惑星工学SFでは、
アニメ「風の谷のナウシカ」が圧倒的に面白いので、
わざわざ拙作を紹介したのは、失敗であった。
反省し、おわびいたします。
生命工学SF
「逆行の夏」
男と女を自由に変われる性転換手術の発達した未来での性経験。
も加えておく。
記憶喪失さん、乙。
私が攷へてゐた事は、既にやり盡くされてゐた樣だな。故に、寢るか。
すごいな。
自分も相当SF好きだと思っていたが、
半分くらい知らないのがある。
未読のやつ、読んでみます。ありがとう。
絶版が多くてつらいところだけど。
26 :
名無し物書き@推敲中?:2009/08/24(月) 18:24:52
いい大人がミステリーだのSFだのファンタジーだのよむなよ馬鹿
(;^_^) <
>>26はアホか。
大人にしか、理解できない空想があるのさ。
春樹も竜も結局はSFを書くのだよ。
なぜなら、思考の最先端がSFにあるからだ。
28 :
名無し物書き@推敲中?:2009/08/24(月) 18:39:46
S すごい!
F ファック
29 :
名無し物書き@推敲中?:2009/08/24(月) 18:56:49
思考の最先端はいつだって哲学だよ
>>29 じゃあ、現代最先端の哲学って何よ。
生命倫理か?
環境政策か?
かつての、SFじゃん。
31 :
名無し物書き@推敲中?:2009/08/24(月) 19:07:02
スラデックだよ
(;^_^) <うへえ、読んでない。
>>31 マイナーなSFを出して、勝った気か?
こっちは有名どころしか出してないよ。
33 :
名無し物書き@推敲中?:2009/08/24(月) 19:42:57
VIP
有名じゃないの?俺でさえしってるくらいだし
ミステリのほうがおもしろいけど
35 :
名無し物書き@推敲中?:2009/08/25(火) 02:35:43
>>12 同意。あれは映画の力もあるが原作の斬新さもすごい。
36 :
名無し物書き@推敲中?:2009/08/27(木) 18:10:21
ミステリ好きには馬鹿にされそうだけど
ハリーポッターの伏線回収はすごいと思う
普通は魔法でなんでもOKってなりそうなのに
37 :
名無し物書き@推敲中?:2009/08/28(金) 14:50:28
伏線なんてのはこどもむけエンタメだけにしてください
38 :
名無し物書き@推敲中?:2009/08/28(金) 19:22:16
月並みですがやはりこれ。
「指先から煙草が落ちたのは、月曜の夕方だった。」
(向田邦子「かわうそ」、短編集『思い出トランプ』より)
1行目からこれ、ってやはりすごい。
39 :
名無し物書き@推敲中?:2009/08/28(金) 22:11:19
何が凄いの?
40 :
名無し物書き@推敲中?:2009/08/29(土) 01:56:56
電話がかかってきたのはスパゲティをなんちゃらと何が違うのか
41 :
名無し物書き@推敲中?:2009/08/29(土) 11:22:40
ドラマで、手からタバコが落ちるのをやると、
今じゃほとんどコントにしか見えないけどね。
小説の読者は2、30年遅れてる気がするよ。
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43 :
名無し物書き@推敲中?:2009/09/07(月) 20:57:04
良スレage
44 :
名無し物書き@推敲中?:2009/09/07(月) 22:49:40
清水義範の初期の短編。ストーリーやカタルシスなんかなくても小説はなりたついい見本。
竹取の翁といふものありけり
通り名もってる爺さんすげえ
46 :
名無し物書き@推敲中?:2009/09/07(月) 23:18:36
俺は、チャンドラーの「長いお別れ」の最初と最後。有名過ぎるかな。
ギムレットの場面が名場面過ぎるけど、あの構成はまさに神だと思う。
何回か読むと、あの終わり方にはこの始まり方しかないような気がするぐらい
美しく無駄が無く、映画にたとえると、ワンショットで作品のすべてを暗示するようなカメラ回しなのに
これからなにが起こるかまったく予想させない。
全く本筋の殺人事件と関係ないショットで緊張感のかけらもないのに、
終わってみれば、あの出だしに意味があると膝を打つ感覚。
男の友情という見えないものを友情という言葉を使わず見事に核心を突いた名作。
模倣者をたくさん生み出したのにいまだに超えるもののいない名作の出だしとエンディングだと思います。
47 :
46:2009/09/07(月) 23:30:01
あと、これも有名過ぎるけど 老人と海 の出だしと最後。
すごいと思うよりもはや教科書って感じ。
贅肉のない肉体美のような、自然そのものの美しさを感じさせる文章。
潤沢な描写が女性美とすれば、まさしく男性美
最初と最後がきれいに輪になって閉じるような小説早く書きたいな。
>>38 向田邦子は脚本もすごいよね。ト書きがうつくしささえ感じる。
48 :
名無し物書き@推敲中?:2009/09/08(火) 00:25:02
ありきたり。
49 :
名無し物書き@推敲中?:2009/09/11(金) 21:28:47
「小野さん、真面目だよ。いいかね。人間は年に一度位真面目にならなくっちゃ
ならない場合がある。上皮ばかりで生きていちゃ、相手にする張合がない。又
相手にされても詰るまい。僕は君を相手にする積で来たんだよ。好いかね、分ったかい」
誰が何と言おうが「虞美人草」は良い。ありきたりなどと吐かす奴は詩ね。
50 :
名無し物書き@推敲中?:2009/09/12(土) 01:14:43
ってか何で妙にかたっくるしい文章ばっか並べるんだ?
