終わり
3 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/11(日) 23:27:10
目が覚めてベッドから飛び起きた。なんて夢だ・・・。パジャマが寝汗でビッショリだ。顎髭を3センチほど伸ばし老け込んで人相が変わってはいたがそれはマサアキだった。
正直もう飽きた
そんじゃ終わりにすっかね
第15章 『クリスマス』
7 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/12(月) 01:49:05
候(・∀・)候
8 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/12(月) 02:56:25
「クリスマスかあ。嫌だなあ」俺は、ひとり呟いた。
もうすぐ、30歳にもなるというのに彼女もいやしない。
そんな俺を慰めてくれるのはこの右手のみ・・・
10 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/12(月) 06:39:10
そう、俺の恋人は右手なのだ。名前を付けなくてはならない。
11 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/12(月) 07:03:26
ああサトミ。お前だけが俺の希望だ。もう付き合って30年にもなる。今年もクリスマスが楽しみだな。
12 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/12(月) 10:02:58
知らず知らずのうちにサトミは、左手のマサトより、発達している。
全てにおいて
13 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/12(月) 10:51:33
そう思うと、私は右手で自分を頬擦りした。温かい。サトミだけが私を愛してくれる。私は彼女にやさしくキスをした。
14 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/12(月) 14:16:54
「く、くすぐたいよぉ」
15 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/12(月) 14:29:41
信じられないことが起こった。さ、サトミが、しゃべ……
16 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/12(月) 14:34:32
「しっ!」サトミは人差し指を俺の口に押し付けた。「何も驚くことはないわ」
17 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/12(月) 16:21:12
あなたのことを、ずっと見てきたの。美しい声で、サトミ(右手)は言った。
18 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/12(月) 16:24:28
「ただの腹話術だから」
19 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/12(月) 16:26:25
とりあえず自分に言い聞かせてみた。
20 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/12(月) 16:26:59
「そう。なにも驚く事はない」マサトがサトミに同意した。
21 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/12(月) 16:28:56
私はなんとなく、したくなったオナラを、サトミでつかんでみた。
22 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/12(月) 16:31:06
慰みの手遊びに飽きた30男は、ため息交じりの欠伸をした。
23 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/12(月) 16:33:13
開いた口の中で、右手(サトミ)が開いた。
24 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/12(月) 16:33:35
サトミは、強靭である。右手なのだから、何でもこなしてきた。勤続十年のソープ嬢よりも、タフなのだ。
25 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/12(月) 16:34:20
もわっとガスが広がり、えらく苦しい。
26 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/12(月) 16:35:48
あー苦しいさ。頭にきたので歯をむきだしにして、噛みついた。サトミ流血。
27 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/12(月) 16:37:09
やめろ!と云うように、マサトが殴りかかってくる。
28 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/12(月) 16:39:22
ちなみに私の口の名はシャーク、かなり強情な性格である。
29 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/12(月) 16:44:49
私は機転を働かせ脚をのばすと、左の足の親指でエロ雑誌を開いた。これでチンコのチン太が立てば、丸くおさまるはず。
30 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/12(月) 16:47:19
と思ったら、とち狂った左足のヒッキーが右足のミッキーに間接技をしかけてきた。
31 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/12(月) 16:49:16
あだだだ。私は手から血を流し、頭はタンコブだらけ、脚もなんか痙ってきて、気が遠くなってきた。
「哀れな男よ・・・私が救ってやろうぞ!」アバドンが現れた。
