1 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/15(日) 18:10:27
執筆中の作品が行き詰まってしまった人、
長期スランプに悩まされている人、
普段は「読み」専門の人、
久しぶりに書き始めようかなと思っている人など、
どんな人でも大歓迎。
息抜き、気晴らし、肩ならし、そんな感じの軽い気持ちで、
広告っぽい文章を書いていこう。
例1
二枚重ね式トイレットペーパー(キャッチコピー)
「ユルい日も、安心。」
例2
耳かき(CM)
六畳間の中央にこたつがある。
こたつの上には物が雑然と置かれている。
父「耳かき、耳かき……と」
無気力な表情でこたつの上を掻き回す父。
しかしいつまでたっても耳かきは出てこない。
襖が開いて、娘が登場。
娘「何してんのお父さん」
父「いや、ちょっと耳かきをな」
娘「ふうん」
娘が背中の後ろで組んでいる手の中に、
新製品の耳かきが握られている。
その耳かきがアップで映る。
ナレーション「独り占めしたくなる、気持ち良さ」
とまあ大体こんな感じで。
商品は自分で勝手に設定するもよし、誰かのリクエストに応えるもよし。
リクエストは文章投稿のついでにするもよし、リクエストのみ投稿するもよし。
とにかく自由に、気楽にいきましょう。
3 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/15(日) 18:12:30
作者Aは文章が上手い
4 :
1:2006/01/15(日) 23:56:22
>>3 作者Aは文章が上手い(CM)
とある高校の教室の隅、二人の男子生徒が雑談をしている。
男子生徒X「え、マジ? おまえも小説とか書くの?」
男子生徒Y「なになに、お前も?」
男子生徒X「なんだ、恥ずかしいから学校じゃ隠してたけど、俺以外にもいたんだな」
男子生徒Y「じゃあさ、おまえ、2ちゃんねるの創作文芸板とか見てる?」
男子生徒X「ああ、ごくたまぁにな」
男子生徒Y「作者Aってやつの文章は上手すぎてマジビビるぜ」
男子生徒X「誰だよそういつ、知らねえよ」
男子生徒Y「そんなら騙されたと思って、今日帰ったら見てみろよ」
男子生徒X「え、まあ、見るだけなら」
帰宅した男子生徒Xはパソコンの前に座る。
やがて彼の目は画面に釘づけになる。
男子生徒X「こ、こいつぁ……」
ナレーション「見ればわかる。彼の実力」
リクエスト:鉛筆
5 :
1:2006/01/16(月) 20:25:26
即死が怖くなってきたので一時的に方針変更。
《難解なお題を大募集》
どんなに難しいお題でも、1が責任をもって必ず広告を作ります。
・広告にするのが難しそうな商品
・商品でないもの(ex自然物、副産物、廃棄物)
・抽象語(ex感情、知覚、色)
・主張(ex「交通安全」などのありがちなものから「夜眠れない」などの私的なものまで)
この他にも思いつく限り難しいお題をリクエストしてみてください。
どんなことがあっても1が必ず作ります。
もちろん1以外の方の投稿も常時大歓迎です。
お題「生命保険」
8 :
1:2006/01/16(月) 23:39:30
>>6 沼(CM)
とある小学校の教室の中。
教壇に立っている担任教師が唐突に口を開く。
担任教師「今日はみんなに面白い体験をさせてやろう」
言い終えると担任教師は手の平で黒板を強打する。
すると黒板は回転し、怪しげなスイッチが現れる。
担任教師「じゃあ始めまぁす」
スイッチを押す担任教師。
直後、教室の床がうごめき始める。
児童らの悲鳴が響き渡る。
床の運動は激しさを増し、やがて児童たちを呑み込み始める。
それを見て担任教師はほくそえんでいる。
ナレーション「沼のある生活、してみませんか」
9 :
1:2006/01/16(月) 23:40:20
>>7 生命保険(CM)
画面上には一面の黒。
二人の男の会話が聞こえる。
男A「そんじゃあC田は?」
男B「あいつは高校の教師だよ」
男A「うそだろ、全然似合わねえ」
男B「もっと驚く話があるぜ。D山が警察官になったんだとよ」
男A「なんじゃそりゃ。不良同然だったあいつがかよ」
男B「みんな意外な人生歩んでるよな」
男A「そうだなあ。なんか、人生って、」
画面上に二人のホームレスが映し出される。
男AB「何が起こるかわかんねえよな」
ナレーション「何が起こるかわからないから、生命保険」
11 :
1:2006/01/16(月) 23:48:17
>>10 感想をどうもありがとう。
結構流行に疎い人間なので、
そのせいでセンスが古臭いのかも。
お題「極左」
13 :
1:2006/01/17(火) 23:32:18
>>12 極左(CM)
上空から映し出される大都会東京の高層ビル群。
そのうちの一つのビルの窓が、徐々にズームアップされてゆく。
照明のギラつく広大な部屋の中で、肥満体型の男が札束の海に溺れて遊んでいる。
男の笑い声が大音量で響く。
やがてその声に子供の泣き声が混ざる。
男の笑い声は少しずつ小さくなり、子供の泣き声が大きくなる。
笑い声が完全に消滅すると同じに場面が転換。
そこは薄暗いどこかの路地裏。
ボロ着を身にまとった少年が泣いている。
まだ五、六歳の少年である。
少年の前を歩く人々も皆ボロを着ている。
通路には足の踏み場もないほどにゴミが落ちている。
