館長の進退問題について、人によって状況の捉え方が違うのか、二通りの意見が横行している。
どっちだ?
ボランティアさんの1人が、過日その人の知り合いを連れてきた時に(後輩Tさんが)解説をしたお礼
と、栄養ドリンクを差し入れ。お気持ちはありがたいのだが、どおしてこの地方は栄養ドリンクが贈答
品なんじゃ。
ボランティアさんが誰も来ないので、桃源郷の高校生ボランティア組織に1日ボランティアをお願いし
ておいて、事務長は休むし。高校生ボランティア担当の職員もびっくりしてた。私たちも特に指示を受
けてないので、やって欲しいことをやってもらったけど。
結婚退職してさいたま市民となり先月無事出産したMさんが一時帰郷をしてるので、Tさんと図書館の
Aさんと3人で遊びに行って夕食をごちそうになる。お子様はわりとおとなしい。
話題は「駄目な職員」について(笑)。病欠している人々が何人かいるんだけど、医者の診断書さえあ
れば半年間病欠が許されて、そのあとは3年間?休職措置があるらしい。しかも給料8割もらえるらし
い。病欠も、半年休んだあと1日出勤すれば、また医師の診断書で半年病欠が取れるらしい。最近は確
信犯的に病欠してる人がいて、休んだ日数を計算して出てきたり休んだりしてるとか。コームインはそ
ういう人もクビにできないなんて、世の中どうかしてる。本当にまじめに働いてるのがばかばかしくな
るけど、やっぱりそれは人としてまずいだろう、という決着に落ち着く。
指導者今日も休み♪
浮世絵で化粧してたり髪洗ってる女性が上半身裸なくらいで教育長や教育委員長に連絡して展示しても
いいかお伺いたてるのって、どうかしてると思う。春画じゃないんだし、ヌードとか(浮世絵には無い
ようなもんだけど)どうしたらいいんだって。
原稿最終入稿日。いやあ終わらない終わらないと思ってたけど終わるもんだねえ。ただし館長のあいさ
つ文がまだ上がらない。4週間も前から頼んでるのに「昨日言われたって一日じゃ書けない」だの「コ
レクションの概要を載せるべきだから僕の挨拶文はいい」だの、書けないからって言い訳するんじゃな
いっ!! 教育長あいさつが載ってるのにどうして館長挨拶が載らないのだ! そんなのおかしいだろ
う! と怒ってしまった。
休日。今日こそ、今日こそ原稿書かなきゃ!
ってな訳で、久しぶりに小竹庵で過ごすというか缶詰になる休日。ついでにシーツ洗ったり掃除機かけ
たり。お昼に、原稿をプリントアウトしに職場に行ったら、指導者が「このまま居なよ、今後の打ち合
わせをしよう」と言うので、「いえ今日は休みですから仕事はしません」と言い切って速攻避難。
原稿を無事郵送して(この場合無事というのが適切かはさておき)、スカートを挟むハンガーとか防虫
作用のある洋服カバーとか欲しくて桃源郷のスーパーに行ったら、何一つ置いてなかった。
ううう使えない桃源郷。
朝、知人との電話での会話。
竹子「夜更かししちゃったから眠くて」
知人「何してたの?」
竹子「ハンコ作ってたの」
きっと意味不明。言って自分で笑っちゃった。
指導者はまだ休み。今日は何もないからデータ入力に集中できるぞと思っていたら、主に館長に遠隔干
渉されて、えらくたくさん仕事ができる。本業に戻れたのはやっと夕方。
訳の分からない夢を見る。私は現実と同じく桃源郷に勤めているのだが、何故か最近赤羽にも部屋を借
りている。近いウチに拠点を赤羽に移すつもりらしい。そんな時、赤羽の部屋の大家さんが「ウチと同
居という形では駄目かね」と話を持ちかける。どうやら他に貸したいヒトが出来たようだ。実は、大家
さんからそんな話が出るまで、私は赤羽の部屋のことをすっかり忘れていたのだが、結局私は部屋を譲
ることを決め、せめて椿ちゃんに部屋を見て貰おうと連れていく。赤羽に引っ越ししてきた時の、知人
達に家具類を運んで貰った記憶が出来ている。そして現実問題、どうやって毎日赤羽から桃源郷まで通
うつもりだったんだろうと思う。肝心の部屋に行くまでの道を覚えてなかったりするのだが、何故か無
事部屋にたどり着く。部屋では炬燵が付けっぱなしになっている。記憶では一ヶ月くらい赤羽には行っ
ていないことになっていて、その間ずっと炬燵が付いていたのかと思って恐ろしくなる。私の部屋の隅
に暖簾が掛かっていて、その向こうは大家さん夫妻の寝室になっている。なんだよすでに同居状態じゃ
ん。さてどうやってここから桃源郷に引っ越そうと考える。また知人達に運んでもらうのは悪いから、
日通のプロコンポでも頼もうと思う。
休日。接骨院に電話するも、応答無し。やはり夜逃げか。
「しばらくの間休業とさせて頂きます。よろしくお願い致します」
貼り紙の前で私は呆然と立ち尽くす。
つい一昨日来たばかりだった。その時は全くいつもと変わらなかった。先生は何も言ってなかったし、
室内にお知らせも何も貼っていなかった。こんなに唐突に、しかも具体的な期間を挙げずに休業宣言す
るということは、夜逃げか。
先生が急病で倒れたとか、家族に不幸があったとか、もっとマシなこと考えるべきところを、私は妙に
納得して接骨院を後にした。っていうか、私の腰はこれからどうなるんだ。
今後のビジョンかぁ。22歳の時「10年後自分は何をやってると思う?」の質問に「どこか小さなと
ころで学芸員やってたらいいなぁ」って書いたなぁそういえば。今から10年後、私は何がしたいだろ
うか。
思ったんだけど、学芸員って美術館経営学とかを勉強してきたわけじゃないんだから、経営に関すること
を学芸員に担わせるのは無理すぎ。アメリカの大きな美術館ではちゃんと専門官が居るんだし、むしろ
Directorが金集めするんだよ。少なくとも私は経営に関しては全く分からない。どうしたら客が来るとか、
そういうこと考えないで展示計画とかしたいなあ。大学院の先輩Mさんが明日ウチに調査に来ることにな
っていて、昨日のうちに近くまで出てきたので、後輩Tさんと県立博物館のKちゃんも誘って夕食会。ち
ょっと郊外にある「象の家」という超美味いタイ料理屋で会食。いやあ美味♪
帰りの車で、幼少期のすり込みの怖さとアイドルの話になって、松田聖子の歌を挙げてみる。
・青い珊瑚礁 ♪あ〜わたしの恋は〜
・風立ちぬ ♪風立ちぬ 今は秋〜
・白いパラソル ♪お願いよ 正直な 気持ちだけ聞かせて〜
・夏の扉 ♪髪を切ったわた〜しに
・赤いスイートピー ♪春色の汽車にの〜っぉて〜
・秘密の花園 ♪月明かり青い岬に ママの目を盗んで来たわ
・ロックンルージュ ♪ぐぅと渋いスポーツカーで
・制服 ♪卒業 証書 抱いた 傘の 波に まぎれ ながら〜
・20歳のエチュード ♪チュルリラ、チュルリラ〜
・天使のウインク ♪約束を〜守れたならぁ〜
・ピンクのモーツァルト ♪水晶の熱い砂〜つま先たぁて〜
・ガラスの林檎 ♪青ざめた月が ひが〜しから 昇るわ〜
あと「小麦色のマーメイド」とか「裸足の季節」なんかは、題名は思い出せる部類、でも前奏がかかる
と歌える可能性あり。ある時期を越すともう歌えないのだが、それでも、ファンでもないのにこれだけ歌
える、しかもサビじゃなくて出だしからそらで歌えてしまう。松田聖子が絶対的なアイドルだったのかも
しれないが、ピンクレディーの歌はこんなには歌えないのだ。あな恐ろしや幼児期のすり込み
後輩Tさんと指導者と事務方の上司とでお昼を食べに行って、帰りに事務方の上司が桃源郷半周ドライ
ブに連れてってくれる。私は桃源郷の本当の中心部に住んでいて、普段懐まで行くことは無いので、未
知の土地を見た気分。1週間前の雪がまだ残ってたのには驚き。
そして指導者は最後の最後までむかつく。
あまり私の日記に指導者のことを書きたくないんだけど、前から疑問に思うことがあるので書いてみる。
何かを質問して、聞き取れなかったりすると、「ふ?」と言って首を傾げるのだが、あれってやっぱり
可愛いと思ってやってるのだろうか。ずーーーっと思ってたんだけど、今日、ついにぼそっとつぶやい
てしまった。そしたら、職場の女の子は多かれ少なかれそう感じていたようで、結果、あの歳で子供が
居ないとそうなっちゃうのかなぁ、って結論に達した。もちろん同年代で独身でも真っ当な人は居ると
思うので個人的な問題だと思うが、なんかやっぱり35歳までに子供産もう、なんて思ってしまった。
指導者が居ない平和な日。と思いきや、館長が超暴走。無理難題を言ってくるので「それは出来ません」
と答えていると、終いには、やれ君たちは組織に縛られ過ぎだ、とか言ってくる。それを私たちに言う
のは全くのお門違いだ。公務員には公務員法という法律があるのだ。例えそれが理不尽であっても、不満
があるなら私たちを罵るのではなく、全国で署名運動をして法律を変えるよう国会に訴えるべきだ。
「責任は僕が取るから」って言ったって、彼の言うとおりにして懲戒免職になっても責任取れるというのか?