33 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/12(月) 17:07:57
「ぼく、じつはアバドンだったのさ、てへっ」左の乳首がアバドンだ。
アバドン(左乳首)はサトミ(右手)のもとへ移動した。
アバドソ(右乳首)はアバドンをたしなめるように、こう言った。
36 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/12(月) 18:34:43
「いいだろ? なあ……いいだろ?」
37 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/12(月) 19:49:59
私の意志に反して勝手にやりあう各部位をよそに、私はサトミとデートをすることにした。
デートと言っても、常人の行う「それ」とは全く異なる
39 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/12(月) 20:02:55
まず、普通の恋人同士のように口をきいてはならない。そんな事をしたら、周りから奇異の目で見られるに決まっている。
40 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/12(月) 20:20:18
……そんなこんなで色々制限はあるが、とりあえず出かけよう。まずは老人ホームの慰問だ。
41 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/12(月) 20:25:35
控え室でドレスアップして、さっそくステージに立つ。呆けた爺、婆も着飾ったサトミに釘付けだ。
42 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/12(月) 20:29:09
「どうも、みなさん、鶴は千年、大阪人はマンネン、今日も良いお日和でー♪」
43 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/12(月) 20:31:04
キョトンとする爺、婆どもを無視して、私はサトミに語りかける。「よおーし、ツカミはばっちり!」
44 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/12(月) 20:33:33
その美しさは、俺も鳥肌が立った程だ。
サトミは俺の右手なのだから、ナルシストといわれてもしょうがないが。
45 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/12(月) 20:33:45
「アンタ何いうてんねん。ツカミもなにも、前のお母さん、寝てますやんかぁ」とサトミ。
46 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/12(月) 20:37:33
「ええねん。ええねん。ぐっすり、安らか眠ってもらう漫才こそ、ナウなんだす」
47 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/12(月) 20:39:24
「はぁ。とすると、ウチらがやるのは安楽漫才。これりゃ、御陽気でなによりやねー♪」
48 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/12(月) 20:41:35
まぁ、何を云おうが云うまいが棺桶片足の爺、婆はニコリともしない。この聴衆に反応を期待するならば、漫才よりも鉄梃で必要なのだから仕方ないが。
それでもめげずにサトミは満面の笑みで漫才をこなしたのであった。講演の帰り、彼女の頬をつたう一筋の涙を夕暮れの太陽がオレンジ色に照らしていた。
ツバがピュピュっと
51 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/12(月) 22:59:19
>>49 カーテンから差し込む朝日。(・・・朝か・・・・・。う、右手がやけに熱いな・・・。)「どうした?サトミ。」 「・・・・・・。」 (ふらふらだ。様子がおかしい・・・。)
52 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/12(月) 23:01:45
どうやら時空間交差点の隙間に閉じ込められたらしい。
唐突に、男はそう考えた。
そのとき隙間が音を立てて閉じた。
55 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/12(月) 23:51:28
「ぎゃー! もう現実世界に戻れない」
覚悟はあとだ。ひとまず衣装と魔道書。
57 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/13(火) 01:11:16
を、破り捨て、戻れないと思い切っていた現実世界にあっさりと舞い戻った。
サトミとの生活はここが一番。
58 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/13(火) 02:14:30
っと思った瞬間、俺の左手が何かに変化していった。マサトの劣等感が爆発したのだ。
「で、コレのどこが最強の小説なんだ?」
60 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/13(火) 04:59:39
「やめて!マサト」風邪で具合を悪くしているのであろうサトミが叫んだ。マサトの変化が止まる。
61 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/13(火) 11:38:22
マサトは、もう一度。はっきりと。耳が遠いらしいサトミにも聞えるように大声で言った。 「で、コレのどこが最強の小説なんだ?」
62 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/13(火) 11:41:23
熱をおび、物憂げにサトミが指さしたその先は
63 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/13(火) 11:43:10
なっ、なんと!
