あせだくまんこって愛称は誰が考えたんだ?
953 :
名無し物書き@推敲中?:2009/10/24(土) 11:49:39
化身は失敗
あせだくのまんこは角川ホラー文庫スレが初出
今年の部門賞はどうなんだ?
おまんこはくちゃい
だがそれがいい
去年のゲーハ以上に化身はガッカリ
臭まんこサイコー
蘆江怪談集、尼のマーケで1821円がついとるね!
最新刊なのにw
>>960 発売以来ずっと入荷待ち状態じゃからのう
よっぽど刷り部数が少ないんじゃろか
化身は去年の三兄弟より出足快調。
40〜50代男性客が多い印象。即追加発注。
蘆江怪談集、もう少し配本プリーズ・・・
怪しい書店員情報きたーーーーwww
蘆江は何部入荷したん?
尼の出遅れは
屁のビジネスチャンス
今昔奇怪録
1
この地に移り住んでようやく三年になるが、町会館の掃除に来たのは初めてだった。
自治活動の盛んな地域らしく、溝の掃除や神社の清掃など二、三ヶ月に一度はなんらかの奉仕的な集まりがある。
それらは大体が土日にあり、男手も期待した計画になっているようだ。
面倒くさがりで、なにより人が苦手な私はこれまで全て妻に任せきりだった。
しかし、妻が全く文句も言わずに休日の朝から奉仕活動に出て行くのが却って申し訳なくなってきた。
それで、この町会館の清掃には私も参加したのだ。
私の人嫌いを知悉している妻は一緒に行きましょうと言ってくれた。
二人で家を出ると隣りの鍋島さんも恰度家をでるところだった。
私の所属する自治会8組の組長だから鍋島さんにはこの清掃はマストなのだろう。
鍋島さんはもう定年を迎えたとは思えないほど活動的だ。
ただ、元気は元気なのだが、町会館へは車で移動するようだ。
私たちの挨拶に返事すると灰色のセダンに乗り込んだ。
町会館へは私の足で十分ほどということなので、私と妻は歩くことにした。
二軒先の路地を抜けると一桁台の番号が付いた国道がある。
平日の交通量は多いが、今のような土曜八時は横断歩道を使わなくても横切れるくらいのまばらにしか車は行き交っていない。
それなのに道路脇のコンビニの駐車場はいっぱいだった。
国道を越えると、お屋敷も混在する住宅街だった。
川を右手に眺めて進むと町会館があると妻が教えてくれた。
町会館の場所については回覧板のお知らせにあったのだという。
行き先も知らないで出ていた自分が少し恥ずかしくなった。
頑丈そうな石橋があった。
比較的大きな道が続いており、ここを渡れば町会館かと思ったが、妻にまだ花菱だと字名で否定された。
確かに花菱と記された案内標識があった。
この道は車で何度も通ってはいるのだが、ここに花菱という名が付いていることは知らなかったのだ。
案外、私は看板には注意していないのだなと思った。
川沿いの看板を見て初めてこの川が麦川というのだと知った。
歩いてみると麦川には橋が結構架かっていることがわかった。家も多そうだ。
この辺りは広い田んぼが目立つという印象があったので意外ではあった。
左手には百均ショップの大きな店舗も見えた。
その先の橋を渡ると、すぐに町会館が見えた。
建物はくたびれているが、周囲にゴミは目立たなかった。
中に入るとこれまたよく整えられていて、一体何を清掃するのかと訝しい気持ちになった。
八時半になるともう人は集まっていて、自然と掃除を始めましょうかというような雰囲気になっていた。
鍋島さんは女性に窓ふきを、男性に草むしりを丁寧な口調で指示した。
草むしりといっても町会館の周囲には殆ど草らしい草が生えていない。
雑草が繁茂するのは時期的にもう少し先だ。
花壇もあり、パンジーが植わっていたが、勿論、これは毟ってはいけないだろう。
花壇脇に、短くて弱々しい雑草が生えていた。
イネ科っぽい。スズメノカタビラかなにかか。
そうやって名前がわかるともう雑草ではないし、なんとなく情も移るのだが、
植物種と場所柄から考えてもこの位置にこの草は意識的に植えられてはいないだろうから、