まあ、サラリーマンで居られなかった人だから、組織を理解しろと言っても無理な話なのかもしれないが。
やっかいな会議の日。指導者は朝から何度もお馬鹿課長に電話を貰い、やれあの資料作れこの資料作れ
と命令ずくめで全部用意してやったのに、いざ会議となると課長は何の答弁もせずに全て指導者を指名
して発言させたそうな。さすがお馬鹿な課長。最悪。
客が来なくて指導者も出張で、仕事がはかどるはかどる。いつもこういう風に仕事できてれば最近の修
羅場は無かったはずなのになあ。
今日は指導者も後輩Tさんも居ないのを知っていたので、同業者のKちゃんとやはり同業者で目上のH
氏と飲み会を企てる。KちゃんとH氏は同じ街(しかも都会)に住んでいて、私が桃源郷から出ていく
ことになるのだが、そうすると車だから飲めないので、Kちゃんの家に泊めてもらうことにして夕方出
かける。
連れて行ってもらったのは、この大きな街にこんな民家が?と思うような隠れ家的お店。行ってみたら、
店主が急用で留守なため今日は臨時休業だったらしいが、私達は予約を入れてあったので、私達のため
だけに開けてくれる。うおお、貸し切りかい。
KちゃんとH氏は何度か来ているようで、はたまたどうやって予約したのか知らないけど、純和風な料
理が続々と出てくる。煮物、きゃらぶき、酢の物、なめろう、天ぷら、etc……。んで、美味い。んで、
お酒も店主が出す順序を決めていったようで、こちらが決めなくても次はこれ、次はこれというように
違う銘柄が出てくる(この方法については好きな銘柄だけ飲みたい人にはマイナスかもしれないけど)。
うーん良いお店。
H氏に日頃の職場の駄目振りとか指導者の悪態とかを思いっきり愚痴る。H氏曰く、指導者が駄目なの
は当然の事実として、そのやり方に対抗できるように私が強くならなくちゃいけない、と。それは思う。
私は弱弱。キツく見えるのかもしれないけど、実は結構弱弱。ああ、私にもっと抗争力があったらなあ。
Kちゃんは「女性ってだけでハンデあるからH氏の言うようにはなかなかなれないよね」と慰めてくれた。
とにかく、楽しかった。で、Kちゃんの家で就寝。
全然関係ないけど、ふと思っただけなんだけど、ウチのサイトのオフ会って一生無いだろうなあ(笑)。
予告無しに職場にKNA吉来館。今日は終業後職場の人たちと天然鮎を食べる会を行うことになってい
て、その旨を話すと是非一緒したいとのこと、急遽メンバーに加わる。一応主催者である事務長に許可
を得ようと、外に出てる事務長に電話を入れ「友人が来たんですけど、鮎一緒に行ってもいいですか?」
と言い、すぐにおっけー。ただし、後で聞いたら、すっかり女性だと思って喜んだらしい(笑)。
普段昼間しかやってないお蕎麦屋を夜開けて貰って貸し切りで鮎会。天然鮎って美味い。お蕎麦も美味
い。で、お開きになる直前にお店の人が「精力精力」とか言って出して来てくれたものは、蜂の子と蜂
の姿揚げ。蜂の子はともかく、成虫の蜂も食べるのか? しかもアシナガバチ……。見るからに蜂。み
んな香ばしくて美味いって言うので頑張って一口食べてみる。ええと、不味くないけど、蜂である必要
性を感じない。
KNA吉は県庁所在地で一夜を明かすというので、桃源郷の温泉に連れて行ってあげて、県庁所在地ま
で送って、非情にも降ろして帰宅。
閑話休題。
昨日の飲み会で、図書館のAさんから、「Yahoo!で『小竹庵』で検索すると一番に引っかかるよ」と教
えてもらった。で、今日やってみた。確かに引っかかった、ダミーが。実はダミーって役立たずだから閉
鎖しようかと思ってたんだけど、結構役に立ってるなぁなんて思って考えを改めた。検索ついでに、Raed
Me!に登録してた時代に、ReadMe!登録サイト批評みたいなページに取り上げられてたことを今更知った。
そこでは「(大意)写真の技術が悪くて食べ物が美味しそうに見えない。これでは犬の●(自粛)撮って
も食べ物に見える」と酷評されていた(笑)。今更反論させてもらえれば、写真の技術どうこう以前に、
料理の技術を疑うべきじゃないか?←墓穴
ってな訳で、「料理図鑑」の今後をどうしようか考えることにした。
館長も出勤日で、なにやらまた子供みたいなことを言っている。もうちょっと行政の仕組みを理解して
もいいのになあ。館長は、自分に都合の悪い話になると、記憶中枢を通さずに右耳から左耳へ話を流す
能力があるらしい。おまけに自分のやりたいと思ったことはダダこねれば叶うと思ってる。
夜になって接骨院に行く。接骨院の先生は美術館とは縁のないヒトらしく、私の話を聞く度にいちいち
驚いてくれる。今日は、こないだ買った版本の話をしたんだけど。
先生「本? 江戸の本て?」
竹子「版で摺られてて、半分に折って、和綴じに縫ってある本ですよ」
先生「それ、どうやって買うの?」
竹子「カタログで見つけたんです」
先生「ふうーん……欲しかったの?」
竹子「欲しかったっていうより、安かったんでこれは買いだなと」
先生「買い(笑)。面白いねぇ。それ友達にも見せるの?」
竹子「そうですね、最近遊びに来た人には自慢してるかな」
先生「へええ。若いのに(笑)」
で、先生の中では、私はよっぽど変わった女に映ってるらしい(私から見ると先生もなかなか面白いキャラ
だぞ)、最後には「変なこと聞くけど、好きな人いるの?」なんて質問された(笑)。
ほっとけ。
K子ちゃんが小竹庵に来訪。久しぶりに腕によりをかけて料理をして、後輩Tさんも呼んで夕食会。今年の
目標「魚料理もやる」を実行するべく、初めてカレイを煮た。出来はイマイチ(笑)。K子ちゃんお迎えつ
いでに買ったドイツワインがめちゃ甘くて美味。
地元ケーブルテレビの職員さんが、中田氏のポスターを持ってきてくれる。嬉しいけど、なんで中田氏好き
なの知ってるの? ……もしかして私のHP(ダミー)ってこんなところにまで知られてる???
恩師O先生のところに学生が面談に来て、言うには、大学院へ行きたいんだそうな。彼女は力のあるヒト
だし、院に行っても充分やっていけるとは思うけど、院にいけば関係した仕事に就ける保証があるでもな
く、指導教授としては手放しに薦める訳にもいかない様子。それに先生あと2年だし。
まぁ気持ちは分かる。
指導者は病み上がりで何もできない、って言ってる割には割と遅くまで残ってたりする。うざすぎ。
私達はさっさと失礼して、トヨシゲさん宅へ(笑)。お嬢さん(これがまた魅力的なヒト)が明日で帰っ
ちゃうので、ご挨拶がてらちょっとだけお邪魔するつもりが、しっかりごちそうになって帰ってきた。
後輩Tさんお休み。来年の計画の話になって、指導者が「僕はあまりやらないから」とか言ってる。
ホントじゃぁアンタはなんで居るんだ? 座ってるだけで給料持ってくのか。邪魔。辞めて。
後輩Tさんは今日から連休。お馬鹿さんと二人で仕事はホントに辛い。
後輩Tさん休みで一人仕事。解説の予約を入れていた団体が、30分といっていたのに現場で「1時間と
っているので1時間やっていただいても」などと言ってきて、思わず「それはちょっと無理です」と答え
てしまう。ただでさえ別のお客さんとブッキングして待たせてるのに〜。とかなんとか。
ああ、あんみつ食べたい。
要保存
http://lince.jp/media/4/20081130-orii.jpg
N美術館に今年から新しく入ったスタッフの美貌にうっとり。オジサン達がめろめろなのがよく分かり
ました、ええ。
ガラス掃除業者が入る。ここの担当のおじさんが、こっちが何言っても「オマエ本当に分かってるのか?」
と思いたくなるような、はっきりしない情けない表情でいるので、なんだかいつも腹立たしい。私たち
の闘争心をかき立てる業者なのだった(笑)。
早朝ドライブ出勤&一人で仕事。いろいろやりたかったのに、忙しかった。夕方は職員に招集がかかって、
合併の説明会だったし。図書館のA子さんの新築祝いで、A子さん宅へ集合。一人暮らし用のこぢんまり
した平屋だけど、逆に考えればなんて贅沢な。バリアフリーだし、家のデザインも良い感じ。
昨日延期した夜間開館。ヒトが全然来なかった……、思うに、やりすぎなんだ。
もう物珍しくなくなってるんだよきっと。
昨日から本当に指導者復帰。ああ憂鬱。「僕まだ病み上がりだから重いモノも持てないし解説もできな
いからね」だって。じゃあ何するんじゃゴルァ。マジ邪魔だから一生休んでてくれ。
明らかにいろんなことにやる気が出なくなってる(爆)。指導者効果オソロシイ。そして指導者が来た途
端にいろんなトラブルが降りかかる。本当に邪魔。邪魔なだけ。んで、久しぶりに彼を見た人々が、口々
に私達に「彼痩せちゃったねぇ。別人みたい」と言ってくるのだが、私も後輩Tさんもここ数年なるべく
彼の姿を視界に入れないように生きてきたので、病気前の彼の姿が目に焼き付いてなく、そんなこと言わ
れても「そうですか?」としか答えられないのであった……。
