1 :
名無し物書き@推敲中?:
今年の初めくらいから小説書き始めたんだだが、どうしてもプロットでつまずく。
みんなの知恵借りたいので頼む。
簡単に説明すると……
・脇役Aが自分でも制御出来ない特殊な能力でそれなりに能力の高い殺人鬼を具現化
・脇役Aが殺人鬼に殺されて主人公他一名が狙われる。
・殺人鬼をどうにか殺すor消してEDに辿り着くのが目的。
・消すまでの期限は数日に纏めたい。
・主人公特殊な能力特に無し(案によって付加ありで)
・取り敢えず目標は厨っぽくない小説
要は綺麗に殺人鬼を消したい、と
設定の段階で厨っぽいけど目瞑ってくれい
宜しく頼む(;´Д`)
そういうのは自分の力でやらなきゃいかんだろ
とは言いつつちょっとだけ懸案事項をまとめてみた
1とりあえず脇役Aの能力がどんなものかの設定を考えなければいけない
それがどういうリクツで可能なのか、どんな性質や特徴のものなのか等
そしてそれを決めることによって主人公が危機を乗り越える方法を導き出す
2主人公がどのようにして脇役Aの能力の詳細や死の顛末を知っていくのかの道筋、
なぜ殺人鬼は主人公を執拗に狙うのかという理由・動機が必要である
3主人公を手助けする仲間はいるか、それはどういう人物・団体でなぜ助けてくれるのか
また1や2を知るため・一時的な危機を乗り切るため・事件解決のための
情報や小道具やきっかけ、それをもたらす人物なり出来事なり能力は何か
上記のことが固まればおおよその基本的な筋立ては見えて来るんじゃないかな?
あとは数日以内に解決しなきゃいけない理由等の設定を作り足すなり、
主題やラストに教訓とかダークなオチとか付けるなり好きにしてくれ
細かい理由付けや設定は、「どうして?」と自問を重ねていけば自然と埋まる。
大事なのは話の流れ。
「なにが起きるのか」、だ。
1.脇役Aが殺人鬼Bを具現化。
2.殺人鬼Bの制御が効かず、脇役A死亡。
3.殺人鬼B、主人公を狙う。
ここまでで主要な登場人物は三人。
脇役Aと殺人鬼Bとの間になんからの葛藤があり、主導権争いが生じる、というのが物語の発端になっている。
ならば、脇役Aと主人公とを一人にまとめてしまえば、主人公と殺人鬼Bとの争いに収斂できる。
主人公はいわば脇役Aの代理として殺人鬼Bと争うことになるのだから、同一人物にしちゃってもかまわない。
大筋を決めてから、脇役Aと主人公とを再び切り離しても問題ないはずだ。
で。
殺人鬼Bを生み出した脇役Aは、殺人鬼Bに対しての責任または主導権争いから殺人鬼Bと対立する。
この時点で生き残るのはどちらか、または両方とも消滅という制限をかけることができる。
つまり、この制限の範囲で物語りをまとめればいい。
1.脇役Aから殺人鬼Bが分離。
2.脇役Aと殺人鬼Bが対立。
3.脇役Aが殺人鬼Bに押されてピンチ。
4.脇役A、逆転して殺人鬼Bを消去。
これが大枠になる。起承転結。
あとは、
1.どうして脇役Aから殺人鬼Bが分離したのか。
2.どうして脇役Aは殺人鬼Bを放置できないのか。
3.どうして脇役Aは殺人鬼Bにかなわないのか。
4.どうして脇役Aは殺人鬼Bを倒すことができるのか。
その理由付けをすれば、プロットの少なくとも叩き台は完成しているはず。
6 :
5:2006/12/01(金) 16:50:06
追加。
大枠を決めずに理由付けをしていくと、余計な設定や登場人物が増えてしまう。
それが混乱のモトになる。話がまとまらなくなる。
だから、物語を語る上で必要のないことは考えなくていい。
少なくとも、プロットの段階では。
エピソードを練る段階で、妄想は爆発させよう。
7 :
1:2006/12/01(金) 22:16:49
みんなレスありがとう。
>>2見てちょっと諦めかけてたわ(;´Д`)
いやごもっともな意見なんだけども。
一応細かい設定言っててもいいかな?