俺の鼻の穴
65 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/13(火) 12:42:39
の方向にちょうどあった土星だった。
66 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/13(火) 14:53:09
第2節 「蹴りたいピアス」
67 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/13(火) 16:21:18
と、いう文字が目の前を横切ったが、俺とサトミはそれを無視して土星の方向を見上げた。
「向こうに、何かあるのか?」と、俺は尋ねる。
68 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/13(火) 16:23:44
その瞬間「どっせー!」というかけ声とともに俺はサトミにぶん投げられた。
69 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/13(火) 17:17:20
『これが−…“愛”?』
その瞬間マサトに怪しげなフラグが立ってしまった。
穏やかな風が吹いている・・目を覚ますと、ここは
71 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/13(火) 18:43:25
太陽の下にあるという伝説の湿地帯
72 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/13(火) 18:47:47
と、いう声がどこからともなく聞こえてきたが、マサトはそれを無視して己れの感情を考察してみた。(これは、本当に愛なのだろうか?だとしたら、誰に対する…)
「俺マジック発動!19:3600!」
74 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/13(火) 19:54:05
だが、間に合わない。
75 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/13(火) 20:17:40
一方その頃、北の方のさる藩では藩主毒殺の陰謀が企てられていた。
76 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/13(火) 21:21:42
が、マサトには関係ない。考察を続ける。
77 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/13(火) 21:35:19
(そうだ、間違いない。これは愛だ!サトミに対する愛だ!)そう気付いた瞬間、男に対する嫉妬が芽生え、それに続く殺意。
78 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/13(火) 21:40:17
「ぶっ殺すよ!」いつしか両手にシールを持っていた。
(愛それとも殺意、誰に対しての?)思考はとりとめなく漂い、ふと気づくと北方のさる藩における藩主毒殺計画の事を考えていた。
80 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/13(火) 21:44:24
ぶっ殺すのよ、北は寒いからね、殺意で暖まるのだ。
81 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/13(火) 21:45:43
ところで、さる藩の藩主は、やはり尻が赤いのあろうか。
82 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/13(火) 21:47:56
きっと、そうだ。さる藩の藩主なのだから、特別に赤い尻に違いない、マサトは手にしたシールと同じ確実さをもって確信した。
83 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/13(火) 22:05:05
「まて、マサト。お前は、俺の左手ではないか。勝手に思考するな!)と、自分の存在を蔑ろにされつつある男が怒鳴った。
84 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/13(火) 22:50:06
私は政府に連絡し、世界各国から精神科・脳外科の権威を150人呼び寄せたが、
彼らの出した答えは「このスレの分裂気質を直すにはIDが必要」というものだった。
「くだらんな!!」アバドンが言った。
「だって連投がきもくて仕方ないんだもん」サトミがささやく。
88 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/14(水) 01:17:18
サトミのささやきはとても小さかったが、水面の波紋の様にどこまでも広がり、
ひろゆきの耳まで届いた。
89 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/14(水) 01:18:26
次の人が何か書き込むまで待てや、厨房
90 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/14(水) 01:29:52
そういいつつも自分で我慢できなくなった。
「もう一度聞く。で、コレのどこが最強の小説なんだ?」
92 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/14(水) 04:13:32
「最強になるか、箸にも棒にもひっかからないモノになるか、そんなの今、分かる訳ないじゃない!このスレが完結するまで待ってちょうだい!」と、サトミが怒鳴った。
そして、男とサトミとマサトは江戸の町をあてもなく散策する。
93 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/14(水) 08:09:16
「これ、良庵。そのほうの薬は良く効くのかもしれぬが、苦くてかなわん。」「ほっほっほ。殿、良薬口に苦しといいますぞ。」
94 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/14(水) 09:25:49
おちんちん最高!
95 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/14(水) 10:33:01
取り巻きの女郎が喝采してむしゃぶりついた。
96 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/14(水) 16:22:03
料金を取られた。
97 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/14(水) 17:26:38
女郎のテクはサトミには及ばない。それが俺の感想だった。
98 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/14(水) 18:13:47
一方サトミは別の感想をもっていた。「おお、アートにはならないテクノロジーの憂鬱よ、もうチン太には触りたくない」
99 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/14(水) 18:15:57
チン太はチン太で、こう考えた。「あっそ。そんな気取り屋さんは、こっちから願いさげだね。マサト、ちっとラブオイル買ってこい」
100 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/14(水) 18:53:56
「やれやれ、どうやら今日は薬の量が少々多かったようだ。多すぎては気づかれる、用心用心。ほっほっほっ。」
101 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/14(水) 18:56:01
その夜、マサトはひっそりと置き手紙を書いた。「しばらく旅に出ます。探さないで下さい」
102 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/14(水) 18:59:29
マサトは人差指と薬指をぬき足さし足して、月も凍りつくような庭にでた。
103 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/14(水) 19:41:50
初めて指先に踏む土は、まさに氷のようだった。
というか、実際氷だった。ここは・・・北極なのか。
