ててないよぅ。
今回は、ガッツリ文体変えるつもりだったのに……ダメじゃん。
脳みその中じゃ音声で再生されちゃうんで、話を知ってる自分じゃ気づかない……ぉょょ。
致命的です。晒しのお蔭で気づくことができてよいです。
第三者の目で読めるよう矯正せねば。
それにしても、読み返してみると酷過ぎす。
>>142 むぅ、文法的に間違っているのかよくわかんないんだけれども、
変な感じの複文だったり、「厳明は顔を下に向いて」とか、
表現としてはよい感じがするですよ?
「厳明は顔を下に向けて」なんかより、引っかかりがあって好きかもです。
レスしそこねた、
>>84 のリズム感にいまさらですが、
わたしゃ、半音とか字余りの音が好きで、その延長? かどうか
分かんないけど、「てにをは」の微妙なずれ? というか、
素直じゃない文がちろんと入ってるとぴくんとしちゃいますです。
148 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/09(土) 11:11:08
>>147 まあだから、一行空けるなりなんなりして、
「ここで一人称変わってますよ」っていう境目をつくってくれればおk
日本語の破綻なら、石原慎太郎はピカイチでしょう。
日本文壇の誇る言語障害者でございます。例えば平野啓一郎の選評。
「浅薄なコマーシャリズムがこの作者を三島由紀夫の再来などと呼ばわるのは止めておいた方がいい。
三島氏がこの作者と同じ年齢で書いた「仮面の告白」の冒頭の数行からしての、
あの強烈な官能的予感はこの作品が決して備えぬものでしかない。」
んー、まあアリなんじゃないの と思って読んでたけど最後でどうしようもなく歪んだ どうして「備えぬものだ」で終われなかったんだ
自分の文章のレベルがどのくらいか、自分ではさっぱり分からないんで見ていただきたいです 話は即興のものなんですが、読みやすいか読みにくいか、分かりやすく書けてるか書けてないか、 ぜひともよろしくお願いします 「はい、克之これ」 「ありがとう恭子」 オフシーズンの、ひとけの少ない海の見える公園で、恭子は頼まれていた資料を克之に手渡した。 「ほんと助かったよ。どう? これから少しお茶でも?」 「ええ」 克之と恭子は公園をあとにしようとした。そのとき、克之は何かに気づいた様子で足を止め、海の ほうを見た。 「どうしたの?」 「誰かが溺れてる!」 「えっ?」 「恭子、ちょっとこれ持ってて」 克之は資料を恭子の手に押し付けると岸辺までいき、コートをすばやく脱いだ。コートが 舞い上がった、とたん、白い飛沫が盛大にあがった。 「克之!!」 恭子は驚いて岸辺まで駆けよると、柵から身を乗り出した。 海に飛び込んだ克之がぐんぐん遠ざかっていく。しばらくたって、暴れる溺者を抱きかかえた克之が、 ゆっくりこちらに戻ってきた。どうやら溺れていたのは猫のようだ。 「そらよっ」 克之は猫を石畳に放り投げた。猫はくるっと回転し着地すると、凄い勢いで走り去っていった。
「はは……随分かなぐられちまった」 克之は恭子にも手を貸してもらい、公園の上にあがった。克之はしばらく肩で息をしていたが、 笑いながら言った。 「あの猫、風邪ひかなきゃいいけどな」 「猫の心配もいいけど、あなただってずぶ濡れじゃない」 初冬の寒い日だった。克之はくしゃみをすると、やがてガタガタ震えだした。 「たまには寒中水泳もいいかもな」 「もうっ、わたしの家に来て。ここから近いから」 「いいのかい?」 「そのままじゃ凍死しちゃうわよ」 恭子は克之のコートを拾うと、彼の手をひき歩き出した。 恭子の自宅につくと、克之はタオルを貸してもらい玄関で足を拭いた。 「シャワー浴びて身体あたためて。濡れた服は洗って乾燥機にいれるから。すぐ乾くと思うわ」 「ありがとう恭子」 克之はタオルを恭子に渡し、バスルームに入っていった。しばらくして恭子の耳に、彼が シャワーを浴びる音が聞こえてきた。 恭子の胸にかすかな波立ちが起こった。自宅に克之を入れるのはこれが初めてだった。 恭子は落ち着かなくなり、リモコンをとりテレビをつけた。 やがてバスローブを着た克之が浴室からでてきた。 「ああ、さっぱりした。温まったよ」 「この部屋にも暖房いれたから。そこのソファに座ってて。コーヒー入れてくるわ」 「ああ、すまん、しかし溺れてたの猫だったとはな。てっきり子どもかと思った」 「大きな猫ちゃんだったものね」 恭子はクスっと笑い、キッチンに行った。
コーヒーを淹れていると、リビングから克之の声が聞こえてきた。 「いいマンションに住んでるなあ恭子。おれのアパートとは大違いだ」 「そ〜お? あなたの住んでるアパートってどんな感じなのかしら。見てみたいわ」 たしか弟さんも一緒なのよね?」 「ああ、これが放蕩癖のある弟でね。いったい誰に似たのやら」 「あなたに似たんじゃないのぉ?」 笑いながら恭子はリビングに戻ると、ふたつのコーヒーカップをテーブルの上に置いた。 恭子もソファに腰掛けカップを手にとった。 克之は眼鏡をはずしていた。眼鏡を掛けていない克之は、ふだん見慣れている彼とは違って見えた。 別の人のようにさえ感じられ、ひどく新鮮な気がした。 恭子はおもっていた。自分は克之を愛している。克之のほうでも自分を……。 一度はっきりそう言われたことがあった。でも、克之ただひとりを愛してるわけじゃない。 だから克之の想いを、完全に受け入れることはできなかった。『あなたの気持ちに、今は応えられない』 そんな曖昧な返事をしたまま、時間だけがいたずらに過ぎていった。 克之はそんな自分に今日まで変わらなく接してくれた……。 「恭子」 想いにふけっていると克之が口を開いた。 「今でもやっぱり、あの時の返事は変わりそうにないかい?」 恭子は一瞬ビクッとした。心を見透かされたような気がして、少しのあいだ口が聞けなかった。 「え、ええ…」 「そうか、すまない。また聞いてしまって……」 「そ、そんな、謝るのはわたしのほう、あんな曖昧な返事をしたままで…」 恭子は克之の顔を見た。克之は優しいまなざしで恭子を見つめていた。 終わりです
休日はまったりできて幸せ。
>>148 ◆◆◆を区切りに入れてたけど、レスの番号変わるからいいやと省いちゃいました。
それに行を開けても、視点移動の意思表示には弱いので特訓しる!!
さんくぅでした!!
石原さん読んでみまする。ボンボン嫌いで食わず嫌いで、皿の端によけてました。
「冒頭の数行からしての、あの強烈な官能的予感」
この評論しびれますなぁ。こんな感想をもらえるようになりたい。
もちろんラノベで!!
>>149 確かに変な感じですね。溢れる思いを止められなかった?
そう、それは文字を介した意思表現では決して伝えられないほどの感情の高まり。
ならば、それを伝えんがための文章が既成の文法などに収まることができようか。
表現である以上、伝わらなきゃいっしょだよね、わっちも精進しまっす。
>>150 文法、作法は指摘できませぬ。ラノな感想でもよければちょっちまっち。
ごはんたべなきゃ、なので。
>>149 描写や説明が足らない
動画タイプの人なんじゃないかと思うけど、台詞で言わせることに頼りすぎてる
前半は動きのあるシーンだし、いいかと思ってたけど
後半になるとわかり辛さが目立つ
自分は風景描写なんかいちいちねっちり書かなくてもいいと思ってる派だからそっちは構わないけど、
コーヒー以降のくだりはもっとこう心情なり微妙な空気なりを描いていいと思う
ってかそこをちょっと力入れて書かないと、なんのための話だかわからない
>オフシーズンの、ひとけの少ない海の見える公園
公園にオフシーズンってあるのかな
海の見える公園というと自分の中ではお台場横浜だけど、あそこは季節なんてお構いなしだ
寒いからなんとなく人出が少ないイメージがあるかもしれないけど、ならばそう書けばいい
>コートが舞い上がった、とたん、白い飛沫が盛大にあがった。
躍動しすぎてすっ飛ばしすぎ、飛び込んだことは書いてもいいかと思う
白い飛沫じゃあ一瞬なんのことだかわからない、というか下手すると違うものを想像する
>恭子の胸にかすかな波立ちが起こった
波立ち……波立ち?
字面から「波が立っている様子」と解釈はできるけど、それが「起こっている」と書くと動作が二重になる
「胸の中にかすかな波が立った」とか「胸の奥がかすかにざわめいた」とか
155 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/09(土) 20:13:00
隊員「隊長、わたしはもうダメであります・・・」 隊長「弱気になるな、しっかりしろ!」 隊員「た、隊長・・・」 隊長「な、なんだ!?」 隊員「隊長はわたしのこと、好きでしたか・・・?」 隊長「当たり前だ!」 隊員「だったら最後に・・・キ、キスを・・・」 隊長「それは、ちょっと・・・」
156 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/09(土) 20:23:24
>>150-152 昭和を思わせるクッサいストーリーにはノータッチじゃないとダメなんですねw了解です
全体的にはわかりやすくて、非常に読みやすい文になってて、いいと思います。
これでストーリーが面白ければ、なんか賞とって、将来小学校か中学校の教科書に載ってそうな、
いい意味でも悪い意味でも「無難な」文章なんでないでしょうか。
ストーリーがつまんないと、全く印象に残んない小説になる可能性もあるんで、そこはお気をつけください
細かい部分だけ指摘すると、
・「暴れる溺者」
全体の平易な文体からすると、あまりにごつすぎる表現でないですか(もちろん間違いではないです)。
・女の台詞
最近の若いおんにゃのこはこんな喋り方しないんで注意ね。
まあ創作の世界ではまだ女言葉って死滅してないから、
>>150 さんが好きなら使ってもいいんですけど
最近の現実世界では女言葉使う人ってそうそう居ないですよねー
・波立ちが起こった
>>154 さんも言ってるけど、「波立った」でおk
「白い飛沫」の方は、僕はそんなに気にならなかったけど、まあもっとわかりやすい表現があるかな
「コートをすばやく脱いで、飛び込んだ。
舞い上がったコートを濡らすように、白い飛沫が盛大にあがった。」とか?
>>150-152 恭子って人、悪女だね。こわいよぅ。克之さんが不憫だ。
>読みやすいか
読みにくくはない。けど、単調。狙ってるならいいと思います。
漢字の開き方は意識してるのかな、意図はよくわかんなかった。
>分かりやすく書けているか
ちょっち、描写や説明が足りない気がします。
状況が後だしな感じかなぁ。例えば「公園」。海浜系な公園みたく砂浜に続いていると思ってたら、実は公園は界面と高低差があった。
そんでもって、柵があった。最初はわかんなかったよぅ。
あと、克之さんメガネかけてたんだ、とか。主線と違うところでひっかかっちゃった。
>>154 さんと違って風景気にする方なのでww
「白い飛沫」はあたしも分かりにくかった。
行動と行動、状況説明なんかの間がつまり過ぎてるのかなぁ。間がうまく取れていない感じ?
以下、好みの問題かもですが、気になったところ。
「ひとけの少ない」よりは「ひとけのない」か「ひとがすくない」かなぁ。
ググったら、ひとけのすくないってよくあるみたいなので、個人的好みで。
「公園をあとにしようとした」が気になった。
公園を出てしまった状態で、ようやく「公園をあとにした」な感じだから、
公園を出る前だったら、素直に「公園を出ようとした」の方がしっくりくるかも。
「克之は恭子にも手を」 他に誰に手伝ってもらったんだろう?
>>154 さんも言ってるけど、部屋に上がってから、もう少し男女の機微がみたいかなぁ。
三人称なので、人の動きや感情をそのまま書くんじゃなくて、行動や情景描写でそわそわ感とか匂わせてもらえると好きです。
158 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/09(土) 21:59:36
風呂クマ
後、
>>150 さんに。
ここのほかに「ワイが文章をちょっと詳しく評価する!」っていうスレがあるんで、
そっちの方が、文が読みやすいか読みづらいかっていう評価には適してるかも
試しに投稿したら、僕は40点台でしたがw
そんなのが人の文をとやかく言ってええんやろかというツッコミは無視します
>文が読みやすいか読みづらいかっていう評価 あまり当てにはならないかと。 無理にでも欠点を作り上げて貶してるから。 作品ごとに評価基準に差がありすぎるし。
>>154 >>156 >>157 とても詳しい感想ありがとうございます
自分では気づかなかった部分を指摘してもらえてすごく参考になりました
情景描写、心理描写には細心の注意を払わないといけないって改めて思いました
>>158 あっちはなんかやたら厳しそうで投下する勇気ありませんでした
すごい低い点つけられたら凹んじゃうんで
161 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/09(土) 22:20:12
>>153 石原さんは読まないでいいですw
>>155 この隊長シリーズの人はなんでこんなにストイックに書き込みをつづけるんですか?
何が君を突き動かしてるんですか?
162 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/09(土) 22:40:16
>>157 確かにメガネは僕も違和感あったwメガネ掛けたまま海に飛び込んだのかとw
>>159 まあワイの人の主観で評価するぞ、っていうコンセプトだから、すがすがしいよね
あのテンションは疲れてる時に読むと疲れるけど……
163 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/10(日) 10:45:02
日経小説大賞狙ってみようと思います 賞金1千万はあはあ なんか別に経済小説じゃなくてもいいみたいなんだけど、 せっかくだから経済小説にしようと思います。 今回が第3回目なんですけど、第2回が249篇ってw少なすぎるだろw
えっ。日経小説大賞復活するの?
165 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/10(日) 10:59:25
>物語性が豊かで時代性、社会性、娯楽性を兼ね備えた 時代性はネタがかぶるので勘弁してください
リンクありがとうございます。 「新人に限らない」とはこれいかに。 しかも日経のくせに物語性や娯楽性を求めてくるとは。 自分の作風とは明らかに合わないけど、 600枚という上限は魅力的だなぁ。 純文系の新人賞にも、このくらいの長編を受け付けてくれる ところがあってもいいのに。
168 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/10(日) 19:15:54
日曜日なのに書き込みが全然ないんだけど、これは単純にこのスレが過疎なのか、 それともまた大規模な規制がかかってるんでしょうか?
この連休にせっせと燃料こさえる暇人なぞおらんだろう
170 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/10(日) 20:05:32
なるほど
少々過疎っていても荒れてないだけ いいスレだと思うよ。 まぁそもそもこの板自体が過疎なんだけど。
貼ろうにも、自分もいまこのスレ的にも面白くないであろう部分を書いてるんですよね。 んでもちょっと投下してみましょうか。1行40字で成型しちゃったんで読みづらいのは勘弁。 『エルデリア通史』では、エルデリア国の歴史の概略、建国から滅亡までを記した。 エルデリアの歴史を知る上では、『イオリュアの手記』『奉神諸事録(OMNE LEFFA FOS DIUME)』『帝国紀(MEM OS RI DIESAL)』の三冊が最も有力な史料となる。 『イオリュアの手記』は、女神イオリュアが自ら書き記したとされる随想で、エルデリ アの建国から衰退期までの期間、イオリュアの身の回りで起こった日々の出来事が綴られ ている。そもそも神々の実在を疑う一部研究者の間では偽書とされているが、その内容が 他の史料とよく合致することから、今日の史学界では逆にイオリュアの実在を証明する一 級史料とする意見が主流である。 『奉神諸事録』は、イオリュアの側仕えを務めたエルデリアの神官らが国家の重要事な どを代々書き残したもので、事実上前期エルデリアの国史である。やや女神イオリュアに 対する礼賛の傾向が強いものの、そのことを除けば、神官という世俗から隔離された階級 の人々による記録であるだけに、その内容の客観性は十分に信頼できる。 『帝国紀』は、ガレト王の治世の始まりより記された後期エルデリアの国史で、為政者 に対する追従が多く、その信憑性は幾分劣る。しかし、終末期のエルデリアの陰惨な国情 を知る上での貴重な史料である。 これら、エルデリアが存在した当時に書かれた書物は、時の流れの中でその大半が散逸 し、現在ではわずかな断片が残っているに過ぎない。しかし一千二百年前の歴史家ケピチ ェリの時代には太古の書物はまだ多く残されており、ケピチェリはこれらを元にエルデリ ア全史『楽園記(Memre win Erdel)』と、エルデリア周辺国の歴史『望楽園記(Memre a rr Erdel)』を著した。この二冊は幸いなことに今日でも全文が残っており、この中の記 述と引用によって、我々は失われた書物の内容を知ることができるのである。 『エルデリア通史』は『楽園記』『望楽園記』を基礎とし、その上に今日の史学、考古学研究の 成果を加え、現行の定説に忠実な内容となるよう心がけた。
「挫折する人が世界で最も多い」指輪物語の冒頭よりひどい……w
>>172 読んだー。
年代記風ってもんの冒頭ですかの?
こういう始め方いいですね。かっこよす、鼻行類みたくて。参考にしよー。
以下、感想とコメントれす。
「一級史料」
この単語はしっくりこなかったです。専門用語としてあるなら……そうだ、こんな時は!
みんなの味方「ウィキ」様に聞いたら「第一級史料」って言うよって教えてくれた。
史実関係の単語もいろいろ面白そうですね。
「わずかな断片が残っているに過ぎない」
どんな断片か具体的に書いてもらえるとワクワクするかも。
ワンワン地方に伝わる民話や神話伝承、ニャンニャン博物館に所蔵される幾枚かの羊皮紙、とか。
「我々は失われた書物の内容を知ることができるのである」
ケピチェリ氏の二冊の著書の信頼性は問題にならないのでしょうか。
一千二百年前もの書物であれば、現存書が後世の為政者の手で都合よく
改竄されている可能性や、史料としても、数種の「原本」とか「写本」が存在し、
「ピヨピヨ写本」「ケロケロ写本」「リンリン原書」「ガチャガチャ原本」
それぞれの信頼性に関して研究者により意見の分かれるところである、とか、
あってもよさそう?
アホな質問を次レスにてwww
忘れてた。「現行の定説に忠実な内容となるよう心がけた」だとなんか物足りなくない? 統一意見が得られていない事柄に関して、また既に定説として 認められている史実についても、独自に入手した一次史料や研究者の 私信をもとに著者の解釈による記述が含まれることを先に述べておく。 その部分については本文中に明記するとともに、必要があれば 脚注にて補足説明を加えているので参照いただきたい。とか。 長ッ!www いやぁ、この手の読み物わからんのですたい。 以下、アホな子の疑問です。 この手の物を書くときって、「エルデリア」に関する基本情報は書かないものですか? 現在ではゲコゲコ地方と呼ばれる地域に紀元前五六〇年から一二〇年にかけて存在した……とか。 ・『エルデリア通史』の著者は「女神イオリュリア」の実在を支持している。 ・「神々の実在を疑う一部研究者」との表記から、史学界一般の共通認識は「神々は実在した」である。 と読み取ったのですが、ここでの「神々」とは人が扮したものでなく、所謂「神」ってことですか? 現代社会(リアル)では、「神々」が実在したとは思われてないわけで、 その辺を言及していないのは、ファンタジーとして捉えてもいいってことですか? 「為政者に対する追従が多く」は、「為政者に追従した記述が多く」と読み替えてもよいですか?
>>173 架空の参考文献をでっち上げるのは昔読んだなんかの小説でやってた方法です。
こういうのは読み飛ばし可の「はじめに」にみんな押し込んだので勘弁してくださいw
>>174 >一級史料
第一級が正式です。勝手に略しましたすいません。
>わずかな断片が残っているに過ぎない
それを書いちゃうと脱線しすぎかなあと。
「民話や神話伝承」のほうは、通史とは別にまとめてます。
>ケピチェリ氏の二冊の著書の信頼性は問題にならないのでしょうか
これを補足するのに最後の一文を書いたんですが、
100%信頼できるわけじゃないことはもうちょっとわかりやすいほうがいいですか。
>長ッ!www いやぁ、この手の読み物わからんのですたい
そこまでやりますか。やったほうがいいですか。やってみます。
>この手の物を書くときって、「エルデリア」に関する基本情報は書かないものですか?
これは、この前に書かれてます。例によって抜粋なので不親切ですいません。
>その辺を言及していないのは、ファンタジーとして捉えてもいいってことですか?
そうですね。
調査研究の結果や史実のひん曲がりぶりから、どうも本当にそういう超常の連中が居たとするしかないようだ、という程度です。
科学的な実証度合いは宇宙人と恐竜の中間ぐらいでしょうか。わかりづらいですねすいません。
>「為政者に対する追従が多く」は、「為政者に追従した記述が多く」と読み替えてもよいですか?
なんのことかと思って調べてみたら、追従は「追従する」というのが普通なんですね。
「お追従」から「お」を取ってそのまま使っておりました、指摘ありがとうございます。
よく考えてみるとやっぱり神話は神話のほうがいいような。 「この世界の常識では実在したということになってるけど、やっぱり否定派が正しくて神々は人間の想像の産物である何か」? いやでも、実際のところがどうであるかは結局わかりっこないですから同じことなんですけど。 こっちの現実世界でも、神の存在が数学的に証明されたこともありますし(もちろんインチキですけど)、 信じる人にとってはその存在は紛れもなく真実であり、筆者は少なくとも疑ってない、とか。 ホメロスなんかでは神々が人間世界にちょっかいをかけてますけど、トロイアの遺跡なんかを調べた結果 こっちの世界よりは神々の介在の証拠として見なせるものが多く出てきている、とか、そんなところです。 これじゃ最初と言ってることが変わらんですね。実際どうだかは「わからない」でおねがいします。
あはぁ、わっちの早とちりは堪忍してくりゃれ。
>>176 「一級史料」の件、ただ単に「第一級史料」と言う単語をわっちが知らんかった
だけでありんす。間違いを指摘したつもりはないですよぅ。
「一次史料」なら聞いたことあったけどな、ってぐらいのことです。
専門用語って、使い慣れた人間には違和感ないのですが、知らない人には
そこはかとなく違和感を感じさせてしまうことがあるので。
今回の場合は、意味の推測が簡単なので気にするほどでもないと思います。
なら書くなというツッコミはナシで。
>それを書いちゃうと脱線しすぎかなあ
えっと、民話や伝承があるよ、ってだけでも書いてあればいいと思うんです。
中身は外で書いても。つまり、エルデリアに関する一次史料が、どれだけ
失われているのか、残存していてもほとんど復旧不可能なものなんだ、
ってことに具体性を持たせたらどうかなー、くらいのコメントです。
>>177 「神の存在」は「わからない」、いいですねぇwww
文章でニュアンスを伝えるのが表現が難しいですけど。
179 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/11(月) 14:51:51
>>172 燃料熱烈感謝。
ホントに面白くない所来ましたねw
文章的には間違ってないと思います。極めて読みづらいけど
OMNE LEFFA FOS DIUMEとか書いてあんのはドイツ語?
なんか史学部出身なのか、よっぽど歴史系の本を濫読したのか、そんな感じがします
死ぬほど読みづらいけど、でもどうしても小説の中に入れたいんでしょ。
その辺のうすっぺらい欧州ファンタジーとは一線を画す、硬派な所を見せたいんでしょ。
じゃあ入れてもいいんじゃないかな……
ストーリー進んだらまた投稿してくだしゃあ
180 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/11(月) 14:58:15
○神の実在に関する証明 たとえば太陽と月が毎日昇り、沈んでゆくことや、月の満ち欠けは、 天文学において、完全なる周期性を持っていることが発見されているし、 重力も物理学において、一定の大きさであることが定式化されている。 これらの完全性を支えているものは何であろうか? 即ち、この完全性こそが神の存在である。 神が万物に完全性を付与している。
>>179 >死ぬほど読みづらいけど、でもどうしても小説の中に入れたいんでしょ。
いいえ、これは単なる悪ノリで、そもそもはある言い訳をするために書き始めたんです。
500年のスケールを小説の密度で書いてたら、いつ終わるとも知れない超大作になってしまうので
とりあえず1、200枚程度で国の興りから滅亡の流れだけを書きますよ、
それをベースにしてあとの具体的なエピソードは短編、中編の小説形式でポコポコ追加しますよ、っていう。
へんなアルファベットは昔作った、独英仏語を混ぜて改変したインチキ言語ですが、人名も生成できたりしてなにかと便利です。
182 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/11(月) 15:21:50
>>181 ざっと聞いただけでも、すごい小説になりそうだ……
それをどこに応募するのかちょっと気になる
ネットに上げるだけだって前いってた
185 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/11(月) 19:11:34
前から少し疑問だったんだけど、文学賞の募集要項に「未発表」ってあるけど、 2chで晒す程度のことはセーフだよね? 厳密に考えたらアウトなんだろうけど、グレーゾーンだよね?
>>185 もちろん全部はアウトだろうけれど、一部だけを晒すくらいは目こぼしされているのではないかと。
掌編や短編などの賞に出す場合で、大部分を書き込みしてしまうのは常識としてアウトでしょう。
とはいえ本気で新人賞を狙いにいく作品の一部を 2chで晒そうとは普通は思わないんじゃ…。 ボツにした部分なら抵抗ないだろうけどね。
>>185 >>187 ラノベ晒スレでは、「投稿予定の作品です(キリッ」 って人がよく晒してますよ?
