ワイが文章をちょっと詳しく評価する![3]

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364名無し物書き@推敲中?
最初は面白く書くつもりが何だか面倒くさくなって来ました。
いまいちな出来栄えだと思いますが評価してください。

ヒラメのような日々、鴉が畜生どもを突き刺し殺す頃、雨が降っていないのに傘をさしている私は
半笑いの表情をもって野良猫の昼寝を流し目の横目で眺めていた。その時だった。人影が忍び寄る。
「しまった!」不意を突かれた私は素早く前を向いて小刻みに後退し、うつぶせになって身構えた。
傘は表情を敵に悟らせないために前に置いておく。「何者だ!何が目的だ!」額には汗が滲んでいた。
そして四肢はがくがくと震えて、遠き夢、お母さんがまだ若かった頃、そしてその母が赤ちゃんである私を
抱き寄せてスーパーへと連れて行ってくれた事が思い起こされた。「ママー!」私は叫ぶ。これは
恐怖のどん底にいる人間の最初の雄叫びだ。そしてこれは私の本性が曝け出された心の絶叫だ。
「蝶さんは何処へ行ってしまうの?虫さんたちはお昼寝しているの?」まるで思考は止まらない。
そしてここで男の声がした。「何を笑っているのですか?」と。目の前には若い男が立ち尽くしていた。
ここで私は位置関係が気に入らなかった。小便でもかけられそうな態勢だったからだ。だから這いずり回って
男の後方へと出た。そして男の背中に罵声を浴びせかける。「にこにこしてはいけないのか。
にこにこするのが普通だろ?」ここで男はただ「そうですね」と言って去って行った。仕方がない。
私は臨戦態勢を解除して再び横目で野良猫の昼寝を見守る事にした。その時、一陣の風が吹き、
私に天啓が落ちて来た。「おお、そうだ!小麦粉だ!こんにゃくだ!白菜のみじん切りだ!」
私は私用を思い出し、スーパーへ一目散に駆けて行った。