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1名無し物書き@推敲中?
オール読物に出します。
2名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 16:04:28
ここにのっけるのだとばかり思い、気合を入れてきたのだが。
3名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 18:37:48
フェアリーテイルメゾン。
ここは新宿にあるとあるキャバクラ。
そして私は二十の頃からここで働いて三年目のナツキ。
これまでにいろいろな人間模様を見てきたわ。
可笑しい事や不思議な事。一日中話しても話したりないくらい。
今日は『こーちゃん』のお話。
人にはそれぞれ悩みがあるものよね?
人に話したくても変な目で見られるんじゃないかと思うとなかなか言い出せないもの。
セックスの時なんてそうじゃない? 自分はこうしたいのにとか。でもそれを言ったら相手がどんな反応をするんだろうって考えてしまう時があるでしょ? でもそれって気持ちいいのかしら。
相手にちゃんと伝えれば分かってもらえることの方が多いと思うんだけどね。それが出来ない人がたくさんいることも事実だけど。
あっ、指名のお客さんが来たみたい。
ようこそ――FTMへ。
4名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 18:39:16
薄暗く、妖艶なライトがほのかに照らし出す店内。
出入り口のすぐ横には煌びやかに着飾ったキャストの写真が二十枚ほど貼られている。
みんな可愛い笑顔を振りまいている。
ここ『フェアリーテイルメゾン』――通称『FTM』は新宿のキャバクラの中でもトップクラスのお店だ。
店の名前を聞いた時は大変驚いた。というよりもなにか運命めいたものを感じた。
自分の事を言われているようだったから。
――おっと。そんな事は今思い出すことではない。仕事、仕事。
只今の時間は六時。
開店時間は七時だが雑用係の僕を含め大体のボーイやキャストは店に来て準備をしている。
更衣室の整理をしようと入るとこれからの仕事に向けてキャスト達が忙しなく戦闘態勢を整えている。
ある人は化粧を、ある人はヘアメイクの人に髪型をセットしてもらっている。
この世界ではいかに豪華に見せられるかが勝負らしい。
一方で装備が整った女性は携帯で客を呼んでいる。
「会いにきてよぉ」
背中がゾクッとするほど甲高く、甘い声。
電話先の人は分からないだろうが僕の目には横柄な態度で椅子に座り、タバコを吸っている女性しか見えない。顔の表情が声と一致していない。
「あんた私の事好きじゃないの? 今日来ないなら奥さんにばらすよ?」
 違う方向からはドスの利いた低い声が聞こえる。可愛い顔からは想像できない声とその内容。
 母の紹介でアルバイトとして働いて数ヶ月。この世界の人たちを見ているが僕は未だ慣れないでいる。キャストの客に対する態度と普段の態度の違いは凄まじい。
「こーちゃん!」
 そんないつも通りの異様な空気に包まれた更衣室でドレスの整理をしていると、ドアから僕の名前を呼ぶ声がした。振り向くとこの店のナンバーワンであるナツキさんがいた。
5名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 18:42:59
 胸元が大きく開いた黒のドレスを身にまとった彼女。整った顔立ちにグロスを付けた唇がプルンと浮く。アップにした髪にはキラキラしたラメが施されている。
「名刺入れですか? ロッカーに入ってません?」
「入ってないから聞いてるの〜」
 そう言うと一面にスワロフスキーが散りばめられたシガレットケースから一本タバコを取り出し口に咥え火を付ける。
「ナツキさんはよく物をなくしますね」
「いいから探してよぉ」
 自分で探しなさいと言いたいところだが、そういった事が僕の仕事なので他の女性達に聞いて回る。
「これじゃないですか?」
 鏡の前で出来上がった髪にヘアスプレーをかけてもらっている女性がシルバーの名刺入れを手に取る。何度かその色と形を見たことがあったのですぐにナツキさんのものだと分かった。
「ありがとうございます」
「ナツキさんにコキ使われてるね〜」
「仕事ですから」
 そう言ってその女性から名刺入れを受け取りナツキさんのもとへ。彼女はホールの席で一人、携帯をいじっていた。
「ありましたよ〜。ちゃんと管理してくださいね」
 彼女は何も言わず名刺入れを受け取るとそれを白いポーチにしまった。
6名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 18:46:21
「今日はエースくん、ゼロっぽいなぁ」
 彼女は頭を背もたれにあずけ、タバコの煙を天井に向かって吐く。
エースとは自分が持っているお客さんの中でも人一倍お金を使っていく人の事を言うらしい。
「珍しいですね」
「うるさい」
 何の悪気も無いつもりで言ったのだが何故か睨まれる。
 一見性格が悪そうに見える彼女。しかし、この店に雑用として入り、右も左も分からない僕にいろいろ教えてくれたのも彼女だった。ナンバーワンの彼女は営業中ずっと常に席についている。その忙しい最中何かと僕の面倒を見てくれるのだった。
「ていうかあんた、明日高校の卒業式でしょ?」
 彼女は唐突にそんな事言い、目の前のテーブルに置かれた灰皿にタバコの灰を落とす。
「そうですけど?」
「あんま学校行ってないのによく卒業できたね」
「卒業できる程度には行ってましたから」
「遊んでばっかなのに卒業出来るなんて。高校も楽だね〜」
「遊んでたわけじゃ……」
「じゃあイジメ?」
「違います。制服が……」
「制服? ダサいから?」
「ええ。まぁ、そう言ったところです」
 私服で行ける学校にすれば良かった、と今更ながら思う。
「変なの〜」タバコを灰皿に押し付ける彼女。「それで、卒業したらどうするの?」
「う〜ん。まだ分かりません」
 大学には進学しない。専門も行かない。僕はそんな自分の将来をほんの少しだけ不安に思っていた。まぁ、とりあえずはバイトをして何か夢を見つけられれば、と考えている。
というよりも他に大きな悩みがあるから他の事はどうでもいいと思っているからなのだけど。そっちの方が僕を不安に、そして痛めつけるのだった。
7名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 18:47:38
「キャバで働けば?」
 上目遣いで僕を見る彼女。こうやって男を落としているわけですね。
「何を言ってるんですか」
 灰皿を取り替えながら僕は呆れた顔で返事をする。
「可愛い顔してるんだからさ。きっと売れるよ〜」
「冗談はやめてください。第一この髪型で出来ないでしょ?」
 笑いながら短く切った自分の頭を触る。
「ウィッグ付ければいいじゃん」
「はいはい」
 ぶっきらぼうに言い、彼女に背を向けキッチンに向かおうとすると「そう言えば」と彼女が言った。
「そう言えばアユナは元気にしてるのかな?」
「アユナ……さんですか?」
 足を止め振り返り、彼女を見る。
アユナ――今一番耳にしたくない言葉だった。
「うん。この店辞めてから一度も連絡とってないからさ」
「なんで僕に聞くんですか?」
「アユナと仲良かったから。連絡取ってるのかなぁって」
「知りませんよ」
 店の人は知らない。僕とアユナが付き合っていることを――いや、付き合っていたことをか。
「なんでテンション下がってんの?」
「そんな事ないです」
「もしかしてアユナの事好きだったのぉ?」
 全く悪気は無いのだろう。しかしこの店に来る前にアユナに振られた僕はその言葉で胸を締め付けられる。
8名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 18:48:32
「って、そんな訳ないか」
「そうですよ」
「私もアユナみたいに六本木に移ろうかなぁ」
 アユナが辞めたのは、僕がこの店に入ってしばらくしてのこと。僕と付き合ったことで働きづらくなったからだった。
「この店でもう十分じゃないですか」
「六本木はさらにこれがね」
 彼女は親指と人指し指の先をくっ付け、輪を作る。
「これ以上稼いでどうなるんですか」
 僕の言葉に彼女は笑うだけ。すると後ろから「菊ちゃん」と僕の名前を呼ぶ男の声がした。
「菊ちゃん! お前、明日卒業式なんだからもう帰れ」
店長だった。髪をスプレーでしっかりと固めたおじさんは黒のブランドスーツが良く似合う。母と同い年と聞いたが若い。
「まだ開店もしてないのにですか?」
「今日は日曜だしそこまで混まないだろう。だから帰って明日に備えろ」
「いいんですか?」
「構わない」
「じゃあ、お言葉に甘えて」
 アユナに振られたショックで正直仕事が手につかないでいたのでありがたかった。僕は更衣室に置いたバッグを手にし、店を出ようとした。
9名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 18:50:50
>>1
ギャグか?
10名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 18:52:47
「こーちゃん」ナツキさんの声が掛かる。「なんかアユナとあったの?」
 表情はいつもと変わらない。しかし声のトーンが低い。
「な、何もないですよ。第一連絡もとってないんだから」
「そう」
彼女がタバコを一口吸い、ゆっくりと煙を吐き出す。
「ナツキさん、頑張ってくださいね。新規のお客さんをじゃんじゃん取ってください。じゃ、お先失礼します」
 ドアノブに手をかける。
「私はアユナにはなれないけどさ――」
「え?」
「私だってあんたの事可愛がってるんだよ。悩みとかあったら相談してよね」
「悩みなんて……」
 『悩み』なんて誰にも相談なんかしたことはなかった。母にさえも。誰にも分かってもらえないのだから。
「まぁ、いいや。今度お店であんたの卒業祝いパーティーやるからね」
 そういい残し彼女はホールに消えていった。
 ――ごめんなさい。ナツキさん。
 心の中で彼女に謝り、駅に向かった。

11名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 18:53:20
>>9ギャグとは?
12名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 18:55:40
>>9
ギャグとは?
13名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 18:56:34
新宿駅に着くとそこは多くの人でごった返していた。
よくアユナ――いや、源氏名で彼女を呼ぶのはおかしいか。
しかしもう元カノだしいいだろう。
そのアユナと新宿でデートしたことを思い出す。彼女が『FTM』で働いていた頃は、新宿駅から少し離れたところに彼女が借りるマンションがあったので、泊まりに行くこともあった。
その度にどこをほっつき歩いているの、と母には怒られたけど。
付き合ったきっかけはいいとして、別れの原因の一つは彼女の寂しさからだった。学生の僕と彼女との時間が合う日は少なかった。
そしてそこから徐々に溝が出来始めたのだった。
そしてもう一つ。僕がアユナと付き合っていたことを周りに隠していたことだった。
――付き合っている相手が私だから?
弱い僕を彼女はそんな風に責めるようになった。だけども僕はその場しのぎの言葉を並べるだけだった。
そういった事が一つ一つ積み重なり今日の昼に彼女から別れの電話が来たのだった。
――もうやっていけない。
そう言われ一方的に電話を切られた。その後、僕が何回かけても彼女は出なかった。仕舞いには着信拒否されてしまったのだ。
アユナと出会うまでは自分の気持ちにウソを付いて恋愛をしてきた。しかし、彼女には僕の全てを見せて付き合うことが出来た。彼女が全てを受け止めてくれたから。初めての幸せだったかもしれない。もう二度とそういう人は見つからないのではないかと思うくらいになっていた。
そんな事を思っていると自然と涙が出てきた。
14名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 18:58:06
――カッコわる。
横を通っていく人々がチラチラと見ていくのが分かったのでシャツの袖で涙を拭い、ホームに向かうことにした。
改札を抜けるとすぐの所にある電光掲示板を眺める。
もう五分もすれば湘南新宿ラインの快速電車が来る。
自宅の最寄り駅である赤羽に一番早く到着するようなので足早に四番ホームに向かう。
階段を下りるとタイミング良く電車が到着した。
乗り込んだ車内は比較的空いていたがカップルを見ると胸が痛む。
そういった人たちを避け、僕は湘南新宿ライン特有のボックス席に付いている手すりにつかまる。
この電車は都内の主要都市にも停車する一方で、遠くは群馬や栃木にも行くし、逆に鎌倉方面へも向かう。
だからであろうか、普通列車には見られない二人がけのイスが向かい合ったボックス席が設けられた車両がある。旅行気分と言ったところか。
発車のベルがけたたましく鳴り、ドアが閉まりかけた。すると一人の女性が間一髪のところで車内に飛び込んできたのだった。
息を切らしているその女性は僕の隣に立った。長くサラサラとした黒髪に白のワンピースが映える。気品がある女性だ。
そんな彼女を見ると少しだけ胸の鼓動が早くなる。着ている服、雰囲気は今ここにいる女性なんかとはまるで逆だけど。
アユナと同じ香水をつけているからか、彼女にドキっとしてしまう。
電車が動き出したことで僕は我にかえる。
相当ヤラれちゃってるな。振られたショックかどうかは知らないけれど。隣にいる女性とアユナを重ねてしまっている自分が馬鹿に思えた。
視線を外にやるとそこには新宿の煌びやかなネオンが広がる。自分の心の中とは正反対に明るく輝く。それを見るだけでもまた胸が苦しめられる。しかし、車内に目を向ければ再びカップル。目をつぶるしかないのか。今は全てのものが自分にとってマイナスになってしまう。
乗客が思い思いにおしゃべりをしている中まもなく池袋に到着するというアナウンスが流れる。するとボックス席の奥に座っていた中年の男性が席を空けた。今の立ち位置からすれば隣にいる女性が座るのだろうと思っていたが彼女はどうぞ、といった具合に手を席に向ける。
15名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 18:59:08
マジレスすると習作レベルにも達していないと思うのだが・・・。
オール読物はレベル高いしこんなに冒頭の引きが弱くて描写も荒い話じゃ最初の二十ページくらいで一次落ちにされると思うよ。

あと作者、たぶん女でしょ?
だったら男一人称で書かないほうが良い。すでに違和感ありあり。
16名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 19:10:05
「赤羽で降りるんでいいですよ」彼女に言う。
「そうですか」頭を下げて女性が座る。
電車が池袋に着くと結構な人数が降りた。そして目の前のボックス席も、彼女を除いてガランと空く。
ほんの数秒前のやりとりもあり、何故かそこに座るのが気まずかったので立っていると女性が僕の顔を見て先程と同じように手を前に出す。座らないのかという事だろう。余計なお世話だと思ったが、断るのも気がひけたので彼女に軽く頭を下げ対面の椅子の通路側に座った。
電車が動き出す。
新宿で乗ったときとは一転、車内は静かになっていた。僕は携帯をバッグから取り出しメールをチェックする。そして自分の首を絞める行為だけどアユナとのメールを眺める。  
僕とアユナは頻繁にメールをするほうではなかったので古いメールも残っていた。最初の頃はカップルらしいメールをしていたことに気付かされる。この頃に戻りたい。また涙が出そうになるので携帯を閉じ、顔を上げる。
すると前に座る例の女性が窓を眺めながら泣いていた。涙が頬に伝うが彼女はそれを拭おうとはしない。
「あ、あの〜」思わず声を掛ける。
彼女はチラッと僕を見ると慌てた様子で手元に持っていたバッグの中を探り出す。涙がバッグに落ちるのが分かった。
「ハンカチならありますよ?」彼女に手渡す。
「ごめんなさい」
 彼女は僕の手渡したハンカチで軽く目を押さえる。
「ありがとう。汚してしまってすいません」
彼女が少し赤くなった目を向ける。
「気にしないでください」
「電車で泣くなんて恥ずかしいですね」彼女がはにかむ。「びっくりさせてごめんなさい」
 返されたハンカチを再びバッグにしまう。
「何で泣いてたんですか?」
 知らない人に対してこんなプライベートな質問は馬鹿だと思ったがたまらず聞いてしまった。一瞬、彼女は戸惑った表情を見せたもののすぐにこう言った。
「振られちゃいました」
 愚かなことを聞いてしまったことに深く反省する。しかし、同じ境遇の人が近くにいると思うと妙に親近感が沸くのも事実だった。
「そ、そうなんですか……」
「あの――」彼女が僕の顔を覗き込む。「あなたも泣いてた?」
「え?」
「目が赤いから」
 そう彼女に言われバッグから慌てて鏡を取り出す。そこには目を腫らせた自分の顔が映った。
17名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 19:11:21
「ほんとだ」
「なんで泣いたの?」
 この人も初対面の僕によくそんな質問が出来るなと思った。しかし自分も彼女に聞いてしまったので答えるしかなかった。
「今日振られたから……」下を向く。
「同じだね」
 彼女は再び窓の外に視線を向ける。
「同じですね」
 彼女と間に沈黙が流れる。電車はトンネルに入った。
18名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 19:12:22
「ねぇ――」突然彼女が口を開いた。「あなたが降りるまで慰めあいっこしようよ」
「え?」
「振られた者同士さ、傷の舐めあいをするの」
 口元を緩める彼女。
「僕、赤羽で降りるからすぐですよ?」
「さっき言ってたから知ってるよ」
 何を言い出すかと思えば慰め合いだって。見た目はおしとやかに見えるのに赤の他人にこうもズバズバとモノを言う態度に呆気にとられる。
「慰め合いって言ったって何をするんですか?」
 電車がトンネルから抜ける。
「話し合うだけでいいじゃない? 気分も楽になるはずだよ」
 彼女が手を合わす。
「そう言われても――」
「あなたいくつ?」
 こっちの話なんか聞いちゃいないな、この人は。
19名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 19:13:02
「十八です」
「高校生?」
「はい。しかも明日卒業式。その前日に振られた……」
「そっかぁ。私も明日、独身の卒業式だったんだけどね」
 寂しげに笑う彼女。
「結婚式ですか?」
「察しがいいこと」
「それなのに振られたの?」
 相手は何を考えているんだろう。結婚式の前日に別れを持ち出すなんて。
「ほんとだよね」
 彼女は明るく言う。本当は大声を出して泣きたいだろうに。そう思うと切なくなる。
「相手は男性?」
「その質問おかしいよね?」彼女がクスッと笑う。
「つい……」
「男性。三年間付き合ってた」
「三年もですか」
「うん」
「そんなに長く付き合っていても別れが来るんですね」
「恋なんてそんなもんだよ」
「結婚の話はいつ出たんですか?」
20名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 19:14:09
「一ヶ月前かな」
「一ヶ月? 気持ちってすぐ変わっちゃうもんなんですかね?」
「何が起こるか分からないもの」彼女が肩をすくめる。「でもこの結末は分かってたけどね」
「分かってた?」
「うん。でも私は信じてた」
「その思いを踏みにじられたわけですね?」
「踏みにじられた……か」
「そうでしょ?」
「でも勝手に私が信じただけだからさ。結婚のことも私が勝手に進めてた。ホント馬鹿だよね」肩をすくめる彼女。
「馬鹿だなんて……」
「彼は前々から別れてくれなんて言ってたけど、私は離れなかった。嫌でも離れたくなかったから。私、気持ち悪いでしょ?」
「人それぞれの恋愛観があるからしょうがないですよ」
「ませたこと言うねぇ」
「もう子供じゃないです〜」少し膨れた顔をする。
「ごめんなさい」笑って頭を下げる。「でも一生懸命尽くしてきた。特にこの一年間は……」
「それなのに――」
「しょうがないことだよ」
「そうですかね……」
 僕には彼女の相手の気持ちが全く理解できなかった。そこに、間もなく赤羽、赤羽――そんなアナウンスが流れた。
21名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 19:16:25
「もう降りなきゃだね」彼女が言う。
「そうですね……」
 後三十秒もすれば電車は止まり、扉が開くだろう。しかし、まだこの人と別れたくなかった。単に振られた者同士だから波長が合ったからかもしれないが、誰にも話したことのない自分の話をこの人には聞いてもらいたかった。
「ごめんね。私だけ話して。あなたも元気出して。もしまた会えたら――」
「僕の話も聞いてください」
彼女の顔を見つめる。
「でも、もう赤羽だよ?」
僕の言葉に彼女が困った顔をする。
「いいです。そんなことより聞いてもらいたいんです」
「明日卒業式でしょ? 平気なの?」
「まだ時間もあるし」
「じゃあ赤羽で降りようよ?」
「それはお姉さんに迷惑でしょ? それにこうやって電車の中で話している方がなんか落ち着きますから」
「そう……」
「お姉さんはどこまでですか?」
「久喜って所だよ」
「じゃあそこまで話しましょう」
「久喜まで来るの? 遠いよ?」さらに困惑の表情を浮かべる。
「お姉さんが嫌じゃなければ、ですけど」
「私は全然嫌じゃないけど……」
 電車が止まり、ドアが開く。
「ホントに降りなくていいの?」
彼女は身を少し乗り出しドアを指差す。
「はい」
「そっか」困惑の中にも笑みを浮かべた彼女が元の位置に座る。「まぁ、私もまだあなたとお話したいのは事実だけどね」
ドアが閉まった。
「じゃあ、聞いてください」
 電車がゆっくりと動き出す。
22名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 19:17:11
――聞いてください。
 そうは言ったものの何から話していいのか分からなかった。彼女も黙ったまま。
「赤羽から先に行くの久しぶりかも」
僕は窓の外に流れる景色を眺めながら呟く。
「用事がなければ行かないよね」
彼女が笑う。
「ところでお姉さんはなんで急に泣いたの?」
「振られたからだって言ったよね?」
 彼女の頭にクエスチョンマークが付くのが分かった。
「そうじゃなくて。何か思い出したように泣いてるみたいだったから」
「思い出の電車でもあるからかな」少し照れたように彼女が呟く。
「思い出?」
「何回か私を送ってくれたことがあるの。この電車で……」
「なるほど」
「彼は私と逆方面に住んでいるから遠かったと思うけどね。私は本当に嬉しかった」
「分かりますよ」
「しかもこのボックス席に座ってだったから……なおさら思い出されちゃって」
 そう言って彼女も窓に顔を向けた。窓越しに彼女と目が合う。
「切ないですね……」
23名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 19:17:49
「また私の話になっちゃった。あなたのお話も聞かせてよ」
「うん」視線を彼女に戻し姿勢を少し整える。「僕の相手は寂しがり屋でしたね」
「どんな風に?」
「僕にずっと傍にいてくれって言ってた――」
「ごめん」彼女が言葉を遮る。
「何ですか?」
「さっきから思ってたんだけど。『僕』って可愛いね」彼女が笑う。
「そうですか?」
「なんとなくだけど」
「自分の呼び名なんて自分の勝手でしょ?」
「そうね。小学生のランドセルだって男が黒、女が赤ってわけじゃないしね」
 口元を緩める彼女。
「何ですかその例えは」思わず吹き出してしまった。
「ダメだった?」
 彼女のあどけない笑顔。自分よりも年上なのだろうがその笑顔の中に子供のような可愛らしさが見られる。
「ところでお姉さんはいくつ?」
「二十四だよ。あなたとは六つ違いかな」
「アユナ――元カノのひとつ上だ」
「え?」
 彼女が少し驚いた表情を見せた。何故驚いたのかは分かる。僕は何も言わず彼女の目を見る。すると彼女も何も言わず笑顔を見せてくれた。
24名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 19:20:22
「そっか」彼女が呟く。
「それに顔もどことなくお姉さんに似ていた」
 初めて彼女を見たときに胸の鼓動が早くなったのは香水のせいだけではない。目の前に座る彼女と元カノの顔が少しだけ似ていたからかもしれない。
「私に?」
「だからってお姉さんに興味もったとかはないですからね」
 勘違いされては困るので弁解をする。
「分かってますよ」やさしく笑いかけてくれる。「でもホントいろんな恋愛があるね」
「そうですね。お姉さんは三年間無償の愛を。僕は――」
 そう言い掛けると電車が赤羽と大宮の間にある蕨駅付近で停車した。どうやら線路内に人が踏み入ったらしい。この電車はよく止まるよね、と彼女が困った顔をする。
「すぐ動くといいですね」
「うん。あなたも帰りが遅くなっちゃうもんね」
「いっそこのまま動かなくてもいいですけどね。今の気持ちのまま卒業式に出たくないし」
「それは困るな」
 僕は軽い冗談を言ったつもりだった。もちろん彼女も今までの流れからすると冗談を返してくれるものだと思っていた。しかし声のトーン、表情は暗かった。
25名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 19:21:21
「そんな普通に返されても……」
 何か失礼なこと言ってしまったのではないかという思いに囚われる。
「ダメだった?」
 そう言って再び彼女が笑顔に戻った。
「いや何となく様子が変わったから」
「ごめん、ごめん」
 声の調子も元に戻り安心する。
「でも振られた次の日に卒業式なんてありえないですよ」
僕は肩を落とす。
「良ければお話してくれる?」
 その笑顔のまま彼女は首を少し傾げた。
「気分悪くするかもしれませんよ?」
 僕がそう言うと彼女は無言のまま首を左右に振った。
「僕の恋愛観がこんなだから理想の相手ってのが今まで見つからなかったんです。そんな中、初めて自分の気持ちに素直になれて付き合えた人がアユナでした」
「そうなんだ」
「うん。こんな人がいるんだって思った」
「出会いは?」
「バイト先で、です」
「バイト先って?」
「新宿のキャバクラです」
26名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 19:25:55
「キャバクラって? 高校生が働いていいの?」
 彼女の目が大きく開く。
「十八になってからだったし。違法かどうかは知りませんけど。仕事も裏での雑用でしたからね」
「キャバ嬢じゃないんだ?」
「そんなわけないでしょ? 僕が働けるはずないじゃないですか」
 そう言って僕と彼女は顔を見合わせ笑いあう。
「ごめん。脱線しちゃったね」舌を少しだす彼女。
「働き始めて一ヶ月くらいしてからですかね。ある日のバイト帰りに一人の女性が店の脇の路地でうずくまっていたんです」
「それが元カノさんだったの?」
「はい。どうしたんですか、って声を掛けたら驚いた様子で彼女が顔を上げたんです。泣いてました。化粧もボロボロ落としながら」
「あなたって泣いている人をよく発見するわね」
「そうかもしれませんね。しかも同じような雰囲気の女性をね」
 俺の言葉に彼女は苦笑いを見せ、続けてと言った。
「まずいと思ったんじゃないですかね。彼女は立ち上がってすぐ逃げ出しました。僕は追いかけましたよ」
「それで?」
「すぐに追いついて彼女の腕を掴みました。店に戻りましょうって言ったんですけどバイトのクセにウザイとか叫ばれて。周りの視線が二人に向けられるのがわかったんでとりあえず人気のいないところに連れて行きました」
 振られた相手の話をしていると気分が少し沈む。
「どうしたんですか、って聞いたんですけど、泣いているばかりで何も答えない。しばらく黙っていると彼女は『もう嫌だ』ってつぶやいたんです」
「仕事が辛くなったのかな?」
「僕もそうだと思って聞いたんです。彼女は首を振りました。そして嫌、嫌と繰り返すばかり。僕はそんな彼女を見ていると可哀想にもなり、また愛おしくも感じられた」
 その時の彼女の顔はぐちゃぐちゃだった。店に戻っても到底仕事を出来る顔ではなかった。しかしそんな彼女に心が引かれる自分がいた。どうしようもないくらい。
27名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 19:31:11
「後先のこと全く考えず僕は彼女を抱きしめました。ホント自然に……」
「あなたって大胆ね。それで彼女の反応は?」
「彼女はさらに泣きじゃくって僕にしがみ付いてきた。誰もわかってくれないって彼女は言うんです。
 突き飛ばされると思っていた僕は彼女の行動に驚き、戸惑いました」
「誰も分かってくれないって?」
「恋愛観だそうです。泣きながら話してくれました。
分かってくれると思っていた人に全てを打ち明けたら逃げられたみたいで」
「あなたと同じ恋愛観だったのね?」
 やさしく笑いかけてくれる彼女のその言葉に目が熱くなる。
誰にも分かってもらえない価値観を持ってしまうということ。
自分は悪くはないはずなのに時には白い目で見られることもある。
どんな価値観が正しいのか――。
そんなのは自分で決めたっていいじゃないか。
正常じゃないって勝手に決め付けられる身にもなってみろ。
それがどれだけ辛いことか。
しかしそんな事を思ったとしてもたいてい鼻で笑われるだけ。
同じ価値観を持った人の中でしか生きて行けないのかもしれない。
人生は一回きりなんだから自分の気持ちに嘘をついてまで過ごすことはないはずでしょ。
それが僕の本音なのに……。
世間一般に言うまともな恋愛をしなくちゃダメなのかなという考えが邪魔をするのだった。
28名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 19:35:04
作品を読んでくれと言っておきながら他人の感想にレスしない>>1が一次落ち常連なのは自明の理。
29名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 19:35:06
「うん。僕は全部分かりますって声高らかに彼女に言った。彼女はキョトンとした顔を一瞬見せたけど、すぐ泣き顔に戻った。また彼女を抱きしめました」
 目から零れ落ちようとする涙を必死に止める。
「それが付き合ったきっかけか――」
 彼女がそう言うと止まっていた電車が動き出した。その反動で一粒だけ涙が頬を伝ってしまった。
「よしよし」
そんな僕の頭を、彼女はやさしく撫でてくれる。
 前に座るこの女性と自分との恋愛観は明らかに違うだろう。しかし、彼女は僕を避けることなく普通に接してくれる。
他人に理解してもらえるなんて始めての経験だった。いや理解されるのが始めてなのではない。理解されず気味悪がられることに怯えて人に話せなかったのだ。
 そんな自分の中で封印していた話をつい数十分前、偶然会った女性に赤裸々と語っている自分を不思議に思う。人間の本来持つ勘によってこの人なら話してもいいだろうと思ったからなのか、振られたショックからなのかは分からないけど。
 電車は大宮駅に到着した。

30名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 19:38:35
「大宮か」
 電車が駅を離れていく中、鼻声混じりに独り言を言う。
「思い出でも?」彼女が僕の顔を覗く。
「赤羽より先に行くの久しぶりっていったでしょ? 大宮で買い物したとき以来なんですよ」
「私も大宮の駅で降りることはあんまないかも」
「でも久喜に住んでいるんだったら大宮が一番近い都市じゃないですか?」
「それは馬鹿にしているの? 久喜だって買い物する場所はありますよ〜」
彼女が目を細める。
「そんなわけじゃ……」
「ジョーダン。新宿とか渋谷に行くほうが多いな。あと有楽町とか――」
 彼女は視線を斜め上に向け指を折り、数えるしぐさをする。
「お姉さんってOLさんですか?」
「キャバ嬢に見える?」目だけを僕に向ける。
「いえ、全く」
 自分の中の気持ちが落ち着いていくのが分かる。人と話すとこんなにも気が楽になることを初めて知った。
31名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 19:39:11
>>28
すまんこ
32名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 19:40:52
「話がまた脱線しちゃったけど」彼女は手をひざの上に置く。「それから二人はどうなったの?」
「二、三ヶ月はものすごく順調にいってたんですけどね――」
「何があったの?」
「休みがなかなか合わなくなって。僕には学校もあったから」
「それですれ違いが起こったってわけね?」
「さっきも言ったけど常に傍にいて欲しいって彼女は言ってて。同棲しようって言われました。そんな事は出来ないって言ったんですけど――」
「元カノさんはそれが耐えられなかったと」
「家を出て一緒に住めばよかったかもしれない。でも母を一人置いていくことになるし――」
「お父さんは?」
 彼女が遠慮がちに聞いてくる。
「知りません。物心付いた時にはすでにいなかった。他の女性と家を出て行ったらしいですよ」
「そうなのね」
「その事を彼女に話しても分かってもらえませんでした。私の事嫌いなんでしょ、の一点張り」
「彼女もあなたの事を愛していたからこそだったと思うけど」
「そうかもしれませんけど。でも好きだけじゃ解決できないこともあるんですね。恋愛観が同じでも価値観までもが同じになるとは限らないですしね」
「確かにそうかもね。愛していてもどうにもならないことがあるんだよね」
 そう言う彼女の目は寂しそうだった。
さっきから気になっていたがふとそういった表情を見せる。彼女もまた別れた恋人との過去を思い出しているのだろうか。
33名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 19:42:57
「僕もその場を取り繕う言葉しか彼女に掛けられなかったからいけないんです。それで結局、今日振られたってわけですよ」
「そっか」彼女がやさしい笑顔を僕にくれる。「辛いのに話してくれてありがとう」
「そんな。僕も話したら、気分が少し楽になりましたよ」
「ほら言ったとおりでしょ」彼女が得意げに笑う。
「でも、これからもこういった恋愛をしていっていいのかなって悩みます」
「どういうこと?」
「まともな恋愛をしたほうがいいのかなって」
「まともって何よ?」
「言わなくても分かるでしょ」
 彼女は少し考えてから口を開いた。
「あなたさっき人それぞれの恋愛観があるって言ったじゃない?」
「そうだけど……」
「ならいいじゃない」
「世間体ってやつ? 気になるじゃないですか」
「高校生が何言ってんの。世間体なんて気にしてたらなにも始まらないでしょ」
 少し呆れた顔をする彼女。
「僕の立場にならなきゃ分からないんですよ。この辛さは……」
 二人を取り巻く空気が悪くなっていることに気付く。
また当初の目的であった別れ話を話しつくしたということもありお互い黙り込んでしまった。
そんな中、電車は蓮田に停車した。都内の駅や大宮などと違い、小さな駅だというのに人がたくさん降りていく。
もう話すことはないのでいっその事ここで降りてしまおうかと思ったが、なんとなく尻切れトンボのように思われたため留まることにした。
彼女は何も言わず無表情のまま――いや少し考え事をしているかのような表情で外を眺めていた。
34名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 19:46:26
「ここまで来たのは初めてです」たまらず僕は口を開いた。
「そう」
 さっきまで話していた彼女とは明らかに違った。僕の悩みがよほど辛気臭かったのだろうか、はたまた彼女も僕の話に嫌気がさしたのだろうか。そうだとしても無理のないことだけど。自分から勝手に彼女は理解してくれると判断して、話してしまったんだから。
 そんな事を考えていると電車が動き出した。同時に彼女の口も動く。
「もうすぐで久喜だね」
「話してたからあっという間でしたね」
「うん」
 依然変わらない表情。
「あの、急にテンション下がっちゃいましたけど……どうしたんですか?」
 彼女がその表情のまま僕に顔を向ける。
「やっぱ、ヒキました?」
「全然」
「じゃあなんで――」
「あなたの悩み、お母さんは知ってるの?」
「知りません。言っても分かってもらえないでしょうからね」
「そっか」彼女の顔は再び窓へ。
「何が言いたいんですか?」彼女の言動に少しイラついてきた。
35名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 19:47:19
「私はこの一年間ずっと、周りから彼と別れなさいって言われてきた」
「え?」
「長く続く恋じゃないんだからって」
「どういうこと?」
「あなたは本当のことを話してくれたのにね……」
「お姉さん?」
 彼女の目に涙が浮かぶのが分かった。
「ごめんね。あなた、まだ時間ある?」
 彼女が何を言いたいのか理解できなかったが携帯を開き時間を見る。七時半と表示されていた。
「ありますけど?」
「一緒についてきて欲しい場所があるの……」
 彼女の声が震えている。
「どこですか?」
「家……」
「いえ?」
「彼の……私を振った彼の家に」
36名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 19:48:03
僕と彼女は電車を降りた。
彼女が泣き止むのを待っているうちに久喜駅に着いたのだった。
「私から言っておいてなんだけど、明日卒業式だし帰ってもいいよ?」
「話も良く見えてないまま帰ったら、寝れなくなりそうなんで行きますよ」
「ありがとう」
改札を抜け、ロータリーに出ると彼女はタクシーに乗ると言った。
「歩ける距離だけど早めに済ませたいから」
「はぁ」
 状況が飲み込めない僕はただ彼女の言葉に従うだけ。
「緑団地までお願いします」
 彼女は運転手にそう告げた。
「あの――」
タクシーが発車してからしばらくして、僕は口を開いた。
「分かってる。あなたは全く理解できてないでしょうね」
「その通りです」
「赤の他人であるあなたを連れて行くのは本当に申し訳ないことだと思うけど――」
「僕は別にいいですよ。でもちゃんと事情を話してくださいよ。お姉さんは彼氏に振られてあの電車に乗ってきたんですよね?」
「うん」
「なのに今向かっているのは――」
「そう。彼の家だよ」彼女が呟く。
37名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 19:50:40
タクシーがゆっくりと速度を落とす。「ここでいいですか?」と運転手がタクシーを止め、顔だけをこちらに向ける。
 窓の外には閑静な住宅街が広がっていた。店やビルなどがなく街灯の明かりだけ周りを照らしている。
「ありがとうございます。お釣りはいいです」
 彼女は運転手に二千円を手渡し、タクシーを降りる。僕もそれに続いて降りる。
「まさか振られた腹いせに彼の家に押しかける気じゃ――」
「そんなことしないよ。ちゃんと話をするからまずは向かいましょう」
 夜ということもあり中に人気はほとんどなかった。音もほとんどしない。犬の遠吠えが遠くで聞こえる程度だった。
「ここです」
 そう言って彼女は足を止めチャイムを鳴らした。表札には『上野』の文字。
「裕子です」
 チャイムに向かって彼女が言うとすぐに家のドアが開き、一人の女性が顔を出した。六十代くらいだろうか。非常に疲れきった表情をしている。
「裕子さん、わざわざ遠くからありがとう」静かに女性が言う。
「いえ。翼は?」
「和室にいます。ところで――」
 女性の目が僕に向けられる。
「私の知り合いです。一人で来るのが辛くて一緒に来てもらいました」と彼女。
「ど、どうも」
 何が起こっているのか全く分からないので反射的に頭を下げる。
38名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 19:50:42
会話文ばかりで情景がまったくつかめない。
39名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 19:51:43
「ついにこの日が来てしまったんですね」
 彼女が唇をかみ締め下を向く。
「ええ。とにかく中に入ってください」
 女性がそう言うと彼女はゆっくりと家の中に向かう。
「あなたも来てくれる?」
 彼女は立ち止まっている僕に顔を向ける。
「入っていいんですか?」
「あなたがよければ」
「じゃ、じゃあ」
 家に入ると何故かどんよりとした空気が流れていた。こんな雰囲気は初めてだった。何がこんな重い空気を作っているのかは分からないけど。
リビングに通されると「この奥です」と女性が襖を指差す。
「開けていいですか?」
 彼女は女性の顔を見ず言う。彼女の隣で僕は黙ったままそのやり取りを眺める。
「どうぞ」
 女性がそう言うと彼女はゆっくりと襖を開けた。そこには小ぢんまりとした和室が広がった。そして――。
40名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 19:53:45
>>38
情景か……。
たとえばどういったところで?
41名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 19:58:24
「つばさぁ」
 布団に横たわっている男性を見るなり彼女は口を押さえる。同時に彼女の目から涙が一気に溢れ出してきた。後ろにいる女性に目を向けると顔を背け泣いているようだった。
「つばさぁぁ!」
 彼女は男性の傍らに寄り、むせび泣く。
「なんで今日なのよ! なんで今日死んじゃうのよ!」
 ――死? 
今僕の目の前にいる男性。茶色の短髪に整った顔。てっきり寝ているものだと――何か幸せな夢を見て寝ているものだと思っていた。でも違った。彼は死んでいるのだ。
「せめて結婚式挙げてから死んでよ! あなたが死ぬのなんて私、全然寂しくなんかないけど……けど……」
 彼女は布団を強く握り締める。僕はなんて声を掛けてあげればよいのか分からず呆然と立ち尽くす。
「翼のバカぁ! バカやろう!」
 静かな家に彼女の悲しみが響きわたる。
 なんとなく理解が出来た。振られちゃったと言った意味。彼の死のことだろう。こんな事実がありながら電車の中ではあんなに明るく振舞っていた彼女。きっと僕を励まそうとしてのことだろうが。彼女の心の内を思うと胸が痛む。
そして明日……結婚式を行う予定だったのだろう。 
「大丈夫ですか?」
 僕はおもむろに彼女の傍に寄り、肩に手を置く。
「ごめんね。こんな姿を見せてしまって」
 彼女は言葉を詰まらせながらそう言った。
「この人――お姉さんの彼氏さん、死んでるんですよね? 僕にはそう見えないけど」
「ホントだよね。寝ているみたいなのに。でも、もう会話することも出来ない……」
 今のこの状況が現実のものだということが理解出来ないでいた。未だ人の死というものに触れたことがない僕は死というものがもっと凄惨なものだと思っていたから。
「そんなに私と結婚するのが嫌だったのかな?」
 目を真っ赤にさせた彼女が僕に顔を向ける。
「ずっと楽しみにしていたのに」
 そう言う彼女を俺はそっと抱き寄せた。今の僕にはこれくらいしか出来ない。背は同じくらいなのにとても小さく感じられた。
「つばさぁぁ」
 彼の名前を呼び、僕の腕の中で泣きじゃくる彼女。
「いっぱい……泣いてください」
 今の僕にはこれくらいの言葉しか掛けられない。
42名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 19:58:25
会話に相槌が多いけど、はっきり言ってテンポ悪くするだけ。
>>1は小説読んだことあるの?
43名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 19:59:52
なんか中高生レベルの語彙しか使ってないけど、作者は二十歳以下?
ケータイ小説みたい。
44名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 20:00:27
>>42
相槌がテンポを悪くするとな。
なるほど〜。
どこら辺がですか???
45名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 20:01:35
>>43
目線が高校生ですからね。
地文はもっとちゃんと書いたほうがよいですかね?
46名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 20:03:28
泣き止んだ彼女は頭をゆっくりと起こした。
「ありがとう。もう大丈夫だよ」 
そう言って目を手の甲で押さえる。
「お二人さん。ソファで少しお休みになってください」
女性が後ろから言ってきた。しかしその声に張りはなかった。息子が亡くなったのだから当たり前だ。
「すいません。お母様にまでこんな見苦しい姿を見せてしまって」
「いいえ。翼も裕子さんにみたいな女性に愛されて幸せですよ」
 女性はふっと笑みを浮かべ、キッチンに入っていく。
 僕と彼女は言われたとおりリビングのソファに腰をかけた。その前のテーブルにティーカップが置かれていた。香りからすると紅茶のようだ。
「驚いたでしょ? 知らない女性に急に一緒に付いてきてと言われて、着いた場所には男性が死んでいるんだものね」
 場の雰囲気を明るくしようとしているのか、少しおどけた様子で彼女がしゃべった。
「強がらなくていいですよ。僕は全然気にしてませんから」
「ありがと……」
 彼女はそう呟き下を向く。
47名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 20:04:18
泣き止んだ彼女は頭をゆっくりと起こした。
「ありがとう。もう大丈夫だよ」 
そう言って目を手の甲で押さえる。
「お二人さん。ソファで少しお休みになってください」
女性が後ろから言ってきた。しかしその声に張りはなかった。息子が亡くなったのだから当たり前だ。
「すいません。お母様にまでこんな見苦しい姿を見せてしまって」
「いいえ。翼も裕子さんにみたいな女性に愛されて幸せですよ」
 女性はふっと笑みを浮かべ、キッチンに入っていく。
 僕と彼女は言われたとおりリビングのソファに腰をかけた。その前のテーブルにティーカップが置かれていた。香りからすると紅茶のようだ。
「驚いたでしょ? 知らない女性に急に一緒に付いてきてと言われて、着いた場所には男性が死んでいるんだものね」
 場の雰囲気を明るくしようとしているのか、少しおどけた様子で彼女がしゃべった。
「強がらなくていいですよ。僕は全然気にしてませんから」
「ありがと……」
 彼女はそう呟き下を向く。
48名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 20:04:52
連投すまん。
49名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 20:10:26
「彼氏さんは何で亡くなったんですか?」
「癌だよ」
「え?」
「一年間戦い続けてきたんだけどね。負けちゃったみたい……」
「特に一年間尽くしてきたって言ってたのはこの事だったんですね」
「うん。お医者さんには長くはないだろうって言われていた。だからいつかこうなってしまうのは分かってた」
「結婚式って言うのは?」
「明日病院でやるつもりだったんだ。ウエディングドレスもケーキも無い小さな結婚式をね」
「そうだったんだ」
「なのに、今日死んじゃうなんてね」
「なんで結婚式なんか挙げようと思ったんですか?」
「あなたも皆と同じこと言うのね」彼女が寂しげな笑顔を見せる。
50名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 20:10:56
どの辺がって、それくらい自分で読み返してくれ。例えばここ。

