未来ワーカー

時は2318年。
我々、人類は労働なしで誰でも生きることができる世界となった。
堂々とニートでも死ぬまで生きていけるのだ。
それは太陽発電のオートメーションシステム
食料の自動栽培、自動供給で食糧危機は解決された。
僕はニートの子孫。2000年代当時ニートでも金持ちだったおかげで
生き延びれた運のいいヤツの子孫だ。
かといって、努力したわけじゃない。
もしくは改造人間に手を染めたわけでもないのに
何の苦労も無く生き延びた家系だ。
名は未来という。さんざん語られた言葉なのに
今更、未来…

「未来、朝よ。おきなさい」
ママが言った。目覚ましは朝９時を表示している。
空間に現れるディスプレイ。僕が念じれば表示してくれる便利なデジタル時計だ。
僕は寝ぼけながらも、まぶたが重いというわけではなかった。
昨日は十分早く寝たから調子いいんだ。
僕は２５才ニートだ。無職だ。
だから、別に早起きする必要もないのだ。

僕の生活を説明しよう。
まず朝起きて、朝飯とコーヒーを食べる。
それから、ごろごろし、バーチャルネット、バーチャルセックス
をして、昼飯と夜飯食って、少し勉強して眠りにつく。
最高の生活だ。
そして、これで経費は０ドル。最高だ。
現在の時代では多くのニートが経費０で毎日の生活を送っている。
しかし、2318年のニートでもできないことはあるのだ。

例えば、人間の発明家が発明したもの
でも、数年後には必ず誰の手にも入る。
あとは生身の女。最近、見たことが無い。若い人間の女を。
バーチャルセックスは何百回と飽きるほどできるのに
人間の女にいまだに価値がある。というか、高騰している。
不思議なものだ。
人類全員の働かなくても生きていけるシステムのおかげで
女も無理して結婚をすることもなくなった。もちろん男もだ。
男女の需要というのはこの時代では同じらしい。結婚率も現在じゃ低い。
人類の３０％くらいだ。
しかし、昔のような生きるために結婚というのはなくなった。
もはや、趣味の一つとなっている。

コーヒー食べちゃったよこいつ

あまり物知らないニートの書いたような厨設定・・・

はやく続き書いてよ