恋愛小説をみんなで書いて1が出版するスレ

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11 ◆aelgVCJ1hU
一人だと限界があるので…^^;
皆さんのリアルの恋愛話を聞かせてください。
それを本にして出版したいと思います。
聞かせたくない人、協力したくない人は結構ですので…^^;
良くも悪くも他人に自慢できる恋愛をしてこられた方、
どんどん投稿お願いします。
(一応、本にするので、フル3レス以上 でお願いします^^;)
21 ◆aelgVCJ1hU :2007/11/07(水) 19:41:43
すいません。体験談の場合、そうだと書いて下さいw
創作でも結構です。創作板なので…。
3名無し物書き@推敲中?:2007/11/07(水) 19:44:50
>>1
>良くも悪くも他人に自慢できる恋愛をしてこられた方、
>どんどん投稿お願いします。

53歳の人妻をアナル調教したことがある。
23歳。
4名無し物書き@推敲中?:2007/11/07(水) 23:46:37
儲けた金はどこにいくの?
5名無し物書き@推敲中?:2007/11/08(木) 06:07:47
>>4
>>1の懐に入る。
6名無し物書き@推敲中?:2007/11/08(木) 08:15:20
血がサラサラになるブレスレットは作るのか?
7名無し物書き@推敲中?:2007/11/10(土) 00:00:37
はははは!
8名無し物書き@推敲中?:2007/11/14(水) 15:24:03
とりあえずさ、
書き出しが解らないとどうしようもない気がする。
>>1氏にやって欲しいのだが。
9名無し物書き@推敲中?:2007/11/19(月) 00:47:16
恋愛小説か

あれか、スイーツ(笑)か
10名無し物書き@推敲中?:2007/11/20(火) 12:57:31
実話の恋愛物語!ブログ『4.5畳の恋人。』が連載を再開!
http://news.ameba.jp/hl/2007/11/8714.html
11名無し物書き@推敲中?:2007/11/20(火) 20:05:30
みんなでリレーして1が出版して
ユニセフだかなんだかに募金する計画なら協力してもいい
12名無し物書き@推敲中?:2007/11/21(水) 04:22:25
>>11
大いに賛成する。
そしたら美しい作品になるが、
そう言えば出版できるかどうかが問題じゃね?
13名無し物書き@推敲中?:2007/11/21(水) 10:15:31
>>12
こういう企画は何も考えずに突っ走ったほうが形になりやすいと思う
そして>>1、リレーでいこうよ。ネタ雑談じゃなくて創作文芸板なんだし
書き出し+何か要求とかあったら書いてくれよ
俺頑張っちゃうから
14名無し物書き@推敲中?:2007/11/21(水) 18:52:41
>>13
了解

そうそう。
リレーやっていこうよ。
>>13氏についていくよ。
そして着いていこうよ。
応援する>>13氏。
そして、がんばるけど、とても稚拙な文をリレーで書くことにする。
よろしく。

そうだねぇ。
書き出しとかそう言うのは全くわからないけど。
リレーをする人は『名前』のところに、
『リレー』と書くことにしようよ。
文の添削をする人は『名前』のところに、
『添削』と書くことにしようよ。
あとはこの先の展開をリレー者に提案したい人は『名前』のところに、
『展開提案』と書くことにしようよ。

>>1ではないのだが、このスレを統治しようとしている。
ごめん。みなさん。許してくれ。
そして案を出してくれ。
そしたら>>13氏が書いてくれるから……。
調子のってごめん。よろしく
15名無し物書き@推敲中?:2007/11/21(水) 20:48:43
もう始まってんのにお前らの相談からスタートか。
スタート寸前で過疎化かよ。
16これより三人称で恋愛リレー小説スタートします。:2007/11/21(水) 21:01:14
草木も眠る丑三つ時。「この橋渡るべからず」と立て札のある橋のど真ん中で、呉服屋の若旦那弥彦と、夜鷹の白松が、くそ寒い中、たがいの股関から湯気が出るほどにバコバコと、激しく激しく互いの恥部をぶつけ合う。
しんと静まり返ったあたりには、二人のいやらしい喘ぎ声だけが響きわたっております。
「ア、あふっ!」
「ウ、ウィ〜ヒ」
あふ、う〜ん、あふ、う〜ん。それはもう犬が交尾をするような奇声でありました。

17名無し物書き@推敲中?:2007/11/22(木) 21:42:12
しかし、巷(ちまた)の中高生はそれどころではない。今は試験期間中なのである。
今と昔の中高生を比較すれば、今の方が昔よりバコバコしてるものが多い。
もう少し貞操を守られたし、守られたしと、浜田二等兵はモールス信号を敵に送ってしまうという、とんでもないミスを犯してしまったのである。
18名無し物書き@推敲中?:2007/11/22(木) 21:54:24
そのモールス信号を受けた敵のモールス二等兵は、タバコをふかしながら、右手をポケットに入れ、何を取り出したかと思えば、ポケットの裏地を引っ張り出しただけ。
「ナニ?チュッコウセッ?チュッコウセッ?ナニユッテンノ?」
とモールス信号を開発したモールス自体が理解出来ていなかったので、今時の中高生がバコバコしていることは知られずにすんだようだった。
19名無し物書き@推敲中?:2007/11/22(木) 22:10:46
とりあえず敵のモールス信号を傍受というか、もろに送られてきた内容も理解しないまま、モールス二等兵は上官のマグモー将軍に適当に報告した。
「敵、恐ろしい武器持ってますゆうてましたけど」
「どないな?」
「中距離何たらかんたらゆう、ごっつい兵器もってるって」「あ、そうなの?昼休みだからさ、昼開けにまた聞くわ」
マグモー将軍は、右ポケットから肉汁たっぷりのハンバーグを取り出し、左ポケットから何を出すかと思えば、裏地を引っ張り出しただけだ。
「かみさん、また弁当箱じゃなく、ポケットに入れやがった!ファッキン!」
怒ったマグモーは、肉汁したたるハンバーグをモールス二等兵のひたいにペシャリとたたきつけ、
「ちょっと預かっとけ、手を洗ってくる」
そう言ってマグモーは洗面所へ向かった。
20ケッターロホ:2007/11/22(木) 23:25:32
しかし突如早乙女研究所にメカザウルス・バドが侵攻して来た!
早乙女博士「メカザウルスだ!」
竜馬「博士!ゲッターロボ出撃します!」
早乙女博士「ウム!リョウ君頼んだぞ!」
隼人「おいおい!俺も忘れちゃ困るぜ」
武蔵「そうだよ博士!俺たち三人で一つなんだから!」
早乙女博士「おおスマンスマン、では改めて、…ゲッターチーム!出撃せよ!」
竜馬・隼人・武蔵「了解!」
リョウ・ハヤト・ムサシの三人は、メカザウルスの侵攻を阻む為、各々のゲットマシンに乗り込んだ!
竜馬「イーグル号発進!」
隼人「ジャガー号発進!」
武蔵「ポセイドン号発進!」
竜馬「ん?おい武蔵!何か違わないか?」
武蔵「気のせいだよリョウ。それよか早くゲッター1に合体しようぜ!」
隼人「ゲッター2でもいいけどな。あんなヘナチョコ「メカザウルスなんか一捻りだぜ」
竜馬「しかしゲッターロボはイーグル・ジャガー・ベアーの三体合体でなかったかな?」
武蔵「違うよリョウ!三体合体六変化だよ」
隼人「それは超魔術合体ロボ」の事じゃねんか?」
竜馬「おいおいハヤト!いつからこの番組がギンガイザーになったんだ?」
武蔵「ギンガイザーってキラ・ヤマトとかシン・アスカとかが操縦するガンダムの事だろ?」
隼人「何でギンガイザーがガンダムになるんだ?」
竜馬「正確にガンダムSEEDと言おうよ」
武蔵「そのガンダムに今からオイラ達三人が合体するんだろ?」
隼人「俺達はアメーバじゃないぞ!」
竜馬「もうどうでもいいから早いとこ合体しようぜ!チェーンジ!ゲッター1!スイッチ・オン!」
三体のゲットマシンが合体して…なんと!三体が合体したロボットは
211 ◆aelgVCJ1hU :2007/11/25(日) 02:35:46
リレーにすると絶対誰かが間違った方向へ話をずらすだろ。
適当に過去に出た好きな話題のアンカを書いて、続きを書いていくならまだ大丈夫じゃないか?
今でた中でどれでもいいから別の人が続きを書いてくれ。(同じ人でもいいか。
オレはたまに見にくるから。
22名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 02:39:40
レスの著作権はひろゆきに帰属します
23名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 03:14:24
練習用にここから続けてもいいんだけど。>>20の続きからかな。
ラノベかよ・・・
24リレー:2007/11/25(日) 03:24:16
浩二はため息をつきテレビの電源を切った。
時代劇のAV、わからないアニメ番組。すべてくだらない。だけど一番くだらないのは
自分かもしれないな、と意味もなく笑った。
僕はなぜ存在しているんだろう。世の中のために立つことなんてひとつだってない。
喰って寝て排泄しするだけ。地球にとって厄介な人間だとおもう。何も生み出すことのできない
僕なんていっそ消えてしまえばいいのにとまた同じことを考える。
神隠し、僕にとって憧れの言葉だ。
だれか僕をどこか違う世界に連れて行ってくれよ、そういつものようにつぶやくと
窓の向こうになにやら気配を感じた。

25名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 03:31:30
「あれ、加瀬さん?」
浩二は自分の目を疑った。窓の向こうには同じクラスの加瀬さんが立っていたのだ。
おびえた表情、今にもなきそうな表情だった。いそいで窓をあけると加瀬さんはささやくような
小さな声でいったんだ。
「助けて」
加瀬さん裸足でで走ってきたようで、足は小さな傷ができていた。
「どうしたの?」
僕がきくと、加瀬さんはその場で泣きくずれた。
26リレー:2007/11/25(日) 03:47:41
外は寒い。まだ11月初旬だというのに、寒くて暖房をつけている。
こんな寒い中、薄着で外をあるいていたのだ。何があったのだろう。
浩二はとりあえず加瀬さんに毛布を渡した。この部屋に女の子が入るのは
はじめてだ。しかも、何度かしか言葉をかわしたことのない女の子。
浩二は突然の出来事に困惑していた。
「ごめんね…ありがとう」
加瀬さんはそういうと座ったまま毛布に包まった。
加瀬さんは同じ中学の同級生。3年間同じクラスのこだけどほとんど話したことはない。
いつも目立たない子だった。僕と同じように。
「逃げてきたの……。行く場所なくて、浩二くんの家だと思わなくて」
小さくて、か細い声。
「いいよ。何か飲む?」
ときくと加瀬さんは首を横に振った。
27リレー:2007/11/25(日) 04:05:02
「ごめんね。……ありがとう」
加瀬さんの声は震えていた。
「言いたくなかったらいいんだけどさ、何かあったの?」
加瀬さんは、視線を落とした。
「高校に行きたいって、言ったの」
「高校?」
「うちはお金がないから高校に行かせる金はないんだって」
「親がいったの?」
「うん。でも血がつながってないの。他にも兄弟がいて血がつながってないのは私だけ。
お母さんの連れ子で今の父と再婚したんだけど、母が一昨年しんじゃってね。向こうにも連れ子が3人もいて。
結構いろいろあるんだ」
「ごめん、聞いちゃって」
「ううん、いいの。わたし友達いないから。愚痴ってごめんね」
無理やりつくった笑顔が切なかった。
28名無し物書き@推敲中?:2007/11/25(日) 04:21:08
>>20から続けようとおもったけど無理ぽ。
ぶった切ってごめそ。誰か続きかいてくれ。恋愛小説だぜ。
よろしこ。

