1 :
名無し物書き@推敲中?:
こんにちは。前回のこのスレを立てた者です。
トラブルにより前スレが無くなってしまいましたのでまた始めようかと…。
そこで、物語のあらすじやスレ運営に関しての意見を募りたいと思います。
まとめwikiも真面目に運営するつもりです。
ちなみに前回(第一冊)のテンプレはこんな感じです↓
◎物語完成までの流れ
まずはスレの最初に物語のあらすじを決めます。
例)『23歳にして引きこもり歴5年の青年、浜田が自分なりの幸せを見つけるまで』等
↓
次に、リレー形式で文章を繋げていきます。なるべく簡潔な文章が好ましいです。
↓
レスが1000になったら物語の終わりです。きれいに終わらせられるよう頑張りましょう!
注1)1000レスで完結させるため新設定の乱立は控えめにお願いします。
注2)基本的なルールとして、前のレスの文章と論理的に繋がるようにお書きください。 尚、場面転換する場合はわかりやすいように明記してください(<場面転換>と書く等)。
2 :
名無し物書き@推敲中?:2010/09/15(水) 09:02:06
こんな題材でやってみたいというようなリクエストありませんか?
とある魔術の禁書目録みたいなやつ。
主人公にはたいした力はないけど、いろんな戦術やチームワークで乗り越える感じ。
ここはどこだ?
何故俺はここにいる?
コイツは何なんだ?
カルガモのあがき
何で俺は追われてるんだぁぁぁぁぁ!!!
午後10時30分頃、のど乾いたなぁなんて思い、コンビニに向かったのが間違いだった。
目当ての炭酸飲料とノンアルコールの酒を手に入れた17才のちょい不良少年 池田悠斗(いけだゆうと)は上機嫌で帰り道を歩いていた、そのとき少年にぶつかってしまった。
悠斗)「おっと、ごめんごめん。」
少年)「………………」
しかし、少年は何も言わずに走りさってしまった。
悠斗)「…何だよ。謝ったじゃねぇーか。あーあ、胸くそわりぃーなぁー」
きゃっほー!
この板は俺様が占拠した。
イィーーッッヤッホーー!
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7 :
名無し物書き@推敲中?:2010/09/23(木) 22:49:56
期待あげ
誰か続き書いてよー!!
スレ主でもいいから!!
9 :
名無し物書き@推敲中?:2010/09/24(金) 06:27:41
まずは物語の粗筋を考えればいいのか?
10 :
名無し物書き@推敲中?:2010/09/24(金) 07:59:18
スレ主です。アイデアを募ること自体間違っていました…すみません。
私が考えていたあらすじを大雑把に書くと
「全く別の惑星に住む2人の男女が出会い、宇宙戦争に巻き込まれるが最終的に戦争を終結させる」
というものです。
主人公2人の名前は一応決めてあるので、皆さんがよろしければこのあらすじで物語を始めたいと思います。
ただ「ルールはもっとこうした方がいい」「あらすじはこんな感じがいい」などのアドバイスがある方はここに書き込んで下さい。
では始めます。あらすじは
『惑星「アース」に住む少年クレイと惑星「ゾン」に住む少女スノープが出会い、惑星間の宇宙戦争に巻き込まれるが最終的に戦争を終結させる』
とします。
まずは私から書いていきます。
―クレイは走る事が大好きな少年だった。彼は自分の生まれ育った村を飛び出し、山のひとつやふたつを越え、半日のうちに再び故郷へ戻ってくる事が出来るほどの脚力を持っていた。
彼は自然と触れ合う事を何よりも楽しんでいた。鳥のさえずる声、川のせせらぎ、狼の遠吠えといった音を彼は走りながらも聞き分ける事が出来た。
彼はすさまじいまでの視力も備えていた。狩りの時には誰よりも早くうさぎを見つける事が出来たし、夜空には彼が最初に見つけた星がたくさんあった。そうした星々を村人たちは「クレイスター」と親しみを込めて呼び、クレイへの尊敬の念を惜しまなかった。
その日の晩もクレイは空を見上げ、新しい「クレイスター」を発見すべく目を凝らしていた。
「あっ」と彼は大声をあげた。ひとすじの光が夜空を横切るのを見つけたのだ。
