模写ってどういう風にするの?
気に入った文章だけをノートとかに書き抜くの?
それとも一つの作品を最初から最後まで?
>>18 丸ごとじゃないと意味が無い。
全ての癖を身につけるつもりで。
20 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/30(金) 09:19:31
好きにしろ
>>17 じゃあ、志賀直哉はやら無いほうがいいってこと?
23 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/30(金) 09:23:39
原稿用紙である必要って何?
俺大学ノートなんだけど…。
大学ノートじゃ駄目だろ。
マス目をどう使うかといった細かいところを真似するところに、意味があるんだから。
で、今の時代だったら全部パソコン上でやるべきだと思う。
本番原稿をワープロで書く人はワープロで、エディターでやる人はエディターで。
25 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/30(金) 10:20:06
マス目をどう使うかって、具体的にはどういう事?
改行は忠実にして写してるんだが。
26 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/30(金) 10:54:24
何を獲得したいかによって写し方は変わるでしょうが
愚かしいねえ
大学ノートじゃ駄目ってこと無いかもしれないけど、「」、<>、・・・・・・、−−みたいな記号類とか、句読点の関係とか、
せっかく模写するんだから、マス目を意識して書いた方がいいよ。
多分やって見ると分かる。
ある程度やると著者の癖が身につくので、長編全部をやるひつようはないだろうけど。
>>26 愚かしいと思うなら、自分のやりたいようにやればいいんじゃない?
29 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/30(金) 11:14:37
>>26 いや、それはわかるけどさ、マス目を気にする事にどんな意味があるのかなと思って。
傲慢な口調で気分を悪くさせたならごめんよ。
>>27 なるほど、サンクス。
30 :
29:2009/01/30(金) 11:17:10
あ、ごめん勘違いしてたっぽい。スルーしてちょ。
>>21 志賀は簡潔すぎて完成度が高すぎるから初心者が下手に真似すると、
ただの味気ない文章になるかもしれんから気をつけろってことだと思う。
でも、そういう危険性はどの作家の場合にもつきまとうと思うけどね。
例えば、三島なんかは志賀とは真逆に近いベクトルの美文を書くけど、
初心者が
>>5の文みたいなのを模写して、
厨くさい装飾だらけで読みにくい文体になることだってあるだろう。
なんにしろ、最初はめんどくさいという気持ちが先にたちやすいので、逆にバカ正直に一字一句
書き写すなり、入力するなりした方がいいと思う。
慣れてきたら、効率的な方法を考えた方がいいかもしれんが。
33 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/30(金) 12:36:47
>>21 彼のように書きたいと思って模写をしても、結局書けるようにはならない。
自分も昔、志賀の模写をしていたんだけど、いざ自分で志賀のように書こうとしてみても、
>>31の言うとおり、ただ物事を羅列しただけの、箇条書きの小説にしかならなかった。
漱石と芥川の言葉があったので、自分の努力が足りないとは思わずに、
あれは志賀にしか書けない文章なのだと諦めたのです。
>>33 逆に、模写してそれなりに文体をまねることができた人はいる?
35 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/30(金) 12:41:25
小学生のとき模写をしたけど、
自習の成果として認めてはもらえなかったよ。
村上春樹の文章はかなり一般的だ。
三島由紀夫は正直一般向きではない。俺は好きだが。
金閣寺を読んだ感想としては、まず難しい、表現が多面的……
ちなみに志賀直哉が小説の神なんていわれるのが理解できない。
近代になって、もっと洗練された文章を書く人が増えてきた。
あの谷崎もべた褒めしてるんだがな。>志賀
文章読本読んでなんとなく凄さが分かった気がする。
川端康成…かな?
39 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/31(土) 03:07:32
>>34 他の作家を模写したことがない。
志賀の小説が好きだったので研究してみて挫折した、それだけのことです。
それだと分からないなぁ。
作風を真似るためには、模写と平行して作品を読み込むことが必要だと思うけど、そういうのはやった?