あと、
この作品はストーリー登場人物などすべてフィクションでお送りしますです。
名称・氏名などもすべてフィクションです。
29リレー:2007/11/25(日) 10:14:50
加瀬さんは、あれからしばらくして
「帰るね」
といった。
「帰るって、大丈夫なの?また殴られたりするんじゃないの?」
加瀬さんは、もう大丈夫だと思う、といって窓からそとに出ようとした。
「ちょっとまって」
裸足で返すわけにはいかない。母親にはサイズが小さかった便所サンダルがたしかあったはずだ。
浩二は納戸からそれをだして渡すと、加瀬さんはありがとうといって受け取った。
「じゃあね」
「ああ」
浩二はなにか居心地の悪いような気持になった。そっと、加瀬さんの後ろをついてみることにした。
加瀬さんは家になど向かわなかった。公園の山みたいな空洞の中に入っていった。
そして、そこからすすりなく声がした。
30リレー:2007/11/25(日) 10:19:39
やっぱり、強がっていたんだ。僕はさっき加瀬さんを返すべきではなかった。
でも、自分が似た境遇なら同じことするかも。後をついてこられたりしたらそれこそプライドが傷つきいてしまいそうだ。
浩二は気づかれないように家へと戻った。明日ゆっくり学校で話を聞こう。
浩二はその夜ほとんど眠れなかった。
31リレー:2007/11/25(日) 10:28:58
次の日の朝、加瀬さんは学校に来ていない様子だった。
端っこの席は、1時間目になっても昼になっても空席のままだった。
下駄箱の中を見ても靴はおかれていなく、浩二の心配は増すばかりだ。
6時間目の授業が終わり、空いたままの席を見てから浩二はすぐに教室を出た。
そして、昨日加瀬さんが向かった公園を目指して歩き出す。
32リレー:2007/11/25(日) 10:29:15
次の日、加瀬さんはいつものように学校にきた。
目があうと、加瀬さんは小さく会釈して、席についた。
学校のクラスではいじめとかはないけれど、普段話さない男女が親しげに話すだけでも
「できてんじゃねーの?」とか言われてしまう。子供みたいな奴が多かった。
別に加瀬さんのことがどうこうというわけではないので、できれば変な噂を立てるのは避けたかった。
僕にとっても、加瀬さんにとっても。

窓際の一番前に座る加瀬さんを、2列ちがいの4列目から僕は眺める。
ずーとそとばかりみているんだな、と思った。僕は加瀬さんばかりみていたわけだけど。
髪を縛っている脇から細くしろい首筋が見える。細い首に似合うように加瀬さんの頭は小さい。
普段は目立たないけれど、随分と整った顔だと昨日思った。はっきりいうとかわいかった。
僕は手紙を引きちぎり、加瀬さんにメッセージをかいた。
33リレー:2007/11/25(日) 10:30:17
すまん、事故だ。
つぎ書く奴、どちらか>>で選んでくれ。
どっち選んでも俺は文句いわんw
34展開提案:2007/11/25(日) 10:34:37
実際は展開でもなんでもないのだが、
この話は一人称形式にしないか?
『浩二』という名前を使ってはいるが、
どう考えても、三人称になりきれていない。
>>32氏の文が、他のと比べて滑らかなように思うし。
どうだろうか。
35展開提案:2007/11/25(日) 10:37:41
了解!!
眠たかったから途中認証がぐちゃぐちゃになってた。すまそ。
34氏の提案でおk!
36展開提案:2007/11/25(日) 11:04:38
>>31>>32を連結させまーす
ちょっと書きなおしますねー
37リレー:2007/11/25(日) 11:11:16
>>32
手紙にはこう書いた。

ーー昨日は大丈夫だった?ちょっと心配になってさ。またあんなことがあったら俺の
家訪ねてきてくれて構わないから。心配だったら友達つれてきてもいいからさ。

休み時間、窓を眺めるようなそぶりで僕は窓際の一列目に座る加瀬さんの机に手紙を置いて自分の席に
戻った。なんだか恥ずかしくて、加瀬さんの顔をみることができなかった。
自分の席から加瀬さんが手紙を見ている姿を眺める。
「あ、」
加瀬さんが振り向いて僕に微笑んだ。ちょっとどきりとした瞬間だった。
結局その日、加瀬さんはこなかった。受験まであと少し。参考書の問題をとく
休み休みに加瀬さんのことを考えた。

31 名前:リレー :2007/11/25(日) 10:28:58
次の日の朝、加瀬さんは学校に来ていない様子だった。
端っこの席は、1時間目になっても昼になっても空席のままだった。
下駄箱の中を見ても靴はおかれていなく、浩二の心配は増すばかりだ。
6時間目の授業が終わり、空いたままの席を見てから浩二はすぐに教室を出た。
そして、昨日加瀬さんが向かった公園を目指して歩き出す。



38リレー:2007/11/25(日) 11:19:06
(なんだよ。なにかあったのかよ。心配すんじゃねーか)
昨日は手紙を渡しただけで満足してしまった俺は、結局話をきく機会を見出せず
下校してしまった。手紙をみた彼女は笑顔だったしちょっと安心してしまったんだ。
そうじ当番なんてすっぽかしてでも加瀬さんと話をするべきだったかもしれない。
僕は急がないといけない気がして、小走りした。僕の前は吐く息で白くなる。
公園に加瀬さんがいるとは限らない、だけど仕方ない。僕は加瀬さんのことを何もしらないのだから。
でも、ぼくだったら、ぼくだったら。
多分同じ場所にいるだろう。たぶん、いや、絶対公園にいる。
なんとなく、わかったんだ。僕と加瀬さんは似たもの同士のようなきがしたから。
39リレー:2007/11/25(日) 11:44:41
公園について、さっと見渡す。
ブランコ、のぼり棒、ジャングルジム。
……あった。
ここからだと少し離れたところ。
この前加瀬さんが隠れていた『空洞』がある。
僕は息を整えながら、その『空洞』に向かって歩いていく。

加瀬さんはやはり『空洞』の中にいた。
こちらに背を向けて、体育座りをしている。
肩をすくめて、寒さに震えていた。
僕は制服を脱いで、その空洞の中に静かに入る。
そして制服を、加瀬さんの柔らかい背中の上にかぶせた。
加瀬さんはびっくりしたように振り返る。
「……浩二くん……?」
まだよく状況がつかめていないようだった。
40リレー:2007/11/25(日) 11:59:15
「ごめん。ここにいると思ったからさ……、来ちゃった」
僕がそういうと、加瀬さんは大きく首を横に振った。加瀬さんの瞳にはおおきな雫が
溢れ、それが頬をつたった。
「こっちこそごめん。受験前なのにへんなしんぱいかけちゃって」
「いいんだよ。俺顔は悪いけど、頭はそこそこだぜ、なんつって」
暗くてよく見えなかったけれど、よくみると加瀬さんの手は小刻みに震えていた。
僕は持っていたホッカイロを渡した。
「ちょっとまって、今あったかいもの買ってくるから何がいい」
「いいの。大丈夫」
遠慮しているんだと思った。僕は自動販売機に向かった。どちらか選べるように
紅茶と珈琲とコンスープを買った。とても熱くて、腕に挟んで空洞まで運んだんだ。
加瀬さんは
「ありがとう」
といってミルクティーを受け取った。しばらく沈黙が続く。
41リレー:2007/11/25(日) 12:06:07
「昨日はお手紙ありがとうございました。心配なんてされたことないから正直
嬉しかった」
手紙のことを思い出して、僕は赤面した。
「また何かあったらここじゃなくて、家にきてもいいよ。心配だったら他の女の子
つれてきてもいいし。ここはさむいだろ」
加瀬さんは首を振った。
「心配してくれただけで十分。私は本当に大丈夫だから」
加瀬さんの姿をみて大丈夫なわけがない。きっと昨日も殴られたんだろう。
足や腕におおきなあざがあった。顔はきれいだけど、ばれないように暴行を
加えているのではないかと僕は疑った。
42リレー:2007/11/25(日) 12:11:28
「弱音、吐いていい?」
加瀬さんは言った。
「時々ね、姿を消せたらいいと思うの。いなくなっちゃえばいいって。
あとかたもなく、姿を消せたらなって」
僕はどきりとした。同じ事を考えていた。
「僕も同じ。神隠しってあるだろう?だれか俺のこと神隠ししてくれねーかなと思う」
「あれってどこかにつれていかれるのかしら」
「わからない。そこまで考えていなかった」
「そうね」
加瀬さんの笑顔を今日はじめてみれた。
43リレー:2007/11/25(日) 12:19:37
「高校、いきたいんでしょ」
「うん」
「いきなよ」
そのあとが続かなかった。無責任なことを口走ったとおもった。いけるならいってるよな。
「もういいの。多分働くと思う」
「もったいないよ。加瀬さん成績いいんだし」
墓穴を掘ったな、とおもった。せっかく加瀬さんの笑顔がみれたというのに。
また暗い話にぶりかえしてしまった。自分の不器用さを呪いながら、僕は残りの珈琲を
一気飲みした。
44展開提案:2007/11/25(日) 12:21:42
ここから先、どこかで加瀬さんを神隠しにあわせてみないか?
浩二は神隠しにあえなくて……。
現実離れし過ぎか。

この先どうなるか、何となく楽しみで、
しかし心配でもあるような気がする。
この話を長くするか、短くするか。
短くするならこのスレでいくつかの小説を
書くことにすればいいと思っているのだが、
よくないかな。
一度展開を話し合ってみないか。
それともこれは愚考か。
45展開提案:2007/11/25(日) 12:24:15
好き勝手にかいてくれ。
フォローするし、あわせるから。
がしがしかいていこうぜ。
46展開提案:2007/11/25(日) 12:27:32
短くても長くてもいい。書き込んだ時点でじぶんのものではないからね。
不自然じゃなければ勝手に終わらしてくれてもかまわない。どうかな?
47展開提案:2007/11/25(日) 12:27:42
>>45
そうか。
やはりがしがしの方がいいか。
何だか笑いがこみ上げてくる。
みんながんばれ。
そして、ファロー頼む。
これからが楽しみ。
48展開提案:2007/11/25(日) 12:31:52
しばらく書きたい内容がある場合は展開提案で内容かいてくれればその通りかいてもいい。
みんな予定もあるだろうし、構想はあっても続きをかけないときもあるからね。絶対じゃないけど
そんな感じでいいと思う。
49展開提案:2007/11/25(日) 12:33:18
たとえば
>>44
ここから先、どこかで加瀬さんを神隠しにあわせてみないか?
浩二は神隠しにあえなくて……。

と案をかく。次かくやつはそれでいいとおもったらそのストーリに載せてかく。
いやだとおもったら別の展開にするとかさ。
50リレー:2007/11/25(日) 12:41:15
冷たい風が『空洞』を通り過ぎる。
僕も加瀬さんも首をすくめる。
「あ、これ、もういいよ。浩二くんも寒いでしょ?」
僕の制服を肩からずらしながら言った。
「いいよ。まだしばらくここにいるでしょ」
また、……。
親切なことを言おうと思ったのに、何かこの言葉じゃ加瀬さんのことを
弱いって言っているみたいだ。
ごめん、そんなつもりないんだよ、加瀬さん。
「ううん。もうすぐここを出ることにする」
「……そう。ごめん、なんか変なこと言っちゃって」
「気にしないで。……あ、いや、やっぱり気にして」
「え?」
どういう訳か加瀬さんは意地悪そうに微笑む。
「浩二くんの家に一緒に行かせて」
51展開提案:2007/11/25(日) 12:44:26
ぼくはまたどきりとした。
僕が神隠しにあこがれたのは、このところ連日のニュースで話題になっていたからだ。
突然人がいなくなるというニュース。
いなくなる様子とか気配とかまったくない人が突然姿を消す事件が頻発しているのだ。
「神隠し」僕だって実のところそんな迷信は信じてはいない。
52リレー:2007/11/25(日) 12:54:44
「お邪魔します」
加瀬さんはさっきと随分印象がちがうようだった。余りに突然で困惑している
自分がいる。
「そういえば、最近神隠しってよく聞くね。ニュースとかで」
「ああ、実はそのニュースで思ったんだよね。神隠しにあこがれるてしまったというか」
「どこにいくとおもう?神にかくされるって」
「えっ」
53リレー:2007/11/25(日) 12:56:21
加瀬さんとはまだ話し始めたばかりで、何も知らないうちになんだが、
何を考えているのか読めない。
「うーん。ブラックホールに吸い込まれたら、ホワイトホールに行く
とか言う話があるじゃん? それみたいにこの現実世界の反対にある
世界に行けるんじゃない」
「うん。その反対側の世界ってどうなっているんだろうね。こっちの
世界と似てるのかな。それとも全然違うのかな。太陽がなくて、真っ
暗で、枯れた小さな木があって、荒野がどこまでも続いていて……」
「そうなのかな。あんまり違わないんじゃない?」
54展開提案:2007/11/25(日) 13:00:05
神隠しの霊が突然加瀬さんに乗り移ったことにする。(これは後にわかる)
自分を見失った加瀬さんは浩二をつれて神隠しされようとするが、寸前で加瀬さんが
意識をもどし、浩二を神隠しにあわせないようにする。
守ってくれたかせさんを連れ戻そうと、残された浩二は加瀬さんをたすけようといろんなひとを訪ねて奮闘する。