「私はこの一年間ずっと、周りから彼と別れなさいって言われてきた」
【え?】
「長く続く恋じゃないんだからって」
【どういうこと?】
「あなたは本当のことを話してくれたのにね……」
【お姉さん?】
 彼女の目に涙が浮かぶのが分かった。
「ごめんね。あなた、まだ時間ある?」
 彼女が何を言いたいのか理解できなかったが携帯を開き時間を見る。七時半と表示されていた。
「ありますけど?」
「一緒についてきて欲しい場所があるの……」
 彼女の声が震えている。
【どこですか?】
「家……」
【いえ?】
「彼の……私を振った彼の家に」


【】で囲ったところ全部いらない。削って情景描写に変えるべき。
「彼女の言いたいことがわからない」ことを強調するつもりなのだろうけど、主人公があまりにも間抜けにしか見えない。
51名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 20:13:46
>>50
なるほど。
でも最後の【いえ?】ってのは聞き返したくなるでしょ?
ならないか……。
52名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 20:14:43
「彼の事を誰よりも愛していたから。そういう人と結婚したいって思うのは普通でしょ?」
「そうですけど――」
「いつかいなくなってしまう彼とのいつまでも消えない絆が欲しかった。その答えが結婚だったの。私は上野翼の奥さんだっていう証。子供みたいな考えだけどね」
「そんな事ないですよ」
「翼には最初断られた。馬鹿な考えはやめろって」
「死んでしまうから?」
「そう。私は何度もお願いしたよ。でも、彼は頑なに断り続けた」
「それはお姉さんの事を思ってでしょ?」
「そうだよ。でもね、理由がムカつくんだ」
「りゆう?」
「あなたが電車で言った事と同じ事を言うんだもの」
53名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 20:22:57
一ついえることは、このままだと>>1は百パーセント一次で落ちるってことだな。
たぶん下読みの判定は「E」だぞ。
54名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 20:37:24
>>54
何故?
55名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 20:37:52
なんか恋空みたい。発想も設定も文章もどれも陳腐だよな。
56名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 20:38:36
「え?」
「世間体ってやつ」
「彼氏さんの?」
 彼女は首を振る。
「お姉さんの?」
「うん。俺なんかと結婚してもなんの得にもならないだろ。お前の両親が悲しむだろ。お前に白い目が向けられるかもしれないだろって言うの」
「それもお姉さんを――」
「分かってるよ」
「じゃあ――」
「私には関係なかった。ただ彼を愛していたから。他に何もいらなかった。他人の目なんてどうでもいいじゃない」
 彼女の目が潤むのが分かった。
「どうでもいいか……」
 彼女の言葉から僕は強烈なパンチを食らったようだった。
「そうでしょ? そんなの気にしていたら何も始まらないじゃない」
「そうですよね」
 喉が一瞬にして渇くのが分かったので、ティーカップを手に取り、一口啜る。
「でもね、一ヶ月前に彼はようやく認めてくれた」
「お姉さんの気持ちが伝わったんですね」
 ティーカップをテーブルに置く。
「でもその時の彼はね……散々別れろ、他の男と付き合えとか言ってた彼はね……」
 彼女が言葉を詰まらせる。
「大丈夫ですか?」
僕が背中を擦ると彼女は曖昧に頷いた。
57名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 20:39:41
「ありがとうって。三年間一度も見せたことのない涙を流しながら、ありがとうって言ったんだ」
 彼女の頬に涙が一つ、二つと流れ落ちる。
「なんでお礼なんて言われないといけないのよね。彼氏なんだから、私が何よりも大切な人なんだから当たり前じゃない……ね」
 両手で彼女は顔を覆う。
「結婚式前に死んじゃうなんて、私、実は嫌われていたのかな」
「お姉さん」
 そっと声を掛けると彼女が僕を見る。
「彼氏さんの顔は幸せそうですよ」
和室に目を向ける。
「そうかな」
「うん。だから――」
「だから?」
「お姉さんの事、愛していたんだと思います。じゃなきゃ、あんな顔はしませんって」
「また、ませたこと言って……」彼女が再び涙を流す。
「ごめんなさい」
 そう言うと彼女は顔を正面に向ける。
「あ〜あ、翼と結婚したかったのになぁ」
彼女はそう言って泣きながらの笑顔を見せた。
58名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 20:41:07
「お邪魔しました」
 玄関先で彼女とお母さんに頭を下げる。外には彼女が手配してくれたタクシーが止まっている。
「駅まで行かなくて平気?」
「うん。タクシーを呼んでくれただけで感謝です」
「そんなこと気にしないで。あなたを無理やり連れてきちゃったんだから」
「でもお姉さんと今日、話せて良かった」
「私も。一人じゃ気がおかしくなってたかもしれないな」
 ふっと彼女が笑う。
「ねぇ?」そう言うと彼女は手にしていた携帯を開いた。「アドレス教えてくれない?」
「いいですけど……」
「今日会ったのも運命でしょ? また時間が会ったらどこかに遊びに行こうよ。お姉さんが卒業祝いをしてあげるよ」
「それはうれしいですね。じゃあ僕のアドレス短いから口で言いますね」
「うん」
「ケー、オー、ティー、オー、エム、アイ、アットマークXXXX――ってこのアドレスも変えようかな」
「アドレスって時には思い出になってしまうものね」
「うん。それが僕のアドレスです」
「ありがと。後で私のも送るね」
 彼女が携帯を閉じる。
59名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 20:44:26
「今日はここに泊まるんですか?」
「ええ。翼の葬式は明日だから。それまでお母さんと一緒に彼の傍にいることにします」
「そっか」
「あなたも明日の卒業式がんばってね!」
「卒業式は頑張るものじゃないですけどね」小ばかにしたように笑う。
「揚げ足取らないの!」
「すいません〜」
 彼女の表情が少しだけ穏やかになっていることに安心する。
「タクシー待たせちゃってるから行くね」
「うん。本当に今日はありがとう」
 僕は踵を返しタクシーに乗り込む。
60名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 20:45:43
「久喜駅までお願いします」
 タクシーが発進する。窓の外に顔を向けるとまだ二人が立っていた。僕はもう一度頭を下げる。
顔を上げると彼女は小さく手を振ってくれた。
 ――疲れた。
 しかし、嫌な疲れではなかった。
 人の死を目の当たりにして不謹慎かもしれないが何か心に抱えていたおもりが落ちたような感覚だった。
 お姉さんに自分の話をしたからだろう。
 そうでなければ誰にも話すことなく一生引きずっていたかもしれない。少なくとも前を向くことが出来た。
 そんな事を考えているとタクシーが久喜駅に着いた。彼女からもらったお金を運転手に渡し、降りる。
 すると携帯のメール着信音が鳴った。彼女からのメールだった    
61名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 20:47:03
『裕子です。
今日は本当にありがとう。
あなたと電車で出会えたのは本当に運命だと思います。
私はこれからしばらく彼の死という辛さと
向き合っていかなくてはなりません。
一年間この日のために心の準備はしてきたんだけどね。
実際いなくなると悲しくてしょうがないです。
でもあなたがいてくれたおかげでちょっと元気になれました』
 
さらに彼女のメールは続く。 

62名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 21:01:21
『あなた、電車で世間体を気にしているって言ったよね?
でも気にすることなんて全然ないと思うの。
あなたを翼の家に連れて行ったのは他でもない。
こういった恋愛もあるんだよって事を直に感じて欲しかったの。
あなたにとっては余計なお世話かもしれないけど。
ウジウジしているあなたを見ていると放って置けなくて。
おかしいよね。
今日会ったばかりなのに。
あなたの悩みも相当辛いものだと思う。 
でもね、さっきも言ったけどさ。
これから先、自分の気持ちに素直になって。
悩むことなんかないから。
あなたのお母さんだってきっと分かってくれるから。
他の人だったきっと理解してくれる。
もし誰も分かってくれなくても私はあなたの味方だから。
頼りないかもしれないけどね。
長々と説教じみたことえらそうに言ってごめんなさい。
あなたがよければまた会いましょう。
その時は私もちゃんと笑顔を見せられるから。
本当にありがとう』
63名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 21:04:27
『こちらこそありがとうございました。
裕子さんに会えて本当に良かった。
悪いことが起きた後はいいことが起こるもんなんですね。
裕子さんの言うとおり自分の気持ちに素直になって行こうと思います。
裕子さんを見ていたら自分がちっぽけに思えてきました。
お母さんにも全部話してみます。
裕子さんの言葉で勇気が出ました。
明日は卒業式です。
弱い自分からも卒業しようかと思います。
なんちゃって。
絶対また会いましょうね。
その時はおいしいもの、ご馳走してください』

彼女にメールを送りホームに向かった。彼女からの返信がすぐに来た。

64名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 21:07:47
『うん。
 悩んでても始まらないよ。
 その二つの卒業式が終わったら遊ぼう。
高級レストランでお祝いしてあげるから!』
 
携帯を閉じる。
僕は久喜駅のホームで一人笑った。
65名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 21:12:45
 雲ひとつ無い青空から降り注ぐ日の光りが昼間の新宿をやさしく包む。
卒業式を終えてから早二週間。今、僕は卒業祝いをやってくれるとの事で『FTM』に向かっている。
隣に歩く母と一緒に。
裕子さんと出会った日、帰宅するとすぐに僕は母に全てを話した。母は終始驚いた様子だったが僕の話が終わると笑顔でこう言ってくれた。
――あなたの人生なんだから好きにしなさい。
嬉しかった。今まで女手一つで育ててきてくれた母からの理解。その場で泣き崩れるほど嬉しかった。
『FTM』の人たちにも話した。もちろんナツキさんにも。「普通でしょ」とか「私の恋愛のほうが辛いし」と意外にも薄い反応だった。そんな中、ナツキさんは「辛かったね」と言って強く抱きしめてくれた。そこでも僕は泣きじゃくった。
今まで自分の気持ちを隠していたことを反省する。ちゃんと話せば分かってもらえるということを実感した。逃げれば逃げるほど悩みの深みにはまってしまうのだ。
「アユナさんは来るの?」
母が尋ねてきた。僕は首を振る。母に話した後もう一度やり直したいとメールを送ってみた。しかし、返事は返ってこない。この点だけは残念だが自分の蒔いた種。いまさらあがいてもしょうがない。
店の近く着くとタバコを燻らしている店長が外に立っているのが見えた。
66名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 21:18:50
「てんちょ〜」
 僕が声をあげるとこちらに気付いたようで手を振ってくれた。
「ひさしぶりだな」
 店長が母の顔をみてニヤつく。
「そうね」
母は少し照れている。
「いつもこの子がお世話になってます」
 母が僕の頭をポンと叩く。
「菊ちゃんとは同級生のよしみだからな。頼まれたら断れない」
 タバコを携帯灰皿に入れる店長。
「どうも」
 店長と母の関係を初めて知る。驚愕の事実。
「さぁ、主役が来たし始めようか!」
 唖然としている僕の肩を叩き、店長が店に入っていく。
「母さんと店長って同級生なんだね?」
「高校のね」
「友達?」
「元カレよ」母が笑う。
「じゃ、じゃあ。再婚すれば? 確か店長も独身だし!」
 母は何も答えず笑顔を見せ、店に入っていく。
「おもしろ〜」
 そう独り言を言い僕も店に入っていく。
67名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 21:21:35
店内は、営業時と違い明るかった。僕なんかの卒業祝いなのに随分派手に飾りつけがされている。ホールには店長とボーイが二名。そしてキャストの人たちまでもドレス姿で座っていた。仕事前で忙しいだろうに申し訳なく思う。
「こーちゃん!」
 ナツキさんが駆けつけてきてくれた。
「ナツキさん!」
「今日はあんたのためにみんなわざわざ来てくれたんだからね〜」
「すいません」
 ホールに向かって頭を下げる。
「それとこれ!」
 そう言って彼女は手に持っていたシャンパンボトルを僕の顔の前に出す。ドンペリのゴールドだ。
「これは?」
 彼女はフフと笑ってホールにいるある人を指差す。
「あっ!」
 そこにはキャバ嬢と同じく化粧を施して髪をアップにし真っ赤なドレスを着た裕子さんがいた。
「気付かなかった〜」
68名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 21:24:50
「ううん。私のおかげじゃない。あなたがほんの少しだけ勇気を出したからだよ」
 裕子さんの声はいつ聞いても心を穏やかにさせる。
「裕子さんに出会えてよかった」
「私も。翼にあなたを紹介したかったよ」
 裕子さんの表情と声から少しずつ元気になっているのだろうと感じた。この人はやっぱり強いな。
「さあ! 初めよ!」
 ナツキさんの掛け声で皆が一つのテーブルを囲う。そこにはオードブルが山盛りにされていた。
「シャンパンあけて〜」
 ナツキさんが言う。ボーイがタオルを口に被せ、力をいれるとポンっと軽快な音が鳴った。一人一人のシャンパングラスに注ぎ込まれる。
 これだけの人から祝われて僕は幸せを感じている。でも何か足りないという気持ちがあった。そう、ここにアユナがいればな、なんて思う自分は罰当たりもんだ。
「こーちゃん?」
 ナツキさんの声にハッとする。
「はい?」
「みんながいるのに悲しい顔しないでよ」
 ナツキさんに頭を小突かれる。
「すいません」
「アユナがいないから?」
「そんな事は……」
「分かりやすいね。あんたは」
 彼女がフッと笑う。
69名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 21:27:46
「いいじゃない。これから出会いなんてたくさんあるもの。裕子ちゃんとの出会いだってそうでしょ?」
 ナツキさんが裕子さんを見る。
「私もそう思うよ」
 裕子さんもそう言って笑った。
「そうですね」
「んじゃ、乾杯しよう!」
 ナツキさんがグラスを手に取る。
「ところで――」続けてナツキさんが言う。「誰を指名するの?」
「へ?」突然の質問に間抜けな声を出す。
「ここはあくまでキャバでしょ?」
「そしてここ『FTM』は完全指名制となっております。お客様」
店長が気取った声を出す。
「誰を指名するの?」ナツキさんが僕に顔を近づける。
「誰って言われても……。ナツキさんですか?」
「ば〜か。あんたなんかに指名されても金にならないでしょ?」
 鼻で笑う彼女の視線は裕子さんに向けられた。なるほど。
「じゃ、ゆ、裕子さん……でお願いします」
 顔が赤くなるのが分かる。
70名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 21:30:19
「裕子ちゃん、指名はいりましたぁ!」
 ナツキさんがそう言うと周りのみんなもワーッと声をあげた。
「裕子ちゃん。初日から指名だって! やるじゃ〜ん!」とナツキさん。この顔は冗談を言っている顔だ。
「顔、スタイル共に合格なんだが。ウチに入らない?」と店長。この人は本気だな。
「そんなぁ」
 彼女が恥ずかしそうに顔を下に向ける。
「ちょっとナツキさんに、店長! 裕子さんが困ってますよ」
 慌ててフォローを入れる。
「ジョーダンだよ」
 そう言って再びグラスを手に取るナツキさん。
「じゃあ、こーちゃんの卒業を祝いまして。かんぱ〜い!」
 ナツキさんの声に合わせてみんながグラスをそれぞれに合わせる。
「思ったんだけど」ナツキさんがシャンパンを一気に飲み干し言う。「裕子ちゃんってアユナになんとなく似ているよね?」
「私も思ったんですけど〜」
 そんな声が周りからあがる。
「みなさんも思いました? 初めて会った時から僕も思っていました」
 裕子さんを見ると、彼女は照れながら笑った。
「裕子ちゃんと付き合っちゃえば?」
 ナツキさんは空気を読めない。いや、読まないのか。
「裕子さんはこっち側の人間じゃないです。でも――」彼女に体を向ける。「これからもずっと仲良くしてください」
「もちろんだよ」彼女が笑う。
71名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 21:33:38
「んで、あんたはこれからどうするの?」
 今度はナツキさんに体を向ける。
「まだ分かりません。とりあえずはここでバイトとしようかと」
「だから〜。本格的にここでやれっていうのに」
 ナツキさんが例のシガレットケースからタバコを取り出す。
「だからキャバ嬢なんかは――」
「ボーイとしてだよ」
 タバコに火がつく。
「え? でも僕はこんなだし――」
「仕事が出来れば問題なし」
「はぁ」
「私がまた一から教えてあげるから」
「考えておきます」
 そうは言うが心の中ではナツキさんの言葉が嬉しかった。こんな僕をこの『FTM』に置いてくれるって言うんだから。
「店長! ケーキ出してよ!」 
 ナツキさんがそう言うと店長が席から立ち上がりキッチンへ。そこから出てくると大きなホールケーキが出てきた。上にはフルーツが山盛り。そして何本かのロウソク。
72名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 22:15:57
「お祝いのケーキだ!」店長がテーブルに置く。
「こんなものまで用意してもらって……」
「可愛いあんたのためよ」
 ナツキさんがライターでロウソクに火を付ける。
「ありがとうございます」
 この店で働いてよかったと思う。
自分が愛されているということが実感できる。
それは働きだしてからずっと思ってきたことだが、裕子さんと出会って自分の悩みを他人に打ち明けることによってさらにはっきりと感じられる。
本当の僕を分かった上でみんなが接してくれているから。
「こーちゃん。火消して!」ナツキさんの声が掛かる。
「一回で消してね」裕子さんの笑い声も同時に聞こえる。
 二人の顔を見ると僕の好きな笑顔だった。僕の目に涙が浮かぶ。
「みんな……本当にありがとう……」
 フェアリーテイルメゾン――通称『FTM』
 それは僕自身を指す頭文字――。
 この店でこれからもお世話になろう。ここなら何かが見つかるはずだから。
 勢いよく息を吹きかけるとロウソクの火が消えた。
「おめでとー」
 みんなが声をあげる。拍手も沸き起こる。
 みんなの顔を見ようとするが涙で霞んでよく見えない。
「ありがとうございます」
 涙を手で拭いながら、もう一度心からの感謝を言う。
「ケーキも食べよ」
 ナツキさんがナイフを手に取りケーキをカットし、みんなのお皿に乗せる。
「はい。これはあんたの」
 一際大きなケーキが乗った皿を渡される。
73名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 22:20:15
 ケーキの上にはアメ細工の可愛い女の子が立っていた。
 『卒業おめでとう。琴美ちゃん』
そんな文字が書かれたプレートを持って。

 FEMALE TO MALE――僕はもう悩まない。
 
74名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 23:48:34
読んじゃたじゃないか
まあおもしろかったけど
75名無し物書き@推敲中?:2008/06/19(木) 00:11:19
>>74
ありがとう。
76名無し物書き@推敲中?:2008/06/19(木) 11:55:52
なーほどね。
先入観は巧く活用してるね。
77名無し物書き@推敲中?:2008/06/19(木) 13:01:15
小説初心者になら受けるかもね。手垢のついたオチを手垢のついた形で提示できる作者の勇気は買えるかな。
78名無し物書き@推敲中?:2008/06/19(木) 13:18:33
>>77
同意。読みなれた人なら冒頭に「黒服」とか「ボーイ」って言葉が出てこない時点で仕掛けに気づく。そして仕掛けをとっぱらったら残るのは平凡で退屈な日常の話。この手の話を書くなら三人称の方が目の肥えた読者は引っかかりやすいことくらい知っておいた方が良い。
キャバクラ自体ががミスリードで実はゲイバーの話とかだったら驚きもするが、結局は主人公の葛藤も掘り下げないまま終わり、薄い。
会話が軽くてテンポが良い部分だけはいいんじゃないだろうか。
79本人:2008/06/19(木) 13:19:36
手垢のついたとは??
80本人:2008/06/19(木) 13:26:42
>>78
なるほど。
やっぱバレますか。
周りに見せたら誰も気付かなかったんですけどね。
さすが2ちゃん
8178:2008/06/19(木) 13:34:31
>>80
ラストの仕掛けに頼りすぎなんだ。FTMに引っ掛けて処理する手法は悪くないし、確かに気づかない人は鮮やかに騙されると思う。
だけどこれで応募するのなら物語自体の密度をもっと上げなきゃいかんよ。

上で誰かも書いてるけど、オール読物はレベルが高い。厳しいことを言うようだがオチだけが先行する今のままの内容で出したらやはり一次で落とされる。
82名無し物書き@推敲中?:2008/06/19(木) 14:02:34
ざっと最後まで読んだのに、その仕掛けとやらが分からなかった……。
83名無し物書き@推敲中?:2008/06/19(木) 14:08:13
>>82
・・・どんまい。
84本人:2008/06/19(木) 14:10:55
>>81
オール物語に出すかは分かりませんが初めての作品だったので。
何かアドバイスがありましたらお願いできますか??
85名無し物書き@推敲中?:2008/06/19(木) 14:12:58
仕掛けというほどのものかどうか
86名無し物書き@推敲中?:2008/06/19(木) 14:25:42
>>84
内容云々以前に、地の文の書き込みが足りないというか
小説という形になっていないと思う。

新しい小説の形を打ち出したいというのならともかく、
これじゃ単に、会話文しか書く能力がなくてこうなりました
って印象を受ける。

全体を見渡して見て、一般に売られている小説に比べて
異常なほど会話文の比率が高いって分かるでしょ?
どのくらいの読書量があるのかは知らないが、もっと色々と読んでみて
自分の書きたいものを、しっかりとした形に収める必要があると思うな。
ひどい言い方だが、携帯小説をちょっと小説っぽくしてみましたって感じがする。

何にせよ、こんな単発スレたてて、結構まともに読んで貰える1は珍しいなw
87本人:2008/06/19(木) 14:39:51
>>86
会話文が多いのは承知しました。
地の文は改変します。
恋愛小説を書きたいんですよ。
88名無し物書き@推敲中?:2008/06/19(木) 14:43:09
これ、リライトするとよくなると思うよ
89本人:2008/06/19(木) 14:56:53
こういうオチ系の話はいくつかネタとしてあります。
文章力付けますわ
90名無し物書き@推敲中?:2008/06/19(木) 15:05:11
いちおう、読んでみたが、ナツキさんの紹介文から始まり、
僕が琴美ちゃんだったというオチで終わる物語なのだろうか。
>>82と同じで、仕掛けというものがわからない。
ということは、裏方仕事をしていたという僕は女名をもつ琴美ちゃんでもあったということであり、
よくわからない。キャバの裏方には詳しくない。
91本人:2008/06/19(木) 15:17:47
いや、主人公が男だというミスリードが…
92名無し物書き@推敲中?:2008/06/19(木) 15:28:45
一生懸命に書いた作品に吝をつけるのは忍びないんだけど。
初めのほうで、
>母の紹介でアルバイトとして働いて数ヶ月。
>この世界の人たちを見ているが僕は未だ慣れないでいる。
>キャストの客に対する態度と普段の態度の違いは凄まじい。
中略
>そんないつも通りの異様な空気に包まれた更衣室で

キャストの世間感覚を前半で書こうとしているのは解るし、主人公がそのキャストたちの持つ感覚に慣れないのも理解できるが、異様とまで感じている世界で主人公は生きていこうと決心する。
濁流でいきる鮒(キャストたち)と同じ肌感覚をどこかで共有できていないといけないのではないのかなと思った。その辺を書かれていないのがちょっと惜しい。
主人公とキャストの会話が、まるで清流に生きるヤマメでは舞台(キャバクラ)装置の意味をなくしてしまうのでは。裕子のキャラは立っているし会話もすんなり頭にはいるし情景も浮かぶだけに惜しい。
93名無し物書き@推敲中?:2008/06/19(木) 15:36:36
>>91 まことに理解力がなくて申し訳ないのだが、
以下、ネタバレを含む。
ということは、僕は実は女の琴美ちゃんで、女のアユナと付き合っていて、
今度、ボーイとして働くことになるということなのか。
かなり、わかりにくいのである。
94本人:2008/06/19(木) 15:42:20

はい。
裕子との会話の中でも伏線が隠されているんですけどね…。

95名無し物書き@推敲中?:2008/06/19(木) 15:44:28
>>94 了解である。
96本人:2008/06/19(木) 15:49:28
>92
すごく分かりやすい批評ありがとうございます。
確かに主人公の気持ちの掘り下げが足りてませんね。
97名無し物書き@推敲中?:2008/06/19(木) 16:24:13
地の文を最低限に抑えた。
会話主体の運び。
人物の容姿を極力抑えた描写。
それで、読ませるのだからたいしたものだ。
98本人:2008/06/19(木) 16:34:20
>>97
それは揶揄ですよね?
誉め言葉じゃないですよね゚。(p>∧<q)。゚゚
99名無し物書き@推敲中?:2008/06/19(木) 17:00:50
ある意味ほめているのだがな。人物の容姿なんて最低限かかれていればいいと思うしな。
勝手に想像してくれる。湘南新宿ラインと駅名をかけば勝手に風景を想像してくれる。
想像を呼び起こす最低限のラインを抑えているという意味でほめているのだ。井戸を掘れば最初の水をあげるのに呼び水を注ぐ。要はそういうことだ。
100本人:2008/06/19(木) 17:40:39
>>99
なるほど。
全体的な評価としては最低ですかね?
101名無し物書き@推敲中?:2008/06/19(木) 17:40:44
なんでおまえらこいつには親身にしてやるんだよ!
俺の時は!!
102名無し物書き@推敲中?:2008/06/19(木) 17:41:43
もう戯曲にしちゃえよ
103本人:2008/06/19(木) 17:56:22
>>101
ごめんなさい。

>>102
戯曲…ですか…。

104名無し物書き@推敲中?:2008/06/19(木) 19:00:36
オチか…。
105名無し物書き@推敲中?:2008/06/19(木) 21:11:11
>>99
いい気になってるな馬鹿
106本人:2008/06/19(木) 22:04:22
>>105
そんな事言わんといてください。
107名無し物書き@推敲中?:2008/06/19(木) 22:09:50
少し読んでみたが
メリハリに欠けるように思える
108本人:2008/06/19(木) 22:23:41
>>107
どういうことか詳しくお話いただけませんか?
109名無し物書き@推敲中?:2008/06/19(木) 22:40:22
絵とネームが描けるならマンガ家になったらいいと思う。
脚本家という方向でもいいのかも。
とりあえず、小説家には向いていないと思う。

ただ単に状況を書き並べるのではなく、日本語というツールを使って
「表現」することができて初めて作家だと思うのは、
俺が古いタイプの人間だからなのか。

ケータイ小説の賞に応募するんじゃダメなの?
ケータイ小説なら、文章表現なんぞしなくていいんじゃないかな。
それとも、これって偏見なのか?
110本人:2008/06/19(木) 22:42:24
>>109
手厳しい御意見ありがとうございます。
自分は『恋愛小説』を中心に書きたいと思っておりますが…。
小説家に向いていませんか…。
111名無し物書き@推敲中?:2008/06/19(木) 22:45:45
創作意欲は買えますよ
ただ一読者としての感想だと結論とかが見えてこないように思えますね
何かテーマを絞り込んでみるほうがいいかもしれません
また題材がありきたりなのでそこがどうでしょうか
112名無し物書き@推敲中?:2008/06/19(木) 22:46:52
2ちゃんアンチの法則w
113本人:2008/06/19(木) 22:47:08
>>111
『結論』とは……?
訊いてばかりですいません。
114名無し物書き@推敲中?:2008/06/19(木) 22:53:13
結論という表現は避けましょう
テーマを絞ってみるほうがいいのでは
もしもテーマを自力で求めるのが不可能ならば
著作権の切れた作品から応用するとか
115名無し物書き@推敲中?:2008/06/19(木) 22:54:11
111のまとめ
題材がありきたり。
テーマを絞れてない。

結論とはなんぞ?←いまココ
116115:2008/06/19(木) 22:55:09
リロードorz
117名無し物書き@推敲中?:2008/06/19(木) 23:00:27
結論てなによ?
118本人:2008/06/19(木) 23:06:12
>>114
今回は敢えてありきたりのテーマにしてみたんです。
オチに頼り過ぎているとすでに言われていますが、自分は最後の一行で文章中に
ちりばめられた不可解な文章が理解できるという狙いだったんです。
例えば
「ランドセルは男が黒、女が赤ってわけじゃないよね」の箇所です。
119名無し物書き@推敲中?:2008/06/19(木) 23:06:14
テーマは恋愛観で絞れてんじゃねえの。
120名無し物書き@推敲中?:2008/06/19(木) 23:07:26
テーマを絞ってみる
たとえばこういう風俗関係の従事者の悲惨さとかを訴えかけるとか
涙を誘うような状態を描写する

職業を通じて語る教養小説
たとえばゲーテのヴィルヘルム・マイスターのような流れ
そうなってくるとアルプスの少女ハイジも同類かな

水商売描くにしてもキャバクラとスナックでは苦労も違う
スナックのママのほうが酔っ払いの愚痴の中から様々な人間ドラマ
が見え隠れする
個人的にはそういうほうがいいかもしれないと思う
121本人:2008/06/19(木) 23:08:12
>>112
アンチの法則??
122名無し物書き@推敲中?:2008/06/19(木) 23:11:08
聞きたいと思うことはいっぱいある
こういう文章を作ろうと思った動機
たとえば尊敬する作家の文章を真似てみたいとか

そういうのがあれば置き換えてしまえばいい
123名無し物書き@推敲中?:2008/06/19(木) 23:11:30
ふふふ。アンチの法則ですよ。
124名無し物書き@推敲中?:2008/06/19(木) 23:13:19
キャバクラを描いてみるのならば
そこから見え隠れする社会の歪み
を訴えかけてみるとか
いかがだろうか
125本人:2008/06/19(木) 23:23:21
>>120
分かりますよ。
実際、そうゆう現場を見てきましたから書けるんですが。今回は何度も言うように
主人公が『男』だというミスリードに重点を起きたかったんです。
最近で言うならば『イニシエーションラブ』のような感覚とでも申しましょうか。

>>122
自分なりに読みやすさとういのを追求してはダメでしょうか?
それ以前の問題といわれていますが…。

>>123
気になります。
126名無し物書き@推敲中?:2008/06/19(木) 23:28:42
ミスリード誘うのに描写省いたんかよw
127本人:2008/06/19(木) 23:34:43
>>126
はい。
だからあまり詳しく書けないのです。
それくらいの才能って事でしょうけど…。
128名無し物書き@推敲中?:2008/06/19(木) 23:36:03
自分は今西欧の古典文学にはまって10年になるので
そういう色眼鏡で見てしまう傾向が強いのですが
そうした文学からの転用を盛り込むことはできないでしょうか
それもひとつの作品に偏らずに複数のものから応用を試みてみるなど
129本人:2008/06/19(木) 23:40:45
>>128
古典文学ですか。
参考にしてみたいとは思います。
みなさんいい人過ぎて……涙目です。
厳しい意見も本当にタメになります。
130名無し物書き@推敲中?:2008/06/19(木) 23:41:24
ミスリードに嵌った俺はorz
131本人:2008/06/19(木) 23:43:01
>>130
読んで頂き、ありがとうございます。
132名無し物書き@推敲中?:2008/06/19(木) 23:45:19
読みやすいという観点では申し分はありません
一個人として求めたいことはメリハリ
つまり山あり谷ありであるほうが興味を惹くのではないでしょうか
没落があったり隆盛があったりと

テーマを恋愛に絞ってしまうと審査員が嫌気を起こすということも聞きます
もっと深みを入れていけば他の競合作よりも抜きん出ることもできそうでは
133本人:2008/06/19(木) 23:48:59
>>132
そう言って頂けると励みになります。
今作での『没落』は自分の恋愛観、『隆盛』はその解決と考えているのですが。
134名無し物書き@推敲中?:2008/06/19(木) 23:50:13
ダブルテーマ「複線」難しいぜ。伏線は逆算でなんとかなるんかな。
135本人:2008/06/19(木) 23:51:52
>>134
どういうことですか?
136本人:2008/06/19(木) 23:56:00
>>134
理解しました。
137名無し物書き@推敲中?:2008/06/19(木) 23:56:42
>>135
恋愛ともうひとつテーマを平行にだぜ。電車の線路でいえば単線じゃないのだぜ。
138名無し物書き@推敲中?:2008/06/19(木) 23:57:37
実は自分も書いています
3年を要しましたね
まだ完成していません
またここに張ろうという気持ちも今はありません
なぜならばワードで1,000ページに及ぶために張ることもままなりませんから
状況設定は政治問題で、その失策や不運から主人公が這い上がっていくというもの
昨今の国際情勢をふんだんに取り込み、その中に主人公の苦悩を描いています
リアルさを追求するために過去の新聞の縮刷版を含めて50冊以上からヒントを得ました
またその現地に足を運んだこともありますし、そこで見聞きしたこともありました
さらには古典文学の一場面を取り上げており、応用した作品もまた50冊に上ります

まあ完成すればいつかは世に問うてみようかと思っています
ルポルタージュも含めて少なくともあと20冊くらいを参考文献にしたいと思います
139本人:2008/06/20(金) 00:01:19
>>138
ただひれ伏すのみです。
自分なんかは風俗関係や多種多様な恋愛の経験でしかモノをかけません。
だったらその分野で頑張って行きたいなと切実に思うわけです。

>>137
今回の恋愛話はメインとなっているようで実は全体のミスリードが…ってもう恥ずかしいので言わせないで下さい。
140名無し物書き@推敲中?:2008/06/20(金) 00:04:26
古今東西の文豪にしても過去の作品を母体にしています
できれば貴方の母体が何であるかを知りたいですね
母体を確固たるものにしておけば話題性にも欠けません
映画の黒沢監督だって古典を置き換えてフィルムに
納めています
この前例を体得すれば成功策に直結するでしょう
141本人:2008/06/20(金) 00:14:48
>>140
正直なところ明確な母体はありません。
そこが皆さんに指摘されるような浅さを生み出しているのでしょうけど。
会話が多いのもテン重視でスッと頭に入ってくるような意図でして。
140さんのようなレベルの話ではないですよ。
142名無し物書き@推敲中?:2008/06/20(金) 00:19:19
138ですが、あくまで狂った政治がどう個人の中に悪弊をもたらすかをテーマにしています。
登場人物には当然非業の死を遂げる人も多くいますし、スリリングな戦闘シーンも数度に渡り
出現しています。日本に限定しておらず場面は数カ国に及びます。
その中には主人公を苛む人間も多数おります。
でも先ほどの説明どおり、容量の大きさから貼れません。あしからず了承ください。文庫本で
1, 400nに匹敵します。

でもいつかは日の目を見てもらうよう鋭意努力しています。貴方の作品とは全く異質ですが、
いつかはお互いに競いあう関係でも築き上げましょう。

またここは良いスレです。今日は遅いのでこのあたりにしていきますが、また翌日以降に
書き込みしましょう。
143本人:2008/06/20(金) 00:24:33
>>138
ええ。
自分のテーマとは全く異にしますが聞いているだけで惹かれる自分がいるのも事実。
まだまだ初心者もいいところですが励みになります。
ありがとうございます。
144本人:2008/06/20(金) 00:35:23
もっとアドバイスなどありましたらお願いしたいのですが…。
145名無し物書き@推敲中?:2008/06/20(金) 00:42:05
ここに書いてあるのコピーして応募しゅる
146本人:2008/06/20(金) 00:51:55
>>145
習作にも満たないですけどね…。
お好きになさってください。
147名無し物書き@推敲中?:2008/06/20(金) 12:44:55
確かにキャバクラの展開がいかされていないか…。
148名無し物書き@推敲中?:2008/06/20(金) 13:49:04
恋愛経験が豊富といってるけど、表現力が乏しいせいか不自然さばかりが目につくな。
なんだか二、三、恋愛をした人間があらぬことか達観して、写実主義を標榜しながら書いた作品みたい。
続けてればモノになるとおもうよ!
149本人:2008/06/20(金) 15:19:00

ありがとうございます。
豊富ではないんですけどね…。
不自然さとは具体的にはどういった所ですか?
150名無し物書き@推敲中?:2008/06/20(金) 21:36:06
>>1
女か?
151名無し物書き@推敲中?:2008/06/20(金) 21:37:19
おもしろいっちゃおもしろいけど…
152名無し物書き@推敲中?:2008/06/20(金) 23:42:45
伏線の張り方に工夫が欲しかった。
153130:2008/06/21(土) 00:03:42
こーちゃんを最後まで男性主人公と呼んだorz
こーちゃんの悩みは性同一性障害で女性になりたい男性なんだとばっかり思ってた俺orz

男目線で呼んだ一簡素です。
154名無し物書き@推敲中?:2008/06/21(土) 00:15:51
そういう読み方もあるってことは、落ちを固定しないでどうにでもとれる形で終えるとか。
読み手の解釈に委ねる落ちかたっていうのか。賽子をふって角で立たせるようなものか。出目が確定しなくてむず痒さを残すだけなのだろうか?
155名無し物書き@推敲中?:2008/06/21(土) 00:16:35
読んでみて思うことは、筆者の語彙が不足がちに見える。
では語彙を増やすにはどうするか。
辞書を頭から読み進めるのではなくして、文豪の作品を
可能な限り読みこなすことで補うのがよかろう。
三島由紀夫、北杜夫、遠藤周作などいかがかな。
外国文学もいいのだが、どうしても訳者に偏りがある。
156本人:2008/06/21(土) 00:21:00
>>153
ようするに『琴美ちゃん』と言っても主人公が女だったのか、という騙されたといった
感覚はないのですかね?

