1 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :
川端康成『雪国』 ★
文章もストーリーも何もかも駄目。読むだけ時間の無駄。
フランツ・カフカ『変身』 ★
作品も作者の名前もとても有名だから、初めて読んだときは、そのあまりのつまらなさに
すぐに失望して読むのをやめた。でもこれは難解な小説ではなく、実はギャグとして
書かれたというエピソードを聞いて先日読んでみると、最後まで読み通せた。
宮本輝 『泥の河・蛍川』 ★
泥の河は冒頭、かなり悲惨な描写があって、そこは凄いと思った。
蛍川は最後がわかりにくい。(一説によればキスした2人に蛍がたかってるらしいが)
なんにしても方言が臭い。
奥田英郎『空中ブランコ』 ☆
筒井康隆のような爆笑系かと思ったら、癒し系だった。
義父のヅラの庭園のシーンが笑えた。
2 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/10/10(火) 21:54:15
綿矢りさ『蹴りたい背中』 ★
普通の作品。
町田康『くっすん大黒・河原のアパラ』 ☆☆☆
とにかく笑える。本当のオリジナリティというものを体感できる。
おかしな人間の珍道中って感じで味わいがある。
二葉亭四迷『平凡』 ★
冒頭が素晴らしい。上手い文章というものはこういう文章なのか、ということが学べる。
しかしあとは冗漫。
吉村萬壱『ハリガネムシ』 ☆☆☆☆
達者な文章に驚く。
とにかく言葉に破壊力があるし、ユーモアセンスも突き抜けてる。
これはまた面白そうなスレが。
4 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/10/10(火) 21:57:57
ヘミングウェイ『日はまた昇る』 ★
あまりのつまらなさに辟易する。ヘミングウェイの小説はすべて退屈。
高橋源一郎『さようなら、ギャングたち』 ★
ナンセンス。何でもありだなって気がしただけ。
サルトル『嘔吐』 ★
これも何でもありだなって気がしただけ。何の解釈もする気がしない。
サリンジャー『ライ麦畑でつかまえて』 ☆☆☆
とても可愛らしい文体で、主人公に愛着がわく。この叙情性こそが文学の本質。
ノーベル賞が与えられるべき作家。
5 :
罧原堤 ◆AFOWrff8aY :2006/10/10(火) 22:00:29
カフカの変身は大傑作だろ。読後がつんとくるだろあれは。
その感覚がないの? まあ読んだ時期が良かったけど僕は。20ぐらいのときに読んだからな。しかも真冬に読んだんで、すごく印象的だったな。
目標にしてる小説の一つだよ。今度送った奴もあのテイストに近づけてるんじゃないかって自負してただけに『変身』を評価しない人がいるとなると、
精神的にまいるものがあるな。
6 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/10/10(火) 22:05:03
佐藤友哉『子供たち怒る怒る怒る』 ☆
楳図かずおの『神の左手悪魔の右手』をそのままパクってたのには驚いた。オマージュか?
しかし掲載作品全てが独特で、説得力もあるし、文章もしっかりしていて面白い。
太宰治『人間失格』 ★
退屈な半自伝。
太宰治『津軽』 ★
退屈な旅行記。
開高健『パニック・巨人の玩具・裸の王様・流亡記』 ☆☆
とにかく緻密。文章も達者。ストーリーも確たるものがある。
しかしこれが彼の限界。それは彼自身、三島と、互いに小説家としては
二流であることを指摘しあったエピソードで承知。
7 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/10(火) 22:07:42
そこまで好みが偏ってるのもすごいなw
そんなに毎回毎回つまらないなら読まなきゃいいのに。
読書が向いてないとしか思えない。
8 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/10(火) 22:08:57
これも僕とは評価が違うな。
『人間失格』は斜陽には劣るけど、わりかし面白い。
太宰治『津軽』もたけとのシーンもいいし、太宰の人間性が出てて面白いよ。
太宰の中篇や短編を全部よんどかないと、その太宰の人間性は味わえないが。太宰という作家はトータルで見て凄いんじゃないかな。
9 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/10(火) 22:13:29
ヘッセはどうなんだい。
10 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/10/10(火) 22:18:33
ドストエフスキー『罪と罰』 ★
読書人生に取り込む必要は無い。
安部公房『砂の女』 ★
ファンが多い作家だが、そのファンたちはブランド熱に浮かされている。
作品自体が小説の枠を超えていない。飛びぬけたものが無い。
ゴールディング『蝿の王』 ☆☆☆
太陽と無人島と海と少年たちの描写が見事。
カミュ『異邦人』 ☆☆☆
これも『蝿の王』同様、熱を感じる。
葬式のシーンに著者のユーモアがこめられていることがわかる人間は少ないだろう。
まさかの死刑判決は愕然とする。
11 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/10(火) 22:19:44
>ドストエフスキー『罪と罰』 ★
>読書人生に取り込む必要は無い。
面白いギャグだな。
12 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/10(火) 22:25:59
>作品自体が小説の枠を超えていない
25年経ってなお枠を超えていないなんてのはもともと小説じゃないんだよ
13 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/10/10(火) 22:33:44
ゲーテ『若きウェルテルの悩み』 ★
退屈な青春小説。
トーマス・マン『ヴェニスに死す』 ☆☆☆
最初、あまりに意味不明な日本語が続くので翻訳者がよほどアホなのかと思った。
しかし何度か読み返すとやっと意味が通じた。翻訳者が悪いんじゃなくて
かなりの知性を要求する部分だった。
「タッジゥ」という音の響きがそのままタッジオ少年への官能に結びつくというところなど
人間の美に対する価値観や感覚の巧緻が際立っている。
E.ブロンテ『嵐が丘』 ☆☆☆
深い因縁の歴史の延長線上に、とても存在感がリアルな主人公が立っている
という構図が実に面白い。本を厚くすることは文学的に評価出来ることではないが
これは傑作文学。
筒井康隆『脱走と追跡のサンバ』 ★
完全な駄作。
ペンギンが何を読んで今に至るのかちょっとだけ興味があります
>ゲーテ『若きウェルテルの悩み』 ★
>退屈な青春小説。
傑作だよ
でもペンギンも結構読んでるな。
17 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/10(火) 22:41:16
ぎゃははは。ここまで己の文学への無知と理解能力の欠如を曝け出されるとかえって気持ちがいい。それにしてもここまで馬鹿っぷりを晒すとは奇特な人がいたものだ。その蛮勇を讃えたい。フツーはここまでバカにはなれない。
18 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/10/10(火) 22:41:32
阿部和重『グランド・フィナーレ・馬小屋の乙女・新宿ヨドバシカメラ・20世紀』 ★
駄作。
庄司薫『赤頭巾ちゃん気をつけて』 ★
この小説の名前は残る。しかし中身は残らない。期待はずれの一作。
主人公があの饒舌体で、世の中をあやうい手品と看破すところのみ卓抜している。
ハンター・S・トンプソン『アメリカンドリームの終焉』 ☆☆
アメリカのカウンタージェネレーションスタイルの最高峰。カッコイイ文章。
ソール・ベロー『この日をつかめ』 ★
普通。
19 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/10/10(火) 22:51:25
サローヤン『わが名はアラム』 ☆☆☆
飄然とした可愛らしい作風はサリンジャーに似ている。ノーベル賞に値する作家。
平山瑞穂『ラス・マンチャス通信』 ★
思わせぶりで内攻的。ほぼ全編にわたって文章が整っているのは確かな才能。
三島由紀夫『仮面の告白』 ★
インテリ気取りのダサくて手間をかけさせる煩瑣な文章に辟易。
江國香織『神様のボート』 ☆
いかにも現今の女作家らしい作りものめいた文章にまず冷めてしまう。
しかし、箱の中にしまうという主人公のポジとネガが混じった概念や
草子の独立により物語に大きな歪みが生じる展開などが凝っている。
20 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/10(火) 22:53:19
根拠を示してないから馬鹿と思われるリスクもなくなんでも好きなことが言える。独善的な決めつけですらない、単なる好き嫌いのレベルのことがすごくエラソーで権威があるように聞こえる。まるでどっかのでき損ないミステリー作家みたいだ。
このペンギンは、共創出版しようとしてた奴?
