お前ら、なんで小説家になりたいの?

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391名無し物書き@推敲中?:2009/10/19(月) 11:15:08
陣内と間接キスだな
392名無し物書き@推敲中?:2009/10/19(月) 11:19:01
>>390
臭マンだよ?いいの?
393名無し物書き@推敲中?:2009/10/20(火) 19:49:10
 一九六四年にその幼少期の特異な自伝『言葉』の爆発的な好評の直後に、ル・モンド紙の記者のインタヴィユにこたえて行なわれたサルトルの発言は、まさにこの問い(文学の社会参加の可能性)に対する一人の雄偉な人間主義文学者の挫折の告白だったといい得る。
このときサルトルは「飢えて死ぬ子供を前にしては『嘔吐』(サルトルの作品)は無力である」、「作家たるものは今日飢えている二十億の人間の側に立たねばならず、そのためには、文学を一時放棄することも止むを得ない」と発言してさまざまな反響を読んだ。
394名無し物書き@推敲中?:2009/10/25(日) 00:05:18
世界は私達に見えているか。見えているはずの世界、それは形骸と化した幻影ではないのか。

今ほど、世界の“リアル”を暴き出すジャーナリズムが必要とされる時代はない。DAYS JAPANよ、がんばれ!
395名無し物書き@推敲中?:2009/10/27(火) 02:00:30
何でだろうねえ、気がついたら作家になりたいと思ってた
理由らしい理由は特にないなあ
絵を描くのが好きだったら漫画家になりたいになってたかもしれない
396名無し物書き@推敲中?:2009/10/27(火) 11:56:42
それ以外に出来そうなことがない
397中村剣:2009/10/28(水) 23:58:46
なかむらつるぎ 好きだから。それしかないでしょう
398名無し物書き@推敲中?:2009/11/26(木) 23:24:35
テーゼやメッセージが、表現しづらい魂の部分をわかりやすく言語化してすぐに心に入り込むものならば、小説家は表現しづらいものの外周を言葉でしっかり固めて作品を作り、
丸ごとを読む人に引き渡す。そんな違いがあるだろう。読んでいるうちに読者が、作品の中に小説家が言葉でくるみ込んでいる真実を発見してくれれば、こんなにうれしいことはない。 (読売新聞インタビュー)
399名無し物書き@推敲中?:2009/11/26(木) 23:25:55
界中がカオス化する中で、シンプルな原理主義は確実に力を増している。こんな複雑な状況にあって、
自分の頭で物を考えるのはエネルギーが要るから、たいていの人は出来合いの即席言語を借りて自分で考えた気になり、
単純化されたぶん、どうしても原理主義に結びつきやすくなる。スナック菓子同様、すぐエネルギーになるが体に良いとはいえない。自力で精神性を高める作業が難しい時代だ。
400名無し物書き@推敲中?:2009/11/26(木) 23:31:07
家の役割とは、原理主義やある種の神話性に対抗する物語を立ち上げていくことだと考えている。「物語」は残る。それがよい物語であり、
しかるべき心の中に落ち着けば。例えば「壁と卵」の話をいくら感動的と言われても、そういう生(なま)のメッセージはいずれ消費され力は低下するだろう。
しかし物語というのは丸ごと人の心に入る。即効性はないが時間に耐え、時と共に育つ可能性さえある。インターネットで「意見」があふれ返っている時代だからこそ、「物語」は余計に力を持たなくてはならない。
401名無し物書き@推敲中?:2009/12/06(日) 02:38:14
俺の友達は、小説家はサラリーマンに比べて休みが取りやすくて
国内外への旅行も簡単に行けそうだからとか言って、就活やらずに小説家目指してるんだけど
それって本当なの?
402401:2009/12/06(日) 02:45:03
誤爆した
別スレに書いてきます
403名無し物書き@推敲中?:2009/12/12(土) 22:04:54
若林志穂
「復帰するつもりはありません。今日で私は芸能界を引退します。なぜ?本物の殺人事件をみてしまったら、演技なんて出来ません。本物を超えることはできないんです」
404名無し物書き@推敲中?:2009/12/29(火) 20:38:50
司馬は、文章については、こんなふうに書いている。
 「文章というもの、あたかも登山用ナイフのようなもので、缶切りにも栓抜きにもノコギリにもなるし、ときに磁石にも通信機の用もはたす
405名無し物書き@推敲中?:2010/01/05(火) 11:29:10
 作家は錬金術師だ。原料(事実)がなければ何も生み出せない鋳造工のジャーナリストとは異なる。事象として立ち上がっていなくても社会に流れる見えない風。
それを感知し、フィクションの作品に仕上げる。読者はそこに「真実」を発見し、感動し、社会や自分を見つめ直し、時には人生の指針すら手にする。
406名無し物書き@推敲中?:2010/01/05(火) 11:58:09
 人類が種を保存し続けてこられたのは、救済者としての「神」を発見あるいは発明出来たからにほかならない。だからこそ、「神」を殺した理性が実は戦争の世紀を生んだ現実を前に、
人類は立ち竦むしかないのだ。麻原が救済者となり、そのもとに集ったまじめな青年が「教え」を忠実に守り実行したのは、
まさしく世紀末の風景だった。だが「気の触れた男の犯罪」という、矮小化以外何物でもない結末をつけることにより、魂の救済を求める現代人はますます行き場を失った。
407名無し物書き@推敲中?:2010/02/18(木) 20:35:28
。「未だに小説読んでるの?」と馬鹿にされることもあるけど、優れた例え話が理解力を高めるように、僕には実用書よりも小説の方が勉強になる。
408名無し物書き@推敲中?:2010/02/23(火) 11:18:57
例えば情景描写に於いて、小説家がどれだけ文章を書き連ねても、絵で一発見せられた時の情報量にはかなわない。
結局の所、日本で小説がマンガに(商業的に)負けてしまった根本の原因にはそれがある。