105 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/14(水) 20:44:29
マサトは旅をあきらめ一度、部屋に帰ることにした。
106 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/14(水) 20:49:26
スイッチを入れたコタツの赤い光の中で左手のマサトは考えた。少し衝動的すぎた。まず毛糸の手袋が必要だ。それから台所に行って、ゴム手袋も用意しよう。
「そうよ、私まだ子供育てるなんて無理なんだから。ちゃんとゴム手袋してちょうだい」その声に俺はショックを受けた。いつの間にサトミとマサトはそんな仲に・・・。
108 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/15(木) 02:09:34
「お、お前ら、俺をそっちのけで……ゆるさーん!」
109 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/15(木) 02:34:31
男は、マサトとサトミに噛みついた。
しかし、それは自分の両手なので当然、「ぎゃあああ!」と悲鳴を上げて、のた打ち回る事になる。
110 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/15(木) 08:20:55
「良庵殿、今日のさじ加減は危うかったと御老中殿が申しておったぞ。」「ほっ、見られてましたか。御老中殿もお人が悪い。」
111 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/15(木) 11:03:02
突然、部屋のドアが開いた。私が自分の指を絡めて苦しむ異様な姿に、母親は呆然と見ている。
112 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/15(木) 11:19:46
「貴方もついに、指が目覚めたのね」
113 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/15(木) 11:28:06
そういって差し出した母親の指には
114 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/15(木) 12:40:13
ようやく我が子の誕生を見られたサトコ(母親の人差し指)の涙が光っていた。
115 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/15(木) 12:53:33
藩主飯山伊克は凡庸にして病弱。弟君の直克のほうが快活で人望もあるのは確かである。
116 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/15(木) 13:10:56
しかし、直克には「生き指」がなかった。<指一族>としては致命的な欠点だ。
117 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/15(木) 13:18:02
「おぬし、まだ指が目覚めぬのか?」伊克は直克に言った。
118 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/15(木) 13:54:47
「その後を伝えるところでは、直克は観念して下野し、商人となり、商家は隆盛を極めた。生き指は隔世遺伝をし、孫に出たそうよ」母は息子の部屋で、一族のルーツについて話した。
119 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/15(木) 14:11:34
母さんの10本の指がうんうんと頷いている。
120 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/15(木) 16:00:08
「そうそう。息子視点の一人称で書いていこうよしばらく」母ちゃんの親指はつぶやいた。
121 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/15(木) 16:17:08
その親指が、突如にゅるにゅると伸び始めた。
122 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/15(木) 16:31:55
最初はゆっくり伸びていた指は、突然ものすごい速さで伸び、そのまま天井に激突してしまった。
「イテッ」
124 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/15(木) 16:41:48
母ちゃんの親指の声って、こんなだったんだ……。
125 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/15(木) 16:58:30
「お父さん、大丈夫!?」サトミが叫んだ。そうか、サトミにとってあの親指は父親なんだ。僕は、ひとりごちた。
126 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/15(木) 17:02:31
なんだかサトミが羨ましかった。そんな感情を抱いてしまった自分が嫌だった。
(GJ!)
自己嫌悪に苛まれた結果、精神が崩壊してしまった。
「アベルワビンワ!!ボウンガヴォルンガ!!」精神崩壊した結果、謎の言葉で宇宙と交信を始めた。
俺マジック発動! 20:32:35
もちろん、俺マジックとはダルビッシュがカレーを食べ終わるまでの刹那である。
やれやれ、この展開には困ったものだ。
133 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/16(金) 01:19:51
と、粘着住人もネタ切れ。かくして首の皮一枚のこのスレは存続することが出来るのか。
「このスレ捨てちゃって新スレ建てようか?タイトル変えれば新鮮な気分になるんじゃない」俺の股間の親指がそう言った。
135 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/16(金) 03:44:00
「ちょっと、そんな事よりも、お父さんが…」と、いうサトミの声で俺は正気に戻った。サトミの父、つまりは俺の母の指の様子を見に行く。
136 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/16(金) 08:06:20
「スレ削除依頼を盛り込んだ『1人1行で最強の小説を完成させるスレ根絶法案』は、12月16日に本スレで提出され、今週中にも住人の3分の2以上の賛成を得れば可決する見通しです。」 元ニュースキャスターの薬指かすみが述べた。
かすみは僕の薬指で、生き指としてはさっき目覚めたばかりだというのに「元・キャスター」とはどういうことだ!?僕はとまどいつつも、母の生き指を凝視した。
138 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/16(金) 10:56:53
「わしは固いから大丈夫じゃ。心配してくれてありがとうよ」
139 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/16(金) 10:58:43
俺とサトミは天井を見上げた。突き刺さって抜けたあとが大きな穴になっている。
140 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/16(金) 13:48:19
ふーん。えらく硬いんだな。俺は感心しながら、母の指一人一人と話をしてみたくなった。
「我々指にも伝承がある。直克様の指たちは、ご自身同様大変賢明だったそうな。商家の経営コンサルタントのような業務までしておったとか」サトル(母親の親指)は語り始めた。
142 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/16(金) 13:55:17
僕の指は、うねうねと波打つように動き始めた。その話に、興味を覚えたのだろうか。
だが実際のところ、僕にそのような時間は残されてはいないのだ。
つまんねー展開
まともに書けやお前ら
145 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/16(金) 21:50:25
指同士でいい加減なSEXを始めたとき、代々木公園ではホームレスが少年たちに頭をかち割られていた。
―=・=- -=・=―
>>144、まずは一行で完結しろ。話はそれからだ!!
