深夜に来てしまった人が書き込むスレ【十四夜目】

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791名無し物書き@推敲中?
宣言 ―音楽を友としストーリーを足とし

 俺が小説を書こうと思ったのは三十過ぎてからだ。
それまでは、音楽をやっていた。
ギターを中学生で始め大学生の頃、世界は
アナログからデジタルの転換期を迎え一人でコンピューター相手に
すべての楽器を、コントロール出来るようになってからは
PCにうつし出せれる波形を眺めながら、黙々とコンピューターキーボードを
叩く日々が続いた。リターン。rec。リターン。

 時が流れ鏡の前に立つと、目の下のクマや衰えた皮膚
薄くなりつつある髪を見ながら、スポットライトを浴びる夢が
失われつつあることを漠然と考えていた。
いや、それでもモーニング娘。やスマップと同じ舞台に立つ道が
閉ざされつつあると言うだけで、音楽に容姿や髪型なんて
関係ないはずだ。それでもしかし…