指名手配犯は必ず写真や似顔絵で表示されるように。
客観的に情報を提示するなら、絵や映像に優る者はないのだ。
409名無し物書き@推敲中?:2010/02/28(日) 20:50:40
「明暗」では、作中で登場人物の一人に、

「露西亜の小説、ことにドストエヴスキイの小説を読んだものは必ず知っている筈だ。
如何に人間が下賎であらうとも、又如何に無教養であらうとも、時として其人の口から、
涙がこぼれる程有難い、さうして少しも取り繕わない、至純至精の感情が、泉のやうに
流れ出して来る事を誰でも知っている筈だ。君はあれを虚偽と思ふか。」

「先生に訊くと、先生はありや嘘だと云ふんだ。あんな高尚な情操をわざと下劣な器に
盛って、感傷的に読者を刺激する策略に過ぎない、つまりドストエヴスキイが中つたために、
多くの模倣者が続出して、無暗に安っぽくしてしまった一種の芸術的技巧に過ぎないと
云ふんだ。然し僕はさうは思わない。」
410名無し物書き@推敲中?:2010/03/12(金) 01:06:42
科学は花火がどうやって作られたり、どういう原理で空に輝くのかを知ることで
文学はその花火の美しさを伝えるものじゃないかな
411名無し物書き@推敲中?:2010/03/22(月) 12:46:41
ただ、最終章でこの話全体の印象を
まるでドミノ倒しでドミノが倒されることで描いている絵が明らかになるように
塗り替えてしまう
412名無し物書き@推敲中?:2010/04/10(土) 06:28:35
タバコが似合う職業だから
413名無し物書き@推敲中?:2010/04/17(土) 04:03:30
私は逆だ。作家にだけはなりたくなかった。
文章だけは売り物にしたくなかった。
それが最後の砦だったからだ。
文学だけが、私のふるさとだった。

私は文学に生まれ文学に育って、やがて文学を避けてこの半生を生きた。
絵も描いた。数学もやった。物理も美学も建築学も、
好きなものはみんなやった。やる以上は専門家になるつもりで没頭し、
そのいくつかの分野で私はプロフェッショナルだと言われるようになった。
そうして決まって、それらを嫌いになるのだった。