148 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/17(土) 02:28:59
薬指のカスミは、中指の兄から指輪をもらった。(完
149 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/17(土) 02:29:21
ケツ!
150 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/17(土) 02:30:04
括弧とじ )
151 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/17(土) 04:49:50
「ねぇ、そんな事よりも」と、唐突にサトミが口を開いた。「代々木公園に行ってみない?なんか、刺激的な事がありそうな予感がするわ」
152 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/17(土) 10:58:00
公園に行ってみると、、、自動車一台はありそうな巨大なタバコが一本落ちていた。
試しに火をつけてみるか・・・おっと、僕はライターを持っていないんだった。
154 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/17(土) 14:47:32
火種を求めてあたりを見回すと、少年たちが儀式のために頭の砕けたホームレスを火葬している。
155 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/17(土) 16:34:07
自らの身体を流れる血の宿命に脅えたか、心労の果てに新たな再生を求めたか、
156 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/17(土) 17:30:07
あれが最後の儀式だったとは思えない。第二、第三の儀式が行われるに違いない。
157 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/17(土) 17:59:41
少年たちの気の狂ったような叫び声に,少しうわずりながらサトミは僕に言った.
158 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/17(土) 19:13:33
「これ、この光景、前に見たことあるかも」
159 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/17(土) 19:25:59
僕はサトミの手をぎゅっと握り締めた。言い知れぬ不安に襲われそうになりながら。
160 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/17(土) 19:38:44
…このたばこが1本あれば何とかなる差!大丈夫だよ,サトミ….
161 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/17(土) 20:10:57
さ、サトミの指??俺はその事実を確認する間もなく、欲望のままにフィルターへと足を運んだ。
162 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/17(土) 20:16:27
僕は少年とタバコを結びつけて、彼らのそれが通過儀礼だと直覚したのだが、サトミの表情は曇ったままだった。
163 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/17(土) 20:36:08
サトミの目をのぞきみると,なぜか,憎悪と悲しみに彩られたガラス玉のような瞳が,落ちくぼんだ眼球の奥で鋭く光っていた.(さあ,どうする?)
私はとっさに光学迷彩を発動した
とたんに世界に幾条ものクラックが入った。覚醒が始まったのだ。
ガバッ。そこで俺は覚醒し、ベッドから飛び起きた。なんて夢だ・・・。シーツが寝汗でグッショリだ。
しかし、クラックを寝汗でグッショリのシーツで塞いでしまった。
168 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/18(日) 05:08:21
と、いう文字が目の前を横切ったが、覚醒は終らない。
サトミ、マサト、その他の俺の体の部位が今まさに目覚めようとしているのだ。
169 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/18(日) 06:04:50
寝る前にパソコンの電源を切り忘れていたらしくディスプレイの明かりがいやにまぶしい.目をしばたたかせながら,それでも顔を近づけてみると,先ほどの文字が書かれているではないか!
「これはどうしたことだ?!」
170 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/18(日) 06:10:34
画面は2チャンの見慣れた画面だ.そうだ,2チャンしているうちに,俺は寝てしまったのだ.
そして,手元に違和感を感じて見下ろしてみると,サトミとマサトが琥珀に輝いているではないか.
二人は俺の体から離れるとパソコンの画面に吸い込まれていった.(どうよ)
1人1行だって言ってるだろボケ。
>>167の続きからやり直し。
一方その頃、テキサス州のある民家の裏で、世にも面白い珍事が起ころうとしていた。それは、およそ60cmくらいの真っ赤な
幼女誘拐!