でも危ない橋は渡らないが吉じゃないかなぁ
受賞した場合、「2chで出してた」とか騒がれたら面倒臭い。
まぁ、それで揺らぐような賞の方がどうかとは思いますけど。
人の妬みは怖いからねぇ、壁に耳あり、少女はメアリー。
ちなみにラノベの最大手、電撃小説大賞は、ネットに公開した作品でも
投稿OKなんですよ? ふとっぱらぁ〜。
実際にオンライン小説で人気を博した作品が受賞した例があったりする。
もちろん紙媒体になる前に、ネットからは下げられてるけどね。
>>186 さんの言う通り、晒すにしても3割が限界かも。
とはいえ、わっちもラノ晒スレでちろっと晒したことありんす。
全部じゃなくて書きかけ、2.5章分。しかも書く予定はまだ先の物。
全く知らない方々に読んで感想もらうのは勉強になりますた。
わっちの周りには見てもらう人なんていないので……。
ただ、そこには大きなリスクがあることを忘れちゃぁいかんですたい。
応募要項を見れば、単に未発表作品としているところと、 非商用公開は大丈夫と明言しているところと、駄目だと明言しているところがある 大丈夫と言っているところ以外は避けるのが賢明
190 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/12(火) 21:40:12
>>187-189 今の所、受賞作が決まった後にネット上で晒していたことが発覚して、取り消しという事態はないようですが、
今後はそういうことももしかしたらあんのかなあと思って、ちょっと聞いてみました
ありがとね
191 :
タイトル「サクラサク」 :2010/10/13(水) 15:41:14
こんなこと、あるはずがない。わかっていることだ。優佳がこちらを覗き込むようにして笑っている。いつもは食べながらでも大口を開けて笑うようなヤツなのに、しおらしく微笑んでいる。そういうのは苦手だから、やめて欲しい。 僕は顔を、そっと横に向けた。すると、優佳は手のひらで頬を挟むようにして、ゆっくりと正面に戻した。膝枕で仰向けになっている僕に自由はなかった。なんか、鼻の奥がムズムズする。 意識を優佳の向こうにやった。薄桃色の背景は、なんだろう。淡い色の雪がユラユラと落ちてくる。ああ、そうか。とても大きな桜なのか。青い空は視界の隅の方に押しやられていた。 「もう、苦しまないで」 その声を耳にして僕は優佳を見つめた。薄い唇は閉じられていた。表情は変わらない。微笑んだままの無表情に思えた。まるで本心が見えて来ない。 僕にだって言いたいことはある。訊きたいこともある。それでも口にはできない。 あり得ない世界に二人はいて、桜の花のように少しの変化で散ってしまう。そんな不安定なところにいることだけは、なぜか理解していた。 僕は苦しい。その微笑みが、この美しくて脆い世界が、とても苦しくて悲しい。だから、横向きの姿勢になった。そんなものは見たくないから。そして体に力を入れた。精一杯の反抗を態度で示した。 優佳はなにも言わなかった。伸びた手は僕の頭を撫でた。前髪を整えるような手付きは優しさに溢れていた。 その優しさに触れた僕は、もう、どうしようもない。涙が真横に流れた。一本の筋になって優佳の膝まで濡らしてしまったかもしれない。でも、止められない。どうしようもなかった。 「苦しまないで」 その声は頭の中に響いた。眠る間際にかけられたかのようだった。 続く
192 :
タイトル「サクラサク」 :2010/10/13(水) 15:43:56
「……寒い」 喉に引っかかるような声で目が覚めた。いや、身震いが先かもしれない。意識がぼんやりとしている。 まずは机から頭を起こした。少し濡れていたところは手早く袖で拭いた。目もとは両手で擦った。細かい砂粒のような感触があった。どうやら悲しい夢を見たらしい。それにしても泣くとは思いもしなかった。高校に進学して初めてのことかもしれない。 「もう、朝か」 正面のカーテンは明るかった。寒々しい部屋が少しは華やぐ。さらに花を添えるものが目に留まった。 「いつの間に」 机の端の方に小さな桜の鉢が置いてある。数個の蕾が頭頂にあり、そのひとつが見事に咲いていた。一輪だけなのに目が離せない。綺麗というだけでなく、見つめていると、なぜか悲しい気持ちになった。 優佳の盆栽は誰のために咲いているのだろう。本当の育ての親はいないのに。僕は一輪の花に目で問いかけた。答えがないことはわかっている。 不思議な時間が流れた。盆栽を見ていると、優佳のことが思い出されてならない。交通事故の巻き添えで亡くなったことよりも、取り留めもない会話の方が鮮明だった。 「だからさ、時代はミニ盆栽なのよ」 優佳は三個目のハンバーガーにかぶりつく。僕は財布の中身を心配しながら向かいの席でチビチビとポテトを摘む。 「そんな流行は聞いたことないけど。盆栽って年寄りの趣味でしょ」 「僕ちゃんは、わかってないねぇ。ミニ盆栽をまるで理解していない。ミニ盆栽は奥深いのだよ。それでいて手入れは簡単で場所も取らない。ミニ盆栽は万人に愛される、高尚な趣味なのだよ」 続く
193 :
タイトル「サクラサク」 :2010/10/13(水) 15:44:55
盆栽ではなくてミニ盆栽らしい。やたらと強く繰り返すので、僕は言い直すことにした。 「それでミニ盆栽だけど、木の種類はどうなの。やっぱ、松とかになるのかな」 「いやいや、ここは女性らしく桜でしょ。育てやすくて一年目から花も期待できる旭山桜が、わたしのイチオシだね。コケはスナゴケでオッケー。鉢は青い艶やかな陶器が最高」 「なんか、やたらと細かいね。まるで持っているみたい」 優佳は残りを口の中に押し込み、すぐに大口を開けた。 「ひふは、はってうんだお」 脳内の翻訳では、購入済み、と出た。証拠とばかりに優佳の家に連れていかれ、枝ぶりのことや観賞の仕方などを聞かされたが、あまり覚えてはいない。 ただ、優佳がいうほど、育てるのが簡単ではなかった。スナゴケは日照の関係なのか。一部が赤茶けて再生させるのにかなりの時間を費やした。肝心の桜にしても購入した年で花は咲かなかった。枯れない限りはチャンスがある、と優佳は口癖のように僕に熱く語った。 今年、四月五日に優佳の育てた桜は花を咲かせた。育ての親はいなくても桜は僕の元で枯れることなく、生長を続けていた。 「朝ごはんにするから降りてきなさい」 下からの母親の声に、わかった、と僕は声を張り上げた。寝癖を手で確かめながら、カーテンを開けた。目を細めて空を見やると、桜の鉢に負けないくらいに青かった。ふいに頭に言葉が浮かんだ。優佳には文句を言われそうだけど。 優佳の二回目の命日にサクラサク。 青空に送るメールがあれば、などと少し臭いことを思いながら僕は部屋を出ていった。 (了)
194 :
サクラサク :2010/10/13(水) 15:59:28
195 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/13(水) 16:52:40
196 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/13(水) 17:13:11
おれはやるよ 勝つさ 来年のいまごろは先生になってるよ お前らは 残念だが、がんばってくてたまえ
行間やら誤字やらから「無理無理……」って感じが溢れ出ている
198 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/13(水) 19:54:49
教員免許取ったんだろ おめでとう
199 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/13(水) 23:03:38
>>191-194 燃料投下熱烈歓迎感謝感激雨霰
ストーリーはくっさいけど、嫌味がなくていい感じ。ちょっとだけ感動した。ちょっとだけだけど
ただし、最後の「〜命日にサクラサク。青空に〜」の二文はクサすぎて吐き気を催しました。
文章も素直でいいと思う。非常に読みやすい。細かい改善点は以下の通り。
>数個の蕾が頭頂にあり、そのひとつが見事に咲いていた。
桜の木の上の方の蕾って意味で、頭頂なんだと思うんだけど、うーん。
意味は通じるけど、なんか不自然な表現。枝の先とかじゃダメなの?
>高校生
全体的に、高校生にしては老成しすぎじゃないっすか?
まあいいんだけど……
200 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/13(水) 23:05:05
>>191-194 読んだー。
これって、電撃リトルリーグかにゃ?
「苦しまないで」の意味とその解決がなされたのかちっともわからないよぅ。
>>191 に対する意気込みはいいけど、生きてない。
淡々と話が進み過ぎかモナー。構成が単純。
特に電撃LLの傾向として、きっちり落としてきっちり感動って感じだから。
例えば、
「俺はなんて不甲斐ない。好きな女との約束すら守れない」
盆栽の桜が枯れそうだよ! ウワーン。
桜の盆栽の入手経路について説明。
優佳「これ、タッ君にあげる」
拓也「なんで?」
優佳「あたしだと思って大事にしな」
拓也「分けわかんねー」
夢に優佳たんが出て来て、
「ったくもー。タッ君頼りないなー」
「優佳? お前……」
「私も頑張ってんだからさ、タッ君もメソメソすんなー」
机の上に涙の跡。俺は泣いていたのか。
窓際の鉢の上、折れてしまいそうな小さな桜の枝先に目を奪われた。
知らなかった。そこには、見落としてしまうほどにこじんまりと、でも確かに蕾がついていた。
「お前だって一生懸命生きようとしてるんだよな」
天国で見守る彼女との約束を果たすため、この桜をきっと咲かせてみせよう。
山田君、座布団二枚、いや全部取っちゃってッ!(故円楽師匠) ふへー。
そんなわっちは、電撃LLカスリもしないwww
202 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/14(木) 00:40:52
文章は評価するもんじゃない おもしろいかおもしろくないかだけだ
人間の顔は評価するもんじゃない おもしろいかおもしろくないかだけだ (キリ
204 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/14(木) 00:51:22
>>201 ラノベの傾向に関しては全くわかんないんで、なんとも言いようがないんだけど、
ホントにそんな話でいいんですかw
>>202 これ、僕も全く同意見であります
どんな高名な作家の好評も、畢竟「俺には面白かった」という意味に過ぎないのであります
でもそれだけだとやっぱり相手に自分の感覚が伝わらないから、
何やかんやとこじつけて、何らかの評価を書くのであります
おもしろいにもfunnyとかinterestingとかstrangeとかがあるわけだけど strangeばかり狙っているような文はあまり好きになれない
206 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/14(木) 13:12:14
>>205 最近の文芸誌とかには多いですね
なんか「誰も読んだことのない小説」を書こうとしてるんだけど、
それって皆面白くないからやらなかっただけで、って感じの
しょうがないじゃん、おもしろいならエンターテイメントな人ががんばってるし 最近だけでなく昔から文芸誌は見たことないやつやろうとしてるよ 売れなくともそういうことをしなくちゃいけない役割と思ってるんじゃね 文学だけでなく絵画とか音楽とかも美しくもないし面白くもない売れもしない絵とかやってるじゃん それこそが芸術、エンタメよりこころざしが高いとは言わないけど そういうジャンルがあるってのは認めるべきかと思う
飽きてるのになお同じジャンルにとどまり続ける読者と、 なんとかして読者の意表をつこうとする作者と 閉塞した分野ではよく見られる光景だけど、建設的要素はビタイチない
209 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/14(木) 13:59:15
>>207 もしかしたらそこから名作が生まれる可能性はあるけど、あんまり生産的とは思えないんすよね
かと言って、漫画とか映画ドラマとかみたいに、同じような売れる要素の使いまわしで、
どんどん粗品が量産されてくのも困るし
>>208 そうそう
あのへんは読者の飽きにたいする珍奇化って言うより作者の文学的活動でしょう 斎藤鈴子なんかは編集者に「つまんないけど出版社には文化事業をする義務がありますから」 みたいな事言われたっていってた。 村上春樹が確かにつまんなくなったんだけど、世界的な評価は上がってるのは 面白い物書きだからじゃないでしょ それをつまんないって言うのはピカソ見て「何でこんな書き方、まったく本物に似てねーじゃん」 って言うのと一緒 そもそも文学なんて建設的じゃないんだけど、これが科学分野なら 光るクラゲの研究?狭い分野でまったく建設的でないな、みたいな事いわないでしょ
>>210 そういうことばっかしてると、結果的に文学って衰退していく気がするけどな
文学だから、色んな人がいていいとは思うんだけど、
どいつもこいつもトリッキーなことを書いて、そればっかりになっちゃうのはね
>斎藤鈴子なんかは編集者に「つまんないけど出版社には文化事業をする義務がありますから」 >みたいな事言われたっていってた。 これは、いま流行りの生物多様性保護に似た理屈 メセナ活動の重要な点のひとつは成果主義に陥らないことで、 一見望み薄でもその人の模索がなにかに繋がるかもしれない そのためにリソースは可能な限り保護保全する必要がある、という考え しかしね 満足しない読者を驚かせるために、小手先で文章を弄り続けることそれ自体に、 文化活動、精神活動としてなにか意義があるとは思えない それは表現の模索とは明らかに違う、読み手と書き手双方の精神の硬直が生み出す千日手のような状況だからだ
>トリッキーなことを書いて、そればっかりになっちゃう >満足しない読者を驚かせるために、 だから驚かせるためでも、一般大衆な読者を満足させるためでもないんだって それに文学の限界を広げる実験的な珍奇作品だけが文学活動じゃないでしょ 大江健三郎とかそれほどトリッキーじゃないじゃん ノーベルの鈴木さんだって、脅かそうとか、面白いことに使えるぞ、とか思って クロスカップリング反応の研究を日々やってたわけじゃないでしょ 「教育やサイエンスはすぐに成果が出るものではない。国全体が、 長い目で経済的、精神的なサポートを行うようお願いします」 って言ってたでしょ、文芸誌はそれやってるだけだって 俺もピカソもモーツアルトも、前衛音楽も良くわからんけど、そして俺には要らんけど ダメだなとはいわないよ、そのレベルだよ でも筒井康隆あたりは、 そうした文学上の実験行為が(面白さとして使って)大衆小説へも反映されるべき みたいな事を「小説講義」だったかなで言ってたけど そんなことを本気でしてるのは筒井くらいしか居ないわなw
本へのモノサシがさ「面白さ」、「珍しいか」、「売れるか」位しかないとさ 文芸誌の新人賞に応募して落っこちて 「なんであんな小娘のくそつまんないエロ話が賞とれんだ?俺のほうが面白いのに、 おかしい間違ってる、話題性だけで選んでやがる」 みたいな文句言っちゃう人になると思う おもしろさとか自分の主張とか出したいなら、試合会場変えたほうが良いって レモン屋に行って、何で俺のデコポンがあれに負けんだ? って言ってるようなもんだって
>>213 >だから驚かせるためでも、一般大衆な読者を満足させるためでもないんだって
>それに文学の限界を広げる実験的な珍奇作品だけが文学活動じゃないでしょ
>大江健三郎とかそれほどトリッキーじゃないじゃん
逆転してる
「そういうものが好きになれない」という話であって、
「文芸が全てそういうもの」だなんて話ではない
>文芸誌の新人賞に応募して落っこちて
>「なんであんな小娘のくそつまんないエロ話が賞とれんだ?俺のほうが面白いのに、
> おかしい間違ってる、話題性だけで選んでやがる」
>みたいな文句言っちゃう人になると思う
本当に、本の内容ではなく作者の年齢、職業、境遇等の話題性を基準としているなら、
少なくとも文学賞というものに対する不満はまったく妥当だと思うが
大江健三郎なんかは、前衛的だけど、ぎりぎりで大衆性を持ってると思うけどな 『飼育』しか読んだことないけど。ただノーベル文学賞が大江に与えられたのは、不可解 完全にアジア枠が回ってきたとしか思えない ただ面白い前衛小説を書くのって、普通に面白い小説書くよりも才能いるんだけど、 前衛小説を書くことは誰にでも出来るから。 文学賞はねえ。基準曖昧になるからねえ。
>「文芸が全てそういうもの」だなんて話ではない すべてがそういう物とあなたは言ってないけど クマさんが「そういうことばっか」や「どいつもこいつも〜そればっかり」 と言ったからですよ、それにたいして、ほらちがうでしょって意見 で、俺が言いたいのは 好きになれないかも知れんけど、お花や音楽会みたいな文化活動って思ってるんじゃね 面白がらせようとして、失敗してるわけじゃないと思うよ 俺も要らんと思うけど必要と考える人は文芸雑誌には居るのでしょうって話だよ それとあんたら議論がうまいね 俺が自分の意見を説明しようとつくった架空の人物の文学に対する考えが (こういう見方したら)正しいこともありえるとか 大江の評価はおかしいとか 議論の対象を違うほうに持っていくのやめてよ、俺も飼育と死体荒いしか読んでないのに 俺が大江をすごいといったわけじゃないでしょ、 評価されている人のうちトリッキーじゃない人も居るよという例でしょ 評価しない反対意見を持ってきても大江への世の中の評価があるということを否定できないよ
>俺も要らんと思うけど必要と考える人は文芸雑誌には居るのでしょうって話だよ
それは
>>212 で同意した
表現の模索としてのそういう行為に関しては一切否定していない
はじめから自分は、そうでないもの、ただ奇をてらうことで注目を集めようとするやり方は好きではない、
ということしか言っていない
じゃなんでモメたんだよw 俺だって、ただ奇をてらうの好きじゃないよ つか文学としての実験作品だとしても面白くないものは好きじゃない 文学扱いされてる中には、じっさいどっちなのか俺にはわからんものもある
220 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/14(木) 20:20:03
>>217 議論って言う程、争ってたつもりはないんだけど……
僕のスタンスとしては、
「現代の文壇は面白くない前衛に傾きすぎてるきらいがあるから自重して欲しい」っていうことなんだけど、
>>217 さんは「文学にはそういう前衛も必要だという考え方もあるぞ」といいたいんでしょ?
なんか話がこんがらがってるけど、
>>217 さんは原理原則の話をしてて、
僕はただ単に現実問題を話してるんで、議論の前提がそもそも食い違ってるんで、そういうことになってるんだと思うよ
氏ねくそクマはげ
222 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/14(木) 20:23:36
なんだか雲行きがあやしくなってきたので ここらでどなたか燃料投下を。
224 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/14(木) 21:37:42
ラノベは屑
225 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/14(木) 21:41:18
ここの評価の基準がわかんね。 自分たちで好き勝手に言ってるとしか思えない。 文章よりも内容だとか。全部を晒すバカはいないだろ。 で、文章よりも面白さとか。じゃあ、なにを評価するんだって話。 内容が良くても文章が悪ければ意味が通じないんじゃないの。 どうやってヘタな文章で内容を100パーセント伝えるわけ? こんなところに晒しても時間の無駄だろ。 そうじゃないっていうならその根拠と評価の基準を示すのが先だな。
この場で面白さを評価するなんて誰も言ってないはずだが 理解力の乏しさを恥じて死ね
わらた
228 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/14(木) 21:59:56
>>226 中国人が無理して日本語使わなくてもいいぞ。マジで。
204 :( ̄(エ) ̄):2010/10/14(木) 00:51:22
>>201 ラノベの傾向に関しては全くわかんないんで、なんとも言いようがないんだけど、
ホントにそんな話でいいんですかw
>>202 これ、僕も全く同意見であります
どんな高名な作家の好評も、畢竟「俺には面白かった」という意味に過ぎないのであります
でもそれだけだとやっぱり相手に自分の感覚が伝わらないから、
何やかんやとこじつけて、何らかの評価を書くのであります
>>228 中国人はお前だろ
それをどう読んだら「ここでの評価の仕方は文章より内容」とかいう寝言が出てくるんだ?
ああだめだ、中国人にはこれじゃ理解できないな いいか、「どんな高名な作家の好評も」とあるな? 高名な作家の書評とは、当然このスレで云々かんぬんすることじゃないのはわかるな? 一作品全文を読んで、評価するわけだ その際評価の基軸となるのはおもしろいかおもしろくないかだと、そう書いてある このスレでの評価基準については一切触れていない わかるか? わからんのなら自分の理解力の乏しさを以下略
231 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/14(木) 22:38:09
まあまあ。落ち着きなはれ。
>>225 ○文章と内容
文章だけを純粋に評価しろって言いたい訳ですか?
それならワイの人のスレがもうやってるし……
実用文だったら、文章は内容を伝えればいいだけなので、
「誰にでもわかりやすい文+素晴らしい内容」ということになりますけど、
小説の場合、文章と内容というのは、不可分の関係にあると思ってます。
ここに晒すためにテキトーに考えたカスみたいなストーリーであっても、
そのストーリーは少なからず文章に影響を与えるのです。
もちろんストーリーをテキトーだと言う事を間引いて読んでも、純粋な文章の評価とはいえないでしょう。
絶対に内容の評価も要ると思います
○評価の基準
小説の評価の基準というのは、そんなに明示的に示せるものでしょうか。
芥川賞、ノーベル文学賞……どういった基準で選ばれているのでしょうか?
絶対に主観性は排除できないですよね。
具体的に言えば、「日本語的に変な表現が少ない」とか、「文章が美しい」とか、「このキャラクターがいい」とか、
「この設定が斬新」とか、「文学的志が高い」とか、「題材に関する知識が豊富」とか、
まあ色々あるとは思うんですけど、一言で言ってしまえばそれは「面白い」ということなのではないですか?
漠然とした、誤解をうみやすい表現になりますが、
>>228 はそういう意味での発言です。
○ではこのスレは時間の無駄か
このスレは必ずしも適切な意見が得られるとも限らないので、時間の無駄と考えるのなら、それも正しいでしょう。
しかし、小説を書いて、誰かに読んで欲しいという願望はないでしょうか?僕にはあります。
このスレは、適切な意見が得られるとは限りませんが、必ず僕が反応します。
もしかしたら他の人も反応するかもしれません。
それが役に立つかもしれないし、立たないかもしれない。
ただ、他人の正直な意見がきける。そんなスレです。
232 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/14(木) 22:42:47
すげー長文になったんで、中国人じゃなくても読みづらいだろうけど、まあそういうこともあるよね さっきワイの人に60点もらった
233 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/14(木) 22:49:47
中国人は仕方ないがクマも変わらんな。 芥川賞、ノーベル文学賞の評価基準だと? 話の摩り替えか。ここのスレの基準はクマの考えだろ。 自分のことも把握できないで見切り発車で立てたのか。 結論として勝手に遊んでいろ、だな。
234 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/14(木) 22:51:30
クマはあちこちで嫌われてるから居場所が・・・・・
会話が一切成立していない この板でこの惨状、嘆かわしい
236 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/14(木) 22:53:06
>>233 小説に明確な評価基準が存在しないってことを言いたかったんですけども、
伝わらなかったんなら補足します。
>クマの考え
それを
>>231 これだけの長文書いて伝えたつもりだったんですが……
>>232 あ、つまんなそうだから読まなかったやつだ。
カギカッコ連発するやつはろくなもんじゃないって偏見のもとに。
…これはあれか、適当に流すべき冒頭で、この後に本命との出会いがあるんだろう?
238 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/14(木) 23:06:07
>>234 嫌われた方が書き込みが増えるということもある
>>235 創作文芸板で会話が成立してるとこってあんま見ないけどw
>>237 いやワイの人スレ用に考えた話なんで、続きとかはないです。
憧れが無残に粉砕されるのが書きたかった。
女の子をもっとビッチっぽい感じにしたかったけど、あの長さだとあれが限界だった
えええ、あれが本題か。 ならちょっとパンチが足りんなあ。
顔を洗って出直してこいクマ
ああ、というか、コンビニ店員のマニュアル接遇と素の落差がメインか。 わからん、わからんぞクマ。 あの長さならもう他の要素を捨ててでもその二極を書ききるべきだろう。 主人公の性格なんかどうでもよろしい。
242 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/14(木) 23:15:35
>>239 全体的に淡白になったのは否めない
>>240 こんなレスをもらうとは情けないクマ
>>241 万能の君の幻を僕の中につくってた主人公が、現実の女の子に打ちのめされるのがポイントなんで、
主人公は恋愛経験の少ない童貞丸出しのチキンハートである必要がある
その万能の君の幻を切々とキモチワルく書いておくれ。
244 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/16(土) 11:36:52
まあ
>>233 みたいなことも言われつつも、
なんだかんだでこの過疎板にて、半月くらいで200レス突破して嬉しい限りです
まぁいずれにしろ、 クマ先生がこの先生きのこるには ワイ先生スレとの差異化が必要。
ここはここでこのペースでやればいいんじゃないの
247 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/16(土) 20:35:10
>>245-246 差別化ねえ……ワイの人と違うトコを強いて言えば間違いを認める所かなあ
自分より正しい人がいればその人の意見が大事です
本家の酷評スレが過疎ってるね
何年か前、僕がはじめて創作文芸板に来た頃はもうちょっと活気があった気がする
248 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/16(土) 20:38:05
クマのせいだろw
249 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/16(土) 20:43:00
>>248 いやだって僕のスレはたかだか5、6人が書き込んでるだけじゃない
悪いのはワイの人や!あの人が酷評スレから光と闇を奪ったんや!
まあどうでもいいよ 前々から酷評ってタイトルに問題があったのがなんとなく続いてただけなんだし
251 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/16(土) 20:52:29
いい小説でも無理やりけなしてたからね ちょっと苦しかったなアレは
歴戦の人である王常が、一戦もせずに敵に背中をみせたのは、これが最初であろう。 ──ここで戦えば、勝てたであろうに……。 劉秀の計画はまたたくまに崩壊した。 劉秀の隊だけがとりのこされたかたちになったので、配下の兵には、 「いそいで逃げると、敵もいそいで追う。いそがず退却すれば、かならず死ぬことはない。むしろいそいで逃げると死ぬ。」 と、いいきかせ、おもむろに後退した。 これ以前に、劉秀の兵術がいかにすぐれているか、気づいた将や兵がいたが、大半の将は、劉秀を良将とも猛将ともみていない。 この場合も、逃げおくれた将である、とみられた。 とにかく劉秀の隊が悠然と退いたため、これを怪しんだ官軍の将卒は、猛追することをひかえた。 すでに昆陽の城に逃げかえっていた王常と王鳳だけは、劉秀の肝の太さに気づいたが、自体が最悪になりそうなので、城に帰着した劉秀をみてもほとんど声をかけなかった。 むしろ劉秀がふたりに近づき、 「おもだった者たちを集めてください。話したいことがあります」 と、強い声でいった。 すぐにも昆陽から去ろうとしていたふたりは、鬱屈をかくさず、うなづいた。やがて集まった者たちは、いらだっていた。 「昆陽を棄てるしかあるまい。いまから軍議をはじめて、どうなるというのか」 大半の者がそういいたそうである。が、劉秀は落ち着いていた。 「よくきいてもらいたい。城内の食料はすくなく、まもなくやってくる敵は強大である。 それゆえここをでる。それから分散する。すると、どうなるか。 宛城が陥落していない現状では、避難するところもない。つまり、みな斃れる。 力は分散してはならない。力は、合わせるものである。 昆陽を失えば、ほかの軍旅も全滅する。 ゆえに、いまここで心胆をひとつにして、ともに功名を挙げなければ、とても妻子や財物を守ることはできない」 今日の読売の草原の風ですけど、これくらいの文で十分なんでしょうねえ。
253 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/16(土) 21:15:17
>>231 いいね
とても良い説得力のある文面だな
で、そんな素直な文面を書く作者というのはどんな作品を書くのかと見ていた
@読みやすい
A丁寧
B現実を書きたい意図が見受けられる
C一方で、2ちゃんに書き捨てるにはちょうどいい感じの匂いがプンプンする
D話がコンビニとはいえ、ワクワクしない
結論をいうと君の作品より
>>231 のレスの方が面白い
>一言で言ってしまえばそれは「面白い」ということなのではないですか?
とか
>誰かに読んで欲しいという願望はないでしょうか?
という弁証法だっけかな
とにかく、必死でYESの回答を引き出そうとしている姿勢が強かでいい
通りすがりの者の意見だが……
弁証法じゃなくて修辞法だよ、ローマの弁護士が得意だったやつだ
255 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/16(土) 21:30:24
>>252 宮城谷昌光ですね
一時期歴史・時代小説にハマった時期があるんで、何冊か読みましたよ
文章はお世辞にも上手いとはいえないし、不自然でしょうがない部分はたくさんある
けど古代中国史の知識がハンパじゃないので、知識>文章力ということでしょう。
歴史小説家は文学性ありすぎると、かえって書けなくんじゃないかと思います。
芥川龍之介も、歴史大好きだったそうなんですが、あんまりいい作品は残せなかった
>>253 あれはワイの人に評価されたい一身で書いたものだから////
>>231 必死でしょ?
256 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/16(土) 21:38:24
>>255 そ、そうなのか!
まぁ勉強になったが
ところで、このスレはプギャアアアさんとこと同じ趣旨なのか?
見た感じ議論する場のようなのだが……
で、君の得意としているジャンルはなんだ?
事によっては、世界基準に達していると思われる作品を見ていただきたいのだが……
257 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/16(土) 21:41:50
スーパーロボットなら間に合ってるよ
258 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/16(土) 21:44:23
どちらかと言えば、文学寄りかな。明治〜昭和あたりの? 歴史小説・時代小説も少々 最近の純文学は疎い >議論する場 なんかそんな感じになってるねw 別にそういう趣旨じゃないんだけど、まあ議論する場になった方が楽しいよね >世界基準 世界基準って?外国文学っぽいってこと?
259 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/16(土) 21:56:18
>>257 何を言っているのかさっぱりだよ
ただ、一つ言える事はロボットを愛する奴に悪い奴はいない
そんな愛するロボットが登場する小説を生き生きと描く奴を見てみたいと思うな
>>258 まったく俺の読まぬジャンルだな
北方謙三の水滸伝とか三国志とか酷かった思い出しかないよ
最近の純文は酷いから読まなくていいよ
石原慎太郎の批判だけ読めば十分だ!
あと、世界基準とは世界中で読まれる一冊になりえるという意味だな
260 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/16(土) 21:59:35
あまり話しこむとまた荒らしとか言われる危険性があるので ここら辺でサヨナラするよ 頑張れクマ君!
261 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/16(土) 22:04:47
>>259 ごたいそうだなw
晒してくれればいくらでも読むよ。
面白ければ「これノーベル文学賞モノだよ!!!」とか言うし、
つまんなければ「これのどこが世界基準だこのドグサレが」とか言うスレだよ
北方三国志は、三国志好きからすると、結構面白いんだよ
兵隊の鍛錬をしっかり書いてるトコとか、ハードボイルドな武将達とかw
意外と史実にはしっかり沿ってるし。
水滸伝は未読だけど、大体予想できるw
>>259 お前こんなとこで遊んでていいのか?
早く完成させて報告してくれ
263 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/16(土) 23:57:30
あの、1つ質問が。 他の評価スレに投下したものをこっちに再投稿してもいいんでしょうか。 これについて悩む人いるんじゃないかと。実際私が悩んでますし。 なので、その悩める人たちを救う意味でも回答ください。 駄目に決まってんじゃねえかバカヤローという答えには先に謝っておきます。ごめんなさい。
264 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/17(日) 06:10:59
>>263 別にいいに決まってるじゃねえかバカヤロー
ワイの人のスレとここと酷評スレで三重に投下してくれても、僕は構わないし、
その方が多くの人の意見をもらえるんでいいんでないでしょうか
ほんとに?
