2 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/22(日) 22:43:10
という夢を見た。
しかしそれを夢で終わらせるには惜しい。そう考えた俊夫(43歳)は、
4 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/22(日) 23:10:12
やっぱダルいと二度寝した
二度寝は気持ちいい。三度寝を試したくなった。
6 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/22(日) 23:28:22
堪りかねた母親が布団の上から激しく叩いた。「あんた、今日から働くって言ったでしょう!」
俊夫は声を出すのもおっくうなほど眠たかった。しばらくは叩かれるがままにしてその場をやり過ごそうとした。
昨日まで決意していた思いも今の俊夫にはどうでもよかった。「どうせ、おれなんて何やってもうまくいかねえ…、無駄なんだよ…どうせ俺は負け組…」
9 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/23(月) 00:15:13
「もう死ぬしかない」 だが死ぬための準備すら、今の俊夫にはひどく面倒に感じてしまうのだった。
だが、実際そういうわけにもいかない。俊夫は布団から起き上がると、横に積まれた衣服に手を伸ばした。
着替えると、うるさい母親から逃げるように家を出た。無論、行くあてはない。職業安定所にも行くつもりもなかった。
「俺なんて死んだ方がマシなのさ…」自虐的につぶやけど、それは本心ではない。大体そんな勇気もない。ただ「死」という言葉を心の中でころころと転がすように弄んでいるだけなのだ。
13 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/23(月) 00:53:07
「あんた、そんなに死にたいのかい」 ぎょっとして振り返ると、なんとも形容し難い怪しげな老人が立っていた。
公園のベンチに腰を下ろした。いつもここで時間をつぶす。誰かが俊夫の腕を引っ張った。見ると満面に笑顔をほころばしている男の子がいた。
とりあえず俊夫は駅に向かおうと思った。財布を見ると、1000円札が一枚と小銭が少ししかなかったが、もうどこでもよかった。
そのまま道なりに歩いていると、公園に差し掛かった。疲れたので一休みしようとベンチに腰掛ける。何気なしに視線をあげた先、向かい合わせのベンチには男の子に腕を引っ張られる冴えない風貌の男が座っていた。
怪しい老人はニヤリと笑って、側の小さな公園を指差した。つられて見てみると、向かい合わせのベンチに腰掛けた二人の冴えない男性と、小さな少年が居た。はて、全員どこかで見たことがあるが・・・。
それは全員俊夫の両親のおばあちゃんのお父さんの友達のお兄さんの奥さんのお姉さんのはとこだった。
「こいつらが……? まさか」俊夫の一人が薄く笑う。笑いながら音も無く立ち上がり、対面に存在する俊夫を殴り始めた。「認める、認めない、認める、認めない……」
「そしてこのワシも」ついに俊夫の足はがくがくと震えだした。「俊夫というワケじゃ」老人の呟きは最早俊夫の耳には届いていない。俊夫の握りしめた短刀が、ゆっくりと俊夫へと向けられていった。
「へっ?」
短刀が俊夫の腹を刺した。
血煙り満開。二振り三振り、しつように踊る短刀は老人俊夫をナマスに変えた。
「痛っ!」…が、気がつくと俊夫はひとりで公園のベンチに座っている。「またか…」ここ数日間、ひどく現実味のある錯覚におそわれていた。
痛みがいつも俊夫を現実社会に引き戻す。「一回、病院で見てもらった方がいいかもしれんな…」そうつぶやきながら立ち上がるも、俊夫はまたのろのろと駅に向かって歩き始めた。
26 :
ケッターロホ:2006/01/23(月) 13:19:12
歩き始めた途端辺りに空襲警報のサイレンが鳴り響いた。その直後俊夫の頭上1`上空で核ミサイルが爆発した!
そういった破壊衝動に属する類の幻覚に、外出するたび襲われる。今だって家から駅に向かうまでの、たった十分程度の道程で何回幻覚を見た? ただの路上がまるで蛇にまたがった7マイルのようではないか。
駅につき、サイフを取り出すと、俊夫はため息をついた。しかし、行けるところまでいこうと思った。とにかく「ここ」から逃げ出したかった。「ここ」でなければ「どこ」でもよかったのだ。
気がつくとホームにたっていた。電車に乗り込んで、移り行く景色を見ても、俊夫の心は躍らなかった。焦燥感は薄まるどころか逆に深くなるようだった。
「社会に適応も出来ず、おまけにあんなリアルな幻覚を見るようになっちゃあオシマイだよな…」そう自嘲しながら車内吊り広告を見上げた瞬間、またもや黒い塊が胃から込み上げるような気がして吐きそうになった。
31 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/23(月) 15:43:13
俊夫は本当に嘔吐してしまい、その吐瀉物は向かいに立っていた女子高生らしき女性の頭からセーラー服、スカート…とほぼ全身にかかってしまった。
32 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/23(月) 16:27:12
硬そうなやけに艶めいた綺麗な髪からビチャリと嘔吐物が落ちると「うわ、きたねぇなあ。」セーラー服の女性らしくない男もののがなり声が響いた。セーラー服の人物は自分の髪を掴んだ。それが「ここ」から抜け出すきっかけなるなんて夢にも俊夫は思わなかった。
彼女は掌で掴んだ髪の頭頂部を指で摘むと、そのまま後頭部へと滑らせていった。それに伴って鳴るジ、ジ、ジ、という不快音。彼女の頭蓋がジッパーによって二手に分かれていく。
引き裂かれた頭蓋の内部には、黒々とした闇が広がっている。だが、俊夫はさらにその闇の奥に、ぼんやりと、なにやら緑色の明かりが灯っているのに気づく。それは、どこかの施設などによくある、非常口を示す明かりだった。
35 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/23(月) 22:15:23
もはや俊夫は自分が誰なのかさえもわからなくなっていたが、その明かりが大事なものだということは本能的に理解していた。 ――護らなければ。ただそう思うのだった。
36 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/23(月) 22:57:16
とっさに、俊夫は人形記号の足をつかんだ。
38 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/23(月) 23:15:20
そして緑の空間に引きずり戻すと、縄で柱に括り付けたうえに亀甲縛りを施した。
39 :
ケッターロホ:2006/01/23(月) 23:56:43
でも犬がそばで糞したから臭いので縛りを解いてしまった。
40 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/24(火) 00:10:34
その頃、とある街の大通りを「連投反対!読むに堪えない、稚拙なカキコを連続でするのは嫌がらせ以外の何物でもない!」と、大声で叫びながら練り歩く集団がいた。
彼等が手にしているプラカードには(引きこもりの連投野郎死ね!)と記されていた。
彼らの傍迷惑なシュプレヒコールは、街の住人の頭を悩ませる騒音以外の何物でもなかった。
…ハッと気がつくと、俊夫は自分の嘔吐物で汚れたままになっている女子高生ににらまれているのに気付いた。
(また、幻覚だったのか…)俊夫は我に帰ると、自分のしでかした現実にひどく狼狽しながらも、何度も頭を下げ女子高生に詫びた。
「…ちょっと、おっさん…次の駅で降りてくれる…」女子高生にそう言われ、うなづくしかない俊夫であった。やがて女子高生は携帯電話を取り出した。
「もしもしドクター? ああ、あのさ、『視える』おっさんが今目の前に居るんだけど、どうすればいい? うん、だから、『視える』奴が隣に居るの。え? 違うって。そういうことじゃなくて、幻視の。そう、そうそう、それそれ、そっちの方」
「さて、それではお開きにしましょうか。ねっ、課長?」
48 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/24(火) 05:18:09
「うむ。そうだな、お開きにするか」と頷いて、連投課長は立ち上がった。
彼には、急いで帰らなければならない理由があったので、この提案は好都合だった。
新たに登場した連投課長。そして謎のドクターを召還する女子高生。俊夫の運命はいかに!めくるめく人間模様が交錯する、波乱の第2章はこのあとすぐ!
50 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/24(火) 11:10:28
始まる予定でしたが本日は予定を変更致しましてライブドア堀江社長逮捕のニュースをお伝えします。皆様耳カッポジッテ御覧あれ!
>>50「想定内。今回は大勝負で、練りに練っている」(05年3月8日、ニッポン放送株に対するフジテレビの公開買い付け成立を受けて)
52 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/24(火) 11:41:26
〜完〜
作者急死の為、連載は終了させていただきます。
長い間ご愛読ありがとうございました。(編集部)
第一章
第一話 『蜜子の手淫』
「連投課長だの、核ミサイルだの、犬がそばで糞しただの、亀甲縛りだの、堀江逮捕だの、手淫だの…よくもまあ文才のかけらも、センスのかけらもないものをのうのうと垂れ流せるものだな。
ほんっとうにつまらないねえ。光るもんがねえよ、てめえら。」
蜜子が吐き捨てるように言った。それを聞いて珍助は、
「おれたち五人でドゥービーブラザーズ」
そんなふうに書かれた本の一ページを破り、蜜子に渡した。
59 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/24(火) 18:55:43
ここで、「光るもんがねぇよ、お前ら!」と、不遜な顔つきで不遜にも自らのペニスを露出した新キャラの(光るもんがない男)が登場した。
ちなみに彼は両刀使いであり、何故だか分からぬが連投男にほのかな恋心を寄せていた。
だが、そんな「光る(中略)男」にも、聞く者皆が落涙せずにはおかない、悲しい過去の物語があったのだが、そんなもの聞きたがるやつはいないのでここでは割愛。
まじめに書けよ。
「まじめに書けないおれたち五人でドゥービーブラザーズ」
そこまでを蜜子は朗読し、ページの切れ端を丸めて捨てた。
64 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/25(水) 03:02:21
そして呟く。「光るもんがない男って、最低のネーミングだわ。長ったらしいし、これじゃ夢オチ男さん達みたいに定着しないわね。うう〜ん。そうだ、光るもんがない男、略して光男でどうかしら?そうよ、そうだわ、それでいきましょう」
「あのさ、漫才だってボケばかりじゃ成立しない。ツッコミがあってはじめてボケが引き立つんだ。
なのにみんながみんな「犬の糞」とかバカのひとつおぼえみたいに「ドゥービーブラザーズ」とかさ、面白いならともかくつまんねえ糞みたいな書き込みばっかり垂れ流し続けてもリレー小説になんねえだろ。」
「前後の脈略なく思いつきばっかりじゃねえか。それも面白きゃいいんだけどね。でも、いくら「便所の落書き」と言われる2ちゃんでも、それはないんじゃないかい?」光男は顔面を真っ赤にして興奮しながら言った。
67 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/25(水) 03:29:59
そして光男は力無くうずくまると、両手の平でバンバンと地面を強く叩いた。その時にはもう光男の目には涙の滴が浮かんでいて、地面を叩いた衝撃で滴は叩いたその地面へと静かに落ちていた。
「大丈夫かい? ぼうや」光男は声のする方を振り仰いだ。するとそこには噂の5人、ドゥービーブラザーズ。
光男の顔は次第に絶望感ただよう表情となり、「?hぁああ〜〜!!!」と声にならない声を上げて、さらに地面を叩き、涙を流した。
蜜子は吹き出しそうになるのをこらえながら、光男の肩をたたきなぐさめようとするも声が出ない。一度声を出せば爆笑するに決まっているからだ。
71 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/25(水) 05:54:49
それを端から見ていていたぴっちり横分けのナヨナヨした男が突如「ドゥービーブラザーズはスクービードゥーのパクリだと思います!」と一歩前に出ながら主張して来た。
が、次の瞬間には荒くれ五人衆にアメリカ流儀で身も心もクチャクチャにされていた。それを見てすっかり気分を良くした俊夫は、
73 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/25(水) 12:19:22
映画を見る様に楽しみながら冷たい眼で事態を傍観していた。アメリカ流儀を受けたぴっちり横分けはニヤリとしながらフッと鼻をいじると蟷螂の構えを取った。弱い癖にこいつはどうやら蟷螂拳を使う様だ。
(ドゥビーブラザーズも知らないくせに蟷螂拳を使うなんて・・・モグリもいいとこだぜ)
「ローングトレイーン・ランニング!!」ヴォーカルのファンキーな一撃で脆弱野郎のカマは折れてしまった。
ファンキーでロックな一撃を受けたその脆弱な身体は約1m程ふき飛んだ。ぴっちり横分けは何事も無かった様にすくっと立つと数歩後ろに下がり綺麗な一礼をした。そして即座に猛烈なダッシュで逃げて行った。
「こ、これがロックの洗礼!?」俊夫は激しく胸をうたれた。脆弱なカマキリ拳法の使い手は、「今」を生き抜くだろう。
78 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/25(水) 13:48:10
生存者、残り3人と一組。
「次、俊夫行きます」 取り出したるは、己の身長ほどもある巨大な木刀。
80 :
小泉瞳 ◆dBKO6o45OY :2006/01/25(水) 14:32:41
名無し粘着うざい。
81 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/25(水) 14:47:19
「うぜー」「なんだ?」「やっちまえー」と傍観していた野次馬達も騒ぎ始める。傍観していた光男は眼を拭い声援に答えるかの様にすくっと立ち上がると「なら俺が相手してやるよ、糞野郎が」と吐き捨てながら俊夫の前に立った。
82 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/25(水) 15:50:46
だれか雨雪がメイド姿で陵辱されるエロ小説をお願いします!
それでいっぱいオナニーしたいのでヨロシク!
とても良いをつけます。
83 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/25(水) 17:45:03
光男得意の話術であったが、俊夫には通じぬようだ。――しまった、メイドではなくナースと言うべきだった。そう気付いたときにはもう遅く、
俊夫は光男のすぐ目の前までの踏み込みを素早く済ませ、巨大な木刀を光男の頭部めがけて降り降ろしていた。
時を遡ること十年前――
86 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/25(水) 19:51:24
光男はまだ純粋な男であった。
いやむしろ女だった
「さて、日本に帰るとするか。なぁ、光男?」
「わて、ほんまによう言わんわ」
この光男と会話する一人の老人。彼こそが、あの有名な
91 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/26(木) 04:51:35
「何をだい?光男」彼の父である昔は三流作家、今ホームレスの光三は尋ねた。
親子二人での乞食生活は三年目を迎えていた。
92 :
ケッターロホ:2006/01/26(木) 09:24:40
それから更に20年の月日が流れた。
93 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/26(木) 09:27:25
地球は荒廃していた。
94 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/26(木) 09:35:04
あの壮絶な戦いから十年。唯一生き残った蜜子はその強大な精神を肥大させ地球を支配、管理していた。
いっぽう光男は前立腺を肥大させ、尿をたれるにも難儀していた。医者からは手術するようすすめられていたが、
れいによって最新ナノロボ、はっぴー・ナメクジ君を全人類の脳に寄生させ、人々を心をより穏やかなものに改良したのである。
あ、うー、あ。
ともかく世界は平和になり蜜子は緑の野を見て、これをヨシとされた。
それから草を食むホルスタインのような民を見て、これもヨシとされた。しかし退屈だな、と蜜子は考えた。
それでDeepLoveが生まれたのだ。
DeepLoveとは言語野を薄氷と捉え、そこを駆け抜けたと思ったら勝ち名乗りを上げるという一種、詩的なゲームである。
102 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/26(木) 12:35:17
そう、それは言葉だけでなく平和も薄氷であった。一子相伝のドゥビー拳を巡り5人の男達が繰り広げられる世紀末覇王伝を蜜子はこの時は知るヨシも無かった。
蜜子はナノロボットはっぴー・ナメクジ君を性能を信じていたが、心の奥底ではその暴走も期待していたのだ。
そういう訳で不穏な動きの報告を受取った蜜子は言った。「一子相伝のドゥビー拳……まで読みました。つまり彼等を貶めるため、その姿をみとめる程度には
これ以上は読む必要はありません。おおよそ何が書いてあるか想像がつきますからね。ホー、ホー、ホー」
「しかし君、このスレはなかなか良いと思うよ。板に居る人間のレベルが分かるからね。うまく話をつなげていく者もいれば、台無しにしてしまう者もいる。わざとブチ壊すにしても気の利いているレスもあれば情けないレスもある。そしてその比率が
・・・って、お前俺の話聞いてないだろ」
「とりあえず、仕切りなおそうぜ! なぁ! 皆の衆!」 陽気なカルロスは社会の窓に向かって語りかけた。
辺りから痛い視線が向けられる…
カルロス。
いまはもう動かないカルロス。
112 :
ケッターロホ:2006/01/26(木) 20:28:22
カルロスはおもむろに肛門に釘を刺して悶絶した。
なぜかというと、もうやってられない気持ちが高ぶって自分を消去りたいとさえ思ったからである。「社会の窓の向こうの皆さん、こうなったら苺を飲み、お詫びします」
Misson1 〜苺を手に入れろ〜
115 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/26(木) 20:38:12
ソクラテスにも負けないぞ、という勢いでカルロスは苺を飲んで飲んで飲み込んだ。ゲップ。
116 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/26(木) 20:45:31
カルロスは横になり目をつむり祈った。私の面を張り倒したあの不正に感謝します。その侮辱の生々しい感覚が、滑稽な場所から遥か遠くへと私を投げ飛ばしてくれました。
117 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/26(木) 20:48:54
おかげで私の思想への翼はより強さを増し、結局、この明晰なる境地へと辿りついたという次第なのですからね。
118 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/26(木) 20:51:59
などと考えてみたが、いっこうに死は訪れなかった。カルロスは思った。ウム、あまりに天使に近づき過ぎたので、死と生の境を見逃したのかな。
そうして、投げ飛ばされた場所も次第に滑稽さで満ち溢れていきました。彼は思慮深くなったがゆえに、自身の苦悩を深めてしまったのです。彼はどう転んでも滑稽な自分自身から逃れられない運命にあることを悟ってしまいました。
だからカルロスは決意しました。この世界の真理など捨ててしまえと。
カルロス、このテキーラベースのカクテルが引き起こす幻覚的酔夢。真理など捨ててしまえと。
ところが、ここで妙な疑問点が存在します。はたしてこの世界の真理とは何ぞや?
