1 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/28(水) 00:32:22
京極夏彦がよくそういう風に言われてた記憶があるんだけど、
あの人の文章って読みにくいってイメージしかないよ。
「美しさ」なんて個々人で価値観が違うものなのかもしれないけど、
あなたが思う美しい文章ってどんなの?
そして、それは何故ですか?
おお、生まれて初めての2ゲトだ〜!
>1
京極、美しいとは思わないけどな。
その文読んで、頭の中にイメージが湧き出てくるような文が美しい文なんじゃないの。
それには句読点の打ち方やリズムや漢字のひらきや、
順序、あとなんだろ、とにかくいろいろ重なったうえで、イメージドバーでしょ。
>>3 そういうことなのかな…
俺はてっきり、機能美とかそういう意味合いの美しさかと思ってた。。
三島や大江の文体を美しいと感じる人間もいれば
春樹の文体を美しいと感じる人間もいる。
一切の無駄が省かれた北方謙三の文体だってあれはあれで美しい。
しかし、やはり一般的には三島のような文体を「美しい」という事が多い。
耽美小説っぽいのを言うんじゃないの?
三島由紀夫って読んだことないや。
ちと読んでみっかー
森鴎外の「舞姫」
9 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/29(木) 22:04:18
翻訳物に美しい文章を求めるのは酷いのかもしれないが、
指輪物語のどーでもいい冗長な描写にはまいった。眠くて。
センスのある訳者なら、本国の人たちが母国語で味わったであろう文章のリズムやら美しさやらを
翻訳もので再現することができる
>>8 鴎外の作品はどれもそうだよ。舞姫だけ取り上げるのは、教科書に載っていて唯一
読んだことがあるからなのでは? というか、それ以前に、鴎外はあの文語での語り
が独特の風合いを出しているのであって、彼の文章が特別美しいとは思わないが。
>>10 ある程度はね。しかし、言語が違う以上、完全にというのは無理がある。
一昔前は志賀直哉の文章が手本といわれていたみたい。
志賀の小説を一冊丸々書き写して、文体を体にしみこませる作業は
作家修行の定番だったとか。
志賀はそれほど美しいかな? 所詮、白樺派の作品は、作品にパワーがないよね。
いいとこの坊ちゃんばかりだから。志賀で見るべきものがあるとすれば、晩年の作
だね。暗夜行路なんて、全然つまんない。
自分の主観を押し付けるやつはシュカン!(今年最後の駄洒落です。ありがとうございました)
>>16 それでなくても大雪で困っているのに……。