1 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :
こんにちわ。
現代詩のダークスター、さとうしおです。
先のスレッドが詩板で消滅したんで、
また新しく立てさせてもらいました。
ここに。
……。
まったくこんな不毛なことさせるなよな。(運営へ)
おれは、どのような理由で前スレが消されたのかよくわからないんで、
もしかしたら、これ(スレタイ・コテ外し)でもまだ何かしら問題があるのかもしらん。
まあそれならそのときで。
意味がわからない?
つまりだな……、
『詩人になって飯喰っていけるようになりたいと思ってる27歳のおれが、中原中也賞に原稿送ったりするんだけど、その発表までのあいだ暇だからなんか文章載せたりするかなポエム板にも飽きたんでここにってこと』
OK?
板違いだとかそんな真面目なことを言わないで。
「芸術とはルールの外から生まれてくるものなのです」とか言っちゃったりしてな。
ご期待も乞うし。
いいんじゃないっすか
3 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/04(火) 19:49:31
11月4日、火曜日
36度の身体を操縦しておれシャケ茶漬け食ってたんだけど
突如気付くわけだ
あっ……おれ生きてる価値ない
って
おあずけしてた口内のシャケ茶漬け再び噛み出すんだけど
その顎の動きに精彩がないように思われるのは
指がしびれるから
インターンとかぬかす要は仕事の研修で
おれ
防火扉が閉まるときそいつに奇跡的にはさまってそのせいで指がしびれる
歩いてるときとか
腕の振り加減によってびりびりくるのを今さっき発見したよ
人差し指が振り子で後ろにきたときびりびりだな
結局その会社も即、辞めちゃったしいいことない
そう言えばそこの部長さんが言ってたな
「多分、きみは違うんだろうけど……」
って前置きして
「あのね、研修だけしてすぐ辞めちゃう人がいるんですよ。お金は出ますから。研修なんて椅子座って話し聞いてるだけですからね。そうゆう人はブラックリストに載せて会社同士、連絡し合ってるんですよ」
「へー」
それ以外に何か言うことあるか?
まさかぼくがそうですなんてそうじゃないのに
【続く】
4 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/04(火) 19:51:24
……
ああ指がしびれるや
会社を辞めて10日経つけどまだしびれる
さっき歩いてたのは接骨医にいくため
医院は狭いけど全国大会出場したガキ共の治療も行ってる有名な接骨医
なんのスポーティーで全国大会出場したやつらなんだっけっかなそれは忘れた
院内に写真パネルが飾られてた
ピース
わたしたちやりましたピースの集合写真
よかったな
おれは人差し指に貼られた湿布の上から電流流されて
電流流されてって意味被ってんのか?
会社に出社みたいな
これから会社に出社しますみたいな
馬鹿丸出し?
無職?
ニート?
でも電流流されて
おれそのまま流されたまま治療室の端っこの方で放置
先生どっかいった
慌ただしく目の前を行き来する連中
おれ忘れられてるんじゃねえかなって一瞬危惧
見たこともない怪しげな器具に囲まれて
不安
【続く】
5 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/04(火) 19:52:43
神経がイカれてて後遺症が残ったりしたらどうしようとか不安つのる
つのりましたおれときたら
「嘘おっしゃいあんたほんとにつのったのかい?」
頭の中で江戸中期のおばはんが問い掛けてくる
「はいつのりました神に誓ってつのりました」
忘れられたおれの元へボス再来
開口一番
「あっ いたの?」
それはない
さすがにそれはフィクション
「……はい結構ですよ」
よくわからないけど結構なので電極を外された
よくなってるのかどうかよくわからないおれ
とりあえず750円払って出た
6 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/04(火) 19:55:24
こんばんは
中也賞ですか…そういう話は疎いんですけどね
ちょっと聞いて貰えます?
文芸社からちょくちょく原稿依頼がくるんですけど明日、担当の方が直接尋ねて来るそうです
あんまり返信してないし
どういう見解なんだろ…
7 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/04(火) 20:01:45
>>6 詳しい事情は知りませんが……、
おそらくセールス目的なんじゃないでしょうか?
8 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/04(火) 20:04:52
まじっすか
依頼が始まるきっかけのときも教室の勧誘があったけど断った
どうすればいいんだろ
9 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/04(火) 21:22:00
>>8 文芸社はいい出版社だったけど 訴訟騒ぎがあったので評判を落としてしまいましたね
原稿があるなら ここから自費出版するのもいいんじゃないでしょうか
いい編集者がいるかどうか見極めて お決めになったらいかがでしょう
10 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/04(火) 21:29:00
>>1 新スレ誕生おめでとうございます
祝 さとうしお スレッド 新築
11 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/04(火) 23:03:59
>>3-5 改行多すぎって出ちゃうんだよなあ。
けっこー先行き不安かも。
あんまり詩っぽくない小説の断片のようなものと、
即興気味の詩を載せる予定。
12 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/05(水) 07:25:42
お弁当の日
今日は雨が降ってなければ、遠足だった。
雨が降った。
ちくしょう。
あのてるてる坊主、家帰ったら殺す!
灰色の雲の下、給食が出ないからみんなお弁当を持って学校へきていた。
お昼の時間になった。
先生は
「今日は好きな者同士で食べていいよ」
と言うので、ぼくたちは仲の良い7人くらいで出来の悪い戦車みたいに机をくっつけ合って、お弁当を食べることにした。
「いただきます」
を、言い終わる前に、ぼくはなんだか嫌な予感がしていた。
そして真っ先にふたを開けた友達の、その中身を見て驚愕した。
(なんて美しい……、まるで美術作品のような色合いじゃないか…)
ぼくはどきどきしながら
(きっと大丈夫さ)
と、自分に言い聞かせるように弁当箱のふたをずらし、少し中を確かめてみた。
(……おいおい、なんか妙に空白が多いいぜ?)
しかも、おかずは各々そのフリースペースを生かし、本来、収まっているべき場所から大きく逸脱しているものなどが見受けられた。
特に、肉団子とミニトマトのはしゃぎっぷりには目を見張るものがあった。
【続く】
13 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/05(水) 07:26:42
……。
ぼくは、普段のさっきまでの明るいぼくとは打って変わって、まるで犯罪者が時効寸前に警察に怯えるように、一口食べるごとにふたをまた閉め、すこしづつタレのかかったミニトマトなどをついばむのだった。
「……なあ、お前さっきから何やってんの?」
心ない友人がめざとくおれの不審な動作を指摘した。お前は死ね!!
みんなの視線が一斉にこっちへ集まった。
会話が止まった。
(あぁ……もうだめだ…)
ぼくはゆっくりと、自分の弁当箱のふたを開けた。中身を見せた。オープン・ザ・地獄の釜。笑えよ。これがうちのやり方なんです。
隣りの覗き込んだ友人の、“べつにそんなの気にする必要ないじゃん、ねー。という顔をしなくちゃいけないな……”という顔を敏感に察知したぼくは、叫び出したくなる気持ちを必死で押さえていた。
「母ちゃん、頼むよ!!!」
14 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/05(水) 07:27:46
15 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/05(水) 07:43:58
自費出版系の文芸社で受賞しなかったら
趣味すらもやめたほうがいい
16 :
P:2008/11/05(水) 13:58:41
さとうしお ワンダーランド
コートのカタログは 冬を確信していた
あなたの入り口に立った日から
何日目だろう 今は
馬蹄形のアーチの前で
あなたは絶叫していた
「ソーラーカーで 轢き殺すぞ 」
メタボな心は
コレステロールを剥がされてしまった
もう戻れない
コーヒーとケーキな日々に
さとうワンダーランド
しおテーマパークな日々
屍体は観覧車に乗り
崩れ落ちる肉体が香気を放っていた
夢見るために犯し
生まれるために殺した (続きは夜)
詩板は運営に改行規制や文字数規制をさいきょぅらが掛け合った経緯がある。一昨年くらいかな。創作文芸板は規制そのままなので改行多用する詩には向かないかも。
創作物を載せるスレッドはあまり歓迎されないかも。外部サイトにリンク張って作品掲載とかですよ。著作権絡みかしらね。
詩
「Trick or treat!」
ロケット発射台の見える丘。
肩口まで茂る草。
灯台に何かが近づく。
山羊だな。
僕は呟いた。
群青の星々と橙の夕焼け空。
次第に暗闇と対峙する。
(続く)
19 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/05(水) 19:31:49
残された術
射殺された花嫁
笑う
この世界がもうすぐ
終わってしまうことに気付いて
もっと最悪な方法で
死ぬおれたちが愉快でしかたがないのだ
エビフライに
ガソリンをかけて燃やせ
それ以外に わたしたちたちが助かる道はない
ガンジーもそう言ってた
言ってなかったかもしれないが
言っていたような気もするな
そう思い込め
そうすれば まるでそれが現実のような気がしてくるから
20 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/05(水) 19:59:33
さとうとしおの方が良かった。
21 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/05(水) 20:02:17
>>17 著作権ねぇ……。
そんなもん主張するほど、たいした物書きがいるとは思えないけどね、2chに。
運営だって思ってるだろうぜ
「べつに、お前の文章なんてどーもこーもしねえよ」
ってな。
22 :
16:2008/11/05(水) 20:47:24
あの夏の始まりの日から
あなたの変化をみつめつづける
時々エールを送り
気まぐれにメールを届け
ごくまれに ロシアンルーレットを送った
その贈り物が
書かれる筈だった物語を変えてしまったと
自惚れるような
ワンダーランド
でもいつしか
文字の明朝を離れ
その存在の危うさに惹かれていく
詩と日常のすべて
ここにある あなたの物語のすべてに
きっと擦れ違ってしまう 雑踏の人の群れの中では
ほんとは出会うはずのないひと
でも今は あなたの指の傷に心を痛める
そう書き送ることも拒まれている
別のポエジー
23 :
16:2008/11/05(水) 20:49:12
たじろぐ読者を 従えたまま
軽い身のこなしで
あなたは ふわふわと
「ブンガク」を壊し続けている
(でもほんとうはちをながしているのだったらいや)
ふわふわと楽しんでいて
ケサランパサランみたいに
季節があなたを
詠い始めるまで
24 :
16:2008/11/05(水) 20:51:29
はぁ〜 至難の業
ご迷惑をおかけしました
何か抜けてそう
25 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/06(木) 07:37:41
漫画家
おれは、漫画家だ。
ハロー。
ハロー。
そしてそろそろ死ぬかもしれません。
お父さんお母さん、そしてまだ見ぬ未来のお嫁さん、ごめんなさい。
一週間。
もうずっと寝てないんDEATH。
頭の中では連日、ネオ盆踊りが開催されていた。
三日前から部屋の隅っこに不思議な妖精が居座っている。
なるべく見ないようにしている。アシスタントが気味悪がるから。
……。
小瓶に入った液体をぐっと飲み干した。
苦い。
そしてまずい。
だが同業者なら誰もが知ってるあれだ。
一日一本までって書いてあるけど、おれ、のど渇いたらこれ飲んでる。
(そろそろ死ぬんじゃないかな?)
まあいいや、眠くならなきゃそれで。
アシスタントに毎日、代わる代わる薬局に買いに行かせている。
おれがまとめて買おうとすると、店のおやじが不機嫌になるからだ。
「身体に毒だよ」
だって。
そんなのわかってて飲んでんだよ!
おれは憤怒した。
女子高生だって全部わかってて援助交際してんだよ!
してないのか、最近? しらん。
テレビをまったく見てないから。
【続く】
26 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/06(木) 07:38:28
………。
………。
はっ。
いま一瞬、意識、飛んじまったよ。
あぶねえあぶねえって、んっ?
時計の針がやけに進んでるなぁ……。
三時間もだ!!
どうやら寝ちまったらしい。
冷蔵庫の前で突っ立ったまま……。
ちっ。
この薬、飲んでも前みたく全然ギンギンにならねえなあ。
身体に抗体が出来てるんだろう。
余計な真似しやがって。
仕方ないからおれは、烏龍茶が入っていた空の2Lペットボトルに、買ってきたその小瓶の中身をすべて注いだ。そして飲んだ。
「んごくごく」
玄関の扉を開けてやってきたアシスタントが、呆然とそれを眺めている。
プフゥ。
おれは飲み干した。
おかげでやっとやる気になった。
「おい、早く座れよ」
アシスタントは一瞬びくんとして、動き出した。
まったくどいつもこいつも使えねえやつばっかりだ。
27 :
P:2008/11/06(木) 13:01:30
んごくごく
あなたはツボを知っているようね
からだは食べ物からできている
たべものとねむりと少しの会話
それだけあれば
からだはできる
何十日かに一度
からだはすべて入れかわっているのよ
あたしはずっとあたしのままなのに
からだはすっかり別のひと
毎日あたらしいあたしと話をして
ちゃんとあたしにしなくちゃいけない
ほんとうはすごくいそがしいの
あたしのことだけで精一杯
それなのに何 その食生活
ああちがう それなんていったっけ
へんなドリンク
やめたほうがいいわよ なんて
何回も言っているから もう言いたくないんだけど
わかっているわよ
自分をすてていきたいんでしょ
そんなふうにして自分をこわして
何か別な生物になりたいのね
その生物に語らせたいのね
こわれかけの別の生物と
会ってみたいんでしょ でもちょっと待って
28 :
P:2008/11/06(木) 13:03:19
ちょっと待ってって プロバイダーが言っているかもしれない
キーボードが動かない
きちんとそっちに行ってる?
あたしのことばが ただのがらくたに
なっているみたいね
もともとごちゃごちゃなことばだったから
きょうのあたしがまちがえたみたいね
へんなドリンク
ほんとはのんでみたいなんて
きのうのあたしは言っていたみたいだけど
きょうのあたしにはきちんと話したはずなのに
またまちがえたわ
プロバイダーのせいじゃないかもしれない
ああ そのドリンク
あたしにもちょうだい
なんて だれがいっているの
きょうのあたし?
それとも きのうの‥‥
29 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/06(木) 15:53:51
この板は人が多いんだな……。
ポエム板が少な過ぎただけか。
30 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/06(木) 19:38:03
自分の部屋
この部屋で
おれは死んだふりをしている
実際、死んでるのかもしれないが
多分、生きてると思う
死んだふりしてる期間が長くなりすぎて
自分でもよくわからないんだ
だから家族なんかにわかるわけがない
母親に言わせると
おれはもうすでに死んで八カ月、経ってるらしい
「なんで腐らないのかしらね……」
真顔でおれの顔を覗き込んで言ったことがある
「……それはね」
妹が言った
「おにいちゃんは、まだ、いきてるからよ」
新鮮な言葉だった
おれが生きてる?
「おにいちゃん、おきて、あさだよお〜」
おれは数年ぶりに目を開け起き上がることにした
かわいい妹の頼みだ
「………」
だが視界に真っ先に飛び込んできたのは握りしめられたラジカセだった
「オニイチャア〜ン」
そいつがしゃべっていたのだ
【続く】
31 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/06(木) 19:39:03
完全に騙された!
ラジカセを持っていた親父が言った
「……ようやく起きたな、春彦、お前が死んでる間、新しい妹が出来てるとでも思ったか? 残念だったな、お前のパソコンを見させてもらったよ…… 一際、目立っていたのは“妹系アダルトゲーム”の存在だ」
おれの欲望を利用して、現実世界へと引き寄せたのだ
「くそっ」
親父は言った
「さぁ、起き上がれ もう十分、死んだふりをしたはずだ」
親父の毛まみれの太い腕が顔面に伸びてきた
おれはまだ妹を諦めきれなかった
「父さん……、実はぼくに血の繋がってない妹がいるなんてことはないの? もちろん美女」
父さんは呆れて言った
「いるわけないだろ…… いや、ちょっと待てよ」
親父は早速、妻を殺して山に埋めた
そしてかわいい連れ子がいる未亡人と結婚をしたのだ
「一人息子のためだもんな…… これくらいのことしてやらなくっちゃな」
親父はにっこり笑った
家族っていいなって思った瞬間である
32 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/06(木) 23:44:58
創作文芸板にきたんで、
軽く自分の嗜んで(←こんな字書くのか)きた文芸作品など。
興味無い?
そんなの知るか!
こっちは慣れない場所でがんばってるんだ。
付き合え!!
おれの自己紹介をよく見ろ、穴が開くまで。
で。
ええっと、
まず始めはなんだったっけ?
高校の頃の“吉本ばなな”だ。
文庫でした。
ベネッセ。
初期ものですね。
キッチン、つぐみ……。
最近はまるで読み返していません。
【続く】
33 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/06(木) 23:46:08
次にハタチぐらいの時、島田雅彦を一通り読みました。
吉本ばななと対談してたんですね。
すぐ卒業しました。
そして同じく吉本ばななと対談してた高橋源一郎にはまりました。
しばらく卒業できませんでした。
その後、町田康を経由したりして、
最後に中原昌也に夢中になったのが、いまのところです。
実際、創作に影響を受けたのはこんなもんです。
略してないです。
すべてです。
少ないですね。
“人間失格”も“カラマーゾフ”も“なんとか夫人”も読んでません。
これから読むかもしれません。
根が怠惰なんで、あんまり小説を読まないんです。
普段はマンガばっかです。
最近はそうでもないか……。
あんまりおもしろいマンガ無いし。
“ひまわり”とか読むと和むな。
“闇金ウシジマくん”とかも読むけどな。
34 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/07(金) 07:13:21
おれとお前
やることもないから平日に近所をぶらぶら歩いていると、すれ違う顔ぶれにもよく会う人がいるのを発見する。
その中の一人に、中学の頃の同級生で当時いつもマジックテープの靴を履いてきていたやつがいた。
(あいつ……、やっぱり社会には適応できなかったのか……)
なんて思う。
べつに会話はしないけど。
……。
おれは今、お前の目にどう映っているのだろうか?
そんなことをふと思う。
あんなに頭良かったのに、とか思ってるんだろうか?
勉強ができるのと頭の良さとは全然、関係がないんだぜ。
そんなこともわかってないなら相変わらずお前は馬鹿だよな。
詩人だよ。
しじん。
しかも毎日、何していいかさっぱりわかんないから、“現代詩手帖”と“ユリイカ”に投稿して、あとはこうやってぶらぶらしてるだけ。
ちなみに一度も載ったことはない。
【続く】
35 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/07(金) 07:15:17
おれ、あの頃ずっとお前のこと馬鹿にしてたよな。
思いもしなかったよ。
十年後、家の近所をお互いぶらぶらし合って、お互い目を逸らし合うなんて。
案外、似た者同士だったのかもな、おれもお前も。
詩人も無職も。
だってこんな風にいつもぶらぶら歩いていて、お前以外の同級生に一度も会ったことないぜ?
みんな何かやってんだよ。なんか。
すげーな。
詩人。
ははっ。
詩を書く人。
社会の掃きだめ。
36 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/07(金) 19:40:02
インセイン・ガール
空を飛べると思ってた
わたしは
かなり
頭がいかれていて
学校が
崩れ落ちる夢を見ては
不気味に微笑んだ
「好きです」
告白された
まただ
わたしがかわいすぎるからだ
でもわたしの頭の中は誰にも把握できない
こいつらは
結局わたしの顔が好きなだけ
それなら そう言ってほしい
「あなたの顔が好きです」
それならおや? と思う
好きですとかなんとかありふれたなんの興味もひかない言葉
初対面のやつにそんなこと言われたってどうしていいかわからない
消えろよ
【続く】
37 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/07(金) 19:41:05
わたしは図書館に寄って今日も黒魔術の勉強
いつかゾンビがこの街に大量に溢れるとき
わたし一人だけは冷静にそいつらを駆逐していきたい
退屈な毎日が続きます
こんなのだったらいっそのこと続かなくてもいい
屋上に昇る
風が強く吹いていた
わたしは
(今日は飛べるかもしれない……)
と
両腕を翼のように広げて 一番、端へ身を乗り出す
38 :
P=プシケ:2008/11/07(金) 21:29:20
君だって 駄作 書くだろ
手をキラキラさせただけだよ ご祝儀 ご祝儀
39 :
P=プシケ:2008/11/07(金) 21:33:14
溌剌と言葉をくり出している君
手品やあやとりや鬼ごっこ
君のショーはおもしろいよ
いつもめくるめく番組にチャンネルを合わせる
でもあの時
君のわき腹に血が流れているのが見えた
何日も 血は密かに流れつづけ
青い顔をした君は それでもショーを続けていた
ぎこちない手足の軌跡が 画面を砕きはじめる
さとうしお教室一期生のあの子は
サーバーのダムに
大道芸と身を投げた
壊れる音がみっともなく落ちていく
君は生きかえった
それを笑って 君は
あたらしいギャグを思いついた
君は気付いていない
もうあの子がいないことを
こわれてしまったあの子は
すこしうれしそうに君のそばにいる
あの子であるガラクタな言葉は
まぶしい君の番組のために
すてられてしまった
40 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/07(金) 21:50:28
41 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/07(金) 23:38:03
>>40 そうかね。
わりとこうゆうのは人を選ばないのかもしらん。
『中原中也賞』は、
原稿用紙ではなく、本の形で募集しているめずらしい賞なのだが、
ようやく印刷屋に頼んでいた本が完成。今日、家に届いた。
なんとか今月末の〆切りに間に合いそう。
新しいバイトの研修に行ってきた。
初日だよ。
早くも辞めたい。
一ヶ月は続けようと思う。
42 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/08(土) 07:22:13
通勤
わたくしはある朝、昨日や一昨日とまったく差異のないある朝、バスに乗らなくてはいけないのでバス停でバスが来るのを待っていました。
通勤です。
変な方がそこにいらっしゃいました。
その人は、そこに並んでいるわたくしたちの耳元へそっと何かを囁き回っているようでした。
わたくしは、(何でしょうなあ……)と思いました。
(こっちに来ないでいただきたいですなぁ……)
と。
そしたらやっぱりこっちへ来ました。
その人は、ほかの皆さんにやっていたのと同じように、わたくしの耳元に囁きかけてきました。
「ねえ……、あなたにだけそっと教えてあるよ、ごにょごにょ……」
(もうすぐこの世界は終わるのさ、その秘密をぼくは知っている。さぁ時間はないよ、どうする?)
………。
どうするって言われましてもねぇ……。
とりあえず会社に行くしかないんじゃないでしょうか? 世界が終わるまで。平日なんですし。
それともなんですか?
このバス乗り場の列の先頭に並んでいる、あのタイトスカートのOLでも犯せばいいんでしょうか?
【続く】
43 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/08(土) 07:23:21
そっと後ろから近付いていってですね、その長く、今朝も30分はかけてブローしてきたであろう髪をギュッと掴んで引っ張り上げて、“痛い痛い”って叫んでも“痛くても我慢しなくちゃだめでちゅよー、ママは来ませんでちゅよー”って言って、足を引っかけて、地面に転がす。
それで四つん這いにさせてスカートをめくりあげるわけだ、わけです。それからよく発達したそのプリプリのプリンちゃんをだな、おれの唾液でびしょびしょに濡らして、それでその奥の……。
バス乗り場で周りの人たちが、何か気味の悪いものでも見るようにこちらの方を見ていました。
………。
どうやらいまの思考を口に出して言っちまってたらしい。
「はは」
わたくしは、今しがた自分に話しかけてきたこのキチガイのせいにして、この場を逃れようとしました。
けれどもキチガイは何処にも見当たりませんでした。
「……ねぇ、いまここにキチガイがいましたよねえ?」
びくんと震える列の女性。
なんだよ、それ。
わたくしがてめえを犯すってか?
向こうから警官がものすごいスピードで駆けてくるのが見えた。
手にはがっしりと拳銃が握りしめられていた。
(即、射殺ってことか……)
いつから憲法が改正されたんだろう?
なんてこった。
会社に電話しなくちゃ!
44 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/08(土) 12:42:36
太宰賞、送る。
45 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/08(土) 14:19:53
中也賞だってもちろん送る。
46 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/08(土) 15:32:07
仕事は辞める。
もう働きたくない。
47 :
真夏ソケット ◆p/lrcRAsOI :2008/11/08(土) 18:52:39
非常に興味深く読ませてもらいました。
宇宙的に感動しました。
わたしは創作文芸板の傍観者を務めてはや1年ですが、ここまで素人のカキコに背筋ぞくっなのは初めてです。
きっと取れますよ。よくしらないけど。
多分、この板の多くの名無し&コテがあなたのまばゆい才能に嫉妬していることでしょう。
期待アゲ。
48 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/08(土) 20:06:35
単独の指
おれの足元で不発弾が爆発した
おれは気付かずシュークリームを食い続けた
粉々になったおれ
シュークリームを持っていた指がばらばらに離れていった
「さよなら……」
おれは呟いた
指はそれぞれ床の違う場所に落下した
もうあんな風に おんなじ場所でぺこりすることもないのだ
懐かしいね…… あの頃が
仲良くみんな揃って
物を掴んだ
けど いまは
あってはならないソーセージみたいなんだ
爪が生えてて
あ あれは指なんだって思うけど
それが一本だけでそこにいるのはおかしくて
おれは不気味になるんだ
49 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/08(土) 20:37:19
>>47 べつにたいしたことないやろ……。このくらいのレベルなら普通にいる。
一番、最初のやつだけちょっと町田康っぽくて良かったが、あとはなんというかな……詩は詩っぽくないし、深みがない。
正直、このように独占して進行させるほどの器じゃない。
いますぐどっかへ引越したほうがええよ。
いっぺん“酷評スレ”にでも投下して客観的な意見をきいてみたらいい。
50 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/08(土) 20:51:31
いまざっと見てみたけど、どう見たって突出してるだろwww
正直、咀嚼して飲み込むまでに時間を要したが、これはこれで味がある。
お前らのは味がない。
無味無臭w
おれはもう小説なんてとっくに捨ててるから素直に言ってるだけ。
ああ、フランスパンまじうめえ。
赤ワインに肉汁が混ざって至高のハーモニーだよこりゃ。
せっかくの土曜だってのに一人でつまらん。
51 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/08(土) 20:59:43
?
52 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/08(土) 22:03:36
>>50 はっ? お前らって誰? とっとと隠居してくださいクソ老人は。
53 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/08(土) 22:31:09
54 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/08(土) 22:32:34
55 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/09(日) 08:03:02
夏休み
夏休み、ずっと家でごろごろしていた。
予定はなし。
うつぶせのまま首だけをひねり、時計を見た。もう午後になっていた。
(なんだかもったいないなぁ……)
と思うのだった。
こんな風、何もしないで、結局、いつものように夏休みは終わってゆくのでした。
完。
そんなのいやすぎる。
始まりの頃の、あのうきうきとした高揚感は薄れ、やばいやばい自分から行動しなきゃって
「よっしゃあ!」
と、勢いよく立ち上がったら、立ちくらみ。
すぐまたへなへなと畳に転がったわたしは14。
「……」
乳が圧迫されているがどうでもいい。
ああ。
退屈だなぁ。
と、思うのだ。
もし、いま背後にある腕をぶんぶん振って、こつんと当たるのがリモコンじゃあなくピストルだったなら、わたしはその残弾数を確認して青空に一発、撃ち込んでやろろう。
そしてすぐに自分の頭を撃ち抜くだろう。
その音は庭の狂ったセミの声に掻き消され、通行人は誰も気付きやしないのだ。
56 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/09(日) 08:11:31
>>55 最初のほう
こんな風 → こんな風に
最後のほう
撃ち込んでやろろう → 撃ち込んでやろう
失礼しました。
57 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/09(日) 10:11:40
普通 >「乳」 というか〜?
↓
そこが さとうしお
>完。
そんなのいやすぎる
↓
ここに麻薬が。
くせになっちゃうんだよ
このリズム
58 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/09(日) 12:10:59
太宰賞には、小説の断片を集めて、一つにまとめる予定。
2chに載せたやつなんかは良さそうだし。
いちお送ってみる。
もち本命は中也賞っす。
59 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/09(日) 12:16:13
っす。
60 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/09(日) 12:23:08
>>53-54 人格が歪んだのばっかだな(笑)
毎年毎年、落選続きだとこんなんなっちまうのか?
やだなあ。
ひどいぜ、この板は。
61 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/09(日) 19:11:46
天地創造の神
神様がいるなら
そいつはきっと……
クッキーが好きだろう
根拠はない
だがおれの予感はよく当たるんだ
神様は
いる
そしてクッキーが好きだ
もちろんおれたちが食べるクッキーとは違う
神様用のクッキーだ
挨拶をしてこいよ
「神様に挨拶してこいよ あっちにいるぜ?」
先輩に促されておれはあっちへいった
神様は
いた
間違いなく神様だった
「神様ですか?」
「ああ」
ほらね
神様は具のないスープをすすってらっしゃった
「うまいんですか?」
「ええ」
すさまじく不服そうな顔をしてらっしゃいました
いますぐテーブルをひっくり返して全人類を抹殺しに出掛けるんじゃないかってドキドキした
(神様もらくじゃないんだな……)
62 :
真夏ソケット ◆p/lrcRAsOI :2008/11/09(日) 21:50:31
おもしろすぎw
63 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/09(日) 22:05:44
放火魔はまた現場に戻ってくるという……
64 :
真夏ソケット ◆p/lrcRAsOI :2008/11/09(日) 22:09:17
65 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/10(月) 07:11:21
衝動
風呂上がり、何も起こらない日記を眺めていたら、おれの中で何かがはじけるのを感じた。
おれは突如、夜の街へ出かけることにした。
女をナンパしに行こうと思ったのだ。
玄関で、母親が
「こんな時間にどこ行くの?」
とか言ってる。
うるせえ、ばばあ。
殺すぞ。
もはや誰にもこのおれを止めることは出来ない。
駅前までダッシュで走ってきて、少しのどが渇いたなあ……ってコンビニに入っちまったのが失敗だった。
店内は静かすぎた。
ジュースをレジに持っていった。
「ありがとうございましたあ」
って、いつもの、あの間の抜けた口調でバイトくんに言われ、おれの情熱は急激に冷めていったのだ。
……。
そうなってみると、さっきまでのおれがなんだか馬鹿みたいに思えてくる。
ってゆうかおれ、学校で女子の顔見てまともにしゃべれないのにナンパなんて無理だし。
……。
【続く】
66 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/10(月) 07:13:04
来たときと同じ道のりをゆっくり歩いて帰った。
そのときだった。目の前を髪の長い女性がすたすたと通り過ぎていった。
ミニスカートでだ。
カッカッカッと、赤いハイヒールを履いていた。
“やれる”
おれは直感した。
“やれるに違いない”
本能がそう教えてくれた。
おれの心が再び燃え上がってゆくのを感じていた。
そしてさっきコンビニで買ってきた、ヤクルトのパクリみたいなこの乳酸菌飲料の表示成分が気になって仕方ない、といった風を装って、その女性を尾行したのだった。
気付かれないように一定の距離を保ちつつ、けど離されないように……。
今日の日記には、きっと何かが書かれているに違いない。
そう思った。
『今日、警官に職務質問されました』
67 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/10(月) 12:45:24
紅茶にはテアニンという物質が含まれています。
これは、脳がリラックスした状態で集中できるというものらしいです。
石田衣良もリプトンの広告で愛飲してると言っていました。
なんだよ衣良かよじゃあだめだな。
そんなことを言わず摂取してみたらいかがでしょうか。
ぼくもたまに飲んでます。
68 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/10(月) 13:38:50
へたくそ
69 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/10(月) 14:12:42
な否定の仕方ですね。
70 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/10(月) 16:29:34
おれが現代詩の歴史を塗り替える。
………。
スカイブルーに。
71 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/10(月) 17:27:44
ここ来てよかったね
でも 一日二作とは‥‥
アクロバット飛行だね
72 :
P:2008/11/10(月) 18:21:29
しお と P (これはフィクションです)
「お前 しゃしゃり出てくんなよ
みっともないだろ
ひっこんでろ
みなさんがお見えなんだ 」
「わかったよ
だけど言葉が変だよ 急にあらたまっちゃってさ 」
「いいから引込んでろよ お前の ふにゃら弁が
出世の邪魔なんだって 」
「何よ
有名になったら タレントと結婚するつもりなんでしょ
あたしなんか捨てて 」
「だからさ お前が何しゃべったって ここじゃ通じねーんだよ
まわりをよく見ろ
紳士様 淑女様だらけだぜ 」
「あたしだって昔しゃ
哲学 文学 心理学 宗教学 養鶏業…(おっと)
結婚がわるかったんだよ
アンタの才能にゃ惚れてるけど 長屋住まいが続いたせいで
すっかりオカミサンさ 」
73 :
P:2008/11/10(月) 18:22:40
【続き】
「お前と結婚なんかしてねーよ
何度追い出したって すぐお前が鍋ひっさげて
戻ってくるんじゃねーか 」
「出てったって しばらくするとケータイに
“ハラへった メシ食わせろ ”って書いてきたでしょ
アンタ 」
「もう書かねーよ
ほら またお見えだ
みえないところに ひっこんでろ 」
74 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/10(月) 18:23:01
>>71 いや、最初だけ。
ちょうどいま、新しいバイト始まるまで休みがあるから。
落ち着いたら、一日一作にする予定。
75 :
71:2008/11/10(月) 18:25:33
76 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/10(月) 22:33:58
目覚め
奪われたことのないお前が
ある朝
自分に向かって吹いてくる風に
文字を刻め
ななめに
死体置き場から漂ってくる異臭には
関心を示すな
そんなの嘘なんだから
プラネタリウムが
客のいないプラネタリウムとかがあるだけなんだから
77 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/11(火) 07:25:36
鳩と観葉植物
平日の昼間の、誰もいない公園のベンチにおれは座っていた。
誰かが餌をくれるのだろう……。人懐っこく集まってきた鳩たちにおれはしゃべりかけた。
「おれ、先週リストラされたんだ……」
って。
「ごめんな、おれ食い物、何も持ってないんだよ。お前の胃袋、満たせないよ」
おれは、その日はずっと鳩を見て過ごした。時々しゃべった。
夕方になると、妻と子どもが居なくなってしまった小さなアパートへと戻ってきた。
おれは部屋に入って、妻が置き忘れていった唯一の荷物、窓際の観葉植物に目をやった。
そいつに今日、初めて水をやることにした。
なんだか優しい気持ちになれた。
そんな気がした。
【続く】
78 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/11(火) 07:27:07
それからの数日間を、おれは公園での鳩との会話と、自宅での観葉植物の世話に費やした。
就職活動ももちろんしていた。
何度目かの面接で、ようやく警備の仕事にありつくことが出来た。
狭い狭い事務所の中で、おれと同じような見た目ぱっとしない連中と共に、ホワイトボードを前に長い長い研修を受けた。
こんなの学校のとき以来だったから、ドキドキした。
そして現場へ向かい何をやるのだろうかと思ったらただの交通誘導だった。
だがおれにはもう寄り好みなど出来ないのだ。
仕事先はよく変わった。
公園の鳩はおれがあの日、話しかけたやつらはみんな死んだらしい。
頭のおかしい浪人生がエアガンで片っ端から射殺していったそうだ。
おれは、その話しを夜勤明けのとある朝に玄関先で大家さんにに聞いて、驚いた。
もうすでに死んだ後なのだ。
(かわいそうに……)
と思った。
それだけだった。
玄関に入り、ふと思い出したように窓際に目をやった。
観葉植物はすべて枯れていた。
そんなこといままで気付きもしなかった。
79 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/11(火) 09:32:52
アゲんな馬鹿
81 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/11(火) 09:59:51
すごい!
さとうしおは どんどん透明になっていく
82 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/11(火) 10:07:09
83 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/11(火) 12:46:06
まだ孵化してない卵を見守る喜び。
わかります。
でもこの板はだめです。
みんな自分のことしか考えてません。
そして連中の“自分”ほどつまらないものはないのではないでしょうか?
84 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/11(火) 13:38:31
>>83 そう…
ここみんな余裕なさそう
必死でギラギラしていて 遊ぶことできないね
さとうさまも やんちゃな相貌から少しづつ変化してきている
85 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/11(火) 21:11:26
道半ば
おれは微笑むけれど
ふと
大好きなあなたを隣りに
気付くのさ
間違えてるってことに
そして
ふとそう思ったってことは
おれは間違えてるのさ
(……)
だからなんだ
いまさらなにもかもを放り出すことなんて出来ない
おれは
ありもしない幸福な未来について思った
86 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/12(水) 19:20:45
日常に潜む闇
朝。いつもの時間にやってきたいつもの電車に乗って、いつもの職場へと向かった。
電車の中で、隣りの人やさらに隣りの人と同じように揺られた。
窓枠から見える景色はよく知ってる景色だった。
だが、そこでどんな人達がどんな生活をしているのかわたしは知らない。
車内には誰ひとり、まともな顔つきのやつがいなかった。
天井の予備校の広告に映っている女子高生っぽい子だけが、一人、この陰気な空間で愉快そうに微笑んでいた。
だがおれはあんな表情をしたやつを現実で見たことがない。
いま、この瞬間にも、あの女の子はこの地球の何処かで存在しているのだろうか?
あの笑顔で?
おれはそんなことを目的地に着くまでの間に思った。思ったといえるのかどうかは疑問だ。
「プシュー」
という音と共に、わたしたちは外へと押し出された。
突然、思ったのだ。
(なんだ?)
なんなんだ? この一連の流れは。
(絶対に狂っている!)
そうとしか思えない。
そして、そのことに気付いたのがいまの車内ではおれ一人しかいないのだ。
(ますます狂っている)
降りたホームから、階段を見た。
誰も居なかった。
エスカレーターの狭い登り口に、まるで砂時計の落ちる穴のように集まっている連中がいた。
死んでも足腰を使いたくないようだった。
(完全に狂っている。おれも、お前も、何もかも)
立ち尽くしたおれの肩をガンガン打ち付けて、連中はその穴へと向かって行った。
それから何処へ行くんだろう……?
【続く】
87 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/12(水) 19:21:46
おれはNHKのニュースなどでよく見かける、イカれた殺人事件をブラウン管越しに凝視して、自分とこいつらとはまったく別の人種なんだろうと思っていたが、最近、どうやらそうでもないらしいということに気付いた。
今では、その境界線の上をよろめくように歩いている感じ。
いつ向こう側へと転げ落ちてしまっも全然おかしくない。むしろ、そうならないことの方がおかしいような気さえしてくるときもあるのだ。
「誰か、死ね」
そう呟いていた。
次は叫んでしまうかもしれなかった。
三秒後のことはわからない。
88 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/13(木) 19:46:42
サマービーチ
桜が舞っている
「正確に言おうぜ?」
おーけー
桜の花びらが舞っている
「もっと正確に言おうぜ?」
おーけー
桜の花びらが舞っているように落下している
……
もういいか?
もう間違ってないか?
それじゃあ本題に入ろう
以下、本題
稲刈りに出かけてそのままビーチでフルチンなのがあなたの夫ですよね?
「えぇ……」
彼女は気弱に言った
「あそこのフルチンが旦那です…… あぁいまビーチセイバーに殴られました」
なるほど実に興味深い
遠くで 男が稲穂のように右へ左へと揺れていた
【続く】
89 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/13(木) 19:48:29
近寄って見てみれば 血のようなものが飛んでるのかもしれない
おれは口を開いた
「奥さん」
奥さんは こちらを見た
「なんですか?」
おれは言った
「……プリンでも食べませんか?」
「?」
奥さんを口説くつもりだったが 自分の意気地の無さを呪った
「……プリン?」
奥さんは不思議そうな顔をした
「ええ……奥さんのプリンを是非、食べさせてください」
おれは土下座して頼んだ
「ここまでさせておいて奥さんは罪な女だ、お願いですやらせてください これで断られたらおれは死にます!」
おれは砂浜から顔を上げた ドキドキの瞬間である
そこに奥さんはいなかった
通りすがりの水着の人がくすくす笑っていた
奥さんが小走りでこっちへやってきた
「すいません…… どうしても旦那が気になって、ちょっと助けに行ってました 話しの途中でしたよね? プリンがなんでしたっけ」
おれは言った
「いえ…… もういいんですよ…」
これから口説くのはもう不可能だ
そう思えた
だが現実は予測不能である
「ああ……なんだかわたし体が火照ってきたみたい」
奥さんの方からモーションをかけてきたのだ!!
90 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/13(木) 21:26:00
うーむ……。
この程度の長さで二分割されたんじゃ、たまらん。
91 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/13(木) 21:41:43
バイト行ってきたよ。
特筆すべきことは何もないね。
この板に引越して早、何日。
腐ったバーローしかいないことはとくとわかった。
数少ないまともなやつらだって、おれの自演だし。
やってる最中はおもしろかったけど、
そんなこと、したり顔で続けられるほど神経も太くない自分発見。
バイトはバイト。
金稼ぐだけ。
それ以外のなんでもない。
今日はちょっと早く勤務が終了したんで、
本屋さんに寄って帰った。
岡崎京子“東方見聞録” いましろたかし“デメキング” 後藤友香“正義隊”を買ってみた。
どれか気に入るのはあるのかな?
おかきょんは、20歳くらいのときにすごくはまった。
リバーズエッジは嫌い……っつーかピンとこない。
でも一作一作じゃなく、“流れ”で評価してやらなくちゃだめなんだ。
92 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/14(金) 20:48:51
ファミレス
週末、レストランにファミリーが集った。
だってここはファミリーレストランだからね。
なんてこった。
オウ、マイ、ゴッド!
おれは何も知らずに、のこのこやってきちまったようなんだ。
幸福そうな、でも実際は違うお前らの笑顔。
てめえらみんな死ねって思うが、死ぬべきなのはここにおいて、ファミリーを持たないおれの方らしい。
そのことに始めから気付いていたら、週末、わざわざこんな場所にきて金を払ってまで飯など食わなかっただろう……。
店内では、今まさに、陽気な酸素争奪戦が始まろうとしていた。
助けてくれ。
「うゔっ」
肺が、ファミリーの吐き出した謎の気体で埋まる。
気持ち悪い。いますぐレジ付近のカゴに積まれているあのチョロQに乗って、何処か遠くへ避難したかった。
「水、おかわりだ!」
ようやくそれだけ言うと、ウエイトレスはにっこり笑って水を注ぎにきた。
かわいい顔だった。それだけだ。つまりパーフェクトってことなのか……。
でもおれの目はごまかせない。
いまテーブルの下で、ズボンのチャックを下ろしてそこから亀頭を出していたんだけど、こいつ、何食わぬ顔で水を注ぎやがった。
ちらっとこっちを見て
(なあに? その粗チンをくわえてほしいの? それともこの店のチンジャオロースに刻んで入れてほしいの? ゲラゲラ)
といった具合に笑ったのである。
「お前は腐れマンコだ!!」
93 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/14(金) 20:50:33
94 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/14(金) 21:06:17
>>92 これも
妄想エロティック系ですね
ただしこれまでの作品と違うのは
市民社会の反作用としてのエロスである点
95 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/14(金) 22:37:57
>>93-94 わーい。
読者がいたよ。
明日もバイトで5:30に起きなきゃいけないんだけど、嬉しいからもう一つ載せちゃうぞ!
96 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/14(金) 22:52:31
グッド・ナイト
ポケットの中にキリンを詰めて
ぼくはあなたを愛している
覚えていてね
きみが星空の下ひとりぼっちのとき
ぼくは同じ空の下
手淫しているよ
おやすみ
かわいいぼくのベイビィちゃん
ハート形のパジャマに着替えて
今夜はいい夢を見れるといいね
ぼくのポケットの中の
キリンがうごめき出した
きみのポッケの中には
何が詰まってる?
97 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/14(金) 23:07:48
sonna si nosenaideyo
naityauyo
98 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/15(土) 14:22:44
all KILL
99 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/15(土) 14:29:45
たったいまカラスにお団子、取られました。
なぜだか非常にくやしいです。
連中の知能にただ屈するしかないのでしょうか?
わたしのようなでくのぼうは。
100 :
P:2008/11/15(土) 18:52:35
午後
あなたは詩人
わたしは喃語をしゃべるこども
あなたの問いが
わたしをねらいうちする
わたしはバッタリたおれたふりをする
木陰に身をかくし
ひとさしゆびの鉄砲で あなたをうつ
哄笑が森のなかで 何度もころぶ
そんな午後
七月よりしめっていて
六月よりあわく
五月よりおだやかで
四月より美しい 午後
ずうっと午後だけが 何ヶ月もつづき
けだるい陽差しのなかで
ポケットに仕舞った森の地図を
なくしてしまった
101 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/15(土) 20:43:55
残業3時間やって、やっとバイト終わった……。
つかれた。
なんの達成感もない疲れだな、こりゃ。
相方があまりのおれの無能ぶりに後半、声かけてくれなかった。
カラスにお団子は奪われるし、
いいことない。
………。
そもそも最近、いいことなんてあったかな?
記憶にないな。
はは。
102 :
:2008/11/15(土) 22:20:08
おつかれー
カラスとお団子なんてジョークでも出来過ぎだよ
今日 高橋源一郎買ってきた「優雅で感傷的な日本野球」
ての
パラパラっと見たら
さとうしおに文体そっくりね
読んだら感想書きます
103 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/16(日) 07:51:30
さとうしおに文体そっくりなんじゃないよ。
おれが、高橋源一郎に文体そっくりなんだよ。
“ゴヂラ”が読みやすいから入門編にはいいかも。
でもあれ、文庫化されてないかな。
おれはすごく好きで、
一時期、何回も読み返したんだけど、
巷の評価ではそんなでもないみたい。
104 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/16(日) 08:30:04
昨日お風呂入んないで、くたばるように寝ちった。
頭かゆい。
曇天だなあ……今日は。
買い物いこ。
100円ショップでバイトのお弁当に使う“ゆかり”のふりかけ買おう。あと自分んちの室内で履く健康サンダル。サンダルは毎冬、買っていつも使い捨てしてる。
……あとは、
そーそう、ディスカウントストア行って水筒も買おう。いちいち仕事の度に飲み物、買ってたらばかにならん。
105 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/16(日) 10:32:36
引きこもる
ねぇ、集団生活が、どれほどわたしの心を切り刻んでいたのか、なんて、愛想笑いが得意なあなたには想像もつかないことなんでしょうね。
家で、朝も夜も、布団の中に入っているわたしをあなたはどんな風に思っているのでしょうか?
きっと、二度と戻らない青春時代を無駄に過ごしている愚かな娘とか、そんなこと。
うるさい、だまれ。
わたしだって、いまのこんな状況が正しいだなんて、これっぽっちも思ってはいないんだ。
だから、罪悪感でいっぱいで、家の中の階段を音のしないように昇り降りし、ドアを閉めるときはノブをひねったまま静かに閉め、お風呂へは深夜、他のみんなが入り終わったのを確認してからこっそり入っているのよ。
これ以上、わたしのことで迷惑かけたくないから。
でも、そこまでしてでも、どうしてもこうしていたいの。
お願いだから構わないで。
あなたとは、言葉が通じるのにどうして宇宙人としゃべってるみたいなんだろう?
同じ場所でずっと静止しているようなわたし、それがあなたには許せない。
「何かをしろ」と言う。何か、もっと有意義な何か。
わたしは気が狂いそうになる。
優しそうなそうな言葉で、わたしの布団を剥ごうとする。
それも、出来ればわたしの意志で行ったようにしたいのだ。
わたしはここから出たくない。
それだけが真実。
誰か、助けてほしい。
眠ってたっていいじゃない。
休んでたっていいじゃない。
通じない。許されない。
【続く】
106 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/16(日) 10:33:29
いつか、強制的に連れていかれたいかれたパン屋のアルバイトの面接で、面接官はわたしの履歴書を興味なさそうに眺めてからこう言った。
「この……、空白の期間はいったい何をやっていたんですか?」
と。
わたしは
「寝てました」
と答えた。
もちろん落ちた。
わかってる。お前らの考えはわかっているんだ。
お前らが欲しいのは何も考えず、ただ与えられた作業を能率よくこなせるだけの部品だ。
わたしは、特別な能力なんてないから、それをしなくちゃいけないんだろうけど、それしかないんだろうけど。
でもどうしても無理なんだ。
107 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/16(日) 20:02:53
問い
月が見えないんで自殺します
お姉ちゃんはまだデパートの中です
明日から一週間、廃止します
「切り身か?」 「いえただのヴァインダーです」
寿司が散歩しています
夏には淫乱です
ナパーム弾が大好物です
「生でいけるのか?」 「いえ長靴専門店です」
キウイフルーツがたわわです
ぼくのふくらはぎがしゃべります
あずき色した彼女です
「敵は複数か?」 「いえ芋です」
数字が合いません
予備のランプならまだあります
妖怪変化のお師匠さん
「勝てるのか?」 「いえ股間がやや膨らみ始めています」
都会にはかたつむりがいっぱい
松本清ではぐれています
ティラミスどうぞ
「これは現実なのか?」 「いえただの文化祭実行による策略なのです」
108 :
:2008/11/16(日) 21:59:53
109 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/16(日) 22:18:46
まぁ、それでもいいかも。
長すぎて二つに分けなきゃいけないとき、どこで区切るかがめんどうだ。
今日はゆっくり休めたから、もう一作、載せよう。
110 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/16(日) 22:20:59
やっぱやめる。ねる。
111 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/17(月) 07:12:21
花屋の娘
花屋に
死体が 置いてある
死体は 笑っていて
店員が それに 水を注ぐ
「あっ 間違えちゃった……」
はにかんで
やり直し
だが
また 死体の方に
水を注いでしまったのだった
(わたし 何やってんだろ……)
今度こそやり直して 花に水をやる
うまくいった
よし
時給泥棒にならなくてよかった
112 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/17(月) 17:22:33
死体は風邪ひいてしまった
もう水なんか掛けないでください
……
>>105 がすごくいいですね ウーン
すごくいい
これもっと知りたい(引きこもりの心理)
この娘のことをもっと知りたいんです
この娘に回想 空想 妄想 させて
オムニバスな小説にならないかしら
ずーっと引きこもってる小説
113 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/17(月) 17:55:38
続きはない。
なぜなら飽きるから。
断片断片で。
例え小説らしく見えてもそれはもどきです。
断片です。
あー疲れた。
明日はじっくり休もう。
114 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/17(月) 19:20:05
不条理
おれの家の前を、救急車が、何台も何台も通過してゆくのだった。
深夜だ。
「ピーポーパーポー。ピーポーパーポー。」
そりゃあ大変なことなんだろうけど……。
一体、何があったというのだろうか?
駅前で毒ガス兵器でも使用されたんだろうか?
べつにそんなことはどうでもいいんだけど、とにかくおれは眠いんだ。
おれは「ゔーん」と寝ぼけ頭でもぞもぞしながら、枕元をまさぐった。転がってた麻雀パイを耳に詰めようとして、入らないので止めて、しょうがないから布団を頭まで被ってまた寝た。
「ピーポーパーポー。ピーポーパーポー。ピーポーパーポー。ピーポーパーポー。」
一向に鳴り止む気配がない。
次から次へとやってきた。
脳が破裂しそうだった。
「………」
おれは、もう、完全に、目が覚めてしまったのだった。
明日は早朝出勤だというのに……。
おれは跳び起きた。
頭にきてコーヒーをがぶ飲みし、金属バットを握りしめ、靴入れと、傘立てと、よくわからない置き物の猫を殺害しつつ、玄関を出た。殺す。
ケガ人だろうが何だろうが知ったことか。おれの眠りを邪魔するやつは許さん!!
けれど、目の前で行われていた光景を見て、おれは愕然としたのだった。
【続く】
115 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/17(月) 19:21:05
……。
二台の救急車が赤いランプを点灯させて、おれの家の周りをぐるぐると回っているだけだったのだ。
……。
開いた口に指が三本くらい入りそうだった。
はっと我にかえり
「おい、止まれ止まれぇ!」
と、腕を大の字に広げ、進路を塞いだ。
そうしたら
「何やってんだぁ、貴様ぁ!!」
と、窓から上半身を乗り出した救急隊員に怒鳴りつけられた。
何やってんだぁ貴様ぁ。
だって。
確かにそう言った。
おれの聞き間違いじゃないのか? 言った。
おれは、深夜に、気持ち良く熟睡していたら、家の周りをサイレン鳴らしてぐるぐる回る二台の救急車。
それを注意しようとしたら、救急隊員に逆に怒られた。
……。
そして、こんな騒ぎになっているというのに誰一人として出てこない近隣の住人たち。
「はあ……」
おれはため息をついた。
これから起こる出来事を想像しては憂鬱になった。
どう考えたってこれ以上、楽しいことなんて起こりそうにもなかったから。
116 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/17(月) 20:39:48
昨日電車の中で高橋源一郎読んだ。
さとうしおの方がいいんじゃない?
一作読んだだけだけど。
さとうしおにある【垂直軸】が彼にはない(今のところ)
垂直軸=地界から天上界へひろがる超越的感受性 みたいなもの
117 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/18(火) 07:41:22
>>116 そこらへんは、詩人と小説家の違い。
『君が代は千代に八千代に』
が、自他共に認める彼の代表作。
文庫化されてるんで、是非、一読。
118 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/18(火) 07:52:27
OL
はーああ……
今週もメロンパン将軍にお尻さわられたし
最近、ぜんぜんいいことないな
最新コスメも高いし
どっか
旅行にでも行こうかしら?
……そーいえば
経理のあゆみはアラスカ半島、行ったらしい
「やっぱ野生のシロクマは半端じゃないって……」
そう言って
右上半身を不随にさせて帰ってきた
おみやげはクマ肉
(……固い)
職場のほぼ全員がそう思った
だがぼんやりした目つきで遠くを見てるあゆみを見てると何も言えなくなってしまった
「……」
むしゃりむしゃりとクマ肉を噛んだ
「うっそー」
「!!」
突如、あゆみが右上半身のハリボテをむしり取って、元気いっぱい! いつものあゆみをその下から見せた
「ちなみに、それは、ただのビーフジャーキーなのでーす!」
わたしは、ほっと、安堵のため息をついた それから言った
「よかった、わたしあゆみと同期だから、何かしゃべらなくちゃいけないって…… でも言葉が出なかったよ」
部長も重厚に口を開いた
「うむ…… パソコン操作も出来ない役立たずをどうやって角が立たずに退社へ追い込むか、それだけを考えていたところだよ そんな策略を披露する日が来なくて本当によかった」
あゆみはてへっと笑って言った
【続く】
119 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/18(火) 07:53:57
「みんなごめんね ほんとはアラスカじゃなくてハワイに行ったの、これ、ほんとのおみやげのナッツチョコ」
わたしは言った
「このクマ肉でいいよ」
「だからクマじゃないんだってばあ!」
二人は顔を見合わせてへへへと笑った
「さあ仕事すっか!!」
係長が調子に乗って朗らかにみんなに声をかけた
係長は仕事も出来ないし、臭いし、ハゲてるのでみんなからシカトをされている存在だった
ここぞとばかりに声をかけたがやはりまたシカトされた
「……」
「……」
小声で聞こえ出すみんなの声
「……それコピーちょうだい」
「……あの件、確認とってる?」
みんな仕事とお遊びの区別をきちんとつけているのだ
もう誰もあゆみの旅行の話なんてしてない
一人おいてきぼりの係長はどこで手に入れたのかダガーナイフを振り回した
あゆみやわたしの顔面を無茶苦茶に切り裂いたのは言うまでもあるまい
120 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/18(火) 13:33:16
2ch用語/【空気主人公】 - ファイナルファンタジー用語辞典 Wiki
*FFの主人公は明確な目的持って旅に出ることの多いDQの主人公と違って
物語のキーマンに巻き込まれる形で冒険に出ることが多く、 ある意味、
主人公=空気はデフォではなかろうか。 (終盤になって独自の目的意識を持って存在感を発揮するケースはある) ...