カルロスが誕生した由縁はそこにありました。こちら側の世界と接点を持ちながらも、向こう側で生きるキャラクターとして、真理を解き明さねばならない「使命」を与えられていたのです。
「世界最強の小説なんてこの世には無いのだよ。日本に帰ろう、光男!」
「ところで、お前…あの死兆星が見えるというのかっ…!!」
126 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/27(金) 04:53:32
との問いには答えず、光男は無目的に走り出した。
「嫌だ、いやだよう。光るもんがないのも嫌だし、親子二人で乞食も嫌だし、何よりも俺がこんなキャラ設定で主人公なのが嫌だ!俺はただ正当な批評をしただけなのに〜」と叫びながら。
127 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/27(金) 05:15:55
〜完〜
〜あとがき〜
〜よせがき〜
〜らくがき〜
ゆういちは卒業文集を閉じた。
〜完〜
………… かうして小説は終った。これより開始されるのは真の闘い、誠の闘争、鋼鉄の夢、リアル・ファイトである。
⊂二(^ω^ )二二⊃ ウルサイ黙れ ・ 僕の真理 ・ ノート ⊂二二( ^ω^)二⊃
「ここがあの・・・」
愚か者になるのは得意ではない。探求もよく武装して開始されるべきだ。まず護身術の言葉を考えよう。閃いた!
あのう…も、コノう…、もない、いま僕は忙しいので後にしてくれないか。いま思いついた護身の言葉とは以下のようなものだ。
「日の下に新しきものなく闇には敬うべき鬼神と先人あり」
そんな理由から僕は謙虚でなくちゃいけない。死んだ人に敬意を払い、過去に目を凝らすのだ。とりあえず
>>122あたりをふり返ってみよう。
>>122。流石、苔のむした先人だ。この問は難しい。まず「世界とはなんぞや」という問いが難しく、
つづく「真理とはなんぞや」という問いが難しい。つまり
>>122はダブルで難しいのだ!
いっそ難しいのをつけ足してみよう。「はたして世界の無限の真理とは何か」どうだ、これでトリプル・難しくなったはず。
あんまし難し杉て考える気も失われきたが、これは重要なことだ!たぶん難しさにも濃度がというものがあって、ある限界を超えると頭の悪い人には問い自体が無意味に近づいてしまうのだ。
その時、舞台袖からムーンウォークで滑り込んできたマイケルが
>>141の耳元で囁いた一言
143 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/27(金) 11:03:09
「岡村さん、何してはるんですか?」
>>141は、ブーッとお茶を吐き出し、「ない、ない、ありえないから!きゃはは!」と大笑いした。
〜第2章〜「僕と光男と校庭で」
転校生の光男はいっぷう変わっていた。
英語でいうと、" He is unusual. "
そして英語で言う必要はまったくなかった。が、そのやりとりは光男という男の変人っぷりを端的に表していた。
それで登校初日にして彼の仇名が決まった。「お前は、アンユ君だ」
「いや、やはりフリオだ。フリオ」
しかしどうせ最終的には「フリチン」になるのがこのスレである。低俗で幼稚な連中は大喜びであった。
光男の周りに群れるクラスメイトを割って出てきたマイケルが断定した。マイケルの発言力は教室に置いて教師をも凌いでいたがゆえに、その言葉に誰も反論しようとしなかった。
153 :
ケッターロホ:2006/01/27(金) 14:32:53
そんな事が起こった次の日は雨だった。光男は雨を見てこう叫んだ。
「おーきをーとぅーけーてー」
そしてこううめいた。
「ドゥーイット!ドゥーイット!」
それからこんな愚痴をこぼした。
「びっくりするほどユートピア!びっくりするほどユートピア!」
そして通りすがりのおっさんにこう尋ねた。
「とぼけるな! ミネソタ州に残してきた女房のことだ……」
以上の言動を理由に精神病院へ入院した光男だが、病院の医師に対しての第一声はこうだった。
「最近、ふとしたことで愛を感じるんだ、ステファニー」
入院してまず試されたのは冷水療法だった。あまりの冷たさに光男は看護婦に対して次のような悪罵を吐いた。
「鼻毛スクランブル ヤー!!」
そしてたたみかけるように、
「女房が呼んでるんだ、すまねぇ」
看護婦は職務に忠実ではいられなかった。強烈なビンタが光男の頬を張り飛ばす。光男はクチビルににじむ血にかまわず、今度は看護婦を口説き落とそうとこんな甘い言葉をささやいた。
「よかったら今度、歌丸師匠の寄せを、二人で見に行かないか?」
この言葉が効かないわけがない。看護婦は二つ返事で承諾した。しかし光男は調子に乗って口を滑らせてしまった。
「うれしいよ。でも鼻毛の三つ編みは君らしくない」
それは彼女自身お気に入りのチャームポイントだった。くるみを割るほどに握り締めたこぶしが光男のアゴを砕いた。ろれつが回らないながらも光男はこう言い訳した。
「そんなに肛門から糸蒟蒻を垂らしていたいというなら、僕はとめはしない」
経験からくるこの光男の言い訳の信憑性に疑いの余地はなく、看護婦は黙り込んだ。退院後のデートを約束して光男は気分よく6人部屋の病室に戻り、相部屋の病人に自慢気にこう報告した。
「ここだけの話だぞ。すみれ september Love を歌ってたのは、実は俺なのさ」
光男と同じ列の窓際の老人(彼は聖書をさかしまに読んでいた!)は顔を上げ、光男にクギをさすためにこんな訓示をたれた。
「五年前……そう、霧の濃いロンドンの朝だった。あの看護婦が、特攻野郎Aチームと一緒にいるところを、わしは見た」
ハンニバルの葉巻を思い出して、光男はだまされていたことに気がついた。看護婦を陵辱してやろうと立ち上がろうとしたが、その身は狭窄衣に包まれている。光男はナースセンターに届くようにとあらん限りの声をふりしぼって叫んだ。
「いいのか? 日本囲碁協会を敵に回すことになるぞ!」
しかし看護婦は夜勤ではなく、もうすでに病院をあとにしていた。光男はそれを知るよしもなく、叫び続ける。
「インドメタシンを入れるなと、あれほど言っておいただろう!」
そう、光男にはインドメタシンが効きすぎるほど効いていたのである。眠れない。昂進し続ける。光男は興奮のあまり、これまでひた隠しにしていた過去の秘密を暴露した。
「実はドラクエUまだクリアしてない……」
ああ、なんと恥辱にまみれた過去だろう!感傷に襲われ、思わず涙した光男は懺悔した。
「神よ、哀れな子羊を救いたまえ。ザーメン」
第2章はここで終わる。ト書きを担当していた者がアルコールに飲まれてしまったからである。セリフ担当の人、気の利いたレスありがとう。
第3章に続く。
第3章 光男が俊夫に求めたもの
187 :
ケッターロホ:2006/01/27(金) 19:59:30
それは、愛。
そして、いつも思うが、「頼むぜ、ケッターロホ」 つなげられないよ。
189 :
ケッターロホ:2006/01/27(金) 20:34:50
そこをなんとか光男は繋げ様と試みた。
「ケッター、まだまだ光ってねぇんだ、ケッターロホ」
191 :
小泉ヒカル ◆dBKO6o45OY :2006/01/27(金) 21:10:56
私以上に光輝く存在はない。
と叫ぶとブリーフ一丁で町内を全力疾走する小泉ヒカル。
そこへ猛スピードでダンプカーが走っててきたぞ!危ない!と叫ぶどこかのオバハン。
危ないぞおおおおおおおおーーー!!小泉いいいいーーーー!!!みんなが叫んだ。
ダンプカーの男の目が大きく開かれ、ブレーキを強く踏み込む。小泉はまだダンプカーの存在に気がついていない。オバハンは持っていた買い物カゴをドサリと地面に落とす
まるで走り高跳びの選手のようだった。小泉はヒラリと空中に華麗に舞い上がったのだ。だがあの高さではダンプよりも低い。オバハンはギャーと叫んだ。
197 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/27(金) 21:38:00
一瞬だった。小泉の体は宙に舞い踊った。しかし、それで彼は満足だったのかもしれない。望んだ光に届いたのだから。
198 :
ケッターロホ:2006/01/27(金) 22:08:48
でもまあそんな事は置いておいて取り合えず小泉はこたつに入ってケーキを食べた。
「おまえ小学生か?光るもんがねえなー。ぎゃはは!」またもやの展開に光男は再び投げやりな口調で叫ぶのであった。
ほぼ荒らし並の駄文しか書けないケッタ−は、辻ひとなりのところに弟子入りするしかないと決意した。しかしもう、そんな師のチョイスや弟子入り自体が喜劇であった。
辻ごときにも見捨てられたケッターは、泣きぬれて新宿ゴールデン街を彷徨っている途中で、
両腕が伸縮自在なインドのヨガ拳士や、凶悪なムエタイボクサーから殴る蹴るの暴行を受けた。
彼は全治三週間のケガを負った。普通ならそれがトラウマとなり、二度と夜の街には近づこうとしないものである。だが彼は、病床に臥せりながらも尚ネオンの煌きをその胸の内に描いていた。
銃を抱いたケッタ−ロホはぼろぼろのズボンの膝をかかえながら、いつも猿を眺めてはもの凄い微笑を浮かべていた。鉛色の顔をしかめたまま、憂鬱に空を見上げた猿を。
そしてケッターロホは、いつしかその猿に恋をしている自分に気づいた。
さあ、ここでケッタ−ロホに汚名挽回のチャンス到来。ケッターは次のような言葉で猿に愛を語ってみるのだった。
「連投乙!」
だっふんだ!
第4章 想い出は美しすぎて
209 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/28(土) 04:00:39
連投の罪で獄中にいる連投野郎。
そんな彼にも、僅かながら楽しい思い出があった。
それは彼の少年期にまでさかのぼる。学校の帰り道、大根畑のあぜ道を彼は幼なじみのヒカルちゃんと手をつないで歩いていた。
211 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/28(土) 09:05:34
連投と言えば、権藤だろう――彼は、レズだと言い張る都合のいいオカマのヒカルちゃんの手をふりほどき、横浜スタジアムに駆け出した。
権藤、権藤、雨、権藤、昨日の試合までこんなローテーションだったが、今日マウンドに立っているのは、やはり権藤だった。
213 :
ケッターロホ:2006/01/28(土) 09:34:04
雨続きで権藤は突然怒った!権藤は突然包丁を取り出して自らの腹に突き刺した!そしてこう叫んだ!
「ケッターロホつまんね……」
「ケッター先生、たのむよホント。意表をつくにしてもヒドイよ……」
「ケッター、そろそろ消えてくれる?」
バッターボックスに立つヒカルちゃんに瓜二つなピサロちゃんは、天秤打法の構えで妖しげな微振動を繰り返しながら死んでいくマウンド上の権藤を見つめていた。
突然のブーイングに、ケッターロホは涙目でモニターを睨んだ。――バカな、そんな筈はない。少なくとも、彦麻呂よりはマシな筈だ。そして拳を震わせ、ロホは叫んだ。
「俺は・・・俺は死なねええええええええええ!」
「ぼくは・・・ぼくは死にましぇぇぇぇぇぇん?」
二回ほど首を回し、ケッターロホはこうつぶやいた。「もう涙も乾いた」
それから根岸線に乗って横浜スタジアムに向かうと、ブルペンからリリーフカーに乗り換えた。
マウンドには権藤がいたがそんなの問題じゃなかった。また二回ほど首を回し、こう叫んだ。「ケッター・キック!キック!キック!キック!」
ケッターロホは、警備員に両脇を抱えられ、横浜スタジアム地下六〇〇メートルにある秘密の実験室に連れて行かれた。
実験室には、ケッターロホの生みの親ともいえる謎の中国人科学者ドクター清老頭.が待っていた。
ドクター清老頭は、その双眸に侮蔑のいろをありありと浮かべ、手術台に寝かされたケッターロホに言った。
「アナタ何をイラついているアルね。アナタ天和のヒーローよ。ヒーローは正体隠すこと基本アルね。闇聴するよろし」
228 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/28(土) 14:04:30
しかし、ケッターロホはせいぜい一行小説スレを荒らすぐらいしか能はなく、ヒーローであるつもりはなかった。そこで、ドクターにこう言い返した。
「レジェンド」
さすがのドクター清老頭もその場にへたりこんだ。「ここまでつまらなくできるのは一種の隠された才能かもしれんアルね…」
ケッターは真顔で聞き返した。「え〜?でも、ここって「1人1行で今思いついた最強につまんねえことを書き込むを完成させるスレ」なんじゃないんですかぁ〜?」
232 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/28(土) 15:45:21
「あっ!あっ!なに、その言い草!なにそれ!まるで自分が本当は面白いみたいアルね!じゃ、なんかワシをうならせる面白くて気の効いたこと今すぐ言ってみろアルね!さ、ドゾー」
ケッターロホは答えなかった。変わりにまた二回ほど首を回し、ニッと笑っただけだった。
「なんか、嫌な予感するアルよ」
235 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/28(土) 16:27:16
「別に作家志望でも芸人でもねえ…スジモンでもねえ…ましてや犬ッコロでもねえ…ただの地方の一中学生いじめて何が楽しいですか!」ケッターは泣いた。
「それはちがうよ、ケッター。僕たちは、君が高校に入ってから『さぶいギャグを連発する奴』とレッテルを貼られないよう、スパークリングをしてあげてるのさ」と、
>>214-216は優しく言った。
237 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/28(土) 16:40:59
クックッ……ケッターの嗚咽がしだいに高まっていく、
238 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/28(土) 16:42:00
「クーククククククククククククク、九九、81」
「本気を出して、それなのだったら、君は沈黙という美徳を身につけるべきだろう」と、
>>214-216は声を揃えた。
240 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/28(土) 16:45:05
「やぁ、親愛なる皆。揃ったようだね。ドクター清老頭、覚えておいでですか。貴方が僕の体に埋め込んだ秘密の力の数々を」
241 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/28(土) 16:47:45
こう言うと ケッターロホは左腕を水平にしてドクター清老頭に狙いを定めると、右手で自分の鼻をつまんだ。「ケッター・ロケットパンチ!」
「連投乙」その一言で、ドクター清老頭はケッターロホを沈めた……。
243 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/28(土) 16:50:44
飛び出したケッター・ロケットパンチは見事狙いの鼻をとらえ、ドクター清老頭はどっばっと滝のような鼻血を流しはじめた。
244 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/28(土) 16:52:25
そうしてケッターロホは、また二回ほど首をまわし言った。「ドクター清老頭、僕が何度、首を回したか推理してみてください」
245 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/28(土) 16:56:14
ドクター清老頭の顔を青くしながら答えた「アイヤー。ワタシ困ったアルよ。ケッターに埋め込んだ自爆装置の事、すっかり忘れていたアルよ」
246 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/28(土) 17:00:34
ケッターはニコニコして、首を傾げた。「その通り。僕が首を10回まわすとき、ケッターエンジンは暴走を始め大爆発を起こすのだ。そして、これが10回めの首まわし……」
「ぼくはただ…受験勉強の合間にたまったうっぷんをはらしたかっただけなのに…話の流れなんかしらないよ…つながらなくってもよかったんだ…ただ、僕がこんなに苦しいってのを…わかって、も、ら、い、たかっ…」
ピ カ ッ
目も眩むばかりの閃光が疾る。一瞬の静寂の後、爆風が街を駆け抜け、その膨大な破壊力を恣にする。
250 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/28(土) 18:52:50
その破壊力、それがサルに伝えたかったケッターロホの愛の言葉だったが、めでたくも8度目の浪人が決定的となった瞬間だった。明日はあるのかケッターロホ。ガンガレ、皆のゲッターロホ。
第5章 ダメ、ゼッタイ。
mission 1 「愛・知りそめし頃に…」
253 :
ケッターロホ:2006/01/28(土) 20:23:46
ケッターロホは面倒臭くなりmission 1を終了させてmission 2「針ねずみを捕まえて口の中に入れろ!」を発動させた!