先生を囲んでのゼミの同窓会。さとこと着物で行こうと約束してて、雨っぽかったから勝手に諦めてた
ら、さとこから頑張って着ているとメールが入り、慌てて着付ける。ゼミは15期に渡って続いたんだ
が、メンバーの約半数が集まった。私達は下から数えた方が早い代なので、上の人々を見ながら「何歳
なんだろう」などと考えていた(笑)。
幹事だったせいもあって、本当にあっという間にお開き。2時間取ったのに、時間の経つのは早い。
今日一番ショックだったのは、ゼミなだけにさすがに同業者が数人いて、ちょっと付き合いのある館に
勤めてる先輩も居たりして、ご挨拶した時に、「あまり指導者さんを仕事させないであげてね」と言わ
れたこと。
ほんっっっっっっっとうに、ヤツの駄目さって世間に伝わってないなぁ……と思った。
お昼にお寿司屋さんへ行ったら、指導者が信じられないことをお店のオバサンに聞いた。
そのお寿司屋さんのランチメニューはこんな感じだった。
ランチメニュー
○……
○寿司定食
◎刺身定食
○花ちらし定食
○太巻き定食
◎五色納豆定食 小鉢・味噌汁・デザート付き
◎はご飯お代わり自由
指「この『寿司定食』と『刺身定食』は、どう違うの?」
店「えっ?」(何を問われたのか理解できていない様子)
指「『寿司』と『刺身』って」
店「…あのー……」(このヒトは寿司も刺身を知らないのだろうか。もしかしたらこう見えても外人なんだろうか。と考えていたのかも)
指「えー、あ、『刺身定食』は二重マルなんだ」(オススメだと思ったらしい)
店「え、ああ、そうなんです! 『刺身定食』はご飯がお代わり自由なんです。『寿司』はこう、ご飯を握って……」
指「じゃあこの二重マルの僕は『刺身定食』で」
私たちはこのかみ合わない会話を、しらーっとした雰囲気で聞かされておりました。
着信が最高記録をマークしました。というか記録しきれませんでした。チケットぴあでチケット取って
る感じでしょうかね。ちょっと呆れた。ていうか飽きた。
後輩に貸していたノートパソコンが帰ってきたけど、壊された(涙)。
近隣の小学生が見学に来る。歌麿の「山姥と金太郎」の作品の前に女子がバリケードを作っているので
「どうしたの?」と聞いてみると、山姥が上半身裸だから男子に見せないようにしているんだと(笑)。
某申請を却下にしておいて、申請者に報告するのは下に任せるってーの、上に立つ人間のずるくて嫌な
ところだ。誰だった汚れ役になりたくないのは一緒だろうよ。
今日も尻ぬぐい。
今日も尻ぬぐい(苦笑)。
事務長Gさんも休み。インターンの男の子は、今日与えられた課題「ポスターを配る順路を考える」を
地図とにらめっこしながら考えている様子。でもどうやら地図は読めないらしい。
お風呂入って仕事に行くと、指導者が散髪したようで、「ほら何で髪切ったと思う? この辺薄くなっ
ちゃったんだよ。おまけに白髪も増えたよ。それに胃潰瘍も復活だよ」だそうだ。お大事に。
電波警報。ヒトは頭がおかしくなると、とことんおかしくなるんだなぁ。どうせ妄想抱くんなら幸せな
妄想を抱けばいいのに、妄想の中でまで不幸なんて、なんか不憫というかなんというか。
昨日のサッカーのこと書いた日記に反応を貰った。アメリカでの試合と、日本で外国チームを呼ぶ試合
を混同してはいけない、とのこと。アメリカは当事国なのだから。うん、それは分かるんだけど、ウル
グアイの選手、ほとんどヨーロッパで活躍してる選手を日本まで飛ばすとなると、イラクあたりの上空
を飛ぶのかなぁ……と思ったのよね(実際の航路はモスクワ上空あたりなんだろうが)。だから小野と
か中田とかがヨーロッパから飛行機乗って帰ってくるのも怖いなぁと思ったのよね。もう帰ってきちゃ
ったし、試合も明日行われるから、こうなったら楽しむんだけど。
修羅場最終日。壁が空いたからって「じゃあここに貼るパネルを作ろう」って今になって言うのもどう
かしてると思う。辞書に計画性という言葉を載せて欲しい。
夕方、指導者に拉致されて、静岡の酒の利き酒会(涙)。まぁメンバーに県美とか市美の同業者も来て
たので、その人たちとだけ話をしてて面白かったといえば面白かった。
2年以上前のシンポジウムの報告書を未だ作ってるんだけど、これだって(もともとは事務方が
やらず終いで異動してしまった仕事なのだが)館長が「自分が全部やる」とか言って引き受けて、
その唇が乾いた頃にきっとその発言自体を忘れて指導者に投げ、その館長の仕打ちをボロクソ言っ
た指導者から投げられた仕事。だから館長に任せるって話が出た時に反対したのに。オマケに某パ
ネリストにもらった10ヶ月前の校正が全く反映されてないし。一体何やってたんだかねぇもう。
結局最初っからやり直しになる訳だよ。んで、次回の展示は、ただただ並べるだけの展示なんだそ
うだ。全く創造力に欠ける人間だ。尊敬のしようがない。アナタから何を学べというのだ。「こう
はなるまい」と日々誓うくらいだ。
館長が今日来て、こないだが最後の説教かと思ったら、今日も話があると行ってきてまた鬱。
しかしお互いの時間が合わずにお流れになってほっと一息。
町民無料開放Night。昨日のうちに親切にも町内放送を入れてくれたのだが、夕方5時半からと言って
くれなかったらしく、放送を聞いた町民が朝から意気揚々とやってきて非常に困った。しかし放送の威
力か、前回は町外者ばっかりだったのに、今回は町民がほとんどでなんとか成功だろう。
課の親睦会。ステーキレストランのコース料理。この時ばかりと5000円のワインを何本も注文した
り(苦笑)。
たまにHさん宅に来る人に、数年前に町民になった女性がいる。町出身者と結婚して数年前に引っ越し
してきた、Rさんとしよう、彼女は性格的にちょっと問題があって、Hさんを悩ませている。例えば、
何らかの機会に初めてHさん宅に来て以来、ほぼ毎晩来るようになったこととか。Hさんは美容師なの
で夕飯前まで仕事していて、その上活動的な人だからいつも忙しいのに、毎晩毎晩、2人の子供も連れ
てやってきては、11時過ぎまで居る。幸か不幸か下の子はHさんの子供と同じ学年だから、子供同士
も遊ぶ。HさんはA型なので「いつでも来てよ」と言ってしまうのだが、実際は時間が取られてすごく
ストレスになる。おまけにRさんは他人の話を聞かないので、会話にならない。Hさん宅は同級生夫婦
のため、今でも同級生のたまり場になっているのだが、そういう場にもRさんは踏み込んできて、間に
入ろうとするそうだ。Hさん(酔っぱらい)曰く、「私達は3歳の頃からずーーーーっと友達なのに、
そこに入ろうとするの。無理なのよ。私はRさんのことなんにも知らないの。まだ短すぎるのよ。友達
って、もっと時間を掛けないとなれないものじゃない?」
私は「余所者」なので、残念なことにRさんの気持ちも分からなくはない。知り合いが誰一人居ない土
地に来て、ちょっと話のできる人に出会ったら、頼りにしたくなるだろう(毎晩11時過ぎまでっての
はどうかと思うけど)。Rさんのやり方は確かに間違ってるんだろうけど、そこに「3歳からずーっと」
って時間軸を持ち出されちゃ、「余所者」には返す言葉が無い。先日もMさんの飲み会で参加したMさ
んの友達とMさんはいつ知り合ったのかと聞いたら「ついこないだ」と答えられた。その実7年前だ。
田舎は時間の流れが非常に遅いのである。
図録を作るので表紙デザインを館長に頼んでいた(というかこっちでやりたいんだけど文句言われる)
んだけど、「サイズが小さいので可愛い感じで、お洒落に」と注文したら、その表現が抽象的すぎた
のに加えてちょっと制限情報の伝え方が悪かったみたいで、出来上がって来たものに世代の違いを感
じてしまった。思わず駄目出ししてしまった。ていうか、自分でデザインしたい。
某近代洋画家について調べてるんだけど、調べれば調べる程、恩師に似てるなぁと思う。期日を絶対
守らなかったり、興が乗ると「是非やりましょう!」と意気込んでみるけど貫徹しなかったり。
次回の展覧会タイトル制作が日曜大工と発展。事務室は今周辺から貰ってきた提灯で溢れている。
変な職場(笑)。
今日の指導者は(相変わらずだけど)むかつく。自分は一切何も担当しないとか言い出した。
マジでアンタ要らないから出てけ。
職場が6日にある某イベントの問い合わせ先になっているのだが、夜に来た問い合わせが凄かった。
東京在住のオバアチャンで、イベントの詳細を述べても、一度電話を切ってしばらくするとまた掛
かってきて同じことを訪ねて来るのだった。そして会場地図をFAXで送ることになったのだが、
FAXの受信の仕方が分からないらしく、電話を切ってはすぐに電話してきて「FAXが来ないん
ですけど」と言ってくる。そうやって電話されちゃうとFAXは話し中になって送信できないし。
夜、後輩Tさんから、自宅のシンクで鼠が溺死してるとの嘆きのメール。なんで溺死……
鼠って泳げないの? 食器洗うボールに溜まった水ごときで溺れ死ぬの? やはり祟りか?
