2 :
名無し物書き@推敲中?:2007/04/07(土) 01:23:40
にげーーーーーーっ
帰りの電車賃落とした…
4 :
名無し物書き@推敲中?:2007/04/07(土) 18:42:25
>>1 昼下がりの浜辺をひとり、男は剣を携え歩いていた。
空には晴れ澄んだ青が広がり、太陽が眩しく輝いている。
視界を阻む事無く延々と続く広大な海が、午後の日差しをうけて明るく煌いていた。
白い砂浜につけた足跡が、波の音にかき消される。
定期的に聴こえてくる穏やかな波音は、男の心を落ち着かせた。
(大丈夫、良くある事だ。誰にだって一度くらい……)
男の凛々しい表情は、やや疲れて見えた。
肩まで伸ばした自慢の金髪が乱れている事にも気づかず、男はぼんやりと前だけを見て歩き続けた。
装飾の施された派手な衣装が、三十半ばの裕福な貴族に相応した威厳と気品を彼に与えている。
「やっぱり一旦、城に戻ろうかな……」
呟いて、男は慌てて首を振った。
「いや、ダメだって! 絶対馬鹿にされる。笑われちゃうよ、召使の奴らとかに、笑われちゃうって!」
男は再びゆっくりと歩き出した。
剣なんて、幼少の頃に作法として習った程度の腕前だ。戦の経験も無ければ、人を斬った事も無い。
父の頃とは時代が違うのだ。決闘だなんて、馬鹿げている――。
それでも、父の命令は絶対であった。
男は剣を握り締めたまま、力なくため息を吐いた。
周囲の視線があった手前、勢いよく部屋に飾られてあった剣を持ち、勇ましく城を飛び出たものの――
男は城から数百メートルも行かないうちに激しい後悔の念に駆られていた。
冷静になり、今の状況をよく考えてみたのだ。
「やっぱり、このまま行けるわけない。かといって、今更のこのこ城に帰るのも……」
男は剣を浜辺に突き立てて、縋るように跪いた。
「なんで鞘持ってくるの忘れちゃったんだろ……」
(† orz)
5 :
名無し物書き@推敲中?:2007/04/07(土) 19:00:01
>>4 それは写真からインスピレーションを受けて短編を作っているだけだろw
画像を描写してるのとは違う
7 :
名無し物書き@推敲中?:2007/04/08(日) 00:04:25
1のお題より
浜辺に一つの影があった。それは男だった。もとは振るっていたであろう剣を砂地に突き刺し、それがまるで十字架のようだった。
真夏の昼とは思えない装束の男は、まるで主人を護りきれなかったかの様な表情で、海を見るでもなく地面を見つめていた。いや、何も見てはいないのかもしれない。
たたまれた両足に浸水されても、そこを動かない。
まるで自分の身が、彼の手の十字架によって束縛され、罪を償わせられているかのようだった。
6のお題より
終わりというものは、なぜむやみに美しいのだ。
見つめるだけで、皮膚の温度が上昇するかのような、赤。
店をたたみ始める声や、機械の停止ボタンを押す雰囲気が伝わる建築物が、影になる。
毎日やってくるこの時が、いつか本当に終わるものなのか。
赤い光源は線香花火のように自身を燃やし続ける。
いつ落ちる、いつ落ちる。
9のお題より
厨房の台の上、ホールケーキが輝いていた。
表面を覆う生クリームの上、通常苺が飾られるべき底面は、しかし平らのままである。
上から見れば、その意味がよくわかる。
紫を基調とした宇宙人のような風貌のキャラクターが、チョコや水あめを使って描かれているのだ。
そのキャラクターは、口を吊りあげ人を卑しいものとして見下すような笑みを浮かべた、通称・フリーザ。
そしてその面は、彼がささやいていることを、文字で表していた。
「祝って差し上げますよ!」
おそらくこの店は、このようにケーキにイラストを描くサービスをしていて、そこにフリーザが好きな子供が注文したのであろう。
どこかから拾ってきたような使い回しのコピーイラストが見本でも、
このようなセリフを付け加え、記念に写真に残されているのだ。
チョコを片手にかわるがわるイラストとケーキを見比べて懸命に作るパティシエの姿がきっと子供の目も映るだろうと、我輩は思った。
たとえていえば、下ネタお菓子といったところか。
子供たちが、身をくねらせたり、小躍りしながら
その洋菓子を手に取る様子が目に浮かぶ。
洋菓子をほうばりながらも、友達同士でうつむき加減ににやけた表情を盗み見て笑い転げるであろう。
その理由は心温まるような円形の洋菓子の表面に、背中が痒くなるような人物がペイントされているからである。
洋菓子の中心にペイントされている彼は、有名な物語のこれまた有名な悪役で、
傲慢を絵に描いたような、といえる人物であった。ただし話の展開上その物語の作者によって、