これが草むしりの対象だろうと、残念なような、
やっと私の存在理由を見つけてほっとしたような複雑な気持ちになった。
結局、そのスズメノカタビラの幼い体を根から毟り、
周囲の苔を剥がして草むしりとした。
少しの例外も許さないような厳しい目で雑草を峻別したので、時間は案外かかった。というより潰せた。
この程度でもうっすら汗をかいている。
それで仕事した気分にはなったが、ただ座っていたとしても同じかも知れない。
それに、いくら細かく草を毟っても限界はあり、
近所のご主人方もライバルとして同じ事をしていたわけだから、毟る草が無くなっていた。
それで、中を手伝おうと町会館に入った。
が、中も人手は足りているようだった。
中を仕切っている佐古さんの奥さんが、給湯室で手でも洗って休むといい、と言ってくれたのだ。
お言葉に甘えることにした。
給湯室に続く狭い廊下には、なぜか本棚があった。
中の書籍はどれも幅がある。
手前のものは、背表紙から町の会報をファイルしたものだとわかった。
その奥にはちゃんと製本された書籍がいくつか並んでいた。
町史や地域史の類だったが、中に二冊、『今昔奇怪録』と書かれた本があった。
書名からして怪異を記録したものに違いない。
妙な物もあるのだなと違和感を持った。
手を洗って、廊下に出ると入り口の辺りで妻が同じくらいの年頃の女性三人と話し込んでいるのが見えた。
ここに掃除に来ているくらいだから近所の奥さん達なのだろうが、佐古さんくらいしか知らなかった。
妻は私とは違って近所の人と良く馴染んでいた。
私は人嫌いというのもあるが、ここに長く住み続ける気もなかった。
機会があればもっと中央に出て行こうと思っていた。
ただ、そのための強い行動は起こしていないし、表面にも出してはいなかった。
漠然とまだ幼い娘が小学校に上がるまでには転勤、ことによると転職したいと考えていた。
妻には少しその考えは匂わせていたが、
妻は短い間であっても折角縁があるのだから近所の人とは仲良くした方がいいと考えているようだった。
とにかく、中の掃除は終わったようだ。
それで他の人の作業が終わるまで妻達は話でもして時間を潰しているのだろう。
同じように私も時間を持て余しているのだが、
話をしている妻達の方へ行っても、会話の邪魔をしてしまうに違いないから悪いと思うし、
挨拶するのも面倒なので、行動に困り廊下に立ちつくした。
そのままじっとしているのも変なので、本棚の本でも眺めることにした。
しかし、町史や地域史には興味はない。
まだ、怪談集の方がましだと思い、『今昔奇怪録』を手に取った。
表紙には作者だろう、反孔亭主人とあった。
開いてみると序文があった。古文だ。
活字になっているのなら、現代語に訳してくれてもいいのにと思いながら、
他のページも流して見てみたが、どれも堅苦しい古文で、とても読む気になれない。
諦めて『今昔奇怪録』を返すと、隣りの本が見えた。
同じ本が二冊並べられていると思っていたが、そうではないらしい。
『今昔奇怪録 二』となっていたのだ。
試しに手に取ると、燈拾散人編となっていた。別人の編のようだ。
開いてみるとこちらはかろうじて現代文だった。
第一巻よりも読み込まれているのだろうか、
この第二巻の紙は黄ばんで柔らかくなっている。
さっきの第一巻はもっと白くて、紙も硬かった。
単に作製時の紙の選び方が違うだけかも知れない。
第二巻の奥付を見ると発行は1971年だった。
四十年近く前だ。序文から読み始めようかとまたページをめくると目次が目に付いた。
「ぼうがんこぞうのこと」とあった。
ぼうがんこぞうとは何だろうか。ちょっと興味が湧いた。
以下、「三人相撲のこと」「くびつりのきのこと」「死体生け花の?瓦屋敷のこと」
「みささぎの丸煙管」「忌む屋号」「毒みみず」と、
なかなか面白そうなタイトルが続いている。
(ここまで)
これって、冒頭部分を打ち込んでるんか?