ふと足元を見ると、文章だけが残っていた。
好きだったものはみな奪われて、ただ文学だけが私に残った。

ほとんど嗚咽とともに私はペンを握ったのだ。
母を賭け金にして、二度と戻れぬ道を私は進んだ。


作家は「なる」ものではないだろうと私は思う。
作家はただ、そう「ある」ものなのだ。作家はいつでもすでに作家であって、
三つ子の魂、すでに作家である。ただそれをいつ認めるか、自身作家でしかないことに
いつ観念するかという問題でしかないのだろうと私は思う。
作家というのは、ある精神の状態のことを言うのだ。
414名無し物書き@推敲中?:2010/04/17(土) 04:25:10
自分の書いた物を、たくさんの人に見てもらいたいからかな。
415名無し物書き@推敲中?:2010/04/17(土) 20:30:08
気付けば、小学生の頃から文章ばかり評価されてきた。文章より絵のほうが好きだったのに。
絵を描いていれば父から叱られ、自分の描いた絵を見せても、家族誰にも褒めてもらえなかった。なのに中学で学年劇の脚本を書いた時は嫌と言うほど褒められた。ネットで小説を書いた時も、絵なんかより全然評価された。

今年から高校3年間の留学が始まって諸事情でもう日本には住めないから、そんな体験も生かしてみたいな、と思った。

それだけ
416名無し物書き@推敲中?:2010/04/18(日) 14:48:06

注目されたい願望
俺の作品に対しての感想、批判等が欲しいから
417名無し物書き@推敲中?:2010/04/21(水) 22:15:42
優越観に浸りたい。

例えば、「こんな糞文を小説として発表するな!」
と思う小説を貴方が見つけたとします。
その小説と貴方が面白いと思う小説、どちらが面白いと感じるか、街頭でランダムでヒアリングしてみてください。
あるいは会社や学校でもいいです。
20〜30人くらいに聞けば判ります。
断言して貴方が面白いと思った小説よりも糞文の方が面白いと評価されるでしょう。
これは嘘じゃありません。事実です。

全体人口比では、賞を取った作品ほど大衆に受けないんです。
その事を文学界は悟るべきです。
418名無し物書き@推敲中?:2010/04/21(水) 22:22:36
長い年月をかけて資料を集め、自分なりの解釈が出来た。
それを世に問い、出来るならば賛同者を得たい。
だから書く。
419名無し物書き@推敲中?:2010/05/04(火) 11:04:57
一言一句、微に入り細に入り表現されています。行間から、木漏れ日のように生命の温かさが伝わってきます。そこへ乱暴に踏み込んでしまいました
420名無し物書き@推敲中?:2010/05/15(土) 23:05:38
世界の常識:過労死するくらいなら抗議したほうがいい
日本人:抗議するくらいなら黙って自殺したほうがいい

世界の常識:悪政に苦しむくらいなら革命するほうがいい
日本人:革命するくらいなら悪政に苦しむほうがいい

世界の常識:我々を搾取する奴がいるなんて許せない!
日本人:我々の中に搾取されてない奴がいるなんて許せない!

世界の常識:汚職を批判しないのは真の社会人ではない
日本人:汚職を批判するのは真の社会人ではない

世界の常識:責任ある行動をとるのが大人というものだ
日本人:責任を逃れる行動をとるのが大人というものだ

世界の常識:普段は競争していても、危機が迫れば手を組む
日本人:普段は群れていても、危機が迫れば足を引っぱり合う

世界の常識:物事がうまくいかないなら、うまくいくよう改善しよう
日本人:物事はどうせうまくいかないし、もう少し悪くなってもいいや
421名無し物書き@推敲中?:2010/05/29(土) 20:22:13
わたしは大学院に通っていまし
たが、そこでは相手を論駁(ろんばく)することが大切だと教わりました。議論して、相手
を言い負かせた人が“偉い”といった感じ。もちろん議論の力はものすごく鍛えられるので
すが、一般社会でそれをやっても仲間は増えません。違いを見つけるよりも、同じことを見
つけることが大切。例えば、さまざまな運動体がお互いにいがみあったりしていますが、
少し離れたころから見ると、ほとんど違いが分からない。それなのに、なぜかお互いの違い
を際立たせている。つまり接点を見つけようとしないと、四分五裂(しぶんごれつ:秩序を
なくしてバラバラになること)して、かえって力を失ってしまうのではないでしょうか。