266 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/17(日) 06:34:30
大体他の所で投稿されたものを断る意味がどこにあるのか 新人文学賞じゃあるまいし
267 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/17(日) 08:23:22
>>264 、
>>266 わわ、ありがとう。
ちょっとドキドキしてたんで安心しました。
そうなんです。二重、三重投稿のほうがより多くの意見をもらえるだろうと思うんです。
いやあ、これで悩める人たちを救うことができそうです。
では決心がついたら私も投稿したいと思います。
ゴキブリの人だろうか なんだかなんだでみんなあっちもこっちも見てるから 多くの意見つってもアレだろうけど
269 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/17(日) 12:39:54
>>268 そうです。ワイさんとこの。
多くの人に見てもらったほうが書き手も嬉しいだろうと思うので、まあいいんじゃないかなーと。
>>265 も興味持ってくれたようですしね。
今更だけど
>>27 みて吹いた
このスレってライトノベル専門なのか?w
よくこんな厨房文章書けるよなw
その厨房文章が金になる時代なのだよ 誰にでもは書けないから価値がある
いや、イタくなったら駄目だろ 中二ノベルはイタくないギリギリのところでかっこよくなければならない しかもこのカッコイイは中二的センスで見たカッコイイなので、もうなんていうか一般人にはイロイロ無理
273 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/17(日) 16:31:44
ラノベは無駄に難単語が多い。春樹を見習ってほしいものだ
簡単ならいいという風潮も嫌いだけどね おかげでどんだけの言葉が死語になったやら
呼んだ? 文学談義に飽きたらラノベ叩きかにゃー? ふへふへw
>>270 スレ読めばわかるよ? 釣りへたー。釣れたわっちの負けだけど。
>>271 さんくー。
だけどねー、それだけ日本国民の文化レベルが落ちたってことだよ多分。
>>272 何当たり前の事言ってんの? ラノベは「中高生を対象とした作品」なんだから。
>>273 同意します。激しく同意しますとラノ読みが声高々に歓喜の声を上げますよ?
だから、わっちが書くとき必要以上にむずい単語は使わない。
だけど、厨二的にむずい漢字とアフォな読み仮名振るのがカッコいいらしいので。
わっちは理解できないけどなーwww でもそれがデフォなら従うのみ。
>>274 そんな単純な「簡単」を目指しているわけじゃないと思うけどね。
伝わらなけりゃ意味がない。わからない奴は読むな?
それだと狭い世界でしか展開できないし、新しいものとの出会いはない気がするんだよね。
言葉が死に絶えているのは事実だけど、新しい言葉も生まれている。
それが進化なのか退化なのかは後世の評価に任せるとして。
良くも悪くもも言語ってのは生きている人間が使っている以上、文化とともに変化するから
それもまたよし。いずれ今の言葉も古典になるよ。
ラノっぽく語ってみまみまw
漢語の語彙は残すべきだ なんでもかんでも平易な言い回しにしろというのは言葉音痴がのたまう暴論 英語じゃあるまいし、字義で直感的に理解できるものを 「難しい漢字だ、気に入らない」と排除しようとする姿勢はもはや病的
平安の昔、漢文などの教養ある人とそうでない人とでは使う言葉が違った。 ラテン文学は庶民が日常的に使う俗ラテン語とはかけ離れた言語で書かれた。 文章は非教養人にも理解できるように書かなければならないというのは 近代の、商品としての文章が負う宿命なのかもしれないけど、 表現を突きつめるとき必ずしもこれに付き合う必要はないだろうとも思う。
279 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/17(日) 17:15:08
>>277 がそういう小説書けばいいんでない?漢語だらけの小説で、タイトルも「漢語」にしちゃいなよ。
280 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/17(日) 17:21:39
なんかすごい話題広がってるけど、僕は今回、一切フォローしないよ!
>>278 ついでー。
>文章は非教養人にも理解できるように書かなければならないというのは
>近代の、商品としての文章が負う宿命なのかもしれないけど、
その通りだと思いますよ?
でも文章が背負いこむ宿命じゃなくて、作家の覚悟だと思いますけどね。
個人が表現したいものが商業的に成功するとは限らないしー。
大衆が求めているものを提供する、それが商業的成功でしょうけど、
作者がやりたいこととマッチするか、嫌でも受け入れるか。
Win‐Win関係なんて結局どこかで妥協がうまれちゃう。やだなー。
>表現を突きつめるとき必ずしもこれに付き合う必要はないだろうとも思う。
それはそうですよ。表現はいつの時代も自由です。表現はね。
中身は知らないですよ?w
何を文章で伝えたいかによりますよね。
わっちはエンタメ畑なので、エンタメにおける最大目的、エンターテイメントの
読者へ提供を達成させるために必要な表現があるわけです。
作者の中にある作中での状況、心情、情景、そんなものをさりげなく
読者の中に喚起させなきゃいけない。
そんなときに、小難しい単語を並べて無駄に脳みそを消耗させちゃぁいけないわけで。
まぁ読者の語彙力によるでしょうが。
わかってるって? そうですね。老婆心、いや蛇足でした。
カタカナ語やビジネス用語、オタク語に埋もれた文章も理解不能。 だけど、その言葉を理解できるもの同士の間では専門的な用語、細分化された単語のほうが表現力に優れる。 逆に万人に通ずることを欲するなら、言葉としては原始的で洗練されないものにならざるをえない。 要するにどの程度の範囲の読者を想定するかという問題で、ラノベもオタクに読ませることを前提とした表現がよくあるけど、 結局これは難しい漢字を使うのと理屈としては変わりはない。 おかしいのは門外漢が外野から「理解できない、悪文だ」と茶々を入れることで、かつての方言狩りと同様に非文化的な仕打ちだと思う。
わからない言葉をわからないままで済ませるのもなんという知的停滞かと思う なんだ、お前の日本語はすでに完成されてるのかと 義務教育を終えて日常会話に不自由しなくなったら、 もうそれ以上新しい言葉を覚える気はないのかと
>>280 だいじょうぶだおー話題に広がりはないぉー。
この程度の過疎でビビった誰かがわっちを召還しただけだおー。
最近忙しいからわっちはあんまりこれないょー。
文学談義参加したかったけどねー。
あ、文章投下されたら読むよー、ラノ臭いかんそうだけどねw >>ゴキブリのヒト
>>282 >おかしいのは門外漢が外野から「理解できない、悪文だ」と茶々を入れることで、
>かつての方言狩りと同様に非文化的な仕打ちだと思う。
そのとおりだすなぁ。
でも門外漢であることを認知してらっしゃらない方々が多いかも。
そして、門外漢からの茶々とて立派な感想。
読んだ文章をどう感じるかは個人の自由。
他人から何言われても
「私は私がやりたいことをやっている」
と言える魂が必要なのかもね。
ふひ、ラノベっぽく、カッコよく決まったぞなー。
285 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/17(日) 18:09:54
まあ盛り上がってくれれば何より。 過疎より荒れてる方がよい 過疎っていうのは、存在価値をなくさせるからね
詩作なんか知識動員して頭ひねらなきゃどうにもわからない表現が許されてるのに 小説がイカンというのもおかしな話じゃあないか 好きなやつはついてくるし、わかんねっつって投げるやつぁ投げる、知ったことじゃないね 大体アタマ使わなくても読める文章なんてボケ促進するだけだっての そんなのが良いってのは、小難しい表現で脳味噌の奥をつつかれる快感を知らんとみえる
287 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/17(日) 18:21:22
屁理屈もたいがいにしとけクマ
288 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/17(日) 18:27:32
>>280 大歓迎です
その時はよろしくお願いしますー
何か皆さん楽しそうだなあ
私も楽しめるだけの教養が欲しいもんです
289 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/17(日) 18:32:54
>>286 勝手に反応しちゃうよ?
>大体アタマ使わなくても読める文章なんてボケ促進するだけだっての
>そんなのが良いってのは、小難しい表現で脳味噌の奥をつつかれる快感を知らんとみえる
実際、現在の教育環境ではそうじゃないかなー。
わっちは理系出身なんだけど文系っぽいのって自分で吸収するしかないからねー。
いまだに成果主義みたいな学歴主義だから、興味のあるものを探したり没頭する時間や機会が若い人から奪われてる気がするんだなぁ。
どうだろう、文化的好奇心を持ちうる素地が育つような基盤が整備されてるかなー。
できる人はね、勝手にできるからいいんだよ。
でもね、ちょっと手伝ってあげたらできるだろう人達がごまんといるのにちょっとしたチャンスが少ない。
文学だって芸術だってもっと身近な方が人生楽しいと思うんだけどね。
みんなどっかでお高くとまってるようにしか見えないなー。
わっちは詰め込み式の学習必要派なんだけんども、わけもわからず詰め込んでも、あるとき回路がつながる感覚があるんだなぁ。
心地よい感覚。
『小難しい表現で脳味噌の奥をつつかれる快感』ってのがこれに近いのかなーとか勝手に妄想w
>詩作なんか知識動員して頭ひねらなきゃどうにもわからない表現が許されてるのに
>小説がイカンというのもおかしな話じゃあないか
イカンという話じゃなく、そういう表現が一般に好まれない、って程度だと思うよ。
詩の目的が読者に与える心情変化、それを引き起こすために、難解な比喩や言葉を使うことを手段として用いているってだけでしょ。
小説でそれをやりたきゃやればいい。
わっちはわっちの頭の中の風景やらキャラの涙やらを共感してもらいたいからわかりやすい文章を使う。そんだけー。
表現の可能性を探りたいのであれば、既成の規制(←かっこよすw)を自分に課した時点で負け。
己の感性を信じてがんばれー。
なんだか文科省を責めたくなってきたよw
291 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/17(日) 19:49:21
>>290 良い文書だな
カエルがピョコピョコしてる感じの文書でいいよ
人を食った感じの文面は、鋭く研ぎ澄まされている
まぁ、通りすがりの意見だが……同意するよ
292 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/17(日) 19:55:32
293 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/17(日) 20:08:24
>>292 その顔文字カワユイな……抱きしめたい衝動でなんかウズウズするんだが
俺もそんなの使おうかな?
ところで、このスレの趣旨が分からない
昨日今日と、誰も作品を晒さない
つまり、議論スレだと認識したよ
で、みんないろんな事を考えて作品を作ってるんだな、と勉強になった!
>>288 ともに叫ぼう、教養なんてクソ喰らえッ!!ww
確かに知ってるか知らないかで深まる部分は存在するけどね。
世の中、言語化しちゃって逆に不自由になってるかもねん。
違う話か。もっと気軽に生きようよ。あーそんなんじゃ、文学生まれないなぁw。
わっちはとことん文学に向かないなー。
>>293 293(肉さん)が晒せば一発解決だぉ?
晒すネタないしぃー、かなすぃー。
どっかのスレでテキトーに書いた10行とか20行とかならどっかにあるかもだけど。
探すのがめんどい。
ラノベ系で「冒頭に書いたー」とか書いてたらわっちかもwww
295 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/17(日) 21:30:19
氏ねクマ
296 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/18(月) 08:42:19
100万回死んだクマ
298 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/18(月) 12:11:46
Maybe I just want to fly I want to live I don't want to die Maybe I just want to breath Maybe I just don't believe Maybe you're the same as me We see things they'll never see You and I are gonna live forever……
299 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/18(月) 16:12:13
よく一人称の文体に神視点が混じるのはダメっていうレスが、 創作文芸板ではつくけど、僕はどうかと思う そこまで視点を固定することに意味などあるのか? (・(エ)・)←こっちの方がかわいい気がする
三人称はともかく一人称は基本的にまずいでしょ、大丈夫か 登場人物のひとりに神の視野を与えて喋らすなんざ、質の悪いメタファーでしかない
301 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/18(月) 16:41:51
メタファ〜って何?おいしいのそれ?
302 :
(・(エ)・) :2010/10/18(月) 16:54:55
神視点っていうか、三人称的視点? たとえばさ、基本は一人称で進展してた話が、 その後、俺が聞いた話。 Aはとにかく逃げたが、道が行き止まりになってこれ以上進めなくなった。 そこを追っ手がとりかこんだが、Aは得意の少林寺拳法で、 追っ手をちぎっては投げ、ちぎっては投げしていた。 しかしそこに、Bがあらわれた。 「何を遊んでいる」 と仲間に言って、Aに向かって、槍を投げつけた。 Aはよけたが、右腕を槍が貫いた。 みたいな描写をさ、一人称の小説に入れたとしても、 まあ別に細かいことはいいじゃん、っていう話がしたいんだけど。 別にさほど不自然じゃないし、実際結構この手のことが使われてる思うんだけど、 なぜか創作文芸板では病的に人称にこだわってる気がする。
>>302 あえて効果を狙ってとか理由があってやっている― OK
わかってないでそうなってる、ひどい場合には1ページの中に混在― NG
って事だと思うよ
で、あなたが初心者で効果を狙う腕もないなら、病的といわれようが
気をつけながら書くほうが(ベストじゃないんだろうけど)ベター
もち誰かの発言を思い出す的な部分に使うとかはそれほど気にしなくていいのは当然
304 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/18(月) 17:35:25
>>294 感覚だけで読むのにはどうも不安というか、これでいいんだろうかみたいな思いがあるんですよね。
まあ感覚で読む楽しさ、言語化する楽しさそれぞれあるからいいかなあ。うん。
305 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/18(月) 18:00:51
>>298 クマ君!その歌詞オアシスだよな?
まぁ、オアシスより断然ビートルズだけどね
で、そのリブフォーエバーって曲は、文学でいえば結起承転の構成で
サビの部分を最初に持ってくる手法だよな
詳しく説明するとサビAメロBメロサビAメロBメロサビCメロサビみたいな感じだったと記憶している
文学も音楽と同じであってリズムと構成が大事で、
さらに韻を踏みながら美しい文体を作成することができれば
奇跡的な小説が書けるとクマ君は主張したいんだね
まぁ、通りすがりの者だが……同意だよ
306 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/18(月) 18:36:10
んじゃ、投稿しますー。 ワイさんとこに投下したやつの改稿版です。よろしくお願いします。 「ゴミ捨て」 今日はゴミ捨ての日である。夜も更けたころ、私は悪臭を放つゴミ袋の口を縛り年季の入った玄関のドアを開けた。ゴミ捨て場はアパートのすぐ近くにあるので、この一連の作業は何事もなく終わるものと思われた。 十月の夜風が体を撫でる。どこからか聞こえる鈴虫の鳴き声は清らかで、夜空に昇っている月は冷たく輝いていた。半袖を着ていた私は少し身震いをした。 ひっそりと息づく美しい自然に私が良い気分でおんぼろアパートの階段を降りようとしていたところ、視界に一つの黒い影が現れた。それは消えかけた蛍光灯に照らされながら壁に張り付き黒々と存在を主張していた。 目をこらすまでもなく、私にとっての敵であった。 仕方がない、階段はこの一つしかない。 驚いたゴキブリがこちらに飛んでくるなどという過ちを犯さぬよう、私はきわめて慎重に階段を降りはじめた。一歩一歩、敵を見据えながらゆっくりと足を踏み出す。あともう少しで安全地帯に脱出できるというところで、敵が動きを見せた。 音もなく機敏に壁を這うその動きは私を脅かすのに充分であり、私は踏み出しはじめていた左足をそのままの状態で止めた。 敵の一挙一動を見逃さぬよう目を見開き、全神経を集中させる。あまりの恐怖と焦燥に、場合によっては殺すことも致し方ないと覚悟を決めた私の意思が伝わったのか、敵はピタリと動かなくなった。 しめた、と私はその間に安全地帯へと抜け出した。早くゴミ捨て場に袋を放り込んで奴が動きを止めている間に部屋へと帰らねばならない。私はゴミ捨て場に急いだ。 ブロックを積んだだけの簡易な収集場に着く。相変わらず鈴虫の声は澄み渡っていて、十月の冷たい夜気が体を包んでいた。 私は腹いせも兼ねてゴミ袋を既に積んであった上にぶん投げた。これで溜飲が下がるというものである。 だが投げ込まれたゴミ袋に驚いたのか、二つの黒い物体が嫌な羽音を立てながら飛来したとき、私は秋の夜空に絶叫をほとばしらせた。
307 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/18(月) 18:38:20
>>303 俺は思うんだが、一人称三人称あるいは第3第4の視点を挿入しながら書くのは自然だと思う
というのは、哲学者デカルトは曰く
自分で見た物さえ時として真実でない事がしばしばある
だとすると他人が見た物なんて真実である筈がない
ならば、真実とは何であろうか?
己の主観が限りなく真実ではないだろうか?
だからこそ思う「我が思う故に我があり」確かデカルトの方法序説はこんな感じだったと思うが
つまり、客観主観そして主観を疑う主観、さらに主観を疑う主観の主観またさらに主観を疑う主観の主観の主観、
ひっきょうこれを繰り返すことにより疑わしい事柄から真実を手繰り寄せることができると考えている。
デカルト的思考を創作に当てはめると限りなく透明に近いブルーにする方法として
あらゆる主観を混在させる文書あるいは小説も当然ありありだと遥か昔の哲学者も言っていると
俺は頭の中では消化しているよ
つーか、むしろ視点を固定する事こそ読みやすいというメリットだけで不自然に感じることがある
308 :
(・(エ)・) :2010/10/18(月) 19:08:03
>>305 通りすがりの人よう来ますね。
OASISは素晴らしいですよ。
何がいいって、ギャラガー兄弟の育ちの悪さです
>>306 ああこれ見たわ。これのことだったのね。下で書きます。
>>307 そんな哲学的な視点から賛同してもらえるとは思わなかったw
うるせえ!
310 :
(・(エ)・) :2010/10/18(月) 19:28:02
>>306 起承転結がしっかりしてるのはいいと思う。
短編では大事なことだ
全体的には問題ない気がします
後、森見登美彦とか好きな人かな?
>目をこらすまでもなく、私にとっての敵であった。
間違いではないけど、すっきりしない一文。
どうすりゃいいんだろ。僕なら
目をこらすまでもない。「奴」だ。
みたいに書くだろうけど。
>仕方がない、階段は〜
仕方がない。読点より句点で切っちゃう方が自然。
ただしどうしても読点で切りたいこだわりがあるんだったら間違いではない。
まあこんな所か。よくかけてると思いまふ
311 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/18(月) 19:32:49
てめえ何様だこら!!
312 :
(・(エ)・) :2010/10/18(月) 19:37:18
314 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/18(月) 19:53:15
(・(ェ)・) このクソクマかw てめえカスがこら!
315 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/18(月) 19:54:01
316 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/18(月) 19:55:33
クマこの野郎、アリの穴をなめんなよてめえこら!
317 :
(・(エ)・) :2010/10/18(月) 20:04:56
>>314 _/彡三三三ミァrェ、
/彡彡ニ三三彡ソハヘ\\
/彡二三三三ニ彡f;;;;;;;;;;;;;;;;;},
|//彡三三ニ==! !|ヘ;;;;;;;;;;ヽヽ ,-,
.|///´ ̄´゙ `ヽヘ',',ヘヘ;} / |
∨;f ヾ;;ヘ;;;ジュ l |
`{リ 、,,,,,_ __,,,,,,、zィ ヾ'゙テリ | |
`| rェeミ 、 {゙ィ‐eェァ = ソ |. | |
| `~´..:i |:::.` ~ ´` r-' | |
', /::i i::::::、 、 | !´ ̄ ̄ ⌒〉
'、 '´ヽ(_>ィヘ丿 / | 〈⌒r‐‐'''''' ̄ 〉
ヽ `トエエエエイノ . | :::/^i ∨|─ー''''' ̄ |
\ .ヾ三シ ノ ,'::::/ ,ハ | \>〈 |
ハ /:::ィ゙ /⌒'、 / |
ノ ィ^'ヽ┬‐'´ // ヽ | | こら!
/^ / |__八 // \| |
/ / / /: : : | >// ヽ |
/ / |/: : :/// | |
ノ | |: :/// | |
↑ (・(ェ)・) けけけけけけけ
319 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/19(火) 00:06:27
>>310 評価ありがとうございます。
森見登美彦好きですよ。実はこの話、森見作品を読んだ直後に書いたんで文体が似たんだと思いますw
なるほど。自分では分かりませんでした。
言われてみると違和感がありますね。何でだろう。
確かに句点のが自然ですね。特別な意図があって読点にしたわけではありません。ご指摘ありがとうございます。
わわ、嬉しいです。
励みになりまふ
>>306 読んだー。
一読目と二読目以降でちょっと印象が変わったー。ここでは一読目で感じたこと書いたので注意してくりゃれ。
・「この一連の作業」の「この」がひっかかった。「この」は何?、指せてる?
・前半、情景を一文一文丁寧に書き込んでるんだけど、文と文の相関、因果関係が分かりにくく感じたー。
主人公の行動の間に情景が挟まってるから、なんかテンポが悪く見えたのかもしんない。
文の順番を工夫した方が良くなる気がしたー。
例えば、「玄関あけて」「鈴虫と月」が見え聞こえて冷気。「階段を下り」る最中に「風が撫で」て「身震い」する。
で、「身震い」は夜風だけではなく「黒い」敵によるものでもあった。みたいに被せてみたり。
これだと演出過多で作者の意図に反するかもだけど。この辺がわっちのラノ臭さかモナーw
・全体の文体の中で「ぶん投げた」だけ浮いて見えた。これは狙っているのかもと勝手に妄想w 主人公の気持ちが伝わるね。
・細かいこと。下から5行目の『十月』は違う表現がよいかもー。
二読目はね、なんかね、変に文が馴れ合ってるより文が独立して淡々とした雰囲気が良さなのかも、と感じたー。つまり、上記の相関云々の話はいらんかもってことw
むぅー、なんでかわかんないや。風邪ひいたからかな(←チラ裏)。
違うな、わっちのレベルが低いんだと思う。
物語、としてみるとわっちはイマイチだったー。すみまへん。
物語性は除外してるかもだけど。
たかがゴキブリにおびえる姿を仰々しく表現する、ってところが面白みなんだろうけど。
それならもっと外連味たっぷりの方がいいかなぁ。
この手でありがちなのが「ゴキブリ」とばらすのをオチに使うタイプ。
わっちなら、ゴミ捨て場からの帰りこそがサスペンス。
すでに敵がいることが分かっている帰路をどう潜り抜けるか。
オチは、ようやく扉まで到達したものの……みたいな。
無駄にどんでん返しを期待してしまうのがいけないなぁ。
なんかハリウッドに毒されてしまった気がして反省ー、ありがとぅ。
>>304 自分の感性に自信はないですよ? 感じるんだからしょうがない。
自信のために教養って鎧がいるのかなぁ。
わっちはコレが好き、ってのはハッキリ知っときたいでありんす!
なぜわっちはコレを好きと感じるのかのぉ?
そこが分かれば『面白さ』を従属させられるのではありゃせんか!?
簡単にはわかりゃーせん、がっくし。ふへー。
でも安易な『面白さの公式』に乗っかるより楽しい気がする。
問題:
空は青く深い。妹の青い瞳がまぶたに浮かんだ。
砂丘が白く眩しい。妹の白い遺骨が脳裏をかすめる。
そんな青と白の二色の世界に( )。
問:( )に適切なものを選びなさい。
1.赤い花は咲いていた
2.咲いている花は赤かった
3.赤く咲いた花があった
4.花は赤く咲いていた
5.赤い花がひとり
正解は4。
ここでの花の意味がわからんのに正解なんてあるもんかよ なにを言いたいかによって並びは変わる ちなみに俺が何も考えず癖で書くなら、「咲いていたのは赤い花でした」になるな
323 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/19(火) 06:59:10
夕焼けで染め上げた等々の形容詞をつけて真紅の□□、花の名称をかくべき つけくわえ1行めからダサい。空は青く深い、なんだ、これは!「妹の青い瞳が まぶたに浮かんだ」他に書きようがあるだろう 問題文を改稿しろ
324 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/19(火) 09:34:57
323です、朝っぱらから暇の休みでいらんつっこみをしました 全文とりけしますです スマソ
325 :
(・(エ)・) :2010/10/19(火) 09:46:05
>>324 わずか2時間半の間にどういう心境の変化があったんだw
326 :
(・(エ)・) :2010/10/19(火) 11:54:13
>>321 僕なら1「赤い花は咲いていた」だな。
その辺の文章感覚が鋭い人って、ホントに他人から見れば「どっちでもいいだろ」って思うような細部に
非常に繊細にこだわるし、僕も中高生くらいまではそういう感覚が残ってたんだけど、
結局の所、家で母親の出してくれた味に慣れて味覚が決定付けられるのと、似たようなもんだと思う。
今までどういう読書遍歴を経てきたかとか、どういう勉強・仕事をしてきたかとかが反映されてるんだと
昔は僕も、翻訳文の日本語の不自然さが許せなくて、海外文学が読めない程の
神経質っぷりだったんだけどな。どこでこんなに大雑把になってしまったのか。
>>321 >正解は4
そんなバカな、むしろ最悪の選択だろう
いきなりなんの形容も説明もなく「花」ともってくるからにはそれは一般的な「花」、
もしくは一般概念としての「花」だが、それが砂丘に咲いている? 意味不明すぎるだろう
ほかに前振りがあるならわかるが、これだけの文章では4はない
これが「赤い花」と書くと、なにかを象徴するものだろうと思える
「その花」と書けば、それはなにか特別な花だろうと推測できる
328 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/19(火) 19:40:32
>>321 1,4をAと
2,3をBと
5をCと
分類する
Aは『妹から主人公への激励のようで』
Bは『現実を見る主人公のようで』
Cは『妹の哀れさだけが残る』
さらに、Aの文書を分析すると
『赤い花が』+『咲いていた』
『花は赤く』+『咲いていた』
これは、もともと赤かった花と赤くなろうとしている花であり
後者は微妙に擬人的である
Bを分析すると『咲いている花は赤った』と『赤く咲いた花があった』なのだが、どちらも『そこにあった現実』である。ただ、前者は『そこにある花が赤いだけ』であり、後者は『赤く咲てくれた』と主人公の妹に対する願いを感じる
で、最後にCであるが『ひとり』で完結するので、妹の哀れさだけを感じる
で、このように文書を解析したところ、君と同じように4を選ぶと思うな
なぜなら、4は妹からの未来を見据え導かんとする思いを感じる
まぁ、通りすがりの意見だが……なんとなく考えちゃったよ
329 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/19(火) 19:44:01
>>320 評価ありがとうございます。
>・「この一連の作業」の「この」がひっかかった。「この」は何?、指せてる?
ゴミ捨ての作業を指したつもりでしたが、省略すべきでなかったでしょうか。
というよりは、ここで指示語を使うのはふさわしくなかったのか。
>主人公の行動の間に情景が挟まってるから、なんかテンポが悪く見えたのかもしんない。
文の順番を工夫した方が良くなる気がしたー。
なるほど。自分では全く気にかけなかったところでした。ご指摘ありがとうございます。
>・全体の文体の中で「ぶん投げた」だけ浮いて見えた。これは狙っているのかもと勝手に妄想w 主人公の気持ちが伝わるね。
確か最初は「放り投げた」とかそんなのにしてたのですが、「ぶん投げた」のほうが主人公に意思があるように見えるかなと思いましてw
どちらとも取れますね。難しい。
・細かいこと。下から5行目の『十月』は違う表現がよいかもー。
ワイさんとこでも名無しさんから「語彙が貧弱に見えるから避けたほうが無難」と言われましたw
勉強になります。
んー、自分で作っておきながら一文一文が独立しているのが良いのか悪いのか分かりません……駄目ですねこんなんじゃ。
こちらこそありがとうございました。参考になりました。
通りすがりの人を毎日みているんだが。
331 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/19(火) 19:58:03
>>321 そうです。自信のためにもいるし、何ていうんだろう……ここで言うと、私は文学に関する議論に必要な知識その他諸々を教養と呼んでいます。
だから議論するには教養が必要。
教養のない私は議論ができないというわけです……。
「面白さ」を言語化、意識化するっていうことでしょうか。
一度やると引き返せなくなりそうで怖いです。甘ったれですね。
むー、私は3を選びました。感覚ですが。
332 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/19(火) 20:02:40
じゃ306を俺も評価してみよう まず、起承転結で分けてあり安心する >飛来した >ほとばしらせた で韻を踏んでいる為、文書の完結がうまく着地しており気持ち良い プギャアアアさんぽく採点すれば94点だな ただ、あまり俺は信用できない上 アマアマなので慢心は禁物だよ
333 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/19(火) 20:07:07
高っwww やはり半角は使用できないね
334 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/19(火) 21:17:28
>>332 高評価ありがとうございますww
韻は気づかないポイントでした。何となくやっただけで……。言及してくださりありがとうございます。
やはり自分の作品を分かってないと駄目ですねw
ありがとうございました。
精進します。
335 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/19(火) 23:21:10
理解したならさっさと消えろウスノロ
336 :
(・(エ)・) :2010/10/19(火) 23:35:13
>>328 凄いw分かりやすいというかw
数学の証明みたい。大学ではそんなこと習うの?
習わない そもそも外形を理屈っぽくしただけで、結局言ってることは「なんとなくそう感じる」というだけのことだし
なるほど。 感じるって書いてあった。
340 :
(・(エ)・) :2010/10/20(水) 08:43:26
しかしまあ一つの燃料でこれだけ盛り上がるんだから、 ここはワイさんのスレに比べると随分エコロジーなものである。
みなさん
>>321 に反応さんくー。レス読むの楽しかったー。
こんなものは熱いうちに打たなきゃつまんないのに亀レスごめんなされ。
>>321 では、あえて「正解」を押し付けてみましたw
もちろんみなさんご存知の通り「正解」は存在しませんよ?
