【あなたのプロット、批評(or鑑定)します。】

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426名無し物書き@推敲中?:2006/12/25(月) 14:24:15
>418
>405を一読した時点で既に類似に気付いていたよ

>405の書きたいものは、最強の剣は都合の良いことに主人公だけが使えるというお話
小学生向けの・・・・・・全年齢を対象にしたくても、小学生にしか見向きもされないレベル

邪教ってw まさか今時頭の尖った黒衣(フード)姿じゃないだろうな
427412:2006/12/25(月) 14:58:42
 コードギアスと関係ないんでしょ?
 ならコードギアスの設定なんかどーでもいいよ。
 だれかに違うと言って欲しいのなら、半年ぐらいおいといて、客観視できるようになってから自分で判断すればいい。

>ザッピング
 その説明で少し見えてきた。
 戒とレイがそれぞれの世界で戦い、成長し、世界の命運を握って邂逅するわけね。そこが、一番の見せ場になる、と。
 時空を越えた同志、みたいな感じかなのかな。二人が出会うことにカタルシスがある。
 漆黒の鎧騎士との対決は、戒の個人的な決着であってエピローグにすぎない。
 戒とレイの目的は、あくまで世界に平和をとりもどすことなわけだから。

 ということは、そこへ至る苦労が積み重なっていることが前提になる。
 それに、これだけの設定を読者に呑み込ませながら話しをすすめようとしたら、相当な枚数が必要になる。
 どちらにしろ、短くできる話ではなさそうだ。
 そうしたら、プロット自体ももっと分量が必要になるはず。エピソード量が全然足りないでしょう。今のエピソード量じゃ、話の中で設定を消化しきれない。
 12人の適格者って設定もエピソードの幅を広げるために必要だというのなら、それもうなずける。
 この内容で全体の分量はどの程度の予定なのか、それが訊きたいな。

 ただ。
 オレは長編一冊をどれだけ面白くできるかってのがいまの課題だから、この分量は未知の世界。お役に立てそうもない。
 ていうか、このスレでは批評しようがないと思う。長すぎて。
428名無し物書き@推敲中?:2006/12/25(月) 15:43:10
余計なお世話かもしれんが>>405にアドバイスのようなものを。

敵は邪教。・・・・・・別に邪教でもいいけど、主人公=善、敵=悪というのは登場人物が記号的過ぎる。
少し現実的に人物を考えよう。
邪教徒にも家族や仕事はある。先の尖ったフードを着ているわけは無く、身なりのいい紳士であり、下劣ではない。
独り者でも社会的立場があり善悪の判断がつく人物で、十分な知性をもっている。
路上で泣いている子供がいたら立ち止まるだろうし、大きな目的のために探究心と努力は欠かさないだろう。
世界を支配することが目的ではなく、そうしなければならない事情がある。だから力を求める。そのほうが自然だし魅力的だ。
例>>神や天使が世界を治めている。しかしその正体は人を栄養分にする生物で、人間を家畜としみなしている。
   魂を奪われた人は生まれ変わることもできない。殺された子の魂を開放しなければいけない。
   復讐と人類の生存のために戦っているが、民衆は真実を知らず、支持されることは無い。
事情を知らない人から見れば悪なのかもしれないが、もしかしたら世界を救うことが目的なのかもしれない。
だから協力する友人や部下が出来るし、未熟とはいえ究極の力を手にした主人公とも対等に渡り合える。
敵はバカや老害や原人であってはならない。主人公の一人劇場では読み手に醒めた目で見られる。

敵側の事実を知ったとき、主人公は自分が殺してしまった敵のことを思い出し、苦悩するだろう。
自分の悩みや疎外感など卑小に感じるだろう。
類型的で都合のいい人形キャラクターを適当に配置すると、自分のテーマは見付からない。
429ラスチ ◆7yfhp6N9iY :2006/12/25(月) 17:55:41
目から鱗が出てきました。
今までは、思いついたことをその場で書いて、それで喜んで貰おう
と思っていましたから。

実際にプロットでまとめようとすると、かなり難しいんですね。
今までも何度か、人の見えない所で心に浮かぶことを書き上げて
いました。ですが、頭の中のことを直接的に書こうとすると、キャ
ラ一人にノート一冊使い切ってしまい、最後には自分で、これは
完成できない、これはつまらないと諦めて、そのせいで周りから
は早く書き上げろと煽られてしまって。
 だから、プロットは書かない様にしていました。小説を書いた
後でストーリーだけまとめて、矛盾点が無ければそれで完成させ
ていました。ですが、最初に結末までちゃんと考えろと言われて
しまって、それで意気込んでここに来たのです。今のところ、後
で見たら恐ろしい物だったのがほとんどですけれども。