121 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/18(火) 17:54:44
>>120 FFの方が設定がリアルだからなんじゃないの? あくまで比較だけど。
明確な意志って、例えば
「魔王を倒すぞ!」
とか
「この世に愛と平和を!」
とかでしょ。こんなやつ現実にいたらただのビョーキ。
122 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/18(火) 17:56:44
最近ゲームやってない。
おれは初代PSしか持ってない。
買おっかなー。
2。
123 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/18(火) 20:05:47
いとこがきたよ
この町にもひさしぶりに雪がたくさん降り積もって、遊びに来ていた従兄弟が、自宅にはない庭ではしゃぎ回っている。
あんなに小さい生き物のどこにあんなエネルギーが蓄積されているのだろう?
不思議におもう。
わたしは、透明ガラスの内側で、熱いお茶をすすりながらその従兄弟を観察していた。
跳びはねていると思ったら、今度は一直線にこっちへ駆けてきた。
なんだなんだ? 窓を開けた。
「ミニ!!」
「え?」
従兄弟は空から降ってくる雪を指差していた。
「ミニ!!」
ああ……。そおだね、ミニだね。
わたしは、そいつが母親に被らされている毛糸の帽子の、てっぺんのモコモコした丸を、ぐにぐにと押しながら答えた。
従兄弟はまた一直線に庭へと駆けていった。
【続く】
124 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/18(火) 20:06:37
幼児は謎だ。
ミニだって?
あいつ、どこでそんな言葉を覚えたんだろう……?
降ってくる雪を見てミニだってさ!
わたしは、(やっぱり白いなー)、とかは思うが…。
……。
関係ないけどさ、アイスの“ピノ”のバニラ部分はなんであんなに白いんだろう?
うーん……。
それも謎だ。
卵が入ってないのかな? と思うと入っている。
そんなことを考えていたからだろうか? 従兄弟が庭の方から
「かきごおり! つくる!」
と言って、雪をすくっては叫び出した。
わたしは窓を開け
「酸性雨だから、うまくないよ」
と言った。
何を勘違いしたのか、従兄弟はわたしの声を聞きキャッキャッと嬉しそうにはしゃいでいた。
わかっていないようだった。
ちゃんと説明するのは……。やめた。
125 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/18(火) 23:10:08
はー風呂、入ってきた。
今日は郵便局に『中原中也賞』の原稿っつーか詩集を出してきた。
取れるかどうかはわからんが、
取りたい。
今回ばかりは他のやつには譲れん。
おれが取ることによって、他の誰かが取れなくなる。
それが真実。
限られた椅子の奪い合い。
直接、そんな場面に立ち会わせたら臆してしまうが、
間接的になら出来る。蹴落とす。
うりゃー、
なんつって、崖からニューバランスのスニーカーでがんがん蹴るよぼくは。
てめえの顔面は血だらけ。
栄冠を手にするぼく。
人生って切ないね。
126 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/19(水) 06:51:21
惨事
開けっぱなしにしておいた冷蔵庫
腐る果実たち
わたしたちときたら
おひるねしていたの
緊急事態に
よだれたらたら
なぜだろう
そんなときの方がいい夢が見られる気がするのは
127 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/19(水) 19:11:47
日本男児、ここに颯爽と登場
暇だからちんちんにヘッドフォンのコードを巻き付けてみた。
「……」
四回転目でおっと外れたぐわわ。
いままで巻いたやつもいっしょに外れた。
くそお気は抜けねえ。
気は抜けてるからこんなことをやってるんだけどね。
そこらへんちょっと難しいよね。
結構、本気になって十六回転までやれた、やった。
日本新だ!!
競争相手が全然いないから。
さて、ここで問題です。
このヘッドフォンのコード、ちんちんに十六回転という記録から、わたくしのちんちんの長さを割り出すことは出来るでしょうか?
多分、無理でしょう。
なぜならそこには、わたくしのちんちんの“太さ”も関わってくるからです。
つまり数学。
こんなとき
(あー、あのときちゃんと勉強やっておけばよかったなあ……)
って思うよね。
ほんと、親や教師たちの言うとおり“ちゃんと勉強しないとあとで後悔するよ”ってことがよくわかったのだった。
128 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/20(木) 19:22:06
包丁
「刺し殺してもいいですか?」
「いいですよ」
すかさずわたしはこう答えるでしょう
だから練習をしているのです
発音の
「刺し殺してもいいですか?」
「いいですよ」
ばっちりだ
「刺し殺してもいいですか? いいですよ」
これでいこう
わたしは繁華街の方へと歩き出しました
向こうから精神異常者が近付いてきました
(チャンス……)
と思ったらショーガラスに映っている自分自身の姿でした
「刺し殺してもいいですか? いいですよ」
まだ機会はある
この世界は、みんなが思っているほど平和でぬくぬくとしているわけではないはずだ
案の定、その日、二度目の精神異常者が近付いてくる気配をわたしはすでに感じていた
(今度こそ……)
わたしは口の中で、ずっと練習してきた言葉を繰り返した
「……刺し殺………ええ……構い…」
ぶつぶつ、ぶつぶつ
おれと、その精神異常者を遮るように若い警官が後ろから身を乗り出して声をかけてきた
「何をしているのですか?」
【続く】
129 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/20(木) 19:24:38
おれはそいつを一瞥し、また目の前のやつを見ようとした
警官は自分が無視されたことがよっぽど気に食わなかったらしい
「その包丁は何に使うんだ?」
若い警官は口の聞き方をしらない
わたしは答えた
「……平和」
「ん?」
「……平和のために使うんだ……お前は黙って見てろ、この腐れワン公が」
「ちょっとこい」
わたしの腕はぐいと掴まれた
多分、紫に変色するんだろう
前を見ると、精神異常者はどこかへ消えてしまっていた
また、この世界がほんの少し破滅へと近付くのだ
おれは警官に持っていた包丁を没収され、近所の交番へと連れていかれた
やることもない
それでもいい気がした
「星がきれいだな」
警官は、言った
真っ昼間である
(何を言ってるんだろう、この警官は……)
おれは始めてこの警官に興味を示した
「星がきれいだな、いまこの瞬間だって星は輝いているのだよ……、消滅しているわけではないんだ」
おれは言った
「でも、目を凝らしたって見えない」
「それは、わたしたちの眼球が未熟だからさ」
警官はさらに続けた
「きみの職業は?」
おれは、真面目に自分の職業を答えようと思った
この警官に嫌われたくないと思った
でも、どうしても自分の職業が思い出せない
【続く】
130 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/20(木) 19:25:26
「……うゔ」
おれは驚くことに泣いていた
おれは何かを間違えた気がしたんだ
突然
そして一番、始めに思ったことがある
(次の日になっても、こんな感情が続いていたらどうしよう?)
その時は気違いになるしかないな、と思った
131 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/20(木) 20:56:06
太宰賞めげそうだ。
めげる。
めげた。
めげるぜ!
めげました!
めげないように誰かなんか声かけて
「がんばれ」
とか
「死ね」
とか
「死ぬほどがんばれ」
とか
都会には陰鬱な星がいっぱい
その一つがお前
首絞めてぶち殺してやんよ
132 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/20(木) 21:02:57
消えろ異常者。
133 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/20(木) 21:18:58
誰もいなくなっちゃった……。
いまなら頭なでりんこしてあげるから、
寄っといで。
さみしいよ、
一人でぶつぶつ言ってると。
ぐっすん。
猫が「なーご」っておれの孤独を癒してくれる。
へへっ。
元気が出た。
元気が出たら、お腹が減った。
話題の猫鍋を作って食べたらうまかった。
飼い猫も天国で喜んでる。
ピース
134 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/20(木) 22:30:03
135 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/21(金) 06:45:50
136 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/21(金) 21:38:14
「君が代は千代に八千代に」 高橋源一郎
が入荷しました
という電話
早速本屋へ
店員は有無を言わさず ブックカバーを付ける
(いつもは聞いてくれるのに…)
その理由は 読み出してすぐわかった
吐き気を我慢しながら半分読んだ
でもおもしろい
一読したら隠さなくては
明日 高橋源一郎作品の感想書きます
137 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/21(金) 22:55:22
>>135 なでりんこ 王子様なら生き返る
死体のあたしも 毒りんご吐き
138 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/22(土) 07:04:19
呪い
頭にくることがあると、おれは破壊することにしている。
「何を?」
何でも。
この部屋の視界に映るもの全て。
壁とか。手の甲のでっぱりが血でにじむまで殴る。
どっちが暴力をふるっているのかよくわからない。
けど痛みはない。全然。
目についた目覚まし時計なんかはもうとっくに部屋の反対側へと飛んでいって、クラッシュ。
いま手に持ってみたら秒針がぷらんぷらんしててやる気がない。
(また、新しいのを買わなくちゃいけないな……)
そう思った。
しかしこの怒りが治まればそれでいいんだ、という発想もある。それはある意味で立派に物としての役目を果たしたと言えるだろう。
ロックンロールはその間もずっと、爆音で部屋を鳴り続けていた。
この震動は、ヘッドフォンではけして味わえない心地良さ。
おれは、視界に映る観葉植物の葉っぱをめちゃくちゃに切り裂いた。
次の日、朝起きたら観葉植物を切り裂いたハサミを持っていた方の腕に、ざくろの実みたいな赤いプチプチが複数、出来ていた。
(こえー)
そう思った。
呪いである。
そして、これが怖いのは、これが実話だという点である。
草や花は、いっつも何にも言わないから、つい忘れがちだけど、おれがいままで壊してきたテレビや、時計や、コンポなどとは決定的に違っているものなのだった。生命なのだった。
「ごめんね」
そんなこと小学生でも知ってるよね。
今度から、頭にきた時は草や花にあたるのはやめようと、深く反省した次第である。
139 :
プシケ:2008/11/22(土) 16:44:05
高橋源一郎 「君が代は千代に八千代に」
三分の二読んだ
この段階で感想を書くなんて無謀なのかもしれない
でも書いちゃう ここは2chだし
彼の「優雅で感傷的な日本野球」を読んで
はじめに頭に浮かんだ言葉は
【脱構築】だった
書評を読んだことはないが
きっと同じことを誰かが言っているだろう
決して面白くないこの作品が何かの賞を取っているのも
デリダの【脱構築】という流行の思想の
文学というステージでの
日本における体現者だからだ
高橋源一郎は
言葉の意味や 概念 そしてその言葉に含まれる価値観を
徹底的に破壊した
そして 美しさも秩序もない 言葉の死体を並べてみせた
現実の世界は 巧妙に構築された疎外の体系であり
その破壊を夢想する人々はある種の快感を覚える
でも そこまで。
高橋源一郎はそこまでなのだ
140 :
プシケ:2008/11/22(土) 16:46:28
「続き」
さとうしおは さらに
その破壊された場所からうまれてくる
数本の 空色の花を握りしめている
〔破壊とイノセント〕
さとうしおは 破壊をポエジーにしていける
稀有な才能の持ち主なのだ
さとうしおは ポストモダンの新たな旗手になるだろう
日本は
あなたを持てるかもしれない
141 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/22(土) 18:51:26
>>139-140 ほんまかいな……。
自分でも、自分のこと言われてるわけじゃないみたい。
そんな大層なもんじゃないよって。
べつに内心、喜んでてこんなこと言ってるわけじゃない。
むしろ、萎縮してしまうな。
おれは批評とは無縁でいたい。
142 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/22(土) 20:14:12
悪党
砂漠を歩いていたよ
月がきれいだった
それくらいかな
心で思ったことは
おれはラクダに乗っていて
そして水を飲んだ
「ごきゅごきゅ」
おれは この水を 奪ったんだ
人を殺してそうして手に入れたんだ
もう死体は水を飲まないからな
「じゃあそれくれよ」
おれは死体に話しかけた
死体は何も言わなかった
だからOKサインと見做した
「ついでにそのターバンも貰っていいかい?」
またもOKサイン
想像もしなかったな
水を飲むために人を殺すなんて……
常軌を逸してる
「まさか水を飲むために人殺しになるなんてな」
おれは水を飲み終わった
もっと飲みたい
だからもう一人殺すことに決めた
143 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/22(土) 21:02:36
明日明後日はバイトが休みでうれしーなー。
働いてると日々ぼんやりして、あんまり創作をしなくなくなる。
読みたくもなくなる。
純文学が売れないわけだ。
安易な愛や夢や十分だもんな。
自分の立ち位置を不安にさせるようなものは意図的に排除するわけだ。
144 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/22(土) 22:23:36
しなくなくなる?
したく、
だろ?
……。
一時間経っても誰も突っ込んでくれない。
あーそーですかー。
じゃあ自分で突っ込むもんね。
「したくだろ、おい!!」
はっはっはっ。
虚しくなんかないね。
ひどく愉快だね。
痛快だね。
二つ合わせて愉快痛快だね。
数学的にまとめて (愉+痛)快 だね。
気持ちいいね形がね。
整理整頓って感じ。
明日は部屋掃除。
145 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/23(日) 07:02:31
他人だった日
交差点ですれ違う、明日死ぬ運命でもどうでもいい連中。
すぐに別れて、それっきり。
きみも先週までは、ぼくにとってそんな人達のひとりだったんだ……。
出会いって不思議だね。
いまは、こんなに大切な存在になっているなんてさ……。
もしもあの日、きみが、ぼくと出会うその数時間前に、きみが公園で強姦魔に犯され殺されていたとしても、ぼくはいつも通りにアスファルトを歩き、家に着いて、ご飯を食べていただろう。
そしていつものように眠りに就いていただろう。
出会いって、不思議だ。
そんなことを考えながら歩いていたら、突如よそ見運転で飛び出してきた車にはねられてぼくは重傷を負い三日後、死んだ。
まだ見ぬ未来のぼくの友人のあなた。
いまどんな顔してますか?
146 :
……プシ:2008/11/23(日) 09:41:11
風邪ひいたー
鼻が詰まって 息ができない
もしドロボーが入って 口を粘着テープで塞いだら死んじゃう マジで
かわいそうなドロボーさん 強盗罪じゃなくて 殺人罪になっちゃうよ
最近 詩 が多くて嬉しいな
147 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/23(日) 12:25:24
>>146 それはおれもたまに考える。
今、口、塞がれたら死ぬなって。
いまはそうでもないけど、
昔、花粉症がひどくってよく苦労したな。
テスト中とか、
あんまり鼻かんでる音ばっかさせてると、集中してる人に悪いなって。
大きくなったら自然と症状は緩和したから良かった。
母親が怪しげな器具などよく買ってきてたな……。
スチームで治すとか。
全然、きかねえ(笑)
風呂、長く浸かってた方がまだまし。
148 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/23(日) 18:35:34
あんたおもしろいね。
149 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/23(日) 19:46:55
よくわからないけど詩
愛が死に
夢が死に
もう何も残されてはいないのです
わたしの顔面は
どんな風に歪んでいるのですか?
教えてください
あと
この地球上に 真の幸福は存在するのでしょうか?
馬鹿みたいと思われるかもしれないそんなわたしの問いたちは
ただ宙を舞い
お前のエコバッグを揺らしたりしています
ゆらゆーら
殺されたくなかったら
バナナに噛じりつけよ
栄養満点
朝バナナダイエットだよ!!!!
そんなに語気を強めて言うことか?
アタリティーンエイジライオットじゃあるまいし
YES!!!!
【続く】
150 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/23(日) 19:47:47
タワレコでセール開催中
やったね
結局そんなのが生きる勇気
いまなら全裸で撲殺されたってフルムーンの下、Vサイン
まるで怪しげ かつ楽しげ
長嶋のガキは一茂
いちも
じゃないよ
かずしげだよ
いちもって読んだやつは明日から掃除当番な
決まり
早めにお気に入りの箒を手に入れとけ
151 :
プシケ:2008/11/23(日) 21:55:24
高橋源一郎読んでると こういう詩が
万葉集の反歌みたいな感じしてくる
>>147 いつかお母様のこと作品に書いてみて欲しい(できたら長編小説)
すごーく興味ある
152 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/23(日) 23:41:57
お母様のことは特になぁ……。
そもそも長編の気合いがないっス。
153 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/24(月) 08:22:05
メイド・イン・ジャパン
ダンボールの箱を、手で運んでいた。
崩れては。積み。崩れては。積んだ。
それを何度も繰り返した。
箱の中身がなんなのか、おれは、何十年とこの仕事をやってるが、知らない。
そして、それがますます疲労を感じさせる原因となっているようだった。
けどそんなことは誰かにとってどうでもいいことなんだ。
仮に中身が全てなんの役にも立たない石ころだったとして、おれに何が言えるだろう?
おれは、ただ、運ぶ。
そして崩れたら、積む。それだけだ。
それさえやっていれば微々たるものだが金も貰える。
今までがそうであったように、これからもそうしてゆくのだろう。
疑問なんて高尚なものを持ってはいけない。
おれたちはなにより精密な……。
154 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/24(月) 16:23:21
お前の歌
ポップコーンをほおばりながら
失禁しつつ一人旅
炎天下のもと長靴履いて
遠くの山で脳挫傷
穴の開いてるポッケの中に
大事な鍵をしまい込み
お気に入りのAV、貸りて
うきうき乗ったヘリ墜落
生まれたときから半笑い
すくすく縦に伸びまくり
入学式で放屁して
連絡網から外される
新入社員に間違われ
知らない国でタダ働き
いがぐり頭で乗り込んだ
北方領土の土になる
【続く】
155 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/24(月) 16:24:13
大事な会議に出席し
先祖の霊と会話する
アットホームに憧れて
外人部隊の捕虜になる
未成年の陰部を触り
シルクハットで知らん顔
陽気なパリの町並みで
十字と共に燃やされる
156 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/24(月) 17:52:31
157 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/24(月) 19:34:27
半分ぐらい当ってる? …な訳ないっしょ
158 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/24(月) 20:24:06
>>154 最初、
ハイキング・ソングって題名にしようと思ってたんだ。
じゃあそれで。
159 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/24(月) 22:29:13
ハイキング・ソング 絶対その方がいいよ
でも「お前」って書いてあって
それがアタシのことかどうかっていうのは
いつも迷う
60%位かなってね 自惚れんじゃないよって言われそうだし
さとうしおをインスパイアしてるとしたらファン冥利に尽きるけれど
160 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/25(火) 06:35:31
特定の誰かに詩を書くってことはないよ。
『読者』に書いている。
ずっと前から読んでる人にも、
今日、初めて読んだ人にも、
同じように作品は接してる。
161 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/25(火) 06:43:47
でも読者はほとんどいないから、
勘違いするのも無理はない。
162 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/25(火) 06:45:25
家族
自分の過ちが判明するやいなや、開き直り
「そうよ」
と、平然と口走る。
それがどうしたの?
と言いたげな感じで。
不愉快そうな目をこちらへ向ける。
まるでわたしが責められてるかのような気持ちにさせられる。
その顔。
その顔がどうしようもなくわたしを苛立たせるんだ。
その人は、わたしの親なんだ。
『ファミリー』
もうその言葉の持つ、シチューのCMみたいなイメージは叩き潰せ!!
鎖に繋がれた。
それ以外の何でもない。
あんなやつの遺伝子を引き継いでいることに激しい憎悪を感じざる負えない。
しかし、その思考すらもその遺伝子によって行われているのかと思うと、もはや気が狂いそうになる。
(わたしはどうすればいいの?)
どこか遠くへ逃げ出すしかない。
あいつの手の届かない、ずっと、ずっと遠くへ……。
あいつはしくしく泣くだろう。
なんて可哀相な自分になり、それを疑わないだろう。
わたしをとことん引きずり下ろすつもりなのだ。
普通の、普通の家族ってやつだ。
163 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/25(火) 12:18:39
前々スレの 「川でおぼれそうになった話」の母親像に
通低していくんでしょうか
(おぼれそうになったことを母親に話したが 軽く受け流され
いつもと同じように おやつを勧められた話)
>>160 精神の緊張がほどけると混乱するね
劇中劇みたいなものだし
164 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/25(火) 17:11:26
165 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/25(火) 20:29:13
マイ・バースデイ・クラッシュ
誕生日に歩いていて
電柱にぶつかりました
「おわっちゃあ!!」
そんな言葉を発しました
通り過ぎる人は誰も笑ってませんでした
見てみぬふりです
わたしは急に恥ずかしくなりました
(なんで電柱なんかにぶつかっちゃったんだろ……)
自分が嫌いになりました
ケーキを買って帰ろうかどうか迷うところです
一人ぼっちの誕生日はそんなもんです
166 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/26(水) 07:13:33
工場長
部屋の中にある、たった一つの扉を閉め、あなたはその鍵を回し、微笑んでいた。
おれは必死で命乞いをしていた。
殺されようとしていたから。
それくらいはわかる。いくら頭の悪いおれの人生でも。
あなたの、その靴を、おれの舌できれいにしてあげたかった。
それで許してもらえるなら、これから一生それをし続けたっていいとさえ思えた。
あなたは、微笑んでいる。
おれは次の瞬間、自分の身に何が起きたのか理解できなかった。
おれは信じられないことに宙を浮いていたのだ。
あなたのすぐ隣りにいた、黒い外人によってぶん殴られたのだ。
おれは壁に叩き付けられてずるりと落ちた。
剥き出しのコンクリートの床に這いつくばった。
黒い人は、おれの僅かな期待を裏切り、再びこちらへと近づいてきていた。
おれは恐怖のあまり叫んだ。だが閉まりきらない口からはただ空気が漏れる音だけがした。
(助けてくれ)
あなたを、見た。
(この黒いやつを止めてくれ!!)
あなたなら、できるんだろ。
あなたは最初からずっと変わらず同じ姿勢のまま微笑んでいた。
【続く】
167 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/26(水) 07:15:28
こっちに伸びた黒い腕が、おれの襟首をぐいっと掴み、おれを身体ごと持ち上げた。
足が何もない場所で、降りるところを探していた。
呼吸が出来ない。
「シィーシィーシィー」
おれは窒息死する寸前にまた投げ飛ばされた。
この部屋にあるたった一つの扉に叩き付けられた。
その時ある変化が起こった。
ぶつかった衝撃で、たった一つの扉の止め具が緩み、そこから光が差し込み初めたのだ。
しかしそのことにおれはまったく気付かなかった。そんな余裕はなかった。また黒いやつが近付いてきていた。
時間は流れる。
どうして流れるんだろう。
ゆっくり、ゆっくりと。
おれは、これからどうなろうとしてるんだろう?
(死ぬのか?)
人はこんな場所で、こんな風に死んでしまえるものなのか?
話が違うじゃないか。
そう思った。
近付いてくる黒い人間。
おれはドアの輪郭に沿って、光がわずかに向こう側からもれ出していることに初めて気付いた。
しかし、もう、すべては遅すぎた。
指一本たりとも動かす力は残っていなかった。
168 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/26(水) 19:47:23
ラブ&ポエム
月が割れるから
花が枯れるから
自分の声が嫌になるから
わたしはわたしの姿を鏡で見つめてそいつに殺意を覚えるんだ
「暗い詩だね……」
隣りの彼女は呟いた
おれが普通な顔して黙っていると
何かしら罪悪感のようなものを感じ始めたのか、提案した
「主人公が梨もぎに出掛けるとかどうかしら?」
主人公ってなんだよ
だからおれが書いてるのは小説じゃなくて詩なんだってば!
「何が違うの?」
まあ……
短いとか
「あとは?」
おれは黙った
そして彼女の胸を揉んだ
とりあえずセックスに持ち込んでうやむやにした
169 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/26(水) 21:41:21
梨もぎとかいいとおもう
170 :
あ:2008/11/26(水) 22:09:05
あ
171 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/27(木) 06:44:54
わたしの思惑
文化祭で、わたしたちのクラスは中世ヨーロッパを舞台にした演劇をやることになった。
教室の、黒板の前に実行委員が二人、立って、それぞれの役にみんなの名前を書き込んでいく。
みんな進んで“村人”になりたがった。
一番、定員数が多かったのにも関わらず、“村人”はあっという間に埋まってしまった。
“村人”は台詞が一つか二つしかないので、とっても楽なのでした。
わたしも手を挙げたんだけど、外れてしまった。
主役の“王女”の欄はまだ残っています。
………。
クラスを、沈黙が包みました。
教室の隅っこに椅子を移動させて、座っていた先生は
「お前ら劇なんかやれるのも今のうちだけだぞお」
と、わたしたちの無気力っぷりを嘆きました。
けど、誰も何も言いませんでした。
「そうだ、そうだ」
なんて言ったら
「じゃあお前がやれよ」
っていうことになってしまうからです。
しかし先生のその言葉を聞いて、わたしは、少し、王女をやってみたいなあ……。
とも思いました。
でも、そうゆうのはやっぱりクラスで一番かわいい子がやるべきなんだし、なんか勘違いしたでしゃばりなやつみたいに思われるのは死んでもいやだな。
手を挙げようかどうか、迷った。
【続く】
172 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/27(木) 06:46:02
後ろの席のミカちんが
「ねぇ、やればあ?」
なんて言いながら、肩を指で押してくる。
「ええー」
って、わたしは苦笑いしながらも、そうそうそんな感じで嫌々、けどほかに人がいないから仕方なく……、って感じに決まりたいなあ。
なんて思っていた。
でもミサちんはわたしの願いも虚しく、その意見を誰に口にするでもなく、すぐに自分の爪をギロギロと眺め始めました。
……。
(どうしようか?)
このままチャイムが近付いてきて、最終的にみんなの推薦になったら多分、クラスで一番かわいい子に集中するだろうから……、わたしにはこないかな?
いや、くる。
くるだろう。
わたしだってなかなかどうしていけるじゃん? 男子に告白だってされたことあるし。
はっきり言って、クラスで一番かわいいんじゃないかなあ……。違うのかなあ……。
そんなことを思ってたら廊下の方の女子が、突然
「わたし、王女やります!」
と、沈黙を破って手を挙げた。
「おぉっ」
という歓声と、拍手。
なっ、なにぃ。
あいつ、わたしより全然かわいくないじゃん!
それでもみんな好意的だなあ……。
なんだ、それならわたしがやりたいって言っても全然、平気だったんだ。
あーあ。
先に言われちゃったよ。
決定。
くやしいな、少し。
ちぇっ。
結局、わたしは王女の付き人。
173 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/27(木) 18:57:25
つかれた……。
お腹減った。
電車にゆらゆら。
働きたくない。
174 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/27(木) 21:09:50
>>171 よかったよ
半年前の作品とは雲泥,月と鼈
つまり月に群雲ね
175 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/28(金) 22:00:08
位置
おれの視界に映る何もかもが
崩壊しかけているように見えるのは
おれが 頭が 壊れた ような
原因はそこなのか
正常過ぎるとは言えないけれど
けしておかしくない
おかしいのはちょっとだけ
魂が斜めにずれただけ
176 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/29(土) 06:58:37
友達
二人で行く予定のお祭りだったけど、結局、三人で行くことになったのだった。
ぼくと、クラスの離れてしまったぼくの友達と、その友達の三人でだ。
友達の友達は、少し嫌な感じのするやつだった。
急にぼくのほうに指でピストルを作って
「ばあん!」
と、撃つ真似をした。
そしてげらげらと一人で笑い出したのだった。
ぼくは仕方ないので愛想笑いを返してやったが、その瞬間にはもう、そいつは自分の尻をバリバリと掻いてどこか違う方向を見ていた。
ぼくは思った。
(なんで友達は、こんなやつを友達にしたんだろう?)
と。
全く理解できない。
友達はずっと普通の顔をしていて、ぼくにもその友達にも普通に話しかけていた。
177 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/29(土) 13:48:18
中古でバイオ2買った。500円。
速攻、死んだ。
警察署いく前に死んだ。
……。
どうやら見くびっていたらしい。
おれは“eazy”モードを選択し、再びサバイバルホラーへと身を投じたのでした。
178 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/29(土) 17:00:48
よっしゃあー!!
バイト終了だこらー。
帰んぞ家にー。
明日は休み、明日は休み、明日は休み、明日は休み。
うれしーなあー!!!
ハッピー過ぎて尿漏らしてもいいですか?
あなたの回答を待たず漏らします。ますた。
「えへっ、えへへ、うへへへへ」
JRの駅のホームで愉快なおれ。
おやおや駅員さんが駆けてきましたよ。
魚をくわえたドラネコでも追いかけてるのかしらん?
楽しいね。
明日はバイト休みだしね。
179 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/29(土) 17:04:17
バイオを買ったのは昨日だ・よーん。
180 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/29(土) 19:45:58
学級崩壊
サラダを喰わせろ
あなたに
そして未来の子供たちに
「ま・ずーい」
未来の子供たちはペッと吐き出すだろう
そんなのは即、ぶん殴れ
それこそが教育
教育の名の下に生徒の鼻が曲がってもう二度と元の形に戻らなくなった
「まさに教育だな……」
親御さんも頷いた
午後になると話題のモンスター・ペアレントが乗り込んできた
「あれがモンスターペアレントか……」
実物を見るのは初めてだった
「おいっ、気をつけろよ、あいつはモンスターペアレントだぞ!!」
同僚の教師がおれに耳打ちしてきた
「わかってる」
職場に緊張が流れた
おれは給食を早めに食べ対応することにした
モンスターペアレントは赤いハイヒールを履いていた
誰かの返り血を浴びてその色になったのだろうか?
なにしろモンスター
だが実際、近くで見るとがっかりした
ただのばばあである
「なんだばばあか……」
小声で相手に聞こえないように言った
【続く】
181 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/29(土) 19:48:12
おれは早速、口を開いた
「我が校に、なにか御用なんでしょうか?」
そのあとのやつらの言動には驚かされた
「あんた! 3年2組の担任かい!!」
いきなりこれである
モンスターペアレントはあいさつも知らない
猿以下である
「……ええ、だとしたら、それが何か?」
モンスターペアレントは間髪入れずに喚き散らした
「あんたの暴力行為によってうちの息子の鼻が曲がっちまったんだよ! ジャニーズに入団させようと思ってたのにどうしてくれるんだい!!」
ジャニーズ? お前の息子が?
冗談はよせ
そう思った
思っただけじゃなくて口にもした
「ジャニーズ? お前の息子が? 冗談はよせ おにぎりみたいな顔して他の生徒にいつも馬鹿にされてるじゃないか…… 叶わない夢を見るな」
モンスター・ペアレントはいよいよ本領発揮か顔を真っ赤にさせておれの至近距離へとやってきた
「……ざます!!」
なんだって?
「どうしてあんたみたいなやつが教員になれたざますか!!」
おれは、吐き出されたそいつの臭い息を跳ね返すように言った
「おい、ばばあ、口の聞き方には気をつけろよ」
胸ぐらをぐいっと掴んで引き寄せた
そいつ顔面を見ると日頃のストレスが炸裂した
「貴様を殺すざます」
おれは、ばばあの口調を真似てしゃべりだした
「内臓飛び散らせて死ぬざますか!」
なかなか愉快だった
ばばあが怯えた
公務員がいきなり狂い出したと勘違いしたらだ
182 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/30(日) 07:27:27
列車
ぼくはモーターの列車を、家の中で走らせていた。
列車が、脱線した。
床の荒野を走り、たくさんのお客さんを乗せたまま柱にぶつかって、ひっくり返った。
ブレーキは一度も踏まずに。ハンドルも一度も切らずに。
真っすぐ進んでぶつかっていった。
……。
お客さんは一番、後ろの席に座っていた人が、一番、前の席まで頭からミサイルのように突っ込んでいった。
列車は、お客さんをそんな目に遭わせたというのに、ひっくり返ってまだギュルギュルいっている。
ゆっくり回転しながら、わずかに横に移動していた。
ぼくは、恐ろしくなって、お母さんの方を見た。
お母さんは笑っていた。
ぼくはますます怖くなった。
183 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/11/30(日) 19:45:00
バトルズ
あまりにもあなたが愛とか呟くから
夢とか
わたしはあなたの唇をホッチキスで止めたくなるんだ
止めた
「ええいっ」
そんな風に美少女戦士がモンスターを倒すように バッチン
成敗いたした そんな感じフィーリン
「ふむむーん!!」
あなたはもう愛も夢も叫べなくなった
「よかった……」
心の底からそう思えた
愛や夢といった言葉から解放されたわたしの鼓膜も同時に喜んだ
「やった!」
擬人化させればそんな感じ
「お前の口から発せられるくだらない言葉たちに全身を震わすのはまったくいいものじゃなかった しかしそれも終わり おれは今日という日を国民の祝日にすることを提言する」
みたいな
【続く】
184 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/30(日) 19:46:45
「ふむむーん!」
お前は言った
誰だこいつ?
ああ、愛や夢の人か
鼓膜はぶざまなお前の姿に爆笑した
だからわたしも笑った
「あっはっはっ」
空気が和んだ
よかったね
ハッピーがようやくわたしたちの元に訪れた気配
わたしはケーキを買ってこの日を祝うことにした
「よし、毎年この日はケーキで祝福しよう」
だがそれは瞬間的なものだった
愛や夢の猛反撃が始まった
愛や夢の手にはバタフライナイフやこん棒が握られているのを確認した
185 :
プシケ:2008/11/30(日) 20:50:06
『セラトニン』
そう
かつおぶしはすきなの
卵もバナナもそうよ
脳内物質の
セラトニンをね
えーと
分泌させるっていってたわ
そんな成分があるんだって
何ていったかな
ちょっと待っててね
うーんと
わかんないけどさ
そういってたわ
あたし
卵かけごはんのときは
いつも
かつおぶしつかうの
おしょうゆもちょっと
ね
それって
よろこび物質
なんだって
楽しい気分に
なるらしいの
バナナもね
186 :
プシケ:2008/11/30(日) 20:53:49
〔続き〕
だから
あなたの
バナナを
頂戴
スイーティオ
体温でとけちゃうような
完熟バナナ
そして卵も
かつおぶしも
頂戴
さ
あ
殺して
あなたは
殺そうとしている
三滴の
涙でできた詩を
血祭りにあげた
もう死んでるって
言っているのに
屍体を切り刻んで
蹴とばしたよね
大丈夫
今
アイアンの
防御服に身を固め
襲来に
備えているわ
187 :
プシケ:2008/11/30(日) 20:55:59
〔続き〕
さあ
ここに
来て
あなたのまま
ここに
あたしを
救い出して
アイアンの
哀しい防御から
涙である
あたし
を
そうよ
ずっと泣いていたから
もう
半分のあたししか
いないけれど
時には
ゆらゆら唄う
揺れるえきたいを
その手で汲んで
あなたが息する地上に
たわいなく
こぼしてしまって
188 :
プシケ:2008/11/30(日) 20:58:11
〔続き〕
でも
ほんの
一滴
だけ
あなたの
喉を
うるおす
水として
逢いたい
189 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/02(火) 06:32:47
仏滅ドラマ劇場
わたしは道を歩いていた。
そしたら転んだ。
薄暗い通りだった。
(………)
わたしは転んだその姿勢のまま、しばらく動けなかった。
(あぁ……何と言うことだろう。今日までくだらない仕事だって何一つ文句も言わずここまでやってきたというのに、今日、道で転んでしまうなんて……)
もうわたしの人生はおしまいだった。
その時、わたしの脳裏に一つのアイデアが生まれた。
そして、ゆっくりと慎重に辺りを見回してみた。
(………)
わたしのほかには誰もいないようだった。
わたしはすっと立ち上がり、何も無かったように再び歩き始めた。
少し歩くと向こうから、偶然、知り合いがやってくるのが見えた。
「やあ」
言われた。
「やあ」
返した。
大丈夫だった。
わたしはほっと一安心した。
そして普段通りにそこから会社へ向かったのだ。
しかし、先ほどの薄暗い通りでは24時間態勢で作動していたビデオカメラが、わたしの行動の一部始終を記録していたのだった。
【続く】
190 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/02(火) 06:34:43
道でつまずいて転んだこと。
辺りを見回し、それを無かったことにしようとしたこと。
それらはすべて重罪だった。
二人の警備員がモニターを、離れた部屋から監視していた。
「これは酷いな……」
警備員の一人が呟いた。
「ああ」
わたしは、わたしが転んだわずか三分後にはわたしが全国に指命手配されていることなんて知る由も無かった。
わたしは朝の職場へと顔を出していた。
口を開いた。
「今日、裏通りで朝、転んでるやつを見たよ。警察に引っ張っていかれてそれは可哀相だったなあ……」
同僚にまるで他人事のようしゃべった。
「へえー」
同僚は言った。
「死刑だな、そいつ」
当たり前といった感じで、缶コーヒーのプルタブを開けた。
もちろん転んだのは自分だった。
【続く】
191 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/02(火) 06:36:13
「バタン!!」
その時、上司が勢いよくオフィスのドアを開けて中へと入ってきた。
いつもよりずっと早い時間での出勤だった。
上司の顔はひどく強張っていた。
そして、わたしの姿を見つけると
「おおっ」
と、呻き声をあげて、その場に崩れ落ちた。
わたしの両膝が微かに汚れていた。
わたしは(まさか……)と思った。
外からパトカーのサイレン音が聞こえてきた。
(一台、二台……三台)
わたしは、もう自分がけして逃げられない状況下であることを知った。
「おれだったんだ」
まるで状況を理解できていない同僚たちに、わたしは言った。
「えっ……嘘でしょう?」
アキコが信じられない、という顔でこちらを見ている。
おれとアキコとの関係は社内では秘密にしていたのだが、彼女は構わずおれの胸にしがみついてきた。
「ねぇ、嘘でしょ? 嘘だと言って!!」
「本当だよ……、おれが転んだんだよう!!」
「嘘よ!!」
「……さようならアキコ、おれはきみの幸せを(以下略)」
192 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/02(火) 18:44:13
ちょっと重かったかな うふ
「仏滅ドラマ劇場」 ☆☆☆ そろそろプロになれそう
PS〔わたし〕をもう少し減らしたら
193 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/02(火) 20:02:08
>>192 ……。
おれは交互に、旧作と新作をここで載せている。
週5回の過酷バイトで、くたくたで、
とてもじゃないけど新作ばかりを発表できないんだ。
いいわけ?
べつにそれでも結構。
星みっつ、だと?
数はどうでもいい。
おれは、安易な点の付けられ方が嫌いなんだよ。
あんたは何様なんだ?
ちょっと調子に乗ってんじゃないのか?
馴れ馴れしくおれに話しかけるな。
黙ってたけど、一向に気付かないんで、はっきり言っとく。
自分がレスらなくちゃ、誰にも相手にされないおれが可哀相だとでも?
自分だけはおれにとって特別な存在だとでも?
おれはこのスレに誰も居なくても構わない。
194 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/02(火) 21:02:55
ごめん今熱あっていい加減なレスしてる
あたしがいない方がノビノビしてるよね
でも釣ってきたのはあなたよ アタシも旧作の中から
あなたの反応になりそうなのを選んで載せたんだけど
よく考えないでのせちゃった
早く風邪治さなくちゃ
仏滅ドラマ劇場は驚いたので無性に書き込みたくなったんです
じゃね
195 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/02(火) 21:06:59
それから星みっつは最高点のつもり ちゅーぼーですよに倣って
196 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/02(火) 22:03:28
ずれ
うまくいってたのは
遠い昔のお話し
どこで歯車が狂ったのか
わからないけど
ただ
いまわかるのは
わたしはうまくいってないってことだけ
そして
どうやら長続きしそうなんだ
こんなとき
どうすればいいんだろう
あの日と同じ行為を繰り返したって
もうあの季節はやってこない
何も考えていなかったようなあの頃に
どうして自分がうまくいってるかなんて
考えたこともなかった
197 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/03(水) 06:33:09
恋人
恋人と二人で、虹を見た。
ぱらぱらと小雨の降る、晴れた日だった。
「きれいだねぇ」
と、ぼくは言った。
彼女も言った。
「そうだねぇ」
そして虹は、いつの間にか消えてしまっていた。
ぼくは、彼女の手をぎゅっと握りしめ
「この幸せが、このままあの虹のように消えてしまわなければいい……」
と言った。
彼女はげらげら笑った。
ぼくも笑った。
しばらくして笑いは収まり、お互いの顔を見て、また笑った。
「ばかみたい」
彼女は言った。
「ばかだねぇ」
ぼくは言った。
帰り道、彼女は急に真剣な顔つきになってこう言い出した。
「この幸せが……、あの虹のように消えてしまわなければいい……」
と。
そしてひとり爆笑した。
ぼくも、あははん、と笑ったが、彼女は少し笑い過ぎだと思った。
ほんとは嬉しそうな顔をしてくれるかと思ったのだった。少しね。
198 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/03(水) 12:36:06
帰りにタワレコ寄ってなんか買ってこ……。
最近、買ったのはヤング・マーブル・ジャイアンツの復刻、2枚組。
ベッドで横になって、寝るとき聴いてる。
途中ですぐ寝ちまう。
199 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/03(水) 19:43:53
買うの止めた。
疲れた。
腹減った。
あと眠い。
200 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/03(水) 19:48:55
ドール
季節が変わって
わたしはわたしじゃなくなりました
いまはこんな風に
普通にしゃべっていますが
心の内側では
灰色の嵐が吹き荒れているのです
さあ
粉々に砕いてください
DNAまで
二度と再生出来ないように
徹底的に
やるべきでしょう
生ぬるいのは
よくありません
心を失くして
壊してください
目の前にあるのは
わたしによく似た
わたしの人形です
201 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/03(水) 22:02:55
なんでこの板にはアホしかいないんだろう。
……。
まったくがっかりさせられる。
ポエム板より、人格が屈折してるやつが多そうだが、
所詮、カスはカス。
「一次選考突破!」とか一生、言ってろって。
どーせお前らには作家デビューなんて無理なんだから。
絶対、叶わない夢なんだから。
それでも希望を持って生きてれば、少しは明日が楽しいかもね。
202 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/04(木) 06:53:17
牛乳を飲む
わたしは、牛乳を飲んだ。
牛乳が、大っ嫌いだから。
こんなもの世の中から、全て消えてしまえばいいと思っているから……。
栄養があろうがなかろうが知ったことじゃない。吐き気がする。事実、吐いた。
そしてわたしは言うのだ。
「牛乳って、おいしいね!」
パックに残っている牛乳を、全部、ぶちまけて捨てた。
だってそうでもしなきゃとてもじゃないけどやり切れないもの。
わたしは、牛乳を飲む。笑顔で。
怒りが込み上げてきた。
こんなくそまずいものを今、自分の体内に取り込んだのかと思うと、このフロアを転がり回ってわんわんと泣き叫びたい感じ。
空のパックを握り潰した。しかし何の解消にもならなかった。歯ごたえがなさすぎた。
わたしは、次の牛乳を口にした。
「牛乳って、おいしいね!」
背が伸びる? 骨が頑丈になる? 知ったことか!!
こんなくそまずいものを飲んで背が高くなるくらいなら、逆に縮んで小人にでもなったほうが数倍ましだ。
紙パックを、ごみ箱にぶん投げて捨てた。
もちろんリサイクルなどには、はなからカケラの興味もなかった。
わたしは、わたしたちが住んでいるこの地球を徹底的に汚してみたかった。
いま、そんな気分だった。
【続く】
203 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/04(木) 06:55:33
ごみ箱のパックは、もう両方の指では数えられなくなり山脈のように上へと溢れ返っていた。
その光景を見て、わたしはますます怒りが込み上げてくるのを感じていた。
(牛乳パックの分際で何、自己主張してやがる!!)
上からかかと落としを決めて、まとめて叩き潰した。牛の絵がぺしゃんこになった。
その絵にまた腹が立つ。
まったくよお、こんなよお、畜肉のエキスをよお、なんで人間様がわざわざ摂取しなきゃならないんだ!?
わたしは言うだろう。優しく健やかな表情で
「牛乳って、おいしいね!」
本年度、CM好感度、No.1女優がわたし。
こういうやり方で楽しんでおけば朝っぱらから踊ることもなかったのになあ
残念だよQQQ
こういうスレッドを狙い撃ちすれば昼過ぎには必ず踊り出す
俺は知っているんだ
今日もまた証明してやろうか
おまえの負け惜しみが楽しみでね
ぶははは!
206 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/04(木) 17:55:44
>>205 負け惜しみかどうかは、
あと二ヶ月ちょい待ってもらおうか。
良かったな、おれと会話が出来て。
あとで自慢していいぞ。
暇じゃないんだよ。
今日もいろいろやることがあった。
そのうちのいくつかは空回りし、
さらなる労苦をおれに背負わせた。
207 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/04(木) 17:58:41
観客の誰もいない
舞台の上で
おれは踊る
手首の角度を気にしながら
ってか。
お前のおかげで一つ詩が書けたよ。
ありがとう。
208 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/04(木) 21:45:28
すぐそこにある狂気
わたしが破裂する音が聞こえる
遠くの方から
もうだめなのかもしれない
指先がまるで他人のものような感覚
壊れてしまって
あいさつを繰り返すだけの……
このまま
今日という日が永遠に繰り返されれば
わたしは
間違いなく狂人になれるでしょう
まだ平気
まだそうじゃなくて
でも
それはもうすぐ傍まで来ているのかもしれない
209 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/04(木) 21:52:45
『他人のものような → 他人のもののような』
だった。
210 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/05(金) 06:43:05
珍毛
わたしのクラスにすごい天然パーマの男子が一人いる。
昔のヤンキイみたいなその髪型に、皆、指をさして笑い合った。
その日もそうだった。
「げらげら」
黒板の辺りで見ていた担任はキレる寸前だった。
「あははっ、チンゲチンゲ」
と、誰かの爆笑する声が廊下から聞こえてきた。
(さすがにそれは言い過ぎだろう……)
と、わたしたちは、担任の表情をちらりと見てから、声のする方へと視線を注いだ。
覗いている校長先生だった。
担任は、先ほどまでの不機嫌そうな態度とは打って変わって
「やっぱりそう思いますか! 実はわたしもそう思ってたんですよ、ほらチンゲ、校長先生にご挨拶しなさい」
と、ノリノリ。
チンゲは、いや違った、その男子は、わたしたちが天井を見て笑い合ってる隙に、急にベランダへと飛び出し、柵に足を掛けてそこから飛び降りてしまった。
わずか数秒の出来事だった。
「ここは三階だぞ、チンゲエ!!!」
担任は絶叫した。
校長も絶叫した。
「マスコミに知られたらすべての終わりだ!!!」
生徒たちは窓わくに一斉に集まり、飛び降りたチンゲを見た。邪魔だ見えねえどけ。チンゲは花壇に横たわっていた。
微動だにしなかった。やがてむくりと起き上がった。
無傷だった。
チンゲが一番、驚いてるようだった。
「……」
生徒の一人がやがて叫んだ。
「チンゲの弾力で衝撃を殺したんだ!!」
一同、大爆笑。
211 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/05(金) 19:20:20
愛、みたいな
正直、寿司屋とかぬかして
ここ鳩じゃん
三回目からフリーパスになる仕組みより
凶暴性を備えたマスオさんの方が有効だよ
来週には地下から無数のパティシエが這い出すし
金も毟り取られる
また会おうねって約束したのに
ゴリラがくるってどうゆうこと?
もう森から出ていきたくありません
やだやだやだ
アメなんか要らない
餅はもっといらない
ソプラノリコーダー噛む日々
明日は晴れだといいよねぇ
けどプロ野球が延長してテレビ番組の録画に失敗
だからパイナップル粉砕したの
彼氏はロリータ・コンプレックス
真面目に幼稚園児が好きみたい
いつか犯罪行為にはしるときはわたしも手伝ってあげたい
クロロホルムをハンケチに染み込ませて嗅がせるよ
212 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/05(金) 20:06:56
明日は最悪の職場だ……。
いきたくねえなあ。
朝6時3分発の電車に乗って、
つーと5時30分には起きなきゃいけなくて、
で、
弁当に余りもんを何か詰めて、
スモーカー共が集まる会社に行って、
やることもなく下っ端は放置させられて(やることがないんなら出勤時間遅らせろ!! しかも駅から遠すぎんだよお前の会社!!)
で、ようやくのそのそ動き出す。
人格を無視されるような扱いを受け、
プライドがずたずたになり、
勤務終了後また放置され、
みじめな気持ちで暗い夜道を最寄りの駅まで歩く。
想像しただけで嫌になった。
まったくうんざりだ。
希望とかなんとかぬかす表現者は殺せ。
漬け物石で脳みそをかち割れば少しはましな思考回路でも生まれてくるのか? そのおさるのような脳にも
213 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/05(金) 22:46:09
うんざりなんだよ
猿に似た連中の戯言には
おれが言いたいのは特別なことじゃない
お前らみんな死ねとか
安っぽい響きな
やつ
たまに思ったりするのは
狂っちまったやつっていうのはあんまり面白くないんだろうなってこと
だからあんまりおれを追い詰めたりしないでほしい
世界の中心に自分がいるとかそんなことを思わないでくださいって注意されても
どうしてそれがいけないのかよくわからないよ
だっておれはたった一人のおれだし
昨日、仕事帰りに電車に乗ってそんなことを考えてたら
あやうくやばくなりかけた
いいたいこととか
そんなのはどうでもよくて
さっき思いついた後でしゃべろうとした大事なことも
いまはもう忘れて違う話しをしている
それでいいと思う
うまくいくとか
物事があるべき方向に進まなくちゃならないだとか
そんなの
たいしたことないんだ
例えばこの詩にタイトルが無いとか
それほど重要なことじゃないと思うんだ
後でいくらでもなる
そもそも詩を書こうと思って書いたわけじゃないし
214 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/06(土) 16:11:37
寒い……。
早く家に帰りたい。
黄色い鼻水が出る。
寝てる間に風邪ってひくらしいね。
今日はあったかくして寝よう。
それにしても、
早く終わんないかなぁ……。
215 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/06(土) 17:03:12
大丈夫?
216 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/06(土) 19:45:17
たいしたことはない。
と思いたい。
217 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/06(土) 20:35:43
教室
受験を控えた静かな教室の中で響く、先生の声と、カリカリカリカリ。
ぼくは、四つ足の椅子にもたれ掛かり、後ろの二本足だけで座っていた。
グラグラ。
この揺れの不安定さが心地良いのだ。
「やっちゃいけない」
と、言われるとやってみたくなる。
「やれ」
と言われるとやりたくなくなる。勉強とかね。
ぼくは誰かに何かを強制されるのが嫌いなんだ。
だから今日も授業中、窓際の席でずっと外を眺めていた。
思考は、芝生の上で鎖を外した子犬のように自由にはしゃがせておく。
あとで、こっちへこいって呼んでやればいい。
こんなにいい天気なのに、風の流れも感じられない息苦しい教室で、整列された机に座って、ぼくらはいったい何をやっているのだろう?
その問いが、輪郭をもってやってきた。
(何をやっているんだろう……?)
窓の外から、教室の中へと視線を移した。
みんな、前を向いていた。
ぼくも見た。
黒板に何かが書かれていた。
少なくともドラえもんの似顔絵ではなかった。
それはぼくには何の興味も抱かせなかった。
(なんで緑色なのに黒板ってゆうんだろう……?)
とか
(信号機の緑色を青って言うのと、何か関係があるのだろうか……?)
とか、ほんとどうでもいい思いが頭の中によぎった。
【続く】
218 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/06(土) 20:36:32
クラスの誰もが、こんなつまらないことから目を背け、外の景色を見ようとしないのがぼくには不思議だった。
先生の声が聞こえてくる。
そしてぼくは、机の上に出してるだけの開いていない教科書を、三階の校舎の窓から投げ捨てた。
すごく、自然にできた。
バサバサ、バサッ。
猛スピードでめくられながら落下してゆく教科書。
死んだ鳩みたい。
先生がその日、初めてこちらを向いている気配がした。
ぼくは廊下へ向かって歩いていたのでほんとのところはわからないが……。
219 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/07(日) 07:25:45
おれと仔犬
「退屈だから仔犬でも蹴り殺すか……」
思ってもいないことを口にする
実際やってみたらどうなるんだろう?
多分やらないけど
やることは出来る
すごく嫌な顔してやることは出来ると思うんだ
やらないけど
でももしやってみたらどうなるんだろう?
いままでと違う自分になれるのかな?
そんな自分も見てみたい気がした
「やるか……?」
どうするか
自分に問い掛けてみる
仔犬を殺す
この時点でおれはまだ絶対にそんなことをしないという確信があった
それを裏切って仔犬を殺してみた
【続く】
220 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/07(日) 07:27:01
「……」
血まみれの仔犬の肉塊を見下ろす何も変わらない自分がそこにいる
「ごめんなおれ今日どうにかしてんだ」
生命はもう戻ってこない
「空へ行ったのか?」
おれの素朴な疑問
見上げた空
ぱらぱら降る雪
「寒いな」
こんな日に蹴り殺された仔犬が哀れに思えた
おれは加害者だが
同時に仔犬に感情移入もできる
おれのスニーカーは仔犬の内臓で汚れた
それを静かに見つめるおれ
おれは自分が気違いじゃないと思っている
だが気違いが自分を気違いだと思うなんて話を聞いたことがない
歩いてるうちに靴の汚れは消えた
土と混じっただけだ
「どうでもいいじゃないか……」
おれは呟いた
どうでもいいことばかりなこの世界で今日、無駄に仔犬を殺した
221 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/07(日) 21:42:35
怪力娘
頼んでもないのに、自分のことを心配してくれる両親をウザイので殺す。
にこにこでぶん殴る。
父親の首がねじれた。
これでもう心配事は失くなったね、パパ。
床でぴくぴくとうごめく父にわたしは微笑みかけた。
爽やかな春の風が部屋の中へと入ってきた。
さて……と。
電話器を回し蹴りで叩き落とした。
母は、その受話器を握りしめたまま立ち尽くしている。
おとなしい娘の突然の奇行に、思考がまるでついていっていないようす。
多分、いまの母親には、数をかぞえるという単純な行為ですら誰か他の人に手を貸してもらわなければ出来ないのだろう。
わたしは自然と笑みがこぼれてきた。
わたしは母をぶっ飛ばした。
横にしたスロットマシーンのように母親の顔は回転した。
頭部を支えている首が、しぼった雑巾みたいに細くなっている。
そして今度はゆっくりと逆回転をしだした。
「ぶるんぶるん」
だらりと垂れた舌が、プロペラのようにたなびいていた。わたしはそれを夏休みの工作として提出したらおもしろいかな……と思った。
しかし、わたしは登校拒否中で、もう二度とあんな場所へ行くことはないと思えるから、そんなものを出すことはないわけだ。
さわやかな風は相変わらず吹き続けている。
222 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/08(月) 06:54:59
優しい人
優しい人は
みんな殺されるね
どんどん早歩きになって
ついていけなくて
息も出来ない
わたしの好きなあの人は
もういないんだ
優しい人は
みんな殺されるね
間違えた
でもまだ気付いていないの?
