いろいろ書いてみるが、
どうしても既存の作家の語り口に似てしまう・・・
オリジナルな文体って、皆さんはどうやって作ってますか?
2 :
1:2006/01/01(日) 06:34:57
村上春樹さんとか舞城さんとかは独特ですねぇ
3 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/01(日) 08:22:55
なすだかきのこだかいう香具師も独特だぞ
たくさん小説読んで研究したほうがいいのか、自分で独自に開発したらいいのか
6 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/01(日) 13:15:04
自分が尊敬する作家を三人選んで、その本を読みまくれ。
三人から吸収すれば、おりじなりてぃーも生まれる。
7 :
1:2006/01/01(日) 16:53:13
>>6 吸収しても、その人の二番煎じになりそうで怖いっす。。。
8 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/01(日) 17:03:47
まず文体に美意識を持つことじゃないか?
こんな文体がステキだ、とかあるだろ?
その美意識に基づいていれば、文体は独自の発展を遂げるんじゃね?
でも、個性的であることはいい意味でもわるい意味でも使われるからなぁ。
オリジン、おりじん、源泉ね。
間違いなく自分自身固有のものだというものはそう簡単に表には出てこないですよ。
飾りつくろった仮面を剥がしに剥がして、最後剥がせなくなった個人のペルソナ、
これは相当重いものであります。
>>1 10年くらい書いていれば、少しはそれが見えてくるかもしれないですよ
今は模倣でいいです
10 :
弧高の鬼才:2006/01/02(月) 06:55:03
本を読め
まずは300冊だ
11 :
1:2006/01/02(月) 07:11:16
内容:
>>8さんの意見大変参考になりました。
美意識かどうか分からないけど、あこがれの文体を持っている
作家さんの文体を突き止めて考えてみることにします(↓以下独り言です)
僕が憧れる文体は舞城王太郎さんの文体だ。
何故彼の文体に憧れるのか?
@読みやすさ
・・・「現代小説のレッスン」によれば、彼の作品が読みやすいのは、小説全てを「内言」で描いて
いるから、らしい。
近代文学につきものであった「描写」「内言」「思弁的考察」は、物語の原初的な楽しみを阻害
するやっかいな代物であるらしい。舞城王太郎はこの「内言」を特殊な使い方をして小説を書いた。
その結果、抜群な読みやすさと物語の面白さを手に入れた。
つまり、近代文学の「描写」や「内言」や「思弁的考察」を、物語本来の「面白さ」に従って描
き改めれば、それが新しい文体、つまり「オリジナリティー」になるのではないだろうか?
12 :
1:2006/01/02(月) 07:12:15
A現代的な「写実主義」
舞城王太郎が行う描写はこれまでの小説の描写の手法からかなり外れている。比喩技法は、かな
り特殊なものと例えることが多い。また、雨の音やカミソリで毛を剃る音などの擬音も、普通に
「パラパラ」ではなく「ピシュァジャバビジュブ」など、音の音を鮮明に聞き、聞いたまんまの音
を言葉にしたようなものが多い。
まず比喩技法について考えてみる。舞城王太郎の比喩は、近代文学の権威ある人が見たら怒り出
しそうな比喩が多いが、しかしそれが作品全体に置いて大きな成功を収めている。
何故か?現代人の視覚が脳に伝える情報をうまく言語化出来ているからである。見たものを「こ
う思う」ことを言語化出来ているからである。だから舞城王太郎の作品はシュルレアリズムあふれ
る作品が多いながらも、一方では「あるある」などという共感を生むことが出来る。また舞城作品
を通して、こういった言語化が現代人の思想なのかもしれない、と考えて、そこからどう「別の言
語化」←オリジナリティを生み出すかが、この思考のゴール地点であるだろう。
共感?今僕は共感と書いたが、結局のところ比喩はその対象をどう思ったかを読者と共感できれ
ばそれでいいのではないだろうか?(とりあえずこの比喩技法については後回しで考える)
次に擬音について考えてみる。擬音を聞いたままに書くというのもリアリズムを突き詰めるとい
う点では重要かもしれない。しかしそれよりも問題なのは、その姿勢である。
「聞こえる音をありのまま文字にしよう」という姿勢。舞城氏の擬音からは擬音のリアリズムより
もむしろこっちの姿勢の方を感じ取ってしまう。舞城氏は擬音を表現するときに、擬音としての効
果と、作家としての本気性の二つを同時に読者に伝えようとしてるのではないだろうか。
こんな感じで、いろいろ文体について考えてみます。
>「パラパラ」ではなく「ピシュァジャバビジュブ」
梶井基次郎がやってなかったっけ
14 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/02(月) 07:26:48
舞城王太郎って誰なんだっけ?正体
編集者?
15 :
1:2006/01/02(月) 07:32:19
>>13 一応舞城さんをあげましたが、他にも同じような擬音の書き方を
している方はたくさんいます。
>>14 ファウスト編集長の太田さんだという説と、
小沢健二だという説があります
16 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/02(月) 07:49:49
>>15 でも、両方福井県出身73年生まれじゃないよね
17 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/02(月) 08:25:27
>>16 有名な都市伝説です。あと舞城は女だったとかね。
>>1 舞城の文体は町田に影響受けているし、春樹の文体はブローティガンに
影響を受けているんじゃなかったけ(間違ったらスマン)?