ああ…だめだ…こりゃ
255 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/28(土) 20:30:31
カルロスは舞台袖で、声さえ掛かればすぐにでも出て行ける準備をしながら待っていた。
カルロスは思い描いた。舞台中央でライトを浴びる自分の姿を。
「な、なんだ、この連投の嵐は…」
と怒鳴ったのは、カルロスが秘かに思いをよせる演出家だった。
「連投のどこが悪いってんだ?ああん?」その場にいた脚本家がそれに反応し、演出家ともみあいになった。
「ちょっと話がつながり出したら連投だと思ってんじゃねえか?話の脈略カンケ−なくつまんねえ思いつきの下ネタの方が高級ですかってんだ!くそが!じゃ具体的にどれとどれが連投と思うよ!ああん!」
脚本家は力任せにそばにあるパイプ椅子を放り投げた。
後にそのパイプ椅子は、「世界的な脚本家が投げた椅子」として後世まで残される事となるのであった。
,一-、
/ ̄ l | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
■■-っ < んなーこたーない
´∀`/ \__________
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Ё|__ | / |
| У.. |
264 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/29(日) 04:38:23
鼻息荒く早足で脚本家はその場を立ち去ると、楽屋のノブに手をかける。
「いや〜、どうもありがとうございました。あれで、僕の疑いが晴れましたよ。脚本家さんというのは、演技にも精通しているんですね。あれじゃ、誰でも脚本家さんの言い分を信じますよ」と、中にいたのは連投野郎。
211 :名無し物書き@推敲中?:2006/01/28(土) 09:05:34
連投と言えば、権藤だろう――彼は、レズだと言い張る都合のいいオカマのヒカルちゃんの手をふりほどき、横浜スタジアムに駆け出した。
回顧することで事実が明らかになる。連投男は権藤という名前で職業はピッチャーであるということだ。
という脳内補完が行われた、カルロス本人であるということだ。謎はすべて解けた。
268 :
ケッターロホ:2006/01/29(日) 11:04:50
と思ったけど謎は解けなかったのでテレビをつけてこたつでふて寝してしまった。
269 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/29(日) 11:11:05
と思ったけど、やっぱり解けない謎が気になり、コタツの上の新鮮な針ネズミを食べた。
寝ながらもどの謎が解けなかったのだろうかとその考えが頭の中がいっぱいに広がった。
そしてその夜、カルロスは何者かの手によって殺害された。状況は、六畳一間の密室。
272 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/29(日) 11:12:46
とりあえず、mission 2は終了。
273 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/29(日) 11:15:02
ニート探偵(体はこども、股間は大人)登場。
274 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/29(日) 11:17:36
しかし小さすぎたので、お巡りさんに追い返された。
275 :
ケッターロホ:2006/01/29(日) 11:18:43
所変わってここは石川県金沢市兼六園。
ニート探偵がなんとか警察から聞き出せたのはカルロスの生家だけだった。今は足を運んで聞き込みから始めるしかない。
だが働いたら負けだと思っているニート探偵は、とりあえず家に帰って2chを覗いてみることにした。
そこでカルロス殺害の手掛りをつかんだ。
殺害現場では、扇風機が回っていたらしい。
280 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/29(日) 12:25:25
「♪しょーーどーーー!!!」ニートは突然歌い出した。
281 :
ケッターロホ:2006/01/29(日) 12:30:26
歌は勿論ケッターロホの歌だった!歌で長くなるが「」内は歌を想像する為今回のみ特例とする。(2ちゃんねる創作文芸板認可)
「カンカンカンカン! 若い命か真っ赤に燃えて ケッタースハーク空高く
見たかかったいけったーろほた カッツ!カッツ!ケッターカッツ!
三つの心か一つになれは 一つのせいきは百万ハワー
悪を許すなケッターハンチ ケット!ケット!ケッター!ケッターロホ!」
282 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/29(日) 12:33:24
「流れを断ち切ってまでオンドレが言いたかったことはそれかいっ!」またもや脚本家が暴れ出した。
そしてその夜、脚本家は何者かの手によって殺害された。状況は、
扇風機のダイヤルが強になっていた。
恋のダイヤルは6700と昔から決まっているが、扇風機のダイヤルが強と決まったわけではない。陰謀だ。これはまさしく香港の麻薬シンジケートの陰謀だ。
ニート探偵はPCの前で立ち上がると、くるっと回転して、パッと止まり、そして言った。
「ブーーーーーーン」
そして探偵は二度と人前に現れることはなかった。
289 :
ケッターロホ:2006/01/29(日) 19:19:48
でも再び現れてしまった。
「そう、地下迷宮に入るとと二度と出られないんだ。それだけは気をつけておかないと」
291 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/29(日) 20:29:26
探偵の兄が二度と会えなくなった弟を偲んでこう言った。
ニート探偵はパソコン捜査を再び開始したわけだが、一行で強引に引き戻さるた今回は不満を隠せない。
293 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/29(日) 21:18:39
「これはもうだめかもわからんね」
294 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/29(日) 21:24:24
「そうでゲスね。それでは今回はこのへんでお開きと言う事で。」と助手のジョシュ・バーネットが言った。
給料を払っていないせいか、彼は時々ひどい事を言う。
しかし、助手バーネットの言葉には嘘はない。所長は今取り組んでいる問題はあきらめ、別のに取り組むことにした。
探偵は激怒した。
今のやりとりの隙を縫って、いつのまにか名★怪★盗♪極東バビロン♪が事務所の窓から侵入していたからだ。
ニート探偵には強い武器がある。それはPCとその装置により閲覧できる”2ちゃんねる”である。この二つを活用することにより、名★怪★盗♪極東バビロン♪の動きを監視できるのである。早速バビロンの侵入の模様を所長宛に電子メールを送信した。
「めし どこか たのむ」
「さて、メールチェックも済ませた事だし、糞して寝るか。」
夢の中で魔王オドロームと闘う探偵。
風呂の中でバオー来訪者を読む探偵。
304 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/30(月) 10:02:05
そのまま探偵はすべてがどうでもよくなっていった。
305 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/30(月) 10:05:01
第6章 留置場の中で想定外をさけんだけもの
306 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/30(月) 10:27:39
「国会での叩かれぶりは酷かったな」
健介がこう呟いたのは放課後の教室だった。
なんのことかわからなかった俊太郎は、しかし自分の無知をさらけ出すのが嫌で、訪ねずに顔を縦に――微々たるものだったが――振った。
307 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/30(月) 11:02:32
「ま、地検の特捜部としては、あいつの捕獲が目的じゃなくて、あくまでも最終目的は、悪質極まりない犯罪虚業の解体だから、これからじっくりと、詰め将棋みたいに進めて行くんだろうよ」
つづく健介の言葉に、俊太郎は冷静を装いながらも必死に思考を巡らせる。
生返事ばかりで気のなさそうな俊太郎の態度に、健介のはやる気持ちも急速に冷めていった。
健介は窓に凭れて明る過ぎる雪融けの風景を眺めた。
俊太郎はぽつんと言った。「東京地検特捜部ってかっこいいよね。大阪地検特捜部じゃ、こうはいかないと思うんだ」
健介は答えた。「あったり前さ。東京地検特捜部は、特製幕の内弁当を燃料にして活動してるんだ。シャケ弁食ってる地方の特捜部なんか、問題にならないよ」
俊太郎は目を輝かせ健介の顔を見た。「東京地検特捜部、特製幕の内弁当って、そんなに凄い?」
「ああ、あまりの凄さに一度怪盗の手によって盗まれたぐらいさ。……そのお陰で一時期、地検の活動は完全に麻痺してしまった。あれは苦い思い出だな……」
313 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/30(月) 11:52:55
「なんか急に流れが純文学からジュニアノベルにトーンダウンした…って感じだよね」そう言って笑う俊太郎の肩をつかむ者があらわれた。「き、君は…」
「そう、わたしが感想マンです」
315 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/30(月) 12:08:52
その声を聞きつけ影のような覆面集団が現われ、俊太郎や健介を押しのけるようにして、感想マンを取り囲んだ。
「イーーーーーーーー!」
317 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/30(月) 12:13:23
「これは、これは、覆面作者同盟のみなさん。相変わらず格好をしての御登場ですね。いまひとつ独創性を欠いているのが難点ですが、読者には分かりやすいという点は評価しますよ」
318 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/30(月) 12:17:44
覆面の一人が答えた。「アア、ムカつく。お前の感想をもらうと、沈黙の最悪爆弾を投下されるようりも、ムカつく」
319 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/30(月) 12:21:11
隣にいた覆面が、ムカツクと言った覆面をこいずた。「バカ余計なことを言うな。感想マンの思う壺だぞ。コイツには何を言っても無駄!そうと確認してきたはずだろ」
「ごめん。予習と復習すんの忘れた」
321 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/30(月) 12:25:02
バカと言った覆面にバカと言われた覆面は答えた。「黙れってなんだ。俺より長く台詞を述べたお前に、黙れ、と言われるのは納得がいかないな」
322 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/30(月) 12:30:37
「てめぇらいつまでやってんだ! 学校閉めるぞ? 『みなさん帰りましょう』放送が聞こえねぇのか!」
323 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/30(月) 12:34:17
感想マンも言った「そう、そう。ルールは大切だよ。みんなも一人一行を順守しようね。それからね……
324 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/30(月) 12:37:14
俺の感想は世界いちーーーっ。どんな作品も感想のうちに完全燃焼させてしまうのだぁぁぁ。灰となったお前らのクズな作品は、もう読まれなーーーい
325 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/30(月) 12:39:11
読まれる必要がないのだぁぁぁぁ。俺の感想が作品を包括したからねぇぇぇ。」
もう一人の覆面も叫ぶ。「ここでケッターの書き込みがあればさらに〈台無し感〉は加速するぅ〜!!!」
とりあえず全員でなごやかに昼食をとることにしたのであった。
第7章 「再生」と「喪失」
329 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/30(月) 13:45:38
再生、それは人を愛することであり、喪失、それは人を愛せなくなってしまうことである。
歩いても歩いても果てどなく、握りしめた手のひらは汗ばかり、ふるさとの思い出はくたびれて。
331 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/30(月) 14:11:51
所持金もなく、仕事もなく、ましてやりたい事も見つからず…俊夫はただ駅の改札口の雑踏の中にいた。
332 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/30(月) 14:29:59
旅を――長すぎる旅をしていたような気がする。大地と海で繋がり合う世界を渡る旅ではなく、暗闇の中、星々をあてもなく彷徨う終わりの無い旅を。
死者は生きのこった人の記憶のなかにしか生存できないという。人の記憶は時とともにうすれて、やがて死者も生きのこった人の記憶に存在することが難しくなるだろう。
しかし、俺のような人間を誰が記憶に留めるだろうか。…ただ、時は過ぎる。
334 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/30(月) 15:35:03
「一行……」
そんな言葉が聞こえた気がした。しかしもう、どうでもいい。全ての流れは、既に収束しようとしている。
駅の雑踏の中に若いビジネスマン風の男を見た。大学時代の同級生であるKであり、しかも一緒に歩いているのは昔、俊夫自身が愛した女、麻理子であった。幸い、こちらには気付いてはいないようだ。
337 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/30(月) 17:21:22
俊夫はその場を足早に立ち去った。
338 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/30(月) 17:25:15
未練はある。未練がないはずがない。だが、その未練が一体何の役に立つだろう。関わってしまった者の気分を害するだけならまだしも、その未練が再び、おのが内に火種を取り戻してしまったらどうするのだ。
339 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/30(月) 17:26:39
どこをどう走ったか、気がつけばどこかの商店街を彷徨う自分の姿に自身が驚かされた。
340 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/30(月) 17:30:38
「あたしを忘れてもらっては困るわね」 「! 蜜子……?」
麻理子とはじめて出会った時をふと思った。あの頃の鮮烈な感覚はもう戻らない。
まして自身の中でわずかではあったが二人で過ごした時間の断片が何度も繰り返され、擦り切れた昔の映画のフィルムのようにとなった今では、もはやあの頃の日々は単なる記号となり、単なる再認となる。
そう、そのはずだった…。
蜜子とは、麻理子を忘れるため、俊夫が心に描く妄想世界に住む女であった。
近年、商店街はスーパーマーケットのような総合小売り店に利便性が劣る事から得意先の客を奪われ、活気を失っている事が多いと聞く。しかし、この商店街はそんな様子など微塵もなく、むしろ鉄火場のような一種異様な空気を作りだしていた。
(俺はあの女を忘れられなくなっているわけじゃない。俺にとってはそんな感情は何の意味も持たない。俺は誰にも未練はないし、誰かを思う気もないし、そんな資格もない…妄想で充分じゃないか…なあ、蜜子)
346 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/30(月) 17:45:27
一人妄想に耽る俊夫の傍を一人の男が「・・・せめて最低限の整合性は持たせるべきだと思うな・・・」と呟きながら通り過ぎていった。
347 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/30(月) 17:51:35
「「テツandトモ」の「♪なんでだろ〜、なんでだろ〜って唱い出す時にギターのやつが(なんで〜〜〜〜)ってこぶしきかすのウザイよね。」いつも蜜子の話には癒される。
348 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/30(月) 18:24:44
そう、そのはずだった…。
思考がまとまらなくなった俊夫は、もう少しで気がふれてしまいそうになる自分をおさえようとその場にしゃがみ込んだ。
350 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/30(月) 18:28:42
その瞬間、脱糞した。
汚物が乾き、地獄のような痒みに苦しむ俊夫に誰かがトイレットペーパーを差し出した。それは、そう、愛しの……。
352 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/30(月) 18:35:37
「整合性という言葉を教えてくれた通行人さん、帰ってきてくれたんですね」
354 :
ケッターロホ:2006/01/30(月) 19:19:39
でも通行人は何もせず帰ったので俊夫は「何だよ!何か芸でも披露してくれよ!」と駄々を捏ねた挙句、韓国に旅行に出かけてしまった。30円しか持たず・・・
355 :
小泉ヒカル ◆dBKO6o45OY :2006/01/30(月) 19:20:37
通行人に貫かれたわたしは悦びの涙を流した。
そしていつものとおりぐだぐだになって終わるのであった。
357 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/30(月) 19:32:28
理由が分からぬが、だれぞの脳みそで、また怒りの気泡が沸々と浮き上がってくるであった。
358 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/30(月) 19:37:39
やがて沸々した泡は、ブツブツという独り言となり頭蓋骨から溢れだした。
359 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/30(月) 19:40:12
男は、握りしめた鉄格子をガシガシと揺らし始めた。
360 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/30(月) 19:44:29
「ダメだ。どれだけ暴れてもそこからは出さないぞ。ちょっと目を離すと、すぐに世界をグダグダにしてっちゃうんだから」
361 :
ケッターロホ:2006/01/30(月) 19:45:52
しばらくして揺らすのを止めてソウルに寄る事にした。
362 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/30(月) 19:46:11
看守は、廊下の先の遥か遠くの部屋でハルウララが勝つのレースを夢を見ていた。
363 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/30(月) 19:50:50
独房の男は壁に「ケーッターロホは糞」と書くことによって、厚さ30センチのコンリート壁を倒し、ソウルへ脱出したのだった。
男は、ヘジャンクッ通りを走った。腕には「整合性、命」という刺青があった。
男は衣料品店頭のマネキンから厚手のコートを剥ぎ取り背を丸め羽織った。
366 :
ケッターロホ:2006/01/30(月) 21:49:44
羽織ったコートに男は灯油をかけて火をつけた。
367 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/30(月) 21:50:36
「えっ、何で?」
思わず呟いたのは男自身である。牢獄から抜け出し、逃走のために一連の動作をしたはずだが、自分を燃やす行為はこの逃走の道理からはかけ離れ過ぎている。命に刻んだはずの整合性は全くない、不可解な行為である。
男は、自分が炭になっていく姿をぼんやりと見つめながらそう呟いた。
370 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/30(月) 22:47:37
いつか俊夫の傍を通り抜けた男は、燃え尽きる現場を遠くから眺めつつ呟いた
「この世界を紐解くには整合性のみならず因果律も必要となる。己を滅ぼすという物語の整合性だけに捉われた結果、因果律を無視してしまったのが失敗だったな。整合性など妄信せずに因果律とその流れに身を委ねれば良かったものを・・・」
〜完〜
第八部
〜歴史を紡ぐ者達〜
「さて……かの男の唐突な死によって、かの世界は収束しきってしまったわけだが……今次の話が傍観者の認識を基にし、整合性を保ったまま現存するには、新たな歴史を、そして世界を紡ぐべき『英雄』が必要となってくる」
374 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/31(火) 01:53:47
いつもの足なら錦糸町で総武線に乗り換えることになっている。しかし今日は特別だった。私は南口から降り、プレストのスピイドで歩いた。
周りはクリスマスの装飾に彩られ、普段寂れた商店街も、今日はあながち鮮やかに写った。普段なら灰色の印象しか与えなかった街がだ。
道行く人は誰もが浮かれ、そしてそれは私も例外ではなかった。足は我が物でないかのようにひたすらに軽く、今日という日の為に、七号のクリスマス・スペシャルイチゴショートを予め注文しておいたケーキ店、メルヴィユへ真っ直ぐと運んでくれた。
何処からか讃美歌の合唱が聞えてきた。そのコーラスの斉唱は商店街のスピーカーからなのか、メルヴィユからのなかから洩れてくるのか、あるいは記憶のなかで響いているのか、私には分らなかった。
377 :
ケッターロホ:2006/01/31(火) 09:14:13
分からないので「私」こと名前を「うんこためたろう」は、近くの蕎麦屋でカレーライスを食べてしまったが不味かったのでこう呟いた!