粗雑に扱われて無残な最期をとげさせられたちょっと恥ずかしい人物として子供たちに認識されているのだ。
そのちょっとむずがゆい人物が、心温まる洋菓子の表面に存在するという事実だけでもホクホクしてくるのに、
ある台詞が加えてペイントされているのだ。彼の横で踊る噴出しに描かれたその台詞とは
「祝って差し上げますよ」である。
笑いながらもつい、お前に言われたくないわと言い返してしまいそうである。
>>1 男は泣いていた。泣きながら掘っていた。
イソギンチャクとじゃれあっている間に無くした片一方のサンダルを探して。
サンダル無しで歩いて足が砂だらけになるのが堪らなく嫌なのだ。
>>6 目に赤い閃光が飛び込み、続いて爆音が轟いた。
あそこは徳光和夫の自宅のある方角である。
またか。巨人がデーゲームで敗れたのだ。
>>9 口元に不敵な笑を浮かべるフリーザ。
一体誰が何の目的で贈り付けて来た者なのか?
私の誕生日会に招いた客は四人。
犯 人 は 、 こ の 中 に い る !
13 :
名無し物書き@推敲中?:2007/04/10(火) 04:04:59
>>1 剣を砂浜に刺したまま動かない一人の男がいた。
なぜ動かないのかは、誰にもわからない。
日差しが彼をジリジリと照らす。しかし彼は動かない。
まるで、死んでいるかのように。
>>6 台風の力。それはすさまじく、時には大災害をもたらすこともある。
あれ、誰かが舞っている…。
あれは………徳光さんだ!
負けないで徳光さん!巨人はまだ終わってないよ!!1
>>9 バカな…!このサイヤ人の王子であるベ(ry
14 :
名無し物書き@推敲中?:2007/04/10(火) 05:30:43
「画像を描写するスレ」じゃなくて「画像からインスピレーションするスレ」になってるなw
画像を見ずにレスを先に読むと
>>9はさすがに
>>10の時点で絵が浮かんだけど
>>6の方は
>>8>>12-13読んでも、まったく想像できなかった。
徳光さん宅があんなことになってるとはw
15 :
名無し物書き@推敲中?:2007/04/10(火) 16:54:12
16 :
名無し物書き@推敲中?:2007/04/10(火) 17:29:09
沈下橋の上、赤い自転車をこぐ少女
背にはおもい黒いランドセル、彼女のこれからの人生航路を象徴するそれかも知れないですね。
彼女は川岸に何かを見つけました。今は滅びた日本かわうそかも知れないですね。足素敵。
サドルになりたい。川岸の藪から盗撮している私はついこういうけしからぬ感想を持ったりもしたのです。
少女は在りし日の広末涼子でしょうか?
17 :
名無し物書き@推敲中?:2007/04/10(火) 17:39:53
>>16 ちょwwwwwwwwwwww犯罪wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
18 :
名無し物書き@推敲中?:2007/04/10(火) 17:48:45
手すりのない橋の上には自転車をこぐ女子中学生の姿があった。ママチャリ。赤いフレームのママチャリ。
ショートカットの髪は、風になびかず、こぐ足はまだ脂肪もつかない処女の脚であった。
明るい五月の日差しの中でしかし、少女の背中のランドセルはくすんでいた。少女は岸辺に何かを見つけた。
>>15 土佐の暴れん坊娘こと志織は、
今日もクラスのいごっそうどもと喧嘩をして帰った。
男どもをぶっ飛ばしたボストンバッグを背に背負い、
颯爽と自転車を漕いで渡る沈下橋。
その下を流れる川に映る姿は傷一つ無い。
軟弱化した男たちなど一発だ。
嗚呼、俺もその足で蹴られたい・・・・・・
20 :
名無し物書き@推敲中?:2007/04/11(水) 01:47:14
画像から創作するスレに変わってるぞ。
貴様等先ずは読む勉強だ。
だってえ、只描写するより面白いんだもの
>>22 あっつぅーーーー。マジ暑いわ。
何もやる気起きん。だるう。
ん? お前何見てんねん。いてまうど。
24 :
名無し物書き@推敲中?:2007/04/12(木) 23:55:03
25 :
名無し物書き@推敲中?:2007/04/13(金) 02:34:53
このスレおもろいw
読んでから画像見るとすげー笑える
>>25 目が覚めて、呆然とした。
源氏を迎え撃つべく集まった平氏軍が、跡形も無く消えておるではないか。
見方の軍勢が、眠っておる間に皆消えてしまったのだ。
一体何があったのだろうか。
平家軍はもとより、対岸の源氏の兵もいない。一体何が?