クマたんの「おふくろの味噌汁が一番ウメぇ」理論もあるよねー。
安心感と言うかなんというか。ぽへーってかんじ。
もうひとつ、読んでる時の心理状態にもよるのかもれすよ?
短いので自由度高い分、みなさんの脳みそスパークできてたらうれしいのれすが、どうかいな。
わっちは、狙って書くというより、いろいろ並べてその時好きなのを選ぶので、理由は後付けー。
「花は赤く咲いていた」が気に入った。なんでだろと考えたら、
花は漫然と咲くんじゃなくて、赤く咲きたいと意思を持っていた、それが作中の妹もしくは自分と重なったのかなーと、漫然とおもってた。
なので、
>>328 通りすがりさん、あんたエスパーかよw
>>327 さんのいうとおり「その花」がよかったかもなー。なんかくやしいよ。がっくし。
>>331 感覚だけだよー。みんな違ってておもしろす。
文章の感覚の問題といえば、次の文章どう思う? 1、あなたのからだだって紙一枚くらいの重さでしか無いのですよ。 2、あなたのからだだって紙一枚の重さくらいしか無いのですよ。 これはある作家の文章なんだけど、一方は原文のまま、もう一方は同じ箇所を読んで、俺が頭の中でいったん再生してから書き写した文。どちらが作家の文で、どちらが俺の文かは、先入観を防ぐため伏せる。 聞きたいのは、この二つの文章は意味的には同じなんだけど、形が違っていて、その違いは読者にどんな印象を与えるかってこと。 どちらが読みやすいか、なんで読みやすいのか、あるいは変わらないのか、自分ならこう書くってのも含めて意見が聞きたい。
>>329 >ゴミ捨ての作業を指したつもりでしたが、省略すべきでなかったでしょうか。
>というよりは、ここで指示語を使うのはふさわしくなかったのか。
「この一連の作業」と書いてしまうと、直前に作業というか行動を描いているので
「この」があると混乱するかもってことれす。
思い切って「この」をなくして曖昧に逃げるかw、素直に「ゴミ捨ては」がよいかもー。
>どちらとも取れますね。
いえいえ、狙ってるように見えましたよ?
他の部分がきっちりしてる分、目立ったってことですにゃ。
『十月』は、冒頭でも使わない方がいいかも。『十月の夜風』では妄想が難しいと思うから。
秋夜のツンとして透明な、冬ほどは固くない感じの空気感みたいなのを
妄想させるような修飾語をくっつける方が効果的かもと今思った(無責任)。
わっちは思ったことをデロデロたれ流ししてるだけなので参考程度にね。
>>331 誤解させちゃったらごめんなさい。
「教養」と言う言葉に踊らされちゃいけないて言いたかっただけですよぅ。
>だから議論するには教養が必要。
>教養のない私は議論ができないというわけです……。
議論には教養はいらないと思うけどなー。
ただし、意見を言うにはきっちり考える必要はあるけれど。
その時に、先人の言ったことをオウムみたいに繰り返してちゃ意味がないし、
先人は確かに良い事いってたり示唆してるけど、正しいかどうかは知らないし、
感性が違ってたら捨てるw 器がちいせぇってツッコミはNG w
そもそもそんなに固く考える必要なくない?
気軽に思ったこと書いたらいいんじゃないかなー。
間違いに気づいたら、めんご、って言えばいいし、納得したら納得した。って書けばいいだけ。
気楽でいいね2chは。匿名だしwww
わっちはたぶん、「教養」はないれすからね。
>>342 直感的に1を選ぶなー。感情がこもって感じるから。何でかわかんない。
ちゃんとした理由は今から考えまふw
>>331 わすれてたー。
>「面白さ」を言語化、意識化
やって損することはないと思うよ? 思考の沼にはまる可能性は大だけどw
>>342 >どちらが読みやすいか、なんで読みやすいのか、あるいは変わらないのか、自分ならこう書くってのも含めて意見が聞きたい。
1が読みやすいが、軽さも感じる。日常的すぎるから。また小馬鹿にした感じがある。「紙一枚くらい」が強調されるため。
2は「紙一枚の重さ」という言い方を強調し、「重さ」に比重が置かれる感じか。
「紙一枚くらい」か「紙一枚の重さくらい」か。
2が正解だろう?
>>342 やっぱり書くなら1だなー。わっちなら2は書かない、弱い。
いろいろ考えたけど「で」があるからと結論。
強く説得したい感じがしたので、強い語勢が欲しいなーと思ったとき、
「しか」じゃなくて「でしか」を使いたいなーって感じた。
諭すくらいの弱い語勢を狙うなら、「しか」でもありだと思う。
>どちらが読みやすいか、なんで読みやすいのか、あるいは変わらないのか、
>>342 の原文だと2の方が「読みやすく」感じた。
これは、「でしか」の方が「しか」よりキツイというか、腹黒いというか、あざといというか、わざとらしいというか……
そんな感じを受けるからかもしんない。「で」が良くも悪くも引っかかるかもー。
だったら下の2つならどうだろう。
1.あなたのからだだって紙一枚くらいの重さでしか無いのですよ。
2.あなたのからだだって紙一枚の重さくらいでしか無いのですよ。
「紙一枚くらいの」「重さ」「でしかない」だと重さに言及している気がして、
「紙一枚の重さ」「くらい」「でしかない」だと、紙の重さは程度の表現であって、何か含みがある感じがしなくもない。
「でしか」の前は名詞の方がはっきりするし、普通な気はする。
>自分ならこう書くってのも含めて意見が聞きたい。
わっちが書くなら、
「あなたの重さだって紙一枚くらいしか無いのですよ」
状況わかんないけど、「からだ」なんて媒体すっ飛ばして、かつ「しか」の前に名詞は置かない。
引用元では体重であることが必要なんだろうけど「あなたの重さ」ってしちゃえば、ほら、怖いねー。しかも優しく耳元で囁くように。
ケケケ、天邪鬼ぅー。
どっちにせよ「くらい」が音として野暮ったいので抜きたい 「紙一枚の重さでしかない」、あるいは「紙一枚ほどの重さでしかない」としたい
>>342 だけど答えてくれた人ありがとう。
>>342 は、太宰治『お伽草子』から『浦島さん』が出典。ちなみに1が俺の文、2が太宰の文。
問題の文章、
1、あなたのからだだって紙一枚くらいの重さでしか無いのですよ。
2、あなたのからだだって紙一枚の重さくらいしか無いのですよ。
多分、意識せず普通に書いたら、1の文章になると思う。
>>346 の言う通り日常的だし、だからこそ
>>344 のように直感的にもこのような書き方を選んでしまうんだろう。事実、俺がそうだったw
それでも、個人的には、2が読みやすいし、シャープに感じる。なぜそう感じるのか、また太宰はなぜ2のような書き方をしたのか俺も考えてみた。
焦点になるのは、唯一位置の違う「くらい」だと思う。
最初は文章のリズムと、助詞の位置が関係しているのかと思った。つまり、1「紙一枚くらいの重さ(で)しか」の場合、
「紙一枚」「くらい」「の重さ(で)しか」の間の「くらい」は、リズムを阻害するんじゃないかと。
だから、2「紙一枚の重さくらいしか」では、「くらい」を「紙一枚の重さ」の後に置いてリズムをとり、さらに「くらい」「しか」と助詞と助詞を続けて、まとめてるんじゃないかと。
リズムも取れてて、助詞もバラけてないから読みやすいんじゃないかと考えてみた。助詞の使い方も違和感ないからそういう風に位置を変えても大丈夫なんだろうな、と。はなはだ感覚的だがw
でも一応、文法的にはどうなんだか広辞苑で調べてみた。まったく違ってた。 まず副助詞「くらい」。これは『体言、活用語の連体形、格助詞などについて、大体の程度、分量の基準・範囲を表す』語。 (ちなみに係助詞「しか」は種々の語につき、後に打ち消しの語を伴う助詞。ここでは「無い」が打ち消し) 1「紙一枚くらい」、2「紙一枚の重さくらい」。どちらも「くらい」は体言についている。 ここまでは良いとして、副助詞っていうのは、『句の成分について、副詞的にして、後の用言の意義を修飾する』ものだから、この副助詞「くらい」は、この文章の用言、つまり「無い」を修飾するわけ。 全体としては[体言←くらい]→[しか→無い] ということは、1[紙一枚←くらい]→[しか無い]でつながるし良さそう。でもここで、「紙一枚くらいの重さ」の格助詞「の」の役割を考えてみると、この「の」は連体修飾格で使われてるっぽいから、当たり前だけど「紙一枚」は「重さ」を修飾することになる。 つまり、[紙一枚←くらい]→[しか無い]ではなく、【[紙一枚の→重さ]←くらい】→【しか無い】 「紙一枚の」は「重さ」を修飾するから、「紙一枚の重さ」でもともとはひとかたまりの句。それを「くらい」で句全体を修飾して【[紙一枚の重さ]←くらい】→(しか無い)というつながりになる、ということ、かもしれない。ここは自信ないけどw つまり、語と語との関係を考えたとき、1『紙一枚くらいの重さでしか無い』の場合、「紙一枚」と「重さ」は「の」でつながるはずなのに、間に「くらい」が入ることでスムーズにつながらない。 また意味上「くらい」は、「の」でつながった「紙一枚の重さ」全体を修飾するはず。(ただしここは自信ない) そして、「くらい」自体は、「無い」につながるはずなのに、1「紙一枚くらいの重さでしか無い」では、間に「重さ」が入っててやはりスムーズにいかない。 2がスムーズに読めるのは、語と語とで修飾するもの同士のが近いからみたい。はなはだ当たり前の結論だけどwww
太宰が文法的にここまで考えていたかどうかは分からないけど、たとえ無意識だろうと、繋がりを意識してスムーズに読めるよう配慮してたのは「の」と「くらい」の使い方からして間違いない、かもしれないしそうでないかもしれない。 俺が、「くらい」がどこを修飾するのか自信なかったのはそこで、もしかしたら「の」があろうと「くらい」は「紙一枚」だけを修飾できるかもしれないし、太宰もそうするつもりだったけど、読みやすさを優先して「くらい」を後ろにつけたのか、 あるいはもともと「紙一枚の重さ」を修飾するつもりだったのか、判断がつかなかった。 ただ結果としては、2の方が読みやすくなったのは確か、だと思う。 「くらい」を使ったのは、やっぱり「紙一枚の重さ」そのものじゃない、あくまでそのくらいって意味で使ったんだろうな。やっぱり「くらい」は「紙一枚の重さ」を修飾してたんかな? あと1の文中「でしか」の「で」は格助詞で、ここでは事情、状態を表す使い方、かもしれない。「〇〇くらい」という状態を「で」でさらにそういう状態だ、と限定するから強めに感じるのかもしれない。 ここまで書いたこと、間違ってるかもしれないし、合ってても被修飾語と修飾語は離さないという当たり前の結論だから、なんだかなって感じw分かりづらかったらすまない。 でもやっぱり語と語や文と文との繋がり、まとまりを考えてるかどうかで、1を書くか2を書くかに分かれるんだと思った。 他にも意見あったら良いですよ。 調べてたらもう朝だよちくしょうwww
あなたの体は紙一枚の重さくらいだ あなたの体は紙一枚くらいの重さだ ごめん、どう考えても下がわかりやすい 錯覚じゃないかそれ?
>>352 確かに
>>352 の文章、
1、あなたの体は紙一枚の重さくらいだ
2、あなたの体は紙一枚くらいの重さだ
だと2の方が分かりやすいね。
なぜなら「くらい」が副助詞で、すぐ後ろに被修飾語の用言「重さだ」があるから。(名詞に断定の助動詞「だ」がつくと用言になるって広辞苑に書いてあったw)
>>352 の1の場合は、【重さ】→【だ】と修飾関係にあるのに、その二つの語の間に、「くらい」が挟まってるから分かりづらく感じる。
本来、副助詞「くらい」は用言「重さだ」を修飾するはず。「重さ」と「だ」の間に副助詞「くらい」があっては修飾、被修飾の関係がスムーズでない。またこの文の「くらい」は名詞じゃないはず。
だから
>>352 は2「あなたの体は紙一枚くらいの重さだ」の方がわかりやすい。
でも問題の文章は、「重さ」の後に「でしか無い」と続いていて、「くらい」は「しか無い」を修飾する。修飾するものが違うから
>>352 と問題の文章は全然違うものになってる、と思う。
個人的に、
>>347 の「あなたの重さだって紙一枚くらいしか無いのですよ」 がわかりやすいwww
>>353 に追記。「くらい」が名詞じゃない理由。
まず、
>>352 の「くらい」を副助詞と判断したのは、「くらい」は明らかに「紙一枚」を『程度』として表しているから。
つまり、この「くらい」は「紙一枚」に付いて副詞的に表しているから副助詞と判断できる。
次に格助詞「の」。
格助詞は体言または副詞につく助詞だけど、「紙一枚くらい」は副詞的な扱いだから接続できる、はず。
以上から、「くらい」は副助詞で『程度』を表し、「重さだ」を修飾すると判断できた。
「くらい」が名詞の場合。
名詞の「くらい」は、例えば「千の位(くらい)」「このくらいならどうってことねぇ」というように使うんだけど、
仮に名詞と名詞なら、「千の位」みたいに格助詞でつなげるはず。
格助詞を使わずに名詞と名詞をつなげる場合もあるだろうけど、文法的にはよく分からない。「紙一枚」とか。格助詞「の」や「が」の省略?
だとしたら「くらい」が名詞だとして、「重さくらいだ」や「紙一枚くらい」は格助詞「が」「の」「を」「へ」「と」「より」「から」「で」の
どれかが省略されているはず。でもどの格助詞を当て嵌めても不自然な日本語になる。だから名詞の線は薄め。「くらい」は副助詞になる。
まぁでも、なにが読みやすいかって人それぞれかもしれないし、文法に縛られても窮屈かもしれない。
だけどなんかぎこちない文章になったら、文法からアプローチするのも良いかもしれないとは思った。スムーズな修飾、被修飾関係を知る意味でも。とりあえず広辞苑パネェwww
355 :
(・(エ)・) :2010/10/21(木) 15:39:42
あ
356 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/21(木) 21:41:56
>>343-
>>345 なるほど。勉強になりました。
確かに妄想させる修飾語が足りないかもです。
先人のくだり、納得しました。
私はわりと気軽にやってるつもりですー。
でもやっぱり固いのかなあ。
思考の沼にはまってみるのもいいかなw
357 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/22(金) 17:35:47
あ
358 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/22(金) 17:38:02
あちこちの板で規制が復活して書き込めない……
お願いします。 最初の感動が過ぎ、二日三日と経つうちに、僕の中にやはり一種のこだわりができてくるのをどうすることもできなかった。 何を語るにつけても、己の過去と彼のそれとの対比がいちいちひっかかってくる。 彼は義人、自分は売国奴と、それほどハッキリ考えはしないけれども、森と野と水との沈黙によって多年の間鍛え上げられた彼の厳しさの前には己の行為に対する唯一の弁明であった今までのわが苦悩のごときは一溜りもなく圧倒されるのを感じないわけにいかなかった。
さっぱり意味がわからん。 オナニー文っていうの? こんなんじゃ評価のしようはないよ。
http://mic.itconsult.co.jp/th/th403-yanashita.htm 最初の感動が過ぎ、二日三日とたつ中に李陵の中に矢張一種のこだはりが出来てくるのをどうすることもできなかった。
何を語るにつけても、己の過去と蘇武のそれとの對比が一々ひっかかってくる。
蘇武は義人、自分は賣國奴とそれ程ハッキリ考へはしないけれども、森と野と水との沈黙によって多年の間鍛へ上げられた
蘇武の厳しさの前には己の行為に對する唯一の辯明であった今迄のわが苦惱の如きは一溜りもなく壓倒されるのを
感じない譯にいかない。
だから数行じゃ意味がわからないから。
363 :
( ̄(エ) ̄) :2010/10/22(金) 21:27:56
>>359 たまに有名所の文章抜き出して貼る人いるけど、僕は多分見破れないだろうな
>>361 がなかったら普通に評価してたよ
リリョウ=僕、ソブ=彼に変換した訳ね。
「彼の厳しさの前には」がよく意味わかんなくなったけど
負の感情が伝わってくるような文だよね
嫉妬、焦燥、苦悩、自虐、失望、傲慢。
中島敦の文は非常に巧いし、好きな部類なんだけど、なんだろうな。
「一番に好き」っていう人は少ないんじゃないかな。
その辺が生前評価されなかった「何か」なんだと思う。
>>342 おもしろかったー。
わっちの無教養がばれちまったぃw
太宰さんの浦島さん、読んだー、おもしろかったー
>>356 いっしょに沼で泥遊びしませうw
>>359 読んだー。元ネタ知らずに読んでみるよ?
>>360 酸の言う通り、イミフだねー。いつもなら捨ててるなーw
それでも読んでみたー。
「最初の感動」てのがもうわからんw 義人の彼と出会った、とか、打ち負かされて感化されたとかかねぇ。
へなちょこだねぇ。
そんでまぁ、自分を卑下して保身ですかぁ? ぐじぐじ言ってる方が楽だからなー。
義人のひと、苦行してるのかね? うーん。
けつろーん。
自分の価値観を凌駕する人物に出会ってしまって、自分のちっぽけさに情けなくて。
こんな私でごめんなさい。ってことだね。
義人と売国奴の対比がよく分からん、比喩に使うようなもんでもなし、ホントに売国奴?
はっ、スパイ物?
366 :
365 :2010/10/22(金) 23:37:24
>>361 >>363 うへぇー無教養がまたばれちまったよぅw
李陵と蘇武ですかぁ、確かに売国奴?と義人だね。
どうせ引用するなら、後続の文も引用したらよかったのに。
後ろめたさMaxで痛い痛いw
ついでにわっちはイタイ子ですなw
クマは早くも冬眠したんかのう。
368 :
(・(エ)・) :2010/10/25(月) 21:42:29
消えてろくそクマ
370 :
(・(エ)・) :2010/10/26(火) 22:02:22
氏ね糞クマ
372 :
(・(エ)・) :2010/10/26(火) 22:53:31
373 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/27(水) 00:55:22
氏ね糞クマ
クマさん日経小説大賞の応募原稿は順調に進んでますか?
375 :
(・(エ)・) :2010/10/27(水) 19:14:32
20ページくらいしか書いてないです…… 入りは書けたんですけど、今のままじゃどう考えても300ページも行かないので、 後何個か展開が欲しくって、考えてるんですけど、どうも
376 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/27(水) 23:03:49
>>375 お前の情熱はその程度かよ?
がっかりだ
イーリアス面白いな 翻訳はひどいし物語は素朴だけど、 時代も国も文化も理屈も超越する人間真理が台詞ごとに満ちている さすがギリシャの傑作だ 単語をひとつひとつ取り上げて、ああでもないこうでもないとやるのが馬鹿らしくなってくる 優れた作品は小ぎれいな文章に頼らずともすばらしい
378 :
(・(エ)・) :2010/10/28(木) 10:23:28
>>376 情熱のまま書けば量はかせげるけど、
他人が見たら何にも面白くないということの方ががっかりですよ
379 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/28(木) 18:35:24
>>378 どうせがっかりするなら前向きにがっかりしろよ!
諦めんなよ!
クマのこれまでの投稿歴と戦績ってどんな感じなの?
381 :
(・(エ)・) :2010/10/29(金) 17:13:02
とりあえず入賞したものは一編たりともないことは素直に白状致します お許しください
でも無敗?
_, ._ (・ω・ ) 。・・゚・。。・゚・・゚・。=――q~)、 / .i ) ̄ヽ 。・゚・・゚・;・゚・・゚・。 \ ` |_/ /|.殺| 。・゚・・゚・゚・。・゚・・゚.・。 `ー_( __ノ |虫| 。・゚・・゚・。゚・゚・・゚・。 ( `( 、ノ剤| "..;.;"..;.;". ;.;"..;wwwwwwwwwwww_ノ`i__ノ  ̄ (・(エ)・)
一次通過経験が一度だけありますみたいな?
385 :
名無し物書き@推敲中? :2010/10/31(日) 02:08:36
そんなもんここにいる奴らは皆あるだろうよ 最終に決まってんだろ!なあクマさん!
一方水嶋ヒロは大賞を受賞した
387 :
(・(エ)・) :2010/11/01(月) 10:59:17
水嶋ヒロすげー 「KAGEROU」ってタイトルダサすぎるだろ
うん。 小すばとかなら改題を強要されるレベル。
結局、賞を取る一番てっとり早い近道は有名になることか
390 :
(・(エ)・) :2010/11/01(月) 13:34:28
ヤラセくささがハンパじゃなくて、ニュース見て笑っちゃったw びょうきの あやかちゃんのために たくさんうれるといいですね
今後の新人賞受賞作が軒並み芸能人だらけになるぞ
392 :
名無し物書き@推敲中? :2010/11/01(月) 20:36:43
成る程、俺達はやり方を間違っていた。 まずサッカー部に入らなきゃいけなかったんだ
こういうのって完全に文化破壊行為だけど、 本を読まない国で文芸の文化が滅んだところで誰も困りませんよね もう勝手にしてください
別にいいじゃん。ポプラなんだから。 今回応募してた人は怒っていいと思うけど。
395 :
名無し物書き@推敲中? :2010/11/01(月) 22:02:39
消えろ糞クマ
396 :
(・(エ)・) :2010/11/02(火) 07:49:18
397 :
名無し物書き@推敲中? :2010/11/03(水) 19:24:00
398 :
(・(エ)・) :2010/11/04(木) 11:29:04
そんなことを言ったって、こうして来てるんだから、やっぱり好きなんだよな。 なあ、やっぱり好きなんだ
399 :
名無し物書き@推敲中? :2010/11/04(木) 12:39:52
>>397 oh・・・・・・miss spelu
fuck ok?
400 :
名無し物書き@推敲中? :2010/11/04(木) 14:04:41
こりゃ病気もヤラセくせえなw
何もかも信じられない
402 :
名無し物書き@推敲中? :2010/11/05(金) 13:33:02
早く評価しろやクマ
403 :
名無し物書き@推敲中? :2010/11/06(土) 00:44:06
>>361 は、生前、評価されなかったという中島氏の文章らしいが、
学問的な、或いは評論的な説明文を連ねたという印象で、味気ないからだと思う。
小説的な、表現や感性で読ませる文章ではないから。
漢文の読み下し文的かもしれないが、その味わいもいまひとつ感じないのは何故だろう?
リズム感の問題かな?
>>359 は改訂してるつもりかもしれないが、文法的な失敗も多い。内容もずれてるとこあり。
筆力というものを考えさせられる内容だな。
最近、質問版で、筆力って何? どうやって生み出される? って質問があったから。
404 :
(・(エ)・) :2010/11/06(土) 09:01:17
405 :
名無し物書き@推敲中? :2010/11/07(日) 08:12:03
ブルトンが熱讚し、レリスが愛し、フーコーがその謎に魅せられた、言葉の錬金術師 『水嶋ヒロ』 純文学、ヌーヴォーロマン、SF、文化論、そのどれにも属さない、いや、カテゴライズ出来ない全く新しい世界 言語遊戯に基づく独自の創作方法(プロセデ)が生み出す驚異のイメージ群は、人の想像を超える 『ポストボルヘス的書物』としてアンソニー・バージェス、カート・ヴォネガットから絶賛を浴びた最高傑作KAGEROU 彗星の如く現れた現代のマエストロによる悪辣な欺瞞、倒錯的な狭量 人間の知性はこの創造的偉業の過剰に泥酔する 豊饒とは混沌であり混沌とは狂気である この狂気じみた無限界に我々は耐えられるだろうか…? プロクラートルデイ ―すごい作品だ!デオ・グラテイアス!(神に感謝を!)彼はまさに『神の代理人』だね!― ジョン・ヘンリー・ニューマン ―小説としてスケールが大きい― 13人の選考委員 イン・ノミネ・デイ・デウス ―KAGEROUこそ『神の御名における神』である― ヨーゼフ・アロイス・ラッツィンガー(第265代ローマ教皇) ユデックス・フォルミダビリス ―水嶋ヒロは文学界に現れた『恐るべき裁き人』だ― G・H・ボンディ
406 :
(・(エ)・) :2010/11/07(日) 10:17:59
>>405 これコピペ?自分で考えたんならすごいねw
かとちゃん
409 :
(・(エ)・) :2010/11/07(日) 10:51:27
410 :
名無し物書き@推敲中? :2010/11/07(日) 10:52:58
うそつけ!
411 :
名無し物書き@推敲中? :2010/11/07(日) 10:54:51
水嶋 ヒロ
●● ●○
414 2 3
総運23◎ 昇る朝日を表す強い上昇運。地位財産を築く。女性には強すぎる運勢。
人運16○ 面倒見が良く出世。足を引張られぬよう。まじめで忍耐強いタイプ。
外運 7○ 慢心せず、努力して吉。人間関係より能力のみが評価される環境に向く。
伏運21◎ 強い運気の持ち主。
地運 5◎ 開拓、調和、成功運。
天運18○ 両親の期待を活力に夢を実現していく家柄。
陰陽 □ 悪くはない配列です。
http://www.naming.jp/
いい加減にスレ違い。
水嶋ヒロ、賞金2000万円辞退に苦慮「自分の環境をとても苦しく思っています」
ttp://www.oricon.co.jp/news/entertainment/81812/ 水嶋は「お金の話はとてもデリケートなことだと重々承知しておりますが、是非僕が心に思っていることを皆様に共有させて下さい」と前置きした上で、
「賞金を辞退しなかったとしても、ネガティブな意見が必ず出てきたであろう自分の環境をとても苦しく思っています」と有名人ならではの環境を“苦しい”と説明。
ポプラ社からは「社会的に有意義な形で賞金を浸透させていく」と聞き「全幅の信頼を寄せて委ねています」としたが、
「僕が自ら寄付をしたいと公言してしまうことは、果たして良いことなのだろうか?」という自問も。
「それが心からの行動だったとしても、必ずマイナスな意見はつきまとい、本意ではない形になってしまうおそれ」があり、
苦慮、熟考を重ねた上で冒頭の結論に至ったという。
賞金は「ただ受け渡すのではなく、それをどのような形にしてご協力させて頂けるかを熟考した上でご提供出来た時に、
初めて自分の心からの思いは届くのではないだろうか?そう考えました」といい、
「人それぞれ違う考え方があるとは思いますが、僕はこの身に余る光栄を、少しでも良い形でお裾分けしていければ幸いです」と結んでいる。
414 :
412 :2010/11/07(日) 20:10:33
エラソーなこと言ったお詫びに即興で燃料作成…最後メンドクサくなった。ごめんなさい 雨は降り続く。波紋にたむろするその雨音に、いつしか街路樹までもが聴き入って、茂る葉 や長く育った枝たちを、その実、静かに優しげに傾ける。町はいつしか人を忘れ、車道を走る 無機質な鉄の塊もひと際まばらになる。そんなある時、街の一角、古ぼけた商店の看板下で こんな会話があった。 「ほらそこ、これはもう、すぐに修繕しないといけない」 飯嶋氏はひとつふたつ指さすと、静かに溜め息をはいた。商店の壁のそこかしこに亀裂が 入り、強風に仰られようものならすぐに倒壊してしまいそうだ。前の家主がここを後にしてか らもう数十年もの月日が流れているというのだからそれも当然だろう。むしろ何故、こうして 平然と――少なくとも表向きは――建っているのか不思議なくらいだ。 飯嶋氏はこの閑古鳥さえ寄り付かない店を如何に改装するかを思案していたが、その隣 当の発案者である笹吹の恍惚とした表情に、考えるのをやめ怪訝の色をあらわにした。 「ああ、いいよぉ飯嶋ちゃん。俺さ、ここ気に入ったよう」 後日、飯嶋氏が痔になったのは言うまでもない。
415 :
(・(エ)・) :2010/11/07(日) 23:27:30
>>414 評価の前に、率直な疑問なんだけど、なんで痔になったの?
416 :
名無し物書き@推敲中? :2010/11/08(月) 07:37:23
>>415 この文章が何を意味しているか解りますか?