あなたと
あなたに似た人で溢れる この街で
あの優しい人は殺されたんだ
223 :
プシケ:2008/12/08(月) 19:57:18
パンの耳市場
あたしは死体置場で惰眠を貪っていた
カタコンベの迷宮は言葉も死んでいたから
安い惰眠には持って来いだった
そこには
ミノタウルスもいなければ
イカロスもいない
平べったい地下は魔女のマジョリティ空間だった
あたしはプシケではなく薬師如来 と前世をケムにまき
上等な毛布を手に入れた
そうして時間を左右に振りほどいた
あなたはそんなあたしを
好奇心いっぱいに引っ張り出し
何度も振り回したりキスしたりし
すっかりとりこにした挙句
パンの耳ばかりが集まるこの市場で
開業しようと誘うのだった
あたしは戸惑った たじろいだ
でもそれは死体の決まり文句なのだ
本当はこう思っているらしい
もう死ぬまで
死にたくないわ
224 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/08(月) 20:40:54
このスレッドも佳境に入ってまいりました。
あとしばらくは続きます。
225 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/08(月) 22:06:55
読者が一人いることはわかった。
おれはサイダーを鼻から一気飲みしたい、いま。
226 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/09(火) 07:13:41
快適空間ベッドくんの到来
徹夜ハイの頭だったからであろうか?
テレビショッピングで、何か商品を注文したらしいのだが、後日、ベッドが送りつけられてきた。
……。
おれこんなの頼んだっけ?
宅配業者の人間がぞろぞろとやってきておれの部屋の中に設置していった。
「ここでいいでしょうか?」
「……うん、多分」
“快適空間ベッドくん”だった。
それはどんなものかというと、まず説明する。だからちょっと黙っててね。
まず、とにかくでかい。木製。
ベッドのマットレス下の空間が、フツー収納などに使われてるが、これは冷蔵庫になっている。
冷蔵庫の扉は、カモ〜ン、と金髪セクシー美女が男を誘うときの、あのクイックイッという手つきの具合に、前へと開くようになっていた。
ふーむ。なかなか画期的だ。
段々とこの商品のテレビショッピングを思い出してきた。
出演していた人の良さそうなおばあさんは、一言一言、区切るようにゆっくりと
「冷蔵庫と、ベッドが、一緒になって、余分な空間を取らなくなったから、家の中がすっきりしましたよ」
と、縁側でこぶ茶をすすりながら太鼓判を押していた。
その配偶者であろうか? おじいさんも
「朝、起きたとき、すぐ飲み物が飲みたくても、手足がしびれて、なかなか動けません。これが来てからは、一歩も動かないで、済んでますよ」
と、庭の盆栽をバッサバサと切り落としながら、笑顔で答えていた。
【続く】
227 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/09(火) 07:17:23
さあて。
さっそく電源を入れて、冷蔵庫に中身を補充してみるか。
今まで使ってた古いやつから牛乳やら、卵やら、長ネギなどを移していった。
困った。
困ってしまった。
なぜかというと、今までのやつなら牛乳や卵は、開閉扉のすぐ裏にそれ専用の置き場所があって、開けると同時にそれらが手元に近寄ってくるという極めて画期的なシステムを採用していたのだが……。
この“カモ〜ン開閉式”は、その部分に置くと開けた際に牛乳はこぼれ、卵は前方に転がり落ちてくるのだった。
(……)
これ欠陥商品なんじゃないだろうか?
恐ろしい疑問が頭をよぎった。
代金引き落としの紙を見た。
十三万八千九百八十二円だった。
頭がくらくらしてきた。
……。
こうゆうときは寝ちまうに限る。
どれ。もう一つの本領、ベッドの寝心地はいかがなものか。
……。
なかなかいいんじゃないの?
そう思った。
だが全然そうじゃなかった。
いい感じに夢心地になってくると
「……ブーン」
と、真下の冷蔵庫がおれを起こしにかかってくるのだ。
そのタイミングの悪さに、まるで意思があるようようだと思った。
明日、クーリングオフで業者に送り返すことに決めた。
相手が何て言おうがこんな商品、作るやつらに容赦はしねえ。
「ブーン」
うるせえ。
228 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/09(火) 16:18:06
何故、佳境なのかと言うと、
在庫処分がそろそろ終わりそうだから。
もともとこのスレッドは詩板から続いており、
えーと……、始めた動悸は息切れは『中原中也賞』に落選して(去年)、バーローこのゴミカス下読みってんで、
やけになって、そこに送った原稿を2chに載せちまったんだ。
で、
なにやら胡散臭いやつや、荒らしに囲まれたりしてあっさり1001。
またスレ立てて、んで。
落ちた原稿も終わっちまったし何載せようかなぁ……って、何、載せたんだっけなあ。あんま覚えてない。
あーそーか。
詩は次の賞に向けてとっとくから、あんまり詩っぽくない(使えない)詩を載せましょうってなったのかな?
途中で、即興で詩を書き出して、そっちがメインになっちまったり、
いまは半分半分だけど、もう過去作がない。
だから、ね。
どうしようかなあって。
……まだ発表まで時間もあるしな。
229 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/09(火) 19:28:49
アイ・スピーク
自分がそれほどおかしいだなんて思っちゃいないさ
それを得意げに話す猿はよくいる
おれは珍しい存在なんかじゃない
だいたい物を書くやつなんて自分を特殊化しがちだ
「何かが降りてくるのを待つ……」とかな
インスピレーションってやつだ
大馬鹿だな
鏡を見て自分のフェイスにうっとりするロバ
おれはふつうのおれだ
なんにも変わったことはない
ただ
おれは花と話すことができる
チューリップと
限定だ
「よお」
「ちいーっす」
今日も道端のチューリップに向かって話しかけた、朝
向こうも返事をしてきた
はっきり言って何の役にも立たない能力だと言えるだろう
でもおれにしかできない……はず
多分
多分ってゆうのは
全世界を回って、チューリップと会話できるやつなんて確認したことないから
確認する気にもなれない
【続く】
230 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/09(火) 19:30:26
どこかで怖いのかもしれない
(もしかしたら自分以外にもチューリップとしゃべれるやつがいるのかもしれない……)って
しかもそいつはおれよりもっと流暢にしゃべれるのだ
231 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/10(水) 07:37:42
レッツおかし
『おはようございます
ありがとうございました
しつれいしました
すみませんでした』
の、最初の一文字を取った“オアシス運動”というものがあるらしい。
なるほどな。
つまりそれらの礼儀正しい行いによって、相手も、また自分も、心がオアシスのように清々しくなりましょうよ。
ということなんだろう。
いいんじゃないかな。
なかなかよく出来てる標語だと思う。
でも、おれが不思議なのは、これによく似たもので、昔、小学校の防災訓練のときによく担任に言われた、“おかし”というものなのだ。
あれ、うちの地域の学校だけだったんだろうか……?
『おさない
かけない
しゃべらない』
の、最初の一文字を取ったもので
「おかし!
おかし!
おかしだ、こら!! 走るな!!」
と、よく連呼されていたのだが、あれは今、思うとちょっと間違っているんじゃないだろうか?
無理矢理というか……こじつけというか……。
そもそもお菓子、という単語が災害のイメージと結び付かない。
しかも実際、災害が発生したとして、あわてふためいている最中、“おかし”なんていちいち一つずつ思い出していけるだろうか?
何か別の言葉を用意してほしいものである。
【続く】
232 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/10(水) 07:38:34
もし、お菓子という言葉を使った標語をおれが作るならこうである。
『おさない
かわいいこに
しゃぶらせる』
このロリコン標語としてなら、ばっちり頷けるような気がするのだ。
お菓子ってゆう甘いイメージともぴったり合うしね。
233 :
プシケ:2008/12/10(水) 12:54:30
>>228 さとうしおさま
ほんとにお疲れ様でした 楽しかったよ
次々新作発表されるので
正直このスレに書き込むのは難しかった
あなたにはメジャーになって欲しいので
今アウトプット休むんだったら賛成します
充電も大事だし
これからは
蜻蛉日記 紫式部日記 徒然草 枕草子 高見順日記 太宰治日記
路線はどうかしら
つまりいつもの地の文
あなたの地の文も大好き
惜しみなく零された星々が銀河のように輝いてるこのスレ
アンドロメダから眺めてたミューズは
いつもドキドキしていたよ なんてね
この前 アタシの詩に リフレクションありがと
それから
表現の破れがあったら指摘し合わない?
アタシかなり破れてると思うんだけど気が付かないかな
234 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/10(水) 19:15:28
>>233 だから“さま”はやめてくれって。
前スレでも言ったけど。
ほんとに嫌。
このスレをどーするかは検討中。
作品を指摘し合うのは却下。
何故なら、お互いを批評し合って、切磋琢磨してとか、嫌いなんだ。そんなの嘘だしね。
そーさくは孤独な作業さ。
自分の書いたもので、たまに誤字脱字があったりするけど、
まーいーかーって、スルー。
すぐ気付けばそのとき書くけど。
あんまり見直さないし。
235 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/10(水) 19:28:55
バイオ・オブ・リアル
ざけんなよこら内股で歩くゾンビ共
お前らに人権なんかないし切符買ったからって電車に乗れると思うなボケが
野菜でも突っ込んどけその鼻の穴に
ファブリーズぶちまけて居場所なくすぞまじで
妖怪と階級争いしてる場合かっての
そんなのおれたちには関係ねーんだよ
不自然な姿勢しやがって
不気味さを演出してるなら成功だとでも?
ならまずその水玉パンツ履くの止せよ
ウボーとかまじ人語話せって
よたよた歩きでおじいちゃんに抜かれてんぞ
何噛み付いてんの?
ねえ何噛み付いてんの?
誰の許可得て噛み付いてんの?
ねえねえねえ
痛いんですけど
あっち行ってくんない?
歯がボロボロ取れて超キモいんですけど
肉全然取れてないんですけど
……
ババロアでも食っとけよ
腐った歯茎で生人間食おうなんて調子くれてんじゃないの?
【続く】
236 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/10(水) 19:30:16
眼球無いし
そこにテニスボールでも収まるんじゃね?
超うける
おい誰か金属バット持ってこいって
こいつの頭蓋骨粉砕してやろうぜ
だめ?
べつにいーんじゃね
こいつら人間じゃないし
元・人間だし
似てるだけだし
こいつら殺したってなんの罪にもならないだろ
文部省推薦だよ
18禁ってことはさあ
18歳以上はガンガンやれってことだよな?
まじ米人がうらやましいんですけど
おれもショットガン撃ちたいんですけど
237 :
プシケ:2008/12/10(水) 21:26:01
なんか怒ってるよね
褒められるの嫌い
ご親切も嫌い だね
かなり破れてるのはアタシだから誤解しないでね
破いていることもあるし…
どうかなって思って誰かに相談したくなるから
238 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/11(木) 07:12:04
女学生
退屈な学校生活が続きます。
つまり、平和です。
でも明日は、晴れたら早起きして、ママに手伝ってもらって、サンドイッチを作ります。
仲良しのクラスメート二人と一緒に、お出かけします。
晴れたらいいな。
晴れたら、太陽光線にギロチンの刃が光ってきれい。
いつも、毎月、第三日曜日には囚人の公開処刑が行われるんです。
大人も、子供も、先生だって生徒だって、みんなそれを楽しみにしているんです。
ギロチンの刃が落ちてゆく瞬間、囚人の顔は普段、人には絶対、見せることのない表情に変わります。
クラスの女子はみんな両手で顔を覆い
「キャー!」
って、叫びます。
でも、指と指の隙間から、ちゃんとその光景を凝視しているのでした。
明日は、みんなが待ちに待った第三日曜日。
晴れたら、みんなで断頭台の丘へゆく。
仲良く一緒に鼻歌をうたい、クラスで一番、誰がかっこいいかを決めたりしながら、歩いてゆこう。
239 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/11(木) 18:29:33
ぴぷー−。
残業で狂い死に。
240 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/11(木) 19:52:48
こっちは仕事終わった
お先にBルいっちゃいますゴメン
241 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/11(木) 20:40:27
Bルって何だろうな……。
まあ、ビールだろうな。
242 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/11(木) 20:45:37
ニュー・フェイス
お腹いっぱいちゃんです
ぼく
お腹いっぱいちゃんなんです
さっき
たくさんご飯食べました
だから
いま
お腹いっぱいちゃんなんです
「もー食べれない」
ざるそばを食べました
いっぱい食べました
デザートの蜜豆も食べました
食べろ食べろって言われました
だからお腹いっぱいちゃんなんです
「まだあんぞ おれのも食うか?」
もう食べれない
お腹いっぱいちゃんです
あとで
お腹ぺこぺこちゃんに変わります
そのときまたよろしくお願いいたします
243 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/11(木) 21:05:04
なんかいいねこの詩 新境地
244 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/12(金) 19:55:01
あのね、
明日も仕事なんだけどね、
まあそれはいいんだけどね、
このスレッドね、
やっぱ終わらすことにしたわ。
読者少ないし。
やる気、失せた。
っつーのは嘘でね。
継続で。
かなーり前に書いてた詩があるんで、
そいつを出してみようかなと……。
しかし、まあ、
書き始めなんてくだらないもんばっかでね、
相当、切り捨ててくと思う。
何個かね、
使えるのがあればなあ……って。
あとはあれ、
新作と交互にそれを出してくっていう。
245 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/12(金) 20:21:14
よく想像する
このスレに何も書き込まれなくなって
ずーっと下のほうに落ちていって
探しても探しても
あなたの名前が見つからなくて
そうだよな
あんなに続いたことが奇蹟だよね
分かっていたはずだよねって思って
普通にいつもの毎日が続いて
時々思い出して涙ぐんで
もう会えないんだよねって思って
でも賞をとったら応援できる
彼ならきっといつかはビッグネームになる
そんな想像をね
する
今びっくりしたその時が来たのかと思って
でも続けるのね
週に一度くらいでいいよ
でもずっと続けてね つぶやきレスも大好きだよ
246 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/13(土) 06:43:45
澄んだ瞳で、虐殺
おれは汽車の中で怯えていた
おれだけじゃないみんなだ
近頃、この辺りは物騒で
赤ちゃんが出るらしい
60メートルの
「ポー−−−−!!」
という 汽笛
(そんな大きい音を出して大丈夫なのだろうか?)
赤ちゃんが起きてこないかな?
この鉄橋さえ渡りきってしまえればもう赤ちゃんはやってこれない
赤ちゃんは川を泳げないから
あ
窓の外
「来たあー−−−−−−−−−−!!」
乗内大パニック
だって
あの丘の向こうから ゆっくりと
ビー玉の目でおれたちを殺しにやってくるんだぜ?
汽車は
赤ちゃんのぷよぷよの二の腕に遮られて止まった
「キャッ キャッ」
赤ちゃんはひどく上機嫌のようだった
最悪だ
おれたちを皆殺しにするまで離してはくれないだろう
【続く】
247 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/13(土) 06:45:18
「メキメキ」
汽車が ねじられた
隣りの車両へと続くドアの下から多量の血が染み出してくる
「バアァァ−−−−−−−−ブウゥゥ−−−−−−−−−−−−−!!」
赤ちゃんのおべべによだれが垂れた
バケツ数杯分の
ああ
あんた本当に無敵だよ
指で
窓からおれたちをほじくり出そうとしているね
微かな記憶で
覗き込むお前の澄んだ目を見た
248 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/13(土) 19:52:08
みなさんサタデーナイトをいかがお過ごしでしょうか?
こんなスレなど覗かず、楽しい一時を過ごしてたりするんでしょうか?
良かったですね。
わたしは明日も仕事だということがわかって少し不快です。
しかもとんでもなく辺鄙な所へ逝かなくてはなりません。
電車に一時間半、揺られます。
「……殺す」
勤務指示を受けたとき、思わず呟いてしまいました。
「ウゴッホオエ!!」
直後、したくもない咳でごまかしました。
おやすみなさい。
永遠におやすみなさいがしたいです。
249 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/13(土) 22:39:16
今日は仕事帰り、CDショップで、
ニルヴァーナのDVDを計2本、買いました。
安かったし。
ニルヴァーナは好きです。
どこが好きかというと、
ボーカルが若くして死んじまったとこが良いです。
巨大な成功にまみれて、歯車が狂ったりするのが最高です。
そのあたりにスポットが当てられた場面があるといいなあ。
人が墜ちていく姿を見るのが好きだ。
性格悪いかな……。
250 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/14(日) 06:30:08
狂った森
ぼくが揺れている
穏やかな午後
森の奥では
少年少女が笑っている
「けどお前は笑うな」
との警告が発せられる
刃物を持った人間が森に侵入してきて
そいつはへらへら笑ってる
殺すぞさあて殺すぞ
心はうきうきピクニック気分
ぼくは殺される被害者だけど
そいつに感情移入してうきうきしだす
251 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/14(日) 18:03:01
年末ジャンボ宝くじ?
あの売り場を今日、通り掛かったんだけど、
設置されたラジカセから聞こえてくる西田敏行の歌がひどすぎて笑った。
ジングルベルの歌をもじった替え歌なんだが、
あまりにふざけきっている。
あれはもう聴いてもらうしかない。
説明不可。
252 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/14(日) 22:22:33
宝くじ買われたんですか
期待値20%ですよ
競馬なら
期待値70%
ギャンブルの法則
小説家向き … ギャンブル好き
詩人 評論家向き … ギャンブル興味無し
あなたはどちら
253 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/15(月) 07:03:56
>>252 いや、偶然、通り掛かっただけ。
ギャンブルは好きくない。
ドラクエのカジノぐらいだな(笑)
最近、やってないけど。
254 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/15(月) 07:08:13
宝くじの歌は是非、聞いてもらいたいなあ……。
帰りの電車にも広告がぶら下がってて、
16日まで売ってるらしいから、
それまでは流れてると思う。
255 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/15(月) 07:13:04
右耳
学校帰りに
知らないおじさんに声をかけられた
路地裏で地図をもらった
耳の形に似てるな
と思ったら
ぼくの右耳だった
「ふわあ……」
ぼくは急いで元の場所へと耳を差し込んだ
カチカチカチと三回、前にねじ込んだ
そしたら「プルルルルッ」て耳が逆回転しだした
“ぜんまい”だった
ぼくの 右耳は ぜんまいだった
もうだめ
許容範囲をはるかに越えてる
これ以上わけわかんないこと起こったら
自分でも何するかわからない
【続く】
256 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/15(月) 07:13:56
おじさんは突如、真剣な表情に変わり
「実はわたしはゲイで、下校中のきみに声を掛けるタイミングをずっと狙っていたんだよ」
とカミングアウト
ひゃらぴこ
ららら
ぼくはおじさんの金玉を強く蹴り上げた
「もっとおー!! もっとおー!!」
って
女々しい声をあげておじさんが尻を突き出してくる
ぼくは猛ダッシュして逃げた
何処へ?
とりあえず
右耳を外して その図形に沿ってみる
257 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/15(月) 19:14:55
応援歌
夢が
あるから
がんばれる
一人じゃ
ないよ
ぼくがいる
明けない
夜は
ないからきっとね
明日は
絶対
晴れるから
走れ走れ
力いっぱい
そうして穴に落っこちて死んじまえ
258 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/15(月) 20:50:38
259 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/15(月) 20:59:48
>>258 あっまじだ……。
最近、日付がよくわからん生活してたからな。
忙しいけど、
たいして実りも無い日々だな。
読書とかしてないな。
テレビはまったく観てないな。
漫画もあんまり……。
DVDも観てない。
その日の仕事が終わって、次の日の仕事を聞く。
そんな毎日だ。
260 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/15(月) 21:20:18
はーああ……。
思わずため息も出ちまうぜ。
なんかいーことないかなあ。
おもしろくないことが多すぎる。
261 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/15(月) 23:15:34
仕事あることは幸せなことだと思う
誰かに必要とされているのがうれしい あたしはね
でも疲れると創作なんかできない
中也だって
三つ葉のおひたしくらいは食べていたし(詩の中にあったでしょ)
余裕が必要ですよね
今のお仕事夏ごろやってたお仕事よりたいへんそうですね
前のバイト先にまた戻る事は出来ないんですか?
でなければ週4日勤務とか
詩のほかに何かスキル身に付けたら楽しいかもよ
ワードとかエクセルとか柔道とかカラーコーディネートとか
きっと詩の世界も広がるよ
ちなみにあたしは
運転免許持ってるからタクシードライバーなんかもありかな
>おもしろくないことが多すぎる。
うーん、同意できないな。
鏡でおまえのツラ見てみろよ。
263 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/16(火) 06:00:59
>>262 毎日、見てるものにおもしろいなんて思えない。
どんなにおもしろいものだって、それが日常になっちまうからな。
いやおまえのツラは毎日見てもホラーだよwww
265 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/16(火) 13:33:50
>>264 おいおい視点がずれてるぜ?
大丈夫か?
“お前”がおもしろいと思うかどうかじゃない。
“おれ”が、の話しだぜ?
いまは相手にしてやってるけど、
あんまりつまんない発言して、おれの興味を削ぐならスルーだぞ。
↑それができないアスペルガー
267 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/16(火) 18:53:42
>>266 アスペルガーってなんだよ。
日本語、話せ! このクレイジーが!!
268 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/16(火) 22:51:06
2chで顔の話って(笑)
見たことも無いさとうしおに言葉だけで親しみを覚えるのは不思議なこと。
もし
さとうしおがゾンビみたいだとして
ハグ出来るか…
と想像してみることもあるよ
たぶん
でき…
る あは
269 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/17(水) 07:34:47
>>267 クレイジーは英語だよ。
というツッコミはまだですか?
270 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/17(水) 07:36:21
>>268 うるせえよばか!
てめーなんかにハグハグされたくねえよ。
消えろ!!
271 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/17(水) 07:41:10
消滅
夏の 朝
カーテンから こぼれる
午前の 光りに
目を 覚ます
隣りに いるはずの
お姉ちゃんが いない
(あいつ……
こんなに 早起きだったっけ?)
いつもの ように
パジャマを 着替えて
階段を 降りていった
無音で
まるで気配のない 一階へと
誰もいない
誰もいないんだ
夏休み
初日
ぼくを残して
みんなどこかへ行ったのか?
書き置きもせずに?
【続く】
272 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/17(水) 07:43:03
とりあえず
ぼくは
パンを焼いて それを食べて
部屋に戻って
マンガを読んだ
おかしい……
さっきから 表を
車が 走っていない
一台も
ようやく 気付いた
人間が 一人もいない?
玄関から 表へ出た
陽は いつもと変わらず
降り注ぐ なのに
それを 受け止める
世界が 変わった
夢なら いいな……
誰も いない
店員も いない
コンビニエンスストアで きっと
これは 夢に
違いない と
【続く】
273 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/17(水) 07:44:01
もう
何百年も 前から
ずっと そうであったかのように
映らない テレビ
に 映る
泣きそうな ぼくの顔
次の日の 朝
ぼくは 恐る恐る目を開けた
ああ……
隣りに いるはずの
お姉ちゃんが いない!!
おまえがシメて埋めたんだろ
自首しろよ犯罪人
275 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/17(水) 19:18:05
派遣さちこ
不愉快な
不愉快な
一日でした
毎日が
毎日が
退屈で死にそうです
希望は
希望は
さっき自殺しました
あの日から
あの日から
わたしの精神は病んでいます
愛してる
愛してる
あんなに繰り返したのに
あなたは
あなたは
遠くへ去っていきました
さようなら
さようなら
いつでもまた会える
【続く】
276 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/17(水) 19:22:14
頭の中でコンニチハ
頭の中でコンニチハ
頭の中でコンニチハ
頭の中でコンニチハ
頭の中でコンニチハ
ねえさんねえさん
その柿うまそう
ねえさんねえさん
わたしのねえさん
わたしのねえさんは足長
あなたのお船にお乗りなさい
再びジャスティス好感触
バーゲンセールで死者五名
垂らしながら、暖炉へゴー
福祉施設にて残酷な飛び道具も使用可能
椅子に座れ
店員はみいんなブッシュ
ロゴが気に食わないので殺す
盗撮ワンダーゲートを華麗にくぐれ
もぐらちゃん、愛してる
寄ってたかって春休み?
いいね
防水加工煎餅直売所放火事件の一部始終を録画していたそうですねと問われればイエス
【続く】
277 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/17(水) 19:23:45
ナッツ入りチョコに尋常でない殺意、放出、その様はまるでクリリン
アダルトコミュニケーションをちらつかせればすかさず寄ってくるテクノおじさん
大至急、そろばん博士を湖に捨てろ!!
予備校から出て来た先輩に飯を奢れ
うぐいすに噛まれて欲情
刃物を持った人がお誕生日に現れて、ちんぽ握られて神秘
西口できみをリサーチ、カメラマンに扮したオハイオ州出身の猿、竹に刺さる
ヤングが集団で何かをやらかそうと来週、辺りバナナをもぐらしい
郵便局は半分ぐらい包茎の巣と化している
新感覚マンガ雑誌、少年シャブの創刊を祝い都内某所で味見
こんなにハァハァで腐れ
278 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/17(水) 23:35:21
理解あるまともな読者にめぐまれないおれってほんとかわいそうな存在だな。
おまえはツラに恵まれてないのが致命的だな
280 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/18(木) 06:49:53
>>279 あんた相当、顔に執着してるんだな。
何かそれにまつわる嫌なことでも自分の身に起こったのかい?
会ったこともない、ネット上の他人の顔を、
非難できるなんて、
ふつーに考えればおかしいって気付くけど。
281 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/18(木) 06:54:04
AM3:00
たいてーの
がくせーが
そうで あるように
こんなことして
何か 役に立つのだろうか?
なんて 思いつつも
たいてーのがくせーが
そうで あるように
試験前夜に
一夜漬けして乗り切ろうとあがく おれ
あれもしなくちゃ いけない
これもしなくちゃ いけない
ってときに
手元の 漫画雑誌を取ってしまう心理は一体なんなんだろう?
ただのたいだだ
一つずつ
きっちりとこなしていけば いいんだけど
それが出来たら
一夜漬けなんて やってねぇぜって、プチ・アウトロー
【続く】
282 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/18(木) 06:55:19
机に向かっても
くだらないこと ばっかり
浮かんでくる
こんなときに こんなときだから?
あー
あのころは 良かったなって
高校生の おれが
小学生の ぼくを
想う
テストも カラーで
可愛いげがあって 写真とかでっかく乗ってて(×載ってて)
そういえば 裏にも問題があったよな
白黒の
覚えてる
『あなたは、おばあさんに道を尋ねられました。右の地図を見て、おばあさんに、目的地までの正しい道のりを教えてあげてください』
っていう
問題が あって
おばあさんの 目的地までには
交番やら 学校やら 郵便局やらがあって
おれは
「そこの交番で 聞いてください」
って
書いたんだ
返ってきた 点数は
やっぱり 良くなかった気がする
【続く】
おまえのキャラだけだな
続かないのは
才能が無いんだよ
284 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/18(木) 06:56:16
……
いやいやいや
いやいやいや
そんなことを
考えてる場合では ないのだった
あれ?
もう 朝?
もおいいや
明日 学校でしよ
おやすみ
285 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/18(木) 07:01:54
>>283 てめーどんだけ2chに入り浸ってんだよ(笑)
すさまじい、即レスだな。
286 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/18(木) 17:57:16
久々にハッピーな仕事だったぜ。
今日も一人でぶつぶつぬかしてやるから覚悟しろ!
この生ぬる屈折エセ創作者どもが!!
↑無職
288 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/18(木) 20:01:23
パラダイス・ヘッド
「うはうはになりてぇ……」
おれは呟いた
昼食のマックを食い終わり
いまはブックオフで時間を潰している もちろん無職だ
「すごくうはうはになりてえ」
神社に駆けた
「はっはっ」
長い石段が運動不足のおれにはこたえた
真っ赤な鳥居をくぐった
「神様……どうかおれをうはうはにしてください」
神様は何も言わなかった
おれはそれを良い返事だと見做した
前向きなんだ
じゃないと作家志望なんて務まらない
作家志望もらくじゃないんだ
適性があるのだ
おれはとりあえず帰宅することにした
「いつ、うはうはになれるんだろう……」
神様は日にちを教えてくれなかった
(……まさかもううはうはに)
おれは急いで石段を降りた
そこで足を滑らせ全治三週間のケガを負った
だが生まれついてのこの可哀相な脳だけは治らない
289 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/18(木) 22:52:02
わかるやつには、わかってるはずだ。
そう思わなくちゃやってられないじゃないか。
奇跡はそうそう転がってるもんじゃない。
だが、
お前の目の前に今、転がってるのは、
そうだぜ?
こんな瞬間に立ち会えることは滅多にない。
だから、お前らは、
おれを喜ばさなくちゃならないんだ。
おれの機嫌を損ねず、いかにやる気を引きだし、
このスレッドを長続きさせるかを考えなくてはならないのだ。
いつまでも、空気のように供給されると思ったら、
それは間違いだぜ?
ある日、このスレはぱっと終わる。
そのとき、
(ああ……あれおもしろかったな……)
って思っても、もう遅いんだ。
290 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/18(木) 23:53:49
よぉーし。
おれは、いまから、
理想の読者、
とむとむさんに、のみ、詩を捧げる。
詩だけじゃない、
発言だってそうだ。
とむとむさんは、おれの作り上げた架空のキャラだ。
その人は内気で、おれのファンだが、ひたすら傍観を保っている。
自分の書き込みでこのスレッドが汚れるのではないかと危惧しているのだ。
その謙虚さが、いいね。
とむとむさん!
おれ、やるよ。
291 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/19(金) 00:04:46
とむとむさん、
早速だけど、おれ寝るよ。
明日はちょっと早いんでね。
とむとむさんは、いつも何時ごろ寝てるの?
えっ寝てない?
それじゃあ、死んじゃうじゃん(笑)
仮眠かあ。
それでもつならすごいね。
とむとむさんはまだ生まれたばっかだもんね、
いろいろ聞きたいことがあるんだ。
好きな食べ物は何?
とか。
えっ。
パン?
何パン?
ヤマザキのパン?
こだわりねえなあ。
せめてドンクとか言ってくれよ。
ふかふかしてればなんでもいい?
むちゃくちゃだな。
まーいいや、また明日。
んじゃ、おやすみ。
292 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/19(金) 06:59:03
とむとむさん、おはよー。
今朝も寒いね。
とむとむさんとこ晴れてる?
そっか。
まぁ、
天気の話題なんかおもしろくもなんともないからやめよっか。
そんなの親しくないもの同士がやることだよね。
ねえ、
とむとむさん。
とむとむさんがしてるってマフラーってなんでがそんなに細いの?
……ミサンガみたい。
冷気から守ってくれるの?
へー、
恋人が編んでくれたんだあ……。
よかったね。
そろそろ別れを切り出されるかもね。
あ、
うそうそうそうそうそ。
とむとむさん、声を殺してしくしく泣かないで!
とむとむさん、さっき近所でかっぱらってきたヤクルトあげるから元気出して。
さあ、
一日が始まるよ。
293 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/19(金) 22:22:26
惑星
遠くのほうで 鐘が鳴る
リンゴン と
その音は
夕暮れの 丘を越え
ぼくたちの ところまで
ゆっくりと 目が覚めて
ゆっくりと この世界の
住人になって
ああ
随分、不気味な 夢を観ていたね
けれども それが
どんな風に 不気味だったのか
もお うまく
説明することが 出来ないね
……
この 世界には
時間は いくらでもある
だから後で じっくり
考えて みよう
【続く】
294 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/19(金) 22:25:08
時間を使う 人間が
あまりにも いないから
時間は 端の方から
腐ってゆくんだ
「みかん」
ぼくは
そう 呟いていた
「なぁに?」
隣りで眠っていた 妹が
くしゃくしゃのパジャマで むくりと起きてきた
ぼくは そのくしゃくしゃのパジャマを直してやりながら
「さっぱり わからないんだ」
と 素直に答えた
なんで
そんな 意味のわからないことを口走ったのか
……
でも そんなのは
多かれ少なかれ 誰の身にもあることだろう
いちいち そんなことを気に留めるほうがおかしいのだ
【続く】
295 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/19(金) 22:26:25
「まさる」
「何?」
妹が 口を半分、開けたままそう呟いた
「わかんない」
って
もう 自分の発したその言葉に興味を失ったらしくふわふわしている
……
ぼくは 妹を見つめた
だから妹も ぼくを見つめた
「じゃぱねっとたかた」
「うまれたてのこうし」
少し 間をあけて
ぼくらは 笑った
楽しい夜に なりそうだった
遠くのほうで
鐘は まだ微かに鳴っていた
296 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/20(土) 01:18:35
とむとむさん……。
今日はとむとむさんの葬儀だったね。
おれ、はしゃいで、
発泡酒、飲みまくっちゃった。
ごめんな。
おれ、とむとむさんのこと忘れないよ。
あっビデオ録画、忘れてた。
297 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/20(土) 07:07:48
内定、取り消しのきみへ捧ぐ
猿に酷似したお前がしゃべる
「アロマテラピー」
なんだよそれ? 呪文か?
わけのわからないことをぬかしてると殺すぞ
殺した
このスピード展開にお前は着いていけるか?
猿に酷似したやつの生首を持ってニヤニヤ笑うおれ
おれ、猿の生首屋になろうかな……
未来を見据えた
「なまくびぃ〜 なまくびぃ〜 新鮮ななまくびはいかがっすかあ〜」
なんてな
主婦なんかにはいいかも
「ふふっ、みっついただこうかしら」
「はいっ4万円です」
あまりの安さに主婦はお買い得感覚を失ってまとめ買いをするだろう
「奥さん……、気持ちはわかるけどね一人一頭なんだよ」
おれは申し訳ないとぺこりと頭を下げた
下げた頭を上げると奥さんが乳を露出させていた
えぇっ!
だがこれも予測の範疇内
「主人に内緒で吸わせてあげる、だから猿の生首もっと頂戴よ」
ミセスの色気におれはくらくらきた
「しかたないな」
そう呟いておれが吸い付こうとしたところ、奥さんはさっと腰を引いた
「だめよ、まだ猿の生首をいただいてないわ」
さすがにしっかりしてる
おれは西部劇のガンマンにでもなったような気がしていた
298 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/20(土) 19:17:52
にちようび
おとうさんは にちようびに
ぼくと
さんぽへ いこうといいました
わーい
いくさきは ないみたいです
ぶらぶらと あるいています
ぼくは なにもしゃべらなかったけれど
つまらなかった わけじゃなく
めのまえの
くさや いしや
にんげんを
みているだけで ふしぎなきもちになれたんです
とつぜん
おとうさんは
「おとうさんとふたりで どこかへいこうか?」
と
いいました
ぼくは
「おかあさんは?」
と ききました
おとうさんは
くちに いっぽんゆびをあて
「ないしょな」
と いって
わらいました
ぼくは うつむきました
おかあさんも つれていってあげたかったからです
【続く】
299 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/20(土) 19:18:48
でも
いきたくないって いったら
おとうさんが かわいそうだし
いつまでも なんだかぐずっていました
「いやなら いいよ」
と
おとうさんは いいました
おとうさんが おこってるのかもしれなくって
ぼくは そっとみあげました
おとうさんは
べつに
なにも かんがえていないように
みえました
300 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/20(土) 21:43:51
……。
新作と旧作、交互に載せるのはやめるわ。
作風が全然、違うん。
初めにとりあえず昔の出しちまう。
どうせそんなに数ないし。
推敲はちょびっと。
ユーモア少なめ。
改行がたくさんあるなあーって感じ。
301 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/21(日) 08:43:50
少女
『みんな
だいっきらい
みんな
死ね
おまえ
ぶさいくなんだ
おまえ
死ね
わたし
何もないんだ
わたし
死ね』
ゆーしょくの じかん
てれびから ふしぎなうたが
ながれてきました
わたしは
かぞくのかおを ちらちらみながら
どきどきしていました
おとうさんは
「何だ、最近の音楽はよくわからんな」
と
いいました
ひとりごとみたいです
【続く】
302 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/21(日) 08:45:29
おにいちゃんは
「うーん」
とだけ うなりました
それだけでした
けど
わたしは
(そんなこと いってもいいんだあ)って
しずかに おどろいていたのです
たべたくもない
たくあんを はしでつかむふりをして
よこめに みいっていました
みんな
だいっきらい
みんな
死ね
わたしは
つぎのひ
はじめて
じぶんのおこづかいで CDをかいました
そしてききました
となりの へやの
おにいちゃんに きこえないおとで
えがおが
しぜんと こぼれてきました
あした
おひるの こーないほーそーに
りくえすとしてみようかな
303 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/21(日) 19:09:13
小説
小説を手に取った
数年ぶりだった
中学の時の読書感想文、以来だ
(あの時は……確か)
夏目漱石の“坊ちゃん”で書いたんだ
意味がさっぱりわからなかった
シャツがしゃべったりしてたな……
あとがきを中一の言葉に置き換えてマス目を埋めたんだ
よくあるやり方だ
二年のときも坊ちゃんで書いた
担任が変わったから大丈夫だと思ったんだ
その通りだった
それ以来だ つまり十年ぶりか?
とにかく、おれは、小説を手に取ったのだ かなりひさしぶりに
さて……
どんな内容が書かれているんだろうな?
おれはページをめくった
めくる
というのは、やらしくておれ好みのような気がした
【続く】
304 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/21(日) 19:10:13
……
おれは最初のページでもう嫌気がさしていた
風景描写が長いのだ こんなもんマンガなら一コマで済ませてるところだぜ
まったく
スパークが足りねぇよ 小説ってやつはよ
ようやく人間が出てきた
と思ったら何にもしゃべらねぇ
さっきからなんか呪文のようなものがこいつの頭の中をぐるぐる渦巻いてやがる
(こいつ病気なんじゃないのか?)
305 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/21(日) 22:04:56
ちいーっす。
さとうっす。
けふはなんだか、花粉が飛んでたみたい。
頭かゆかゆですよ。
あんま知られてないかもしれないけど、
花粉、飛ぶと頭がかゆくなるのです。
うーん……。
それはそれ、
話しは変わって、
マンガたくさん買った。
ネットで、送料無料のやつ。セブンイレブンの。
逆柱いみり“ネコカッパ”“赤タイツ男”“はたらくカッパ”
後藤友香“正義隊2”
ほかにも欲しいのあったけど、品切れだった。
あんまりメジャーじゃないね。
そういうものを特別に愛好してるわけじゃないんだけど、
「いま買っとかないと、手に入らなくなっちゃうかも……」
って思っちゃうんだ。
“名作”って呼ばれるものは、いつでも手に入るからね。
太宰とか、夏目とか。
「まぁ……いまじゃなくてもいっか」
って、
結局、読まないんだけどね。
306 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/22(月) 07:27:38
ただ青い春に
透明な風は
いつしか嫌な匂いを放っていた
それを肺に入れ
当たり前のような顔をして
歩く
男と女がいる
その精子と卵子が結合して生まれてくるのがぼくらしい
過去の話しさ
すべてを破壊したい と
強く願った 少年は
全身ケチャップ塗れで ダイナマイトを手に入れて
着火した
しけっていた
(……)
力は抜け ベッドに上半身を投げた
ふかふかの中で もう何もする気は起きなかった
腹が減った
こんなおれなのに
胃は何かを詰めろと泣きごとを言い出す
【続く】
307 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/22(月) 07:28:30
人形は 工場で均一に削られる
つるつるになった人形を見て
工場長は 大変よくできましたをくれるだろう
「しかし ぼくは人形じゃない」
そんな不思議なことを喋る人形だった
だから人形には自分は人間だと思い込ませておいた
クラスメートが刺されて死んだんだ
今日の放課後
ただ目の前に
流れた大量の血でできた 赤い血溜まりだけが
おれに興奮をくれたんだ
そして
それらがすべて それを拭く役目の人達の手によって拭き取られてしまうと
道草もせずに家に帰ることを余儀なくされた
意図しなくても 早く着いた
何かやらなくてはならないことがあるわけでもないのに……
308 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/22(月) 18:38:16
おれの休日
散歩の途中、CDショップに入った
DVDも置いてあった
映画だ
ちらほら見る
どれがおもしろいか一番を決めたりした
もちろん一つも観たことはない
309 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/22(月) 18:51:56
ふぅ……。
と、芝居がかったため息をついてみる師走。
しわすっすねー。
と。
誰もいない真っ暗な部屋で口を開けば、
そのあとの沈黙が、すごいよ。
あら? ここは魔物に喰われてその腹の中?
って具合に闇。
「ダークだぜ!」
けふは風がびゅんびゅん。
橋の上で吹っ飛ばされかけた。
かけたってだけで、
そうじゃないけど。
そうなってから書き込めよな、ってお前はしびあ。
他人のされ“かけた”話しなんてつまんねーんだよ。
ってな。
わかったよ。
次は橋の上で吹っ飛ばされてから書き込むよ。
そんときはよろしく。
もうちょっとで一年、終わりだね、
とか常人、丸出しで締めくくる文章だったり脈絡なんてみゃくとらく。
310 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/22(月) 18:54:10
みゃくらく、
って十回、続けて言ってみ。
そんなのどうでもよくなるから。
311 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/23(火) 07:20:00
プロの殺し屋
シャボン玉がおれの方に飛んできた
吹いているのが幼稚園児だからといって油断はできない
殺人ガスを含んでいるに違いない……
そう思えた
おれはプロの殺し屋だ
プロの殺し屋はあらゆる危険を察知して
起こりうる最悪の展開を常に頭によぎらせていなくてはならない
初めて自分の中に潜むプロの殺し屋を意識したのは
そう……あれは…
確か8歳のクリスマスの時のことだった
部屋に忍び込んだサンタクロースを
絞殺した
ドアもノックせず
真夜中、無断で部屋へ侵入してきた暗い影、不審人物
中身は
父だったっけ
……
【続く】
312 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/23(火) 07:21:11
母は数時間前にケーキ屋で
ケーキを一緒に買って帰るとき
「これ持ってくれる?」
と手渡してきた
リボンで結ばれた その箱を
爆弾だと確信したぼくによって
車道へ突き飛ばされ
死んだ
まあ……
中身はただのショートケーキだったわけだが
そのときは
そのときは
次はどうだかわからない
313 :
太郎くん ◆2D6TrD3SFs :2008/12/23(火) 12:30:27
うーん。
新作がよみたいなぁ。
314 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/23(火) 17:37:04
>>313 いよおし、新作を乗せちゃる。
おれといっしょに新世紀へダイブしようぜ!
315 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/23(火) 19:51:57
フレンチ・トラウマ
わたしは中学の始め頃まで
綿菓子をメインに食べていました
ごはんとパンの次に綿菓子を食べていたと思います
記憶してます
そんなわたしをママンは心配したのか
我が家に“綿菓子禁止令”が敷かれました
これには脅えた
「ちょーやっべぇ」
当時のわたしは顔面蒼白
顔面蒼白になりつつも綿菓子を食べていました
そんな始末
あと一歩、我が家の敷地に踏み込めば
わたしは容赦なく罰されるのでしょう
「罰は……何?」
おしりぺんぺん五回だった
……なはんだ
おしりぺんぺんか
ほっと一安心
綿菓子を食う手もスピーディー
だがわたしの認識は甘かった
わたしがママンの前でへらへら綿菓子を食べだすと
ママンは指をぱちんと鳴らし
すると扉を開けて知らない人がわたしの家の中にやってきた
【続く】
316 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/23(火) 19:52:46
「なっ……何、この人たち……?」
そう言おうと思ったけど
わたしはぽかあんとしてしまって実際、何も言えませんでした
「フランス特殊部隊隊員よ」
わたしが相変わらずア然としていると
「……お願いします」
と、ママンが小声で何かをお願いした
へあ?
丸太のような二の腕の特殊がわたしを見た
鬼のような形相だった
それから始まる地獄のような時間をわたしは生涯、忘れることはないだろう
317 :
太郎くん ◆2D6TrD3SFs :2008/12/23(火) 22:18:54
>>315-316 あなたは血を流したことはありますか?
ぼくはあります。
それは、これからです。
あなたのこの詩を絶賛したいと思います。
そして血が流れるのです。
「すばらしい詩だ」
「ふいたw」
「テラカオスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
どくどく流れます。致命傷です。
318 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/24(水) 07:21:48
昔の放出に戻りまーす。
319 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/24(水) 07:25:44
鏡に映る顔面
朝起きて、おれはなるべく鏡を見ないように顔を洗った
バシャバシャ
とても不愉快なものが、そこに映っているような気がしたから
そしてそれは当たっていたのだ
拭いたタオルを置くときに、ちらっと視界にそいつが入ってしまった
(………何だこいつは?)
どうみても、二十代前半の男の顔には見えない
老けていた、絶望的に
そう、不細工ではないんだ
学生時代にはバレンタインチョコだって貰ったことがある
確かチロルとかいうメーカーの商品だったな
まぁ……、今日、朝起きた時の感じで、こんなことはわかりきっていたことなんだけれどね
嫌な汗をかいて、悪夢に叫ぶ自分の声で目が覚めた
跳び上がったそこはまだ陽が昇る前の暗い夜明け前
……最近、特に会社勤めをしだしてから、日々、心労と肉体疲労に打ちひしがれ、胸がときめくようなこともない
ときめく?
何それ、機械? そんな感じ
鏡はとっても正直だった
嘘をつかない
おれは太古の原始人の生活を思った
朝、湖に水を汲みに行き、そこに映る自分の表情を見て、何か思ったりしたのだろうか? と
320 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/24(水) 19:56:02
あらしのよるに
くまの ぬいぐるみを
だきしめて いっしょにねる
なまえは
おかもと たろうだ
わたしは
おかもと たろうの
えを みて
とっても すきになったのだ
おかもと たろうは
おじいちゃんが かってきた
ほっかいどうの きぼりのくまより
ぜんぜん いい!
まどの そとでは
つよいかぜが ひょうひょうないてる
でも
わたしの となりには
おかもと たろうが
わらってるから へーき
【続く】
321 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/24(水) 19:58:12
あした はれたら
じぶんにあう ふくをさがしにいこう
そして
となりの あきらを
けりに いこう
おとうさんは
「おんなのこ なんだから……」
って
いわないから すきだな
322 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/25(木) 09:08:49
心配性なわたし
ゴミ収集車って怖くないですか?
わたしは、朝帰りしたときなんかぼぉーっとした頭で道を歩いてて
あの回転を見ていると
なんだか
(あの中に入っちゃったらどうしよう……)
とか
変に緊張しちゃいますね
おかしいですか?
いやいやあの中に入りたいだなんて、これっぽっちも思ってないんですけど
でも
入っちゃったらどうしよう……って
思っちゃう
収拾してるのは二人組だけだし
女のわたしでも力に任せてなんとかなりそう
そう、わたしはあの中に入れるんだな……
っていう、その可能性が怖いんだと思う
あと、あの動き
もっと残像、見えるくらい、勢いよくグルグル回ってれば平気だと思う
けど、あの……ゆっくりゆっくり
着実に押し潰してゆくリアリティーが、怖いですね
「めきゅめきゅ」
なんて、得体の知れない物を潰す音
うあー怖いですね
あの回転の中に「よいしょ……」って入っていって、わけもなく朝っぱらからぶん殴られて茫然とする二人組が慌てて停止ボタンを押すんだけど
そのタイミングが遅くって
わたしが助け出されたときには、なんかコンパクトになってたらどうしよう?
机の引き出しをスムーズに開け閉めできるサイズ
【続く】
323 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/25(木) 09:11:03
あわわっ
そう考えただけで
わたしはもうすっかりそこに入った心地でぶるぶる
今朝も
やっぱり、そんな光景に出喰わしました
うつむいて、目を逸らして
小走りでらその場を一刻も早く立ち去ろうとしました
そして、いま車に撥ねられてこの病院にいます
324 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/25(木) 14:16:49
けふはあったかいのぉ。
冬の日にあったかかったり、
夏の日にさむかったり、
季節の変わり目だったり、
そうゆう日には童心に帰りやすい。
風が強いし、仕事は休みだし、
こんな日は川沿いを絶叫しながら歩きたいものだな。
即興で歌をうたったりするのも悪くない。
325 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/25(木) 20:50:11
ふたり
地平線まで続く 丘を
散歩する わたしたちに
一つの風が吹いた
隣りのきみは 耳を澄まし
何か 興味深いものでも発見したかのように
押し黙っていた
並んで 歩いていたはずの
二人の肩の間を吹いた同じ風
しかし それはわたしには
何も教えてはくれなかった
きみが 何かをしゃべり始めた
歌うように
「……なんかいいね」
そう わたしは言った
「何がいいんだか よくわからないけど」
そう付け加えて
きみは 笑って
「そうだね」
と 言ったきり
もう そのことには興味を失くしてしまったようだった
わたしには それが理解できなかった
きみは 知らなかった
しかしわたしは知っていたのだ
それはこの世界の秘密だった と
326 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/25(木) 22:08:23
しかし何故ゆえ人がいないのかな?
人がいないんじゃなくて、書き込む人がいないだけなのかな?
それならよし。
誰も見てない。
いと、わろし。
巨大K示板2ちゃんねる。
もっと人がわさわさいるかと思いきや、
細分化され、さらに細分化され、
こんなもんか?
うーむ……。
弱っちゃうなぁ……。
独り言いうために始めたわけじゃないんだけど。
でも馬鹿ばっかだからな、ここは。
2chなんか常習的にやってるやつは、犯罪者予備軍の猫背の変態ばっかだろ。
アニメ見て、ハァハァ言って、
いつ幼女を誘拐するのか、きちんと監視してないといけないな。
そんなやつらに書き込まれるくらいなら、
独り言をいってた方がいいのかもしれない。
と思う。
半分、嘘だけど。
特にラスト二行辺りは。
327 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/25(木) 22:54:43
328 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/26(金) 19:30:09
ハリウッド
昼でも 薄暗い森を
二人で 仲良く手を繋いで
歩いていた
二人なら
何も 怖いことはないと思えた
しばらく 歩いた
恋人が ぬかるみに足を取られた
動けなくなった
底無し沼だった
おれは
そこへ 飛び込んでいった
何の考えもなしに
だって そうする以外
どうすればいいってんだ?
だめだった
恋人を救えなかった
ってゆうかおれも死ぬ?
おれは口を開いた
「大丈夫 おれがついてるよ」
笑顔が 少しひきつっていたかもしれない
恋人は言った
「わたしたち 死ぬときも一緒ね」
……
何をへらへらしていやがる
元はといえばお前のせいだろうが
【続く】
329 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/26(金) 19:31:06
おっと いけない
おれはこんなことを考えてはいけないのだった
じゃあ何を考えるんだ?
甘い言葉とか?
えっと……
その間にも
地球には 重力があり
ズブズブと 二人の身体は沈んでゆくのだった
おれは 恋人の手を力強く握り
そしてキスをした
ぬるい と思った
それだけだった
底無し沼が おれの肩まで達しようとしたとき
おれは初めて 何かを間違えたことを知った
何を?
きっと何もかもだ
目の前で へらへらしてる恋人を見た
(なんなんだこの女は……)
こいつを踏み台にして なんとか向こう岸まで辿り着けないものか
という
極めて正常な思考が
その日、初めておれの下へやってきた
330 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/26(金) 21:33:06
『自作自演ショー。』
〜過疎なんて怖くない、ぼくの中にきみがいる、きみの中にぼくがいる、まあ、どっちもぼくなんだけどね〜
……ということで。
自作自演で盛り上げて、
盛り上がった、その“ふり”をしてみましょうというコーナーの始まりです。
ぱちぱち。
早速、登場人物の紹介に移りたいと思います。
これらの人々がこれから、このスレッドにおいて批評をしたりしてくれるんですね。
【続く】
331 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/26(金) 21:37:01
〜登場人物紹介〜
奇手劣………発明が趣味の変態小学生。最近、自慰を覚えた。だがその行為すらマジックハンド状の“発明”の手を借りて行う軟弱ひ弱少年。体育1。主に卑劣な文章を好む。
殺助………コロッケをバイオエネルギーに変換させ、起動する謎の生き物。奇手劣によってある日、いわれもなく作り出された。「〜ナリィ」などと叫びながら常持している短刀でぶすりと相手の喉元を突く手口は鮮やか。主に残酷な文章を好む。
侮多誤痢裸………IQ 0.5の白痴。趣味は、給食、理不尽な暴力行為、かつあげ、レイプなど歯止めがまったく効かない。先週、少年院からこの街に帰ってきた。クラス中からため息が漏れる。暴力的な文章を好む。
豚刈………自分より弱いやつをこの豚やろう! などと罵り、日頃の鬱憤を晴らす日々。侮多誤痢裸の下僕、かつ第一被害者。いじめられっこ特有の屈折した精神を持つ。にやにや笑う。ボンボン。上っ面だけのきらびやかな文章を好む。
魅夜………小学生とは思えぬ、キャバ嬢的フェイスとセクシーなボディラインで数々の男子を手玉に取る。だが本人は「役に立たないことはしたくないの」と、大企業の重役との秘密の関係を狙っている。三度、レイプされかけた。相手は侮多誤痢裸。主に恋愛の詩を好む。
さとうしお………このスレッドの創始者。主に、狂気とユーモアの詩を作る。
332 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/27(土) 07:16:29
静かな狂
誰かが
教室の隅の 花瓶に
水を さした
誰かが
黒板の 一つ前の授業を
さっと 消した
誰かが 教室の後ろで
誰かを 殴っていた
いつもの風景
わたしたちは 顔を無くし
行儀良く その音に耳を澄ませていたい
「がっ
がっ
がっ」
何か 小石のようなものが飛んできた
白いものだ
歯だった
【続く】
333 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/27(土) 07:19:24
……
けれど
わたしは その事実を無かったことにした
そっと弾いて 床に落とした
「コツン」
もしかしたらそれが当たったのは わたしではなく同じように顔を無くした隣りの席の誰かだったのかもしれない
「がっ がっ がっ 」
規則正しいリズムで
静かな教室に響いていた
チャイムが 鳴って
殴り続けていた 誰かも席に着く
扉が 開いた
中に 老人が入ってきた
「このクラスは
いつきても 静かですね
優秀ですね とてもやりやすいですよ」
そんなことを
言ったような気がした
後ろでは
未だ立ち上がることの出来ないその誰かが
最後列の人間にだけ 聞こえる声で
何か呻いていた
老人は
幾本もの 机の足と足のわずかな隙間から
誰かが倒れ込んでいるのを見た気がした
けど
それは
誰かが投げ捨てたジャージだと思った
そう思おうとした
334 :
侮多誤痢裸:2008/12/27(土) 18:46:59
>>332-333 なんだよ。
詩人ってのがどんなの書くかと思ったら、
これ、おれたちのクラスの日常風景じゃねぇか。
このぶん殴られてるのは豚刈か? それとも奇手劣かな?