中学生が授業の一環で今週一週間職場体験に来ている。中学校のカリキュラムも変化したものだ。
しかし、中学生にやってもらえることなんて限られていて、清掃か雑用か監視かになってしまう。
難しいのう。
定時後、指導者から館長との接し方の「アドバイス」をされる。私的には、何度も何度も思いつきで
提案しては最後までやり遂げられない(オマケに責任も取れない)館長のやり方に、指導者もいい加
減懲りて欲しいんだけど。
他の職員と同じ日に御用納めになって嬉しい。あとはサイトの移行作業に燃えないと。
午後、仕事がひとつあるため(涙)部分的に出勤。まずメールチェックすると、なんとウイルスメール
を受け取ってしまう(泣)。慌てて駆除の作業に入るが、OSがwindows95なのでウイルスバスター
体験版がインストールできない!(職場は貧乏なのでウイルス駆除ソフトが入ってないのだった……)
ちなみにウイルスの情報はココにお世話になりました。感染しているサイトを見るだけでも移る(可能
性のある)ウイルスらしい(セキュリティホールとかの処理をしてあれば大丈夫みたい)。皆さんも気を
付けましょう。特に、HTML形式でメール送ってる人は今すぐテキスト形式にするよう習慣づけましょう。
仕事がそろそろ修羅場突入。まあね、ココに愚痴とか書かなければ済む話なんだけどね。でも私が今
健康でいる一因がココで発散してるからかとも思うから、ちょっとココが無くなるのもツライ。
とりあえず保留。
寒い朝。大船へ出張。仕事終了後、横浜市美術館へ行ったらなんと閉館。超ブルー(自分が悪いん
だけど)。泣き濡れて横浜まで歩き、平木へ寄る。そのあと、ヨドバシカメラポイントカード使わな
いと今月末でポイント無効になるから使ってくれ、という妹のお題を遂行しにヨドバシへ。5mのモ
ジュラーケーブル購入。これで座ってネットが出来る(!)。
G大で調べモノ、をしていたらさとこから電話、こっちに来てるんなら食事をしようというので急遽
会食計画、19:30に落ち合って目白のスタジオーネへ。さとこは今日仕事が休みで根津と丸善の
御伽草子展へ行ったと言う。ああそうだった、しまった御伽草子展、数日前までは今日行こうと思っ
てたのに。ブルーになってる場合じゃなかった。
京都の寺が冬期特別拝観をやっているとの話、じゃあ行こうってことで突如決定。3月5、6、7日
あたり。さとこが貧乏計画を立てて私は一任。
以下、食事中の会話。
さ「なんかさー、街歩いててもうすぐバレンタインだってことに気づいたよ」
竹「そうだよねそういえば。さとこは今年も係?」
註:さとこは去年、職場でお金を集めてチョコを買う係だった。
さ「ううん、今年は私の番じゃないし、今年月曜だからこのままごまかしちゃおうかって話してる」
註:さとこの仕事は月曜定休。あとはシフト制。
竹「いいなあ。ウチはまたみんなにあげなきゃなんだろうなあ」
さ「やだねー」
竹「どおして男の人って結婚してまでチョコ欲しがるの? ウチの課みーんな既婚者なんだけど。チョコそのものが好きな訳じゃないんでしょ?」
さ「そりゃあ子供とか家族とかに自慢したいからだよ」
竹「ああ馬鹿馬鹿しい! 私は義理チョコでもあげたい人にあげいよう」
さ「じゃああげたい人にたくさんあげてー」
竹「うーん、でもこの歳になるとねえ……」
さ「あげてえ」
竹「うーん。あとさあ、恋人にはあげたくないなあ」
さ「なにそれ?」
竹「だってあげたくなくなったときに困るじゃん」
さ「……あげたくなくなった時点でもう終わってるんじゃないの?」
竹「いやいや、カップルの関係って波があるじゃない? そういう気分にならない時もあるでしょ」
さ「まあねえ」
竹「でも、やっぱり恋人なのにイベント事に何もやらないのはまずいでしょ、だから別れちゃうんだよ」
さ「ええ? そうなの?」
竹「だって困るでしょ」
さ「だから私ってクリスマス前に別れたりしたのかー」
竹「……そうなの?」
さ「だからいつも誕生日の後に付き合い始めて、クリスマス前に別れちゃうのか」
註:さとこは6月生まれ。
竹「……そうかもね。誕生日は単なる偶然だと思うけど」
さ「ああそうか」
竹「とりあえずH君とはクリスマス無事クリアして良かったね」
註:H君はさとこの(一応)彼氏である。
さ「そんな、まるで私に愛情が無いみたいな言い方(笑)」
竹「バレンタインは? H君にあげるんでしょ?」
さ「うーん」
竹「ひどい」
さ「だって面倒じゃない?」
竹「H君かわいそすぎる」
さ「それにH君2月27日が誕生日なんだよ」
竹「それはそれは」
さ「近いじゃない。一緒にやっちゃまずいかなあ」
竹「それはまずいでしょ。だって誕生日だよ」
さ「こないださ、何回も言うんだよ『誕生日2月27日だから』って」
竹「ああそれ絶対待ってるよ(笑)」
さ「いやあ、長い付き合いだから私のことよく分かってるんだよ」
註:さとこは非常に物覚えが悪い。
竹「でも祝うモノでしょ普通」
さ「ええー、でも試験明けなんだよ」
註:さとこは受験を控えている。
竹「試験日いつ?」
さ「26日」
竹「一日前に終わってるんじゃいいじゃない」
さ「でもプレゼント買えないよ」
竹「なんでー? 試験終わってからその足で買いに行けばいいじゃない」
さ「でも試験終わったらどっと暗くなりそうで」
竹「終わってから暗くなっても結果は変わらないよ」
さ「うーん……おまけに当日私仕事なんだよねえ」
註:H君の誕生日、2月27日は日曜日。カタギなH君は休日。
竹「職場まで来て貰ったら? 仕事終わったら一緒に帰ってご飯食べればいいじゃん」
さ「そうか」
竹「そうして」
さ「ううーん」
竹「あ! 小竹庵にも遊びに来てー」
さ「ああ行く行く、行きたい。何時がいいかな(と手帳を開く)」
竹「いつでもいいよ、私が居る日なら」
さ「3月がいいなあ」
竹「2月は?」
さ「駄目だよ、試験前だもん」
竹「そうか」
さ「待って! 小竹庵で勉強してればいいのか、竹子が仕事に行ってる間」
竹「おおそうだそれがいい!」
さ「よし、2月に行く。ええと、2月上旬は? 私連休なんだけど」
竹「ええと……(と手帳を見る)その辺りは駄目だな」
さ「じゃあ13日の夜からは?」
竹「それならOK。私14日に絶対抜けられない仕事あるし」
さ「じゃあ13日仕事終わってから直接行くよ」
竹「分かった、駅まで迎えに行くよ」
さ「で私は14日の月曜は休みだから、その日の夕方に勝手にバスで帰るよ」
竹「OK」
さ「良し決まり!」
さとこ、ペンを取り出し手帳に書き込もうとして……
さ「ああっ!!!!」
竹「何っ?」
さ「バレンタイン、って書いてある!」
二人、大爆笑。
竹「さっきまでそのハナシしてたのに!」
さ「ああ可笑しい」
竹「印刷されてるの?」
さ「うん。竹子の無いの?」
竹「無いよ」
さ「その手帳まずいんじゃないの? クリスマスは?」
竹「(手帳めくって)……無いや。祝日しか書いてない」
さ「まずいよそれ」
竹「でも無いんだもん、14日?……仏滅って書いてある!」
さ「ヤだなあその手帳」
竹「うーん(笑)。でも、じゃあ駄目じゃん14日じゃ」
さ「駄目かなあ」
竹「駄目でしょ」
さ「でも行きたい!」
竹「だってH君にはなんて言うの?」
さ「『その日は竹子のトコに行くから』」
竹「えーっ?(笑) せめて『試験前だから終わるまで待って』とかにしてよ」
さ「でも嘘付くのはよくないでしょ」
竹「そりゃそうだけど……」
さ「行くよ」
竹「じゃあせめて誕生日は祝ってあげて」
さ「うーん、(手帳を見て)あっ!」
竹「何っ?」
さ「27日私仕事休みだ」
……ああ面白かった。
ちなみにさとこに愛情が無いわけではない。単なる面倒くさがりなだけだ(しかもそういうことだけに対して)。多分。
明日休みに付き、今日は浦和へ逗留。ぱるちゃんに電話して野田の観劇日候補を話し合い。
明日から展示替えだというのに、指導者は秋の展覧会のことで頭がいっぱいで、なーーーんにも考え
ていない。それならいっそ全部こっちに投げて欲しいのに、あくまでも担当は自分だと言い切る。
「パネルはどうするんですか?」「んーどうしようねえ」「キャプションは?」「前のを使えばいい
んじゃない?」「前のは出品番号が違うから使えませんよ」等々、不毛な会話。ホント無能。
終業間際に事務長(本日お休み)から電話が入って、大量の仕事を言い渡される。ていうか修羅場中
なんですけどね今。そんな仕事は自分でやってくれ(涙)。
仕事。校正。普段「先生」と呼ばれる方々の原稿なだけあって、ほとんど間違いは無かったんだけど、
その代わり作品の英題がかなり違う。そして「違う」ってことは分かっても、どういう表現だと「正
しく」なるのかが分からない(苦笑)。しかしこれは翻訳者の責任ではないと思う、だって翻訳者は
専門のヒトでも無いのに、図録を数冊適当に渡されただけで「これ見てやって」って丸投げされてる
んだもん。ああかわいそう。
後輩Tさんとの間で「サイトウマサヨさんボタン」というのが流行っている。要はトリビアの泉の
「へぇボタン」のパロディなんだが。ある日、熱があるにもかかわらず帰ろうとしない新人に、サ
イトウマサヨさんが「帰って、迷惑だから」と一喝した、という伝説が桃源郷にはあって、嫌な人
とかが職場に来たりすると私と後輩は脳内サイトウマサヨさんボタンを押して「帰って、迷惑だか
ら」と頭に響かせるのであった。
指導者午後休みなのに全然帰らないし。さっさと帰れ。
今日で職場から4人のヒトが居なくなる。入れ替わりに来るのは2人(涙)。しかし館は通常通り
動いているので、改まった挨拶も無しで散ってゆく感じ。
後輩Tさんお休みでドキドキしてたら、指導者も午後休みになる。らっきー。でもボランティアが少
なくて仕事にならない。
指導者に、出勤簿の付け方について質問されてしまった。
勤めて何年経つんですか?
「職専免ってなに?」とか聞かれてしまった。
何年勤めてるんですか?
指導者、文書が決裁に回って業務が完了するまでのフローチャートを1日以上かけて作った挙げ句、
「これで合ってるか見てくれる?」とか言うんですけど。
それを仕事時間中に作ってる方がどうかしてないか?
全てが無駄な作業な気がしてならない。掃いては落ち、落ちては掃く落ち葉を掃き続ければならない
禅修行のような毎日。
辞令交付式の嵐。行事的なことで一日が終わる。夜は歓迎会とか親睦会とか言う名の飲み会が今後も
目白押し。ちょっと今の私は自分の時間にやらなくちゃいけないことが多すぎて、アフター5まで仕
事に明け渡すのが大変辛い。何も無い時ならいいのだけど。
仕事関連のことで、私のおっちょこちょいな性格に起因した凄く面白いハプニングあり。セキュリテ
ィ上の問題でココには詳述出来ないが、事務の人たちと3人集まって文殊の知恵を絞りだし、無事解決。
夜、浦和で椿ちゃんとデート。はじめてうらわ美術館へ行く。展示の内容の影響だろうけど、いっぱし
の現代美術館だった。夜8時までやってるなんてすごいぞ。
中学の同級生にして嫁に行き浦和を去ったNちゃんが帰ってきているので、夕食を一緒にとる。なーん
か、嫁に行って、旦那の仕事の都合で自分のコミュニティから切り離されるのって、大変だなぁ……。
今日は早く帰って、大家さんに水道料金を払いに行く。毎月手払いなんて面倒だなぁ。
久しぶりにいい天気。いい天気だと客が少ない(笑)。
え、今日はちゃんと仕事でしたよ、ええ。
仕事で付け焼き刃的勉強(誰のせいだ全く)。んで不思議に思ったこといくつか。
こーゆー浮かんでくる疑問を解決できないまま、しばらくすると全く別の仕事が入ってきちゃうん
だよな、畜生。
東京某美術館の内覧会。ヨーダに遭遇。
午後東京。渋谷区立松濤美術館の内覧会。偉い先生とかあまり知らないので知った顔は数名しかいない。
その会場にヨーダ@S木J三先生登場。周りを多くの人が囲んでヨーダのお言葉に耳を傾けている。
恐れ多くて近寄れなかった(笑)。
休暇1日貰って、展覧会。泉屋博古館とサントリー。3時からO先生が3年生の卒論指導をするという
ので見学に行く。3年生、先生のツボにはまったテーマと自分のやりたいことのズレにとまどっている様子。
O先生が某美術館の展覧会企画に張り切ってる。幸せなことなのか不幸なことなのか(笑)。
板橋区立美術館。無料で館蔵の名品が見放題だぞ。
ニューオータニ美術館へ行ってみる。おやつ時、ねこの手ちゃんへのプレゼントを拝見するため、作者の
H翁と椿ちゃんとYちゃん宅集合。磁器の鉢。えらく出来栄えが良く、集まったみんなで「自分が欲しい」
と呟く(笑)。なんせオートクチュールだし。H翁に、今後二度と同じ物は作らないように釘を刺す(爆)。
すっごく久しぶりに静嘉堂美術館へ行く。途中道を間違えそうになる(笑)。朝イチで行ったのに、けっ
こう人が入っていて、いいなぁと思ったり(笑)。それにしても浦和からだと遠い!
