活字離れ、学力低下と呼ばれて久しい平成生まれの文盲な彼らに(強制的に)文学を啓蒙するスレ。
iPhoneの代わりに岩波文庫を持つ猛者が増えることを期待して、ゆとり世代に140字では足らず
140000字読ませたくなるような本を紹介してあげてください。
では、とりあえず手始めに安部公房の「箱男」などを
「文学を啓蒙する」とか書いちゃうおまえをおれっちの文学で啓蒙したいよ。
じゃあ「恋空」
4 :
名無し物書き@推敲中?:2010/01/25(月) 18:55:32
江戸川乱歩とか読まれてるのかな。孤島の鬼とか今読んでも相当ヤバいけど
5 :
名無し物書き@推敲中?:2010/01/25(月) 20:08:32
失敗の本質
人生の短さについて
7 :
名無し物書き@推敲中?:2010/01/26(火) 23:13:18
そもそもゆとり世代って88年から95年生まれくらいまでで、ゆとり教育を
受けた世代を指すんだよね。それまで週休二日制とかだったんだから、本を
読んでそうな奴もいそうだが。
8 :
名無し物書き@推敲中?:2010/01/27(水) 22:49:13
本読ませるにはまずケイタイとネット封印しなきゃいけないから
ハードルが上がるよな
9 :
弧高の鬼才 ◆zD.tvziESg :2010/01/27(水) 22:59:35
ハードル高いけど、ブローティガン
ゆとり世代の前は、マニュアル世代で、
マニュアルがなければ何も行動できなかったんだ。
マニュアル世代の前は、詰め込み世代。
何でもかでも丸暗記して自分で考えることをしなかったから、
知識があっても個性がなかったんだ。
詰め込み世代の前は、無教養世代。
教育そのものが幼稚で今では考えられないほどみんな無知だったんだ。
知ったかぶりで生きていた。
どの世代にも共通していえることは、
多くの日本人はコミュニケーション能力に欠如しているってこと。
11 :
名無し物書き@推敲中?:2010/01/27(水) 23:20:28
村上春樹じゃなくてブローティガンは確かにゆとりには厳しいかもw
「アメリカの鱒釣り」は一度は読むべき価値があると思うけど
12 :
名無し物書き@推敲中?:2010/01/28(木) 18:39:41
今はドライな時代だからじめっとしてないアメリカ文学はおすすめかもね
カート・ヴォネガットとかブコワスキーとか
あとヘイスタック・カルホーンとかキラー・コワルスキーな。
14 :
名無し物書き@推敲中?:2010/01/29(金) 19:30:04
確かにネット断ちしないと読書って不可能だよな
15 :
名無し物書き@推敲中?:2010/01/29(金) 19:55:07
iPadで読める環境になるんじゃん?
16 :
名無し物書き@推敲中?:2010/01/30(土) 13:58:42
俺は谷崎潤一郎は新潮文庫じゃないと読まない
17 :
名無し物書き@推敲中?:2010/01/30(土) 16:03:44
せっかく日本人に生まれたんだから高野聖くらい読んどけよ
18 :
名無し物書き@推敲中?:2010/01/31(日) 16:51:03
見開きA4(A5/2面)のデバイスが欲しい。
19 :
名無し物書き@推敲中?:2010/01/31(日) 17:08:16
創作文芸にこういうスレをたてる意味があるのか
ゆとりにバカにされたオヤジがストレス解消してんだろ
好きにさせてやれ
21 :
名無し物書き@推敲中?:2010/02/01(月) 18:22:28
別に本読まなくても小説は書けるからな
22 :
名無し物書き@推敲中?:2010/02/02(火) 16:55:05
それはそうだ。
活字離れと学力低下って別問題だよね。
小説読んで理系科目の成績なんざ上がるわけない。
24 :
名無し物書き@推敲中?:2010/02/02(火) 20:04:29
文章題読んでも意味不明な奴は理科系以前なんだが。
25 :
名無し物書き@推敲中?:2010/02/02(火) 20:20:10
教科書の文章読んで意味不明なやつなんかいるわけないだろうが・・・
なにいってんだこいつ・・・
馬鹿文系脳こえー
そういうニュースはテレビで見かけるけど、
文章題理解できないって単に勉強不足なだけだろ。
27 :
名無し物書き@推敲中?:2010/02/03(水) 15:01:00
ゆとりは勉強不足で学力低下って、そのまんまの三題噺だ。
28 :
名無し物書き@推敲中?:2010/02/11(木) 00:03:03
ゆとり及びひきこもり、ニートの方に中原昌也のソドムの映画市という本を
おすすめします。読めば何とか生きていこうという気になるはず
大きなお世話
30 :
名無し物書き@推敲中?:2010/02/15(月) 18:31:51
つべこべ言わず石原慎太郎読め
活字離れの何がダメなんだ? 大体から読書感想文なんかやってて小説嫌いにさせてるのだ誰だ
読書感想文書いたこと一度もないけど、
感想書くのを強制させるって変な話だよな。
感想って気に入ったものに自発的に書くものだろ。
いや。そんなことないよ。
何にでも感想を求められるだろ。有名になりゃ。
その時のための練習が読書感想文だ。
34 :
名無し物書き@推敲中?:2010/03/04(木) 19:48:58
平成生まれにとって、文章を書くのと読むのとではどっちが