「ふと気になったのだが・・・どうして私はセオリー通りの行動をとりながらも、常識外れな名前をしているのだろう。蕎麦屋のカレーが不味いほどに違和感がある。何者かの作為を感じずには居られないな・・・いや、それにしても不味い」
379 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/31(火) 10:17:20
蕎麦屋の店主は叫んだ
「おめぇはくさたろう!?」
380 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/31(火) 10:18:05
「じゃなかった。ええとためたろう!?」
「いやいや、裏をかいてハ×太郎かもしんねぇ。……って、ガハハ、んなことねーってか。分かってるわ、ボケェ!」
382 :
ケッターロホ:2006/01/31(火) 12:03:43
ためたろうは「いや、わたしはためたろうだ。漢字で溜太郎。糞詰まりで悩んでいる14歳さ。」と話した。すると蕎麦屋はこう話した。
「おめぇさんの中に入ってるやつぁ、人にやる気を無くさせる名人だなぁ……。こいつぁ、なかなか稀有な才能だぜ。大事にしな!」
384 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/31(火) 12:16:31
「ふーん、分かったよ。はめたろう。それで戒名はどんなのがいい?」
385 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/31(火) 12:19:25
糞詰まり溜太郎は、エコーがかかったような蕎麦屋の言葉に悩んだが、とりあえず希有な才能と言われたことを喜んだ。
386 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/31(火) 12:20:07
「それで、戒名って何のことだい?」
「スタンドのことだよ」
388 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/31(火) 12:25:51
「シェルとか、イデミツとか、いうやつ?」
そばで二人の会話を聞いていた男が頭をかきむしり出した。「もういやだ〜〜〜!!!ええかげんにせんか〜〜〜い!!!!!」
その男は、光男だった。「自分に合った低レベルな内容に引き寄せないと書き続けられないってのは分かったが、こちとら迷惑なんだよ!馬鹿と低能とケッターが一人一行で最低の小説を完成させるスレでもつくって、そこで仲良くやってろ!!!」
無視すればいいものを、ついつい興奮した光男は乱れた前髪を直し、席に座って大きく息を吐くと「御静聴ありがとう」と言ってニヤリと笑った。
392 :
ケッターロホ:2006/01/31(火) 12:44:25
笑ってからその顔にパンチが飛んだ!
393 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/31(火) 12:46:38
光男はそれをうまくよけて言った。「ひきこもってないで学校行きな」
394 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/31(火) 12:48:29
そのニヤリが気にいらなかったので蕎麦屋は光男の首をラリアートで刈ると、そのままサソリに固めた。
光男が去ったあと、商店街の向こうから奇声を発しながらケッターがフリチンで蕎麦屋に向かって走ってきた。
396 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/31(火) 12:49:20
やぁ、やぁ、やぁ、
ケッターは蕎麦屋に入ると、いきなり蕎麦屋の親父に向かってドロップキックを放つ。そのさい、チンポは左右に揺れている!
398 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/31(火) 12:53:25
ケッターロホは、騎馬上位の体勢に持ち込むと名乗りをあげた。「遠からん者は音に聞け。近くば寄って目にもみよ!我こそはビートルズ・ファンなるぞ」
399 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/31(火) 12:55:17
蕎麦屋は、その口に不味い蕎麦を押し込んだ。「毒入りだよ。毒入り。戒名は何にする???」
400 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/31(火) 12:56:08
光男は乱れた前髪を直し喘いだ。
401 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/31(火) 12:56:49
キックは失敗するもケッターのチンポが蕎麦屋の口の中に!「ジャストフィット!」
光男の頭の中でふとケッターのうれしそうな顔が浮かんだ。
ここまで書いてPCの前でケッターロホは興奮していた。「いいよ〜、いい流れだ〜!ふふふん!」ケッターは思わず自分の股間をまさぐりはじめた。
403 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/31(火) 13:06:03
その背後には、東京拘置所よりも怖いケッターママが迫っているとも知らずに。
「まぁ、これぐらいのノリが一番安全なのかもしれないな」
405 :
ケッターロホ:2006/01/31(火) 13:19:04
舞台はかわってここは火星へ向かう宇宙船内部。
406 :
ケッターロホ:2006/01/31(火) 13:20:00
ではなくて、ぼくの部屋。
「ケッター!またあんたインターネットにウンコとかチンポとかションベンとかゲップ、タン、オナラとか書き込んでたの!!!」「あっ、ま、ママ〜!!!」
ケッターは殴られると思って身構えた。「さすが、ママの子ね〜!!!」抱き合う二人。
……もう喧嘩するなよ……ここは、そう…… 火星に向かう宇宙船内部にあるボクの部屋だ。
410 :
ケッターロホ:2006/01/31(火) 13:24:34
「もう学校行けとか言わないわ。好きなだけインターネットにウンコとかチンポとかションベンとかゲップ、タン、オナラとか書き込んでいいのよ」「ママ〜」
しかし、二人の背後には白衣を着た医者らしき男と屈強な身体をした看護士らしき男が数名立っていた。ママは医者に目配せをした。
沢山の人がスライム化した、もう、今度こそダメぽ
413 :
ケッターロホ:2006/01/31(火) 13:33:09
その頃、火星では「ウンコVSションベン どっちが最強?選手権大会」が行われようとしていた。
「もう、おわりかもしらんね」
「でも、ケッターロホは英雄だよ。確かに新たな歴史は刻まれてる。……触れるのもためらわれる闇歴史だけど」
416 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/31(火) 13:37:05
落ち着け、みんな。こんな時こそ歌うのだ。あの、もうオワリかもしらんね音頭を。
417 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/31(火) 13:38:08
ああ、もう、おわりかもしらんね♪ …… さぁ、ご一緒に、
♪君がちいさ〜く見える〜
♪ぼ〜くは思わず君をだきしめ〜た〜くな〜る〜
420 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/31(火) 13:41:53
それは遠くにいるからよ♪ やがて滲みだすわ、あのお星さまのように♪
「さようなら、さようなら」火星のこどもたちはいつまでもいつまでも手をふっていましたとさ。
どんとこすっぴょろ すっぴょろぽん。
第八部 完
第九部
〜天下激動の刻〜
424 :
ケッターロホ:2006/01/31(火) 17:23:44
第十部〜ケッターロホ大いに怒る〜
>>413も偽者だよ。うーん、偽者が出る程人気者なんだ。
はい、死んだ。
大気圏離脱
今まさに天下激動の刻である。
428 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/31(火) 18:56:48
このシリーズ正直疲れた
429 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/31(火) 20:53:14
隆はいつものように焼き芋を売っていた。
客足はいつものように少ないものだった。
そしてそのまま隆は借金を返済できずにマグロ漁船へと売り飛ばされましたとさ。ちゃんちゃん。
「オメェ、若ぇのに何でこんな所来たんだ?」
船長は、グッと酒をあおりながらゆっくりと聞いた。
「こんな船に乗ってたら、オマエみたいにひょろっこいのはあれだぞ? しけがくりゃ、一発で大波に飲まれて終わりだ。何もわざわざ死ににくるこたーあるまい」
433 :
ケッターロホ:2006/01/31(火) 21:21:36
「まあまあ、それはおいといてワインでもいかかですか?」
434 :
ケッターロホ:2006/01/31(火) 21:53:03
と、見せかけビンの中身はションベンだった。
そんな馬鹿なものを持ち出したケッターロホは、隆と船長によって羽交い絞めにされた。そしてその口元に運ばれるションベンワインの瓶口。
そのときリーン、リーンという音が波間より響いてきて、船長の顔が青ざめた。
「ケッターロホ! 助けに来たぞ!」そう、こういったヒーローがピンチな場面には必ず、仲間(やられ役風味)が現れるというお約束があるのだ。船長はそれを完全に失念していた。
438 :
ケッ夕ーロホ:2006/01/31(火) 22:32:08
ケッター2号がウンコでつくったデコレーションケーキを片手にあらわれた!
やられ役の仲間はそこで立ち止まり腕組をして考えこんだ。「ちょっとタンマ。助けに来たぞ!という台詞とケーキはなかったことにしよう。それより、海より響いてきた音だ」
「おおマイフレンド!俺はとってもピンチなんだ!それを分かってくれているベスとフレンド!さあ、船長をやっつけてくれ。俺はこの通り縛られていて、今まさにしょんべんワインを飲まされようとしているんだ!助けてくれ!スーパーフレンド!」
「あれ? でもそれって俺が助けに来たときに立てた音だよな・・・? ??? あれ、俺何言ってるんだ?」
その間にもリーン、リーンという音は近づき、船長は甲板の隅にうずくまりで震え始めた。
子供かよ!
「解説しよう。と僕であるところのケッター2号は言うぞ。あの音は船長が昔、大切に育てていた巨大鈴虫の羽の音だ」
「ある月夜に船長が甲板でその鈴虫の羽の音に耳を傾けていた時に、いきなり海中よりヤツはきたのだ!」
「シャークだな」と隆は言った。
「またコレいい感じにグダグダになってきたな。最終回が楽しみだね!」隆の隣に並んで立つ船員Aは言った。
「そのとおり!ジョーズ、たんに鮫ともいう。ともかくその鮫の大口が鈴虫と一緒に船長の右足もパクリと食べちゃったのだ。以来、鮫の腹の中では鈴虫は羽の音がなり、
船長はリーン、リーンという波間からの音に恐怖をおぼえるようになったのだぁ。はぁ、すまなんだ。説明おわり」
で?
船員Aはうな垂れるケッター2号の肩を叩いた。「だから、はじめに考えてたオチに強引に持っていくのは無理だって。もっと柔軟に柔らかいレスを心掛けてくれ」
「無理とわかっていても諭す
>>451の優しさに乾杯!」
隆はポン酒を一升瓶まるまる一気に飲み干した。
誰かのおかげでみんながやる気をなくしてしまったようだ。
突然、後ろから手を叩く音がして振り向くと、そこには元気な船長の姿があった。
「どうでもいい、どうでもいいんだよ、このスレはw」
これにて一件落着!
第10部 からっぽの世界
ちゃら、へっちゃら。頭、からっぽの方が夢詰め込める。
460 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/01(水) 04:31:40
と、歌いながら連投課長は呆れた事にタイム・マシンを作り上げてしまった。
常日頃、周りから「課長の機械オンチは酷いですね」、と言われているのが悔しくて、周りを見返すつもりで何を作るかも決めぬままテキトーにその辺にあったものを組み立てた結果がタイム・マシンである。
それがいけなかった。碌に機械も知らぬ課長が組上げたために不完全な出来となったタイムマシンは、
起動毎に物の可能性―波動関数から予測される多世界解釈的な並列世界の宇宙―に干渉し、
物質で構成される宇宙と反物質で構成宇宙を繋げ消滅させてしまう悪魔の機械となっていたのだ。
頭イターイ
だから、ようするにアレだろ。
卓上ブラックホール。
おまえ頭いいなww
「ぐふふふ。マッドな人だからな。しかし不完全タイムマシン式卓上ブラックホールの秘密は守られねばならぬ。それ、暗黒部室に入れ」
と、連投課長は妻のヨネ(藤崎奈々子似)に命じた。
ヨネはあまり気が乗らなかった。連投課長の言う暗室部屋とはトイレのことであったからだ。
トイレでは「( 暗 黒 部 室 )」のメンバーである小人さん達が輪になって踊っていた。
「おれたちゃ暗黒部室♪ 手をとって踊れ♪ 手をとって踊れ♪ 暗と暗、反と反、同士♪ 正と会ったら、大爆発さ♪」
所変わってここは東京タワー
東京在住の男と女は、必ずここで出会いと別れを繰り返すのだ。
再び所変わってここはイースター島
今後はケッターロホとその2号、真・ケッターロホでつなげてくれ。どんなんなるか見てみたい。
475 :
ケッ夕ーロホ:2006/02/01(水) 19:49:32
とくにいう事なし
476 :
ケッター口ホ:2006/02/01(水) 19:53:50
「ケツ(ゆう)ロホ、どうしたんだ?」
477 :
ケッ夕ーロホ:2006/02/01(水) 19:55:21
「そう言うお前は、ケッター(くち)ホ」
478 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/01(水) 19:59:23
そういって2体のロホはガキーン!と抱きあった。「お互い高橋レベルの煽りだな。泣けるぜ」
偽者がでてショウガナイ。真ケッターロホは怒ったぞ!くらえ!ケッタートマホーク!