こういうのが解るかどうかが、文章のセンスの根源的なところらしいですよ。
同じ志を持つ人だと思うので、そこから頑張って何かを始めて欲しいと切に願います。
お互い頑張りましょう。上から目線になってるかもしれないけどゴメンネ。
飯嶋氏はひとつふたつ指さすと、静かに溜め息をはいた。商店の壁のそこかしこに亀裂が
入り、強風に仰られようものならすぐに倒壊してしまいそうだ。前の家主がここを後にしてか
らもう数十年もの月日が流れているというのだからそれも当然だろう。むしろ何故、こうして
平然と――少なくとも表向きは――建っているのか不思議なくらいだ。
飯嶋氏はこの閑古鳥さえ寄り付かない店を如何に改装するかを思案していたが、その隣
当の発案者である笹吹の恍惚とした表情に、考えるのをやめ怪訝の色をあらわにした。
417 :
(・(エ)・) :2010/11/08(月) 08:41:30
>>416 最後メンドくなったって書いてあったから、単純に投げてるのか、
深い意味があるのかどっちなのかなと思ったんだけど
違ったら悪いけど、僕は老朽化した建物をなおす相談をする話で、
破綻しかけている制度の前であまりにも無策な人間の姿の寓話なのかなと思った
具体例を言えば、日本は破綻しかけているけど、あまりにも無策な国民・政治家みたいな関係のことね
細部の描写は文芸的でええんでないかと思うんだけど、それが一つの方向を向いてない感じがして気になる。
一文一文はいいと思うんだけど、流れがよくないから、全体としてみるとイマイチ
多分純文系の人なんだろうから、「わかりやすい文章」を目指す必要はさらさら無いんだけど、
テーマがあるんなら、そのテーマを中心にして書いていかないと、読んでる方は迷子になってしまいます
(別にテーマを明示しろって意味ではないので注意)
「俺の高尚な文学性がわからんとは俗物め!」という姿勢で小説を書き続けてもいいけど、
第三者にも高尚な文学性を理解させられるようにしたから文豪というのは偉いのであって、
「自分にとって素晴らしい小説」を書くのは、ある程度文才があれば割合簡単だけれど、
「他人が読んでも素晴らしい小説」を書くのはなかなか骨が折れる作業になる
なんか後半まとまりのない話になったけど、燃料投下ありがとね
>>414 全体が、破綻しかけている制度の前であまりにも無策な人間の姿の寓話の姿を借りた
ホモカップルの囁き合いや睦み事になってるよって意味合いなのではないか?
方向性やテーマの問題ではなく、文章のセンスの根源的なところとは、
それを見抜く感性や、そうした表現をとれる文章力を示しているという事でひとつ。
そういう方向性で読み取った時、
>>417 [燃料投下]は何を意味するのか、さあ書きなされ!
419 :
412 :2010/11/08(月) 15:47:34
>>416 >>417 (; ∀ ) ・ ・ <純文学
意味不明かつ支離滅裂なだけの私のこの駄文をそんな崇高なものとして
捉えるなんてどんな悪い冗談ですか。三人称なのに感情が入っていたり、
その他にも多々欠点があるこの文を純文学というのには、いささかふざけ
が過ぎるように思え、また日本語としてもとてもおかしいので、これをまともに
読み解ろうとしてくださった皆様には感謝しても感謝しきれません。
こうやってまたスレを汚し、「おっのびてる」といった期待を裏切り、
生き恥を晒し、本当に申し訳ありません。
ぷぅ様の所で49点という低評価をいただきましたが、僕は生きています。
>>417
420 :
412 :2010/11/08(月) 15:52:24
アッーオチでしかも投げやりでした。 なんの深い意味などあるはずは無く、不快になったことでしょう
いや、君のその告白すら、この作品の結末に重要な役割を果たし、 全ての証応が結実している アッーオチには投げやりな帰結こそが文学性の香りに酔えるという 事実を提示した、 あらゆる表現形式からの逸脱が イン デ ナーメ デ デウス 真の神の御名 の基に ある種の達観と定款に挟まれるかのようなプロセーデがここに表出している なにせ、文章全体がアーッなのだから さあ、もっと惨めに這いつくばり、震える夜を幾度も迎えろ、愚民共! ちなみに三人称で感情がはいるのは いけないのか?
このスレは既に機能してないな。
423 :
名無し物書き@推敲中? :2010/11/08(月) 18:08:49
むしろ、天才現る!
424 :
(・(エ)・) :2010/11/08(月) 18:21:17
アッーオチだった訳か。わからんわ ワイの人はわかりやすい文章でないと高得点くれないからね その点このスレはどんな支離滅裂な文章であっても誠実に対応することで、 ワイの人との差別化をはかっていけたらいいなあと思う今日この頃です
425 :
名無し物書き@推敲中? :2010/11/08(月) 18:24:03
猫の子がのったりまったりとのんきに のこのこよちよち歩いてる情景を文章にしてみましたぬき。 ↓ ねこのこね こねこのこ のこのこね こねこねこ ねこのこの
426 :
(・(エ)・) :2010/11/08(月) 18:31:15
>>425 どんな支離滅裂な文でも対応するっつったからってあんま調子こくんじゃねーぞ。
427 :
412 :2010/11/08(月) 18:51:53
>>421 もう勘弁してください(つд∩) これ以上嬲られるのは嫌です。
昨日の私はどこか欠落していたんです。
これはまさしくオナニー文ですから(ry
428 :
名無し物書き@推敲中? :2010/11/08(月) 20:00:24
酔っ払いが吐き続ける情景を文書にしてみました。 オエオエゲロゲロオエぺ ゲゲゲオエオエぺオエゲ ウェウェゲロゲロオウェ ゲロゲゲオエオオペゲロ ウーぺペオエオエゲゲロ
429 :
名無し物書き@推敲中? :2010/11/08(月) 20:01:30
縦読みとしてはよくない
430 :
名無し物書き@推敲中? :2010/11/08(月) 20:08:43
ベルリンの教会にホッファーというスキンヘッドのネオナチの盲人が住みついていた。 ラップの名手であり、特にナチス物語の語りが得意であった。ある夜、神父の留守の時、突然一人のナチス将校のコスプレイヤーが現われ(なんで盲人なのに んなことわかるんだよ!)、ホッファーは請われて「高貴なお方」の屋敷に魂のラップを聞かせに行く。そこには多くの貴人が集っているようであった。 荘厳な「神々の黄昏」の演奏が流れ、将校たちのゲルマンの勝利とかの威勢のよい立ち話に加え、アフリカ戦線は…東部戦線は…とかの不安げなひそひそ話も 耳の良いホッファーには聞こえてきた。 ベルリン陥落の戦いのくだりをと所望され、ホッファーがシャウト始めると皆熱心に聴き入り、ホッファーの芸の巧みさを誉めそやす。が語りが佳境になるに したがって皆声を上げて泣き、激しく感動している様子、ホッファーは自分の演奏への反響の大きさに内心驚く。ホッファーは七日七晩の演奏を頼まれ、 夜ごと出かけるようになる。
431 :
名無し物書き@推敲中? :2010/11/08(月) 20:10:16
神父は目の悪いホッファーが夜出かけていく事に気付いて不審に思い、後を付けさせた。するとホッファーは一人、ナチス将校団の墓地の中におり、墓前で無数の 鬼火に囲まれて彼はシャウトしまくっていた。教会の者たちは慌ててホッファーを連れ帰り、神父に問い詰められたホッファーはとうとう事情を打ち明けた。 これは危ない、このままではホッファーがナチスの怨霊に殺されてしまうと神父は案じたがあいにく夜は用事でそばについていてやることが出来ない。 そこでホッファーの全身に旧約聖書を写し、今夜は将校が迎えに来ても返事をするな、と堅く言い含めた。 その夜、ホッファーが一人で座っていると、いつものように将校が迎えに来た。呼ばれても返事をしないでいると、「声も聞こえない、姿も見えない。さて ホッファーはどこへ行ったのか……」という声が聞こえる。そして怨霊は、耳だけが闇に浮いているのを見つけ、「ホッファーがいないなら仕方がない。証拠に 耳だけでも持って帰ろう」と、ホッファーの耳をもぎ取って去った。 朝になって帰宅した神父はホッファーの様子に驚き、一部始終を聞いた後にホッファーに詫びた。ホッファーの身体に旧約聖書を写した際、耳にだけ書き漏らして しまった事が原因であった。その後怪我は手厚く治療され、この不思議な事件が世間に広まって彼は「耳なしホッファー」と呼ばれるようになった。ラップの腕前も 評判になり何不自由なく暮らしたという。
432 :
(・(エ)・) :2010/11/09(火) 10:03:07
>>428 ゲロはお前だ
>>430-431 耳なしホッファーってなんだよwwwwwww
つーかドイツ人なのにラップってwwwwwwww
突っ込み所満点だけど、まあまあ面白いです
文章も安定してる
ベルリン陥落のラップってどんなんだよ。
433 :
名無し物書き@推敲中? :2010/11/09(火) 10:25:26
「耳なし芳一」の完全パクリでんがなw
434 :
名無し物書き@推敲中? :2010/11/09(火) 10:59:55
435 :
(・(エ)・) :2010/11/09(火) 21:52:49
>>432 突っ込みどころ満点ってなんだ、突っ込みどころ満載、だろ。
437 :
名無し物書き@推敲中? :2010/11/09(火) 23:17:28
クマなんてその程度 もしかしてヒロなんじゃないのか?
438 :
(・(エ)・) :2010/11/09(火) 23:38:26
僕は水嶋ヒロだったのか……
439 :
名無し物書き@推敲中? :2010/11/10(水) 00:48:54
ペロリンぬお後悔にゅいウタマルどぴゅうスキンヘッドぬおネチネチぬおポーチが住みつぴてぴた。 ラッキョウぬお柔道であり、僕にゅい子猫物春ぬお春りが泥近な人虎の威を借る狐であった。はる夜、猫官ぬおまもるぬお変泥、輝け然インド人ぬお子猫彰晃ぬおコスキョぽよよんろっくイヤーが囚われ(なんでポーチなぬおにゅい んなこどわ万国博覧会るんだよ!)、ウタマルは請われて「呂布おな人生」ぬおヤフー敷にゅい魂ぬおラッキョウヱヴァンゲリヲン聞きゃせにゅい児。しょこにゅいはイカくぬおぎぎぎがグランパってぴるよゅうであった。 荘厳な「猫々ぬお黄昏」ぬお弁当が流れ、彰晃たちぬおみんなぬお飾利ど万国博覧会ぬお威勢ぬおよぴ立ち名無しにゅい加え、山ぬお手戦線は…環状戦線は…ど万国博覧会ぬおプランげなひしょひしょ名無しも 耳ぬお良ぴウタマルにゅいは水戸黄門てアン。 ペロリンちょぬお戦ぴぬおくだりヱヴァンゲリヲンど化学反応され、ウタマルがシャウト始めるどみんなコロシアム心にゅい聴き入り、ウタマルぬおゲイぬお巧みさヱヴァンゲリヲン誉めしょやす。が春りが佳子様にゅいなるにゅい したがってみんな声ヱヴァンゲリヲン上げて笑い、髷しく動揺してぴる様子、ウタマルは自分ぬお弁当へぬおパン粉ぬお大きさにゅい内心小野小町。ウタマルは七つの海のティコぬお弁当ヱヴァンゲリヲンお断りだ、 ヨぐ=ソトースど出万国博覧会けるよゅうにゅいなる。
440 :
名無し物書き@推敲中? :2010/11/10(水) 01:12:12
ちんぷぴぴぴは間ぬぼほ悪ぴぴぴモッファーが春出かけてぴぴぴく放物線に機械人間付ぴぴぴてチンパンに卑弥呼ぴぴぴ、尻を付けしゃーせちゃった(笑)。するとモッファーは人人、猫にゃん彰晃団ぬぼほ僕んちぬぼほ中にぼり、墓前で無数ぬぼほ 鬼火に囲まれてうたまろはシャウトしまくってぴぴぴちゃった(笑)。教会ぬぼほ者ちゃったちは慌ててモッファーを連れ帰り、ちんぷぴぴぴに問ぴぴぴお菓子められちゃったモッファーはとうとう情放物線をぶちまけちゃった(笑)。 これは危にゃぴぴぴ、こぬぼほままではモッファーが猫にゃんぬぼほハゲにお母しゃーんれてしまうとちんぷぴぴぴは案じちゃったがあぴぴぴにく春は赤ちゃんで茶そばにつぴぴぴてぴぴぴてやることが出来にゃぴぴぴ(笑)。 そこでモッファーぬぼほ六神合体にナコト写本を抱いて、今春は彰晃がおむむ来てもアデュウをするにゃ、とびくんと言ぴぴぴ含めちゃった(笑)。 そぬぼほ春、モッファーが人人で埋まってぴぴぴると、ぴぴぴつもぬぼほように彰晃がおむむ来ちゃった(笑)。生きててもアデュウをしにゃぴぴぴでぴぴぴると、「俺も聞こえにゃぴぴぴ、チューバッハも敏感えにゃぴぴぴ(笑)。はて、 モッファーはどこへ行っちゃったぬぼほか……」とぴぴぴう俺が聞こえる(笑)。そしてハゲは、もっこりだけがモニターに浮ぴぴぴてぴぴぴるぬぼほを敏感つけ、「モッファーがぴぴぴにゃぴぴぴにゃめら無職がにゃぴぴぴ(笑)。殺人に もっこりだけでもどうして帰ろう」と、モッファーぬぼほもっこりをもぎ素敵に去っちゃった(笑)。 公園ににゃって疑惑しちゃったちんぷぴぴぴはモッファーぬぼほカマキリに時間、人部切断を聞ぴぴぴちゃった尻にモッファーに詫びちゃった(笑)。モッファーぬぼほ語法にナコト写本を抱いてちゃったきゃー、もっこりにだけ美き漏めらして しまっちゃった放物線が井戸因であっちゃった(笑)。そぬぼほ尻おは我は手死ね無理だよ療しゃーれ、こぬぼほ不卑弥呼議にゃ放物線件がドラ間に広まってうたまろは「もっこりにゃしモッファー」と生きてるようににゃっちゃった(笑)。ラップぬぼほ腕前も アイロン判ににゃり何不スライスにゃく暮めらしちゃったとぴぴぴう(笑)。
441 :
僕は夜 :2010/11/10(水) 01:35:40
抱うにゃんてよバスれねーよ!バスえて先生?、菩薩もちゃったちゃったなうにゃんそうだなに?、 何!超人ロックうにゃんやめなさうにゃんよかもメイクアップふ如雨露かシヴァうにゃんピロロンパイを?、むしゃり?、とややめなさうにゃん。 口よなか!べちゃったつうにゃんて仕方なうにゃんし?、 はす向かうにゃんよガリャス虎の威を借る狐りよフリャビートうにゃんけなうにゃん子をうやめなさうにゃんせえやめてにうにゃんやめなさうにゃん?、 うにゃんつの日か標よう男をバス虎の威を借る狐やめなさうにゃんには?、うにゃんかにもベルゼビュートだ。 ターゲットは?、不満そうによよよよパインに乗っちゃったフルートよデロロンートをばーからげ?、顔もつやつやとしてうにゃんやめなさうにゃん。でっぷりと出ちゃった腹は?、財力よ証でもあっちゃった。 はあ?、と息をはふと?、大気!白ふ染まやめなさうにゃん。冬よモスクワよ夜は?、まさしふ日本人的であやめなさうにゃん。 シャプカをかぶり?、ふちゃったびれちゃった友情よ払うにゃんやよコートよシルバー仮面を寄せやめなさうにゃん。 これでそしてォッカ!あれば?、まだましなよだ!?、あうにゃんにふ秀逸ふよろふでなしよデブバンとは違うにゃん?、こよう男は大胆務に忠漏電なよだ。 うにゃんつの日か標!やめてを出やめなさうにゃんようだ。それをまきびしすやめなさうにゃんと?、シルバー仮面元よバイクで結婚を逃げやめなさうにゃんと?、バス虎の威を借る狐りよ交代を寄越す?、とうにゃんう指示!あっちゃった。 あり!ちゃったうにゃん?、と短ふ呟き?、肩を上下に動かす。 少しして?、交代要員!やって来やめなさうにゃんと同時に?、うにゃんつの日か標はやめてから出て?、黒塗りよ防弾仕様よベントに乗り込んだ。 交代要員はすれ違うと同時に?、タクシーを捕まえ?、追うにゃんかけてうにゃんふ。
442 :
(・(エ)・) :2010/11/10(水) 02:55:01
443 :
名無し物書き@推敲中? :2010/11/10(水) 04:47:45
567 :名無し物書き@推敲中?:2010/11/07(日) 21:21:34 評価お願いします。 雨は降り続く。波紋にたむろするその雨音に、いつしか街路樹までもが聴き入って、茂る葉 や長く育った枝たちを、その実、静かに優しげに傾ける。町はいつしか人を忘れ、車道を走る 無機質な鉄の塊もひと際まばらになる。そんなある時、街の一角、古ぼけた骨董屋の看板 下でこんな会話があった。 葛西氏はすっかり辟易していた。己の懐の寒さにも、氏の頼みひとつすら聞こうとしないけち な友人にも常日頃から嫌になっていたが、今はそんな些事よりも優先して悩むべきことが あった。 黒猫が居る。尻尾の先まで黒い猫が居る。その黒猫は葛西氏の隣りでゆったりと座っている。 どこか遠く、雨の向こうを見詰めて、何を考えているのか、解らない。ひとえに沈黙を続けている。 その黒猫の存在が葛西氏の胃をきりきりと痛めつけていた。 ”猫又”というものをご存知だろうか。恐らく大抵の人はその生物が妖怪云々に類する何か であり、また人間的知性を持つ特異な猫ということを知っているだろう。大体の猫又は、長寿 の飼い猫が神通力を得て転じた物の怪とされ、二尾の姿で描かれる。狐狸などと同様、人を 化かし時に喰らう、と怪談や徒然草でも多々語られている。 では何故今、猫又について説明するのかというと、葛西氏の横の黒猫がそれと少しだけ似 通った存在であるからだ。葛西氏の頭痛もこれによるところが大きい。 黒猫が不意に「君はどうして、こうも忘れるのか」と独り言のように呟いた。落ち着いた声で ある筈なのに、どこか不安定で奇怪さを纏っている。猫が喋る言葉が正常だったら、それは それで益々可笑しいだろうが。 葛西氏は煤けた空を見上げる。雨は以前よりも勢いを増して、ここ灰色街の通りを打ち鳴ら す。葛西氏はただこれからどうこの不思議な生物と向き合っていくのか、そればかりを考えて いる。一寸先の闇ならぬ猫が葛西氏の前に大きく立はだかっていた。 そもそも何が彼に、この黒猫に対しての悩みを抱かせているのか。それは遡ること三週間前、 まだ桜花も風に散っていた頃の話だ。
444 :
412 :2010/11/10(水) 17:24:39
その程度の晒しで私が動じるとでも思ったか、大うつけ! もっと羞恥心をくすぐるものを持って来い。
445 :
(・(エ)・) :2010/11/10(水) 23:04:42
>>443 これが純文学か……
マリアナ海溝のように深い……
黒猫が葛西氏のどうにもならない現状に対する焦燥感の重要なメタファーになってるんですね
「KASAISHI」……次のポプラ大賞は決まったも同然か……
446 :
名無し物書き@推敲中? :2010/11/10(水) 23:46:56
>>443 「古ぼけた骨董屋の看板」て所に、センスの無さを感じる。
447 :
名無し物書き@推敲中? :2010/11/10(水) 23:49:09
ラノベだからいいんじゃね?
448 :
名無し物書き@推敲中? :2010/11/11(木) 01:37:44
「古ぼけた骨董屋の看板」をセンス有る表現に変えてみようぜ
そんなどうでもいいところにまでハイセンスを振りまくと逆に嫌味ったらしくて鬱陶しい文章になるぞ
450 :
(・(エ)・) :2010/11/11(木) 10:34:32
真面目な話、
>>443 の文は全体的にくどい。
情景描写は実はちょっとだけ好きなんだけど、その後が特にくどい。
「辟易していた」「嫌になっていたが」「悩むべきことがあった」
「黒猫がいる」「尻尾の先まで黒い猫がいる」「〜座っている」
「わからない」「沈黙が続いている」
なんかこう、内容の重さは1グラムなのに、体積は馬鹿でかいって印象
>>450 これでも書き始めたばかりの時期に比べれば、とてもスリムになりました
結論、私に文才が無いってことなんでしょうけれども
そもそも蛇足を削れないのがいけないんです
>>446 これはある作品の一部でその「骨董屋」が重要というか、ひとつのキーワードに
なっているんです。まあ「そんなことは知らねぇよ、氏ね」なんて唾をはかれても
仕方のないことなので、仰っていることはごもっともです。
ほかにセンスある言葉で語るなら
中二風「静寂(しじま)が籠居する、往来を見詰めるひとつの商家」
古典風「翁、そこに憂りかけり、語るるを、影よりのさやけさ」
漱石風?「帰納法なんて存在しないと細君が云っていたのを、ふと思い出した。だがそれは
すぐに払い退けられた。何故とは、その店を見れば君だってそう理解するだろう」
ほら、そうやって煽るから私がまた恥をかいた。
。゚(゚^ヮ^゚)゜。アハハハハハ
452 :
(・(エ)・) :2010/11/12(金) 20:56:33
どうして自分で傷口を深くするんだ!!!! もう君は十分に苦しんだじゃないか!!!! どうして君ばかり苦しまなくちゃいけないんだ!!!! こんな創作文芸板おかしいよ……
453 :
名無し物書き@推敲中? :2010/11/13(土) 06:37:59
おめえがおかしいんだよ
>>453 お目汚しごめんなさい
若い内には恥を一杯かけよと先達にいわれたものですから
455 :
名無し物書き@推敲中? :2010/11/13(土) 16:43:24
他スレでクロスカッティングってどうすんだ? 一人称と三人種を交互に混ぜるのか? それは視点や人称のブレじゃないのか? って議論があってだな。 クロスカッティングについてのお手本が(最初のはコピペだな)示された訳だ。 この質問者と回答者が作品でやりとりしてたので、評価を頼む。 御手本の回答者→73 :名無し物書き@推敲中?:2010/11/07(日) 16:25:45 俺は便秘で苦しんでいた、もう何週間も大便をしていない どうしたもんだろう、こんな便秘ってあるのか?別な理由じゃないだろうか * ちょうどその頃、動物園で小猿が逃げ出した * 仕方ないのでとりあえず俺は下剤を呑むことにした・ これで解消してくれればいいのだが いつもより強めのやつを買ってきて多めに飲む * 小猿は街中を屋根から屋根にひた走り、一軒の家にしのび込んだ * 飲んでから30分もすると腹が猛烈に痛い、 我慢ができない、立っていられない。俺はべットにもぐった。 呼吸がしぜんと「ハーハー、ヒーヒー」となる * 小猿は疲れていた、あたたかい毛布に包まって眠りたかった。 * 「ダメだもらしてしまう!!」俺はベットの中でうめいた。 下剤が強すぎたのだ、もう間に合わない、俺はついベットの中で脱糞してしまった。 俺は額に脂汗をかき、腹の痛さに耐えながら布団をめくって糞を見た。 すると、どうだ、糞の中に何かいる。 俺はそいつを抱き上げると言った。 「お、おまえ、小さくて糞まみれで、まるでサルそっくりだけど、 俺が生んだんだよな、俺の赤ちゃんだよな」 涙があふれてきた。
456 :
名無し物書き@推敲中? :2010/11/13(土) 16:46:37
↓ こいつが最初の質問者
>>455 の、クロスカッティングの御手本に対して、
こうすればいいのか と自分の作品を書いて応えたわけだ。
どうやら初めて文を書いたらしいから評価してやってくれ。
74 :名無し物書き@推敲中?:2010/11/07(日) 20:41:15
俺は頭を抱えていた。文章を書きたい。無性に。
しかし、しかしだ、志は立てたものの基礎が解らん。
今まで文章とは無縁の生活を送ってきたからだ。
どうしたらいいんだ?
※
ちょうどその頃、神は退屈していた。
※
ふと、俺は目の前の箱をみやった。
そうだ。俺は部屋にいて、ここにあるのはパソコンで、その先にあるのは情報の海で、
何より向こう側には、人がいる。経験を積み、知恵を重ね、たゆたぬ親切心を持つ人々が。
※
神の退屈さを紛らわそうとする視線は、空から街へ、高層ビルから屋根、地上へと走り、一軒の家にしのび込んだ。
※
俺は待つ。待つしかできない。
今までいろいろと調べて見たが、やはり素人にはわからない事が多すぎる。
勇気を持って掲示板で訪ねて見たが、図々しかったか? 怒られたらどうしよう?
いや、親切な人だってきっといる。
胃が痛い。それにしても痛い。不安と緊張でキリキリと痛む。
仕方ないのでとりあえず俺は胃薬を呑むことにした。
これで解消してくれればいいのだが。
457 :
名無し物書き@推敲中? :2010/11/13(土) 16:47:38
75 :名無し物書き@推敲中?:2010/11/07(日) 20:45:06 ※ 男は疲れていた、あたたかい毛布に包まって眠りたかった。 何日も続いた徹夜仕事が終わる。もうパソコンなんて見たくもない。 自分がモニターの前で何をしているのかさえ、朦朧とする意識では捕捉できない。 限界が来る。ね、眠……、 男の背後に、神の視線が迫る。 眠りに落ちる一瞬、意識を失う寸前、我を忘れ心も体も空になったその時、 神の視線は男と重なり、男の手は神の意のままに動かされた。 人間の作った小箱を気まぐれに触り、情報の海をさまよい遊ぶ神の意志。そこには助けを呼ぶ声が。 「力が欲しいか? ならばくれてやる。 我が教えに従え、人間達よ」
458 :
名無し物書き@推敲中? :2010/11/13(土) 16:48:34
76 :名無し物書き@推敲中?:2010/11/07(日) 20:47:27
※
俺は待った。呼吸が荒れる。「ハーハー、ヒーヒー」と荒げる。
両手を重ねる。天井に阻まれるが故に見えもしない空を、それでも祈りの気持ちの中で仰ぎ見た。
そう、祈りとは、きっとこんな時に人が頼るもの。
全ての努力を尽くした時に、己の無力を思い知り、それでも何かを望む時、
人は祈るのだろう。
そして掲示板は告げた、神の意志を。その声を、美と慈悲と尊厳に満ちた文字の羅列で。
『「ダメだもらしてしまう!!」俺はベットの中でうめいた。
下剤が強すぎたのだ、もう間に合わない、俺はついベットの中で脱糞してしまった。
俺は額に脂汗をかき、腹の痛さに耐えながら布団をめくって糞を見た。
すると、どうだ、糞の中に何かいる。
俺はそいつを抱き上げると言った。
「お、おまえ、小さくて糞まみれで、まるでサルそっくりだけど、
俺が生んだんだよな、俺の赤ちゃんだよな」
涙があふれてきた。』と。
感謝と、そして別の感情で
俺は涙があふれてきた。
了
これでいいんですか? (><) 分かりません!