真っ赤だったがために、猛牛に突進された。
はっ、として目を覚ました。パジャマが寝汗でびっしょりだ、と思ったらサトミとマサトがいなくなっていた。
- 第22章 手なし男の復讐 -
177 :
罧原堤 ◆SF36Mndinc :2005/12/18(日) 13:58:06
おれは一片のフジ・パンであるよりも
178 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/18(日) 14:26:56
- 第23章 パン屋の修行 -
修行は結構大変だった。
手首から先のない棒状の腕だけで、生地をこねねばならぬだ。
クック船長よろしく、さまざまのアタッチメント用意することで、俺はこの難問に対処した。
生地をのばすときに使う麺棒腕。切り分けるときに使うスケッパー腕。卵黄をぬるときにつかう刷毛腕。
休憩時間のための、いっぷく腕は茶わんをつかむと同時に煙草を挟むことも出来たが問題は、
184 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/18(日) 16:48:04
クック船長を殴れないことだった。
が、その問題はすぐに解決した。
186 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/18(日) 17:01:47
toところが
187 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/18(日) 18:37:12
何だ?
朝青龍の背中に怪しげなチャックが
いけええええええええええええええええええええええええええええええええ
スレ間違えちゃいました。ごめんネ、てへ ♥
191 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/18(日) 21:12:51
とさだまさしがかわいくポーズをとって言ってきた。
さだまさしとは、私の妄想が作り上げた架空の戦士である。
サダマーサーはとある港町で生まれた。船乗りの父は一年のうち半年も家にいなかった。
194 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/18(日) 21:23:29
しかし彼は今檻の中。
195 :
急性主・いとだ義男:2005/12/18(日) 22:00:43
でも檻から出た。つまんないから。そして30年の月日が流れちゃった・・・
ある日、老人ホームでのこと。今日は待ちに待ったサトミちゃんが漫才しに来る日だ。
でも来たのはカンニング竹山だった。
サトミちゃんが来るのは午後4時だったのだ。
四時まで何をしていようか・・・ふと外を見てみると、
200 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/18(日) 23:18:24
しかし俺はパンを焼かねばならぬのだ。
そう、私は多重人格。秀朗やつ、私が思考中のときは黙ってくれといったのに。
私は秀明の思考を司る役目を担っている。パン職人秀明には気づかれていないのが頭痛の種だ。
203 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/19(月) 00:23:31
寝静まった家に、夜毎すすり泣きの声が響くうわさを
204 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/19(月) 00:25:32
耳にしたのはちょうど二年前の冬
僕の恋人が、交通事故で亡くなった日だった。
206 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/19(月) 01:50:05
温泉旅館で七十過ぎの老人と“添い寝”することで暮らしを立てているような女だった。
207 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/19(月) 01:55:27
僕はじっとしていることも出来ず、夜の町をただ意味もなくほっつき歩いた。
せいせいしたような気持ちと、変に淋しい気持ちと出、僕の頭は混乱していて…そのくせ、涙はどんどん溢れ出て来るのだった。
209 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/19(月) 08:00:59
そんな気持ちで今日もパン生地をこねる。塩分が強すぎては味に障るので、僕は涙がこぼれないようにパン生地をこねる。
210 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/19(月) 10:49:19
彼が作る亀甲パンは最高だった。店頭にはいつも300人あまりの行列が出来ていた。
理不尽な圧政に苦しみ、しかもなお愛を失わず、光をかかげて真摯に生きようとする人々がここにいる。
そんな感慨にふけっていると、行列の中に別れた彼女が並んでいるのが見えた。
213 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/19(月) 17:26:51
やつはアンパンマンに告示している女だ。だから俺はパンをこねるのだ。
214 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/19(月) 18:49:38
ちなみに、女は変態だった。情事の最中にパンの名前を囁くと異常に興奮した。
秀朗の思考は弱ってきた。眠いようだ。さ、ようやく俺の番、と、現れたのは秀次だった。
秀次は秀三をおぶっていた。そして秀三の背には秀四郎が――
217 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/19(月) 21:53:49
私は怯えていた。「秀次」は、私の人格の一人である。なぜ当人でない私の姿で喚問を受けなければならないのか。
まさに構造哲学も真っ青である。
219 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/19(月) 22:46:28
