889 :
名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 00:27:33
煽りと言ったところで、事実だろ?
リライトの
>>886 若々しい女性が、その中を、背中や
その中いらないんじゃね?何のために頬をなでさせて、照りつけてくるっていう
受け身使ってアップのカメラにしたのかと。
891 :
名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 00:29:46
たとえば886は元の文章に手を加えただけ。
元を作る力は負けてるだろ?
>>850 もちっといくと、半年前のカットバックね。
>「蘭瑛、庚蘭瑛はおるか」
> 艶かしい声が、石造りの建物に響き渡る。声と共に、飾り気はまったくなく、布を巻き
>つけたような質素な服を、それとは思わせないほど上品な着こなしと動作から、自然と
>気品を漂わせて歩く女人の姿があった。すらりと背が高く、一見優しそうだがどこか癖の
>ある独特の眼差し、三つ網のように一本に結っている長い黒髪が印象的だった。
> 女人の横には、青年と呼ぶにはまだ幼さの残る男性が付き従っている。男性は恵岸行者を
>通り名としている、托塔天王李靖の第二子、木咤である。木咤が付き従っている女人が、
>観世音菩薩である。
「声が」「声と共に」が重複しているので、若干時間戻った感じがするよね。
さらに、半年前に戻ってるんだから、セリフの主が誰なのかを早めに出さないと読者は
イライラするわけ。どうでもいい描写が続いて、さらに男の説明がはいって、
ようやく「観世音菩薩」が出てくる。こういうのはよくない。
視点の問題も絡むんだけど、語り手の神は「観世音菩薩」とか「木咤」とかわかってるん
だから、それを知らないふりをして、「女人」とか「男性」と書くのはよくない。
最初から「観世音菩薩の艶かしい声が響く」とかでいいはず。
さらに、場面が変ったんだから、そこがどういう建物なのか、描写が必要。
「石造りの建物」だけでは不足。
これだと、予選通過も厳しいと思う。
どこで、どんな人物が、何をやっているのか。それが読者に伝わる文章であれば、細かい表現とかは
そんなに重要じゃないんだ。実は。
893 :
名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 00:38:21
>>892 あんたの言ってる「石造りの建物」だけで済まさないところは、
細かい表現を必要としている考えだろ?
石造りの建物の説明がそれほど重要か?
石造りの建物で何をしているのか、何が起こるのかが重要なんだろ?
>>893 それを全部ひっくるめて描写すると言ってるんだと思うよ
895 :
名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 00:44:07
>>894 じゃぁ、細かい表現がいるってことだろ。
石造りの建物で十分じゃないのか?
石造りの建物の説明が詳しくなければ話が進まないのか?
大まかな言い方で問題ないところだと思うが?
>>889 一行レスじゃなくて、もっと具体的に頭を使って書こうや。
なんかこういう程度の低い自演みたいなのが湧くから、批評の批評は無意
味だってなめられるんだよなぁ……。
>>826、神視点や○○視点という用語を使うと混乱するなら、とにかくカメラを
置くと考えればいい。どこでもいいからカメラを置く。そしてカメラが見聞きした
ことしか書かない。想像禁止、「客観的に多くの人がそう思うだろう」みたいな
一般常識も、禁止。
↓ここからは、川辺にカメラを置いた場合。
川辺にカメラを置いたら、まず最初に目につくのは川辺という風景。大岩がご
ろごろしているならなおさら、人間より風景のほうが目につくはずだ。
次に、音。川の流れる音は聞こえないか? その次に女性の叫び声が混じっ
て聞こえるよな。川の音と女性の声は、どちらが大きい?
んで声のするほうを「見ると」、はじめて「背中や腰に荷物を背負っている人間」
が岩の間に見えるわけだ。
君はその人物がうら若い女性だと、どこを見て判断した?