 なので、わたしは意識的に違いを見つけようとせず、できるだけ接点を見つけるように
心がけています。
422名無し物書き@推敲中?:2010/06/06(日) 10:02:24
以下は西尾幹二「ヨーロッパの個人主義」からの引用だが、
少なくとも、この本が書かれた昭和44年から、日本は何も変わってないと思う。

>民主主義にせよ、平等の観念にせよ、自由の意識にせよ、いずれもそれを成り立たせている背景の
>社会との関わりにおいてしか理解できないものである。
>イギリスの民主主義はイギリス人自身の生活の"必要"から出てきた結果にすぎず、あるいは現在の
>生活様式、行動様式の釣り合いのとれたある全体をさして民主主義といっているまでであって、
>イギリスの現実から切り離されたらなんの実体もないものである。
>しかし日本の場合には、これら近代理念はいずれも日本の現実に否定的に作用する未来の目標、
>もしくは価値として外国から与えられる習慣が続いているため、頭の中にこの世にありもしない
>勝手な空想図、ある意味ではお伽話的な理想の世界を描き出してきて、それが無意識のうちに
>久しく日本人全体の世論を形成しているうちに、日本のほうがやがてある意味でははるかに進んだ意識、
>現実とは釣り合わない観念上の「近代化」のみが急速に進められて、その行き過ぎに気がついて、
>日本人がふと逆もどりしようとすると、こんどはそれがヨーロッパではもともと当たり前なことであったり、
>ヨーロッパ人にとって単なる現実であることが、日本人には無理に意識しなければもはやなしえないこと
>であったり、そういう倒錯と混迷の背理のすべてに犯されている心理を私は「抽象文化」と呼ぶのである。
423名無し物書き@推敲中?:2010/06/22(火) 10:01:53
北野武が今の日本の映画の状況について言及していたが、それは非常にツボをついていた。
本城とかいう猿の作品なぞ興味はないが、それは北野武に言わせるとレンタカー借りてマイカーといってるのと同じ。
リトルモアとか言う出版社は結局現在の映画配給会社と同じで何の個性もない工場長と同じ。
そして単純な馬鹿を奴隷化しいくら儲ける事しか考えてない。
受け手も養殖された魚の生態と同じでエサをばら撒くとバー−ッと寄ってきてバシャバシャエサを食べるが結局網の中で
太らされて最終的に食べられてしまう。受けて自体が自分でエサを探す能力も無い養殖魚と同じ。
424名無し物書き@推敲中?:2010/06/22(火) 10:02:52
社会的にネガティブとされる緩さや貧しさや小ささを自覚することが、実は強さになる。かつては小説に新しいものが書けるという進歩史観があったが、今も新しさがあると思うのは状況に対する勘違い。
希望があることは、人をゆっくりと考えさせない。静かにすわって考える“たそがれ”から文化が始まる。否定的なようで、実は小説の出番だとも思っているんです」