>>154
それでは困ります。

>>155
語彙力のなさは痛感しております。
157130:2008/06/21(土) 00:26:55
>>156
騙されたという気持ちなかったです。というか、なんで?
こーちゃんの女装シーンがないんだ!とorz
申し訳ない読めない君でorz
158名無し物書き@推敲中?:2008/06/21(土) 00:41:27
後忘れてはいけない作家に、安部公房、中島敦がいる。
159名無し物書き@推敲中?:2008/06/21(土) 00:59:56
安部公房、中島敦、北杜夫、三島由紀夫、遠藤周作あたりをぱくっちゃえ。
でも没後50年していない作家をぱくると著作権がからんでくるから、参考
にする程度かな。
後描写に力点をおくのならば、トルストイやトーマス・マンあたりを参考に
する。描写の鋭さだったらトルストイよりもマンやヘッセのほうが上をいく。
160名無し物書き@推敲中?:2008/06/21(土) 01:25:13
狐狸庵先生はいまでも、珈琲のコマーシャルに出演されている。
おかげで、読者の俺としてはゴールドブレンドをつい買ってしまう。
カップを傾け、どくとるマンボウ航海記のページを捲りたいのだが、
はて、どこに仕舞ったのやら。探している内に珈琲を飲み終えてしまった。
161名無し物書き@推敲中?:2008/06/21(土) 01:25:52
ぱくっちゃうのは文体程度。表現力とかを盗む。
本当のこといえば、文豪の作品を最低でも
100冊読んでから作文したほうがいいのでは

トルストイ、ドストエフスキー、プーシキン、
ゴーゴリ、ゴーリキー、チェーホフ、
モーパッサン、フローベール、ゾラ、バルザック、
プルースト、ロマン・ロラン、マルロー、
ディケンズ、サッカレー、ブロンテ、ジョイス、
マン、カフカ、リルケ、ゲーテ、シラーなど。

こういう作家の長編は難しいから、短編や戯曲
などを100くらい読んだ後に推敲したほうが
いいのではないか。
162名無し物書き@推敲中?:2008/06/21(土) 01:39:51
アメリカ文学忘れた
スタインベック、ヘミングウェイ、ポー、ドライザー、ホーソン。
それから中国文学の魯迅。
こういう作家は短編が多いから、100作品読むことだな。100
とは最低ということ。多ければ多いほどいい。200読んでもいい
おっとそれから日本文学でも泉鏡花、夏目漱石、森鴎外なども捨て
てはいけない。
どこかに応募しようにも、少なくとも上記の作家を少しでも齧って
おかないと、物笑いの種にされてしまう。
163名無し物書き@推敲中?:2008/06/21(土) 02:01:20
上で挙げた作家の作品を大量に読んでいくと、技法とかが身についてくる。
題材は独自でもいいが、その中に身につけた技法を編みこんでいく。
164名無し物書き@推敲中?:2008/06/21(土) 02:08:38
>>156
130君は
琴美ちゃんを源氏名と思っちゃたんじゃね
165名無し物書き@推敲中?:2008/06/21(土) 03:24:17
どんな作家にもぱくりは見られる
三島由紀夫もギリシア古典を日本に置き換えているし、芥川龍之介、夏目漱石だって目ぼしい外国作品を
取り入れている。ジョイスのホメロスぱくりに、トーマス・マンのゲーテ、シラー応用もその範疇。
北杜夫もまたマンを自作に展開している。
ところでここのスレ主は女性だろうから、ブロンテ姉妹やマンスフィールドも模してみる気概はないのか。
166名無し物書き@推敲中?:2008/06/21(土) 10:54:50
骨格はこれでも通用するのだから、後は文章力の素養をつけるという意味からも、
巨匠の作品を濫読することだな。今ついている余分な贅肉をおとし、文豪の作品
からの応用で頑健で強固なものへと仕立てていく。そういう作業が今後必要と
されるんじゃないのか。
167名無し物書き@推敲中?:2008/06/21(土) 11:32:13
余分な贅肉
さっぱりわからん俺あたま悪いかもしれんorz
168名無し物書き@推敲中?:2008/06/21(土) 11:40:31
贅肉という言葉が悪かったかも
骨組みはそのまま残しておいて、肉付けデある文章をもう一度見直してみる必要がある。
169本人:2008/06/21(土) 11:55:18
なんか色々アドバイスありがとうございます。
文学としては『どんでん返し』系の方しか読んでいないため、みなさんが参考にしてみてはとおっしゃった本を読んでみようかと思います。
本当に感謝しています。

日本ラブストーリー大賞にも一つ出すつもりです。
170名無し物書き@推敲中?:2008/06/21(土) 12:05:01
ところで一番聞きたかったのは、あなたはモーパッサンの「テリエ館」って
読んだことあるかな。
最初これ読んだときはそれを母体にしたかと思った。
読んでいないなら読んだほうがいい。
どちらかというと風俗系の女性を扱っているから参考にはなる。
それに短編だから2時間もあれば読めてしまう。
171名無し物書き@推敲中?:2008/06/21(土) 12:07:04
あと忘れていたけども、リルケの「ポルトガル文」なんて作品は
こういうのにはあっている。
これは3時間コースの作品かな。
172名無し物書き@推敲中?:2008/06/21(土) 12:12:00
モーパッサン「テリエ」とリルケの「ポルトガル文」
読んだら感想聞かせて欲しい。
これを題材にしたら審査員はほめてくれるだろうな。
173名無し物書き@推敲中?:2008/06/21(土) 12:21:52
なんか参考になるわ
174名無し物書き@推敲中?:2008/06/21(土) 12:26:26
最初166の余分な贅肉の意味わかんなかったけれど何回も読み直したわ
175名無し物書き@推敲中?:2008/06/21(土) 12:30:26
地の文章に余分な贅肉を感じられなかった俺orz
同じものを見て触れて、それでいて俺とみているものが違うわ
176名無し物書き@推敲中?:2008/06/21(土) 12:40:06
つまりストーリーの骨組みは生かしておいて、文豪の作品からの借用を肉付けにできないかな
という意味。
177名無し物書き@推敲中?:2008/06/21(土) 12:50:10
付け加えが多いけども、ドストエフスキーの処女作って知ってる。
「貧しき人々」という比較的恋愛をテーマにした作品なんだよね。
「白夜」もそういう部類に入るんだけど、知らないかな。
ツルゲーネフにも「アーシャ」ってあってこれも恋を描いている。
ヘンリー・ジェームスは、ツルゲーネフに習って「デイジー・ミラー」
を残している。
モーパッサン、リルケ、ドストエフスキー、ツルゲーネフ、ジェームズ
の6作品を融合させると、結構凄い作品に仕上がりそうだけどな。
178名無し物書き@推敲中?:2008/06/21(土) 13:30:12
ツルゲーネフには「初恋」「ファウスト」があったな。いまじゃあ入手困難なドストエフスキーの「初恋」もいい。
ドイツのシュトルムの「みずうみ」もそういう部類か。
まあこういうの読んでみてからでないと入賞は難しいかも。
ここまであげてみると10作品か。恋愛だけでも巨匠は相当数書いている。
まあでも安心していいよ。この10作品は全部短編だから、手に入れば読むのに一月もかからない。そのかわり必ず読めといいたい。それで読んだらその近況をスレ主はここに表明すること。
こういうのを参考にして文章を再構築することができる。
179本人:2008/06/21(土) 13:41:34
おお。
なんか知らない方々の作品ばかりです。
お恥ずかしい…。
図書館に置かれてるでしょうか??
180名無し物書き@推敲中?:2008/06/21(土) 14:06:20
ツルゲーネフの「アーシャ」「ファウスト」は新潮からでていて1冊にまとまっている。
俺は両作品とも1時間で読んだ。ヘンリー・ジェームスの「デイジー・ミラー」も同じ
新潮からでていてかなり薄い。ドストエフスキーの「白夜」は角川だったかな。同じく
「貧しき人々」も新潮で200ページくらい。だから少し長いかなっていう程度。
モーパッサンの「テリエ館」は「脂肪の塊」と一緒になっている。同じく新潮。短い。
このテリエをキャバクラに置き換えることはできないか。テリエは100ページ以下。
ブックオフで安い。100円で買える。なぜならネームバリューで気圧されて敬遠
する人が多いから。でも読んでみて文体は難しくもない。訳も悪くはない。
ドストエフスキー、ツルゲーネフ、ヘンリー・ジェームズ、モーパッサン読んだという
ことになれば、十分に箔がつく。どこへ行っても恥ずかしくない。褒められる。
審査員がこういうのを知らないといったら、俺だったらそいつらをバカにしてやる。
いっそのこと、ネットで検索して買ってもいいかも。

ツルゲーネフの「初恋」「アーシャ」「ファウスト」は短編ながらも世界的評価が高い。
ヘンリー・ジェームズは英米文学の巨匠。ツルゲーネフはロシアの文豪。
ドストエフスキーは言わずと知れた世界の巨匠。本当は「カラマーゾフの兄弟」「罪と罰」
といいたいところだが、若年層には無理。でもドストエフスキーはドストエフスキー。
腐ってもドストエフスキー。トルストイは恋愛物あるけど出回っていない。トルストイは
長編になってしまう。
181本人:2008/06/21(土) 15:07:08
ほう〜。
ちょっと今日にでも古本屋をあたってみます。
でもあくまで稚拙な文章力を鍛えるために読みます。独自性はかえたくありません。
もっと『主人公は女だったのか〜』って騙されるような感じになるようにしたいです…。
182名無し物書き@推敲中?:2008/06/21(土) 15:29:35
>>166
余分な贅肉とは具体的にどういったところでしょうか?
183名無し物書き@推敲中?:2008/06/21(土) 19:51:05
まだ言っている
だから贅肉という表現はとりあずなしにしとく
骨組みは変えなくてもいいから
肉付けをもっと綺麗にしようということ
184本人:2008/06/21(土) 20:04:17
頑張ってみます!!
185名無し物書き@推敲中?:2008/06/21(土) 20:04:30
ところでスレ主はどうした
俺が挙げた10冊のうち5冊でも手にいれたのかな
早く読んで感想聞かせて欲しいな
あれだけ巨匠の作品を列挙したんだから
少しは上達できるんじゃないかな
186名無し物書き@推敲中?:2008/06/21(土) 20:26:20
せっかちさんだな
187名無し物書き@推敲中?:2008/06/21(土) 21:03:34
スレ主どうした
本当に読んでいるのか
スレ立てるほどの意気込みだったならば
巨匠の作品のデッドコピーとまではいかずとも
参考として自作に取り込むくらいの気概があってもいいのではないのか
恋愛小説書くのならばドストエフスキー「貧しき人々」「白夜」
モーパッサン「テリエ館」ツルゲーネフ「初恋」「アーシャ」「ファウスト」
ヘンリー・ジェームス「デイジー・ミラー」くらいは知っておく、いや
読んでおかないとな。後加えておくとトーマス・マンの「トニオ・クレーガー」
「ベニスに死す」なんかも新潮からでてるから読んでおいてからがいいな
188本人:2008/06/21(土) 21:31:39
>>187
すいません。
まだ探してもいません。
「テリエ館」と「しぼうの塊」をまず読みます。
189名無し物書き@推敲中?:2008/06/21(土) 22:15:33
「テリエ館」と「脂肪の塊」は結構面白い
脂肪の塊ってかなり汚いずるい設定なんだよな
普仏戦争でプロシア軍の捕虜になった奴らが
誰を犠牲にしようかと企む
190名無し物書き@推敲中?:2008/06/21(土) 22:18:29
191本人:2008/06/21(土) 22:20:15
>>189
ほうほう。

>>190
どういった意図ですか?
192名無し物書き@推敲中?:2008/06/21(土) 22:58:39
要するに古典文学に精通するということは、世界共通の芸術に触れるということ。
実際に古典文学を母体とした偉大な文学も少なくはない。
オデッセイアとジェームズ・ジョイスの「ユリシーズ」の関係とかゲーテと
トーマス・マンとか
だからぱくりも決して悪いとはいえない

古典文学というのは、その時代に幾多とあった作品群の中から生き残った名作ばかり。
美術のピカソやゴッホに耽溺するように、音楽のベートーベンやワーグナーを愛好
するように、古典文学を愛読したほうがよいということ。
事実ベートーベンも知らないような音楽家の奏でるメロディなんて聞きたくないでしょう。
それと一緒で古典文学的素養のない人の作品は読みたくなくなってしまう。

それもそうとして上では課題図書を与えたんだから、とりあえず何冊か読みなさい。
実は課題としては比較的軽いほうで、皆読みやすい短編ばかりを挙げた。
193名無し物書き@推敲中?:2008/06/22(日) 00:08:08
もう寝たか
まあ折角の土日だから読書三昧もいいかもしれない
少しでも巨匠の作品から学べれば上達することだろう
194名無し物書き@推敲中?:2008/06/22(日) 00:36:52
でもここはクソみたいスレではないようだ
まあ巨匠に触れる
名著に触れる
これさえ実行すればいいとこまでいきそう
195本人:2008/06/22(日) 10:39:12
励みになります。
急かされても当方今学校が少し忙しいものなので、ゆっくりですが必ず提案して頂いた書籍は読みたいと思います。
196名無し物書き@推敲中?:2008/06/22(日) 12:24:12
今日は関東地方は雨の日
読書には最適な日
学生が読書といえば専門書
だから専門書放り投げて文学にどっぷり漬かるというのも推奨できない
また読んでくれといわれた作品についてもまずは人物を知れというのが鉄則
学生じゃあまだまだ読書量は多いとはいえまい
でも読書というのは人生を通じての目標
そういう俺も読書を人生の糧にしてからほぼ10年
西洋文学に偏っているものの年間で文庫文相当で10,000ページ。
中には自分自身の姿を見出した作品もあってその続編を書こうともした。
学生だとまだ人生の経験の少なさからもどうしても底は浅いものといえる
まずは古今東西の名著を耽読することから始めれば・・・
一日一時間の読書で年間数十冊には及ぶ
まあまずは読書量を増やすことだな
197名無し物書き@推敲中?:2008/06/22(日) 12:56:15
>>196
>自分自身の姿を見出した作品もあってその続編を書こうともした。
凄い。
写経っていうのかどうか言い方すらもわからないのですが、お気に入りの作品を一字一句書き取るということはやられないのでしょうか?
私は過去にパソコン書きではありますが、300ページほどの本を一冊だけですが目次も含めて書き取ったことがあります。
198名無し物書き@推敲中?:2008/06/22(日) 13:37:39
実はかつて読んだことのあるロシアの文豪の作品が、
まるで自分自身のことでも描いているかのように
思えたことがあった。ゴーゴリの「外套」
「狂人日記」にドストエフスキーの「貧しき人々」
「二重人格」「地下室の手記」。こういう作品の特徴には、
現代のビジネスマンの世界にもあてはまってくる。
199名無し物書き@推敲中?:2008/06/22(日) 13:50:04
>>197
300ページというのは文庫でということ?
それとも豪華版の文字数の多い本でということ?
それともワードを目いっぱい広げてということ?
ワードにめっぱいだと文庫3ページに相当するから
上下の分冊にしないといけないほど。

200名無し物書き@推敲中?:2008/06/22(日) 13:56:34
まず自作を公表するにしても、現実としては売れるかどうかは未知数。
100万部のベストセラーになれば、億単位の収入があるから生活は
安定するものの、大部分の人が1万部も売れるかどうかといった
ところ。
201名無し物書き@推敲中?:2008/06/22(日) 14:09:59
>>198>>199
失礼しました。文庫本で300ページ強です。
大変、勉強になりました。ありがとうございます。
202名無し物書き@推敲中?:2008/06/22(日) 14:48:29
>>201
でも文庫相当で300ページといえば分量はかなりのもの
カミュの「ペスト」もそれくらいの分量に匹敵するから
内容的に問題がなければ相応の評価は得られるものと
思われる
短編だと文章の流麗さとかが求められるけども、長編と
なると文章の拙さなんてものはそうは気にかからないもの。
長編こそ文章力よりも、内容の深さが問われてくるよね。

203本人:2008/06/22(日) 17:42:11
テスト受けていました。
みなさん空のうえの存在ですね。
でも自分も恋愛小説の長編をいつくか同時で書いています。
204本人:2008/06/22(日) 18:16:32

ほらここでも語彙力不足。空のうえって…。
205名無し物書き@推敲中?:2008/06/22(日) 20:01:12
雲の上の存在

ところであなたは学生らしいが、一日にどれくらいの時間を読書に費やせるのか。
全く読書の時間がとれないということはいえないだろう。
一日一時間ればいうことはないが、最低でも15分をそっちに割いてみたらどうか。
206名無し物書き@推敲中?:2008/06/22(日) 20:05:43
読書なんかするよりさ、連れとサッカーして、その後コンパ。こっちのメニューの方が有意義っすよ。(*^_^*)
207名無し物書き@推敲中?:2008/06/22(日) 20:10:06
それから、あなたがどういう学問分野を専攻しているか知らないが、
今の学問に読書がどうしての障りがでてくるということでもあるのか。
ないと思う。だから一日に一時間以内を読書に費やすことを勧める。
208名無し物書き@推敲中?:2008/06/22(日) 20:18:33
>>206
そーゆうのは飽きるほどやりました。すいません。

>>207
読書は日課にしていきたいと思います。
思いますではなくやります。
209名無し物書き@推敲中?:2008/06/22(日) 20:40:07
月並みな遊びに精を出す程度ならば、文章を作ることなどあきらめたほうがいい。
文学の持つ奥の深さは計り知れない。
210名無し物書き@推敲中?:2008/06/22(日) 20:48:46
でも読書によって世界的な名声を得た人もいる。
映画の黒澤明監督などは、ヨーロッパ文学への精通者で知られる。
ドストエフスキーの「白痴」ゴーリキーの「どん底」
特にドストエフスキーとシェークスピアへの傾注が大きいため、
それが世界的な20世紀最大の巨匠として伸し上がった。
211本人:2008/06/22(日) 21:17:13
>>209
奥深さ…ひしひしと感じております。
212名無し物書き@推敲中?:2008/06/22(日) 21:17:32
いやいや、読書なんかね。有害ですらありますよ。時としてね。「ブンガク的な体験」つまり人生をエスキスとして、経験する瞬間ってのが、活字を読むことでしか起きえないという誤解が、文化を衰弱させる原因でもある。(*^_^*)
213本人:2008/06/22(日) 22:15:01
>>212
なるほど〜。
これまた奥深い。
214名無し物書き@推敲中?:2008/06/22(日) 22:46:56
先生みたいに振る舞っているひとがいるが
本人の実力はいかほどのものなのだろう。
プロではない気がするが、まさか万年一次落ちなんてこともないだろうしね。
215名無し物書き@推敲中?:2008/06/22(日) 22:51:22
俺も週に7時間は読書に費やしている。おかげで400冊以上も読むことができた。
トーマス・マンは全集を読んだし、トルストイは全作品の半分くらい読めたし、
ドストエフスキーも三分の一くらい読みこなした。でも今トルストイもドストエフスキー
も、その全集を探し出すことが難しい時代だから完全制覇はできそうにない。
そのかわりにゲーテやシラーも半分くらいは読んだし、読んだ作家の数は80人にも及ぶ。
ヨーロッパ文学に偏っているが、それはそれでいいと思う。ある人がいっていたが、
大量の読書をこなすということが技であり、日本人には今それがかけているともいわれて
いる。
216名無し物書き@推敲中?:2008/06/22(日) 23:07:20
先生ではないよ。こうしてスレまで持ち上げるのならば、少し手助けをしてもいいかもしれないと思うこと。
自分でも自作を書いている。ワードを目いっぱい広げて執筆しているだが、それだけで700ページにも及んでいる。
未だ時期尚早のためにも、どこにも応募したことはない。文庫相当で2,000ページを超えるだけの執筆をこなしてみた。やはりその原典には古典文学への傾注が見られることを否定できない。
これだけの分量をこなしていったのは、自分の後世への遺書として書き続けたもの。人はいつかは死を迎える。
だからこそ、自分の生きた証を残して生きたい。文章は時代を超えて連綿と続く魂のようなもの。幽霊になって
化けてくるよりも、いくまでも誇る魂を残すほうがはるかに有意義ではないだろうか。文章とは先人の魂のような
もの。しかも即効性を追求するよりも、自分の生きた時代を可能な限り後世に伝えることに大きな意義がある。
文章こそ幽霊のようなわけわからないもの以上に魂を伝えることができる。
217名無し物書き@推敲中?:2008/06/22(日) 23:08:01
ヨーロッパの古典文学なんて読まなきゃいけないもんではないよ。
教養が欲しいか、真剣に文学したいなら読むのもいいんじゃない?って感じ。
普通の一般人向けの小説書くのにドストエフスキーやトルストイなんか必要ない。
「文章力」云々言っても所詮は訳文だし。


>>1が書きたいような小説で役に立ちそうなのっつったら、
村上春樹
江國香織
小川洋子
あたりをじっくり読めばそれだけでも良い恋愛小説をすらすら書けるようになるし、アイディアも増えるはず。
やっぱり、たくさんの人に好かれる有名どころを読んでおくのが一番だよ。

それからもっと小説の技法とかを吸収したいなら、
川端康成
三島由紀夫
谷崎潤一郎
島崎藤村
の有名な作品とかを読めば良い。

無理して難しいもの読まなくてもね、最後には>>1のアイディアと表現力の問題なんだからさ。
>>1がここに載せた作品は確かにまだまだレベルは低いけど、
ちゃんと一作書き上げる事が出来るのはすごい事だよ。それだけでも胸を張って良い

がんばれ
218名無し物書き@推敲中?:2008/06/22(日) 23:11:38
文章に長時間かけて魂を注入することは、死後の世界にまで存在価値を残せることになる。
幽霊として祟りを残し以上に、後世の人間に自分の考えを伝えることができる。
219本人:2008/06/23(月) 01:36:52
>>216
毎レス毎レスありがとうございます。

>>217
せっかく自分のためにご提示して頂いたので何冊かは読みます。
恋愛物語に驚きを混ぜた作品にしたいなと。
ご指南感謝します。
今回掲載した作品のレベルをあげるにあたって何かアドバイス等はありますでしょうか?
220名無し物書き@推敲中?:2008/06/23(月) 23:27:30
(´Д`)
221名無し物書き@推敲中?:2008/06/23(月) 23:49:28
うお、めっちゃ短期間で伸びてるじゃないかこのスレ

俺の時はry

もっかい書くから読んでry
222名無し物書き@推敲中?:2008/06/23(月) 23:52:06
いいよ
スレが伸びるか伸びないか保証はないよ
223名無し物書き@推敲中?:2008/06/23(月) 23:53:48
ここでやるなら1に了解もらったほうがいいかもよ
224名無し物書き@推敲中?:2008/06/24(火) 00:04:07
いや、1には頑張ってもらいたいからここではやめとくよ。
俺はひっそりCOLDPLAYでも聞きながらこつこつ書くよ。
どうせ上げた所で叩き落とされて終わるからなorz
225130:2008/06/24(火) 00:23:56
叩き落としたりとかないと…… 少なくとも俺しないです。
226名無し物書き@推敲中?:2008/06/24(火) 00:31:01
ハルキやカオリは現役
そういうのをぱくると損害賠償に発展する
だから著作権の切れたドストエフスキー、ツルゲーネフ、ヘンリー・ジェームスを紹介しているんだ
もしもここのスレ主がハルキ、カオリとかぱくって、ここに文章あげたらどういうことになるか。
どうも著作権のことを知らないようだから、あえて古典文学を読むようにとしている。
それに皆短編で若年層に難しくないのを挙げている。
ハルキ、カオリ読むことは否定しないけど、現役は注意しないといけない。没後50年いや70年目安
が無難。
227名無し物書き@推敲中?:2008/06/24(火) 01:03:36
俺がドストエフスキー、ツルゲーネフ、モーパッサン、ヘンリー・ジェームスと
急かしているから伸びている
俺はスレ主みたいに学生じゃない
俺はmビジネスマンで今日も帰るのがおそかった 今週は送別会に懇親会は目白押し
まあ明日は早く帰れるから、もっと色々書き子ができる。
だから上記の4作家を少しでもかじれることを
期待する
英米、フランス、ロシアの文豪だ どこへ出しても恥じ入ることはない だから読んで
盗んで自分自身のものとして会得することだ。 4人挙げれば偏向も少ない

またここのスレヌシは他のと違って気概がありそう だから心の底では期待のしている
早く読んでもらって会得して欲しい
おっと注意しておくが、ハルキ、カオリは参考にしておくに留めること。母体や影響を
受けるのは、初心者には古典で十分。
228名無し物書き@推敲中?:2008/06/24(火) 01:15:34
ところで課題図書の入手はうあまくいったか
一ヶ月で読了できそうな分量だ
それを読んで自分の小説と比較することだ
最低5冊読めば大きな影響を受けそうだ
またm表現力も向上する
読んだら是非感想をここに貼り付けて欲しい
さらに自分に足りないものを知ることにもなる
229名無し物書き@推敲中?:2008/06/24(火) 06:43:38
でもこのスレ主はガッツがあるよな
だからこっちも色々と提案の遣り甲斐がある。
まあ文章の添削まではいかないにしても
こういう本を読めということくらいはいえる
読書を進めて池というのは語彙を増やすことと
文章の流麗さを求めることだけども
早く読めば読んだ感想をここで述べて欲しい
10冊参考にあげたのは色々な巨匠の文章に触れてもらうこと
そうすれば今の文章の欠点とかを自分でも理解できるし
またそういう作家の技法を盗める

スレ主のガッツは褒められる
他のスレみたいに他人の悪口丸出しの非建設的なことがない
速いペースで進んでいるがまた新たなスレ作ってもいいな
今は仕事いく前だからこの程度にしておく
今日は早く帰れるからスレ主のその後の成長を見届けたい
230本人:2008/06/24(火) 07:36:43
>>221
すいません。駄スレなのに…。
自分は>>221さんの読みたいです。

その外にも毎回厳しく、そして優しいスレ…本当にうれしく思います。
課題図書の方は今日古本屋を巡って探します。
なかったらAmazonかな。

少しずつにでも技法を身につけたいです。
231名無し物書き@推敲中?:2008/06/24(火) 21:12:50
ところで設定について疑問があるんだが、どうして新宿のキャバクラとか、赤羽や埼玉県久喜市が舞台になっているんだ。他に設定はないのか。
それからあまり性行為については触れないほうがいいと思うが。
232本人:2008/06/24(火) 22:04:57
>>231
他に設定とは?
性行為に触れてますか?
233名無し物書き@推敲中?:2008/06/24(火) 22:10:08
飲み屋=アルコール
どうかな
ビジネスに燃えるキャリアウーマンは題材にできないかな
セックスという言葉は削ったほうがいいと思うよ
貞操観念を重視したほうがいいと思うよ
234本人:2008/06/24(火) 22:16:05
>>233
最初の部分ですか。
『フェアリーテイルメゾン』を舞台にした作品を書いているんで今回載せさて
頂いた作品(作品とは言えないでしょうが…)はその
235本人:2008/06/24(火) 22:17:14

途中で切れました。
>>233
最初の部分ですか。
『フェアリーテイルメゾン』を舞台にした作品を書いているんで今回載せさて
頂いた作品(作品とは言えないでしょうが…)はその一部なんですよ。
236名無し物書き@推敲中?:2008/06/24(火) 22:29:05
埼玉久喜市がでてくるところを読んで、石川達三が東急東横線を描写しているのと、志賀直哉が常磐線を舞台にしているところを思い出したね。
237名無し物書き@推敲中?:2008/06/24(火) 22:50:59
この小説の題名は決まっているの?
筆者は埼玉県人?
もうひとつキャバクラ嬢?
238名無し物書き@推敲中?:2008/06/24(火) 23:13:48
この冒頭の文章は全体像ではないのか?
そうなるともう少し長編の部類に入るということね。
239本人:2008/06/24(火) 23:16:41
>>237
サイタマニアです。
題名は決まっていません。
240本人:2008/06/25(水) 04:40:47
>>238
正直冒頭のナツキの言葉は削りたいです。
改変した段階では消してます。
FTMは全4作です。
241名無し物書き@推敲中?:2008/06/25(水) 04:57:18
早起きだなあ
242名無し物書き@推敲中?:2008/06/25(水) 06:47:00
どういう小説を母体にしているんだろうか
また上でもいくつか必読書を上げているけど、そういうのを参考にしているのだろうか。
243名無し物書き@推敲中?:2008/06/25(水) 06:49:00
さあ?
244名無し物書き@推敲中?:2008/06/25(水) 07:49:56
>>242
古典おじさん、気持ちはわかるが待っておあげなされ。
学生さんも試験があったりレポートがあったり発表があったり専門の本読んだり実験があったり
先生のお手伝いしなきゃいけなかったりいろいろあるからすぐすぐ読めない場合もあるんだろうさ。
必ずしも遊びにうつつを抜かしてなくてもね。

母体にした小説がないことは本人がもう答えてるし二、三日じゃ返答は変わらないよ。
本を読むペースは人によって様々、短いものでも咀嚼に時間がかかる人もいる。
自分の基準がすなわち万人の基準というわけではない。

もどかしいかもしれないが、ゆっくり見守ってあげよう。
245名無し物書き@推敲中?:2008/06/25(水) 21:28:08
でも、こうまでして自分の作品に魂を込めたということは、相応の覚悟があったうえでということでしょう。
そうであれば、自助努力は必要でしょう。
自分の行動には責任を持たないと・・・
246名無し物書き@推敲中?:2008/06/25(水) 21:37:10
まあ、俺も決してバカにしているわけではない。こうして自分の作品を晒そうなどとは、勇気ある行動として賞賛に値すると思う。また文章に魂を込めようということは、ある意味では人生捨て身でかかるようなことでもある。そうであればもっともっと頑張って欲しいとも思う。
247名無し物書き@推敲中?:2008/06/25(水) 22:01:56
ただし、題名くらいは用意しておかないとね。
題名もない文章を評価してくれるかどうか。
まあ、周囲が人目を惹くようなものを考えた
ほうがいいね。
248名無し物書き@推敲中?:2008/06/25(水) 22:47:49
ところで前段での注釈として、登場人物の紹介を試みていただけないだろうか。
それから出だしの方法としては、トルストイの「戦争と平和」の技法をモデルにできないだろうか。
また他の方法として、ドストエフスキーの「罪と罰」みたいな技法はどうか。この2作の特徴として
この先どのような展開が待っているのかという期待感を読者に与える。
戯曲のテネシー・ウィリアムズの「ガラスの動物園」みたいな期待を裏切るどんでん返しもあっていいの
ではないか。

二十歳そこそこの人生経験の浅い人に、こういう文学を紹介するには酷だと思うが、少なくとも冒頭くらいは
参考にできると、文章はかなりサマになってくると思う。もちろんそれをパクリにするのではなく、あくまでも
自分なりに消化吸収していくことが前提だ。

ちなみに俺の投稿の時間が朝6時代に早朝か、今くらいの時間しかできない。仕事があるから時間帯も限られてくる。
さすがに今回の土日は丸々一日あったから言いたい放題できた。また次の土日は同じくらい言いたい放題すると思う。
249名無し物書き@推敲中?:2008/06/25(水) 23:09:09
このスレに対しては比較的好意を持っている。これまでにも多くの人が意見を表明しているが、筆者はこれによってどのように心を動かされたのだろうか。どこをどうやって添削に改装を施しているのだろうか。出しっぱなしは無責任という烙印を押されてしまう。
で、率直にどういう改善を施したかを表明していただきたい。それがドラスティックなものでなくても、あくまでも
小改修という形でもいいから、示していただきたい。
色々な人が参考文献をここにだしている。ここに自作を張った以上はそれらを少しでも見せて欲しい。

俺らのように中年で長期間にわたって古典文学を熟読しているのとは違う。ただしここの筆者はちょっとした意見にも即座に反応している。それが筆者の心意気の発露であることは承知している。であれば、もっとひとつひとつの対案に適切な対処をたっていることを見せて欲しい。
250本人:2008/06/25(水) 23:21:39
改ためた点を述べます。

@冒頭のナツキのしゃべりはカット。

A自分で余分だと思った会話文はカット。しかし、あくまで会話は多くし流れを自分なりに作りました。

Bラストを『琴美ちゃん』ではなく『菊池琴美ちゃん』としたこと。(源氏名だと間違われるのを防ぐ意図から)

以上の三点です。

題名は『FTM』にします。今回載せた『こーちゃん』そして『ママキャバ』『マクラ』『女子大生』の四作品をまとめて『FTM』とします。

参考文献は未だ手付かずです。大学の図書館も見ます。近くの古本屋にはありませんでした。

251名無し物書き@推敲中?:2008/06/25(水) 23:37:57
俺なりに題名を考えてみた
「偶然の恋愛」
「つかの間の恋」
「ひと時の埋没」
「遠からじ恋」
「ネオンの狭間の恋物語」
「悲恋の情事」
「ナツキの恋」
「恋は春風のごとく」
「移り行く恋慕」
「慕情の果てに」
「悲恋となるまでも・・・」
「悲恋の墓標」
などなど。即効だから気にらないかもしれない
でも気に入らないなら理由も説明して欲しい
252本人:2008/06/25(水) 23:48:05
>>251
ありがたいんですが……。
すべて固い感じがあります。
フェアリーテイルメゾンの頭文字と性同一性障害の頭文字を取ったFTMがいいかなと。
253本人:2008/06/26(木) 13:12:23
ブックオフにない…。
254名無し物書き@推敲中?:2008/06/26(木) 20:47:47
スレ主こと筆者の意図及び将来的な展望ならびに
現状が見えてこない。
@ 自作をどこかの賞に応募して作家としてデビューし、
今後の生計を支えていこうというのか
A ここで衆目に晒した作品は短編の部類にはいるのか、
あるいはかなりの長編を想定しているのか
B 内容から判断してスレヌシは今学生で、
アルバイトでキャバクラに勤めているのか