あと、夏の川辺って意外と涼しいから、「湿気を含んだ暖かい風と、暑い日差し」
を案外感じないかもね。今からでも間に合うから、出かけて実感してくると良い。
別の場所、たとえば女性のすぐそばにカメラを置いた場合は、「人を探している
女性」のあとをカメラがついていくことになるわけだ。
岩の間を人捜ししている女性の後をついていったら、さあどんな景色が見える
だろう。
897 :
名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 00:45:40
たとえば、石造りの建物を、説明するとすればどう説明する?
石造りの建物を題材にして、なにかそれに説明を加えてみてよ。
もちろん、自分で創造した石造りの建物ね
>>895 だろうね。もっと他にも大まかな言い方でいいところだらけだけど。
>826
何か祭りになっていて楽しそうだな。
沢山のレスもついているので、やめとこうかと思ったけど、冒頭について少しだけ。
題名と人物の名前から中国らしいとの判断がつくが、冒頭の情景描写では一切そんな雰囲気が見えない。
中国と言っても相当広いし、場所によっては全く違ってしまう。
つまり、どういう世界なのか。ここはどこなのか、が想像ができないので、引き込まれない。
>見晴らしが良さそうな場所は、その言葉の通り、
>客観的に多くの人がそう思うだろう場所です。
漠然とした説明だけでは多くの人は具体的な「中国の見晴らしがよさそうな川辺」は簡単に思い浮かばないと思う。
せいぜいがカレンダーとかテレビで見る中国の風景だけだろう。
それすらろくに知らない人間には、全く解らないと断言しても良い。
それが読者側の想像力が貧困だと思うのなら、全くのお門違いで、何の知識もない人にたった数行でイメージを喚起させるような描写をしてこそ、優れた小説になるのだと思う。
作者の人は、どの程度風景のイメージを持って描写した?
書く当人が漠然としていては、読む方には伝わらないだろう。
景色や人物の風体をスケッチに描いてみてはどうか。
きっと禄でもない貧相な絵しか描けずに愕然とするのではないかと思う。
書かない部分で想像する必要がないと思うのなら、それまでだよ。
ぺらっぺらの薄い世界は、どんなに細かくしつこく書いても薄いまんまだ。
900 :
899:2007/09/07(金) 00:48:42
>湿気を含んだ暖かい風と、暑い日差しが
ぱっと見、人は今年の日本の猛暑を思い浮かぶと思う。この場所ではどうなのか? その場所の気候は? 中国独特の気候、季節は日本とはどう違う?
>川辺である。ゴツゴツとした大岩が連なっており
大岩ばかりの川岸か。ならばどのようにして移動しているのか。砂利があるのか、川は大河か。清流か濁っているのか。植物は?虫は? 日影はあるのか。
>今は過ごしやすい気候なのだが、今日はいつもとは違って格段に暑く
ということは秋?春?初夏? それとも日本の四季のイメージと違うのか? 何故暑いのか? 天気が良いからだけ?
と、情景に関してばかり書いたけれど、人物にしても同様。
何の前知識のない読者に、最初にでてきた2人のイメージを刻みつけなければならない。
「うら若い」「幼くも見え老いても見え」
これは人物描写を読んで、読者が感じるべき主観であって、作者があまり使わない方がよいのでは?