480 :
ウンコ大好きケッターロ木:2006/02/01(水) 20:28:37
所変わってここは公衆便所。
「あのクソ女、おそいなー。ビチビチブリリー!」
「ピピィー!」ホイッスルが高らかに鳴り響く。審判によって高々と掲げられたカードの色は赤。ついにケッターロホに退場の判定が下されてしまった。
482 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/01(水) 22:04:33
「ケッターの書き込みは今後一切スルー!書き込みがあった場合ひとつ前からの続きにて行うことぉ!」審判から魂の叫びのようなきびしい宣告がなされた。
483 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/01(水) 22:10:46
観衆は拍手喝采だった。中には涙を流す者もいた。「ブラボー!ブラボー!」喜びの声はいつまでもやむことがなかった。
こうして民衆の中に、階層や差別は生まれていくのである。同じ人類であるからしてみな兄弟だという幻想は、ここにも成立しえなかったのだ。・・・ケッターロホは民衆の中でただ一人謗りを受けながらとぼとぼと退場していく。ヘタレは他にも沢山、沢山居たはずなのに。
彼の胸中には憤怒の感情が渦巻いていた。それは、復讐よりも怨嗟よりも強大に、己を内側から突きあげる炎の怒り。
居酒屋で一部始終を見ていたOLの珠代(23歳)は「ありえない、ソレありえないから!キャハハハハ!」と笑い転げた。
笑い転げる珠代を苦々しく思ったド演歌ファイター越中志郎は、50mほど助走をつけヒップアタックを命中させた。
「やってやるって!アー!だから油断は出来ないって! 油断してるとケツふってくるって!ま、人のフリ見て我がフリ直せってことですよ」越中は息も荒く控室に引き上げていった。
しばらくして息を吹き返した珠代は、しばらく呆然としていたが、「3つ、入ったの?」と周囲に確認すると、「ガッデム!」とつぶやくとノーコメントで控室へ向かった。
居酒屋の店長は乱闘の後片付けをしながら大きくためいきをついた。
490 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/02(木) 01:41:34
そのそばで夾竹桃が寂しくゆれていた。
〜莞〜
面白くない…
俺はチッと舌うちした。
「何か文句あんのかよYO!」僕の舌打ちに反応したチンピラが僕の胸ぐらをつかんだ。
「離せYO!」僕は叫びチンピラと激しくもみ合いになった。
495 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/02(木) 04:42:44
僕が彼の右乳房を揉み、反撃に打って出た彼が僕の尻を両手で揉みしだき、ついには互いに互いのペニスを激しく揉みあった。
ここはそういう板じゃない。ピアノマンさながらに突如現れた審判は、二人の頭をミンチマシーンに突っ込んで骨、脳、肉、皮、毛、血の混じりあった豚の餌にした。
でも、審判の性嗜好で彼の乳首だけは残した。
彼はそれで笛をつくり、自分も含め、すぐ安易に下ネタに走る人々に警告を鳴らし続けることを決意したのだ。
この物語はそんな日々の闘争に疲れ、ひとりドイツはネルトリンゲンの街角で思案に暮れるところからはじまる。
第11部 歪な球体
円周率は常に美しさと共存関係にある。円周率が美しさという概念をもたらし、美しさは円周率の観念的位置、ひいては構成を不動のものにする。そして・・・球体とは、その円周率の密度を極限にまで高めたものである。
しかし、如何に精密な機械を用いようとも完全な球体を作るのは、完全な円周率を定義する事は不可能だ。
不可能なので円周率の事を考えるのを止めて足の爪を切る事にした。
だが、爪の曲線的カーブにさえ円周率は含まれている。曲線、それさえあれば、円周率はいとも簡単に具象化するのだ。それ以前に「円周率を定義することが不可能」などと、短絡的に思考を帰結させた己の浅はかさを呪うべきではあったが、
まあいいか。
そう、人は往々にして思考を放棄しながら生きていく動物なのだ。結果として、世の中に馬鹿が横溢することになるが、それもまた一興。神のプロトタイプとして、円周率のように美しく存在し続けることは不可能なのだ。
正しく、歪な球体。
それが人間なのである。
審判の弟子である私は、
>>504や
>>506のようにどんなにつまらぬレスでも自分のものにして、一旦とりこんだあと、名文に昇華させてしまう技量に心を奪われ、涙をとめることが出来なかった。
「先生、やはり文章と言うものには、どんな限られたセンテンスの中にあってもその人自身というものがにじみ出てしまう。名文を書くと言うことは人間性を磨くと言うことに他ならない。
今まで私はつまらないレスに腹を立てていたことを深く反省します。私は504や506のようになりたいのです。」
「お前には無理だよ」審判は冷たく言い放った。
そして、再び目を閉じ、球体についての思索を続けたのである。
円周の長さを直径で割って得られる一定の値を「3」とする思いきりの良さこそ、凄すぎ。
514 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/02(木) 13:10:35
うるさい。うるさい。お前らが丸なら、おまえらの胴回りは3で割りきれるの!
515 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/02(木) 13:11:27
小学校にカエレ!
思考に耽れば耽る程に訳の分からない雑念で頭が満たされていく。これこそが、人が完全な球体たりえない歪な部分。
517 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/02(木) 13:17:38
よーし分かったぁ。完全な球があることにしよう。ここはイディア国の森。勇者の名は完璧球ちゃん。さぁ、冒険の旅だ。
518 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/02(木) 13:17:41
「ああ、どんなつまらぬ言葉をも受け止め、価値ある表現に変えゆく、そんな懐の深い表現者にならねば。
懐の狭い人間には狭い世界感でしか表現ができない、すなわち多くの人の心を動かすことなど無理。もっと修業を積んで自身に長いものさしを持たねばならん」私は再び反省した。
冒険へと歩き出した審判とその弟子である私の背後から「カエレ!」という罵声が飛んだ。
520 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/02(木) 13:21:46
カエレと怒鳴れた私の名は台形のダイちゃん、反省ぐせあって、ネクラと云われるけど根はいい奴さ。
しかし、罵声を浴びたことが精神的にこたえたダイちゃんと師匠である審判は、
一旦帰国し、西武池袋線は大泉学園駅前の安アパートで一升瓶片手に涙を流しながら酒を酌み交わしたのであった。
そしてその夜。
523 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/02(木) 13:42:16
いつまでも泣き止まないダイちゃんに愛想をつかした審判は「お前、ウザイ!」と罵り、部屋を出て行った。
ダイちゃんはしばらく泣いていたが、そのうちPCを立ち上げ、2ちゃんねるを閲覧していた。
「めし どこか たのむ」ダイちゃんは書き込んでみた。
525 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/02(木) 13:46:04
(a)出て行った審判の背中を描写すれば、部屋に残ったダイちゃんの心情が発露されます。
(b)部屋に残ったダイちゃんの顔がアップになると、出ていった審判のその後の様子が描かれます、と思ったけど気にせんでくれ。
ダイちゃんはいきなりマンガ「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」を読み始めた。
528 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/02(木) 15:09:00
読み終わるとふと師匠の事が頭をよぎった。いつまで泣いていても何も始まらない。何かやるべきだ。何か書くんだ。それが師に対する最大の恩返しだと。
ダイちゃんは原稿用紙に向かいタイトルを書き付けた。
「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」
530 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/02(木) 15:16:21
ふと筆をとめると、ダイちゃんは呟いた。「飽きた」
「こんなタイトルではダメだ。もう一度…」ダイちゃんは新しい原稿用紙に向かった。
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」
「ニッケルの文鎮」
534 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/02(木) 15:22:13
「喜久蔵ラーメン細腕繁盛記……ざぶとん二枚を巡る地獄のアフガニスタン」
「桃尻娘」
ダイちゃんは頭を掻きむしって絶叫した。「こんなタイトルではダメだ。おれはタイトルすらつけられんのか!もう一度…」
537 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/02(木) 15:24:12
「オーマン湖草荘」
「あなたに褒められたくて」
デヴィの「ちょっと一言よろしいかしら?」
540 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/02(木) 15:28:42
「花子は草荘といわれたオーマン湖を、たわしでごしごし擦りはじめた。チーズっぽい匂いが漂う。ダメ、これじゃ褒めてもらえない!」
「Dr.コパの風水まるごと開運生活 」
「完全限定版 モーニング娘。石川梨華 卒業フォトBOOK 『石川梨華 幸せのあしあと ハッピー!』 」
543 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/02(木) 15:36:27
だめだ、こんなのじゃただのパクリだ――ダイちゃんは筆をへし折って涙した。
…とりあえずサイフだけ持ってダイちゃんは外に出た。「飲むか…」
アパートの階段に誰かが座っている。師匠の審判だ。
どうでもいいのでそれは無視して、近所の居酒屋へと足を運んだ。
「ああ、とりあえず生。大で」無愛想なネエちゃんに注文し、おもむろにおしながきに目をやると、なんとそこには!
しかし居酒屋の暖簾をくぐり、さらに後悔した。尻尾の切れた野良猫がいてクダをまいていたのだ。
549 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/02(木) 19:13:05
ズンタッタ♪ ぼくらは〜♪ 思わず歌ったぼくが馬鹿だった。「はいはい、ほっぺたにご飯粒つけて歌はやめようね」野良猫SHIPOは余裕しゃくしゃくだ。
550 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/02(木) 19:17:15
ぼくはかまわず歌い続けた。「ズンタッタ♪病人は病院へ♪ネコ病人はネコ病院へ♪」……我ながら冴えない。
「ネコ病人ってなんだよ。それにネコは動物病院にいけよ」
552 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/02(木) 19:30:10
ネコは一口、酒を含み云った。「酒は灘だな」
店主が聞きとがめて言うには、「いや越後だ。寒梅とはいわない。菊水だ」
554 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/02(木) 19:39:43
ぼくもビールを一口飲んで言った。「ビールは麦芽汁、札幌だな」
555 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/02(木) 19:40:30
銘柄を確認しようと思い、一升瓶のラベルを見ると白地に筆文字でたった二文字のみ「努力」と書いてあった。
556 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/02(木) 19:43:38
ぼくも、ビールのメーカーを確認した。ラベルには渋谷区、恵比寿と書いてあった。
「恵比寿!?銀河高原じゃねえのかよ」がっくりきたぼくはヒューガルデンを求めて新宿東口のDU○に向かった。
558 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/02(木) 19:48:24
しかし、行く手にはキリンシティが立ちはだかり、思うように前に進めない。
559 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/02(木) 19:48:45
「へんなもん飲ませやがって!」苛々しながら夜道を歩いていると、見たこともないような
「畜生!マイスターめ」呪いながらもぼくはキリンシティで一杯頼んでしまった。
561 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/02(木) 19:52:02
アイドル・スターがいて、しなをつくり言うのだった。「今度、結婚するの。みんな、ごめんね。ごめんね」
562 :
小泉ヒカル ◆dBKO6o45OY :2006/02/02(木) 20:14:28
キリンシティはブックオフで大塚英志のサイコを買おうとしたが、やめた。
「なんだこの気が狂いそうな展開は! しかし・・・よし、こうなったら、わしもじっとしてはおれんぞ! 血が騒ぎよるわい・・・・・・皆の衆、今より我らも参戦するぞ! 全軍突撃! あとに続けぇぇぇぇぇぃ!」
居酒屋の戸を突き破って、町を荒らす暴徒と化した飲んべえ軍団。
飲んべえ軍団が次に行った行動は、軍団全員で酢を一升瓶一気飲みする事だった!
軍団に飛び入り参加した謎の株成金ホリ・エーモンは水銀の入ったビンを手にして「ジャンケンで負けた奴これイッキ飲みな!」と言い放った。
だが、単騎突入が裏目に出たホリ・エーモンは多勢に無勢、取り囲まれて羽交い絞めにされてしまった。首を振って拒否する彼の口元に差し向けられる壜口。って、前にも似たような展開があった気が・・・。
569 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/03(金) 01:42:54
酢をどんどん口に注入されるホリ・エーモン。羽交い締めにしている屈強な男達の前になすすべもなく、
時折、ぶふぉ!げふぉ!ぎゃふぉ!とむせかえるホリ・エーモンの苦しそうな悲鳴のみが東京の寒空のした響き渡る。
酢の入った一升瓶が空になった頃、ようやく解放されたホリ・エーモンは四つん這いになって激しくむせかえっていた。
その様子を陰から見ていた審判の弟子ダイちゃんは、恐くなって気付かれないようにその場をあとにした。
ほうほうのていで自宅アパートに逃げ帰ったダイちゃんは、「やはり俺は小説を書かねばならん!」と再度決意し、新しい原稿用紙に向かった。
「まずはタイトルだ。」ペンが新しい原稿用紙の一行目を埋めていく。「これでいこう!」
「The 帰れ!」
四十年。四十年という月日を、ただ無為に消費してきただけと気が付いたのは何時のことだったか。
576 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/03(金) 10:42:53
ただ時間だけが流れる。時間だけは誰のうえにおいても平等に流れる。
と、ここまで書くのに朝までかかったダイちゃんは一旦筆を置き、窓を明けて朝日に染まる町並みを見た。「あまり難しい事を書いても食いつきが悪いから…そうだ、全部ひらがなで書こう」
もう、つかれた。おら、ぱらいそさいくだ。
579 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/03(金) 11:59:46
だが、ここでダイちゃんは気がつくのである。自分はひらがなが書けないことに。こうなれば仕方ない、と
ダイちゃんは決心し、カタカナで小説を書くことにした。
だがしかし、それも面倒くさいので空想小説を描くことにした。ダイちゃん式空想小説は、SFでも、ファンタジーでもない。
頭の中で思い描いた物語を、頭の中で形にして、ぐっと圧縮し、少しだけ熱を加え、おりゃっと、直接、読者の元におくり届けるのだ。
582 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/03(金) 12:35:49
バ ッ カ じ ゃ な い の !
、という尻尾の折れた猫がちょうど通りがかったので、椅子の上に座ってもらい、さっそくダイちゃん式空想小説を試してみることにした。
「では、いきます」そう言ってダイちゃんは、つむじを天に向け背骨を立てると、おヘソのあたりに力を入れ、ふぅー、と息を吐いた。
『down by low――生者が死者に告げる鐘の音が鳴り響く街。僕はこの街で生まれ、やがては終わり、あの鐘の音を土の下で聞くのだろう。何の変哲も無い人生、
』のポーズ!