ところでリレーコテつけないか?
おれ、リレーZになる!
55リレーZ:2007/11/25(日) 13:12:28
「本当にいきたいのなら案内してあげましょうか」
突然低い声がして僕は背筋が凍った。加瀬さんは目を見開き、口元に笑みを浮かべている。
たしかにその声は加瀬さんの口から発した言葉だった。
56リレーZ:2007/11/25(日) 13:33:03
次の瞬間部屋全体を覆う強い光が放たれた。がしっ、と腕をつかまれる。
加瀬さんの手だった。確かに。
「か、加瀬さん」
冷酷な笑みを浮かべる加瀬さん。
「いきましょう」
一瞬加瀬さんの後ろに狐のような面持ちの女性の姿が見えた気がした。
これはゆめなのだろうか、けれどつかまれている腕はきりきり痛む。
意識が遠のく瞬間、いつもの加瀬さんのか細い声が聞こえた気がした。
その人は連れて行っちゃだめ

目を覚ますと夜だった。
別途の上で寝てしまったようだ。
加瀬さんは?あたりを見回しても誰もいなかった。
どこからが夢でどこまでが現実だったか、それすら曖昧だ。
加瀬さんはどうしたんだろう。公園においてきたままだったりして。
僕は薄着のまま、公園へと再び向かった。
57リレーZ:2007/11/25(日) 13:38:28
公園まで息をきらせながら走った。あたりは暗い。
加瀬さんはいないような気がした。たぶんいない。
こうえんについた。空洞を覗く。そこにはやはり加瀬さんはいなかった。
(夢だよな。じょうだんじゃねーよ)
急いででてきたので、今何時だかよく確認していなかった。時計をみる。
そこには加瀬さんが掴んだあとだとおもうあとが赤く残っていた。
58リレーZ:2007/11/25(日) 13:46:03
次の日、やはり加瀬さんは学校にこなかった。無断欠席した。
恥を忍んで、女子に加瀬さんについて聞いたが誰も詳しいことをしらない。
僕は先生に聞いて見ることにした。

「先生、加瀬さんて今日無断欠席なんですか」
担任の先生は白髪の髪をくしゃりとしてかしげると
「ああ、昨日から連絡がとれなくてな。電話もとまってるし、様子をみてこようとおもうんだ」
といった。
「あ、僕いきますよ。丁度予定あるし、塾いく途中だから」
「ああ、ありがとう。いいのか、受験ちかいだろう」
「大丈夫です」
「あれ、加瀬と仲良かったんだっけ?」
「いえ、幼稚園がいっしょだったんですよ。こないだCD借りちゃって返さないとだし」
嘘をついた。家はまるきし違う方向だし。幼稚園ならありえるかな。と咄嗟にでた
嘘だった。僕は先生から住所を聞いて、加瀬さんの家に向かった。
そこには暴力を振るう父親がいるかもしれない。けれどそんな恐ろしさより加瀬さんのことが
きになって仕方なかった。我ながら勢いって凄いと思う。
59リレーZ:2007/11/25(日) 13:59:42
加瀬さんの家は借家だった。
古い木造、トタン屋根は随分とさびれている。外にはガスのタンクがあって、ぺたぺたとシールが
張られていた。小さな子供の泣き声がきこえる。僕は訪ねるのに躊躇した。

「何?何かよう?」
小学校低学年の目つきの悪い子供が声をかけてきた。
「あ、僕加瀬さんの同級生で、プリントを届けにきたんだけど」
じーっとみつめられている。いや、睨まれている。
「加瀬さんいるかな」
「さや姉はいないよ。一昨日からかえってきてない」
「一昨日から?ずっと」
「ずっとだよ。お父さんはほっとけって」
「そっか」
僕はプリントを弟らしき子供に託した。
「さや姉はうちのこどもじゃないんだってさ」
そういうと弟らしき子供は家の中に走っていった。
ひどいな、遅れて加瀬さんのことを不憫だと思った。
同情なんてされたくなかったんだろうな。だから強がってたのかも。

昨日の加瀬さんの表情が脳裏をよぎる。
空洞の中で頬に涙をつたわせていた加瀬さん。
そして、夢の中で僕をどこかにつれていこうとした恐ろしい表情の加瀬さん。
僕はふと思い出した。加瀬さんの後ろに見えたあのきつねのようなものはなんだったのだろう。
まさか本当の神隠しじゃないだろうな、と思ったが次の瞬間自分の思考がそれを打ち消した。
そんなことあるわけないじゃん、な。

でも、加瀬さんはいない。
どこにいったんだろう。
60展開提案Z:2007/11/25(日) 14:02:59
なんだよ。みんな、ドン引きか?

61リレーZ:2007/11/25(日) 14:51:31
公園にいく。加瀬さんはやっぱりいない。
僕はひとりで空洞の中で考える。
昨日の加瀬さんの言葉を思い出す
ーー時々ね、姿を消せたらいいと思うの。いなくなっちゃえばいいって。
あとかたもなく、姿を消せたらなって

かなしいこと、いうなよ。
僕は一人ごちた。本当は僕だって消えてしまいたいんだからさ。
僕が家のお荷物だということは随分前から気づいていた。
両親はともに研究者、兄は両親の期待を裏切ることなく、今医大の4年生だ。
僕は頭がわるい。中学受験も結局だめだった。
家にいても一人疎外感をあじわうだけ。次第に自分の部屋からでることが億劫に
なっていた。いつも劣等感ばかり。楽しいことなんてひとつだってない。
生きている意味が見いだせなかった。死にたいとは思わない。消えてしまいたいのだ。
迷惑かけることなく存在をけしたい。この世から僕が消えたってなに一つかわることはないんだから。

考えてみると贅沢な悩みなのかもしれない。高校なんて誰だっていけるものだとおもっていた。
でも、さっき、加瀬さんの住んでいる家をみてみんながそういう環境にいるわけではないんだと
思った。なんとかしてあげたい。そのためには、加瀬さんを見つけ出さなくては。
僕は腰を上げた。
62展開提案Z:2007/11/25(日) 15:06:22
孤独に耐えられなくなったので、降りる
63リレーtea:2007/11/25(日) 15:38:44
階段を上がって歩道に出ると、車が一台通り過ぎた。
何だか心の中が空いてしまった。加瀬さんを捜そうと思い至ったものの、
どこに彼女がいるのか見当がつかない。僕は知り合って間もないのだ。
それに、加瀬さんは友達がいないと言っていた。
加瀬さんがどこにいるのか、小さなヒントは誰からも得られそうにない。
答えは自分で見つけなくちゃいけないんだ。全部自分で。
とりあえず加瀬さんに何が起きたか考えてみよう。
まず、消えたいと、神隠しにあいたいと考えていた。
友達はいない。高校に行きたがっていたけど父が許さない。
……。
そう言えば最近のニュースで神隠しが何とかっているのがあったなぁ。
突然何か起きて、人が消えてしまうって言う……!
僕の脳裏に焼き付いた加瀬さんの顔。そしてそのとき発せられた言葉を思い出す。
『本当にいきたいのなら案内してあげましょうか』
加瀬さんは、神隠しを知っている?
よく解らない。だけど、あのとき加瀬さんは確かに
『案内してあげましょうか』と言っていた。
加瀬さんは何か知っていたんだ。
いや、加瀬さんじゃない。
あれは加瀬さんのはずがない。
加瀬さんの声は、優しくて、柔らかくて、あんなに低く、おぞましい声じゃないはずだ。
あれは、夢じゃなかった?
もしかしたら、現実だったのかもしれない。
炎のように揺らめく、狐顔の女性。
冷酷な笑み。
そして加瀬さんの本当の声。
『その人は連れて行っちゃだめ』
あれは、全部現実だったんだ。
64絶倫太郎 ◆4GKS6mzWaE :2007/11/26(月) 00:02:08
 僕は思った。神隠しで加瀬さんが消えたのなら、(加瀬さん=神)であったのではない
かと。
 神を隠す。つまりは隠すべきは神なのだ。人間を隠すのなら人間隠しとでも呼ぶはずで
ある。
 僕は夕日の色に染まった大通りを駆け抜けた。赤信号に気付いたのは向こうの歩道へ着
いてからだった。
 振り返って見る大通りは阿鼻叫喚の地獄。軽自動車やらスクーターやらダンプやらが追
突事故を起こし火を吹いて煙をあげていた。自動車の窓ガラスからは力なくたれた人の手
がのぞき、子供の鳴き声が響きわたる。
 ダンプの下じきになった若い男の死体と目があった。スクーターを運転していた人なの
だろう。新聞配達員のジャンパーを着ていた。頭がつぶれて脳味噌が飛び散っていた。
 だが、そんなの僕に関係ねぇ。あ、そんなの関係ねぇ。はいオパピー♪
 僕はふたたび駆け出した。自分が原因で起った大惨事にわずかの罪悪感を覚えることも
なく。 
65名無し物書き@推敲中?:2007/11/26(月) 00:07:14
僕は目を覚ました。
「夢か……」
このところ変な夢が続く。不吉というかなんというか。だけど夢はとても鮮明で
僕を混乱させる。何かの前兆のような、妙な気分だ。

66名無し物書き@推敲中?:2007/11/26(月) 00:09:57
良く考え直したら、
「神を隠す」ではなく、「神が隠す」だよな。
僕は大きくため息をつく。
67展開提案Z:2007/11/26(月) 00:20:19
資料:神隠しについてwikiを確認するといいとおもうです
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E9%9A%A0%E3%81%97
68リレーZ:2007/11/26(月) 09:23:47
起きたまま部屋でぼーっとしていると、窓を叩く音がした。
「加瀬さん?」
僕は飛び上がって窓を開けた。
「なんだよ……」
なにもいなかった。つめたい風がたちまち体温を奪おうとする。僕は窓を閉めようと
すると、ふとあるものがあることに気づいた。
「便所サンダルって」
加瀬さんに一昨日あげた便所サンダルがおいてあった。
僕は庭に出て、靴下のまま外に出た。
「加瀬さーん!!!!!!!!」
あたりはしんとして、僕の声がよく通る。
どちらに走ればいいんだろう。
69リレーI:2007/11/26(月) 14:22:25
何かが僕の後ろからすごい速さで僕の前を通り過ぎた。
パタパタパタパタパタッ
「何だよ、あれ」
よく見ると、それはさっき庭でみつけた便所サンダルだった。ぼくの3メートル先で
まるで僕にきて欲しいといわんばかり便所サンダルだけがパタパタ足踏みをしている。
「一体ナンなんだよ」
僕は半べそかきながらも、便所サンダルのほうへ向かった。便所サンダルはまっすぐまっすぐ進む。
僕は小走りで追いかける。
「夢か、夢なのか。どうなっちゃってんだよ」
僕はひらすら便所サンダルの走るほうへと向かった。
70リレーI:2007/11/26(月) 14:53:06
しばらくすると、神社の境内についた。見たこともない神社だ。
便所サンダルは、さらに奥の道へと続く。
「なんだよ、一体何なんだよ」
僕は早歩きで便所サンダルの後を追う。現実にはありえないことが起きている
ことは事実だ。便所サンダルって生きてるのか、こんなときにもくだらないことって
考えられるものなんだな、とか冷静な自分もいる。
蝋燭が何本も立てられた、火で照らされた道を奥へ奥へと進む、さらにさらに道がつづく。
僕は不安になった。こんな道、存在するんだっけ?
少しすすむと、なにやら人影があった。彼女の周りだけがなぜかスポットが当てられたように光につつまれている。
その光のもとをたどろうとするがそれらしきものはない。
僕はごくりと息を飲んだ。
七五三の時に着るような赤い着物。ポニーテールにした4.5歳の女の子が手招きしている。
少女の足元には便所がパタパタと足踏みしている。
(いきたくねーよ)ともおもったが、後ろをみて僕はもどれないことに気づいた。
通ってきたみちがなくなっていたのだ。僕は前に行くしかなかった。
(南無阿鼻だ物並阿弥陀仏)ぐちゃぐちゃの念仏を唱えながら、僕は少女のほうへ歩いた。
「これ、渡してって。ネエネがいってました」
「ネエネ?」
白い紙を受け取るなり、僕は凄い勢いで下に吸い込まれた。