どっちもよくぶん殴ってるからな。
でも歯が折れてるってのはすごいな、さすがにおれもそこまではやらない。
鼻は折るけどな。
あんなもんはほっぽっとけば自然と再生するから。
まあ、なんにせよ、
薄気味悪いクラスだな。おれは嫌だぜこんなクラス。
335 :
豚刈:2008/12/27(土) 19:01:10
(よく言うよ。侮多誤痢裸のバカは……
自分がこの大自然に与えてるダメージを考えてみてほしいよまったく
比じゃない。存在自体が大迷惑、一刻も早く飲酒運転の車にはねられて死んでほしい)
>>334 いやはーさすが侮多誤痢裸、大先生!
目の付け所が違う。ぼくちゃん、感激!
336 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/28(日) 00:07:34
甘すぎる菓子
おれは無意味に甘いものが嫌いなんだ
頭が悪くなりそうな気がするから
目の前のお菓子を食べて
「あっ あんまり甘くないんですねぇ」
と言うのは 褒め言葉だろう
なのに
どうして世の中には相変わらず甘すぎる菓子が出回ってるんだ?
おれは
空気を吸うのと 同じようなリズムで
シュークリームをもぐもぐと頬張る彼女を見つめている
着色料や保存料がたくさん使われている安いシュークリームだ
彼女は
“べつにそんなことは知ってるよ”
といった様子で食べ続けている
そして
なんてこった……
目の前にあるシュークリームをすべて食べてしまった
直後、今まで口にしていたシュークリームを全て吐き出した
彼女の体内へと吸収される前に……
【続く】
337 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/28(日) 00:08:28
彼女は笑って言った
「舌が味を覚えたからそれでいいの」
と
おれも そいつを頬張り
数回、噛んで
床に吐き捨てればよかった
それはとても楽しい遊戯のように思えた
338 :
魅夜:2008/12/28(日) 01:50:52
>>336-337 男と女が出てるわね。
“菓子”というのは何かの比喩かしら?
彼女はせっかく食べたお菓子を吐いちゃうのね。
確かにケーキなんか食べると、
おいしいけど、その後がちょっと心配。
わたしはなるべく和菓子なんか食べるようにしてる。
ヘルシーだからね。
おはぎとか。
似合わない? そーかな……。
ラブソングなんかでもそんな言葉があってもいいと思う。
“きみとおはぎを食べたい”
なんて真面目に言われたら、ちょっとくらくらきちゃうかも。
でももーだめ。
ここで書いちゃったからね。
自分の頭で考えたことじゃなければ意味ないもの。
339 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/28(日) 08:29:57
おれたち未来っ子
おばあちゃんが
「スイカに塩かけると甘くなるよ」
と自慢げに言うので
「錯覚だよ」
と即、返した
340 :
殺助:2008/12/28(日) 18:50:46
>>339 冷たい孫ナリね。
血の通ってない我輩でも、冷たいと思うナリよ。
341 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/28(日) 21:02:50
運命船
「運が悪かった」
その船は
財宝を 陸地へと運ぶ途中で
海賊によって襲われ 乗っ取られてしまったのだった
船員は 皆殺しにされ
「うぎゃあ」とか 言いつつそれぞれ死んでいった
船は 何も思わなかった
乗組員が
その後 海賊に変わっただけで
ただ 積み荷を運ぶことが出来ればそれでよかったのだ
それが船の役目だから
ところが そうはならなかった
翌週 嵐が来て
波はうねり
船体は 激しく揺れ
転覆し
船は 入れ代わったばかりの乗組員と共に海底へと沈んでいった
【続く】
342 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/28(日) 21:03:49
あれから
もう何年経ったろう……?
何十年
いや何百年
何千年といっても信じたであろう
陽の光の 届かない深海で
船は
本来の役目を 失い
ちいさな魚たちの隠れ家となっていた
かわいい目の
その小さな口で ついばまれ
とうに白骨と化してしまったかつての海賊たち
目が入っていた場所からにゅるりとウミヘビが顔を出した
船体は とうの昔にボロボロになり
もう二度と動く日はないだろうと思われた
ずっと変わらないのは
船室の一番 奥に放り込まれた
数え切れないほどの金銀財宝だけだった
しかし それらを輝かせる光はここには無く
深海で ただそこにあるだけの存在だった
船は
そのことだけが心苦しかった
いつか
そういつか
誰かに引き上げられることを夢見て
また今日を終えるのだ
343 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/28(日) 23:23:26
>>341-342 だいたい今、載せてるのって、
4〜5年前に書いてたものだと思うんだけど(多分)
この詩なんか、2chでくすぶってるようなやつに共感、得られそう。
オナニー的、要素があるな。
書いてる当時は気付かなかったけど。
だね
345 :
便贈:2008/12/29(月) 08:11:14
年末年始なので、実家に帰省した。
顔を合わせづらいが、帰ってこいというので仕方ない。
「勉強は、はかどってるの?」
母さんが尋ねてきた。
「うん」
おれは答えた。
全然、はかどってなかった。
この分だと来年も浪人しそうだった。
もう何年、浪人してんだっけ……。忘れた。
父が、台所で、がさごそと菓子パンを選んでいた。
夕食の直後だ。
……。
やはりサラリーマンとしての心労が多いのだろう。
何かしら異常を感じた。
父がちょくちょく小金で宝くじを買っているのは知っていたが、
そんなのは冗談半分でやっているのだろうと思っていた。
しかし、母が言うにはどうやら本気でいつか当たると思ってやっているらしく、
それがなんだか哀しい。
けどおれにできることは何も無い。
すまない親父。
来年度も汗水、垂らして、昼間から近所の小学生としゃべったりしてるおれの食費、ゲーム費、家賃光熱費、及び、先月、貸りてそのままのレンタルビデオの延滞料金などのためにがんばってください。
応援してます。
346 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/30(火) 09:14:18
昨日は飲み会だったんだけどさ……、
いかなきゃ良かったな。
何なんだろう……。
みんなで集まってわあわあ盛り上がってるときに、隅っこでメランコリックな気持ちになってしまうのは。
話しの輪に入れず、
酔い潰れたふりして、寝っ転がってた。
忘年会?
348 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/30(火) 09:28:31
忘年会だね。
349 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/30(火) 09:36:26
山岸
何も起こらない平日の午後に、わしは杖をついてお散歩をしていた。
休日はだみだ。
人情紙の如しの連中が縦横無尽にアスファルトをのさばり回っておる。
まるで獣だよ。
………。
しかしわしも戦時中は獣の如く暴れ回っていたっけなあ。
懐かしい。
なんだか遠い昔に別の惑星で起こっていた話しのように感じられる。
渡る世間などを見てる間に、足首は小枝のように細くなってしまった。
これでは先に死んでいった陸軍三等兵の山中さんに申し訳がない。
山下だったか……?
「カッ カッ」
杖は地面を突く。
去年まで何処へゆくでも下駄を履いていたが、今年からは娘が選んでくれた“ニューバランス”を履いている。
ニューバランス。
道理で履き心地がいいわけだ。
死んだ婆さんがこんなわしの姿を見たら何て言うかな?
怒るだろうか?
いや、むしろ褒めてくれるかも。
「いい、ぱーぷるですね」
なんて。
わしは、杖をカッカッとやりながら突如、自分が今、地中のモグラと戦っているという妄想に捕われた。
「カッカッ」
モグラは地中でわしの杖から左右に逃げ回る
「カッ カッ」
それを追いかけわしも杖を上下に突く。
【続く】
350 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/30(火) 09:37:28
……しかし、足元を見下ろせばそこはアスファルト。
すぐ下に、モグラなどいる筈もないのだった。
……。
この間。
まだ舗装されていない土の道を偶然、見つけた。
「おおやはり地面はいい」
なんて。
「現代人が忘れてしまった土の温かみが残っているわい」
なんて嬉しくなったが、歩いて十分で足が痛くなった。
わしもすっかり現代人。
足首は枝のように細くなり、死んだ陸軍三等兵の山中さんに申し訳がない。
……。
山下だったか。
ああこれさっきも言ったか。
まあ、いい。
どうせこの老いぼれの話しに耳を澄ませてる者など一人もいないのだ。
「セーラームーン!!」
と、突如、絶叫したい衝動に駆られた。
でも止めた。
そんなのおかしすぎる。
わしは狂っているのか?
これじゃあ死んだ陸軍三等兵の山中さんに申し訳がない。
ああこれさっきも言ったか。
ちいさな子供が二人、キャッキャ、とわしのすぐ横をすり抜けて前へ進んだ。
わしは、がんばれ、と思った。
そして今日の夕飯は魚がいいと思った。
351 :
殺助:2008/12/30(火) 18:32:00
>>349-350 アルツハイマーの詩ナリかね?
なかなか愉快で笑えるナリよ。他人の場合は。
我輩は奇手劣がアルツハイマーになったときは、武士の情け、介錯してやろうと思ったナリよ。
352 :
奇手劣:2008/12/30(火) 18:33:56
おいおい殺助くぅん。
勝手にひとを殺さないでおくれよぉ〜。
ぼくなら、アルツハイマーになる前に、ちゃんとアルツハイマー対策薬を開発しておくよ。(あと一刻も早く惚れ薬を魅夜ちゃんに……)
353 :
侮多誤痢裸:2008/12/30(火) 18:35:30
アルツハイマーは差別用語だろ。
ちゃんと痴呆症っていえよ。
354 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2008/12/31(水) 07:48:59
麗しのニート・オブ・ライフ
両親からおれに“疑惑という名のメス”が入れられた
「あんたバイトもしないで、毎日、何やってんの?」
と
まともな親としては当然の発言だろう
しかしおれはまともな子どもではないので
「いろいろ」
とだけ言っておいた
355 :
魅夜:2008/12/31(水) 08:36:33
>>354 ニートはだめよ。
働かなくっちゃ。
でも一説によると、富裕層の家庭より、
貧困層の家庭の方がニートの子供が多いらしいわね。
働かなくてもいいやつが働いて、働かなくちゃいけないやつが働かない。
なにかしら秘密があるわね、これは。
わたしも便贈さんを見る度に
(どうして自殺しないのかしら……)
って不思議になるわ。
一度、聞いてみたことがあるの。
「どうして自殺しないんですか?」
って。
便贈さんは、にやにや笑いながら
「小学生にそんなこと言われたの初めてだよぉ〜」
と言いました。
小学生もなにも他人からそんなこと言われたら終わりだろ、
と思いました。
356 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/01(木) 08:28:02
調和の森
ある森の内部で
樹々の数ある枝と枝の間に張られた蜘蛛の巣に
絡まってしまった一匹の蝶がいる
きっと今日も明日もいるだろう
蝶は
そこから逃れようと
何度も羽ばたこうとしたが
その度に食い込んでゆくネトネトとした嫌な感触の糸
そして そこから脱出するつもりで行ったその動作が
結果的に この巣の主に
獲物の到来を告げる合図となってしまっていたなんて
振動を聞き付けた 蜘蛛が
ゆっくりと中心部へ向かってくる
もうすべてを確信しきっているかのように……
その間にも
蝶は
必死になって 合図を送り続けるのだ
「わたしはここにいます こんなにも活きがよく新鮮なのです!」
と
しかし
糸に絡まり
微動だにしない蝶などいるだろうか?
357 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/02(金) 00:26:01
デート
日曜日、公園で、おれは移動車のアイスクリームを買おうと思って並んでいた。
そしたらちょうど、すぐ、前のやつで売り切れになった。
……。
最後の一つを手にした小学生はあほみたいな顔をしていた。
おれは、そいつをぶん殴ってアイスを奪うことにした。
「よこせ」
彼女が、口をあんぐり開けてこちらを向いている。
……。
なんて顔だ。
生気というものがそこにはまったく感じられなかった。
こんな女をガールフレンドにしておいて、おれの品格が落ちないだろうか?
「ねぇ……」
きっとフェラチオもこんな表情でするのだろう。ドーナツの穴にでも入れてた方がまだましだぜ。
「ねぇ、ちょっと聞いてるの?」
「何?」
彼女は、大きなため息を一つついた。
何か心労でもあるらしい。ふーん。
どうせならそのまま心筋梗塞かなんかで死んでくれ。
そしたらおれも自分のペニスをくわえられる心配がなくなるから。
【続く】
358 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/02(金) 00:27:54
彼女は突然、おれの方へ近寄ってきたかと思うと、おれの頬をぴしゃりと平手打ちした。
「あんた、この世界が自分を中心に回ってるとでも思ってるわけ?」
……。
おれは彼女を見つめた。
何を口にするかと思ったら
「あんたこの世界が自分を中心に回ってるとでも思ってるわけ?」
だって。
馬鹿みたい。
42だぜ。
はいはい、そんなことはとっくの昔に了解していますよ。
この世界がおれを中心に回っているか、だって?
「そんなの当たり前じゃん」
もしも、もしもだぜ。
このおれがなんらかの、そう例えば神に近いものの存在によって、生命を奪われるような事が起こってしまったときには、この地球は回転すべき軸を無くし、暗黒の宇宙空間を永遠に転がっていってしまうのだろう……。
彼女は、呆気に取られていた。
おれはその顔をじっと眺めてみる。
それは何か気味の悪いぶよぶよした仮面のようにしか見えなかった。
359 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/02(金) 00:30:13
詩じゃないじゃん
360 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/02(金) 00:46:31
詩じゃないな。
361 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/02(金) 00:47:40
いや、詩だ!!
362 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/02(金) 00:48:30
わかんねぇ、寝る。
363 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/02(金) 07:43:28
ロックスター
あなたを信じて
今日まで生きてこれました
あなたはわたしの全て
生きる理由そのものでした
しかしそれももう終わりです
あなたはわたしと妹が大嫌いな、そして父親が大好きな
あのアイドル崩れと結婚してしまいました
嘘でしょう?
わたしはまだ信じています
あなたはそんな人じゃない
きっと時期がくれば
「失せろこのメス豚!」
と
罵り、身ごもった子どもを素手で引きずり下ろして
興味深そうにそれを眺め
微笑んで言うでしょう
「いままでのはただの遊戯さ、本気だとでも思ったのか?」
と
幸せな新婚ごっこに飽き、放り出すのでしょう
何か得るものはありましたか?
【続く】
364 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/02(金) 07:45:03
……
……
あぁ
あの女?
あの女が?
あなたは偉大なロックスターです
どうか
嘘だと言ってください
なぜ?
平凡な家庭を築きたいなんておっしゃったのですか?
理解できない
あなたが出ている雑誌はどれも目を通し
よくわからない発言があったとしても
その度に、でもきっと
これはわたしなんかには想像もつかない深い考えがあっておっしゃっているのだろう……と
自分自身に言い聞かせてきました
でも今回ばかりはあなたの真意がわかりません
あなたは一度だって、わたしたちファンを裏切ったことはありませんでしたよね
そしてなにより優しかった
あなたはあの雑誌で言いましたよね
『何でかって? だっておれ自身がもう完全に音楽に依存しきってるからね。おれに依存するな、自立しろ! っつったって説得力ないでしょ(笑)』
わたしは、これを読んで、嬉しかった
あなたを愛する行為が、許された行為であること
そして、そこまでわたしたちのことを考えてくれているということに
でもそれは木端微塵に砕かれました
【続く】
365 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/02(金) 07:45:47
あの日
あなたのどうしようもない一面を知ってしまいました
違う!!
あれはあなたじゃない
見たくはなかった
あんなものを見るくらいならわたしの眼球が潰れてしまえば良かった
どうすればいいの?
教えてください
責任を取ってください、死んでください
きょう
あなたを殺します
刃物を持って突っ立ってるわたし
ほんとかな?
ここはどこだ
あぁ
あなたの自宅マンションの前だ
ひとが
ひとり出てきた
もうおまえ死ね
366 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/02(金) 20:37:50
本音
おれは、ゆっくりと歓楽街を歩いていた。
二人組の女の子から話しかけられた。
女子高生だ。
「あんた、可愛いね」
「まーね」
「わたしたちと3Pしない?」
おれはすかさず言った。
「右隣りのそいつとはごめんだな、なにしろ顔が醜すぎる。きみとだけならOKだよ」
「うわあーん」
突然、その右隣りの女が泣き始めた。赤ちゃんのように。
おれは続けて言った。
「あんた……、泣き顔も相当ひどいな。見れたもんじゃないからとっとと失せろよな」
もう一人の女の子も言った。
「でしょ? わたしもそう思ったんだけどさ、一緒に逆ナンしようってうるさいから……」
おれと、そのもう一人の女の子は腕を組んですっかり意気投合。歩き出した。
後ろの方でさっきの女が何かわめいていた。
「死ね!」
とか。
「昔、お前の彼氏、寝取ってやったんだよザマアミロ!!」
だとか。
あと、何かおれには意味のわからないことを……。
【続く】
367 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/02(金) 20:40:15
隣りの彼女はくるりと振り返って、その女の顔面に正拳を叩き込んで再びこっちに戻ってきた。
そして打って変わって可愛らしくしゃべり出した。
「クレープたべよ?」
おれは言った。
「クレープたべたくないよ」
「じゃあやらないよ」
「クレープたべたいよ」
クレープをたべることになったのだ。
テントみたいなクレープ屋さんの前に来た。
「わたし、バナナ・チョコ・カスタード・ファイナルアタック」
「おれブルーベリー・チーズ・ハムサンド」
「チョコのが美味しいよ」
彼女は言った。
「チョコ嫌いなんだよ」
おれは言った。
「一緒のにしようよ、じゃないとやらせてあげないよ」
「チョコ好きだよ」
チョコを買うことにした。
おれたちはもぐもぐとそいつを食べながら行儀悪く再び歩き出した。
おれは一口食べて、バナナ・チョコ・カスタード・ファイナルアタックを捨てた。
なにしろまずいのだ。
彼女も
「……気持ち悪くなってきた」
と言って道の中央にポイ捨てした。
雑踏の中で、色鮮やかなそいつは放置されていた。
【続く】
368 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/02(金) 20:40:44
「……あのクレープまずかったな」
おれは言った。
「あのクレープまずかったね」
彼女も言った。
意見が合った。初めて。
「……やろうか?」
「うん、やろうよ」
そしておれたちは何の憂いも無くラブホテルへと直行したのだ。
もちろんやることは一つと決まっている。
子供を作らない、子作りだ。
369 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/02(金) 21:34:48
>>363-368 なーんか一見、小説っぽいけどね。
最近はこういうの書かんよ。
昔の作品でも、ここらへんは成功例かな。
あんま昔のは未熟っつーか、9割は捨てだな。
370 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/02(金) 21:40:27
親戚が階下にきてたので、
おれはずっと上で、ビデオ観てた。
年末のガキの使い。
思ってたよりおもしろかった。
371 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/03(土) 08:47:19
動物園にて
クラスの女の子を動物園に誘って、日曜日、そこに立ち込める獣たちの匂いにちょっと戸惑ってしまった。
(動物園はよくなかったのかもしれない……)
そう思った。
彼女は、こちらの緊張とは裏腹にけっこう楽しそうだった。
良かった。
とりあえず一安心だった。
昨日、買いた手紙の感触をポケットに感じつつ、時々
(ちゃんとあるよな……)
って、確かめながら、動物たちを見つつ歩いた。
「ねぇ、ここ入れるみたいよ」
と、彼女は言って、簡素な造りのサクの中へと入っていってしまった。
誰でも入っていいみたいだった。
ヤギがいた。
「かわいー−−−っ」
って、彼女は、ヤギの頭をなでなでしてやりながら満面の笑みになった。
いや、きみのほうが数倍かわいいんですけど……。
そう口にしようとしてためらってしまった。
ちょっとキザか?
こうゆうのはさっと思いついたときに言わなければならない。そうじゃなければ何も言わないほうがいいのだ。
だから、その時は心の中でそう思っただけにした。
(この人を絶対、おれの彼女にしなくては……)
誓った。
【続く】
372 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/03(土) 08:49:35
ちょうど都合良く、いま周りに人はいない。
いるのはヤギたちだけだ。
告白してしまおうか。いやそれは待て、せっかく手紙に想いをしたためてきたんだ。
「ん?」
何だ、何だ?
後ろで何かモゾモゾやってる。
振り向くと、そこにヤギがいた。
なんだヤギか。
人間の子どもかと思った。びっくりさせやがる。
ヤギの口元には何かの紙が吸い込まれている。
へえ……。
ヤギってほんとに紙、食うんだな……。
なんて思って、はっとした。
ポケットに手を突っ込むと、ラブレターが失くなっている。
昨日、あんなに一生懸命、書いたおれの最高傑作……。
もう二度とあんなの書けねぇよ。
おれは、両手でヤギの口を無理矢理こじ開けようとした……ぐぐっ……それ出せ!
腕がぶるぶる震えていた。
「きゃ」
背後で、彼女が短い悲鳴をあげた。
おれの十本の指は唾液でぐしょぐしょ。
もう、何がなんだかさっぱりわからない。
……おれいま何やってんだ!?
373 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/03(土) 08:51:36
つまらん
374 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/03(土) 12:20:14
>おれは、両手でヤギの口を無理矢理こじ開けようとした……ぐぐっ……それ出せ!
腕がぶるぶる震えていた。
「きゃ」
背後で、彼女が短い悲鳴をあげた。
ここいいよ
375 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/03(土) 17:59:27
女の子たち
川の向こう岸から、顔もよくわからない誰かがわたしたちに何か叫んでいるようだった。
しかし、その人の言葉は長い距離を隔てて、とっても聞き取りにくいのです。
わたしたちは、すぐにおしゃべりを再開してしまいました。
川向こうの誰かは、次に身振り手振りも交えて
渡ってこい!
と、伝えているようでした。
「どうする?」
わたしは隣りにいた女の子に聞いてみました。
「えーいやだよ、だって水にぬれちゃうじゃん」
その子は言いました。
「そーよね、それに用があるんだったら向こうからこっちにくればいいじゃん?」
と、さらにその隣りの女の子。
わたしたちは、それぞれの抱える重大な理由のため、その誰かの指示をシカトすることにしたのだった。
「こわい」
「だるい」
「ねむい」
川の流れは緩やかで、水面に上から流れてきた落ち葉がたゆたっている。
向こう岸の誰かは近くの材木を拾い集め、懸命に何かを作り始めた。
わたしたちは大してやることもなく、お菓子を食べたりしながらそれをぼんやり眺めていた。
【続く】
376 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/03(土) 18:00:46
「いかだを作ってるんじゃないかなあ」
「えー、超きもい!」
あなたは、わたしたちを迎えに向こう岸を離れたようだった。
が。
製作を急ぎすぎたのか、いかだのどこかに欠陥があったらしく川の中央へ差し掛かる頃、徐々に分解されていき、ばらばらになってしまった。
そしてバシャバシャとあなたが溺れている姿がよく見えた。
「あははははっ」
事は生死に関わるほどの深刻さといってよかったが、遠くの方で無音で行われているそれはひどくわたしたちの笑いを誘った。
悪いんだけど、わたしもすこし笑っちゃった。だっておかしいんだもん。
「うふふ」
上半身だけが確認できる、その誰か。
無事、元の場所まで戻れたようで、わたしはほっと一安心。
しばらく休んで、また懲りずに何かを作り始めた。
今度は橋のようだった。
……一人で向こうにいればいいのに。
さみしいのかな?
大変そう。
けど隣りの女の子は
「かわいくなくっちゃだめよねー」
とか言ってる。
まあ、わたしもそれには完璧、同意だけどさ。
377 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/04(日) 08:03:55
世界の終わり
世界の 終わりを
望まずとも
たった一人 知ってしまった少年
クラスメートと はしゃぎ合っていた一学期までとは違い
めっきり 静かになってしまっていた
雨の日も 昼休み廊下を駆け回り教師に怒られていたりしていたが
いまでは
窓の外を
ぼんやりと ただ
眺めるだけになってしまっていた
ある日の 授業中
少年は 先生に問題を当てられた
「わかりません」
と 即答した
少年には もうそんなことどうでもよいことだった
だが その態度に
教師は
「廊下にでも立ってるか?」
と優しく 言いました
「ガタン」
ふいに少年は
椅子から立ち上がると すたすたと歩いていってしまいました
廊下に立ちに行ったのでした
………
クラス中が静まり返りました
【続く】
378 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/04(日) 08:04:44
後ろのドアのところまで規則正しく少年の靴音が鳴り
ドアが開かれそして閉められました
少年はずっと無表情でした
このとき
クラスの多くの女子が この少年に恋をしました
もちろん
少年には そんなことどうでもよいことではありましたが……
379 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/04(日) 19:52:46
自分との戦い
薬品を飲んで、透明人間になったおれは女子高へと侵入した。
平日の午前だった。
体育の授業前で、グラウンドへと下駄箱から出てゆく生徒たちとすれ違った。
おれは堂々と校舎の中へ……。
(大丈夫、誰も気付きはしなかった)
おれは、まず女子トイレへと向かった。
女子トイレしかなかった。それ以外に何がある?
「……」
おれは驚愕した。
立ちションの便器がない!!
そんなの初めて見た。
おれは、すぐに冷静さを取り戻し、トイレの入口の廊下で体育座りをしながら、誰かが入ってこないかなぁとじっと待っていた。
(……あっ、お前、入れ入れ)
(お前は入らなくていい、失せろ)
(あーきみ! 入って入って是非入って)
え。
入った。
おれはキョロキョロ辺りを見回し、その必要はないのだが。さっと中に入った。
おれは、その女の子の後ろにピッタリと身を寄せ、女の子がガチャリとドアを開けるとそれが閉まり切らないうちに、すっと自分の身体も女の子と共に中へすべり込ませた。
「ガッ」
やばい! 手首が挟まった!!
【続く】
380 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/04(日) 19:54:57
女の子は突然、途中で動かなくなってしまったドアに、おれの身体を透かした視線できょとんとしていた。
沈黙。
さらに沈黙。
……。
息の音が漏れそうだった。
もう我慢できない、ばれる!!
そう思ったとき、女の子はすっと白い便器の上にまたがり、両手をスカートの中へ突っ込んだ。
そして降ろした。
パンツは紫だった。
密室の中に、ほのかに甘い匂いが立ち込めた気がした。
女の子がしゃがみ込んだ。そして尻が剥き出しになった。
……と、まあ、大体こんなことを想像して、おれは射精したのだ。
今朝も。
ティッシュで亀頭部分に残ったザーメンを拭き取りながら、今度は、階段下からしゃがみ込んで覗くヴァージョンにしよう。そう思った。
おれは、教師だった。女子高の。
毎朝、目の前ではミニスカートを履いた生徒たちが、「きゃっきゃ」とはしゃぎながら通り過ぎていった。
無防備に近寄ってきては、おはよー、なんてあいさつをしてくる生徒もいた。
その間、ずっとおれの性器は半勃起のままだ。
そんなことを、この子たちは考えもしないのだろう……。
まさか、より多く、教師が自分たちの匂いを肺へ吸い込もうとしているなんて……。
でも手を出したらすべての破滅だ。
「ふぅー」
おれは自室で、いましがたまでしごいていた自分のペニスをチャックの中へしまい込んだ。
(まだなんとかやっていけそうだな……)
そう思うのだった。
そして職場へと向かっていった。
381 :
奇手劣:2009/01/04(日) 21:47:32
>>379-380 なんだか、自分の未来を見ているようでこわい。
透明人間になれる薬は、自分もトライした。
失敗したけど……。
男子の永遠の夢だね。
382 :
侮多誤痢裸:2009/01/04(日) 21:48:42
スカートの中を覗くとか、んなめんどうなことしないで、
やっちまえばいいんだよ。
383 :
魅夜:2009/01/04(日) 21:51:04
……確かにこの男はキモいわね。
でも、教師なんてガンガン捕まってるし、あながち見当外れでもないのかも。
どーしよ、
学校の先生や、お稽古の先生が、
わたしを見て淫らな想像してたら。
うわー。
384 :
豚刈:2009/01/04(日) 21:51:46
……ってゆうか、絶対してるよね。
385 :
魅夜:2009/01/04(日) 21:52:11
何を?
386 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/05(月) 07:50:43
透明な星
この世界から
隔離されたわたしは
その最初の日
ベッドの上に寝っ転がり ひたすら眠り続けました
もう
起こしにくるやつはいませんでした
翌日
セミの声が聞こえる公園でアイスキャンディーを食べました
(たべたいな……)
と思ったら
もうベンチに置いてあったのです
まるで いま冷蔵庫から出したばかりのような薄白い煙が微かに全体を包んでいました
わたしは
それをゆっくりと食べ 終え
また自分の部屋に戻っていきました
再び 寝ました
三日目
わたしは嫌な予感に包まれていました
ずっと ベッドの中にいました
あまり眠れませんでした
【続く】
387 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/05(月) 07:52:26
四日目
遊園地へ遊びに行きました
もちろん 誰もいませんでした
嫌な予感は大きくなっているようでした
しかし それを食い止める手段はないように思われました
五日目
わたしは
あまりの恐怖に叫んでいました
けど わたしの周りの空気はすでにえぐられており
その叫びは 本当に音としてこの世界に響いたのでしょうか?
発した瞬間に どこかの虚空へ吸収されたかのようでした
透明な 自分が
透明な 世界で
透明な 酸素を吸う
たった一人になりたい
と
あの日は
そう望んだことなのに……
【続く】
388 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/05(月) 07:53:09
六日目の夕方
破裂しそうな脳で街を歩いた
犬が てくてく向こうから歩いてきた
首輪から鎖が持ち上がって 宙に浮いていた
新たな生命体のようだった
わたしは その鎖の先にあるはずの物体に触れようと試みた
しかしわたしの指はすり抜けた
本当ならばそこには飼い犬の主人がいて
ざわざわと意味も無くわめく人々の声とかがいまも聞こえているはずでした
けど何も聞こえてこない
ひどく 懐かしい気がしたのだ
いままでいた世界が
まるで 遠い星で昔、起こった出来事のように
わたしはあてもなく歩き続けた
まだこの世界が正常な頃よくいったCDショップの入口に アイドル歌手のポスターが貼ってあった
そのアイドルの声がどうしてもどうしても思い出せなくて 涙した
389 :
豚刈:2009/01/05(月) 16:57:59
390 :
魅夜:2009/01/05(月) 16:58:39
サイテー。
391 :
豚刈:2009/01/05(月) 16:59:31
いやいやいや!
正直に言っただけだよ。
なっ奇手劣?
392 :
奇手劣:2009/01/05(月) 17:00:56
男子がみんなきみといっしょだと思わないでほしいね。
393 :
魅夜:2009/01/05(月) 17:28:22
しかも、わたしまだ小学生だよ。
394 :
豚刈:2009/01/05(月) 17:28:55
関係ないって!!
むしろアリだよ!
きみたちは世の中のことを知らなさ過ぎる!!
395 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/06(火) 23:08:07
……とりあえず、初期初期は終わり。
396 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/06(火) 23:09:08
中原中也賞がもうすぐ発表になるな。
冷静になれそうもない。
まだ平気だけど。
ナーバスになる。
いつもの傾向。
落ちる。
いつもの傾向。
それは困る。
困るったって、世界はお前を中心に回ってるわけじゃないし、
落ちなかったら他の応募者が困る。
……うーん。
みんながHAPPY! は有り得ない。
「残酷っすね〜」
出来るだけバカみたいに言ってみる。
でも落ちる気する。
発表前から早くも弱気かよ!
そーだよ。
だって去年、落ちたもの。
かなり手応えはあったのだが……(その当時は)
落ちた。
全然。かすりもせず。
また今年も落ちますか?
また、2chでしこしこ詩を発表しますか?
また侮多誤痢裸が暗躍しますか?
もおやだ。
デビューしたらデビューしたで、きっと見知らぬ苦悩があるのだろう。
でも、それでもいいから、ここから脱出したい。
397 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/06(火) 23:10:12
おつかれ
随分書いたんだね まだ27でしょ
398 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/07(水) 18:51:29
満月
おれは所詮はみ出し者
部屋の隅で発酵してるのがお似合いさ
ふっ
カウボーイハットを被って
正三角形から逸脱しろ
即、回りだせ
自分を中心とした世界の誕生だよ
「……じゃ…じゃあ、そこでは女ともやりたい放題なの?」
おれはお前という生き物にかなり失望しつつもこくりと頷いた
性欲の変態どもが集まる夜
おれは自分の首から上をまったく信じない
髪の毛が一本、残らず狂い出した
止めないし
誓わない
約束は必ず破る
満月だ
ピザ生地で顔面くるんで呼吸困難で死ねばいいのさあいつは
399 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/07(水) 23:49:30
ウンザリなんだよね
躊躇という奥付が仄見えない『解体』なんて…
もうただ外れちゃってる
でも
この“磁場”には手を焼く
吐き気を催しながら
この醜悪な屠殺場に近づいてしまうのは
何故なんだろう
400 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/08(木) 07:31:10
素浪人
おれは盲目
そして人を殺す
正確に相手の重要臓器を破壊せしめることで有名
「グッバイ」
そうして月夜をうろうろ
生えてる雑草を味見したりして青春は終わってた
おれは生まれ変わった
今日も
ママが算数ドリルをしろとうるさい
「いまやるの!」
そう言ってけしごむ投げたらママンが死んだ
頭蓋骨直撃である
「ママン……」
おれは“キグナス氷河”並みのマザコンだった
死んで初めてママンをこんなにも愛してることがわかった
よかった 死んで
死ななきゃいつまでもうるせえばばあとか思ってた
天国でママンも喜んでる
あれば だが
そこではおれが前世で殺したやつらと一緒にフォークダンスを踊っているのだ
よかったね
そんな想像してみたら
罪悪感も消えた
よく出来てる
人間ってやつは
401 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/08(木) 19:48:20
誘い
どーせ今夜だって略奪
夏のおかわりをぺしゃんこ
「何も起こらない」
またねっつって生き物が消えた
極度の緊張状態の女医さんから
急にななめに配置され
壁の色が
いるかちゃんのブルー
舌が狂ったように動くし
暖かい陽射しの中
寝坊してふわふわ洗い出す
平和
大丈夫 剥き出しだから
あいつは ちゃんと輪っか持ってるから……
見渡す限りのキリンの胸
勇敢だよねあいつ
差し込んでもまだ生きてる
会話を楽しめよ
なあ
強いこどもはロマンチックがいまだぜ
確認しとく
サイヤ人の血を引くのがお前でいいんだな?
大きな木下で生まれた
サーファーに殴られた
優しく問いかけた
始めから送料無料だった
【続く】
402 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/08(木) 19:49:39
やりたい包茎軍隊、勢揃いだな
「屈強でごわす……」
てめえが呟いた
否定しろ
シリーズ全巻、燃やせ
片思いだからってな
諦めたようにうなだれるのか?
有給休暇で死ね!
飽和した光の中
あいつによく預金を下ろされた
だけど一度だってチキン野郎だったことはない
泡ふけよ
買い物に付き合え
未収録のナンバーに涙しろ
なっ
晴れたら一晩中、布を被って出てこないつもりだな
おーい
やるぞおー
なんかいい気分がして
そんな気がして
で
それ以上、考えるな
403 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/08(木) 22:35:37
アボガド食べた。
醤油つけて食べるとおいしいね。
404 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/09(金) 13:54:38
まぐろとアボガドを賽の目に切って山葵醤油で和えたの好き
405 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/09(金) 18:00:04
衝動買いが楽しい。
406 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/09(金) 18:30:36
うっきーもんきー
うるせえな……
そう思った
こいつうるせえ
そう思ったんだ
ぴーちくぱーちく
何さっきから抜かしてやがる……
猿の孫か?
それなら頷ける
「おいお前、猿のなんかか?」
話しかけるのも汚らわしいがこの際しかたない
原因追求のためである
喚き出した
一体、何が気に入らないのか
「おい猿よ!!」
そいつが振り向いた
自分が呼ばれたからじゃない
ただ単に音に反応しただけだ
なんだろう……? そんな感じ
その猿に昨日の残りのスペアリブを与えてやった
生まれて初めての出来事に 猿は明日、死んでもいいと思ったらしい
だが明日も何気なく生きてた
(今日もスペアリブ食べれないだろうか……)
とか思案してる
お調子者だ
407 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/09(金) 21:41:01
こいつ とか言われたことない
だから返事はしない
言いたいことはすべて書いてる
それだけ
408 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/09(金) 22:38:35
>>407 だからさ、
ほんと疲れるんだけどさ、
自意識過剰なんだよ、あんた。
だあれも、あなたのことなんて詩にしてないから。
409 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/09(金) 22:45:17
おれの詩が好きなやつなんて、
こんなんばっかか?
こりゃデビューも考えもんだな。
いかれた連中に取り囲まれて、
おれの繊細な自律神経は異常をきたし、やがて自滅への道をひた走る。
……創作家としては凡庸だな。
410 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/10(土) 07:43:34
まじで殺戮5秒前
灰になれ
てめえ
いますぐ
すなわち即
白と黒の混合物
灰になれ
バナナなんか喰ってる場合か
早くしろ
急げ
脱げ
燃えろ
このどエロ!
ちんぽこ立ててる場合か
生命の危機?
しらんよそんなことは
その角度はなんだ?
へそにめりこんでるのか?
異常事態発生だな
411 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/10(土) 09:57:16
仕事がやすみだ。
412 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/10(土) 09:58:51
さーて、何しよっかなー。
るんるん気分で近所のガキでもぶん殴ろうかしらん。
さっき占いみたら、
今日のラッキーアイテムはこん棒だって。
早速、ドンキいって鈍器を買ってきた。
にせんろっぴゃくななじゅうよえん。
やしーんだかたけーんだかわからない。
「他店には負けませんよ、うちは」
誇らしげ店員。
「どこの他店にこん棒が置いてんだよ?」
「はちみつはいかが?」
質問に答えろよはちみつも買うけどさ
「どこ産?」
「中国産」
なら安心だな。
おれは早速、購入。
帰ってきて朝飯はパンにはちみつを塗って食べた。
蜂ががんばった。
その成果をおれは、いま、味わってる。
横取りだ。
養蜂家はみんな地獄に落ちるな……。
まあ、おれは養蜂家じゃないからいいけど。
「さてと……」
当初の目的である近所のがき殲滅に向けて、おれはいま靴ひもを結んでいる。
「きゅ」
いい感じ
多分、5匹はやれると思う。
午前中だけで。
413 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/10(土) 17:32:00
指紋取られちゃった。
えへへ……。
頭ぽりぽり掻いて、署から帰宅。
母親が
「こんな子供に育てた覚えはない!」
とか喚く。
おれは冷蔵庫あけてカルピス取り出す。グラスどこ?
「まーいーじゃん、起こってしまったことは。それよりこれからどうするかを考えようよ」
ことりとテーブルにグラスを置いた。
もっともな意見だったが、お前が言うなって感じ。
母親の怒った顔が、しくしく泣きそうな表情へと変わった。
「そんなに嘆かないでよ。署でも言われたんだ“いい指紋してる”って、来年あたり運命の恋人に出会えるってさ」
母親は、おやっ、という顔になり
「ほんとうかい?」
と、うきうきし出した。
ほんとなわけないだろ貴様は痴呆か。
【続く】
414 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/10(土) 17:32:42
だが真実を言わず嘘を貫き通すことにした。
「ほんとだよ」
すかさず
「どんなこだい?」
妄想列車超特急である。
「……そうだな、多分、花屋に務めてると思う」
母親は言った
「いいわねえ、お母さん、そのこ大好き」
「主に食虫花を取り扱ってる」
母親がムッとした。表情がまた曇った。
「……でもそれは店長の趣味で、そのこは反対なんだってさ」
母親のご機嫌が直った。
「そうだろうねえ〜、あんたの嫁になるんだもの」
おれは黙って深く頷く。
夕日がきれいだ。
415 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/10(土) 18:20:55
おれがおかしいのか?
そんなことないだろ?
なんで孤独を感じなくちゃいけないんだ。
どうしてみんな遠くへ行く。
416 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/10(土) 22:07:06
417 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/11(日) 07:48:10
年末年始
このまま這いつくばって死んでくのかと思うとちょっとつらい
ポッキーの似合わないおれ
幻覚の見すぎな正月でした
「あはは あはは おれがいるよ」
何がそんなにウケるのか……
ビデオにでも録画しとけばよかった
野菜は身体にいいんだ
大学生もよくやってる
栽培だよ
日本の農業の未来は明るすぎるな だからもうちょっと照明を落とすか……
すくすく育つのを見守る気持ちは親心
ああ
去年の忘年会はひどいもんだった
あいつはもうおれの友達なんかじゃなかった
みじめな再会
明日とか明後日とかが今日の続きなら
もう希望なんてないから自殺してやろうかなってカシスオレンジ飲んだとき衝動的に思ったけど
寝て、起きたらまた違う自分だったんでバイトに行ってきた
「……おれってこの世界に絶望してるしな」
電車にガタンゴトン揺られて吐く言葉じゃない
くそ
またやっちまった
隣りに立ってる女にキチガイ扱い
べつにいいのさ……
普通にしてたってセックスさせてくれるわけじゃなし
また問題がずれた
418 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/11(日) 20:04:50
ギャングの掟
射殺されろ
指令が下る
おれはぴゅーんと戦火へ向かう
そして最前線へ身を乗り出した
激しく行き交う銃弾の中
おれは死なない
(なかなか死なない……)
見てるだけじゃあだめなんだ
兵士が銃を構えたら
すかさずそちらへ走った
てってけてってけ
だが遅かった
すでに弾丸はその兵士の敵を撃ち抜いて
「あーあ」
おれは落胆をあらわにした
そこへTEL
「あーもしもし、ボスだけど……」
「ボス?」
「うん、あのなあ、お前の射殺、取り消しになった。詳しいことは後で話す。戻ってこい」
それだけ
すぐ切れた
「ラジャー・ブラジャー・炊飯ジャー」
おれは助かった
【続く】
419 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/11(日) 20:05:16
おれは顔を上げた
凄まじく銃弾が飛び交っている
「……」
おれは踏み出した
第一歩で射殺された
「ふげえ」
いやらしく脳を飛び出した
420 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/12(月) 18:10:21
まったくうんざりだ。
何度でも言ってやるよ。
うんざりなんだよ。
もういいんだ。
どうせ落ちるんだろ?
いい加減にしてくれ。
もう無理だ。
これ以上はない。
今回落ちたらもう起き上がれない。
421 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/12(月) 18:37:01
読み返してうんざりだな。
まったく甘えちゃんだぜ。
でも本音が満載なのも否定は出来ぬ。
仕事はダメだ。
精神が病む。
422 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/12(月) 18:49:02
詩なんて書きたくない……。
423 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/12(月) 18:49:48
仕事はもっとしたくない……。
424 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/12(月) 18:50:51
永遠に手淫がしたい。
425 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/12(月) 18:51:55
しゅいーん、
しゅいーん、
って擬音で。
426 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/12(月) 18:55:39
あははっ。
冴え渡るおれのギャグセンス。
427 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/12(月) 22:58:02
ギャグのあとで書き込みずらいんだけど
428 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/12(月) 22:59:19
中也賞の発表っていつなんですか
429 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/13(火) 07:05:37
二月だよ。
430 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/13(火) 07:07:00
来年のね(笑)
431 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/13(火) 07:08:00
よおーし、またがんばるぞおー(笑)
432 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/13(火) 18:22:47
自己嫌悪
咲いていた
最低な
自分を
裂いていた
誰かの声に合わせて
まるで自分が思いついたことのように
おれが落としたおれの頭部を
誰か親切な人が拾ってくれて
ありがとう
それ、おれの
でもおれのじゃなくてもいいんだ
スイカでも乗せておけば
誰か笑ってくれるかもしれないし
433 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/13(火) 23:28:16
とれるといいね
ていうか とれるとおもう
でもやまっけないあたしは
ちょっとつかれる
434 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/14(水) 18:34:48
狭い部屋
狭い部屋さ
そこは
気分が悪いね
なああんた
頭を撃ち抜いて自発的に死んでくれないか?
お前のことで
お前ごときのことで
おれの人生がどうにかなるわけにはいかない
交通事故が
お前の身に起こったなら
素敵だよね
星に願うよ
お前が交通事故で死んでくださいって
文法が狂ってるけど
世の中だって狂ってるから問題なし
435 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/14(水) 20:41:18
精神が病む。
だから賞をくれ。
おれが貰ったっていいはずだ。
おれの番だっていいはずだ。
436 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/15(木) 07:51:17
連休はない。
しかし今日は休みだ。
ふう……。
骨休めだな。
肉もいっしょに休ませてあげよう。
437 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/15(木) 07:53:26
ぼくらの勇気
サマンサはぼくに言いました
「冷蔵庫から白ワイン持ってきてんダーリン」
ダーリンなぼくは操られてるとも知らず冷蔵庫へ駆け出しました
「それえー」
勢い余って到着した冷蔵庫に顔面を強打しました
「うゔ……」
サマンサは向こうの部屋から冷徹に言いました
「んもう何やってんのよこのクズ!!」
「へへっ……」
ぼくは鼻血を手で拭いながら、立ち上がりました
その様はまさにヘラクレス
聖剣エクスカリバーの代わりに白ワインの瓶をもってサマンサの前へ佇みました
「何、黙って突っ立ってんのよ……ちょっと、グラスはどうしたの? グラスがなければワインが飲めないじゃない」
ぼくは「へへっ……」と笑ってワインの瓶をサマンサの頭部に振り下ろしました
瓶が割れて中身が飛散しました
けど白ワインだったので、見た目に派手な変化はありませんでした
そしてぼくは小声で呟くように言ったのです
「お前のような女はたくさんだ……」
と
生まれて初めてサマンサに口答えをしたのでした
サマンサは怖かった
いつでもぼくにとって強大な存在でした
だがいま、サマンサは両手両足を卍のようにして寝っ転がっているだけでした
「もう怖くないぞ!」
自分自身にそう言い聞かせました
【続く】
438 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/15(木) 07:55:50
ぼくは早速いとこの叔父さんに電話しました
「……もしもし? 叔父さん? ぼくだよ。叔父さんの言うとおりだったね。国際結婚なんて全然いいものじゃなかった。サマンサ? ああ……やったよ。遅かれ早かれこうなる運命だったのさ」
叔父さんは意外にも憂鬱そうに言いました。
「……なあ、ほんとにやったのかい? 呼吸は確かめたのか? サマンサの生命力を甘くみちゃいかんぞ、なにしろあいつは学生時代、キャンプファイヤー中に現れたヒグマを殺したという逸話を持っている」
その話しは聞いたことがあった
女子空手部、始まって以来の大物と大学構内でも話題になった
「……サマンサはいまどこだ?」
叔父さんは電話越しに言いました
「どこってここにいるよ、ここ あれっ? さ サマンサがいない!!」
「気をつけろ!! サマンサは潜んでいるぞ!」
ぼくは周囲を見回しました
なんの気配もありません
何故だか、自分が追い詰められてるような気になってきました
(……大丈夫、やつは深手を負ってるはずだ ぼくの方が優位だぞ)
突如、おぞましい奇声と共に物陰からサマンサが飛び出しました
「うわぁあ!」
ぼくは絶叫してサマンサから逃げ出しました
だがサマンサは秒速1、3kmで走り、ぼくの首ねっこを掴んだのです
439 :
プシケ:2009/01/15(木) 13:58:04
やせた女
S氏の家の真ん中のこたつに
やせた女が座り
つぶやく
「彼の負担にならないように…」
彼女はそのために
これほど細くやせたのだった
口を小さくひらき 言葉もかすれ
手も足もみえない
彼女は彼を待っているのだったが
そう思うことを消した
無駄に美しい顔と声も消した
S氏の家のまん中で
彼女は自分を消しているのだった
次々と膨れ上がる「自己」と
戦っているのだった
440 :
プシケ:2009/01/15(木) 14:00:30
(続き)
消しゴムのカスが
こたつ部屋に充満して
とうとうS氏の家を壊しそうになり
あわや という瞬間に
女の姿は元に戻り
消しカスはきえた
そうしてもう一度 彼女は
やせねばならないのだった
これが何回目の自己犠牲か知る由もない
S氏さえもだ
441 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/15(木) 19:59:15
やっとアルコールが抜けてきた。
442 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/15(木) 20:06:45
全国大会
「いくぜ!」
おれの稲妻シュートがゴールに突き刺さった
ピイーッ
審判のホイッスルが天空に響き渡った
同点ゴールである
「キャー」
歓声がおれを刺激した
心地良い瞬間である
「ナイッシュ!」
ミッドフィルダーの山下辰夫がおれの肩に手を置いた
「お前こそナイスアシスタントだ」
おれたちは互いを見合わせへへへと笑った
おれは
ふと
前世にもこんな経験をしていたような気がしていた
「……」
「おいおい何ぼんやりしてんだ反撃はこれからだぜ」
ボランチの遠山俊一が声をかけた
「ああもう一点取らなきゃな」
だが次の瞬間、無情にも相手のゴールが決まったのだ
もう試合は始まっていたのだ
「なにい!!」
おれたちは芝生に膝を就いてくやしがった
おれたちのゴールキーパーが遠くで何か叫んでる
口がぱくぱく動いていた
何を言っているのか大体、見当がついたのでわざわざ近寄って聞いたりはしなかった
くやしいのはみんないっしょなんだ
【続く】
443 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/15(木) 20:07:17
「あと何分ある?」
おれは絶望の淵からお前に問い掛けた
「さあな……ロスタイムを入れてちょうど三分ってとこか」
おれは走った
ピイーッ
試合終了
三分どころか三十秒もなかった
お前の時間感覚におれはあきれた
444 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/15(木) 22:42:23
夏の日の友情
さあ
手と手を繋いで
あいつを殺そう
みんなで力を合わせれば
きっと出来るよ
みんなで力を合わせてあいつを殺した
よってポカリがうまい
445 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/16(金) 06:57:16
ニセモノ
ヘイッ
おれの顔を食べなよ
あんぱん野郎が親指をぐっと立ててこっちを見ている
グラサンが黒く光っている
中国産のあんぱんだ
ジャム夫はコスト削減のため中国に頭を発注したのだ
そしたらこんなのが送られてきた
「……」
おれは一口いただくことにした
うまかった
国産ほどじゃないけど
あんぱん野郎はにっこり笑って言った
「日本人ならパンを食え、な?」
さらに暴言は続いた
「稲作なんてださすぎる」
じゃああんぱんはカッコイイんですか?
そう言おうと思って、黙った
バイキンの襲来である
UFO型の飛行物体に乗ってバイキンは早速お得意の核攻撃を仕掛けてきた
「ぎょひー我輩も吹っ飛ぶのかあー」
史上最大のあほである
結局、その大陸ごと消えた
(そのほうが良かったのかもしれない……)
存在しないほうがいいものというのが幾つかある
あんぱん野郎とか
446 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/16(金) 19:40:20
アドバイス
たいして感情も込めずに言った言葉が
永遠に自分を縛り付けることもある
わかったよ
黙ってればいいんだろ?
それか当たり障りのない言葉でも吐いとけ
うまくやれよ
そうして裏で最低の人間になるのさ
よくあることさ よくあるね
善人が
いつでも善人でいると思うなら
そうであると思いたいお前がいるだけ
447 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/16(金) 21:02:11
何言ってるかわかんない
448 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/17(土) 07:02:05
からっぽ
星がきらきらしているね
とってもお空できれいだね
ぼくは楽しいことが大好き
あいつの裸体の串刺しだとか
そうして横にズレるのだ
わたしの詩は
結局いつもの場所へ収まるのだ
指定席へ
わたしは歪んでない
歪んでいるのはあなたたちだとか
そんなありきたりな主張を
言ってみたりして
そして
文章を埋める
もともと言いたいことなんて
何もないのだ
449 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/17(土) 12:36:09
最近ヤフオクやり始めたんだけど、
たのしーね。
CDよく落としてる。
新品も結構あるんだな、驚いたよ。
こないだ中国からおれんち宛に小包が届いた。
中身はCD。
封を破って、確認すると。
“サンプル盤”とかいう業界者へのCDが入っていた。
『このCDは第三者に譲渡せず会社(レコード会社)に返してください』
とか、シールが貼ってある。
……。
これって犯罪じゃないのか?
だが犯罪がこんなおおっぴらに行われてるわけがあるまい、
と安易に判断し、
その後もおれは安いサンプル盤を買いまくっているのだった。
了。
450 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/17(土) 17:57:49
へっへっへっ……。
日給8000円のクソ仕事がやっと終わったよ。
明日は休みだバカヤロー。
じっくり寝るぞコノヤロー。
何?
お前は漫☆画太郎かって?
違う違う。
妙なテンションではあるが、
まごうことなく、いつものおれだよ。
わたしだよ。
あたいだよ。
いつもの、おいどんだす。
あれ?
自分ってどんなんだったかしら。
忘れちゃったわ、うふふっ。
こんなふざけた小芝居も明日が休みだから成せるわざ。
これがあーた、日曜の夕方、
サザエさんが始まる頃にでもやってごらんなさいよ。
人が、死ぬから。
「てめーふざけたことぬかしてんじゃねー!!!」
視界が血の海に染まらなくちゃけして収まることのない激情がほとばしってあーもー明日は休みでうれしーなあー!
451 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/17(土) 20:06:53
エスパー少年
ぼくが歩いていると
前から妖怪がきた
それは悪い妖怪だったので
ぼくは戦った
妖怪は強かった
だから負けるかもしれないと思った
でも負けたくないのでがんばった
妖怪は聖水が弱点だった
ぼくは聖水を持っていなかったので残念だった
仲間が替わりに聖水を持ってたのでよかった
「かりる」
「いいよ、がんばれ」
ぼくは声援を受けて力が出た
聖水を妖怪にかけた
そしたら妖怪は死んだ
ぼくは、良かった、と思った
【続く】
452 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/17(土) 20:07:34
家に帰るとお母さんがごはんを作っていた
ぼくはお腹が減っていたから早くそれを食べたかった
おかずをつまんで一つ食べた
そしたらお母さんに怒られた
夕飯はみんなで一緒にテレビを見た
クイズがおもしろかった
まだ見たかったけど
宿題は済んだの? とお母さんに言われたので部屋に戻った
残念だった
明日のしたくをした
寝る前に今日、殺しておいた妖怪をノートにメモしておいた
“ピピロムラッスェー”
そう名付けた
図鑑に載っていないんだからしかたない
453 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/17(土) 21:08:30
……いまふと気付いたんだけどさ、
中原中也賞に送った原稿はさ、
ものすごくよりすぐったわけだよ。
いろんな理由でそこから洩れたものがたくさんある。
あのね、
おれは、てきとーに書いてるわけ。
でもうまくいくときばっかじゃない。
何が言いたいかっていうと、
忘れた。
いま書いてる途中で忘れた。
(何が言いたいんだったっけなあ……)
って、
無理矢理どこかに着地させることは出来る。いまもね。
でもそういうことはしたくないんだ。
だから話しを進める。
でも元の話しに興味を失ってる。
途中で投げ出す。
これもよくあること。
こんな風に終わる。
でもそれが自然じゃないかな。
454 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/17(土) 21:10:46
おおっと説教臭くていけねえや。
甘酸っぱいシャケでも食って寝よう。
455 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/18(日) 07:06:05
愛しい人へ
大好きだった あの人は
いまは遠く 違う惑星にいます
空を見上げても
わたしが見ている あの月は
あの人にも 見えているものなのかどうかわかりません
物知りパン屋さんの 話しでは
あちらにも月のようなものはあるそうです
代理月です
ねえ
地球が恋しく なりませんか?