仮に@を考えているのであれば、今のキャバクラ小説一本
だけでは決してうまくいくことはない。厳しいようだが
それは現実だ。知人に専門書の作家業を営む者がいて、
新聞にも時折投稿しているのだが、そちらの収入は主たる
給与に比較しても半分くらいがいいところである。それ
だけの収入を得るだけでも、最低でも年間5作品を脱稿
させないといけない。
   次にAについてだが、短編は短いので簡単そうに見える
のだが、実は文章の技巧を凝らす必要が非常に強く、さらに
流麗なテンポが必要となってくるために、実に難解ともいえる。
プロの名声が高い作家でさえ短編は極めて難しいとされている。
255名無し物書き@推敲中?:2008/06/26(木) 20:48:37
むしろ長編のほうが、文章は駄文の連続でも内容で十分にカバー
できる。短編はその構成から発表の場も少なく、長編のほうが
将来的には高収入に繋がる。長編とはどれくらいかというと、
文庫本で最低150ページ以上をさすと考えればよい。
  最期にBについてだが、これが事実ならばもっと人生の経験が
必要とされる。はっきりいえばキャバクラなどで学べることなどは
微々たるものに過ぎない。風俗産業の最たる例でもあり、柄の悪さ
からいってもまともな紳士は相手などしない。だから客層もあまり
良好とはいえず、接客にあたるキャバクラ嬢が得られることなど
決して多くない。
  以上のことから考えて、執筆業の現状をもっと深く知ることが
大切だ。
 実は俺も周囲に執筆者を知らないわけではない。その文章を読んで
みても、流麗さは驚くべきものがあったのだが、その発行部数がどの
程度かは知らない。恐らくは生計を維持するにはいたらず、もっぱら
他の副業に依存しているのが現状だろう。
 それからこのスレに自作を公開したいという人がちらほらいるよう
だが、自己満足を避けるためにも、さらに自身の文章の比較のために
も、それを受け入れてはどうか。
256名無し物書き@推敲中?:2008/06/26(木) 21:03:06
ひとことでいってしまうと文章力がない
はっきりいって辛口の酷評をする
冒頭でいきなりキャバクラの名前なぞ
だしてくるよりも
もっと夕暮れ時の新宿の情景を描写した
ほうが雰囲気がかもし出されてくる
たとえばネオンの輝くさまなどを
それこそ文学的に表現できないものか
さらに文章中に自分が主人公のように
振舞う情景が見えるが
これでは自身の告白をテーマとして
いるのか
はたまた他に主人公を設けているのか
読者側には混乱をきたしてしまう

加えて文章力や表現力についていうの
ならば
このスレでの応対を見ればそれが
著しく欠落していることを克明に
示している
かなり辛口だが読んだ感想は
そういうこと
257名無し物書き@推敲中?:2008/06/26(木) 21:33:52
ブックオフ行って何も買わないで帰ってきたということか
何か買ってくれば何か題材が見つかるじゃないか
ドストエフスキー、モーパッサン、ジェームスでなくとも
何かなかったのか
カフカとかトーマス・マンとかシェークスピアとか
岩波文庫の赤帯で何か手に入れてこいや
258名無し物書き@推敲中?:2008/06/26(木) 23:31:15
この板の住人がブクオフ推奨してどうするよ
259本人:2008/06/27(金) 00:04:07
>>254
@・A今回載せた作品はあくまで自作の一部です。
   FTMシリーズといったところでしょうか。
   基本は長編を書いていくつもりです。
   現時点では書き上げた中の一作を「日本ラブストーリー大賞」に出します。

Bいいえ。

>>256
冒頭の部分はカットしました。
表現力のなさ…痛感しております。
酷評しっかり受け止めたいと思います。

>>257
すいません。
題材にしようとは考えていませんが参考文献として買わなくてはなと。
また行ってみます。

>>258
ブックオフしかないです…。
260本人:2008/06/27(金) 01:33:06
>>255
キャバ嬢から得られるものは多くないと…それは顰蹙かいますよ。
261名無し物書き@推敲中?:2008/06/27(金) 04:10:12
素人の漏れが言うのもなんだけど、確かに文章力云々は高いほうではないよな。

それでも、真面目な姿勢には素直に賞賛に値すると思うよ。頑張れ>>1さん

生暖かい目で見守ってるぜ
262本人:2008/06/27(金) 13:05:24
>>261
生暖かい目…うれしいですね。
ありがとうございます
263名無し物書き@推敲中?:2008/06/27(金) 13:10:48
文章力という表現が妥当かどうか難しいが、
やはりそれが欠けていると見受けられる。
ではなぜ欠けているかというと、読書量が
少ないことに起因しているではないだろうか。
一通り読んでみたのだが、内容の進め方には
問題は少ないのだが、もっと表現方法を置き
換えてみる部分が多い。

>可笑しい事や不思議な事。一日中話しても
話したりないくらい。
これなど別の表現で示せないものか。
>セックスの時なんてそうじゃない? 
自分はこうしたいのにとか。でもそれを
言ったら相手がどんな反応をするんだろうって
考えてしまう時があるでしょ? でもそれって
気持ちいいのかしら。
官能小説を書こうというのならばいいけど、
小説の導入部分でこういうのは避けたほうが
いい。
264名無し物書き@推敲中?:2008/06/27(金) 13:18:09
>>255   キャバ嬢から得られるものは多くないと

ROMしてましたが書き込みます、
キャバの子でも性格は十人十色、
生い立ち境遇も千差万別・多種多様。
わたしは最初大阪の東通りキャバクラで嬢をしていました。
その後半年ほどで北新地のキャバクラに行き、果てはクラブで働いていました。
通産一年半ほどでやめましたが、確かに最初のお店では客筋の悪さは否めませんでした。
でも北新地に行って、たくさんの方にお会いしてたくさんのことを話しましたが、
仮にも新地で遊べる位の地位をもつ方々が大半です。
ガラの悪い方々ばかりではありませんでした。

その配慮の無い書き込みからは見識の浅さが見えますよ。



265130:2008/06/27(金) 13:42:50
ゴーゴリの「外套」
図書館三カ所まわった。なかったです orz
田舎の図書館は蔵書数も少ないし本を探すのも大変です orz
あきらめずに必ず探して読みます俺。
266本人:2008/06/27(金) 14:02:56
>>263
冒頭部分は削りました。
267名無し物書き@推敲中?:2008/06/27(金) 14:42:26
 http://ncode.syosetu.com/n5111e/

よかったら読んでください。初めて間もないですが…。面白くないと思いますが、マジでヒマな時に…。
268名無し物書き@推敲中?:2008/06/27(金) 15:22:39
読ませてもらったが、普通に面白かった
269名無し物書き@推敲中?:2008/06/27(金) 15:26:58
ひどいな。
270名無し物書き@推敲中?:2008/06/27(金) 15:30:18
>>267 読んだよ。ちょっと手厳しい感想書いちゃった。
271名無し物書き@推敲中?:2008/06/27(金) 15:37:34
ゴーゴリの「外套」もない図書館って結構悲惨じゃない。
普通はどこでもありそうだけどな。
でもドストエフスキー読むにはゴーゴリ読んでおく必要
あるんだ。
272130:2008/06/27(金) 17:02:18
町立図書館で、ゴーゴリが諸外国に分類されてた。
ロシア文学のカテゴリー自体ない模様、なんか悲惨です。
「検察官」はあった。肝心の「外套」はない、といった状況に涙目な俺 orz

>>267
読ませてもらいます。
俺の感想でよかったらここにかきます。まだ、読んでませんが必ず読みます。
273名無し物書き@推敲中?:2008/06/27(金) 18:01:21
>>267
ネタ……だよな?
274名無し物書き@推敲中?:2008/06/27(金) 18:39:45
>>1出てこいや!!!!!!
275名無し物書き@推敲中?:2008/06/27(金) 19:20:44
ゴーゴリの真髄は「外套」だけども、「検察官」だって凄く面白い作品
だよ。読まないよりは読んだほうがいい。
地方の町立図書館でも、県立図書館との交流はあるはずだから、それで
「外套」を借りてみればいい。
276名無し物書き@推敲中?:2008/06/27(金) 19:33:25
>ここは新宿にあるとあるキャバクラ。
  ここのところの描写を活き活きとできないだろうか。行き交う人々の
様子とかを描き出して、そこから店を浮き出させるというのもひとつの
手法だと思う。
>これまでにいろいろな人間模様を見てきたわ。
  こういうところをどう表現するかにかかってくる。出入りの業者なの
か、それとも酔いつぶれた客のことなのか。またはすべての人間を包含
しているものなのか。
>今日は『こーちゃん』のお話。 人にはそれぞれ悩みがあるものよね?
   こういう固有名詞を出すのならば、人物設定をしっかりしておく
必要は大きくない。
277本人:2008/06/27(金) 19:51:35
>>276
うるせえよ
278名無し物書き@推敲中?:2008/06/27(金) 19:58:44
>吸っている女性しか見えない。顔の表情が声と一致していない。
「あんた私の事好きじゃないの? 今日来ないなら奥さんにばらすよ?」
 違う方向からはドスの利いた低い声が聞こえる。可愛い顔からは想像できない声とその内容。
 
 ちょっと品がないのと違うか。キャバクラ嬢が下品でも、文章はもっと丁寧にいけないか。

>――カッコわる。
 センスが問われるところじゃないか。「惨めな思いだ」とかのほうが、文章のセンスは優れて
いないか。
 それから文章全体を通じて訴えかける内容が見えてこない。そういう部分を読書に見せる場が
ない。最初はキャバクラに勤める者と客の間の濃い人間模様かと思った。
 やはり読書の欠落が大きな要因だ。俺は小説の筆者じゃない。でも読者だ。トルストイも
ドストエフスキーもゲーテも読んでいる。少しそういうのを読んでみたらどうだろう。
279名無し物書き@推敲中?:2008/06/27(金) 20:03:02
うるせえよ
ときたか
他に自作をどう改良していこうかという発想はゼロか
それだったら作家志望は断念したほうがよくないか
280本人:2008/06/27(金) 20:03:58
>センスが問われるところじゃないか。「惨めな思いだ」とかのほうが、文章のセンスは優れて
いないか。

いいえ、優れていません。
281本人:2008/06/27(金) 20:30:03
>>277
>>280
この二つは自分ではありません。

後でまとめてレスします。今手が離せませんので。
282名無し物書き@推敲中?:2008/06/27(金) 20:34:22
筆者へ
こうしなさい
本人#abc
こうすれば他人の成りすましはなくなるでしょう
283本人 ◆1MGP4h6LWI :2008/06/27(金) 20:34:57
また偽物が出ると困るのでトリップつけました。
次からこのトリップで書き込みますので、偽物は無視してください。
284本人 ◆1MGP4h6LWI :2008/06/27(金) 20:36:51
>>282
レスが入れ違いになってしまいましたが。
どうもありがとうございます。これでどうでしょうか?

すみません、ちょっと手が離せないのでまた三十分後くらいにきます。
285名無し物書き@推敲中?:2008/06/27(金) 20:38:02
トリップかっこイイ!
1M尻がWI
286 ◆mwhk3wwDCM :2008/06/27(金) 21:08:35
読書を増やすことが急務だ。日本文学だったら泉鏡花なんて短編の巨匠。
事実三島由紀夫などは幼少の時期から、泉鏡花を嗜んできた。読みやすい。
本人が女性であれば、ヴァージニア・ウルフとか、マンスフィールド、
ブロンテ姉妹を読んでみるべし。
とにかくどこかへ入賞を果たしたいのであれば、100冊とは厳しいけど
100の短編読んでみることだな。長編よりも短編のほうが読みやすい
でしょう。
今度ブックオフとか行ったら、必ず古典文学のコーナーを見なさい。
古典文学というのは、数百年数十年を生き残ってきたつわものばかり
だから、決して読んでみて損することなどありえない。それに古典は
敬遠する人が多いせいか、100円くらいで売っている。
そういう我が家も古典文学でいっぱいになっている。激安で売られて
いるから、1万円で相当の本が買える。
ところでブックオフでは、岩波文庫のトーマス・マン短編集とか、
フランス短編傑作集とかイギリス、ドイツ、アメリカ短編集とかは
売っていなかったか。そういうのは色々な人の短編を扱っているから、
損することはない。
287 ◆mwhk3wwDCM :2008/06/27(金) 21:20:55
ドストエフスキーやヘンリー・ジェームスにしても短いのを紹介したのは読みやすいため
モーパッサンは短編の名手だから、いくつ読んでもいいと思う。短編好きにはチェーホフ
バルザックなどを上げることもできる。あと読んでおいて損しない作家としては、ドイツ
のシュテファン・ツヴァイクなどがある。ツヴァイクは、トルストイ、ドストエフスキー
の伝記のほか、バルザック、ディケンズ、スタンダールという巨匠の評価をしている。
ツヴァイク全集などはどこの図書館にもあるので利用しやすい。ロマン・ロラン全集も
また日本のどこの図書館でも置いてあるはず。ロマン・ロランだったら、作風が広いので
比較的若年層にも好影響を与える。
288 ◆mwhk3wwDCM :2008/06/27(金) 21:45:30
あと本を読むのに苦労があるならば、映画をいっぱい見ることも重要。
最新の流行作よりも、古典的な黒澤明などを、できれば全作品見なさい。
小津安二郎や溝口健二監督も世界的に名高い。
黒澤明監督はロシア文学の影響が大きい人で、それが欧米人の間でも
大きな評価を得ることができた人。スピルバーグやジョージ・ルーカス
でさえも、黒澤明監督を自分の師匠と見ているほど。ドストエフスキー
の「白痴」やトルストイの「イワン・いリーチの死」を自作に取り込んだ
ほど。黒澤の評価はヒッチコックよりも高いといっても過言はない。
つまらないかもしれないけども、黒澤作品は必見の価値あり。
289本人 ◆wYUuBm6d7Q :2008/06/27(金) 21:58:06
>>283
>>284
何がしたいんですか?
こんなど素人のスレで何をやっているのか…。

古典文学はゆっくりと目を通していきます。

幾分時間がありません。他の賞への執筆もありますから。

ご好意は大変嬉しく思います。
290 ◆mwhk3wwDCM :2008/06/27(金) 22:12:05
誰かがふざけている。
ここの趣旨は「小説を読んでいただけませんか」なんだからふざけるのは
やめてはいかがか・・・
読んだ感想を率直に述べているだけのことで、別に本人の人格まで否定は
していない。本当のことを言えば、単なる性同一障害で終わらせるのでは
なくして、重厚な作品として甦らせることを考えている。
ツルゲーネフ、ドストエフスキー、モーパッサンを母体に置けば、決して
恥じるものではないと心得ている。
291名無し物書き@推敲中?:2008/06/28(土) 07:27:35
>>259
続きがあるんですよね。読みたいな。
でも応募作に仕上げるつもりみたいだから無理みたい。
292名無し物書き@推敲中?:2008/06/28(土) 07:36:14
>>290
>重厚な作品として甦らせることを考えている。
死体をイメージして笑ってもうた。<(_ _)>
私、失礼なイメージしちゃってるね、<(_ _)>
293名無し物書き@推敲中?:2008/06/28(土) 07:57:11
>>292
失礼な奴だ
294名無し物書き@推敲中?:2008/06/28(土) 08:05:39
>>292
ほんと失礼ですよね<(_ _)>
バイト行ってきまっしゅ(T_T)
295 ◆mwhk3wwDCM :2008/06/28(土) 08:10:39
本人に一言
文章作ることは否定しないのだが、筆者になる前に読者となること。
賞などはいくつでもある話なのだから、そう急がずとも良い。
それよりも自分自身を熟成させるために、できるだけ多くの一冊でも
多くの読書をこなしていくことが肝要。
296 ◆mwhk3wwDCM :2008/06/28(土) 08:48:04
文章というのは、何よりもできあがった作品を再三再四にわたって推敲すること
にある。だから何度読んでみてもいいわけであって、書き直す回数が多いほど
作品の完成度も上がってくる。
297本人:2008/06/28(土) 11:18:13
>>295-296

はい。
読書の時間というのが圧倒的に少ないのは承知しております。
これからなるべく読んでいきたいと思います。

土日はまた忙しくなるので月曜日にはなにかしら参考文献を手に入れたいと思います。
298名無し物書き@推敲中?:2008/06/28(土) 12:30:36
>>296
ときどきスレを覗かせてもらっています。見識の高い丁寧なアドバイスに感じ入ります。

まだ完成されていない。
と、御自分で仰られていた、ワードで1,000ページに及ぶ作品も完成後に書き直しをなされるのでしょうか?
私など未熟ゆえそれだけの分量を書こうと思うだけで青息吐息ものです。不躾な質問だとお思いでしょうが、至らない私にお教え願えれば幸いです。

ますますの、ご健筆をお祈りいたします。乱筆ですがこの辺で失礼致します。
299名無し物書き@推敲中?:2008/06/28(土) 12:45:12
297
トリップ忘れ?
ニセ?
300 ◆mwhk3wwDCM :2008/06/28(土) 13:13:41
>>298
実はまだまだ完成の領域には至っておりません。またできあがっても今の自分の
心境としては、どこかに投稿しようという意図もありません。ただいつかは誰か
に読んでもらいたいという思いは、心の隅には残っています。
ワードを全開にすると2,300文字も書けるので、相当の分量に上っていますね。
どうして自分がそうして文章に打ち込むようになったかというと、病気に苛まれた
からといえます。自分自身の死を覚悟した時から文筆を始めました。今では6つ
の自作を手がけております。
ひとつは舞台が日本ではなく、革命後の東欧とユーゴ戦争及びフランス、ドイツを
描いたものです。これが大変長いもので、1990年代から現代までをつづったもの
で、今どうしても中盤のところが苦労しているという段階です。これがワードで
500ページに及んでいます。
なぜこのような
外国を描こうと思ったかというと、ヨーロッパには10回以上も旅行をしたことが
あり、これらの国の地理にも明るくなったということがいえます。そこで見聞き
したことが題材となってきたということですね。
さらに、自身
でも相当多くの、もう500冊は超えるのではないかという古典文学を読みこなした
ことが、大きな原動力となってきました。
後もうひとつ大変長いものとしては、自分自身が経験したことである世界紀行です
ね。事実すでに五大陸全部を旅行したこともあり、さまざまな風物を見聞して
きました。そうした経験は後世の人々に残すべきであると考え、薄れ行く記憶を
辿りながら文章化に励む毎日です。これがワード300ページに及んでいます。

301 ◆mwhk3wwDCM :2008/06/28(土) 13:29:25
続きですが、この自身の海外旅行記は、幾人かの知人にも読んでいただいたことが
あります。ただし非常に長いために皆断念してしまいましたけどね。
これを書こうという意思が固まったのは、ゲーテの「イタリア紀行」、ギッシングの
「南イタリア紀行」、リルケの「フィレンツェだより」、ツルゲーネフの「猟人日記」
を読んでからでした。
何だかこうして自宅で細々と文章を書いているなんて、あのフランツ・カフカみたい
ですね。
本当のことをいえば、この筆者にいいたいのは、若いのだからもっと色々な国を旅行
してみなさい、といいたいですね。そっちのほうがはるかに人生を充実するうえでも
優れていますし、また文章に対する意識も変わってくることでしょう。
それに世界の名著を加えていけば、立派な作品ができあがることでしょう。
話は飛びますが、
この創作文芸板にはいくつか意見を述べたこともありますけれども、海外旅行板でも
かなり意見を述べています。また文学板には数年前までコテハンで意見したことも
ありました。ここの筆者もそういう風に、文学板でも意見できるくらいになって
欲しいですね。
302名無し物書き@推敲中?:2008/06/28(土) 16:47:47
文学の賞なんてものは逃げないんだから、文章の腕をあげること。
少なくとも100冊は読む覚悟を決めたほうがいい。

と、他のスレでもいっておきました。
303名無し物書き@推敲中?:2008/06/28(土) 20:05:51
でもこうして自分の作品を公開する度胸には驚嘆する
304名無し物書き@推敲中?:2008/06/29(日) 00:06:44
筆者はちゃんと読書に勤しんでいるのかな。
ところでこの小説には性同一障害を描こうとしているようだが、
これってある意味では差別をも含む内容になるのではないか。
そうなると日本の名作島崎藤村の「破戒」あたりを愛読書に
加えてはいかがか。
305 ◆mwhk3wwDCM :2008/06/29(日) 02:15:12
筆者となる以前に読者となれとは、イシダイラの言葉。確かに100の短編
読めば、そこから得られるアイデアだって豊富なものだ。ひとつの読書が
自作の流れを変えることだって十分にありえる。古典文学を推奨する理由
のひとつにはそれもある。推理小説ばかり読むと推理の方法しか頭に残ら
ず、結果として冗長になりそうな気配もある。対する古典文学。古典と
いっても幅は広い。悲恋もあれば、悲劇もある。喜劇もあれば深い人生の
味わいを垣間見ることもできるものもある。社会の不条理を描いた作品も
あれば、政治的な話題もある。
それ以上に凄いことは、幾多の創作の中を掻い潜って生き延びてきたという
バイタリティーである。現代もまた多くの作品が世にでてくるのだが、
そのほとんどが雨散霧消していく。そうした事実は過去も現代も変わらない。
その中で勝ち残ったものこそ、真の名作ともいえるだろう。本当の勝ち組
である。勝ち組を目指す者ならば、勝ち組に学べといえる。現時点で筆者を
負け組とは呼べないが、誰にでも失敗はあることだし、そこから学ぶこと
こそ何事においても成功への足がかりとなる。筆者こと本人は、今その学ぶ
段階にある。書き直すということは、すなわち失敗から学ぶこと。世の中
全てのことにおいて失敗はつきもの。失敗を恐れないことは、成功への足
がかりとなる。
繰り返しになるが、金言としていえるのは、筆者となる以前に読者となれ。
100の古典からは100の名場面を盗め。盗めというよりは体得しろ。多ければ
多いほどよい。1,000あれば1,000を体得できる。
また文学からは、文章以上に職務上の名言も得ることもできた。その一例は
スタインベックの「怒りの葡萄」から得たものだった。「殺すぞ」に対して
「俺を殺しても、俺の替わりに第二第三の人間が来るだけのこと。」
この言葉は今でも忘れることができない名言だと思う。
306 ◆mwhk3wwDCM :2008/06/29(日) 12:03:29
落ちているから一応はあげておく。
お宅のブックオフはそんなに蔵書在庫が少ないのか。だったら近くの市町村立図書館を
あたりなさい。今は蔵書をネットで検索できる。
あなたの小説から察することのできる生活圏は、埼京線沿線と見られるので、新宿から
早稲田あたりの古書街を捜し歩いてはどうか。埼京線を京浜東北線に乗り換えて、秋葉原
から神田の古書街へ行ってみてはどうか。やすい作品だと100円で売っていることも
あるから、予算を1万円としても数十冊を購入できる。

それから余談になるが、各賞の審査員の話を聞くと、恋愛ドラマのオンパレードで読む側
も辟易していて、見向きもしないというのが事実なようだ。だから審査員の目に留まるの
ならば、何か光るものがないと入選は不可能とも聞く。

さらに最近の新作を紹介するテレビ番組もある。あなたのところにもビデオくらいあるだ
ろうから、見られないなら録画しておいて、暇な時間に見ることだな。
出演者は現役の作家で、必ず数人がゲストとして迎え入れられ、幾冊かの新刊本を紹介
している。そういうものと自分とを比較するということも、ひとつの指標となってくる
ことは確かだ。
307 ◆mwhk3wwDCM :2008/06/29(日) 12:26:37
折角時間があるからもうひとつ。
筆者になる前に読者になろうということについて。
岩波書店などで、ドイツ、フランス、ロシア、英米文学案内などを
出している。どういう人のどういう本を読めばいいかというのなら
こういう本を参考にすること。ここに紹介されている作家の作品は
短編でもいいから読んでみること。全集は難しい。自分でもドイツ
のトーマス・マンの全集を読んだけれども、探すのが大変で3年の
歳月を要した。トルストイやドストエフスキーなどの全集も探すの
が大変。これは余談としておく。
上記の文学案内を読んで、邦訳されている作品があったならば、
それは良書といえる。なぜならば、日本でも出版されるということ
は、他の国でも出版された世界の名作といえるからだ。参考にする
ならば、名もない駄作よりも珠玉の名作を選んだほうがいいことは
自明の理。
ただし海外の文豪の作品には邦訳がないケースもある。それは長編
にはリスクが伴うということで、出版社が乗り気でないことがある
からだ。語学の才能があるのならば、原書を読んでみていい。
以前アメリカのニューヨークのジョンFケネディ空港で、ドライザー
の「アメリカの悲劇」を買ったことがあったけども、読むのに3ヶ月
要した。その割りに内容はあまり深いものとはいえなかった。
308名無し物書き@推敲中?:2008/06/29(日) 13:10:16
もうひとつ付け加えておくと、かくいう自分自身もまた途上の人間。
読書日記というものをつけてはいるのだが、今500冊程度。これに
は専門書を含んでいない。普通の文学のみの勘定。
一応1970年代に発行された世界文学全集くらいの読書量はあるには
あるのだが、まだまだ多くの読書を続けていく必要性は大きいと思う。
まだまだ読んでいない作品だって多い。だからといって焦って読もう
とは思っていない。そういう思いで読んだ作品は忘れていくことが
多いから。
以前年配者から指導を受けたことがあるのだが、人生とはより多くの
芸術に触れることによってその価値が決まるということ。文学もまた
芸術のひとつ。読書という技は、一生涯を続けて貫き通そうと思う。
この読書についてある人がいっていたが、日々大量の読書をこなすと
いうことは、習慣ではなく技だということだった。
俺自身もまたこの「技」をいつまでもつけていたいし、筆者である
君もまたこの「技」をつけたほうがいいだろう。
309名無し物書き@推敲中?:2008/06/29(日) 13:27:22
ところで1、つまりFTMはどうしている?
310名無し物書き@推敲中?:2008/06/29(日) 13:30:27
実は1の未熟さは、このスレでの返答を見ればそれがわかる。
途上の人間だから責めに帰することはできない。
311名無し物書き@推敲中?:2008/06/29(日) 13:47:32
読むだけ読めといって、その後のフォローはどうなったのか。
312名無し物書き@推敲中?:2008/06/29(日) 21:36:26
スレヌシが出てこない
どうした
自分でスレ立てたんだからちゃんとやれといいたい
313名無し物書き@推敲中?:2008/06/29(日) 22:02:42
すれ主は読書という技を身につけたのだろうか。
だったら願ったり叶ったりだが・・・
筆者となるよりも熟達した読者になれることの
ほうが先決問題。読書には柔道や空手のように
有段者というものはないが、数百冊という読書
をこなした人間には有段者並みの敬意を払う。
ちなみに自分自身もまた読者という意味では
発展途上にある。人生の終焉まで続ける果て
しなき技でもあり、事業であるともいえる。
314名無し物書き@推敲中?:2008/06/29(日) 22:22:59
どうやらスレヌシは今日はご不在のようだ。
明日はここにお目見えすることだろう。
すれ主の意識改革がどこまで進むかは見もの。
ここを放棄したようには見えない。
315名無し物書き@推敲中?:2008/06/30(月) 20:40:21
スレ主はここを放棄したようだな
心意気が高いかと思ったが口ほどにもなかった
ここも下降線を辿ることだろう
316名無し物書き@推敲中?:2008/06/30(月) 21:16:30
1は課題図書を読むのに夢中で2chに来ている場合では無くなっている、に一票。
317名無し物書き@推敲中?:2008/06/30(月) 22:16:16
だといいのだが・・・
ところでこのスレのキーワード見たかな
ドストエフスキーとツルゲーネフになっている
モーパッサンが入っていない
モーパッサンもここではキーワード
ヘンリー・ジェームスもまたしかり
318名無し物書き@推敲中?:2008/06/30(月) 22:51:07
だとしたらドストエフスキーやツルゲーネフを捜し当てたということか
319名無し物書き@推敲中?:2008/06/30(月) 22:59:00
てか、あんたら気にしすぎじゃない? 過剰だよ。
320名無し物書き@推敲中?:2008/06/30(月) 23:23:44
でも結構興味はあるよ
こんなスレ50も自作で埋め尽くす奴なんてそうはいない
そのガッツは買ってあげてもいい
321名無し物書き@推敲中?:2008/06/30(月) 23:38:07
キーワードを高尚に
ドストエフスキー、モーパッサン、ツルゲーネフ、ジェームス
ドストエフスキー、モーパッサン、ツルゲーネフ、ジェームス
ドストエフスキー、モーパッサン、ツルゲーネフ、ジェームス
ドストエフスキー、モーパッサン、ツルゲーネフ、ジェームス
ドストエフスキー、モーパッサン、ツルゲーネフ、ジェームス
ドストエフスキー、モーパッサン、ツルゲーネフ、ジェームス
ドストエフスキー、モーパッサン、ツルゲーネフ、ジェームス
ドストエフスキー、モーパッサン、ツルゲーネフ、ジェームス
ドストエフスキー、モーパッサン、ツルゲーネフ、ジェームス
ドストエフスキー、モーパッサン、ツルゲーネフ、ジェームス
これでどうだ
322本人 ◆4TPieIeUyI :2008/06/30(月) 23:44:16
うるせいよ
何がドストエフスキーだ。モーパッサンもツルゲーネフも三流作家だろうが
それを読めというのか
ボケ!!!!!!
323名無し物書き@推敲中?:2008/07/01(火) 06:29:44
これって本当に本人か
何だか本人の成りすましが多いような気がする
324名無し物書き@推敲中?:2008/07/01(火) 06:35:43
本人ではなさそうだ
325本人:2008/07/01(火) 09:16:10
すいません。

土日は学校のレポートに追われておりました。『犯罪学』『刑事政策』の本を一気読みしておりました。

レス返せなくてすいません。

まだ課題図書には触れていません。

後、オール読物には改変を十数回重ねたものを……出してしまいました。

馬鹿かとお思いになるでしょうが。出してしまいました。

それに偽者が多いようなのでこの書き込みすら本人だと思われないかもしれません。
なんかそれがメンドクサイデス。

そして今日も大学です。七月少し忙しい時期になりますが七月末日締め切りの『日本ラブストーリー大賞』へ
応募する作品も推敲途中でそっちの方もやらなければなりません。

326本人:2008/07/01(火) 09:18:26
>>315
決して放棄したわけではありません。
すいません…。
327本人:2008/07/01(火) 09:19:45
>>322
こういう人がいると……です。
328 ◆mwhk3wwDCM :2008/07/01(火) 21:02:20
君は法学部か社会学部、あるいは文学部社会学専攻の学生か。
学生で物書きを目指すのは、三島由紀夫とか石原慎太郎など
が先駆者といえる。
三島由紀夫は自殺で有名。
でも学生で名を馳せるのはいかがなものか。
文化人の早逝を考えてもらいたい。石川啄木、滝廉太郎、
それにフランスのラディゲ。これらは皆20代で生涯を閉じて
いる。人生の山場なんてものは遅咲きのほうがいいくらいかも
しれない。ことわざにもあるでしょう。十で神童、十五で才子、
二十歳になってただの人。
早い段階で熟成してしまうと、引き際が難しくなってしまう。
だから、あまり焦らずにじっくりと進んだほうがいいのでは
ないだろうか。急ぐことはない。
君にも熟した時期が来るときもあるということさ。
329 ◆mwhk3wwDCM :2008/07/01(火) 21:32:55
執筆なんて作業は夏休みのほうがいいのではないのか
どこの大学でも7月中旬から9月中旬までは休みだから
今の時期は試験やレポートとかで忙しい
330 ◆mwhk3wwDCM :2008/07/01(火) 23:07:44
日本ラブストーリーを検索してみたよ
懸賞金が500万円ということだね
学生さんには魅力的な数字なんだけど
考え方を裏返したらどうだろう
君の世代は就職難ではなさそうだ
だから今の自身の学問分野でがんばって
納得のいく職業についたほうがよいの
ではないだろうか
節約して生活すればそれくらいの金員
くらい何とかなりそうだと思う
仕事合間に執筆しても遅くはないと
思う
むしろ職業から色々なことを学んでから
じっくりと作品を仕上げるほうが君自身
にもよいのではないだろうか
だから焦らず人生の方向性を見失わずに
いくことが肝要と考える
君は若いからどうしても性急になりがち
俺自身も二十歳くらいに執筆してみた
けれども今振り返ると職業人という道を
選んで正しかったと思う
ただし個人的な執筆は否定しないが
あくまでも自分の道を誤らないように
331 ◆mwhk3wwDCM :2008/07/01(火) 23:33:38
付け加えておくけれども、決して君の創作活動を否定するものではない。
創作活動は大いに奨励したいのだが、作家志望の浪人生活だけはやめなさい。
それから君にはドストエフスキーを紹介したけど、手に入らないならば他の
作家を勧めよう。チェーホフ、バルザック、そしてモーパッサンの短編。
こっちのほうが探しやすい。サマセット・モームの100の短編。これだと
20人以上の作家の作品を読むことができる。見つかったら何でもいいから
読んでみなさい。きっと君にも好影響を与えてくれると思う。
それから余談だけども、巨匠の作品はいきなり長編目指すよりも短編から
入門したほうが違和感ないよ。
332名無し物書き@推敲中?:2008/07/02(水) 23:44:26
それにしてスレ主でてこないな
少し根性あるところ見せたらどうだ
333名無し物書き@推敲中?:2008/07/03(木) 06:07:18
根性ってww
書きもせず読みもせず毎日2chに書き込んでたらそのほうがよっぽど問題だと思うが。

まあせっかちさんもいるけど1は気にせず自分のペースで書いたり読んだりするといいよ。
334名無し物書き@推敲中?:2008/07/03(木) 14:40:18
入選したこともない、ただのおっさんが、ここまで先生面できるスレも珍しいなw
335名無し物書き@推敲中?:2008/07/03(木) 20:48:50
ちなみに一言
筆者でもなければ先生でもない
読者である
読者としての意見を率直にいっているだけのこ
336名無し物書き@推敲中?:2008/07/03(木) 21:30:49
へえ、「課題を与えた」だとか随分偉そうな読者だなw
337名無し物書き@推敲中?:2008/07/03(木) 21:32:17
一応古典文学の読者である。
トーマス・マンにカフカはほとんど読んでいるし、トルストイやドストエフスキーを
これからマスターしようと思っている。
本音をいえば、もっと「読者」が声を大きくしてもいいと考える。読者が筆者に古典
の要素を求めても差し支えはない。他にも「読者」がいればもっと要望をあげればよい。
俺としてはドストエフスキー、ツルゲーネフ、モーパッサンを求めたい。
欲を言えば、トルストイ、トーマス・マン、カフカ、ヘッセ、ゾラ、バルザックなどを
盛り込んで欲しいところだ。
338名無し物書き@推敲中?:2008/07/03(木) 21:45:24
何様だよ
339名無し物書き@推敲中?:2008/07/03(木) 21:56:05
では君も読者になってはいかがかな
ドストエフスキー、トルストイ、カフカ、カミュ、モーパッサンなど。
ドストエフスキーほどの名声ある作家の作品を紹介して何も問題はない
いや、読んでないならば読んで欲しい。
そうした要素を取り入れて欲しい。
340名無し物書き@推敲中?:2008/07/03(木) 22:21:30
とんだ勘違い野郎だね。
341名無し物書き@推敲中?:2008/07/03(木) 22:34:23
読者がその要望を表明しているだけのこと
また急かすという意見もあるが、ここを過疎にしたくないことも本音。
読者が願望することに何も問題はないと心得る。
342名無し物書き@推敲中?:2008/07/03(木) 22:56:43
わかったからもう少し普通の文体にしろと言いたい
普段からそんな言葉遣いしてんのかよ
343名無し物書き@推敲中?:2008/07/03(木) 23:09:44
わかった
そのかわり、このスレ主を応援してあげようじゃないか
読者として応援してあげよう
ある意味ではスレ主に期待をしている
しかし人生の失敗はしないで欲しいと思う
スレ主は文学部で社会学か心理学あたりを専攻している
ようだけども、執筆に捉われ過ぎて歩むべき道を見失わ
ないでも欲しい。
また課題図書与えたのは、その期待の裏返しだったんだ。
期待が大きければ大きいほど、色々と意見をだしてしまう
ものなんだよね。
344名無し物書き@推敲中?:2008/07/03(木) 23:17:54
上のほうのやりとり読んでみて欲しい。
スレ主は些細な意見にも質問を繰り返してきた。
だから気概があると感じたし、だったら期待も
しようと思った。今の期待はドストエフスキー、
モーパッサン、ツルゲーネフから何か学んで
欲しいということだね。
345名無し物書き@推敲中?:2008/07/03(木) 23:22:17
最初から>>1には期待してるがな
作品を書こうとしたり勉強になるような本を読もうと思えばそれなりに時間は必要だろ

古典文学に素晴らしい作品がたくさんあるのは同意だがそれが全てってわけでもないし、
本人が読みたい作品を好きに読むべきだ。お前さんのは押しつけがましく見えるんだよ
無理矢理詰め込んでも自分の血肉にはならんよ
346本人 ◆1MGP4h6LWI :2008/07/04(金) 18:38:14
>>343>>345
ありがとうございます。でも黙っててください。