長文コピペ
ちょーうざいんですが。。。。。
嘘神
神は嘘つき。わかっていたはずなのに、その真意に気付けなかった。
あの声に惑わされて、ルールに縛られて、ここまでゲームが進んでしまった。
神の意図するところは読めた。けれどもう遅すぎる。残り、二人。
あと一勝負すれば帰れるのだから、もう引き返せはしない。
「もう嫌だ、こんなことしたくない。早く終わらせよう……」
今にも消えてしまいそうな細い声が聞こえてくる。
水の一滴すら飲めず、窪んでしまった目、喉から漏れる嗚咽。
生きていたい、そんな気持ちが表情から読み取れてしまう。
ほんの少し前まで、友達だったのだから。
「次がラストゲーム。決着をつけよう」
言いながら、昔を思い出してしまう。
ほんの数日前まで、ゲームは遊びだった。
トランプだって、麻雀だって、人の命を奪ったりはしなかった。
物を賭けて遊んでも、たとえ友達から大金を奪うことになっても、ここまで心は痛まなかった。
重くなった足を引きずった。固めて置いてあるゲームの道具を一つずつ手にとって考える。
最後の最後で負けるわけにはいかない。嘘つきと呼ばれてもいい。
運なんかじゃない、確実に勝てるゲームを選ばなければ、ここまで生きてきた意味がなくなる。
ふと、思い出した。残り二人、神の語ったルールでは、たしか――。
「来るっ!」
背後でぶおん、と音が鳴った。
振り返ると、埃のような細かな光が無数に集まり、人ほどの大きさの渦を巻いていた。
驚き、壁に背をぶつけてしまう。
光はすぐに収縮し、神の姿となった。
神はこちらを見て、わずかに口元を笑わせた。
心臓の凍ったような感覚。
血液に乗っているように、冷たさが手足へと伝っていく。
視界が狭まっていく。意識が深く沈んでしまう。
どうして、あと少しで戻れたのに……。
〈コーイチの章〉
赤と緑のブロックが交互に並んで長い歩道を彩っている。
霜の降りそうな寒さの中、きっと朝になれば白くなるんだろうな、
なんて考えながら俺は自転車を押し歩いた。
もう十一月が終わる。それどころか高校生活も。
就職か進学かとっくに決めていなければいけないこの時期、
俺とヤスは現実から逃げるように馬鹿話をしては笑っていた。
片耳にはめたイヤホンが音楽を鳴らして、眠気を忘れさせてくれる。
「そういや昨日の番組さぁ」とか「隣のクラスの女がよぉ」とか
くだらない話をしているうちに、自宅が見えてくる。俺は軽く手を振った。
「じゃあな、また明日」
「おう、学校で」
イヤホンを外して鞄に詰め、母ちゃんの車を傷つけないように注意して自転車を隣に止めた。
学生服のポケットから携帯電話を取り出して、時刻を確認する。
もう「明日」になっていたみたいだ。
いつものことながら、ヤスと喋っていると時間を忘れてしまう。
母ちゃんを起こさないようにそっと玄関のドアを開く。
すぐに風呂場に向かった。
汗はかいていないけれど、冷えた身体を温めたかった。
シャワーで一日の疲れを洗い落とす。
湯にあたって頭がほんのりぼやけてくる。
ああ、鞄、自転車に置き忘れた、とかぼんやり考えながら、濡れた髪をバスタオルで拭いた。
寝巻きのスウェットに着替えると、すぐに自分の部屋に向かい、ベッドに飛び込む。
「あー、幸せ。そうだろ、なぁ」
ぐわんぐわんと跳ねるベッドに話しかける。
このベッドはいつだって俺の独り言を聞いてくれる。
涎まじりの寝言だって、悶絶しそうな恥ずかしい言葉だって、文句一つ漏らさず受け止めてくれる。
だから今日もそっと呟かせてもらう。
――俺たちは最高の仲間。うん、間違いねぇ。
弟のユーヤを失ったのは四年前。
鬱になって、植物みたいな状態でベッドに根を張っていた。
一年近くもの間、俺にとっての世界はこの部屋だけだった。