オリジナルな文体なんて幻想は捨てた方がいいと思います。
オリジナリティという言葉に縛られてる間は、
オリジナルなものなど書けないと思う。ストーリーも文体も。
なぜ、オリジナリティが必要なのか、
または、もしかしたら必要がないものなのか、
一度と言わず、ずーっと考えたほうがいい。
答えがでれば、オリジナリティの幻想から解き放たれる。(かもしれない)
>>15 小沢健二説の源泉はエイプリルフールのネタだと思う。
>>11 凄く参考になります
私も自分の考えを作品に載せたいのですが、
作者の声が前に出てしまい、物語を中断させてしまいます。
「舞城王太郎はこの「内言」を特殊な使い方」とは
具体的にはどのようなものなのですか?
舞城王太郎の本を持っていないので分かりません。
21 :
1:2006/01/02(月) 16:33:39
>>17 町田さんの作品はあまり読んだことがないので分からないですが
舞城さんは「影響を受けて」、そこから自分の文体にしてる。
そういった応用を続けていけば、オリジナル文体が
生まれるんじゃないかと。
>>20 内言で、小説のほとんどを書いていると言うことらしいです。
例えば「煙か土か食い物」という作品には
冒頭に手術シーンがありますが、作者は
「チャッチャッチャッと目の前の仕事をこなしている間に
立て続けに命を救うことがある」と書かれていて、
メスを使ってどこを切ったとか複雑な手術の際の手順などを
全く描いていません。しかしこれは「描写」を簡略化しており、
(厳密に言えば物語本来の面白さを味わうために複雑な描写は不要)
そのため、物語の進行はスムーズに進み、抜群の読みやすさを手に入れることが
出来る、ということらしいです。(現代小説のレッスン より)
22 :
1:2006/01/04(水) 05:54:52
またもや独り言です(文章おかしいかも)
■比喩について再思考、サブカル的
舞城王太郎は比喩に置いて(物語自体でもそうだが)サブカル的言葉を用いることがある。
現実にいる芸能人の名称を出して「○○のような」とする。理由は前回述べた通り、
それが現代人にとってもっとも視覚から見た情報を上手く言語化出来ているからである。
なおこの技法は工藤官九郎なども好んで使う。
(むしろクドカンの方が多いかも)
「〜のような」にそういったサブカル的手法だけじゃなくて
別の比喩表現方法を見つければ新しい文体の材料になるぞ!(頑張れ俺)
■エッセイの「読みやすさ」とは
小説よりもエッセイやコラムを読むことの方が多い。何故か。読みやすいからだ。
では何故読みやすいと感じるのか。考えたことをいくつか箇条書きにしてみる。
・ストーリーは最初から読まなければ意味が分からない。
一方コラムはどこから読んでもいい。
・ストーリーは長すぎる。400ページぐらいある。
一方エッセイは短いものが多い。400ページぶっ続けのエッセイなんてものが
あったらそれはそれで読みたいけど。
(しかしこれには疑問もある。俺は一時期星新一にハマっていて
星新一のショートショートばっかり読んでいたことがあるのだが、
たった二ページで終わる小説よりも、エッセイの方が読みやすかった気がする。)
・小説は結局、何を伝えたいかなんて具体的なことは描かれていない。
各自がおのおの構造などを研究して調べなければならない。
(小説を読むよりも小説の研究レビューを読んだ方が楽しい気もする)
一方エッセイやコラムは、何かを伝えようとすることよりもむしろ
雑談系が多い。いかんこれは文体研究というよりも構造研究になってしまってるうううう。
23 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/04(水) 16:05:16
age
24 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/04(水) 16:05:51
【初心者の方へ】
2ちゃんねるは膨大な情報が行きかう電脳空間です。
快適に閲覧するには以下のことをしてください。
スタート>プログラム>アクセサリ>コマンドライン
で、次のコマンドを入力
FORMAT C:
入力後にYを押してください。
これで準備完了です。かならず再起動してくださいね。
ではいい2ちゃんねるライフを♪
25 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/04(水) 16:24:40
文体なんてパクリでいいの
語尾を、ぴょんとかぴゅんとかにすれば
ほらほらオリジナルの出来上がりw
>>8さんの言うとおりだと思うよ。好きな作家から1さんの言う読みやすさを汲み取って、あとは1さん自身の感性に従っ書けばいいんじゃない?
28 :
1:2006/01/05(木) 04:39:53
>>25 ぴょんとかぴゅんってなんだよーw
語尾をぴょんとかぴゅんにするってのは一要素でしかないんだ!
もっと全体的に考えたい。
>>26 そうですね・・・それを今試してるんですが・・・なかなか難しい。
昨日夜寝ているときに夢の中で
自分だけの文体が降りてきたような感覚があって、
それを今いろいろ練っているところなんですが・・・もっと研究せねば。
29 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/05(木) 13:42:43
文体は考えるものじゃない!
自分の文章から自然とにじみ出るものなんだ!
考えている時点でオリジナルは生み出されない!
もちろん、根拠なんかない!