71リレーI:2007/11/26(月) 14:53:58
目を覚めると、真っ暗だった。死んだのかな。
すると、割と近くから人の声が聞こえてきた。カップルみたいだ。
「あれー、誰かねむってるー」
知らない女の人の声。
声の方向を向くとブランコが見えた。あれ、ここもしかして公園?
穴をでると公園だった。
「なんだよ。どうせまた夢だよな」
安堵するとようやく手に何かを握っている事に気づいた。包みをはずすと
それは古い書面と新しい紙。
新しい紙の中身をみる。そこには、

−− お願い 探さないで      加瀬

と書かれていた。

72リレーZ:2007/11/26(月) 16:09:44
「加瀬さん!?」
探さないでって、探すよな。
僕はもう一枚の古い紙を広げた。随分古い和紙。そこには何もかかれてなかった。
僕は、しばらく立ちすくんだ。

加瀬さんが学校を休んで三日目。
ニュースでは相変わらず神隠しの話題でもちきりだ。クラスでも不可解な事件について
みんなであーだこーだ話し合っていた。ぽつんと寂しそうな加瀬さんの机をみる。
誰も加瀬さんの噂さえしない。まるで存在していなかったかのように。
受験が近いのに全く勉強にみがはいらない。授業中もそれとなく加瀬さんの机に目をやる。
僕は目を疑った。なんと加瀬さんの机で便所サンダルがパタパタしているのが見えたからだ。
(なんだよ。またお前かよ)まるで生き物みたいだった。
隣の席のやつも後ろにすわっているやつも、便所サンダルにはきづいてない。
(本当にありえねーよ)静かになったとおもったらサンダルは消えた。
(もしかして、机になにかあるのか!?)
僕は放課後を待った。
73リレーZ:2007/11/26(月) 16:25:21
放課後、図書館に待機して、教室に誰もいなくなるのを待った。
琥珀色の夕日が教室を染める。あたりを見回したが、便所サンダルはいなかった。
周りを見回し、加瀬さんの机の中を見る。歴史のノートと英語のノートが見つかった。
整ったきれいな字。英語のノートの四隅には時々クマやウサギの絵が描かれていた。
黒板に書かれたことだけでなく、話の内容まで細かくメモをとっている。勉強が好きなんだな、
そう思った。ノートをぱらぱらしていると、ずっと前に提出するはずの志望校調査の紙が落ちてきた。
県立N高校、県立の中でも一番優秀な学校だった。
ーーもういいの。多分働くと思う
あのときの加瀬さんの表情を思い出す。あきらめた、そんな表情だった。大人って子供を応援するべきじゃないのか?
どうして、親の都合でその希望を摘むんでしまうんだ。やるせない気持になった。僕は勉強したくないのに大学までいけといわれ
本当に勉強したい子は家の事情で進学できない。やり場のない気持がこみ上げてきた。
74リレーZ:2007/11/26(月) 16:37:00
僕は一生懸命加瀬さんを思い出す。ずっと3年間同じクラスだった。
何かあるはずだ、何か。文化祭、運動会、色々あったはずだ。だけどひとつも
思い出せない。話したことはほとんどないけれど、何かしら記憶はあるはずなのに。
おもいだせるのはここ3.4日のことくらい。
−− もしかして、加瀬さんの記憶自体が、消えかけてる?
ガラガラと扉をあける音がした。
「なんだよ浩二、塾さぼって。昨日最後の統一テストだったのに」
同じ塾に通う唐沢だった。すっかり大事な模擬試験を忘れてしまっていた。
75名無し物書き@推敲中?:2007/11/26(月) 16:46:07
ここの小説、iらんどでやった方がいいんじゃないか?ホムペ作って。
で、賞に応募しようぜ!
奇跡的に賞金をゲットしたらユニセフに寄付すればいいじゃん。
人の命を救えたら書いたかいがあるというもの。気持ちがいい。
76リレーZ:2007/11/26(月) 16:48:09
どちらかというとひろゆきにお世話になってるから2ch運営につかってもらいたい。
FOX氏とか、お金持ちだろうけど色々開発にお金かかるだろうし。

ひろゆきにゆずるって、上のほうのレスでかいちゃったよーん!
77リレーZ:2007/11/26(月) 16:49:46
まかせる、俺はとりあえずかくだけーw
78名無し物書き@推敲中?:2007/11/26(月) 16:50:14
まぁ、賞金はゲットできなくても話題になればいいと思うし。
過疎化が進む創作文芸板にも人が集まってくる。
盛り上がる。
79リレーZ:2007/11/26(月) 16:51:19
ちょっとまて、出版されるとは限らなかった。
80リレーZ:2007/11/26(月) 16:52:39
みんな書くといいのに。
フォローするのに。俺そろそろ出席日数やばいからかけなくなりそうだしw
81リレーZ:2007/11/26(月) 16:56:04
やっぱ。2chで公開したのは著作がややこしくなりそうだからケータイ小説とは別にしたほうがいいかも
娯楽で書いてるしwこれはこれでいいきもするけどw
82名無し物書き@推敲中?:2007/11/26(月) 16:56:21
>>76
少なくともひろゆきは俺たちより金もっているぞw
たしかにひろゆきにはお世話になっているが、それは向こうもいっしょじゃん。
俺たちが2ちゃんにカキコするから2ちゃんはもっているわけで、
誰もカキコしなかったら2ちゃんは潰れる。
やはり個人的にはひろゆきよりユニセフだな
83名無し物書き@推敲中?:2007/11/26(月) 16:59:02
>>81
考えてもみたら、そうだな。著作権の問題があるじゃん!w
出版できないじゃんw
84リレーZ:2007/11/26(月) 17:00:10
でもひろゆきに帰属するってかいちゃってるしwあとあとめんどくなるから。
じゃ、別につくろうぜw
こっちはこっちでいいじゃないかw
こっちは創作文芸の文化祭みたいにw

書きたいのある??
85リレーZ:2007/11/26(月) 17:03:54
ま、ほりゅうだなwまたはなそうぜ。雑談スレageてくれてみてればレスするー
86名無し物書き@推敲中?:2007/11/26(月) 17:06:49
>>84
やはりiらんどだな。恋愛小説。
つーか、創作文芸板で書かれた小説が賞を取って、その賞金を全額ユニセフに寄付ってなったら
2ちゃんの名誉だと思うけどな。いい意味で2ちゃんの宣伝にもなるし。
俺がひろゆきだったら、著作権は喜んで放棄するけど…
87リレーZ:2007/11/26(月) 17:08:11
またかきゃいいじゃんw
88名無し物書き@推敲中?:2007/11/26(月) 17:09:20
雑談スレでやるか……。
あげてくる
89リレーZ:2007/11/26(月) 17:18:22
誰かつづきかいてー。

あらすじ

浩二は高校受験を間近に控えた中学3年生。研究者の両親、そして医大に通う兄がいる。
浩二は中学受験を失敗した頃から家族の中で疎外感を味わっている。生きていることに
価値を見出せずにいる。ある時、同級生の加瀬が突然自宅にやってくる。高校に行きたいが
家庭の事情で進学できないという。また暴力を振るわれていた。たまたま逃げ込んだ先が
浩二の家だったのだ。どこか似ている二人。消えてしまいたい。悩みは別々だが同じ事を
考えていた。『神隠し』のニュースが巷で流れている。浩二はまったく信じていなかったが
周りで不思議な出来事が連続して発生する。加瀬さんが消え、居場所すらわからない。
浩二は加瀬さんを探す糸口を模索している。
90名無し物書き@推敲中?:2007/11/26(月) 18:22:33
石坂浩二は加瀬さん探しに大忙し。
目に付いたマンホールの蓋を手当たり次第開いては、中に降りて、下水の中、加瀬さんを探した。
気がつけば出口がどこかわからなくなり、石坂浩二は仕方なしに地底人として第二の人生を歩む事を決意した。
「オラ、地底人ダゾ」
地底で連呼しながら歩き回っていると
「ワテが、地底人ダ」
と別の声がして石坂浩二がふりかえれば、背後に、でっかい魚のようなものを抱きかかえた加瀬さんが立っていた。

91リレーZ :2007/11/26(月) 18:40:56
浩二は携帯を閉じた。
「ちっ。スパムメールかよ。石坂浩二って水戸黄門じゃねーか」
スパムメールとはいっても、『加瀬』という単語が出てきて浩二はまた加瀬さんのことを
思い出した。

**

僕はキッチンに向かう。無性に腹が減って仕方なかった。
ご飯とカレーをチンする。テレビは相変わらず不祥事や誘拐など暗い話ばかりだった。
カレーを食べる。もくもくと。気づくとたべおわっていることがおおい。
ただ空腹を満たす。それだけだ。
『また人が行方不明者です。』
僕はニュースに耳を傾けた。
92tea:2007/11/26(月) 19:02:41
「リレーz氏」
リレーじゃないのをその名前で使って欲しくないのだが。
一瞬戸惑ってしまったじゃないか。
……
みんなも気をつけてね。

とりあえずこの先を書いていいのだよね。
Z氏を含め、この小説に関わっている方々。
93リレーtea:2007/11/26(月) 19:15:59
『R県L市で、中学3年生の加瀬沙耶美さんの行方が、三日程前から解らなくなって
います。これもまた神隠しによるものではないかと噂されていますが……』
やっぱり加瀬さんか。どこに行ったんだろう。
ニュースになっているのに見つかっていないんだもんな。
近くにはいないだろう。まさか本当に神隠しなんて。