ヤスが「外」を知らせてくれなければ、今もまだユーヤの死を嘆いていただろう。
ヤスは俺と同じく家族を、母を失っていた。
ずいぶんと荒れた生活を送っていたみたいだけれど、大切なものを見つけて変わったらしい。
そして俺を慰めてくれた。外の世界を教えてくれた。
おかげで今、俺はたくさんの友達と充実した日々を送れている。
でもなユーヤ、お前を忘れたわけじゃねえぞ。
お前にもし会えるなら、俺はどんなことでもする。
でもそれはありえない話。だからこそお前のぶんまで生きるつもりだ。
お前のぶんまで楽しむよ。心配すんな、みんながいれば大丈夫だ――。
ゆっくりと夢に入り込む。いつもと変わらない夢に。
朝起きることの辛さを俺は知っている。
手に触れる空気はあまりに冷たい。温かい夢の世界に入り浸っていたくなる。
ぼんやりとした意識で俺は、夢と現実の狭間に迷い込んだ。
ここではありとあらゆる理想がまぶたの下に投影できる。
財布にぎっしりと金が詰まっていたり、学校中の女子に好かれたり。
けれどどうせなら、もっと幸せな夢が見たい。
二年間片想いを続けている相手、ユミを思い浮かべた。
場所はどこが良いだろう。居酒屋に行ってみたいな。
こんな時期じゃなければ海で泳ぐのも良いかもしれない。
動物園でデートするのも楽しいだろう。でも、やっぱり。
もくもくと白い煙が立った。すぐに空気に薄れていく。
目の前には見慣れたテーブルがあった。
ここは自宅のリビング。ユミがテーブルを挟んで椅子に座っている。
ユミがテーブルに乗った肉じゃがを箸でつつく。
「あんまり、上手く作れなかったけど」
俺は?が張るくらいに肉じゃがを口に詰める。丸飲みして答える。
「別に気にしねぇよ。むしろうめぇじゃん」
きっとこんなほのぼのとした家庭を築くことが、俺の望みなんだろう。
他のどんな夢よりも穏やかに、幸せに感じられた。
丸い蛍光灯に照らされてつやの増した黒い髪、何もかもをまっすぐに見る瞳、
人を誘い込むような白い肌。ユミは夢でも変わらず綺麗だ。
(ここまで)
スレの無駄遣いヤメレ!
このあほんだら〜
嘘神の切なくヒリつくような心理描写・・・第二の乙一となる予感
なんかゲームの書き割りみたいで萎える。。。。
冒頭部引用は宣伝なのかネガキャンなのかww
長編の冒頭だけ読んで判断はできん。
第2章以降はものすごく濃く奥深い話になり、
しばし茫然となるような強烈な読後感が得られるかもしれんぞ!
嘘神はネラーのハートを掴む文章だ
朱雀門はリア充さが鼻について嫌われるね
文章は激しく地雷臭いが、ただのゲームホラーとは違う何かが予感できそう。
死んだ弟、片想いの相手。これに「神」が絡む青春ミステリー、
男子作家版の辻村深月ホラーになるのでは?
985 :
名無し物書き@推敲中?:2009/10/24(土) 14:44:27
部門賞二冊、ゲットだぜ
巻末の既刊広告だが、トンコと粘膜はあるのにゲロはスルー ザマァ
嘘神だけどいまんとこ予想通り山田悠介です
角川の蛙切りの噂は本当だったか
朱雀門のはどうよ?
だが嘘神は売れる
糞な小説ばっかだな
992 :
名無し物書き@推敲中?:2009/10/24(土) 15:03:03
\(^o^)/
>>986 ザテレビジョンに出てたよ
春の新作アニメ紹介
嘘神の露骨な宣伝工作は
本人乙?
担当編集乙?
田辺さんもう荒らしは止めて下さい
996 :
名無し物書き@推敲中?:2009/10/24(土) 15:10:56
新スレ立つまで
アンチスレに一時避難よろ!
立ち読みのコピペだろ
岐阜のような入荷遅延地域住民へのサービスw
田辺粘着の自作自演バレバレだぞーーー!
また岐阜県民か!
朱雀門の感想まだ?
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。