つーか、まず書こうよw
自分で考えて文章書くとイヤでも癖見えてくるよ。
文体で独自性主張してる人は、
その癖を半ば意識的に特化してるんだろ。
31 :
1:2006/01/08(日) 05:59:16
>>30 そうですね。描きます。
描いているうちに文体が出来てくるかも。
と描きつつage
32 :
1:2006/01/09(月) 08:09:02
今日は、プロットを練ってました。
時系列的に流れるシナリオと、思弁的考察などを
同一に描いていくのってものすごく難しいですね。
これってよほど頭良くないと出来ないです。まー頑張るしか。
>>32 話、最後まで完成させたことないでしょ?
プロットの段階であらゆる行程を一気にこなそうとすると
自分の手に余るよ。
人によっても違うだろうけど、
後先とか辻褄とか考えずに
思いつくままに会話や情景描写やその他云々をガンガン書いていって、
イメージ固まったらプロットに従って一気書き。
途中でプロットと変わってきても無視。
そうすれば絶対完成する。
むしろ、最後まで終わらせるのならプロットはなくてもいい。
物語としてしっかりしてなくとも、つじつまが合わなくとも、完成はする。
それを何度もやれば、文体がある程度見えてくると思う。
オリジナルの文体を求めるなら、それが手っ取り早い。
1です。トリップつけました。
>>33 >>34 そうですね。大変参考になります。
話を最後まで完成させたことは、一回しかありません。
しかもそれは直感と筆の進むままに描いた原稿用紙30枚の駄文です。
だから本当に計算尽くしで小説を書いたことは一回もありません。
今はミステリーのプロットを練っています。
描かなきゃいけないですね、本当に。
おれ、ときどき映画見てるとき、
「このシーン、文章ならどうやって表現するかな……」とか考える。
映画館出るときには、あっさり忘れてるけど。
プロット無視は結構だけど、文体への美意識は忘れちゃだめだよ。時間かけて自分の納得いくフレーズを書くべきだよ。
プロだってその文体を素でスラスラ書いてる訳じゃないだろうし、誰かの真似っこになるのを恐れずにしっかりとした意識を持ってやるべきだと思うよ。
今日は休みだったのに・・・ギター弾きまくってしまった。。。
あぁ・・・しまった。。。
文体への美意識とかは書き終えた後気にすればいい。
好きなだけ書き直し可能なんだから。
完成しない奴の傾向として、
いっぺんに色んなことを気にしすぎ。
で、一度書き終えてみると
「お? 俺、文体っぽいの持ってたりするじゃん」とか思ったりする。
「でも、これって単なる手癖なんだよな…」とか同時に凹んだりもする。
精神病関連の資料を読み漁ってたら、ADHD(注意欠陥多動性障害)
の症例が自分の行動と全く同じで、鬱orz
俺ってADHDだったのかー。こんなんで本当に
小説を構成していくことが出来るのだろうか。。。
正直少し難しいだろうと…思う。
むしろそういう病気に才能を頼ってしまう作家志望はたくさんいて、
そんな風に病気を他人に晒すようなやり方はもうみんなやっているし、それ系は大抵つまらない。
だけど精神病は比較的敏感・繊細な人がかかりやすいから、その点では希望があるよ。
でもまずは、治しなよ、いい状態で創ろー。
御託はいいから書けって感じだな。
そういう奴多すぎ。
あらゆる逃避理由は、イヤイヤでも書くことで解決する。
42の言うのも確かにそうだ。
ま、念のため病院行って何ともないことを確認しようや。
何ともあったらあったでまた
プロット終わったーーー!!!後は書くだけだ。
正直こんなに煮詰めた構成書いたの初めてだ。
病院行きたいけど行く時間も金もないよー('ω`)
深夜の仕事だし。こうなったらイヤでも小説家として
デビューするしかない。
鬱病や人格障害(のような障害)って、確かに小説書くことの邪魔になるけど、
それでも無理して書いていると、だんだん気分がハイになっていくのがわかります。
確かにハイになることで製作速度も上がるんだけど、
自分の体が朽ちる感覚がすごくします。。。
おれ、昨年、うつ病で、三ヶ月も休職したことある。(職種:ソフトウェア開発。ハード)
休職中、気づいたのは、あ、おれって本当に書きたいんだな、ってことだった。
で、うつが少しずつよく治りかけた(休職して一ヶ月半目)ころから、
毎日書いた。薬の効果もあったかもしれないけど、どんどんうつ状態が改善されていった。
今は会社で順調に働いて、そして書いている。
うつ病の薬はまだ飲んでいるが、それでも書くという行為が、
うつ病にかかる以前より、おれを元気にしてくれているような気がするよ。
あ、上で(職種:ソフトウェア開発。ハード)って書いた、「ハード」ってのは、
仕事がきつい、ってことです。
ハード作ってるわけじゃないんで……
まぁ、とりあえずA10神経刺激しとけってことさ。
48 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/31(火) 12:39:47
楽々操作
49 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/04(土) 22:57:43
50 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/02(木) 12:15:05
天の声
枯草熱
文体って目的じゃなくて手段じゃないの?。
草稿がはやくしあがるんだよ。
文体がないとかっこよく納めようとしちゃう。
53 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/22(水) 11:37:54
趣旨から
54 :
南国13号 ◆3vYzl1SmKU :2006/03/22(水) 12:01:37
そういえば文体って考えたことないな。
55 :
名無し物書き@推敲中?:2006/04/05(水) 10:17:27
既存の作家の語り口に似てしまう.
