江國香織の「こうばしい日々」という作品にミートパイの描写があって
印象に残りましたね。
江國さんの作品はたまに読みたくなる。ああいう透明感のある作風は好きです。
江國は、去年、沢山読んだな。
読みすぎて、内容を殆ど忘れている。
どの話がどの作品のエピソードだか判別がつかない常態。
「ホリーガーデン」「落下する夕方」「こうばしい日々」「流しのしたの骨」その他色々。
「つめたい夜に」と「すいかの匂い」は、よく憶えている。
脳が老化してきているんだろうな。
むかしは、そういうことはなかった。
まああれだな、差別イクナイと声をあげるとき、そいつは
差別が存在すると認めることになるわけで、要するに何かを
望むことはそうでないことを認めることに等しい訳で、
たからダブー視を求める社会活動のほぼすべてが根本解決よりも
事件を陰湿化させる方向に向かわせることになる訳で。
ガキのむずかりみたいな露骨な感情が集積してできた大衆的不満という
ものに、法律と多数決の網をかぶせて何とかコントロールしているのが
現代社会だからな。だから理論的矛盾を突くつもりならいくらでもできるが、
要するに世論と法律の支持を得られることが結局、「力」そして「正義」
なんだよ。それが正しい間違ってるじゃなく、有史以来人類はそうしてきた。
適応するしかないってこった。
つか、何で、そんな難しい話になってるの?
正月らしく、ぱ〜〜っと、クルクルパーでいこうや。。。
昨晩、ガンダム見てたら合い間に入るパロディCMの連発に呆れた。
ガキ使によく出てくるオバちゃんにセイラ・マス演じさせてどうするんだよ。
面白かったけどさ。声はセイラさんだったし。しかし改めてガンダム見ると結構面白いな。
結構端折られてたけど映画版も悪くない。ガンダム見てていつも思うのは脱出装置が皆無だってことだ。
もうちょっとパイロットを生かす設計にしてたら終盤の攻防をもう少し有利に進められただろうに。
>>957 「蜜柑」芥川龍之介
これ、一押し。
10分で読めるよ。
芥川の「蜜柑」は、何度読んでも、
清々しい気持ちになれる掌編だな。
おれ的には、蜜柑>檸檬、なんだな。
芥川と言えば俺の中だとハンカチだ。ちょっと前に一塊の土を読んだがこれも悪くない。
あとタマネギとか、そういう感じのタイトルのやつも良い。この前、なにかの生原稿が発見された
っていうニュースが新聞に載ってたが、あれはなんだったっけかな。
梶井は全集が文庫一冊におさまってたから読んだけど
なんだろね、過剰評価ではないかと。
桜の木の下には死体が云々は梶井が元ネタだと聞いた。
レディ・イン・ザ・ウォーターのDVDがどこにも売ってない。
ブライス・ダラス・ハワードはヴィレッジの特典についてたビデオ日記の語り
が可愛くて好きになったけどもうちょっと胸が欲しいな。
あと特典の恒例になってる素人時代の作品とタランティーノ作品は不思議と酷似してるな。
どっかに売ってないもんか。けちらずに新品で買えってことか。
そうかなあ、梶井は「檸檬」が有名だけど、
「愛撫」とか「交尾」、「冬の日」「のんきな患者」
などは、超一級品だと思うけどな。
芥川のような大衆性はないが。
梶井の、冬の日に谷の近くの旅館で療養してて
部屋の中で虫がバタバタ死んでいくのはなんていう小説だっけ。
梶井は未読だからさっぱり分からん。
発見されたのは邪宗門と地獄変だな。地獄変は読んだんだがあんまり覚えてないな。
美少女と醜い絵師の話だったことぐらいしか覚えていない。
三浦雅士が芥川の評論を群像かなにかで連載してたやつ、あれもう書籍化したんだろうか。
地獄変は偏屈な猿絵師とそいつの美しい娘の話で
最後に娘が燃やされているところを絵に描いて猿絵師が首吊る話。
>>966 それ、なんだっけかな。
「冬の蝿」じゃなかったか?