目の前の富士川に沢山いた水鳥も一羽も居ない。
富士川は、水鳥が飛び立った跡で、濁り切っていた。
30 :
名無し物書き@推敲中?:2007/04/16(月) 23:24:28
うぬぬ、古いのから死んでいっている…
新画像プリーズ
31 :
名無し物書き@推敲中?:2007/04/17(火) 00:25:42
>>25 うわぁ。自分でビックリ。
溜まってたんだな、俺。
>>31 (3)
一瞥されたような気がした。風が吹いて少女の髪を散らす。
先ほどは気づかなかったが案外と長い髪だ。
切り結んでいるときにも邪魔にしている様子がなかったあたり、
よほどの手練かと思われた。
北国の生まれか、肌が透けるように白い。
黒い短いペチコートにもいやらしさはなく、
どこか物悲しいほどの線の細さが際立った。美しかった。
かわいい子だねw
>>31 (3)
パソコンのモニター上に映っているのは一人の少女の絵である。コスチュームの肩口の部分の紐で編上げた意匠が
むきだしにしている二の腕や顔、つまり少女の肌の部分には彩色が施されておらず、これは絵の背景も同様で、
その平べったい白色がコスチュームと髪に用いられた単純な黒色と寒々しい対照をなしているが
複数の生地を重ねて仕立てたものであろう衣装の一番上の薄い布が風にそよいで内側の生地と剥離し
光に透かされている部分や華奢なウェストから円錐形に膨らんだスカートの縁にあしらわれたレース編みの部分
だけは意識的に淡い色使いで描かれていて周囲で風に舞う薄紫色やくすんだピンク色の塵のようなものが
そのレース越しに仄かに透けて見えるさまなどにはある種の技巧も認められ絵全体としてそれとなく
水墨画めいた枯れた雰囲気を醸しているといえなくもない。豊かな黒髪の派手なたなびき方からみて
少女はいま相当な強風に身をさらしているはずだが不可解なほど落ち着きはらって微笑さえ浮かべた
その表情から苦難の影は読み取れない。むしろいまとは比べようもないほどの苦難、あるいは危機が
ついいましがた過ぎ去ったばかりであるといった風情である。左手に収められた剣がその暗喩になっている。
>>25 一面の白。夏の景色が想像できないほどに冬に染まりきった風景。降り注ぐような樹氷の下、防寒具にほぼ全身を包んだ男が凍りついた池に釣り糸を垂らしていた。
驚かせないようにするためか、青年は足音を少し大袈裟に鳴らしつつ歩み寄った。
「釣れますか? 」
「釣れないね。今まで釣れなかったし、これから釣れる事もないだろう」
男は防寒具に埋もれて、少しくぐもった声で言った。
青年はまた問い掛けた。
「この辺りに集落は? 」
「ないね。ここに来るまでに無かっただろう?これからも無いよ」
「ありがとうございます」
青年が歩き出す。直後、白く包まれた世界に、何かが弾ける音がひとつ響いた。
糸が切れたように倒れこんだ男の手には、撃鉄の起こされた、回転式の拳銃が握られていた。右手に同じものを持った青年は、左手で男の手から拳銃を拾い上げ、バッグに無造作に詰め込んだ。
男のものと思われるテントには、ばらばらになった人骨があった。人骨には少し肉が付いていて、寒さと乾燥で硬くなっていた。いくつかある頭蓋骨のうちの一つの眉間には、穴が空いている。青年はそれを少し目を細め眇めたあと、すぐに凍った魚に目を付けた。
青年は、テントの中から鍋とマッチを出し、薪を集めだした。薪を拾っている最中、青年はふと思いついたように、もう動かない男に向けて顔を上げ、3つめの問いを投げ掛けた。
「ちゃんと頼めば、魚を分けてくれましたか?」
言い終わると同時に、沈黙が戻ってきた。青年はそれを拒むように、
「分けないね。今まで分けなかったし、これから分けることもないだろう」
少し男の声色を真似た。それがおかしかったのか、青年は喉の奥で笑った。
>>31(2)
バクテリアンは自らの股間を掻き、その指をクリリンの顔に向けた。
凶悪な臭いがクリリンの嗅覚を襲う。
クリリンの意識は朦朧とし、気を失う寸前であった。
その時、悟空が閃いた。
「クリリン、お前には鼻が無いじゃないか!」
「そうかあ!!!」
…の顔。
>>31(1)
「さようなら、あなた」
美咲は泣き疲れて落ち窪んだ虚ろな目で棺に語り掛けた。
返事は、無い。
つい先日まで何度も抱き締めたその体も今は冷たく、固くなっている。
棺には、食欲旺盛な彼が大好きだった食べ物も入れたが、当然無反応である。
元気だった頃には、鼻をヒクヒクさせながらキッチンに入って来ては、
キッチンに向かう美咲に後ろから抱き付きいて鍋を覗いていた。
そんな愛しい仕草はもう望むべくも無い。
39 :
名無し物書き@推敲中?:2007/04/21(土) 17:58:56
43 :
名無し物書き@推敲中?:2007/08/21(火) 02:27:01
教室の側面に積み上げられた個人ロッカーに、女が格納されている。
深く折り曲げた腰をロッカーにしまい込み、納まり切らぬ上身と向かい合う具合の下身とを覗かせ、頭と腕と両足とをだらりと垂らしている。
三つの黒い頭は床を向き、こちらからは顔の造もわからない。肌の色は浅黒く、手足も骨張っており、髪は硬く太い。
いかにも垢抜けしない田舎の娘達といったところがこの構図の滑稽さを増している。
そしてその上
これはとある国の首都にあるマンションの写真である。
国土が異様に狭く且つ人口が異様に多いこの国は、人口密度が凄まじい。
外国人にウサギ小屋だと罵られようと、生活のため背に腹は変えられない。
46 :
名無し物書き@推敲中?:2007/08/22(水) 05:46:56
教室の側面の積み上げられたロッカーに女が格納されている。
折り曲げた腰を正方形のロッカーぐちに深く嵌め込み、頭や腕や足は納まり切らずにだらりと垂れている。
三つの頭は床を向いており、正面からは表情はおろか顔の造もわからない。肌の色は浅黒く、手足は骨張っており、黒い髪は硬く太い。
そこから、いかにも垢抜けしない田舎の娘といった印象を受ける。
ほうら、読みやすくなつたろう
沖縄で2月に起きた米兵による女子中学生暴行事件で、被害者が告訴を取り下げた後、京都市内で
抗議行動を続ける大学生や沖縄出身者が怒りを強めている。「米兵について行った方も悪い」という
中傷がインターネット上で続いているからだ。「問うべきなのは被害者ではなく、沖縄に基地が集中
する現状だ」として京都沖縄県人会は、29日に市内で開く抗議集会への賛同を平和団体などに呼び
掛けている。
「つらい証言を強いられ、耐え切れなくなったんだと思う。仲良くなりたいという心理に付け込んだ
米兵の行為が批判されるべきなのに」。京都大大学院生の森亜紀子さん(27)=山科区=は告訴を
取り下げた女子中学生が「もう、そっとしておいてほしい」と話したと新聞で知り、ネット上の中傷に
あらためて憤りを感じた。
沖縄県石垣市出身の京都大3年上地耕司さん(24)=左京区=は「中傷が被害者を二重に傷つけ
た。被害者が悪いという人たちは、自分の住む場所で基地を受け入れたらどうか」と怒る。祖母は
事件のあった北谷(ちゃたん)町の出身。基地建設のため土地を接収されて石垣島への移住を
余儀なくされた。「土地を奪われて基地が造られ、事件が起きた。負の連鎖を断てないのがつらい」
京都沖縄県人会は、29日に沖縄から「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」を招いて開く
抗議集会に、市内を中心に約30団体の参加を目指している。大湾宗則会長(66)は「沖縄に基地が
集中する現状を黙認する人々にこそ責任がある。女子中学生は悪くないという当然のことを、しっかり
確認する場にしたい」と強調する。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008030900020&genre=C4&area=K10 http://www.kyoto-np.co.jp/static/2008/03/09/P2008030900020.jpg
C:\Documents and Settings\toyokazu\デスクトップ\index.html
50 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/14(月) 20:56:13
age
51 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/15(日) 13:04:48
age
需要ないなら落とせよw
53 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/05(金) 21:18:15
test
59 :
名無し物書き@推敲中?:
死んでいる
作ったまま放置しているから
どん底まで落ちるんだ