 岡田利規氏の『わたしたちに許された特別な時間の終わり』、川上弘美氏の『真鶴』で試みられた、自我を乗り越えた語りの自由さに可能性を見いだす。

 「近代小説は自我を確立し、確かに人物像をしっかりさせた方が書きやすいが、岡田さんや川上さんは自我の輪郭の揺れる小説を書いた。実際、人生は一人で完結するものではなく、親子関係など、誰かに託し、誰かに託されて生きている。
自我の揺らぎを描けただけでも十分な達成だと思います。手法も題材も出尽くしたと言われる中で、小説にはなお可能性はあります」(
425名無し物書き@推敲中?:2010/06/22(火) 10:09:46
大衆消費社会の登場によって、それまでの「物」を中心とした流通から「情報」の流通へと変化していった。そのような変化に敏感に反応したのが、フランスの社会学者、ジャン・ボードリヤールである。
ボードリヤールは現代の大量消費社会で消費されているのは、具体的な「物」ではなく、それにまつわる「情報」や「記号」であると論じた
426名無し物書き@推敲中?:2010/06/30(水) 23:45:24
人間の使命とは、自由を拡大し、死へと導かれる条件に対抗して、生に向かう条件を強化することにある。ここでいう、生と死とは、生物学的なものではなく、存在し世界にかかわりあうその情況である。
生とは、つねに変化し、つねに新しく生まれることを意味し、死とは、成長の途絶、化石化、反復を意味する。だが、大多数のひとびとの不幸は、選択をおこなわないことにある。
彼らは、生きてもいないし死んでもいない。生は重荷となり、無意味なものとなり、多忙さが、このようなあいまいな状態にあるために生じる責苦から、そのひとを守る手段となる。
427名無し物書き@推敲中?:2010/07/03(土) 18:56:16

 「コンピューターは嫌い。メールも嫌い。携帯電話は車の中にあるけれど出たことない。
ツイッターだって、冗談の言い合いをしたり、遊ぶんならいいけど、
あれを情報として扱っているバカさ加減はよく分からないね」

 「情報って、町を歩いていれば入ってくる。
テレビとかなるたけ見ないようにしても、なおかつ入ってくる情報は正しいと思う。
でも、今の人たちは情報を探しまくるんです。
自分で追いかけるから、たどりついた情報は、たいしたことなくても、すごい情報だと思ってしまう」

 「情報ってだれが出してるんだってことですよ。広告代理店はじめ、いろんなところが、
次はここに行かないといけないとか、流れをつくっていくわけですよ。
それにみんな家畜のように、檻から檻へと動かされている。
その構図が格差を生んでいるのに気づいていない」(
428名無し物書き@推敲中?:2010/07/05(月) 22:38:40
作り話を書くという事が甚だ馬鹿らしい作業に思えるのだが、
小説という形式で表現する事の意義を
一定以上の文学的素養を持って取り組んでいる人ご教授願えないか。
429名無し物書き@推敲中?:2010/07/06(火) 00:42:29
作り話と言われると、小説、特に文学とは少し違うのかも知れにないが
表現したいことがあって、例えば死は美しいと表現したいとして
死とは何かではなく、死の美醜を描きたいわけだ
美しい女が死んだとして、女は美しいが死は別に美しいわけではない
じゃあどうするのか、女を不条理の限りを尽くし殺すんだよ
その殺される過程は醜く酷い、そうすると美しい女は益々美しくなる
これが作り話の真相だ
430名無し物書き@推敲中?:2010/07/06(火) 02:18:16
何も伝わって来るものが無い。
つまりどういう事だろう。
小説という形式が果たす役割は、
表現しようと試みた主題を成り立たせるための特定の条件付けのもとで
作者という局所的な意識を満足させる事だと言えようか?
431名無し物書き@推敲中?:2010/07/06(火) 12:26:43
作り話=小説つう過程の、作り話を挿入する根拠を言ったまでだよ
私小説でも作り話と言われれば、違うとは言い切れないからな
意識を満足とか、そんなことじゃないよ、意識とは何かも解ってないよ
また満足したらそれで卒業だろう、書いた、描写したと思っても
何か残ってるんだよ、またそこから始まっちまうんだよ
432名無し物書き@推敲中?:2010/07/07(水) 22:34:03
単に話を考えるのが好きだから
そして人に読んでもらって褒められるのも好き どうせならそれでお金も貰えたら嬉しい
433名無し物書き@推敲中?:2010/07/08(木) 10:46:57
というか・・・・・・>>1は何故俺が小説家志望だということが分かるのか
いや、ここに吸い寄せられる者が何故皆同じ思考を持っているということが
分かったのか
謎である
434名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/11(日) 18:43:17
いらっしゃいませ。ここ彼岸百貨店は資本主義の彼岸ですので、妄想と快楽以外の商品は扱っておりません。皆様とはお金で買えないものを取引いたします。小説家は贋金作り、錬金術師の仲間です。私は日々、無限の妄想と永遠の快楽に奉仕しています。
435名無し物書き@推敲中?:2010/07/12(月) 14:20:49
美は恐ろしいですよ。女も恐ろしいけど……。
ただ市民は美を恐ろしいと思わない人種だと思うんだが、やはり市民は電気冷蔵庫の
デザインが美しいとか、1951年型の自動車のデザインが美しいとか、そういう
怖ろしくない美しか理解しない。自分の生活を脅かすようなものを決して美しいと思うな、
というのが市民の修身です。やはり美に脅かされるということが芸術家で、市民になれない
最後の一線でしょう。