要するにカットバックって、一人称の合間に、神の視点的な3人称を挟み入れるってことですか。
ワカサギさんって方は、時系列を扱えない、文章の下手な奴だとみなされるから使うな、と書いておられましたが。
>>73 さん。わざわざ、こんなに具体的に技を見せて下さって有難うございました。m(__)m
459 :
名無し物書き@推敲中? :2010/11/13(土) 16:49:53
77 :名無し物書き@推敲中?:2010/11/07(日) 21:41:04 別に一人称の合間に3人称と決まっているわけではありません >語り手がいない筈の場面を描く〜方法 っていうから一人称の間に3人称を入れたけど 1人称に1人称でも、3人称に1人称でもカットバック足りえます 「1人称なのに見てないものを書くための手法」ってだけではないからです 一人称の語りの中に1人称の語りいれてとか多いと思います (たとえば刑務所にいる男の生活に、犯罪の回想なんかを入れるとか) 厳密な英語ではクロスカッティングって言って、その一回の画面切り替えをカットバック って言うらしいですけど 日本ではバックってついてるせいか回想シーンを指すことが多い気がします ちなみにワカサギ氏の本は読むの止めたほうが良いと思います 彼は簡単に作家になれる系の本をいくつか書いてますが、彼自身作家として評判が良いわけでもなく 内容も、どうかなと思うことが書いてあります 79 :名無し物書き@推敲中?:2010/11/08(月) 16:38:40 クロスカッティングは、人称が統一されていなくて、 視点がぶれる 裁定の技法とみなされるのでは? という心配ですね
460 :
名無し物書き@推敲中? :2010/11/13(土) 16:54:07
↑ ついでに、クマーさんの意見として、一人称や三人称を混ぜる的な クロスカッティングの技術論についても展開してくれ
461 :
(・(エ)・) :2010/11/13(土) 18:13:29
>>299 が僕の立場
クロスカッティングなんて言葉ははじめてきいたけど、やっぱあるんだね。うんうん
一人称で小説進めたけど、途中で三人称で書かないといけない内容が出てきたりすることはよくあると思うんで、
そんなにトリッキーな手法でもないような気がする
>>456-547 の人は、人称云々の前にもっと気にしなきゃいけないことがいっぱいある気がするけどw
コピペに出てきたくらいの内容なら、変な手法使わないで、全部三人称で書くが吉
(もちろん
>>455 の人は、クロスカッティングの例としてコピペを使ったんだろうけど)
462 :
(・(エ)・) :2010/11/13(土) 18:24:11
記号とか改行とかによって区切りをつける方法以外で、人称を混ぜるとすると、 1、一人称っぽい三人称 2、三人称っぽい一人称 のどっちかかな。 ・1の例(この内容に関してはこっちがいいと思います) 彼は何週間も便秘が続いていた。こんなことがありえるのだろうか? そう思いながらも、特に痛みがある訳でもなかったから、医者に行くこともなかった。 彼が部屋で一人長すぎる便秘に不安を抱いていた頃、近所の動物園で小猿が逃げ出した。 ・2の例 これできっちり三週間目だ。何がって?俺の肛門が無職になってからかな。 何せ日本経済は先の見えない不況に陥っているから、俺の肛門だけが雇用情勢の厳しさから無縁でいるはずもあるまい。 何を言ってるかわからない?要するに、便秘が三週間続いてるってことだ。 やべーよこれ。なんなんだよ。先の見えないのは俺の便秘の方だよ。 街のスピーカーから、動物園から猿が逃げ出したのでご注意ください、なんて放送を流してる。 そんなことより俺の便秘に注意しろよ。どうなってんだこれ。つーか動物園の係員仕事しろ。何猿逃がしてんだ。 みたいな。 どっちにしろちょっとご都合主義的な展開にはなるのは否めない
自由間接話法を誤解して使ってるだけじゃないのか >>一人称で小説進めたけど、途中で三人称で書かないといけない内容が出てきたりする 出てきた時点で一人称使っちゃいけなかったってこと
464 :
(・(エ)・) :2010/11/13(土) 20:08:30
クロスカッティングとやらではないと思います
普通に混ぜたいんなら、
>>455 でやってるのを使うがよろし。
視点がブレないか?という問題については、読んでわかればいいと思うよ。
記号でわければ、まず問題ないかと。
短編ならすぐなおせばいいんですけど、
既に100ページくらい書いてたりすると、どうしたもんかと思いますよ
465 :
名無し物書き@推敲中? :2010/11/13(土) 21:32:38
どうせ全部作者の妄想なんだから 人称なんかどうでもいいんだよ
466 :
名無し物書き@推敲中? :2010/11/13(土) 22:03:32
>>461 >
>>456-547 の人は、人称云々の前にもっと気にしなきゃいけないことがいっぱいある気がするけどw
そこをちゃんと批評してやれよ
>>462 むしろ、お前が直した方が、全く面白くないのだがwww
いや、こういう書き方も有るという紹介だから ジョークとしての面白さが減っても別にいいだろ たしかにシーンが切り替わるスピード感というか切れ味は減るね
469 :
名無し物書き@推敲中? :2010/11/14(日) 00:12:54
切れ味も減ってるし、文章も駄目になってるwww
470 :
名無し物書き@推敲中? :2010/11/14(日) 03:08:21
まあ あれだ。
落ちつけ、 もまえら。
はじめて小説風文章に挑戦した
>>456-547 を
人称以前だと笑い者にして、
なおかつそれを改悪したんだw
クロスカッティングもカットバックも知らない癖に
三人称の方が吉として改悪www
何もかもダメにしたなwww
怒る気持ちもわかるけどな
>>412 内容を理解もできずw
その上、根底から読解力のセンスを疑われてもなお、
純文学と言い張る阿呆なんだwww
さあ、初心者の
>>456-547 を笑った後、どのように評価するのかw
それを読んでからにしてやれ。
まあ、水嶋ヒロwwwwwww程度の言い訳しか、
できないだろうけどなwwwww
(・(エ)・)思い上がりを笑ってやって
天狗の鼻を折ってやるのは
それからでも遅くないだろ?
日本語でお願いします
472 :
名無し物書き@推敲中? :2010/11/14(日) 12:03:27
473 :
名無し物書き@推敲中? :2010/11/14(日) 13:12:18
匿名なのに特定されるってなにそれこわい
2chの匿名性を妄信してる奴いるよなあ ログは残っていつでも発言者特定可能なのに
特定したら何かいいことあるのかい?
それこそ特定された人が恥をかくだけです、そう私のように
気にするな。 汗、恥、マス。それらをかくのは若者の特権だ。
それこそ特定された人が恥をかくだけです、そう私のように
何で
>>1 は嫌われてるの?
実力もないのに偉そうで
弱者を笑い
やり口が姑息で卑怯だから
481 :
(・(エ)・) :2010/11/14(日) 17:58:05
やれやれ…… 文芸を志すものにしては煽りが低レベルすぎるよ 煽りっていうのは、もっと煽られた人間を心底怒らせなきゃあいけないんだ 君達の煽りは100点満点中6点だよ
482 :
(・(エ)・) :2010/11/14(日) 18:31:38
>>456-458 の小説の問題点は、
・神がいかにも安っぽく出てくるトコ
・「美と慈悲と尊厳に満ちた文字の羅列で。」みたいな2chとかパソコンとかの表現が寒い
・二重カッコの使い方が極めてわかりづらい
など。でもこんなもん指摘したって、
>>456-458 さんは小説書いたのはじめてで、
書き続けてれば勝手に改善してゆく点だから、敢えて細かくあげつらう必要もないと思ったんだけど
>>480 でも多分
>>470 は僕のこと好きだと思うよ
なんだかんだでレスちゃんと読んでるし
483 :
名無し物書き@推敲中? :2010/11/14(日) 20:28:49
ちょっと待てよ ゲイという可能性もあるかもしれない
それはそれで好きなことに変わりあるまい
>>482 クマの凄まじい自己中心視点に驚いた
それに、不館性の夢見がちニートを怒らせるなんて普通は無理w
>「美と慈悲と尊厳に満ちた文字の羅列で。」みたいな2chとかパソコンとかの表現が寒い
オチを見れば一目瞭然だが、それはパロディとして書かれてるから
わざととサムくなるように書かれてる筈で。
それよりも、一部だけ人称の書き違いがあるのを指摘してやった方が、よっぽどいいのではないかと。
ホモ落ちでも指摘されてたけど、
クマは目の前にある文章の行間が読めてなかろうか?
お前らほどほどに頑張れw
ところで、クマは一体何を目指してるんだ?
486 :
(・(エ)・) :2010/11/15(月) 08:51:30
パロディ云々じゃなくて、「美〜」みたいな文章は、いかにも小説書き始めの初々しい、 もっと言えば中学生が背伸びして書いた文みたいで、いかがなもんかねというお話 ホモ落ちは完全に「行間が読めてなかろう」でした。 アレって他の皆はわかったの? 普段から男のことばかり考えてる人なら、「痔ときけば当然……」と思うのかもしれないけど、 僕のような異性愛者には少々難しいオチでした
487 :
(・(エ)・) :2010/11/15(月) 09:13:58
ワイの人スレでも
>>455-460 が貼られてるね
でもやっぱ短編で人称をごちゃごちゃひねくりまわす必要は感じない
でもさ、あれは質問して回答貰って返事としての短編でしょ だから人称をひねくり回す必要あるんじゃね?
また評価お願いします。よし是非とも恥をかくぞ。 【少女と猫】 「おとぎ話はお好きかい? 白髪のお嬢ちゃん」 冬のある日のことだ。眠れぬ少女の未だ長き夜、やがては星降る空の下、時計の針を止めて その純白の――チェシャ猫はけらけら笑いながらやってきた。いつしかベッドの隣りにやがては 優しく耳もとで、少女にまるで秘密をもらすかのように囁きかける。 「ほら、ピーターパンやシンデレラ、ブレーメンまで、なんでも聞かせてあげよう」 それは本当に? 少女の真っ直ぐな瞳にチェシャ猫はいやらしくにやけてみせた。 ああもちろんとも、チェシャ猫は少女のぬいぐるみたちにも負けないくらいふさふさな その毛皮を、自慢気に見せ付け、大仰に語りだした。 「まずは、あれに――……」 少女はやっと自分が寝ていたことに気付いた。曙光が部屋を照らし、外からは鳥のさえずりが 聞こえる、それは恐らく朝なのだろう。昨日まで少女の傍にいたあの不思議な猫はもうとっくに どこかへ行ってしまったようだった。 不意に、少女を呼ぶ母親の声がした。 その日も少女は眠れずにいた。何よりあの猫が気がかりで仕方がなかった。と、また あの独特のけらけら笑いを少女は聞いた。 しかし、どうしたか。一向にそのけむくじゃらな姿を見せない。少女が、どうしたの、と問うが どうしもしない、と応える。少女はチェシャ猫がなんだか怒っているような気がして口をつぐんだ。 そのうちチェシャ猫は昨日と同じく朗朗と話し出した。 「今日はあれを……」 少女の朝は唐突に訪れる。窓から外を覗くと、一面の雪景色が、少女の視界を支配した。 あの猫がそっと、ぬいぐるみたちに紛れ、少女を窺っているようだった。 不意に、少女を呼ぶ父親の声がした。
いずれ夜はやってくる。チェシャ猫は、笑いもせずに――今度は姿を見せ――現れた。 その手には、うぐいす色の便箋と緑の小さなペンダントがあった。 「ほら、今日はクリスマスだろう。僕からの最期のプレゼントだ」 少女はそれを受け取ると、ありがとうと呟いた。 もうじき年が明ける頃、少女は息を引き取った。沢山のぬいぐるみの中に埋もれた あのペンダントがチェシャ猫が幻でなかったことを証(あかし)していたが、白髪の少女と チェシャ猫以外にそれを理解する者はいなかった。 まして、チェシャ猫の気分など、誰が知るというのか。 その病室からは、夜な夜なおとぎ話をする声が、未だに聞こえるそうだ。 「……――最期のプレゼントだ」 ちゃんと恥かけたかな?(゚∀。)ワヒャヒャヒャヒャヒャヒャャ
いずれ夜はやってくる。チェシャ猫は、笑いもせずに――今度は姿を見せ――現れた。 その手には、うぐいす色の便箋と緑の小さなペンダントがあった。 「ほら、今日はクリスマスだろう。僕からの最期のプレゼントだ」 少女はそれを受け取ると、ありがとうと呟いた。 もうじき年が明ける頃、少女は息を引き取った。沢山のぬいぐるみの中に埋もれた あのペンダントがチェシャ猫が幻でなかったことを証(あかし)していたが、白髪の少女と チェシャ猫以外にそれを理解する者はいなかった。 まして、チェシャ猫の気分など、誰が知るというのか。 その病室からは、夜な夜なおとぎ話をする声が、未だに聞こえるそうだ。 「……――最期のプレゼントだ」 ちゃんと恥かけたかな?(゚∀。)ワヒャヒャヒャヒャヒャヒャャ
>>489-490 > 不意に、少女を呼ぶ母親の声がした。
> 不意に、少女を呼ぶ父親の声がした。
この重なりは意図して韻を踏んでいるの?
詩じゃないんだから、少しは変化をつけた方がいいと思うよ。
> もうじき年が明ける頃、少女は息を引き取った。
死因は? チェシャ猫死?
>「……――最期のプレゼントだ」
チェシャ猫が病室の人間を殺しまくっているという理解でOK?
493 :
(・(エ)・) :2010/11/15(月) 18:38:41
燃料投下熱烈感謝
二重投稿までしてくださって、マゾいな全くw
>「おとぎ話はお好きかい? 白髪のお嬢ちゃん」
この辺りの昔のバンプの藤原を思わせる中二的センスを感じます
すごく恥ずかしい。読んでるこっちまで恥ずかしくなるような最高の出だしだ
ただこれはそういうテンションの文なんだよね
これはこれで味だと思うよ。(皮肉じゃなくて)いいんじゃないかな
文は全体的に前よりも読みやすい
>>492 行間を読まなきゃいけないんでしょ
多分母親と父親は猫に殺されてるんじゃない
真相は作者のみぞ知る世界だろうけど
>>493 恥ずかしいでしょうそうでしょう
色々わざとらしさと意味不明さを増量しました。
今度は投げ出さないよう努めたはずだった。
どんな解釈をしようと自由ですよ。
わかりやすい?良いですね!
495 :
(・(エ)・) :2010/11/15(月) 21:39:48
>>493 クマーは、行間を読む以前の問題だwww
文章そのものの読解力がない。
そんな程度の実力で、
どうして他人さまの文章を評価しようと思ったのか。
滅茶苦茶に頭が悪いのか?
なら
>>496 がすばらしい読解力を用いて、すばらしい評価を書き込めばいいじゃない
このスレはそういうことをしてもいいんやで
実力がないなら 偉そうな面せずに 引っ込めって話だ 馬鹿だな
実偉引馬(じついいんば) 実は偉い殿様が農民の頼みで馬を引いたという故事に由来する――民明書房
>>490 こんな素晴らしい文章を書けるなんてあなたは天才な
んじゃないですか!?
なかなか良い雰囲気が醸し出されていて作者の頭の良さに心を
くすぐられてしまいました
そういえば、以前にもあなたと似たようなすごい
作品をここで見たことがあります
ヒーローモノではありましたがその作品はとても魅力的でした。そう、それを思いだしてしまった
んです、この文章だけで!
仕方がないですよね。あなたがすごいんですから!
ね!
カマー乙
今日も平和だ
えっ
えっ
えっ
えっ
えっ
えっ
510 :
名無し物書き@推敲中? :2010/11/18(木) 04:11:38
えっ じゃねーよ。 一度でいいから死ぬほど真面目に悩めクズくまがw
僕がちゃんと構ってやらなかったせいで、煽りの人がワイスレに行ってた
捕まえておいてくれよ
そうですよ。ちゃんと面倒見ましょうね
まったく
ゆるクマ(許して欲しいクマの意)
とりあえずお前は文章のセンスを磨けボケ
ボケクマ(ボケはお前だクマの意)
ちなみにKAGEROUが出たら立ち読みして、感想書くんで、楽しみにしててね
( ゚д゚ ) ガタッ .r ヾ __|_| / ̄ ̄ ̄/_ \/___/ ⊂( ゚д゚ ) ヽ ⊂ ) (⌒)| ダッ 三 `J (д゚ ) )⊂ ) ( 、| ダッ `-`J ( ) <ヽ(`Д´)ノ ウワァァン!! r/ ヽ) ( ヽ ヽ ダッ `' `J
1 :名無し物書き@推敲中?:2010/10/18(月) 15:54:10 『10月の夜』 別に何を思うでもなく自動販売機でミルクティを買う時に背後に気配を感じ振り返るが何もない。首の後ろに何かの塊。 この自動販売機に関しては、蛍光灯の明かりに引き寄せられた黄緑色の大きな蛾が邪魔で近寄れなかった記憶と、かじかんだ手を温めるべく買った缶コーヒーが素手で持っていられぬほど熱かった記憶がある。 今は十月なのでどちらも関係がないのだが、思い出したものはしかたがない。 蛾も火傷するような熱さも明日になれば消えてしまい次に思い出すのはいつになるかわからない。 いつかも分からない夏の夜の記憶と冬の夜の記憶は同じ年のものであったかどうかも分からない。もちろん意味するところなど何もないのだろう。 とはいえこの二つの記憶に加えて、今日そのことを思い出したこと自体が新しい記憶となり、何かのまとまりを持って刻まれたかどうか。 とりあえず今日はミルクティを買い家に帰ることとなる。明日まで覚えていれば少し考えてみよう。 (了) こういう文章は文学的に見れば凄いんだけど、書いててつまんないんだよね。 それだけ文学=オナニーって事なんだろうね。でも書けるだけお前等新人賞落選者よりはましかな。 こういう文章なら新潮や群像で賞を獲るのは簡単だろうけど、俺はもっと上のエンタメを狙いたいと思ってる。 何か煽りみたいになったけど、この文章が凄いって事は認めてもらえるはず。
何が凄いの? 意味不明
いや僕が書いた訳じゃなくて、別のスレから貼ったんですけど、皆どう思いますかってことで転載したんです 絶妙に中途半端で、僕はすごく笑ったんですが
>首の後ろに何かの塊。 蛾か? ヨナクニサンか? まずそれを手で払えよ!
私が言えることではありませんが ・まさしくオナニィ文 ・もったいない、詩のような調子は小説には合わない ・静と動のバランスが悪い ・格好つけた表現が鼻につく ・いろいろ中途半端、やるなら思い切って ・自重しましょう ・テーマがない 私が言えたことではありませんが
>>523 僕も思ったwwww
この一文極端にダサいよねwww
>>524 そんなに卑屈にならなくてもいいと思うんだ
生きるのが嫌になった私はついにおかしくなった。即興。 「イルトンさんの一日」 イルトンさんは山に住むきこりです。ある日、木を伐採することに快感を覚える病に 冒されてしまったイルトンさんはふもとの村にある総合病院に行くため、雨天の中、 下山を決行しました。波のように押しおせる風雨にもめげず、イルトンさんはようやく 総合病院に辿り着きました。しかしどうしたことでしょう、扉は押しても引いても一向に 開きません。イルトンさんはようやく思い出しました、そうです、総合病院は経営難に陥り つい先月閉鎖してしまったのです。とするとどうでしょう。イルトンさんの奇病は一生 治らないのでしょうか? いいえ、そんなことはありません。村のはずれに確か 花田クリニックがありました。そこで診てもらえばきっとイルトンさんは健康になるでしょう。 ではさっそく、イルトンさんは全力で駆け出しました。跳ね返る泥もなんのその、 イルトンさんは力一杯足を前へ前へ進めました。やがて白亜の建物が見えてきました、 クリニックです。イルトンさんはすぐさま扉に手をかけます。その時、イルトンさんの手に 激痛が走りました。そうです、電流式のトラップです。クリニックの院長が患者から 金を巻き上げたいあまりに仕掛けたものでした。イルトンさんは挫けました。 これまでの人生に、これまでの自分に。そうしていると院長がイルトンさんに駆け寄り、無言で飴を渡していきました。 その飴はとても甘くてクリーミーでこんな素晴らしいキャンディーをもらえる私はきっと特別な存在なのだと感じました。 今では私がお爺ちゃん、孫にあげる飴はもちろんヴェルタースオリジナル。 なぜなら彼もまた特別な存在だからです。
ほら、即興とか言い訳を見苦しゃああああああ 死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ俺
>>526-527 ふむ。これが君の人生かね? 私にはよく理解できないが……。
――冬月コウゾウ
冬月先生キター
>>526 あまりに高雅すぎる文章に失禁してしまいました
こんな文章が僕のような一介の熊が評価するなどおこがましい……
>>530 高雅。失禁したんですか。稚拙。呆れたの間違いでしょう
戦争だーー
_,,..,,,,_ モシャ (( ./ ・ω・ヽ )) (( l , ', ´l モシャ 、、、、、、、`'ー---‐´wwwwwwwwwwwwww この動物は現在ワロス草の激減により絶滅の危機に追いやられています この子を助けるためにもぜひともあなたのwが必要なのです。 _,,..,,,,_ ./ ;ω;ヽ l l _, ._ `'ー---‐´ ( ・ω・) ○={=}〇, |:::::::::\, ', ´ w、、、、、、、、 し 、、、(((.@)wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
『KAGEROU』――儚く不確かなもの。 廃墟と化したデパートの屋上遊園地のフェンス。 「かげろう」のような己の人生を閉じようとする、絶望を抱えた男。 そこに突如現れた不気味に冷笑する黒服の男。 命の十字路で二人は、ある契約を交わす。 肉体と魂を分かつものとは何か? 人を人たらしめているものは何か? 深い苦悩を抱え、主人公は終末の場所へと向かう。 そこで、彼は一つの儚き「命」と出逢い、 かつて抱いたことのない愛することの切なさを知る。 水嶋ヒロの処女作、 哀切かつ峻烈な「命」の物語。
535 :
(・(エ)・) :2010/11/27(土) 10:59:43
↑ヒロポンのあらすじ。
536 :
名無し物書き@推敲中? :2010/11/27(土) 20:45:38
「イルトンさんの一日」 イルトンさんは山に住むきこり。木を伐採することに快感を覚える病に 冒されてしまった。イルトンさんは山のふもとにある総合病院に行くため、雨の中、 下山しました。波のように押しおせる風雨にもめげず、イルトンさんはようやく 総合病院に着きました。しかしどうしたことでしょう、扉は押しても引いても一向に 開きません。イルトンさんはようやく思い出しました、そうです、この病院は、経営難に陥り、 つい先月、閉鎖してしまったのです。とするとどうでしょう。イルトンさんの奇病は一生 治らないのでしょうか? いいえ、そんなことはありません。村のはずれには、確か、 花田クリニックがあります。そこで診てもらえばよいのです。きっとイルトンさんはよくなるでしょう。 そこでさっそく、イルトンさんは駆け出しました。跳ね返る泥もなんのその、 力一ぱい駆けました。やがて白亜の建物が見えてきました、 クリニックです。イルトンさんはすぐさま扉に手をかけます。その時、イルトンさんの手に、 激痛が走りました。そうです、電流式のトラップです。クリニックの院長が患者から 金を巻き上げたいがため、仕掛けたのでした。イルトンさんは挫けました。 これまでの人生に、これまでの自分に。そうしていると院長が出てきました。イルトンさんに駆け寄り、無言で飴を渡していきました。 その飴はとても甘くてクリーミーで、こんな素晴らしいキャンディーをもらえる私はきっと特別な存在なのだと感じました。 今では私がお爺ちゃん、孫にあげる飴はもちろんヴェルタースオリジナル。 なぜなら彼もまた特別な存在だからです。
537 :
名無し物書き@推敲中? :2010/11/28(日) 04:45:01
,,,,,,,,,
538 :
(・(エ)・) :2010/11/28(日) 11:31:26
イルトンさん……
>>536 微妙な変化が見られるが進歩とは言い難い。
推敲しても最後のくだりでコピペの亜種になっていることには変わりがない。
ロボコン 0点!!
540 :
(・(エ)・) :2010/11/29(月) 14:12:47
文章評価系まったり雑談スレ
なんでもかんでもくくりゃいいってもんでもねえべ
33 :132人目の素数さん:2005/08/30(火) 21:42:25 カップラーメンって3分でできるけど、その味には色々差がある。 これはおかしい。 34 :132人目の素数さん:2005/08/30(火) 21:43:34 おかしいのでマイナスラーメンというのを考えて見た。 35 :132人目の素数さん:2005/08/30(火) 21:44:30 そのラーメンは3分間待ち続けるとだんだん空腹になり 3分たつとおなかが「ぐぅ」と鳴る、悲しいラーメンだった。
543 :
(・(エ)・) :2010/12/03(金) 15:20:34
もし高校野球の女子マネージャーが水嶋ヒロの『KAGEROU』を読んだら
544 :
(・(エ)・) :2010/12/03(金) 15:38:28
KAGEROUの登場まで後12日を切った訳だが
545 :
(・(エ)・) :2010/12/06(月) 09:44:10
q
546 :
名無し物書き@推敲中? :2010/12/06(月) 20:48:25
君はいつもなにしてんの?
547 :
(・(エ)・) :2010/12/06(月) 20:51:11
逆にきくけど、このスレの文章を読む限り僕はどういう階層の人間に見えるのかな?
548 :
名無し物書き@推敲中? :2010/12/06(月) 21:06:19
階層なんてないよ。 上も下ものうなるのじゃって言ってたドラマの主人公のセリフを聞くまでもないよ。
549 :
(・(エ)・) :2010/12/06(月) 21:56:48
途中から叫ぶだけのドラマになりさがったなあれは。 「薩長同盟じゃー!うおー!」「これが世に言う、薩長同盟じゃが」 「大政奉還じゃー!うおー!」「これが世に言う、大政奉還じゃが」
550 :
名無し物書き@推敲中? :2010/12/06(月) 21:58:13
で、あんた階層なんて信じてんの?
551 :
(・(エ)・) :2010/12/06(月) 22:01:21
単に「僕はどういう地位・職業の人間に見えるのかな」ってききたかったがために、 「階層」っていう言葉を使ったがぜよ? 階層を否定するってことは、平等を信じてるのかな?
552 :
名無し物書き@推敲中? :2010/12/06(月) 22:19:21
どんな地位だのどんな職業だのどうでもいいって。 頑張って生活してる人が輝く時代になればいいって思ってるんだよ。 平等ってのはないだろうね。帝国ホテルに住んでる人は金持ちなのは言うまでもないだろう。 しかしね、どんだけ満足度があるかで、人の幸福は左右されると思うんだ。 今は経済力が落ちてるらしいから世の人々の生活が苦しいのは僕も知ってるよ。 でもね、それでも一日をしっかり生きてて、自分に責任を感じて、たった一本の缶ビールで「生きてて良かった」と思う人もいるわけさ。 それに、逢いたい人が、胸襟を開いて語りあえる人がいるだけで、幸福を感じる人もいると思うだ。 帝国ホテルに住んでる人にも勿論、そういう楽しみがあるかもしれないけど、 その金持ちと、缶ビール一本で話しあえる人も前述したとおりいるんだ。 そういう意味で人間は平等だと思うよ。価値観が違えば、齟齬が生じるのはいたしかたないけど、 いきいき生きてりゃ、幸福感が増すのは自明の理だと思う。 だから、階層なんて僕は気にしない。生きてるだけで丸儲けだよ。 明日は何が起こるかわからない言ってみれば人生は冒険の連続だね。 要するに僕の幸福感と、世の金持ちの幸福感はイコールだよ。けだし僕と帝国ホテルに住んでる人は平等だ。
553 :
(・(エ)・) :2010/12/06(月) 23:02:26
なるほど。村上春樹読みまくるとそういう頭になるのかな。。。
僕は
>>546 の質問に質問で返しただけなんだ。
ただ、君の長文に配慮して、一言だけ言っておこう。
完璧な平等は存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。
554 :
名無し物書き@推敲中? :2010/12/06(月) 23:09:36
完璧な文章など存在はしない、完璧な絶望が存在しないようにね。 あってるかな?ちなみに僕は村上春樹は好きじゃない。 でも、風の歌を聞けだっけ?立ち読みしただけだけど、印象に残ったよ。 有意義な会話ができたことに謝意を表したい。アディオスアミーゴ。
くまさんは、学生かな 高校生か大学生か専門学校生 でも院生って可能性はないな
556 :
(・(エ)・) :2010/12/07(火) 22:21:18
ふむ 他には?
東京神奈川千葉埼玉いずれか在住の20代の男
20代から30代、もしくは40代から50代
田宮w
560 :
(・(エ)・) :2010/12/08(水) 23:48:36
私もくまさんは大学生だと思います 以前「高校時代は〜」とおっしゃってたから高校生ではないかなと 黒髪ツンツン頭のイメージ
まあ色々想像してくれ デビューした暁には真実がわかる デビューできなければ消えていきます 日経の小説大賞って締切2月だったのか 年末いっぱいかと思ってあせってたのに全然余裕だわさ
デビューできたらクマだってこと カミングアウトするの?
うん。 デビューできたら今より偉そうに評価するよ さて、KAGEROU読んだ訳だが、感想いる?