587 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/03(金) 12:56:05
モリフェラス♪カーナレヴィウラディーアスァーーンッッ。モリフェラス♪カーナレヴィウラディーアスァーーンッッ。
死者はウンコ、大腸あたりで生成され、ガスを産むように、いまだ物語もまたオナラ状の気体ということであった。うーーん。 ←(現在、圧縮中)
きばり過ぎて、ミが出てしまった。プーンとくちゃい、匂いが漂った。
「傑作」そう言い残し、尻尾の折れた猫は立ち去った。
いや、本当に傑作なのであろうか。
ダイちゃんことダサイ治(42歳)は頭が混乱していた。「息抜きにコンビニでも行くか…」
593 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/03(金) 15:41:21
いかん、何度同じことを繰り返すのか!」玄関前で華麗にターンした後、もう一度部屋に戻り机に向かった。「書くどー!」
コンビニに行くと古くなった品物が半額でワゴンに並べられていた、ダイは一冊の手帳を手にとった。
書き出しはスラスラといけた。「私は、その男の写真を三葉、見たことがあるでゲスよ。」
ともかく手帳を持って机の前に引き返したのだった。
もおぉぉぉぉぉぉぉ。
ダイの頭の中では、二人の気の合う書き手が頭をゴッツンコしていた、どうぞ、どうぞ、いえ、貴方から、いえいえ貴方から、そうですか、そうですよ、と言って二人は同時に足を踏みだし
ゴッツン、目から火花を散らすのであった。
ともかく手帳を持って机の前に座り直したところからいきましょうよと、影の演出家が言った。
601 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/03(金) 15:57:41
手帖を開けると、中古とはいえ未使用のはずなのに
三枚の写真がこぼれ落ちた、笑った赤ん坊の写真、暗い目をした少年の写真、そして日向ぼっこしている老人の写真。
…どこかで見覚えが…あっ!
うんこ踏んじゃった!くせっ!
605 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/03(金) 18:55:16
それはともかく、この写真の人物には見覚えがある。
ダイは物心ついた頃から現在までの記憶を辿ってみた。
ダイは捨て子だった。
608 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/03(金) 20:18:33
_ . _
,. '"´ ̄ .  ̄`゙ヾ´ ̄ . ̄`゙ヽ、
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i . . ...:.:..:;:;;;;;;:.:.. .. ..:.::;:;;i
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'、 . . ...:.:.:.:.:::::.:;;;;;;;;:.:.. .. ..:.:.:.;:;;;/
ヽ. .. ..:.:.:.::::.:;:;:;;;;;;;;;;;;;;::.:.... .:.:.:.:::;:;:;;;〆
ヽ、::::;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;:.'"、:;;;;;;;;;;;;;;;;;;: '
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄
恵方巻
をかぶりついた記憶がおぼろげながらある。
611 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/03(金) 23:17:21
あの頃はよかった…なんの悩みもなく、ただ毎日心の底から笑えた…あっ
タイからやってきたゲイのムエタイファイター、キプチャック・クワンチャイに、渾身の蹴りを食らったことに気付いた。
・・・記憶と現実の相違はそこから始まったような気がする。もしかして僕は、マトリックスのように、現実では眠ったまま、記憶の中に生きているのだろうか?
ふと窓の外を見ると師匠の審判が空を飛んでいる。おまけに部屋の壁から生えているかのように俊夫が半身を乗り出しているし、
押し入れでは光男と蜜子がちちくりあっている。そうだ、僕は最初から知っていたのだ。このストーリーのはじまりから結末まで。
連投係長に飲んべえ軍団…ロッカーの中に、大きな鷲がいて、悲しい目でこっちを見とる…あっ…
この世のすべてが…わかった。
「そうだ。この世なんて、存在しないんだ」 途端に視界が暗転した。
第12部 自由主義と不連続的差異論の地平で
難解な題目はそれだけで人の心を堕落させる。本来、人に必要な認識とは「太陽は東の地平から昇る」その程度で十分だからだ。
問題は、立体性にあるのではないか。イデア界は平面であり、そこに、垂直・水平性がある。そして、その平面に直交するように力がはたらく。これが、人間で言えば、自我の起源であろう。
「どうでもいい、どうでもいいんだよ、この駄スレは。自由に書き込んでもいいのだよ、自由に…。」
土台、一人一行書き続けて小説が出来上がるなんてあり得ないわけなのだから、楽しむべきであろう。
ただ、スレを駄スレにするのも良スレにするのもそこを利用する人間次第なのである。
糞尿などのくだらぬレスは、駄スレにするどころか、本当は書いた自分自身を貶めている事に注意したい。
中には面白くなりそうな瞬間やいい流れになっている瞬間は非常にスリリングで面白いが、それがこのスレの醍醐味だろうか…と、ここまで書いておきながら光男は本当にどうでもよくなっていった。
ほんと、どうでもいい。
〜姦〜
628 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/04(土) 03:14:19
第13章 光男の過去
あの日、あのスイッチを押さなければ、こんなことにはならなかったんだ。
酔っていた俺はちょっとした好奇心でスイッチを触っていた。
ヨロケタ瞬間スイッチを押したら・・・核の発射ボタンだった・・・!ミサイルは発射された・・・!!!!どうなる世界!
「マンセー!!、マンセー!!」北朝鮮だけが唯一生き残った。
「金正日マンセー!」涙を流しながら人々と共に叫ぶケッターロホ。彼はこれほど朝鮮人であった事を誇りに思った事はなかった。
だが、ワールドワイドなケッターロホはフランス人とモンゴル人の血も受け継いでいた為に、祖国が失われたことに対する喪失感に苛まされていた。
635 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/04(土) 11:55:45
そのときだった。地面が割れ、穴から地底人がワラワラはい出してきたのは。
うんこ触ると手にうんこ付くよ!
ハ_ハ
('(゚∀゚∩ つくよ!
ヽ 〈
ヽヽ_)
637 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/04(土) 12:03:09
ケッターは知らなかったのだ。「うんこ」と言われると、地底人がいつもの三割り増しで凶暴になるということを。
638 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/04(土) 12:04:11
凶暴ついでに淫乱にもなったが、グッと自分を抑えた、地底人Aであった。
「はは、かまかけてました」
640 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/04(土) 12:11:08
だが、そのかまも、すでに時遅し、という他なかった。目を攻撃色に染めた地底人たちは我を忘れ、平壌の城壁に押寄しよせる。
641 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/04(土) 12:15:04
城内の朝鮮人は、カタパルトから次々とウンコ爆弾を撃ちだした。
642 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/04(土) 12:17:29
ウンコ爆弾の炸裂が、さらに地底人を呼び寄せるとも気づかずに。ドーッポン!、ベチョ、ベチョ、ベチョ。 ドーッポン!、ベチョ、ベチョ、ベチョ。
643 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/04(土) 12:23:35
オババさまは言った。「怖れるでない。裁きのときがきたのじゃ。地底人は裁き主の御手なのじゃ。すべて伝承のとおり」
「だが、俺は、俺は諦めないぞ! この身この心が朽ち果てようとも、俺がこの国を救ってみせる! 俺の祖国を殺した国だが……それでも、この国もまた俺の祖国なんだ。助けたい人が、守ってやりたい人が、大勢いる」
645 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/04(土) 12:58:44
打ち震える決意の拳を、天に向かって突き出すケッター。(何かを手に入れるためには、何かを失わねばならない。もし、その失われるものが、俺自身であったとしても・・・!)ケッターは声を振り絞った。「行くぞぉぉ! ケッタァァーチェェーンジ!!」
646 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/04(土) 14:09:18
つまんね
朝鮮軍は恐怖していた。
幾度のウンコ爆撃を行ったにもかかわらず、トイレが詰まらないのである。
もう頼みの綱はケッターしかいない。
それから10年の月日が流れた。
649 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/04(土) 15:55:39
そこから10年の月日が遡った。
所変わってここは火星
ここにケッター一族の祖とも言えるフニャチン一族が暮らしていた。のちのケッターを彷佛させるような
単純な発想力と貧しい表現力と下ネタ、そして打たれ強さと根拠なき自信に裏打ちされた自己顕示欲の強さが特徴の生き物であった。
その一族の一人、フニャチンロホは作家志望で、今日も「月刊火星」に投稿すべく執筆に余念がなかった。
「ケッターの指が蜜子の中に入った瞬間、女の身体を知らないはずのケッターの指が蜜子の一番感じる部分を目指して一気に進み、蜜子の理性を崩壊させるが如く蠢き始めた。」
「ロホちゃ〜ん」階下からママの声。「うるさいなあ!もうっ」ロホは筆をとめるとぷうっと頬を膨らませた。
チンチンぶらぶらソーセージ 屁 プー
656 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/04(土) 17:47:30
>1
創作文芸板とは思えない安易な「最強」という言葉が
ここのクオリティを象徴してるね
そこで何を言われても動じないケッターロホの登場ですよ。(さあ、いつものように思う存分糞尿をぶちまけろや!)
タコがひっぱった。
「そう俺らは文芸界で最強なんじゃない。
下ネタ、ひいては糞ネタ文芸で最強なのだ!!」
そこで、糞ネタ文芸の4番打者ケッターロホが言った!!!
661 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/04(土) 19:02:06
「苦しゅうない、恥垢よれ」
662 :
小泉ヒカル ◆dBKO6o45OY :2006/02/04(土) 19:06:55
茶髪に染めるのも悪くないよね。
偽者ばかりじゃショウガナイ!!!まだまだ知性が感じられる!さあ、本家本元どうぞ!!!
664 :
小泉ヒカル ◆dBKO6o45OY :2006/02/04(土) 19:19:13
>>663はつぶやいた。「ああ、学校に行ったらまたいじめられるんだろうなぁ」
>>664 はあ?なんだ、てめえ?やんのかコラ!!!
666 :
ケッターロホ:2006/02/04(土) 19:44:45
ハイハイハイ、もうそのへんで。やめなさいよ、あんたたちみっともない。
おまえがいうな!!!
668 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/04(土) 20:00:24
第14部 良スレへの道
第15部〜人はうんこを食べるだけで生きていけるか?〜
670 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/04(土) 20:17:14
第16部 とりあえず加速
光男は走っていた。光の速さで。
誰より速く、そして誰よりも歳をとらなかった。
何故なら光りの速さでは、時間が停まって見えるからだ。
「俺、もう旅立つよ」
674 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/04(土) 21:08:58
しかし、彼の別れの言葉を聞く者はいない。未知へと突き進む彼だけを置き去りにして、皆仲良く固まっているのだ。
仲良し7人ぐみは
676 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/04(土) 21:18:50
左から順番に殺された
というのも
右からでは、風水的に悪かったからである。
7人が不明な死を遂げたことで、名探偵の登場である。
「じゃんじゃじゃ〜ん!わがはいが…」
猫である、などと言ってみたところで、もう俊夫は助からぬ。そう思うと、自然と涙が溢れてきた。
こぼれた涙は
轟音をたてる滝となり
緩やかな流れとなり
やがて海へと流れこみました
河口の小舟には、釣り人がひとり
のぼった月を眺め言いました。「ついてない。今日はボウズだ」
満月をよく見ると「BOZE」とロゴが入っていました。
689 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/05(日) 06:43:56
「おっ、面白い!なんて面白い流れなんだ!」と、光男は満面の笑みで叫んだ。
ついに光男は壊れてしまった様だ。
光速の、永遠に感じられる刻の長さ。
第17部 永遠リスに齧られる首都高速守備隊の憂鬱 凄くつなげにくよ
第19部 なぜ第17部と第18部が飛ばされたのかを、四十字以内で述べなさい
めんどかったから。
それは作者忘れていたからさ。でもそんな事どうでもいい。取り合えずお茶を飲めや。
695 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/05(日) 12:11:00
aaaaaaaaaaaaaaaaa
696 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/05(日) 12:13:48
ようごいますか、耳クソのつまった穴をかっぽじいて、よくお聞きなさい。あなたの正体は、
697 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/05(日) 12:14:41
ggggggggggggggggggggggggggggggggggeeeeeeeeee
698 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/05(日) 12:16:12
です。
第20部
風の中の昴
風の中で、
701 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/05(日) 12:25:30
___________
| |
| 仕切り房・断固粉砕 |
|___________|
| |
| | ∧_∧
| | <`∀´>
| | (>=∪=)
~~~~と_)_)~~~~
何部までやるの?
703 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/05(日) 13:02:14
アニョハセヨ〜!瀬戸内ジャクソンでございますぅ。
ただいまチベットの地で紅白霊能合戦をやってるので休載中でございますのよ。
ごめんあそばせ。
ケッターロホ出番だ。ジャクソン先生になんか言え。
705 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/05(日) 14:21:29
ある日、太郎君はおねしょをした。
完
第21部 ジョジョ越え
707 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/05(日) 15:06:13
ある日萌えた。
オインゴボインゴに。
なんて愚か。
710 :
小泉ヒカル ◆dBKO6o45OY :2006/02/05(日) 16:06:13
白い斜光がアスファルトを照らしている。
「だから何?」
「だから何?」、その言葉が画鋲となり、義男の足の裏に突き刺さった
「やる気ねぇ。超ねぇ。足の裏とかマジ遠いし。手届かねぇし」
その時突然隣で寝ていた花子が脱糞した!臭い!!余りに臭いのでオインゴボインゴはこう言った!
というのは間違いで、無言で地面にもぐりはじめた。
指の先からじわじわと、有機物から無機物へ。僕は分解されていく。
と思ったら、もともと軽合金製のロボットだった。
軽合金ではない!ケッター合金製だ!
最凶最後のロボットにジャクソンはフルマンで挑む!