 多分、もう少しだけここにいます。書き込んだときには、どう
ぞよろしくお願いします。
430名無し物書き@推敲中?:2006/12/25(月) 18:55:01
>419を読んで>420の答えが出てくるようではオhル。力説報われナスw
>405が>429に到ったのも、伝えたいことが全然受け取られていなかった様子で。

>420>429 君たちは無免許で、盗んだバイクに乗ろうとしている中学生のようなものです。

登場人物4人以下で、始まって2日以内に終わる物語を考えてみることを推奨します。
余計な設定は無い方がよいことを学びましょう。

431412:2006/12/25(月) 19:40:40
>>430
 オレ419だけど。
 ゴメン。
 419はオレの読み間違い。主人公が二人だったのに、一人のプロットしか見てなかった。
 なので、その外側のプロットを見逃してしまっていたんだ。
 だから、とんちんかんなやりとりをしていたのはオレの方。
 いや、的はずれではないんだろうけど。話のスケールを読み間違ってたから。スケールに対して細かい話をしていたことになる。
 でもそのあとのやりとりで、一応理解できたと思うんで……たぶん。
432名無し物書き@推敲中?:2006/12/25(月) 21:14:04
起:
高校生の主人公は、夜の街にひしめく「チーム」の一員だった。
学校が終わると、夜の市街で仲間と共に遊び呆ける毎日。
だがある日、つまらないことが原因で、他のチームと主人公の所属するチームとの間でいざこざが起こる。
そのことが原因で相手方のチームから拉致された主人公の親友は、過度のリンチを受け、死亡してしまう。
証拠不十分の為に、警察はこの事件の犯人を不起訴にする。
のうのうと今までの生活に戻る犯人達を見て、憎悪の念に駆られる主人公。
だが、チームの仲間はこの事件を「運が悪かった」とし、忘れようとする。
主人公は、たった一人で親友の仇討ちを画策するのだった。
433名無し物書き@推敲中?:2006/12/25(月) 21:14:48
承:
そんな時、主人公の耳にある情報が入る。
「この街でヤバいことなら、アイツに相談しな。」
それはこの街で殺し屋稼業を営む男の噂だった。
主人公は早速その男に会いに行く。
表向きは街の外れに事務所を持つ、私立探偵として生活しているその男。
初めは主人公の依頼に対して白を切るばかりだったが、主人公の決意と、家からくすねて来た現金を見て、それを請け負うことを決意する。

主人公の依頼の準備を進める一方で、殺し屋は不審な男から襲撃を受ける。
その男は、以前殺し屋が殺した女の恋人だった。
金を貰うだけで人を殺してきた殺し屋は、無論ターゲットがどのような人間だったのかなど考えたことも無い。
この時初めて、自分が奪ってきた無数の人生にも「友」があり、「家族」があり、「恋人」がある事に気付くのだった。
殺しにかけては天才的な技術を持つ殺し屋だったが、この感情に戸惑い、動きが鈍る。
なんとか男を葬る事に成功するが、不覚にも手傷を負ってしまう。

その頃、主人公は、街で偶然犯人たちが死んだ親友を罵っている場面に遭遇する。
怒りを抑えられなくなり、我を忘れて殴りかかる主人公。
しかし、逆に数人から袋叩きにされてしまう。
「おい、やりすぎるなよ。あいつみたいに殺しちまうぜ」
主人公は、自分の無力さへの怒りと、犯人たちへの憎悪をますます燃え上がらせるのだった。

数日後、殺し屋の男から呼び出され、主人公は事務所へ向かう。
そこで殺し屋は依頼は遂行できなくなった、と話す。
先日受けた傷のせいで、松葉杖無しでは歩くことができなくなっていたのだ。
金は払い戻すと言う殺し屋に、主人公は首を横に振る。直接できないのなら、自分に「殺し」を教えて欲しいと提案するのだった。
再び主人公の強い決意を感じた殺し屋は、主人公に「殺し」を教授することにする。