闇が街に覆いかぶさる。
太陽は力つき、その闇を突き破ることは出来なくなってしまったようだ。
どんどん暗くなる。
電気もつけずに、ただただぼおっとしていた。
(どうして僕はこんなに加瀬さんのことを心配しているんだろう)
今更ながら考えてみた。
加瀬さんとはあってまだほんの少ししか経っていないのだ。
ここまで彼女を心配することはあるのだろうか。
(……僕はきっと、彼女に惚れてしまっているんだ)
何となくそんなことを考えてみたが、その気持ちはどんどん大きくなっていった。
(そうか。僕は加瀬さんのことが好きなんだ)
一つのモヤモヤが解決した。
そう、僕は加瀬さんが好きだ。だから一生懸命彼女を捜している。
あと一つのモヤモヤは、加瀬さんがどこにいるか、だ。
電気をつけないまま考え込んでいた所為で、部屋の中は真っ暗だ。
電気をつけようかと立ち上がったとき、どういう訳か暗闇は少し和らいだ。
外に続く窓のところで、ぺたぺた音がする。
(便所サンダル……)
94リレーZ:2007/11/26(月) 22:35:41
「また、お前か」
というか、サンダルがぺたぺたしている状態(これをポルターガイストというのかは謎)
ですでに現実的ではない。僕の身の回りで何かが起こっている。いや、実体験済みだ。
僕は混乱しつつも、サンダルに話しかけた。
「お前、なんなんだよ。落ちつかねーな」
するとサンダルは部屋に上がりこみ机の上をぺたぺたとした。
「なんだよ」
机の上には前に赤い着物を着た女の子からもらった古い和紙がおいてあった。
僕がその紙を手に取るとサンダルは動きをとめた。後ろにとてつもない物体の気配がする。
体中鳥肌が立つ。
(う、動けない!?)僕は和紙を見つめたまま体が動かない。
すると、若いくて、冷酷な女の声が聞こえた。
「神隠しってしってる?」
僕は、コレまでに経験したことのない恐怖を感じた。
95絶倫太郎 ◆4GKS6mzWaE :2007/11/26(月) 22:50:25
「じつを言うとね、私が神様なの」女の子はニッコリと微笑んだ。
僕の下半身がモッコリと怒張した。
96リレーZ:2007/11/26(月) 23:02:42
こんな状況で、テレビではコントをやっている。でも、いま笑えるはずがなかった。
江頭がもっこりしているのはいつものこと。だけど普段の俺なら大爆笑のとこなのに!!
**
「ふふふ」
まるで僕をあざ笑うかのような声。
女の気配はしなくなった。すごくぐったりした。
「なんかの祟りかよ」
僕はあらためて和紙を見る。すると意味のわからない文字が書かれていた。
象形文字?僕はベッドに倒れこんだ。
97絶倫太郎 ◆4GKS6mzWaE :2007/11/26(月) 23:17:43
「んっ?」背中に何かゴツンと当たるものがある。「なんだ」
僕はシーツをまくり上げた。
「う、うわああああああ!」
なんとそこには加瀬さんの死体が!
98リレーZ (”削除”候補):2007/11/26(月) 23:21:12
あるとおもったら、全裸の人形ダッチワイフのまゆみちゃんだった。w
空気抜いてたとおもったのにー!!!!
_______________
絶倫氏、ごめん。俺、挫折しそう。
99絶倫太郎 ◆4GKS6mzWaE :2007/11/26(月) 23:25:26
無理ヤリにでもつなげようぜ!
あの地底人のやつとかよかったじゃん。
100名無し物書き@推敲中?:2007/11/27(火) 03:49:38
 よく見るとこのまゆみちゃん、なんとなく加瀬さんに似ている。
 僕は、フル勃起した。ただたんに溜まっていたわけではない。加瀬さんのことが好きだから
。まゆみちゃんが加瀬さんに、似ているから。
「がおーっ!」僕は服を脱ぐのももどかしく全裸になり、まゆみちゃんに抱きついた。「
加瀬さん加瀬さん、好きだ好きだ、愛してる愛してる」
 ビニール製のホールに愚息をばメリメリとめり込ませた。腰をふる。
「うおーっ、パラダイスじゃ、天国じゃ!」
 はや果てようとしたその瞬間、パンと破裂音が耳をつんざく。まゆみちゃんが、パンク
した!
「あああああああ!」
 どばどば精液を放出しながら僕は頭を抱え込んだ。まゆみちゃんのローン25800円
が脳裏をかすめる。ぜんぜん元が、取れてない。
 僕がまゆみちゃんとまぐわったのは今日で2回目だった。
 涙が、滝のように流れだした。
101リレーtea:2007/11/27(火) 04:48:15
>>96
「なんなんだこれ?」
ただそう口に出すことしか出来ない。
顔の正面にある紙には相変わらず知らない文字かびっしりだ。
歴史の授業の時に見た、エジプト文明の象形文字とは違うし、
その近くにあった文明の『何とか型』文字とも違う。
思考を巡らすが、その不可解な文字を解読するヒントになり得るもは、
出てこないように思えた。
「でも、何か見たことあるような……」
そう、ずっと昔、見たことがあるような……!
「そうか」
僕は思い出した。
そして、机の引き出しを開け、奥深くを探る。
手に、一枚の紙を触った感覚があった。
きっと、これだ。
何とかそれだけを、ぐちゃぐちゃに詰め込まれた引き出しから抜き出す。
紙の切れ端。
『日本古来使われていた象形文字』
紙の一番上にはそう書かれていた。
どうして僕がこんなものを持っているのか。
小学5年生くらいの頃だったか、暗号が書きたくてしょうがなかった時、
学校の図書室に
『暗号文の作り方』
なんて言う本があったのだ。
その中にあったのだ。
暗号文字を考えなくても、これなら簡単に書けるじゃないか。
そう思った僕は、それを破って持っていた。
ベッドに戻り、和紙を広げる。
「これなら読める」
僕はそう確信した。
102リレーtea:2007/11/27(火) 06:08:52
『神隠し
 それ、神隠すものなり
 故、人隠れけることすなわち
 其人神なりもしくは
 神取り憑かれし者なり
 神この世に降り立たんこと誓ひけりども
 悪しき神それ守らんとて
 人に成り代わり遊びにけり
 神隠し
 それ人にあらず神にあり』
103展開提案tea:2007/11/27(火) 06:14:43
>>102の文だが、
古語の使い方が間違っているかもしれない。
それと、書かれている内容がよくないようだったら、
付け足しもしくは削除してしまってくれ。
あと、
>>97-100
まで、勝手に削除してしまったが、書いてくれたのにすまん。
まず自分がそれをフォローできないこと。
また、このままだと話がとんでもなくなってしまいそうだったから、
という独断だ。
納得がいかないようだったら話し合いたい。
すまない勝手に事を運んでしまって。
もう一つ。
>>101の6行目、
『ヒントのなり得るものは』
のミスだ。

いろいろすまん。
104展開提案Z:2007/11/27(火) 10:56:38
俺敵には絶倫氏おもしろいんだけどw
(文章は俺よか絶対うまいはずだけど真面目にはかいてくれないだろうw)
物語のリレーでは辛いんだよな。一緒にH小説書くには最高かもなw

これから書くときはアンカー必須にしようぜw
先に書いてある文を捨てるか選択するかは次に書く人の自由。
あやまらなくてもいいことにしよう。(切れるの禁止ねw)
105リレーZ:2007/11/27(火) 11:14:23
>>101
>>102(??)
学校では、僕たち高校受験組みは休み時間でも黙々と勉強しているやつが多かった。
それに引き換え、推薦で進学先が決まっている奴らはおきらくな様子である。
(あれ、加瀬さんが加瀬さん行方不明になったのに、誰も加瀬さんの話しないのかよ)
僕はようやく気づいた。
「よぉ、お前勉強してる?俺やべーよ」
僕の前にいる前田君が声をかけてきた。「ああ、俺もだよ」と適当に答えた。
「それよかさ、加瀬さん行方不明になったって、昨日ニュース見た?」
「誰?加瀬さんて??」
前田はきょとんとした顔で頭に?マークを出している。ふざけているのか?
すると担任の先生が来て、一斉に起立をし挨拶をした。
「はい、おはよう」先生はあいかわらず変った様子もなく点呼をとる。
「小田島」
「はい」
「加藤」
「はい」
??ちょっとまて、加瀬さんをよんでないじゃないか。
点呼がおわったあといつもどうり。加瀬さんの話はかけらさえでなかった。
僕は手を上げた。
「加瀬さん、どうしたんですか?」
「なんだ?加瀬って。知り合いか」
「何言ってるんですか?同じクラス加瀬さんですよ?」
「おまえ、勉強のしすぎでどうかしちゃってるんじゃないか?
冗談言うならもっとおもしろいこといえよな」
クラスでくすくす笑われてしまった。
(加瀬さん、いないことになっちゃってる!!!!?)
僕は加瀬さんの机をみる。机はぽつんと寂しくおかれたままだ。
106リレーZ:2007/11/27(火) 11:24:22
どうして、僕は小学生の時、無性に暗号文字をつくりたかったのだろう。
どうして、くだらない暗号文字の作り方の紙をずっと机の中にしまっていたんだろう。
加瀬さんは、このままいなかったことになってしまうのだろうか。
全部夢だったらいいのに、と思う。だけどそれは確かに現実でこの暗号が浮かび上がった
和紙がある限り不可解なことも現実であると認識せざるをえない。