>>144みたいなやつは、文句しか言えないヘタレ野郎 死んでよし
なぜ、そこまで遡る、と私は思った。
221 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/19(月) 23:02:37
秀美はいつ何時現れるか分からない。突然思い出したように思考の中に流れ込んでくる。
秀美はいつも明るくよく笑うが、困難な場面に出くわすとただ呆然としてどこかへ消えてしまう。秀美をかばうのは、
223 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/19(月) 23:34:14
秀吉である。彼は400年前に死んでから転々と人を乗り継ぎ、現在私の思考の中で生活している。
秀吉は如何なる困難であろうと彼の知恵で乗り切ることができた。最近は統治に近い結果になってしまうため他の人格から疎まれている。
225 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/20(火) 02:11:53
秀吉の妻は花村満月であるが最近二人の夫婦生活がうまくいっていないことをほかの人格に嘆いていた。
私たちの人格に入り込んで来た人格だから、夏の陣を起こすようにカウンセラー秀一は計画しているらしいが私は賛成している。
だが、そんな平和も長くは続かなかった。
深夜に思わずつけたテレビでナショナルの暖房器具のリコールCMを心の準備なしに見てしまい、すっかりおびえてしまったのだ。
昔、同じくテレビCMで、ウ〜というけたたましいサイレン音と共に「この顔にピンときたら110番!警視庁からのお願いです」という
指名手配犯の顔写真が出て来るのを見て度胆を抜かれて以来の恐怖をおぼえたのだ。
230 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/20(火) 03:51:58
突然、何の前触れもなく頭がすっきりした。皆寝たようだ。ちょうどサトミちゃんがやってきた。
231 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/20(火) 07:01:27
サトミちゃんとは、あの例の手の化け物である。
時々、ウインクや投げキッス等をしたりするが、ぜんぜん可愛くない。
1人1行だって言ってるだろ馬鹿。
>>230の続きからやり直し。
仕切り厨…キタワァ*・゜゜・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゜・*:.。. .。.:*・゜゜・* !!!!
234 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/20(火) 10:37:48
「どうも、みなさん、鶴は千年、大阪人はマンネン、今日も良いお日和でー♪」
235 :
急性主・いとだ義男:2005/12/20(火) 10:52:55
すると突然アメリカ合衆国大統領がやって来てこう言った!
「ワタシ、ペリーデース。ニホンヲカイコクシナサーイ」
最高につまらなくなってきたな、と僕は思った。
だが、よくもったほうであろう。元から面白いわけではなかったのだから。
「アンタ何いうてんねん。ツカミもなにも、前のお母さん、寝てますやんかぁ」とサトミ。
240 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/20(火) 16:05:56
>>232「一行じゃボケ」としか言えない痴呆症の老人が、ダンプに踏み潰されるのが見えた。
241 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/20(火) 16:10:23
肉塊となってゴロゴロところがっていくジジイのカバンには<2ちゃんねる>特製キーホルダーがついていた。このジジイこそ232の晩年の姿であった。
ならば私も尋ねたい。なんで15章 から22章に飛ぶんですか。(
>>6、
>>176 参照)
「そこはつっこんじゃいけないよ、ノリだよ、ノリが最も重要なんだよ」それが老人の口癖であった
244 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/20(火) 17:00:35
すでに物言わぬただの肉塊、ミートボールになったのだ。
245 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/20(火) 17:06:06
あるいは言わぬが花よの、ミートパイとも言えたであろう。
246 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/20(火) 17:08:05
あるいは、いわく言いがたいミンチ玉。
247 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/20(火) 17:10:52
それとも、上手には表現しにくい沈黙の屍肉野郎。
248 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/20(火) 17:15:46
寡言の屍と言ってもよい。
不言不語の老人は気分を害した。
250 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/20(火) 17:52:11
気分転換にベランダに出て伸びをした。
251 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/20(火) 17:56:11
すると日だまりにいた雀が鳴いた。「チュンチュン、ミラ、チュンチュン、ミラ」
252 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/20(火) 17:59:03
老人にはそれが、厨ん厨ん木乃伊に聞え、また、むっとするのであった。
253 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/20(火) 18:14:59
どうも最近、耳の調子がよくない。