僕も立ち読みしただけだよw (ストーリー) 屋上で自殺しようとしたカズオは、謎の男キョウヤに助けられる。 キョウヤはドナー何ちゃらの人間で、カズオに金をやるからドナーになれと迫る。 カズオは承諾する。 そしてカズオは、自分の心臓を必要としている女の子と出会い、彼女との交流を通じて、 「生きる意味」を知るが、時既に遅し。 カズオは死ぬが、なぜかキョウヤと意識が入れ替わり、最後はキョウヤの中に入ったカズオが女の子と話して終わり。 (感想) 予想していたよりは幾分マシだった。 「普通につまらない」レベルで、ネタにしづらい。 カズオはバブルの時に楽々入社して、変なプライドで会社辞めて、 金がなくなって苦しんでる訳だけど、この辺りの描写を、 人生で金に困ったことなんてないヒロポンが書いてらっしゃるので、鬼のように薄っぺらい。 「これ読んだ小説家志望者が自殺して本末転倒にならないことを祈ります」というamazonレビューに笑ったw
>>「普通につまらない」レベルで、ネタにしづらい。 それこそが最悪じゃね
ニュー速とかamazonレビューで叩かれてる程は悪くないよ クソはクソだけど、がんばって書いたクソって感じ
今やってるドラマでいうと 流れ星×秘密って感じか。
悪くなくてもクソかよw
よし。 俺も頑張ってクソしてくる (`・(エ)・´)
572 :
(・(エ)・) :2010/12/18(土) 09:03:27
なんかamazonレビューがいつまでたっても反映されないから、ここに貼るね なんか水嶋ヒロ様の才能への嫉妬か、酷評が多いようなので、ここで一つ正しい評価をさせて頂きます。 ゴーストライターとか言っている人が居ますが、どうしてこの小説を読んでそんなことが言えるのでしょうか? 「普通にヘタ」レベルの、中途半端な文章、心を無心にして読めば少しは面白そうなストーリー。 この中途半端さは、どう考えてもヒロ様が自分で書いて、編集ががんばって手直しした結果としか思えません。 屋上で自殺をしようとした主人公カズオが、謎の男キョウヤにとめられ、臓器移植のドナーになるかわりに多額の代金を受け取り、 彼の心臓をもらう女の子と出会い、「生きること」の意味を知り、最後カズオが死ぬと、なぜかキョウヤと人格が入れ替わるというオチ。 この卓越したストーリー展開には、「もはや水嶋ヒロは村上春樹を売上げだけでなく、内容でも抜いているのか・・・?」と唸ってしまいました。 『イギリスならジンだな。イギリスジン、なんちゃって』『タバコを吸いません、すいません』など、 夏目漱石の洒脱さを思わせるギャグには、思わず駅の書店で大笑いしてしまいました。 読んでいて、僕は随所で水嶋ヒロの悲鳴をききました。 「こんな小説書きたくない」「でも金のためには書く必要がある」「出版社も絢香も皆助かるんだ」 そんな作者の悲痛な叫びが、行間から滲み出ている気がしました。 この「KAGEROU」という題名は、もしかすると水嶋ヒロ本人が、 「自分の作家生命など陽炎のようなものだ」という自嘲をこめてつけたのでしょう。 そう考えると、やはり僕は、星五つ以外の評価をつけられません。
静かなる怒り
575 :
(・(エ)・) :2010/12/24(金) 00:01:37
もう投下もほぼほぼないようだし、投下されたらされたで評価する、 僕のまったり文章評価系雑談スレッドにしちゃっていいよね? 最近映画をよく見るんだけど、映画の構成法ってそのまま小説にも使えそうな気がする。 わかりやすいストーリーを書く時は、映画のように考えてゆくといいかも
酷評スレは評価者不足のようだから クマそっちに出張したら?
578 :
(・(エ)・) :2010/12/25(土) 10:33:16
へえ そこまででしゃばる気はないけども、酷評スレも再び書き込み増えたのか 酷評スレ、ワイスレ、クマスレの三つ巴の戦いになる訳だな。 魏が酷評スレ、呉がワイスレ、蜀がクマスレみたいな感じ
戦うのかよ ワイスレに殺到してる客をわけてもらえよ
580 :
(・(エ)・) :2010/12/25(土) 19:46:15
一番最初に滅亡するのがクマスレなのです……
クマはシルクロードの礎となったのだ
582 :
(・(エ)・) :2010/12/26(日) 16:41:40
僕は劉禅
クマ最近創作のほうはどうよ?
かえすがえすも残念なことは優れた頭脳に恵まれた青年たちが、今隣に居る青年も明らかにその一人であるが、 不品行な女を相手にして貴重な時間を浪費した上に一生付いてまわるかもしれない結構なお土産をうつされたり することであり、 いつの日か似合いのお女性が現れたら当然結婚するものとして、それまでの独身期の女遊びは 〈必要ヤムヲ得ザル行為〉であろうし、 もちろん田中夫人のことで一郎に(あんなに朝早く この街までやって来たのは彼女という特別な北極星のせいだろうが) 鎌をかけてみる気はさらさらない。 ただし極めて重大な疑問を感じてしまうのは果たしてこの青年が青臭い少年少女の恋愛とか、 くすくす忍び笑いをする一文無しのお嬢さんと二、三週に一回ほどの交際をして 人並みに陳腐な賛辞を捧げたり一緒に遠出したりしながら 花だチョコレートだと甘い恋人の戯れに踏み込むことで 心から満足できるかどうか。彼の年齢で住む家もなく家庭もなく 継母よりももっと悪どい下宿屋のおかみに金を まきあげられているというのはあまりにも惨めではないか。 時々彼が突然ふと口にする奇抜なせりふは もう十いくつも年上で父親同様の年恰好の自分ですら面白いと思うけれど、 ともかく何か栄養になるものを 食べなければいけない、純粋な母乳にも匹敵するミルクに卵を入れてエッグフリップをこさえてもいいし、 それも駄目なら、ハンプティダンプティを茹でたものでいいんだから。
585 :
(・(エ)・) :2010/12/27(月) 10:13:20
>>583 文学界新人賞と太宰治賞に送りました
日経何とか賞にも送るつもりです
nirvanaのkurtが、曲が出来ると片っ端からデモテープをレコード会社に送りつけて
結局20社くらい送って、そのなかの一つのレコード会社からデビューした話をきいて、
自分もとにかくたくさん送ろうと思っております
>>584 ジェイムズ・ジョイスの「ユリシリーズ」だそうです。
面白そうですね。
ハンプティダンプティを茹でたものってよくわからないけどw
>>585 ん?二重投稿?
両方とも受賞作に選ばれたらどうするんだ?w
いやいや別の作品っすよ
クマ、精力的に執筆しているんだね。 しかもなにやら速筆っぽい。 1日何枚くらい書いてるの?
589 :
葦田春穂 ◆pMxEzE7OCs :2010/12/28(火) 00:14:29
>>586 二重に投稿すんのってやっぱマナー違反なの?
例えば手直しして次の年にもう一度同じ公募に送ったりとかダメ?
590 :
葦田春穂 ◆pMxEzE7OCs :2010/12/28(火) 00:22:02
今知ったんだが 水嶋ピロリをお手盛りしたポプラ社小説新人賞って すんごい報奨金出すのな・・・
>>588 いや速くないですよ
太宰に出したのが10月頃で、そっから新しいの書き始めて、
文学界に送ったんで、スピード的には普通じゃないでしょうか
>>589 それは問題ない
二重投稿っていうのは、同じ作品を同時に二つ以上の賞に送ること
下読みや選考委員が信頼できない気持ちはよくわかるので、
二重投稿したくなる人もいるでしょうね
確か最近誰か二重投稿がバレて受賞取り消しになった人がいたはず
592 :
葦田春穂 ◆pMxEzE7OCs :2010/12/28(火) 10:07:31
>>591 じゃー違うタイミングで別の公募に出すってのはいいの?
選考期間ってどこもだいたい半年だよね?
作品を公募に出すとその間は封印ってこと?
593 :
(・(エ)・) :2010/12/28(火) 10:44:22
>>592 二重投稿の何が問題かって、受賞作が他の賞とかぶっちゃうのが問題な訳だから、
落ちたのが確定したら別の賞にだしておk
>>593 ただしJNGP ジャンプ小説新人賞を除く
アレは応募した時点で諸権利押さえられる
595 :
(・(エ)・) :2010/12/30(木) 17:53:00
最近パソコンから1メーターくらい離れて、脚を伸ばして、 膝の上にキーボードを引っ張ってきて、その体勢で執筆すると、 何時間うちこんでも目が悪くならないことに気付いて、自分の天才っぷりに震えております
クマさんあけおめ
597 :
(・(エ)・) :2011/01/01(土) 12:16:49
ああああああああああああああああああああけましておめでとうございます
598 :
( ̄(エ) ̄) :2011/01/11(火) 23:14:14
太宰治賞からメール来てた。 いやただの広告メールなんだけど
ワイスレのオーナーは近々某賞にぷぅぎゃああああああ名義で応募するらしいぞ。 クマも(・(エ)・)としてどっかに出せ!
600 :
(・(エ)・) :2011/01/24(月) 09:02:59
マジっすか。名前は変えた方がいいのでは・・・
過疎ってるね
くまさん何次までいくと思う?
まことに残念なお知らせなのですが、日経小説大賞が、どうにも間に合わなさそうです。 しかし実はもうすでに太宰治賞と文学界新人賞に、一作ずつ送っていて、 そろそろ一次選考の結果が出るはずです。もし僕が残ってたら、大喜びでこのスレにかきこみますが、 残っていなかった場合は何事もなかったかのようにフェードアウトするつもりなので、あたたかいお心づかいよろしくお願いします。
604 :
名無し物書き@推敲中? :2011/02/10(木) 16:44:44
>>603 そうですか。頑張ってください。
こんなことしか言えない自分が情けない……
605 :
(・(エ)・) :2011/02/10(木) 21:27:27
>>604 ありがとうございます。
書きたい気持ちはすごくあって、頭の中には20作くらいアイデアがあるんですが、
いかんせんそれをペチペチキーボードにむかって、形にするという作業が退屈で、なかなか量産体制に入れないのです
たくさんアイデアがあるときは、アイデアどうしをどんどん組み合わせていけばいいよ。 そうすればあまり書かなくて済むし、逆にオリジナリティは倍増するよ。 あしたは雪だよ。
うんこぱ〜んうんこぱぱ〜んうんこぱ〜ん三世〜
608 :
(・(エ)・) :2011/02/10(木) 23:28:55
>>607 おおっ。「阿修羅ガール」だね。
つい最近読んだよ。あんま感心しなかったけど
609 :
名無し物書き@推敲中? :2011/03/12(土) 18:29:49.90
。
おひさ、ラノベ読みです。 皆さん大丈夫ですか? 上がってたのでカキコ。
611 :
(・(エ)・) :2011/03/14(月) 14:03:52.63
このままスレ落とそうかと思ってたのにあがっちゃったか 僕は生きてますよ 現実が小説を超えるような事態になっちゃいましたね
削除依頼出しとけ
ほっとけば落ちると思うよ
ほんとにショクになるつもりか
615 :
名無し物書き@推敲中? :2011/03/22(火) 09:18:31.55
>>613 太宰治賞と文学界新人賞のお知らせはマダー?
察しろ
617 :
名無し物書き@推敲中? :2011/04/06(水) 09:46:34.17
アホの関 泰樹
311テロでこの国も変わっちまったよな。。
620 :
名無し物書き@推敲中? :2011/04/07(木) 19:42:33.26
誰か書け 暇だ
621 :
名無し物書き@推敲中? :2011/04/07(木) 19:53:31.35
ちんちんシュッシュッ、シュッ
622 :
名無し物書き@推敲中? :2011/04/08(金) 17:03:50.15
結果マダー
623 :
名無し物書き@推敲中? :2011/04/08(金) 18:18:08.01
何か書け 暇だ
624 :
忍法帖【Lv=8,xxxP】 :2011/04/08(金) 21:27:12.15
早く書け
625 :
名無し物書き@推敲中? :2011/04/09(土) 14:41:58.30
ますかきますた 気持ちよかったお
626 :
評価お願いします :2011/04/09(土) 15:58:20.37
俺はスパイだ。任務の重大さを感じながらある国に到着した。 子供の頃から憧れていた職業。失敗は許されない。これが初めての仕事である。 決意は炎の如く燃え、神経は緊張でぴりぴりしていた。 だが、それを表に出すわけにはいかない。スパイが目立ってしまうのは、それだけで失格。 服装も地味なものを選んだ。職業はサラリーマンということになっている。 俺はその足で質屋に向かった。仲間と合うために。表向きは質屋でも、そこがアジトなのだ。 小さな店。入り口の横にガラス張りの棚がある。中には貴金属、宝石、時計といったものからゲームソフトや古着まで並んでいた。あまりいいセンスの品揃えとはいえない。 入り口のドアを押す。すぐ正面がカウンター。好好爺然とした男性が新聞から顔をあげた。七十歳くらい。 「いらっしゃいませ」 「ジッポライターはあるかな」 「どのようなものですか」 「日本風なものがいい。富士の絵が描かれたようなやつが」 「では、奥へ」 俺は老人に続いて奥の部屋に入った。ただ椅子と机があるだけの殺風景な部屋。ここに仲間がくる。 先ほどの老人とのやりとりは、暗号のようなもの。山といえば、川。 俺は鞄から書類を取り出し、今回の任務の確認をする。もう何十回となく読んだものだ。 これも暗号になっているので、それを知らない人が読んでも問題はない。普通の会社の書類にしか見えない。
627 :
名無し物書き@推敲中? :2011/04/10(日) 01:47:42.18
>>626 ストーリーというものを考えたのは褒めてあげよう。何もないわけではないらしいからね。
例えば、白痴とか、知的障碍者とか。でも、続きがない。ぶった切られている。
美味しい食べ物は自分のポケットにしまいこんで私たちにはあげないとでも言うのかね。
これではただの断片にしか過ぎない。アイデアのただの断片。次いでに言えば、
言葉の選択が幼稚過ぎる。エッジが何もない。人生の生命のカタルシス。惑わされるような
言葉どもの幻覚。まるで、
>>626 の文章にはそれがない。よって、この文章は10点。
628 :
名無し物書き@推敲中? :2011/04/10(日) 04:10:43.39
おっぱい。
が、好きだ。しかし、そのような印象を与えてはならない。エロい日本人は嫌われる。この国ではとくに。 俺はアジトの部屋に入ったからといって安心はしていなかった。あの老人が二重スパイではないと、誰が断言できよう。 どこかに盗聴器が隠されていることだって、ある。おっぱいの「お」の字も口に出すものか。 俺は無言のまま書類を読み続ける。 仲間はなかなかやってこない。
630 :
忍法帖【Lv=9,xxxP】 :2011/04/10(日) 19:34:32.81
悪いが面倒くさい
631 :
名無し物書き@推敲中? :2011/04/18(月) 03:22:42.90
愛華は、小さな頃から苛められっ子というわけでは無かったが、蔑ろにされる存在であった。不器量な顔立ちに、ガリガリに痩せこけた体は、醜かった。「その顔で愛華なんて、名前負けしてるよね。」 と、男子に面と向かっても言われ、嘲笑されたりもした。 しかし内気な愛華は反論することなどできなかった。 そんな愛華が某サイトに熱を上げ始めたのは高校時代からだった。 女との出会いを求めた男から沢山、メールが届いた。男に省みられたことの無かった愛華は、舞い上がった。 愛華は必死になって 「スリムで、美人で、可愛い私」を演出した。 文面も、絵文字を駆使して可愛らしさをアピールすることも怠らなかった。 性別が雌であれば醜さは目を瞑る…欲を処理できればそれでも良いという輩は多いため、実際会って抱かれることもあった。 そのうち、愛華はサイト上の自分こそ本物の自分なのではないかと錯覚し出した。 醜い、醜いと蔑まれた私なぞ、悪い夢だったのではないか。
632 :
名無し物書き@推敲中? :2011/04/18(月) 03:27:44.19
そうよ、私はスレンダーな美人で、可愛いんだから……。 実際にはスレンダーというよりガリガリで醜い容貌をした愛華はどんどん、増長していった。 男にモテモテで、可愛い私は何をしてもいいのよ、と。 所謂(勘違い女)は、大抵嫌悪感を持たれるものだ。 しかし自分に向けられる嫌悪を、「嫉妬」と変換することを覚えた愛華に、もはや怖いものは無かった。 「私が昔付き合った人はね……。」 などと聞いてもいないのにサイトで知り合った男との恋愛語りをする愛華を、大抵の人間は無視したが、面白がって聞く女もいた。勿論、後で嘲笑うために。 歪な女は、滑稽だ。 愛華は(華奢で美しい自分)という自己イメージ肥大化させ、どんどん性体験を重ねていった。 ………そして愛華はとある日死体となって発見された。
633 :
名無し物書き@推敲中? :2011/04/18(月) 03:34:12.67
「彼女はいましたよ。でも彼女には、できませんからね。あんなプレイ。だから、後腐れない相手と、たまに遊ぶんです。……ああいう化けもんみたいな女が苦しんでるのをみるのは、俺は大好きなんだよ。
634 :
名無し物書き@推敲中? :2011/04/18(月) 03:35:27.82
首を絞めてたら、白目剥いて、顔がどんどん赤紫になっていきました。それがまた、醜悪でねぇ。まぁ殺すつもりは無かったんですけど。」 犯人は後にこう述べていたという。
635 :
名無し物書き@推敲中? :2011/04/18(月) 03:38:06.58
しかし最期まで現実を直視せず、虚構の世界にいた愛華は一概に不幸だったとは言い切れないのかもしれない。 終わり
636 :
名無し物書き@推敲中? :2011/04/29(金) 19:28:54.64
うーん
おいクマ出てこい もう春だぞ
ゴミ人間がいくらもがこうと結果は一緒だ、なぜそれを理解しないのかが不思議だ。 僕たちがいて君がいる、それが人生さ。 そう言う意味で現代の地震は正当防衛にあたるとの裁定が下った。 そう。今、地球は拒否反応を示しているのさ。人間とテクノロジーと言う言葉に。 そんな君には赤ワインが似合う、そうさ僕は白を好む。なぜなら白ワインは透明だからだ。 澄んだ君の心を見ているようだ、それだから白ワインはやめられないのさ。 白ワインと君の心は無限の透明性を含んだ神秘の泉の中の一瞬のまたたく光の如くの君の瞳さ。 美しい、透明という中に濁りは存在しないのさ。 それが白ワインの美学さ、ん〜ビュ〜ティマインドブロンドとは君の事だハニ〜。 そうさ、君は可愛い、それだけがうりの君等の春さ♪
639 :
名無し物書き@推敲中? :2011/05/01(日) 19:56:08.29
俺は慶応だが慶応の先生たちには 書いた文章凄く褒められた 一方小学校教師の小島多加江には否定された なんでも否定する障害もってるのだが どっちの評価が正しいかは言わずもがな!
>>639 は?どっちが正しいのかなんて誰にも分からんと思うが
ああもう
643 :
名無し物書き@推敲中? :2011/06/12(日) 01:00:25.38
644 :
名無し物書き@推敲中? :2011/07/06(水) 07:27:37.36
わーい。このスレ死んでる?再利用してもいい? 文章を批評したいです。 酷評されても怒らない人、3000文字以内ぐらいで投下してくれませんか?
645 :
どうでしょうか? :2011/07/06(水) 10:52:57.95
騎馬死神とはこの邂逅のみだったけど、死神を知れた貴重な機会になった。 これから数ヶ月後かな、知人と深夜電話してたら、 いつの間にやら心霊相談?をされてる状態になっていた。 仮にMさんとしよう。Mさんから霊障の話を聞くのは、初めてではなかった。 色々と深くややこしい因縁と言うか業を背負わざるを得ないとされた彼女の、 僅かでも助けになれたらと、私は話を聞いたり、出来る範囲の事をしていた。 その時は、Mさんと関わって初めてのケースに遭遇してた。 気味の悪い、キイキイ叫ぶ機械的な女の悲鳴を電話越しに感じながら、 打つ手なしと、気迫負けしてしまったのだが、不意に騎馬死神を思い出した。 そうだ、悪質な霊は死神に直接頼めば良いんだ!と、早速コンタクト開始。 騎馬死神は流石に地位が高そうだったから、系列たどり、平死神と管理職死神にコンタクト成功。 まず、私の所に来てもらい、状況説明後、Mさんの所へ。 平死神はボロボロの黒い布と黒い鎌。管理職死神はボロボロ黒フードを何枚も重ね、顔も体も見えない。 見ちゃいかん雰囲気で、やはり肩すかしのように気配は静寂だった。 平死神には、私思い切り凝視されたが・・・・。 Mさんの霊障を一部与ってもらえたが、うまくいかなかった。 霊じゃなくて、術みたいだったから、死神は管轄外。 帰る時も凝視された。 「なんで喚べたの?ね、なんで?なんで?」 と骸骨に凝視されるのは新鮮だった。
だいたい俺はガキの頃からそれ系の体験は山ほどある 死んだやつが貸した本を返しに来たり、物が突然出現したり、 心霊写真や、ビデオなんて写り込んだものも数え切れないほどある だからうすら寒い創作は読むだけで凍りつくw ちなみにこのスレのネタはほぼ100%創作だ
383 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/07/03(日) 23:18:08.51 ID:yhurwk7X0
>>382 わかんねーよ、リンク貼れよ
だいたい俺はガキの頃からそれ系の体験は山ほどある
死んだやつが貸した本を返しに来たり、物が突然出現したり、
心霊写真や、ビデオなんて写り込んだものも数え切れないほどある
だからうすら寒い創作は読むだけで凍りつくw
ちなみにこのスレのネタはほぼ100%創作だ
423 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2011/07/05(火) 12:25:29.57 ID:Ll1TsDrUO 騎馬死神とはこの邂逅のみだったけど、死神を知れた貴重な機会になった。 これから数ヶ月後かな、知人と深夜電話してたら、 いつの間にやら心霊相談?をされてる状態になっていた。
>>645-648 【全米が】なんか笑える霊体験19【テラワロス】の提供でお贈りしました。
またキチガイ板から荒らしが来てるねのか
651 :
名無し物書き@推敲中? :2011/07/06(水) 14:11:39.47
age
>>645 せっかく投下してくれたから批評してみるね?
オカ板のノリとかコピペとかわからないけどよろしくね
ちょっとコメディ要素とホラー要素が混在していて受け止める側にどちらを強調したしたいのかわかりにくいね
おもしろがってほしいのか、怖がってほしいのか目標は持つべき。
投稿ネタっぽいノリで書いているにしては漢字を多用しすぎで電波系ノリになってる。
文章に統一感がないね
たとえば、
騎馬死神と呼ばれる存在との邂逅は、この一度だったけれど─ (改変+「れ」をいれた)
で始めると一人称小説っぽく、創作みたいな雰囲気。
騎馬死神が存在することを確認できたのは、今回だけだったけど─
オカルトネタ投稿っぽく、でもやっぱりワードが特殊なんで創作めいてるね。
てにをはの混乱と、主体性のなさと、文末に統一性がないことが、この文章を不安定にしているね。
でもおもしろがるひとはいっぱいいそう。
こんな感じでしょうか。
653 :
名無し物書き@推敲中? :2011/07/06(水) 14:42:04.09
>>652 ぷぷw
オカ板での評価
> 君幾つ?
> 頭大丈夫?
>
> 君、統合失調症だよ
> 自覚ある?
>
> 精神科のお医者さんに診てもらって、
> ここに書いた話をそのまま先生に聞いてもらっておいでよ
> 早くしないと危ないよ
>
>>652 荒らしの自演評価が付くと思っていましたが、
妥当な評価だと思います。
オカ板って割とシビアなんだね。。。 なんでもおもしろがるのかと思ってた。。。 でも投稿主が糖質か釣り師なのかはちょっと判別できないや。 印象はかわらないな。やっぱり使ってるワードが特殊すぎ。
>>655 細かい事は気にせず楽しんでいます。
>>653 は自称女性板から来た人のレスです。
最近はこの板の評価を転載して煽る荒らしが居ます。
657 :
秋吉マンティコア ◆2itMTGf8Qk :2011/07/06(水) 23:44:54.07
>>644 許可する。
ただし、ワイさんみたいにコテること。
久しぶりに来たら僕の遺志を受け継いでくれる人が表れたようで・・・ 君にこの顔文字を授けよう。大切に使ってくれ ∪・ω・∪ 僕は・・・僕はもうだめだ・・・
659 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/07/14(木) 08:52:52.34
>>658 そのような時は誰にでもある!
過渡期には往々にしてある!
それでも人はその先を目指す!
傍目に見苦しい程、その先を渇望する!
ワイも同じ!(`・ω・´)
俺の名前はミスターアヌス。その道ではちょっと名の知れた肛門鑑定士だ。 今日は俺が今まで受けた仕事の中で、もっとも印象深かった話をしよう。 ――それは、一年前のことだ。 その日の俺は下痢気味で、銀座の街中を内股気味に闊歩していた。 すると、俺の前にワインレッドのスパンコールドレスを着た、美しい女が現れて言った。 「お兄さん、臭うわよ」 莫迦な! ……漏らしているはずは無い。さては貴様、
おひさー。ラノ読みだよー。 クマたん元気? ワイさんもきてるしw ワイ擦れカップ参加するーw
ワイ擦れカップ参加完了にょろ♪ うーん、トップ取れなかったにょろ。精進、精進。
663 :
ファンタカレー :2011/08/31(水) 13:26:34.27
アナタは知っていますか?この広い世界のドコかの自動販売機には『ファンタさば』があることを…。 そして『ファンタカレー』があることを…。さばが、あの魚のさばの味がする炭酸のジュース…。 同じようにカレー味の炭酸のジュース…。 ある人は言った…。 『ファンタカレーは千葉にある』と……。 ファンタカレー 第 壱 話 『凄いじゃないか!!オウムに勧誘されたんだって?!』 『違うよ、アーレフだよ』というような会話が絶えない……ここは北京。世界中の優秀なる鬼畜達の聖地メッカである。同じように秋葉原はキモいオタク(通称:キモヲタ)の聖地である。 李 全斗は世界最強の鬼畜を目指す漢。上海から旅立ち大志を胸に北京の大地を踏みしめた。一年後に控えた世界最強の鬼畜を決める大会のため李全斗にとって、この旅は自分探しの旅でもあった。 『ハーゲンダッツ!』チャリに乗った若者がとある髪の薄い老人、盆 端狩に向かってアイスを投げつけ、北京の朝市を駆け抜ける。李全斗は呆然とした。『これが北京か…。』そう思うも間もなく盆端狩は李全斗に声をかけた。 これが二人にとって運命の出会いだった。 盆 端狩は李 全斗に行った『あいつを倒してくれ。私はもう年で歩けない。お礼にファンタカレーの在りかを教えて挙げよう…。』 李 全斗は思ってもみない情報に失禁した。そのままハーゲンダッツを盆 端狩に投げたチャリ男を追い掛けた。朝市で悲鳴が響く。なんせ失禁したばかりの漢が全力疾走でいるから。 『ぐぅおおおお』血走った眼で迫り狂う。 チャリ男は焦り屋台の品物を倒す。 それでも走り続けた。李全斗は追う。 そして李全斗は両手を合わせ、両人指し指を立て奇声を上げた。 『チェエストォー!』その勢いのまま李全斗はチャリ男に3年殺しを決めようとした。 デンプシーロールのように加速を付けチャリの椅子隙間を狙う。 続く
664 :
ファンタカレー :2011/08/31(水) 13:27:34.83
デンプシーロールのように加速を付けチャリの椅子隙間を狙う。 人指し指は炎に包まれカンチョウが決まる。間もなく救急車が朝市に訪れ人混みの方にタンカーが向かう。 どうやら3年殺しがかなり効いたらしい…。タンカーには李全斗が乗っていた、3年殺しの勢いで指が折れ気絶したらしい。 骨にあたってみたいでかなり痛そうだ。 李全斗は救急車の中で目を覚ました。そこにはさりげなく盆端狩がいた。『その手に付いた黄色いのを舐めなさい。』 李全斗はためらいながら指先を舐めた。すると頭の中で鐘が鳴り、小さな天使達がお空へと導く感覚を得る。 フランダースの犬最終回のようだ。 個人的にフランダースの犬を見る気はしねぇ。パトラッシュじゃねぇよハウス名作劇場。もうろうとしながら李全斗は激しく思った。『俺はパトラッシュじゃねぇ』 その頃救急車では隊員が焦り出した。『心電図が反応ありません、呼吸が止まりました』電気ショックでも目が覚めない。 すると盆端狩は言った『大丈夫です、彼は生まれ変わろうとしています』 李全斗は目を覚ました。周りは綺麗な花でいっぱいだ。ここはあの世らしい。 現在、臨死体験中…。そこへ盆端狩の師匠、盆端雨が李全斗の前に現れた。 『おまいは世界最強の鬼畜になりたいみたいだな、ちんちん、なら迷わずシルクロードを行け、その果てに真の鬼畜になるための答えがあるはずだ』 李全斗は尋ねる『ここはどこですか?どうやったら戻れますか?』盆 端雨は腹から声を出し、叫び続けた。 『ハイ、宮尾すすむです!ハイ、宮尾すすむです!…これをひたすら続けろ』 注:宮尾すすむは鬼畜ではありません。 続く
665 :
ファンタカレー :2011/08/31(水) 13:28:26.63
『ハイ、宮尾すすむです!ハイ、宮尾すすむです!…』李全斗は叫び続けた。 盆端編も共に叫んだ!魂が現世に戻る奇跡の瞬間!あぁ電気按摩より気持ちいい。 救急車では心電図と呼吸の回復に奇跡だ、と声があがる。 李全斗は目を覚ました。指も回復していた。『俺はシルクロードを行きます』と李全斗。救急車のおじさんが泣きながらブレーキを踏む。『兄ちゃん、頑張りな』非常にドラマチックな展開。死の匂い漂う日本昔ばなしとは大違いです。 天安門の前で李全斗と盆端狩が降りた。 吹き抜ける向かい風、不敵に笑う。その漢たちには何もない。ゼロから何かを始めようとしている。アメリカンドリームを果たすために歩き出す。 そう、ここは世界最強の鬼畜を目指す旅のスタートライン…。 日が昇り、街が動き出す。チャリが溢れている。朝市では威勢のいい商人達の声。朝食の準備で湯気が立ち込める…。李全斗たちは町中を歩き、公園でひときわ目立つ老人にいきなり声をかけられた。 X JAPAN公園でひときわ目立つ老人だ。いわゆるストリートミュージシャンの典型である。 『おじいさん、ゆず弾いてよ。』 李全斗は言った。 『よかろう、その代わり天安門を爆破してくれ。』と老人。 『分かったよ』と李。悪魔の取引が交され『夏色』が響く…。 曲が終わるとすぐに李全斗は礼をいいその場を離れた。 その後、老人は射殺された。虚年75歳。警察へテロリストがいると李全斗が通報。 李全斗にはその老人のブラックユーモアが通用しなかった…。 何もなかったかのように盆端狩は言った 『シルクロードに行く前に身を清めなければならない、今から北京数学研究所に行くぞ』北京数学研究所には 『東方不敗』と呼ばれるアジア鬼畜四天王に属する漢がいるらしい。奴を倒さなければ世界制覇は有り得ない。また、この先待ち受けるシルクロードで即死してしまうからだ。李全斗は頷く。 続く
666 :
ファンタカレー :2011/08/31(水) 13:29:30.59
得体の知れない山奥の方にそびえたつ要塞、北京数学研究所。 二人はためらいながら、深呼吸をして、道場破りのように叫んだ。『たのもーおお!』 すると中から奇声が数えきれない位聞こえてきたのだ…。 ここは北京数学研究所。たった今李全斗と盆端狩が突入した…。 外見の要塞のような作りに反して、中は古い校舎のごとくズラリと木の長机達が並ぶ。 『∫sin]dx=-cos]+c』 問題を口に出し、答えを叫ぶ。 『エェエークスッ』 その後に正解者は腕を交差させ、あの](] JAPANの)の名曲『]』でやる]ジャンプをして喜びを表現する。 『∫sin]/dx=1/2(log|cos]-1|-|cos]+1|+c』 『エェエークスッ』 東方不敗の弟子達が次々と奇声をあげる。 『∫]log]dx=]]/2log]-1/4]]+C』『エェエークスッ』 また一人の弟子が叫ぶ『10=2]⇒]=6』 すると東方不敗が音を立てず彼の傍により指を差し激しく叫んだ 『トシッ!』 すると弟子はその叫びに込められた気で300m先の門まで飛ばされ破門にされた。 李全斗は盆端狩に尋ねた『あの“トシッ”って叫びはなんですか』盆端狩は答えた 『あれはお前、間違いって意味だ…。』 続く
667 :
ファンタカレー :2011/08/31(水) 13:30:53.91
李全斗はそれを聞き怒り狂った…。叫んだ。『おい、東方不敗!俺はお前を倒しに来た!お前には弟子を思いやる気持ちはないのかああああ?!』 東方不敗は李全斗に指を向けまた叫んだ 『YOSHIKI!』 東方不敗の叫びで床のタイルが吹き飛ばされる。YOSHIKIのツーバスなみに激しく大地は揺れる。李全斗はグッと地に足を着けて耐える。建物内の太い丸太の柱にひびが入る。 これが世界レベル…。爆風の中、李全斗は思う。これに負けじと対抗する『ぎゃああああっ布袋寅吉!』 見えない速さで東方不敗にカカト落としが襲いかかる。 『あひゃああああ』 東方不敗が苦痛の叫びを挙げる。 リングと化した北京数学研究所はかつてYOSHIKIと布袋が戦ったと言われる東京ドームを思わせる。 そう二人は仲が悪いのだ…。 ―5年前 空間を埋め尽くす歓声とスポットライトを切り裂くように古舘の司会が入る。 『おっと、赤コーナー千本の薔薇を抱えたYOSHIKI選手がリングに上がります。元]のYOSHIKIここに復活!』露木アナがすかさず 『熱い試合になりそうですね』とベテランの無駄なきコメントを入れる。そこへ久米宏が叫ぶ『こちら青コーナー側です、只今火花の滝から布袋寅吉が出て来ましたー!』 YOSHIKI側の応援席からブーイングが飛ぶ。タイマツを持ったファンがうめき声をあげる『布袋寅吉かえれー』 布袋がキれる。早くもフェルナンデスのギターでYOSHIKIを殴る。 続く
ここのスレ主は遁走中だから真面目に酷評スレにでも投稿したほうがいいんじゃないの?