このところ、わからないことが多すぎて、勉強なんて全く手につかなかった。
加瀬さん、戻ってきてよ。本当にいなくなっちゃうくらい辛かったのかよ?
体にあざを沢山作って、それでも強がりいっていた加瀬さんを思い出す。
公園でちょっと話した記憶しかないけど、でも僕にとってはわすれらないことだった。
僕は涙が止まらなかった。
107展開提案Z:2007/11/27(火) 11:27:05
誰かが書き直すときには、もう少し浩二と加瀬さんの思い出の部分をかいた
ほうがいいかも。公園の出来事だけで好きになるのは説得力ないきがする。
加瀬さんが神隠しに会う前に、数日間設けて思い出をつくらせてあげようじゃないか。
スレ進行はこのまますすめちゃおう。
108リレーZ:2007/11/27(火) 11:35:32
記憶をたどる。加瀬さんのことをおもう。本当に数日のことしか記憶にないんだな。
僕は、前に加瀬さんの机から取り出した学習ノートをさわる。すると不思議な現象が起こった。
僕の脳裏に加瀬さんの記憶が戻ってきたのだ。
記憶は僕の席から加瀬さんをながめているというもの。加瀬さんは、窓の外を眺めている。ちょっと
あけた窓から風が入り込むたびに前髪がゆれている。
109展開提案Z:2007/11/27(火) 11:36:16
※思い出がないから、過去の記憶から加瀬さんの思いを深めることにしようとおもう
過去にいって、加瀬さんとはなせるのでもいいし。(まだ神隠しされることはしらない加瀬さん)
神隠しにまつわるひんとが得られる展開でもいい。
110展開提案Z:2007/11/27(火) 11:42:11
ちなみに加藤さんと浩二の名前の由来は、
おれが狂犬の加藤浩次好きだからだ。浩二は変換をミスった。
誰か書き直すときには加藤さんと浩次にしてもらいたい。
111展開提案Z:2007/11/27(火) 11:50:57
>>110
お前誰? 意味不明。
ちゃんと自分のコテ使えボケ
Zはおれだ。110は偽物。
しかも加瀬と浩二だしw
112名無し物書き@推敲中?:2007/11/27(火) 11:59:59
興奮すんな
113名無し物書き@推敲中?:2007/11/28(水) 20:10:14
実録恋愛ブログ『4.5畳の恋人。』の夏子さんがヤバイ!
http://news.ameba.jp/internews/2007/11/8942.html
114リレーtea:2007/11/30(金) 06:30:28
これはいつの記憶だろう。
まだずいぶん幼い。
制服すら来ていないし……。
そうだ! 小学生の頃だ。
加瀬さんは、小学3年の頃僕と一緒の学校に通っていたんだ。
だけどまたすぐに転校してしまった。
親の都合……だったかな?
そんなことを思い出していたら、授業が終わった。
いや、これは学校が終わったらしい。
みんなランドセルに教科書とかを詰め込んでる。
うーんと、僕は今、『昔の僕』に入り込んでいるらしい。
喋れないし、動けない。ただ『昔の僕』が見た光景を見ているだけだ。
どうやら加瀬さんがこっちに向かってくる。
”一緒に帰ろ”
”うん”
『昔の僕』は加瀬さんと仲が良かったのだろう。
加瀬さんと肩を並べて学校の階段を下りる。
下駄箱から靴を取り出して履き、外に飛び出す。
暖かい、湿った風が通り抜ける。
梅雨中か、もしくは明けたばかりなのだろう。
115展開提案tea:2007/11/30(金) 06:32:49
>>109
>>108から無理矢理持っていってしまったようですまん。
これから3行目に従って書いていくつもりだ。
もしくは書いてもらいたい。
よろしく。
116リレーtea:2007/12/01(土) 20:01:01
『昔の僕』たちは、公園に向かっていた。
見たことのあると言うか、最近関わることの多い公園である。
ところで、僕は、こんなことちっとも記憶してない。
加瀬さんのことだって、名前は知っていたんだから、
中学で再び会ったとき思い出すはずだ。
それに加瀬さんも。『昔の僕』たちは、ずいぶん親しいように見える。
思い出してくれていたっていいはずだ。
どうしてか、その記憶だけ失っている。しかも二人とも。
『昔の僕』に入り込んで少し思い出したところはあったけど、
大部分は初めて見るもの、知るものっぽい。
この公園で加瀬さんと何をしたか、何を話したか、
そんなことまるで覚えてないし。
”うーん”
『昔の僕』が、僕に合わせたかのように声を出した所為で、
何だか喋れるのではないかと思ってしまう。もちろんそんなことはないけど。
”どうしたの?”
”おかしいな……”
『昔の僕』は突然なにを言い出すんだろう。
"なにが?"
もしかして。
加瀬さんと同じ言葉を考えていた時に、やっと僕も大きな異変に気づいた。
”霧が深い紫色をしてる”
『昔の僕』は呟くように言った。実際僕にもそう見える。
公園の敷地にだけ、深い紫色の霧が立ちこめている。
”ええー? 変な冗談やめてよ、怖いくなるじゃん。しかも霧なんてないよ”
加瀬さん危ないよ、と言いたいけど、言えない。
ところが、加瀬さんが公園に足を踏み入れた途端、その霧は消えてしまった。
”あれ?”
『昔の僕』は困惑してる。首をぐるんぐるん振って、周りを見たのだ。
だけどどこにも紫の霧は見えない。
117リレーtea:2007/12/01(土) 20:08:02
代わりに、ある人だけが残っていた。
公園の中央で、ぽつんと直立している。
何もしないで、ただそこに立っているのだ。
そして突然、
こっちを見た。
”あとで消えるがいい”
小さな、しかし突き刺すような声でその男は言った。
僕に聞こえているのだから『昔の僕』にも聞こえたであろうに、
早速加瀬さんとの話を再開している。
”気のせいだったみたい”
”当たり前じゃん”
加瀬さんはそう言ってブランコへ走って向かった。
『昔の僕』は加瀬さんに歩いてついていく。
僕はと言うと、もちろん『昔の僕』の中にいるのだけど、
さっきの男のことが気になった。
消えるがいい。
どういうことなのだろう。
何が言いたいのだろう。
そして、あの感じ。
最近感じたことのある気がする、あの感じ。
118リレーtea:2007/12/01(土) 20:21:49
加瀬さんだ。
もちろん昔のじゃない。
一週間前の加瀬さん。
はたまた、僕に声をかけた、正体不明の冷酷な声の女。
いや、両方。両方とも同じだ。
そして今の男。
全て同じ気配を、同じ恐ろしさを備えている。
同一人物?
いや、そんなはずない。
さっきのは男で、他二人は女だ。
『昔の僕』はそこで、丁度良くさっき男のいた方を振り返る。
だけど、もう男はいなくなっていた。
そこには最初から何もなかったかのように空いた空間が存在している。
”浩二くん早く”
ブランコに揺られている加瀬さんは『昔の僕』を呼んだ。
”いまいくよ”
そう言って駆け出す。
119リレーtea:2007/12/01(土) 20:42:25
”ねえ、神隠しってあると思う”
突然加瀬さんが口にした。
僕に取っては、まさに不意打ちである。こんなところで神隠しの話が聞けるのか。
”え? 何で?”
”さっきあそこに男の人がいたじゃん”
”うん”
”その人、突然消えたんだ”
!! なんてことだ。……どういうことだ?
”沙耶ちゃんこそ、変な冗談やめてよ”
沙耶ちゃん、か。うう、今はそんなときじゃない。
”冗談じゃないよ。突然、パッて消えちゃったの”
”うーん。それならあるのかもね。神隠し”
”それ以外考えられない”
”でも、沙耶ちゃんは消えないでね”
”なんで”
”だって、僕の大好きな人だもん”
恥ずかしい……。
『昔の僕』はブランコを大きく揺らした。空が一気に近くなるような感覚。
そして途中で止まって、今度は空が遠ざかる。落ちていくように……。
”あれ?”
『昔の僕』と、僕の声がまたしてもかぶった。
加瀬さんが、消えている。なにが起きたんだ?
立った一度空を見ただけ。ほんの数秒間の間。
その間に加瀬さんは……?
”沙耶ちゃん? どこにいったの?”
ブランコから飛び降りて『昔の僕』が言う。
再びあたりをぐるぐる見回す。しかし、見当たらない。
突如寒気が僕を襲った。
実際『昔の僕』の感覚だろうが、僕自身それを感じ取った。
くる……。
”ついておいで”
あたりが真っ暗になった。
120名無し物書き@推敲中?:2007/12/01(土) 20:49:27
小額5年生とア※ルセ×ースしたよ

出会いは公民館の英会話教室

純愛だけど年が年だからマムコは犯罪と思って
そちを開発してった

今でも週に二回は会う
車でする
121展開提案tea:2007/12/01(土) 21:57:08
ちょっと疲れた。
一応この先、『昔の僕』は神隠しにあう。
で、もちろんその記憶の中に入っている浩二は、それを見る。
神隠しにあってどうなるのか。どこに行くのか。など。
結局加瀬さんに抱く浩二の『愛』が、どうやって生まれたのか省いてしまった。
この先、神隠しにあった先でそれをつくれればいいけれど。
誰か続きを書いてくれるようであれば書いてくれ。
そうでなかったら、(時間は空くだろうが)書こうとは思う。
よろしく。
122リレーtea:2007/12/03(月) 05:16:04
周りの景色が見えるようになった時は、よく解らないところに連れて行かれるところだった。
『昔の僕』が歩いているのは、両脇に蝋燭が灯された一本道だ。決して真っ直ぐにのびている
訳じゃない。だけど、くねくねずっと曲がっている訳でもない。緩やかなカーブを描いて、そ
のあとしばらく真っ直ぐ歩いて、そしたらまたカーブが来てと言った具合だ。蝋燭に照らされ
た道には落ち葉がたくさんある。蝋燭の灯された奥には、深い森の中だろうか、多くの木がま
るで『昔の僕』を逃がさないかのように囲んでいる。
僕は一度ここを見たことがある。このときの記憶ではなく、最近。
……便所サンダルの夜だ。
目が覚めたとき、公園の穴の中にいた。あの時見たのは、この景色だ。
夢だと思っていたけど、加瀬さんからの手紙を手に握っていた。そして今起きているのは、過
去ではあるけど現実だ。公園で感じたのは、ひどい寒気。今『昔の僕』は神隠しにあっている
に違いない。
123リレーtea:2007/12/03(月) 05:27:38
そしたらあの夜、僕は便所サンダルに連れられて神隠しにあっていたのか? 夢なんかじゃなくて、
あれは現実だったのか? もしそうなら、帰る道はあるはずだ。実際僕はあの夜、公園の穴の中で目
が覚めた。
その時丁度良く、『昔の僕』は後ろを見た。自分が先に進んでいることに気づいて、戻ればいいじゃ
ないかと思ったんだろう。しかし後ろの道は、そう僕があの時見たのと同じようになくなっていた。
これではやはり戻れない。『昔の僕』はまた歩き出す。
あの夜、4、5歳の女の子がいたところにやっと辿り着いた。このときもまた誰かが立っている。と
ころが今回はよく知っている人が立っていた。
加瀬さん……。
手招きしている。小さな手で、『昔の僕』を向かい入れようとしている。この道の先は、何があるの
だろう。どうしてか解らないけど、加瀬さんの立っている向こう側は白くなっていて見ることができ
ない。『昔の僕』は、加瀬さんに気づいてないんだろう、そのまま歩いて通り過ぎようとする。
(ふざけるなよ。
加瀬さんをこのまま置いていくわけにはいかないんだ手を伸ばせ、手を。加瀬さんの手を掴んで、
一緒に中に引き入れろ)
動かせられない自分の体に、意味もなく命令してみる。もちろん体は動かない。
細い道で、加瀬さんのすぐ傍を通り過ぎる。自分の無力さを強く感じる。
124リレーtea:2007/12/03(月) 05:38:30
『昔の僕』が、白くなっている空間に足を踏み込む。
加瀬さん。
片腕を伸ばせ、『昔の僕』。
白くなっている空間の地面を踏んだ瞬間、『昔の僕』の目は、加瀬さんを捉えていた。そして、
右手が加瀬さんの小さな肩にのびる。強く手を握って、こっちに引きずり込んだ。転がり込むよ
うに空間の中に入った。
”沙耶ちゃん。大丈夫?”
”浩二くん。……ここどこ?”
”わからない。突然ついておいでって言う声が聞こえて、気づいたらあっちの道を歩いてた”
『昔の僕』は今通ってきた道があるだろう方を指差した。しかし、今その道は見えない。なくな
ってしまっているのだ。
”あっちの道?”
”そう、あっちに道があったんだ。沙耶ちゃんはそこに立ってた。覚えてないの?”
”……うん”
”う〜ん”
『昔の僕』は困ったような声を出した。僕も困っていた。加瀬さんは操られていたということな
のか。自分で意識せずに、あそこに立って手招きしていたんだから。操っていたとしたら、あの
男だろうな。ここの中では、その支配も聞かないのだろう。どうしてだかは解らないけど、とに
かく今『昔の僕』たちは自由のようだ。
”とにかく、ここを脱出しないとだね”
125リレーtea:2007/12/03(月) 05:50:26
「私も手伝おうか」
求めていた声が、背中から聞こえた。『昔の僕』と、加瀬さんは驚いて振り返る。始め焦点があってなくて、
顔が確認できなかった。次第にそのぼやけもなおって見た顔は、加瀬さんである。
「あれ? 加瀬さん?」
ん? 僕の声が出た。『昔の僕』の声ではなくて、僕の声が。
”浩二くんこの人誰? 加瀬さんって”
「あら。貴方の未来よ。沙耶ちゃん」
”どういうこと”
「俺も説明して欲しい」
僕も声を出す。『昔の僕』は相当困惑している。
「あら? 浩二くんも来ているの? 探さないでって言ったじゃない」
会ってそうそうに起こられた。実際僕の体はここにないけど……。
「まあいいわ。それじゃあ説明するわね。まず沙耶ちゃん。貴方は私であり、私は貴方よ。つまり、同人物。
たった一つ違うことは、生きている時代ね。貴方はこの私の5年前の私。解りにくいね。えっと、この世界、
いや、この神の世界は、時間は存在しないの。神は人間界で言うと、あまりに長い時間を生きるのよ。だから、
ここに時間は存在しない。私は最近ここに来たけれど、昔にきた貴方たちも、その時間での最近というか、5
年前のさっき来たばかりでしょう? この世界には、未来も過去もないのよ。だから、今私たち、加瀬沙耶美
は二人いるの」
126リレーtea:2007/12/03(月) 05:59:23
「何となく解ったけど、まだよく解らない。ちょっと整理させてよ」
僕は声を出す。『昔の僕』はまた焦っている。
「いいわ」
「神隠しをされてつく世界。ここはつまり神の世界ってことだよね」
「そう」
「この世界では、時間は存在しない。人間界での時間がないから、そこで言う過去未来はこの世界では混在する」
「あっているわ」
「だから今、加瀬さんはここに同時に存在するし、僕も『昔の僕』を通して話すことが出来る」
「そう言うこと。みんなも解った?」
僕は理解した。しかし、『昔の僕』は全く解っていないようだ。
”意味が分からない。どうして僕の口から、僕じゃない人の声が聞こえるの?”
「違う、それは浩二の声だ。違うのは時間。今喋っている浩二は、君の5年後の浩二」
僕はとりあえず、頭の悪い『昔の僕』に説明する。
”よくわかんないや”
はあ、ため息が出てきてしまう。なんて頭が悪いんだ。『昔の僕』のことを恨めしく思う。
”とりあえず。僕が二人いるってことだね? 未来の僕”
「まあそう言うこと。どういう訳か今の僕は、過去の僕の記憶に入り込んでしまっているんだ」
”やっぱりよく解んないや。だけどいいよ。とにかくここから脱出すればいいんだもんね”
「そうね」
加瀬さんが声を挟む。
「とにかくここからあなた方は、いや、浩二くんは出なきゃだめよ」
127リレーtea:2007/12/03(月) 06:10:03
「加瀬さんは?」
意味が分からない。加瀬さんはどうしてでなくていいのだろう。いや、どうしてでないのだろう。
まるでここにいなきゃいけないみたいじゃないか。
「私は、ここの者なのよ」
「へ」
”へ”
一つの口から二つの音が出てくる。実際は有り得ないけど、何だかそうなってしまった。ここでなら一人で二部合唱が出来そうだ。
「私はつまり、神なの」
「は?」
”は?”
突然神隠しにあった加瀬さん。歩き出す便所サンダル。有り得ない展開。信じられない出来事。
加瀬さんが……神?
意味解らない。今までずっと中学校にいたじゃないか。
「あれは、私が……人間界に行きたかったからよ」
僕は気づかぬ間に、声に出していたらしい。加瀬さんが少し顔を赤らめて答えた。
”ねぇ私は?”
幼い加瀬さんが声を出す。
”私も神なの”
「そうよ。だって同一人物でしょ? そして私が願えば、貴方はいなくなるわ。浩二くんが二人に
なったのは変えられないけど、私はここの住人だから、二人いる必要はないわ」
128展開提案tea:2007/12/03(月) 06:17:16
お〜い。『tea world』が爆発してしまったぞ……。
ごめんなさい。調子のって書きすぎた。
自分がやると、このまま終わってしまいそうで怖いんだが。
まさかこんな展開になるとは思わなかった。
もちろん自分で書いていたのだが、加瀬さんが神だなんて自分でも信じられない。
『驚き 桃の木 山椒の木』 
こんなことになるとは。
とんでもない展開だな。書いている自分自身どきどきしてしまったよ……。
……。
どうする? 書きすぎたよ?
はっ。 フォロー!
誰か『フォロー!』頼む。
もう自分はだめそうだ。
誰かフォロー……。
見捨てないでくれ……。
129リレーZ:2007/12/10(月) 19:27:25
「わからないことだらけだよ」
昔の僕はため息をついた。それは僕だって同じだ。
昔の僕は自分の意思で話せるし、体も動かすことが出来る。だけど僕は……。
「うわぁ、体が勝手に動く」
昔の僕の体を動かそうとおもったら、本当に動いた。僕はそこにある石をけったんだ。
僕は、心のなかで、”昔の僕”に誤る。すると
「いいよ、別に。だけど意味がわからないね」といった。心で思ったことは声にださなくてもは
昔の僕に伝わるようだった。
僕は、聞いた。
「どうして僕はここに導かれたの?」
加瀬さんはいう、
「あなたが望んだからよ。私の意志ではないわ」
「一緒に、もとの世界へもどろう」
加瀬さんはさびしげにいう。
「私がいるべき世界ではないの。ここが私のいるべき世界なのよ」
僕は必死で加瀬さんを説得する。なんとしてでもこのわからない世界という場所から
加瀬さんと一緒に抜け出したいと思った。
「一緒のクラスだったじゃないか。一緒にいた思いではあまりないけど、これから
沢山思い出とかつくろうよ。俺、似てると思ったんだ。加瀬さんともっと話したいよ」
加瀬さんは、笑いとも、哀しいともとれる表情でいった。
「私は神よ。思いでも、クラスだったという事実もつくりあげることができるの」
「どういうこと?」
「クラスメイトだったことも、現実であったかのようにつくりあげることができるということよ」
「どうしてそんなことしたんだよ。全部つくりあげたってことかよ」
加瀬さんは無言になった。同じクラスだったこと、一緒にはなした公園での出来事。それらが
つくりあげられたものであったのかと聞いたが、加瀬さんは困ったような表情をしたまま話さなかった。
「神に、なっちゃったの。自分で望んだわけじゃないわ」
加瀬さんは、寂しそうにいった。
130リレーZ:2007/12/10(月) 19:36:32
「神様って一人じゃないのよ。いい神様もいれば、悪い神様もいるの。神様は現実じゃない。
人間とは別の切り離された存在なの。理解してもらえないと思うけれど。人がなぜ存在するか
だなんて、説明できる人はいないでしょ?どんな科学者だって、生命のもとがなんだったのか
説明できないように、わたしにだって神がなぜ存在しているのかわからないもの」
僕は、連日のニュースが脳裏に浮かんだ。
「もしかして、人が神隠しに遭う事件に関わっているの?加瀬さんが人をさらっていっちゃうの?」
「違うわ、私じゃない。私はそれを阻止するために現れたの」
「なんだよ。何かしっているんだったら教えてくれよ」
加瀬さんは、口をつぐんだ。
「本当に、加瀬さんは存在しないの?同級生の加瀬さんじゃないの?」
「現実にいる人間か、そうではないかなんて、私も忘れてしまったわ」
加瀬さんは、深くため息をついた。
131リレーZ :2007/12/10(月) 19:58:37
「どうして、僕の前に現れたの」
加瀬さんは僕を見た。
「似ていたから。私に」
「それって、人間として?神として?」
加瀬さんは目を伏せながらいった。
「加瀬さんという人間はいたわ。それはつくったんじゃない。現実よ。
加瀬さんは気づかなかったようだけれど、私達はうまく共存していたの。
今の、あなた達みたいにね。でも突然消えてしまったの。私だけが残った。
つい、この間のできごとよ。私は加瀬さんの中でしか身動きがとれないの。
私は静かに存在し、そして加瀬さんを操っていた。
加瀬さんはのっとられていることに気づいていなかったと思うわ。素直な子だったのね。」