町田市立国際版画美術館。あーやっぱり遠い!(笑)
事務長、昨日の飲み会で携帯を失くしたらしく、一日中怒ってる。おまけに指導者と仕事のことで
かみ合わない会話をして「日本語分からないんだな、大丈夫かあのヒト」なんて言ってる。
だから言ってるじゃん、前から駄目だって。
去年出した図録を増刷できることになって、最低限の校正をすることになった。指導者の記名原稿
(文章やや滅茶苦茶だけど記名原稿だからイイや。内容はもっとよく分からないけど)が所収され
てるため、校正ができると聞いて超張り切る指導者。「最低限しかできませんからね。誤字脱字程
度ですからね」と釘を刺す。
お昼に業者さんを連れて食べに行った蕎麦屋で「お若いけど観光?」なんて言われる(笑)。顔に
特徴が無いお陰で、いつまで経っても覚えて貰えない私はこういう時は役に立つ。職場の名前を言
うと、急に「いつもお世話になってます」なんてことになって、昼代タダでイイと言い始めた(笑)。
次から来にくくなるので、こっそり食べ終わった器の脇に代金を置いて退散。
こんなことでこんなこと思うのは不謹慎だけど、私は両親も(健康面では多少不安があるにせよ)健
在だし、心のよりどころもあるし、悩みがあれば相談できる友達もいるし、理想とは全然違うけど
一応仕事には就いてるし、幸せなんだなぁ。多少の妥協こそすれそういう場所が見つかるといいんだ
けどね。
昨日出張中に師匠K先生から電話があったらしい。急ぎの用ではないというが、一体何の用だろう
といろいろ想像しながらかけてみると、予想外の用件。ココロの病は大変だ。
今日、桃源郷お祭りだそうだ。すっかり暴言郷のお祭りに気を取られていた(笑)。でも暴言郷の方
のお祭りに行く(爆)。
浴衣を着ようとせっかく実家から持ってきたのに、腰紐を忘れた(涙)。しかし根性で買った(そん
な高価でもないが)。
んで、祭り。国の重要無形文化財に指定されるほどの由緒ある祭りらしい。去年見に行って、はまった。
何が面白いって、遠くからお囃子の音とともに近づいて来た山車が、停まったと思ったら積んでいる板
やらをどんどん降ろして、気づいたら別のところから板を積んだ車が来て、あれよあれよといううちに
(ってほど早くないんだけど)即席舞台が出来ちゃうことだ。そこで「将門」とか「吉野山」とかを上
演して、一曲終わるとまた解体して別の場所に移動するんだ。変な祭り。
まだ梅雨が明けないせいか例年になく寒かったけど、雨降られないで良かった。
これだけ見るとどんな祭りだ、って感じ(笑)
左:蝦蟇/中央:滝夜叉姫(「将門」)
今日は今日で「僕は『退廃美』って言葉嫌いなんだよ。文化は退廃しないもんだから」なんて宣って
おります。じゃあ「印象派」とか「朦朧体」とか使った日には怒ってもいいか?
おうむは江戸時代はよく「あふむ」と書いたんだよー。だから読みは「おうむ」だよー。何度も声出
して読んだでしょー。なのに「あの鳥はなんだろう。わし?」とか書くな。
夜、ぱるちゃんと野田秀樹の「オイル」を観る。野田にしては強烈なメッセージの作品。第二次世界大
戦の敗戦と広島への原爆投下が下敷きになってるんだけど、「アメリカに復讐よ!」とか「8月に原爆
2個落とされたんだから9月に飛行機を2機とばすのよ」とか叫びまくり。本当に言いたいところはそ
こじゃぁないんだけど(でもかなりきわどいんだけど)、時勢がちょっと悪いなぁ……わざとかなぁ。
そのあとぱるちゃんと軽くご飯食べながらおしゃべり。田舎でも都会でも、一日に数人の人としか口を
きかず、笑う必要もなく過ごす日々は存在する。人間だめになるよなぁ。私は週一回の母校通いにとて
も助けられている。
昨日、真竹の筍を大量に貰ったので調理。言われるままに塩ゆでしたけど、ちょっとえぐい。
帰りにIanを家まで送っていったら、さすが田舎な桃源郷、周りが真っ暗で、家に入って電気をつけ
るまで車のライトで照らしてくれという。家は道から右に入った奥にあるので車の頭をつっこめなくて
ちゃんとは照らせられないのだけど、大丈夫、家に明かりがついたの確認してから帰るから、と答えて
Ianを送り出すと、一旦玄関に向かったものの、すぐに引き返してくる。
Ian「いま、おとがきこえました」
竹「何の音?」
Ian「わからない。こわい」
竹「獣っぽかった?」
Ian「きっとうめがおちたおとかもしれない。おおやさんがうめをとるためにブルーのシートをし
たにしいて、そこにうめがおちたかも」
竹「そうか。じゃあ大丈夫だよ」
Ian「もういちどいきます。こえがしたらたすけにきてください」
竹「(笑)分かった」
Ian「ぼくはほんとはよわむしじゃないよ。だけどおおやさんがシートしいたことしらなかったから」
竹「はいはい。がんばって」
……なんか、可愛いなぁIan。
指導者休みの平和な一日。後輩Tさんも休みで一人のんびり?オシゴト。
夜、町民無料招待Night。商工会が便乗企画で演奏会なんてのを催した。敷地の外の通路で琴だの
尺八だの歌だのチェロだのを演奏するのだが、やってみると客がみんな足を止めて聞き入ってしまい、
中に入ってきてくれない(笑)。
早朝ドライブ出勤。出勤してみたら指導者が休み♪ 仕事はかどる。
たった一度の過ちを見逃さない警察なんてキライだぁ。←踏切前一時停止ミスで切符切られた
例のお客さんに前々から、うちの作品の収集者ゆかりの場所を巡ろうと誘われていて、ずーっと断って
いるのも限界があって、今日午前中をそのために費やすことにした。まぁ分かったこととかが若干あっ
て良かったんだけど、お客さんとは仕事上での付き合いに留めておきたいのが本音。午後東京に行くこ
とを言うと、付いてこようとするし。
月に2度くらい、土曜に定期的に展示解説をしてるんだけど、今日はお客さんは入ってたのに、呼びか
けても誰も来なかった。
後輩Tさんと、アトリエ滞在中のワタナベトヨシゲさんを訪問。手作りの夕食をご馳走になる(食客)。
今日は私が運転手だったのでお酒は飲まなかったけど、トヨシゲさんから自家製カリン酒をお土産み貰
う。今は梅の季節だから梅酒を作ったらいい、という話になり、俄然やる気が出てくる(笑)。氷砂糖
の代わりに蜂蜜、ホワイトリカーの代わりにウイスキーで漬けると抜群に美味いそうだ。
中学の恩師退官記念演奏会。こう見えても私は吹奏楽部だったのだ。先生とは、先生が異動してから会
ってなかったと思うけど、確かに見た目は老けたが、声が変わりなくて、懐かしく聞いた。ブラスバン
ドの音色も、オーケストラとはひと味違って、しかもやっぱりどこか懐かしくて、ちょっと泣けたりし
た(笑)。
修羅場3日目。今回は業者さんが入ってるんだけど、どうもたるんでるな。
近くの農協で農協祭が行われるため、職場の駐車場が開館前からほぼ満杯。この時間だから停めてるの
はスタッフだな。スタッフ用の駐車場は別に用意したから迷惑かけないとか言っておきながら、何なん
だこれは。クレームを言いに乗り込んで行くと、しばらくしてみかんが箱ごと届く。モノはいらないか
ら警備員よこせ。しかもみかん3つくらい腐ってるし。
久しぶりに暴言郷に残って大掃除。っていっても家のちりほこりを取る程度で、整理整頓とかはあまり
しなかった。いわば普段の掃除に毛が生えた感じ? でも私は普段あまり掃除をしないので、自分的に
は充分大掃除なのだった。夜、元上司にして現助役の就任1周年記念極秘飲み会。桃源郷会場なので、
車で行かなければならない私は当然のように飲めない。まぁそんなに飲みたい訳じゃないからいいんだ
けど、参加者が哀れんでくれて、次回は暴言郷でやるらしい。ホントかな。
版画コンクールの展示。やっぱり今年も展示のビジョンがない。どれをどこに貼ったらいいのか決めて
くれよ。
事務長Gさんから筍ゲット♪ ついでに職場の敷地内の変なところに生えてしまった筍も収穫(笑)。
指導者居なくてゆうゆう仕事。その指導者、秋の展覧会が押せ押せになってきてて、何もかも自分の無
計画さがいかないと思うんだけど、全然そうは考えない。挙げ句の果てにいろんな人(外部)にシゴト
を分けて、謝金を払えという。去年の予算取りの段階でそんな計画無かったんだから、予算がある訳が
い。すると指導者は「今から展覧会中止することもできるんですよ」と事務方を脅しにかかったらしい
(苦笑)。あんたどっち側の人間だ。こんな人を指導者なんて呼べないよな。
素敵なサイトを見ると、ついつい自分のサイトもスタイリッシュにしたくなって、久しぶりに模様替え
を考えてみたくなる。んーどうしようかなぁ。
仕事のあと、交流のある某新聞記者氏が、県庁所在地に十四代の飲める店を見つけたと言ってきて、今
日は氏と指導者・後輩Tさんと飲み会。たまたま記者氏が地方局(まぁココも地方だが)にご栄転にな
るのでそのお祝いも兼ねる。
件のお店はなんとその新聞社の隣。牛乳はしっかりヨーグルトになっていた。灯台もと暗しとはまさに
このこと、と記者氏がぼやく。そこは十四代が売れない頃から店に入れていたので、未だにほぼ全銘柄
を揃えているという。どっちかというと割烹のような雰囲気で、ちょっと敷居が高い感じ。十四代はコ
ースを頼まないと出さないことにしてるらしく、それじゃあまあ……とコース(4000円)を4人で予
約していたのだが、個室に通されてちょっとびっくりした(笑)。座るなり「十四代十四代」と騒いで
いると、女将がやってきて、うちは「開けた日に飲み干す」をモットーとしてるので一升売りしかしな
いんですよ、というのだ(14000円だってよ。十四代がだよ?)。ちょっとそれ聞いた時に「たかびー
?」と思ったが、丁度一升瓶の蓋を開けたものがあるといって、十四代の八反錦(純米吟醸)を徳利3
本に入れてくれた。
私は実は十四代はあまり好みではなくて、今回の飲み会も運転手役を買って出たのだが、その八反錦を
ちょっと舐めさせてもらったら、やっぱりあまり口に合わなかった。
かつて山形に居た指導者がいつものはったりと口の巧さでまるで自分が十四代フリークみたいに話をす
ると、女将が気分良くなったのか、仲居さんに「私が普段触っちゃ駄目って言ってる棚の中のやつ持っ
てきて」なんて言って、なんと十四代の特吟愛山(特別純米大吟醸。多分十四代の中で一番上)を1本