「ウフフ。これはちょろいですわ。軟合金だからスプーン曲げの要領でやれば
いいのね」
そこはどんなスレも駄スレにするケッターパワー、心臓の図太さは人一倍だからどんな攻撃も効きはしない。
721 :
たろ。:2006/02/05(日) 22:00:10
722 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/05(日) 22:11:30
たろ。はすごい攻撃をしたつもりになって歯並びの悪い口からヨダレをたらしながらニヤニヤとほくそ笑んでいた。
だが、彼はこの時すでに、自分が攻撃を受けていることに気づいていなかった。
ケッタ−及び低レベルの小学生なみの反射神経で書きなぐる連中がいるかぎりまともな展開は望めないので、これにてジ・エンド。
長い間お疲れ様でした。
〜おしまい〜
他でもない、この自分がエンドマークを打つのだ、という気持ち
も分からぬでもない。そうやって何事かにケリをつけ、颯爽と立ち去さることが出来たなら、
じつにスッキリとする、良く出来た映画のようだ。
───君も、やってみたまえ。少しは気もはれるかもしれない。
という声に、ぼくは答える。「ほんと?じゃ、一度だけ」
THE END
「ありがとう。少しだけ楽しかったよ」
〜完〜
序章 光男と豆の木
光男がせっかく植えた豆の芽もケッタ−が刈り取ってしまうのでした。
THE END
はいはい、おしまい、おしまい。みんなかえったかえった。
終了。
「おわった」という人から、書き込みをやめればいいのに。
「終了」と書いた人にとっては、終了したのだ。どうぞ。でも、なんで他人にまでそれを押しつけるのだろう。
でも気に入らない人は気にいらず、即物的な事態が彼を止めるまで、「終り、終り、終り」と言い続ける気なのだろう。
即物的な事態というのは急に仕事が忙しくなってココに接続する暇がなくなるとか、交通事故にあって、それどころじゃなくなるとか、そんなことだ。
才能を欠いた粘着クンに告ぐ。退屈なレスをやめて、さっさと、うどん食って寝なさい。 ----- 終 了 ----
そのとき即物的な事態が、終了マンを襲った。暴走トラックが彼の部屋に突っ込んできたのだ。
埃の舞う瓦礫の下で血まみれになりながらも、終了マンは携帯に手を伸ばした。
そして終了マンは自分自身の人生の終了を静かに覚悟し、最期のメッセージを打ち込んだ。
「会者定離、生者必滅は世の習い。だが醜い延命策は見るに耐えぬ。素直に私は倒れるが、終了のファッショは滅びぬぞ。第2、第3の終了マンは、きっと現われる」
遺言により葬儀は執り行われず当然、花輪もなし。故人の灰は故郷の海に散骨された。
すべては死者が生前に望んだとおり。だが終了マンが住んでいた場所に出来た駐車所には、ときどきクチナシが置かれいく。
終了ブームが日本全国を席巻していた。「終了ーーー!!」子供から年寄りまで無意味に終了を叫んでは手を叩き大笑いしていた。
750 :
ケッターロホ:2006/02/06(月) 17:09:40
所変わってここは北朝鮮
日本での「終了ブーム」に比肩する勢いで「マンセーブーム」が北朝鮮全土を席巻していた。
B'zですら新曲「衝動」のサビの部分を間違えて「終〜了!」と歌ってしまうほどだった。
「終了マンとマンセーマンって、どっちが強いの?」ちびっこプロレスファンからそんな声が出始めたのは、日本も第三次世界大戦に突入しようという暗雲立ち篭める頃の事であった。
しかし、その試合も行われず、日本も核を落とされ全てが消滅した。
〜終〜
相変わらず終了ブームが日本全国を席巻していた。
なんだかよくわからないが、瀬戸内ジャクソンは終了厨にラリアットをかまし、
ヒョードルばりのパウンドで葬った。
解説しよう。瀬戸内ジャクソンとは世を忍ぶ仮の名。その実体は、
ジャクソン瀬戸内。その血は遠く村上一族にも繋がるという由緒正しき瀬戸内の海賊である。
海女でありながら第二次世界大戦において赤紙召集を受けた女性兵士のパイオニアでもあるのだ。
(現在は海女ではなく、尼)
既に死に体と思われた「終了厨」だったが、じわりと瀬戸内ジャクソンの背後に忍び寄る。
763 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/06(月) 21:35:23
ジャクソンはまだきづいていない
だが一歩違い。桟橋よりヒョイとジャクソンは海賊船に乗ったあとだった。海に落ちる終了厨。
765 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/06(月) 21:36:57
缶
___
ヽ__海ゝ ] ぼくは瀬戸内の海賊、さよなら三角、また来て刺客
(*゚ヮ゚)ノ お腹いっぱい、帆もいっぱいに
/|:|^| ブレスゆうぅ♪
(,く/^つつ
「 ̄  ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ フ
''''''''''''''''''''゙"゙''''''''''''''''''''' ''''''''''''''''''''゙ ''''''''''''''''''''゙"゙'''''''''''''''''''''
と鼻歌を歌いながらマイペースかつイーズィーゴーイングなジャクソン。
だがそれはトラップであった。終了駐を完璧に霊視していた。
唐突に物語りは古代ローマ時代に移り変わる。
いや、ほんとうに古代ローマ時代だろうか。
出たっw
ともかく海賊船に乗ったジャクソンは意外なものを発見する。
愚者のエンドロール
「どうでもいい、どうでもいいんじゃよ。ローマだろうが北朝鮮だろうが…」老人はそう言うと地底人にお茶を差し出した。
774 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/07(火) 07:40:07
「ますます面白い流れになってきた!」と、光男は涎を垂れ流しながら血走った目で叫んだ。
ますます、光男壊れてきた様だ。
光男は、もう何も考えたくはなかった。「僕はレレの牛なる」
レレの牛になった光男はレレの牛の本性に従って、箒をとるとオートマチックに掃除を始めた。
恍惚の人光男から強引に箒をぶんどるジャクソン。
ゴーイングマイウェイ・・否、強引にマイウェイなジャクソンであった。
光男は、ないた。
「モオォォ…」
そして輸送用トラックが到着し、食肉工場に運ばれるという手筈である。光男は解体され、日本向けの食肉として輸入されるのだ。
だが、光男はBSE(いわゆるひとつの凶牛病ですね〜←長島風)に犯されていたのであった!
「なんかよろよろして様子がおかしいな。でもばれなきゃ無問題」がめつい牧場主は光男を強引にトラックに押し込めた。
「これは緊急事態ね」光男の危機を察知したジャクソンは光男を載せたトラック
に飛び込むと彼の顔に跨った。いわゆるひとつの顔面騎上位療法とでも申しましょうか。
「興奮してきた」
と同時にあまりの満洲に光男は正気をとりもどした。なんだかシャキッとした。
光男の体はもうよろめくことはなかった。
光男はいった。「ジャクソンさんはファの人の方ですね。どうもありがとう。健康を取り戻したからには立派な食肉になることに、もはやなんの懸念もありません」
荷台から下ろさるとそこは広大な緑の丘で、牛たちは頂上にある処理施設を目指し、のそのそと上っていくのだった。
光男はその時点で口から泡を吹いていたが、気持ちのうえでは気丈に振舞っていた。
「見て下さい。夢のような景色でしょう」と光男は言った。「塀に仕切られた処理施設への道は緩やかな曲線を描き、ぼくらは時計回りにその道を回って行きます」
そんな健気な光男を見ても牧場主はまったく心を動かされることはなかった。それよりソロバンを弾くことに忙しかったのだ。
「その通路を鳥の目から見たなら渦巻きの形に見えることでしょう。道は徐々に狭まりますが、ぼくらの不安は最小限に押さえられています」と光男。
「ねっ。さまざな配慮を感じるでしょう。ジャクソンさんは、ファの方ですが、その上にはソラがあるって訳ですよ」
「ウフフ。良い食肉になるのよ。光男ちゃん」と草葉の陰から見守るジャクソン。
「それじゃ、日本の消費者の皆さんにもよろしく。もう行かなきゃ。若奥さんが開くクッキング・ブック1ページに向かってね」
「ノーノー!ミツオはクッキングパパの第一巻に向カウネ」
と米国食品安全委員会からクレームがまいこんできた。
訂正:米国食品安全委員会
↓
米国食肉安全委員会
「あれをサッとバラして休憩いこうや」窓からひょいと顔を出した食肉工場の男が光男を指差しながら同僚の男に言った。
「こ、工場長!先ほど米国食肉案全委員会から予定変更の通知が入りました。
ただちに解体作業は中止してください」
「バカタレ早よ言わんかいワレ。解体はとっくに終わっちまっただよ」工場長は肉骨粉をたっぷりふりかけた弁当を食いながら答えた。
「な、なんですって??!!」と部下は言うなりフルチンになり、覚悟を決めたようにいった。
「なんならぼくのコレを身代わりにするしてくだせぇ」と己のイチモツ指さした。
イチモツには極度の緊迫感のためかカウパー液が垂れている用に見えた。
そのカウパー液を工場長は舐めてしまった!!!!!!男なのに!
なかなかの美味であったとさ。それはさておき
こんなことをやっている限り、どんな女も近づくはずないのだし、その結果さらに、カウパーだの、スペルマだのの話が多くなって、ウホッ濃度は上昇を続け、
何人かの好事家達は精鋭化しセクト間の抗争も過激になり、肛門が広がり血が流れ、見放された人が叫びが未来派的廃虚に、また響いたりすることになるのだろう。
806 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/07(火) 19:00:03
__ ____∧_∧ 文芸界の仕来りは心得ていますよ
( * ヽ`Д´) バッチこい!
| | |ノ
(_(__)
807 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/07(火) 19:08:12
その時、夕焼けに染まったセント・ビスペルマ校の校門が開き、背中に小さな翼をつけた少年たちが、わっと飛び出してきた。
808 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/07(火) 19:10:27
( ⌒ )
l | /
⊂(#・д・)
/ ノ∪
し―-J |l| |
人 ペシッ!!
(_)
)(__)(_
⌒) (⌒
⌒Y⌒
「文芸界は負けかな、と思っている」
閑話休題。
突然太陽が爆発した!
突然ケッターロホも爆発した!
岡本太郎も、あ、いや、なんでもない。
はっきりせぃや! ごらぁぁぁ! あっ、すんません。
五大湖地域の人々、そして糧となるべくして在る捧げ物は生態学的な非営利グループ、種族、 及びミシガン州の音楽家の集合的な土木作業音楽によって解放される。
そんな中、件の食肉工場社員は己のイチモツからスペルマンを吐き出さんとしていた。
だがただのスペルマンではない、彼らは特殊精鋭部隊精子部隊なのであった!
彼らは精嚢のなかで日々厳しい訓練に耐え忍んできたのである。
817 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/07(火) 23:21:33
そんな彼らにももちろん息抜きの場がある。
そのとおり。彼らの精嚢の中にはサバイバル訓練施設だけでなく、
バーやラウンジ、食堂も完備されているのであった。まさに至れり尽くせり
である。将に米軍空母なみのゴージャスな精嚢なのである。
敵影発見。敵影発見。総員、ただちに配置に付け。
♪close your eyes〜瞳をと〜じれ〜ば〜という変な歌が流れたかと思うと、やってきた敵の戦闘機に全員蜂の巣にされた。
蜂の巣変化銃の光線を受け、蜂の巣になってしまった。ああ、俺はこれから密を搾り取られるのだろうか。
緑色の日記には何も書かれていない
ただ日付だけが書かれてあった
8月77日
49月2日
61月35日
隣には青色の日記が置いてある
開くと、ある1ページだけに絵が描かれていた
それはとても悲しそうな顔をした老婆の絵だった
最後に紫色の日記を開いた
全てのページに人間が書いたとは思えない小さな文字がびっしり書かれていた
『存在しないで』と全てのページに
823 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/08(水) 07:41:27
「こ、これぞまさに最強の小説!間違いない、間違いない、これぞ、まさに〜!」 と、光男は白眼を剥いて口から泡をブクブク吐き出しながら叫んだ。
付き添いの看護婦が、嫌がる光男の手を引いて無理やり精神病室へ連れ戻そうとする。
その時、廊下の向こうが光った。あっ、あれは!
掃除のおばちゃんだ。力が抜け、その場に卒倒する光男の体を看護婦は支えようとした。
でも涎がつきで嫌だったので、やっぱ支えるのをやめた。光男の体はしたたか床に叩かれた。
看護婦が見下ろす中、光男は廊下をカエル泳ぎして掃除婦の方へ向かう。モップだ。モップを手にするのだ。
828 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/08(水) 11:00:52
気配を察した掃除婦はバク宙三回転して逃げた。「掃除婦はモップが命! 渡すもんか!」
掃除婦はバク宙したものの、後ろをよく見ていなかったため、廊下突き当たりの壁に激突。かなりの衝撃音を響かせ、廊下に崩れ落ちた。
「ふっ、やるな! 少林サッカーで中国拳法をマスターしたこのオレ様相手に!」
戦いの最中!突然サンボマスターが現れて歌を歌いだした!どうする!
戦う
魔法
→クレイジーケンバンドで対抗する
逃げる
それから5年後。
あたしは本を閉じた。同じような展開に飽きたからだ。外にでて出逢いを探した方が新しいことが始まりそうな予感でいっぱいになった。
予感がするだけの永遠のヒキコモリだった。
そして脳内に一人の美少女を描く。
837 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/08(水) 14:23:48
しかしデッサンが狂っていた
狂ったのはデッサンではなくあたしの頭がクルクルパーになっていた!ったったったった!
たたたたたたたたた!ふうううううううううううんん!あじゃぱぱぱぱぱぱぱぱあああ!
脳内で踊り狂う五千万人の歪な美少女は
840 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/08(水) 15:15:41
一億人に膨れ上がった。
私の世界がそれらで埋め尽くされていく。
「光るもんがねえよ…」静寂を破ってまたあの声が聞こえた。
「相変わらず光るもんがないどころか、稚拙すぎてアタシも思わずビックルを飲み干してしまったんだけど、今回は、リトル視点を変えて、稚拙かつ思いつきカキコする連中の言いぶんと、そのバックボーンについて書いてみようと思う今日この頃なのだ。」
844 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/08(水) 17:35:01
「と思ったが、もう寝る。さよなら」彼はそう言い捨てて彼方へと去っていった。
845 :
小泉ヒカル ◆dBKO6o45OY :2006/02/08(水) 18:16:29
寂しさは鳴らない。
意味が分からない。
847 :
健一郎:2006/02/08(水) 18:21:51
「レスは思考の流れだ」と師匠は言った。
848 :
小泉ヒカル ◆dBKO6o45OY :2006/02/08(水) 18:35:08
健一郎はオレンジレンジが大好きだ。
健一郎はモー娘が大好きだ。
と、そんな中件の食肉工場職員(坂本龍域(りゅういき)32歳)の
イチモツからカウパー液から本気の男汁が溢れ出さんとしていた。
「え、えぐ、えぐ〜」(←なぜか東北弁)
その頃東京では秋篠宮様懐妊のニュースが流れていた。
それはまさに、日本的な近代的自我の特徴ともいえる、主体性はあるが表層のみのものであるので、何かの思想に相対したときに本質的にその思想を消化できず、その思想に似たもの・それらしいものとして中途半端に消化してしまったわけだ。
「それ、自分のことを言ってるのかい?」
>>851 それは坂本龍域の特殊精鋭部隊の一匹の精子の仕業である。
鍛えに鍛え上げられた精子は勢いが違う。だが皇居まで飛ぶ勢いがあるとは誰が
想像しえたであろうか。紀○さまも想定もとい貞操の範囲外であったことだろう。
一行老人は怒りを押さえることができなくなった。「一行じゃ、ジャクソン君。
あら、あらごめんなさいね。私としたことが。一行老人様ご自愛くださいませ。ウフフ
857 :
健一郎:2006/02/08(水) 21:19:53
「デッサン中はドーパミン出まくりだから」と師匠は言った。
しかし、健一郎の口から出てきたのは人肌に温まったモンダミンであった。
それは、個人はいつも社会に対峙しなければならない、ということを示している。現実に対面して持った感情を自己の内面において論理化して思想にまで高め、その思想を現実を変革するための材料として用いていくというこの作業を通じないと近代の自我は芽生えないからだ。
「あのね、どんだけ理論を展開してもね、読み手に分かりやすく説明できなければ、自分が馬鹿だって吹聴してるのと同じなんだよ?」
と健一郎は声にならぬ声でお口くちゅくちゅモンダミンするのだった。
「なんだか頭の良すぎる人が、たった一人で遊んでいるよ……さみしいね」そう呟いて光男は死んだ。
不思議なことにモンダミンは健一郎の口の中で青酸カリに化学変化した。
健一郎は「青酸カリ」はなんなのかを知らなかった。「よし、ググってみよう」
「なになに正名シアン化カリウム。青酸カリは俗称。白色の粉末状結晶。融点634.5℃。アーモンド臭があり。……なるほど、そんな香りがする
水によく溶け電離してカリウムイオンとシアン化物イオンとなるが、このシアン化物イオンは血中のヘモグロビンと結び酸素の運搬を疎外。……そういえば、息ぐしいかな
はやい話、即効性の猛毒です!……こいつは迂闊だった。ググって暇などなかったのだぁ!」ガクッ。
健一郎は死んだ。そして、ニーチェは神は死んだと宣言しました。そして、そのように言うニーチェさえ、クリプキは哲学は死んだと宣言することによって、無効にしてしまったのです。もはや神の死後を考えることさえできません。
神は死んだという言葉さえ哲学ではなく、戯れ言にしかならないのです。
そのとき、道の向こうから頭を禿げ散らかした健二郎と言う男がやってきた。「とんでもねえ、あたしゃ神様だよ」
あっという間に周辺には光男、一行老人、俊夫、蜜子、ダイちゃん、そしてその師匠である審判、そしてケッタ−2号など懐かしい顔ぶれが勢ぞろいしていたのです。
871 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/09(木) 07:18:31
「まてまて、俺達を忘れちゃいないか?」と、現れたのが、ペニスを露出した夢オチ男と、タイム・マシンを背中に担いだ連投課長。
全員北朝鮮の工作員に海岸で拉致され、偶然にもこの北朝鮮のスパイ養成所で一同が顔を揃えたわけだった。
しかし日本政府はこの事実を把握していなかったため、彼らだけが全員異国の地で生涯を終えたのであった。マンセー。
そして彼らが遺した手記を読み終えたとき、食肉工場の工場長は涙を流さずにはいられなかった。「哀しすぎる………」
工場長は頭の切り替えが非常に早い男だったので、五分後にはその手記の事をすっかり忘れていた。だからこそ工場長にまで出世できたのだった。
その冷徹とも非情ともいえる態度に、従業員は不満を抱えていた。
「工場長……あなたにはもうついて行けませんよ」
それすらも五分後に忘れる工場長。彼は己の優秀さがゆえに、孤独な男だった。
工場長は呟く。「ひとりぼっちでいるとちょっぴり淋しい…そんな時こう言うの、鏡を見つめて…」
「おまえに食わせるタンメンはねえっ!」
工場長の行方は誰も知らない。
最終章「大団円 〜幸福の黄色いハンケチ〜」
882 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/09(木) 16:48:14
六月のある暑い朝、私は工場長を探しに九州は佐賀県・吉野ヶ里遺跡を訪れた。
雄大な環壕集落などわが国の「クニ」の始まりと魏志倭人伝の世界を想起させる遺跡の風景に、私は工場長の事も忘れて感動のあまりズボンを脱いだ。
素晴らしい景色を前に青空のした、野糞をすることほど気持ちのいいものはない。
情報によると、世界各国より野糞を極めた人達が日本のある場所に集まり、世界野糞サミットが行われているらしい。私は緊張で身が引き締まった。
せめて引き締めるなら肛門にしておこうぜ!