>>344
古典、何本か読んでみました。
347名無し物書き@推敲中?:2008/07/04(金) 23:31:50
ところで誰の何という作品を読んだの?
348名無し物書き@推敲中?:2008/07/05(土) 00:09:29
トリップかっこイイ!
1M尻がWI
349名無し物書き@推敲中?:2008/07/05(土) 12:17:56
1冊2冊じゃあ無理は承知だけども、その読書を通じてどういうことを
学びとった?
その中で自分でいいと思う文章があれば、それを自分のなかにとりこむことだな。
350名無し物書き@推敲中?:2008/07/05(土) 13:11:58
読者として本当に薦められるのは、ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」、
カフカの「城」「アメリカ」「審判」、トルストイの「クロイツェル・ソナタ」、
「戦争と平和」。こういったところか。
351名無し物書き@推敲中?:2008/07/05(土) 13:15:51
一番いい方法は、古典の名場面を少しずつぱくっていくこと。
そうすれば仮にインターネット掲示板に掲載してもトラブル
は起こらない。
352名無し物書き@推敲中?:2008/07/05(土) 15:50:54
                               、 〃 ツッ,,
     xッ     xッツ〃ッ,,     xッ巛ヾミ、    ミ      ヾ
    ミ,, 彡   彡 ミ    彡  彡ミ    彡  ミ      彡
     _, '´ ゙̄ヽ. 彡 _, '´ ゙̄ヽ.  彡_, '´ ゙̄ヽ. 彡     ミ
      ハ⌒ソ))ス./x  イノ⌒ソス)/x  リ⌒ソ)) ス./彡i !lィヾ
     ノ从゚ヮ゚*// \从゚ヮ^//  \从゚ヮ゚*//
    (´ ノ!_ノ(y´     ソ!_ノ(y´    ソ!_ノ(y´ ))
      ( 、  ノ  ( 、  ノ   ( 、 ,ノ (´
  キタ━━i_ (━━━━i_ (.━━━━i_ (━━━━━ !!!
      / ̄″ ヽ、   / ̄″\     / ̄″ヽ、
     んん〜ァ〜ゝ  んん〜ァ〜ゝ  んん〜ァ,-ゝ
     / / //ヾノ   / / //ヾノ    / / //ヾノ
    (_(___/  (_(__,,/   (_(___/
353本人:2008/07/05(土) 18:23:45
>>346
これも自分じゃありません。
執筆と大学で忙しくあまりここに来れずすいません。
モーパッサンは手に入れましたが、まだ未読です。
354名無し物書き@推敲中?:2008/07/06(日) 00:04:02
読者としていわせてもらえば、あなたもまた大量の読書をこなす
読者となるべきだと思う。
どうしても今自分の読んでいるドストエフスキーと比較してしまう。
そうなるとスレ主の文章が物足りなく思えてしまう。
355名無し物書き@推敲中?:2008/07/06(日) 01:11:50
こちらは読者として提言しているに過ぎないので了承して欲しい
またある意味では心意気を買っている
356名無し物書き@推敲中?:2008/07/06(日) 21:09:53
スレ主の近況が知れない
357名無し物書き@推敲中?:2008/07/06(日) 21:36:53
なにここ?
358名無し物書き@推敲中?:2008/07/06(日) 21:38:00
1の偽物やって誰か得するの?
359名無し物書き@推敲中?:2008/07/06(日) 21:40:58
荒れてない不自然?
360名無し物書き@推敲中?:2008/07/06(日) 21:43:04
>>357
まず最初にスレ主が自作を発表した
多くの人がそれを読んだ
その中に熱心な批評家がいた
そして次第に応援者が増えてきた
スレ主は幾多の賞に応募した
そういう流れ

361名無し物書き@推敲中?:2008/07/06(日) 21:48:43
ざっと読んだけど、130君とかネタ師ぽい
あと、ひとりで幾通りか簡素つけてる香具師もいるな
362名無し物書き@推敲中?:2008/07/06(日) 22:13:02
そうだ。ここは荒れていないんだ。健全なんだ。
他は知らないが、ここではトラブルがないんだ。
363名無し物書き@推敲中?:2008/07/06(日) 22:29:48
結構いいスレだよ。ここは。
トラブルないし、建設的だよ
364本人:2008/07/06(日) 23:09:45
こんばんわ。
放置気味で申し訳ありません。
『日本ラブストーリー大賞』のレベルはどうなのでしょうか?
受賞作品を見ましたがなんとも言えず。
どういったものが好まれるとかあるのでようか?
365名無し物書き@推敲中?:2008/07/06(日) 23:24:54
本人の君には厳しい忠告だけども、ドストエフスキー、モーパッサン、
ツルゲーネフ、ヘンリー・ジェームスを齧りなさい。
チェーホフ、バルザックもいい。短編で十分。トルストイは「クロイツェル・
ソナタ」。こういうの読んで、自分で熟成していくと、ひとつの賞をめざすの
でなくして、いくつもの賞を視野におくことができる。
「日本ラブストーリー」「オール読み物」ばかりではない。
チャンスというものは、より多くの努力する者にはいくらでもめぐってくる。
366名無し物書き@推敲中?:2008/07/06(日) 23:29:12
といいながら、創作文芸を離れて、文学板に20も書き込みをしてきました。
367本人:2008/07/06(日) 23:32:57
>>365
チャンスというものは、より多くの努力する者にはいくらでもめぐってくる。

すごく心に響く言葉ですね。

とりあえずは「日本ラブストーリー」の作品を完成させた後に読書に耽りたいと思います。
368名無し物書き@推敲中?:2008/07/07(月) 07:16:11
すごい参考になった。古典を読んで参考にすればいいのか?
本人さん忙しそうだから、戻ってくるまで、俺の作品よんで評価しても
らえないかなー。
369本人:2008/07/07(月) 16:00:55

このスレでいいならご利用ください。
今日は執筆と模擬裁判で忙しいです。。
370名無し物書き@推敲中?:2008/07/07(月) 16:39:54
ありがとう。じゃあ古典を2,3冊読んで書いてみます。
といっても今日は忙しいので、明日か明後日になりますね。でも持ち本に
古典が全く無い。お恥ずかしい。買ってきます。
 普段は小説を書いたことが無いんです。まえ、1回だけ連載小説を書いたこと
があります。数話だけで後が続かなかったけどそれなりに好評でした。
 今あの時の苦しみを思い出した。うー。
うまく書けないかも知れないけど書いてみますね。
でもエッセイはよく書いてます。最近すこし自信が付いてきたところです。
ウへーこんなこと言っていいのかな。
371 ◆mwhk3wwDCM :2008/07/07(月) 20:58:53
なぜ古典かというと、上でも申し上げたように、ぱくっても問題ないから。
事実ぱくりは多い。ジェームズ・ジョイスはホメロスのオデッセイアを
ぱくっているし、トーマス・マンもゲーテやシラーをぱくっている。
そのシラーもまたシェークスピアをぱくっている。
これでわかったと思う。著作権も切れた作品を参考にしても問題ない。
ハルキやカオリは現役だし、今仮に死んでも50年先でないといけない。
だからモーパッサン読んだら、少しぱくっちゃえ。ドストエフスキーを
読んだらぱくっちゃえ。トーマス・マンもカフカも結構だしのとれる
作家。没後50年たっている。
372名無し物書き@推敲中?:2008/07/07(月) 23:04:50
努力する人間には、より多くのチャンスが巡ってくるというのは諺。
実は小説の賞ばかりではなく、普通の生活にもチャンスはある。
正確には、チャンスはあるものの、それに応えるだけの努力の成果
がない人が多いのが現状。イチローや松井、渡辺謙を見てもそう。
チャンスに応えるだけの努力があったから、花開くことができた。
本人ことスレ主に聞きたい。彼らは努力があったから、チャンスを
生かせたのではないだろうか。JKローリングだってそうだろう。
努力があったから、チャンスを生かせた。
俺のいうことどこか間違っているか。
373 ◆mwhk3wwDCM :2008/07/07(月) 23:30:03
なんで西洋の古典文学を紹介しているかというと、黒澤明監督の成功が
あるからだ。どうして黒澤が世界の巨匠かというと、ロシア文学とか
シェークスピアを母体にしていたからだ。こうした作風は欧米人には
痛いほどわかるからだ。それが黒澤の成功に繋がった。
筆者ことスレ主も、目標を掲げるのならば、それくらい高いところを
目指すくらいがいいのではないか。
ところでスレ主は法学部の学生だな。俺の経験から役立つことをいう。
最低でも民法はしっかり勉強しろよ。すべての法典の基本は民法に帰結する。
模擬裁判やっているということで法学部の学生とわかった。ただし
裁判は水物。被告原告がどこまで証拠をだせるかにかかっている。
民法、商法、会社法、民事執行法、民事再生法、破産法、証券取引法
は必須。民法でも親族相続はあまり手を加えなくとも、総則、物件、
債権、不法行為は最重要。物件は抵当、質、譲渡担保、仮登記担保は
最低限。俺の時代はカタカナ民法だった。総則は権利能力、時効が
もっとも重要。
後君の学問からは離れるが、会計学も重要。流動固定資産、流動固定
負債に資本くらいは知っておくほうがよい。
法律と会計を武器にすれば怖いものはない。
374名無し物書き@推敲中?:2008/07/09(水) 02:00:30
「裁判所は思うのですけどね、黒澤明の『夢』という映画に衝撃を受けた覚えがありますね」
375名無し物書き@推敲中?:2008/07/09(水) 03:33:39
何処かはいえません。ある道の駅でのお話

俺は車で何泊かかけて遠出するのが好きで、寝るのは車の中って安上がりな旅をしてた。
当然、昼間はアチコチの観光地を回り、美味しい喰いもんを腹一杯食べるから夜は早めの就寝を心がけていたんだが
その日は、旅のコースから大幅に外れる場所にどうしても行っておきたい目的地があり、行って帰って来る頃にはもう深夜だった
帰ってきたといっても旅のコース上にある道の駅にという意味で、そこ自体が何もないような山の中にある道の駅だったので
当然、店にはシャッターが降り、ただだだっ広い駐車場と薄暗く光る販売機だけが残っていた。
駐車場を見渡しても、他に車は一台もなく、なんか寂しいな・・と感じつつ、俺は明日に備えて早く寝ることにした。

それから、どれくらい経っただろう・・一時間か二時間か。低いエンジン音を響かせて一台の車が駐車場に入ってきた
今でもハッキリと憶えてる。車種はカペラワゴンだ。白い、いかにも年代の古そうな薄汚れた車だった。
その車はかなりゆっくりしたスピードで駐車場をぐるぐると徘徊しだした
(何だありゃ?こんなに空きスペースがあんだから、どこでもいいだろうが・・それより早く駐車してエンジンをけせよ)
半分寝たままの状態の俺は、アイドリングをされて自分の睡眠を邪魔されることだけが気がかりだった
すると、驚いたことに、駐車場を徘徊してたその車は真っ直ぐコッチに向かって進んでくる
そして俺の止めてる、右側、真横にピッタリと車を停車させたのだ。
376名無し物書き@推敲中?:2008/07/09(水) 03:34:26
!?  俺は一瞬不安を感じた
そりゃそうだ。こんな真夜中にこんな広大な空きスペースがあんのに、何でワザワザ俺の横に停める必要がある?
強盗か?それとも性質の悪い悪戯か?
俺は自分の車のドアのロックが全てかかってることを確認して横の車を注視した
その車は後部席窓も助手席窓も真っ黒いスモークが貼られており、中の人間を一切確認できない
(助手席窓にもスモーク貼ってもいいのかよ?てか、胡散臭いな・・)俺は心の中でとても強い警戒心を持った
車は停車してから間もなくエンジンを切り、辺りはまた元の静寂に包まれたが、俺には却って不安を高めさすだけの結果となった
キーは一応、挿しっ放しにしてある。何かあったらすぐに回せば車を発進できる状態だと確認してから
俺は、もう1度その車を相手に気付かれないように覗き見した。

やはり中は何も見えない。というより、エンジンを切ったその車は中に本当に人が乗っているのかさえ疑問に思わせるほど静かだった
まるで俺が来るずっと前から、そこに長年、放置されてあったかのような無機質な存在感を放ち
この場所に車を停めている俺の方こそ間違えて、このスペースに駐車してるのではないか?という気にさえさせた

それから何分経っただろう。時計は暗くて見えない。その車は一切の音や振動を立てず、そこにある
ただ、その存在感が俺の中で大きく、大きく、増し続けること以外、何ごとも変わらなかった。
もう寝てしまったのか? それより本当に人が乗っているのか? なぜ俺の真横に止めたんだ?
いろんな疑問と一緒に俺の体中から脂汗が滲み出てくる。はぁはぁ・・心臓の鼓動が聴こえてくるようだ
・・いや、ちがう・・今、一瞬、聴こえた。俺のじゃない、いや、俺以外の声が確かに聞こえた!
377名無し物書き@推敲中?:2008/07/09(水) 03:34:56
俺の心臓の鼓動がばくばく音を立てて鳴り騒ぐ。誰だ!?誰の声だ!?確かに耳元で聞いた。一瞬だ。
俺が恐怖にパニックになりそうになった時、それが起こった

・・ミシィ ・・ミシ ・・ミシィィ ミシィ

な、何だ!?く、車が、真横に止まってある車が突然けたたましい音と共に激しく揺れだしたのだ!
う、うぅわ〜!! 声ともならない叫び声を上げて俺が凍り付いてる間、その車の動きはさらに大きくなる
俺は人一倍臆病者で、小さい頃から霊やお化けといった恐いものが大の苦手だ。何で俺だ!?何で俺なんだよ!!
しかしなぜだろう。その時の俺の心境は不思議と恐怖ではなく怒りにちかいものだった
なぜ、そのような状況でそのような心境になったのかは自分でも定かじゃない
ただ次の瞬間、俺は運転席とは逆側の助手席側のドアを勢いよく蹴り開け、自ら車外へと飛び出した。
そして、その車のスモークの貼られていないフロンド側に、気付かれないように回ったことだけはハッキリと憶えている
俺は確かに聴いた。声を。そう、女の声を。その後も俺は、その声を聴き続けた。
その間、その車の揺れが止まることはなかった
怒りと恐怖に包まれていた俺の心にはいつしか別の緊張が走り、自らの硬くなったシフトレバーを「D」に入れた
378名無し物書き@推敲中?:2008/07/09(水) 21:24:31


全  俺  の  ○  ○  ○  が  立  っ  た  
379名無し物書き@推敲中?:2008/07/09(水) 21:37:06
人一倍臆病者が、うら寂しい道の駅の駐車場を車中泊に選ぶかね。
ここまで読んでしらけた。

さらに萎える展開、追い打ちかけてどうするよ。

助手席側のドアを勢いよく蹴り開けるなんて、
ありえない展開を強引に差し込まなければ、落とすことの出来ない話に下ネタショック。
短い話なのに、突っ込みどころ満載。
まさに、構成の骨組みから・・ミシィ ・・ミシ ・・ミシィィ ミシィ きこえて くるようだ。
380名無し物書き@推敲中?:2008/07/09(水) 21:43:40
>>378
勃つか? 男のからだをわかってないな。
381名無し物書き@推敲中?:2008/07/09(水) 21:51:43
これは怪奇小説か
内容をみると短編のようだが
この内容ですべてか
382名無し物書き@推敲中?:2008/07/09(水) 22:00:44
不気味な自動車が来た後の描写が弱いように思える。
もっと情景説明を強化しないと読む側が何を伝えてくれているのかが
わからない。
これは何かの始まりか、それともこれで終結してしまうのか皆目検討
がつかない。この深夜の怪奇を、さらに発展させていけば、読む側に
も期待感を与えるのではないか。
383名無し物書き@推敲中?:2008/07/09(水) 23:41:09
>>380
からだじゃないだろ
脳で感じて勃起するんだから、勃起する文章をわかっていないということだろ
384名無し物書き@推敲中?:2008/07/09(水) 23:45:35
腐女子でさえ、思わず、「勃起した」 と、いう文章を書くぜ、オレは。
385名無し物書き@推敲中?:2008/07/10(木) 04:24:58
370がまだ古典読んでて書いてこないので、誰かのいたづらだろ。
いたづらにしてはよくできてる。本気で書いてきたら面白いだろうな。
386名無し物書き@推敲中?:2008/07/10(木) 21:11:03
>>382
ボクモ季節柄、怪奇方面に突き進んで欲しかったとオモタ
古臭く薄汚れた白のカペラワゴンがでてきたぐだりなんかは期待感ありまくりで読んだ
387名無し物書き@推敲中?:2008/07/10(木) 21:27:24
オカルト板の乗りで普通に読めたけど、最後に筆がだれたね。
388名無し物書き@推敲中?:2008/07/10(木) 22:15:40
>>386そうだよな。
怪奇小説へ発展してくれたほうが断然面白い。不気味な自動車が
寄り添ってきて、その後どういう展開になるか楽しみなところだ。
望むところは、ありきたりな殺人事件や犯罪が起こるでなく、
意味不明な方向へと繋がっていくことのほうが面白いところだ。
もしも続編ができているのならば、読ませて欲しいし、また筆者
が物足りないと思うのならば、もっと創意工夫を凝らして欲しい。
389名無し物書き@推敲中?:2008/07/10(木) 22:43:35
ところでスレヌシがどこへ行ったか知りたい。ここのところ音沙汰がない。
法学部の学生だから、忙しいのはわかるのだけれども、自分でたてたスレ
の運用だけは怠らないようにしていただきたい。

ところで黒塗りの自動車の話だけども、その後の展開次第によっては、結構
な名作に繋がりそうにも思える。
390名無し物書き@推敲中?:2008/07/12(土) 16:47:58
スレ主が運営を誤っている
今ここが過疎スレになりつつある
391名無し物書き@推敲中?:2008/07/12(土) 18:25:06
酷評スレに出すの恐いからここで出してもいいかな?
392名無し物書き@推敲中?:2008/07/12(土) 18:51:59
ご自由に
393名無し物書き@推敲中?:2008/07/12(土) 19:03:54
第一章
暗い朝

眠い。
とにかく眠い。
毎日毎日どうしてこんなに眠いんだ。

僕はうぅんと情けない声と共に、寝返りをうつ。
目を開けてみようとも思ったが、枕元に置いてある時計を見るのが怖くてやめた。

布団の外はきっと寒いのだろう、布団の隙間から入る風が冷たかった。

僕の“日付感覚”が正しければ今日は火曜日のはず。
大事な(普通の大学生にしてみればだが)講義のある日だ。
今日さぼればきっとまた単位がレッドゾーンに突入するだろう。

それでも僕は、時計の隣でうるさく震えている携帯をボタン一つで静かにさせ、
今はこの睡魔に身を委ねた。
394名無し物書き@推敲中?:2008/07/12(土) 19:09:04
次に目を覚ました頃には、カーテンの外は真っ暗だった。

暫くぼーっとした後、ベッドの上であぐらをかいて座る。
何をするでもなく、ただ座ったままだ。
傍にあった漫画に手を伸ばし、ぱらぱらとめくる。
相変わらず「こち亀」は面白い。
その時不意に廊下から足音が聞こえて、僕の部屋のドアが開いた。

ドアを開けたのは母だった。
僕と目が合う。
漫画を開いたまま「おはよう」と寝起きのかすれた声で遅い朝の挨拶をすると、
母ははぁと一つため息をつき、後ろ手で部屋のドアを閉じた。

もう随分母の口から“おはよう”を聞いた覚えがない。
もちろんそれは僕のせいだとわかっていた。

大学5年生の今、自分が嫌になるほど、僕は堕落していた。

さっきから携帯電話が鳴り続けている。
僕は何故鳴っているかより、早くそのやかましい雑音を消したくて携帯を手に取った。
395名無し物書き@推敲中?:2008/07/12(土) 19:14:13
携帯のサイドについているボタンを押すと携帯がぱかっと開いた。
僕の携帯はそういう便利な機能がついている。
一度この“ワンプッシュオープン”の携帯を使ってしまうと他の携帯なんか使えない。

「誰かなー・・・」
電池節約のためにバックライトを切った薄暗い画面に、
着信6件、メール8通の表示がある。
着信もメールも、大半は女の子だった。

『遊?生きてる?』
『なんで返事くれないの?嫌われた?』
『こないだ楽しかったね!またドライブ連れてって!』
『浮気してたみたいだね、最低、さよなら』

396名無し物書き@推敲中?:2008/07/12(土) 19:18:23
どのメールにも絵文字がたくさん散りばめられ、きらびやかだ。
罵倒のメールにまで絵文字を入れる女の子のズレ具合に、内容に反して笑ってしまった。
中には出会い系の広告らしいメールもあったが、中身はあまり他の子からのメールと変わらない気がした。
又、大学の男友達からも着信があった。
どうせ内容は学校に来いよ、という誘いだろう。
だが僕が男からの電話をかけなおすことは、まずない。

僕はメールの1通1通に返事を返す。

『ごめんごめん寝てたよ。また電話するね。』

という全く同じ文面の返事を。
もちろんきらびやかな絵文字をつけて。

>>391の方とは別人です。
書きかけの冒頭部分です。
397名無し物書き@推敲中?:2008/07/12(土) 20:01:24
文章自体は上手に書けていると思います。
しかし読んだ方全員が等しく感じるであろう感想として

「 で? 」

です。
ご自身の中で上手くまとめよう、当たり障りのないように無駄を省こう
こんな意識がおありなのだと思いますが(当然、冒頭文ということも踏まえて)
表現方法としてではなく、そちらが目的になっていませんか?
上手な人に見られたいというのが目的ならば作文コンクールをお薦めします
文章なんてものは、内容を表現するための、あくまで一手段です。
もっと伝えたいことを全面的に表現することをお薦めします
398名無し物書き@推敲中?:2008/07/12(土) 20:19:43
朝起きて携帯のメール見てその後どういう展開になっていくのかな
これだけだとその後のことなど一切語られていないので批評できない
399名無し物書き@推敲中?:2008/07/12(土) 21:00:21
>>397
ありがとうございます。確かに で? ですね。
言われてみて気づいたんですが、確かに自分の文章は作文寄りな気がします。

>>398
短すぎて申し訳ないです。もう少し先までかけてから出直します。
400名無し物書き@推敲中?:2008/07/12(土) 21:10:28
ここからの展開について質問なんですが、どういう話にしようか迷ってます。
恋愛なのかSFなのかホラーなのか・・・
どういった展開、出来にせよ頑張って完結するつもりです。
何かアイデアがあれば参考にさせてもらいたいと思います。
401名無し物書き@推敲中?:2008/07/12(土) 21:28:56
毎日毎日同じルーティンで繰り返されるつまらない日々を送っていた。
大学には行かず、家族には腫れ物に触るように扱われ、女の子と中身の無い遊びに興じる。

ある暗い雨の日、あの小包が届くまでは。

今から思えばあの時どうしてあんな決断をしたのか、不思議に思う。
僕はそんな人間じゃなかったはずだ。
何一つに興味なんかない、非生産的で排他的で、独り好き。
誰からも愛されない、そして愛さない。そんな人間だったはずだ。

日本人生再開発センター

宛名には、確かそういう胡散臭い名前が書いてあった気がする。
小包の中身は折りたたまれた紙切れと、シンプルな金属製のブレスレットが一つ、入っていた。
手紙の内容は驚くほど短くて、鮮明に覚えてる。

「おめでとうございます。貴方は当センターのモニター第1号に選ばれました。
○月○日、正午に当センターにお集まり下さい。」

とだけ書いてあった。


一応こういう続きは書いてましたが、冒頭部分が恋愛っぽくなってしまったために手を止めてしまってます。
402ショートショート:2008/07/12(土) 22:50:14
>>391です。遅れましたが感想・ダメだしなどお願いします。

友人と自転車を二人乗りしていた俺は人気のない信号を渡ろうとしていた。
すると突然スピードを出した自動車が左折してきて、俺の視界にあっという間に迫ってきた。
「うわぁぁぁぁぁぁ」
気がつくと病院のベットに横たわっていた。横を見ると酸素吸引機をつけた友人もベットに横たわっていた。
程なくして俺は事態を理解した。
ただ、記憶は車に跳ねられた瞬間までしかなく、俺はあの時の状況を思い出そうとしていた。
すると突然、胸に激痛が走り、苦しさでうめき声を上げた
「先生大変です、患者さんの様態が急変しました」
看護婦の声が微かに聞こえるが俺の意識は次第に遠のいていった・・。

視界一面真っ黒で何も見えない。
「夢か?いや、夢ならこんなに意識がはっきりしているはずがない。俺は死んだのか?」
呆然としてその場に座り込んだ。
すると遠くから声が聞こえる・・その声は次第に大きくなり誰かが近づいてくるのがわかる。
目を凝らしてその方向を見ると、両手を大きく振っている人がいる。
よく見るとそれは一緒に事故にあった友人だった。
「おーいこっちにこい。早く、早く」友人は俺を大声で何度も呼んでいた。
勘のたつ俺は素早く察した「これは昏睡状態の人間がよく言う臨死体験のようなものだな」と。
「つまり俺はまだ死んでいない、生死を彷徨っている状態なんだ。するとあれは友人が俺を死へと招き入れているんだな」
そう確信した俺は友人の声に耳を傾けず、目をつぶりこの変な夢から醒めることだけを考えていた・・

「峠は越えました。これで安心です。あなたのお子さんの生命力は素晴らしい」医者は親族にそう伝えると、反対を振り返りこう言った
「ただ・・こちらの方は残念でしたね・・一時は回復を見せたんですが急に心肺が停止してしまった」
医者、看護婦、親族、そして友人はベットに横たわった俺を見て悔やんでいた。
そう、死んだのは俺の方だった。あの時俺はすでに死の淵に居て、友人はそれを助けてくれようとしていたのだ。
403名無し物書き@推敲中?:2008/07/12(土) 22:58:39
それでいいと思います。
展開なんてものは何とでも修正がききます。文章の構成なんて尚更です。

先に物語の筋書きが決まっている人と、書いてるうちに勢いで思いつく人
後者の方が作品を仕上げる上で遥かに難しいとは思いますが、それは、人それぞれです。
あなたは今はとにかく
細かい指摘を受けても気にせずに、ただひたすら書き進めることだけに専念されるべきかと。

出来上がらない途中で、下らないチャチャを入れてくる人や揚げ足取りみたいなことばかり言う人もいます
でも、それらも全て甘んじましょう。自分で指摘されている意味を理解していれば問題ないのです
とにかく1つの作品として書き上げてみて下さい。その後、あなたの文章力を作品に注入しましょう
404名無し物書き@推敲中?:2008/07/12(土) 23:03:39
>>402
なかなか良いですね
まさかの結末に驚きました
405名無し物書き@推敲中?:2008/07/12(土) 23:43:18
>>404
ありがとうございます!
406名無し物書き@推敲中?:2008/07/12(土) 23:50:32
>>402
率直に言うと、星新一を読んだ後なのでインパクトに欠ける感はいなめない。
基本、この板は読んでる奴多いから。感想は偏りがちな傾向にあると考えている。

小学生高学年、もしくは中学生が読んでの感想が、
「漫画のほうがおもしろい」
だったら、凡作と認識せざるおえないと思う。
他板に投下して反応をみてみるのもありだと思う。

このスレに限って言えば、
どんな批評をもらいたいのか具体的に明記してあると、それなりのレスがつくと思う。
407名無し物書き@推敲中?:2008/07/13(日) 00:08:53
>>406
遅れましたが感想・ダメだしなどお願いします。
ってあるじゃん
408名無し物書き@推敲中?:2008/07/13(日) 00:17:27
>>407
もっと具体的に、
例えば
『文章の繋ぎはどうでしょうか』
『途中でオチがわかってしまいますか』

なんていうかな。
作者の課題意識みたいなものを明記してくれると双方にとってもプラスに働くと思う。
409名無し物書き@推敲中?:2008/07/13(日) 00:27:11
>>406
おれらより小中学生のほうが目がこえているのかorz
410名無し物書き@推敲中?:2008/07/13(日) 00:30:14
おもしろさを嗅ぎ分ける
嗅覚が鋭いってことじゃね
411名無し物書き@推敲中?:2008/07/13(日) 00:34:33
>>406
ありがとうございます。
ありがちな話だし確かにインパクトに欠けますね。
最近になって星新一を読んでみて、何となく思いついたものをサラサラ書いたものなので
正直、具体的にどこを見てほしいというのは考えていませんでした・・。
単純に他人の感想を聞きたかったので投稿してみました。
でもそれだと>>406さんの言う通り、
創作文芸板の住人の方には反応に困る部分ありますよね。
他の適当な板にも投げてみようと思います。
412 ◆mwhk3wwDCM :2008/07/13(日) 00:40:38
4人がここに文章を掲載した。
その中で一番期待を抱いているのが、夜闇に自動車がやってきた話だ。
これはその後の展開次第によってはカフカの世界になりうる。
これを書いた人に勧めたいのが、カフカや安部公房、中島敦を読みなさい
ということだ。

次に二人乗りの自転車で病院に運ばれた話。これは病院の話だから、うまく
展開すればトーマス・マンの世界になりうる。これを書いた人にはトーマス
マンの「魔の山」を読みなさいといいたい。さらに病院の展開で奇想天外を
決め込むのならば、チェーホフの「六号病棟」、カフカの「城」などを読み
なさいといいたい。
413406:2008/07/13(日) 00:42:06
昨日、
本屋で小学生高学年の女子二人が、ひぐらしの漫画? 脚本?(よくわからないけど)を
手にとって
「ひぐらし怖いよ」
「怖い怖い」
こんな会話をしていた。

俺は、ひぐらしをWikipediaでしか知らない。
で、思うのだが、
小学生高学年の女子二人(彼女らが)>>402を読んだら、ひぐらしと比べられると思う。
今はそんな時代なんだと思う。
414406:2008/07/13(日) 01:04:04
もちろん、小説とサウンドノベルは違う。
しかし彼女らには、小説もサウンドノベルも漫画も娯楽に過ぎないのだ。
415 ◆mwhk3wwDCM :2008/07/13(日) 01:23:18
自動車の話だが、怪しいスモーク自動車が寄り添ってから、
怪しげな女性が登場するのだが、ここから先をどうするか
にかかっている。ここで暴力がでてくるようでは味気ない。
この後に、女性が何かのビラを手渡して勧誘をしてくると
いう設定だと、続きに面白みがでてくると思う。その先に
こそカフカのような不気味というか、怪しげで抽象的な
方向性を持たせるほうが、さらに醍醐味を味わえそうに
思える。
自転車で交通事故にあった話もまた、カフカの応用を
試みれば楽しい作品に仕上がる。チェーホフ、マンなども
忘れずにといいたい。特にトーマス・マンの「魔の山」には
闘病生活を通じた処世訓に溢れている。病院での生死を
彷徨うよりも、病人から何かを学ぶことのほうが小説と
しては完成度は高いものになりそうでもある。
416名無し物書き@推敲中?:2008/07/13(日) 11:32:59
このキーワードは高尚なんだよな。
ドストエフスキー、ツルゲーネフ、モーパッサン
ドストエフスキー、ツルゲーネフ、モーパッサン
ドストエフスキー、ツルゲーネフ、モーパッサン
ドストエフスキー、ツルゲーネフ、モーパッサン
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ドストエフスキー、ツルゲーネフ、モーパッサン
ドストエフスキー、ツルゲーネフ、モーパッサン
これでどうだ
417本人:2008/07/13(日) 19:14:00
久しぶりに来たらスレが伸びてますね。

立てた当の本人が顔を出せずに申し訳ありません。

しかし、他の方の小説も出てきて活気(?)づいて何よりだと思います。

短編なのに展開が気になるお話があり感銘を受けました。

自分はまだまだですね……。

ラブストーリー大賞へ向けて着々と進んでおります。

文章力は底辺ですが構成はナカナカなものに仕上がっていると…信じたいです(笑)

今からお仕事行って来ます。
418名無し物書き@推敲中?:2008/07/13(日) 19:52:25
カフカカフカうるせーよ。お前の世間は狭すぎんだよニート
419名無し物書き@推敲中?:2008/07/13(日) 20:14:53
カフカが嫌いか。だったら他に優れた作家でも知っているのか。
ぱくるのに適した作家としてカフカは重要だ。
カフカ以外だとトーマス・マン、ゲーテ、ドストエフスキーか。
420名無し物書き@推敲中?:2008/07/13(日) 20:21:07
>>417
筆者になる以前に読者となれ。
ところで心を打つような古典作品は見つかったか。
見つからないならば、見つかるまで何百冊でも読む
こと。

421406:2008/07/13(日) 20:34:09
>>417
ノ お仕事いってらしゃい
422名無し物書き@推敲中?:2008/07/13(日) 20:35:47
筆ってなかなかすすまんねぇ。。
テスト近いのに次どうしていこうかって事ばっか考えちまう
ああしようこうしよう、ああしたら面白いってアイデアはでるのに、
文章にできないんだよなーもどかしい
423名無し物書き@推敲中?:2008/07/13(日) 21:34:55
発想があるのならば、ありったけ書いていけばいい。
つくった文章の接合はまた機会を作って、上手に
つけたしをしていけばいいだけのこと。
424名無し物書き@推敲中?:2008/07/13(日) 21:38:58
カフカカフカうるせーよニート。お前の世間は狭すぎんだよ
425名無し物書き@推敲中?:2008/07/13(日) 21:53:37
正直ドストエフスキー、カフカやモーパッサン、ツルゲーネフを始めとする一部の作家に偏重しているように見える。気になる。

英米の作家にあまり言及がない。ハーディやホーソーン、ワイルドなんかは入らないのか?
ヘミングウェイ、フォークナー、フィッツジェラルドは?
人の世の愛や人生の苦悩を描いた読みやすい短編ならたくさんある。

メリメや小デュマ、スタンダール、ミュルジェは?
個人的にはユゴーのほうがドストエフスキーよりずっと応用しやすいぞ。
それから娯楽小説だが大デュマの物語構成力と人物造型だって素晴らしい。
血沸き肉躍る筋立て、長さに関係なく夢中になれる。ライトノベルが好きな人にも抵抗がないだろう。
チェーホフの短編よりよほど名著への導入に相応しいと思うが。

ドイツ文学にもシラーとかノヴァーリスとかグリルパルツァーとかいろいろある。
個人的には創作によく応用するのはマイヤー・フェルスター。

自分は「審判」も「城」も「アメリカ」も好かん。理に叶っている感じがしない。
短編も好かん。「掟の前」「隣り村」全然いいと思わなかった。
カフカが応用するのに適しているとは思わない。自作に関してはだが。

ゲーテは確かにいいな。特にシュトルム・ウント・ドランク時代の戯曲の物語構成力とキャラクタ造型は実に参考になる。
「ゲッツ・フォン・ベルリヒンゲン」「エグモント」「兄と妹」。
「ヴィルヘルム・マイスター」も修行時代は素晴らしかった。あの長く複雑な筋立てを絡め取っていく技には大いに倣いたい。
しかし遍歴時代と「ファウスト」の第二部は若い自分にはまだ充分に理解できないと感じた。十年たったら読み返したい作品だ。

自分が机の上に常に置いているのはシェンキヴィチ。クライマックスの演出方法、二項対立の作り方など、大いに参考にさせていただいている。

偏った"課題図書"など無意味だ。
自分の創作への応用に適するものかなんか結局自分で見つけ出すしかない。
そもそも現在小説を書くのに過去の名著からの模倣が絶対に必要か?
「そういったものを求める読者」を対象にしているか如何にかかっているんじゃないか?
426本人:2008/07/13(日) 22:08:01
>>424
落ち着いてください。

まだこれといった本には出会えていません。
パラパラと読んでみますがいまいちで……。
ただの恋愛小説ではなくてその中にミステリーがあるようなものがほしいですね。

427名無し物書き@推敲中?:2008/07/13(日) 22:13:05
嵐が丘とジェイン・エア読んだ?
428名無し物書き@推敲中?:2008/07/13(日) 22:21:12
>>375です。
いろんな方から親身なご指導、温かいご感想いただき大変驚いております

>>385さんの言うとおり、ただの悪戯で投稿したのですが
>>412さんにはカフカなんて大作家の名前まで出していただき恐縮至極でございます

他の方のご指摘もどれも驚くほど的確で
書いた私自身が痛感していた箇所全てを言い当てられた感じです。

もともとオチを言いたくて他を付け足したような作品なんで粗ばっかりが目立つ結果となりましたが
次はチョット真面目に書いてみようかとも思います。
その時はまた、いろんなご意見お聞かせ下さい。

429名無し物書き@推敲中?:2008/07/13(日) 22:24:03
横からですが、たぶん…
古典博士は人間描写の暗黒面を勉強するのに適している
作家をあげたのではないかしら?
ミステリーにしろ、純文にしろ、文豪(息の長い作家)を目指すのなら博士のいう
古典を読むのは必修かな。けど、目先の賞を目指すだけなら
取り敢えず過去の受賞作品に目を通す方が先かも…
博士、余計なことを書いてすいません。
決してあなたの古典への情熱を否定しているわけではありませんから。
430名無し物書き@推敲中?:2008/07/13(日) 22:25:22
ちなみに>>425>>424と同一人物ではない。念のため。
431名無し物書き@推敲中?:2008/07/13(日) 22:56:09
どれが正しい古典なのか私にはイマイチ分りませんが
カフカやサリンジャー、太宰などの作品は
文化遺産なみの価値があるんじゃないかと私個人は思います

こういった作品を古典というのであれば
是非みなさんにも古典を一読お薦めしますよ。

とても暑い真夏の昼下がり、空には大きな入道雲がかかり
日よけの大きな木の下で夏草に寝そべる
まるで、となりのトトロに出てくるような田舎の大自然の中で
読み耽たい作品が、これら作家の作品ですね
432名無し物書き@推敲中?:2008/07/14(月) 02:33:26
「この国は平和すぎるのですよ。」
男は血の通わない無機質な口調でつぶやいた。
「平和な事の何が悪い!」
僕はなぜか男に食って掛かった。
機械のような男は、僕の剣幕にひるむことなく、全く同じ口調で答える。
「貴方はなぜ、犯罪が起こると思いますか。」
「頭のいっちまった奴が自分の置かれた状況を悲観して、その思いを内で消化することなく、外へぶつけようとするからだ。」
「その通りです。一部の人格破綻者が己の存在を否定し、そしてそれを周りのせいにする。そしてその憂さを晴らすため、または欲望のために人を殺す。そこに間違いはありません。貴方の意見は最も一般的で、模範的とも言える答えでしょう。」
男の口調はさっきにも増して、淡々としていた。
「しかし、それが本当に犯罪の起こる全ての理由だと思いますか。」
「それが全てとは言えないだろうな。」
「行き届いた教育、多種多様に広がった文化、整った治安、世界的に見れば小さい貧富の差、人々は文明的で健やかな生活を送っている。こんな国で毎日のように、いや毎日毎時間犯罪が起こるのはなぜだと思いますか。」
まくしたてるように早口で話終えると、今度は場に一瞬の静寂。
「この国は平和すぎるのです。」
説き伏せるような、又訴えかけるような口調に変わった気がした。
「それはさっき聞いた。結局お前は何が言いたい。」
「犯罪は・・・・・・作られるのです。我々日本人生再開発センターの手で。」
男の顔が、笑顔に変わった。