殺しの技術を覚えていく度に、主人公にはある疑念が強くなっていった。
「自分のやろうとしていることは正しいのだろうか。人を殺すということは、他人の可能性を摘むということは、奴等がやったことと何も変わらないのではないか。」
この問いに対し、殺し屋もあの襲撃の日から同じように考えていたことを告白する。
だが、自分の中で決着がつかない二人は、とうとう作戦を実行に移すのだった。
434名無し物書き@推敲中?:2006/12/25(月) 21:16:56
転:
自分の中の問いに答えが見つからぬまま、主人公は犯人たちのチームがたむろしている廃ビルへ向かう。
チームの一員を装い、内部に潜入する主人公。ポケットには銃を忍ばせて。
犯人たちの目の前で足を止め、銃を取り出す。
トリガーが引かれたと同時に発射された弾は、犯人の一人の肩を貫いた。
銃声を聞いたチームのメンバーは一目散に廃ビルから逃げ出し、ビルの中には撃たれた犯人と主人公の二人だけに。
「頼む・・・撃たないで・・・」
力なく倒れ、そう懇願する犯人を見て、主人公はどうしてもトリガーを引くことができなかった。
435名無し物書き@推敲中?:2006/12/25(月) 21:18:04
結:
足早に廃ビルから抜け出す主人公。
打ち合わせどおりに空港へ向かう。
空港では、殺し屋の男が心配そうに立っていた。
「・・・それで、殺したのか?」
主人公は首を横に振る。
安心したように微笑む殺し屋の男。
「これで、よかったんだよな?」
「ああ。あっちに着いたら、二人で喫茶店でも始めよう。」
主人公たちが乗り込んだ飛行機が離陸する。
436名無し物書き@推敲中?:2006/12/25(月) 21:19:13
>431 これはご丁寧に。了解しました。
自分はそのtxtを読むのは途中で挫折したので、横から口を挟む行為でしたね。

430で自分が言いたかった事は登場人物を人間として造形することの重要さで、それはあなたも419で指摘した通り。
人物造形が適当だから具体的なエピソードが生まれない。エピソードが無いから人物が生きているように感じられない。

視点や世界観が定まらずに、説得力の無い設定や約束事を一方的に押し付けられても、読む気にはなれません。
登場人物は人形でしかなく、彼らの動機(行動規範)やセリフが全く想像でき無い。プロットと呼べる段階ではない。
ごっこ遊びのルールのようないいかげんさで、この程度ならメモを取る必要はないのではないか。
たとえノート一冊費やして説明に説明を重ねても、このやりかたでは人形とか駒にしかならないだろう。

魔法が使える友人は、自らにどんな制限を課して生き、どんな理由で職業を選んでいるか、考えたことはあるのだろうか。
魔法を封印する者だけは魔法を使える。その者が死ねば完全に封印される。これをご都合主義と呼ぶ。
戦いで死んだ親友は何故剣を主人公に渡したのか。渡さなければ殺される可能性も無いのに。バカなのか。
無駄な戦いを終わらせる為にとかいって、従順かつ速やかにしっかりと体制に組み込まれているし。
彼らの世界はハリボテで出来ている様子で、文字通り建物の中がどうなっているとか考えそうに無い。
どこかで見たものを露骨に思わせるとなれば尚更、借り物の世界の域をでない。






437名無し物書き@推敲中?:2006/12/25(月) 21:29:34
>432->435
438名無し物書き@推敲中?:2006/12/25(月) 22:51:20
没って批評じゃないよな。
439名無し物書き@推敲中?:2006/12/26(火) 01:26:04
>432
「親友」と一言で書き流しているが、ちっとも大切そうな印象が無い
家からくすねてきた現金、か。いくら? 3万、5万? それとも20万? はした金で人を殺すの? もしかして中国人か?
大抵は人を殺す段になって躊躇するものだが、殺されかけて初めて戸惑いを覚える殺し屋って、違和感あるな
半人前なプロに殺しを教えてもらわなくても、相手は素人だから拳銃さえ貰えれば何とかなるのでは?
訓練で無駄に時間を稼ぐのは、やはり親友の存在はそれほど大切でも無かったのかな? 怒りが醒めているよ、それは
プロのやり方を学んだのに何故人目につく、目撃者多数の状況で標的を襲うのか、バカなのか
そういえばプロ氏も標的の恋人に犯人だと特定されていたようだが、余計なことを学んだようだね。不思議な流派だよ
空港ってwww 指名手配されてるだろwww いつパスポートとったの?
「これで良かったんだよな」って、それは何
よくないよ、お前らさっさと自殺しろと、このマヌケな二人組みに言いたい

主人公が失ったものは多いが得たものは何も無い。だから没としか言いようが無い。
ゲイ小説だとしても、主人公が恋人を自分の力で守った話ではない。
何よりも、そのあらすじを読んで、本編を読みたいとは間違っても思わない。