脇役Aの能力は一定のベクトル方向の感情を具現化。
この場合恐怖心を具現化って設定。
ある日この脇役Aはネットで都市伝説の「赤い部屋」を見たのがきっかけ。
赤い部屋の注訳としては、実際にある都市伝説の一つでタクシーの運ちゃんが人気の無い道で女の客を拾って
これまた人気の無い所で降ろしてくれと言われた。
自殺かと心配になって後を追ってみると家があってほっとするのだが、好奇心からその家の鍵穴を覗く。
そうすると部屋中赤一色で気味が悪くなった男はその場から逃走。
帰り道の居酒屋でその女の話しを聞くと女は目が先天的に悪いらしく常に赤い瞳をしているという。
つまり、男が赤い部屋だと思って覗いたドア一枚の先には鍵穴からこちらをじぃっと見つめる女が居たって話し。
とまぁ、こんな話しをネトで読んだ脇役A子さんは無駄に感化されて通学路の小屋を
「もしかして」と言う理由で運ちゃんと同じ体験をする。
殺人鬼B=赤い部屋の住人なわけです。
それを脇役Aの友人であるヒロインCに話したところ実際に見に行ってみようと言う話しになり、
主人公・ヒロインC+D・脇役Aで見に行き、主人公・ヒロインCが実際に目撃。
この時点で脇役Aだけが住人のターゲットだったのだけれど、追加二人。
後日脇役Aが殺害され、主人公とヒロインCも狙われている?
と繋がって行くのが基本設定。
脇役Aの能力は恐怖具現。本人に自覚は無し。制御不可能なのでトリガー型誘発能力。
一度具現したものは消えない。具現したものは世の理に沿うものでは無く、
あくまで脇役Aの想像・空想から飛来する。
この場合赤い部屋の情報を調べていくうちに見たら殺される的な要因を加わったために住人に殺害される。
そのルールに則って主人公ヒロインCが狙われる。
俺としてはこの住人をなんとか退けたいのだが良い案が浮かばないと。
綺麗に終わらせるなら真相解明>ロジック否定>住人立ち消え
と繋げたい所だけど、どうにもイマイチ上手くいかない。
そんな訳でみんなの知恵をお借りしたいと思った次第。
8 :
1:2006/12/01(金) 22:18:44
以下レス
>>2 もっともな話し、自分の力不足な為気が向いたらレスくれると助かる。
>>3 1,2は凡そ固まっているが3は手付かず、というより現段階では居ない感じ。
>>4 マジレスthx 俺も面白くしてーわorz
>>5-6 長文感謝 その発想は無かった。というか、読んでなるほど! すげぇ!! っておもた。とはいえ、この設定で行きたいので見送りしたいかな、と。
ともかく分かりやすくて本気で参考になるレスだった。感謝!
9 :
5:2006/12/01(金) 23:46:00
つまり、脇役Aの想像力が豊であるほど、住人はおそろしい存在として具現化している、と。
ヒロインCは脇役Aの想像力に苦しめられるわけだな。
なら、
脇役Aが、赤い部屋の住人の弱点を想像していれば、いいわけだ。
脇役Aが赤い部屋の住人という都市伝説を具体化していった過程を、ヒロインCが辿ればいい。
脇役Aはネットで無駄に感化され、同じ話をいろいろ調べまくった、と。
で、具現化するほどにのめり込んだ。
弱点は、
口裂け女がべっこう飴に弱いとか。その類の、くだらないバカげたことでいい。
誰かの冗談の書き込みで十分。
脇役Aの意識に、住人の弱点として刷り込まれてさえいれば、具現化した住人の要素してとりこまれていることになる。
その弱点で、ヒロインCが住人に対抗し、消滅させることが可能。
ロジックの否定ではなく、利用するという方向での解決方法だが。
都市伝説が実は現実のできごとだった、という形で住人にとっての本当の弱点を解決してやる、という方法もありだろう。
などと、長文で余計なお節介をしてみる。いま暇なんだもん。
10 :
名無し物書き@推敲中?:2006/12/01(金) 23:50:18
vipにでも逝けよ
お前は何がかきたいの?
恐怖?殺人鬼?
設定よむかぎり、
自分を自己投影した主人公がダラダラ戦って説教して終わりだろ?
…脇役が作り出した殺人鬼と主人公を何か関連付けたら?
後脇役の心中へ入るとかな。
で、変わりに学校イベントってのを考えてくれないか?