だったら、顛末を答えろ。
やめましたならそれでも良いし。
読んでいたらで良いが、
「百年の孤独」「ドグラマグラ」の寸評を頼む
22 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/10/10(火) 22:58:18
筒井康隆『残像に口紅を』 ★
使える言葉と、その言葉の文字が名前に入った物質が次々と消えていく。
凄いことやってると思うが、読んでみるとめんどくさいだけ。
伊坂幸太郎『魔王』 ★
人気作家らしいがひどくつまらなかった。
中村航『ぐるぐるまわるすべり台・月に吠える』 ☆
この作者は、文章に独自の雰囲気を持っている。
後者の作品では、派遣のかったるさがよく表現出来ている。
村上春樹『風の歌を聴け』 ☆
穏やかで優しい風合い。
僕は「重力の虹」、
「フィネガンズ・ウェイク」、
「失われたときを求めて」、
「宇宙英雄ペリー・ローダン」の評価が知りたいな。
24 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/10/10(火) 23:03:48
筒井康隆『霊長類、南へ』 ★
ところどころにとんでもない笑いが仕掛けられているが、それでも駄作は駄作。
夏目漱石『坊ちゃん』 ★
ただの小説。
ブコウスキー『ポストオフィス』 ☆
アメリカの無頼派小説。『町でいちばんの美女』は卑猥さが目に余るが、これは割と抑えられている。
藤沢周平『義民が駆ける』 ★
ただの歴史小説。
25 :
21:2006/10/10(火) 23:07:41
おいおい、一方通行なら、自分のサイトかなんかでやれや
百年の孤独、ドグラマグラを。
どちらも俺が圧倒された作品だ。
26 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/10/10(火) 23:09:31
笹生陽子『ぼくは悪党になりたい』 ★
単なるラノベ。
町田康『パンク侍、斬られて候』 ☆
読んでいて長いと感じさせる。しかし御頭に会うシーンを筆頭に、ところどころで爆笑させられてしまう。
タイトルと表紙が秀逸。
ドストエフスキー『地下室の手記』 ☆☆☆
孤独に逃げ込む男の顛末がとても合理的に描かれている。
大江健三郎『芽むしり 仔撃ち』 ★
特に優れた作品では無い。
27 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/10/10(火) 23:11:49
25
両方未読。
近近読書予定。
28 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/10/10(火) 23:18:50
アレックス・ロビラ『Good Luck』 ☆
ファンタジー形式の訓話としてよく出来ている。
オグ・マンディーノ『星のアカバール』 ★
これも訓話として悪くはないが、ややかったるい。
コクトー『恐るべき子供たち』 ★
悲劇は描けているが小説の才がまったく無い。
車谷長吉『赤目四十八瀧心中未遂』 ☆☆
前半から中盤までは圧倒的に面白い。しかし終盤、濡れ場が多くなってから途端に風格が落ちる。
29 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/10/10(火) 23:23:31
長島有『サイドカーに犬・猛スピードで母は』 ★
単なるラノベ。
小川洋子『博士の愛した数式』 ★
よく出来たつくりもの。
大江健三郎『われらの時代』 ★
特に優れた小説ではない。ただ、主人公たちが右翼の行進に遊び半分で参加する場面では
大江のパワーが発揮されている。
原口統三『二十歳のエチュード』 ★
根暗で何を言いたいのかわからない。結局何も伝えようとしていないのと同然。
薄い本が多いね。君とおんなじだ。
文学批評、大いに結構だが、
お前の上位五指でも教えてくれ。
順不同で構わん。また、五指でなくてもトップスリーでも良い。
叩いている物ばかりが目に付くんだが、お前が高く評価する物を。
糞スレあげんな。ハイかお前は?
33 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/10/10(火) 23:28:05
島田雅彦『優しいサヨクのための嬉遊曲・カプセルの中の桃太郎』 ★
少し笑えただけ。
古川日出男『ベルカ、吠えないのか』 ☆
たまに文章が雑になったり下品になったりする。
大いなる歴史が横たわっていて犬が縦横無尽に駆け回り、解説もあるので勉強になる。
何度も繰り返し読めば、だが。
松本清張『点と線』 ★
ただの推理小説の範囲。しかし締めが切なくて良い。
ルソー『孤独な散歩者の夢想』 ★
夢想はない。延々負け惜しみ。ただ作者の生い立ちも含めて読めば、希望が見出せるかもしれない。
こんなラインナップではとても1000まで持たないと思いますが。
35 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/10/10(火) 23:31:25
石田衣良『池袋ウェストゲートパーク』 ☆
良くも悪くもいかにもエンタメ的なストーリーと文章の上手さ。
素材の詰め込み方が上手い。
ジェイムズ・エルロイ『L.A.コンフィデンシャル 上・下』 ★
膨大な文章量と、つまらなさで血管が切れるかと思った。
筒井康隆『富豪刑事』 ★
単なる推理小説の範囲。
永山則夫『無知の涙』 ☆☆☆
天才。500ページの大半を占める哲学問答は酷いが、日本文学史上屈指の
才能によって紡がれる物語や詩が素晴らしすぎる。
かなりどうでもいい本ばかり
ペンギンさんってもうすぐ自殺しそうだね。
38 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/10/10(火) 23:38:35
筒井康隆『笑うな』 ★
一切笑えない。
モブ・ノリオ『介護入門』 ☆☆
本物の文才の持ち主。センスある。斬新な文体が拝める数少ない小説の一つ。何箇所かで爆笑出来る。
たまに熱が高まり過ぎるところがあるのが欠点。文章が少し川井俊夫(*セミプロの天才作家)に似ている。
文章のほかに、確かなテーマ(メッセージ)がこめられているというところが良い。
絲山秋子『海の仙人』 ★
いかにも現今の女作家が書きそうなものを何とか払拭しようとしている小説に対する真摯さと
読者への配慮は好感がもてる。
村上龍『限りなく透明に近いブルー』 ★
村上龍はまったく文才が無い。だからストーリー以前にとても読めたものじゃない。
39 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/10(火) 23:40:50
自分の感想=本当 という思い込みが異常。
ペンギンはやく死ね。
ペンギン死ね。
42 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/10/10(火) 23:42:52
スタンダール『赤と黒』 ★
長すぎる。ストーリーよりも、当時のフランスの雰囲気がわかるということの
ほうが価値を感じる。
中島らも『今夜、すべてのバーで』 ☆☆
幻想的な文章がとても上手い。ついでに教訓つき。
夏目漱石『三四郎』 ★
単なる小説。
夏目漱石『それから』 ★
単なる小説。
ペンギンとりあえず死ね。
ペンギン死ね。
ペンギン自殺しろ。
ペンギン首吊って死ねばいいのに。
ペンギンとりあえず死んで。
48 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/10/10(火) 23:48:21
夏目漱石『門』 ★
よく『三四郎』『それから』と合わせて三部作なんて呼ばれるが、読めばまったくの別物。
三作とも最後は綺麗にしめているのだから、それまでのダラダラとしたどうでもいい文章を
片付けていたら本当の名作になりえた。
中原昌也『あらゆる場所に花束が……』 ★
つまらない以外に特に感想なし。
ロートレアモン伯爵 藤井寛訳『マルドロールの歌』 ★
つまらない以外に特に感想なし。
ウィリアム・バロウズ『裸のランチ』 ★
有名無実の最たる例。
ペンギンくたばれ。
死ねペンギン
ペンギン死んじまえ。
死ねペンギン
53 :
園児 ◆gKCGnbBUZc :2006/10/10(火) 23:56:46
いやあ、読んでるねー。
ペンギンさんが先程やっと自殺しました。さようならペンギンさん。
漱石は押しなべて低調か。
これって、ただの好みの話かよ。
行間読んでる?