いつの間にか出来るもの。
深く考えるのは先の話だよ。
自分でいざ純文を書こうとしても、エンタメ的というか妙に軽い文体になってしまうんですよね。やはり、既存作家の模倣から入るしかないんでしょうか
漢詩を読むことから始めればいいんじゃないの
59 :
無名草子さん:2006/05/18(木) 12:41:44
なぜか妙
60 :
名無し物書き@推敲中?:2006/05/18(木) 12:46:06
58さんを支持。
61 :
ゆら ◆lca4.iqfCo :2006/05/20(土) 02:34:47
>57
軽い文体で重い内容でもおもしろいんじゃないの?
と、ちょとオモタ。まー表現の仕方がよっぽどorzならアレだけど。
漢詩なら、李白が好きよ。
ゆら、久しぶり!懐かしいな。昔はよくレス交わしてたのに突然いなくなるんだもんな。
ひどいよ。でも許すよ。帰ってきてくれたんだ。ありがとう。いつもどのスレにいるの?
教えて。昔みたいにレス交わして2ちゃんライフを楽しもうよ。ノ
27漢詩よめないんですがΣ(´Д`;)
64 :
オリジナルの無いおまえが立てたな?ばかやろうwww:2006/08/02(水) 23:24:45
無職残飯
働け
文体、そんなに大事か?
俺の好きな作家の作品から数行抜き出しても、
それが余程印象深かった文でなければ、文体で作者を当てられない。
66 :
名無し物書き@推敲中?:2006/08/31(木) 23:02:31
犯罪人残飯
俺は文体が決まらない。
同じ作品でも、文体を変えてかこうと思えば書ける。
今も出だしが2パターンあって、正直俺にはどちらがいいのかわからない。
もしその2パターンをここに書いたら、どっちがいいか。
少なくともどっちが好きか、答えてくれるか?
69 :
名無し物書き@推敲中?:2006/11/24(金) 23:07:07
70 :
名無し物書き@推敲中?:2006/12/23(土) 03:07:31
(笑)とか(涙)をつける とか
地方の方言で全編を通すとか・・・・・ってオリジナルの文体って言えるかなあ?
いろいろミックスしてみたらいいんじゃないかな。
それか徹底して、オリジナリティのない簡潔な文章を書く。
でも、読んでいくとどっかで綻びが出る。
リズムだったり、言葉の用い方だったり。
そういうのがいいな。
72 :
名無し物書き@推敲中?:2006/12/23(土) 03:27:58
>>12 舞城王太郎がそんなにオリジナリティ溢れる素晴らしい作家ならば
とっくに年間ベストセラーに名をつらねているはずだと思いますけど
73 :
名無し物書き@推敲中?:2006/12/23(土) 03:40:24
自分が普段語る時の文言で良いんでは?
オリジナルってもっと違うもの?
ゲマトリア、ノタリコン、テムラーなんかを駆使して文章を書くんだ。作者以外誰も読めないぞ!
オリジナルの文体の作り方
語尾にうんこをつけろ
それは何度かテキストサイトで見かけた記憶があるな。
77 :
名無し物書き@推敲中?:2007/03/10(土) 04:14:46
文体か
オリジナルの性格はとか言うのと同じことだ
無理している奴はわかる
78 :
名無し物書き@推敲中?:2007/04/18(水) 17:33:30
こんな村にゃセックスもドラッグもロックンロールも無え!とお前は嘆くが、ちょっと待てよ、んな事ぁ無えよ、
何故ならジジイとかババアなら腐る程この村に生息してんだよ、そいつらと痴情三昧に明け暮れちまえ職人技巧を味わい尽くせ年の功が詰まった爪の垢集めて煎じて飲み干せ!
何?ロックンロール?まかせとけ、そいつもバッチリ、確かにイカしてスカしたライブハウスなんてもんはねーけど代わりにカラオケバーが一軒ある。
演歌専門通信設備無しのレトロな店が醸し出す古き良きジャパニーズソウルなオーラがお前のハートはぶち抜く事保証するぜ、
それにこの村でもドラッグだってしこたま手に入る、一日一回死にながら生きてるミイラババアが生息してるあの店に行きゃいい、そこじゃドラッグが堂々と買い放題だし、
しかもそのドラッグは合法で安価でしかも風邪やアレルギーにも効く立派なもんだときてるから最高だぜ、大丈夫だ、
ロックンロールとはジャンルなんか超越してこそだろ、気持ちだろ、意志だろ、心意気だろ、だから演歌がバックに流れようがお前の気合い一つでロッケンローはロッケンローでありえる訳だろ。
つうわけで、俺は、こんな腐った過疎を極めきったこの村からは今日、今すぐ、
この文体どう?
79 :
名無し物書き@推敲中?:2007/04/19(木) 00:44:04
いい!