やがて少年の腹が鳴る。
少年は泣きながら腹をさする。
空腹のあまり気を失いそうになった少年の体を、何者かが腕で支え止める。
驚きの表情で見上げる少年。
視線の先には聡明そうな顔をした青年がいる。
青年はさまざまな感情を抑えるように、口を真一文字に結んでいる。
そしてまっすぐに少年の目を見つめている。
やがて青年は少年の目から視線を外し、押し殺したような声で小さくつぶやく。
青年「必要なんだ。革命が」
14 :
1:2006/01/17(火) 23:36:11
>>13訂正
×消滅すると同じに
○消滅すると同時に
15 :
1:2006/01/21(土) 19:20:28
このスレを立てて初めて気付いたけど、宣伝とか広告ってのはあれだね、
個人的な思想・信条とは一切無関係に、
宣伝する対象への最大限の理解と最大限の共感とをもって、
創作しなきゃならないんだね。
それって結構大変なことなんだよね。
で、そういうのって、文芸創作一般に関しても言えることなんじゃないかと思う。
たとえば小説を書く場合、複数のキャラクターを登場させるとしたら、
各キャラクターには個性が必要となる。
個性を形成するものって、やっぱり思想・信条(二つまとめて価値観としよう)なんだよね。
普通の人間が持ってる価値観って一つだけでしょ。
だけど作品内の各キャラクターに個性を持たせるには、
各キャラクターにそれぞれ異なる価値観を持たせなきゃならない。
さらに作品にリアリティを与えるためには、
作者はそれぞれの価値観を理解し、それぞれの価値観に共感を抱かなきゃならない。
その時作者は、自身の価値観と矛盾する価値観をも受け入れ、
その価値観の中で思考しなくちゃならない。
それって広告を作る時の状況に似てると思うんだよね。
本来は一つの価値観しか持たない人間が、
別の価値観を持たなきゃならなくなるっていう状況。
そういったことを考えてみると、
広告っぽいものを創作することが決して無意味じゃないってことがわかる。
ちょうどいい息抜きにもなるし、小説を書く際の準備運動みたいなものにもなるし。
まあ、結局何が言いたかったかって言うと、
漏れは決して極左でじゃないってことw
あと、投稿とかお題とか募集中ってことw
16 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/22(日) 16:58:37
極左だっていってるのにな。じゃあ左翼はどんな広告になるってんだよ。区別つけてんのか?
晒しage
17 :
1:2006/01/25(水) 20:22:26
>>16 左翼と極左の区別はつけてる。
左翼とは、弱者救済の精神に基づき、
弱者による革命と弱者による新体制樹立を志向する姿勢の総称。
よって、革命によらない弱者救済を志向する社会民主主義は、左翼ではない。
反体制のポーズをとるだけで弱者のことなど気にもとめないサヨも、左翼ではない。
一方、極左とは、左翼的志向が単なる姿勢にとどまらず、
実際に革命を起こそうと考えている人々。
以上が、自分なりの極左と左翼の区別。
ちなみに漏れは極左でも左翼でもない。
で、本題。
なぜ
>>13が極左とも左翼ともとれるようなものとなったか。
その原因は、広告・宣伝の基本精神にある。
すなわち、広告・宣伝は、その対象となるものを大衆に広く知らしめることを目的とする。
さらにその際、対象に関するできるだけよい印象を大衆に与える必要がある。
極左の広告を作る場合には、
極左に関するできるだけよい印象を大衆に与えるように気をつけなければならない。
極左の本質、つまり左翼になくて極左にあるものとは、行動力と暴力性である。
一般的価値観に基づいて判断すれば、行動力や暴力性は好印象を与えるものではない。
むしろ悪い印象を大衆に与えてしまう。
大衆に悪い印象を与える広告・宣伝など、一体誰が求めるであろうか。
おおよそそのような事情から、漏れは
>>13のようなものを作るに至ったのである。
また、左翼の広告はどのようなものになるかとのご質問だが、
上記のような事情により、
>>13とよく似たものができる可能性がきわめて高い。
しかしそのことは、漏れが左翼・極左の区別をつけていないことには繋がらない。
長文スマソ。「晒しage」なる侮辱を受けて、黙っているわけにはいかなかったので。
弁明age
>>17 16だけど、じゃあレーニンとトロツキーの差はなんだ?
あれが極左と左翼のちがいなんじゃないか?
トロツキーは良くてレーニンは悪か?
簡単に侮辱とか言うなよ。何でも書くっていうから、
「ああ、たしかにこれは左翼じゃなくて極左の広告だ」ってのを期待してたんだよ。
それを君は見事に裏切ってくれたわけだ。逆ギレはなはだしいぞ。
19 :
1:
正直、すまんかった。OTL
ついついカッとなってしまった。
逆ギレと言われても仕方のない醜態をさらしてしまった。
侮辱という言葉を使用したのも軽率だった。
スレを立てたのは初めてだったので、
晒しageというものに対する免疫がなかったのかもしれない。
君の期待を裏切ってしまい、本当に申し訳ないと思う。
ついでに白状すると、
レーニンの理論もトロツキーの理論も知りません。
全くの知識不足です。
知識不足を覆い隠すために、軽薄な持論を展開しただけです。
本当にすみませんでした。
今後、精進を心がけます。