志賀は出ていないか?
評価分かれるがね。
57 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/11(水) 02:56:02
このスレッド文学板で叩かれまくってたやつだろ。あっちまだのこってるじゃん。ちゃんと消化してこいよ。
あと文学界新人賞取りますスレも埋めててこいよまったく恥ずかしいやつだな。
58 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/11(水) 03:37:53
701 :ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/10/10(火) 20:55:21
つかいい加減にしろって。
モブの『介護入門』はとんでもない傑作。
これで読むやつの言語センスがわかる。
一番わかりやすいのはどこで爆笑出来たか、だな。
これを個人の感性云々言うやつはもう一生文学の本質に触れられないまま死ぬと思え。
文藝賞の掲示板にいやがった、いかれてるわコイツ
モブ本人じゃないの?
60 :
玄米茶:2006/10/11(水) 17:46:01
いやでも彼はすごいと思うよ。俺にはそう思う。
ペンギンは結局自分と似たような人間や作品を評価してるだけだろ。
永山則夫とか『地下室の手記』とか。
『地下室の手記』なんてのは要はヒッキーの話だから。
62 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/11(水) 20:44:48
糞スレ見つけましたので
ちょっと絵の練習させてください。
_、_
( ,_ノ` )y━・~~~
おじゃましました。
ペンギンが勝手に評価をし、それに対してあれこれ文句をつける読者がいる。
まさしく小説の評価は人それぞれという証拠だな。
何が売れるのか全く予想出来ない今の時代の象徴だよ。
いい勉強になるわ
ペンギンと大方評価が同じ俺はどうしたらいいんだろう
>>64 64とかけて、「ペン虫」というコンビ作家にでもなれ
67 :
66:2006/10/11(水) 23:56:02
ちなみに、限りなく透明に近いブルーは個人的に面白かった。
なんとなくクリスタルはどうだい?
>>66 スレを作っても自分が叩かれるとすぐに逃亡するのがペンギンの作法。
それ故誰にも信頼されない。
70 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/19(木) 02:24:00
ペンギンのスペック。
重度の引きこもり。数年前から部屋の外に出たことがない。
中学から引きこもっており、学歴と呼べるものも存在しない。
外界との接点は2ちゃんのみ。
公務員試験てのもウソ。
自作自演の繰り返しであらゆるコテに粘着するのが唯一の楽しみ。
Hiと残飯の正体もこいつ。
71 :
気にするな書いただけだバカHi:2006/10/19(木) 14:52:17
このペンギンってなんなの? 基地外?
73 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/20(金) 03:14:05
新しいペンギン=ペンギン ◆od0qY8Ss/. よ,洩れは藻前の隠れファンだよ。
じつは以前に「ペンギン」というHNのバカが居て
そいつはもの凄いバカ度の奴で、正体は臭気まきちらす中年おばんだったんだ。
そのおばんは究極のバカのくせに偉ぶるバカで、文学板の住民全員からぶっ叩かれて
叩き潰されて泣いて逃げたんだよ。だから
その時の記憶の残る住民が元のバカペンギンと間違えて叩くかもしれんから気をつけろ。
しかしそれ以上に「元ペンギンのバカおばん」が嫉妬に狂って粘着叩きすると思われる。
大阪のおばちゃんのような愛嬌すら無いただの中年バカおばんだからさ、
名無しでしつこく粘着するバカがいたら
「ああ元ペンギンのバカおばんかw」と思って完全無視した方がベターだよ。
いわずもがな、だろうけどさ。ま、一応
だとさ
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1156937863/l50
74 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/20(金) 03:59:38
なんか、単純なものが好きっぽいな
哲学とか専攻してたら、趣味変わってたんだろうな
75 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/20(金) 04:13:31
エンタメ色ですぎだろ
エンタメ好きなら、エンタメ書けばいいじゃん
76 :
気にするな書いただけだバカHi:2006/10/20(金) 08:02:40
>>73 いい加減に自演コピペやめろって。あちこちに貼りまくってるじゃんか。そーゆーところもHi=ペンギンらしいけどな。
おもしろかった。
ペンギンまだー
78 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/21(土) 00:59:53
79 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/21(土) 01:42:33
>>78 語彙には感心するし、文章も上手い。ただやっぱり抽象的すぎる
第一章だけならまだしも、第二章で物語が始まってからさえ
具体的なものが見えてこないというのはどうかと思う
第一章での漠然とした自己紹介が今後拾われてゆくのだろうと思うが、
展開を焦らず、描写をしてゆっくり書いていくといいかな、と
素人が偉そうにすまん
まあさらっと流し読んだだけの感想だ
1章、3章、コーヒー吹く温度差に。顕著な劣化、気づく素人と苦笑う下読み。
小川洋子の選評が言う。「安心」。典型。
推敲不足?違うよ。1章の必然がちんぷんかんぷんワロタ。
81 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/21(土) 01:58:28
>>78気取りすぎの印象があるかな。たぶん今も昔も、こんな文章書くやついないだろ。
観念的技法を多用してたら、今の時代、絶対受からないよ。
まぁ、とにかく能力はありそう。
ストーリーは…なんともいえない。まぁそこらへんの奴等よりかは…だいぶマシと思う
82 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/23(月) 11:35:39
ネットで情報収集している合間に、あまり目立たない場所にある匿名の掲示板を覗いた。
無性に腹が立つところだ。どいつもこいつもバカばかりだった。
そいつらを全員叩き潰して、掲示板上に自分の王国を築くという野望をぼくは持っていた。
利用者の大半はペンネームを持つことに興味のない連中だったが、中には一己のキャラとして名前を持っている者もいた。
そいつらの肩書きは、自称事業家のオンナ、自称年収1500万の三十路オトコ、自称京大法学部の院生、等々。
曲者揃いだったが、彼らには肝心の知性が欠けていた。だからぼくの相手にはならなかった。
ぼくはそこで「蝿の王」と名乗り、無定見な自信家どもに悪魔のような力を炸裂させた。
http://ana.vis.ne.jp/ali/antho.cgi?action=article&key=20061010000042
83 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/23(月) 11:42:55
「変身」が面白くないだって!
つまりカフカが面白くないってことか。だー、なに言ってるんだ馬鹿。
とりあえずお前は「変身」を読んだ。読んで何が面白いか分からなかった。
そこまではいいさ。問題はその次だ。
なんで「変身」は面白くない、という結論に飛びつくんだよぉ!
84 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/23(月) 11:48:35
「変身」を読んで、なにが面白いのか理解できず、
なんか騙されたと思ったのなら、それをそのまま継続するのが
文学的振舞いというのもだ。
そして、ここには俺には理解できない何かがあるんだろうなー
という風に書いておくのだ。そうするとだな。
それを読んだ次の誰かが、おお、そんなものか、
それじゃ俺も一度、読んでみようかな、って思うだろ。
85 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/23(月) 11:55:33
こうやって文学は、つまり文学的な悪意は継承されていくものなのだ。
「変身」の面白さなど空集合で、いっこうにかまわない。
しかし、「変身」についての、すごく面白い考察は
すでにいーっぱい提出されていて、それを理解したいなんて思ったら、
やっぱり「変身」を読むしかないのだ。
おれは川端康成がちっとも面白いと思えない。
伊豆の踊り子や雪国の、どういふところに感動するのか、おしえてくりょ。
マジレスキボー
87 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/23(月) 12:55:26
しねばいいよ
88 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/11/01(水) 14:30:23
ガルシア・マルケス 訳 鼓直 『百年の孤独』 ★
長過ぎる。そしてこれは批判だけすることは出来ないが名前が紛らわしい。
ブランディア家だけじゃなく、登場人物すべてのメモが必須。
確認のために追記されている家系図はネタバレを含んでいるため見ることは
薦めない。時間の厚みを主題にしているものでは『嵐が丘』のほうを薦める。
ジョルジュ・バタイユ 訳 生田耕作 『眼球譚』 ★
ただ下品なだけ。
一部の小説がこういう世界を描いていることを知らない人間が読むと震えるのかもしれない。
ジャン・ジュネ 訳 朝吹三吉 『泥棒日記』 ★
サルトルのために書かれた論文のような小説。ほとんど暗号のような文章。しかも分厚い。
恒川光太郎『夜市、風の古道』 ★
夜市よりも風の古道のほうが濃密。
幻想的な情景とストーリーのアイディアの素養は認められる。
切り口甘くなってきてね
90 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/11/07(火) 21:28:30
91 :
名無し物書き@推敲中?:2006/11/07(火) 21:41:30
名作と言われるのは大方読んでらっしゃるのかな。
正直新鮮な評価ばっかりでびっくりした。
個人的には筒井の「48億の妄想」もレビューしてほしい
92 :
名無し物書き@推敲中?:2006/11/07(火) 21:53:37
結局は感度の違いだろ
自分の価値観を晒して何がしたい?