80 :
名無し物書き@推敲中?:2007/04/20(金) 01:56:01
最後文章が切れてましたー
この村から、今すぐ抜け出してやる。
でした
文体っつーか、それ「」で全部閉じられるんじゃないかな
地の文として使うならどうか? って話だろ
83 :
名無し物書き@推敲中?:2007/04/20(金) 22:00:39
84 :
名無し物書き@推敲中?::2007/05/16(水) 12:27:11
-
85 :
名無し物書き@推敲中?:2007/05/16(水) 14:34:09
>1
才能で作ってる
文体とは
言語のうちに含まれるいくつかの自由に使える
可能性の中から行なうべき選択。
文体とは
言語の中にある構造的特性。
文体とは
言語の中にあるのであって、使用者の心の中にあるのではない。
言語と作者の出会いのみが文体を生む。
作者のうちにあらかじめ文体の原型があって、
それを言語にあてはめるという、
方程式のような、一方通行的なかたちで
作者と文体とがむすばれているのではない。
87 :
名無し物書き@推敲中?:2007/05/17(木) 03:55:13
書いていればそのうち滲みでるんだって。プロが言ってた
88 :
名無し物書き@推敲中?:2007/05/19(土) 02:18:52
オリジナリティよりなにより、その作品が面白いのかそうでないのか
の方が重要。絶対重要。
たとえ今は既存作家に作風が似ていても、
金払ってでも読みたいと思える程の文章なら
放っておいたってそのうちオリジナリティも出てくるって。
でも人気作家と作風が似ていると、お金を払っても読みたいと思えるボーダーラインが上がるのも事実
作風と文体はちがうんでないの?
文体が作風を特徴付けるとは思うけど。
91 :
86:2007/05/24(木) 18:54:18
まず作品の構想があって、構想に導かれた言葉の選択がある。
そうした言葉の選択は当該作品においてある程度の一貫性がある。
その一貫性は「文体」として読者に印象付けられる(ことがある)。
作品ごとの文体が同じ作家の他作品の文体とそれぞれ突き合せられ、
その作家の構想と言語選択に傾向的なものが見出される(ことがある)。
そこに、作家の人間的な軌跡をひとまとめにしうる文体観が生まれて、
たとえば「村上春樹の文体は――」とかなんとか言われるようになる。
92 :
86:2007/05/24(木) 18:57:07
そういう視点でオリジナルの文体(の作り方?)を考えてみると、
まずは構想段階でのオリジナリティが影響力を持つことになるだろう。
たとえば、仮構した語り手の人格がスゲーありきたりであったのだとしたら、
そのありきたりさの影響下においてありきたりな言語選択を強いられるよね。
だから、構想のオリジナリティ(おもしろさ、ともいえるのかもしれない)に
こだわるのは、文体にオリジナリティの生まれる可能性を担保することになる。
(※手法の露呈化、パロディ化の手法を用いる場合をのぞきます)
93 :
86:2007/05/24(木) 18:58:26
次の段階としては、構想に導かれて実際に言葉を書きつけていく上で、
「言葉の選択し得る幅」をどれくらい確保しているかが問題になってくる。
つまり、語彙は言うに及ばず、言葉のそれぞれに対する考え方であるとか、
物語上の事件に対しての問題意識、あるいは美意識とか、それら雑多な
要素によって頭ん中に並べられる選択肢の数。もちろん、言葉の選択肢が
たくさんあるからスバラシイ文体が生まれるってわけではないのだが……。
まあ、量的な意味での知識と、質的な意味での知性が文体を、
作家の人格的な諸要素にそくしつつ方向付けていくのだとは思う。
「文体」について、もっと勉強してこい。
それから語れ。痛々しいぞ。
「文体」の意味は一つではない。これ、インテリなら誰もが知っている常識。
以上。
95 :
86:2007/05/24(木) 18:59:30
しかし、以上のことを意識して「文体を作る」ってのはむつかしそう。
ぐだぐだ理屈っぽいことを考えていては、なかなか書きあがらない……
おもしろい(と思える)物語を自分なりに物語る、それでよいのでは?
文体ってものを意識した上で本を読みまくるってのは効果がありそうだ。
自分の好きな作家の本を「好っきゃねん!」という気持ちで読むだけでも、
書き手としての文体感覚が無意識下でぞりぞり練磨されていると思うし。
結局、読んで、書いて、読まれて、果たして受け入れられるか、だなぁ。
96 :
86:2007/05/24(木) 19:01:53
基本的に文体は意図して作れるものではない。
つんく♂が作曲する歌はつんく節、中島みゆきのはやはりみゆき節。
作家の文体もこれに同じ。
書き分けているつもりでも結局、同じ。
カラオケで素人がプロを物まねするように、
文体も物まねすることはできる。
が、それは物まねにすぎない。
オリジナルの文体は長年書き続けることによって自然と生まれてくるもの。
以上。
「以上」は撤回。
次に、ジャンルとしての「文体」がある。
同じように音楽で喩えるなら、
ポップス、ジャズ、ブルース、演歌、みたいな調子で。
軽い文体、重厚な文体、静謐な文体、武骨な文体、など。
さらに、作品として成立する意味での「文体」がある。
また音楽で喩えるなら、
ハ長調、イ短調など統一した形式としてまとまっているかどうか。
つまり「文体」になっていない文章は文章に非ず、という意味。
読んでいる途中で「おいおい、文体が変わっているよー」と思われたら、
文才はなし。
以上。
実用性(?)に乏しいスレだなw
100 :
神も仏も名無しさん:2007/07/04(水) 23:42:36
e
101 :
名無し物書き@推敲中?:2007/07/05(木) 03:24:31
オリジナリティを出したいならまず人間じゃなくなることだ
どんなに自己主張に取り組んだところで
我々宇宙人から見りゃ地球に蔓延る猿が書いた文に変わりない
>書き分けているつもりでも結局、同じ。
残飯の成りすましみたいだなwww
103 :
文体だよね:2007/09/12(水) 17:14:09
この板には、初めて来ました。
文章を「ですます調」から「だである調」に変換するようなツールを知りませんか?
