262 :
名無し物書き@推敲中?:2010/07/29(木) 20:58:43
>>261 ほう、さっそく釣れましたね。
じゃあ、芥川龍之介の「羅生門」のテーマって何だったんでしょう?
263 :
名無し物書き@推敲中?:2010/07/29(木) 21:38:46
音楽にとってのテーマというのもあります。
この場合プロットに類する言葉はリズムとメロディーですね。
絵画にとってのテーマもあります。
プロットに類するのは、構図、色彩、マチエールなど。
映画、漫画、演劇。
れらの表現形式全てに、評価軸として対置される言葉テーマ。
テーマって何でしょうねえ?
スレ違い。以上。
265 :
名無し物書き@推敲中?:2010/07/30(金) 16:48:16
偏差値の低い大学の文学部で「テーマとプロット」について定義させると、
プロット=手段、テーマ=目的という風に答えが返ってくる。
ま、当たらずとも遠からずというセンだが、テーマとは何かという質問は真っ正面からは
答えられないし、答えないのが正解だろう。
その時代の共同主観性における規範ないし価値観に対する共感がテーマであり、プロットとは
時間的変遷を表現形式とする作品の構図、とかコムツカシイことを言いたがるガキもいるがな。
逆に共感へのアンチテーゼだってテーマになりうるし、むしろそっちの方が多いんじゃないのかね。
出来事を時系列に並べたのがストーリー、時系列にとらわれず再構成したのがプロットと分けるのが
世間では普通のようだ。
267 :
名無し物書き@推敲中?:2010/07/31(土) 00:05:43
プロット=手段、テーマ=目的
ぎゃはは、オオザッパだが、このスレではこれでいいんでない?
論語読みの論語知らず。
プロット語りのプロット使えず。
プロット断片 その1
舞台は雪の降る、雪国でちょっとだけ都会な町。
主人公は現実的な普通の大人を目指す高校2年生。
チェスがすごく強く、頭もすごく良い。そして物事を雰囲気や立体感覚で捉える、あまり普通じゃない人。
主人公は昔、近所の超かっこいいお姉さんと仲良く遊んでいた。
お姉さんはいつも前向きに生きてる。
「希望が大きければ、失う物が大きくてもきっと人生は楽しい」
いつもそう言うお姉さん。そんなお姉さんが主人公は大好き。
ある日、悲惨な事故が起きる。そしてお姉さんは意識不明に。
前のような元気なお姉さんの姿が見たい。
主人公、子供なりに一生懸命お姉さんを助けようと頑張る。
ある日主人公は近所の伝説の神木に、お姉さんと主人公二人だけの宝物=チェスセットを納めて(埋めて)願をかける。
しかし、お姉さんは意識を戻さなかった。失意の主人公。
その後主人公は「希望」を捨て、たいくつな現実を見るようになる。
その課程で、お姉さんやチェスを含めた記憶を「悪い物」として主人公は全て封印してしまう。
現在。本当は頭も良く何でもできるのに、学校では普通人を演じてる主人公。
昔みたいな楽しい刺激的な毎日を送りたい。
でも周りは退屈な日常の繰り返し。普通を嫌うのに、普通を目指す自分をバカにする。
そんな生活で、主人公の心は完全に歪みきってしまった。
自分を否定し続ける日々。
学校では同じようにひねくれた性格の友人を一人だけもち、毎日を過ごす。
普通を演じるのに主人公は苦痛を感じる。
プロット断片 その2
正直、恥さらし的な存在だわ。
主人公はある日、たまたまチェスと触れる機会を得る。
昔のお姉さんとの接点のチェス。しかし本人は昔チェスをやってた記憶は持ってない。
チェスをすれば、苦痛を演じる毎日から逃れられるかもしれない。
本人は別に何も変な感覚を感じることなく、チェスを趣味としてしまう。
持ち前の頭の良さを使ってどんどん強くなる主人公。しかし日本のチェス世界はショボい。
チェス界の現実を見て退屈を感じ、現実から逃げる事を諦めてしまおうと思う。
帰り道途中。寒い中に木の下でチェスをやってる二人の少女がいる。
片方は白い服で明るい少女。もう片方は黒い服の暗い少女。
二人は実は、身体は神木の精気を借りつつ魂はお姉さんの物を使ってる。しかし主人公はその事に気がつかない。
興味本位で主人公二人に試合を申し込み、見事に二人に負ける。
自分はチェスを見間違えてた。主人公は負けを通じてチェスの魅力を改めて感じる。
いつか、少女たちに勝ちたい。
そう思いながら、何か二人がおかしくも懐かしい不思議さに気がつく。
考えると、昔のお姉さんの記憶が少し出てきて主人公は慌てる。
プロットは完結してるけど、諸事情でここまで晒すだけ。
誰も求めてないだろうけど、所詮私はトイレの落書き。
勘弁ね。
何が変わった?