>>403 >>423 の方が言うように、思いついた物をどんどん書きなぐってます。台詞の多い所に不安があるんですが、こういう書き方で大丈夫でしょうか。
433名無し物書き@推敲中?:2008/07/14(月) 13:48:05

まー、どうでもいいんだがな。
勝手に人のスレに何食わぬ顔で自小説を書き込むのもどうかと思うぞ。
434名無し物書き@推敲中?:2008/07/14(月) 20:32:35
ドストエフスキー「貧しき人々」「白夜」、モーパッサン「テリエ館」、ツルゲーネフ
「初恋」「アーシャ」「ファウスト」を恋愛小説として紹介したけれども、ヘンリー・
ジェームス「デイジー・ミラー」も英米文学として紹介しているんだよ。この辺を
あげた理由としては絶版でないこと、読みやすいことなどからということ。確かに
もっと英米文学をあげることも可能。エドガー・アラン・ポー、ヘミングウェイ、
ホーソン、サリンジャー、スタインベックなど枚挙にいとまはないけれども、当座の
読書ということで上の7作品を提示したということ。メリメ、ハーディなどはいうに
及ばないのだが、手に入れにくいからここでは出していないだけのこと。古典を紹介
するという視点からは、一向に構うことはないと思う。
435名無し物書き@推敲中?:2008/07/14(月) 20:39:47
おまえら読書感想文のお題さがしてるのか?
436名無し物書き@推敲中?:2008/07/14(月) 20:44:04
間違えた。シラー、グリルパルツァーってなかなか手にはいらないでしょう。
実はシラーはようやく、それも3年して「群盗」「たくみと恋」「ドン・カルロス」
「ヴァレンシュタイン」「マリア・スチュアート」「メッシーナの花嫁」
「オルレアンの少女」を入手できた。グリルパルツァーにいたっては入手はおろか
読むことすら困難。図書館にすらない。本当はレッシングも勧めたい。
こういう本が読めない今の日本の現状こそ悲しいことだね。
437名無し物書き@推敲中?:2008/07/14(月) 20:49:48
>>435
いや、ぱくっても全く問題のない古典を紹介しているところ。
繰り返すけども、ここのスレ主がキャバクラを舞台とした小説
を披露したところから、古典文学を読むことになった。

438名無し物書き@推敲中?:2008/07/14(月) 21:12:51
========この板と関係ない話ですまない===========

実は今、毎日(在日)新聞によって日本人が不当に貶められているんだ

毎日新聞の海外webでこんな記事が書かれている
「日本女性の55%は男と会ったその日に寝る」
「日本女性はレイプされることを望んでいる」
「日本では24時間感じっぱなし(オーガズムに達した状態が継続する)のイクイク病が流行っている
それは電車内で肩が触れただけでも感じてしまうほど深刻だ」

詳細についてはこのHPを見てくれ
http://www8.atwiki.jp/mainichi-matome/
http://www9.atwiki.jp/mainichiwaiwai/

このことについて毎日新聞からのまともな謝罪は無し
あまつさえ責任者を昇格させるような有様だ
しかも地上波メディアはこの問題に対してスルーを決め込む姿勢をとっている

対策としてはこの問題を少しでも多くの人に知ってもらうしかない
暇な人はこのことを知人に話したり、この書き込みをあちこちにコピペしてくれ

 お 願 い し ま す 
439名無し物書き@推敲中?:2008/07/14(月) 21:13:03
古典文学ってそんなに大事?
440名無し物書き@推敲中?:2008/07/14(月) 21:14:51
シラー入手に3年!?
……おじさん、今度からこれ使うといいよ。 
つ[日本の古本屋 http://www.kosho.or.jp/servlet/top]

グリルパルツァーもアマゾンのユーズドに腐るほどあるよ。
古本もネットで買う時代になったねえ。
441名無し物書き@推敲中?:2008/07/14(月) 21:17:25
>>440 
おっとごめん。飛ぶときはアドレスの top のあとの ] を消してね。
442名無し物書き@推敲中?:2008/07/14(月) 21:24:37
去年だったか一昨年だったか、エミーリア・ガロッティが復刊されてたな。まだあるんじゃね?
ヴァレンシュタインも新品で買えたし。
っていうか大学生なら大学図書館にふつう入ってるだろ?
学生の人は探してみれば。少なくともうちの学校には岩波文庫すべて入ってるぞ。
443名無し物書き@推敲中?:2008/07/14(月) 21:28:55
ネットで本を買ったのは一回だけ。先ほどのフリードリッヒ・シラーの
「メッシーナの花嫁」だけ。
グリルパルツァーの「阿呆物語」を探してみよう。あれは上下2巻の
はずだ。ゲーテ、シラーと並ぶドイツの巨匠だから是非読みたい。
レッシングは5冊ほど探して手に入れた。
444名無し物書き@推敲中?:2008/07/14(月) 21:33:20
レッシングは「賢者ナータン」「ミンナ・フォン・バルンヘルム」「ラオコーン」が
復刊された。高かったが買うだけの価値のある作品。
445名無し物書き@推敲中?:2008/07/14(月) 21:35:01
いや、おまえら挙げてんの全部「古典」じゃないし! それ近代文学だし!
と突っ込みたくてたまらない古典学専攻の俺がいる。
446名無し物書き@推敲中?:2008/07/14(月) 21:51:18
>>443
横から失礼します。『阿呆物語』ってジンプリチスムスの冒険のことですよね?
グリルパルツァじゃなくてグリンメルスハウゼンかと。
私も持ってますが、岩波で上中下三巻セットでした。四千円くらいした記憶が。
447名無し物書き@推敲中?:2008/07/14(月) 22:09:33
実はね。他のスレ「お前らもっと古典を読め」でも揉めたんだ。
一応は自分なりには没後50年たった作家だと考えている。
本当に古典といったら「オデッセイア」「イリアス」「ソポクレス」
あたりになってしまう。
繰り返すけども、スレ主が恋愛小説をどこかに発表しようという
ことがきっかけで、古典文学を紹介することになった。途中から
このスレに入った人は、最初のやりとりを読んでいただきたい。
そのスレ主の作品からみて、ドストエフスキーの「貧しき人々」
「白夜」モーパッサン「テリエ館」ヘンリー・ジェームス
「デイジー・ミラー」ツルゲーネフ「初恋」「アーシャ」
「ファウスト」あたりを読んで参考にするようにということ。
他にもシラー、グリルパルツァー、ワイルドなどをあげる人も
いるが、それはそれでいいと思う。
小説を書こうというのならば、それこそ数百冊を読む必要は
あるし、他のスレにも書いてあるように文庫本で100,000ページ
以上読まないといけない。
448名無し物書き@推敲中?:2008/07/14(月) 22:12:35
ごめん、間違いは認めるよ。それくらいグリルパルツァー探しに
苦労していたということだ。「阿呆物語」も探しているが一向に
見つからなかった。
449名無し物書き@推敲中?:2008/07/14(月) 22:13:34
うるせーニート
450名無し物書き@推敲中?:2008/07/14(月) 22:21:01
誰がニートだ。少なくともおれはニートじゃない。
一応年収8桁ビジネスマンだ。
451名無し物書き@推敲中?:2008/07/14(月) 22:22:07
うるせーニート
452名無し物書き@推敲中?:2008/07/14(月) 22:24:42
>>449 451
他でも色々やっているようだが、ここでは自重してくれないか。
453名無し物書き@推敲中?:2008/07/14(月) 22:25:14
うるせーニート
454 ◆mwhk3wwDCM :2008/07/14(月) 22:41:06
シラー、グリルパルツァーを愛読してくれる人間がいることを
大変嬉しく思う。
メリメを紹介してくれた人がいたが、あの夜の自動車の続きに
応用できそうだ。あとシュニッツラーの「夢小説」あたりを
参考にしてくれると面白そうだ。
455名無し物書き@推敲中?:2008/07/14(月) 22:45:04
ニートには関係ない
大家の名を連呼して自分もえらくなったつもりかよニート
小さい小さい
456 ◆mwhk3wwDCM :2008/07/14(月) 22:56:50
スレ主があまりでてこない。これまで俺の独壇場だったが、
色々な人が相応に古典文学を紹介してくれるようになった。
こういうのを参考にして腕を磨いてくれれば嬉しい。
457名無し物書き@推敲中?:2008/07/14(月) 22:58:20
ニートの言いなりになるニートなんて85万人しかいねーよバカ
458 ◆mwhk3wwDCM :2008/07/14(月) 23:11:12
ここでニート議論はしないで欲しい。
繰り返すが俺は年収8桁ビジネスマンだ。
俺がニートだったら、日本人の9割が
ニートだ。
なお、貴方の行為は他のスレでも注意を
しておいたはずだ。ニート議論は負け組
板でやってくれ。

それからスレ主にも一言。こういう他でも
暴れている奴が、ここにも進出してきて
いる。主として対処して欲しい。ここは
一応は真面目なところだから、真面目な
方向で進めていって欲しい。
459名無し物書き@推敲中?:2008/07/14(月) 23:14:20
うるせーニート。寝言は寝て言え
460名無し物書き@推敲中?:2008/07/14(月) 23:16:04
予選に通過したこともないおっさんが、初心者相手に先生面して「課題を与えた」とか偉そうに
してたかと思えば、今度は年収自慢かw

何の自信があってか知らないが、常に上から目線で偉そうに語る言葉は、古典古典w
いい加減、自分が浮いてるって認識したら?
461名無し物書き@推敲中?:2008/07/14(月) 23:18:28
カフカカフカ。ニートはこの板に常駐しています
このスレだけにひきこもるなら、
こちらとしてもこのスレだけをスルーしてあげないでもない
あとはニートしだい
462名無し物書き@推敲中?:2008/07/14(月) 23:18:55
みんな放置してるのに他スレまで出てきて相手するなよ、と小。
463名無し物書き@推敲中?:2008/07/14(月) 23:21:50
繰り返しになるが、「読者」としての意見にほかならない。
いつも「読者」として「筆者」と対応しているのだ。
以前もここで意見したが、君らも「読者」となってみたら
いかがだろうか。
464名無し物書き@推敲中?:2008/07/14(月) 23:23:30
ということで、話し合いの結果、スルーは見合わせることに決定しました
465 ◆mwhk3wwDCM :2008/07/14(月) 23:29:10
もう寝るよ。年収8桁ビジネスマンには睡眠は不可欠。
また明日の夜覗いてみるよ。
466名無し物書き@推敲中?:2008/07/14(月) 23:31:00
ニートがいつ寝ようと誰も困らない
467名無し物書き@推敲中?:2008/07/14(月) 23:32:42
>>432
goodです!

思わず先が読みたくなりましたよ。
いいですね。とても興味の持てるストーリー展開です
なぜ、皆がスルーしてるのかよく分りませんが
多分、あなたの才能に一目置いてる余りに無視を決め込んでるのかも知れませんよ

少なくとも私は、素晴しいと思いましたよ
是非、続編をお願いします
468名無し物書き@推敲中?:2008/07/14(月) 23:32:54
>>465
おやすみ。おじさま。
469名無し物書き@推敲中?:2008/07/14(月) 23:34:11
>>463
読者としての意見って、あんた古典を読め、ぱくれ、以上のこと何か言ってるか?
だいたいなんで、そんなに偉そうにできるの?
スレ主が下手に出てるのをいいことにして、恥ずかしくないの?
470名無し物書き@推敲中?:2008/07/14(月) 23:36:02
創作ができないなら空論に固執するしかないだろ
471名無し物書き@推敲中?:2008/07/14(月) 23:40:29
おまえは盗作がうまそうだな。
472名無し物書き@推敲中?:2008/07/14(月) 23:42:22
図星をついたらニートが本性をあらわしました。ずいぶんお手軽でしたね
473名無し物書き@推敲中?:2008/07/14(月) 23:48:27
給料どろぼー
474名無し物書き@推敲中?:2008/07/14(月) 23:53:12
さすがニートwww所詮はこの程度のメンタリティねwww
はい。古典古典www
475名無し物書き@推敲中?:2008/07/14(月) 23:56:56
就職試験に受かるコツ教えてやるぞ。
すでに幾つ落ちた?
古典を読めよ、古典をさ。
476名無し物書き@推敲中?:2008/07/14(月) 23:59:36
ニートは寝ないみたいだね。さすがに呆れたわ
477名無し物書き@推敲中?:2008/07/15(火) 00:10:00
なんで突如としてこんなスレが荒れんだよ?
意味わかんない
478名無し物書き@推敲中?:2008/07/15(火) 00:14:02
よゐこは寝る時間だからだよ。
479名無し物書き@推敲中?:2008/07/15(火) 00:18:04
今まで荒れなかったほうが不思議
480名無し物書き@推敲中?:2008/07/15(火) 00:56:15
加速度的にスレが荒れてきましたが、ここは一つ







古典でも読め>>all
481本人:2008/07/15(火) 02:39:51
荒れまくりですね。

なんか…すいません。
482マジレス:2008/07/15(火) 06:24:08
いや、本人はマジメにやっているんだから、マジレスしてやるべきだろう。

最初に、これは2ちゃん用に区切ったのかも知れないけども、改行が多い。
その辺のアレも文章のリズムに影響する要素なので、できれば
ブログか普通にhtmlで全文掲載した上、ここにアドレスを貼る、
とかの方が、公表方法としてはより良いように思われる。

次に、これはほかの人も書いてたが、やっぱ導入部分が……
なんと言いますか、ん……地味だ。

別にことさら奇をてらう必要もないと思うが、
もう少々「掴み」というものを意識して書くと良いのではないかな。
自分の好きな小説などを参考に、それらは冒頭どんな風に書いているか、とか、
色々研究してみるのも、最初のうちは悪くない。
「ああ、赤川次郎って、いつもセリフ文から始まってるなぁ」というように、
結構作家によって「定番の得意技」があることに気付くだろう。
483マジレス:2008/07/15(火) 06:24:49
更に書くなら、登場人物の説明がまさに「説明文」になってしまっている点も気になった。
さっさと紹介してしまって、物語のメイン進行に移りたい気持ちは良く分かるのだけども、
その辺……特に序盤のキャラ紹介は、読者のハート的なものを掴めるかどうかの大事なところなので、
やや慎重に、できればシナリオの進みと平行して、自然に情報が与えられるような、
そんな書き方を工夫してみると、かなり改善されるのではないか。

あと賞を出すにあたっては、「表記揺れ」というのに気を付けた方が良い。
不要に揺れていると、それだけで作品が未熟に見えてしまい、とても損だ。
ワープロソフトの置換機能などを使えば、その辺はわりとカンタンにクリアできる。

ただ、「イヤ、嫌、厭」とか、「適当、てきとう、テキトー」、「あなた、貴方、貴女、貴男」、
「いただく、頂く、戴く」のように、自分なりのルールを定めた上で、
敢えて「揺らす」というなら、それはそれで良いと思う。

一人称である点それそのものは、別に悪くない。
背景描写も、やや使い回しの表現が多い気もするが、なかなか書き慣れている方だと思う。
作品内容からすれば、いわゆる古典的文語口調表現「だわ」「かしら」は違和があるかも知れない。
別に「だわ」「かしら」をつけるなという意見ではないのだけども、純文学というのでもなさそうだし、
ここは流行にちゃっかり迎合し、ナチュラル路線で攻めても良いのでは。

ともあれ、小説を書こうと思い立ち、実際に書き、広く意見を聞こうとしただけで、
あなたはプロ小説書き志望者トップ300位ぐらいには普通に入っていると思うから、
その調子で、焦らずじっくり自力をつけていって下さい。
484名無し物書き@推敲中?:2008/07/15(火) 08:42:14
本人のせいじゃないよ。これが普通の2chの姿。謝るこたぁない。
このスレ毎日上がっててこんなに短期間でかなり回ってるのに
今まで誰にも荒らされなかったほうが不思議だよ。
485名無し物書き@推敲中?:2008/07/15(火) 12:24:43
古典を勧めてる人たちに真面目に聞いておきたいことがあります。
時間があるとき是非お答えください。
現代の日本の小説で最近読んだものと、それが創作の手本になる/ならない理由を
いくつか列挙していただきたいんです。
創作の手本になるかどうか、なんて、普段の読書で必ずしも考えることじゃないでしょうから
理由はなしで、読書感想カード的なものでも十分です。
質より数重視なので、なんなら作者とタイトルだけでも教えてもらえませんか?
486485:2008/07/15(火) 12:43:34
「最近」だと曖昧なので、2008年上半期ベスト10、で統一していただけるとこちらとしては助かります。
ベスト10がダメなら5や3でもいいですが、
どんな作品であれ十作品以上よんでいらっしゃる方には、ベスト10をおしえていただけると嬉しいです。
487名無し物書き@推敲中?:2008/07/15(火) 12:47:40
どういう作品が書かれて来たか、ということを知るのと同じくらい、
どういう作品が好まれているかを知るのは大事だろう、と考えてのことです。
よろしくお願いします。
488名無し物書き@推敲中?:2008/07/15(火) 12:53:58
好きな小説5冊で他人に精神分析させてみるスレ
とか見ればどういうのが好まれてるかわかるんじゃない?
ついでにどんな精神の人かもわかるしw
かなりバラバラだけど。
489名無し物書き@推敲中?:2008/07/15(火) 14:02:38
>>488
一応好みはわかりそうですけど、それこそ古典もあれば70年代やら00年代やら、ばらばらですよね。
出来ればここ数年で書き下ろされた小説について語ってもらいたいなー、と思うわけです。
綿谷やら川上やら、諏訪やら佐藤やら、重松やら池澤やら宮部やら。
私はどうしても目立つ人から読んじゃってるので、ひっそりどこかに発表された良作なんてのをこの機に知れたらなお嬉しいです。
490名無し物書き@推敲中?:2008/07/15(火) 14:41:57
ここ数年ってどれくらい?
90年代後半くらいからでもいい?
491名無し物書き@推敲中?:2008/07/15(火) 14:50:10
いい企画だと思うけど、何故敢えて
「古典を勧めている人たち」に聞いてみようと思ったの?
492名無し物書き@推敲中?:2008/07/15(火) 15:14:49
ここ2、3年の作品、っていう視野が欲しくて、「ここ数年」と書きました。
でも、2000年代、って視野でも話は聞いてみたいですし、
きりがいいところで「平成」を軸に考えた話も(私は若年なんで自力では考えにくいです)聞いてみたいです。

特に古典のことを語ってた方に聞きたい、ということではないです。
ここで小説や創作について案内してくれる方のことを、勢い「古典について〜」と書いてしまいました。
ここまでROMってた方の私見も教えていただけるなら是非お願いしますです。
493名無し物書き@推敲中?:2008/07/15(火) 15:19:41
↑「古典について〜」じゃなくて「古典を勧めてる〜」でした。
携帯から投稿するとつい勢いで書いてしまって
行き届かない書き方してしまうようです。
なんかいろいろ申し訳ないです。
494名無し物書き@推敲中?:2008/07/15(火) 15:26:29
古典っていうのは、何十年、あるいは百年単位の時間を生き延びてきた作品のこと。
つまり、その時だけの流行に終わらず、世代を問わず楽しめるものがある、と、
そんなような作品が結果として残る。

そうした洗礼を受けて残った作品=古典には、面白さの「普遍性」があるのでは?
ってのが、まぁ……「古典読んで勉強するのも良いよ」という主張の根っこなのだと思われる。

ただ、読書の達人=小説書きの達人、では必ずしもない。
読むことで実力がつくというなら、数千冊と読んでいる人などザラにいるわけだから、
世の中凄腕の小説書きだらけになっていないとおかしい。

結局のところ、上達したいなら書くしかない。
他人の作品を読むヒマがあるなら、その時間を執筆にたてた方が、
タイムシェアの観点からすれば利口だろう。
495名無し物書き@推敲中?:2008/07/15(火) 15:38:53
あらためて考えてみると新刊全然チェックしてないな……
このごろ読んだ本も何故か90年代のものばっかりだ。
やっぱ新しい作品も読まないとだめか〜
496名無し物書き@推敲中?:2008/07/15(火) 19:00:55
電波臭漂うスレタイだと思ったら
やっぱりスレタイともテンプレとも無関係なお花畑だったな
気に食わないので全力でつぶします
497名無し物書き@推敲中?:2008/07/15(火) 20:33:19
古典という概念はショウペンハウエルが「読書について」でも言及している。
近代日本の名著といえば、泉鏡花、島崎藤村、芥川龍之介、夏目漱石という
ところか。近年の巨匠というと安部公房、中島敦、三島由紀夫、北杜夫など
をあげてみればいいか。
個人的には外国作品のほうが好きだが・・・
ドイツだとトーマス・マン、カフカ、ゲーテ、シラー、シュトルムがいいな。
フランスだとモーパッサン、ゾラ、バルザック、ユゴー、ロマン・ロラン、
プルーストといったところか。
498名無し物書き@推敲中?:2008/07/15(火) 20:35:55
うるせーよニート。まずこのスレになんか書いてみろよ
ろくなもんを書けもしねーで名著だの何だの恥ずかしくないのかね
499名無し物書き@推敲中?:2008/07/15(火) 20:56:57
スレ主へ忠言したい。
最近どうもおかしい人間がここに張り付いているようだ。
削除申請でもしていただけないだろうか。
ここは真面目なところで、これまでにはトラブルはなかった
が、どうも今はそうともいえない。
500名無し物書き@推敲中?:2008/07/15(火) 21:07:16
ここ数年だと、ローリングの「ハリー・ポッター」とか
ブラウンの「ダヴィンチ・コード」あたりが歴史に名を
残しそうだ。
501名無し物書き@推敲中?:2008/07/15(火) 21:51:51
ニートの目は節穴だな
502名無し物書き@推敲中?:2008/07/15(火) 22:03:22
古典を知る前に、毎年何人の作家がデビューして、いくつの作品が発行されているのかを
分析することだな。これを過去数十年間にわたって統計データをとることができれば、
将来古典と言わしめるべき作品の傾向を知ることにも繋がる。
503名無し物書き@推敲中?:2008/07/15(火) 22:56:25
>>1
ちょっと読んだけど、ボーダフォンの携帯小説大賞みたいな奴ならイケるんじゃない?
特別賞の奴でさえ、出だしが「ある晴れた日の昼下がり」だったからさwwwwwwwwwww
504本人:2008/07/15(火) 23:17:42
>>503
携帯小説でも無理ですよ…。
すいません。
505本人:2008/07/16(水) 02:16:21
>>482-483

貴重なご意見ありがとうございます。
506名無し物書き@推敲中?:2008/07/17(木) 03:05:02
導入期  成長期  成熟期   衰退期
              イマココ(・∀・)ノ
507名無し物書き@推敲中?:2008/07/17(木) 20:26:53
ところで、1はどうしている?
どこかの賞に応募しようという心意気は理解できたが、
その後どうなったんだ?
508名無し物書き@推敲中?:2008/07/17(木) 20:44:42
伏線<感情移入できるキャラ
509名無し物書き@推敲中?:2008/07/17(木) 20:50:06
伏線は置き石じゃないからね。
一章まるまる伏線にあてるつもりで書かなければだめ。
ランドセルを置いただけじゃん!
510名無し物書き@推敲中?:2008/07/17(木) 20:52:03
馴れ合いはチャットでやれ
511名無し物書き@推敲中?:2008/07/17(木) 20:54:02
隠すように、置くから伏線と気づかれない。
堂々と据えちゃえばいんだよ。森のなかに木を隠すのはだめ。
森をまるまる伏線にしちゃえばいい。
512名無し物書き@推敲中?:2008/07/17(木) 20:57:39
>>509,511
上から目線やな
513名無し物書き@推敲中?:2008/07/17(木) 20:59:49
>>509,511
伏線張ったことあらへんやろ
514名無し物書き@推敲中?:2008/07/17(木) 21:14:25
ニートの空論はいつも虚しい
515名無し物書き@推敲中?:2008/07/17(木) 21:29:13
ネタスレ?
516名無し物書き@推敲中?:2008/07/17(木) 22:51:22
1には、創作しなおした作品の一部でもいいから、ここにあらためて
張りなおして欲しい。
517名無し物書き@推敲中?:2008/07/19(土) 00:31:14
このスレたってから一月たった
スレ主はこの一ヶ月間何していた。
ちゃんと名著を読んでみたのか。
俺はドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」と
カミュ「シーシュポスの神話」同じく「幸福の死」
を読んでみた。
この「カラマーゾフの兄弟」をぱくれるようだったら
凄いことになりそうだ。
518名無し物書き@推敲中?:2008/07/20(日) 14:45:00
ここ数日誰もこのスレに見向きもしないな。
とりあえず意見だけしておく。
スレ主の文章から見て語彙の少なさは目立つところ。
また上でのやり取り見ても、読書量が欠落している
ことは明白。同じことの繰り返しだが、読書量を増やす
ことが急務と考える。
519名無し物書き@推敲中?:2008/07/20(日) 17:29:12
途中まで良い雰囲気だったんだけど
急に変な荒らしが粘着するようになってスレが過疎化しだしたね

てか、もはや>>1は関係ないと思う
520読書と語彙の関係性:2008/07/20(日) 18:08:51
あるのか?
521読書と語彙の関係性:2008/07/20(日) 18:50:52
プロの作品を読んでも、著者の読書量までは読めんわ。
522名無し物書き@推敲中?:2008/07/20(日) 19:25:04
しつこく粘着してくる誰かに、1が愛想をつかしたというのが実際のところだろ。
523名無し物書き@推敲中?:2008/07/20(日) 20:12:04
無能が、書けない現実から逃避するさまが、まざまざとうかがえるクソスレだな
古典厨になったり、読書厨になったり、お忙しいことだ
524名無し物書き@推敲中?:2008/07/20(日) 21:10:59
             ____
           /      \
          / ─    ─ \
        /   (●)  (●)  \  
 ブンブン   |      (__人__)     |   古典?
         \     ` ⌒´    ,/       全く興味ないお
 r、     r、/          ヘ
 ヽヾ 三 |:l1             ヽ         
  \>ヽ/ |` }            | |
   ヘ lノ `'ソ             | | 
    /´  /             |. |
    \. ィ                |  |
        |                |  |
525名無し物書き@推敲中?:2008/07/20(日) 22:54:21
ここを過疎にすることは惜しい。
古典文学を勧奨している人間がいるが、それはスレ主を買っている
からこそ、投稿しているだけのこと。そうした真意を汲み取れない
人間のほうが哀れに思えてくる。そうした買われているということ
を身をもって知るということは、本人である筆者にはプラスに作用
しても、決してマイナスには作用しない。
むしろ買っている人間だからこそ、課題図書を与えているのと違う
か。そうした背景を理解できない人こそ、人生経験にも大きな不足
がみられるのと違うのか。
少し厳しく課題図書を推奨しているということは、それだけに期待
も大きいという見方はできないだろうか。期待が大きければ相応に
厳しくなる部分もあるだろう。
それを悪口だ、粘着だと歪曲した理解をしている御仁には、呆れると
ともに、人生経験の粗末さを感じないばかりである。
こうしてスレ主がでてこないことが、多少厳しい意見に晒されている
からだというのならば、執筆など放棄したほうがいいだろう。
526名無し物書き@推敲中?:2008/07/20(日) 23:00:19
うるせーニート。いくら暇だからってオナニーが長すぎんだよ。失せろ
527名無し物書き@推敲中?:2008/07/20(日) 23:24:24
ニート連発者に告ぐ

今後このスレを荒らさないこと
荒らしには荒らすに適したところもあるだろう。
この板でも200よりも下のものを対象とした
らいかがか。
またいくつものスレを見てきたが、荒らしに適した
ところも多いようだ。
いっておくがここは荒らすな。
528名無し物書き@推敲中?:2008/07/20(日) 23:31:26


他スレは荒らしていいが、ここは荒らすな、か。
529名無し物書き@推敲中?:2008/07/20(日) 23:33:10
ニートはスレタイもテンプレも読めず、ひたすら自分がルール
530名無し物書き@推敲中?:2008/07/21(月) 02:04:36
ニートニート言って、何がそんなに楽しいんだ?
この板にいる以上、少なくとも小説家志望であったり読書好きなはず
なら、そんな不毛な言葉を連発して他の人に迷惑をかけても
一切無益と自分でも分かってるはずだ
なんで、そんなに執拗に絡みつく?
もう、どっか行けよ。本当に不愉快だ
531名無し物書き@推敲中?:2008/07/21(月) 02:10:59
だーから、オナニーがなげーよヒキ
どうしたらこの板には小説家志望しかいないと妄想できるんだよ無能
荒らしはオメーなんだよ。はよ気づけやクズ
532名無し物書き@推敲中?:2008/07/21(月) 03:39:28
なんでもいいから失せろよヒキ
ここは秋葉原の歩行者天国じゃねーぞ
533名無し物書き@推敲中?:2008/07/21(月) 06:23:16
>>528
くだらないスレだっていくらでもあるようだ。わけのわからんところもある。
順位200以下のスレだと、もう誰も見向きもしていない。そういうのを
あげる目的で、ニート連発するには迷惑がかからない。
>>529
ニート連発者か?
別に自分がルールだとは思っていない。前にもいったが、
期待が大きいほど、その方向付けのためにも、いくつか
の古典文学をここで紹介しただけのこと。ここのスレ主
はいくつかの賞に応募したようだ。応募しようにも古典
文学への素養はないよりもあったほうがマシ。

534名無し物書き@推敲中?:2008/07/21(月) 06:42:02
うるせーニート。類似スレが山ほどあるのに、単発スレを立てた時点で立て荒らしなんだよクズ
古典だの何だのの無限ループスレもすでに存在してんだよヒキ
荒らしじゃないと言い張るなら内実を伴わせろや。誘導してそっちでやれ
535名無し物書き@推敲中?:2008/07/21(月) 10:25:44
>>荒らしじゃないと言い張るなら内実を伴わせろや。誘導してそっちでやれ

お前はこのスレの初期からの投稿者じゃないだろう。途中から入ってきて
運営をおかしくするなよ。
それとも、ここをどんどん下方へ落としていくことを望んでいるのか。
落としたければ落としたいでも結構。

536名無し物書き@推敲中?:2008/07/21(月) 10:27:45
自浄能力のない荒らしは消えろ
537名無し物書き@推敲中?:2008/07/21(月) 10:29:13
掲示板に、自己中な単発スレ立てより無能かつ悪質な荒らしなし
538名無し物書き@推敲中?:2008/07/21(月) 10:29:14
またここでは、1が自分も古典文学を知らなかったことを恥じると
いって、いくつかの図書を読んでみますといっているんだ。それを
支援してどこが荒らしなんだ。ニート連発者は他でも荒らしている
じゃないか。少なくとも10箇所でそういうことをしているよな。
539名無し物書き@推敲中?:2008/07/21(月) 10:35:18
作品の発表は創作文芸板から生まれのサイトに投稿するのが基本です。
どちらも個人の善意により運営されているサイトですので、
それを踏まえて、雰囲気や空気を掴んで利用しましょう。

ただ、うんと短いもの(数行〜十数行)は投稿しないので、
どこか適当なスレッドに書きましょう。
分からないことは、質問スレで質問してみましょう。

http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1203985542/3
540名無し物書き@推敲中?:2008/07/21(月) 10:37:42
・スレ立ての際は重複スレ、ローカルルールにご注意ください。
 スレ立てに関する質問は自治スレで。
・質問のためにスレを立てたりしてはいけません。質問スレを使いましょう。

http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1203985542/2
541名無し物書き@推敲中?:2008/07/21(月) 10:40:15
●新しくスレッドを立てるとき

スレッドを立てる前に、既にその話題を扱うスレッドが存在するか
スレッド一覧で調べましょう。検索(CTRL+F)を使うと便利です。
スレッド一覧:http://love6.2ch.net/bun/subback.html

 既にあるスレッドと内容が重複するスレッドを立てると、削除されて
しまうことがあります(2ちゃんねるガイド参照)。

 また専用を始め既に同様の内容を扱うスレッドがあるときは、
既にあるスレッドを活用してください。検索しても該当するスレッドが
あるか分からないときは自治スレッドで質問してみましょう。

 新スレを立てるときは、本当に必要性(需要と供給)があるのか
自治スレ、または雑談スレで相談するよう心がけましょう。

http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1203985542/6
542名無し物書き@推敲中?:2008/07/21(月) 11:24:32
つまりここはいずれ削除されて消え行くということか
543名無し物書き@推敲中?:2008/07/21(月) 11:27:46
ニートには何を言っても無駄。自浄能力ゼロだから
544名無し物書き@推敲中?:2008/07/21(月) 11:34:38
早く消えたほうがいいかもね
545名無し物書き@推敲中?:2008/07/21(月) 11:39:04
消えないよ。ここは俺に似つかわしいスレだから
546名無し物書き@推敲中?:2008/07/21(月) 11:44:11
ここはな。1が自分の作品を世に問うてみようとしてたったんだ。
それを周囲が批評して、色々と助言して見守っていくところだ。
ニート連発するならば、最初の1から100までを全部読んでから
にしろ。
547名無し物書き@推敲中?:2008/07/21(月) 11:47:06
うるせーニート。批評スレなんてくさるほどあるわクズ
548名無し物書き@推敲中?:2008/07/21(月) 11:49:44
お前のほうがニートだろう。
いっておくが年収8桁ビジネスマンを舐めるんじゃない。
悔しかったら年間8桁稼いで見ろ。
お前じゃあ10年でようやく8桁だろうが
549名無し物書き@推敲中?:2008/07/21(月) 12:07:14

うわぁ……
550名無し物書き@推敲中?:2008/07/21(月) 12:29:04
ところでスレ主はどうしている。
もう一ヶ月もたっているから近況くらい報告しろよ。
551名無し物書き@推敲中?:2008/07/21(月) 12:30:53
ごめんなさい。既存のスレッドを活用します
552名無し物書き@推敲中?:2008/07/21(月) 13:09:57
公然奴隷

「雇う側は俺のほうだ」ケンジの家族はすでに取り込まれていた。
ケンジの未来はある企業によって買われていた。ケンジの給料は12万。ケンジは軟禁されてもちろん部屋にはカメラがあった。
家族にはたった五万という感謝料なる完全に侮辱しきった金額の口止め料が払われていた。
553名無し物書き@推敲中?:2008/07/21(月) 13:27:09
企業なりに考えたケンジを腐らせない方法は掲示板によるコミュニケーション、監視下による趣向の提供だった。それはもちろんバーチャルなものではならない
企業にとってケンジは流行のアンテナであり超安月給で圧倒できるオナグッズだった。それでもケンジは未来の可能性を説かれていた。
554名無し物書き@推敲中?:2008/07/21(月) 15:57:32
           ,.. --- ..
       ,..-.:. ̄.:..:..:.. : : : : `丶、
      /:..:..:. ..: : : : : : : : : : : : :\
    /:ヘ=、、:._: : : : __:ヽ:_: -^,.ト、
   ノ:..:..:./:..  ̄: :7´:―― : :|‐: :´、: ヽヽ
  ー-/:..:.i:../:. : : ,/:..:.:イ:.ハ:.. : j:.. :}:.、ヽ:. トヽ
    !:..:..:|:.{/:..ィ_jz≦ノ ' }:./_}_イ:. } |:.|||    <こ、古典じゃない本も結構面白いよ・・・
    Vl:.:.|:. Vl´「_ 、` ノ′ _ノ:ソ:イ: リ ノ        
      }:ハ: : l f7「::`ハ   /:::7}7イ:/}/
     ノヘーl、: :!VZツ     ヒ:ノ/:.//
        `ィヘ:ト、 _   _   ノ:イ/     
      rく、\` ヽ二コ:千:|K、′    
      |:..:ヽヽ\: :Yニ|: :!:/j!:.l
      ト:..:..:.\ヽ\!r|┴=ミ!r ァ7
     |!::.:..:.ヽ\ヽ|!    /7 /
      j::.l::..:..:.⌒ーァ⌒}   / / /^}       
      |::.:.\::..::.::.::>ー'―-L∠_¨´
      l::.::.:..:. ̄ ̄ト 、, --、―弋i          
       ヽ::.:..:..:.::..∧/    ヽ  i _ .. -―
       ``ーニ´/ー-、   | _|
       _. -―  ̄  ト―.:「:.:l
                 ヽ:..__:L_|
                ヽ.__)ノ
555名無し物書き@推敲中?:2008/07/21(月) 21:42:37
>>552 553続きはどうしたんだ
結構面白そうなプロレタリア風じゃないか
その先を読みたいな

556名無し物書き@推敲中?:2008/07/21(月) 22:09:33
ケンジは使役者でしかなかった。またテレパシーの才能に悩む一人の若者でもあった。
彼はテレパシーをアウトプットする才能には富んでいたがインプットされるほうには滅法向いていなかった
事実それが企業を悩ます種でもあった。まず企業はその問題を取り除かなねばならなかった。それは精神医学をはじめとしてすべての医学を総動員するはめとなったが
結果はそれを遥かに凌ぐファンタスティックなものであった。しかし最終的に必要となった人物は根っからのビジネスマンであった。
557名無し物書き@推敲中?:2008/07/21(月) 22:16:30
続きはどうした
558名無し物書き@推敲中?:2008/07/21(月) 22:17:21
いらねーよニート
559名無し物書き@推敲中?:2008/07/21(月) 22:31:27
ここでいうビジネスマンの基準とは何か…
金の亡者ではなく
つねに冷静で不必要と判断したものにはスッパリと別れを告げるものであった
560名無し物書き@推敲中?:2008/07/21(月) 22:37:55
続きはどうした
読みたいのだが
561名無し物書き@推敲中?:2008/07/21(月) 22:45:13
あんた誰?
出版社の人かい?
562名無し物書き@推敲中?:2008/07/21(月) 22:48:50
いいえ。>>560はただのニートです
563名無し物書き@推敲中?:2008/07/21(月) 22:51:30
だってここに自作を張るんだろ。
だったらとことんやってみろよ。
ニーとは俺じゃない。
俺は年収8桁高収入ビジネスマンだ。
564名無し物書き@推敲中?:2008/07/21(月) 23:45:03
おいニート。正体はバレてんだよニート。本当にニートはクズだなあ
565名無し物書き@推敲中?:2008/07/21(月) 23:58:14
ニートはこっちのスレを守りたいらしい。でも無理www
566名無し物書き@推敲中?:2008/07/22(火) 00:05:10
もう幾つの皿が流れていっただろうか
それは儚く散る花のように、また移ろう時のように
私はそれをただ眼に滑らせた
おもむろに腹からは寂しげに鳴く動物のような音がする
近く私の限界は訪れるであろう
生きとし生けるものは皆等しく終わりが訪れる
私はまだ生きたい
どう言われ様とも、後ろ指を差される事になろうとも生きたいのだ
恥は決意と思う事にした
そうして私の手は流れ行く皿を手にしたのだ