毎年この時期になると、大規模な流星群が空にやってくる。それは大量に、しかも何日にも渡って出現する。彼はこの大事件を村の人々に伝えるべく、駆け出した。
やはりクレイの脚力は凄いようだ。
常人なら15分はかかるであろうクルタ山から村落までの道のりを、たった5分足らずで通行してしまうのだから。
村から音はしない。
お通夜の如く静まり返っている。
しかし、何事にも理由はあるものだ。
例えばこの村の場合は、電子機器があまり発達しておらず、日が暮れると何もする事がなくなるから、など。
クレイの足は、藁でできた四角い牛小屋のような家の前で止まった。
まわりをみてもこのような家ばかりだ。
どうやら、この村落はあまり裕福ではなさそうだ。
静まり返った村にクレイのやや興奮した声が響く。
クレイ)「スノーケル!スノーケル!来たよ来たよ!流星群だよ!」
叩けば壊れそうな戸をドンドン叩き、この家の家主に話しかける。
クレイ)「スノーケル、僕はウェンディとドーヴァを連れてクルタ山にいっとくからなー!「円台」に行けば見れると思うから他の人にも伝えといてよー!ねぇ、ちゃんと聞いてる?」
円台とは、クレイの見つけた星「クレイスター」を見るためだけにつくられた高機能な望遠鏡が沢山設置されている村のほぼ中央にある広場のことだ。
数瞬後、扉の向こうからのそのそという音が聞こえる。
扉が開き、人がでてきた。
出てきたのは、白く長い髭が特徴的な弱々しい見た目80後半の老人だった。
クレイからため息がでる。
その理由は単純だ。
この地域は春夏秋冬どの季節でも夜は−10℃ぐらいになる。
しかし老人の格好はどうだ。
上半身にはヨレヨレの薄っぺらいTシャツ、下半身には擦り切れて半ズボンみたいになってしまったこれまた薄っぺらい布。
クレイ)「スノぉーケルぅー。何回言ったら分かるの?もう年が年なんだから、夜にそんな格好してたらホントに死んじゃうよ?!村長なんだからしっかりしてよ!」
聞いてるのか聞いていないのか、村長と呼ばれた老人は適当に相槌をうっている。
クレイはまたもやため息をつき、わかってんのか?コイツ、と軽く軽蔑の目で村長を見る。
まあ、言っても聞かないか、と判断したクレイは本題に入った。
クレイ)「とりあえず、流星群がきたことを「伝方」でも使って村の人達に伝えて。多分円台でも見れると思うけど北北東で86℃向かないと見れないと思う。時間は後10分程度。結構でかい奴だったからね。じゃあ俺はウェンディとドーヴァを連れてクルタ山に行っとくから。」
伝方とはこの村に使われている数少ない電子機器のことだ。村の人を効率よく集合させるためにつくられた、いわば村全体に音を伝えれるスピーカーのことだ。
村長)「待て、クレイ…クルタ山は危険が少ないが気を抜くんじゃないぞ。この時間帯は山蛇が活発に動くからな。」
分かったよ、ありがとスノーケル。
クレイは礼を言いつつ闇に消えていった。
スノーケル)「ふぅ、流星群か…凄いのぉ…クレイは…」
15 :
名無し物書き@推敲中?:2010/09/25(土) 07:51:04
「ドーヴァはもう寝ちまってるかな。あそこは朝が早いから…」
クレイが息を弾ませながら独りごちた、その時である。
クレイは突然脚を止めた。何か聞いた事のない物音が、村の遥か遠くではあるが聞こえたのだ。
それは金属と金属がこすれ合うような、足音にも聞こえるようなものであった。
クレイは一瞬空耳かとも考えたが、その音は規則正しく鳴り続けている。
しかしその足音らしきものは村に近づいてくるわけではなく、むしろ離れていくようだったし、今は一刻も早く友人たちに流星群を知らせねばという思いからクレイは再びその脚を走らせた。
やがてその奇妙な物音は全く聞こえなくなったので、クレイの頭の中はまたすぐに流星群の事で一杯になった。
「スノーケルの家をでてから3分程度だから…まあ別にクルタ山の頂上まで登る訳じゃないし、充分間に合うな!」
ザッ!!そこでクレイはふと脚を止めた。
「待てよ。ドーヴァはいいとして、ウェンディは…………はっ!」
そう、クレイは思い出したのだった。
今現在、ドーヴァとウェンディはケンカをしていたことを。
「(…2人をあわせるのはまずい…………今日の流星群はウェンディには遠慮してもらおゥ!!)」