あなたの文章真面目に酷評します Part32

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189PLAYBOY ◆VGMdSbKWD6
『蟻の気持ち』
ある朝、目覚めると僕は二次元の世界のなかに居た。
なにもかもが真っ白で奥行きの見通せない、いままで感覚の全くことなる世界に僕ひとりだけ。突拍子もなく気概もなく。
戸惑う間もなく茫然と、ひたすらに佇む。
いや、高さはここに見当たらないから佇むではない。寝そべってるのかと言うと、感覚的に違う。ただ在るのだ。
突然に「はっ!」とした。自らが二次元の感覚を疑った。「カラダが……」再度確かめる。
獲得しているのだ。間違いなく二次元でのカラダの感覚を獲得しているのだった。
この認識をへて、またしばし茫然とした。
どのくらい時間が経ったのだろう。なにげなしに足(?)を前に出す。すると今までにn