「ちょwwお前回転寿司くらいさっさととれよwwww」
「おまwww俺初めてで緊張してんだよwww」
567名無し物書き@推敲中?:2008/07/22(火) 00:08:14
563 :名無し物書き@推敲中?:2008/07/21(月) 22:51:30
だってここに自作を張るんだろ。
だったらとことんやってみろよ。
ニーとは俺じゃない。
俺は年収8桁高収入ビジネスマンだ。



564 :名無し物書き@推敲中?:2008/07/21(月) 23:45:03
おいニート。正体はバレてんだよニート。本当にニートはクズだなあ


565 :名無し物書き@推敲中?:2008/07/21(月) 23:58:14
ニートはこっちのスレを守りたいらしい。でも無理www


これ書き込んでいるやつ 中卒ww




568名無し物書き@推敲中?:2008/07/22(火) 00:10:22
中卒とニートってどっちが就職に有利なの?
569本人:2008/07/22(火) 01:09:29
ニートのスレになってる…。
荒らしても構いません。
お好きにドゾ。

締切が近いです…。
570名無し物書き@推敲中?:2008/07/22(火) 13:03:50
402と比較して感想・ダメだしなどお願いします。7×3行。所要時間35分。

「ガテン、前見ろおおおお!」
2人乗り自転車の荷台から友人が叫んだ時には、もう手遅れだった。
時速60キロメートルで走る8トンの乗用車と正面衝突する瞬間の恐怖がわかるだろうか?
迫り来る物体を前に体は動かない、一瞬ですべてを受け止めるしかないと理解する、
そして来たる衝撃に備える……。
恐怖はほんのわずかな時間しか続かなかった。俺が意識を失ったからだ。早合点しがちな
性格から、ガテンとあだ名されたが、もうそう呼ばれることもないだろう。

気づいたときには、自分の体と友人を上から眺めていた。酸素吸引機をつけた友人の
姿が痛々しい。急に悲しみが波打って襲ってきた。おれのせいだ。すべて。
それでも俺は生きている。こうして自分の上に浮かんでいる。これからどうすればいいんだ?
と、その刹那、うしろから腕を引かれた。青白い顔をした友人がおれを引きずりこもうと
している。臨死状態ということでさえ動揺が抑えられないのに、友人に引っ張られたおれは、生きた
心地もしなかった。
本能が逃げろと叫んでいた。そのとおりに、全力で逃げた。おれを許してくれ。

2人部屋の病室で、医者と一人の患者が話をしている。
「後遺症は少し残るでしょう。でもリハビリしだいでは日常生活には問題ありません。
ただ…こちらの方は残念でしたね…一時は回復を見せたんですが急に心肺が停止してしまった。」
すると患者が悲しそうにつぶやいた。
「信じてもらえないでしょうが、2人で臨死状態でさまよってたんです。私には、生還する方向に
清清しい白い光が見えたので、ガテンの腕を引っ張って、2人で助かろうとしたのに。
ガテンのやつ、何を思ったのか、反対方向に突っ走って行ったんです。」
571名無し物書き@推敲中?:2008/07/22(火) 13:25:44
これは小説なんだよね?
基本的な文章のルールは教えてもらっていると思うので、きちんと書いてください。
572名無し物書き@推敲中?:2008/07/22(火) 22:35:43
スレ主へ

こうして荒れ放題を野放しにするとは、やはりあまりやる気が
なかったんだね。
573名無し物書き@推敲中?:2008/07/22(火) 22:38:26
中卒と人格障害ってどっちが就職に有利なの?
574名無し物書き@推敲中?:2008/07/22(火) 23:11:55
>>527
気付くの遅くね?
575名無し物書き@推敲中?:2008/07/22(火) 23:13:07
↑572
576名無し物書き@推敲中?:2008/07/22(火) 23:16:04
中卒>人格障害>ニート
577名無し物書き@推敲中?:2008/07/22(火) 23:19:22
ていうかさ、中卒だろうが人格障害だろうがニートだろうが、小説は書けるぜ。
578名無し物書き@推敲中?:2008/07/22(火) 23:24:21
人間は、何を滑稽だと思うかということよって、何よりもよくその性格を示す。
579名無し物書き@推敲中?:2008/07/23(水) 21:44:24
いつもと変わらない朝だ。雲が向こうまで続いている。そろそろ雨が降りそうだ。
例えばそっと手を差し出して此処に飴が乗っかればいい。それから水玉模様が手に載って肌に写っていく。体中が水玉に覆われて数分歩き続けた。
足型が濡れている。それを追い掛けて影が歩いてきた。僕に追い付くか追い付かないかのところで水玉が溶け出した。街が水玉色に染まった。影が無くなってマトリックスに覆われた。
誰かが電源を切った。
580名無し物書き@推敲中?:2008/07/23(水) 22:06:48
「俺の部屋は自動扉じゃないぞ」なんてギャグ
ギャグみたいに扉は閉まり続ける。「おいおいなんで?なんで?」なんてギャグ
「おい冗談じゃないぞ!扉が開いたまんまじゃないと暑くてたまらないんだ」なんてギャグ
俺の友達は皆絶世の美形
彼女がいない呪い

思い出して笑いながら扉を目一杯あけつづけた
581名無し物書き@推敲中?:2008/07/23(水) 22:20:08
>>579
先生、マトリックスってなんですか?
582名無し物書き@推敲中?:2008/07/23(水) 22:31:17
仮想現実の意味で使ったお
583名無し物書き@推敲中?:2008/07/23(水) 22:36:37
あ、なるほど……
584名無し物書き@推敲中?:2008/07/23(水) 22:39:07
先生、>>580ってジャンルはなんですか?
585名無し物書き@推敲中?:2008/07/23(水) 23:29:30
スレが違うベクトルに復活の予感
586名無し物書き@推敲中?:2008/07/24(木) 01:28:50
>「俺の部屋は自動扉じゃないぞ」

>「おいおいなんで?なんで?」

>「おい冗談じゃないぞ!扉が開いたまんまじゃないと暑くてたまらないんだ」

先生、これのどこがギャグなのかが、わかりません。
587名無し物書き@推敲中?:2008/07/24(木) 07:11:32
暑さで逝っちゃってるのがよく表現できてると思います。
文学的に大変優れているでしょう。
588名無し物書き@推敲中?:2008/07/24(木) 09:48:21
コンビニに入ろうとしたら女子高生から
「すみません、タスポ持ってますか?」って聞かれたので
『はぁ?タスポってなによ?チンポならついてるよ?』と答えたら
「いえ、タバコを買うためのタスポです・・・」とか抜かしたので
『タバコなんて吸うんじゃねえよ。
 同じ吸うならポコチン吸えポコチン!』と言ったら
「ポコチンじゃなくてニコチン吸いたいんだよ!」って怒鳴られた。
びびったおいらは速攻で逃げながらも
.。oOO(あの女子高生はなかなか上手い返しするじゃねえか・・・)
日本の未来も明るいなと感心した。
589名無し物書き@推敲中?:2008/07/24(木) 10:13:16
先生、誰かの日記スレになってます!
590名無し物書き@推敲中?:2008/07/24(木) 17:43:41
荒らしが立てたオナニースレなので仕方ありません
むしろ黄金パターンといってもいいでしょう
591名無し物書き@推敲中?:2008/07/24(木) 18:23:40
先生、オナニーってなんですか?
592名無し物書き@推敲中?:2008/07/24(木) 18:25:09
昔から、戦上手は、まず自軍を負けないような態勢に整えてから、敵軍の態勢が崩れるのを待った。
不敗の態勢を整える事は、自軍にあるが、勝機を見出す事は、敵軍の崩れにかかっている。
だから、戦上手と言えども、不敗の態勢は作れるが、敵軍の態勢を必ず崩す事は出来ない。
それゆえに言う、勝利の予見はできるが、必ず勝てる状態に出来るとは限らない…と

勝機を見出せない時は、守りを固める。勝機を見出せた時は、攻勢に転じる。
守りを固めるのは、自軍が劣っているからである。攻め込むのは、自軍に余裕があるからである。
上手に守る者は、兵を隠蔽して隙を与えず、上手に攻める者は、一気に攻めて敵に余裕を与えない。
だから、自軍は無傷のままで、完全な勝利を収める。

誰にでも分かるような勝ち方は、最善の勝利とは言えない。
戦いに勝って、世間の人が賞賛する勝ち方も、最善の勝利とは言えない。
昔の戦上手とは、無理なく勝ちやすい敵に勝つ者である。
だから、戦上手は勝っても、その知謀は人目につかず、その勇敢さを賞賛される事もない。

それゆえに、戦いの勝ち方を誤らない。誤らないから、その軍のいる所は、必ず完璧に勝つ。
それは、戦う前に負けている者に勝つからである。
このように、勝利を収める者は、まず勝てる条件を作った後に戦いを始める、
負ける者は、まず戦いが始まってから、慌てて勝機を掴もうとする。


・負けない態勢は自分で作れるが、必ず勝てる態勢は相手によって生じるものだから、
 まずは、自分の守りを整えてから、攻めるタイミングを待ち、攻める時は一気に攻める。
・無理をせず、勝ちやすい敵に勝つ
・本当に凄い事は、えてして多くの人に気付かれる事がない
・戦いとは、勝つために戦うのではなく、すでに勝っている事を証明する事である。
593名無し物書き@推敲中?:2008/07/24(木) 18:46:25
先生、負けない態勢を整えている時に相手が攻めてきたら、どうしたらいいですか?
594名無し物書き@推敲中?:2008/07/24(木) 21:53:46
ここのところよくわからん。
小説をここに張るのならば張り通して欲しい。
荒らしはやめて欲しい。
595名無し物書き@推敲中?:2008/07/26(土) 06:04:03
ヒュン・・・!
甲高く空気を裂く音とともに、何かが宙に舞った。
それは日当たりのいいベランダに向かい飛んでいく。
「やった!かかった!」
満面の笑みを浮かべる少年は貞治。来月で13歳になる、いわゆるどこにでいる腕白少年だ。
手馴れた手つきでリールを巻いてゆく。
貞治が握っているのは1mほどの釣竿で、糸の先に掛かった獲物は、桜のような色の、女性物の下着だった。
彼の趣味は下着泥棒。(本人は”下着フィッシング”だと言って聞かないが)標的になる獲物はいつも決まっていた。
「こらー!!!!貞治ー!!!あんたまたやってんの!!」
緑豊かな静かな村に、響き渡る怒声。
釣り糸が向かったベランダから、小柄で、栗色の髪をした女の子が飛び出してきた。
彼女の名は園崎魅音、18歳の高校三年生だ。
ボーイッシュに切り揃えられた髪は夏の太陽に照らされて、艶やかに揺れていた。
「なんだよ魅音ねーちゃんのパンツまたピンクかよー!」
魅音が頬を下着と同じ桜色に染めて叫んでいる場所から10mほど離れたベランダで、貞治はおどけてみせた。
「うるさい!下らない事ばっかりやってないで、早く返しなさい!」
「わかったよー、魅音ねーちゃん相変わらずすぐ怒るな・・・カルシウム足りないんじゃないか。」
貞治はベランダから足を下ろすと、大して悪びれる様子もなく、魅音の栄養バランスを心配した。
596名無し物書き@推敲中?:2008/07/26(土) 08:34:35
>甲高く空気を裂く音とともに、何かが宙に舞った。
「切り裂く」 と 「宙に舞った」
双方の語感が一致しないんじゃね。
何かっていうのは、パンツのことだろうけど?
釣り糸(テグス)と錘と針に対して舞ったという表現か?

「何か」がパンツだと仮定して話を進めると
針に引っ掛かった、パンツが「舞う」わけだから、次にくる文はおかしいよね。

>それは日当たりのいいベランダに向かい飛んでいく。
引っかけた場合は手元に「戻ってくる」のだから、飛んで「いく」変じゃないか?
597名無し物書き@推敲中?:2008/07/26(土) 09:13:03
ボーイッシュに切り揃えられた髪は艶やかに揺れないだろ。
598名無し物書き@推敲中?:2008/07/26(土) 09:15:53
>貞治が握っているのは1mほどの釣竿で、
わかさぎ釣りの竿?
竿を上段に構えて振り下ろすと、ヒュンって音がするよね。
10m先を狙って竿を振るのと、20m先を狙って竿を振るのでは腕にこめる力
加減が微妙に違うよね。いずれにしても、10m、20mの距離だと腕にこめた力を
抜くという感じになるよね。10m、20m先に落とす感じというか置く感じ。

貞治くんちのベランダと魅音ちゃんちのベランダの距離を文から推測してみるね。
10m以上、20m未満かな。かなりな至近距離だよ。団地? だとしても、
この文が邪魔してイメージ湧かないよね、>緑豊かな静かな村に、響き渡る怒声。
599名無し物書き@推敲中?:2008/07/26(土) 09:19:32
緑豊かな村って、白川郷的な村をイメージした。
でも白川郷にベランダはイメージできない。
600名無し物書き@推敲中?:2008/07/26(土) 09:21:00
成人男子の歩幅が約70cm
10mを15歩、想像以上な至近距離だよ。教室の前から後ろまで測ってごらん。
距離感がつかめるから。建物と建物が密集している都市ならわかるけど。
緑豊かな静かな村だと、ちょっと想像しづらいかな。
601名無し物書き@推敲中?:2008/07/26(土) 09:34:58
598
訂正
×貞治くんちのベランダと魅音ちゃんちのベランダの距離を文から推測してみるね。
○貞治くんちのベランダと魅音ちゃんちのベランダ「まで」の距離を文から推測してみるね。
602名無し物書き@推敲中?:2008/07/26(土) 09:36:11
598
さらに訂正
×貞治くんちのベランダと魅音ちゃんちのベランダの距離を文から推測してみるね。
○貞治くんちのベランダから魅音ちゃんちのベランダ「まで」の距離を文から推測してみるね。
603名無し物書き@推敲中?:2008/07/26(土) 09:37:52
おまえら、他人の文に吝つける資格なし!
604名無し物書き@推敲中?:2008/07/26(土) 15:21:20
「いってぇ!」
貞治の頭に強烈な一撃が振り下ろされた。
「あんたにカルシウムの心配なんかされる覚えないんだからね!バカ貞治!」
歳の割りに背の高い貞治に、小柄な魅音は少しばかり背伸び、いやジャンプをしないと頭に手が届かない。
「聞こえてたのか・・・。チビのくせに地獄耳で腕力ばっかりあるんだから困っちゃうよ。」
「チビは関係ないでしょ!」
今度は太股に鋭いローが炸裂した。
605名無し物書き@推敲中?:2008/07/26(土) 15:23:12
参考になる 推敲前の殴り書きだからどこを直せばいいかよくわかるなふむふむ
知識ゼロだから勉強になる
606名無し物書き@推敲中?:2008/07/26(土) 16:07:27
>>595>>604が続いてるなら描写省きすぎ。
ふたりの間にあった距離がいきなり無くなってるから、わけがわからない。
607名無し物書き@推敲中?:2008/07/26(土) 16:23:40
水面に浮いているパンティーなら、いざ知らず
空中に洗濯ばさみで留められているだけの不安定な状態にあるパンティーを
リールから繰り出された糸の先にある針で釣り上げる事は至難の業。
みごとパンティーに錘が当たったとしても、針とともに鉛のついた糸はパンティー
の後方に勢いあまって飛んでいくだけ。
(勢いを受け止めてくれる水面に相当する物質がパンティーとは心許ない)
まだ竹竿に糸のほうが現実味がある。竹竿だと竿の長さと糸の長さで距離設定に制限がつくが。
608名無し物書き@推敲中?:2008/07/26(土) 16:25:32
なるほどなるほど ありがとう

蝉の声がけたたましく鳴り響く中、魅音の家で、貞治は一人違う汗をかいていた。
完全にKOされ、四つん這いになった貞治の背中に魅音が座る。
「あんた夏休みの宿題やったの?」
「お、おも・・・魅音ねーちゃんこそやったのかよ。」
「お、重くないわよ!失礼ね・・。おねーさんはあんたと違っていい子だからとっくにやったわよ。」
魅音はちょっとだけ足に力を入れて貞治の発言に抵抗した。
「じゃあおねーさんちょっとどいてくれませんか、腰が折れてしまいます。」
そのおねーさんの努力も徒労に終わった。魅音はいかばかりかしょんぼりして背を降りた。
「あ!ねぇ貞治、宿題手伝ってあげよっか?」
さっきのしょんぼりとした顔はどこへやら、今度は嬉々とした表情だ。
「い、いいよどうせまた隣町までパシリにやらされるだけだし・・・。」
わざとらしく腰をぽんぽんと叩きながら貞治が起き上がる。
「そんな酷い事あたしした事あった?記憶違いじゃない?」
「自分でやるからいいです。本当にありがとうございました。」
いたずらっぽく笑う顔は、貞治と同じくらいの無邪気な子供のようだった。
「あんた、今年の納涼祭は誰と行くの?今年の肝試しも怖いのかな?」
「ケンタは家族で海に行ってるし、カズ君も家の手伝いで忙しいから行けないっていってた。」
「出た3バカトリオ!まー今年の納涼祭は静かになるわねぇ。」
魅音は変な口調に、変なポーズだ。
609名無し物書き@推敲中?:2008/07/26(土) 16:43:22
>>607って魅音が出てくる前に入れた方がいいんじゃない?
釣りに詳しいなら、もう少しマニアックに説明してもいいかも。
あんま長いとウザイけど。
610名無し物書き@推敲中?:2008/07/26(土) 17:00:52
けたたましい【形】
やかましい音が不意に起こってさわがしい。
611名無し物書き@推敲中?:2008/07/26(土) 17:21:49
貞治の発言を制圧した。の方が強そう。
612名無し物書き@推敲中?:2008/07/26(土) 17:28:35
>「じゃあおねーさんちょっとどいてくれませんか、腰が折れてしまいます。」
そのおねーさんの努力も徒労に終わった。魅音はいかばかりかしょんぼりして背を降りた。

努力って何。
徒労に終わってなくね?
「おねえさん、どいてくれませんか」
貞治は魅音をものともせずに起き上がり、魅音は前のめりに吹き飛ばされた。

↑魅音の制圧していた苦労が徒労に終わりました。
613名無し物書き@推敲中?:2008/07/26(土) 17:34:42
知識がスポンジ頭にぐいぐいはいってくるな 皆SUGEEEEEE 参考にして書き直したらまともにかけそうだ

この雛見沢村では、毎年夏になると本格的な夏祭りの前に、納涼祭が開かれる。
夏祭りに比べると小さな祭りではあるが、山に囲まれ娯楽らしい娯楽もないこの村の人達には大事なイベントの一つだ。
村の青年団が企画する肝試しも子供達には大人気で、納涼祭というだけあってひと時の”涼しさ”を味わえる。

二人が玄関で話していると、家の奥からスラリとした女性が現れた。
「あ、魅音ねーちゃんのおばちゃんこんにちわ!」
元気よく挨拶をする貞治。バカでいいから挨拶だけはちゃんとしろというのが両親の口癖だった。
「あら貞治クンいらっしゃい。・・・なんだか見るたびに大きくなってるわねぇ。もうすっかり魅音より年上に見えるわよ。
ほんとにいつになったらちゃんと育ってくれるのかしらねぇ。」
ほんのりと柔らかな笑みを浮かべた女性は、魅音の母、静音だった。
とても高校生の子供がいるようには見えない外見で、姉と言っても誰も疑いはしないだろう。
「ちょっとお母さん!ちゃんとってどういう意味?こんなに美しく育った娘に何か文句でもあるの?」
またも変なポーズ。貞治と静音のため息はおねーさんには聞こえないようだ。
614名無し物書き@推敲中?:2008/07/26(土) 17:42:06
誰の家かを何となく記しといた方がいいよ。場面変わって混乱する。

貞治は門をくぐった。
庭に忘れられた洗濯物が夕日に揺れてた。
その中に見覚えのある魅音のシャツがあった。

↑で魅音の家に確定しました。
615名無し物書き@推敲中?:2008/07/26(土) 17:53:17
変なポーズて何。
それを描写してくれないと、魅音が可愛くもなんともない。ただのアフォ。
616名無し物書き@推敲中?:2008/07/26(土) 17:56:25
>>596
ヒュン・・・!
空気を裂く音とともに、細くてしなやかな竿先が宙に舞った。
透明な釣り糸は日当たりのいいベランダに向かい飛んでいく。
「やった!かかった!」

こんな感じでしょう。
何か  =竿先
それは=釣り糸
617名無し物書き@推敲中?:2008/07/26(土) 18:07:07
ヒュッ。
竿は鋭くしなり、空気を切り裂いて先端から鉛?を放った。

釣りわからんorz
618616:2008/07/26(土) 18:11:04
勘違いされるとあれなんで、作者じゃありません。
通りすがり藻のです。
スレが伸びているようなので思わず横やりレスしてしまいました。
リライトの真似ごとしてしもうた orz
619名無し物書き@推敲中?:2008/07/26(土) 18:16:54
>>617
だよなw
>>甲高く空気を裂く音とともに、何かが宙に舞った。
銃弾をイメージするよな
620名無し物書き@推敲中?:2008/07/26(土) 18:17:22
いいんじゃね?選ぶのは作者だし。
621名無し物書き@推敲中?:2008/07/26(土) 18:41:46
うおおおおなんか議論してくれてるううう めちゃくちゃ嬉しいし申し訳ないんだけども
みんなSUGEEEEEEE

「ねえ貞治君、今スイカを切ったの。魅音ちゃんはほっといてよかったら食べていかない?おいしいわよ〜?」
「はい!いただきます!やった!」
「ちょっとおかーさん!あたしも食べるー!!!」
どうやら魅音の無邪気さと整った顔立ちはそっくりそのまま静音から受け継いだようだ。
ドタドタと我先に廊下を走る子供が二人。雛見沢の夏はこれから暑くなるばかりだ。

その数日後、止むことのない蝉の合唱、そして容赦なく村を焼く太陽の中、納涼祭の日が訪れた。
622名無し物書き@推敲中?:2008/07/26(土) 19:16:05











623名無し物書き@推敲中?:2008/07/26(土) 19:29:33
貞治は魅音に首を絞められながらも、はい! と叫んで白い歯を光らせた。
624名無し物書き@推敲中?:2008/07/26(土) 19:47:13
最後の三行は“夏!”って感じでいいんじゃん。
625名無し物書き@推敲中?:2008/07/26(土) 20:08:22
感嘆符・・・!←これだよね 俺もあまりつかいたくはないんだけど叫んでるのに・----。」だと変じゃないのかなと思いまして
勝気な女の子の感じがこんなんであってるのかわかんない

都内、某所。

「斉藤さん、これ、ほんとに取材にいくんですか?」
企画書を片手に、髪の長い女が問いかけた。
「おお、雛見沢村だろ。その企画書は俺が出したんだ。まさか通るとは思ってなかったがな。」
彼の名は斉藤 英吉、週刊誌「VIPスタイル」の記者だ。歳は微妙な31だが、まだまだ若く見える。
体格は太くはないがぱっと見ただけで分かるほど引き締まっていて、好き放題生やした髭さえ剃れば、なかなかの男だ。
そして彼に問い詰めた髪の長い女、彼女は西尾辻 恵、24歳。入社したての新米記者で、斉藤のアシスタントをしている。
髪を後ろで結い、タイトなデニム姿の恵は会社の紅一点としてちやほやされる存在だ。
「夏特集!怪奇!人里離れた山中の村に人を食う池!」
大げさに身振り手振りを交え、恵がオフィスに響き渡る大声で茶化した。
626名無し物書き@推敲中?:2008/07/26(土) 20:11:48
それと同時に、方々から数人の笑い声。
「行きたくないならいいんだぞ、俺一人で行くから。」
取材用の写真を整理しながら、咥えタバコの斉藤が答える。
「行きますけど・・・。せっかくの夏なのにこんな田舎の村に取材に行くなんて・・・。」
「いいじゃないか!都会の喧騒は忘れて、蝉の声、爽やかで透き通った河、甘いスイカにいい男とお泊り旅行だ。完璧なサマーバケーションじゃないか。」
写真の整理を続ける斉藤は、そう言いながらも恵の方は見ていない。
「と・・・泊まり?泊まりなんですか!?こんな村日帰り取材で十分でしょ!?」
いい男のくだりにつっこもうかと思って身構えたが、その後の言葉に恵はのけぞってしまった。
「恵、いいか?記者なら地理と距離感覚ぐらい養っとけ。雛見沢村は都内からF1ですっとばしても3時間はかかる。
ましてうちの会社の車じゃとんでもなく時間がかかるんだ。」
「呼び捨てにしないでくださいっ!それに地理なら高校の時は9でしたから!」
ピントの外れた主張を大声で叫ぶと、またどこからともなく笑い声があがった。
627名無し物書き@推敲中?:2008/07/26(土) 20:28:03
勝ち気な女の仕草とか行動を地の文に書いて、セリフを挟むとか。

静音は目を細めて貞治に聞いた。はい! と叫ぶ貞治の首を絞めながら魅音は、アンタはいいの! と更に締め上げた。
貞治の顔が赤くなる。魅音は貞治を引きずるようにして玄関を上がって行った。

魅音の身長、少し高くしたら?(汗
628名無し物書き@推敲中?:2008/07/26(土) 20:45:20
疲れた、さいなら〜。
629名無し物書き@推敲中?:2008/07/27(日) 18:53:14
つりを小説にしているということか。
630名無し物書き@推敲中?:2008/07/27(日) 18:58:26
先生、釣られました。
631名無し物書き@推敲中?:2008/07/27(日) 19:05:14
小説の形をとった釣りかorz
632616:2008/07/27(日) 19:08:48
簡素のあいまに
みんなSUGEEEEEEE なんて言われてテンションあがったのに…orz
633名無し物書き@推敲中?:2008/07/27(日) 19:10:05
628は僕で、僕は作者ではないけど……まぁ、いっか。

なんか怪しい雲行きだから、一応ね。
634名無し物書き@推敲中?:2008/07/27(日) 21:18:46
勉強してました 誰も見てないとおもってたw ほんと皆SUGEEEEEEです。
人物が場所を移動する表現とかがよくわかんない

「この村はな、昔からこええ伝説があるらしいんだ。”人を食う沼”の話だ。吸命湖と村の人間は呼ぶらしい。」
「きゅうめいこ・・・。人を食べちゃうんですか?」
”食べちゃう”なんていう女の子らしい物言いに斉藤は少しにやけてしまったが、話を続けた。もう写真整理は終わったらしい。
「ああ、戦国時代から伝わる民話らしい。詳しい事は車の中で話してやるよ。早速出かけるぞ!」
斉藤はデスクから勢い良く立ち上がると、車のキーとタバコをポケットにつっこんだ。
「ちょ、ちょっと待って下さいよ!あたし準備があるから家に寄って下さいよ!」
騒がしい二人が出て行ったオフィスで、他の社員がパソコンを叩きながらつぶやいた。
「名コンビだな。」
するとどこかから誰かが返す。
「迷!コンビの間違いだろ!」
ベタなやり取りだが、彼らが暑さと仕事を忘れて笑うには十分だった。
635名無し物書き@推敲中?:2008/07/27(日) 21:24:35
ホラー書きたいのに導入部でこんなに時間かかってたらどうしようもないな。
ホラーって謎が大事なのに謎部分思いついてNEEEEEEEEEEEE
636名無し物書き@推敲中?:2008/07/27(日) 21:26:48
恋愛かと思ってたw
637名無し物書き@推敲中?:2008/07/27(日) 22:10:39
いや安価で設定決めてたから、導入部おかしかったの 普通に考えて下着フィッシングは異常w
安価設定は 主人公;ヒロインの名前と歳 主人公の趣味 下着集め ホラーのキーになるもの「釣り針」 舞台雛見沢 ってとこまで決まった
釣り針がキーになるから導入部に釣りのくだりを入れてみたんだけど、とうのホラーの部分があんまり決まってない 
638名無し物書き@推敲中?:2008/07/27(日) 22:13:51
数時間後、首都高速、車内。


「ねー斉藤さーん全然すすみませんよー?事故かなんかじゃないですかー?ねー斉藤さーん。」
何かをねだる駄々っ子のように恵がお菓子の袋をかかえながら助手席でふてくされている。
「夏休みだから仕方ないだろ!全く子供かお前は・・・。トイレは大丈夫か?お腹減ってないか?」
茶化す斉藤もタバコの灰皿をサボテンにしてもなお、タバコを吸い続けていた。
「子供じゃないですー!斉藤さんこそおトイレは大丈夫でちゅか〜」
などという他愛ないやり取りも、何度目かわからない。真夏の高速道路は予想通り車で溢れていた。
雛見沢に向かうための高速道路はないため、途中から下道を走る事になるのだが、そこまでが永遠にも思えるほど遠い。
「あと少しなんだがな・・・。全くこういう時車にテレビでもついてればいいんだが・・・。ん?おい恵、なに見てる。」
急に助手席が静かになったと思い、斉藤が恵のほうを見ると彼女はずっと俯いたままだ。
「おい、恵、聞いてるのか?どうした。気分でも悪いのか?」
斉藤が前方と恵を交互に見ながら問いかける。返事はない。
相変わらず恵はうつむいたままだ。
斉藤は思わず恵の肩をゆすった。
「恵!」
639名無し物書き@推敲中?:2008/07/27(日) 22:34:57
これから何かが起こる匂いすらないんだけど、どうなの?
プロローグに死体でも置けば。
640名無し物書き@推敲中?:2008/07/27(日) 22:44:36
「ひゃ!は、はいはい!な、なんですか斉藤さん!いきなりびっくりするじゃないですか!」
「お前・・・、びっくりしたはこっちの台詞だ・・・。どうした?ほんとに気分でも悪いのか?」
「いやテレビ見てました。ポータブルの奴もってきたんですよ〜!イヤホンしてたから声聞こえませんでした・・・。」
恵の顔は差し込む夕陽に照らされて少女のようだ。
車内に一度煙交じりのため息を吐いた斉藤は、少し動き出した車の流れに再び乗った。
この高速を降りれば、あと1〜2時間で着くだろう。そう自分に言い聞かせて。

・・・それだ!死体いいっすな 例えばどんな感じだろ ホラーってよくわかんない こんなシチュエーションKOEEEEEってのが文章にならない
641名無し物書き@推敲中?:2008/07/27(日) 23:04:36
沼に何かが住んでる。
沼自体がヤバイ。
村の中にヤバイ一族が代々いる(昔からヤバイ設定らしいから)

何かが住んでるのは「カッパ」に被る予感。
642名無し物書き@推敲中?:2008/07/27(日) 23:10:27
車の移動のシーンっていらなくね?
話進んでないし。
643名無し物書き@推敲中?:2008/07/27(日) 23:32:20
あんたたち・・一体どうやったらそんなに次々良いこと言えるんだっ・・・!
移動シーンの中でホラーの核になるシーンを書きたかったんだけどなんか設定うやむやのまま流れちゃってorz
ヤバイ一族説はいいかもしんない 一応「祭りが2回ある」っていうのは使えるかなと思ったりした
644名無し物書き@推敲中?:2008/07/28(月) 20:22:43
小説を紹介するにしても、短すぎて批評すらできない。
もっと長い内容をかけないものか
645名無し物書き@推敲中?:2008/07/29(火) 20:51:50
ある日、泣き声がしゃくに障ったので妹を殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていた

5年後、些細なけんかで友達を殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていた

10年後、酔った勢いで孕ませてしまった女を殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていた

15年後、嫌な上司を殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていた

20年後、介護が必要になった母が邪魔なので殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていなかった
次の日も、次の日も死体はそのままだった

646名無し物書き@推敲中?:2008/07/31(木) 01:41:48
aaa
647名無し物書き@推敲中?:2008/07/31(木) 03:27:08
俺ん家で飼ってる猫はたまに2階から猛ダッシュで階段を駆け下りてくる。
まるで、何かに追われてるかのような勢いだ。
で、その勢いのまま、決まってリビングのソファーの上まで駆けづり登る

で、つい一時間くらい前も、その勢いで2階から階段を駆け下りる音が聴こえた
当然、こんな深夜なので家族はみんな寝てるしリビングは電気も消え誰もいない
なので可哀想に思い、俺は自分の部屋のドアを開けてやった。
見とめるや否や瞬時に猛ダッシュで俺の部屋に駆け込む猫。

「おうおう。可哀想に。何か恐いことがあったのか?」

菩薩のような満面の笑みを浮かべる俺。
刹那。猫がもの凄い勢いで呻きだした。必死に何かを我慢してる様子だ。

で、我慢して部屋の中央まで進んで来た挙句
俺の布団やらPS2やらの上に大量のゲロを吐いた。これもたまにある
しかし、どーしてワザワザ歩み寄って大事なものの上にゲロを吐くんだよ・・

何より、今、読んでいる「沢木耕太郎の深夜特急」に吐きやがって・・
鬼の形相で追い出してやったよ。
648名無し物書き@推敲中?:2008/07/31(木) 04:41:21
むかし昔、具体的にはいえませんが、あるところに
スイラーレカという若い男が住んでいました。
スイラーレカは山に篭もって、なるべく自給自足の生活をしていました。
茜色の夕日が包み込むように山を優しく染めます
真っ赤な紅葉の葉が風に乗って、ひらり×2と舞い降りて、
今日も山は、ゆっくりと、ゆっくりと、たそがれにそまっていきます…

スイラーレカには、家族もいません。友達もいません。彼女もいません。
人々が住むふもとの村から、だいぶ離れているため、めったに人とも合いません。
つづく…

【今日の執筆活動はここまでにします。               】
【日本のノスタルジーな暖かいココロとアンビエイトな孤独をテーマにし】
【た作品にしたいです。                      】
【読めば読者が優しくなれる作品にしていきたい           】
【ただ、今の段階で自分でどういう話になるのか、まったくわかりません】
649名無し物書き@推敲中?:2008/07/31(木) 23:39:06
>>648 つづき

人々が住むふもとの村から、だいぶ離れているため、めったに人とも合いません。
スイラーレカの一日は大半を寝て過ごします。半日以上は寝て過ごします。
そんな生活を何年もくりかえしてきました
リアルウンコ製造機です。
食べて寝て糞をするだけの生活です
そこに何の価値も生まれない。ただただ同じ日常をくりかえす退屈な毎日でした
そんなダメ人間な彼ですが、昔は引きこもらずに、
ある大きな夢をもって、その夢に向かって邁進して一生懸命頑張っていました。
ですが、結局
彼は夢をかなえられず、希望を見失い、自身を失い、将来に絶望していました。
夢を失った彼には、もう何もかもが虚無でした
いつしか彼は、現実世界がとてもつまらないものと思うようになっていきました…
なにをするにも馬鹿馬鹿しく思うようになりました。
働いたら負けかなって思うようになりました。

もう日が暮れて、今日は珍しく、満月です ○
スイラーレカ…
すいらーれか…
んんっ!?
誰かが呼んでいます。
一体誰でしょう

coming soon…

今日の執筆活動はここまでです。
650名無し物書き@推敲中?:2008/08/03(日) 00:56:44
21世紀の昔話か
まあ、いいだろう。
651名無し物書き@推敲中?:2008/08/03(日) 11:59:15
このニートの行方はどうなるんだ
その後の行動に感心を覚える
652名無し物書き@推敲中?:2008/08/03(日) 12:40:17
ニートはいつまでもニートのままだよ。安心してね
653名無し物書き@推敲中?:2008/08/03(日) 19:17:55
>>649 つずき
スイラーレカ…
すいらーれか…

スイラーレカは立ち上がり
辺りを見渡しま…
「!!!!!!!!!!!!!!!!」
スイラーレカの目の前には若い美女がいました
その美女は全裸でM時開脚をしています。
と!その時です!突然
その美女のヴァギナが、スイラーレカを吸い込みはじめました
もの凄い吸引力です!

ダイソンってレベルじゃねーぞ!

「ふうぁあぁあああああああああああああああああああぁ!!」
スイラーレカは必死にもがきます
しかし、
すさまじい吸引力の前では、為す術もなく
スイラーレカは女の性器に吸い込まれてしまいました。

coming soon…

今日の執筆活動はここまでです。
654名無し物書き@推敲中?:2008/08/04(月) 20:48:07
これって出産のシーンの逆を意味しているのか
655名無し物書き@推敲中?:2008/08/07(木) 00:53:38
ロボット小説を書いています。
感想が少なく、落ち込んでます。よかったら感想ください。お願いします。
http://ip.tosp.co.jp/BK/TosBK100.asp?I=DA1_SRW_696_S1R2X3&P=0
656名無し物書き@推敲中?:2008/08/07(木) 14:40:31
>>1他・・・

作品がぶつ切り+感想が途中ではいるんで読みにくい。
もし良かったらポシブル堂書店ってサイトに投稿してみない? 只で電子書籍化して
くれる。まとめて読めるし、縦書きだと作品の粗が見えたりするかも。
ttp://pbc.cool.ne.jp/necom/
657名無し物書き@推敲中?:2008/08/10(日) 04:34:41
やっぱり駄作が乗るとスレが盛り下がるな
658130:2008/08/10(日) 21:08:32
ゴーゴリの「外套」
読みました。
659名無し物書き@推敲中?:2008/08/11(月) 02:50:29
>>653
スゴクつまんない…
今、読み返してみて思った。
俺はなぜこんなストーリーを書き込んだのか?
というわけでこの物語は終わりです。
660名無し物書き@推敲中?:2008/08/23(土) 19:20:38
おい、1はどうしたんだ。
ちゃんと仕切りらないといけないだろう。
661名無し物書き@推敲中?:2008/08/28(木) 05:29:02
   ....,....,...., ....,   
 . ´      `` 、
/           ヽ
;;  _ノ⌒)  (⌒`、__ ;;、
;; ヽ_,ノ   ヽ、__ノ l   >>1は蒸発しますた
l   ●    ●   ;;
ミ  ''" (__人_,ノ  "'' リ
;;           ,;;
 "::;....,....,.,,,,......,.;:: "
662名無し物書き@推敲中?:2008/08/29(金) 11:15:20
古典基地のせいだ
663名無し物書き@推敲中?:2008/09/01(月) 23:04:58
1よ。戻って来い。
いつもの古典愛好者だ。
いくつかの賞の期限も発表も終わったはずだ。
結果を教えて欲しい。
664本人:2008/09/05(金) 01:59:50
随分と間を空けてしまい申し訳ありませんでした。

大学のレポに勤しんでおりまして…と言い訳はやめます。

ラブストーリ大賞には出しませんでした。見直した際に直すべき部分が多く見つかったのと内容自体も流れは変えずとも変更したい部分もありまして。

ただいま執筆しております。

古典文学は何点か試し読みしたものの…好きにはなれませんでした。

そんな中数冊の本を読みました。ミステリー、サスペンスがほとんどですが。

『ハサミ男』
『慟哭』
『葉桜の〜』
『殺戮にいたる病』
『闇の底』

お分りのように全て叙述トリックを駆使したものです。こういった部類が一番好きですね。

665名無し物書き@推敲中?:2008/09/05(金) 13:44:14
オーメン−1である
666名無し物書き@推敲中?:2008/09/05(金) 14:28:23
>>664

本人さん、おかえり。
それでいいんだと思う。
自分自身が楽しく読めるものじゃないと
身につかないだろうから。
楽しんでいくうちに読解力も増すだろうしね。
頑張りなね。
667本人:2008/09/05(金) 22:10:51
>>666

はい。ありがとうございます。

みなさんにお尋ねしたいのですが『笑う』の表現としてどういったものがありますか?