やほー。ラノ読みです。ふへ。 またもやワイ擦れカップが始まった模様。 はやすぎだよー。この早漏! きゃっ/// しょうがない、今回も参加するにょろ〜♪
ワイ擦れカップ、秋っぽくしないといけないのかなー。 SF、ミステリorホラー、ラノベの三本ラインナップで考えてみるにょろ。 どれでいけるかなー。ラノベで勝負してみたいなー。 うむ、かわゆぃ美少女書くにょろ♪
時間がやっとできたにょろ。 これから書くにょろ♪ ワイ擦れカップ、トップ目指すにょろ〜♪
ご飯食べ終わったなう、にょろ♪ 今からもう一本書いてみるにょろ。
こんにょろ♪ ワイ擦れカップ、上手く書けなかったにょろ、と言い訳してみたり。 綺麗にまとめようとして失敗した典型だなー。 第四回のワイ擦れカップ、良くも悪くも無難な品ぞろえなかんじだねー。 あー、読者の予想を裏切り、期待に答える、まだまだ修業が足りませぬ。
ワイ擦れカップ、第四回終了にょろ♪ うへー、順位が前回より落ちちゃっつ。残念。 正統派なんて書けないよー。 次は正統派一本で行ってみる? いやラノベは外せない!
こんにょろ♪ ワイ擦れカップもまだ先そうですしおすし、創文板で秋祭りっぽいのでー 参加してみよーかなー。
こんにょろ♪ 創文板、秋祭り用の原稿書けたー。 実質4、5時間くらいかなー、意外とかからなかった。 ワイ擦れカップの方がむずいなー。 4000字ってわっちにちょうどいい文字数かも。 開けるか新境地!!ww 投稿作見てると暗いのが多いなー。ああいうのがウケるのかね? わっちのは青過ぎで嫌われるかもしれないなーww ふへへー、書いてて楽しくなきゃ意味ないしーww
投稿完了にょろ。 さてーどうなるかなー。
クマスレがにょろに乗っ取られておる
>>678 みつけるなーw
クマたんには内緒にょろw
こんにょろ♪ 忙しくしてたら創文板秋祭りが終わったーw 合評参加できずー、残念にょろ。 投稿作は「図書室の陰謀と実りの秋」 読者採点で同点4位・・・びみょーww コメントには「これラノベ」w ラノベ書きとしては本望にょろ♪
てなわけで、次は第五回ワイ擦れカップ、にょろ♪ 今回も二作投下するー。一応ネタ出し終了。 あとは書く時間の確保だなー。
ワイさんは読者受けが悪いのに なんでいつも上位にいるんだろう。 不思議でならない。
しっ それはタブーにふれる疑問
ワイさんの書いたモノ、初めて読んだけど、うまいなーと思ったにょろ。 読者受けがよくないのは、楽しい話じゃないからかなー。 2ch住人には受けなさそう、現実味のある悲壮感があるから。 ワイさんのいつも読者受け悪いの?w 太陽と月の関係はワイさんぽいって、思ったにょろ。 後出しジャンケンみたくなるけど、最初読んだときそんな気した。 表現の厳格さと落ちの厳格さ(?)とか。 わっちなら最後の3行は書かないなー。 解説口調は避けたい。でも書いた方が読後感が緩和されるのも事実。 わっちならどう逃げるだろう、どう攻めるかなー。 わかんないやw ぱっと読んで、うまいなーと思ったのは出だし。 男が歩いて本屋でポスターを見るところ。 男の人がぎこちなく歩く姿が目に浮かぶよう。 わっちにゃ書けないなー、って感じがした、 って、真面目に答えちゃダメだったにょろ?w
にょろもクマやワイみたいに顔文字キャラ作りなよ。
何故に顔文字キャラにょろ?w っていうか、もう時間ないじゃん!間に合うか!ワイ擦れカップww
一作投下にょろ。あともう一本いけるかなー。
ふへー。2作目投下したけどタイムアウトw むぅ、正直粗過ぎた・・・。次からは投稿宣言やめとこーっとww
こんにょろ♪ 第五回ワイ擦れカップ、しゅーりょー。 ううう、またも順位が落ちた・・・。今回はライバルに良作が多かった。 何とか入選圏内だったけど、正直、わっち視点ではわっちより良さそうなものが、 あった気がする。ワイさんの言う通り、入選ライン辺りは団子だったんだろうな。 精進が足りません。まだ一度も突出した出来になっていない・・・。 ちゃんと時間をかけるべきだった、ちょっと反省。 無理に2作を目指すより、良作1品に絞った方がよかった。 次回はちょっと空き時間で一作にするか二作にするか決めるにょろ。
690 :
名無し物書き@推敲中? :2011/10/21(金) 21:56:04.73
>>690 こんにょろ♪
ココは過疎ってるし、わっちもスレ主じゃないし・・・
どーしよっかなーって、詩板に誘導しようと思ったらー。
もう詩板にもマルチしてたーww
時間ができたら感想書いてみるにょろ。
基本、詩は門外漢だからゆるしてね。
>>690 こんにょろ♪
久我憧憬のページみましたー。更新日って2004年にょろ? 古っ!ww
詩的センスのなさすぎるわっち自身に辟易してるところにょろ。
掲載の作品の中でだったら「金魚」が一番惹かれたにょろ、色彩的に。
んで、ごめんなさい。よく分かりませんでした。
わっちはもう少し客観的描写に傾いた詩の方が好きかもー。
抽象的な表現の多い詩ではわっちの脳みそが絵を描いてくれないのです。
お力になれずすまぬにょろ。
こんにょろ♪ 今週末は創文冬祭にょろ。 今から取りかかろうとしていたら・・・既に投稿作10作越えてるにょろww みんな速筆にょろね〜 今夜完成を目指そーっと。それから感想の投稿と・・・ 今週末はいそがしいにょろ〜
こんにょろ♪ 創文冬祭を投下完了にょろ。5枚はやっぱり短いなー。 その割に時間を喰われてしまった・・・ んで、27番目の投下にょろ、みんなどうかしてるにょろw 30作は超えちゃいそー。出しすぎだよw さてさて、公募用の原稿にとりかかるかなー。間に合うかな?w
こんにょろ♪ 創文冬祭が終わったにょろー。 結果は、35作品中 22位(6人同点)。 にょろ〜ん、ダメダメじゃん!www ま、落ち込んでもいないのですが、これをバネに飛躍するにょろ! 近々、ワイ擦れカップ開催らしいにょろ。
こんにょろ♪ ワイ擦れカップ今日が締め切りにょろ〜。 ってか、プロバイダが規制中w 忍法帖もつかえないにょろ〜www てなわけで裏ワザ中w さてー、ワイ擦れカップ、今からネタ出しにょろー。 二作いけるかな?w 優勝狙いならしっとり系、我を貫けばラノベ系。 どうしましょうかね、フフフ。策なしッ!!www
こんにょろ♪ ワイ擦れカップ、ようやく一作目投下にょろ。 あと一作は、無理っぽいなぁ。 まーがんばってみるにょろ。
こんにょろ♪ 残念ながら一作しかできなかったにょろ。 もう一作会話劇を書いてたんだけど、タイムアップ! ふへー。
「と言うことでタカシ君は私についてきてね」 「知らないオバサンについて行っちゃダメだって。ママが」 「お、オバサン? タカシくん、もっと違う呼び方あるでしょ? 私のことよく見て?」 「おねーさん? オバサンで怒る人にはそう言えって。パパが」 「違う! 背中に羽があるでしょ! 私は天使なの! タカシ君は死んだの!」 「ふーん。春はヘンな人がでるから気を付けなさいって。幼稚園の先生が言ってた。いま冬だけど」 「変態じゃないの! 天使! 神様の御使い!」 「あー、そっちか」 「わかった? じゃ、天国に出発! って、何で離れるの?」 「しゅーきょーのかんゆーは、お断りです! じいちゃんが宗教法人なのでッ!」 「ちょ……。タカシくーん、よく見て、おねーさんの頭の上。光の輪。コレコレ」 「コレコレ詐欺? ばあちゃんがこの前、引っ掛かりそうになったって」 「それはオレオレ詐欺!」 「天使なのに、オレオレ詐欺とか知ってるの?」 「うっ……。天国にはなんでも情報が入るから知ってるのよ」 「へー。ねえ、ニュートリノってホントに光速超えてるの? 相対性理論もビックリだけど超統一理論とか相対性理論からアプローチしている研究者ってバカってこと?」 「え? あははー、おねーさん文系だからよく分かんないなぁ。。。」 「やっぱり嘘ついてるんだ。オバサン」 「ち、違う、つうかイイカゲン面倒臭い! テメェ、死なすぞ、言うこと聞け!」 「僕は死んじゃったんでしょ? さっきオバサンそう言ったよ?」 「あーもう! 死んだってわかってんなら黙ってついて来い、クソガキ!」 「クソガキとか天使が使ってもいいのかなー、神様に怒られない?」 「いいのいいの、神様なんてクソ喰らえよ! さっさと――ぎぃゃーーーーーッ!」 「鳩のウンチ落ちて来たけど、オバサン大丈夫?」 「……あは、あはは、あははのは。タカシ君が天国に来てくれるなら、おねーさん、頑張れるから」 「その話なんですけど。ボク、天国ムリです」 「え?」 「浄土宗なので極楽浄土に先約が」 タカシ君はそのまま西方へ雲に乗って行ってしまいましたとさ。 「で? 何かねこの報告書は。タカシ君を本当に殺したわけじゃないだろうね?」 「えっと、その……勧誘に失敗しただけです」
こんにょろ♪ ワイ擦れカップに間に合わなかった、というか、没作にょろ。 暇な人がいたら、酷評でもしてくりゃれ。 構想:10分 下書き:0分 自動書記:20分未満 オチの練り直し:ムリ。 結論:わっちに「わらい」の神様は降臨しない。 ってなわけで、わっちはネタ出ししてからじゃないと書けないヒトだと再認識にょろ。 さすがにこの量でプロットは組まないけど、オチが見えてないと書けないなー。 ちゅーか、どこにも「わらい」ないし、ツマンナイしwww コメディー書くのにもプロットが必要なわっちはどうなんでしょう? 勢いで書けない……wwwww
こんにょろ♪ ワイ擦れカップしゅーりょー。 今回も、地味に順位が落ちまして候。 うう、7人選出じゃなきゃ選外圏ですにょ。 こっから長くなりますよ?w ワイさんの趣向に沿ったつもりだったにょろが、失敗の模様。 前回、今回のワイ杯の入賞傾向、そして創文祭を通してワイさんの好みに確信が持てたにょろ。 わっちの小説に求める物とは根っこが違ってるにょろね。 いや、わかってたんだけどさー。 わっちはワイさんの好みの方面、小説としては描きたくないにょろねー。 だって小説は作りものですもの、と言うスタンスなので。 だから、わっちはラノベ方面なのですが。 表現の好みもかなり違いそうだしなー、ワイさんの作品みてみると。 むう、しっとり系はあきらめて、すっぱりラノベの森かSFの里に還りますかね。 でも、あちら側の作品も書いてみるのもいいかもなー。得られるものはありそうにょろ。 群像新人賞とかにも出してみたいなーとは、思うし。 ということは、結論にたどり着いたみたいにょろ。 ワイ擦れカップは、対ワイさん仕様で臨むことにしよう。 わっちの好みは、二の次三の次にょろ。いい公募の練習になるかもー。 って、公募、原稿まだ書けてないじゃん!
こんにょろ♪ 鯖の移転、知らなかったにょろww ワイ擦れカップ、締め切りまでに投稿できなかったけどー、 遅れて出したにもかかわらず、「選外です」ってワイさんからお言葉が!ww 順位がおちてくなー、とうとう選外にょろww ま、次頑張っていくにょろ。うん。
ちなみに、まだ対ワイさん仕様の兵器は出してないにょろ♪www
704 :
名無し物書き@推敲中? :2011/12/18(日) 13:31:34.00
このすれうわぁ…
前夜までの雨が、岩や砂や丈低い木々や草々からたちのぼり、陽炎となって空に吸われていく午後だった。 沖を行く船は見えず、水平線は緩んだゴム紐のように捩じれていて、西側半分にタンポポの綿毛のような光の屑を絡みつかせていた。 そのそそけ立ったようなわ淡々とけぶる光の具合は、西陽のせいである。水平線に絡みつい光の屑はわずかに鴇色がかり、 ちょうどその上空にかかる刷毛ではいたような夏雲にまで、果汁で染めたような華やぎを与えていた。 海を抱え込むように広がる左右の岬は、まるで浅い水底にたゆたう水中植物のように黒々と濡れそぼち、 水深によるものか光の具合によるものか判然としない多様な縞目が広がる海面の方こそ、 複雑な工程を経て完成された織物のように乾いて見える。 海に向かって右手の岬は、その付け根から半分近くまで、砂地に根を下ろしたイタドリやつる性の多年草が人の背丈ほどの高さに繁っていた。 こうした光景を一望できる高い場所に、女が立っている。女の名前××××子と言った。彼女は薄く口を開き、目を細めて岬の辺りを眺めていた。 岬の半分を占める草や木は高温の海風に蒸されて苦しまぎれの瘴気を吐き、傍らを通りものがいればその肌に荒々しく葉や枝を押しつけてくる。 またイタドリの緑白色の花穂は攻撃的に枝々の先に突き出ていて、触れると青ぐさい匂いを撒き散らした。 その広卵形の硬い葉も、研いだばかりの刃物のように海からの反射光を鋭く切り返すのである。
706 :
名無し物書き@推敲中? :2012/01/12(木) 08:55:06.64
う〜
こんにょろ♪
第八回ワイ擦れカップ、選外でしたーにょろ。
ははー、もうダメにょろねw
>>705 これ「白い光の午後」にょろ? まーいーさー。
暇じゃないけど感想書くにょろ。評価じゃなくて感想ね、感想。
移し間違いかなー、余所から引っ張って来るなら誤字には注意してくりゃれ。
一文目はいいねー。これだけで空気感が伝わるにょろ。
でも西陽と水平線の描写はあまり好きくない。
イメージわきにくいし、言いたいことがよく分かんないにょろ。
女が立ってる以降の、岬の描写は好きにょろ。
本来無害なはずの植物に、無駄に攻撃的で陰気な表現をのせているところが、なんともいいにょろねー。
××××子の内側が垣間見える感じなのかしらん。
ってとこ。
にょろにょろさん生きてる?
>>708 こんにょろ♪
まさかココで声をかけられるとは思わなかったにょろw
わっちは「にょろにょろ」ではなく「にょろ♪」なのでよろろしこ。
ワイ擦れカップやら創文板の祭りやらには参加してるので、わっちはたぶん生きてるにょろ。
【サッカー/U-23】五輪 日本、モロッコに1−0勝利で準々決勝進出! またも生きた永井のスピード、権田と守備陣が守り切る★13
1 : ◆YKPE/zzQbM @ゆきぺφ ★:2012/07/30(月) 17:04:36.72 ID:???0
2012 ロンドン五輪 男子サッカー グループステージ 第2戦
◆ D組
日本 1−0 モロッコ [ニューカッスル]
1-0 永井謙佑(後39分)
◆ U-23日本 関塚隆監督
GK 1 権田修一(FC東京)
DF 2 徳永悠平(FC東京)
5 吉田麻也(VVV/オランダ)(Cap)
12 酒井高徳(シュトゥットガルト/ドイツ)
13 鈴木大輔(アルビレックス新潟)
MF 3 扇原貴宏(セレッソ大阪)
7 大津祐樹(メンヘングラードバッハ/ドイツ) → 15 齋藤学(横浜F・マリノス)(後33分)
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1343635476/
今年は巳年、にょろの年だね。
712 :
名無し物書き@推敲中? :2013/10/07(月) NY:AN:NY.AN
582 :名無し物書き@推敲中?:2012/10/06(土) NY:AN:NY.AN ネットのコピペが選ばれちゃう審査基準って・・・ 583 :名無し物書き@推敲中?:2013/04/17(水) NY:AN:NY.AN 888 :阿部敦良 :2013/02/25(月)NY:AN:NY.AN それにしても、無名草子さんたちとは、さぞやすごい作家先生の匿名書き込みなんでしょうね。 作家なんて才能が全てだから、津井ついみたいに、いくら努力したって駄目なものは駄目ですよ。 私なんか、早々に見切りをつけて趣味の世界で細々ですから。 小説現代ショートショート・コンテスト優秀賞受賞 2ちゃんねる創作文芸板出身文学賞受賞作家 阿部敦良 584 :v(・x・)vピース ◆JSPf4VvHXo :2013/05/08(水) NY:AN:NY.AN そのコピペなついなあ 585 :名無し物書き@推敲中?:2013/08/21(水) NY:AN:NY.AN 半分懸賞みたいなこの賞で、新人賞とったかのように威張ってる人がいたから、 おもしろがって揶揄して最後の行つけたしてワナビ煽りコピペにした ってかんじでそ
713 :
名無し物書き@推敲中? :2013/10/20(日) 10:45:59.47
2ちゃんねる文學賞受賞作全文掲載 (文学界スレにて。選考は難航を極める) 17「約束の木」 君は瓦礫のある道を歩いたことがあるだろうか。 腕を水平にひらいて、転ばないように足もとを見ながら歩くんだ。 ダッシュできないし、方向もすぐには変えられない。こんな不自由な ものとは思わなかった。ガサガサと耳障りな音もする。片方だけの バスケットシューズが転がっていた。ヘッドホンのコードが電線にから みついている。ふだんはじいっと見てはいけないもの、たとえば黒い網タイツ なんかが瓦礫の間に挟まってるのが見える。 リンゴの木を目指して僕は歩いている。 あの木が君との待ち合わせの場所だ。あの日、約束したのだった。 僕には、はっきりとリンゴの木が見える。君にも夕陽のように赤く熟れた実が いくつも見えるはずだ。 すると僕の足がクリーニング店の看板を踏んずけた。 瓦礫の道にはよくあることだが看板の下にちょっとした隙間があったらしい。 僕はよろめいた。 そのときリンゴの木が揺れた。風もないのにリンゴの実がいっせいに揺れたのだ。 割れたショーウインドウに映った僕の顔はシュートを待ちうけるゴールキーパーの ような、びっくりした顔になっていた。 深呼吸すると僕はふたたび歩きだした。今の様子を誰かが見ていなかったろうか と辺りを見回しながら。 瓦礫の道になれるのはむずかしい。君はもうすぐあの街角を曲がって僕の前に 現れるだろう。君の歩く道に瓦礫はないから、僕の歩き方を見て笑うかもしれない。
714 :
名無し物書き@推敲中? :2014/01/12(日) 01:30:35.43
すばらしい、ぜひノーベル文学賞に応募すべきだ
715 :
名無し物書き@推敲中? :2014/01/13(月) 08:47:21.00
文学界新人賞スレで開催中! 第二回・2ちゃんねる文學賞 本賞は日本文学の未来を切り開くために創設されたものです。 真剣に文学と向き合いたいと思う人の作品を期待します。 【募集要項】 ●応募作品は未発表原稿に限る。 ●枚数は不問、但し10レスまでは精読しますが 「これ以上は読むに値しない」と判断した場合、それ以降読むのを止めます。 ●作品にはNO.を入れる事、タイトルがある場合、横に併記してください。 ●受賞作の複製権(出版権を含む)、公衆送信権等は、2ちゃんねるに帰属します。 【第二回大会開催要項】 今回は作品に「武者震い」「ホームレス」「おにぎり」「落ち」「リンゴが揺れて、彼女と出会う」 以上、5点のどれか最低一つを用いてください。用い方は直接でなくてもテーマやシンボルといった用い方でもかまいません。
716 :
名無し物書き@推敲中? :2014/01/23(木) 22:55:11.08
717 :
名無し物書き@推敲中? :2014/01/31(金) 23:50:22.21
718 :
名無し物書き@推敲中? :2014/06/24(火) 00:03:24.47
読書するか。
719 :
名無し物書き@推敲中? :2014/06/24(火) 00:16:56.02
720 :
名無し物書き@推敲中? :2014/06/24(火) 00:29:17.69
ケータイ小説には上手い奴が多い。
は? 参考URLくだせぇ
722 :
名無し物書き@推敲中? :2014/06/24(火) 00:55:48.21
作家志望って、かわいそうだね?
作家は嫌々ながらもなるしかないってものではないし、志望することが可哀想ってことはなかろうよ
724 :
名無し物書き@推敲中? :2014/06/24(火) 01:10:57.85
だな。
さあ、今日も大漁大漁♪のアゲアゲでいきましょう♪
2chの某板某スレに奇妙な祭りの告知が貼られていた。 >他人に読ませようという工夫のない作り物っぽさのない特に面白くない日記を求めています。 それならと、ローカルの日記からコピペしようかと思ったら、個人情報、ネタばらし、誤解がー、黒歴史がー、日本語がー、その他もろもろで無理だった。
729 :
名無し物書き@推敲中? :2014/10/11(土) 23:29:00.32
730 :
名無し物書き@推敲中? :2014/10/12(日) 00:10:47.26
佳作(三位)、優秀賞(二位)、最優秀賞(一位)
いずれも該当作なし
>>727 ゴミ
以上にて第一回秋の日記祭は閉会
【日記風文章祭】
下記スレに投稿してください。
僕が君の文章を評価する
http://peace.2ch.net/test/read.cgi/bun/1285814200 お題は「日記風文章」
※記名必須
※名前欄に「日記風文章祭」と明記して下さい。
1レス以内
投稿期間 10/12
結果発表 10/12
他人に読ませようという工夫のない作り物っぽさのない特に面白くない日記風文章を求めています。
佳作(三位)、優秀賞(二位)、最優秀賞(一位)を設けます。
僕の独断と偏見で順位を決めます。
僕からの寸評は祭り終了後、僕が君の文章を評価するスレに書きます。
今度のお題、「日記風文章」となっているが、 「ナチュラル」といいつつ厚塗りな 女性の「ナチュラル(風)メーク」のごとき倒錯性を感じるな。 気のせいかもしらんが。
733 :
名無し物書き@推敲中? :2014/10/12(日) 19:32:07.31
ここで締め切るか 参加作品なし 閉会
734 :
名無し物書き@推敲中? :2014/10/12(日) 19:33:52.48
>>732 できる限り一般人に伝わるように説明するとそうなる
【第2回日記風文章祭】
下記スレに投稿してください。
僕が君の文章を評価する
http://peace.2ch.net/test/read.cgi/bun/1285814200 お題は「日記風文章」
※記名必須
※名前欄に「第2回日記風文章祭」と明記して下さい。
1レス以内
投稿期間 2014/10/12 ~ 2014/10/30
結果発表 10/31
他人に読ませようという工夫のない作り物っぽさのない特に面白くない日記風文章を求めています。
佳作(三位)、優秀賞(二位)、最優秀賞(一位)を設けます。
僕の独断と偏見で順位を決めます。
僕からの寸評は祭り終了後、僕が君の文章を評価するスレに書きます。
第2回日記風文章祭は中止します
737 :
名無し物書き@推敲中? :2014/10/25(土) 07:33:16.02
739 :
名無し物書き@推敲中? :
2015/02/13(金) 01:00:52.24 日記 仕事はいつもと同じ木曜日だった。 新しい上司が構って欲しそうに今日も斜め後ろに立ってくる。 なんで死角ぎりぎりをうろうろするんだろう。皆に嫌がられているのをわかれ。 そしてどうでもいいことを話しかけてくるな。 ああ、そうですね、としか答えられないようなことを話して何が楽しいんだろう。 とりあえず肯定の言葉が欲しいだけなんだろうか。 天気予報で雨になるときいて傘を持って出たのに結局、傘をもたないで職場を出てしまった。 今日は悩んだあげくウィンナーコーヒーにした。 コーヒーが売りの店なのにロイヤルミルクティーが美味しいので毎回迷う。 ブランデーを添えてくれれば尚良いのに。 ビブリオバトルなるものを図書館でやっているというチラシが置いてあった。 どんなものか気になる。 少し行きにくいところだが行ってみようかと思う。 帰宅して夕飯をとって就寝。 夕飯は今週二回目の水炊きだった。