あなたが生まれ育って ずっと過ごした星
それとも
すぐに忘れて
もう そちらの生活に慣れてしまいましたか?
……そうかもしれませんね
生活
なにより生活が 一番、強いんですから
わたしは
あなたに会えなくなって とても寂しい
別れのときも
こんなにはっきりと 自分の気持ちを伝ええられれば良かった
けど もう会えない
【続く】
456 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/18(日) 07:07:37
あなたは 学生時代
わたしの すぐ隣りにいた
校庭で あなたはよくサボっていて
「よく走れんよなあ?」
なんて
腰を下ろして 他のみんなを見て
そこで そうして 微笑んで
そんな姿が
いまも 印象に残っています
わたしは 何も言えませんでした
もう随分 昔の話しなのに
まるで ついさっきのことのよう
だめだな わたしは
いつまでも 後ろを振り返ってばかりで
きっといまの自分が 好きじゃないんだ
結局 わたしはあなたの特別な存在にはなれなかったけど
そんなの 始めからわかっていたけど
それでも ただ
一緒に過ごせただけで 嬉しかった
隣りにいる あなたの笑顔
それを 見るためなら
きっと なんだってやったと思うんだ
嘘じゃない
懐かしいね
あのころが
みんな 輝いていて
未来が こんな風だなんて思いもしなかった
【続く】
457 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/18(日) 07:08:15
あなたはもう 遠い人
同じ空の下に いない人
メールも手紙も届かない
「おはよう」
ね 今日はそっちは晴れですか?
元気ですか?
うまくやっていますか?
聞きたいことは たくさんあるけれど
ひとつだけ
まだ
あの笑顔を忘れていませんか?
458 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/18(日) 17:37:58
ケータイ充電。
459 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/19(月) 06:51:57
勇敢なる者
晴れた日に
パンとか持って
魔王を倒しに出かけよう
引き裂いてくれ
おれのTシャツを
食パンを二枚、同時に噛んだ
そうしておれたちのサクセスストーリーが幕を開けた
460 :
プシケ:2009/01/19(月) 12:57:58
不在
彼とわたしをつないでいた詩
今は 二人を隔てるものになった
わたしは彼に近づくために複雑な迷路を通らなければならず
彼がわたしに近づくために
虚構を普請し続けなくてはならない
こちら側の岸で おどけたわたしがウインクしても
あちら側ではそれは言葉の不在でしかなく
かなたの岸で 彼の体温が地球に触れていても
わたしのところには 知らん顔した風がうしろから吹く
言葉をこえたい
わたしを彼の元に 生みおとしたい
ただ泣き叫ぶ 湯気の立ったひとがたを
みつめるだけの彼の胸もとにとどける
わたしは詩を破壊していこう
彼とわたしを隔てるものを
わたしの存在証明であったものを
彼の不在通信であったものを
わたしはわたしの不在を
彼の存在のなかに取戻したい
461 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/19(月) 17:45:26
>>459 「いやっほーう」
未成年だというのに酒場でお姉ちゃんの尻を触った
ペニスの角度がいまやばい!
これを一行間、空けて、
最後に付け加えようかどうか迷った。
どうでも良かった。
462 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/19(月) 17:47:02
そーさくのときは、
いろいろ考えてるような、
いろいろ考えてないような、
なのです。
463 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/19(月) 20:19:32
死ぬ予定
死ぬ
わたし死ぬ
明日死ぬ
朝死ぬ
夜はまだ死なない
朝食食べてから死ぬと思う
多分、目玉焼きかなんか食べてから死ぬと思う
つまんない角度で
わたしは死ぬ
いま死なない
生きてる
明日死ぬ
だからいま生きてる
だとしても
舞い上がるわたしのパンティー
拾って被ったあなたの顔面は呪われて死ぬ
464 :
プシケ:2009/01/19(月) 20:31:16
ふーん
>>461は
あった方がいいんじゃない?
そしてもう一行
お姉ちゃんの反撃がはじまった
Tシャツまがいの食パン大魔王だったのだ
…これ付け加えて… アハハ
465 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/20(火) 07:01:53
殺人
貴様を殺すぜ?
お伺いをたてる、一応な
建前だ
いやだっつったって殺すけど
そう決めたんだ、おれが
とりあえずな
「貴様を殺す」
「いや」
殺す
あのな……、いややっぱもういい
言いたくないんだ
説明がしたいときもある たまにはな
ぐだぐだ言って
でもいまはそんな気分じゃない
何も言わず
ただ黙って、お前の首を撥ねたいだけなんだ
わめくなよ
よくあることなんだから
その反応 人殺しをやってればよく見る
だからおれはなんとも思わない
少しは意外性のあることをやってほしいもんだね
げらげら笑うとか
そうすれば少しは躊躇するかも
でもおれに言われてやるようじゃ終わってるよ
あんた死ぬぜ?
【続く】
466 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/20(火) 07:03:00
おれは、いまこの瞬間のあんたみたいなやつを、何人も見てきた
そいつらがいま どこにいるか教えてやろうか?
向こうだよ
上を指す
例外はない
お前も死ぬんだ
でもお前だけじゃない
おれに関わったやつはたいてい死ぬんだ
まだ生きてる自分の方がおかしいってそろそろ気付けよ
お前、最高記録だぜ?
会話
会話をした長さがな
あばよ
来世で
いっしょにエスカルゴとかいうかたつむり食おうぜ
467 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/20(火) 17:42:30
ハンター狩り
「罠じゃないよ おやつだよ」
そう言われて
のこのこ近寄ってみたら
すかさず捕獲された
「……おやつどこ?」
ぼくはまだ はめられたことに気が付かず
闇の中から問い掛けた
「いまあげるからね」
ぼくはドーナツだと思った そんな匂いがした気がしたから
ぼくはもぞもぞやってるハンターの手をじいっと覗き込んだ
不思議そうに
(何が出てくるんだろう……?)
ハンターがリュックから取り出したものは意外にもよく光るナイフだった
それはぼくのちいさな額に当てられた
?
「なあに?」
ぼくはハンターの目をじいっと覗き込んだ
すぐ目の前でナイフの先が光っている
ハンターの動きは止まった
心に罪悪感が生まれたのだろうばかなやつだ
【続く】
468 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/20(火) 17:43:00
ぼくはすかさずこの機を逃すまいとハンターの首筋に噛み付いた
ハンターは
(……貴様だけは絶対、殺す)
という決意の目をして草に転がっていた
出血多量でもはや動けまい
動脈を噛みちぎったのだ
「ふん」
ぼくは言った
「やれるもんならやってみろよ 頭の悪いやつや心に優しさを秘めたやつなどこの世界では生きていけないのだ」
説教されて、死ね
469 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/20(火) 21:17:49
緑の大地
双眼鏡を覗いて
そこに映る景色を正確に描写したのち
破り棄てる
限りない憎悪を込めて
景色には
木々や草のほかにシマウマもいた
シマウマはしましまのうまで
そんなのお前はわかってるかもしれないけど
よくライオンから逃げ回っていた
でもおれが言いたいことはそうじゃない
初恋の人がシマウマの代わりにライオンの口に頭部を突っ込んでいたってしるもんか!
コーヒーくれ
まず
ふう
ため息と共に言いたかったことも消えた
消滅しちまったんだから後悔も何もない
おれは再び双眼鏡を見た
今度は何も起こっていなかった
つまりだな
そこにはいつもことしかなかった
470 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/20(火) 21:21:39
俺は好きだぜこういうの
471 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/20(火) 22:04:54
472 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/21(水) 06:52:03
あの世
天国は
狂人であふれかえっていた
雨が降っていて
きみは きみが手にしてはいけないはずの花を持っていた
神父さんが笑っているよ
冷蔵庫の中には凍ったきみの心臓
交通事故で天国へやってきたぼくは
ここがまだ現実の続きなんだと思っていた
それほどはっきりしない
まるでこの世みたいなもう一つの世界
生きていたぼくと
いまはもう生きていないぼくの その違いは何?
すでに興味のないこと
かつてこっち側だったあっち側のこと
神様がぼくを優しく抱きしめてくれるんだよ
もう友達なんか必要じゃない
【続く】
473 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/21(水) 06:53:36
ぼくはベッドの上で神様と激しく絡み合った
神様は同時にすべての死者と繋がり合うことができた
もう怖いことなんて何もない
歯が一つもないけど笑うよぼく
生前ぼくの頭に突き付けられた銃が笑った
あんなものに何を怯える必要があったんだろう?
きみがそっちで やるなら
ぼくはじいっとそれを見ていよう
何もない
からっぽで
でもぼくはときどき思い出すんだ
あの日の交通事故のことを
雨が降っていた
それからなんだっけ……?
すぐにどうでもよくなる
本当に大事なことではないから
474 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/21(水) 20:11:15
そんなにガンガン書けないよ。
今日は朝、書いたんでおしまい。
475 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/22(木) 07:47:55
おれとビスケット
おれはいま、ここで、こうして
ビスケットをかじったりしているわけだが
そうなんだが
お前から
見えるそれ以上に
おれは苦痛と心労に身もだえているのだ
ただそこにあったから
手を伸ばして
食べてるだけなんだよこのビスケットを
うまくもなんともない
別に食べてなくてもよかった
だが口にしたものをわざわざ吐き出すこともないだろう
もぐもぐ続行である
「うまいな……」
何言ってるんだろう……おれは
無意識ってやつはまったく手が付けられない
すごくつまんなさそうな顔して呟いたよ
うまいなって
実際、うまいと思ってない
もう呟かないと思う
意識してしまっているから
でもさっきのはほんと
自分の口から発した言葉を自分の耳で聞いてびっくりしたもん
476 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/22(木) 09:01:10
来月、発表の賞さ、
落ちるのはべつに構わないんだけど、
いや構わなくわないんだけど、
この“待ち”の時間が苦手で困る。
自分に出来ることは、なんにもないわけで、
神社にでも行くか?
んで賽銭を盗んでくると。
つまんない冗談はさて置き、
おれは心が弱いんだ。
はは。
自分の口から言うことじゃないな。
「おれは心が弱いんだ!」
依存体質なんだよね。
何かにすがってなきゃ生きていけないっていう……。
おれ、麻薬とかやったら絶対止められないと思う。
断言できる。
最近も心が不安定で、ちょっとまいる。
冷蔵庫を何回も開けて、食い物依存症の兆候が見えてるし。
……。
落ちたらべつにね。
審査員や下読みの人間に呪詛の言葉を吐いて、酒かっくらってぶっ倒れて次の日バイトに行く、
そこでまあ、怒鳴られたり、つまんない思いして、時間が過ぎる。
(……おれはいつか大物になるんだ)
そんなことを思ってなんとか自我を保つ。
また、次の賞に送る。
こんなことを何回、繰り返したら受賞できるんだろうな?
477 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/22(木) 17:13:37
本屋でニーチェの文庫本に手を伸ばした。
ぎちぎちに詰められてて、
人差し指をかけても本棚から出てこない。
くぬー。
あきらめた。
多分、もう二度とニーチェを読まないと思う。
なんつーか、
気分だし。
そのとき逃したらもう終わりだよねー。
リリーフランキーの文庫二冊、高橋源一郎の文庫一冊。
購入。
478 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/22(木) 20:01:25
ストレート
おれたち
いい感じに狂えてる
折れた血
いい感じに
明日の朝が来たら
それが加速して
追突して
ねずみ色したマフラー
ねずみ色したマフラー
そいつがおれの首に巻き付いてる
【続く】
479 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/22(木) 20:02:22
前方を見ろ
雲が
もうこんなに近くにある
多分この先には神様が用意されてると思う
すごい手つきで
配置されたんだ
歴史が生まれる前から
おはようおやすみ いまどっち?
おはようおやすみ いまどっち?
ああ
オッケー
わかったよ
なんにもわかってないのかもしれないけど
重要なことはそこじゃないんだね
480 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/23(金) 07:04:41
単調な日々
朝、起きる
パンにはみちちを塗って食べる
はみちちパンだ
いつもの日常
「くだらないことばっかりだ……」
そんなことないって?
ふーん……
481 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/23(金) 19:56:32
バイト終わって帰ってきて、
夕飯。
目玉焼きの黄身が固すぎて、母親を叱る。
27歳。
……。
いけない。
早くも、賞の発表の余波が出てきている。
全然、取れる気がしない。
これで実際、落ちてたら、
ぽつんと独り、孤島に取り残されたような感じがして、
こんな数日前の書き込みもひどく虚しく思えてくるのだろう。
(……ああ、この頃のおれときたら、いちいち浮き上がったり、落ち込んだり、忙しいな。どうせ駄目なんだから、一言いってあげたいよ。『おい、今回ダメだったぞ』ってね)
ってね。
482 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/23(金) 20:04:48
城内庭園にて
王子様とメロンパンがいる
メロンパンは王子様がだいすき
王子様もメロンパンが大好き
だからメロンパンに噛み付いたの
「うぎゃー」
メロンパンが叫んだ
王子様は庭の枝木のホトトギスを見ながらもぐもぐ食べた
「春だな……」
王子様は風流も大好き
「じい!!」
突発的に叫び出した
「じい! 鼻水が垂れた!!」
まるで世界の終わり
ティッシュを持って爺が早速、参上
「これは……なんだ…?」
「はっ、これは“てぃっしゅ”というものでお父上が他国の侵略によって奪ってきたものであります」
「なかなか美味だな」
「はっ」
「ところでこの鼻をなんとかしてくれ、やばい」
爺は考え込んだ
(この国に未来はない……)
と
483 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/23(金) 23:15:24
ねこ人間、現れる!
「なんつーかあの子ねこだよ」
お前の言葉におれは凍りつかない
凍りついてるのは冷凍庫のヨーグルト
フローズンヨーグルトってやっちゃな
風呂は温かいが
フローズンヨーグルトは冷たい
風呂でフローズンヨーグルト食えばうまいかもな
ごめん適当、言っただけ
しかもこのごめんも上っ面だけだし
んで
なんでおれはお前の最初の発言に凍りつかないかというと
お前の発言がまさにそれ 適当、言ってるだけ
だってあーた考えてもみてごらんなさいな
あの子はあの子でねこじゃない
一見してねこ風な仕種をしたりしててもまごうことなく我らと同じヒューマノイドじゃないっすかあ!
肩ぽんぽんって叩いて仲間仲間
さあいっしょにぽん酢でも飲みいきやしょう
それは冗談
いっしょにホッピー飲みやしょう
「にゃーあ」
お前は言ったというか鳴いた
プリーズ・コール・ミー・アゲイン
「にゃあ」
人が猫だった!!
484 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/24(土) 07:01:07
イン・マイ・ルーム
よくわかんないんだよ
おれは部屋で呟いていた
大根が優しく問いかけてきた
「なにがよくわからないんだい?」
おれは徹底的にシカトを決め込む
大根が話し掛けてきたら“終わり”だ
「ねーねー」
ドキドキする
おれは大根と一度も視線を合わさずに会話をすることに決めた
大丈夫
おれは正常だ
心の中で自分にそう言い聞かせた
「なにが?」
おれは尋ねた
質問を驚きすぎて忘れていたのだ
「……」
だが大根は黙った
あたかも始めからしゃべりなどしなかったかのように
【続く】
485 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/24(土) 07:02:08
ちょっと待て!
これじゃあおれが気違いみたいじゃないか
「おいっ!」
おれは大根につかみ掛かった
「しゃべれっ!」
だが大根はおれにゆさゆさと揺られ なお無機物を貫いた
数時間の格闘が続いた
正気に戻ると部屋に夕日が差し込んでいた
「変な一日だったなぁ……」
そう思った
だが言葉にはしていない
再び大根がしゃべり出したのだ!!
ぐったりしながらおれは思った
(もういいよ……好きなだけしゃべってくれ…)
大根は“ハム食いたい”などと言ったあと再び意識を失ったようにしゃべらなくなった
おれはメモって寝た
“大根はハムを食う”
486 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/24(土) 15:49:09
モーニング・パーク
「うちのプードルに勃起しないでください」
品の良いおばさんからの警告
「は?」
思わず問い掛けた
お前だってそうしたと思う
おれは、ただ、公園で
プードルに可愛いなって言っただけなのに
そう話しかけただけなのに……
ここまでくるとさすがに最近の世の中に異常を感じざる負えない
487 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/24(土) 18:52:01
誰もが夢を叶えられるわけではない。
だが自分には才能があるから大丈夫。
そんな風に思ってるやつも多いだろう。
2chにもたくさんいるんだろう。
日本中にうじゃうじゃいるんだろう。
おれの知ってる範囲で、客観的に見て、
そいつらがデビューできる可能性は限りなく低い。
哀しいというか、
見ててなんだかムカムカしてくる。
「キャベツでも作ってろ!」
と言いたくなる。(キャベツ農家の皆さんゴメン)
だが、おれもそうなのか?
確かに、目指していた当初は、そのような時期もあった。
今でも自分のあまりの勘違いっぷりを思い出して、風呂場で叫び出したりする。
(ああ、おれってあほだったんだな……)
ってしみじみ思う。
だがいまもそうなのか?
おれは未だに“よくあるパターン”なのか?
もしも、ほんとにそうなら耐えられない。
自殺する。
当たり前だ。
これしかないと思ってたのに、それを否定されて生きていけるか。
488 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/24(土) 18:55:40
なんてな。
489 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/24(土) 19:28:55
崩壊
景色が
壊れていく
遠くの方から
おれの足元へ
すごい速さで
やってくるんだ
破滅が
なぜだろう
一歩も足を踏み出さないのは
めちゃくちゃにされて
その中におれもいて
でもこうなることを
望んでたような気がしてる
490 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/25(日) 00:27:04
1月25日、深夜
多分おれは間違えたんだろう
そんなの知りたくなかったけど
あの日、選択肢がたくさんあって
おれは迷うことなくここへと来る道を選んだ
もっとましな未来に生きることもできたのか?
ただ黙ってぼんやり突っ立っていただけのおれ
何も覚えていない
おれはあの頃、自分が何を思って生きていたのかまるで思い出せないんだ
夜に眠れないで、ただ起き続けている
後悔ばかりが押し寄せてくる
こんなことはいちいち言葉にするようなことじゃない
だけどなんだか大切なような気がしてる
【続く】
491 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/25(日) 00:28:18
すごく何と言うか突拍子もない話しだけど
なんでこの世界ってこんなつまんないんだろうな
おれが低所得者だからだとかそういうことじゃなくて
仮に宝くじが1億当たったってこの世界は嫌いだよ
孤独?
そのせいかも
でも恋人や友達がいたって……
この文章は駄文だな
いまここまで読み返してみて思った感想
だけどつらつら書き連ねた結果がこれだ
案外、真実が詰まってるのかも
取り消すつもりなんかない
間違えたっていいんだ
よくないけど
それしかできないんだ
492 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/25(日) 07:33:02
日曜日はデート日和だった
笑顔で永遠に
映画館の前で突っ立っている
恋人はこない
そもそも存在しないのだから
……
にやにや
時が流れる
……
恋人がきた
「待った?」
「うん」
おれは手を差し出した
すっとおれの横に立っていた男がその女の手を握った
空中でぷかぷか浮いてるおれの右腕
恋人二人とおれの計三人でそれを見つめていた
「……」
やり切れない沈黙だった
男が申し訳なさそうに言った
「あのぉ……」
何?
おれはタバコに火を点けるのを失敗して問い掛けた
「もしよかったら彼女、貸してあげましょうか……?」
豊かな提案だ
「え?」
ここで驚いたふり
すでに脳内ではデートスポットをエスコートするおれの姿が浮かんでいた
「いいの?」
にやけが止まらない
【続く】
493 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/25(日) 07:35:18
「ちょっと、純!」
彼女が怒ったように隣りから言った
「何を言ってるのよ、冗談はやめて」
「ああごめん」
ここで信じられない性急さで恋人たちは映画館の闇の中へと消えていったのだ
「……」
一人ぽつんと残されたおれ
おれは呆気に取られてまだデートがキャンセルになったことを理解できずにいた
“ぐっぱぐっぱ”
彼女の手を握る練習を左手がしてた
他人から見たらこんなのもキチガイなんだろうか?
494 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/25(日) 17:37:07
もう月曜か…。
495 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/25(日) 20:09:25
薄笑いの森
ぼくは薄暗い森の奥で
人間たちから隠れるように生きていた
それでもリスくんやコウモリくんやオオカミくんが
みんなで手を繋いでダンスを始めては
ぼくが寝てから
殺し合いを始めたりしていた
朝になると
ぼくは不思議そうに問い掛けた
「ねえリスくんはどこいったの?」
困ったように微笑むシカくん
ぼくはそれ以上なにも聞かない
次の日ぼくは尋ねるだろう
「ねえシカくんはどこいったの?」
と
大人になったいま
そんなにしてまで守るべきものだったのだろうか? と思う
愛や夢に満ち溢れた
この虚構の世界のイメージを
496 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/25(日) 20:33:51
疲れた。
希望なんかない。
どこに売ってんだよ、それ。
おれまだ見たことないけど。
あんたの足元に転がってるそいつ、
それがそうなの?
ふーん。
想像してたのとは大分、違うんだな。
クッキー食べる?
これうまいんだぜ、
バナナの果肉が入ってる。
斬新だよな。
斬新ってカッコイイね。
憧れるよ。
おれだってそうなりたい。
今日は干し柿を買ったよ。散歩で。
あんぽ柿って名前だった。
あまくておいしかった。
中がトロっとしてて良かった。
オレンジ色。精神不調。
おれ、一つ発見したことがあるんだよ。
随分、前から思ってたんだけど、
学者が誰も発表しないんで、ここで書く。
べつに勿体振るつもりもないからね。
【続く】
497 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/25(日) 20:36:21
あのね、ちょっと真面目に聞いてほしいんだけど、
電波についてなんだ。
昔の将軍家が家督争いで、実の兄弟や親を刀で殺し合ったりする。あれは正解なんだよね。
あのね、いずれ証明されることなんだよ。
“電波”があるんだよ。
そいつが送られてくる。
階段を昇って血を分けたあいつがやってくる。
おれがヘッドフォンをして音楽を聴いていたってすぐわかる。
頭が、鈍く回り始めるんだ。
自分に似た波長の自分じゃない生き物。
不自然だ。
そいつを抹殺したいと思うのは健全な欲望だろう。
邪魔だ、殺せ!
498 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/25(日) 21:51:16
あなたを呼んでも
あなたはずっと聞こえないふり
そこにいないのか?
虚しい遊戯は続く日没まで
おやすみ
てめーらみんな死ねよ
499 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/25(日) 23:08:21
寓喩ばかりだよね
シャイなんだね
呼ばれてたのか
500 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/26(月) 06:31:35
とりあえずくたばっとけと
お前に言いたい
お祭りの始まりだよ
お前がくたばっとけ祭の
そこでは寝っ転がるお前の顔面の上でピーナッツなどを破裂させたりする
501 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/26(月) 06:49:05
殴る蹴る刺す刺す刺す
殴る蹴る刺す刺す刺す
さす
さすっす
さすっす
502 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/26(月) 09:52:34
じゃ さよなら
503 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/26(月) 10:02:19
ねえ
優しい言葉
ないの?
もう無理
504 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/26(月) 17:47:28
>>503 あなたは勘違いが多いので、
あまり関わりたくないのです。
わたしの書いた詩を、自分のことを言ってるんだと解釈したり、
そうゆうのが気持ち悪いんです。
わたしの顔がゾンビみたいでも抱きしめることが出来る、とか、
そんな失礼なことを平気で言える無神経さは、かなり嫌いです。
でもほんとのところ、どうでもいいんです。
あなたは、
というか、いままで書き込んだ人達は、
わたしにとって好意を持つ、もたない以前の存在でした。
それほど魅力ある、わたしの興味をそそる文章を書くものはいなかったように思います。
あなたも、そういった人達のひとりだというだけです。
たくさん書き込んでくれるのは別にいいのですが、
的外れな発言に閉口することもしばしばありました。
505 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/26(月) 20:05:15
あなたのそういうところが嫌い
自分に逃げ場所を用意しておく
傷つかないように…
少しずるいよね
506 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/26(月) 20:27:31
>>505 傷つかないように?
傷付けないように配慮したつもりだが?
特定の個人ではなく、
あいつもこいつもまとめてバカだったって書いて、
クッションを敷いたつもりなんだが、
そんなものは要らんかったか?
「あんたは気に入らないから、もう書き込むなよ」
そういうことだ。
507 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/26(月) 20:47:21
きみの声
うまくいかないときもあるさ
そんな季節が長く続いたからって
それが永遠ってわけじゃない
多分な
断言はできないけど
だって
闇の中にいるとき
それが終わらない気になるよ いつも
もう
自分が笑顔になることなんてこれから先ないんじゃないかって……
「なんとかなるよ」
って
言ってほしい
きみに
きみにそう言われれば
そうかもしれない
って思えるよ
自分の声では
もはや信用できないんだ
508 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/26(月) 20:49:05
こんな詩を書く。
すると、自分に語りかけてきてるんじゃないかと勘違いして、
レスしてくる。
そんな読者とはやってられんぜってこと。
>>507の“きみ”は、ぼくの現実世界の誰かかもしれないし、
もっと抽象的な愛の対象かもしれない。
つーか、ただ何となく書いただけかも。
そうゆうことの方の可能性のが高いだろ。
会ったこともない、顔も、名前も、年もわからないやつに、
しかも唯一の情報源である文章に魅力を感じないとあれば、
好意を抱くわけがないだろ。
逆もまたしかり。
嫌ったりするわけないだろ。
つまりどーでもいいってことだろ。
509 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/26(月) 22:27:44
だから2ch用語でいうネタってことでしょ
勘違いとわかっていて楽しむっていうスタンスでいいんじゃない?
あたしの‘作品’でもおなじこと
510 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/27(火) 07:15:45
ある一日
おれはうさぎ小屋にやってきた
そこで爆破をするのだ
うさぎだとか
おれの自意識だとかを
おれはポッケからダイナマイトを取り出した
着火した
「……」
死なない
うさぎがのんきに鼻をひくひくさせている
(生きるっていいかい?)
ひくつくうさぎ
おれはバカらしくなってよく寝た
511 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/27(火) 18:05:14
夕餉(ゆうげ)前だってのに、
もう瓶ワインをごくごくトランペット飲み。
水みたいなもんだな、こんなの。
特にワインが好きってわけじゃないんだけど、
最初に買ったのがワインだったからなんか慣習で飲んでる。
あ、やばい。
回ってきた。
ケータイ画面、見てたら時間差できた。
くらくら。
……。
うーん。
なんか気の利いたことでも言っとくか。
例えばだな……。
……。
……。
……。
うーん。
ないなあ、
気の利いたこと。
512 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/27(火) 18:09:26
トランペット飲みは、
ラッパ飲みよりお上品な飲み方なのです。
トランペット>>>>>>>ラッパ、
ですよ。
主に価格とかがね!
わざわざ追記するほどのことでもないか……。
513 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/27(火) 20:17:57
かわいいひとねさとうしお
ワインは食事とね
514 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/27(火) 20:52:59
>>513 まあ……。
遊びでやってんなら、いいけどね。
付き合う義理はないよ。
勝手に盛り上がってくれ。
ヤフオクやりまくってて目が疲れた。
違法サンプル盤から足を洗い、
最近はまっとうな取引に夢中。
うーん。敬遠してたけどこうゆうのもやってみると楽しいもんだね。
パソコンなんかも、あると便利なのかもな。
515 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/27(火) 21:16:30
今日はだめだ。
寝る。
516 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/27(火) 22:16:07
といってまた書く。
愚痴を。
ぐちぐちとな。
『あのさあ……』
で始まって、
『……なわけよ』
で終わる。
見てろよ。
酩酊してたってそれくらいは出来るんだ。
あのさあ、おれはね働くのに向いてないわけよ。
よしっ!
今日のノルマ完了。
寝よう。
その前にもうちょっと補足。
精神が病むような思いをしてまで働く必要があるのか?
いっぱいいっぱいだ。
これ以上は、ない。
今回、賞に落ちたら、もう次なんてない。
じゃあ来年なんてことじゃない。
『現代詩手帖』や『ユリイカ』に投稿するつもりなんて端からない。
どーせ選外佳作にものりゃあしねえんだ。
載ってるやつ読んだってどいつもこいつも頭のおかしいやつにしか見えないし。
おい、このスレッドを覗いてるやろうども、
てめーら小説家めざしてんだろ?
いっぺん読んでみろよ。
何?
『現代詩手帖』も『ユリイカ』も置いてない?
いい本屋だな、そこ。
信頼だな。
うん。
517 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/27(火) 22:17:39
……あっ。
いま気付いたんだけど、中原中也賞って、ユリイカが共催だっけ?
やべえ!!
……。
まあ、読んでねえか。
いいやいいや、言っとけ言っとけ。
発言取り消しなんてのはな、
そんなのサイテーのチキンやろーのやることですよ。
羊水は腐るし、女は産む機械ですよ。
突っ走れ!
間違えたら、謝っとけ。
518 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/27(火) 23:29:35
ハロー、ボーイズ&ガールズ、シニア。
風呂入ってちょっとさっぱりしたぜ。
……。
おれ詩板のとき、こんなキャラだったよなあ(遠い目)
なんか飽きっぽくてね、ころころ変わる。
ま、いいや。
あのね、風呂の中で思ったことがあるんで、言います。
それは、………。
いやだめだ。
この前フリじゃうまくいかねえ。
おれっていいたいことを言おうとすると、いきなり核心ズバッになっちゃうんだよな。
後が続かない。
試しにやってみる?
……あのね、風呂で思ったことってのはね、
物を買うでしょ?
それって自分だけの損得の話じゃないんだよね。
それを作ってる人、売ってる人の利益にも繋がっていくわけ。
テレビや雑誌なんかで、やれどこそこがお得だ、とか、安いよとか、
でも、その先のことはあまり問題にしないんだよね。
ぼくたちは誰を笑顔にしたいのか考えよう。
ちょっと高くても、食べ物や、衣服は高いものを買いましょう。
そんなことを思いました。
切羽詰まってるやつはしょうがないけど、
ちょっと前もあんぽ柿、買ったよ。
散歩の途中で、
おやつにしては高かったけど。
無人農家で。
519 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/27(火) 23:30:54
パソコンは必需品だとおもうな
ウチのわんこヤフオクで買った
520 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/27(火) 23:32:25
いやなんか、変なもん食べたかな……。
ああ、酔ってるだけか。
521 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/28(水) 07:11:44
トルネード
紅茶のんで
出かけようぜ
闇の中へ
素足で
ずるずると
この身体引きずって
カラフルなトルネードが
つまりいろとりどりのたつまきが
おれを巻き込んでめちゃくちゃにしてくれる
他人まかせ
重要なことは
いつだってそう
「ひゃっほー−!」
生まれて初めてそんな馬鹿げた言葉を口にしながら
なんだかぐるぐるすげえめちゃくちゃ
ジャイアンに振り回されてる人形みてえで
たのしー
こんな感覚、知っちまったんじゃ
もうスーツ着て会社行って休日に予約といた三ツ星レストランでお食事なんて出来ないな
まじで
くだらねえんだよ
522 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/28(水) 13:04:01
521 ジャイアンで印象きまった いいんじゃない
516から518まで見てないでレスしちゃったよ
出したままあちこち行ってたわけなんだけど
だって寝たって言ったでしょ
そんな事情もたまには書き込んでみるか
523 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/29(木) 17:22:38
ライク・ア・タラ
まいった
仕事がうまくいかない
たらちゃん風に言うなら
まいったですぅ
だ
まいったですぅ
殺意ってこういうことなんだろうな
まいったですぅ
に
微笑めるやつと そうじゃないやつ
おれは微笑めるやつじゃなかった
そこで分かれた
だからテレビ画面の中のたらちゃんを憎々しげに見つめた
「……じゃあチャンネル替えろよ」
自分で自分に突っ込んだ
挿入か?
そっちじゃねっての
なんでやねんの方だ
こんなおれの毎日って楽しそうだろ?
ところが全然、楽しくないんだ
524 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/29(木) 19:43:47
地下パーティー
愛犬“くんくん”と共に
サバトへ乗り込む
蝋燭の炎に揺られ
もろみそにキュウリを付けてかぶりつくお前の顔が見えた
狂気まるだし
「虹がくさい」
そんなことを言って
手元にあった板チョコを放り投げたりしていた
チョコって黒いんだなあ
おれの新発見はすごい
みんな全裸だった 見渡す限り
おれもだけど
唯一、くんくんだけは毛皮を着ていた
毛皮とセットでくんくんだからである
「いいよ」
支配人は入口で言ってくれた
おれにチケットをくれたお前は 床に座って粉を集めて複数の正確なラインを作っていた
【続く】
525 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/29(木) 19:45:11
おれは呆然としてそれを眺めていた
「おい、それふりかけだぞ」
忠告も無視してお前は鼻から吸引しだした
「げっふっ」
いわんこっちゃない
「おとなのふりかけ、キャベツ味……」
このときほど哀しそうなお前の顔をおれは見たことがなかった
しょんぼりしすぎだ
「粉が欲しいのか?」
「イワズモガナ」
なんか覚醒したお前は日本語の使用幅が広がっていた
「シャケ」
「何?」
「間違えた、シャブ!」
そんなの間違えるなよ
おれはお前のお母さんのようにシャブをセットしてやった
正しく吸引するまでは目が離せない
526 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/29(木) 22:08:08
不覚にも吹いた
527 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/29(木) 23:29:01
含んだ水吹く服濡れる拭く僕よく書く創作
528 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/29(木) 23:29:47
ねます。
529 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/29(木) 23:42:22
ところで突然、こんな詩なのかなんなのかわからないものが、
頭の中にわいて出たのでさらします
穴の中
ひとり 馬鹿な女連れ 生きて苦しめ 穴の中
ふたり 彼氏が名乗り出て 頭かち割り 穴の中
さんにん いさめた友人を 騙して蹴落とし 穴の中
自然豊かな山の中 三人仲良く 穴の中
今日は街中ぶらついて 誰を埋めよか 穴の中
いずれ増やすよ 穴の数 いずれ入るよ 穴の中
間もなく 入るよ 穴の中
自分で最後さ 穴の中
530 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/30(金) 00:08:41
天才
だけど
ぶらっくっすね
531 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/30(金) 07:15:54
>>529です
>>530に褒め殺されたので等価交換的に品位をさげます
先ほど、夢でみた映像を詩的に文字でつづってみました
ちんこ
竿あげて
竿さげないで
竿あげる
できますね
竿あげる
竿さげないで
竿あげる
限界が近いですね
竿あげて
竿あげたまま
我慢汁ださない
人間、放棄しますか
竿あげろ
ババアの写真で
竿あげろ
できません
532 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/30(金) 17:54:59
今日は、朝起きたらもう時間ぎりぎりだった。
だから弁当、詰めて、即チャリにまたがった。
仕事だ。
このスレを覗いたのは、お昼休みのとき。
(あ、なんかいる……)
そう思って、好意的な気持ちが湧いてきたのを覚えてる。
そのとき思ったのは、
>>531の竿、をペニ、にしたらどうかなあということ。
旗揚げ遊びから喚起されるイメージと竿はあまり結び付かないと個人的には思ったからだ。
だが家に帰ってきて再び見たとき、そんなことはどうでもいいことだと気付いた。
(……久しぶりに客がきたからって何をおれが媚びを売る必要がある。はっきり言ってやればいいじゃないか。こんなものは駄作だって。
>>530も本人の自演なんじゃないのか? そうじゃないとしてもまとめて馬鹿というだけ)
だがそれは心の声。
発さずに黙っているのが人情というものだろう。
533 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/30(金) 19:25:58
竿竹屋はなぜ潰れないのか
歌垣に竿立てかけたのは竿立て掛けたかったから竿立て掛けた
…からです
534 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/30(金) 20:15:11
あの夏の日
野蛮な手首の動きでペニスをしごいていた
夏
14の夏
もう二度と戻らない角度
お前がノックせずにおれの部屋に入ってきた
母さんだ
「母さん! 何度いったらわかるんだよ音も無く侵入してくるなって」
おれは怒ったが母さんはチリトリを持っておれの部屋を掃除し始めた
「正しい配置が!」
本が無茶苦茶な配置で本棚に戻されてく
おれは反射的にお前の頭を金属バットでぶっ叩いた
お前は死んだかと思ったら奇跡的に息を吹き返した
だが脳に軽い障害が残ってドーナツのことを「丸」と言う
535 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/30(金) 22:01:23
ここを見て思ったのですが、
さとうしおさんの専用なのですか
そうだとしたらなにもコメント入れられないのですけど
536 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/30(金) 23:41:33
>>535 全然、違いますよ。
むしろどうでもいいことを気軽に話してほしいですね。
コールアンドレスポンスで盛り上がる楽しさもあると思うんだけど、
読者がいないのか、なんなのか、
あんまり書き込みこない……。
537 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/31(土) 04:14:31
ホント、ここってカソってるのな
ま、見てる俺もどうかしてるんだけど
で、さとうが自演とか言ってるし
そりゃ、ねぇーだろ、ふつうに考えれば
こんなカソってるところでする意味ねーよ
と思って
>>529に反対に興味をもっちまっただろ
読んでみると、うまいんじゃね?
天才かどうかはしらんけど
下のは論外、つーかこれ、
>>529が書いたのか?
あまりに違いすぎるので、これ、誰かほかのやつが書いたんじゃないのか
とは思う
久々に長々と書いてしまった、こんなカソ版で
じゃ、誰かが見るかもしんないのでおやすみぃ〜
538 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/31(土) 07:18:23
読者へ
切り裂かれた未来
そいつをななめ前から見つめるやつがいる
オランウータンだ
ウータンは寿司屋で暴れた過去を持っている
抜き差しならない
その時は大将の出刃包丁が額に突き刺さって死んだ
……
この文章はつじつまが合ってない
だが そもそもそんなことをおれが気にしてなかったらどうする?
どうにもできないだろう
よかったな
一つ真実がわかって
「おめでとう」
ぱちぱち
おれの拍手がきみの耳を刺激した
馬鹿にされてる気がするだって?
すごい!
きみは状況把握能力に優れている!!
褒美に色えんぴつを二本やろう
539 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/31(土) 09:58:28
結果的に読者になってしまいました
詩の意味がわかりません
色えんぴつはいりません
確かに他のスレで叩き合ってるより
ここ読んでるほうがおもしろいな。
541 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/31(土) 21:00:05
詩を書いたけどタイトルを考えるのがめんどくさい
あいつの首、切った今日
「わんわん」
そんなこと単調に言いながら切った
まったく人間ってやつは不思議だな
意味がさっぱりわからなそうだって“理不尽”という言葉で整理されちまう
おれは空き缶を飲んだ
じゃなかった
空き缶に入ってたものを飲んだんだ
それでいまそれが空き缶
(さっきまで何が入っていたんだっけか……?)
記憶の糸を手繰り寄せてみたが無理だった
……いま気付いたんだけど
まだ内容と呼べるような内容を何一つ書いてないね
「内容がないよう」
なんて笑えない
手当たり次第にせこい犯罪でもしてやろうかな
パンティー泥棒とか
THE、を付けてみようか?
THEパンティー泥棒
深夜に徘徊するのだ
「パ……、パンティー、ぼくのパンティー……」
これじゃあキチガイだ
しかも深夜に徘徊してどうする!
パンティーが干してないじゃないか!!
【続く】
542 :
名無し物書き@推敲中?:2009/01/31(土) 21:02:21
さて……
冷静さを取り戻したおれはパンティーを盗んだわけだが
盗んだパンティーで何をするか
尾崎豊はかつて盗んだバイクで走りだしたそうだが……
盗んだパンティーにしておけばいまでもまだ健在だったと思う
人気を持続できたかどうかは謎だが
まあ そもそも尾崎の書く詩なんかにこれっぽっちの共感もできないし死んでたっていいのだ
「寒い、アラスカみたいだなこの部屋は」
突然、詩を書く気力が薄れた
そうしてケータイをぴこってる現在のおれへと視線は移れよ
だから正確にはこの詩は数行前で終わっているということになる
尾崎うんぬんまでが詩
いまのはただの近況報告だから
じゃあなぜまだやってるのかというと
まあ、気分だね
そんときの気分
こんときの気分
ぐだぐだとわけわかんないことを言って終わらせたくないみたいな
でも終わるけどねここで
543 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/01/31(土) 23:06:00
いよいよ賞も発表間近。
おれの緊張の度合いも表層的には、あっ、そうっすかー、
って感じだが深層心理では嵐が吹きまくってるらしい。
ワイン、梅酒、スパークリング、
何本、開けたかわかりゃしねえ。
これで落選してたら、
殺す。
殺すな。
殺すわ。
アリをに決まってるだろ。
間違っても、中原中也賞の選考委員の名前なんか書けない。
間違っても中原中也賞の選考委員の名前を出して殺すなんて書けない。
いいかい?
おれは中原中也賞の選考委員を殺さない。
オーケー?
いや、もう一度言っとこうか。
念のため。
おれは……、
中原中也賞の……、
選考委員を……、
……。
殺さない。
ナイフで。
ナイフで殺さない。
それはダガーナイフだ。
おれはダガーナイフを使って殺さない。
決定だ。
544 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/01(日) 05:08:16
寝起きに浮かんだ詩のようなものを
再びここで文字にします
世界
ぬるい世界でひとりきり
なにをしても許される
たったひとりで伸び伸びできる
でも、ひとりではなかった
不思議な声が聞こえてくる
囁くような
歌うような
微笑みかけるような
それらすべてのようでいて
時に眠気を誘う
とても心地よかった
その世界が終わろうとしていた
頭の上の方がザワザワする
ひどい違和感に対抗して
四肢を四方に伸ばした
必死の抵抗
つかまれる恐怖
気持ちだけで踏みとどまる
そのうちに世界が見放した
唯一の住人を押しだそうとする
一気に身体の力が抜けた
吐き出された世界で仕方なく
オギャーと俺は泣いた
545 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/01(日) 08:16:27
ふたもじしりとり
うんざり
ざりがに
がにまた
またくる
くるしい
しいたけ
たけのこ
のこぎり
ぎりちょこ
ちょこまか
まかふしぎ
しぎ……
しぎ
しぎかいいいん
いんらん
らんどせる
せる……
せる…
せる?
せるじゅにあ
にあぴん
ぴん
……
ぴんすけ
【続く】
546 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/01(日) 08:17:48
すけとうだら
だらいらま
らま?
らま
らまん
まんかい
かいてん
てんくう
くうき
うきうき
うきわ
きわどい
どいつ
いつも
つもる
もるたる
たるたるそーす
おすかー
かあらじお
じおらま
らま?
らまが二回、続けてくるというあまり起こりそうもない奇跡が起こったのでここで止める
547 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/01(日) 08:34:37
548 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/01(日) 08:42:34
>>547 ほんとかよ(笑)
ほんとにこれは自演じゃないのか?
おれにはよくわからん。
ふーん……。
おれは、特に、
まあうまく出来てるような気もするけど、
たいしたインパクトは無かったなあ。
549 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/01(日) 08:45:23
たぶん、内容がまんまのど真ん中
550 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/01(日) 18:31:57
半年ぶりに献血いってきた。
わざわざそれ目的ってわけじゃ、もちろんない。
ヨーカ堂いくと横付けされてるのだ。献血車が。
あのね、
あーゆうのは結局、一回目だけなんだよね。
抵抗が。
やらんやつは、一生やらん。
おれだって最初の一回目の時、人に連れられてだったし。
今日は結構、盛況。
待ち時間が長くて、途中、帰りたくなった。
今日はSOYJOY(こんな字か?)くれなかったなぁ。飲み物だけ。
あとハンドソープ。
うーん……。
次もいくかはわからん。
551 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/01(日) 20:57:05
わたしは心臓疾患なので献血ができません
ですから、街中で献血車が停まっていると
もらうだけの自分が情けなくなります
善意で献血をされている人たちには
心から『ありがとう』と言いたいです
552 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/01(日) 22:15:42
>>551 ほんまかいな。
思わず大阪弁になってしまった。
……。
うーん。
実は今、眠っちゃってたんだよね。
2時間。
仕事でもないのに。
で、起きて、パートから帰ってきてた母さんに話し掛けたとき“あうあう”言って軽く呂律が回ってないし(笑)
あっ、やべえ……って(笑)
身体もなんかだるいし、やっぱ献血は血気盛んな連中にお任せして、軟弱繊細細身芸術家志望青年はおいとましましょ。
って、書き込もうと思ってこのスレを再び開いたんだが……。
感謝されてしまった。
心臓疾患の女性ねえ。
いやいや疑ってるのはそうゆうことじゃなくてね。
そんな幅広いバリエーションの人達が、例えちらりとでもこのスレを覗いてくれているのかなあって。
驚いただけ。
553 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/01(日) 22:22:28
女性じゃないかもねえ。
でも読者は複数いたんだなあ。
おれの詩に好意を持つ数少ない人間による自演行為という考えは払拭しきれないのだが……。
そんな風に思っちゃう自分って、
うたぐり深くてかなり嫌なやつかもって思う。
554 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/01(日) 22:24:54
おれおれおれ、
おればっかしだな。
でも芸術家はそれでいいんだ。
555 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/01(日) 22:28:23
芸術家とかいうな!
と自分に突っ込みを入れる。
556 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/01(日) 23:50:53
お風呂、入ってきた。
半分だけフタ閉めて、その上に文庫本のせて、読んだ。
リリーフランキーの“美女と野球”
出てきてバナナ2本、喰って、
栄養補給オールライ!
557 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/02(月) 00:01:37
強いシャボン
このしゃぼん玉を
破壊することは出来ない
お前には
それが出来ない
虹色に
反射して
空中を
浮けるのさ
お前に当たって
頭蓋骨陥没
だけどそれは妄想
そうならいいな……っていう作り話し
現実にはしゃぼん玉は弾けるし割れるし
たいていの人間はそれに気付かず歩き続ける
558 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/02(月) 00:12:35
シャボン玉だって?
心臓の脱毛手術をお勧めするよ
559 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/02(月) 01:18:50
変な時間にねたから、
まだ起きてる。
ナタリーワイズ聴いてる。効いてる。
ケータイの予測ワードっておもしろいね。
こうゆうので詩が書けそう。
>>558 おれは繊細な男だよ。
良いも悪いもない。
ただそうなだけ。
もちろんそこらへん歩いてるやつと比較してってだけだけど。
おれより繊細なやつもたくさんいるけど。
560 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/02(月) 03:21:04
言葉を作品に託す
すべての人に
ここで批判は見たくない
自演は構わない
自信はある方がいい
創作物は作者よりも語る
誰彼なしに独り歩き
噛みついても構わない
叩かれても仕方ない
憎まれるのは少し辛い
人種は選ばない
望むことはひとつだけ
批評であって欲しい
それだけで
いい
561 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/02(月) 07:13:13
日曜日は晴れた
愉快な揺れている 風にね
友人と共に
笑いながら 何分間も豪快なスマッシュをお前の顔面に叩き込む
「あれは誰だ?」
自分が指さす方角を眺めてみる
鏡に映っている自分自身の姿がそこにあった
敬具
などと言って
ガムを噛んだりしつつ、陽気な日曜日を過ごしたのだ
「腰がかゆいのぉ……」などと不平不満を漏らした
人生
昼
太陽が天空に昇った
アシスタントたちが突如、手を挙げて質問してきた
「あのぉ……ちょっと聞きたいんですけどぉ、先程からハッピーさんが玄関でお待ちなんですけどぉ」
おれはしこたま腹を打ち付けて駆け付けた
「ハッピーさん! ハッピーさんじゃないっすかあ!!」
やあ、とハッピーさんが言って直ちに帰宅した
「……」
おれはハッピーさんの後ろ姿を名残惜しそうに眺めた
(……ハッピーさん、バナナの皮で滑って転んで死なないでください)
だがその予想は的中した
夕刊でハッピーさん、悩挫傷の記事を見かけたのだ
「あちゃー」
おれは頭を掻いた
そしたらフケがもろに出た
最後に風呂に入ったのはいつだったろう?
【続く】
562 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/02(月) 07:14:56
おれは赤ちゃんで、その時バブーとか言って空腹を訴えていたな
“ママ、ミルクくれ”
略してバブー
だがママはおれのおしめを取り替えようと手を伸ばした
生まれて初めて絶望を感じた瞬間だった
563 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/03(火) 07:05:52
犬
犬がいる
それからどうした
犬が死んだ
それからどうした?
多分ね
犬はね
はちみつパンを食べに逝った
ああそう
ケータイねじったから通話拒否かなって一瞬、思ったけど
それじゃああの双子の筋肉は説明つかないもんな
割れ
そのお皿を
そのお皿は 聖なるお皿
だけど皿
所詮、生ハムとか載せるだけのひらべったい器
粉々になるまで割りまくれ!!
床が
待ってる
お皿を
受け止めたくって
破壊してみたくって
床が待ってる
【続く】
564 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/03(火) 07:06:56
ああ
お皿の上には サラダがあるね
ドレッシングを掛けてから割れ
サウザンなんとかをまんべんなく振り掛けてから割れ
ねえさん
ねえさん
腐ったよ 彼氏の顔が
噴水で
よく見てよねえさん
ねえさん?
ああ
ねえさんなんていなかった おれには
生まれてからたった一度も
おれにはねえさんなんかいなかったんだ
おれは
にいさんがいた
「にいさん……」
ああ
にいさんもいなかった
にいさんもいないのがおれだった
じゃあ誰がいたんだ?
……思い出せない
犬か?
犬がいたのか?
その犬はペットか? 食用か?
「ワン」
鳴いたな
犬ってみんな鳴くのか?
565 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/03(火) 17:51:23
いいとこ
用意はできたか?
それならいこう
部屋でリュックサックの前で結局、何も詰められなかったら
いいさ そのままいこう
おいで
いいとこに連れていってあげる
さあ 靴ひもを結んで
道端の
咲いてる花を見てみよう
ちいさな花だ
大切なのは その順番は
ちいさな で、そのあとに花だ
当然だよね
なにか一言
言葉をかけてやるのも忘れずに
いいね?
これは不必要なことなんだ
だからやろうよ
【続く】
566 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/03(火) 17:52:38
「さあいこう」
どこへ?
きみはすぐそれだね
目的地はいまはまだわからない
永遠にわからないのかもしれない
うようよ湧き出る無数の羽虫に囲まれたりして
神秘の泉でゲロを吐く
やがては
どうでもよくなってくるのかもしれないね
………
わたしは最初“いいとこ”ときみに言った
だがそれを訂正するときがやってきたようだ
全然、違った
わたしはきみを“いいとこ”に連れていこうと思った
それは嘘じゃない
信じてほしい
だがいま歩きながら話していて、まてよと思ったのだ
全然いいとこじゃないじゃないかって気付いたんだ
わたしは絶叫したかったよ でもしなかった
それはきみにもわかるよね? だってわたしの隣りにいたんだもの
………もうよそう
「わたしの内臓が見たいかい?」
話しは飛ぶが
つまり腹を開けるということなんだがね
567 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/03(火) 20:43:00
ソース派
おれはどっちかってゆうと
ソースをかけるタイプだね
ブルドックにソースをかけて食べますよ
美味しいですよ
本場ですから
ブルドックにソースかけるとブルドックは嫌な顔しますけどね
ああ 初めからあんな顔なんですか
むちゃくちゃしわくちゃ
生きててもつまんないって顔
それには同意
ソースをかけてあげましょ
顔面に
いやがるから
そこですかさずかぶりつく
かぶりつかれ返されて1421針縫うはめになったとしてもおれはおれの人生に知らんぷりを決め込む
「えへへ」
それで済ます
568 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/03(火) 22:40:43
砂糖と塩
自分には甘い
人には辛い
いい詩をみると
批判したくなる
心の裏返しでも
ひどいことを言いたくなる
砂糖の部分
いい詩を作ると
卑下したくなる
心の裏返しでも
ひどいことを言いたくなる
塩の部分
でも、時に法則が崩れる
いい詩に出会って
ほめたくなる
でも、絶賛はしない
けなさないようにほめる
いい詩ができても
ほめたくなる
でも、絶賛はしない
戒めながら密かにほめる
砂糖と塩はいつも一緒
いつまでも一緒
これからも一緒
569 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/03(火) 22:56:23
究極の「お題」
570 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/03(火) 23:36:52
落選したらもうだめ
うまくいかない
それを日々、感じている
歯車が狂いだすとか
そんな大それたことじゃなくて
ただ
いろんなことが
思うようにはいかないんだなぁ……って
ベッドの中で
何も言わずに目を見開いてるだけ
571 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/03(火) 23:54:18
神様、
いるんですか?
いたらぼくに賞をください。
ぼくって誰?
名前言わなきゃわかんないの?
グーグルより追跡機能ねぇなあ。
“さとうしお”
だよ。
“さとうしお”
わかった?
えっ?
調べた?
何をさ?
……?
中原中也賞、受賞者?
げげっ。
ちょっ、まったまったまった!
言うな!!
こっ……心の準備が。
っつーか、まだ発表されてないでしょ?
神様だからわかんの? そんなすごいの?え?
何?
えっ よく聞こえない……?
のこってない?
なにが?
最終候補に? おれの作品が?
まじで?
ゴッドは深く頷いた。
だからおれはこのゴッドを偽物のゴッドということにしておいた。
572 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/04(水) 00:00:45
リアルゴッドに哀願する。
賞くれ。
573 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/04(水) 06:37:48
自分が神になったつもりで、
リアルにがんばれ
人生は長い
574 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/04(水) 06:45:42
>>573 随分、変な忠告だな……。
おれにどうしろと言うんだ?
575 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/04(水) 06:50:02
>>573ですが、さとうしおさんに少しだけ、勇気をあげます
私は物書きを目指し、十二年間、ずっと書き続けている
その長い期間で獲った賞は五十以上
ジャンルは短編小説、文学小説、ショートショート、新聞掲載、雑誌掲載、エッセイ(大賞もある)、俳句など
角川の担当に連絡をもらってネットの連載小説が決まった
しかし、企画は始まる前に駄目になった
その時の担当に言われた
同時に二十くらいの企画が動いていて途中で駄目になることはよくあることだ、と
悔しかった、でも文句は出なかった
私はその時、他の人間に実力で負けたのだから
それでも私は書き続けている
本は三冊出せたけれど、プロではない
コンスタントに食べていくことができないでいる
さとうしおさん、少しはあなたに勇気を与えられたでしょうか
576 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/04(水) 06:59:11
>>575 いや……、
どこから勇気をもらえばいいんだろう?