もしかして嫉妬かね?
93 :
名無し物書き@推敲中?:2006/11/07(火) 22:10:51
嫉妬なんだろうなwww
94 :
名無し物書き@推敲中?:2006/11/07(火) 22:29:01
>>86 ファンだがやっぱり、美しいなぁ、とか、妖しいなぁ、とか魅力を感じるね
あと、川端康成の視線っていうのはすごく優しいと思うんだ。本人の目は鷹のように鋭いがさw
95 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/11/08(水) 09:18:54
>91
いや、いま有名な作品を読了リストに加えているところだ。
聖書
カフカ『城』『審判』
ゲーテ『ファウスト』
ヘンリー・ミラー『北回帰線』
ニーチェ『ツァラトゥストラかくかたりき』
ドストフスキー『悪霊』『白痴』『カラマーゾフの兄弟』
カミュ『ペスト』
トーマス・マン『魔の山』
サド『悪徳の栄え』『ソドム百二十日』
フォークナー『サンクチュアリ』『アブロサム、アブロサム!』
ゴーゴリー『鼻』『外套』
ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』
セリーヌ『夜の果てへの旅』
安部公房『壁』『箱男』『箱舟さくら丸』
大江健三郎『万延元年のフットボール』
太宰治『斜陽』
村上春樹『1973年のピンボール』『羊をめぐる冒険』
宮沢賢治『銀河鉄道の夜』
中上健次『千年の愉楽』
舞城王太郎『阿修羅ガール』
橋本治『蝶のゆくえ』
これらを読んだ順に塗りつぶしていくんだ。四作品読むごとに採点したものをアップ。
96 :
管野ひろし(ペンネーム) 管野ひろし(ペンネーム) :2006/11/08(水) 09:58:46
未読だらけだな。読書量少なすぎるよ。
97 :
名無し物書き@推敲中?:2006/11/08(水) 10:58:25
98 :
名無し物書き@推敲中?:2006/11/08(水) 13:11:49
>>95 なる
いっぱいあるねぇ
名作ものは何となく読むのがはばかられたけど、今度読んでみようかな
99 :
罧原堤 ◆AFOWrff8aY :2006/11/08(水) 13:26:27
>>95 聖書 ちら読み。新訳は結構読んでる。
カフカ『城』←電子工学か一年生のとき読んでた。授業が始まる前に、
そんで教授に怒られた。授業前に小説を読む奴がいるか!と。予習しな、って。
『審判』←途中で投げた。 翻訳が気に入らなかった。新潮、角川、岩波、その他あたってみたがどの翻訳も気に入らなかったんで途中で投げた。
ゲーテ『ファウスト』 第一部だけ読了。第二部の途中で投げた。あれこそごちゃごちゃだ。俺の『人の形』をごちゃごちゃだというやからがいたが。
ヘンリー・ミラー『北回帰線』 本棚にある。今後30年は読まないんじゃないかな。
ニーチェ『ツァラトゥストラかくかたりき』 ←途中で投げた。
ドストフスキー『悪霊』←途中で投げた。『白痴』←7年前ぐらいに二回読んだ。『カラマーゾフの兄弟』 ←七年前ぐらいに三回読んだ。
カミュ『ペスト』 家にある。読む気なし。
トーマス・マン『魔の山』 ←途中で投げた。新潮文庫の上巻の途中で。
サド『悪徳の栄え』『ソドム百二十日』 読む気なし。
フォークナー『サンクチュアリ』『アブロサム、アブロサム!』 本棚にある。今後10年は読まないだろう。
ゴーゴリー『鼻』『外套』 外套は読んだような記憶がある。芥川の芋粥とともに。
ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』 もってない。読む気もない。
セリーヌ『夜の果てへの旅』 多分持ってない。読む気もない。セリーヌの別の本は何冊か本棚にあるだろうが、読む気なし。
安部公房『壁』『箱男』『箱舟さくら丸』 全部読んでない。読む気もない。砂女?は冒頭らへんで投げた。
大江健三郎『万延元年のフットボール』 後半に突入というぐらいで投げた。スーパーマッケットあたりで。
太宰治『斜陽』 読んだ。感動した。
村上春樹『1973年のピンボール』『羊をめぐる冒険』 両方持ってると思うが読んでない。読む気もない。
宮沢賢治『銀河鉄道の夜』 持ってない
中上健次『千年の愉楽』 持ってる、読まないだろう。
舞城王太郎『阿修羅ガール』 買う気もない。
橋本治『蝶のゆくえ』 作者知らない。
100 :
名無し物書き@推敲中?:2006/11/08(水) 13:32:54
ヘッセは?
101 :
罧原堤 ◆AFOWrff8aY :2006/11/08(水) 13:44:02
ヘッセはかなり持ってる。角川文庫の絶版本もコレクションしている。
あの『ガラス玉演技』もかなりの高額で買った。ネット古本屋で。スーパー源氏だったか。
上下巻で5千円ぐらいしたんじゃなかったかな。今検索したが出てこなかったな。レア本なんだろう。読んでないが。
『車輪の下』を20歳ごろ読んだな。糞おもしろくなかった。あとは読んでない。
『知と愛』は面白そうだな。序盤だけ読んで投げたけど。
102 :
罧原堤 ◆AFOWrff8aY :2006/11/08(水) 13:47:09
なんだ
アマゾンで調べたら『ガラス玉演技』単行本で再発されてんだな。でも3000円するけど。
文庫で持ってるほうがやっぱいいな。読んでないし、読みにくいから読まないけど。
『荒野のおおかみ』にも興味があるな。ただ、いかんせん、まあ序盤だけ読んだと思うんだが荒野の狼、
読了しきる気力がないな。
103 :
罧原堤 ◆AFOWrff8aY :2006/11/08(水) 13:59:28
長文かいてたら、パソコンフリーズしてエラーを送信しますかって出たな。
短文で書くか。
何かいてたっけ? 忘れた。
買うだけ買って読んでないんだよとりあえず。
ギュンターグラス『はてしなき荒野』とか本屋で買ったが8千円ぐらいしたな。『ガラスの太鼓』?か、読む気しないな、
第一長すぎる。
104 :
名無し物書き@推敲中?:2006/11/08(水) 14:01:54
買った本のほとんどを読んでないのか?