あぁ、なんか読んだことあると思ったら、
前のほうでも晒してたんだな。
相変わらずよくわからんプロット?だ。
箱書きしろ。
ところで、村上春樹って、プロット書いてるの?
おい!
いまだに起承転結なんてクソに拘ってる爺は、流石に居ないよな!
居たら、天然記念物だぞ!
起承転結なんぞ、とっくに都市伝説!
プロットはiPhoneでやるに決まっとる!
>>274 >起承転結なんぞ、とっくに都市伝説!
もう、これだけで馬鹿だとわかる文だな。
プロットを考えるのにもう二十年経った。
まだ完成しない。
278 :
名無し物書き@推敲中?:2010/08/15(日) 15:55:56
>>277 今日片付けようとしてるテーマは何だね。
>>269-270 これじゃ使い物にならないだろう。並べてあるのは結果として伝えたいことであって、
どういう風に伝えるのかが書かれてない。シーンの具体例がない。
「あらすじ」の段階で話は完結させておく。「プロット」は執筆をスムーズに
進める為にあらかじめ整理しておくもの。そんな風に思ってたんだけど。違う?
>>279さん
人に見せる用のプロットと、自分専用プロットがある事を、いつかの私は学んだのですよ。
話は全部できてる。
でもそれを全部書けば良いのかと言うと、それはこの段階では別の話だったってだけ。
いつかの誰かも言ってた。
「プロットを決めても、書いてる内に段々変わっちゃう」と。
私もその一人。
だから私には、ガチガチプロットを事前に書く事が、できない。
だから私には、今のところ、ゲームライターの適性がない。
ところで皆さんに、暇つぶしの議題を一つ。
起承転結と、アクト1・2・3と、序破急の違いって、何だと思います?
まぁ暇つぶし論だから、こんな話はどーでもいいと思うんだけど。
無ければいけない訳じゃないけれど、でもある程度はあった方が良い。
私の中のプロットは、そんな感覚です。
見切り発進、良いのでは無いでしょうか?
失敗が許されるただの作家志望(笑)である私の場合は、ですが。
忘れ物追記。
私の準備するプロット「ある程度」は、全ファイル総合でおおよそ35キロバイト前後です。
あ、もうちょっと少ないかも。
人に見せる用のプロットじゃないならここに書いても意味ないじゃん
「トイレの落書き」と言ってみたり、防衛線張りすぎじゃないか?
起承転結、アクト1・2・3、序破急の違いはそれぞれの出自が
漢詩、演劇、雅楽なだけで、演出法としての明確な違いはないと思う
そもそも便所の落書きを晒す意図は何なの?
感想を求めてるのか?
添削を求めてるのか?
プロットの書き方の叩き台として提示しているのか?
箱書きしてる人、居る?
285 :
名無し物書き@推敲中?:2010/08/18(水) 20:52:16
箱書き???なに???
286 :
名無し物書き@推敲中?:2010/08/21(土) 22:21:38
子供の頃、こういうゲームやらなかったか?