いま、手元にないから、わからないが。
梶井は良いよ。
澄んでる。
死病に侵されて、心の澄む場合があるが、
梶井は、その好例っすな。
>>969 最後首吊るんだっけ?
燃やされるところは覚えているんだが。
どことなく死美人を連想させる話だった。
芥川は、おれは、自殺直前のものにすきなのが多いな。
「蜃気楼」とか「歯車」とか。
邪宗門は景教の話だったかな。未完だった覚えがあるけど。
城のある町にても良かった。タイトル志賀と混乱したけど。
この板じゃ、志賀直哉って、殆ど話題にならないが、
読まない人が多いのかな。
おれは、十代後半に読みまくった。
文章は、渋くて好きだ。
「赤西蛎太」萌え
芥川の蜜柑を読んできた。良かった。
土間を這い蹲る薄汚い鼠が、弟想いのお姉さんに化けた、その感慨だな。
「蜜柑」は良いだろう?
おれは、山田詠美が「せつない話」をセレクトしたように、
「少女たち」というアンソロジーを紹介したいと思ってまふ。
その際には「蜜柑」は外せないずら。。。
おれの「恵里子の部屋」も、どさくさに紛れて入れます。。。
そろそろ次スレの季節か。誰か頼む。
物を書こうと思ったら志賀直哉は一度は通る道なんだがな。
志賀は読んだけど、あまりに昔なので内容を忘れてしまったわ。
そのうち読み直そうかしら。上の話では、日本の文学は読んでないものが多いことが
わかったなあ。
あけおめー。
なんか正月からおいしそーな流れだったのに乗り遅れて残念。(w
983 :
名無し物書き@推敲中?:2008/01/02(水) 19:09:24
もうちょっとうるさい物書きだと、与謝野晶子も読んでないのか
さらにもうちょっとうるさい物書きだと、井原西鶴も読んでないのか
となってくるんだよな。
物を書くのに誰を読んでないといけないなんてことはないよ。
志賀直哉は、おれは結構憶えてる。
「剃刀」「小僧の神様」「清べえの瓢箪」「網走まで」
とか。
なるほどw
てか、なんでここで与謝野晶子、井原西鶴がでてきたかわかるやつなんているのか?w
すごい読書家だな・・・
ヤモリに石ぶつけてあー死にやがったっていうのは何だっけ。
この頃タイトルが思いだせん。
「城之崎にて」
>>949:MJ ◆wonaVoLdpg 様
激励、って意味では確かに煽ってるな僕。
>>957様
小泉節子。
あ、あれが城之崎にてだったか。
しかしスノッブ臭が強くなってきたな。換気をしつつ続けよう。
誰を読んでないといけないということはないが、携帯小説を読むと
誰でもいいからまともな小説家の書いたものを読んでから書いてくれと言いたくなる。
992 :
名無し物書き@推敲中?:2008/01/02(水) 19:22:18
みんなテレビ見てるのか?
われポンくらいしか見るのがないんで、俺はずっと消してるんだが
しかしおっさん臭い面子だよなw
読解力の必要な順に考えると、
女流系純文学→ライトノベル(コバルト)→低年齢向けライトノベル・(キャンギャル系)携帯小説
↓
(イロモノ系・オタク系)
ボーイズラブ小説
みたいなものかな。ボーイズラブでももう携帯対応の小説は出てるだろうし、
あれは一つのファッションと考えたほうがいいのかもしれないです。
アベルカインにでも感想してくるか。去年から気になってたんだよな…。ノシ
まあ、
おっさんというのは、
ネットの良さは、
年齢を超越できるところにあるのだが。
「おっさんくさい」とかのレスを見ると、
「ガキの相手も疲れるわい」と。。。
思ってるだけで、言わないがw
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。