「今の僕達っていわれて、なんとなく意味がわかったー」
昔の僕はいう。
(ちょっと、相談しようよ)
昔の僕は、僕に心で伝えた。
(ああ、勝手に体をかりてごめんな)
僕は言う。
(いいよ。よくわかんないけど、普通じゃないことががおきてる)
(ああ)

僕は昔の僕と心の中で相談した。加瀬さんたちに気づかれないように。
132展開提案Z :2007/12/10(月) 20:01:01
あとはよろしく。
133リレーtea:2007/12/10(月) 20:43:25
(僕は加瀬さんを現実世界に連れて帰りたい)
(ぼくは、よくわからない。沙耶ちゃんとは仲がいいけど、
神様で、こっちにいなくちゃいけないならそれはそれでいいと思う)
「私はとにかく、神隠しをしている犯人を捜そうとして、ずっと人間界を彷徨っ
たの。もちろん加瀬さんの体を借りて。だけど犯人は……」
加瀬さんはまだ話をしている。突然どこかからか、ぺたぺた音が聞こえてきた。
(なら、どっちでもいいっていう意見でいい?)
(うん)
(それじゃあさ、)
僕はただ単純で、短い話を昔の僕とした。
(いいよ)
昔の僕は快く頷いてくれた。その途端、僕は小さな体を支配した。
「本当にずっと歩いていたわ。浩二くんが私、ううん、加瀬さんを見なかったの
はその所為」
僕は勢いよく加瀬さんに向かってスタートを切った。そして加瀬さんを小さな体
で抱きかかえる。柔道技の肩車のように背負い、さっき抜けてきた空間の境目を
目指した。
「浩二くん! なにをするつもり?」
134リレーtea:2007/12/10(月) 20:52:22
「決まってるだろ。ここから逃げるんだ」
後ろにいる加瀬さんに向かって叫んだ。神を連れ出そうとしているからなのか、
この空間全体から殺気を感じる。加瀬さんははじめもがいていたものの、今は既
に静かになっている。
「無理に決まっているじゃない。浩二くんだって、この殺気は感じるでしょ。そ
れに、空間の外に出れても、人間界と神界をつなぐ橋は渡れないわ」
「走って、ここに来る時に歩いた森、みたいな所のことか?」
「そうよ」
「へ。それなら問題ないよ」
僕は自信満々に答えた。
空間から抜け出そうとしたとき、殺気は一段と増した。そしてそれは、僕に向か
っていないように思えた。
「あぁっ」
突然軽くなった僕の背中。腕から弾かれるように加瀬さんは地面(らしきもの)
に落ちた。空間が僕をはじき出そうとしている。邪魔者を排除しようと……。
「加瀬さん!」
135リレーtea:2007/12/10(月) 21:04:33
後ろから迫ってくる空間。うっすらと向こう側が見えた。僕の来た道じゃない。
闇が覆っているようなその空間、おどろおどろしい雰囲気が伝わってくる。
急いで加瀬さんの手を掴んだ。加瀬さんの力は抜けている。さっきの衝撃で脳し
んとうでも起こしてしまったのだろうか。急がないと、闇の世界が来る。
地獄かな? 神界で悪さをした人間は、地獄へ堕ちるのかな?
完全に諦めた。加瀬さんをまた背負ったはいいけど、先に見える空間がこれじゃ
あ、もうどうにもならない。
僕は固く目をつぶった。今までと違う空気が僕を包んでいく。はるか深淵に落ち
ていくようだ。
薄ら寒い、変な空気だ。とりあえず、僕は神界の脱出には成功しなかったようだ。
まだ加瀬さんは背中にいる。でも、いくら神である加瀬さんでも、地獄から逃げ
出すことは出来ないだろう。
とぼとぼと加瀬さんを背負ったまま、あてもなく歩いてみた。何かがあるかもし
れないと本当に微かな希望を抱きながら。
ぺたぺた……。
小さな音。でも、きっと関係ないだろ……。どうせ地獄で受ける罰の……。
136リレーtea:2007/12/10(月) 21:10:40
ぺたぺた……ぺたぺた……!
違う! あれは地獄で受ける罰なんてものじゃない!
僕は思い出した。さっきこれをあてにしていたんだった。
少し離れた所の角を曲がると、便所サンダルが控えていた。
ぺたぺたぺたぺた。
まるで、早く着いて来いと言っているようだ。
「さあいこう。案内してくれ」
僕はすぐに元気が出てきた。
便所サンダルは一度足踏みをやめて、それから早速道を歩き出した。
先は何も見えないが、便所サンダルだけはわかるのだろう。とんとん
先を進んでいく。
ずっと歩いている気がする。何分経ったのだろうか。いや、もう何時
間も、何年もたっているかもしれない。よく解らない。神の世界で、
時間がないって言うのはこういう感じなのだろう。ただ僕は、ひたす
ら便所サンダルのあとに着いていった。
137リレーtea:2007/12/10(月) 21:17:27
突然白い光に包まれた。
あまりのまぶしさにどさっと膝をつくと痛みが走った。その衝撃で、加瀬さんを落
としてしまう。またどさっと音がなる。
「んんっ……」
加瀬さんが小さく唸った。
「加瀬さん? 大丈夫?」
「んん……」
また唸る。どうも埒があかなそうだ。僕はあたりを見回してみる。とはいえ、見
回すのが必要な程周りはひらけていない。目の前に、ぽっかり穴の空いた所がり、
そのほか周りは全部コンクリートで覆われている。
穴だ。
僕は帰ってきたんだ。
人間界に、加瀬さんを連れて帰ってきたんだ。
「加瀬さん。かえって来たよ。僕たち、人間界に帰って来れたんだ」
「んっ。あれ? 浩二くん。こんな所で何やっているの? というかここどこ?
帰ってきたって、どこから?」
138リレーtea:2007/12/10(月) 21:21:36
「え? 神界からに決まってるじゃん」
「カミカイ? それなに?」
「加瀬さん覚えてないの?」
「覚えてないも、全然知らないよ。それいつの話?」
「さっきまで」
「へ?」
僕はここになって、ようやく理解した。加瀬さんも帰ってきたんだ。
神の『加瀬さん』ではなくて、人間界の加瀬さんに。加瀬沙耶美に。
「まあいいや。今度話すことにするよ」
そう言えば僕の体も元に戻っている。ここは現実だ。『僕』から見た
現実だ。本当に帰ってきたんだ。
139展開提案tea:2007/12/10(月) 21:26:33
Z氏。どうもありがとう。
自分が書いてから一週間経つから、強行突破をして
しまおうかと思っていた所だったんだ。
助かった。