440412:2006/12/26(火) 12:37:27
「夜の世界」で遊んでいながら、「夜の世界」の闇の面に触れた途端に相手に憎悪を抱くってのは、主人公が勝手過ぎ。警察をあてにするのも「夜の世界」の住人にふさわしくない態度。
 自由に振る舞う以上、自分たちなりのルールとか矜持ってものがあるはず。
 なにより、自分で仇を討とうともせず、赤の他人である殺し屋を雇うという主人公の行動が飛躍しすぎ。
 主人公の身勝手でへたれな性格を生かすにしても、もう少し筋が通るようにエピソードを補足する必要がある。でないと、この主人公はのっけから読者に嫌われる。

 現役の殺し屋が襲撃され傷を負う、というのも説得力がない。
 自分が襲われた途端に殺しについて悩み出すってのもへたれすぎる。殺しをやる以上、当然覚悟は持っていたはず。
 主人公の話がメインなのだから、殺し屋にこんなに激しい内面の変化が起きては、話が横道にそれてしまう。殺し屋には視点を振らず、主人公に集中すべき。
 なので、殺し屋はすでに殺しについてイヤになっている、という設定にした方がよさそう。それならば、復讐にきた相手に対して躊躇いが生まれ、怪我をするというのもうなずけるようになる。

 それとこれ、ボーイズラブならそう書いたほうがいい。
 話の焦点がズレてくると思うし。
 むしろ、少年と殺し屋の関係こそが重要なんだと言ってくれた方が、話を整理しやすいんだけど。
 ボーイズラブじゃないのなら、ラストの殺し屋と逃避行ってのは、ちょっと唐突じゃないかって話になるし。

 あ、もう一つ。投稿者はトリップ推奨だったはず。識別できなくなるから、なんか名乗ろう。
441412:2006/12/26(火) 13:09:27
 440の書き込みは432あてです。
 で、つづき。

 これ、ボーイズラブじゃないなら、ヒロインを女のコにすればいいかも。
 ボニーとクライドみたいに恋人と好き勝手してて、目立ち過ぎたために恋人が妙なチームに殺される。彼女はかろうじて恋人が逃がしてくれたわけだ。
 復讐したいけど、女一人ではどうにもならない。で、殺し屋をさがす。
 殺し屋には自業自得だと冷たく断られる。殺しはもうやめたと。
 仕方なく一人で復讐の準備を進めるが、その途中で仇の連中と遭遇。恋人を罵られたことから思わず手がでるが、逆に陵辱される羽目に。
 ボロボロになったヒロインを、殺し屋が保護する。
 ――こんな感じで主人公が女なら、ラストに殺し屋と逃避行するってのも筋が通りそう。

 それか、
 主人公がそもそもチームとかと無関係にしてしまう。
 真面目な学生で。たまたま妙な連中に目を付けられ、逆らった親友が連れ去られてリンチの末に殺されてしまった。
 復讐したいが自分に力はない。そんなとき、殺人ノートを拾……じゃなくて殺し屋の噂を聞く。
 ――という感じ。

 チームに所属している少年、ということが重要なら――
 というか、主人公の設定だから、そこはいじりたくないんだと思うけど。
 その場合、親友と二人で作ったチームで暴れたい放題、無敵を誇っているとしちゃう。目立ち過ぎて別のチームに潰される。そのとき、仲間を逃がそうとした親友がつかまり、リンチが行きすぎて殺されてしまう。
 仲間は散り散り。警察もチーム同士の抗争だからとはなから本腰をいれる気がない。仇のチームは以前にも増して好き放題。
 苛立ち、焦っている時に殺し屋の噂を聞きつけ、すがる思いで頼みに行く。
 だが、親友の仇討ちなら自分でしろとあっさり断られる。

 つまるところ、殺し屋と主人公を無理なく引き合わせる、というのが、この話の一番の課題だと思う。
442412:2006/12/26(火) 13:29:49
 連投すんません。
 441の
>ヒロインを女のコ
 主人公を女のコ、です。
443432 ◆bw/6wRycJw :2006/12/26(火) 18:36:25
>439
>440
批評有り難う御座います。
なんというか、勢いで思い付いたので設定は矛盾しまくってますね…
それとBLでは無いです。

444名無し物書き@推敲中?:2006/12/26(火) 20:43:43
>443
よく考えないで書かれたものだとすぐに気付きました。412氏ほど親身に意見を書かなかったのは、必要が無いからです。
その物語にあなた自身、さほど想い入れが無い様子だからです。それなりに時間をかけて心を砕いた形跡が皆無です。
本当にそれを書きたいと思っているとは、私にはとても思えません。
自分の書きたいものが見付から無いのに、何故小説を書こうと思ったのでしょう?
作家を目指すのは自由ですがそれに先立って「どうしても書きたいものがある」という意志が不可欠ではないかと思います。
それとも、書きたいものは有るが此処でさらすのは抵抗がある。それで別の物語をでっちあげてみた、ということでしょうか。
たとえそうだとして、あなたの渾身の構想がここで披露されても、おそらく誰かに盗まれる要素は見付からないでしょう。