頬を緩める、口元を緩める、声を出して笑う、ニヤリとする、悪戯に笑う、優しく微笑むなど…。

何かありましたらご教授下さい
668名無し物書き@推敲中?:2008/09/05(金) 22:11:50
669名無し物書き@推敲中?:2008/09/09(火) 11:05:28
分析したいなら、笑うの構成要素を考えて分解してみる

使用箇所…口(その他、目・鼻・表情)ーたとえば鼻で笑う、という表現もある
特徴…声を出す(出さない)、口をあける(あけない)
声の種類…大声、小声、かすれる、押さえる、響き渡る、間延びするetc.
その他変化が生じる事柄…鼻息、呼吸、まばたきの回数、頬の張り

それぞれを変化させて、場面にあてはめる
670名無し物書き@推敲中?:2008/09/09(火) 11:30:32
誰も読まね。
671名無し物書き@推敲中?:2008/09/10(水) 03:06:00
このスレは、でも、荒廃する創作板の中では
まだ辛うじて、その体を成してると思うけどね

他人に評価してもらうことを目的に挙げられる作品なんて本来、駄作ばかりだよ。
というか読む方にしてみれば、見るのもウンザリになるほどのゴミの山

でも、ここは短編や冒頭文がほとんどで、まだ読みやすい。
作品?自体もゴミ以外の使えるものがたまにある。上のほうの作品なんて真面目に取り組めば発展しそうな物もあった
それと評価する側もまだ良心の残った評価をしているし、作品を見る目も肥えている

まだ、ましなスレだと思うけどね
672名無し物書き@推敲中?:2008/09/10(水) 21:18:16
中山真弓(13)は両親の死後弟の琢磨(11)、妹の亜弓(10)とともに
祖母の智香子(48)に引き取られていた。
ある日智香子は姉の光子(54)の家に行くと言って出かけた。
ところが智香子と光子は実家で他の姉妹とともに変死体で発見された。
そして生き残った姉妹や実家の人間から衝撃的な事実を聞かされて、
また真弓たちも命を狙われるようになったのだ・・・
673名無し物書き@推敲中?:2008/09/10(水) 22:35:30
?日本語で頼むね
674名無し物書き@推敲中?:2008/09/15(月) 02:06:51
読んでいただけませんか?
掲示板も書き込みがありません。。。

http://www5c.biglobe.ne.jp/~LAB_/
675名無し物書き@推敲中?:2008/09/30(火) 00:04:35
あげておくよ
本人はどこだ
676名無し物書き@推敲中?:2008/10/08(水) 00:09:43
>>672
できるよ。
以上。
はい、次。
677名無し物書き@推敲中?:2008/10/08(水) 21:05:58
いいこと教えてあげようか
オール読物とかの報奨金って
せいぜい数十万円いけば
いいほうだよ
678名無し物書き@推敲中?:2008/10/10(金) 13:17:26
をまいら、下らん投稿してないで、もれの文章力でも勉強汁!
ttp://www.janis.or.jp/users/sss/
679名無し物書き@推敲中?:2008/10/23(木) 22:50:34
おい、どこへ行った。
初日の心意気はどうしたんだよ。
もう投げ出したのか。
まあ、学生程度の社会経験じゃあ、本当に根性あるとはいえそうにないな。
少なくとも営業職くらいの経験して社会を知らないと無理かな。
680名無し物書き@推敲中?:2008/10/25(土) 19:05:01
西暦20xx年・・

日本は高度な技術を手に入れて、ひと昔前では想像もつかないような便利な物を数々発明した。 

全ての人に、それぞれやるべき仕事が一定量(と言っても、せいぜい3時間ぐらいで終わる内容)分担された。
社会の混乱はなくなり、完全平和な社会が実現した。 

そんな中、犯罪率0の日本で殺人事件が起こった。 

警察官である主人公によって、犯人は捕まった。がしかし、突然犯人は苦しそうにあえぎだして、ぶくぶく溶けて、いなくなってしまった。 

実は、犯人はある生物実験室から逃げだした液状生物だったのだ。 

さらに悪いことに、この生物はなんにでも化ける事ができて、しかも逃げだした液状生物は複数いるという。 

全ての人に役割が与えられた世界。逆に言えば、人に化けた液状生物がいたら、日本の社会は大混乱に陥ってしまう。 

混乱をさけるため、日本政府はこの事実を公表しなかった。そして、日本社会が発明した数々の新兵器を使う対液状生物ハンターを編成した。

主人公はこの戦いに巻き込まれることに・・・
681名無し物書き@推敲中?:2008/10/30(木) 01:43:06
放置すいません。

2作品同時で作っています。

長編はクライマックスです。

がんばります。
682名無し物書き@推敲中?:2008/11/03(月) 21:30:33
ぜんぜんでてこないな
一体どうしたんだ
最初の心意気はうせたのか
683名無し物書き@推敲中?:2008/11/05(水) 21:02:48
おい、このスレできてからもう半年じゃないか。
結果がどうなのかくらい教えろ。
684名無し物書き@推敲中?:2008/11/10(月) 20:31:36
自分で創ってほったらかしか
たてたんだったら責任とれよ
685名無し物書き@推敲中?:2008/11/17(月) 16:15:00
おい、うんともすんともいわないな。
どうしたんだよ。
686名無し物書き@推敲中?:2008/11/30(日) 21:25:04
今月も最期だ
ところで執筆はどうなんだ
書くよりも読め
お前には読むという作業が足らん
また人生の経験もそれなりに不足して言うようだ
687名無し物書き@推敲中?:2008/12/02(火) 22:43:34
おい、やることやったらどうなんだよ。
自分で起こしておいて彫ったら貸しっていうのは
無責にんていうんだよ
688名無し物書き@推敲中?:2008/12/06(土) 17:22:46
マジレスの嵐吹いた
あとちょっと慈円九才
689名無し物書き@推敲中?:2008/12/26(金) 03:40:25
oi dpushitanda mattaku hannnouganaijanaika
ima gaikoku kara kakikomiwositeiru
dakara kanjihenkanga dekinai dakara ro-majinyuuryokuha
kanbennsitehosii
surenushiha doushitanda untomosuntomoiwanaijanaika
sukoshiha surenushitositeno sekininto jikakuwo mottara douda
tokorode
imadokokaradatoomou chikyuunouragawa guatemara karano
toukouda
kokoniha kanjihenkankinouhanai
690名無し物書き@推敲中?:2008/12/26(金) 03:45:57
nanda jikokuha mou yokujitsujanaika sikamo sinnyajanaika
kottiha mada zenjitsude machizentaiga sabiretayouna
funnikini tsutsumareteiru
yahari jitakukara kakikominohouga iina
nihonnwo omoidaserunoha kono 2channnel teidokamona
691名無し物書き@推敲中?:2008/12/26(金) 04:12:33
oi surenushi rainennha tyanto konosureno houchino sekininnwo
totte saigomade kanketusaserundazo wakattaka
doushitemo nihongodenaito kanrokuga tukanakute yaridurai
izurenishitemo jibunde okoshitamononandakara jibunde
chanto keriwo tsukerutoiukotowo wasurerunayo
osoralu konokakikomiga honnnennsaigono mononi narisouda
692名無し物書き@推敲中?:2009/01/08(木) 21:07:17
おい、すれが死んでいるぞ。少しは責任をとって動かしたらどうだ。
それからもうひとつ。20歳そこそこの学生の身分じゃあ、作家なんて
どだい不可能にも近い。
693名無し物書き@推敲中?:2009/01/18(日) 08:30:52
おい、結局やる気が欠如しているのと違うのか。
ぜんぜんでてこないじゃないか。人間いったん
始めたからには、最期まで通さないといけない
ということを知らないのか。やりっぱなしとか
途中で投げ出すというのは、根性のないことの
証だぞ。
694名無し物書き@推敲中?:2009/02/19(木) 23:00:54
age
695名無し物書き@推敲中?:2009/03/21(土) 14:50:16
(@´゚艸゚`)・;'.、フ゜ッ
http://diary15.cgiboy.com/0/kocold/
696名無し物書き@推敲中?:2009/03/21(土) 15:23:31
マルチはチネ
697名無し物書き@推敲中?:2009/04/05(日) 18:10:50
“This scenery is a beautiful face”

―Based on “Doll Face” by Andrew Thomas Huang

(この小説はAndrew Thomas Huangによる短編映画DOLL FACEをノベライズしたものです)
698名無し物書き@推敲中?:2009/04/05(日) 18:11:38


 光が射してゐる。だが、この部屋に光源から鉄砧を落とさうものなら、それこそ、落下から着地まで七日七晩かかるだらう。それ程、天は高く、地は低かつた。
 静謐な部屋の中には、一台、古いテレビがあつた。テレビの向かい側には銀で作られた箱があつた。キャンバスの上に定規を置いて描いた立方体のやうな幾何学的な格好の箱であつた。
側面には何十、何百ものの歯車と、一本のレバーが取り付けられてゐた。
一つ一つの部品に凝らされた拘泥を吟味する間もなく、レバーがテレビの側に傾き、ギアとギアが軋む音を立てて回り始めた。箱の外観は美しいのに、その音は何十年も前の古臭いものだつた。
数え切れないほどのギアが訳も分からないまま動くので、取り敢へず、一番外側にある大きなハンドルだけに眼を向けた。これもまるでコンパスを回転させて描いたやうなものだつた。
それと連動して、立方体の上部の蓋が開き始めた。咲ける花のやうに一辺を軸として開いた。蓋は蝶番が付いてゐるのではなく、内部から真鍮の柱で支えられてゐた。
蓋が完全に開き切るのを待たずに、中からは双の眼を閉ぢた人間の顔が現れた。
顔は鉄の骨格に支えられてゐた。東京タワーかエッフェル塔を彷彿とさせる骨格であつた。折れ曲がつてゐた真鍮の柱が直線になると、顔はそれ以上天に近づくのを止め、大きなハンドルの動きも止まつた。傾いてゐたレバーは地面に垂直になつた。
丁度、人間のそれと同じ位の大きさの顔には、眉も睫毛も、繊細な皮膚の凹凸も、現前してゐる顔が人形であることが信じられぬ程の造形が施されてゐた。外見を善きものにする意匠の一つであらうが、ヘッドフォンのやうなフレームで耳が覆われてゐる。
骨格ごと、顔がテレビの方に向いた。テレビと対面した眼が開く。それと同時に、本のページが捲れる音がした。柔らかな音ではあつたが、決して、唇が開くやうな音ではなかつた。
699名無し物書き@推敲中?:2009/04/05(日) 18:12:41

ブンと音を立ててテレビに電源が入つた。テレビに対面した顔は、その眼を細めることなく、黒い瞳に、滔々と流れゆく映像を映してゐた。
百人の人間が、顔に向かつて必死に何かを訴へる。一際大きな声が、皆、自殺、と囁いた。顔はどうすることもできなかつた。顔は森羅万象を知り尽くしてゐるかのような表情で、ニュースを聞いてゐた。
情報の濁流は流れ続け、際限無く降り続くかと思はれたが、突然、映像が止まつた。少しチリチリとノイズが入つて、〈顔〉が映し出された。ブラウン管の青を背にして、頬と唇に赤色を施した〈顔〉であつた。
顔と骨格を繋いでゐる歯車が動き、顔はテレビを見上げた。少しだけ、テレビの位置が上昇してゐたのである。注ぐ光は、僅かに開いた顔の唇の輪郭を明らかにしてゐた。
〈顔〉は見ているものを嘲笑ふような、それでゐて蠱惑するような表情で見ていた。顔は〈顔〉を見てゐるが、眼の焦点は合はなかつた。顔は、嫉妬に眉を顰めた。
 ――私を馬鹿にしてゐるのかしら。このまゝでは悔しいわ。どうすれば近づけるかしら? ……さうよ、頬にはチークを、唇にはルージュを塗つてお化粧すればこのやうになれますわ。
そのついでに、アイラインで眉毛を太くしませう。
骨格が、昆虫が羽を広げる時の音を立てて、幾つものアームになつた。関節がついた、人間の指の骨のやうなアームである。先端部は物を摘めるやうになつてゐた。
アームが一本、螺子の音だけを立てて、タワーの伸びてきた箱の中に潜つていつた。かと思ふと、もう一本、アームが箱に伸びた。二本のアームが摘んできたのは、それぞれ、一つの薬莢と、鉛筆であつた。
薬莢と鉛筆、それぞれが顔の前に翳された。
すると不思議な事に、薬莢からは赤色の棒が芽吹いた。顔は黒い眼を動かしてそれを見ると、薬莢を摘んだアームを唇の方に近付けた。赤の先端が唇に触れると、唇はそれに合はせて窪み、縦に這ふ皺の数もアームの動きに応じて変化した。
700名無し物書き@推敲中?:2009/04/05(日) 18:14:30
一方鉛筆は、眉に沿つて黒い線を引つ張つていく。非常に緩慢な動きだつた。口紅を塗り終わるのと同時に終わらせるのかと思はれた。その間に、更にもう一本のアームが箱の中に伸び、チークを取り出した。
頬に伸びたチークは、さらさらと音を立てながら白い肌に橙色の調を引き立てていく。動いてゐるアームには一部の狂ひも無い。実に機械的に、定めた通りに動くのである。
テレビを虚ろな瞳で見つめながら、顔は何も考へず、今眼の前にある通りの〈顔〉に自分の身形を似せやうとしてゐるのであつた。
化粧を施した顔が、テレビのブラウン管を覆うガラスに写つてゐる。顔はもう一度両眼を正面に据ゑて、その姿を見た。大きな〈顔〉と、それに吸い込まれさうな顔。だが、今や両者の違いはその大きさだけである。
 ――これでいいかしら。……できたのね! 私は美しくなつたのだわ。
さう一人で思いつつ、赤い唇を横に引いた。三日月形の唇に反射する光のみが、妖艶であつた。
刹那、顔と対面してゐるテレビが縦に揺れた。テレビの側面にはバルブのやうな円が付いてをり、それが回り出したのである。全く、顔の箱に付いてゐる円と同じである。
テレビが映し出すのは、やはり先ほどと同じ映像であつた。だがそれは異常な速さで進行する。天主の創世が一秒にして終わつてしまうくらいの、眼で何がそこにあるのか追えないくらいの速さである。また、円の回転に従つてテレビがゆつくり遠ざかつていく。
回転が止まると同時に、テレビの動きも止まり、画面の眼まぐるしい移り変わりも止まつた。〈顔〉で静止してゐる。
しかし〈顔〉の様子は少し異なつてゐた。瞳孔がはつきりしている眼、生身の人間から切り取つたかのやうな頬、それによつて醸し出される影。完成形と名付けるのに相応しい〈顔〉であつた。
701名無し物書き@推敲中?:2009/04/05(日) 18:15:20

顔の唇が、小さな電子音を立てながらほんの少し開く。眼が少し悪かつたのも手伝い、顔は次のやうに考えたのである。
――あゝ、なんてこと! 悔しいけれど美しい! 実際の私の姿はまだ先にあつたのね。あのやうになるには、もつと近づいて見なければなりませぬわ。
 また、骨格が箱の中から伸びてくる。清楚な他のパーツとは違つて、骨格だけ、金属片を使つて一本のワイヤーで無理やり繋いだやうな、弱々しさがあつた。
 ブラウン管が灯つている音が耳に近くなる。顔は地面から遠く離れてゐるにも関はらず、自分が犯してゐる危険を顧みる様子は見せなかつた。
 ――チークをもつと用意しなくてはならないわ。色彩豊かなチークを。それから、あの眼が欲しい。否、でも眼球なんてあつたかしら。
 アームはラヂオのアンテナのやうに器用に伸び、箱の中に先端を突つ込んだ。箱の中に何があるかは、先端の金属原子神経で感触が認識されるので分かつた。箱の中には顔の欲するものは何でも入つてゐた。
顔が望めば、そこに現れるのである。
 ――これが眼球。ちやんと二つ、綺麗な瞳が……ありましたわ。それから、チークをもう一つ。肌色を強調する部分は強く擦れば良い分があるから、一つで足りるわ。口紅はもう少し濃い部分を作つてもいいかしら? 
さうね、後はアイシャドゥがあれば事足りるわ。
 さう考へてゐる内にアームは勝手に動く。顔の意志に即してはゐるのであるが、何本ものアームが動く様は、蛸の腕を彷彿とさせる。
 眼の中に、新しい眼球が嵌め込まれた。痛覚は無く、すんなりと眼孔に収まつた。眼球を持つてゐたアームが離れると、眼はすぐに方々を向き始めた。好奇心に充ち溢れた眼であつた。
すぐにもう片方の眼も同じやうに処理が為され、落ち着くと、再びテレビの方に眼が向けられた。
 瞼にはアイシャドゥが施され、アイラインは更に実際の眉に近いものを描き、チークは瑞々しい肌を生み出した。微妙な肌の凹凸も際立ち、耳が無いのを除いて完全な為人となつた。
 テレビに反射で写つてゐる自分の顔と、テレビの美しき〈顔〉は完全に一致してゐた。両者は左右対称であつたから、その間に全く違ひは無い。顔は、〈顔〉に自分の姿を重ねた。しばらくの間、達成感と恍惚に浸る顔であつた。
702名無し物書き@推敲中?:2009/04/05(日) 20:24:14
 すると、またテレビが揺れた。それと共にバルブの回転が開始され、画面が切り替わつた。また、皆、自殺、と言ふ声があつた。何億もの言葉の激流が一度に押し寄せてくる。
百花繚乱の、しかし残酷な、バベルの町であつた。テレビは顔から遠ざかつていく。それを見る顔の口は僅かに開いてゐた。
 乱るる映像の中に、一瞬だけ〈顔〉が映つた。それには耳があり、首もあつた。頬には皮膚の内側からほんのりとした血の色があり、眼は光の入射を受けて輝きに満ちてゐた。
即ち、完全な為人であつた。そしてまた画面が切り替わる。
 ――待つて! 私には耳も首も無いわ! 私は顔なのよ!
 顔を支える支柱は更に伸びた。行き場を無くしたアームは蚯蚓の如く宙を這ふ。
 その時、顔の伸びが止まつた。箱に付いているギアの動きも小さな音を立てゝ止まつてしまつた。顔は眼を見開く。もうこれ以上伸びることは不可能に近いということが分かつた。
 ――近づきたい! もつと綺麗になりたいの! あゝ、あゝ! 耳成れよ! 首成れよ!
 アームは箱の中に伸びた。耳も首も存在してゐるといふことが感触で分かつたが、顔にはどうすることもできなかつた。何故かといふに、顔には耳を付けるべき場所が無く、首は細いアームの力では持ち上げることができないから。
 眼まぐるしく変わつていく画面。垣間見える〈顔〉の完全体。顔は一度、後方に退き、勢いをつけて画面に突進した。箱に付いているギアが鈍い音を立てる。そこから煙が立ち上るが、顔には痛覚がなかつた。
所々縊れてゐる支柱はもはや弱々しく、今にも崩れ落ちそうな様態であつた。テレビまであとかなり距離がある。もう一度、顔は渾身の力を込めて突進した。
703名無し物書き@推敲中?:2009/04/05(日) 20:25:09
 その時、臍帯であつたワイヤーが焦げた。電気音があつて、顔は痙攣した。眼は、テレビの画面を捉ゑた。〈顔〉の、柔らかで冷酷な表情が、瞳の中に写つてゐた。
それが最期だつた。
顔を支えてゐた支柱が、ワイヤーの焦げた部分を境にして切れた。そこから先が崩れ落ち、顔は地面に衝突した。同時に、画面に映し出されてゐた映像は、砂嵐に変わつた。そしてその映像はもう二度と変わることが無かつた。
役目を終えたのである。
叩きつけられた顔の半分は、割れて散り散りになつてゐた。破片を見ると、やはり顔は平面に過ぎなかつたことが分かつた。開かれた口は風穴になつており、そこから向こう側が見えた。
水蒸気のやうに透明度の高い煙が、顔と支柱を繋げるギアから発せられてゐた。アイシャドゥやチークは、頬を伝う液体で溶かされ、黒い筋を作つてゐた。見開かれた眼はそのままであつた。
704名無し物書き@推敲中?:2009/04/05(日) 20:26:35
 その時、臍帯であつたワイヤーが焦げた。電気音があつて、顔は痙攣した。眼は、テレビの画面を捉ゑた。〈顔〉の、柔らかで冷酷な表情が、瞳の中に写つてゐた。
それが最期だつた。
顔を支えてゐた支柱が、ワイヤーの焦げた部分を境にして切れた。そこから先が崩れ落ち、顔は地面に衝突した。同時に、画面に映し出されてゐた映像は、砂嵐に変わつた。そしてその映像はもう二度と変わることが無かつた。
役目を終えたのである。
叩きつけられた顔の半分は、割れて散り散りになつてゐた。破片を見ると、やはり顔は平面に過ぎなかつたことが分かつた。開かれた口は風穴になつており、そこから向こう側が見えた。
水蒸気のやうに透明度の高い煙が、顔と支柱を繋げるギアから発せられてゐた。アイシャドゥやチークは、頬を伝う液体で溶かされ、黒い筋を作つてゐた。見開かれた眼はそのままであつた。
705名無し物書き@推敲中?:2009/04/05(日) 20:27:26
+++







そのやうな光景が、テレビで流れてゐた。
画面の中の顔だけが、徐々に遠ざかつていく。その顔が豆粒大になると、テレビの電源が切れた。ブラウン管が立てる音波も同時に消え、場に静寂が訪れた。









-fin.
706名無し物書き@推敲中?:2009/04/06(月) 15:38:37
スレ主はどこへ
707名無し物書き@推敲中?:2009/04/06(月) 18:24:54
>>697
板違いだろ
708.:2009/04/06(月) 23:33:46
已下は自作宣伝

(日本)六法問題=\仮の題名


六法などにヤ勒の国民≠フ所に自己の氏名―_ _ _ _ _ ―がヤ勒されておらぬこと、
六法などに各各の攷考する、議論などの際に使用するべき辞言・奎章・論理などがヤ勒されておらぬこと、
当二ヶの題を一括して仮に名を(日本)六法問題≠ニする。
自己が国民たると肯定するか、否定するか。
肯定するなら、当態度について妄想観念、妄想症、蠧害性における嫌疑の、
否定するなら、当態度について蠧害性における嫌疑の掛かる可能性が浮かぶ。
自己に付随する・付随したと目される性質・所行故に自己が他者における攻撃・刑戮対象と襄するので有るなら
改善可能性が攷考されるが、
しかしながら、私は(自己の氏名)という存在故に自己が他者における攻撃・刑戮対象と襄する可能性も攷考している。

709.:2009/04/06(月) 23:34:26
>>708の続き

二 

自己が他者の意識にのぼる・表現することを回避する帠・自己防衛帠として、
鏡裏が他者に向くよう全体を覆冃するように自己に鏡を設定することを思いつくが、
某人を対象として件を践行した結果、当人には不評?で有った。
ここに訖して、また一つの題が生じる。
他者の摸 が完璧でない故に他者からは自己が、自己に鏡を付着せしめる志・態度が見い出され、
当志・態度について恐怖政治―TERRORISM―志向、強盗志向、蠧害性における嫌疑の掛かる可能性が浮かぶ。
完璧たる他者摸 が実現せぬ釁隙の件の剖析として、映画摂影を件の様相を襄する理合にすることを思いつくに訖した。
そして刻下私は自己と恐怖政治者・殺人者の比較研覈などを籌計している。
当研覈の際の寓意事項は、自己に、触法精神障害性における嫌疑の掛かっている可能性、
(未解決)殺人事件の殺人所行を襄した可能性が有るということで有る。

                    ―終結しておらず、方且展開する気配なし。修正可能性が有

備攷…アリの穴、作家でごはん、ザ掲示板、2ch創作発表板、2ch創作文芸板などにおいてヤ勒。
(日本)六法問題≠フ名については某奎章作品を意識。
当奎章は一部機械―PROGRAM―により覯襄

参照 http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=ji0
710.:2009/04/07(火) 21:40:46
>>708を修正

(日本)六法問題=\仮の題名


六法などにヤ勒の国民≠フ所に自己の氏名―_ _ _ _ _ ―がヤ勒されておらぬこと、
六法などに各各の攷考する、議論などの際に使用するべき辞言・奎章・論理などがヤ勒されておらぬこと、
当二ヶの題を一括して仮に名を(日本)六法問題≠ニする。
自己が国民たると肯定するか、否定するか。
肯定するなら、当態度について妄想観念、妄想症、蠧害性における嫌疑の、
否定するなら、当態度について蠧害性における嫌疑の掛かる可能性が浮かぶ。
自己に付随する・付随したと目される性質・所行故に自己が他者における攻撃・刑戮対象などに襄するので有るなら
改善可能性が攷考されるが、
しかしながら、私は(自己の氏名)という存在故に自己が他者における攻撃・刑戮・
生存に値する存在たるか否かをめぐる研覈・実験―劉傷など―対象に襄する可能性も攷考している。
711.:2009/04/07(火) 21:41:38
>>709を修正

二 

自己が他者の意識にのぼる・表現することを回避する帠・自己防衛帠・欲望の三角形$烽フ研覈帠として、
鏡裏が他者に向くよう全体を覆冃するように自己に鏡を設定することを思いつくが、
某人を対象として件を践行した結果、当人には不評?で有った。
ここに訖して、また一つの題が生じる。
他者の摸 が完璧でない故に他者からは自己が、自己に鏡を付着せしめる志・態度が見い出され、
当志・態度について恐怖政治―TERRORISM―志向、強盗志向、蠧害性における嫌疑の掛かる可能性が浮かぶ。
兎角刻下の寓意事項は、自己に触法性、
(未解決)殺人事件の殺人所行を襄した可能性が有るということで有り、
私は当事項に彝、憲網における研覈の攷考材料を見ている。

                     ―終結しておらず、方且展開する気配なし。修正可能性が有

備攷…アリの穴、作家でごはん、ザ掲示板、2ch創作発表板、2ch創作文芸板などにおいてヤ勒。
(日本)六法問題≠フ名については某奎章作品を意識。
当奎章は一部機械―PROGRAM―により覯襄

参照 http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=ji0

712名無し物書き@推敲中?:2009/04/29(水) 19:44:26
ぜんぜんすれ主がでてこない
713名無し物書き@推敲中?:2009/04/30(木) 15:43:54
age
714名無し物書き@推敲中?:2009/05/22(金) 13:51:49
>>712
あなたが書き込まなければ自然に落ちて消えるかと。
スレ主の方はここの住人のアドバイスをよく聞き、その上で自分のやり方を見つけて、
もう満足しておられると思います。
この手の掲示板としては通常では考えられないほど、事後報告などもよくしてくれたと思いますよ。
(まさか一生スレ主に状況報告を続けろなんて気の狂ったことはおっしゃいますまい?)
私も立った頃から閲覧していますので少しさびしい気がしなくもありませんが、
このスレは十分役目を果たしたと思うのです。
これ以上age続けてもおそらく発展は見込めないでしょう。
スレ主様はじめ、ここを見ていたすべての人たちの健闘を祈りつつ、
そろそろおひらきということにしませんか?
715名無し物書き@推敲中?:2009/05/26(火) 18:41:27
いや、まだ続けたほうがいいと思う。
今でもまだ中途半端なところがあるから、
それなりに続ける意味があると思う。
716名無し物書き@推敲中?:2009/05/27(水) 08:13:28
時間も必要だと思う
このスレは展開が速いほうだ
5年たってもいまだに進まないのに対して
たった1年でここまで伸びている
少し待ったほうが本人にも好影響かもしれない
717名無し物書き@推敲中?:2009/06/03(水) 14:08:29
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1243309822/l50
こういうスレが立ち上がった。
スレ主が出てくるのならばここを参照するように!
ここにでてくる流麗な文章を読んで、自分自身の参考に
することを観賞する。
718名無し物書き@推敲中?:2009/06/03(水) 15:49:30
キリエという人物が登場した。
この男は、忠実にニーチェに帰依している。
文書といい、内容といい、ニーチェを模していることに相違はない。
こういう風にうまく模写することができないのか。ニーチェに忠実ということは、
それだけ深淵な心のうちを秘めているということに他ならない。
こういう真似を君もしてみるといいだろう。
719名無し物書き@推敲中?:2009/06/16(火) 08:42:04
あげ
720名無し物書き@推敲中?:2009/06/23(火) 14:42:48
age
721名無し物書き@推敲中?:2009/06/24(水) 01:44:15
DJ OZUMA
722名無し物書き@推敲中?:2009/06/24(水) 02:08:04
モバゲーのゴミ【砂蘇理】
39歳独身、娘22歳、自称神、24歳で精神病に、自称会社社長(従業員5人)
reviewサークル、モンハン18禁サークル、懺悔の間サークルは荒らせ
未成年に自慰強要
直アド交換、クリエイターで誹謗中傷、アダルト用語乱発、ファミ通サイトより画像転載、第三者小説転載、非公開サークルで誹謗中傷、
http://c.2ch.net/test/-/net/1245476639/492
著者
書庫たん、ガチ!、ヒットメーカーは第三者の作品を掲載、生死判定螺旋の章はパクリ
信者は……
ゆりるーな、粉雪亭寒波、ヒナタ、こべへい、モグチェン、桃夏、未央、鈴良、真優理、三夜カホ、しげぽー、づづづづづづ、鳥井きよ葉、森林博士、南糖馬、星月渉、凜花、ウッシシ、イノア、れのあ、花音、内藤晴人

こいつらは砂蘇理の悪行を擁護、黙認する犯罪者。晒し
723名無し物書き@推敲中?:2009/06/30(火) 17:36:07
いつの日か戻ってくることを待っている
724名無し物書き@推敲中?:2009/07/02(木) 01:42:59
批評してる奴らがスレ主とか言ってる奴が居る時点でもうオワッテルと思うよ、ここ
ちょっとのせようと思ったが残念すぎてやめた
725名無し物書き@推敲中?:2009/07/02(木) 07:09:19
>>725
ふーん、ならのせてよ。


…という言葉を期待してた?
なぜageたのよ?
726名無し物書き@推敲中?:2009/07/03(金) 19:38:56
sage進行なのを忘れてた

だって誰もいないじゃん(`・3´・)
727名無し物書き@推敲中?:2009/07/13(月) 11:08:51
まあ、いつか見直す奴がでてくることだろう。
728名無し物書き@推敲中?:2009/07/14(火) 04:32:06
降りしきる雨の中、真っ暗な高速道路を走る車
車内に男が二人
ハンドルを握る男は若い刑事で、後部座席に乗る男もまた老いた刑事だった
二人は水音が響く車内で、ぽつりぽつりと話し出す

「犯人が消える」

二人が追った不思議な事件の事を
ヘッドライトが濡れた夜道を照らし出す
夜と雨がそこにはある


ってな話を書こうと思ってるんですけど何分どっから手をつけていいものやら
若い刑事目線で、現在→過去を回想→現在 って王道な展開で進めるつもり
まともなもの書いた事ないので書き方がわからない
729名無し物書き@推敲中?:2009/07/15(水) 18:59:11
>>後部座席に乗る男もまた老いた刑事だった
そこにまたって入れると乗ってるのが両方老いた刑事って感じがして最初違和感あったわ
作品の説明としてさらっと書いたんだろうけどちょっと気になった

どんな事件かがちゃんと決まってるなら普通に書き始めていいんじゃない?
まだならプロット作らないと推理ミステリ系は破綻しやすい

書き方が浮かばないっていうなら場面ごとに細かく区切って考えるといいよ
あとは何が出来てて何が出来ないのか分からないからアドバイスしにくい
730名無し物書き@推敲中?:2009/07/16(木) 21:57:37
>>729
後で読み返して自分も思った笑

昔(ってほど昔でもないけど)二人はコンビを組んでて、老刑事の方は名刑事
で若い方は新米で……っていう
老刑事が追いかけた犯人はほぼ全部捕まえるんだけど、ある時老刑事の身内(妻?子供でもいい)が事件に巻き込まれる
一命は取り留めるor死んじゃうんだけどその犯人は実は服役してた経歴があって、そこからコンビは犯人を捕まえられなくなる
コンビが追った事件は全て犯人が「消える」 コンビは解消されて老刑事は引退… って話
まぁすぐわかるだろうけど犯人は老刑事ってオチが浮かんでるんだけど、ミステリというよりは哀愁とか哀しみみたいなのを書きたい

>>何が出来てて何が
冒頭部分みたいなのは今書いてるけど、ストーリーとして破綻してないかな?
731名無し物書き@推敲中?:2009/07/16(木) 22:51:59
>>730
全体的に話できてるなら書き始めていいんじゃないの?
取り敢えず全部書いて駄目な所直していったらいいと思うよ
どっかに応募する気ならもう少し詰めた方がいいけど
732名無し物書き@推敲中?:2009/07/16(木) 23:20:00
>>731
話の順序のつけかたがいまいち上手くまとまらないんだよなぁ
別にどこかに出すつもりじゃないし、練習だと思ってとりあえず書いてみる!
出来たらのっけるからまた読んでくれ thx
733名無し物書き@推敲中?:2009/07/16(木) 23:21:33
待つのは苦手なんだ
手早く頼むぜ
734名無し物書き@推敲中?:2009/07/16(木) 23:25:18
筆はかなり遅いほうだけど頑張ってみるわ
思い出したらまたここ覗いてみてくれ
735名無し物書き@推敲中?:2009/07/19(日) 21:30:56
結構ここもしどろもどろなところが多いな
736名無し物書き@推敲中?:2009/07/19(日) 23:57:44
728 必ずしもストーリーにこだわらずともよし
妙にあらすじを追うやつも多いが 先の読める展開はつまらん
似たような出だしの映画がある
Tustayaで借りてみてみそ
David Lynch監督 マルホランド:ドライブ
くるっていると思うかもしれんが
ストーリーなきプロットが綿密にできた上で
不条理を描いている
確実にハートに響く (響かないやつもいるだろうが)
737名無し物書き@推敲中?:2009/07/23(木) 09:22:00
まあ、待つことにしようじゃないか。
いつかは優れた結果を見ることも期待しないでもない。
738名無し物書き@推敲中?:2009/07/23(木) 21:27:33
俺はもう、待てん!!
739名無し物書き@推敲中?:2009/07/24(金) 10:11:56
いやあ、気長に行こうじゃないか。
どうせそのうち、また実力者が現れてくるよ。
まだ200以上もの余裕もあることだし、そのうちということで待とうじゃないか。
740名無し物書き@推敲中?:2009/08/04(火) 12:09:45
待っていれば、そのうち戻ってくるよ。
741名無し物書き@推敲中?:2009/08/08(土) 00:17:00
待っている
そのうち戻ってこいよ
742名無し物書き@推敲中?:2009/08/18(火) 16:44:11
 胸元が大きく開いた黒のドレスを身にまとった彼女。整った顔立ちにグロスを付けた唇がプルンと浮く。アップにした髪にはキラキラしたラメが施されている。
「名刺入れですか? ロッカーに入ってません?」
「入ってないから聞いてるの〜」
 そう言うと一面にスワロフスキーが散りばめられたシガレットケースから一本タバコを取り出し口に咥え火を付ける。
「ナツキさんはよく物をなくしますね」
「いいから探してよぉ」
 自分で探しなさいと言いたいところだが、そういった事が僕の仕事なので他の女性達に聞いて回る。
「これじゃないですか?」
 鏡の前で出来上がった髪にヘアスプレーをかけてもらっている女性がシルバーの名刺入れを手に取る。何度かその色と形を見たことがあったのですぐにナツキさんのものだと分かった。
「ありがとうございます」
「ナツキさんにコキ使われてるね〜」
「仕事ですから」
 そう言ってその女性から名刺入れを受け取りナツキさんのもとへ。彼女はホールの席で一人、携帯をいじっていた。
「ありましたよ〜。ちゃんと管理してくださいね」
 彼女は何も言わず名刺入れを受け取るとそれを白いポーチにしまった。
743町田市成瀬台 ◆HvJnNyc1JE :2009/09/14(月) 22:37:55
どうした
1年以上音沙汰なし
責任はとれよ
744町田市相原町 ◆HvJnNyc1JE :2009/09/21(月) 23:24:41
どうした
完全な放棄か
でも成すことを成していけよ
745名無し物書き@推敲中?:2009/09/24(木) 12:29:54
柏のほうでこんなサイトあった
http://www.kashiward.com/
746名無し物書き@推敲中?:2009/10/12(月) 20:38:30
age
747名無し物書き@推敲中?:2009/10/19(月) 17:56:13
随分長寿だな。でも誰も見向きしない。
748名無し物書き@推敲中?:2009/11/18(水) 20:59:00
まああげておこうじゃないか
戻って濃いよ
749名無し物書き@推敲中?:2009/12/15(火) 17:17:30
あげるか!あげとくか!
750名無し物書き@推敲中?
あげとくか
根性ないな
やるなら最後までやれよ