いつ・どこで・だれが・なにをした
という四つの場面のカードそれぞれに各自が好きなことを書き、それを
場面ごとにシャッフルして読み上げ、みんなで大笑いするというアレ
昨日・ラーメン屋で・お母さんが・ゲップをした
というレシが、シャッフルされて他の子供」たちのレシと混ざり合い
2999年・デズニーランドで・お母さんが・宿題をした
という文章になるゲーム。
あのゲームはよいインスピレーションをくれたよ。
287 :
名無し物書き@推敲中?:2010/08/22(日) 06:45:40
わろたw
288 :
名無し物書き@推敲中?:2010/08/22(日) 11:19:14
小説を書いてる奴なら誰もが経験してるだろう
登場人物が勝手に動き出すという現象を
やつらの意のままに書いていけばいい
それが面白いかどうかはまた別のお話
290 :
名無し物書き@推敲中?:2010/08/22(日) 20:09:49
>>288 小説の中に入ってしまったままじゃダメ。
いっぺん引いて、他者(編集者)との客観的な吟味を経ないと作品として昇華しない。
勢いに駆られて書きなぐっただけの連載小説が単行本になるとき全く別の小説になってしまう
のはよくあること。
291 :
名無し物書き@推敲中?:2010/08/23(月) 14:45:24
確かに書き上げた後、作品の外に出て客観視する事は大切だ
ただ通して読んだ時の読後感は作者である自分では分からない
頭の中が白紙の状態で読む事は物理的に不可能だから
自分はストーリーも細部も全て知っているのだから
292 :
名無し物書き@推敲中?:2010/08/24(火) 00:56:59
編集者の仕事は重要なのだよ。
iPadが普及して「読者と作者が直結」なんて未来を描くアホが多いが、
作家というのは何の抑制もないガイキチなのだよ。
編集者という精神分析医がいて初めて他者に共感可能な表現に辿りつける。
花村マンゲツとか渡辺淳一とか、放っておくとエログロしか描けないカス作家でも
編集者のお陰でなんとか一人前の作家になってる。こういう例が殆どなのだよ。
>>292 涼宮ハルヒの憂鬱が投稿時はハルヒの一人称で
出版に際して編集の指摘を受けてキョンの一人称に書き直したのは有名な話
編集の存在は重要だよな
編集者が全てだ。
編集者によって小説家は成り立ってる。
当然だが、編集者は超高学歴の中から厳選された勇者。
じゃあ作家に書かせずに、編集者が小説書けばいいのに
アホ?
役割が違うだろ。
いやん、どう考えてもあほうはあなたでしょん?
編集者はプロデューサー的な?
全てと言ってる方がアホ。
箱書きをすれば良い
302 :
名無し物書き@推敲中?:2010/09/01(水) 15:04:27
作家は果樹、編集は支柱
303 :
名無し物書き@推敲中?:2010/09/02(木) 00:52:54
でもね
編集者から作家に転向した奴が、良い小説家になれるかというと
それに評論家から転向した作家とか、
小説家の亭主の書いたもん読んでる内に、ニョボが作家デビューしたりとか、ムロイ
作家の直ぐそばのご意見番も、なんか勘違いする人が多いんだよね
>>303 だから果樹と支柱のように、持ちつ持たれつの関係なんだよ
305 :
名無し物書き@推敲中?:2010/09/02(木) 01:40:50
とにかく編集者は超高学歴の精鋭なんだよ、アホ!
学歴とアホさに相関関係は認められないことを示すレスだ
小説を甘く見るな豚
あのな、編集者は作家をただの変人としか見てない。
現実を知れや、低脳ども!
編集者にとって作家は鵜飼の鵜
311 :
名無し物書き@推敲中?:
おまえら編集といっても色々なレベルがあるんだぜ。
例えば、漫画雑誌の編集者は、殆どプロデューサーに近い。
「ドラゴンボール」を例に挙げれば、前半のプロットは編集者との合作だし、
後半は有名ゲームデザイナーの原作によるもの。
作者は何の痕跡もなく「鳥山明」となってるけど、本当は原作が数人は入れ替わっている。