>>472 その場合は極論するのが間違いだ
エンタメは構造上どうしても妥協の産物にしかならん
留意しないといけないのは、
「地球にしか存在しないものを表すカタカナ言葉」と
「響きがヨーロッパ風のカタカナ言葉」は違うということだ。
前者は(リアリティを追求するのであれば)いかなる場合でもご法度だが、後者はそうではない。
これを区別していない人が多すぎる。
テーブルやベッドなんかは別におかしくないからな
そういえば、元スレでつっこみそびれたんだが、
>>473の姿勢で書くなら、「ミスリル」は完璧にアウトなんじゃなかろうか?
なんで?
異世界にもミスリルという物質があるって設定なんじゃないの
479 :
477:2010/05/09(日) 14:05:06
いや、その「ミスリル」という物質・名称自体トールキンによる創作でしょ?
で、「異世界言語を和訳したもの」という体でやるなら、
(トールキンがそうしたように)その世界固有の名称を音写してカタカナ表記にするか、
(指輪物語の和訳で、Stingをつらぬき丸としたように)和名的な呼び方を付けた方が自然なんじゃないか、と
まあ、その世界でも「ミスリル」と呼ばれる物質がある、とか言うならかまわんが、
それはそれで言語にこだわろうという姿勢に反するだろうし
他の作家の造語を勝手に使っていいかどうかは措くとして、
>>475-476にもある通り、意訳先の言葉をあえて和名だけに制限する必要はないのでは。
和名というのが、「日本語の辞典に載っている言葉」を意味するのか、
「非カタカナ言葉」を意味するのか知らないが。
無理やり和訳しているという前提ならば、魔力を帯びた鉱物を「銅」と言ったり
邪気を払う神聖な鉱物を「銀」と言ったりしても良いわけだ。
一日の長さを衛星の周期によって定義している世界なら「月」が日にあたり、
たとえば「一日は30カ月」という言い回しもありえたりする。
また、舞台となる世界が惑星ではなく衛星ならば昼夜の周期が不安定になり
「1日」という概念がそもそも成り立たないかもしれない。
・・・で、ここまで考えて思ったんだけど、こんなストーリーに絡ませられない
ところにこだわったって、大半の読み手にとってはめんどくさいだけで、
別に面白くは無いんじゃないかな?
482 :
名無し物書き@推敲中?:2010/05/09(日) 17:26:40
言いだしっぺの
>>481が新しい話題で盛り上げてくれるそうです。
話題の話じゃないだろw
いつも戻るとこだけど、設定を作り込むのと、
作品のなかに設定の説明を盛り込むのはまた別なんだよね
設定作り込むのはいいけど、それをどこまで使うかとか、
必要な時にはどの程度、どのくらいわかりやすくできるかが問題で
ミスリルはエルフ同様もうゲームとかでおなじみになりすぎて、
トールキン作だと知らない人多そうだよね
エルフの起源はトールキンじゃないよ。
やたら使われるのはトールキンの影響かもしれないけど
トールキン・エルフ、という新しい妖精像をつくった、ってことですよ。
とはいえ、まぁ、ドラゴンランスというか、D&D小説というか、とにかく米国のゲーム小説の
影響が一番強いわな>現在のエルフのイメージ
いまどき毛むくじゃらとか背中がからっぽなエルフを持ってくるのは……意外と面白そ(ry
トールキンや現在のエルフのイメージはどちらかといえば北欧神話への原点回帰だろう。
中世の微小な妖精・エルフってイメージは、キリスト教への配慮とか他の妖精との混同の
結果じゃないかと個人的には思ってる。
美形で長身のドワーフってまだいないよな
490 :
名無し物書き@推敲中?:2010/05/14(金) 20:31:51
ファンタジー小説の魅力ってなんだろう……
それはファンタジーに限らずエンタメ全般の魅力じゃね
逃げる幅が違うんじゃないか?
現代モノドラマで現実逃避とか無理だ。
自分はノンフィクションとかは好きだけど、普通の現代世界を舞台にした小説はあんまり読まない。
「こんなやついねーよ」とか「こんなことありえねーよ」というのが
ファンタジーになると一気に許容できるようになる。
エピックならってことになるけど、剣劇や合戦の魅力に尽きるかなぁ。
歴史(史実)物だと結末はわかっているし、時代小説だとスケールが小さいしね。
ぶっちゃけ、ロマンスもテーマも乗り越えて、自分の中の破壊衝動欲の解消が主。
映画や漫画だと登場人物が固定されるし、ラノベもそこは同じだから避けてる。
史実ベースにすると銃火器や弓弩が強すぎるし、
そう簡単にキャラに一騎当千やらせるわけにもいかないからね。
魔法理論―とそこから芋づる的に展開される世界観―の構築は設定厨の華だからねぇ
(そこから既に破綻してたり、凝りすぎて逆に行き詰まったり、満足して本編書くのやめちゃったり、とかも込みで)
このスレ的には魔法(またはそれに類する能力・技能)が実在し、且つある程度以上一般に普及しているなら、
戦闘に限らず建築や交通、通信etc...とか、生活基盤の部分から異なるから〜云々と展開していくのがモアベターかね?
電気と魔力を入れ替えただけみたいなのもあるね
懐かしいところだと「精霊がいっぱい!」とか?
「大魔王作戦」を思い出す。
大魔王作戦が手に入りにくいのは、魔法とSFの融合を志す作家志望にとって損失だよなぁ
金属加工技術が存在せず、棍棒に鮫の歯を埋め込んだものを『剣』と呼んでる世界はどうだろう
骨とか石で剣を作るんじゃね
>>502 キリバス諸島ですね?
あと、ヤマ・アステカのマカナ(黒曜石の刃を埋め込んだ棍棒)も非金属製の剣だな
おっきな魚の骨を剣として使えるネトゲなら
アイスウィンドサーガを思い出すな。辺境の湖にだけ生息する魚の頭骨が彫刻の材料として重宝され始めたことで
入植者の町が複数でき、そこを地元の蛮族たちが団結して襲い……という冒頭の展開に、異世界でありながら「そういうこともあるだろう」と納得できた。
「お話」なんだけど、迫真性を感じて没入できたというか(もちろん、人気キャラである主人公のダークエルフの魅力にそこからはまっていったわけだけども
507 :
名無し物書き@推敲中?:2010/07/31(土) 03:49:51
ほしゅあげ
508 :
名無し物書き@推敲中?:2010/08/01(日) 22:13:04
自分だけのオリジナル世界を持っているのは羨ましい。
国の名前一つつけられない。
世界観さえできれば国名とか固有名詞は後付けで良くね?
適当にカタカナ並び合わせればいいんだよ
グレンカイナ王国とか一見それっぽい名前を付ける
別に「北の国」とか「砂漠の国」とかでもかまわないと思うけど。
>>511 グレンカイナ――
現地の古語で「赤き腕」を意味するその名は、
炎を自在に操ったという建国の英雄に由来する。
とか、それっぽい解説も欲しいな
神話からとるのはもうありふれてるからな
古代や中世に存在したマイナー国家から名前をとるのも同じく
GAの編集が世界樹倒れすぎって激怒してた
ついにゲール語辞書かっちまった
ラテン語辞書は3回くらい思いとどまったが4回目の波が……
古語ラテン語辞書買わないとたいへんなことになるよ
520 :
名無し物書き@推敲中?:2010/09/05(日) 17:57:08
フレンチトースト王国
池田大作王国
名前は何かをモチーフにした陳腐なものでも、
世界観や国の設定を作り込んでると案外気にならないよね。
入るときは陳腐だなあと思っても、のめり込んだら忘れてる。