105 :
罧原堤 ◆AFOWrff8aY :2006/11/08(水) 14:01:54
ジイド『贋金つくり』とか、ジイドも集めたな。『法王庁の抜け穴』とか、
読む気しないんだよな。本棚見てると、これらを読み終えるのに一体何年かかるんだろうとか思うと、読む気力が出ない。
モーリヤックの『愛の砂漠』『パリサイ女』『夜の終わり』とか、後回しなんだよ。全部後回し。
ヘンリー・ジェイムズとかいっぱいあるけど、本棚見るだけで吐き気がする。
106 :
罧原堤 ◆AFOWrff8aY :2006/11/08(水) 14:10:24
>>104 そう。読んでない。
トルストイも集めたが、2,3作しか読んでないな。『コザック』あたり読んでみようかな。まあ読まないだろうな。
『アンナ・カレーニナ』は上巻で投げた。『戦争と平和』は第二巻で投げた。
でもこの二つはいずれ読むだろうな。あまりにも有名すぎるからよんどかないとな。
トーマス・マン『魔の山』もそうだ。我慢していずれ読む。ただトーマス・マンの『ヨゼフとその兄弟たち』を買ったが、
あまりにも長すぎる、そして退屈すぎる。これは一生読まないだろう。
あとバルザックも読まないとな、『パルムの僧院』も読まないとな。『赤と黒』は面白かったんだけどなさくさく読めた。
パルムの僧院は大岡訳が固いんだよ。読む気にならない。
あと、ハーディーとかか。『帰郷』『テス』『日陰者ジュード』いっぱいあるな。
そんでSFの未読もかなりあるし、あと、なんだ有名な作家で読んでないのがありまくる。
一例。マーク・トゥエイン『ハックルベリーフィンの冒険』メルビル『白鯨』途中で投げてる。
スタインベックは『二十日鼠と人間』だけ、『怒りの葡萄』途中で投げてる、途中というか冒頭だな。
ただ、『真珠』っていう角川文庫から出てたのが面白そうなんでそれは読んでみようという気はある。『気まぐれバス』とかは読む気しないが。
ヘミングウェイもひととおりそろえてるが読んでないな。『老人と海』も途中で投げた。
107 :
名無し物書き@推敲中?:2006/11/08(水) 14:12:57
ヘミングウェイは面白い。映画みたいで長くても読みやすい。
誰がために〜 は読んだ後に映画を見たが風景が想像とドンピシャだった。
おもろいの。
108 :
名無し物書き@推敲中?:2006/11/08(水) 14:13:45
福永武彦とかは?
109 :
管野ひろし(ペンネーム) 管野ひろし(ペンネーム) :2006/11/08(水) 14:14:01
なんか読んでないほうがカッコイイとでも言いたげな風だな。
110 :
罧原堤 ◆AFOWrff8aY :2006/11/08(水) 14:14:35
ああ、あとディケンズの長編群。ぜんぜん読んでないな。『クリスマスキャロル』だけ。
あとゲーテな、ゲーテの長編群、ぜんぜん読んでない。買うだけ買って。ゲーテといえばドイツか。シラーも読んでない。
買うだけ買って。ホフマンは何作か読んだ。ホフマンを読んでみたいな、もっと。揃えてるから。あとジャン・パエルか。か、、、
スペイン文学もほとんど読んでないなアラルコンとか、あといろいろ。あと哲学書か。
ユゴーも。レ・ミゼラブルほか。
でも確かに北斗の拳のほうが面白いんだよな。
111 :
罧原堤 ◆AFOWrff8aY :2006/11/08(水) 14:17:00
>>108 短編を二つぐらい読んだ。だけど揃えてはいる。新潮文庫で。あの長編なんだったっけ、途中で投げたが、
『死の島』だな。あれは上巻は読んだ。下巻は床に置いといてて長年月足で踏みまくってばらばらになった。
112 :
名無し物書き@推敲中?:2006/11/08(水) 14:20:06
フシハラはポーズだけで、文学気取るからな。実利的に行ってみては?
113 :
罧原堤 ◆AFOWrff8aY :2006/11/08(水) 14:26:51
>>109 まあ、読めないだろ。時間的にも。精神的にも。自分に合わない作家の長編を読むほど苦痛なことはないだろ。
とりあえずドストエフスキーの未読作品を読んでからだな。あとのは後回し。
ドストの未読作品といっても『未成年』『ステパンチコ村とそのなんとか』(←題名適当)と『悪霊』←かつて5分の4まで読んだ。
ぐらいしかないな。ただ、『罪と罰』『カラマーゾフの兄弟』『白痴』『地下室の手記』『白夜』『虐げられし人々』『賭博者』『永遠の夫』『死の家の記録』あたりを、
再読してたほうがましなような気がするな。他の長編作家の本を読むよりも。
114 :
罧原堤 ◆AFOWrff8aY :2006/11/08(水) 14:29:30
あと一人おれが尊敬してやまない作家がいる。ドストエフスキーと同じぐらい尊敬している。
その人の未読本を読んでようかな。その人とは、ミラだけが知っている。
115 :
名無し物書き@推敲中?:2006/11/08(水) 14:33:26
とにかく書けよ。一回目で賞取れる奴はいないから。でもあまりに基本事項知らなさ過ぎるな。
芥川賞受賞作ぐらいは読んでみては?つまらんが、10冊ぐらい簡単に読める。
116 :
名無し物書き@推敲中?:2006/11/08(水) 14:44:56
117 :
名無し物書き@推敲中?:2006/11/08(水) 14:52:26
118 :
名無し物書き@推敲中?:2006/11/08(水) 14:54:48
とりあえず読んでないことをわざわざ晒さなくて良いよ 誰もそんなこと聞いちゃいない
119 :
罧原堤 ◆AFOWrff8aY :2006/11/08(水) 15:40:21
>>116 読まないな。
証明写真撮るついでに文庫本三冊買ってきた。
ヨハンナ・シュピリ『アルプスの少女ハイジ』角川文庫。
角川文庫でドストエフスキーの『白夜』が売ってたんだ。280円だった。安って思ったな。
この衝撃は9年前にカフカの『変身』岩波文庫百数十円以来か。
当時カフカの名前すら知らなかったおれが金がないにもかかわらず暇つぶしに本屋に入っていろいろ見てたら岩波文庫で百数十円で帰る本があったんで買ったんだよな。
おれみたいにカフカのカの字も知らずに『変身』を読んだ人は少ないんじゃないかな。
たいていカフカは有名だし『変身』も有名だしって事で読むだろ。ペンギンみたいに。
おれはまったく知らずに読んだからな。そんで読後震えた。冬だったこともある。冬に読むのにマッチしてるからなあ変身は。おそらく。
だからカフカは正当に評価できる。凄いと。誰かが凄いといってるから凄いのかなあ、ってレベルじゃない。まったく名前も知らなかったからな。19歳頃か。よく覚えてないな。20頃かな。
そんでさっき買ってきた本の二冊目、サン=テグジュペリ『小さな王子』光文社
120 :
罧原堤 ◆AFOWrff8aY :2006/11/08(水) 15:44:47
サン=テグジュペリは『星の王子様』を持ってるが未読だ。幼稚っぽくて読めない。
あと『夜間飛行』と、あとなんかもう一冊もってるな、だが読んでない。
ただ今回『小さな王子』を買ったのは最近キャッチマインドというネットマーブルのゲームをしてて(飽きてきたが)、
飽きてきたが絵をうまくするという、絵がうまくなりたいという気持ちもあるから止めないだろうが、この小説、冒頭で絵を描いてるんだな、
それもキャッチマインド風に。だから買った。
三冊目は、あまりにも有名だが、何となく読んでなかった、自分には合わないだろうと決め付けていたフィリップ・K・ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』
立ち読みしていて、なんだか読めそうに思ったんで買ってみた。
そうそう、『タイタンの妖女』を途中で投げ出してたな。あれはなかなか面白かったが、なぜか読みやめてた。探し出してあれの続きも読むか。
121 :
罧原堤 ◆AFOWrff8aY :2006/11/08(水) 15:48:26
ええと、それから、
なんとか文庫でプルーストの『失われたときを求めて』が売ってたが、読めそうもないんで買わなかった、
あと、ペンギンがあげてるミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』も文庫本で売ってたが、
読めそうもないんで買わなかった。あんなの読む気になれない。
あと、エーコの『フーコーの振り子』も文庫で売ってたが、あんなの読む気になれないな。それに上下巻あるし、読まない。
あと、ユゴーの『レ・ミゼラブル』の1巻だけ部屋探しても見つからないんで買おうと思ってたが、立ち読みしてみて、やっぱ読めんと、買わなかったな。
122 :
名無し物書き@推敲中?:2006/11/08(水) 16:02:38
あれれ? 小さな王子と星の王子様って同じものでは・・・。
新訳ってことで…。
あともう1冊は人間の土地?
