>>60 「とにかく書き上げる」ってのは大事なことだ。
はっきりいうが、「完全なプロット」なんて滅多にできないのだ。
いくらプロットを作っても
途中でミスが見つかったり、方向が間違ってたり、
方向がふたつあってどっちに進もうか迷ったりすることは日常茶飯事なのだ。
最初に立てたプロットは、書いている途中で、必ずといっていいほど
修正する必要がでてくる。
そういうときに、いちいち悩んで止まっていたら、
いつまでたっても完成しない。
そして、完成しない作品は、
「当然のことだが、どこへ出しても作品とは認められない。
友人に見せても「これ途中で終わってるじゃん」といわれて相手にされないだけ」
(註:こういうふうに書くと、やれカフカの「城」は未完じゃないかとか、
夏目漱石の「明暗」はどうなんだ?みたいなことを言ってくるやつがいる。
もちろん例外はある。ただ、カフカも漱石も100年前の小説だということを忘れないように。
100年前は、まだ小説技術が今みたいに進化してなかったから、
未完でも文学的意義があって、評価されている作品もあるのだ)。
プロットをきっちり作って、修正ができる人は、
何度も「書き上げた経験のある人」なのだ。
そういう人は、書き直したってかまわない。
でも、ある程度経験のある人は、
「ノリが大事だ」ってこともよく知ってるから、
最初から書き直すことはめったにしないと思うぜ。
書き上げてから修正におよんだほうが、効率がいいし、
成功する確率が高いからだ。
>>60は、書き上げた経験があるのかな?
書いた経験が豊富な感じは受けないんだけどね、文章を読んでいると。