まずは小説の書き方関係の書籍をいくつか読んで、勉強しましょう。批評している人たちと同じ目線でチェック出来る様に
なりましょう。自分の書いたものの粗が見付かるようになる、という意味ではなく、そもそもこんな作品を書かなくなります。

矛盾しますが、いくら破綻してもかまわないので、自分自身で面白いと誇りに思えるものを書くようにしてください。
432は致命的につまらないのです。
445432 ◆bw/6wRycJw :2006/12/26(火) 21:51:07
>>444

>自分の書きたいものが見付から無いのに、小説を書こうと思ったのでしょう?
>作家を目指すのは自由ですがそれに先立って「どうしても書きたいものがある」という意志が不可欠ではないかと思います。
このスレを見つけて、批評してもらいたいが為に話を考えたという感じです。
勿論、「どうしても書きたいもの」はあります。
ただ、今回は批評してもらいたいという気持ちが強すぎて、即興でプロットを作ってしまいました。
確かにつまらない話だと思います。

>まずは小説の書き方関係の書籍をいくつか読んで、勉強しましょう。批評している人たちと同じ目線でチェック出来る様に
>なりましょう。自分の書いたものの粗が見付かるようになる、という意味ではなく、そもそもこんな作品を書かなくなります。
わかりました。
プロットがどうの以前に、心構えの問題、と言う訳ですね。
勉強してきます。
446412:2006/12/27(水) 11:15:21
 1にも書いてあるけど、没作品のプロットとか晒せばいいんじゃないかな。
 投稿したけど落選した作品のプロットとか。
 で、どこが悪かったのか、どう修正すればよくなるのかを分析するって感じで。
 その結果を次回作に生かせれば、没作品も浮かばれるし。
447名無し物書き@推敲中?:2006/12/27(水) 16:44:20
3000字あるけど、晒していい?
448名無し物書き@推敲中?:2006/12/27(水) 17:32:36
いいよ
449ラーム ◆.0e0McbO.Q :2006/12/27(水) 17:41:26
主要登場人物4人、始まりから4日で終わる物語のプロット(没案)
どちらかといえば梗概に近い形式  推定枚数 110枚

1 序(一日目) 10枚
世界の八割の人が腕時計のような装置を手首に移植している世界。その装置は宿主の残り時間を表示する半生命機械。
幼い頃から親友だった優奈と誠司は結婚した。その翌朝優奈と誠司は、お互いの余命が数日に変化していることに気付く。
因果律によって生じた半生命機械ラーム。それは殆ど例外なく正確に残り時間を表示する。事故死も寿命も天災も全てを見通すように。
誠司は余命数時間の宣告を受けたにもかかわらず生き延びたことのある友人、浅井に連絡を取り、助けを求めた。
進学以来疎遠だったが浅井は仕事を放り出してすぐに空港に駆けつける。誠司が思う以上に浅井は二人のことを大切に思っていた。
初恋のひと優奈と、かつて自分を救う為に奔走してくれた誠司。この二人をどうしても助けると心に決める。
2       10枚
ラームの存在意義は、死を意識することで有意義な生を送れることにある。また常に統計を更新することで
一地域の災害を事前に予測することが可能になる。正確に死の原因を特定できれば、定められた死を回避することも不可能ではない。
それは滅多に起こらないことだが。優奈は諦めてはいなかった。こうした事態は誰もが予測しているし、
思い当たる要因や対策について研究は進んでいる。誠司が現状のデータを広く取材する方法を選ぶなら、自分は過去の研究に対策を見出そう。
浅井と誠司は手分けして統計を分析する。この先四十年以上生きるはずだった二人があと数日で死ぬには、突発的な原因に遭遇しなくてはならない。
誠司は残り四日半、優奈は五日弱で死ぬ。この違いが生じる理由はどこにあるのか。
浅井は原因を考察しながら、余命数日者の統計を調査する。その中から行動範囲が重なる可能性のある人物を探す。