プレゼントしてくれた。太っ腹ぁ。やっぱりなめさせて貰ったら、こっちは美味しかった(笑)。記者
氏の勧めもあって代行で帰ることにした(爆)。
酒がほぼ半分プレゼントだったこともあって、お会計は庶民でも払える額だった。お料理もなかなかで、
値段設定も良心的。個室料も無かった。良い店だ。←ヲイ
でも来辛いのは確か。
もう一つ、イイ話を聞く。8月に私の愛すべき黒龍の「黒龍を楽しむ夕べ」を企画しているというのだ。
完全予約制、石田屋・仁左衛門から全種類出て、お料理も出て、1万円。安い、安すぎる。絶対行く(笑)。
二次会にバーに行って、フローズンダイキリ(美味い♪)とミモザ(あまり好きな味じゃない)、
解散。帰りの車で後輩Tさんがグロッキー。
町長の任期が明日までなので、今日はお疲れ会。1時間ほど出席して、職場に戻って残業。なんで指導
者まで戻ってくるんだ(怒)。
牛乳はしっかりヨーグルトになっていた。うむ、なんか嬉しいぞ。
母校。なーんか、大学生って、青春だなぁ……。
右翼、まだ居るし。
今日のニュース。桃源郷には不動産屋さんがあることが発覚!
また残業王国だ。買い物に行けない。ウチの冷蔵庫ピンチだ。米も無くなったし、味噌も無くなった。
今冷蔵庫に入ってるモノを思いつくままに書き連ねてみよう。
・人参 1本
・バター(多分賞味期限切れ)
・パルメザンチーズ
・バジルペーストオイル(オイルの中にバジルペーストが入ってるもの。あれ賞味期限どうだろうか)
・ケチャップ
・梅干し(かりかり梅1瓶、ふにゃふにゃ梅1瓶)
・チューブの山葵(賞味期限切れ。使ってるけど)
・チューブの生姜(賞味期限切れ。使う予定無し)
・チューブの和カラシ(賞味期限切れ)
・はちみつレモン(中村屋の、レモンを漬けたはちみつの瓶詰め。賞味期限切れ。食べてるけど)。
・ヨーグルト(ビヒダス500ml半分)
・ブリー・ド・モー(後輩Tさんに貰った。臭くて美味い)
・スライスチーズ(2パック。1パック開封、1パック未開封)
・久保田 紅寿(4合瓶。未開封)
・吉乃川 吟醸(4合瓶。未開封)
・日本酒 銘柄失念(4合瓶。指導者の)
・呼友(4合瓶。開封)
・酔芙蓉(4合瓶。ほとんど無し)
・TWO DOGS 1本
・化粧水(笑)
ざっとこんな感じ。いろいろ入ってるけど、腹の足しになるものが無さ過ぎる。
しかし残業でやはりスーパーに行けなかったので、コンビニでパンと牛乳を買って帰る。パン、6枚
切り。6枚もあったら何日持つのだろうか。っていうか、消費できるだろうか。
東海道の掛川を越え、二瀬川に架かる橋を渡ると秋葉山への追分がある。この橋の名をほとんどの解説
文が「大池橋」としているのだが、その根拠が分からない。確かに現在現地に「大池橋」が架かってい
るらしい。でも江戸記の簡単な道中地図には「二瀬川橋」と書いてあるんだけど。え、「巡覧記」が典
拠だって? 「巡覧記」って何? 『東海道巡覧記』延享3年(1746)刊だと? 100年も前の文
献じゃないか。……てなことをする仕事。
遅めの早朝ドライブ出勤。館長の講座がまた長い。
午後から女性県議の会が職場に見学に来るというので、概要説明の準備をしていたら、演台を倒してし
まった。ウチの演台はアルミでできていて、いや正確に言うとアルミに見えるけどアルミじゃないのか
もしれないが、とにかく鉱物でできていて、すんごーーーーく重い。倒れた演台は大破した(爆)。ネ
ジが何本か飛んでいってしまった。私も名誉の軽傷(笑)。←直径2mmくらい
今日は役場前で商工祭があって、町の商店やら会社やらが出店を出してる。建設会社が健在のブロック
で窯を作って窯焼きピザなぞを売ってたのでお昼に買って食べる。その他餅つきも行われ、3時には知
り合いのお寿司屋さんがお裾分けをくれる。
指導者が「夕飯食べようぜー」とか言うのを後輩Tさんと断って(笑)、帰宅。
それにしても指導者うざい。「ねー夕飯食べようよー」って五月蠅いのでしぶしぶ近くのラーメン屋で
夕食。
今回の修羅場は今日の午後には終わった。急に明日お休みになる♪ どこ行こうかなー。
大学でH先生の教え子のT君(カッコイイ)と合流。昨日も先生の様子をうかがったT君の情報によれ
ば、先生は「弱気になってる」らしい。あの先生が「弱気」? ますます心配になって先生のマンショ
ン(学校の裏)へ行き、インターホンを押すと、先生の弱々しい声がなんか辛そう。マンションの入り
口まで出てくれると仰ったが、辛そうなので代表してT君に玄関先まで見舞いの品を持っていってもら
う。先生は玄関からどんどん後ずさりしてしまったそうだ。ああ心配。レンジでチンするおかゆと、二
つに切れば食べられるグレープフルーツ。私の推測では、どちらも面倒がって食べない気がする(苦笑)。
恩師H先生がお風邪を召されたというので、午前中はさとこと一緒に先生のお宅へお見舞いに伺うこと
にした。先生は今年随分と風邪を引く。人間離れしてる人だけど本当は人間だし、もう老人の域に入る
人なのでかなり心配。
ああ天国とはなんと短いものなのだろう。今日は後輩Tさんもお休み。なぜなら指導者の今日の予定は
ただただ「帰宅」だからだ。ということは職場に顔出す可能性大なのだ。ていうか休みなんだから日が
沈むまでゆっくりしてこいっちゅーの。
町民文化祭なるものが体育館でやっているというので、仕事の合間に見に行く。なんていうか、なんで
もアリの博覧会状態だった。
誰の発案だか知らないけど、ある日ぽっと出てきた「桃源郷小中学生版画コンクール」が恐ろしいこと
に形となりつつある。予算組みもしてないのにいきなりやることになって(上が勝手に決めた)、職場
は断固反対してたのに上に巻かれる指導者一人で動いちゃって職場の団結力を乱し、しかも一人じゃや
りきれなくて私らに仕事が回ってきて、その進捗状況を聞くと「アンタ一体ナニやってたの?」と思う
くらい全然できてないし。
家に帰ると過日の乳ガン検診の結果が届いていた。乳腺症だって。左右、全体(爆)。しかし精密検査
の必要は無いのだそうだ。体は準備万端なのにいつまでも使わない女性の大半は乳腺症なのかもな。
高校のクラスメイトから久しぶりにメールを貰う。別の同級生が、やはり同級生の男子とついに入籍し
たという朗報。す、すごいな。ずっと続いてたんだ。いやずっとじゃないかもしれないけど一度別れた
りまた縒りが戻ったりいろいろしてるのかもしれないけどしかしもしずっと続いてたりしたら1▲年越
しじゃないかよく待ってられたなぁ偉いなぁ。などと思考が巡る。考えてみたら、知る限り、あのクラ
スの同級生同士が結婚したのはこれで2組目だ。3年間クラス替えが無かったとはいえ、すごい確率じ
ゃない? ま、あのクラスで私にロマンスは全く無かったけど(笑)。
母校の知人が、進学が決まった時、父親に「その大学でオトコは見つけてくれるな」と言われたそうな。
そりゃ彼女は中学から私学に通ってて期待されてたんだろうし、確かに母校は全然無名だし黙ってれば
美大と間違えられるし決して一流校じゃないけど、そんなに恥ずかしいところでも無いと思ってたんだ
けどなぁ。てなわけでそんな大学出身者の(そして結構愛校心たっぷりな)竹子です。お元気ですか。
2年間いろいろなヒトの手を回されたシンポジウム報告書制作の仕事をしていたら、ある先生の原稿だ
け無い。指導者に聞いてみる。
「K先生の原稿『先生に原稿から起こしてもらう』って書いてありますけど、その原稿はdこですか?」
すると、指導者は手柄顔で「データで貰えるはずだったんだけど僕のところまで来なかったんだよね(と
暗に館長で止まったことをほのめかす)。でも一部だけコピー録っておいたんだ」とコピーを示す。しか
し、このコピーはどう見てもシンポジウム前にK先生が持ってた原稿なんだけど……。私、この仕事回さ
れた時に指導者に「あとは写真手配するだけにしておいたから」って言われたのだが、ぜーーーーんぜん
なってない! 私に回ってきてから、某先生の校正原稿と照らし合わせてみると全く反映されてなかった
り、怖いことだらけ。
部署の違う先輩Sちゃんがミスドのドーナツを差し入れてくれる。このSちゃんって人はすんごくおし
ゃべりで、本当にずーーーーーーーーーっと話してるのだ。その様子を見て指導者が「あれって才能だ
よね」と言ったが、ずーーーーーーーーっと独り言言ってるアナタの才能もよっぽどだと思いますよ。
県内若手同業者の飲み会が開催されるため、定時後、後輩Tさんと約2時間離れた会場に駆けつける。
こういう会は必要だと思うけど、だったらお互いの真ん中でやってくれ(涙)。自己紹介も無く始まっ
た飲み会(笑)。周りの人にひたすら挨拶。どこもいろいろ厳しいみたい……。
天国。天国とはこうも早く過ぎるものかな。
東博。本館がリニュしてはじめて行ったんだけど、コンセプトは悪くないけど、壁ケース内に大きなパ
ネル作ったりするのってどうだろうか。明らかに展示作品を減らしているようにしか見えないんだけど。
同様に、壁ケースつぶして壁面にしてしまったり、通路っぽく加工してしまったり、なんだかなぁと思
ってしまった。平成館の特別展で多忙なのは百も承知なんだけどね。
帰りに乗った高速バスの運転手が、すごく強気。客のオバチャンが「テレビつけてください。相撲が見
たいわ」と言うと、「お客さん、このバスは観光バスじゃないんだよ!」とばっさり(これには賛同)。
途中、足の悪いヒトが乗車しても特に助ける気配なし。某バス停で降りたい客がボタンを押し忘れ、バ
ス停を通過したところ、客から「降りるんだけど。切符買った時バス停言ったじゃない」と言われると、
「お客さんボタン押さなかったでしょ! ボタン押さないとバスは停まらないの!」と反論し。降りる
際にオバチャンが「切符記念に持って帰りたいんだけど」と言うと、「これが無いとうちは売り上げに
ならないんだよ!」と叱ってみたり。凄いな。うん。
指導者、今日も馬鹿。本当に文章も正しく解釈できないんだなぁこのヒトって。
早く帰りたかったのに帰れなかった。次回展覧会のことが何も決まらなかったから。ていうか指導者や
る気なさそうなので(許可を得て)構成を考えて、解説執筆を割り振った。指導者は約70作品あるう
ちの10作品を自分で撰び、あと10作品割り当てようと思ったら「えええ、まだやれって言うの?