でもブレードランナーの原作も読むのかー。
好みが意外とばらばらですね。
123 :
罧原堤 ◆AFOWrff8aY :2006/11/08(水) 16:14:19
>>122 いま冒頭を読み比べてみたが同じものだった。
まあいいか。色がついててカラフルになってるから。絵も同じだった。
それからもう一冊はそうそう『人間の土地』
>ブレードランナーの原作
意味不明だな。ハイジのことかな。
124 :
罧原堤 ◆AFOWrff8aY :2006/11/08(水) 16:19:30
検索してわかったがフィリップ・K・ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』のことか。
でもこれは有名なSF作品だから読んでも不思議じゃないとは思うが、
ただ先月までの僕なら読まなかっただろうな。まったく興味なかった、
過去に本屋で何度もパラパラめくったことがあったけど、読みたいと思わなかったんだけど、今日は、面白そうだなと感じた。
125 :
名無し物書き@推敲中?:2006/11/08(水) 16:42:46
そうそう。ただ今までの人の好みをみてると、星の王子様好きな人は
どっちかというと、ブラッドベリとかハインラインとか流れるじゃん?
ディックいく人もいないとは言わないけど。
僕はSFはロジャー・ゼラズニイとヴァン・ヴォークトしか読まないんだけど、
理由は自分で選んで買ったって事かな。
小鳥が最初に見たものを親と思うような心理作用かもしれない。
ゼラズニイもヴォークトも名前も知らずにブックオフで買った。表紙とタイトルに何となく惹かれたんで、
『アンバーの九王子』と『スラン』どっちもファンタジーっぽいんだよな。
そういうのが好みなんだ。スペースオペラとかハードSFとかは好きじゃない。
科学的なものを前面に出してるのは読めない。ファンタジーっぽいのでないとだめだったな。だからフィリップ・K・ディックもNGだったんだけど、
まあ前から気になってはいたし、ゼラズニイがディックと共著してたり、ディックに捧げた小説もあるし、
127 :
名無し物書き@推敲中?:2006/11/08(水) 16:58:36
「星の王子さま」→「宇宙の戦士」(微妙)
→「ハロウィーンがやってきた」(微妙)
→「宇宙皇子」(これだ!)
だけど作者の名前をまったく知らずに題名とか表紙に惹かれて買って読んで、
面白かったのと、人から勧められて読んで面白かったのとではのめりこみ方が違う。
前々から評価が高い本を読んで面白かった場合より、作者のことをまったく知らずに読んで面白かったほうがぞっこんほれ込むんだよ。
そんなもんだからゼラズニイのライバル、サミュエル・R・ディレーニーのことを知ったのは、
ゼラズニイの本の解説からだから、いまいちまだ好きになれない。結構本も揃えてるんだけど、
ディレイニーは、『アインシュタイン交点』と『エンパイアスター』は、半分まで読んだな。
どっちともそこそこ面白かったんだけど、なぜかまだ読了していない。『エンパイアスター』は短いんでそのうち読んじまうと思うけども。
あとほかには、『バベル−17』『ノヴァ』『アプターの宝石』短編集『時は純宝石の螺旋のように』とかか。
どれも面白そうなんだけど、まだ読む気にはならないな。ほんと面白そうなんだけど、どれも冒頭ぐらいしか読んでない。興味はあるんだけども。
130 :
罧原堤 ◆AFOWrff8aY :2006/11/08(水) 17:13:03
『アルプスの少女ハイジ』面白いな。アニメでストーリーを知っているだけに、
すんなりと安心して読める。
131 :
罧原堤 ◆AFOWrff8aY :2006/11/08(水) 17:15:47
こんど、足ながおじさんも買おう。おれは『足ながおじさん』が一番好きなんだ。アニメでは。
赤毛のアンはなあ、よく本屋で見かけるんだが続編がやたらとあるからなあ。
132 :
罧原堤 ◆AFOWrff8aY :2006/11/08(水) 17:20:47
『星の王子様』、今日買ったのは『ちいさな王子』だが、
これも今週中には読んでしまおう。手塚治虫が火の鳥の中で登場人物に読ませてるからな、
泣きながら読んでたからけっこう期待できる。文章は子供向けだが、手塚治虫が引用するぐらいだから凄いんだろう、
手塚治虫が引用してるのは、あんま手塚漫画に詳しいわけじゃないが、ドストエフスキーとかゲーテとかだからな。
読了していない本を書くな。
邪魔くせえ。
134 :
名無し物書き@推敲中?:2006/11/09(木) 09:07:10
>>132 手塚ファンって宮崎アニメ否定派が多いよ。
>科学的なものを前面に出してるのは読めない。
>ファンタジーっぽいのでないとだめだったな
ならハインラインの「夏への扉」とかクーンツの「ウォッチャーズ」とか
好きそうなんだけど、ブラッドベリもフィニイも同タイプだと思うよ。
ツルゲーネフとかプーシキンは読まないの?
135 :
罧原堤 ◆AFOWrff8aY :2006/11/09(木) 11:18:26
ブラッドベリはダメだった。フィニイて知らないな。
ブラッドベリは同タイプじゃないな。ぜんぜん違う。ストーリーを重視してないような気がするなブラッドベリは。
ディレーニー読んでたほうがいい、いまんところ。まだ読んでないけども。
ツルゲーネフは「初恋」だけだな。ほぼ揃えてるけど、全集とかで。プーシキンは「ボリス・ゴドゥノフ」だけ読んだ。
結構面白かったか、いやつまらなかったな。岩波文庫で揃えてる。「サルタン王物語」も持ってるな。角川文庫で。
136 :
名無し物書き@推敲中?:2006/11/09(木) 12:41:52
ブラッドベリはダメか。
なるほど。ファンタジー路線でもストーリー重視派なんだね。
嫌いなタイプは分かってきたような気がする。
読了していない本を書くな。
邪魔くせえ。
138 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/11/21(火) 16:04:10
『悪霊』読んだ。
ムダに分厚すぎだろ。
こんなんじゃ物語を把握出来ん。
>>132 火の鳥泣きながら読んだやつがここにもいたかw
俺も期待して星の王子様呼んだけどあれたいしたことないね
140 :
名無し物書き@推敲中?:2006/11/22(水) 02:15:49
そうか?大したことあると思うが・・・
たしかに不朽の名作の価値は変わらないけれども、
ここはネタスレとして愉しむと、実に本質を突いているレスがあって面白い。
142 :
名無し物書き@推敲中?:2006/11/23(木) 19:53:51
なかなかおもしろいスレじゃないか。
ただ、変身と砂の女の評価が低いのは納得いかないな。
ポール・オースターの『幽霊たち』と『ノルウェイの森』も頼むわ。
143 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/11/24(金) 00:31:06
『ノルウェイの森』って村上春樹?