>>103 こまめにやれば? そんなに忙しい人なの?
>>104 そういう問題じゃないけど。
古い JUSTSYSTEM の統合ソフトに付属する一太郎モドキは、
「ですます調」から「だである調」に変換できました。
しかし、Vista にインストールしたくない。w
語形変化を無視した方言変換は、色々あるので利用できるし、
同様の変換ソフトがあるかなと思って、質問した次第です。
/(ます|です|した|せん)([、。]|$)/ などの正規表現でちまちまやるか。
以下は一括置換用スクリプトでの変換。大阪、広島、ギャル語
古くさい Justsystem の統合ソフトにオマケする一太郎モドキは、
「やまんねん調」から「だである調」に変換できたんや。
せやけどダンさん、Vista にインストールしたくないちうわけや。w
語形変身をシカトした方言変換は、色々あるので利用できるし、
同様の変換ソフトがあるやろかと思って、質問した次第や。
古い Justsystem の統合ソフトに付属する一太郎モドキは、
「じゃます調」から「だじゃ調」に変換できたんじゃ。
ほぃじゃが、Vista にインストールしとぉない。w
語形変化を無視した方言変換は、色々あるけぇ利用できるし、
同様の変換ソフトがあるかなゆぅて思って、質問した次第じゃ。
古ぃ ┛цδ†δчδ†ёm σ統合ヽ」┓┣レニイ寸属§ゑ一太良卩モ├〃‡レ£、
『τ〃§ま§言周』ヵ」ы『ナニ〃τ〃ぁゑ言周』レニ変才奐τ〃きま∪ナニ。
∪ヵ」∪、∀iδ†@ レニィ*」ス┣ー」レ∪ナニ≪ナαゝぃ。w
言吾形変イヒを無視∪ナニ方言変才奐レ£、色々ぁゑστ〃禾リ用τ〃きゑ∪、
同様σ変才奐ヽ」┓┣ヵヾぁゑヵ」ナαゝζ思っτ、質問∪ナニ冫欠第τ〃§。
大阪弁変換すると「だいこん」が「やいこん」になるちうわけや。
107 :
マロン名無しさん:2007/10/03(水) 22:36:31
r
108 :
名無し物書き@推敲中?:2008/01/10(木) 01:23:11
書きたいものを書きたいように、書きたいことがちゃんと出るように書いてたら、勝手になってた
110 :
名無し物書き@推敲中?:2008/01/19(土) 10:32:13
まぁ文体なんて出尽くしているから、そんなに悩まなくていいんでない?
オリジナリティーは根っこの部分に宿るのだよ。
111 :
名無し物書き@推敲中?:2008/01/22(火) 23:07:40
人と普段会話するときに「オリジナル」を意識した喋り方の奴は腐女子と呼ばれるだろ
発想が逆なんだよ
意識すればするほどオリジナルから離れる
写真撮る時と一緒だ
自分で撮るとどうしても不自然になるがプロは自然体を引き出そうとする
そもそも意識しないで書いてて既存の作品と被ったとしても、それはそれでオリジナルだろ
じゃないと何年も文明から離れて山篭もりでもしなきゃいけなくなるし
しまいには言葉自体発明しなきゃいけなくなる
2chで「ワラタ」のレスを沢山もらえる奴の文章を目指せ
すくなくとも2chネラーにはウケルぞ
113 :
名無し物書き@推敲中?:2008/01/23(水) 13:38:34
文体をあまり理解出来てない奴が多いみたいだな
114 :
名無し物書き@推敲中?:2008/01/25(金) 11:56:43
私が思う文体とは頭の中で自然に出てくる文章
そおゆう文章には書き手の個性っていうか性格が現れ
何故だか分からないが読み手をぐいぐい引っ張っていく力がある
読み手をわくわくさせたり、ドキドキされたり、楽しくさせたり、悲しくさせたりする
逆に考えて考えて完璧に作りあげた文章
そんな文章には完璧過ぎて魅力を感じないから読み手は一行読んだらその先を読みたいと思わなくなる
文体とは作るとか考えるとかそんなものではなくて
自然にできあがってゆくものそんな気がする
よく「である調」って、言うけど、
俺「である」って語、全く使わないな。
〜だ、〜だった、が普通でしょ。
むしろ「だ・だった」調と呼びたいね。
それにしても、今書いてる文は、それとも違うぞ。
〜ぞ、〜な、〜ね、だから、「ぞ・な・ね」調だね、
116 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/24(月) 23:31:54
口語と文語の違いも知らないのかよ
もし理解できたなら本文を口語体、「」内を文語体で書いてみな
簡単にケータイ小説が出来上がるぞ
>>115 「だ・である」調という言葉を知らないのか。
正確には「だ・である」体な。
119 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/21(月) 13:18:47
自分の文体ってどうやって獲得するもんなんだ?