450ラーム ◆.0e0McbO.Q :2006/12/27(水) 17:46:25
 3 破      20枚  
浅井が特に着目したのは、同じように余命が激減した人物の存在だった。自作の条件抽出ソフトで思いつくままに検索する。
そして狭間明美の名前を発見した浅井は天啓にうたれたような衝撃を受けた。見覚えのある名だった。自分の余命変化の時も確かに見た記憶がある。
彼女の名はいくつかの検索条件で現れる。早速連絡を取る。協力を申し出るという名目で、狭間の調査に乗り出す。ひとりで浅井は狭間と面会する。
会いに行く前に狭間の調査は完了していた。彼女に怪しい要素は見当たらない。実際に会って、その印象を強くする。
狭間のアトリエで作品を見て確信する。彼女に邪念は無い。浅井は正直に、狭間を疑っていたこと、自分の過去、友人のことを話す。
できればあなたも救いたいと告げる。
かつて自分が死なずにすんだのは、浅井と誠司が原因を特定したおこぼれに預かったからだと狭間は話す。
そして一人で死んでゆくよりは、あなたたちと協力したいと返答する。

 4 (二日目)  15枚
最大の可能性は殺されること。その場合も含め災害、事故、伝染病に遭うにしても別々の場所にいる人に襲い掛かるとは思えない。
原因を特定できなかった四人は、別々の場所に避難することを計画する。離れて死ぬのは嫌だと思っていた優奈と誠司も
狭間が参加してくれたおかげで、その最終手段を試す可能性を得た。別の場所に移動したからこそ死ぬという可能性もある。
しかし別々の場所で別々の理由で死ぬ可能性まで考慮することは、現実的ではない。優奈は何もしないよりは後悔しないと考えた。
とりあえずまだ時間は残されている。四人は調査を続行する。一箇所に集まっていたせいで不幸に見舞われる可能性を考慮し、
その夜浅井は狭間の部屋に泊めてもらう。浅井は考える。もしかして、自分が狭間に会ったから、狭間は死ぬのではないか。
狭間は自分達に巻き込まれて死ぬのではないか。弱気になった浅井は疑問を吐露する。
考えすぎても答えは無いよ。狭間は答える。少し眠りましょう。私は自分の意志で行動しているの。
だから良かれと信じた方へ行動しよう。狭間は不安を押し殺して答える。

451ラーム ◆.0e0McbO.Q :2006/12/27(水) 17:50:11


以上が前半
読みにくいので、ひと休み
以下後半

452ラーム ◆.0e0McbO.Q :2006/12/27(水) 17:56:10
 5 (三日目)   10枚
翌朝目を覚ますと、浅井と狭間はひとつの布団に外出着をきたまま寄りそって寝ていた。狭間は久しぶりに眠れましたと照れる。
浅井は誠司に連絡し、今日の調査が不発なら誠司たちと狭間は別々の場所に移動することにしようと提案する。
航空券を複数便予約するために希望地を聞く。浅井はささいな可能性も考慮し余命三日前後の人が住む地域を調べ、移動先から外す。
その昼に四人は集まり気付いた点を話し合う。目覚しい進展は無い。誠司は浅井と二人で調査に出る。浅井にはまだ時間が残されている。
これは事故に遭う可能性が低いことを意味する。だから。誠司は告げる。最後まで狭間さんに付き合ってくれと。
浅井は自分が一番助けたいのは誠司と優奈だと言う。誠司は嬉しく思った。しかし狭間を助けたいとも強く思っていた。
狭間と浅井、お似合いじゃないかと。だから浅井の申し出を断る。わざと軽い調子で、新婚旅行について来るのは野暮だよとうそぶく。

  6         15枚
結局打開策は見付からなかった。タイムリミットが迫る。 夕方。誠司と優奈は沖縄へ。最終便で浅井と狭間は千歳へ向かうことに決める。
到着するやいなや誠司から電話が来る。誠司と優奈の余命が本来の数値に戻ったと。その時、浅井は気付いた。
自分のラームが残り一日を示していることに。浅井は内心を誠司に気取られないように大げさに笑い、案外簡単なものだなと答える。
念のためしばらく帰ってくるなと言う。その後浅井と狭間は千歳に着く。今度も狭間は浅井の布団に潜り込んできた。
残り二日。彼女が眠った後、狭間のラームを確認する。彼女の余命は二十二年を示していた。また運命は変わっていた。
453ラーム ◆.0e0McbO.Q :2006/12/27(水) 18:06:57
  7 急(四日目)    15枚
朝一の飛行機でひとり故郷に戻る浅井。狭間、優奈、誠司、みんなが死を回避できてよかったと思う。思い残すことはあるが、悪くない気分だった。
時間はあと半日。どんな死に方をするのかはわからないが、両親に別れを告げ、誰も巻き込まずに一人で逝こうと決める。
両親は突然の帰省の理由を聞かなかった。時間を見計らって散歩に出る。懐かしい道を歩く。優奈の後姿を眺めた通学路。誠司と遊んだ校庭。
川原に座り、狭間のことを想う。本当に彼女を守れて誇りに思う。恐怖感はあった。
こんな思いをおくびにも出さなかった誠司、最期まで前向きだった優奈、優しさをくれた狭間。彼らのことを思う。