三島由紀夫
久米正雄・林房雄との対談「人生問答」より
436とある工場の整備工:2010/07/26(月) 17:45:47
本当は、漫画家になりたかったんだ。
アニメ専門誌で簡単なイラストを描いたり、パソコン誌で一コマ漫画描いたりしたよ。
だけど、当然なのだが、全くもってそれではご飯が食べられない。
漫画家として生活するためには、メジャー誌で連載を持つしかない。
いくつかの出版社に持ち込みをした。けれど、漫画を載せてはもらえない。その場で、カットの仕事貰って帰れれば良いほうだった。

ある日、そんなぼくの行為に助言をしてくれた編集長がいた。
「君の絵は安定してないんだな。コマごとに主人公の顔が変わってるじゃん」
編集長は、アシスタントをやって勉強しなさい、と漫画家を紹介してくれた。
その先生は中堅クラスのかたで、優しいタッチのほのぼの系漫画を描かれている。
ところが、描かれる作風とは真逆に、先生は鬼だった。アシスタント生活は地獄だった。
それでも、最初はぼくの為に厳しくしてくれているのだと、信じていた。
しかし、事実は違っていたのです。
「あいつ、まだ辞めないよ。しぶといよねぇ〜えぇ、嫌だよ。あんなのイラないよ」

先生が、その編集長と携帯で話しているのを聞いた。電撃が体を貫くほどの衝撃で、その場に立っていられなかった。
編集長はぼくに漫画家を諦めさせようと、先生に頼んでいたのだ。
なにが、愛のムチかっ!
業界の、冷酷な現実を知った。
田舎へ、帰ることにした。

それから十年以上になるかな。
今は地方の小さな町で、小さな町工場に勤めている。
そして、小説家を目指している。青田買いの漫画界と違って、小説家にデビュー年齢は関係ない。
あのとき、ぼくを笑った、全ての連中を見返してやるのだ。

それが、ぼくが小説家を目指す理由。
それが、ぼくが小説を描きつづける理由。
437名無し物書き@推敲中?:2010/07/27(火) 00:19:45
どんな小説を書こうと言うのだい?
438名無し物書き@推敲中?:2010/08/07(土) 02:27:20
>>437

オリジナリティが枯渇していると騒がれている現状に

暴力的な一撃を加えてやろう
439名無し物書き@推敲中?:2010/08/08(日) 11:21:06
「炭鉱のカナリア」という言葉があります.ガス検知器などない時代に,炭鉱夫はロウソクや,小鳥を坑内に持ち込み,ロウソクが消えたり,カナリアが動かなくなれば,有毒ガスが充満していると考え,退避したのでした.
そこから転じて報道や,芸術は「炭鉱のカナリア」である,彼らは一見役に立たないように見えても,社会を正す働きがあるのだ,というように使われるようになりました.日本では「木鐸」という言葉もあります.
440名無し物書き@推敲中?
どんなに科学技術が進歩して生産性が向上しても人々が長時間労働から解放されない7つの理由
ttp://iwake.g.hatena.ne.jp/IWAKE/20070503/p1