そもそも勇気は他人から貰うものなのか?
そうかもね。
そうじゃないかもね。
うーん。
おれにはいまいちピンとこない文章でした。
577 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/04(水) 07:11:12
血走る眼球で訴えかける言葉
わたしは
この狂った世界で
踊り続けるでしょう
それを止めたら
わたしは死ぬのです
断言します
ええ
死にますけど
それが何か?
おほふ
死ぬって心臓停止よ
この世界は狂っています
わたしは独自のやり方で踊り続けなくてはならないのです
真実 それはそこ
そのちいさな穴の中
わたしを見つめるあなたは
言います
「狂ってるん!」
意外ですね
おやおやまあまあおほーツク海といった感じ
わたしは正常
「正常!! 正常!! 正常!! 正常!!」
と国会議事堂の前で百連発
「正常!! 正常!! 正常!! 正常!!」
正常なんだからしかたない
578 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/04(水) 07:16:10
さとうしおさん、すみませんでした<(_ _)>
余計なことをしました
上の方でご自分の現在の境遇を嘆いているように思えたので、
自身の情けない部分を見せて元気づけようとしました
ここまでやってもダメな人はダメ、と
あなたはまだだいじょうぶ、そのような意味合いで書きかました
思い込みが激しい自分のせいで、さとうしおさんを一時でも悩ませてしまって、
申し訳ありませんでした
579 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/04(水) 12:41:34
>>578 だめなの?
おれは高校から詩を書き始めて、
そればっかやってたわけじゃないけど、まあ10年くらいか。
いろんな賞に送ったよ。
短歌や地方主催の童謡のコンテストとか、ジャンルに関わらず送った。
全部、落ちたよ。
賞なんか貰ったこと一回もない。
もちろん本を出したこともない。
いや、べつに悲劇ぶる気はないんだ。
よくあることだからね。
ただあなたがだめなら、
今のところおれはさらにだめということになるな。
580 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/04(水) 17:43:55
クラッシュ
秒読みが開始されてから
おれの人生が始まる
そうゆう解釈もある
そしたらすぐ終わったよ
曲がり切れなかった急カーブ
そのまま突っ込んで死んだ
「死んだ!」
医者も喚いた
「はっくしょん!!」
直後、強烈なくしゃみをした
どのくらい強烈かというとそのせいで隣りのベッドにいた患者が心臓発作を起こして死んだ
霊体になったおれっつーかおれじゃないんだけど
おれみたいなものが
そんなのを見つめていた
「……」
何かを言いたかったが
何も思いつかなかった
だから黙ってた
でもすべてに納得していたわけじゃない
不満はあった
581 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/04(水) 21:02:26
もういちど うまれていどむ 穢土の「賞」
582 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/04(水) 21:04:34
いえもちろん 受賞は間違いないものと思われますが…
583 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/04(水) 21:55:07
>>582 全然、嬉しくないな。
おれはあんたの個人的見解なんか求めてないよ。
なんでおれが取れるんだ?
理由を言え。
審査員の弱みでも握ってんのか?
んで、当日それを行使すると……。
それならわかる。
じゃなきゃそんなことぬかすな。
“わたしは取れると思いますよ(審査員はどうゆう決断を下すかわかりませんけど)”
だろ?
っつーか、審査員のところまで辿り着いているのかもわからん。
584 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/04(水) 22:02:39
そりゃおれだって取る気でいるよ。
当たり前じゃん。
「うーん、今回はどうかなあ……」
とか言ってるやつだって、内心はそうだと思う。
1000人、応募者がいる賞だとしたら980人くらいは自分が取ると思ってんじゃないかな。
ビギナーはビギナーなりに、(自分にももしかして……)とか思ってんだよ。実体験も踏まえて語らせてもらうけどね。
“賞とる自信ある?”
とか聞くやついるけど、
そんなの真面目に答えるような質問じゃないんだよね。
関係ないんだよ。
自信あるとか、ないとか。
だって他人が決めるんだし。
………。
おれっていますごく当たり前のこと言ってるよな?
うん。
でもそんな当たり前のこともわかってないやつが多過ぎるんだ。
585 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/04(水) 23:16:25
賞とりたい。
働きたくない。
寝たい。
あと何だ?
……。
とりあえずいま実行できるのは、
寝たい、だけだな。
じゃあ寝るか。
586 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/05(木) 07:22:59
いつもの
いつも通り
朝が早い
真っ暗な時間帯
夜明け前の四時が
わたしの夜明け
キーを打つ指が
寒さで痛い
今の時間は
そうでもなくて
野鳥のさえずりが好ましい
座って少し伸びをする
外気を吸いにベランダへ
薄青い空に
ほっとして
見えない今日が
また始まる
587 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/05(木) 08:01:07
彼方
闇の中から
あなたの声がする
「最初だけだね
あとは何も感じないよ」
と
あなたを夢見て
ここまできた
でも
あなたは遠くへゆき過ぎた
まだ
わたしの声が聞こえますか?
588 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/05(木) 08:52:46
気分わりい……。
仕事は休みだが、なんにもする気が起きない。
でたらめな衝動であいつら死ねばいいのに……とか思ったり。
589 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/05(木) 09:15:54
自分
最近、休んでないな
そんな心の中で思う言葉は
全部、うそ
誰にも聞かれていないのに
自分でわかっているのに
うそをつく
最近、こんなのばかり
そんな心の中で思う言葉は
全部、ほんと
誰にも聞かせたくないのに
自分も知りたくないのに
本音を吐く
こんな自分が嫌だよね
こんな自分が嫌いだよね
嫌で嫌で仕方がないよね
それなのに好きな自分になりたい
理想の自分を追い求め
いつかはなれると思っている
こんな
そんな
自分が、自分なんだよね
590 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/05(木) 16:06:02
↑この人、だれなんだ
さとうしお、なのか?
591 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/05(木) 17:35:11
ちがうよ。
592 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/05(木) 20:02:11
いろんな賞に送ったって言ったけど、
『花粉症五七五』なんてのにも送った。
節操なし。
ハガキの裏に一句、したためて。剥き出しのままポストに投函。
(こんなことするの何年ぶりだろう……。
少年ジャンプにネタを投稿したとき以来か……)
とか思いながら。
落ちたんだけどさ、結局。
発表と同時に自宅に送られてきた小冊子、読んだら、
五七五の俳句なのな。募集が。
おれはてっきり五七五七七なのかと思って送ったから。
まあ、よく読んでなかったおれが悪いんだけどお。
入選作とか佳作がその小冊子に載ってて見てみたけど、
たいしたことなかったな。
毒が微量ってゆうか、
しわしわの人の良さそうなじじいが選んだ、アットホーム作品ってゆうか。
593 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/05(木) 20:07:43
『おれだって お前の鼻の 穴なんか
入りたくねえと 花粉、呟く』
ってやつ。
これいいでしょ?
594 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/05(木) 21:12:06
595 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/05(木) 21:15:33
>>594だけど、さとうさんが送ったところと同じなのかな?
川柳、俳句、短歌など、形式は問わないって、あるんだけど
596 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/05(木) 21:43:27
>>595 あっ、同じだね。
なんだ、ただお気に召さなかっただけか……。
入選作の送られてきたやつが、全部、俳句だったから(確か)
勘違いしてたみたいだね。
597 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/05(木) 21:52:18
でも、花粉からの視点は悪くないと思う
審査員でもない自分が言っても説得力はないけど
598 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/05(木) 23:55:33
最後の前日
プリンを食べよう
今夜
きみと
明日の朝、抹殺されてしまう
「最後に何がしたい?」
「プリンが食べたい」
頭が馬鹿になりそうに甘いやつを
ほんとのとこそんなに食べたいわけじゃない
けど
いつもの続きで終わるのさ
たいして考えもせず
思いついたことを言葉にして
それを実行するのさ
599 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/06(金) 16:25:20
>>593 これを落とすのか…
ときどき
いや 頻繁に
【選者の保身】を感じる場面に遭遇するんだよね
600 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/06(金) 17:24:02
すごい、メス
「女と聞くと見境なく性獣と化すおれだが、さすがにお前だけは無理だったな……」
プレイボーイを自称するおれは
小意気なバーで呟いていた
グラスを傾ける
隣りに座っているのは女
(女……だよな?)
断言はできない
終始、ふしゅーふしゅー言っている
(呼吸なのか?)
だが黙っていた
これ以上、何か言うと喰われる
そんな予感がした
バーテンダーはすでにテーブルの下でお漏らしをしている
テーブルから上は普通
正しい反応だ
怯えた姿を見せた途端、襲われるのが動物界の鉄の掟だからだ
おれはもう隣りの女と目を合わせることが出来ない
601 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/06(金) 18:34:56
別に蠱惑ないから…
ちこう寄ってかまわぬ もっと近う…
ふしゅー
602 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/06(金) 20:15:07
バースデーパーティー
バースデーパーティーで
おれは
場違いなシャツを着て出掛けた
チキンナゲットをよく投げた
修学旅行を思い出して楽しかった
……ところで
これ、なんのパーティーだったっけ?
おれは尋ねた
ア然とするお前
お前の誕生日だった
「お前の!!」
おれは叫んだ
お前がこの世に生まれた日
祝うどころじゃない
いますぐこの家の鍵を全部、閉めろ!
そうしてロウソクに火をともしてめそめそ泣け
お前はムッとした
むっとしたってだめだ 許さない
「悪霊退散!!」
お前の頭を割り箸でぺしぺし叩いた
お前は呟いた
「……帰れ」
なんだよ冗談の通じないやつだな
おれはお前の肩に手を回し意味もなく「ヘイッ」と叫んだ あはは愉快だな
お前はじっと床の模様を見ていた
ここにきておれはただならぬ状況に気付いた
【続く】
603 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/06(金) 20:16:26
「……今日はお月様も大きいんだから許してくれよ」
アルコールが回ってるからろくな言い訳もできない
お前は言った
「ゆるす」
これだからおれはこいつの友達なんだ
だがこれ以上やると取り返しのつかないことになることもよく知ってる
「お前が子宮から出てきておめでとう」
「別に」
誕生日とかそんなこと関係なくおれたちは騒いだ
604 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/06(金) 21:37:18
やっほー
さとうしおとデート2連チャン
605 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/06(金) 22:35:28
>>604 こいつうぜーな。
頭ん中でカナブンでも飼ってんのかな。
606 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/07(土) 06:50:01
キラーといっしょ
食べれないのも
体操だぜ
退屈なんだ
刺す最前線
瞬間、死んで
凍りつく
がんばれ
血の通わないお前の声援に
ありがとう
って
心の底から死んだおれが
野菜は言った
はじめまして
そして人殺しの嫌いなピーマンがやつの皿に大量に……
坊や
これあげようか?
坊やは首をふりんふりんした
「いらないんだよぼくは」
坊やの生命が危ない
人殺しは持ってるフォークをそのまま坊やの顔に移動させ……
坊やはそれを不思議そうに見てた
だからいまフォークがびんびん坊やの顔で上下に揺れてる
おれはその音を利用した演奏会を開きたい
名付けてびんびん演奏会!
607 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/07(土) 11:19:35
君の集中力には敬意を表するよ
これだけ続けていけるのは驚異的
でも 君の目的とは裏腹に
ここが君の受賞を阻む要因になりかねないことも確かだ
もうお別れの時かもしれない
名無しのみなさん彼をよろしく
608 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/07(土) 17:17:22
酒が飲みたい。
といってもおれは苦いのや、辛いのはにがてなので、
果実酒系が飲みたい。
609 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/07(土) 17:23:33
2月7日
“エロスが駆け抜けてゆくのでした”
で、終わる宮沢賢治風のお前のデビュー(予定)作。
「批評を頼む!」
喫茶店でおれはそう言われて困ってしまった。
目の前には分厚い原稿用紙の束と、毒々しい色のメロンソーダ。
外界は早過ぎる春の到来を告げるような暖かな日。
「……お前は2チャンネルで自分の場所を持ってるんだろ? おれたちはやりたくたってそんなことはできねえ、なんだかんだ言ったってお前に一目置いてんだよ」
「……お前、そうは言うけどさ、2チャンネルってどうゆうとこか知ってんのかよ?」
お前は顔色一つ変えずに即答した。
「犯罪の温床だろ? 二人のプリキュア見てオナったり……おれたちと同じじゃねえか」
「……まあ、大差はないな」
「なんだかんだで同じ人類なんだよ……。2チャンネルやってるからロリコンで性犯罪者とか、そうゆう偏見とおれたちは戦ってかなくちゃいけないんだ」
「言ってることは正しい気はするけどな……」
メロンソーダを見た。こんなものまだ存在するんだな、とか思いながら。
【続く】
610 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/07(土) 17:24:28
「ところでプリキュア見た?」
「いや、名前しかしらねえ」
お前は“信じられない”といった表情をしておれを見つめた。
異星人は多分、最初に発見されるとこんな顔で人間に見られるんだなと思った。
哀れむようにお前は口を開いた。
「かわいそうに……」
本気で同情している。
おれは無果汁のメロンソーダをストローでちゅーちゅー飲んだ。
その仕草に腹を立てたのかお前は激昂した。
「おい!! プリキュアの話しをしてるのにその態度はなんだよ!!」
本気で怒っている。
おれは言った。
「ちょっと待てよな」
だが後が続かなかった。
沈黙。
お前の猛反撃が始まった。
おれはとりあえず“DVD貸してくれ”と言って仲間のふりしてなだめた。
611 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/07(土) 20:48:04
死滅した星に降り注がれる光り
遠く宇宙の果てから放たれた光りを
ぼくたちは見ている
ずっと昔
まだぼくたちが生まれる前に放たれた光りを……
ああ
あの星よ
いま
いまこの瞬間に輝いた
その光りはどこを移動している?
その光りが
この星に届くとき
ぼくらの誰がそれを凝視しているというのだ
哀しいね
哀しいってきっと
こういうときに使うんだ
すごく哀しいよ
612 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/07(土) 21:41:30
死について語ろうとしない人たちに向けて
わたしの中で
何かが急げと言う
わたしは穏やかな午後の光りに包まれて
問いかける
「どうすればいいの?」
急げ
それ以外に返事がない
ナイフの先端を見つめる自分の視線が
どうしてこんなに狂気を帯びているのだろう?
夏に似合わないしなんだか恐い
ブランコがひとりでに揺れているし
613 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/07(土) 22:36:50
誰も突っ込まないんで、
そして、いまふと思いついたんで、
言うけど。
おれが2ch語を使わないのは、
(笑)
とか使うのは、
不特定多数の読者へ向けて声を発するべきだと思っているからなのです。
例えば、
今日、初めて2chに訪れた(いつかはあなたたちもそうだったはず)人達にも、
同じように楽しんでもらいたい。
そういう気持ちは物を作る人間にとって、とても大切だと思うのです。
でも2ch語もなかなかやるじゃんとも、たまに思います。
“もちつけ”
は、かなりいいと思います。
思いますばかりな文章になってしまったなと思います。
614 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/07(土) 22:50:07
それ
“それ”を見つめていると
やがて自分が自分ではない何かへ移動していくのがわかる
体温がすこし下がるような
気が狂うとはこうゆうことを言うのかもしれないと
ふと
カーテンが何もないのに揺れてる
静かに
音のない世界で
615 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/08(日) 05:18:19
ひとりの決意
家のベランダで星空を眺めてみる
街ではないけど田舎でもない
どっちつかずのところで
気だるげに星が瞬いている
きれいとは思わない
おまえらも半端者なんだな
そんなしけた感想が胸にとどまる
しばらく見ていると
不思議なことに星は
少し大きく見えた
それだけだと思った
おまえらはやり遂げたんだな
星の最期の時が光になって
どことも知れない星に
なんとも言えない感情を
目にした者に与える
見習いたくはないけれど
確実になにかは伝わった
今度は俺の番だった
616 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/08(日) 07:38:33
617 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/08(日) 07:42:33
セント
お前は言った。
「バレンタインなんてチョコ屋の戦略」
おれは思った。
(チョコ屋ってなんだよ……)
そしておれは例え“チョコ屋”の戦略だろうとも、バレンタインにはチョコが欲しかった。
お母さんのじゃないやつが。
心の底からの願い。
「……おれたちってなんでもてないのかな?」
ぼんやり呟いた。
「答えいっていいのか?」
お前は言った。
「……いいけど」
「顔…」
おれは遮るようにして言った。
「あー、わかったもういいもういい」
「顔が……」
「いいっつってんだろ!」
お前は話しを変えてなお平然と続けた。
「まあいいじゃんチョコなんてさ、きみ知ってるかい? “手作りチョコ”の作り方」
「? しらない」
【続く】
618 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/08(日) 07:43:54
「あれ、まず市販の板チョコを用意するのな。それを湯煎して溶かして、で、用意した型で固め直して、はい手作りチョコレートの出来上がりってわけだ」
「なんだよそりゃあ」
「おれも最初びっくりしたよ……、でもスーパーのバレンタイン特設コーナーに作り方の紙が貼ってあったから間違いない」
「手作りチョコ……最悪だな。男子の夢が完璧に崩れた」
「なぁ? ほんとに好きならカカオから栽培しろっつーの!!」
「さんせー! 女子はカカオから栽培しろ!!」
校内でも何かと話題のブ男が二人。
そろって中庭の隅っこの方でバレンタイン論議を続けていたのだ。
わたしは偶然、それを聞いた。
うぷぷ。
おもしろすぎる。
いいネタができた。
早速、ゆかちんと夏美に教えてあげよう。
駆け足で教室に戻った。
「えー−なにそれぇ、お前らみたいのが語れる立場かってっつーの!!」
「でしょでしょ、わたしもそれ聞いてうわー−って鳥肌、立っちゃった。きゃー−」
予想通り盛り上がった。よし。
昼休みが終わってブ男、二人組が教室に戻ってくると、なぜだか冷たい視線が彼らを待ち受けていた。
理由がわからず彼らは怯えた。
619 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/08(日) 07:49:05
>>618 「えー−なにそれぇ、お前らみたいのが語れる立場かってっつーの!!」
↓
「えー−なにそれぇ、お前らみたいのが語れる立場かっつーの!!」
でした。
早起きちゃんですが
朝ごはんは遅いです
今から朝がゆを
ハフハフ言いながら
かっこみます
621 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/08(日) 08:56:33
623 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/08(日) 16:49:57
今日、午前に川沿い散歩。
午後、チャリで農家の無人販売。キウイと干し柿と漬け物を買った。
そのまま会社へ。ちょっとした用事。
5月から給料が減るらしい。
ホワイトボードの連絡板に貼ってあった。サブプライムなんとかのせいだって。
……日給が七千円台になるわけだ。
また探さなきゃならん。
中也賞、取ってデビューというのが一番ありがたい未来だが、
現実のほろ苦さは重々、承知している(つもり)
自分はぽやんぽやんしていることが多く。
あんまりというか全然、機能的に動くことが出来ない。
現にいまの会社でもお荷物的な感は否めない。
自動車免許の合宿を三日で逃げ出すような人間である。
頭脳労働がしたいが、広告見ても自分に出来そうな仕事はなさそうだ。
アート系で募集してるのはデザイナーばっかり。
結局、賞を取るしかなさそう、
でもそれに落ちたらどうすればいいんだろう?
624 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/08(日) 17:35:10
ネジ
調子狂って
このまま死ぬのかな?
本当の自分になれずに
そんなの最初から無いのかもしれないけど
これじゃない
それはわかるんだ
ここはぼくの居場所じゃない
ぼくは
何が間違えてるのかわからないけど
何かを間違えてることだけはわかるんだ
使い捨ての部品のよう
「ネジみたい……」
真実はいつも単純すぎた
コンビニ弁当の味
ネジ
ぼくじゃなくてもいい
とりあえずいまはぼくがやってる
やめるときは最低一ヶ月前までに申告しろと命令されている
625 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/08(日) 19:26:14
永遠
永遠は
ある
それは今日だ
おれはくだらない映画を観ていて
それが永遠に繰り返されるのだ
626 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/08(日) 19:54:36
うまく説明できないことってあるよな?
他人がまったく興味を示さないことでも、自分にとっては問題なことだったり、
それを話してみたら、
……。
な反応だったり。
おれ、いまそれなのよ。
読者諸氏がどう思うかしらんけどね。
ケータイがね、
壊れた。
……やっぱ話すのやめるわ。
全然おもしろくねえから。
でもこれだけはわかってほしい。
おれはいまちょっと困っている。
627 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/08(日) 21:18:55
迷い道
迷い道
右と左に分かれ道
どちらに行こう
迷ってる
右を見れば
緑が豊かで楽しそう
左を見れば
平坦な道が楽しそう
境目の道で迷ってる
どちらに進むか
迷ってる
そんな時、
選んだ道を
信じてる
628 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/08(日) 21:27:20
……。
この画面に辿り着くまでに、
かなりの時間を要してしまった。
折りたたみケータイのな、
折りたたみ部分の角度で、
液晶ライトが点いたり、点かなかったりするんだよ。
47回に1回くらいの割合で点く。
「……」
岐路だな。
修理に出すかどうかってゆう。
こうゆうときに人間性って出るよね。
おれは、
「まー、これ以上、悪化することもないだろ(根拠なし) ケ・セラ・セラ」
って人間でした。
そして完全に機能が停止してから、あわてふためく。
そんな様が近いうち見れるかも☆
おたのしみに!
629 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/08(日) 21:35:49
おれはケータイは、
“やわらか銀行”使ってんだけどね。
たしか、2年契約とかいうのを結んだ。
あと5ヶ月くらい残ってる。
それが終わったら新しいの買えばいいし、
いまわざわざ修理に出すのもなあって感じなのだ。
630 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/08(日) 21:55:41
触れた
おれはおれの何かを奪われてしまった
えらく重要な何かを
すでにそのあとだったから
どうしようもないけど
なんかきもちいいし
止める気なんてさらさらないね
母親は
えらく困惑してたけど
もう遅い
あなたの知ってるおれはもういない
触れる前
後
まるで変わってしまったおれ
あの日の思い出話をされたって
もうおれの心はそこへ帰らない
あなたの知ってるおれは死んだのだ
そしておれはおれになったのだ
631 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/08(日) 22:16:01
なぜこんなハイペースで書き込んでるかというと、
来週あたり賞の発表だからです。
心そわそわ。
去年は10日くらいだった気がする……。
っつーか、まだ発表されてないよな?
おれ、チェックしてないぞ。
とんでもないピエロになる可能性あり。
「よぉーし、絶対とるぞ!!」
とか言って、落ちてて(笑)
632 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/08(日) 22:18:33
あっやべえ
>>631見て、
急に冷めたわ。
……なんか、
無理な気がした。
633 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/08(日) 22:26:59
現実感がない。
落ちれば間違いなく現実感があるのだが……。
鬱るよな。
うん。
ほんとにへこむよ。
わかる。
いつもそうだもん。
取ったらどんなふうに思うのかわからない。
取ったことないから。
「まぁ……これからですからね、気は抜けないです」
って感じなのか。
「地球のみんな、ありがとう」
って感じなのか。
634 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/08(日) 22:35:49
ねよう。
いや、やめよう。
もうちょっとかこう。
……
なんだかんだでさ、
いま気付いたよ。
おれ、賞とるつもりなんだよ。
ゆらゆら揺れてんけどさ、
そこは事実だった。
これで落ちてて、こんな書き込みが虚しく感じられたって、
本当のことだもんな。
最終候補に残らなくたって、
一次選考ではねられたって、
おれは、おれがとるべきだと思ってるよ。
高橋源一郎の『ニッポンの小説』に
中原中也賞の選考過程が書かれている
候補作のそれぞれに感想が述べられ
受賞作についてその理由も書かれている(P370〜P375)
そのポイントは
さとうしおの受賞理由としても
なんら矛盾なく読めるものだ
たぶん とれるよ
水無田気流のときね
637 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/09(月) 05:41:15
愚痴
今日も元気たれ流しの早起きちゃん
誰でも賞は欲しいけど
まずは書きたいから書くだけさ
なんて言ったりする俺
でも、現実は俺ではなくてわたし
ヘタウマにかするくらいの自作では
俺に憧れとても凛々しいあたし
人は現実逃避というかもしれない
いえいえ、絶対に言いますよ
眉根を吊り上げ、厳しい顔で
判決を読み上げる感じのまま
ビシッ、とそれが正義だ、
みたいな気分で
あんたの正義を押しつけるな!
モニョモニョと口の中で言っても
誰も聞いてやしない
そんなこんなも丸ごと押し込み
今日も書いているんだよねぇ
誰かに見られるかもしれない掲示板で
誰の批評も聞きたくないくせに
自分を信じて書いている
ホントはとても寂しいくせに
書いているのよねぇ
638 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/09(月) 06:56:38
>>635 おれもそれ、ちょっと読んだけどね、
あれは最終候補に残った5、6作について、
あーだこーだ言ってるわけだから。
それ以前にはねられたら、審査員の目にすら触れないってことだから。
そりゃあ最終候補に残ったらおれだってとれると思うよ。
かなりの確率でね。
「今回はぼくが取ることになりました、ありがとうございました」
って自信満々に言ってもいいと思う。
でも去年も、その前ではねられてるんだ。
639 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/09(月) 19:56:30
はーああ……、
仕事つまんね。
640 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/09(月) 20:09:18
食用みかん
みかんが潰れている
ただそれだけのことさ
哀しいことなんかじゃない
ましてや涙なんて……
体液が出てる
でもみかんは痛みなんて感じない
ぺろりと舐めたら甘いだろ?
つまり食べられるためにそこに存在しているってわけ
種がジャマ?
じゃあ品種改良して無くしちまえ
これで食べやすいだろ
人間でいったら
障害者みたいなもんだな
641 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/09(月) 21:40:32
明日か?
642 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/09(月) 21:46:41
>>641 あのころに帰りたい……。
とかな。
もう飽きたっす、
そのパターンは。
ここはやっぱ受賞させてもらわnight
643 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/09(月) 21:48:01
やっぱ人生楽しまnight
644 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/09(月) 21:53:19
ケータイの調子いいらしい
646 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/09(月) 22:39:22
がんばれ! ケータイ
すごくあほな言葉だな。
647 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/09(月) 22:41:30
おれもがんばる!
だがやれることは何もない!
滝にでも打たれるか?
だが滝もない!
648 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/09(月) 22:44:37
俺もそろそろ発表で落ち着かない
二月という話なのだが、
上旬、中旬、下旬、どれなのか
ああ、気忙しい
649 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/09(月) 23:06:25
>>648 太宰賞か!
そういえばそれ、おれも送った!
記憶の片隅へとお引越ししてた!
650 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/09(月) 23:17:42
うーん……。
同時受賞かあ。
まいったなあ(笑)
身体くねんくねん、マスコミの寵児になっちゃうん。
651 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/09(月) 23:24:13
神様、いまの発言は調子に乗りすぎました。
キャンセルします。
はい、
いい子になります。
もう歯も磨きました。
早寝早起きです。
652 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/09(月) 23:30:21
さて、
神を裏切って酒でも飲むか。
ごくり、
うめえ。
これは書いただけ。
……。
……。
うめえ。
おいおい(笑)
654 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/09(月) 23:43:11
酒飲んであっちの世界へ逃げろ!
現実はぼくらに優しくない。
一生懸命がんばって現実世界から逃避を決め込め!
655 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/09(月) 23:45:19
見たくない!
ぼくは、ぼくが落ちる世界にいたくない!
656 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/09(月) 23:45:50
やだ!
657 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/09(月) 23:47:56
今年で28になります。
精神年齢は未だにトミーと戯れる程度です。
658 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/09(月) 23:57:07
いいすぎた!
もうちょっと大人だ!!
もうねるよ
こっちまでドキドキしてきた
入試の発表待つ保護者の気分
660 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/09(月) 23:58:37
びっくりまーくにも飽きたんで、
寝る。
661 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/10(火) 06:21:51
わたしはエッセイの発表待ちでドキドキ中
こんな早くに目が覚めて仕方ないから掲示板にひっそり書き込む
こんな時間じゃ、だれも見てないだろうけど
みなさんのように小説ではないけれど、
ドキドキ感はなんか、共有しているみたいでちょっと安心しました
いえ、本当は全然、油断はできないですけど、
発表を待つだけの身ではちんまり座って、
八百万の神様たちに届かないだろうなぁ、と思う祈りを捧げるだけです
日頃、神様なんて信じてないし、こんな時だけの神頼み、聞いてもらえるのか、
考えるだけで二割増しの不安になったり
とにかく、毎度のことながら、このドキドキに慣れることはありません
たぶん、掲示板を利用している人たちも同じなのでしょう
グチっぽくてごめんなさい
663 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/10(火) 17:50:18
どうしたもんかな……。
落ちたらどうしよ。
もうおれにはこれしかないんだよ。
これオンリー。
ひさしぶりに会った元クラスメートに正月、心の中で嘲笑されたよ。
(……詩人? ははっ、痛いのが生まれたな、身近から)
って感じ。
心の声。
仕事はつまんないし、安いし、全然うまくいかない。
もうそろそろ嫌なんだ。
くれよ。
おれしかいないだろ?
はっきり言うよ。
本音だし。
おれは勘違い野郎じゃないはずだ。
664 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/10(火) 21:06:34
さとうさん、勘違い野郎なんてこの世にひとりもいないですよ
諦めなければどんな人にもチャンスはあります
わたしもそのひとりでがんばってます
エッセイ、引っ掛かればいいなぁ、と思っていた気持ちを改めます
絶対に大賞をとります!
でも、
>>662さんには悪いけど、落選だったら教えません(笑
さとうさんから勝手に元気をもらいました
ありがとうございました
665 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/10(火) 21:07:49
どうなんだ……、
落ちてるのか?
いま現在、この瞬間、
「おれの作品はどこにあるんだろう?」
最終候補に残り、誰か、審査員の手元にでもあるんだろうか?
それともその他、大勢の作品といっしょに、
真っ暗な部屋のダンボール箱にでも突っ込まれているのか?
わからない。
そんなことに想像を巡らすべきじゃない。
無駄だ。
でも不安。
風呂入ってこよ。
666 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/10(火) 22:05:56
一時的にさっぱりちゃん。
お風呂はいいな。
667 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/10(火) 22:17:39
>>664 なんかいろいろと勘違いしてるようだけど、
人のことに、あーだこーだ言えるほど、おれも情緒が安定してないんだよね。
「ああ、そうですか」
と小声で言わせてもらうよ。
668 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/10(火) 22:49:37
そうですよ
わたしも勘違いのひとりですから
だから、わたしもささやくように、
ども、と言います
おやすみなさい
669 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/11(水) 04:56:04
寝起きにちょこっと登場
そうそう、勘違いはひっくり返せばいいのです
そんな思いを込めました
ひっくり返す
わたしのやってることを
他人は平気な顔で
勘違い呼ばわりする
わたしの頑張りは見えないから
他人は思ったことを声に出す
そんな時こそ、やわらかい笑顔を心がける
わたしは自分にとても素直なので
他人に言われてもやめたりしない
反対に立ち向かう勇気をもらう
だってそうでしょ
勘違いはいつかとる
賞で簡単にひっくり返せる
長い助走に変わる日がくるんだよ
だから今は勘違いを燃料に
長い全力疾走を続けるのさ
670 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/11(水) 18:56:52
おなかが鳴るのをがまんして、しゅわっと登場しました
スレタイの波にのまれる前に、ぐいっと引き上げて帰ります
もう、おなかのタイマーがうるさいのです
おみそ仕立ての豚ナベの香りが、ここまで漂ってきます
だだっと食べにいってきます、ではでは
671 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/11(水) 19:39:46
視界の花
真っ白な花 揺れてる
わたしはそれを見て 微笑む
そんなときもあるよ すごくたまにだけど
神様がいて そいつに撫で撫でされてるような
そんな気持ちになることも
あるよ
たまにね
……
ここで終わればいいのさ
もう それで
人生があたかも楽しいことや喜びで満ち溢れてるかのように
振る舞えばいいのさ
でもわたしは疑い出す
こんなものは一瞬のうちに終わるのだと
幻だと
よく目を凝らして見てみなよ
あの白い花たちは
「本当に白い花たちなんだろうか?」
【続く】
672 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/11(水) 19:41:08
質問の意味がわからない?
もう一度、言ってやろうか
「本当に白い花たちなんだろうか?」
あれは
……
あの
指差す
抱いてはいけない質問を
抱いて
言葉にしてはいけない言葉を
発して
きみは怯えて
おうちへ帰ると言い出して
横顔
わたしの横顔は
わたしはそれを永遠に知らないけど
変?
「わたしはいま何かおかしいのか?」
この質問も
おかしいのか?
だがすぐにそんなことへの興味は失われた
わたしは
その花壇へ近付いていった
そして 距離を縮めて
足元へそれを置くのさ
こんなものは造花だ
わたしはためらわずに引き裂いた
手に残る 引き裂いた感触
この瞬間だけが信じられる気がした
673 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/11(水) 20:44:02
鍵
674 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/11(水) 20:49:45
見つけた
675 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/11(水) 22:02:24
少年
鍵
見つけた
扉
壊した
残された
部屋
陽射し
豊か
おやつ
腐る
甘い 要らない
もう要らない
鍵握りしめた
扉壊した
676 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/12(木) 06:53:58
素晴らしい朝がやってきました
新しく生まれた一日に捧げます、はい
スレタイ一本釣りなのです、はいはい
わたしがハイテンション
朝がきた
毎度のことながらやってきた
ベッドの中で少しぷるぷる
時計に目をやり、目を閉じる
まだ、だいじょうぶ
でも、がばっと起きる
寝てる場合じゃない
朝がきたんだよ
毎度のことながらハイテンション
着替え終わるまではかなりぷるぷる
それはそれ
今は堂々と仁王立ち
腰に両手を当てて牛乳一本飲み
あ、そんな格好では飲めないね
そんなこんなで
朝っぱらからハイテンションなのさ
677 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/12(木) 07:16:33
ジ・エンド
死ぬ前に一度でいいから観覧車を破壊したい
そう思ってる少年少女もたくさんいると思います
話しは変わって
いい天気ですね
最近
いい天気ですね
こんな会話を半永久的に続けてみろよ
死ねるから
自然に内臓が飛び出して死ねるから
扉を開ければ
そこは夏
そんな小説か確か昔、あったな
ノンカロリーの絶望を腹に詰め込んで
今日も歩けよ
前へ
でもそっちが前だと思い込むお前の異常さにはまいったぜ
競演 饗宴
679 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/12(木) 12:39:28
↑お前、おんなじやつだろ?
“さよなら”とか言って消えたこないだのやつと。
小芝居しょぼい。
680 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/12(木) 15:32:26
ふぅ〜、久しぶりに走ったら汗だくだよ
さて、今日もハイテンションを内に秘め、
投下しますよ〜、ぽちっとね
みーつけた
ちっちゃな庭の片隅に
ひっそりと置かれた丸い火鉢
中にはためた雨水と
冬の寒さで枯れたホテイアオイ
色を失い真っ黒だけど
小さな住人には大人気
水面近くをコメ粒くらいのが泳いでる
わたしはしゃがんで顔を近づけた
逃げる素振りも見せないで
メダカの子供が泳いでる
もう、学校は終わったの?
いっしょの時を過ごしている
春のような心地よさ
吹く風が肌をすべっていく
なんとなく目を閉じると
本当の春を感じられた
うっすらと目を開けた先に
小指ほどのパセリが生えていた
歌うような旋律に乗せて
小さな春、みーつけた
681 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/12(木) 18:52:35
花粉でだりい。
花粉がテニスボールぐらいの大きさで、
宙に浮いてればいいのに。
そしたら目や鼻に入らないしな。
車のワイパー、常にフル作動。
大災害。
いや……、そのくらいじゃなきゃ国家は予算を使ってどうこうしたりせんよ。
やつ とか こいつ とか
言わないで チョコ欲しかったら
別にカクレてるつもりない
さよなら したかったらするし
書きたかったら書く
本能に忠実にうごいてるだけ
684 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/12(木) 22:27:56
わたしごときがこんなことを言うのもなんだけど、
さとうさん、なんで創作板壊滅なんかを作ったの?
自分のことでいっぱいだって、ここで言ってたのに
まさかとは思うけど、情緒不安定で良い人をするのがイヤになって
発作的に作っちゃったのかな
わたしの感覚ではそんな気がするんだけど
いっぱい詩を書くことでスキルを上げるということにはわたしも賛成です
だから、あなたが運営に消されても作った、この板を大切にしてください
もっとたくさんたくさん、詩を書いてください
あなた自身のために、目を留める勘違いのわたしや他の人たちのために
あなたは知らないかもしれないけど、あなたには関心がないことかもしれないけど、
あなたの手で生まれた作品たちは、あなたが思う以上に周囲に影響を与えています
そのひとりである、わたしが言うのですから確かなのです
685 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/12(木) 23:51:09
686 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/12(木) 23:52:45
687 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/12(木) 23:53:13
688 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/12(木) 23:56:04
なぜ二回打つ、おれよ……。
そしてケータイのいかれ具合が半端じゃない。
もう日曜いってくるわ。
違約金ぐらい払ってやるよ。
689 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/13(金) 00:10:07
読みにくかったみたいでごめんなさい
主旨はあの通りです
自分のことでいっぱいなのに
わざわざ新しい板を作って
そこでは挑発まがいのことをして
こちらの更新が遅れる
あなたの本意とは違うのでは?
そのことをおこがましくも
指摘したわけです
これもわたしの勘違いなのでしょうか
物書きは発表した時点で影響を与える
もしも、それがなければ書く意味さえ、
失われるような気がします
生意気と思われても、
この部分は強く主張します
わたしたちはみんな、
同じ作家なのですから
もう、遅いのでおやすみなさい
690 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/13(金) 07:08:41
タイトルなし
ポケットからあふれる巨乳を
ただ黙って見つめていた夜明け
沈黙していれば
少しは利口に見えるだろう
(バナナ喰いたい……)
そんな欲望をひたすら抱いていたとしても
おれはご飯にガムテープを巻いて
手作り
おかわりを繰り返した、陽気に
「おかわり!」 「おかわり!」 「おかわり!」
まるで狂人
口からよだれを飛ばして連呼
これじゃあ彼女ができないのも無理はない
絶望
明日がそれでも構わないが
いまこの瞬間はなんとかそれを味わずにいたい
(500円玉がもうニ、三枚あれば……)
盗んだポルシェで走り出す
破滅するかも
そろそろ
691 :
プシケ:2009/02/13(金) 09:37:26
いよいよ選考会明日だね
184作品の応募は過去最低だそう
さとうしお キットカット
692 :
玉虫色のプシケ:2009/02/13(金) 10:16:03
いよいよ谷川俊太郎に次ぐ新しい詩人の誕生だ
本当にこんな場面に立ち会えて興奮してる
朔太郎 漱石 芥川 そして谷川もきっと…
狂気の側に属してる天才たち
われわれの文化や科学技術も
ひとにぎりの天才たちが拓いていった側面が大きい
凡夫は天才たちに多くを負っているのだ
芸術家が日常の場面で常軌を逸しているからといって
彼らを排除していくのは
自分の首を絞めるようなものだ
さとうしおは確かに正常と狂気の分水嶺にいる
しかし彼の天才は確かであると1年弱彼をみていて確信できる
彼が ある冒しがたい領域で我々を凌駕している以上
「正常」は「狂気」にしずかに頭を垂れなくてはならない
さあ君の出番だよ さとうしお
693 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/13(金) 12:44:25
184作(笑)
最終候補に残るのが6作として、
30分の1。
これで残ってなかったら、もう陰謀だな。
694 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/13(金) 18:42:55
ふぅ〜、太宰は俺を見放した
一次に名前がなかった
今日はやけ酒だ
696 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/13(金) 21:37:44
ないな。さとうしおも。
やな予感……。
脳裏をよぎる、
忘れたくても、忘れられないあの恐怖。
うわっ、
なんか………やばい。
697 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/13(金) 21:38:42
どきどき
698 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/13(金) 21:39:04
わくわく
699 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/13(金) 21:40:00
もさもさ
700 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/13(金) 21:48:04
落ちるのか……?
701 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/13(金) 22:04:29
結局、いつも通りだな。
落ちる気もするし、
でも心の最奥では(……まあ、とれるだろ)
とか思ってて。
702 :
P:2009/02/13(金) 22:35:04
>>695 そうだったんだ うーん
元気出してね 来年またがんばって
どんな作品だったのかしら よかったらおしえて
>>さとう氏
一年にたったの一作
東大医学部の方が易しい
今日は生暖かい朝を迎えています
やはり、今日も早起きのわたしなのでした
では、ぽちっとね
いま
生暖かい朝
優しさというより
寝苦しさに包まれ
生暖かい中
夢というより
悪夢に苦しまされ
生暖かい朝
寝汗がひどい
悪夢がひどい
現実はどうだろう
ドキドキは続いてる
苦しくもあり
嬉しくもある
現実のわたしには
そんな時間も
ちょうどいい
今を楽しむ
今が楽しみ
今を生きる
704 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/14(土) 06:15:50
なんか今日、蒸し暑い!!
この異常気象は何だ!
温暖化やだ!
ぬるい! 空気が。
創作板壊滅スレ、ありゃ要らんわw
706 :
プシケ:2009/02/14(土) 15:57:39
あちらの雰囲気 詩板に似てる お引っ越しなのかな
っと
うまくいくといいな
707 :
プシケ:2009/02/14(土) 16:00:51
よいしょっと
To さとうしお さま
r────,-,──,-,─────、
./ ,rー,-、_ ./;/::::::: ,、ー、 ./ .!
/.=(::::(ヽーγ⌒yー' ,)::::)======、 /!
./::::::__,ヾニ二(.;;;;;;(二ニ:::ノ ::::::::::::/l|//
/== フ:::::__,.-' :::::: ヾ、::::~^フ====、::::!!/
/ ~~~ /;/:::::::::/; ~^ーヽ /||::|!
./ /;/:::::::::/;/ / .||/
/ /;/:::::::::/;/ / ./l/
i ̄ ̄ ̄ ̄|;;| |;;|. ̄ ̄ ̄ ̄~i .//
|____|;;| |;;|______|//
|____|;;|__|;;|______l/
季節のプレゼント
708 :
プシケ:2009/02/14(土) 16:05:01
To いつも朝来るかた ほか 名無し様
【チョコ】 【チョコ】 【チョコ】 足りたかな
709 :
ハム:2009/02/15(日) 03:40:07
さとうさん、残念ですね。
高橋源一郎いわく、「現代詩にとって一大事件が起きた」そうです。
あの女の人色んな賞取ってますね。
読んだことありませんが、そんなに文章うまいんですかね?
さとうさん、こうなったらぜひ現代社会に一大事件起こしてください。
710 :
プシケ:2009/02/15(日) 07:46:46
ふーん さとうしおより優れたひとがいたということか
彼にとっていいことなのかもしれない
さとう、ダブルショックで他界するなよ
今日は日曜日
ちょっと遅い登場です
【チョコ】一個、もらっときます
あげてばかりじゃ、財布に辛い、っす
ゴホン、それはいいとして、本日もぽちっとね
そんな夜
終電に乗り損ねた
財布には数千円
タクシーも使えない
仕方がないから
歩いて帰る
夜は少し寒い
道に車も走っていない
コンビニは明るい
でも、誰もいない
新しいビルを見つけた
草の匂いがする
空き缶を蹴とばした
川の音がする
街灯が点滅をしていた
どこかで犬が吠えている
いつの間にか、帰ってきた
いろいろとあって
いろいろと見つけて
たまにはいいかも
そんなことを考えながら
お母さんにする
言い訳を考えて
ただいま
ね
714 :
P:2009/02/15(日) 11:03:15
ニアミス しちゃった
いつも朝来る名無しさん おはよう
中也賞 川上氏に決まったみたい 伏兵でしたね
さとうさん来ないんですよ
715 :
ハム:2009/02/15(日) 13:43:53
エントリーした詩集どんなだったか読んでみたいです
呼ばれもこわれもしないけど、元気のないスレ主に代わってスレタイ一本釣り
朝だけではないのですよ、と呟きながらぽちっとね
板々しい夢
流れ流れて板の波
ダメだ、無理だ、を励まして
今日も板のり絶好調
そんな自分でも
心配事はあったりして
目を閉じると不安になって
ベッドの中で縮こまる
いい夢がみれたらいいな
いい夢はいつまでも続いて欲しいな
思いは募って現実に
夢を持ち込むことに決めました
だから、いつでも元気でいられる
わたしの原動力は無限大
尽きることのない夢なのさ
717 :
ハム:2009/02/16(月) 01:26:01
さとうさん、また来年がありますって。
別に受賞してたとして、いきなり飯食えるようになるわけじゃないでしょうし、しばらくは何かしらで食いつなぎつつ創作しなきゃいけないはずですから、これからの一年考えるときっとどっちもどっちですよ。
もちろん賞金と名誉はありますが、とにかく働きつつ書くのは同じでしょう。
さっき川上未映子の文章読んでみましたが全く意味不明でしたよ。
詩集じゃないですが、芥川賞かなんかのやつ。
気をてらいすぎていてまともに読むのも困難に思いました。
その点あなたのはきちんと読めます。
つまりあなたとは少なくともコミュニケーションとれる。
やっぱり文章にコミュニケーションは大事じゃないですか?
どうか元気出してください。
スレタイ一本釣り師、今日も朝から釣りあげます。はい、ぽちっとね
再生
傷を負った
手が届かない
深いところに
傷を負った
流れ出る願いを
止められない
深い深いところで
傷を負った
寒くて寒くて
心が死にそうだ
そんなとこに傷を負った
なにをすればいい?
がんばればいいのか?
どうすればいい?
傷の治し方がわからない
それは誰にもわからない
今は静かに横たわり
時間と共に過ごせばいい
わからないけれど
答えを見つけた
そして夢をみる
立ち上がった自分の姿の
夢をみる
719 :
プシケ:2009/02/16(月) 22:17:35
中也賞の最終選考に残った6人
ナカスジトモエ
オガワサブロウ
マツモトヒデフミ
タカオカツトム
アサノコトアキ
トリイマユミ
われらがさとうしおは最終選考に残っていない
つまり 高橋源一郎に読まれていない
どうしてなのだろう これほどまでの才能を
くみあげないのは…
彼の才能が立ち枯れるとしたら
日本の損失
なんとかしなくては
720 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/16(月) 22:44:33
プシケさんがあげて、わたしもあげる
多段あげの、ぽちっとね
自然体
出来ない時は何もしない
みんなの期待には応えない
頭で何も考えない
思考は邪魔で煩わしい
声帯が切れるまで叫びたい
心臓が爆発するまで走りたい
前のめりでいつまでも倒れていたい
そこで空っぽになりたい
誰からも必要とされない
無価値な存在になりたい
何もないところから始めたい
何でも得られる存在になりたい
721 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/17(火) 06:44:08
最近の天気予報は侮れません。本当に寒いです
でもへこたれずに、ぽちっと投下
空を見上げて
俯いていると
励ましてくれる人がいる
慰めてくれる人もいる
自分の苦労を語る人も
本当は軽い考え事
顔を上げていると
喜んでくれる人がいる
笑顔で接する人もいる
自分の辛い今を訴える人も
本当は涙が流れないように
遠い空を見上げている
人はわからない生き物で
とても優しくて
とても人懐っこい
いつも心のそばにいて
なんだか、泣けてくる
今日も空を見上げている
722 :
プシケ:2009/02/17(火) 09:22:11
早起きちゃん おはよう
君はプシケとしおの間に生まれた子どもみたい
父さんはどこかに行っちゃって
かーさんと二人でつつましく帰りを待ってるみたいな
でも彼はもう来ないと思う
後ろを振り返らない人だから
このスレでもあったけど
まごころレスを破壊するような彼の言動は
一般の人には理解されないと思う
賞のためにはここ卒業したほうがいい
2CHで出会った宿命ね
彼の作品のすごさを一口で言うと
【破壊のなかの抒情】ということだと思う
デリダあたりの記号論が席巻してから
脱構築というテーマが時代性をもつようになった
‘破壊’してれば先見的みたいな風潮
でも芸術性からはほど遠い 小者たちの文学が巷に溢れてる
さとうしおの作品は 破壊 しかも 抒情 という
最も矛盾したモチーフを
彼の内奥の求めが融合させた 綺羅星のような成果だ
>君はプシケとしおの間に生まれた子どもみたい
>父さんはどこかに行っちゃって
>かーさんと二人でつつましく帰りを待ってるみたいな
まるで ざ ん ぱ ん さんとかいう人みたいwww
つつましくはないけどねwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
724 :
プシケ:2009/02/17(火) 09:34:57
(続き)
このスレ含めて 4つのさとうしおスレがあったけれど
本当に毎日瞠目し続けていたというのが偽らざるわたしの状況
でも作品の完成度や統一感において
(こんなに毎日書いていたらあたりまえだけど)
少し欠ける作品があったのも確か
そこが賞に届かない要因である可能性も否定できないと思う
ただし 彼は去年の春に比べると格段に上質なものを書くようになっているので
年を追う毎にいい作品を生み出していくだろう
川上氏は32才 まだ5年ある
彼を追い続けたい
↑ 『玉響なる時の中で』の人ですか
726 :
プシケ:2009/02/17(火) 22:33:09
>>725 あ ちがいます
わたしは普段は無コテですが
去年の5月頃から詩版のさとうしおスレでこの名を使っています
7月頃 哲学板でも少し使ったかな 今のところ2chだけで使っています
↑ 『詩板の自治を考える』ですね
さとうしおさんもお見かけしました
ここではなぜか、さとうさん暗いですね
それにもう、毎日は詩を書かれないのでしょうか
個人的なことながら、少し残念に思います
今朝も寒い中をやってきました
辺りをキョロキョロ。いませんね〜
では、いない人に向けて特大のものを投下、ドカンとね
一歩
がんばっている人に
がんばれと言うのは失礼だけど
がんばっていた人に
がんばれというのは悪くない
振り返らない人の
背中を押すのは失礼だけど
振り返れない人の
背中を押すのは悪くない
過去にあったことは過去のこと
わたし達は今を生きている
振り返らない人には優しい目で見守って
振り返れない人には優しい言葉で送り出す
立ち止まって考えて
絶望して全く進めなくて
そんなことはよくあること
大事なのは次の一歩
踏み出せるのか
踏み出せないのか
その一歩
729 :
……P:2009/02/18(水) 21:36:49
過去スレ一覧
【春に】さとうしおの詩【狂う】
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テテテ さとうしおの小説 タタタ
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love6.2ch.net/test/read.cgi/poem/1215430604
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さとうしおの小説・続
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love6.2ch.net/test/read.cgi/poem/1221564452
キャッシュ ページ
730 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/18(水) 21:41:17
キョロキョロ、いないですねぇ
掲げた看板がシュガーソルトなのに
いつの間にか、臨時のスレ主になってしまいそうです
どうしましょうか。わたしもそろそろ巣立ちましょうか
どうしましょう。もうひとりの人も追っかけていったみたいで、
来られませんねぇ。ホント、どうしましょうか
ねえ、どうします?(画面に向かって耳を近づけています)
歌のお姉さんみたいなことをしても、ダメなんでしょうね
まだ、わたしの時間帯ではないので、明日の早朝に持ち込みます
では、投下しないでさようなら〜
731 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/18(水) 23:24:08
のんびり使わせてもらいましょ
今日の朝はさわやか。お手頃な気温でした
そうですね、のんびりまったり時にはぐったり
使っていきましょ。掲示板は自由、占有は削除のところなんだから
でも、誰もなにもしないで下がって埋もれるのは惜しい
違うかな、悲しいよりかな。ひとり、がんばっていた人がいたところだし
感傷的な気持ちのままで、ぽちょん
選択
最初の始まりは選べない
気づいた時には、そこにいた
選べる自由を手に入れて
ようやく自由になれた
でも、必要な時には選べない
選ぶ指先が震える
成果を追い抜いた結果のせいで
心が震えて選べない
不幸な未来は欲しくない
でも、選ばないといけない
選択の自由は、ほんの入り口
本当の自由は選んだ先にある
弱さを超えた強さにあって
未来のわたしが待っている
今は選ぶ喜びに心を震わせ
その瞬間を全身に満たし
わたしは選ぶ
スレタイ一本釣り師、復活!!
で、気恥ずかしさにダダッと逃走!!!
734 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/19(木) 17:09:55
一つ聞きたいんだけどさぁ、
この“シュガーソルトなポエミーちゃん”の、
は、パソコンだと正しく表記されてるのかな?
つまりショートケーキがそこにあるのかな?
さとうさん、ようやくケータイがなおったのですね
失意のどん底で創作活動に嫌気がさしていなくなったのかも、
とわたしも含めて多くの人が思いましたよ
で、スレタイの横の中黒は、ひっそりと寄り添ってますよ
わたしのPCがボケてなければですけど
もちろん、レスのあとはスレタイ一本釣り、なのです
736 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/19(木) 18:00:48
ケータイはぶっ壊れてるよ。
買い替えたいけど、品切れとか言われたり。
……。
ふーん、絵文字は使えないのかぁ。
ちなみにもう一回、聞くけど、
は、
どんな風に見える?
点が一個に見えますよ
738 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/19(木) 18:43:00
なるほどね。
739 :
プシケ:2009/02/19(木) 21:22:04
わーん 復活してる (嬉)
復活するとしたら壊滅スレの方だろうなと思ってたんだけど…
あの点・ケーキだったんですね 疑問が解けた
740 :
プシケ:2009/02/19(木) 21:25:13
あたしのあげたバレンタインのチョコレートは
ケータイできちんと見えた?
耳にうるさい、と思ったら雨でした
おまけに夜のように暗い。真夜朝なのでした
ちょっと眠いけど、二度寝が危ない時間帯
ぶらつく気分で、この板にやってきました
誰かさんのケータイは不調なので、まだまだ油断はできません
行方不明になる危険性大、でも眠いです
リアルで眠くて頭のシャッターも閉じてます
それでも無理に開けてやりましたよ、ガラッとね
安心
なんか安心
なにもないのに
どこか安心
誰かがいて
みんなが来て
素っ気なかったり
怒ったり
微妙に笑って
なんだか安心
なんでか安心
安らげるひと時
みんなといっしょ
だから、かな
742 :
……P:2009/02/20(金) 09:36:21
ただいまと 言わずにケーキ くつをぬぐ
糟糠の苺に かるく背をむけ
管理はこの ド過疎 掲示板の朝の書き込みの発信元と
俺とおまえの鬼ごっこを見物して大笑いしている
最近はおまえが泣いて頼んでも返事さえ来ないだろう?