僕忙しいんだよ」と言い放ちやがった。忙しいのがオマエが馬鹿だからじゃボケ。
早朝ドライブ出勤。朝のラジオで、「名前の由来」ってテーマでメール&FAXを募集していたので
ここで私のエピソードを。名付けたのは祖父なんだけど、某力士から一字貰ってるのであった。小学
校の授業で自分の名の由来について親に聞いて来て発表しなくちゃいけないことがあって、私はあま
りに恥ずかしくて「聞くの忘れました」と答えた記憶がある。←どっかに書いたっけ?
あと、「竹子」の由来も良く聞かれるのだが、もともとはHNではなくて中学の時一部の友人のみ
使用していたあだ名なんだけど、本名以上に由来が下らないのでとても話せない(笑)。本名とは何
の脈略も無いことだけ書いておこうっと。
でも自分の子の名前は自分で付けたいよな。おじいちゃんとかが出てくると大変だな。
例の黒龍会をやった県庁所在地にある割烹というか居酒屋というかが、今度は県の地酒会を行うとい
うことで、県の地酒だととたんに興味が薄れるんだけど(爆)、指導者が(また)新聞記者を誘って
行くのに巻き込まれる。まぁ自分で行くとなると帰りのタクシー代がバカにならないから、いいんだ
けど。メンバーは5人、飲んだのは合計13種類。最初の4種(各2合瓶)が出てきてから忘れられ
てか間が空いてしまって、おかげでその4種を飲み干してしまい、あとの9種で味がよく分からなく
なる(笑)。3種類ほど口に合う酒が見つかってまぁ収穫かな。帰りがけに隣のテーブルを見ると、
1合瓶だった。なぜウチは2合瓶? お気持ちはありがたいけど1合瓶で充分ですハイ。
天国日。朝からやたらと団体客が来る。解説を2本やったら声がハスキーさんになった。事務方上司
から「風邪じゃないんだよな」と言われ、後輩Tさんから「鼻声とは関係ないんですよね」と言われ
る。鼻声は慢性(笑)。今日の鼻の通りは60%というところか。冬になるとますます鼻が使えなく
なるなぁ。
破れたコンタクトを交換に行く。無事無料で交換♪
足かけ6年にもなったプロジェクトの集大成としての本が昨日出版されて、今日郵送されてきた。
自宅の住所宛になってるのに職場の方に。やはり郵便局にもバレてるか。
もちろんプロジェクトそのものは私の主催でもなんでもない。本当に隅の方で足を突っ込んでいた
くらいで、偉い先生を何人も巻き添えにして数十人にも膨れあがった執筆者のうち、私が担当したの
はほんの一握り。しかしそれでも履歴書に書けるんだよなこれ。得したな(爆)。
原稿料が出るとか出ないとか話が二転三転して、結局現物支給になったのだが、もし稿料が出てい
たら献本は無しという条件だったので、私としては現物支給のほうで良かった。こんな馬鹿高いモノ
自ら買ったかどうかアヤシイし(笑)。
丁度ドライブ帰宅の頃、台風の影響でもの凄い雨量。道路が川だよ川。視界も不良でスピードは出な
いし、めちゃくちゃ眠くて仮眠を取りつつ帰るもやっぱり眠いし、途中事故渋滞にはまるし、トンネ
ルは崩れてて迂回する羽目になるし、帰宅に4時間半くらいかかった。ツライ(涙)。
さとことお茶。いろいろ話をするというか聞いて貰うというか。まあ私はタイミングが悪いんだな。
でもそれを分かっててやっぱり変に義理立てするんだな。馬鹿は死ななきゃ直らないか。
仕事。夏休みの子供企画展示解説をやったんだけど、あんまり集まりがよろしくない。広告が足りな
いかな。不在者投票して浦和に帰宅。
始業は8時30分なんだけど、鍵を開けたりする都合でだいたい8時20分には出勤するようにして
いる。今朝、起きたら8時20分だった(汗)。5分で着替えて慌てて出勤。
もう歳なのでこう毎日午前様だと体が死ぬ。今日は8時に堰を切ったように帰って、温泉へ滑り込む。
うーん極楽極楽。
午後一番でテレビの撮影。注文通りちゃんと化粧しましたよ。ぎんぎん照りつける太陽の下、反射板
でさらに光を当てられて、なんかすごいことになってる。
午後、姉妹都市の町の人が来て、速攻会議。議員の顔を立てるために、ウチから作品を借りたいとい
う。この会議に指導者は召集されなかった(正職員じゃないから)ので、さぞかし不機嫌だろうなあ
と思ったら、案の定超不機嫌だった。「僕を差し置いて」てな勢いだ。内容を説明しても、真意が全
く伝わらない。言葉が通じない人と話をしなければならない程ツライことはない。私はさっさと帰宅、
後に残った後輩Tさんからまもなく指導者に対する怒りのTEL。構ってたらこっちの身が持たない、
もう放っておこう。
今日むかついたこと。まだ展覧会名しか決まっていない展覧会(どんな内容か、何が展示されるのか
具体的に全く決まっていない、しかも私は担当じゃない)の図録構成を考えろと言われたこと。もち
ろん断った。ここしばらくの「仕事やる気無い病」は一向に直る気配が無い。困った。
初校入稿日。変な文章に出会ってどうしようも無い時の今日の合い言葉は「まぁいいか、記名原稿だ
し(=恥かくの私たちじゃないし)」。指導者の原稿に「尾州藩」という言葉が出てきて、「こんな
名前の藩あるんですか?」と疑問を投げかけ、みんなで調べたら、尾張藩の別称だと分かったんだけ
ど、国史大辞典にはデフォルトが「名古屋藩」と出ていた。尾張藩が正式じゃないの? なんか国史
大辞典も信用できなくなってきたぞ(爆)。
出勤。指導者居なくて天国。本当にマジで天国。
指導者出張も夕方には帰ってくる。いいのに。
浦和レッズが近くの村に合宿に来るという。町のケーブルテレビが取材に行くというので仕事休んで同行
することにする。事務長に話すと「じゃあこれにサインを貰ってきて」と白いジャンパーを渡される(笑)。
はじめにホテルに行って、レッズの広報S氏と話をする。この人、全く笑わない。私が名刺を渡すと「美
術館の人が何故ココに……」という顔をする。思わず「出身が浦和なので」と返事する。←理由になってない
予定では岡野のインタビューをお願いしていた。選手達がホテルに着いた時に広報S氏が岡野を呼び止め
て脇まで連れてきてくれて、インタビューする手筈となった。アナウンサーMさん(実は岡野ファン)が「視
聴者プレゼントにしたいのでサインを何枚かいただきたいのですが」と遠慮がちを装ってはっきり質問。
広報S氏「……何枚ですか?」
Mさん「5枚ほど……」
広報S氏「いいですよ」
ってな感じに交渉成立。アナウンサーMさんは岡野のサインを貰い、私はそのほかの選手を呼び止めてサイ
ンを貰うこととなった。とりあえず、福田のサインを貰おう(決意)。あと永井くんのも欲しいなあ。
さて、選手を乗せたバスが到着した。ええと、永井永井永井……顔が分からない。すると福田がだれかと二
人で話ながら歩いていく。私は素早く福田に駆け寄って、色紙2枚+ジャンパーにサインゲット! お手柄(笑)。
クルーの方に戻ると、広報S氏、岡野引き留めに失敗した模様。井原と共にやってきて、申し訳なさそうな
顔で「井原でいいですか?」。それは井原に失礼だろう。
井原は非常にマイルドだった。対マスコミ態度をマリノスで鍛えられたんだろうなあって感じ。それに顔がち
っちゃい! アナウンサーMさん、井原にしっかり残りの色紙分のサインを貰ったにもかかわらず、岡野のサイ
ンが欲しいと、岡野を引き留められず立場が弱くなっている広報S氏を責める。結局S氏に色紙3枚を預けてサ
インして貰うことになる。Mさん強い(笑)。
一度ホテルを後にして、昼食をとって、色紙を6枚(笑)買って、結構簡単にサインって貰えるんだなーと感
動したカメラマンさんがサッカーボールを買ったりして、練習場へ。管理者のHさん(元Jリーグ関係者?)と
話す。芝生の手入れは本当に大変だということ。練習場は本当に綺麗な天然芝。ただし空気が牛臭い。
3時半からレッズ練習。村長や議員が押し寄せて花束贈呈。そのあと選手一同、フラビオに従いウォーミング
アップ。フラビオ可愛いぞ(笑)。ボールを使ってダンスしたり(←違う)、柔軟したりパスしたり。岡野なに
げにさぼってないか?