しかも言ってることが混乱しているので、で、結局どうなのよ、とこちらとしては思うだけ。
丁寧で解りやすい文章で具体的な風体や面相、持っている荷物の重さ、かさばりかた、ふと滲み出る女の性、流れる汗や、息づかいを感じさせて欲しい。
それから次に続くナレーションは1/4以下の量にした方がいい。
でないと読者がついていかない。
教科書読んでいるんじゃないんだから萎えるよ。
解説した方が楽なのでやりがちなんだが、これを物語の中で説明的でなく描写するのが力量の示しどころだろう。
できることならナレは一切出さない意気込みで書いていくつもりの方が良いと思う。
・・・と、自分が昔、人に注意され激しく凹んだことと同じことを書きました。
まだこちらも勉強中ではありますが。
情熱はありそうなので、もうちょっと人様の意見を謙虚に聞ければ成長すると思います。
頑張ってください。
901 :
名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 00:49:32
オレも石造りの建物に詳しい説明を求める理由がわからない。
必要無いだろう。そんなことに詳しかったら読むのがしんどい。
900げっと
>>893 >>895 これも視点と絡んでくる問題でね、
人物視点の場合は、その人物の知っているボキャブラリーで語ればいいんだけど
世界を知っている神視点の場合、語り手の神はその建物がどういう性質の建物なのか
知ってるんだから、○○の宮殿とか情報を開示する必要があるんだ。
そうでなくても場面が変った場合、どういう場所なのか描写は必要。
西洋の場合は、石造りの宮殿とか城とかでもある程度通じるけど、中国の場合、宮殿
なんかも木造が普通だからね。
石造りの建物といわれても、ちょっと想像がつかない。
とにかく、場所の描写ができないと予選通過も難しいよ。
904 :
名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 00:54:01
>>899 情景なんて大まかでいいと思うが?
読者はそんなところをきにしない。
一部のマニアだけだろ?気にするの
905 :
名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 00:57:32
>>903 石造りの建物にいる、それは創造する必要ないだろう。
そこが原っぱではないことがわかる程度で良さそうだ。
なぜそんなことをいちいち創造するんだ?読者は
そこで何をして、何が起こるのかが重要なんだろ? なんでいちいち建物の説明なんだよ。
つまらん小説になる
906 :
名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 00:58:40
>>903 しかも○○宮殿ってなんだ?
適当に作った宮殿の名前で読者はイメージが湧くのか?
ためしに、あんたが石造りの建物の描写の例を考えてみろよ。
>>901 石造りの建物にいると、自然と石造りの建物にいるときの目の配り方、
耳の澄まし方になるんだよ。作者だってちょろっと
「石造りの建物に『響き渡る』」なんて書いているじゃん。
そのときにさ、「歩く」「付き従う」なんて不用意に書くと、
「観世音菩薩と木咤はどこから歩いてきたのだろう?」とか思っちゃうわけよ。
観世音菩薩の一日を頭のなかでシミュレートして、観世音菩薩が現実に
することだけを書く。
そうすれば、たとえば石造りの建物の造形美について書かなくたって雰囲
気は出ると思うよ。
908 :
名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 01:02:03
結局お前ら、
石造りの建物の描写例を書けないなw
909 :
907:2007/09/07(金) 01:02:38
>>905 ちなみに>826は、「そこが原っぱではないことがわかる程度」すら描写で
きていないぞ。
>>904 そうともいえないぞ。
病院に長期入院していると外の景色に触れたいんだよ。
そのような方々にとって読書は情景がみえたり感じたりするんだよ。
大まかでいい部分と詳細に描写する部分の選択だと思うな。
>>905-906 君が情景描写をいらないと思うならそれでいいと思うよ。
どこかに応募してデビューすればいいわけで。
>適当に作った宮殿の名前で読者はイメージが湧くのか?
中国の宮殿といえばある程度イメージがわくと思うよ。
石造りではないけどね。
日本人なら○○城といえば、天守閣とか石垣とかそれなりにイメージが
思い浮かぶのと同じ。
>ためしに、あんたが石造りの建物の描写の例を考えてみろよ。
俺なら中国もので石造りの宮殿みたいな、不用意な場面設定はしない。
自分が描写できる範囲で場面を作るから。
913 :
名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 01:24:27
>>912 石造りの建物と言ったんだ。
誰も中国とは言ってない。
石造りの建物に描写がそれほど必要ないことに気づくから、
ためしにやってみろ、って言ってるんだよ。お前の勉強不足がよくわかるぞ。
なにも必要の無い描写をすることは無いんだ
>>904 >読者はそんなところをきにしない。
>一部のマニアだけだろ?気にするの
どういう読者を想定しているんだ?
仲間褒めのサイトで「面白かったよ〜」と言ってくれる読者か?
せめて編集者並みの眼力を持った読者を想定して書かなければ
クズ文章を垂れ流す自己満足で終わるだけだぜ。
>>913 建物の規模、柱の状態、照明の様子、窓の位置、通路なのかホールなのか。
いろいろあるだろ。
916 :
名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 01:57:28
>>915 それをためしに描写してみろよ。
なぜできない?
917 :
名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 01:58:51
>>914 アホか?
もっと広い一般の読者はそんなこと重要じゃないって考えるんだよ。
仲間褒めのサイトはお前の家だろ。
広い範囲で考えると、そんなところ重視しないんだよ
お前は客観が無さ過ぎる
>913
つ「題名・中国御伽草紙」
なんか面白いのがわいてるな。
短い文章で鮮やかにイメージさせられる力量がある人の言ならまだしもこれはまたw
石造りの建物に描写がそれほど必要ない、って言うのが凄い。
中国だとも言わないのか、ますますイメージ不能だな。
ちょっと「石造り 建築様式」とかでぐぐって、これに決まってるだろってのを指定してくれ。
他の町並みや世界観が描写されてれば想像で補えるがこれじゃ無理、
背景描写を必要としない小説ならそれでもいいけどこれスカスカなだけだし。
>>914 わざわざこのスレに来て、「この程度で十分だろ!」と力説するんだから、
内輪褒め用の同人仲間もいないんだと思うよ。
>>904の考える「読者」はどこを気にしていると思ってるのか聞いてみたくもあるが、
とんでもない地雷踏みそうな気もしてストレートに言えない俺。
つかまあ、脳内イメージが立ちすぎちゃって盲目化してるんだろうね。
なんでこの素晴らしさが分かんないんだよお前らおかしい!みたいな。
>>879 閉じこもっている男の子がギターを弾く描写ですかね。文面からはちょっと読み取りづらいです。
> 久し振りにモーリスギターのクリスティーヌを掻き鳴らす。
> ギブス、メロウ、あおぞら辺りの譜を見つつ。
ここだけ読むとギターに詳しくて上手い人にも見えますね。後で実力はわかりますが、あまり短い間隔で読み手の予想を裏切られても混乱してしまいますから、この辺で暗示していてもいいですね。
> 因みに今日は午後七時に起きた。今日の太陽を知っていない。
「知っていない」は「知っている」を無理に否定形にしたものですね。文章表現としてはそういう細かい所よりも、比喩や暗示を組み込んだり読みやすい文章を心がけた方が楽しく書けますよ。
921 :
名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 02:18:31
>>918 お前はアホか?
オレが言ってるのは「お前らに石造りの建物の描写例をしてみろ」ってことで、
中国にこだわれとは言ってない、って意味だろ。
それまでのオレのレスを見てみろ、自分で創造した石造りの建物、と言ってるだろ。
なぜそこまでアホなんだ?
922 :
名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 02:21:08
俺が言ってるのはお前らに「石〜」に訂正
>>919 では、お前がためしに描写例をどうぞ。
できないの? やってから言ってね。
そうでなきゃ仲間内以外は褒めてくれないよ?
923 :
名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 02:22:52
>>919 世界の中心で愛を叫ぶを買った読者の多くは、そんなこと気にしない。
お前は視野が狭すぎ。
>>922 >できないの? やってから言ってね。
この言葉そっくりそのままお前に返す。
>>921 「自分で創造した石造りの建物」
なんだ、盛大に釣られてたのかwww
>921
中国にモアイがあったら、何だと思うだろう?
ヨーロッパに鳥居があったら、書いた奴馬鹿じゃなかろうかと思うだろう??
「石造りの建物」が、何故そこにあるのか、そこの土壌の文化を意識せずとも考えないといかんだろう?
これが完全なファンタジーならともかく、題名に中国と入っているのなら、それっくらい考えろってことだよ。
927 :
名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 02:25:45
>>924 必要ないのに、重要だと言ってる奴らに、オレは「やってみろ」
と言ってるので、オレにそれを返しても無駄だ。
自分がやってから「な?こうしたほうがいいだろ?」と言ってみろってことだ。
お前はアホか
928 :
名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 02:27:13
>>925 アホか?
