この三語で書け! 即興文ものスレ 第二十ニヶ条

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559名無し物書き@推敲中?
角を曲がるとさーっと気持ちいい風が吹いた。
ふと足を止めて小学校を見上げる。

―ふふ。そう言えばそんなこともあったっけ。

昔の失敗を懐かしく思い出し微笑む。
彼女は横髪を大人びた仕草で整えると歩き出した。
靴下の柄が左右で違っていることには気づいていない。
加奈子18才の春であった。

次は「茶碗」「排水溝」「グレーチング」