しんどいのかな
だから、創作文芸でそんな質問をしてもしょうがないだろう
読書感想文がダメというより
書き方を教えないでポンと渡す大人がダメ。
>>33 そう言われてみればそうだな。そのための練習なのか。
有名にならなかったら意味ないけど、
学校の勉強も直接役立たないもの多いしその一つってことか。
38 :
名無し物書き@推敲中?:2010/03/18(木) 18:55:47
最近平成生まれのデビュー作読んだけど、ベタな固有名詞を連発してるとこを
除けば構成や描写もきちんとしてた。やっぱ年齢じゃなくて才能でしょ
39 :
名無し物書き@推敲中?:2010/03/23(火) 19:22:04
若い作家志望者で村上春樹をはじめて読むんだったら1q84より中国行きのスロウ・ボートとかを
読んだ方が絶対勉強になるぞとマジレスしとく
40 :
名無し物書き@推敲中?:2010/03/23(火) 20:37:28
馬鹿め
読むならハルキよか龍だ。「愛と幻想のファシズム」読んどけ。
41 :
名無し物書き@推敲中?:2010/03/26(金) 19:46:19
ガイアの夜明け見れば読む必要なし
判断力批判
43 :
名無し物書き@推敲中?:2010/03/27(土) 16:10:42
村上龍だったら素直にコインロッカー・ベイビーズで
いいんじゃないか? 一冊選ぶとしたら
44 :
名無し物書き@推敲中?:2010/04/07(水) 19:07:13
半島を出よ読むんだったら昭和歌謡大全集を読むべし
45 :
名無し物書き@推敲中?:2010/04/17(土) 19:31:21
今は自作自演の時代だから、その先駆者として活躍した三島由紀夫とか
読むと良いんじゃないか。映画に出たり、駐屯所で自決したりとか
46 :
名無し物書き@推敲中?:2010/04/19(月) 18:57:20
新宿市ケ谷系自作自演
小説は馬鹿と暇人の読み物だというのに
アカデミックエリートは小説なぞ読まんよ
論文に目を通すので忙しい
48 :
名無し物書き@推敲中?:2010/05/01(土) 01:02:40
ニーチェの善悪の彼岸を読め
49 :
名無し物書き@推敲中?:2010/05/11(火) 20:06:23
どうせだったらプラトンとかソクラテスから読んだ方が良い
プラトーンとソークラテースかな
ソーソーソークラテスかプラトンかー
52 :
名無し物書き@推敲中?:2010/05/29(土) 10:03:42
ゆとり世代は
結局
バカなんだから
大学行っても
無駄
ゆとり世代は
テレビ番組制作の
ADをやるとか
一生懸命
人生に耐える努力をせよ
53 :
名無し物書き@推敲中?:2010/05/30(日) 18:50:43
ipadだと縦書きの原稿書けないから買う気にならん
54 :
トマソ:2010/06/29(火) 12:13:28
世代に関係なくバカな奴はバカ、バカ・常識知らず=ゆとり世代とかいってるやつは考えが足りない
本なら夏目漱石は読んだ方がいい
「バカって言うやつがバカ」というのは実はなんにでも当てはまることのようで、
「ゆとり」と言って罵る人間もゆとり世代の者であることが多いらしい。つまり身内で罵倒し合っているというわけだ。
世代で仲間意識をもつなよ。
57 :
w:2010/06/29(火) 22:08:16
確かに大学行っても無駄だろうねー
もぅゆとり教育だけで今の若者ができたんじゃなく、社会が変わってしまったと思う
が どうでしょうか?
58 :
名無し物書き@推敲中?:2010/07/23(金) 02:43:35
ツァラトゥストラでも読め。一応物語としての形をとってるし哲学書にしては読みやすい部類。
なんの意志もない娯楽小説群は読んでも無駄。馬鹿になるだけ。
とくに最近話題の小説は文章が稚拙でひどいもひどいお
59 :
名無し物書き@推敲中?:2010/07/23(金) 03:58:45
こんばんは、伊藤ゆとりです。
ボンジュール、ユトリロです。
60 :
名無し物書き@推敲中?:2010/08/08(日) 13:29:33
今、作家を目指すんなら純文学と世界文学とミステリとSFの古典全部を
押さえてないと問題外。求められるのはハイブリッドな作家
61 :
名無し物書き@推敲中?:2010/08/08(日) 13:43:29
ラノベを読め、ラノベを。
>>47 創作板でなにをぬかすw
馬鹿だなあってしみじみ思う
63 :
名無し物書き@推敲中?:
真夏の宿場は空虚であった。ただ眼の大きな一疋(いっぴき)の蠅だけは、薄暗い厩(うまや)の隅(すみ)の蜘蛛(くも)の巣にひっかかると、後
肢(あとあし)で網を跳ねつつ暫(しばら)くぶらぶらと揺れていた。と
、豆のようにぼたりと落ちた。そうして、馬糞(ばふん)の重みに斜めに
突き立っている藁(わら)の端から、裸体にされた馬の背中まで這(は)い上(あが)った。
二
馬は一条(ひとすじ)の枯草を奥歯にひっ掛けたまま、猫背(ねこぜ)の老いた馭者(ぎょしゃ)の姿を捜している。
馭者は宿場(しゅくば)の横の饅頭屋(まんじゅうや)の店頭(みせさき)で、将棋(しょうぎ)を三番さして負け通した。
「何(な)に? 文句をいうな。もう一番じゃ。」
すると、廂(ひさし)を脱(はず)れた日の光は、彼の腰から、円(まる)い荷物のような猫背の上へ乗りかかって来た。