最後は3人1組でジョギングして終わり。アダルトグループはグラウンドを大回りするのに、岡野+永井グル
ープはめちゃ内回りしてる(笑)。
練習が終わったら、アナウンサーMさんすかさず広報S氏に主張して、岡野と2ショット撮影(笑)。そして
しっかりS氏に色紙6枚を預ける。
楽しかった。ケーブルテレビ職場体験みたいだった(笑)。
で、一度職場に帰って、関東方面に出張でいらしている自由さんからの連絡を待ち、お出かけ。自由さんの宿
泊ホテルそばの居酒屋で会食。自由さんと会うのは2度目、前回は仕事の合間だったので心安らかという訳には
いかなかったようだが、今日は全て仕事を終わらせて、安心してビールを飲んでいらした。で、料理はやっぱり
私の方が多く食べてた(笑)。
お客さんが連れてきた犬が、建物に入れないので入り口に繋がれていた。ゴールデンレトリバー。
かなり大きかったけど、凄く人なつこくて、触って遊ぶ。
出張。出かける前に接骨院。ところで、明後日に師匠の還暦記念パーティー(笑)があるのだが、
よくよく考えたら着ていく服が無い。スーツを一着も持ってないのだ。体のバランスが悪いのと肉付き
が良すぎるのとで(涙)、ストレッチ性の生地じゃないと生活に支障を来すのだ。だから白のブラウス
も1枚しか持ってない。よくこれまで生きてたな(笑)。
研修。公立病院の看護婦だから一応公務員に属すため、地方自治法の講義を受けなくちゃならないらし
い。すっげー退屈。っていうか、地方自治法、奥が深すぎて理解できない。っていうか、去年の4月に
大幅改正したらしく、私の持っていった12年度六法全書と現行の法律の文言が全然違うし(笑)。
修羅場前で、研修終わってから職場に戻ったって、全く何もなかったかのように残業。
で、明日も研修、ヤだなあ。
修羅場2日目。今回はどうなるかと思ったけど、指導者がやる気なさげなのを見てすかさず後輩Tさんと
計画を練ったのが功を奏して、なんか結構順調に修了。でも海老は多分日の目をみれないんじゃないかっ
てくらい、状態が悪い。
やっぱり修羅場は夜遅くまでかかったので、チャルメラを電話で呼んで、屋台のラーメンを夕食にする。
これが結構美味い。さらに夜遅くなると指導者が怒ってくる。ああもう、帰っていいって言ってるじゃん。
指導者のPCがいよいよLAN参加。ああやっかい。
腹痛。私はもともと腹痛持ちなので、2〜3時間で治まるって察しがついたんだけど、結構ひどくな
ってくるし、だんだん足が冷たくなってきて、血の循環が悪くなってるのがありありと分かる。寒い
のかと思い、気休めに接骨院で貰った温湿布を腰に貼ると、今度は吐き気までもよおしたので(顔も
真っ白だったらしい)、指導者に断って荷物も持たずに速攻小竹庵に戻って横になる。軽い貧血。ま
あ原因はだいたい見当がついたけど、一方で「何か悪いモン食べたかな」なんて考える。
明日締め切りその1につき、今日もがんばって残業だい。
事態を重く見た指導者が
「僕も何か手伝うよ」なんて言ってきて、「あんたの計画がめちゃくちゃだからこんなことになるん
じゃい」って思いつつ、
「じゃあ凡例書いて貰えますか?」って言ったら
「えー、それ苦手だからヤだ」とか言いやがる。
じゃあ口出ししてくんな!
やっと、それならやっていいってコトがあったので、その作業を任せるが、私も後輩Tさんも、間
違えだらけに作業してるんじゃないかと気が気じゃなくて、とっても後悔する。
桃源郷に大雨警報発令。事務長命令で(笑)、開けておいた窓を閉めに小竹庵に一時帰宅。しかし
雨は降らず、残業中チャルメラのラーメンを頼んだ時に突然集中豪雨。何もそんな時を狙わなくった
って……と思っていると、帰宅時にそれ以上の超集中豪雨。憑いてる。
ってなわけで今日は25:30。
今日は修羅場。またまた指導者の無計画ぶりに振り回される。ああ早く用意周到な展示計画に基づい
た作業というものをやってみたい。
浮世絵が墨摺から始まって多色摺の錦絵が誕生するまでの「浮世絵の発展史」を、説明パネルにして
展示室に貼ろうと、指導者が原稿を書いたのだが、普通展示パネルする原稿に893字も書くか?
おまけに応仁の乱から書くか? しかも結語が「このような時様風俗を描いていた絵師の中から人気
のあった町絵師が自ら専門に描くようになり、浮世絵師が誕生していったのである」。それは「浮世
絵の誕生譚」じゃないか? そしてこの原稿をパネルにフォーマットさせられる後輩Tさんの不幸と
言ったらここには書けない。
指導者がお休みでやりたいことが出来る日のはずだったのに、やらなければならないことにさいなま
れているうちに今日という日は終了。
夕方まで指導者留守につき、極楽気分で仕事。夕方近くになると、いつ指導者が戻ってくるのかとび
くびくし(笑)、電話が鳴るたびにイヤーな気分になる。でも予告無しで帰ってこられても心の準備
が……と思っていたら予告無しで帰ってきた。
足かけ3日間やっていた公文書偽造(笑)がやっと終わる。砂消しって昔に比べると随分性能が良く
なったもんだ。
桃源郷の国際交流員さん(ガイジン男)が、どうやら本国に残してきた彼女に振られたらしい。別の
彼氏が出来ちゃったらしい。すげえ酷いなその女。
正直言って、まさか自由さんと会うチャンスが来るとは思ってもみなかった。お仕事で桃源郷のそばま
で来ることになったというので、この一世一代の機会を逃してなるものかと、定時で職場を後にする。
桃源郷と自由さんの住処は遠いのだ、今回も自由さんは6時間かけてやって来るという。仕事は一日な
のに、移動日に2日も費やすなんて、日本は広い。
仕事先の町へ向かってる途中、自由さんから連絡が入り、仕事先の町ではなく、その手前の大きな街の
ホテルにチェックインしたという。慌ててその街まで引き返す。そうだよな冷静に考えてみたら宿泊施
設なさそうだよなあそこ。
予定より40分くらい遅れてやっと自由さんとご対面。お店をあまり知らないので、とりあえずヒトの
好みも顧みずインドカレー屋さんへお連れする。ビール好きな自由さんなのに、私が車なのに遠慮して
か、お酒の入らないオフとなった。カレーを注文したら、ナンとライス両方セットの凄い量のカレーが
やってきた。うー凄いなー大丈夫かなー難なく食べられるんだろうなあ(笑)。
自由さんは、あまりオフのご経験がないそうで、かなり緊張されていたらしい(大丈夫ですいくら大食
漢でも人間を取って食いやしません少なくとも食ったことありません今のところ)。でも、最近購入し
たカシオペアを見せていただき、私の作った壁紙が入っていていたく感動したり、仕事のこととかいろ
いろお話を聞いて、楽しいひとときを過ごす。ちなみにカレーがお口に合ったかどうか、怖くて聞けな
かった(笑)。
帰りの車の中で、お互いの印象の違いを公開する。自由さんにはもう話したけど、文章から受ける印象
よりも饒舌というか、愛想の良い方だった。これまで会ったネット友達の誰も、ネット上での印象と一
緒だった例しがない。このギャップを感じるのもオフの醍醐味というものだ。
小竹庵に小さな蜘蛛が大量発生していて、おののいて掃除機で全部吸い取る。あなおそろしや。
修羅場は久しぶりに本格的なものだった。いろいろ口出すと「俺は指導者としてここに来てるんだから
指示に従いなさい」なんて言われるので、黙ってこの顛末を見てるんだけど、ええと、こういうふうな
無計画で行き当たりばったりの仕事の仕方だと、こんな風に丑三つ時まで働いても終わらないってこと
を、身をていして教えてくれてる訳ですね。とっても勉強になります。
この期に及んで訳分からない理由で自分を正当化する指導者はもう無視。何が問題なんだか理解できて
ないらしいことが分かった。
館長が、学芸に話があるというので、何かと思ったら、今回の展覧会の評価(良かったらしい)ととも
に、キャプションの字体についての意見。明朝体を愛する館長は、今の平成明朝W9(太い明朝)でも
気になるらしく、曰く「デザイナーの目から見るとどうも素人さん仕事って感じで気になる」のだそう
だ。笑いをこらえるのが大変だった、だってたとえデザインの勉強しても私は明朝体をイイとは思わな
いだろうから。
職場に併設されているショップに置く品物が来る。その一つは私が考えたのだが、ある絵師の絵に捺印
されている印章を集めてシールを作ってもらった。引き受けてくれた印刷屋さんは、持ってくるなり「
これは売れないよー」と半泣き状態。オリジナル商品も甚だしいし、洒落が利いてて受けると思うんだ
けどなあ。現に私や後輩Tさんにはオオウケ。1シート(19の印章シール)100円だよ。安いし。
印刷屋さんはアイデア量として現物支給してくれた。私は周りに「可愛いよねぇ」とか言いながら配り
まくって、20枚くらいあったのに、自分の分がたちまち4枚になってしまう。来た人は買うべし。
82 :
名無し物書き@推敲中?:2010/08/14(土) 13:58:47
ある絵師というのは浮世絵の広重だよね?
83 :
名無し物書き@推敲中?: