あなたの文章真面目に酷評しますPart45

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782酷評よろしく(1/6)
 暮七つ(午後五時)を過ぎた山道は、空が微かに薄暮の名残を残すのみで、真夜中と変わらず足元は暗い。
 お伊勢参りからの戻る旅路、油問屋の女房お蔦と供の手代助六の道中。
 箱根を越え下る傾斜もようやっと足場が楽になり、三島の宿までもうすぐの山道である。
 秋深く、落穂を踏みしめるガサガサと言う音が、細道にやけに大きく響いた。
 陽がまだあれば、山々の稜線を彩る紅葉はそれは美しく紅く萌え、お蔦の心をうったことであろう。
 しかしこの暗闇では紅葉どころか、小道の行く手さえ殆ど見えない。

 誰もいない山の中を、助六のさげた白提灯の微かな灯りが揺らめく。
 菅傘をかかえ橙に赤の格子柄の小袖を着たお蔦は、わずかな光を頼りに頼りない足元を踏みしめて歩く。

 まだ数え十八の嫁いできたばかりの小柄な娘は、供の四十をすぎた手代に頼るしかなかった。
 お伊勢に参りたいという蔦の願いに、旅の都合をつけられない大店の若旦那は、供に手代の助六を指名した。
 年がいっているとは言え、長身で屈強な体格、しかし猫背で痘痕だらけの助六なら、お蔦を守れるし心が通う

心配もないと踏んだのである。

 お蔦は、初めての伊勢に大層喜んだが、今は旦那の甚衛門がいる屋敷に一刻も早く戻りたいと思っていた。
 伊勢神社は新婚夫婦のお参りが多く、それを横目で見ていて寂しくなってしまったのである。
 助六は今夜は箱根にとどまることを進めたが、少々無理をしてでもと無理矢理道中を急ぎ来た。
 今日中に三島に入れば、明後日の早い刻に品川に到着できると思っていた。
 だがこの目算は完全に外れてしまった。
783酷評よろしく(2/6):2006/12/20(水) 03:09:59
 もう小半時(三十分)は歩かねばなりませんでしょうと、助六は言った。
 冷たい風が出てきて、お蔦の結い慣れない丸髷からこぼれた後れ毛をなぞった。
 何かの生き物であろうか、こわーん、こわーんと、枝がしなって打ち付けるような声が遠くに聞こえてくる。
 葉が落ち、枝のみが覆う木々の暗い影をくぐりながら、行く手に灯りは見えないかとお蔦は目を凝らす。
 侘び寂というより、何か化かすものがでてきそうな空気に取り囲まれ、お蔦は恐怖を覚えていた。
 草鞋に枯葉がまとわりつき、脚絆を濡らした。
 急ぎすぎて膝ががくがくと笑いはじめ、隠れた木の根や小石につまづいた。

「お方さま、あまり急ぎなさいますな。落ち葉に足をとられまするぞ」
 助六は白箱の粗末な提灯をかざしながら、蔦に声をかける。
「そうは申しましても、このように寂しいところでは、気がせきまする」
 蔦の息は乱れていた。咽喉が渇いて声が掠れた。
「もうすぐにござります。落ち着かれませ」
「もののけでも出なければ、よいのですが……」
 またしばらく二人は黙って道を急いだ。

 岩の間を抜け、見えない清流の音を横に立ちふさがる枝をはらいながら進む。
 やがて少し道巾が広がったかと思うと、三間(3m)ほどであろうか、眼下に灯りが数軒が見えてきた。宿場である。

「ああ、やっと見えました。よう安心です」
 お蔦はほっと吐息をついた。
 そう心底安堵した瞬間、何かが身体に圧し掛かってきて、お蔦はどうとその場に倒れてしまった。
 供の助六であった。
784酷評よろしく(3/6):2006/12/20(水) 03:11:31
「助六? どうなさいました。怪我でもしましたか」
 何があったのか判らないお蔦は、自分の腰に手をまわした助六の肩を揺すった。
「お方様、ここまで来ましたら安心でござりましょう。
 ここ四日間お方様のお供をいたしまして、後姿を見続けておりましたら、どうにも我慢がきかずこの鉄魔羅がおさまりませぬ。
 さあ、こんな好機はありませぬ。今こそ思いをとげましょう」

 先に女房に先立たれた助六には、急に見世に現れた若くていきのよいお蔦の肢体は目に毒であった。
 所詮問屋の女将と店子、立場もわきまえずと己を諌めてはいたが
今月今夜になり、こんな機会は二度と訪れぬだろうと、たがを外してしまったのだ。

 助六は驚くお蔦を羽交い絞めにすると、林の中へ無理矢理引きずり込む。
 お蔦は必死で抵抗したが、抵抗してもそこは小娘、大の男に叶うわけもない。
 軽々と抱えられ難なく連れていかれる。
「な、何をいいますか。おやめなさい。私はそんな気はまったくありませぬ」
「そんな気など、すぐに起こしてみせましょう」
 三間ほど藪をかきわけて杉の幹の横に開いた場所を見つけると、お蔦の身体をほうりだした。
 ばぶっと乾いた音がし、イチョウの葉が砕け舞い上がる。
 蔦は慌てて体勢をたてなおし、逃げる方向を探した。
 助六はにやにや笑いながら提灯に布を被せると、うろたえる蔦の身体にのしかかる。
 微かに見えた助六の崩れた相好に、お蔦は鳥肌を立てた。
 必死に身体をうったが何の効果もなく、簡単に仰向けにされ裾をまくられた。
785酷評よろしく(4/6):2006/12/20(水) 03:13:34
「あれ、おやめなさい。旦那さまに知れたらどうなると思うのです。あ、やめて、やめてえ」
 助六はお蔦の胸に腰をおろし身体を押さえ込むと、腰巻もはぐとお蔦の太ももを両脇で広げて抱え上げ顔を近づけた。
 身体を引きずり提灯がある方向へ、お蔦の股を向け、布の隙間から漏れる灯りに照らした。
「おお、お方さま、美しゅうござりまするなあ。メラメラと濡れ光っておりまするぞ」
 鼻息も荒く、助六は蔦のあらわになった尻を撫で回した。
「あ、あれ、お待ちなさい。苦しいです。くるし……。あっ、あっ、あああっ!」
 じゅるじゅる、べちゃべちゃと卑猥な水音が、股に埋めた助六の顔から響いた。
 観音さまを指で広げ、ひくつく目の前の突起を吸いあげ、歯を立てた。
「い、いやです。だれか、だれかぁ」
「このような夜道、どんなに声をあげても誰も通りませぬ。それにほら、もうお方さまの身体はすっかりその気でござりまする。ここで邪魔が入っては身体が夜鳴きましょうぞ」
 毎夜の若旦那に可愛がられていた、快感を覚えたて解発されつつあった蔦の身体は、ここ数日の禁欲も重なり心とは裏腹に助六の口技に反応してしまっている。
 恐怖で震えていたお蔦であったが、異常な状態と刺激で頭の中が霞み、目がとろんとしてくる。
 やがて頬は紅潮し、口からでるものは悲鳴でなく、あえぎ声になった。
 尻の筋肉が震え、助六の鼻の先の穴がぱくぱくと蠢く。
 助六は指を穴につっこんでかき回した。
 舌で豆への刺激を休まず続けると、すぐに穴は指をくわえ込み、きゅうと締めて旨そうに煽動する。
 ぐちゃぐちゃと中をかき回し、壁をすりあげる。
 一番奥のコリリとした部分に指先が触れた。
「ひゃっ、ひゃあっっ。す、すけろく、んん。んっ。そこは駄目、駄目です。あ、あうう」
「ここですか。ここが良いのですか」
 指を二本に増やして、そこを突付きまわす。
 じゅくじゅくと穴から愛液が溢れ出す。空気と摩擦で白くにごり、尻からたれて着物を汚した。
 目がらんらんと好色に輝き、助六は夢中で責めた。
786酷評よろしく(5/6):2006/12/20(水) 03:14:31
 助六の鼻息と、蔦の嬌声、股から漏れる水音、身体につぶされてカサカサとなる葉ずれの音が続く。
 助六は太ももを押さえた手を離すと蔦の身体の上に重なり、広げた内股の間で顔と両手を駆使して魔羅をいじりまくった。
 お蔦はもう何が何だかわからず、股を自ら広げ助六の顔に押し当てる。
 お蔦の目の前に助六の下肢があった。必死で助六の足にしがみつく。
 吐息が助六の股にかかる。
 助六はたまらず、手を股引にやると褌ごとぐいとずらし、はちきれそうになった亀首を開放した。
 それが蔦の眼前にぶるんと飛び出て、頬をうつ。
 旦那のそれより倍も巨大なそれを見てお蔦も興奮し、欲しくてたまらなく夢中でぱくりと口に含んだ。
「おおう、おおう。お方さま、お方さま」
「んっ、んっ、んっ。んぐぅ」
 お蔦は首を伸ばして奥にそれをくわえ込む。口全体で吸い上げながら舌の先で筋をなぞった。
 助六は予想外の責めにますます興奮し、目の前の魔羅の刺激を早めた。
 小陰茎と咥えてひっぱり吸い上げる。左の指は菊座をなぶった。
 穴の中の指を三本に増やし、それぞれ思うように曲げてかき回し、出し入れし摺り続ける。
 あまった親指で突起の皮をむいて圧迫した。
 お蔦の息が切迫してきた。
 あまりの快感に助六の亀首をぽろりと口からはずすと、反り返って叫んだ。
「ふわっ。駄目、だめ、だめです。もう、らめえ……っ! は、はやく、はやくぅ。すけろく、はやくう」
「はやく、なんでござりまするか」
「なぶらないでえ。はやく…ねええ」
 助六の指はとまらない。蔦が悲鳴にも似た声をあげる。
「らめ、らめです。気が、いきますう。はやく……、入れて、いれてえっ、すけりょくので、ついてえええっ!」
787酷評よろしく(6/6):2006/12/20(水) 04:17:39
 ニタリと顔をゆがめ、助六はやっとお蔦の身体を離した。
 向きを入れ替えて、蔦の口に吸い付くと涎を流し込みながら、褌をほどく。
「ん、んん。はっ、はあぅっ。んんんっ。は、やくっ。んんんっ」
 自由になった亀首でお蔦の入り口を何度もなぞる。
 お蔦は腰を振って迎えようと必死だが、あと少しのところで逃げられてしまう。
「はやくっ。入れてえ。いれてえ」
 泣き叫ぶお蔦に満足すると、助六はぬかるんでドロドロになったそこに、ぐいっと楔を打ち込んだ。
「ひゃああっ!!」
 お蔦の身体がふわりと浮いた。
「あっ、あぅぅっ、いい、いいの、良いわ。もっともっと。美味しいわ。おいしい、もっとおぉ」
 肩を基点に腰を浮かせ、激しく上下に動かす。
 助六は夢中でがんがんと突き上げた。
 ぶつかり合う腰から愛液がとびちって身体をぐしょぐしょにする。
 それはすっかり獣の交尾であった。
 鼻息もあらく言葉も失った生き物が快楽におぼれ腰をふりつづけていた。
「う、うおおおっ。んがあっ」
 汗と涎を撒き散らしながら、助六は叫んだ。
「ふ、ふわあっ。いく、いきまする。気が、ふわっ。いくうぅ。すけりょく、すけ…っ、いぐううぅぅっっっ!」
 突然蔦が一段と高く叫ぶと全身を震わせて痙攣した。
 同時に助六も唸り声をあげ、反り返った。
 十数秒間、二人は反り返ったまま全身をこわばらせた。
 その中で結合した観音魔羅と亀首だけが、体液と肉の中で互いに圧迫しあい、いつまでもひくついていた。

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エロ投下第二段。ホスト規制にひっかかった。
よろしくお願いします。