家庭教師、弁当、部活以外に思い付かんのだよ。ちなみにホラーなー。
生徒手帳見れ
年中行事、校則、部活、委員会、学校設備、一通り載ってる。
ヒントの山。
赤い部屋てさあ、恐怖よりもエロさを感じるよ? ピンサロみたいで
こういう話はどうだろう
脇役Aは一定のベクトル以上の感情を持つとそれが具現化されてしまう
その力は凄まじくて脇役Aが一定のベクトル以上の悪い感情を持つと世界が危ない
そもそもこの世界自体が昨日脇役Aに作られたものかもしれないくらいの力な訳
で、平凡な主人公の周りに宇宙人や未来人や超能力者が集まってきて、
みんなで脇役Aがこの世界に失望してしまわないよう終始ご機嫌を取るんだ
15 :
1:2006/12/02(土) 02:16:28
>>9 まぁ、やっぱそこら辺が落としどころだよね。
ちょっと考え過ぎてたかも。というか文章がホント分かりやすいなぁ。
流石物書きさん。文章の整理ウマー
取り敢えずこの方向で進めてみますわ。
長文激しく感謝
>>10 ま、ヌルー
>>11 迷ったんだがね。
そのネタも考えてみるわ。何だかんだでレス返してくれるのに惚れたwww
こっちも学校イベント考える。
・学園祭、文化祭、プール、調理実習、演劇鑑賞会、甲子園出場応援
・卒業入学、転校、イジメ、肝試し、合宿、
きたねー羅列でスマソ。俺もこんなんしか思いつかなかったわorz
>>13 赤い扉でぐぐるとエロスの香り漂うサイトあるz
16 :
1:2006/12/02(土) 02:20:19
>>14 なるほど! それは良いアイデアってバーローwww
17 :
5:2006/12/02(土) 02:36:51
>>1 あ、すまん。エラソーだった。
わしゃプロではありませんよ。
他人のプロットは客観的に見れるので、勉強させてもらってます。
18 :
名無し物書き@推敲中?:2006/12/02(土) 03:32:14
>>14 昔の少女マンガ家さんが、想像を具現化する主人公の胸ひとつで世界が滅びるか否かっつーSFを描いてたよ。宇宙人は出ないけどね。あれは緊迫感あって面白かった。
>>11 ホラーのどんなシーンで使うイベントなの?
>>生徒vs先生
お礼参り……
22 :
名無し物書き@推敲中?:2006/12/05(火) 06:53:18
>家庭教師、弁当、部活
>生徒vs先生
フラグの立った女生徒と教師っぽいな。
殺人鬼にオナニー覚えさせれば、
死ぬまでカキつづけるんじゃないか?
24 :
名無し物書き@推敲中?:2006/12/05(火) 17:58:58
俗説だ
猿に教えても死ぬまでやり続けることはない
俗説って怖いよな。
26 :
名無し物書き@推敲中?:2006/12/05(火) 18:12:39
こわいのは、風説だ
風説による風雪に堪える
語彙をメモしておけよ
流布って怖いよな。
殺人鬼に2ちゃん覚えさせれば、
死ぬまでカキコつづけるんじゃないか?
疑問なんだが、殺人鬼Bに脇役A子が殺されてしまった時点で殺人鬼Bの弱点無くなってしまうんでは?
>>1のプロットによると殺人鬼の話を聞いて感情(?)が昂ぶった時(この場合は恐怖)に殺人鬼が具現化されてしまうので、弱点云々の書き込みを見つけたとしてもその弱点を具現化出来る程良い方向へ昂ぶるとは思へない。
極端な話弱点の書き込み発見したらその時点で恐怖の感情消えて殺人鬼消滅とか。
初心者のマジレス
30 :
名無し物書き@推敲中?:2006/12/07(木) 16:23:17
>1
・脇役Aが自分でも制御出来ない特殊な能力でそれなりに能力の
高い殺人鬼を具現化
>>これがよく解らんな。
このAサンを2重人格に設定して、何らかのきっかけで優しいAから悪魔のBに
なってしまったと。そんで殺人をしまくる、と。
で、Aの友人である主人公がAを止めるために動く、
というのはどう?
わからんけど・
31 :
名無し物書き@推敲中?:2006/12/29(金) 09:21:49
あげ
脇役Aが死ぬ前でも間際にでも、ヒント出すしかないだろ。
33 :
名無し物書き@推敲中?:
プロットの意味もわからずに公募乙