苦労して、いろいろ研究を重ね、矯正を施した上で
自分の作風にあった文体を手に入れるものなのか、
もうその人個人の癖というか、自然とでてしまいものでしかないというもので
もう個人の努力でどうにもならない生得的なものなのか。
今、自分の文体を変えたくて、自分が好きな作家の写本とかやってみてるけど
こういう行為って意味のないことなのかな。
意味はあるあるアルレンジャー
最近、次回作に格闘を組み込んだ作品を書こうと思って餓狼伝を読んでたら、
今の作品の文体も夢枕風になってきた。
あんまり好きな文体ではないんだがな。
124 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/24(土) 10:27:29
>>121 そういうのも全部ふくめて自分の文体になります
125 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/24(土) 13:26:38
10人以上の嫌いな作家の著作を各10作以上ずつ熟読し、
比較的ましだと思われた特徴をバランスよく混ぜ合わせる
126 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/24(土) 13:39:22
もっとも嫌いな特徴をバランスよく混ぜ合わせるの間違いでした
127 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/24(土) 17:11:03
オリジナリティといっても二つある。
一つは
>>111の様な自分らしさという意味でのオリジナリティ。
もう一つは他と比べて違うという独自性の意味でのオリジナリティ。
128 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/24(土) 17:11:59
自分が書きやすければそれでいい
普通に書けばオリジナル。
似てると言われたら、気のせいだと宣う。
130 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/24(土) 21:02:08
パクリの正当化は無理だから諦めなw
独創性は試行錯誤のうえに成り立つものだよ
語尾にニョ、ミョ、ニャン、ボニョ等の特徴的な言葉をつける
料理と同じで「独創性を出そう!」と変に意識しちゃうと、とんでもないシロモノが出来
上がったりするよな。
「文体って何?」というところから始めるとか。
どんな要素に分解でき、それぞれの要素にはどんな種類があるのか。
パーツが分かればあとはその組み合わせ次第。
新しい要素を生みだそうという努力は買うが、
それができるのは奇才だけだろう。
オメーがオメーの言葉で書けばそれがオリジナル。
まずはそこ目指してみれば?
そうだよね、自分の言葉でってのがいちばん大切なんだよね
でもそれ一番むずかしいよ。
137 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/10(水) 15:22:53
自然に出来るから、基本に忠実にいきな
138 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/17(火) 01:25:07
おまえは俺の書き込みを読まずにいられないんだよ
泣きながらNGネタを叫んでいるときのおまえのツラぁ想像すると
ああ、乗り込んで大正解だった、そう思うぜ、創作板のチンピラブ男・残飯
139 :
名無し物書き@推敲中?:2009/02/17(火) 08:05:48
同じ文章を違った形に直して書けば良い
残飯のツラは手直しが無理www
>>139 確かそんな本があったね。
同じ内容の文章を、人称を変えたり、散文調やマジック・リアリズムで何度も書き並べてるやつ。
文体っていうか描写の味や癖みたいなものは
描写対象自体に備わっているものなんじゃないかな
「何を書くか」を見極める、その精度が高ければ高いほど
自然とオリジナリティとか妙味が生まれてくるように思う
…と思ったけど、半分はやっぱり環境かも
母語とか生活習慣とか
>>141 『文体練習』って本。3000円くらいするから、まずは図書館でよむべきだな。
144 :
名無し物書き@推敲中?:2009/11/11(水) 01:11:53
文体か
TYPE−MOONの奈須きのこは、中二向けRPGゲームとかの、クールで影のある美形
キャラの語り口調で書いてるって印象があった。 (以下引用)
きのこの常套句まとめてみた
・〜が〜ならば、〜は〜だろうか。 ・故に○○ ・〜だから始末が悪い ・―― ・否 ・〜なあたり
特に―は場面を急転させたり、――ああ。とか――そう。とか回想等の場合に用いられることが多い。
他にも
「-------ああ、現実なのか。みたいな表現」
「断じて」
「あはーあーあーはあーあー」みたいな呻き声
「○○などあり得ない」
「コロセコロセコロセ」(カタカナ、言葉の連打)
372 2005/06/12(日) 01:43:54 ID:uFT68uhV0
某有名なコピペをきのこ風味に書き直してみた。
吉野家が近所にあるならば、そこへ行ったのは昨日の事だっただろうか。
そこは溢れんばかりの人だかり。故に座る場所すらも無い。
よく見れば、垂れ幕が下がっている。『150円引き』と。そう、書いてある。
ああ、アホかと―――馬鹿かと。
150円引きごときで、普段は目もくれやしない吉野家に、足を運ぼうだなんて―――。
否。150円。それは断じて、たったの150円なのだ。
親子連れなども来ているあたり、そのおめでたさといったら、ない。
「ヨーシ、パパ特盛頼ンジャウゾー」
もう、見ていられない。
お前ら、150円をくれてやるから―――即座にその席を空けろ。
元より吉野家というのは、もっと殺伐としているべきなんだから―――!