  8      10枚
そろそろ時間だった。ぼんやりしていた浅井は駆けてくる足音に気が付かない。突然背後から抱きしめられて驚く。優奈が泣きそうな顔で、そこにいる。
優奈は携帯を取り出し誰かに場所を告げる。遅れて誠司と狭間が現れた。あと一時間、それが浅井の残り時間だった。
三人は浅井を取り囲み動かない。これで事故はないだろう。誠司が言う。テロルも災害も戦争も飢饉もありませんと優奈が答える。
大丈夫、きっと大丈夫。狭間がくりかえす。浅井は動かなかった。何を言っても無駄だ。彼らの友情を受け入れる。四人はよりそって、その時を待つ。
454ラーム ◆.0e0McbO.Q :2006/12/27(水) 18:09:57
  9       5枚
最初にそれに気付いたのは狭間だった。行かせないという意志から浅井を抱きしめる手に力が入る。
その反応で浅井は狭間が発見した、車道を横切る子供を見つける。これか。浅井は迷わなかった。
狭間を振り切り子供のほうへ駆け出す。自分が助けに行かなくても、あの子供は死なないだろう。思考をかすめたが、
子供に迫る車を発見したあとは、体が勝手に動いた。優奈と狭間の悲鳴が聞こえた。轢かれそうになる子供を片腕で拾う。
避けきれないと判断し、子供を安全な場所に突き飛ばす。車のブレーキ音がすぐそばで聞こえた。
もうダメかと覚悟する。その時浅井は誰かに体当たりされた。誠司だった。
しかし二人はそのまま車に跳ねられる。意識が朦朧とした。脳震盪だろう。
だが浅井は生きていた。誠司は大丈夫だろうか。起き上がろうとして気付いた。ラームを移植した左腕が原型を失くしていた。
ラームが浅井に別れを告げるのを、聞いたような気がした。同じように路上に横たわる誠司を発見する。
誠司は動けない様子だったが、平気そうな声で、生きているかとたずねた。
また、誠司に助けられたよ。そう浅井は答えた。    END



 
455ラーム ◆.0e0McbO.Q :2006/12/27(水) 23:38:53
他人の目で読んでみたら想定の2倍、難点が見付かった。だから没にしたのだが。

>449
作品の動機が鈴木光司「リング」を連想させる。
原理不明でも必ず死ぬという恐怖感がリングにはあったが、ここには無い。
SF的設定が、都合の良い超設定を許容させるためだけに存在し、説得力が無い。
突発死を避けるための政府機関が、この世界にはあるはず。助けを求める相手が違う。
浅井たちの行動が主にネットでの調査では動きが無い。時間が短いほど緊迫感が増すが
浅井と狭間の恋愛が主軸になるには短かすぎる。以前の件で知り合い、今回の異変を知った
狭間から訪ねてくる展開にしたほうが良い。狭間の好意も自然になる。
ラストの展開から、知的推論に主眼を置いたミステリでもない。それでは調査や推論の内容描写が無駄になる。
かと言って、その辺が適当だと説得力が無くなる。
浅井たちの調査、推論に落ちがない。結局原因は運命で、理由はわからない。
問題の解決が安易で、目的の達成は努力の成果でなく、偶然の賜物になっている。
主要人物が二人なら100枚でよいが、この内容は300枚を必要とする。
まさか本編に千歳と沖縄は出てこないよね。
迷わず子供を助けようと飛び出すに到った、浅井の成長と死生観を描写すること。

以上を全て解消しても目新しさがないので没にして良い。

456412:2006/12/28(木) 00:41:18
>以上を全て解消しても目新しさがないので没にして良い。
 なんか、結論がでちゃってるようですけど。
457名無し物書き@推敲中?:2006/12/28(木) 02:40:50
>456
412氏が来るのを待っていたのだが、自分で批評してしまった
>430で、自分で出した課題用に考えたのだが、失敗した
458412:2006/12/28(木) 12:27:43
 なんで新味がないと感じるのか。そこだけちょっと。
 この話は、
「死神から逃れる話」あるいは、
「災害の発生を知った主人公が、それを回避すべく奔走する話」
 どっちのパターンにしても、筋立てじたいはありきたりなわけです。
 だから新味というのは、核にあるアイディアの部分に絞られる。
 アイディア次第で、いくらでも面白くできる。