ありゃとてもじゃないけど読めたもんじゃない。
とっぽい感じの文章(寮のシーン)が続くんで読むのやめた。
『海辺のカフカ』も上巻を苦しみぬいて読んで下巻は手に取りもせん。
でも風の歌はまぁまぁ読み心地が悪くなかったんでピンボールと羊は読むつもりである。
144 :
名無し物書き@推敲中?:2006/11/24(金) 01:05:33
わざわざ板まで立てて新人賞獲得を宣言して一次も通らなかった信じられないくらいマ
ヌケなバカがいたが、今になってみると、反面教師としてその存在がそれなりに意味あ
るものに思えてきた。
実際、ペンギンなる人間の異常ともみえる自信過剰と自己聖別化はそれほどヒトゴトと
は思えない。たぶん多かれ少なかれ誰にでもある傾向だと思う。ただあそこまで極端で
はないし、多少は知性が働いてあんなバカさ加減を晒さないだけの話。実際、俺もある
新人賞に応募して佳作に終ったが、本屋でその誌面を見たときに信じられないというか
、愕然としてその雑誌を破り捨てたくなった。
が、ペンギンなる反面教師のおかげで俺はそうした己の姿を冷静に捉えることが
できた。
もちろん今の俺は佳作程度の実力しかなかったのだし、これからさらにより高い
レベルを目指して書いていくだけだ。反面教師のペンギンに感謝したいと思う今
日このごろである。
145 :
名無し物書き@推敲中?:2006/11/24(金) 08:45:09
また新たな固定粘着か
146 :
名無し物書き@推敲中?:2006/11/24(金) 09:09:22
>>143 面白いかつまらないかの評価は誰にでもあるけど
読むのをやめたとか苦しみながら読んだとか、それは単純に脳が鈍化(もしくは萎縮)してるんだよ
運動しないとか、強いストレスを脳に受けた経験があるとか
その辺のことは作家のせいにしてはいけない
147 :
名無し物書き@推敲中?:2006/11/24(金) 10:36:07
>>145 バーカ、ペンギンには粘着するほどの価値もないわ。
148 :
名無し物書き@推敲中?:2006/11/24(金) 15:19:25
夜郎自大な馬鹿が多い板ですね。
あなた方は一生デビューできませんから、とっとと就職しなさい。
149 :
名無し物書き@推敲中?:2006/11/24(金) 15:29:23
>>148 まともな就職もできないからこのバカ(ペンギン)はこんな板立ててるんだ。
すこしはフシハラを見習え。
151 :
名無し物書き@推敲中?:2006/11/24(金) 19:34:35
http://i2ch.net/z/-/II/EbtjL/i 601:ペンギン ◆od0qY8Ss/. 2006/11/18 16:51:02
無名解散したのか?
つか尺が短くなってつまらんくなったんで全然観てない
オヤジブレイカーズとスペーストラベラーズに出て欲しいな
↑文学のみならず、ストリートダンスにも精通してるらしいペンギン。
神だ!
152 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/11/26(日) 12:44:51
夏目漱石『我輩は猫である(抄訳)』 ★
セルバンテス『ドン・キホーテ(抄訳)』 会田由/訳 ☆☆☆
とてつもなく長い冒険譚。冒頭のドン・キホーテに対する著者の怜悧な考察からして
かなりの説得力を感じる。深い混沌や憐憫に陥らないところがポイント。
ドン・キホーテの知的さもいい。
夢野久作『ドグラ・マグラ』 ☆
作中に登場する奇怪なタイトルの資料が作中で全文読めるというのが遊び心がある。
前半は面白い。が、後半は正木博士の長台詞で無闇にページ数を増やし、結末を出来るだけ
引き伸ばしているようでうんざりする。ところで主人公が名前を思い出せなかったのは、主人公は
まだ●●●●なかったから?
ドストエフスキー『悪霊』 江川卓/訳 ★
153 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/11/30(木) 01:28:59
斎藤晋一郎『クラッカー』 ☆
金さえ積めばどんな作品も書籍化され全国に流通する。この出版の経緯と機構がまず面白い。
匿名掲示板式に横文字で書き込みが表記されるのだが、そのほとんどが四人の人物による会話で地味。
小説家志望者の作品であることがひしひしと伝わるので苦々しい気持ちで読んでいたが
クライマックスでは作品に引き込まれた。
小説家志望の青年が数百万円出して出版した作品であるということを加味すればなかなか感慨深い。
作中で使われる「ガチムチオッスオッス(ホモの意味)」などの独自の用語は
プロ作家でも生涯に何個も閃かない斬新な響きをもった言葉である。
せきしろ『去年ルノアールで』 ★
マルキ・ド・サド『悪徳の栄え』 ☆
大概の不快感には耐えられると思っていたが、これはあまりに膨大で執拗なので参った。
これも自然の産物かと思うと何とも絶望的な気持ちになる。読んではいけない。
メーテルリンク『青い鳥』 ☆
脇役の出番が少ないのが気になった。青い鳥とは、幸福の観念の発見である。
154 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/12/04(月) 23:00:59
ゴーゴリ『外套・鼻』訳/平井肇 ★
ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』訳/千野栄一 ★
舞城王太郎『煙か土か食い物』 ★
太宰治『斜陽』 ★
155 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/12/12(火) 19:18:34
ヘンリー・ミラー『北回帰線』大久保康雄訳 ★
村上春樹『1973年のピンボール』 ☆
冒頭の宇宙人の話や、双子、鼠の話など、何がやりたいのか、それともただ
何となく夢想的なものを書いただけなのか、よくわからない要素がある。
語り口も、パロディとしてなら笑えるが、実物は好きではない。しかし、それでも
ピンボールの描写や独特の淡い雰囲気など捨てきれないものがあったので星一つ。
(後記:鼠は前作にも登場したキャラだったことをすっかり忘れていた)
カート・ヴォネガット・ジュニア『スローターハウス5』伊藤典夫訳 ☆
読者を迷わせようとする嫌味や気取りが無く、ユーモアセンスもある。ただ挿絵を入れる意味がわからない。
安部公房『壁』 ☆
初々しく、また瑞々しい。『バベルの塔の狸』が良かった。
おれも感動した「斜陽」をちゃんとほめてるとこは好感する。
安部公房は「第四間氷期」を読んでやれ。ある程度は面白い。
「ドグラマグラ」の後半部については読みが浅い。真ん中あたりが冗長なのには同意。
ポール・オースターの「幽霊たち」はムダのない文章で好感が持てるが、
大騒ぎするだけのオチはない。「ドグラマグラ」の十分の一の価値しかない。
おれ、「失われた時を求めて」に挑戦するかもしれん。
いちおう、あれが二十世紀最高峰というのが真面目な本音らしいんで。
159 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/12/26(火) 12:26:53
貴志祐介『黒い家』 ★
夏目漱石『こころ』 ☆
夏目漱石の小説は、粗はないが冗漫で、作品というよりは見本のようだ。
先生の遺書が『ドグラ・マグラ』の論文並に膨大で凄いが、この作品はただ
「後悔先に立たず」という教訓を残すのみだった。一応先が気になる構図に
なっているので他の作品よりも読む苦痛が少ない。
村上春樹『羊をめぐる冒険』 ☆
「風→ピンボール→羊」の三部作完結編というよりは壮大な番外編。
SF的なストーリーに面食らった。長大で、意味不明な比喩をしこたま
食わされるが、それに見合う迫力のある結末が用意されていて安心した。
カート・ヴォネガット・ジュニア『猫のゆりかご』 ★
160 :
名無し物書き@推敲中?:2006/12/26(火) 12:49:13
死ね
161 :
名無し物書き@推敲中?:2006/12/26(火) 12:55:28
102 名前:ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/11/06(月) 10:32:01
俺の作品は感電するやつは稲妻に当たったかのように異常に感電するんだよ。
しかしこのミニスカポリスは絶対つまらん。それと難解な語彙は無い。俺はサザエさんとか、つまらんものはつまらんと言わないと気がすまないオタク。これは自分のお尻にもいえる。
俺のネガティブで救えないテイストはせんずりした後に染み付いてパンツから離れない精液みたいなので
ところどころに精液が輝いていても評価されるのはおっぱいそのもの。
何となく読めるし、何となく意味が通じるものばかり。精液が鼻につくっていう意味ではひっかかるが。
162 :
名無し物書き@推敲中?:2006/12/26(火) 13:01:24
ペンギンきもすぎ
嫉妬ニートだなおい
哀れよのう、ペンギン
ペンギンさん、そろそろ次の書評期待してるよっ!
