東さんが【『幽』怪談文学賞】いちばんステキ

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144名無し物書き@推敲中?
>>143
>>3のページから該当部を抜くと
>受賞作(大賞及びその他の賞を含む)の著作権、出版権、
雑誌・WEB などへの掲載権、映像化権、その他二次的利用権
などの諸権利は主催者である株式会社メディアファクトリーに帰属します。
賞金は権利譲渡の対価といたしますが、株式会社メディアファクトリー
からの書籍刊行時には、別途所定の印税をお支払いいたします。

とあるけど、著作権以外は大体どの賞でも譲渡される。
特に高額賞金の賞は絶対含まれてる。権利譲渡料は賞金に含むなわけね。

ただ著作権まで譲渡してしまう賞はごく少数。
全国募集の賞ならほとんど存在しない。
著作権をあげちゃえば、受賞後作品が出版社(主催者)の所有物になるわけで。

著作権譲渡について簡単に言えば
ttp://www.cric.or.jp/qa/hajime/hajime2.html
にある著作者人格権を除く権利(財産権と書かれてるところ)が
出版社のものになるって事。
145144:2006/04/02(日) 23:59:52
大体「株式会社メディアファクトリーからの書籍刊行時には、
別途所定の印税をお支払いいたします」というのも曲者。

メディアファクトリーが他の会社や個人に著作権を譲渡した場合、
その印税は保証されないって意味でしょう。
子会社に著作権譲渡もできるんだから、それで出版すれば印税出さずに済む。
まあさすがに最初の刊行からメディアファクトリー以外
なんてあくどい真似はしないだろうけど(されても文句言えないけど)。

例えば文庫部門を持たない小出版社がヒット作を文庫にする時、
大手に譲るよね。
パウロ・コエーリョの地湧社から出た本が角川文庫に入ったりとか。
ああいう場合の印税は全額メディアファクトリー行きかもしんない。

とにかく何らかの形で作品が当たった場合、
作家でなくメディアファクトリーに旨味が回るんだね。

ただいくら著作権譲渡しても著作者人格権は残るから、
書いた人物の名前が見知らぬ誰かに変えられるという心配はない。
でも名前が入った本が勝手に出されるなら、逆に嫌な感じかも。

小説じゃないけど、アニメの「未来少年コナン」は
宮崎駿が著作権持ってなかったおかげで
勝手に続編作られても一銭も入らず、文句も言えなかったらしー。

受賞しなきゃ関係ないんだけど、
受賞しちゃってから後悔しても遅いよって話でした。おそまつ。