887 :
瀬戸内”ランペイジ”ジャクソン:2006/02/09(木) 19:48:41
叫んだその刹那、私は己の菊の門をキュキュッと締め上げた。
「これは大変な事態だ!」と食肉工場職員の精嚢の中の特殊精鋭精子部隊の
中のエロ対策ユニット(CEU)の精子の中の一匹であるジャック・カウパーは
事の重大さに危機感を募らせるのであった。
しかし、誰も現れはしなかった。
会場はがらんとしていた。みんなどうしたんだろう?サミットを心待ちにしていたはずなのに……。
世界の糞尿どもは私が処分しますた。誤安心ください。
こうして世界野糞サミットは幻に終わった。今は女子中学生の野小便がトレンドなのだ。野糞サミットは時代を先取りしすぎていたらしかった。
「ソウデス、私モ野糞ヨリモ女子中学生の野小便ミタイデス」ムルアカ氏が突然現われて熱っぽく語り出したが、黙殺して足早に会場を後にした。
しかし、ジャックカウパー捜査官のおかげで辺りは製紙臭くなってしもうたそうな。
こうして時代はいつまでも変遷し続けていく。
しかし日曜日の6時半は絶対にサザエさんなのだった。これだけは変わらないのだった。
896 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/09(木) 20:49:02
そんな頃、時代に「NO!」を叫んだ男が現れた。その名も、
897 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/09(木) 20:52:01
ライトニング氏だ。「コノナカニハ光ッテナイヤツ何人カイルネ!」
898 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/09(木) 21:02:56
彼は東京ドームを一日借り切ると「史上最大の講演会」というのを開催した。大雨にもかかわらず長蛇の列がつづいた。
899 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/09(木) 21:11:35
尻を突き出せ!
チケットもぎりの男が叫んでいる。
ほら、これでいいでしょう?ウフフ。袈裟をたくし上げ、己の菊の門とまんどころをさらす潔さ。
その時会場に重水素爆弾が落とされた。
その直後、ジャクソンのまんどころがパッかと開きブラックホールさながらに
重水素爆弾を瞬く間に吸い込んでしまったのである!!!
さすがはジャクソン。地球を守るロハスな尼僧である。
しかし、ライトニング氏は右腕を一回転し、ジャクソンの様子をうかがうと、助走をつけ、ラリアットを叩き込んだのだ。
カウントが3つ入り、満足したライトニング氏は、「光ってない連中のたまり場はもうごめんだ!」と叫ぶと翌日帰国した。
帰国した後、フランスの新聞に、両手で顔を覆って「思慮のない人々に愛されるのもつらい」とつぶやく預言者の風刺漫画を描いて掲載したばかりに暗殺されてしまった。
とライトニング氏は錯覚したのであったが、現実には彼の手首はずっぽりと
ジャクソンのまんどころにはまってしまった。フィストファックさながらの様相を
呈してきた。
ジャクソンはすかさず手作りの野菜スティックを挿入せんとする。
「ひ、ひぃ〜っ!そ、そこの穴は・・・」と呻くライトニング
しかし、それこそがラリアットで意識朦朧としたジャクソンの見た幻覚であった。
彼は誰もいない東京ドームのど真ん中でくやしげに「がっぺ むかつく!がっぺ むかつく!」と叫んだが、後の祭りであった。
ライトニング氏は喧噪と静寂の狭間に挟まれてしまった。
彼がくやしいのにはもう一つ理由があった。
中学時代から「フランケン」とあだ名をつけられ、苦しみ続けてきたジャクソンであったが、意を決し、総額1500万円以上をかけた整形手術で、別人のように生まれ変わった。
その後、「化膿姉妹」としてTVのバラエティー番組で人気が出て、大活躍したのであった。
だが心機一転ジャクソンは910のアナルに尾路ナイン軟膏を注入せし後、
野菜スティックを挿入した。
「ひ、ひぃ〜っ!そ、そこの穴は・・・!!??でもなんだか気持ちよくなってきたば」
と目を細めて微笑する910(本名 山田太一郎 脚本家)
相当くやしかったジャクソンは、股間をかきむしりつつそのような内容を書き込んでいる時に、背後からの声に驚き、のけぞった。「…ママ!」
「おぉ前ラァーッッ!!」
下ネタに釣られて懐かしの審判が現れた。
「ンまあ!ジャクソン!何やってるざますか!」「ち、ちがうよ!ママ!ちがうんだい!ママの淫乱!わからずや!」ジャクソンは逆ギレするふりをして外に飛び出した。
審判と正面衝突するジャクソン。飛び散る火花。のたうちまわって爆笑するジャクソンママ。
審判は完全に失神していた。
ジャクソンも前歯が2本折れたが「…ふむぅ…ま、ラーメンすするのにちょうどいいわい」と妙に納得した。
「お、おれしゃまにちゅ、ちゅぢゅけ〜!(歯がないので変な発音になる)」外に出たジャクソンはかつての仲間「飲んべえ軍団」を率いて、夜の歓楽街に乗り込んだ!
あまりにもハメをはずしたジャクソンが4人の男たちに拉致され、沖縄のカプセルホテルで非常ベルを鳴らしながら自殺すると言う謎の死を迎えるのはまだあとの話である。
そして歓楽街のビデオボックスで「パッチギ」を見ることにした。
集団でビデオボックスで上映会。こんなことがかつてあっただろうか?
これには新華社通信やワシントンポスト、ロイターもぶったまげた。
だが、軍団のひとりである923がビデオボックスの扉にタマタマを挟んでしまう
というアクシデントが発生!人生最大の危機を迎えた923!
926 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/09(木) 23:37:56
下をみて喜んでいればよいのだ それは決して不幸なことではない 不幸だと思う思い込みである♪
923は痛さのあまりうわ言を言った。
あまりに痛いので、何かをつかもうとする923。しかし、つかんだものがジャクソンのキンタマだったからタマらない!「ものすげぇ痛ぇ〜〜〜っ!!!」泣きわめくジャクソン。
929 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/09(木) 23:43:16
省略されました ここをクリックしてください
ついにジャクソンとタマタマがたまたま分離した。つまり千切れた。「あzdふぁhtghげがjklぐぼげ〜〜っ!!!」ジャクソンはのたうちまわる。
しかしジャクソンは気づいた!あと少しでこのスレが終了する事を!それを知ったジャクソンはこう言った!
932 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/09(木) 23:44:28
いまさらガキの下っぱに就職できようか タクシーもいまは稼ぎが悲惨だ 夜通し走って アルバイトなみである♪
まものたちはまだきづいていない
ジャクソンのこうげき!
ジャクソンたちはしんでしまった
傍らにあった非常ベルを鳴らす923しかし、ジャクソンらは非情にも彼を置き去りに
夜の歓楽街に消えていった。923はタマタマを挟まれたまま息絶えた。
村に戻るとケッターロホが言った。
以上がHIS証券のN口の自殺疑惑の真相であるのだ。わかったかコノヤロウ!
「おう、ジャクソンよ、しんでしまうとはなさけない。いまからふっかつのじゅもんをとなえよう。
ときは たちめ をつむ っても あるける ほどよ
あた しのたび とおくに いても はなれて いても
うかん でくるよ あなただ けが」
っつうことでさ、なんだかわかんないうちに終わっちゃうってえの!ジャンジャン!
さてさて、ケッターちゃんたちといっぱい遊んだところで
一般書籍版のリレースレに帰るとしますわ。ちょっぴりお下品でしたけど、
なかなか楽しかったわ。といって古巣に帰郷することにした。
「おいおい、帰るなよ、おれを置いていくのかよ!おれたち友達だったんじゃねえのかい?」ケッターは泣き叫んだ。
黒づくめの男たちに守られるようにして、黒のクラウンの後部座席に乗り込んだジャクソン。後ろを振り返ること無く「行ってちょうだい」と言った。
殺伐としたスレに突如ヘーベルハウスが!!
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|/__
ヽ| l l│<ハーイ
┷┷┷
_, ,_ パーン
( ゜д゜)
⊂彡☆====== /|
__ |/
ヽ| l l│
┷┷┷
. __
ヽ| 'A`.| トリニイクノマンドクセ...
┷━┷
様々な出来事が走馬灯のようによみがえり、思わずケッターはひと声いななくと、車を追い掛けた。
車に追い付いたケッターはジャンプし、車の屋根に張り付いた。振り落とそうとジグザグ走行する運転手。
あたし、そろそろベータで撮りだめしておいたレディースフォーを見ながら
眠りにおちるわね。んじゃグンナイッ!といってふとんに入る。
こうしてジャクソンとケッターは去った。
「というわけで今回はケッターロホの生涯を追ったわけですが」と関口宏がいきなり出てきてMCをはじめた。「最後に彼のこんな言葉でしめくくりたいと思います」
「人生は、決して計画通りにはいくものではない。必ず何処かで番狂わせが起こり、予測した型通りに物事が運ばないのが、この世の常である。 型を盲信する者は、必ず型を超越した者に敗れるものなのである。ケッターロホ」
951 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/10(金) 00:26:37
次スレは?
そんなものは立つはずもなかった。
またもや性懲りもなく、「最強」と言う名の恥も外聞も無い、裸の王冠引っさげた連中が立ち上がってくると予想。不吉な予想だが、、、俺の予想は良く当たるんだよな。
そうつぶやく工場長であった。
955 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/10(金) 01:32:50
公開レイープの始まりだ!貴様ら尻を突き出せ!
いくぜ一!1曲目SATUGAIーーーッ!!
ダダンダダーン ドゥルルル ジャーン
こ〜んや〜 じゅっうにっじぃ〜 だれかが〜 しぃぬぅ〜♪
ジャカジャカ…
急にいかれた男がそう叫びながら歩いてきたのだが、誰も相手にしなかったのだった。
「素晴らしい!さすがは糞スレのクールビズやぁ!ここだけはアホの大洪水やぁ!」相手にしたのは彦麿呂だけであった。
工場長は工場の仲間を集めて行進をはじめた。「さあ、1000は目の前だ!気合い入れて行くぞー」
しかし、誰もついてはこなかった。
961 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/10(金) 06:51:35
と、ここで俊男は目が覚めた。
「な、なんて長く、しかも糞つまらん夢を見ていたんだ。まあいい。とにかく、いそいで会社の面接に行かなくては!」
面接官「特技は夢を見ることとありますが?」
俊男 「はい。夢見がちです。」
面接官「夢を見るとはどういうことですか?」
俊男 「妄想です。」
面接官「え、妄想?」
俊男 「はい。妄想です。スレの中を妄想で埋めつくします。」
面接官「・・・で、その夢を見ることは当社において働くうえで何のメリットがあるとお考えですか?」
俊男 「はい。糞スレの立っても埋めれます。」
面接官「いや、当社にはスレを立てるような輩はいません。それに糞スレを延命させるのは迷惑ですよね。」
俊男 「でも、良スレも糞スレに出来ますよ。」
面接官「いや、出来るとかそういう問題じゃなくてですね・・・」
俊男 「住人を釣るんですよ。」
面接官「ふざけないでください。それに住人って何ですか。だいたい・・・」
俊男 「2chの住人です。2ちゃんねらーとも言います。2ちゃんねるというのは・・・」
面接官「聞いてません。帰って下さい。」
俊男 「あれあれ?怒らせていいんですか。立てますよ。糞スレ。」
面接官「いいですよ。立ててさい。糞スレとやらを。それで満足したら帰って下さい。」
俊男 「運がよかったな。今日は規制で立てられないみたいだ。」
面接官「帰れよ。」
俊夫は一人一行と言うのも忘れてしまうほどに興奮してまくしたてた。
会社をあとにすると、ふとある考えが俊夫(43歳)の脳裏に浮かんだ。「そうだ、この妄想を書いてみよう」
帰宅すると、俊夫(43歳)はPCの前に座り、電源を立ち上げると、すぐにネット接続し、キーボードを叩いた。
「1人1行で最強の小説を完成させるスレ 16 」
長い間ご愛読ありがとうございました。
【あとがき】
970 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/10(金) 11:18:18
朕深く世界の大勢と帝國の現状とに鑑み、非常の措置を以て時局を収拾せむと欲し、ここに忠良なるなんじ臣民に告く。
そんな言の葉を紡いで産まれ出たこの小説ですが、
脳がスポンジ状になります。
すると敏男は自分のラケットを手に取ると、笹の葉をバンバン叩きながら、「来ないで!来ないで!来ないで〜!」と、半分は冗談めかした風で、また半分は泣き出しそうな声で、ひたすら連呼しはじめました。
俊男「と、敏男だと!?」
藤原敏男のことだろ。
976 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/10(金) 13:00:07
と、敏子はおっしゃいました
このあと急に面白くなるからビックリです。
↓
スレも終盤に差し掛かった頃、この物語は始まる。
ここは日本海のど真ん中
チェレンコフ光を放つエチゼンクラゲに囲まれて
のんびりコーヒーブレイク
982 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/10(金) 16:43:35
そんな私はハートブレイク
メガネすっきり曇りなし
♪そ〜れ〜ではっ(シャンシャンシャン!)
♪おわか〜れしま〜しょ〜(シャンシャンシャン!)
「お別れしない俺たち5人でドゥービーブラザーズ」
987 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/10(金) 19:24:07
少年まだ眠らない セカンドハウスへG0!
988 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/10(金) 19:26:30
こうなったら〜 1人で盛りあがっ
989 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/10(金) 19:38:31
やらないか?
やりたい。やりたいんだよ僕だって。でもできないんだ。なぜだって? だって、だって僕は、
991 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/10(金) 20:07:52
DOTEだから…
この後、急に面白くなるみたいですよ。
↓
「笑いは任せろ俺たち5人でドゥービーブラザーズ」
そう言い残してドゥービーブラザーズを乗せた飛行機は突然音信を断った。
さあ、いよいよラストスパーッツ!
やっぱ、光るもんがなかったよ、おまえらは。
とうとう脳髄ま…
最後に気の利いた一言、どうぞ!
1000 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/10(金) 21:11:58
光るもんがねえっ!!!!!!!!!!!!!!!!!
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。