おまえの負け惜しみを肴に 弁当 食うのが
管理の昼休みの イベント だってさ
知っているか?niraiの管理者は昔から同じだ
おまえが俺のサイトと俺の家族を人質に俺を脅迫した場面も目撃している
彼が管理に事情を説明したらしい
どっちも警察からの要請に備えて過去ログをまとめているらしいよ
勝負は思ったより早そうだな。10年はかかると思っていたが
744 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/20(金) 12:56:21
745 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/20(金) 12:57:45
>そろそろだねwwwwwwwwwwwwww
この調子だと晩の噴火がスゴイだろうな
期待できるよククク
746 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/20(金) 15:15:23
747 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/21(土) 08:31:06
みなさん、おはようございます
今日は学生天国、絶対幸福日の土曜日です
晴れ渡った空が気持ちいい〜ん、と伸びをしたところで
チュチュン、とね
朝
早起きのあなたはもう来てる
誰の目も気にしないで
庭の隅々を渡り歩く
窓越しのわたしなんか
まるで目にないように
あちらをほじくり
こちらをほじくる
ついでにわたしが
目もとをほじくる
そんな朝の風景
そんなスズメとわたし
748 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/21(土) 23:39:42
749 :
……P:2009/02/22(日) 21:40:32
あたしのアドバイスなんか聞いたことないけど
忠告するよ 賞に応募した作品をさらすのはやめたほうがいい と
わたしも読みたい
でも 国会図書館に納本してあるんでしょ
だったら読みたい人は読める
あたしは読みに行くし
感想を出版社経由で作者に書き送ることもできる
ね
もうやめよう
地道に書いて批評して されて 切磋琢磨して
来年を期す
私家版を 多めに作って
2chではなく 詩人たち(谷川俊太郎にも) 出版社 新聞社 図書館 友達 に送ろう
あなたに注目する人が必ずいる そのなかにあなたの才能にあこがれる女性も出現するだろう
お正月に 友達から‘痛いやつ’という反応があった と書いていたよね
彼に作品を渡してみて欲しかった それでも‘イタイ’ならこちらから去るべきだ
この方法は 少しお金がかかるかもしれない
でも そのために働くと考えたらどうだろう
だから なるべくいい仕事につけるように社会的なスキルを身につける
それも 詩のためなのだとして
パブリッシュはすごく重要なことだとおもう
でも方法が間違っているような気がするよ
750 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/22(日) 22:10:34
なんだこのネカマ
てか本人
751 :
プシケ だっつーの:2009/02/22(日) 23:59:06
P=
752 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/23(月) 06:17:33
おはようございます。加齢臭ではなくて、カレー臭のわたしです
プシケさんの想い、勝手にさとうさんにお手紙しておきました
やる時はやっちゃう子なんです、わたしは
なにかしら、返事があると思いますけど、ないかも
今日はなにもぽちっとしないで、ぼちぼち帰ります
では、また
753 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/23(月) 08:52:26
754 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/23(月) 08:57:34
うう、焦って文字が酔っ払ってしまいました
反省
755 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/02/24(火) 21:21:47
過去ログが出たね。
おれは読まないけど。
いっちゃん最初のスレで、
確か“おっさん〇〇〇号(数字忘れた)”
とかいうコテに、
数世紀前のヨーロッパの詩人の話しをしたと思ったんだけど。
あれは嘘ね(笑)
……、
なんだろう。
おれは嘘をつくのが苦手だから、
ちょっと真面目に嘘でもついてみよう、とか思ったのかな?
756 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/03/04(水) 16:04:37
はぁー。
けふは仕事が早く終わってよかった。
757 :
名無し物書き@推敲中?:2009/03/06(金) 21:04:56
そんな日はあと何しているんですか
758 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/03/09(月) 00:13:01
あっ……書き込みがある……。
なんもしてないよ。
なんかそこらへんうろうろしてたり。
休日は散歩とか。
刑務所の中庭をか?
760 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/03/09(月) 18:43:50
>>759 そっからどうやって2chにアクセスすんだよ。
そこは『精神病院の〜』
だろ?
761 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/03/21(土) 21:10:52
新しいケータイ買ったんだけどさあ、
メール画面が、文字でかっ!
上記の文章ですでに4行、使ってるからね。
これで最小って……。
あと顔文字の
σ( ̄∇ ̄ )
って、
伊藤理佐のマンガみたいだな、
とか思った。
762 :
名無し物書き@推敲中?:2009/03/21(土) 22:01:21
そろそろPCを買いましょうよ
さとうさん
763 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/03/21(土) 23:14:36
やだ!
こわい。
過疎ってますな。
ほしゅ
766 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/04/10(金) 22:15:16
文学板は無事に千レスで終わりを迎え、ここが残っちゃいました
新たにブログを始めたさとうさん。この板はどうしましょうか
あれですね。このままというのもなんだし、もったいないですよね
どこの誰かさんの目に留まるのか、わからないながらも急浮上!
明日の早朝、もしくはいつかの早朝、わたしはくるかも来ないかも
ではでは、スレタイ一本釣りで今晩はオサラバなのです
767 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/04/11(土) 05:02:37
寝苦しいです。生温かい手がやんわりとのど元を絞める
それくらい寝苦しいのです! 起きたからには仕方がありません
では、ぽちっと
見出す
ひとつが終わった
そんなつもりになって
たそがれて
ひとつが終わった
それで残せたものって
なんだっけ
始まっていなかった
終わった気分でいて
始まっていなかった
気づいた今
始まりの時
おまえの刑期のか?
>>768 付き合いのいい人ですね
今日は天気もいいので、
お散歩には最適です♪
おまえは刑務所の中庭でなククク
771 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/04/11(土) 12:32:26
772 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/04/12(日) 06:48:44
あれ、あれれ、なんですかね。今日はちょっぴり寒いのです
昨日は熱くて寝苦しく、今日はちぴっと寒いのです
では、本日、早朝の一発目、ぽちっとね
さくら
薄いピンクはとても白く
風に吹かれる花弁は
舞降る雪のようでした
寒くはないのに白いので
風に吹かれる姿は
可憐な雪のようでした
わたしは立ち尽くしていました
横殴りの雪を見ていました
寒くはないのに見惚れて
震えるように涙を流していました
自然は当たり前の営みで
人に感動を与える
容易く涙を零させる
わたしも誰かを感動させたい
そんなことを思うのでした
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
しかし矢印からは逃げられないウスノロであった。。。
774 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/04/13(月) 07:37:40
今日も天気は最高ですかー、はい、最高ですね
日差しが熱いです。はい、そうですね
熱心な矢印さん、見てくださってありがとう
では、ぽっちり
逃亡者
晴れた空
最高の天気
今日は向かい風
わたしは背を向け
全力で逃げる
追いつかれてなるものか
逃げる逃げる
とにかく逃げる
無心で逃げまくる
追いつかれてはたまらない
ヒノキの花粉
最後の季節まで逃げ切ってやる
775 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/04/14(火) 06:17:47
今日は雨。しっとりと草花の匂いを運んでくる
こんな雨もたまにはいいですね
少し色っぽいわたし、足跡を残しておきます
雨
しっとりとした大気を吸い込み
わたしはポストに向かう
僅かな間の道を早足で歩く
ポストから新聞を引っつかみ
離れようとした足もとに
小さな花を見つけた
それは黄色くて
雨に打たれて
身を震わせながら
花弁を大きく開かせていた
挑むようでいて
全体に浴びるように
雨粒に打たれていた
慈雨なのかもしれない
わたしは少しだけ
花と寄り添い
雨に打たれていた
776 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/04/15(水) 07:03:13
今日は晴れました。快晴にあと一歩くらいのいい天気
寒くて震える夜が懐かしい。そんな一日を迎えました
さてと、そろそろの時間なのですが、なにも考えていません
ええ、それでも書き込みますよ。ウリャッとね
朝だね
ぼんやり朝日に向かって
朝だね
ぼんやり頭で考えて
朝だね
ぼんやりしたまま
朝日に当たって
背伸びをして
朝だね
考えているようで
考えていない
ぼんやりした時間は
それでも時間で
確実に過ぎていく
ぼんやりって気持ちいい
許可
そういう偽狂気売りで満足しておけばいいものを
778 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/04/15(水) 07:25:05
>>777 ギャンブルとは無縁ですが、なんとなくおめでたいですね
熱心に見ていただいてありがとうございます
では、時間なので
許可
大分よくなっているようだな。更生しろよ。
780 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/04/19(日) 08:15:18
あまり早くないのですが遅まきながら
おはようございます。今日は日曜日
明日は月曜日で少し残念な日曜日です
では、眠い目を擦りながら、ほいっと
日曜日
朝だね
天気いいね
日差しに当たろうか
今日も暑いね
ぽかぽかじゃないね
ぽたぽた汗が出るよ
なんか 頭がぼんやり
眠いみたい
眠いのかな
そうなのかも
おやすみなさい
しばらくお別れ
日曜日
早起きちゃん、萌え〜!
782 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/04/20(月) 21:16:44
>>781 荒らしかもしれません
用心しなければいけません
でも、ですよ。もしかしたら、正直な人なのかも
いえいえ、そんな甘いことを考えてはいませんよ
わたしも、それくらいのことはわかります
でも……
>>781さん、ありがとう
783 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/04/21(火) 06:18:04
今日は生暖かい曇り空
なんとなく気分の晴れない
そんな朝を迎えました
どこかの誰かさん、おはようございます
では、少し切実な何かを、ぽちっと
困っている人
身近に困っている人がいた
わたしは知らなかった
とても明るい人だったから
困っていることを知ったのは
その人が明るく打ち明けてくれたから
わたしにできることは少ない
でも 本気で助けたいと思った
とても真剣だったから
それなのに相手の気持ちを無視してしまった
「ごめんね そんなつもりじゃなかったの」
困っている人は困ったような笑顔で断った
わたしは差し出したお金を引っ込めた
自分の行為が恥ずかしく思えて
謝ることも忘れて泣いてしまった
困っている人は頭を撫でてくれた
困っていてもとても強い人だった
わたしの自慢の人でした
784 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/04/22(水) 07:14:26
ひんやりとした大気の中で気持ちよく目が覚めました
カーテンの隙間からは上々の天気の予感
おはようございます、いつも通りの早起きです
人のシリーズではないのですが、またまた、対象が人だったりします
ほいさっさ、と
あの人
あの人はとても素直
人に言われると
聞いていないフリをして
それとなく聞いている
あの人はとても怖がり
人に言われると
いつもの自信が揺らめいて
聞かなければいいのに
やっぱり 聞いている
あの人はとても下手
聞き方が拙くて
行動の取り方が悪くて
拗ねた姿を全面に出して
それでもちゃんと聞いている
自分に甘くてしょっぱくて
尖って見える
まるいやつ
785 :
名無し物書き@推敲中?:2009/04/22(水) 08:02:16
さとうしおより才能あるね
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
個人名を出し続けて嫌がらせを繰り返すチンピラ残飯であった。。。
787 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/04/22(水) 22:05:03
>>785 ひ、ひゃややあああ、と素っ頓狂な声を上げてしまいました
完全に地雷です。埋まっていません。ポンと地面に置いてあります
非常に危険なのでよいっしょ、と埋めます
はい、処理しました。危ないところでした
ダメですよ、こんなことしちゃ、メッですよ
ふぅ〜、たまには夜の見回りに来ないといけませんね。朝のぼんやりした頭だと、
喜んで踏んでしまうかもしれないです。危ない危ない
では、また
ひっ、ひっ、ふぅぅぅ〜
788 :
名無し物書き@推敲中?:2009/04/22(水) 23:17:08
>ひっ、ひっ、ふぅぅぅ〜
私が彼氏に初めて中出しされた時に思わず出た言葉みたいw
アソコがすっごく熱かった
789 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/04/23(木) 05:49:32
>>788 ひっ、いえいえ、なんでもありませんよ
今日は早朝からほんのりと生臭いです、
などと呟きながら、元気におはようございます!!
周囲をキョロキョロで、ぽちっと
最近では朝の五時でも明るい
今は五時半を回って
浮かんだ雲に紅をさす
夕方のような穏やかさに
深夜のような静けさが
混在になって広がっていた
早朝にはふたつの顔がある
早起きちゃんにもあるのかな
わたしはわたしに問いかけて
そっと胸のうちで囁いた
それは秘密だよ
790 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/04/23(木) 05:55:04
ひっ、のせいなのか、タイトルを忘れてしまいました
『早朝のわたし』
と思っていてください。キョロキョロ、ダダダダダッと逃走します!
791 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/04/23(木) 21:53:54
早朝ではないのに登場です。みなさん、元気にこんばんは!
モゴモゴです!! では、おまけのぽちっと
言いたいこと
言ってしまいました
言わなくてもいいことなのに
言ってしまいました
頭のどこかが沸騰して
あの人に対して
言ってしまったのです
どうしよう
心で思ってもあやまらない
平気なフリに終始して
涼しい顔で ふんふふん♪
鼻歌などでごまかします
だってあの人に
言ってしまったのですから
どうしても
言いたかったのです
言ってもいいことなので
言いきったのでした
頭のどこかが発熱して
あの人だから
言いたかったのです
わたしはあなただから
言いたかったのです
>頭のどこかが発熱して
>あの人だから
まるで残飯だなククク
こういうことか?
793 :
夜更かしちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/04/24(金) 00:03:42
>>792 いいえ、違います♪
それではみなさま、おやすみなさい
信じる
さっさとキエロ
ウ ス ノ ロ
一生俺の影に怯えるんだなケッ、ざまぁ見やがれ被害者友の会の恨み思い知ったか!
795 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/04/24(金) 06:45:49
>>794 人にはそれぞれ事情があって、なにかに立ち向かっていくものです
あなたもそうなんですね、勝てるまでがんばってください
それにしても今日もプルプルです。夜更かしのせいで瞼が重い
でも、いつもの早起きに戻ったので、元気におはようございます!!
ちょっと独り言のような感じで、ぽちっと
書き言葉
言葉は簡単にウソをつく
書いた人を無視して
受け取った相手を惑わせる
嫌いじゃないよ
この意味がわからない
嫌われてはいないと思いたい
好かれているとは書かれてない
普通とはなんだろう
人によって意味がかわる
簡単な言葉に思えて
とても複雑で悩ましい
人によっては傷つける
好きだよ
そんな短い言葉でいいじゃない
素直な気持ちで伝われば
それが一番 いいんじゃない?
796 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/04/25(土) 07:33:16
激しいです。とても激しくていっちゃいました!
はい、2ちゃんにですね。もう、朝から雨がうるさいんです
土砂降りの中から、おはようございます! では、ぽち
土曜日の早起きの理由
今日は雨
熱心な雨は
屋根を叩いて
みんなを起こす
例外を認めない
強弱をつけて
叩き起こす
わたしも目が覚めました
もう少し
甘い夢の中を
漂っていたかった
戻ろうかな
やめようかな
やめました
一日が長くなった
そう考えればいいのです
素敵な土曜日になりました
でも
連続は許さない
なんてね
797 :
そろそろオネムちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/04/27(月) 22:27:21
今日は眠いです。文字が滲んで見えます。頭もぼんやり続行中
とても疲れているみたい。自覚はないのですが
こんな状態なので詩のようなものも頭に浮かんできません
そうそう、わたしの詩のようなものにストックはないのですよ!
いつも早朝の即興で作っているので、こんなぼんやりさんだと、
輪郭もあやふや。つかみどころのないイメージで形になりません
また、出なおしてきます。早々とおやすみなさい
798 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/04/30(木) 08:55:51
開口一番、元気におはようございます!
穏やかな朝を迎えました。世間ではGW、高速道路の千円などで盛り上がっています、よね?
無免許のわたしには関係ない、ってことはありません。助手席のプロフェッショナルなのです!!
はぁ〜、今日もどこかに行きたいな。鳥のさえずりを耳にしながら、ポチンとね
鳥
わたしは空を眺めている
飛ぶ鳥を見つめている
気持ち良さそうに飛ぶ、
鳥たちを目にしている
思うことはひとつ
鳥にはなりたくない
わたしは高いところが苦手
主食はごはんの方がいい
詩作に耽る行為が好き
長生きできないかもしれない
思うことはひとつ
鳥にはなりたくない
わたしは焼き鳥が好き
だから 共食いはしたくない
わたしは鳥を眺めていたい
だけど 見られたいわけじゃない
思うことはひとつ
――鳥は好き
799 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/05/01(金) 06:23:41
その人は
身近な人が亡くなりました
病気を患っていて
それで亡くなったわけではありません
健康を気にする人でした
何事にも積極的で明るく
それなのに亡くなりました
強い薬の副作用は
その人の精神をおかしくしました
幻覚を見ていたようで
相当に暴れて精神科に隔離されました
拘束具が災いしました
長時間の姿勢が新たな病気を招いて
その人はエコノミー症候群で亡くなりました
持病でないことで亡くなって
周囲の人は悲しんで
わたしも辛い気持ちになって
ようやく わかりました
人の死に方は関係なくて
事故死であっても事件でも
亡くなった その時が寿命だということを
その人は亡くなりました
六十二才の寿命で
その人は亡くなったのでした
取り敢えず800
久々に来たけど、いつの間にかさとうさんいなくなってる
802 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/05/02(土) 05:15:31
>>801 そうですね、最近はさとうさん、ここには書き込んでいません
でも、やめてしまったわけではありません。さとうさんは健在です!
>>771に本人さんの告知がありますよ。よろしかったら、そちらをご覧くださいね
と人の告知をしながらも、ちゃっかりおはようございます!!
今日は早いレベルを超越した早起きで、ふんふふん♪ 的な感じでぽちん、とね
うれしい一日
昨日はわたしだけの母の日でした
わたしは母に食事をプレゼントしました
お昼の会席でした
財布に直撃でした
想像を超えた値段にぶっ飛びました
そっと胸の中ですが
でも 母は美味しい と
最高のほめ言葉で喜んでくれました
うれしい気持ちのまま
わたしは会計に向かいました
そこで出会ったのです
身近で亡くなった人の
縁者の人たちに
子供が騒いでいて 手を焼かせていました
でも その顔は困りながらも笑顔でした
とてもうれしい気持ちで
わたしは母と店を出ました
うれしいばかりの一日でした
803 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/05/03(日) 06:10:26
なんでしょうか、今日は他の板のみなさんが早起きです
いえいえ、わたしも早いのですから引け目を感じることはありません!
はい、おはようございます。過ごしやすい季節になりましたね、ぽちっと
朝を迎えて
冷たくもなくて
暖かくもない
特別な日でもなくて
予定もなくて
なにもないけれども
最新の朝を迎えました
おはようございます
声に出さなくても
なぜか清々しい
いい気分になれて
なにかを予感させる
特別な日になりそうな
最新の朝になりました
思った瞬間
朝は特別な日になりました
もう一度 言葉にしてみる
おはようございます
804 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/05/05(火) 10:54:09
早くもないのに早起きちゃん。朝の挨拶もギリギリでセーフ? ですよね
はい、おはようございます!! なにかしら、焦りを覚える今日なのです
終わってしまう、もう少しで、ゴールデンなウイークが終わってしまう
そんな考えで焦ってしまうのです。桃の穴の小さなお子ちゃまなのです
下品になりきれない、わたしがぽちっと
どうしよう
せっかくの休みなのに
もう少しでなくなってしまう
離したくない
強く思ってもつかめない
もう少しでなくなってしまう
どうしよう
思いだけが強まって
でも どうにもならなくて
勝手に思い悩んで
考えの入り口に戻ってしまう
どうしよう
805 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/05/06(水) 06:38:14
ん、あれ、なんで? 一日の間に板の状態が激しいような……などと気にしてはいけません!
この板は浮き沈みもなく、ひっそりと良い子でわたしを待っていたようです
はい、そうですね。どこかのみなさん、おはようございます!!
GWがああぁぁぁ、の未練たっぷりの水曜日。それでも見得を切って、いよおおぉ、とな〜
一日
一日しかない
そう思えば
焦りが生まれる
一日もある
そう思いたい
でも 焦っている
思い込もうと
がんばるほどに
焦りが生まれる
あなたはいらない子なの
もう 生まれて来ないでね
そんな親はいりません
逆に言われそう
一日を過ごす
なにも思わない
思い入れもない
ただ 一日を過ごす
今日を生きる
806 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/05/06(水) 12:21:29
お昼ごはんの時間ですが、今日は気が重いです
ここのスレ主さんがね、少し苛立っていておかしいのです
そんな時もあるとは思いますよ。精神の浮き沈みには個人差もあるし
あとはほら、創作に関しての論戦は多少、いえ、だいぶですか。言葉が汚くなることはあります
でも、根っこがお互いに純粋だから清々しい気分にもなれます
それがね、今回は作品に対してのことじゃないのですよ
個人を攻撃、そして迎撃の繰り返しでね、かわいそうになりました
目下、目上を取っ払って、本当に悲しくなりました
それは切磋琢磨じゃないよ。ただの罵り合いでなにも生み出さないよ、って
言いたくなって、結局は言っちゃったんですけど……。言う方もね、イヤな気分になりました
なにを生意気な口をきいているのだろう、って
今日の創芸板は荒れています。そんな気分が、そう見せるのかもしれませんけど、荒廃しているように思えます
ねえ、がんばりませんか? 創作の場所で。憎まれ続けた世の中に認めさせましょうよ、自分の創作の力で
他人を憎む時間を増やすより、創作に時間をかけましょう
子供のわたしが言いました。上げても仕方ないのかな、と思いながらもそうします
この言葉が、文章が、誰かの目に留まって活用されればいいなあ、と想いながら
またね
807 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/05/06(水) 14:33:08
意外でした。800ゲットだぜ、ひゃっほおおさんも、
こんなところに目を向けているなんて。本当に驚きました
なにか書き込んでくれればいいのに。そんな思いもありますが、
それこそ、人それぞれなわけで誰に対しても強くは言えません
少し、いえ、口数が足りませんでした。相当にお調子者に見える、
やべ俺、800ゲット、ちょ、すげ、俺っち女神に愛されすぎ、
などとケータイに向かって文字を打ち込みながら呟いている(想像上)、
あの人でも強要はできません
でも、やる気は出ますね。わたしは創作で会話する
それでいいと思いました。今日は時間帯を抜きにして、
ダラダラと書いていくのもいいかも。そんな一日を過ごしています
(ΦωΦ)<ふふふ、みてますよ
809 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/05/06(水) 14:51:20
(ΦωΦ)<ふふふ、みられていたようですね♪
810 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/05/07(木) 06:28:49
雨脚は強くないけど、シトシトと降っています。見られていますか、見られていませんか
そんなことはどうでもいいのです! はい、おはようございます!!
全国のみなさんの涙雨の中、今日もカラ元気を吹かして、ぶおおおん、とね♪
あの子
最近 殻を背負った
あの子を目にしません
自然界でも厳しいのか
厳しいのでしょう
あの子がいました
自然界も不況のようです
貧しいのでしょうか
ひもじいのでしょうか
あの子はのろのろと
移動していました
背中の家は奪われて
情けない姿になって
でも きっとがんばって
家を取り返すことでしょう
あの子は元気に
柵の上を這っていました
がんばれ 家なしの
カタツムリさん
フフフ
812 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/05/07(木) 06:37:09
>>811 ククク、の人に似ていると思うのはわたしだけ?
許可
永遠に躍らせて差し上げる、ククク
なんてね♪
そう、その人です。
最近彼がかわいくてかわいくて。真似したくなります。
おはよう残飯
815 :
ちぴっとオネムちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/05/07(木) 23:15:05
>>814さん、こんばんはで、おやすみなさい
あなたが思う勝利の日を願っています
じゃあね
ワロタw
817 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/05/08(金) 06:21:32
笑顔はいいことです。わたしもどこかの宣伝文句ではないですが、
笑顔の文章でいきますね。心がマックマックします。それはもう、満面の笑顔なのです!
明日を思うとうれしくて、では、ぽちっと
きれいに
雨上がりの早い朝
洗いたての空気は
どこまでもきれいで
吸い込むわたしを
きれいにする
わけはないのです
そんな気がするだけ
世の中には迷いが
とても多くて
人々を悩ませては
透明な森の迷子に
なるわけはないのです
すべてをきれいに
表現はできて
すべてを現実で
否定が可能で
ありきたりな道は
絶対に認めない
普通は居心地が悪い
わたしの拠り所
818 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/05/09(土) 06:29:04
あ、んん……うんん…やめて…まだ、もうちょっと…だか、ら、ね
もおおおおぉぉ、じっとしてられない!! 今日は絶対幸福日の土曜日です
習慣とかではありませんよ、絶対です!
がまんできないわたしのままで、おはようございます!!!
気合十分の、ぽちっとおおおおぉ
選びたい
なんか違う
簡単に手に入る
それは違う
なんかね
忘れてたんだけど
賞をもらったの
でもね なんか違うの
欲しかったはずなんだけど
それで一週間はね
小躍りで過ごしたんだけど
なんか違うの
うれしさが持続しない
なんでかな
簡単に手に入ったから?
もう少し 苦労がしたかった?
そうなのよ そこの部分を大事にしたい
苦労の期間が選べたら
それがいいかな
ずっと苦労はイヤだけど
好きなことのように
苦労の長さも選びたい
そんな苦労をしてみたい
819 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/05/09(土) 11:11:54
早起きちゃんのプチもにょもにょコーナー、なんてものはありません
こんなわけのわからないことをいうくらいに、実は今日の予定がありません
幸福日と断定している割になにもない
のんびりできることが幸せなのよ、と
それはわかっていても、目的がないのは焦ります。無駄に時間を過ごしているんじゃないの、
とプチ自問にブンブンと頭を左右に振りました。ええ、自分の葛藤を全否定してやりましたよ
その結果、やっぱり暇なんですよね〜。誰かを呼ぼうか、自分が行こうか、どこに行こうか、流浪のお散歩に挑むか
まあ、そんな大げさなものではないけれど
みなさんは晴天の今日(地域にもよるけど)、どこに行きますか〜(画面に耳を向けています)
820 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/05/09(土) 11:33:56
なにもないのに、おなかだけがグーと言います。ああ、あの人はどこに
思いだしてはいけません。物悲しくなりますから
そこで手作りのサンドイッチを持って、お山に行くことにしました
麓にはちょっとした広場があってトイレも完備。駅のようないじわるはありません
紙も用意してあります。あ、でも便座に座るようにウエットティッシュも持参です
では、みなさん。良い休日をお送りくださいね〜
821 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/05/10(日) 07:19:39
遊び疲れてまだ眠い。でも、朝なので礼儀正しくご挨拶
みななん、おにゃよーごにゃいまにゅ、とこんな感じ
それもまた面白いかな、のもにゅ、のね〜
昨日の天使
昨日は公園で
天使を見つけたよ
人工的な川に
黄色い声の
天使を見つけたよ
昨日は暑かったから
羽を休めに
訪れた天使たちが
ぽっこりおなかの水着で
遊んでいたよ
わたしは木陰に座って
足だけを水に浸し
天使たちを見ていたよ
仲間に入りたくて
少し 足を動かして
子供っぽく振舞って
でも 天使にはなれなくて
細めた目で 天使たちを見ていたよ
822 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/05/11(月) 06:17:09
今日もれんきれす。れんきれんかいらろれす!
みららん、おはのーごらいらす!!
目が覚めたら、こんな感じの鼻づまりでした
少しぼんやりした頭で、ぽちっとね
世界を変える
息苦しい世界
たぶん 息はしている
でも 息苦しい
首筋に手をやると
冷たい汗の粒
どこかを泳いだような
そんな息苦しさの跡
まだ 息苦しい
世界が息苦しい
溺れてしまう前に
わたしは決意の証を
寝ながら手にとって
息苦しさに逆らい
大きく息を吸い込んで
ち――――――ん!!
世界を覆した
わたしは勝ったのだ
丸めたティッシュを握りしめ
誇らしげに立ち上がる
でも 握った手が濡れちゃった
823 :
白山 ◆TzmjaOEYls :2009/05/11(月) 21:50:39
早起きさん、本心で申し訳ないと思っています
サワヤマさんがここを注視しているということだけで
上に浮上させることをご容赦ください
サワヤマさん、わたしはいつものところで待っています
よろしければ、目にした段階で立ち寄っていただけませんか
少しだけ、意見交換をしたいと願っています
よろしくお願いします
824 :
白山 ◆TzmjaOEYls :2009/05/11(月) 21:52:42
慣れていないせいでしょう
上げるのを失念していました
では、サワヤマさん、目にした時にはいつものところで
825 :
名無し物書き@推敲中?:2009/05/11(月) 23:17:25
出てこい、サワヤマ
826 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/05/12(火) 06:15:11
>>823 いいですよ。だってわたしがほぼ毎朝あげているのですから
それとなにやら、八百ゲットさんが楽しくなさそうなカクレンボをしているようです
などと気にしてもどうしようもないので、はい、おはようございます!!
今日も肌寒い中、ぽちっとね♪
物差し
わたしの中の物差し
ちっちゃくて少し曲がっている
あなたの中の物差しとは
たぶん 少し違う
メモリが違っていて
長さも同じでなくて
わたしと違った方向に曲がっている
物差しにはいろいろあって
形も不揃いで 不確かで
それなのに自分にはそれが基準で
時に衝突があったりで
もう 大変
そんな歪な物差しだけど
わたしだけの物差しなので
これからも使っていきます
もう 大変なんだけど
これからもよろしくね
わたしのちっちゃな物差し
おはようございます。
お騒がせしてすみませんね。
828 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/05/13(水) 06:08:31
お、ひっ、おおおはようございます!!
今日は頭の上の方がブンブンします!! ただいま、続行中なのです!!
見たくはないのですが、そろりと見上げると、蜂のようです
と、とっても黒くて大きいのぉ、あなたちょっと、大きすぎぃ〜
精神が壊れそうです。クマンバチっぽいです。刺されると痛いです
あ、ダメ。朝から、そんな、そんなとこぉ〜、と色っぽく言ってますが、
本当はかなり危ない状況です。書き込みが終わったら、速攻で追い出しにかかります
そんな、ひっ、ぽちいいい!!
ブンブン
頭がブンブンします
否定のつもりで
頭をブンブンします
それでも聞こえてきます
上空で威嚇するかのように
ブンブンします
わたしは長い物を探します
ブンブンするつもりです
朝から疲れそうな予感です
わたしはブンブンします
相手もブンブンします
揃ってブンブンします
決死のブンブンなのです
829 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/05/13(水) 06:12:10
>>827 は、早いですね。お仲間さんになれそう、ひっ、です
実はですね、上の内容の通り、部屋の中を蜂が暴れています
ひひっ、なので返信はできませんが、気にしないでね
で、で、では!
830 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/05/13(水) 06:42:55
お、おお、おおお、おめでとうございます、わたし!!!
蜂の追い出しに成功しました。わたくしは無事に戻って参りました
でも、どこから入ってきたのかな。窓は開けてないし、不思議です
あまりにうれしくて、書き込んじゃいました
それでは、行ってきまーす
831 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/05/14(木) 04:24:24
なによ、もう朝なの? 少し寒いけど、うう、朝だから仕方ないのかな
でも、なんか暗いんだけど……時計を見ると…うん、まあ…四時は……朝のうちだよね
外は真っ暗ですが、おおおおはようございます!!!
もうね、いいんです。ぽちっとしますから
世界は
外は真っ暗
朝と言えるのでしょうか
バイクの音がします
朝と言っているのでしょうか
まだまだ 外は真っ暗
朝ではないのです
通り過ぎたバイクは戻ってきません
静かな今は朝ではないのです
朝のようで 朝じゃなかったり
思えば朝になり 夜になる
世界は思えば どうにかなるもの
いえいえ 外は真っ暗
最後に思ったのは
『物事には限度があるよね』
その通りなのでした
おはようございます
833 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/05/14(木) 05:07:12
>>832 眠りたくても眠れない。いいえ、眠らせない。外は明るくなりました
ただいま、ネット徘徊中の早起きです。サワヤマさん、おはようございます
早いですね。どうか、したんですか?
834 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/05/14(木) 05:22:10
上の方の楽しくなさそうなカクレンボの影響でしょうか
わたしにはわかりませんけど、だからなにも言いません
とか言ってますけど、自分で言っちゃってます
>どうか、したんですか?
こ、これはですね、今日のわたしと同じなんです!
寝るのが早すぎて目が覚めた、みたいな理由があるんですよね、ということにしとくのです
だって毎日は毎日、同じような毎日の顔して毎日が違うのですから
うーん、なに言ってんだろ、わたし
僕は睡眠時間が極端に短いんですよ。
カクレンボというより、砂遊びですね。
疲れました。この世には相対的なことを絶対的だと主張する人がいるんですね。電脳は広い。
836 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/05/14(木) 06:20:50
>>835 まあ、あれですね。カクレンボの件に関係があるとしたら、
あの人とは、上のあの人のことなんでしょうね
どのような素姓の人かは知りませんけど、文章からすると、
強者の感じがひしひしとします。でも、無礼な感じはしませんけどぉ
ちょっと弱気のフォローを入れときます。そりゃ、そうですよ
ネットの中にはモニョモニョの方も混ざっているのですから
そんな時は、良い経験をした、と思うことです。これだけは絶対なのです、と思うのです!
ね、サワヤマさん♪
837 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/05/14(木) 07:23:52
思った通りです。そんな予感はありました……ね、眠い
やってしまった感がトロトロと煮詰められたくらいに……ね、眠い
この時間帯は地雷原の真っただ中。少しでも横になれば、ドカーン、なのです
それはもう、過去の経験から十分にわかっているのです……ね、眠い
ドカーンを覚悟で眠っても、もしかしたら不発弾の幸運もあるかも……ね、眠い
運を天に無理に押しつけて……眠っちゃう
どうなるんでしょうか……寝る
……ぷひゅるるるるぅぅぅ
838 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/05/14(木) 21:46:53
早起きのキャラは寒い。
もうやめろ。
839 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/05/14(木) 22:04:07
う、むむむ、いきなりのスレ主さんの登場ですけど、
やめろとはどういうことなんでしょうか
この板を明け渡せ、とかいうのでしたら、どうぞどうぞ
わたしは勝手に代理みたいなことをしてただけですから
でも、キャラをやめろと言われても、ちょっと困ります
わたしにどうしろというのですか。存在を否定されてるようで少し悲しいです
840 :
プシケ:2009/05/14(木) 22:48:56
やっほー
さとうしおここに来てる
ここで復活ね!
プシケも移動しまーす
841 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/05/14(木) 22:53:23
>>840 ここで会うのは久しぶりですね
でも、この展開は楽観視できませんよ
さとうさんは自暴自棄になっていて、
話が通じるような状態でない気がするので
842 :
プシケ:2009/05/14(木) 23:57:05
だいじょうぶ
もしかしたら ユリイカ投稿に軸足を移すかもしれないけど
しばらく会えなくても彼にとってその方がいいなら
ファンとしては我慢しなくては
843 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/05/15(金) 00:01:29
それでプシケさんは今後、どうするのですか
ブログは続けていくのですか。それともここで書き込みます?
散々、わたしも書きなぐっていて残りは少ないのですけど
あ、自分で言っていながら忘れてました。どうします、ぷっちゃん♪
844 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/05/15(金) 06:47:48
決める時はひとり
定めた方向に
決意の顔を向けて
力強い一歩を踏み出す
誰もが道を歩んでいく
歩く時はひとり
誰もがたったひとりで
自分の道をいく
たまにすれ違うことが
あったとしても
誰もがひとりの道をいく
歩き疲れることは
よくあることで
休むこともあるけれど
悲しんではいられない
誰もが経験する道をいく
ひたすらに自分の道をいく
立ちはだかる全てを
ひとりの力で越えていく
たまに背中を押されても
ひとりの道を歩んでいく
そうでなければならない
鼓動が止まる その時まで
ひとりの道は閉ざされない
歩けるところまで 歩いていく
その時が訪れるまで
ひとりの道を歩いていけ
845 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/05/15(金) 06:54:38
>>844 タイトルは『ひとりの道』です
たまには泣き言もいいのです。甘えてもいいのです。立ち止まって休んでもいい
ずっと道は続いていて、ふっと目の前から消えるまで歩いていくのです
当たり前のことだけど、頭でわかってはいるけれど、行動が伴わないことなんて
いくらでもあることなのです
胸を張って日常に切り込んで、早起きの人は道を歩んでいきますよ
これがわたしの道だから
846 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/05/15(金) 21:18:13
ちょっと眠いので仮眠します
847 :
熱血ちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/05/16(土) 07:14:23
ウジウジは嫌いです。クヨクヨも嫌いです。ナヨナヨも嫌いです
男は悠然と構えるのです。男は決断力なのです。男はみなぎる力なのです
今日のわたしは熱血なのです。おはようございます!! ぽちっといっとくぜ
なのです
努力なのです
根性なのです
負けん気なのです
不屈なのです
情熱なのです
熱血なのです
粘り腰なのです
度胸なのです
勇猛なのです
気合なのです
豪腕なのです
度量なのです
優しさなのです
労りなのです
矜持なのです
果敢なのです
挑戦なのです
精神力なのです
それら全部なのです
人間はここまでできるのです
ほとんど不可能はないのです
ひたすら進むのです
ひたすら求めるのです
さすれば汝に 与えられるのです
848 :
名無し物書き@推敲中?:2009/05/16(土) 09:47:11
さとうしおがキレてる。ウケるぅううううううう!
甘ったれは励ます必要はないよ。自信満々君がちょっと現実を知って
自分の才能を疑い始めると、すぐああやってごねるんだよ。
ほっときな、何も言わんでもちゃっかり電信柱の陰に隠れてこっちを
うかがってるよ、いじけた目でね。きゃはははは!
849 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/05/16(土) 10:39:57
>>848 それはですね、その、口は悪いのですが……ぐ、ぐぐううぅ
内容は認めなければいけないかも
わたしは、情けなく思いました。情けないのです!!
誰のせいで、そう思うのか。わかりますよね。いいえ、わかるはずです
ふぅ〜、ひとりで興奮していて、ふと虚しくなりました
――バイバイ
850 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/05/17(日) 06:25:04
空は曇っています。雨は降っていません。名残で道は濡れています
空は曇っていて薄い部分に光が見えます。儚い希望は黒雲に覆われて押しつぶされそうです。
勝手に思っただけ、そんなことはないのです。はい、前置きが長いですね
暗雲を吹き飛ばす勢いで、おはようございますぅぅぅぅぅぅ!!
はぁはぁで、ぽちっとね
空
空は曇っている
少し強い向かい風
触れる部分が縮こまる
でも 希望はある
黒雲を突き破ろうと
薄くなったところに
光が突撃した
空は明るくなってきた
黒雲を突き破った光が
地上を照らす
未来を指し示すかのように
結果を見せつける
わたしも動けばいい
今は動く時
明るくなった空に
わたしは思う
立ちふさがる黒雲を
突き破る光でありたい
わたしは名もない空に誓った
851 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/05/18(月) 06:25:25
今朝の空はぐずっていません。がんばって明るくなろうとしています
良い子なので、頭をなでなでしてあげます。はい、おはようございます!!
今日のわたしは元気です。では、いってみましょうか、ぽちっとね♪
空の元気
今朝の空はがんばりました
あれだけぐずって泣いてたのに
今朝の空はがんばりました
今朝の空は明るく振る舞っていました
誰の声も届かないような高いところで
今朝の空はがんばっていました
本当は悲しいのかもしれません
涙雨を降らしたいのをがまんして
がんばっているのかもしれません
今朝の空はがんばりました
時と共に元気になっていきます
わたしも元気をもらいました
たとえ空元気でも それが空の元気なのです
852 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/05/19(火) 05:58:34
季節が春に戻ったみたい。マスクを着けた人たちをたまに見ます
テレビでは大勢の人が競ってマスク。画面が季節を思い出させ、
鼻がムズムズしてきます。そんな早起きが言い切ります、おはようございます!!
今日も元気に、ぽちっとね
流行
流行しています
大流行です
品切れ続出
人々は血眼です
宝探しの域に達していました
ファッションになっています
もはや 不動の大流行
品切れ続出
やはり 人々は血眼です
宝くじの域に達していました
未来に流行らせます
大流行にします
品切れ続出
買えなかった人々は
高熱の域に達するでしょう
退院後に食べたいな
名前は似てるけど
まったく違うもの
生を実感しながら
味わって食べたい
マスクメロン
853 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/05/20(水) 06:45:21
なぜか、朝は寒いのです。でも、負けません。ええ、へこたれませんよ
前置きはほとんどなしで、ぽちっとね
二つの声
もう 疲れたんだよ
じゃあ 休めばいいんじゃない
もっと うまくなりたい
じゃあ がんばってみれば
でも ダメなんだ
なんで 決めつけるの
たぶん 実力が足りていない
じゃあ 実力をつければいいでしょ
違う 才能がなかったんだ
そう思うと楽だよね
どれだけ努力しても賞に届かない
どれほどまわりの努力を知ってるの
なにも知らないくせに
なにも知らないくせに
なにも知らないくせに
なんでも知ってるよ
どうして知ってるんだよ
だってわたしは あなただから
854 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/05/21(木) 05:21:53
過ごしやすい状態で自然に目が覚めました。とてもすっきりした朝を迎えました
しっとりと、おはようございます。こんな日は珍しい。なにかを期待させる木曜日なのです
ぶらぶら
庭に足を向けてブラブラ
クロアゲハが横切るフラフラ
近くの梢ではチュンチュン
蜂が花壇に集まりブンブン
暖かい日差しにウトウト
首が据わらなくてユラユラ
はっと気付いてキョロキョロ
なにもなくて やれやれ
今日のわたしは幸せでした
855 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/05/22(金) 06:34:02
木々で覆われた道は森の匂いがします。夏には強い日差しから守ってくれて歩く人に優しい道でした
でも、その木々には所有者がいました。バッサリ伐採です。帰らぬ木々になりました
そんな物悲しい朝を迎えました。おはようございます、一滴の涙のように、ぽちょんとね
変化
木々に覆われた道には
森の匂いが立ち込め
強い日差しをやわらげる
一日で変わってしまった
切り株に覆われた道に
森の匂いは失われ
強い日差しが肌を刺す
一日で変わってしまった
切り株は墓標のように
歩く人々の目に留まり
強い想いを掻きたてる
一日で変わってしまった
見晴らしの良い道では
上空の鳥がよく見える
切り株は天然の休憩所
一日で変わることもある
856 :
プシケ:2009/05/22(金) 21:05:13
夜の配達人です
さとうしおさんから早起きちゃんへメッセージが書き込まれています
ブログみてね
857 :
プシケ:2009/05/22(金) 21:10:35
858 :
P:2009/05/22(金) 21:25:04
859 :
さとうしお ◆2DyyeqyAyo :2009/05/22(金) 22:33:08
おれが言うのもなんだけど、
プシケ……性格が悪い。
わざわざ伝達することでもないじゃん。
860 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/05/23(土) 06:50:31
>>857-858 どっちもオレンジの生き物に泣かれました。なので直接、ぶっ飛んで見てきました
>>859 チッチッチッ、わかってないですねぇ。プシケさんは優しいのですよ
子供のわたしにも、大人のさとうさんにも、どちらにも優しい人なのです
お節介のギリギリのところを綱渡りする達人なのです!!(褒め言葉ですから♪)
それと、ですね。わたしは、それとなく黒い時がありますよ、っと
はい、おはようございます。どこかの二人に心情を明かす、ぽちっとね☆
言葉に乗せて
白いページには なにもない
善意もなければ 悪意もない
そこにわたしが書き込む
瞬間
誰かに宛てた言葉は意味を成す
励ましの善意があれば
蔑みの悪意もある
どちらの言葉にもウソはない
わたしは言葉に想いを託す
わたしよりも雄弁に語れ
わたしよりも慈愛を説け
わたしよりも真摯であれ
相手に響く声になれ
相手を揺さぶる声になれ
わたしは言葉に乗せて
今日を羽ばたく
861 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/05/25(月) 06:41:06
久しぶりにお友達のところでお泊りでした。電話やメールでは伝わらない話を長々としました
いいものですね、言葉って。はいはい、おはようございます。はいはい、ぽちっとですよ
猫
誰もいない部屋で
猫が走る
少しだけ にゃーん
また 走る
毛づくろいをする
少しだけ おえっと
また 走る
襖をカリカリしちゃダメ
怒る人がいないから
カリカリしちゃう
カリカリする人がいないから
なんでもカリカリしちゃう
家の人が帰ってきたら
きっと 怒られるよ
でも いいの
今はカリカリしたいから
そんな感じでカリカリカリカリ
眺めていたわたしは見えないらしく
いたずらに勤しむ
そんな猫が横切る
全力で走りだす
舞った毛で鼻がムズムズ
わたしは盛大なくしゃみをした
やるな 猫
862 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/05/26(火) 07:53:42
寝過してしまいました。珍しいことです。はい、わかりますね
冒頭から言いわけ、わかっていただけましたね。そう、その考えは正しいのですよ
盗み見で駆け抜けなのです、ダダダダダダッとね!!!!!!
863 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/05/27(水) 07:11:20
最近、季節が後退したみたいに寒いです。どてらが暖かいです
イスに座って足先を擦り擦り、おはようございます!!
白い雲の切れ間から見える、青空を視界に入れて、ぽちっとね♪
帰り道
すっかり暗くなった帰り道
トン、トトン
石の階段を上がります
先を見るとイヤになるので、
足もと近くを
トン、トトン
着いたところで息を吐く
今度は緩やかな上り
ホッ、ホホッ
緩やかな道を歩きます
少し余裕があるので
まわりの景色を見ながら
ホッ、ホホッ
暗いながらも橋の上は高く
吹き付ける風は冷たいです
家の明かりは揺れて
ロウソクの灯火のようでした
季節外れのクリスマス
ほっ、ほほっ
誰かに笑われそう
(続く)
864 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/05/27(水) 07:12:03
(続き)
いつもの道を帰りながら
わたしは家に着きました
見上げた空には星が見えます
暗いほど 星の輝きは増す
なにか決意のようなものが
じわじわときます
よくわからないけど
そんなわたしが ただいま
何という駄文!
ここはしようもない人の集まりだな
実に糞スレの類いとしか表現できない
866 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/05/28(木) 06:37:46
>>865 はい、そうです♪ そんな駄文の集まりの糞スレを目にしてくれて、ありがとうございました
今日は思ったより、寒さを感じません。過ごしやすい朝の中、おはようございます!!
では、駄文の集まりを代表して、ぽちっとね♪
我は
歩いていた道で
ふと足元に目が及ぶ
胴体の太い生き物が
もがくように動いている
翅は無残に引き裂かれ
大空を夢見るだけになっていた
太い触角はフルフルと震え
歩みは弱々しい
我は虫
その主張の通り
蛾のようだった
行く末は暗い
獰猛な二輪や四輪に
未来は奪われるだろう
わたしは砂漠で手に入れた
貴重な水をすくうかのように
蛾を両手に乗せた
(続く)
867 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/05/28(木) 06:40:25
(続き)
我は虫
手の中で懸命に動く
わたしは草むらに運んだ
足場の悪いところで
やはり もがいていた
安全な場所ではないかもしれない
わたしにはわからない
でも 心はほんの少し軽くなった
もう 振り返らない
我は人
俄かに行動するもの
その揺るぎない信念を抱いて
わたしは今日もゆく
868 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/05/29(金) 06:13:10
最近の朝は良い感じ。いつ目が覚めてもすっきり
頭の血の巡りは、まあまあです。基本性能がちょっと、アレなので……
少しへこんで、おはようございます!! 朝食前に召し上がれ♪
朝食の風景
白い卵は まんまの卵
皿の上に乗っています
指で押すと狭いところを転がります
なんか 邪魔なのです
でも パンの前に食べてはいけない
むいた殻が余計です
わたしはパンに取り掛かる
皿には卵だけが乗っている
茹でられただけのくせに
いっぱしの料理を主張します
本当に生意気なので
皿の中でガツガツぶつけて
塩かけてムシャムシャしてやりました
そのあと 紅茶で一息
茹で卵は卵料理
869 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/05/30(土) 06:22:03
土曜日はいいです。最高に男前です。もう、来ただけでうっとり
幸せを噛みしめながら、おはようございます!!
なんかいい日の土曜日に、なんかいい感じ(?)のものを、ぽちっとね
クローバー
庭の片隅に白い花
ひっそりと応援しています
元気なお姉さんの
ポンポンのような花で
ひっそりと応援しています
クローバー
目にした途端に
やめられなくなりました
幸運のアレを探して
あっちをウロウロ
こっちをウロウロ
四つ葉のクローバー
腰が痛くなって
しゃがんだ両足が痺れて
それでも見つかりません
ちょっと残念
かなり残念
幸運の四つ葉のクローバー
(続く)
870 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/05/30(土) 06:22:58
(続き)
一帯の空気は油くさくて
鉄を打ちつけるような音がして
黒い川が流れています
電柱の根元に緑を見つけました
クローバーでした
幸運がいっぱいのクローバー
三つ葉のクローバーは
隅に追いやられていました
ほとんどが四つ葉を
平気で越えていました
赤黒い土に目が向きます
たくさんの葉のクローバー
幸運の四つ葉のクローバー
もしくはそれ以上の
見た目が派手なクローバー
街中でひっそりと応援中
恐ろしいなにかを応援中
幸運のポンポンのクローバー
871 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/05/31(日) 06:06:01
昨日のわたしはちょっとハードボイルド。なんか、語感が茹で卵っぽい
タバコなんか吹かしたこともないのに物語の中、思い切り吹かしてやりました
なんか寒くて風の強い朝、おはようございます!! ほんのぽちっとぉ
鳥の声
朝の目覚めは鳥の声
日替わりメニューのように
主役が違う
昨日はウグイス
今日はハト
呑気な声で ぽーぽぽー
それともハードボイルド?
縄張りを声高らかに
宣言しているのでしょうか
ぽーぽぽー
そんな風には聞こえません
のどかすぎます
公園のハトのようです
陽だまりの中のハトだまり
頭を前後にふりふり
尾っぽもふりふり
左右に揺られて歩く背中に
なんの看板も見えません
任侠とは程遠いのです
ぽーぽぽー
とても穏やかな朝でした
とても眠くなる朝でした
872 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/06/01(月) 04:23:28
まあ、なんと言いましょうか。お外は真っ暗です。当たり前ですね。時間が早すぎます
すでに眠気はありません。いいことではあるんだけど、朝食後が怖いですねえ
とんでもない睡魔に、アーレー、とかなんとかで、かどわかされそうです
でも、今は眠くないんですよ。でもでも、小声で言っちゃいます。おはようございます
まあ、一応ですが、ぽちっときますかねえー
決められない
外は暗い
真っ暗ではないけれど
外は暗い
ぬばたまではないけれど
やっぱり暗い
外の大気は冷たい
冷気というほどではないけれど
外の大気は冷たい
身を切るとかはおおげさで
やっぱり冷たい
なににもなりきれない夜は
どちらにも与しないで
真ん中を突き進む
王道のようでいて
道を外れているようでいて
どちらでもいいように思って
勝手に思うことにした
夜は誰にも決められない
ひっそりと王道をゆく
873 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/06/02(火) 05:59:18
今日も朝から良い天気。明日からは悪い天気になるらしい。天気予報が当たればの話ですけど
はい、おはようございます。穏やかな気持ちで、ぽちりますね。はぁい、ぽちっとねぇ
甘くないけど甘いです
頭の先っぽを鷲掴み
引っ張られて
持ち上げられて
寝かされて
次から次へと
手を伸ばし
並べられたものたちは
強い日差しに照らされて
眠ることもできません
とんがり頭のものたちは
三日も雑魚寝させられて
寝返りひとつ 許されない
過酷な過密状態で
ようやく解放されたあと
今度は竿に吊るされる
頭を結ばれ固められ
真の解放を待っています
風に吹かれて待ち侘びます
カレーの日
多数が自由になりました
切り刻まれて鍋の中
押し合いへしあい鍋の中
甘くはないけど 甘い仕上がり
ありがとう 我が家産のタマネギさん
874 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/06/04(木) 07:36:32
少しの間、板を休んでいましたけど、復帰です。いろいろと私情を挟んでありまして。はい、そうですね
どこかの誰かに向かって、おはようございます!! 湿っぽい話ですけど、ぽちっとね
変遷
出会った時は他人だった
彼女に紹介されて
初めて知りあいになった
少し会話をしたあとで
自分の中で格上の
知人になった
しばらくして友人になった
彼女がいなくても
友人として遊べた
深刻な悩みも相談したりで
自分の中では
親友になった
最近 あまり彼に会わなくなった
彼女が訪ねてきても
楽しく遊べない
文字の遣り取りもしなくなって
自分の中では
恋人になった
友達の彼氏なのに
わたしの中では
わたしだけの
彼氏になっていた
875 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/06/04(木) 17:29:30
どこかの誰かに、ただいま。自由気ままな板で、わたしがやりたい放題なのですよ
スレ主さんの了解を得ているので心強いのです
そこで八百ゲットさんの告知も兼ねてペタッとね♪
○●○コテオブザセンチュリー○●○
会 場…… アリの穴
http://ana.vis.ne.jp/ali/antho.cgi 枚 数……5枚〜上限なし
日 程……投稿期間 〜6/6 23:59まで
評価期間 6/7〜6/15 21:59まで(評価出揃い次第終了)
・作者さんは評価期間中一人一票、自作の感想欄に他の作品の中から一作選んで投票してください。
・複数投稿不可。
・二重投稿不可。
・ノンジャンル。
876 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/06/05(金) 00:19:41
宣伝のネムネム一本釣り
おやすみなさい
877 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/06/05(金) 06:16:32
はぁ〜、ポエム大会の期日が明日なのに作品数が伸びないですねぇ、などとぼやきながら、おはようございます!!
次は誰が選ばれるのか、関係のない板で気にしています。こちらはなんの批評もないまま、ぽちっとね♪
自分の畑
わたしは語る
小さな文字の中で
大きく語る
誰かの言葉に対抗して
大いに語る
才能のあるものじゃない
そんなものは思いこみの産物
どこの畑にもありません
仕入れたくもありません
とにかくご遠慮ください
才能は育てるものです
なにもない自分の畑に
願いを込めた一粒をまく
努力と知識を降り注いで
芽を出させるものです
わたしの中にも畑があります
ひっそりと種をまきました
もちろん 懸命に育てています
誰よりも大きな芽を出して
誰もが認める花を咲かせるために
わたしは畑に勤しみます
土の盛り上がりを愛でながら
わたしは才能を育てます
878 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/06/06(土) 07:15:49
のんびりの土曜日から、ひょっこり顔を出しておはようございます!!
階下からトントンの音がします。今日の朝ごはん、和食のようですよ、のぽちっとね♪
朝ごはん
いつもはサクサク
今日はホカホカ
トントンは漬物の出番
そして呼び出しの声
はーい、とわたしは答えて
今日の朝ごはん
赤みその味噌汁を
ずずっとすすり
どこかのオヤジさん
ぷはーと一息
テレビは物騒なニュースを伝え
耳にしながらぷはー
呑気で陽気な食卓を
ママと囲んでいただきます
どこかの目ざましが聞こえて
少し思いを巡らせ
いただきます
もう少しで朝ごはん
呼ばれたので行きますね
わたしの代わりに
お腹が答える
朝ごはんなのです
879 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/06/07(日) 06:21:30
本日は曇り空。ですけど、板により怒号、罵倒にご注意ください
済んだことは流しましょうね、とお姉さん気取りで、おはようございます!!
