>>109 敵対者と援助者の解釈は、それで俺の考えてるものと完全にイコールだよ。
グレマスの行為項モデルとかいうやつ。
大塚英治の「物語の体操」に載ってるはずだから、暇があったら読んでみると良いかも。
援助者が四ついるというのは、援助者の存在の原因と存在の場所が
主人公の内にあるか外にあるかで、四つっていうことだよ。
原因 存在場所
自己 自己 ……@
他者 自己 ……A
他者 他者 ……B
自己 他者 ……C
@は、悟空みたいに自分の修行の努力によって力を得た場合
Aは、他人によって自分に力が与えられた場合(最長老みたいな?)
Bは、気まぐれで手伝ってくれる人がそれにあたると思う
Cは、主人公が助けてあげた人がお返しに助けてくれる場合(桃太郎の犬猿雉みたいな)
問題を解決する力が、Cだと思ったら@だったー!とか
Aだと思ってたらBだったー! って感じのどんでん返しが
作れるんじゃないかなーと俺は思うわけです。