41 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/31(土) 07:35:20
いまあがってる文豪は写したことないけど
「文章のいみがわからない」と言われた俺が
ノルウェイの森と小川洋子の作品を写したら
「装飾的だし読みやすい」って言われるまでになった
42 :
1:2009/01/31(土) 09:20:38
みんないろいろ意見出してくれてますね
とりあえず、谷崎や三島の文章読本をテキストに、そこからの名文を模写してます
原稿用紙に万年筆と手書きで
一昔前はこうやってせっせと書いていたのだなあ、と感慨深いのと、
やはりただ読むより、文章のお手本にはなります
村上春樹や小川洋子などの「世界でも読まれている」現代作家は淡泊で読みやすい文章を書くよね
やっぱ英語集中化のせいだろうか
ジメジメとした小難しい説教じみた日本文学はなくなるのだろうなあ
色々な作家の模写をやるのは止めた方がいいと思います。
ある時期はこの人の作品だけ、他の人をやるときには、その人ばっかりという風にしないと、
なかなか文体を身に着けるまでにはいかないでしょう。
44 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/01(日) 07:32:14
>>43 作家の文体やリズムを身に付けたいなら、あまり手を広げずに自分がこれだと
思う作家に的を絞って書き写した方がいいかもね。たくさん食い散らかして
結局一つも物になりませんでした、ってんじゃお粗末だし、仮にいろいろな
文体を自由に使いこなせたとしても、器用貧乏って言葉があるようになんか
安っぽい感じがするからね。
ただ名文を書き写す作業って、何も作家の文体をまねるだけじゃないんじゃね?
創作に行き詰まったときにやると、気分転換になったり、読むだけじゃ見過ご
していたその作家特有の切り口にハッと気づいたりして、自分の創作の手助け
になるケースもままあるからね。そういう目的で模写するなら、一人の作家に
限定しないでいろいろな作家の文章を写し取ってもいいかも。もちろん作品全
部を写す必要もないと思うよ。
>その作家特有の切り口にハッと気づいたりして
模写した後に自分の作品を書いて、自分の文中に出て来た使いまわしで理解できって事は何回かあった
向田邦子『父の詫び状』
どこにでもいそうな人のどこにでもありそうな話を題材に
自己主張を抑えた簡易で視覚的な文章を身に着けたいなら是非。
最近、これを丸写して新聞に投稿して佳作とった爺さんの話題が
ニュー速+に出てたな。
48 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/11(水) 13:31:47
ここで模写を勧めているような奴みたいじゃね?
模写が癖になって、そのまま出したんだろ。
哀れだね、模写修行。
49 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/11(水) 13:33:25
はっきりいって他人の文章を模写することに屈辱を感じない奴がry
おまえは何と戦っているんだ
己の惰性を正当化するための聖戦だ!
52 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/13(金) 09:34:20
村上春樹
小川洋子
54 :
名無し物書き@推敲中?:2009/03/16(月) 22:39:26
漫画を100ページ写したらその漫画家に良く似た画風になる
小説を100ページ写したらその作家に良く似た語尾、単語、文章になる
模写して三日以内に書いた文章は見た事も無い言葉遣いの文体になっていたよ
絵とかと同じで、あらゆる人の分を模写していればそれぞれの長所を取り込んだ文章になれる。
ってのを聞いたことがある
模写だと自分の作品を書く時間が奪われるからやらないな。
俺は代わりに真似たい作家の作品を読んだ直後に自分の作品を書く。
これでも結構文体とかが似るんだよな。
練習の練習をしてどうする。
最近じゃ福井晴敏なんか意外にいい文章を書いてると思うな。
文学的ではないが、ちゃんと小説してるし、一定の緊張感と臨場感を出している
59 :
名無し物書き@推敲中?:2009/10/11(日) 10:06:26
今日は指輪物語を書き写してみた。最初からじゃなくて途中を適当に数ページ。
60 :
名無し物書き@推敲中?:2009/10/16(金) 10:56:44
安部公房、筒井康隆、色川武大
61 :
名無し物書き@推敲中?:2009/10/16(金) 12:28:25
庄野潤三
62 :
名無し物書き@推敲中?:2009/10/16(金) 14:13:11
花村満月
63 :
名無し物書き@推敲中?:2009/10/16(金) 18:44:55
ミミリーのうさぎ
何このクソスレ
65 :
名無し物書き@推敲中?:2009/10/16(金) 19:27:35
さようなら、ギャングたち
66 :
名無し物書き@推敲中?:2009/10/16(金) 22:38:45
二十世紀旗手
やっぱり模写するなら太宰治や芥川龍之介などの文豪にしたほうがいいんでしょうか?
自分の好きな現代作家ではいまいちですか?