清き一票を誰に入れようかな、と考えながらの、ぽちっとね♪
山アリ谷アリ
人生は山あり谷あり
そんな言葉を耳にして
ふと思ったのです
どちらが苦しいのかな?
山は景色が良さそうです
達成感が良さそうです
谷は渓流が良さそうです
清涼感が良さそうです
どちらも良さそうに思えます
山アリ谷アリ どれもいい
どこかのアリもありなのです
どんなものでもアリなのです
みんないっしょのアリなので
楽しくやるのもありなのです
山あり谷ありもアリなのです
山あり谷ありがアリなのです
880 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/06/08(月) 07:21:59
やっぱり、人間には向き不向きがありますね。審査員という肩の荷がおりてすっきりです
はい、おはようございます。ではでは早速、ぽちっとね♪
わたし
わたしに幹事は向いてません
ええ 向いてませんよ
向いてません
そのくせ 自分を試すのです
ええ そうですよ
そうなのです
わたしは挑むことに向いてます
ええ 向いていますよ
向いてます
それゆえ 自分を追い込みます
ええ バカですね
バカなのです
向かい風の中を颯爽と
今日も突っ切るわたしです
振りかえらないでゆくのです
それがわたしの代名詞
そうなるまで挑むのです
わたしがわたしになるために
そんなわたしに近づくために
881 :
プシケ:2009/06/08(月) 20:12:23
こんにちわ
いつものプシケです
あたしのブログにコメントくださってありがとう
ちょと忙しくしていたのでご返事遅れてしまいました
ところで
コメント欄の 自分の書き込みの間違いを消すためにダブルクリックしたら
ご返事のあたしのコメントと早起きちゃんのコメント両方が消えてしまいました
←マークを使っても戻りません
一度消すと永久に消えちゃうんですね あそこ
ブログを書いていても ちょっと別なところをクリックしたために
せっかく書いた文が すべて消えてしまったこともしばしば
早起きちゃんのコメントとなると
ま いいか
というわけにもいかず
困っています
本当にごめんなさい
また出掛けて来てくださいね
http://ameblo.jp/pusike/entry-10274449152.html
882 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/06/09(火) 06:48:52
プシケさん、心配はいらないのです。ちょくちょく覗きに行ってますから
それはそうと、ポエム大会の結果が出ましたねー。最優秀賞は二連覇の俺さん、
板違いですけどパチパチパチ!! 惜しみない拍手の嵐をひとりで実演中しています
そして次点はこれまた、変幻自在の詩が持ち味の、なんとあのルート5さん
文字の遣り取りもしたことないのですが、パチパチ、ということで、おはようございます!!
はい、無理やり話を繋げました。わたしも参加しようかな、と思うぽちっとね♪
モジモジ
人の詩に心が動かされる
どの誰の作品でも
すべてが優れて見える
わたしは手元の作品を
そっと後ろ手に隠す
見せたいような
見せたくないような
文字の中でモジモジ
そんな自分がイヤなので
思いきって見せつけて
知らないフリを装います
現実にモジモジを置いといて
文字の中では堂々と
自信を見せつけてやるのです
そんな時に目にする作品に
やっぱりモジモジするのです
文字の中でもモジモジ
モジモジしながらも文字にして
出した後でもモジモジ
モジモジしながら突き進め
883 :
プシケ:2009/06/09(火) 20:07:07
ルート5さんは早起きちゃんなんですね
「私の後ろに道はできる」系はあんまり好きじゃないけど
あのフェ○○○の詩がよかったな
「これが口の中だよ」っていう詩
さとうしおさんの書き込みをさがして
2CHをうろうろした時
どこかで読んだ
ルート5さんだった記憶です
>>883 え、えっとー、その名前を出してはダメですよぉ
それ、わたしと違うんで。え、えっと、たぶん、下の方の板の二人の人のひとりです
そんな内容の書き込みをチラッと、本当にチラッと見ました。もう、怖いことしないでくださいよぉ
もしかしてプシケさん、わたしをさりげなく窮地に追い込んでますぅ?
>>883 勝手に脳内変換なんかして、もう、もう、もう、もう、もおぉぉぉぉぉぉォォォォッッッッ
プシケエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエェェェェェェェッッッ!!!!!!!!!!!
ほんの少し、すっきりしました。なにをさせるんですか
あまりもうもう言わせると本物の牛になりますよ、モォ〜
886 :
プシケ:2009/06/09(火) 22:47:03
ごめんなさい 扱ったテーマが似ていたので
そうだと思い込んでしまいました あたしのお手付きね
よく読むと文体があきらかにちがいます
うーん
もうちょっと精密に読むべきでしたね
早起きちゃん ご迷惑をおかけしました
888 :
プシケ:2009/06/09(火) 23:33:47
889 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/06/10(水) 06:55:46
>>888 そうですか、ありがとうございます♪ ではないのですよ
あ、8の三つ子ですね。おめでとうございます♪ などと言ってる場合じゃないんですよぉ
朝っぱらから、ありったけの勇気を試されています。神様が遠いお空からほくそ笑んでいやがります
そ、そ、そんな勇気で……ぽちってやるぅぅぅぅ!!
絶対勇気
300メートルの断崖絶壁
垂直ではなくてところどころに
凶暴な岩が飛び出て牙を剥く
下を見下ろすだけで足がすくむ
わたしは独り なんの装備もなく
風になぶられ立っている
怖いよ 無理だよ できないよ
そんな情けない状況で立ち尽くす
目を閉じると風が強く感じられた
急に足元が不安定になる
グラグラと揺れた
頭の中は焦りの中で
グツグツに煮込まれた
決断するのは今しかない
いけるよ できるよ 飛び出せる
わたしは目を閉じたまま
その場から飛び込んだ
全身が真下に引っこ抜き
絶対勇気のバカ野郎
890 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/06/11(木) 06:01:34
…ズ……ズズズ、ズズズズズビーーーー、と鼻息が荒いのではなくて
鼻が詰まっています。季節外れの風邪引き予報……確定にはまだ早い
で、でも、ズズズズビビ、い、いひはふいにふぅいでふ、ぐらいには息苦しい
はい、わかりますね。ここまでの文章が伏線になっていますよー、
と呑気な合間におはようございます!!!
作品を投下しないで、ダダダッとね♪
ズ…ズズ……ズズズビ――ズビビビビビ!!!
892 :
p:2009/06/13(土) 22:33:48
おだいじに…
894 :
早起きちゃん ◆qDSA0McZ96 :2009/06/18(木) 04:50:16
沈む 沈む どこまで沈むか 眺めていたい気もするけれど 急浮上!!!!
お、お、おはようございます!!!! 呼ばれもしないのに帰ってきました、早起きです
ちょっぴり寒い朝を迎えています。はいはい、それではぽちっとね♪
意外なことに
自分はだいじょうぶ
健康には気を使っているから
自分だけはだいじょうぶ
それは過信ではなくて
過去に裏打ちされた
今までの常識だったのに
油断をしていたわけでもなく
不摂生をしていたわけでもなく
それなのに恋に慣れていない
生娘のように易々と
風邪を引いてしまったのです
寝込んでよかったことと言えば
ごはんを食べさせてもらって
寝ながら毎日を過ごせて
ダラダラとテレビを見ながら
そのまま眠って また起きて
本を読んでは また眠る
振りかえると なんだかとても
良いんじゃないのかな
895 :
早起きちゃん ◆62Wa02QHCB1m :2009/06/19(金) 16:15:32
もう、早起きでもなんでもなくなっていますが、はい、わたしです!!
サボタージュが癖になったかしらん♪ 暑い日差しに少しまいったわたしが、ぽちっとね♪
小憎らしい生き物
新緑が美しい季節
それは夏
緑が燃えて見えはしませんが
生き物は生き生きとしています
コバエが目もとに寄ってきます
チャンスを狙って飛び込んできます
たまに気まぐれで口の中に入ったり
鼻の穴に飛び込んできます
それはね 自殺行為なのでやめましょう
これはね あなたたちのためなのよ
だからね 飛び込んで来ないでね
ようはね ウットウシイんだよ!
はい ごめんなさい
日中の暑さに自我を保てませんでした
はい ごめんなさいね
コバエは山奥に行ってね
コバエは住宅街に来ないでね
コバエは世の中から消えてなくなってね
だ・か・ら わたしにたかるな!!
896 :
早起きちゃん ◆62Wa02QHCB1m :2009/06/21(日) 06:06:09
ムシムシします。ムシシューマイのような気分。コバエのムシじゃないだけマシだけど、ムシムシします
そんなジメジメした朝から、おはようございます!! 今日も早くに始まりました
では、空元気でぽちっとね♪
いろもの
薄い肌着が身体を
柔らかく締め上げる
口が無意識に開いて
色っぽい声を出す
胸の谷間の汗は
寄せて追い出す
掛け布団を股に挟んで
そのまま擦りつけて
寝返りを打ったり
また 喘いでみたり
胸元をはだけて
前髪を掻き上げる
うっすらと目を開けて
しっとりとした肌着を
仁王立ちで脱ぎ捨てる
とても蒸し暑くて
やってられない
勇ましいわたしが
イスに座って
半裸で にちゃんねる
897 :
早起きちゃん ◆62Wa02QHCB1m :2009/06/21(日) 06:28:19
>>895-896 あれ、トリップがおかしい? なんでかな
いつものものを使ってるんだけど……
898 :
早起きちゃん ◆GkHjnbuZ5w :2009/06/21(日) 06:48:44
>>895-897 どうやってもトリップが元にもどらない(T□T)
そこで生まれ変わることにしました!!
はい、今日からこのトリップで羽ばたきます!!!
気にならない人は気にしないでね、いないかもしれないけど気になる人はよろしくね
ではでは、そろそろ朝ごはんなので♪
こっそりテスト
ひっそりテスト
ъ( ゜ー^)<うん、よくできました♪
902 :
早起きちゃん ◆GkHjnbuZ5w :2009/06/22(月) 07:39:35
今日は雨です。ザーザーです。でも、雨の音は嫌いではないですね
ずっと耳にしていると、だんだん気持ちよくなってきて……二度寝してしまいました
とても危険な状況になっています。はい、おはようございます!!!
では、早速ですが、ぽちっとしません。時間がないのです、バァーイ♪
903 :
早起きちゃん ◆GkHjnbuZ5w :2009/06/24(水) 07:13:55
前置きなしのおはよう、ぽちっと
終わり
言いたいことを文字にして
書き込んでは眺めて
それだけで恥ずかしくて
日記のような行動でいて
懐かしくもある今日でいて
突きつけられた現実でいて
先は長いと思いなおして
書く速度が落ちたりして
終わっていない今でいて
終わったことを考えて
時間だけを奪われて
ぼんやりすることが多くて
困ることが多くなって
珍しく考え込んだりして
なにも答えが出なくて
物欲しそうな顔でいて
なんとなく手を伸ばして
終わりを想像して
また書き込んだりして
904 :
早起きちゃん ◆GkHjnbuZ5w :2009/06/25(木) 08:11:53
非常に切羽詰まった事態から、おはようございますのぽちっとです!!
いざなう
森の入口
小川の流れ
さらさらと
光が行き交う
常世に誘う
それとも惑う
魂にも似た
淡い光の球体
今宵も出かける
独りで向かう
現実のような
常世のような
危ういような
境目に立ち
さらさらと
流れる時間に
蛍とまみえる
905 :
早起きちゃん ◆GkHjnbuZ5w :2009/06/26(金) 06:18:48
今日は余裕です。しゃくしゃくです。涼しい朝でおめめもぱっちり
はい、おはようございますぅ。今日のわたしも元気でぽちっと♪
主役
ホテイアオイ
金魚鉢の定番
ウキクサよりも
どっしりとして
大きな花を咲かせます
薄い青かな
薄い紫かな
大輪の花を咲かせます
わたしの家にも
ホテイアオイ
透明な容器に入れて
窓辺で日向ぼっこ
友達の金魚はいません
初めからいないのです
ホテイアオイ
わたしに買われた
かわいいお花です
906 :
早起きちゃん ◆GkHjnbuZ5w :2009/06/27(土) 07:35:10
今日は生あくび。出そうになっては噛み潰し、クチャクチャとガムのよう
はい、おはようごふぁーいまーふぅ〜。出そうになった魂を飲み込むたわたしです
キングでポップな人のため、かなりの寝不足のわたしがぽちっとね♪
眠気
なんか眠い
そんな時こそ
洗わなければ
ポンと叩いて
取り出して
洗面台で洗います
強く擦らないで
優しく浸す
裏に表に水をかけ
転がすように洗います
目を閉じなくても
すっきりとして
無音の滝の傍にいるようで
とても新鮮
あとは戻して
はめ込むだけ
数回の瞬きで
完全にリフレッシュ
そんな風に眼球を
洗えたらいいのに
妄想に耽るくらい
今日は眠い
まあ、上げてする話でもないので、ここで独り言をちょっとね
シュガポエもついに九百の大台になりました。さあ、どうしましょうか
新しい板を立てるほどではないし、終わってしまえば、物足りない、かな
そこでわたしは発掘に出かけました。創芸板の地下に潜って探検です!!
ふ、ふふ。いい板を見つけちゃいました。何カ月も放置されていて、板の名前もいい感じ
次の居住先に決めました。落ちないように、でも、上げないようにひっそりと更新中
振り返ればわたし、スレ主になったことがありません。ヤドカリみたいにイタカリで、
いつの間にか、スレ主のようになっている。今までのパターンですね
今回もそんな感じです。イタカリの早起きちゃんと命名しようかしら、と思いましたがやめました
どう見ても長いですよねー。はい、お散歩に行ってきます。目や耳を駆使して犬のようになってネタを拾いに
908 :
早起きちゃん ◆GkHjnbuZ5w :2009/06/28(日) 08:33:39
今日は日曜日、のんびりまったりが基本です
おはよーで、ぽちっとー
カエル
カエルの歌が聞こえてきません
むやみやたらに鳴いています
アマガエルの愛らしさもありません
おじさんのように痰が絡んでいます
なにも吐きださないけど
想像だけでごはんが食べられません
川の近くの道では今日も
おじさん達が群れています
駅のホームの喫煙所みたいに
寄り集まっています
そんなカエル達にわたしは
ガーと言ってやりました
ガーと返されてしまいました
ガーとやり返しました
ガーと反論されました
もしかしてわたし
仲間にされたのかも
909 :
早起きちゃん ◆GkHjnbuZ5w :2009/06/28(日) 22:25:07
はあ〜、当たって砕けろで見事に砕けちゃいましたねー
でも、行動した結果ですから、本人さんに後悔はないでしょう!!
では、明日も早いのでもう寝ます。どこかの誰かに向って、おやすみなさい♪
910 :
早起きちゃん ◆GkHjnbuZ5w :2009/06/29(月) 07:16:51
今日は真剣にいろいろと
おはようございますのぽちっとね
漂泊
あの子が亡くなりました
テレビで知りました
心臓移植が間に合わなかった
募金で手術したのに
命の期限に間に合わなかった
あの子の情報が流れていました
やはり テレビで知りました
心臓移植のために募金をしていた
駅前で親族や支援者が集まって
命を繋げるために募金をしていた
助かる命に 助からない命
境目はどこにあるのだろう
昔は助からない命が
今は助かる命になって
本当は助からない命を
現実は助けられる命に
境目はどこにあるのだろう
わかるようでわからない
あやふやな判断の中で
どこに流れ着くのだろう
彼岸の彼方か 現実の寄る辺か
命はたゆたう
911 :
早起きちゃん ◆GkHjnbuZ5w :2009/06/30(火) 06:09:11
雨が降って風が吹いて窓を閉めて蒸し暑くて
寝返りを打ったり掛け布団を投げたり手繰り寄せたり蹴飛ばしたり
眠れたようで寝てないようで目を擦ったりで、おはようございます!!!
わたしは目が覚めたような気分で、ぽちりましたよ、はい!
そんな夜
掛け布団を蹴飛ばす
さらに遠くに押しやる
コロンと転がる
反対に転がる
安定を拒んで
コロンと転がる
しばらくは安定して
少しプルプルしたあと
掛け布団に手を伸ばす
顔にそっと押しつけて
しばらく経ってから
遠くに蹴っ飛ばす
手を伸ばしては
蹴り飛ばす
遠くにやっては引きよせて
とどめとばかりに
ドロップキック
とにかく暑い夜だった
お空の隙をついてやりました。天気の悪い日を避けて青空を狙ってやりましたよ
はい、なんの話でしょうね。おはようございます!! 今日のわたしも元気です
車でドライブ、気持ちよかったですのぽちっとです♪
砂上の人
青い空に薄いベージュ
二色が混ざり合ったところを
小さなアリのような人々が
額に汗して歩いていきます
砂地に足を取られながらも
海岸を目指して進んでいきます
空ではパラグライダーが飛んでいて
空中散歩を楽しんでいました
わたしは砂上の頂上で
風に吹かれて海を見ました
やはり 水平線は丸かった
かなり 陽に焼かれて暑かった
ラクダに乗る人が羨ましい
馬に引かれた乗り物にも
自然に目が行きます
わたしは再び砂上に赴き
一歩一歩を踏みしめました
鳥取砂丘で千夜一夜
そんな気分はもういいです
両足が疲労でだるいのです
913 :
早起きちゃん ◆GkHjnbuZ5w :2009/07/05(日) 07:29:33
上げ忘れました
舞い戻ってきた早起きが、
上へまいりまーす♪
914 :
早起きちゃん ◆GkHjnbuZ5w :2009/07/08(水) 05:55:00
今日も早朝、一番乗りで三日ぶり。外は風が強かったけど、よく眠れました。
はい、おはようございます!!! いつも以上のテンションで、ぽちっとだぜ♪
自然の子
緑のおくるみから出てきた頭は真っ白
まるで年老いた人みたい
雨にも風にも負けないで頭は真っ茶色
まるで若々しい人みたい
逆の人生を送ったあなたにそっと触れて
わたしは胸に抱いて家に持ち帰る
着ているものを荒々しい手で剥ぎ取り
塩分の効いた熱湯にぶち込む
残酷な行為の果て わたしは満面の笑顔
口の中が甘くて優しい気持ちになる
新鮮なトウモロコシはとても美味しい
915 :
早起きちゃん ◆GkHjnbuZ5w :2009/07/11(土) 08:39:02
むしむしします。むしむしすると、虫が出ます。嫌な虫が大半ですけど、かわいいのもいます
一般でダンゴムシは害虫扱いですが、わたしは好きですよ。でも、真下からのアップには耐性がありません
足が、もじゃもじゃなのは勘弁なのです。はい、悪夢のような妄想の中、おはようございます!!!
ではでは、そろそろ、そろりそろりと、ぽちっとね♪
殺し屋
梅雨の晴れ間
虫たちが生き生きとしています
わたしはうきうきしています
手には必殺の殺虫剤
プシューの噴射で一撃なのです
スカッとさわやかコラ・エーワ
おっちゃん気分になれるのです
庭の隅々に目をやります
気分は一流のスナイパー
命乞いをする虫に笑顔でプシュー
程よい汗をかいたところで一休み
庭にイスを持ち出して座ります
たまに腕の蚊を叩き潰します
そんなわたしがあおる
コカコーラのビンの向こう
素敵な青空が見えました
916 :
怪盗沢山独歩 ◆M590ctbPns :2009/07/12(日) 05:36:10
始めに 言っておくが このスレの 1000は おれが とるよ
うふ、うふ、うふふん。わたしは常時、早起きです
1000はどうでしょうね、うふふん、と含みを持たせておはようございます!!!
日曜日はまったりモードで、ぽちり
答え合わせの日々
人のいうことはわかりません
正しいと正しくないでは決められません
世の中の善と悪は ぼんやりとわかります
あとテストの正解と不正解はわかります
だけど分野が国語だと はっきりしません
答えはあるのに納得ができないのです
勝てば官軍 負ければ賊軍 わかりません
時代背景で善と悪が入れ替わる
A級戦犯もわからない わからないのです
日常の小さなことでも悩むのに
大きなことなどわかりません わかりたくもない
確かな一歩を踏みしめて それが正解と思って
わからない中を わかったつもりで進むのです
酷い雨風を薄着でいく時もあるけれど
そんな馬鹿げた行為がわたしであって
わたしだけが わたしに正解を送れるのです
わたしの行動の全てが正解なのです
918 :
名無し物書き@推敲中?:2009/07/12(日) 10:12:28
ここは何か詩を作るところなのか
>>918 久しぶりのお客様。ようこそ、いらっしゃいました〜
ここはですね、前スレ主さんが詩を発表する場所でした
でも、ブログの方に移ってしまったので、今はわたしが主に使っています
すると、なにやら詩のようなものでいっぱいになって、
プチ詩板になりましたとさ、という経緯なのです
たぶん、前スレ主さんは創作文芸の中には詩も入ると思ったのでしょう
ただ、正式になにをする板とは決まってないので、ルールはなくて自由です
板を上げても下げるのを意識しても制約なんか、蹴っ飛ばせばいい
気持ちよく書き込めて、気分的にすっきりできればいいのですよ
920 :
918:2009/07/13(月) 22:19:26
じゃあ、いくつかの詩でも考えてみようか。でも詩というものは、意外と難しい。
なぜならば、長編の小説などは、駄文が多くてもフォローはできるけども、詩と
いうことになると、簡潔で流麗さを備えていないとできないことだ。だから難解。
でも面白そうだね。
921 :
早起きちゃん ◆GkHjnbuZ5w :2009/07/18(土) 07:18:25
また、です。新記録です。ついに放置の期間が一週間を超えました!!
堕落の一途です。ダメな人間の過程を邁進しています
これが人生でなくて良かったと思いながら、おはようございます!!!!
今日は蒸し暑いながらも絶対幸福日の土曜日、張りきってぽちっとね♪
夏のセミ
夏を感じさせる
セミが鳴いていました
鳴き始めはグズグズと
不慣れな様子で鳴きました
たった一匹で頑張るセミに
わたしは耳を傾ける
夕暮れ時のセミの声
夏を感じさせる
または物悲しさを覚える
セミが一匹 鳴いていました
セミが泣いているように
わたしには聞こえました
922 :
早起きちゃん ◆GkHjnbuZ5w :2009/07/18(土) 07:22:02
あれ、一週間は超えていませんでした
日にち、間違えちゃった、テヘヾ(*´▽`)ツ
あと板ではなくてスレですね
どこの、なんの話なのかは秘密なのです
(●uωu)ノメ バーイ
924 :
早起きちゃん ◆GkHjnbuZ5w :2009/07/19(日) 06:38:20
石清水のようにチョロチョロ。挙動不審の人のようにキョロキョロ
人気のあるデパートのエレベーターのように上がったり下がったり
シュガポエのスレなのですけど、気付かない人もいるわけですよ
ふんふん、と頷いたところでおはようございます!!!
今日のわたしも元気です。ありがとう、と謙虚な気持ちでぽちっとね♪
三角帽子
庭の収穫ラッシュです
黄色いトウモロコシは甘くて美味しかったです
ミツバや青紫蘇は薬味として美味しかったです
緑色のオクラは茹でて叩くと美味しいと思います
朝の摘んだばかりの三角帽子
食卓に並ぶことになりました
適度の粘りはごはんと仲良くなれます
ほかほかのごはんの上に添い寝して
美味しいところだけをいただきます
一口でわたしは跳び上がりました
急いで水をがぶ飲みしました
緑の三角帽子に別の三角帽子が混ざっていました
そのように喉の痛みが訴える
万願とうがらしのバカ
摘んだわたしもバカ
おかげで目は覚めました
激辛な朝をありがとう 涙目のわたしは言いました
925 :
早起きちゃん ◆GkHjnbuZ5w :2009/07/19(日) 14:53:55
三時のおやつの前に知名度を上げておきましょうか
なにもなしで浮上させるのは芸がなさすぎるので、
わたしの中の恥ずかしがり屋さんを置いていきますね
咲き乱れ
わたしはおうちにいました
なにもかもが嫌になって
ひとりでおうちにいました
お外はにぎやかです
タイコの音が聞こえてきます
陽気な祭囃子にソワソワ
暗い窓から覗いても
なにも見えませんでした
ドン ドン ドン
誰かが来たわけではありません
ドン ドン ドドン ドンドン
瞼の裏にきれいな花が咲きました
夜だけに咲く花々はとてもきれい
わたしの心のドアもノックする
ドンドン ドドンドン ドンドンドドン
わたしは夜空の中に駆け出しました
瞼の小さな世界から飛び出しました
わたしは大輪の花々に迎えられ
負けないくらいの笑顔を咲かせました
926 :
名無し物書き@推敲中?:2009/07/19(日) 21:41:20
結構高尚な面白いところだね
927 :
早起きちゃん ◆GkHjnbuZ5w :2009/07/20(月) 08:20:32
>>926 いえいえいえイェーイ♪ そのような格式張ったものではないですよ
たぶんですけど、文芸板で見慣れない詩のようなものを目にして、
感受性の豊かな心が投影した想いなのかな、と思う次第です
はい、しっとりとした大気の中から、おはようございます!!
照れ笑いを浮かべたまま、ぽちっとね♪
ポツポツ
今日の朝 雨粒の呟きが聞こえる
ポツポツ 耳を澄ましてもわからない
ポポポツ 早口になってもわからない
ポッポー 鳩の力を借りても通じない
ポツポツ 気弱になった雨粒を耳にする
小さな声は聞こえない
大きな声は耳が痛い
とても聞きとりにくい
普通の声が一番
誰の耳にも届きやすい
受け入れられるのか
それはわからない
ポツポツ 雨粒の言葉でわたしが呟く
ポツポツ 普通の声でわたしが呟く
ポツポツ 雨粒も話に加わって
ポツポツと朝から話をしました
加速
929 :
早起きちゃん ◆GkHjnbuZ5w :2009/07/23(木) 06:26:35
嵐のような一夜が過ぎて穏やかな朝になりました
近々、トリップを変えるかもしれませんが、変えないかもしれません
どっちだよ、と突っ込まれそうなところで、おはようございます!!!
秋でもないのにごはんが美味しいです。近所の農家の人が侮れないのです
そんなこんなの、ぽちっとね♪
重ねて
怒りに任せたような夜は過ぎました
一夜ですべてを吐きだしました
毒気はすっかり抜けて
穏やかな一面だけの朝になりました
身近な友人のように思えました
あなたに寄り添ってもいいですか
答えが欲しいわけではないので
そのあとの言葉はいりません
わたしの心はいつでも
あなたの傍に寄り添っていますから
930 :
早起きちゃん ◆GkHjnbuZ5w :2009/07/23(木) 06:35:58
>>928 あまり子供をいじめてはいけません
\(。・ω・)ノメまたねー
はーい。
ばいばい早起きちゃん。
932 :
早起きちゃん ◆HAYA/eBTAA :2009/07/23(木) 18:03:33
前から思っていたのですよ。トリップのこと。これ、成り済ましを防止するためなんですかねぇ
でも、ですよ。わけのわからない英数字の羅列でしょ? 覚えにくいでしょ?
個人を認識するのが難しいと思うのです。なので、しっくりくるトリップが欲しいと思っていたわけです
ずっと使っていたトリップがおかしなことになって、新しいのになっても、どうしても愛着がわかない
そこで探しました。いいトリップを求めてPCをこき使ってやりましたよ!!
じゃじゃ〜ん、ねっ。今度のトリップはいいでしょ、でしょ、んんんん〜?
はい、画面に耳を寄せても意味はないですね。今後は、このトリップ一筋でいきます!!!
また、早朝にお会いしましょうねぇ〜ъ(●゜ー^)
933 :
早起きちゃん ◆HAYA/eBTAA :2009/07/24(金) 07:37:23
新しいトリップで最初の詩作です。清々しいです。たったそれだけのことを喜べる
そんな人にわたしはなっていた!? 自分に軽くビビりながら、おはようございます!!!
爽やかに言葉を奏でます、なんて恥ずかしい言葉で、ぽちっとね〜♪〜♪〜
なんでもない
なにもない早朝を
駅に向かって急ぎ足
なにもない住宅街
なんでもない朝の匂い
気に留めない風景
聞き流すように流れる
なんでもない人々
背広を着込んだ男性
スーツを着込んだ女性
スポーツ少年や少女
みんなを追い抜いて
なんでもない駅で
中年の女性が掃除?
頭の中に少し疑問符
わたしの足音に反応
顔を上げた瞬間
「おはよう」と言われた
「おはようございます」と返した
文字とは違う挨拶
なんでもないことで
心が満たされました
934 :
早起きちゃん ◆HAYA/eBTAA :2009/07/26(日) 09:20:55
空からは雨が降ってきます。雪も定番です。みぞれやあられやひょうも降るそうです
ところによってはオタマジャクシも降るそうです。魚の場合はオカズになるものがいいですね
はい、起きたばかりです。みなさん、おはようございますぅ〜
日曜日で千秋楽で甲子園が楽しみな、ぽちっとね〜♪
暑い夏
わたしは草の匂いの濃い土手を歩いています
風が吹く度に新しい匂いを届けてくれます
カレーの匂いには温かい家族が浮かびます
焼き肉の匂いには腕白な少年が良い感じ
シチューの匂いは新婚の初々しさ
焼け焦げた匂いは通報しなければ
と思いながらもお散歩を続けます
遠くの方から消防車がやってきて一安心
土手は川の氾濫を防いでいるけど
街と川を隔てた境界線は
混じり合わない人間と自然を暗喩しているようで
少し 本当に少しだけ 俯いた気分になりました
わたしは両腕を元気に振って歩きました
応援してくれるような声はグラウンドから
川辺では少年たちが野球をしていました
白球が青い空に飛んでいく
大きな球場に満員の観客
応援に喉をからし 球児と共に泣く
もう そんな季節になりました
わたしは土手を走って帰りました
暑い夏の始まりなのです
935 :
早起きちゃん ◆HAYA/eBTAA :2009/07/27(月) 05:36:42
……あ、やめ……そんな。く、苦し、寝苦しいのです!! 湿度がとても高いのです!!
そのせいで目が覚めてしまいました。はあ〜、そうですか。千秋楽で白鵬が優勝ですか
まあ、順当な結果ですねぇ、と愚痴ったところで、おはようございます!!!
たぶん、誰も起きていない時間帯に言いました。まだ、眠れるかもしれない
そんな二度寝を狙いながら、ぽちっとねー
働く
働きなさい
朝ですよ
働きたくない
まだ 朝じゃない
目が覚めたら
朝なのですよ
夜に目覚めても
それは朝じゃない
外は明るい
朝だからですよ
太陽は出ていない
そんなの朝じゃない
頭の中で意見がぶつかる
いつの間にか
頭は働いていた
936 :
名無し物書き@推敲中?:2009/07/29(水) 11:16:16
ここは短い期間にずいぶんと伸びた。
凄いね。
1年以内にここは終わるかもしれない。
937 :
早起きちゃん ◆HAYA/eBTAA :2009/07/30(木) 06:14:55
>>936 前のスレ主さんのおかげですよ
珍しく別のスレに立ち寄ってからやってきました
今日は朝から青空です。梅雨明けに期待しながら、おはようございます!!
窓を開けるとさわやかな風。いいですね、と思いながらのぽちっとね♪
梅雨に想う
地面を穿つ雨粒
機関銃のように降り注ぐ
逃げ場のない植物が標的
大ぶりの枝を伸ばして守る
木の援護を易々と破り
激しい銃弾が降り注ぐ
一方的に闘いが終わる
硝煙のように霧が立ち込める
微かな緑に生存を確認
空を見上げると福音の兆し
天上からは慈しみの光が
傷ついたものたちに降り注ぐ
すべてのものよ 平等であれ
938 :
早起きちゃん ◆HAYA/eBTAA :2009/08/01(土) 07:12:43
夜に長く起きてると、明りに誘われていろいろなものがやってきます
蛾の大きいのは、お帰りください、と土下座でお断り
そんな中で見つけましたよ、珍しいお客さん。はい、おはようございます!!
一週間ぶりの土曜日です。他の曜日は考えないで、ぽちっとね♪
静かな闘い
夜半まで明るい部屋
机上に向かって三時間
熱い息を吐き出して
わたしは手を休めました
網戸から涼しい風
下側の隅の方には
何かの模様のように
白っぽい物体が
張り付いていました
あれはトカゲに似ている
容姿はイモリに似ている
腹部は赤くないけれど
ヤモリは頭を下に向けて
網戸に張り付いていました
まるで動く様子が見られない
目を離すと動くかもしれません
無関心を装うヤモリに
わたしが張り付いてやりました
一匹とひとりの静かな闘い
939 :
早起きちゃん ◆HAYA/eBTAA :2009/08/02(日) 08:12:08
今日は明るい朝。カーテンを開けると雨でした
狐の嫁入り? と小首を傾げながら、おはようございます!!
すっきりとしない天気が続いていますが、張り切っていきましょう
はいはい、ぽちっとね♪
り詰め
晴れたり
雨が振ったり
止んでみたり
振りだしたり
わたしだったり
あなただったり
立ち止まったり
振りかえったり
おかえりだったり
夕飯でまったり
のんびりしたり
ぐったりしたり
したり顔で言ったり
わけ知り顔をしたり
しかめっ面になったり
ならなかったり
こんな風になんでもあり
940 :
早起きちゃん ◆HAYA/eBTAA :2009/08/02(日) 08:17:36
>×雨が降ったり ○雨が降ったり
>×振りだしたり ○降りだしたり
(;u_u)
941 :
早起きちゃん ◆HAYA/eBTAA :2009/08/02(日) 08:20:21
訂正まで、ボロボロォ〜ヾ(† ▽ †)ノ
942 :
早起きちゃん ◆HAYA/eBTAA :2009/08/02(日) 11:18:11
ん、んん、んんふふふ。このままでは終われません。汚名を返上しなければ
戻ってきた早起きなのです!! おまけの本気のぽちっとねねねえええええ!!!
寄り添って
ベンチに二人の若い男女
向き合うこともしないで
正面の池を眺めている
どちらも何も言わないで
頬を赤く そのままに
行き交う人に目が移り
黙って池を眺めていた
ベンチに下ろした手
彼女の右手が少し動く
彼氏の左手が少し動く
二人の距離を察して
孝行ものの手が動く
二人の距離はなくなった
重なる手は動かない
次第に手は丸くなり
心の中を見るように
しっかりと結ばれた
日曜の午後
目にした光景が
忘れられない
943 :
早起きちゃん ◆HAYA/eBTAA :2009/08/03(月) 07:21:59
梅雨が明けたかのような青空です。雨で洗い流された大気を胸いっぱいに吸い込む
残っていた眠気は頭から消えて、思考まで冴え渡るような気がしてならないのです!
はい、無駄口が多いですね。はいはい、ぽちですね
場面によって
道沿いにある古民家で
日光浴をしていました
たくさんの数は圧巻で
赤ちゃんのようでした
涼しげなゴザの上に
礼儀正しく載っていました
梅の赤ちゃん
丸くて赤くてちっちゃくて
でも 表面はシワだらけ
年寄りみたいで生まれたばかり
梅干の赤ちゃんでした
風向きが変わって頬がすぼまり
微笑ましくも酸っぱくなりました
翌朝の食卓に梅干が出ました
小皿の上で落ち着く姿は
尻の大きいおばさんのようでした
ふてぶてしいので一口にして
モグモグと口を動かすと
痺れるように酸っぱくなりました
梅の大人
一口で食べて 酸っぱいしました
944 :
早起きちゃん ◆HAYA/eBTAA :2009/08/03(月) 07:24:27
945 :
名無し物書き@推敲中?:2009/08/04(火) 01:22:43
健全だね。こうしていつもいつも詩を披露していく様子には
微笑ましさを覚えるよ。
947 :
早起きちゃん ◆HAYA/eBTAA :2009/08/04(火) 06:23:45
>>946 日本の夏、それはお祭りの夏! 小説のお祭りも盛り上がりそうです
今回のわたしはどうでしょう。ここで宣言すると、あとあと苦しくなることも、ふむ
前向きに検討します、というお茶の濁し方でおはようございます!!
今日のわたしも元気です。昨日も元気でした。そんな一日をぽちっとね
大自然の脅威
夏山は自然の宝庫
緑が燃えるという意味がわかります
わたしは山際の急な道に出かけました
湿った空気に木々の匂い
わたしは息を大きく吸いこんで
ふわぁ!? は、はいあ、ふん!
鼻の穴に虫が突っ込んできました
クヌギの木が近くにあって
幹の辺りが黒く濡れていました
蜜に集る虫がウジャウジャです
わたしは速足で通り過ぎました
(続く)
948 :
早起きちゃん ◆HAYA/eBTAA :2009/08/04(火) 06:24:43
高台にやってきました
生まれたての風は
わたしを労うように包んでくれる
横手にはダム湖の翡翠色
見とれて大きく目を開けました
はぎぃぃ、あだ、あだだだだあ!
目に激痛が走ります
小粒の塊が痛すぎます
片方の目は涙で濡れて
取り出したそれは甲虫でした
ようは辺りは虫だらけなのです
わたしは目を細め
か細い呼吸の速足で
とっとと家に帰りました
大自然は侮れないのです
949 :
名無し物書き@推敲中?:2009/08/04(火) 12:21:14
詩のレベルとしては結構高いね。
でもよくこうして枯渇することなく次々とでてくるね。
感心するね。
950 :
早起きちゃん ◆HAYA/eBTAA :2009/08/05(水) 06:25:28
>>949 詩のレベル、わたしにはよくわかりません
詩を書いているみたいなことを言ってはいますけど、
真剣に詩を学問として学んだことはないのです
たまに逃げ口上で詩のようなもの、なんてのを文中に挟んでいたりして
朝ですね。チュンチュンとうるさいです。挟むと言えば、朝食はサンドイッチにしようかな
などの独り言からおはようございます!! 強引に話を繋げてやりました、のぽちっとね♪
なんとなく勇気
わたしの手を見る
赤ちゃんのように手のひらが赤い
小指の付け根に薄い線がある
小学校の頃に彫刻刀で傷つけた痕
木版を掘らないで指を掘っちゃった
五本の指を曲げてみる
爪は亀の甲羅の形で揃っている
全部がちょっと深爪
指を使う機会が多いから
いつまでも成長できない
ちびっ子の指の爪
わたしは軽く握ってみる
みんなが集まって拳になって
わけもなく真上に突き上げると
なぜかわからない勇気が湧き出る
わたしがわたしに励まされた朝
951 :
名無し物書き@推敲中?:2009/08/05(水) 09:42:35
ここは「創作文芸」のオアシスだね。
物凄く健全で晴れ晴れしい印象を受けるね。
952 :
早起きちゃん ◆HAYA/eBTAA :2009/08/06(木) 06:16:13
>>951 ヨ
ヨ_・ξ
ヨ⊂
あ、うん。そうなんだ。こんなので、その、楽しんでくれて……ありがとう
などと、朝からモジモジしている場合ではないのです! このスレでは伸び伸びといきましょう
はい、元気におはようございます!! 人の多さに会話に加われなかったわたしが、ぽちっとね♪
絵文字で生まれて
深夜にいっぱいの人がいて
いろんなことを書き込んで
言葉と言葉がぶつかっていました
わたしも参加しようと
思ったけれどやめました
作った絵文字がかわいらしく
せっかくだから参加して
反応を見ないで帰りました
それだけのために生まれた
彼女が不憫に思えて
この場所で再登場
さびしそうな口元には
わたしだけに見える
小さな とても小さな
笑窪がありました
953 :
早起きちゃん ◆HAYA/eBTAA :2009/08/07(金) 06:49:10
お風呂に入って寝ても朝になると肌がベタベタ。不快指数は百パーセント
朝風呂に行く前に、おはようございます!! お風呂が沸きました、の電子音の前にぽちっとね♪
おわり
なんにでも終わりがある
どうしても終わりがくる
嬉しいと思うことがあれば
悲しいと思うこともある
どれだけ苦しめられていても
最後には惜しいと気持ちが変わる
今のわたしがそうであるように
終わりは惜しいと思っていて
少しだけなら足踏みもいいかも
そんな考えで綴っている
日々の出来事を書き連ねている
それがたまたま 詩になった
954 :
早起きちゃん ◆HAYA/eBTAA :2009/08/08(土) 08:58:55
今日はさわやか。なんて過ごしやすい土曜日なのでしょう。きっと掲示板にいいことがあるのかも
そんなルンルン気分は間違いでした! 朝一番に目にした文字に度肝を抜かれたので、
急いで入れ直しました。お祭り参加希望者の欄にわたしの名前がありましたですよ
ちょこっと言葉がヘンになりながらも、ぽ、ぽちっとじゃけーのぉ
グチ
ちょっと待ってくださいよ
なんでなんですか
それはないんじゃないの
こっちは聞いてないですよ
え、言っていないですって
余計にダメじゃないですか
え、俺は神だから許される?
なんですか、その開き直りは
そのまま天国に帰ってくださいよ
え、そんな○ねなんて言ってませんよ
おかしなことを言いだすから
ヘンな○が入ったじゃないですか
もう、勘弁してくださいよ
書き連ねた言葉で落ち着きました
いつでも助けてくれる文字たちに
感謝の気持ちでいっぱいです
そんなさわやかな気分に
なれるわけがないのです♪
955 :
早起きちゃん ◆HAYA/eBTAA :2009/08/09(日) 07:16:43
雨脚の強い涼しい朝からおはようございます
しっとりとした感じで言いました。状況は変わらないのに気分は変わる
あら、不思議。穏やかな気分で、ぽちっといたします
どこかの空で
雨の中の風はとても涼しい
気持ちがよくて目が細まる
昨日までの嫌なことは
吹かれた風に連れられて
どこかの空を舞っている
わたしを必要としている
強いメッセージに思いを馳せて
風になるのもいいのかも
空に厳格な境界はなくて
誰かがわたしを呼んでいる
どこかの空で待っている
956 :
早起きちゃん ◆HAYA/eBTAA :2009/08/10(月) 07:05:53
固定ハンドルでも偽ることはできます。でも、あの人は書き込んだ内容を実践してくれました
さすがです。わたしは勝手に受け取りました。などと言いながらも、おはようございます!!
ゴトンゴトンと走る乗り物に思いを託して、ぽちっとね♪
告げる時
わたしは駅のホーム
独りで立っている
目の前には電車
開いたドアは誰も拒まない
黙って乗り込めばいい
わたしには出来ない
迷っていた
中の人がこちらを見ている
視線を逸らして
なおも迷っていた
発信を告げる合図
けたたましい音が
胸の高鳴りに便乗する
間もなく電車は走り出す
わたしの迷いを無視して
時刻通りに動き出す
それでも迷っていた、
迷いを投げ捨てた
ドアに向かって
前のめりの一歩を踏み出した
わたしは電車と共に走り出す
957 :
早起きちゃん ◆HAYA/eBTAA :2009/08/10(月) 07:20:52
×発信→○発車
意気ごみを伝える詩だったのに……(/・_・\)やってしまいました
958 :
名無し物書き@推敲中?:2009/08/10(月) 22:02:43
シュガーソウル
シュガシュガルーン。
960 :
早起きちゃん ◆HAYA/eBTAA :2009/08/11(火) 07:43:35
>>958さんへ まあ、元々はさとうしおさんのスレタイなんで
>>959さんへ それはアニメのタイトルのような気がします
首を傾げるような朝からおはようございます!!
嵐のような夜は駆け足でいなくなり、澄んだ空気がおいしいです
でも、お腹は満たされないので朝食にありつきたい、と思いながらのぽちっとね♪
一夜
昨日の夜は酷い暴風雨でした
見えない手が窓を叩いているみたいで
部屋の真ん中で縮こまっていました
そんな状況なのに声が聞こえてきます
激しく泣いているようです
手足をバタつかせた赤ちゃんが頭に浮かびました
いつもと違う夜に怯えているのでしょうか
赤ちゃんの声は外の脅威の静まりと
同調するかのように小さくなってゆきました
お母さんの胸に抱かれて眠る
小さな鼓動が聞こえてくるようでした
もう 怖いことはなにもないよ
優しい気持ちで呟いて
想像の赤ちゃんを胸に抱いて
わたしは深い眠りに落ちたのでした
961 :
早起きちゃん ◆HAYA/eBTAA :2009/08/12(水) 06:13:32
そうですか、なるほど。あと四日になったんですね、なるほど
呟きながらも、おはようございます!! 今日は絵に描いたような青空が素敵です
はやる気持ちでぽちっとね♪
自由
文字が追いつけない
書いている間に離されて
動かす指がもどかしい
窓の外を横目で窺う
空が青い 雲はまばら
それだけのことに
文字が追いつけない
書き連ねた文字を残し
加速した心は空へ
962 :
早起きちゃん ◆HAYA/eBTAA :2009/08/13(木) 07:33:15
昨日は熱くて今朝は蒸し暑い。やっぱり夏だね、と思いたいのですけど夏バテ気味
細い声でおはようございます。しょぼつく目でぽちっとね
刻む
胸に刻んだタイムリミット
残された日にちは少ない
心音が刻むタイムリミット
爆発しないのが唯一の救い
未来に控えるタイムリミット
終わりは始まりの時
タイムリミット
963 :
早起きちゃん ◆HAYA/eBTAA :2009/08/15(土) 06:26:39
今日は寒い。放射冷却現象という言葉が頭に浮かびました
そんなことはどうでもいいと思えるくらい、寒い朝を迎えました
みなさん、おはようございます!! ぽちるのです!
寒い朝
文字通りに寒い
体が震えるくらい寒い
起きたくないのに起きている
キーを打ちこんでいる
もう 横になりたい
はい 横になります
土曜日の二度寝です
惜しい気もしますが
二度寝するのです
それくらい寒い朝
朝食の時は起こしてね
それくらい寒い朝
964 :
名無し物書き@推敲中?:2009/08/18(火) 21:40:13
ここも埋めちゃおうか
965 :
名無し物書き@推敲中?:2009/08/18(火) 21:51:29
もうすぐ終わりですね。
折角灯った火を消すのは
惜しいのですが
何分にも文字数の制約が
足かせとなって立ちはだかります
このような詩を連ねるものが
消えてなくなることは惜しい
しかし世の中には限界がある
最後の日まで灯火を絶やさぬように
967 :
名無し物書き@推敲中?:2009/08/20(木) 08:40:46
今日は早起きでした。
どうして早起きかというと
自宅のガラス窓に大きな蝉が一匹
大音声を張り上げて鳴いていたからです
もうこうして蝉の声を聞けるのは幾日か
蝉の声がなくなるとき
夏は敢え無く立ち去るのでしょうか
968 :
名無し物書き@推敲中?:2009/08/20(木) 09:18:35
>>967 新しい息吹をありがとう
来年までさようなら夏、ですね
>>968 あ、新しい移転先がここにきて、増えてます
む、むむう。実はですね、この創文板の地下にこっそりと
移転先を確保していまして。その、今日もその帰りにここに立ち寄ってまして
ちょっと、無理かも。埋める時には詩のようなものでわたしも手伝います
結構、慣れていますんで。誰かの時もそうでした。まあ、今回はそれで大変でした
それはいいのです! 時間がなくて焦っています!
はい、そんな緩い回答のようなものでよろしく!!
970 :
早起きちゃん ◆HAYA/eBTAA :2009/08/21(金) 07:56:01
上げ忘れました。ついでに上げちゃえ!
あとはお決まりのダダッと書き逃げー
971 :
早起きちゃん ◆HAYA/eBTAA :2009/08/22(土) 16:37:06
こんな時間にやってきました。最近、詩のようなものを書いていないような気がして不安かも
窓枠に切り取られた青い空を横目で見ながら、久しぶりのような気分でぽちっとね♪
青い空
今日は稀な青い空
鳥の姿も見当たらない
青い空は突き抜けた
果ての青さを見せている
ぽっかり空いた青い空
雲を気にすることもない
青い空はなかったように
果ての青さを見せている
なにもないのに青い空
なにかを探しに青い空
見るに果てない青い空
踵を上げて手を伸ばす
指間から零れた青い空
贖罪
汽車は終着駅に到着しました
乗り合わせたやさしいあの人は
これから何処へ向かうのでしょうか
煙の匂いのするホームで
新しい汽車に乗り換えると
あの人はもう居ません
でもポケットの中には
たくさんの宝物がありました
あの人から盗んできました
ずるい私です
ポケットの中に手を入れると
シャンシャン音がしています
私はそれを強く握ります
トゲトゲの角が刺さって
手のひらが真っ赤になります
それでも私は握ります
大切な大切な宝物ですから
973 :
早起きちゃん ◆HAYA/eBTAA :2009/08/24(月) 07:02:03
駅
色々な人と乗り合わせた
賑やかな電車は駅に着き
歩き出したわたし
あの人の優しい視線を感じながら
わたしはひとりで歩いてゆく
改札には向かいません
素通りして階段を上がり
別のホームに来ました
向かいには懐かしい電車
ドアの窓からあの人が見えました
手を振るわけでもなく
ただ窓の外を見ていました
わたしも手を振りません
次の電車がきましたので
わたしの目指す先は遠い
乗り換えの駅から
わたしは遠い終着駅を目指します
974 :
K澤:2009/08/25(火) 04:13:05
車内ではお静かに
あの人は優しくもない
貴君は本當に獨りだらうか
ノスタルジイに浸るのは易い
人の事は言へないが。
手を振る
次の電車等実は存在しなかつた。
遠いかどうかは知らないが
先送りしませう
永遠に
975 :
早起きちゃん ◆HAYA/eBTAA :2009/08/25(火) 06:23:25
>>974 愚作の灯火を評価してくれてありがとうございます
K澤さんは詩も書けるのですね、などと言いながらおはようございます!!
今日は肌寒いです。天気はまあまあなので、良しとします
では、ぽちっとね♪
走る想い
心の中の電車は
心の弱い人を乗せて
一緒に走ってくれる
出会った人々の
想いを託して
一緒に走ってくれる
選ぶ時は一人でも
本当の独りでは選べない
わたしは車中から
そんなことを想うんだ
早起きちゃんってラジオやってたskyさんではないですよね?
977 :
早起きちゃん ◆HAYA/eBTAA :2009/08/26(水) 07:25:05
>>976 違いますけど、期待させたのならごめんね。わたしは掲示板一筋の見せたがり屋なのです!
また、今日の朝も寒いです。もう、夏は終わりなのね。しみじみと思ったところで、ぽちっときます
書くこと
産みの苦しみ
創作では男女に関係なく
苦しめられる
アイデアが出ない
書き出しで止まる
書き上がって読むと
面白くもなんともない
なかったことにしたい
投げ出したこともある
でもね
書き続けている
苦しいのにやめられない
やめたいといつも思っていて
今日もなにかを書いている
義務のように
日課のように
苦行のように
どれでもないように
時に楽しんで書いている
長くはとどまらない
その一時の喜びで書いている
978 :
早起きちゃん ◆HAYA/eBTAA :2009/08/26(水) 07:28:44
掲示板一筋とか言っちゃってますが、公募にも作品は出してます
まあ、そんな細かいこと誰も聞いちゃいないって(u_u;)>
979 :
サワヤマ ◆M590ctbPns :2009/08/26(水) 22:51:27
公募は何回出してるの?
980 :
名無し物書き@推敲中?:2009/08/26(水) 23:14:59
だまれ
981 :
早起きちゃん ◆HAYA/eBTAA :2009/08/26(水) 23:19:13
夜の見回りで来てみれば、上がっていました
久しぶりのサワヤマさんです。どーも、こんばんは
公募のことですが、数は多いですよ。目についたものを書いて適当に出しています
ショートショート、小説、エッセイ、作文もエッセイかな、五行詩、スローガンや標語、
あとは川柳もありますね。雑誌ではコバルト、小説現代、文芸思潮、目についた雑誌、
などに送っていますんで、数は四ケタ行くかも
まあ、それはいいですけど、なんのアンケート?
982 :
◆eu6FcMZ8vE :2009/08/26(水) 23:23:47
>>981 四桁って1000回以上出してんの???
俺全然出したことないや、すげぇなぁ。
何年くらい書いてるの?
983 :
早起きちゃん ◆HAYA/eBTAA :2009/08/26(水) 23:29:46
期間は大したことないですよ。五年くらいかな
984 :
◆eu6FcMZ8vE :2009/08/26(水) 23:35:07
すごいねぇ。書くの好きなんだねぇ。なんか圧倒された。
俺もがんばろう。お返事ありがとう。
はい、またね
わたしは寝ます
名前の通り、朝が早いのでノシ
>>984 あ、そうでした
今度は名前で来てくださいね
じゃあ、カーブさん♪
987 :
カーブ ◆eu6FcMZ8vE :2009/08/26(水) 23:56:25
ああ、専ブラだからコテが勝手に設定されてた。
雑談しちゃってごめんね。詩を書くスレだよね。
ではおやすみなさい。
埋めるか
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犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬
犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬
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詩人
詠わず
犬
壁
犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬
大大大大大大大大大大大大大大大大大大大大大大大大大大
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こそこそこそこここそこそこここそこそこそそそこそここそそこここそ
こそこそそこそこそこそここそそここそこそこそこここそこそこここそ
こそこそそそこそここそそこここそそこここそこそここそそこここそこ
そこここそこそここそそこここそこそこここそこそここそそこここそこ
こそこそそそこそここそそこここそこそこそこそこここそこそこここそ
こそこそこそこここそこそこここそこそこそこそこここそこそこここそ
こそこそこそこここそこそこここそこそこそこそこここそこそこここそ
そこここそこそここそそこここそここそこそこそこここそこそこここそ
こそこそそそこそここそそこここそそこここそこそここそそこここそこ
こそこそそそこそここそそこここそこそこそそそこそここそそこここそ
こそこそこそこここそこそこここそこそこそこそこここそこそこここそ
こそこそこそこここそこそこここそこそこそそそこそここそそこここそ
そこここそこそここそそこここそここそこそこそこここそこそこここそ
こそこそこそこここそこそこここそこそこそそこそこそこそここそそこ
こそこそそこそこそこそここそそここそこそそそこそここそそこここそ
こそこそそそこそここそそこここそそこここそこそここそそこここそこ
のーみそ
もれたー
きもちーね
フーコーフーコーフーコーコーフーフーフーコーフーコーフーコーコーフー
り朝夏ナ白愛蘭姫目よ河石ひ野ナり朝
厚み厚み厚み厚み厚み厚み厚み厚み厚み厚み厚み厚み厚み厚み
厚み厚み厚み厚み厚み厚み厚み厚み厚み厚み厚み厚み厚み厚み
本当に音音音音音音音音音音音音音音音音音音音音音音音音音
技術惰性仕事技術惰性仕事技術惰性仕事技術惰性仕事技術惰性
仕事仕事仕事仕事仕事仕事仕事仕事仕事仕事仕事仕事仕事仕事
國國國國國國國國國國國國國國國國國國國國國國國國國國國國國
おい
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國子> おいおい
_,. -―――- 、
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