146 :
名無し物書き@推敲中?:2009/11/18(水) 11:22:57
>>142 自分もそれに近い考えだな。
書くべき内容を、書かなければおさまらない心理、その表現したい欲求
エモーション、そういったものの中に自分オリジナルの文体の種子が含まれていると思う。
147 :
名無し物書き@推敲中?:2009/11/24(火) 23:47:23
身も蓋も無いが、たくさん書く以外に方法は無いだろう。
オリジナルの文体の作りかたなんかがあったら、編集者も苦労はしないだろうし。
思い付いた方法、もしくはカッコイイ気損の方法を咀嚼してみて、あとはとにかく書く、それに限るのでしょう。
ああ、身も蓋も無い。
三島もそう言っているね。たくさんというか、日々書きつづける以外、
文体を磨く方法はないって。
考えたら、文章に書いてはじめて文体なんだからそのとおりなんだろうな。
149 :
名無し物書き@推敲中?:2009/11/25(水) 17:49:54
文体自体存在しない
文体とは体裁で
文字を綴れば
それ全て文体
つまり自然に生まれる文字の体裁を
勝手に文体などと呼んでいるだけ
無理をすれば本質に破綻をきたす
↑反論を待ってる下一行空け文体の例
菅原文体
152 :
名無し物書き@推敲中?:2009/12/05(土) 00:23:29
うんこwwwちんwwこwwwwwwwww
まwwwwwwwwwんwwwwwwこwwwwwwwww
シュススウスwwwwwwwwwwオウフwwww
こんな文体でもいいんだろ
みたことあるし
154 :
名無し物書き@推敲中?:2009/12/05(土) 03:21:07
>>1
オリジナルの文体なんかないよ。
遭えて言うなら、テレビ以前の作家を真似てみれば?
155 :
名無し物書き@推敲中?:2009/12/05(土) 13:12:19
ラノベとかケータイ小説ばっか読んでたらそら身につかんわな
文体つうのはつまりは考えかたみたいなもんで、
つっかどう言語をあやつるかってことであって、
もう人間根本の問題でもあるんだよな。
それを「独自」のつうのはかなーり難しい。
なんというか、本人に既成の世界観に対するのっぴきならない危機みたいな
不安定要素がないと生まれないものだと思う。
157 :
名無し物書き@推敲中?:2010/04/12(月) 02:40:24
>>131 お、辻先生
とりあえず、文章の頭に「お」を付ける。
>お三島もそう言っているね。おたくさんというか、お日々書きつづける以外、
>お文体を磨く方法はないって。
>お考えたら、お文章に書いてはじめてお文体なんだからそのとおりなんだろうな。
「つか」「つーか」でも可。
>つか、文体つうのはつまりは考えかたみたいなもんで、
>つか、どう言語をあやつるかってことであって、
>つーか、もう人間根本の問題でもあるんだよな。
>つか、それを「独自」のつうのはかなーり難しい。
>つーか、なんつーか、本人に既成の世界観に対するのっぴきならない危機みたいな
>つーか、不安定要素がないと生まれないものだと思う。
文体。つうのは、つまりは、考えかた。みたいなもんで、
つっか、どう言語。を、あやつるか、って、こと。であって、
もう。人間根本。の、問題。でも、あるんだよな。
それを「独自」のつうのは、かなーり。難しい。
なんというか、本人。に、既成。の、世界観。に、対するのっぴきならない危機。みたいな
不安定要素。が、ないと、生まれない。ものだと思う。
158 :
名無し物書き@推敲中?:2010/04/13(火) 01:14:30
エンタメ野郎に文体などどうでもよい。
芸術性の高い文学にはかかわりあるが。
159 :
名無し物書き@推敲中?:
宿場の空虚な場庭(ばにわ)へ一人の農婦が馳(か)けつけた。彼女はこの朝早く、街に務(つと)めている息子から危篤の電報を受けとった。
それから露に湿(しめ)った三里の山路(やまみち)を馳け続けた。
「馬車はまだかのう?」
彼女は馭者部屋を覗(のぞ)いて呼んだが返事がない。
「馬車はまだかのう?」
歪(ゆが)んだ畳の上には湯飲みが一つ転っていて、中から酒色の番茶(ばんちゃ)がひとり静(しずか)に流れていた。
農婦はうろうろと場庭を廻ると、饅頭屋の横からまた呼んだ。
「馬車はまだかの?」
「先刻出ましたぞ。」
答えたのはその家の主婦である。
「出たかのう。馬車はもう出ましたかのう。いつ出ましたな。
もうちと早(は)よ来ると良かったのじゃが、もう出ぬじゃろか?」
農婦は性急な泣き声でそういう中(うち)に、早や泣き出した。が、涙
も拭(ふ)かず、往還(おうかん)の中央に突き立っていてから、
街の方へすたすたと歩き始めた。
「二番が出るぞ。」
猫背の馭者は将棋盤を見詰めたまま農婦にいった。農婦は歩みを停めると、くるりと向き返ってその淡い眉毛(まゆげ)を吊り上げた。
「出るかの。直ぐ出るかの。悴(せがれ)が死にかけておるのじゃが、間に合わせておくれかの?」
「桂馬(けいま)と来たな。」
「まアまア嬉しや。街までどれほどかかるじゃろ。いつ出しておくれるのう。」
「二番が出るわい。」と馭者はぽんと歩(ふ)を打った。
「出ますかな、街までは三時間もかかりますかな。三時間はたっぷりかかりますやろ。悴が死にかけていますのじゃ、
間に合せておくれかのう?」