 ラームというアイディアの問題点は、
 それが社会的な常識と化していること。
 客観的に寿命がわかるとなれば、会社には解雇されるだろうし生命保険には入れないだろうし、大量死が予測されたら巻き添えを怖れた人からの差別を受けるかもしれないし。
 となると、ラームが受け入れられた社会、というのをまず構築しなければならない。
 社会を一つ作るんだから、設定は膨大。その設定を読者に分からせるために費やすエピソードや説明も結構な量になる。
 つまるところ、話の筋がラームが受けいられた社会とそれを否定する者との戦いという方へずれてしまう。そっちがテーマなら、また話は別だけど。

 要は、アイディアとストーリーが噛み合ってないわけです。
 災害の発生を知るなり死の予兆を信じるなりするのは、主人公と主要な登場人物に限定しなくちゃならない。そういう制限をかける必要がある。
「恐怖新聞」「呪いのビデオ」「予知夢」。
 パニック映画でもそうでしょう。天才的な科学者が世界崩壊の危機を知る。でもだれも信じてくれない。結果、一人で行動するしかない。
 いろんなアイディアがこれまで出されている。
 説明がさほど必要なく、直感的に理解できるシンプルさが重要。
 でも、そんなアイディアがでたらそれだけで成功したようなもんなので、
 地道にプロットをこねくりまわして最適なアイディアをひねくりだすしかないわけです。
 アイディアメインの話ってのは、むずかしいですよ。

 ちょっと急いで書いたので、意味不明だったらもうしわけない。
459名無し物書き@推敲中?:2006/12/28(木) 16:28:00
>458
分析参考になります。
きっちり改変しようかと考えましたが、これの完成度をあげることにさほど熱意を覚えないので、やめておきます。
460名無し物書き@推敲中?:2007/01/04(木) 22:41:50
hage
461名無し物書き@推敲中?:2007/01/12(金) 15:52:57
mage
462名無し物書き@推敲中?:2007/01/17(水) 03:00:13
客はまだかー
463名無し物書き@推敲中?:2007/01/19(金) 00:21:26
まあーだだーよ
464名無し物書き@推敲中?:2007/01/19(金) 04:34:47
科学者の父親が性器を露出して警察に捕まった。被害者はクラスメートの女子。
母親はショックで寝込み、祖母は自殺。主人公は学校でいじめられる。
釈放された父親はアルコールと風俗におぼれ一家は離散状態に。
絶望した主人公は泣きながら裏山で自慰行為に耽っていたが、実はその姿を見つめる一人の女がいた……
465名無し物書き@推敲中?:2007/01/19(金) 04:42:53

ヴィジュアル系歌手を目指し、上京した三郎は事務所で門前払いをうける。
バイト先の同僚に夢をいうとその顔じゃ無理といわれてしまう。
通りかかった道で占い師に出会い整形を薦められる。
整形代を捻出するためにホモ売春を繰り返す主人公。
百五十万かけて整形後、主人公は再度事務所へ行く。
主人公の美貌に驚いた社長が契約したいという。
しかし、レコードデビューの契約には夜のお相手という不文律も含まれていた……
466名無し物書き@推敲中?:2007/01/19(金) 06:11:52
とりあえず464と465が同一人物だということは判った
467名無し物書き@推敲中?:2007/01/19(金) 06:14:45
このスレは真性の糞溜めだな。こんなとこでプロット晒すアホの気が知れん。
唯一の救いは◆QV65lWK8LEとかいう糞バカが途中で消えたことか。既存作品の
プロット書き込んで一人よがりの自己満足かこの屑は?
お前ら、こんなとこにいないでさっさと小説なりプロットなり書け。オレはそうする
468名無し物書き@推敲中?:2007/01/19(金) 06:26:55
464は名作の可能性あり。
469名無し物書き@推敲中?:2007/01/19(金) 16:52:03
NAIYO
470名無し物書き@推敲中?:2007/01/20(土) 23:25:35
aruyo
471名無し物書き@推敲中?:2007/01/21(日) 17:08:11
NAIYO
472名無し物書き@推敲中?:2007/01/21(日) 22:04:43
>>467はツンデレ
473名無し物書き@推敲中?:2007/01/21(日) 22:19:34
それなんてツンデレ
474名無し物書き@推敲中?:2007/01/21(日) 23:01:54
467「か、勘違いするな、俺は屑が嫌いなだけだ。い、いいからさっさと書け」
475名無し物書き@推敲中?
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