さて、結局書いたら強行突破に近いものになってしまった気がする。
うーん。終わりへ向かってまっしぐら。
『恋愛小説』と言うか『SF』に近いような気が
しないでもないものにしてしまった。
いいのかな。
ごめん。また投げやりだけど、もしよければ書いてくれないか。
自分が書くと、終わりそうだ。
終わってもいいかな……?
140展開提案Z:2007/12/10(月) 21:37:10
tea氏乙w筆早いね。
いいよ。終わらせちゃっても。書き続けても。どっちでもかまわない。
ラノベでもSFでもなんでもいいよ。
終わらせて他の書くんでもいいし。
しかし、他にも誰か書いてくれると助かるんだけど。
みんな、アリで忙しいのか。
141展開提案tea:2007/12/10(月) 22:14:01
出てきてくれてありがとう。
そうだよな。
みんなかいてないからね。
関係していたのは自分と
Z氏と、I氏と、絶倫氏と、名無し氏が幾人か。
そして、最近になると、ついに自分とZ氏のみ。
もっと他の人に書いて欲しいと、確かに思う。
だけど、ここまで長くなると、
あらすじを理解するのも大変になるからねぇ。
自分はアリにいったことが無いからわからないけど、
うーん……。
とりあえず、今日は自分もう降りさせてもらう。
今度進んでなかったら、終わらせる方向で書いてしまうね。
もしよかったら誰か書いてみないか?
142展開提案Z:2007/12/10(月) 22:19:48
名無しでいくつかかいたし、Z氏とI氏は俺。(振り間違えた)
実質三人程度だったりしてw

多分このスレ読まれてない。文章練習で続けていけばいいじゃね。
自由でいいと思うよ。
143絶倫太郎 ◆4GKS6mzWaE :2007/12/10(月) 22:43:34
話を最初からぜんぶ読み返すのが大変なのは同意だな。
あとは文体か。俺の文体だと浮くな。この小説の中では。発想も。
他のリレー小説のスレでは遊びで書いているがwww
144リレーtea:2007/12/14(金) 22:40:18
「あとなんて言わないで。今話してよ。気になるじゃない」
加瀬さんはすかさず言った。今までの『加瀬さん』だったら、ここまでつっこみはしない気がして、おかしな喜びを感じた。
「でももう遅いよ。外も本当に真っ暗だし。しかもここ寒いし」
「じゃあさ。浩二君家に連れってよ。ここからそんなに遠くないでしょ?」
「え? 家にくるの?」
僕は声を裏返して聞いた。緊張してしまったのか、加瀬さんの不意打ちに驚きすぎてしまったのか。
「なに? だめなの」
「い、嫌、そう言う訳じゃな……」
「よし、じゃ行こう」
言い終わらないうちに言われてしまった。しかも、加瀬さんはとても強気に思う。いつからこんなになっていたのだろう。僕の知っている加瀬さんは、恥ずかしがりやだったように思っているのだけど。
まあいいか。これから……! 加瀬さんが来る。
145リレーtea:2007/12/14(金) 22:47:19
穴から出ると、風が直に当たってきた。実際を服を通しているのだけど、それを突き破って冷たい空気が攻撃してくる。
「寒っ……」
そう呟く。何かを言っても寒さが和らぐなんてことはないのだけど、ついついね。なんて思っていたら、突然腕があったかくなった。加瀬さんの腕が、僕の腕に絡まっている。
「私も寒い……」
ちょっと? 加瀬さんなにをやっているのさ? あれ? え? ん? どうしよう? どうすればいい?
一瞬にして体中が暑くなった。もう寒くない。むしろ本当に暑い。顔がきっと真っ赤っかなんだろうけど、暗くて加瀬さんには見えていないだろう。今が夜だということにとりあえず感謝する。
僕はとても動揺しているのに、加瀬さんは何とも思っていないのだろうか。
「ねぇ、さっきの、カミカイが、どうのっていう話、してよ」
146リレーtea:2007/12/14(金) 23:02:31
と思ったが、緊張はしているらしい。声がうわずってる。だけど、きっと僕の方が
やばいだろう。声がうわずるとか、きっとそう言うレベルじゃない。それに顔は
さっきからにやけてしまっているし。本当に暗くて良かった。
「そう、だね」
もうだめだと思った。緊張しすぎて、まともに話せそうにない。
街灯は僕たちの行く先を照らしていた。車も人も見当たらない。今だけは、僕たち
のために光っているようなものだろう。二人の行く先を……。
「神隠しって、言うのは、知ってる、でしょ?」
「うん」
「最近、よくそう言うことが、あったって知ってる?」
「ううん、なんか、私ね、最近の、記憶がないの。あ、別にアルツハイマーとか
じゃ、ないからね……?」
「そりゃあわかるよ。じゃ始めるよ。ある日、加瀬さんは突然家の前に来て……」
僕はそれから長い話を始めた。途中、家に着いて中断したけど、ほとんどずっと僕
は喋っていた。加瀬さんは、静かに聞いていた。加瀬さんが家に来たときのこと。
加瀬さんに手紙を書いたのに、返事をくれなかったこと。加瀬さんが突然いなく
なってしまったときのこと……。
「ねぇ、浩二君」
「ん?」
話がそろそろ終わるだろう時、加瀬さんは突然僕の名を呼んだ。今までずっと静か
だったから、加瀬さんの声を久しぶりに聞いた気がした。
147リレーtea:2007/12/14(金) 23:09:19
「加瀬さんって呼ぶの、やめてよ」
「え?」
思わぬ所だった。
「前見たいに、『沙耶ちゃん』って呼んでよ」
僕がさっきその話をしたからかな。沙耶ちゃん、か。今の僕じゃ、恥ずかしくて言
えそうにない。でも、そう呼べたらいいな。
「あとさ、どうして私のためにそんなに苦労したの? 怖かったんでしょ?」
「そ、そりゃあ……」
理由は言えない。今は、まだ、心の準備が。加瀬さんのことが、いや、沙耶ちゃん
のことが、好きだからなんて……。
「ありがと」
「え?」
「私のために、がんばってくれたんでしょ? 私は今まで友達と言えるような人は
あまりいなかった。だから、人に何かやってもらえることなんてなかったの。だけ
ど、浩二君は違った。本当に、ありがと……」
148リレーtea:2007/12/14(金) 23:16:22
僕は、まだ何も言えなかった。なんて答えればいいのかわからなかった。
「大、好き、だよ……?」
「え?」
「大好き、だよ。私、浩二君のこと、大好きだよ」
僕、これ告白されてるのか? 告白されてる、んだよな。
「僕も、僕も大好きだよ。加瀬さんのこと」
「浩二……君」
加瀬さんの顔は、真っ赤だった。きっと僕の顔も真っ赤だろう。この真冬に、まさ かこんなに暑くなるとは思っていなかった。
「だから、あの、付き合って、くれないかな?」
まさかこんな展開になるとも思っていなかった。今、僕はなんて言ったんだ? い
や、なんて言ったかどうかは知ってるけど、どうして言ってしまったんだ?
「いやだ」
149リレーtea:2007/12/14(金) 23:22:46
……。
ふられ、た? 僕は今、振られた?
「だって、まだ加瀬さんって」
「あ、ごめん。沙耶ちゃん……」
僕は焦ってしまっていた。声が少し震えてる。何度か加瀬さん、じゃなくて沙耶ちゃんと呟いてみる。
「沙耶ちゃん、沙耶ちゃん、沙耶ちゃん、沙耶ちゃん……」
端から見たら、完全に変態だろうけど、何も考えられない。
「ふふふっ」
沙耶ちゃんが軽く笑った。その笑い声も、笑顔も好きだ。
「沙耶ちゃん。……僕と、付き合って下さい」
沙耶ちゃんは笑っていた。そして、僕の方に近寄ってきた。
右の頬に、少し冷えた柔らかい感触が、暖かい息とともに感じられた。
「いいよ。ううん。私も浩二君と付き合いたい。だから、よろしく」
150リレーtea:2007/12/14(金) 23:36:09
沙耶ちゃんは、まだ顔を赤らめていた。僕ももちろん赤いだろうけど。
「うん、こっちもよろしく」
いつかのあの時を思い出した。
『ねぇ、許嫁って知ってる?』
『イイナヅケ? それ何?』
『結婚する人を決めることなんだって』
『へえ』
『だから私、……浩二君の許嫁になる』
『じゃあ僕は、沙耶ちゃんの許嫁になるんだね』
『うん』
あの時の公園で、沙耶ちゃんは最高の笑顔をみせてくれた。今思えば許嫁の意味は
違うのだけど、でも何だか僕は嬉しかった。だけど、すぐあと、沙耶ちゃんはいな
くなってしまったんだ。でも今は、その笑顔が僕のすぐ近くにある。
「今日はもう帰るね。もう暗くなっちゃったし、明日学校だし」
「うん。それなら僕が家まで送っていくよ。歩きだけど。また神隠しにあって、会
えなくなったらいやだからさ」
「そうだ。まだ終わりの所聞いてなかった」
「そうそう、あのあとさ……」
外はさらに冷えていくようだったが、僕たちはもう寒さを感じなかった。心は春
だった。新たな芽が、小さな小さな新芽が、土を破って出てきた所だ。水をあげ
て、大事に育てていこうと、僕はそう心に強く誓った。
肩を寄せ合って、互いの温もりを感じる。
これから先も、ずっとこうしていけたらいいな。
151展開提案tea:2007/12/14(金) 23:49:33
もう自分としては展開も何もなくて、これで終わりでいいかなと思っているのだが……。
ああ、こんなんでいいのかな。
最後の方、何か薄いかもしれない。というか、とりあえず自分の書き込んだのはほとんど薄いのだろうけれど。
何かろくに読みかいしていないし、完全独自思想だし。……ごめん。
とりあえず、これで終わりにしたつもりで自分はいる。
何か不服だったら言ってくれ。とはいえ、もう自分は何も出来ない気がするが。
とりあえず、
読んでくれた人どうもありがとう。
(ところで、これを読んでいる人って、いるのか? 自分もいない気がする。文章練習で続けるのはいいかもしれない。
絶倫氏もわざわざありがとう。そうだよな。長いもんなこれ。ぜんたいで100くらいはあるのかな。
そして、主はいるのか? 見ているのか?)
152展開提案Z:2007/12/15(土) 01:34:33
ああ、いいさ。
最後のスパートは素晴らしかったw
最後はtea氏が決めてくれ。
俺は文句ない。誰も見てくれなくったっていいじゃないか。
知らない数人が、こうして共同で頑張ったんだ。

番外編として、加瀬さんと浩二君のエロティックなものを絶倫氏に
期待する。ちゃんとち●ことか、お●●●ことか伏字つかえよw
153展開提案tea:2007/12/19(水) 06:14:09
Z氏。ありがとう。そういってくれると嬉しい。
そうだよな。そういえば知らない人だもんな。
こういうのは何となく面白いと思う。というより不思議だ……。
自分も絶倫氏に期待しよう。
(もう、リレーにならないような気もするが、それは問題ないはず)
154スレ展開提案tea:2008/01/27(日) 23:27:08
とても今更な話だが、
短いのをつくってみたらどうかと思ってみた。
10くらいの、それならいくつか書けると思うのだけど、
どうだろう、
まあ、だれも見ていないだろうけれどさ。
さあて、これからしばらくやってみようと思う。
完成したらあげてみる。
155名無し物書き@推敲中?:2008/02/27(水) 22:27:03
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156名無し物書き@推敲中?
出版できるのか?