じぶんで「石造りの建物」が出てくる場面を作って、
その石造りの建物の描写例を書いてみろってことだ、何度も同じことを聞くって、
幼稚園児か?
929 :
名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 02:29:30
オレは、石造りの建物に説明は要らない、なぜならそれは話ではそれほど重要ではなく、
ただ、そこにあるのが気の建物ではなく、大まかに石の建物だと説明しておけばいい。
しかし、石の建物の描写が必要だと言い出す奴が現れた。
では、その場合、自分で状況を作り、石造りの建物の説明をしてみろ、
話の上で、それが必要ないことがわかる、と言っている。
だからためしに描写をやってみな。
日本語でおk
「アホ」をNGワード指定したら少しは見やすくなるかな?
人を罵倒せずに意見を言えんのか。
どうしてわかんないかなあ。
単純に「石造りの建物」を描写するだけじゃ意味ないんだよ。
それだけなら、あんたの言うとおり、全く必要ない。
「石造りの建物」で十分だよ。
こっちが言っているのは、
そこの舞台の、一つの重要なアイテムとして「石造りの建物」を出した訳だろう?作者は。
ならば具体的な映像「石造りの建物」を見せることによって、物語の世界のイメージを感じさせなければならない訳だ。
この話しだと、その建物の歴史とか荘厳さとか、何かわかんないけど神聖な何かとか、これから何か始まるぞっていうワクワク感とか。
印象を読者に持たせる。これが描写だよ。
単に細かく説明することと、全然違うんだよ。
933 :
名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 02:36:44
小説の書き出しですが、ぜひ酷評してください。
__________________________
日田矢交差点の地下には、四つの路線が走っている。
この辺り一帯を、たとえば有楽町マルヤマビルを誕生日ケーキの上飾りに譬え、
上空から鋭いナイフで真っ二つに切ったとすると、
スポンジ部分には地下鉄の駅や通路がまるで蟻の巣のように張り巡らされているに違いない。
地上のデコレーションが派手でも、中身がすかすかのケーキなど、あまりありがたいものではない。
改札を抜けて、清掃中の濡れた床に注意しながら日田矢公園出口ヘ向かった。
まっすぐに伸びる地下通路の天井は低く、歩けば歩くほど自分の身長が縮んでいくように思える。
途中、振り返ってみたが、一緒に電車を降りたはずの女の姿はそこになかった。
日田矢線の車内でちょっとしたハプニングが起こった。
しばらく霧ヶ関駅に停車していた電車が、説明のアナウンスも特にないまま空調を切り、
まったく動かなくなってしまったのだ。
場所が場所だけに何か異臭がしないかと辺りを嗅ぎ回りたくもなる。
どれくらい停まっていたのか、ぼくはドアに凭れたまま、
ガラス窓の向こうに見える東日本臓器移植ネットワークの広告をぼんやりと眺めていた。
広告には『死んでからも行き続けるものがあります。
それはあなたの意思です』と書かれてあった。
よほどぼんやりしていたのだと思う。
すでに五本木駅で電車を降りた先輩社員の立山さんが、まだ背後に立っていると錯覚していた。
934 :
名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 02:38:35
>>930 言うと思ったが、
オレは、のあとは一貫してその説明、
オレはのあとは、言っているまでが、『』の中と言ってもいい、
それがわからないから、読解力が無いんだよ、お前は
935 :
名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 02:40:16
>>932 石造りの建物は、重要なアイテムではないだろ?
ただその場の説明をしただけだろ?
なぜ勝手に重要なアイテムにしてるんだよ。
その建物の説明が、それだけ話に重要か?
>935
ところで、あんた、作者のひと?
937 :
名無し物書き@推敲中?:
>>936 いや違う。ただ、描写しなくていいところを、しろと言ってるのが気になった。