そんなの喜ぶのは俺達みたいなワナビか一部の文学好きだけだろ
51 :
名無し物書き@推敲中?:2009/09/12(土) 01:16:00
と、思ったんだけど良くみたら普通にあった
まんこ
漱石の「夢十夜」
これを明治時代に書いていることに身震いした
53 :
サワヤマ ◆M590ctbPns :2009/09/12(土) 02:47:08
佐藤亜紀のミノタウロス。
ロシアの田舎地主の野蛮な少年を主人公にしたノワールぽい大河文学。
「単純な世界は美しい――
単純な力が単純に行使されること――それが何の制約もなしに行われること。
こんなに単純な、こんなに簡単な、こんなに自然なことが、何だって今まで起こらずに来たのだろう。
誰だって銃さえあれば誰かの頭をぶち抜けるのに、徒党を組めば別の徒党をぶちのめし、血祭りに上げることが出来るのに、
これほど自然で単純で簡単なことが、何故起こらずに来たのだろう」。
馬鹿な主人公の台詞なんだが、読んだとき身震いした。
>>53 馬鹿な主人公の台詞なのに単純な世界とか単純な力とかおかしくね?
自然とか単純とか簡単とかというのは、
人工、複雑、困難みたいな対になる概念を知らないと思い浮かばないんじゃないか。
対概念が分かってる段階で馬鹿じゃないんじゃないの。
55 :
名無し物書き@推敲中?:2009/09/12(土) 14:14:15
佐藤アキなんか読んでる時点でどうしようもないかと
>>54 読み方にも依るが主人公は野蛮で馬鹿だな。
ミノタウロスの逸話に準えてあるだけあって。
是非読んでみてくだせえ。
57 :
名無し物書き@推敲中?:2009/09/13(日) 12:20:26
僕は見たあの限りなく透明に近いブルーを」村上龍
蝉がちきしょうとないている」長渕剛
人間は考える葦である」パスカル
考えている私は宇宙よりも大きい」三田誠広
注ここで云う私はパスカル
たとえ貧血で倒れともうとも前のめりに」青木さとみ
私は生きるこのニューヨーク.スラム街で」有吉佐和子「非色」
なんか池田大作や大川髢@とかが好きなんじゃね?
59 :
名無し物書き@推敲中?:2009/09/13(日) 14:15:20
おまえよーーーパラドックスに陥ってるんじゃね?
私は嘘つきだ「クレタ人のパラドックス」
くだらん近代宗教よりも文学は私の数狂倍超えている」熊嶋晋一
60 :
名無し物書き@推敲中?:2009/09/13(日) 15:53:10
赤塚不二夫のマンガだけど(心のボス三人組)
61 :
記憶喪失した男:2009/12/14(月) 14:25:18 BE:553956252-2BP(0)
(;^_^) <あげるぜ。
世界SF短編全集の編集には、おれも参加したいな。
62 :
名無し物書き@推敲中?:2009/12/14(月) 17:26:03
小説のここがすごい、ところ
なんだろう。えっと、えっと、ああああああった!!!
なまぽでも小説のようなものが書ける!!!!!!
63 :
記憶喪失した男:2010/02/14(日) 19:37:46
あげ
64 :
名無し物書き@推敲中?:2010/02/20(土) 13:31:48
村上龍「愛と幻想のファシズム」
「俺の口調とは裏腹に、記者会見はなごやかな雰囲気で終わった。俺が退場する時に
拍手する者もいた。安心したのだろう。俺が失業者や浮浪者の味方であるかのような
発言をしたので、安心したのだ。それはゼロの指示だった。失業者や浮浪者はたった
今全部死んだ方がいいに決まっている。」
65 :
名無し物書き@推敲中?:2010/02/21(日) 18:47:22
66 :
名無し物書き@推敲中?:2010/03/05(金) 15:07:24
「片腕」
最初から最後まで。
志賀直哉「小僧の神様」のラスト。
思わずムムムと唸ってしまった。
福井晴敏の、「川の深さは」とか
69 :
記憶喪失した男:2010/05/03(月) 19:40:38 BE:443165524-2BP(50)
あげ
70 :
名無し物書き@推敲中?:
SFだけど、デイビッド・ブリンの知性化シリーズは名作、たぶんバロウズの火星シリーズみたくSFの古典になるね
あの世界観ていうか、背景設定で大風呂敷の広げっぷりっていったら見事の一語に尽きる
それを最後にはどうにかマトメるんだから、大した技量だわ