166 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/07(水) 18:48:09
なんで黒い家の解説しないんだ?
貴志の作品なら天使のさえずりが傑作だ。
167 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/07(水) 18:50:17
すべてがFになる
火車
世界の終りとハードボイルドワンダーランド
これらも読んでおくように
168 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/07(水) 22:03:22
今生きている作家の本は、すべて無視しても構わないと思う。
・・
U
=
170 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/07(水) 22:12:03
>>1 カフカと奥田の名前を同列に並べるなどという、神経が理解できない。
君は中学の読書感想文からやり直しだね。
171 :
小説鑑定士軍団:2007/02/08(木) 13:29:08
画家の場合は美術年鑑に号単価が載ってるから真の評価が公示されてる、小説家
も枚単価を公示する日本文芸年鑑を発行すれば作家の業界での立ち位置が明確になるぞ
それ面白いな
173 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/02(金) 15:16:58
納得しない作家の方が圧倒的に多いだろうから無理
ペンギンの他にもやってみる奴はいないのか?
俺は残念ながら本を読む暇がないし、読書傾向が偏ってるのでできないが。
175 :
名無し物書き@推敲中?:2007/04/30(月) 12:56:35
作家の価値って本が出てるからな。
176 :
名無し物書き@推敲中?:2007/04/30(月) 14:18:28
>>171 >画家の場合は美術年鑑に号単価が載ってるから真の評価が公示されてる
「真の評価」? 阿呆か。あんなもの金出せば「高評価」だろw
177 :
名無し物書き@推敲中?:2007/08/06(月) 23:38:38
ペンギンまーだー?
高木美保著「ヒロインは眠らない」
薄い本だが内容も驚く程薄い、と言うか皆無、
にも関わらずドストエフスキーの「白痴」を体現させている
驚くべき文才である
>>176 そう、現代の画家はヤバイ
金持ちに高額で買われりゃ大作家
金持ち相手の商売と開き直ってるのさえいる
所詮はぬり絵、商業主義に走ればペテンも良いとこ
180 :
名無し物書き@推敲中?::2007/09/05(水) 23:43:36
行く
181 :
名無し物書き@推敲中?:2007/12/01(土) 01:19:40
「城」と「カラマーゾフ」のペンギン評が聞きたいねぇ
182 :
いしがれい ◆KF6qktH7og :2007/12/01(土) 15:59:52
ボッカッチョ著「デカメロン」★
パゾリーニの映画の方が面白い
赤川次郎著「女社長に乾杯」★
普通
183 :
いしがれい ◆KF6qktH7og :2007/12/01(土) 16:02:38
アイソポス著「イソップ物語」☆☆☆☆
これぞ童話の原典。
劉基 著「滴天髄」☆
四柱推命の鑑定法編集本。
184 :
いしがれい ◆KF6qktH7og :2007/12/01(土) 16:06:03
熊谷禄郎 著「二人の女教師」☆☆
ポルノ小説。女教師・美代子と男子生徒・黒田の教室での
立位の結合描写が興奮する。ラストが腑抜け。
185 :
いしがれい ◆KF6qktH7og :2007/12/01(土) 16:13:28
トークン著「女教師」☆
ポルノ小説。日本の教育界とは違って欧米の女教師なので
いまいち清楚な色気が無い。
186 :
いしがれい ◆KF6qktH7og :2007/12/01(土) 16:17:03
熊谷禄郎 著「女教師解剖教室」☆
にっかつロマンポルノ「女教師は二度犯される」の原作。
映画には余計なセリフがないので興奮したが、原作では女教師が生徒をリードするので
つまらない。
187 :
名無し物書き@推敲中?:2008/01/01(火) 12:03:16
どっかのスレで うちの会社の悪口が書いてあった。
「○○という会社に再就職の面接に行ったら、『将来の夢』ってタイトルで作文書いて下さいと言われた。むかつく。
25歳にもなって、将来の夢もクソも無いだろ。25歳にもなったら現実を見る年齢だろ。他人を馬鹿にしやがって!
小学生じゃあるまいし。しかも原稿用紙2枚も。何を書くわけ?ありえない。
ここで働いてる奴は、こんなくだらない作文を一生懸命、原稿用紙2枚分も書いた、幼稚な人間なんだね。気持ち悪い。だいたい何でホテルのフロントの仕事で将来の夢の作文なんか書かなきゃいけないわけ?意味わかんない。
作文があるんだったらちゃんと求人に書いとけ!『面接』しか書いてなかっただろ!
むかつくからその場で辞退してやった。」
みたいな事が書いてあった。
このレスを見てかなりむかついた。
ホテルのフロントだろうが、面接で作文を書かされるのは当たり前じゃない?25歳で「将来の夢」の何が悪いわけ?私はちゃんと作文を(原稿用紙2枚分)書いたから採用されたんだよ。
それを幼稚な人間なんて言い方はむかつく。
ひがむな!
夏目漱石『三四郎』 ★
単なる小説。
夏目漱石『それから』 ★
単なる小説。
そりゃ小説以外の何物でもないだろうに。
189 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/01(日) 00:33:17
age
190 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/10(火) 23:22:14
ag
191 :
フシハラ ◆SFt8//NKDQ :2008/10/10(金) 16:45:09
>>119 これ2年前に買ったのか。三冊。結局ぜんぶ読んでねえや。笑えるな。小さな王子は読んだような気もするが。
あははこのスレおもすれえ
すっごいためになった
193 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/26(金) 15:24:08
ペンギン、いしが両氏頑張れ!
今日はじめて見たが、面白かった
194 :
名無し物書き@推敲中?:2009/08/03(月) 16:52:41
猿には文学の価値はわかるまい。
現にリヒテンベルクはこう言っているではないか。
「著書なんていうのは鏡のようなものだ」とな。
つまり猿が鏡を覗いても天使や賢者は映らないのだ。
ちなみにこれと似たようなことをゲーテやシェイクスピア、ニーチェ、エピカルモス、までもが言っている。
俺にはヘッセやエンデ、テグジュペリ、ゲーテの作品が無価値などとは到底思えない。
195 :
名無し物書き@推敲中?:2009/08/03(月) 17:06:31
ここで偉そうに評論書き出してる奴って何?おもしろかったとかつまらなかったしか書いてねーじゃんw
低劣すぎるだろ…。消防か厨房ならしゃーないけど。
196 :
無名草子さん :2009/08/03(月) 18:49:09
しかし、ゲーテやシェイクスピアみたいな大作家が言うには格好良いが、
猿がそんなこと言っても、馬鹿にされるだけだ。
猿が書いたのは、まともな人には読めないな。
だから読まないんだ。
文学の価値を決めるのは、猿じゃない。
197 :
名無し物書き@推敲中?:2009/08/08(土) 21:52:50
T・コラゲッサン・ボイル『ケロッグ博士』★
なにが「いまアメリカで最も笑える作家」なものか。くそ。買って損した。BOOK・OFFで105円。
つまり、損をしたのは金よりも時間の方。俺は読み始めれば読了しないと気が済まないたちなのだ。
最初の数ページで見切りをつける勇気も必要と実感したしだい。
次によんだヘミングウェイ『老人と海』はまぁまぁ。★★★くらいの評価。
これもBOOK・OFFで105円。
俺の部屋には105円の本がいっぱいある。
ペンギンなんてどうでもいいけど、『脱走と追跡のサンバ』を貶してるのは許しがたいな。
あれは、前衛小説を書きたいやつは全員必読の傑作やで。
前衛に興味がなくても読むべき、『ドグラ・マグラ』と十分比肩しうる作品。
ついでに『富豪刑事』も貶してるけど、筒井のミステリの最高傑作は『ロートレック荘事件』だ。
ある人にはゴミでも、ある人には宝。そんなもんだよね。書物も物にすぎないから。
「批評家たちが絶賛していても面白くない小説がたくさんある」
「ベストセラーは決して傑作ではない」
by モーム