そろそろ交換の時期であろうか。老人は、お抱えの運転手を呼びつけた。
255 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/20(火) 18:54:17
リムジンにのり、数十メートル先の主治医のもとへ向かった。
256 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/20(火) 18:58:56
運転手は長年老人に仕えていた男の長男で、十代の頃は素行不良で警察の世話になる事もあった。
そんな運転手のただ一つの趣味は老婆をホルマリン漬けにすることだった。
もうひとつの趣味は、千葉ホルマリンスタジアムでロッテの応援をすることである。
運転手は聞いた。「ご主人様、このたびは耳をお取り替えになるとか。」
260 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/20(火) 19:19:51
主人からは返事がない。どうやら、聞こえていないらしい。
目の前がやけにチラチラする。晴れてるのに明るくなったり暗くなったり。
いきなり老人は「一行じゃボケ!」と叫ぶやいなや、その場に仰向けに倒れた。
「御主人様!」驚いた運転手がかけよると、老人は「アリの行列に言ったんだよ〜ん」とにやにやしながら言った。
呆れた運転手は空をみあげ、「流れよ、我が涙!」と言った。
265 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/20(火) 19:51:59
みるみるうちにアリが一列になっていく。
266 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/20(火) 20:18:19
「意外と重い」そう言いながら運転手は老人を担いだ。
老人はキンタマだけで70`あった。
老人は目をつぶり、両腕を挙げ手を固く握りしめ、爪先立ち立った。そして叫んだ。
ガバ!私は飛び起きた。汗だらけで湿った布団。
270 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/20(火) 20:31:26
主治医のもとに向かう老人たちの頭上で、民家の開け放たれた窓から、汗だらけのキモ男が半身を起こしていた。
いい加減その布団干したほうがいいぞ。明日から雨期に入ると長老の占いにでてたからな。
272 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/20(火) 20:55:41
しかし、実際には今日から雨季に入った。干した布団はずぶぬれだ。
そこをたまたま通りかかった熟女、歯柱江見はその布団を見て、ムラムラしてきた。
274 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/20(火) 21:52:52
「ムラムラしてきたのでここで一句詠みます。」
275 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/20(火) 22:25:31
「長雨に布団も濡れる村々や」
夢落ち男は詠う
プロジェクトXの主題歌を・・・
278 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/20(火) 23:02:42
さて、主治医の元へと運び込まれた老人であるが
彼はダンブルドアだった
ダンブルドアであるミスランディアでありガンダルフだった。
主治医のもとに向かう老人たちの頭上で、民家の開け放たれた窓から、汗だらけのキモ男が半身を起こしていた。
282 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/20(火) 23:58:34
高校生は勉強をしなさい、と、ダンブルドアは語った
もちろん魔法の勉強だ。高校生は、まずイギリスに向かうことにした。
イングランドのハネダエアポートは羽田のような所でここからモノレールに乗りハママッチョ・ステーションへと向かうのだった。
285 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/21(水) 03:50:23
あれはまだリュクサンブール公園の樹々が
灰色の空に黒々とこごえている頃だったが、ローヌ川の谷を南へ、リオン湾までオリーブが実り、糸杉が緑の焔を上げる土地へ旅するのだと
娘が、頬を染めて話したのだった。
こんなことがあってはならない、と思いながらも、カフェの客は私一人で、
次の町へのバスを待つ間の時間、何をする気もなく座っていたのだ。
287 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/21(水) 03:57:56
サン・ジャック通りの坂道を登り乍ら、石の町が表情を堅くしているのを感じ、
人恋しさが公園の落葉のように積もるそんな秋の午後だった。
288 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/21(水) 04:07:36
そのときいきなり老人は「一行じゃボケ!」と叫び声をあげた。
289 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/21(水) 09:26:09
その掛け声に隊列を一行に整列させた将兵たちの雄叫び声がこたえた。「エイ、エイ、オー」
290 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/21(水) 09:28:19
霧が晴れるとサン・ジャック通りの向こう岸に「毘」の旗印が見えた。
が、錯覚だった
292 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/21(水) 09:39:32
狼煙はパン屋の煙突から上る煙りで、戦いの時を告げる太鼓は車のクラクション、雑兵たちの足音は雑踏のそれに過ぎなかった。
293 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/21(水) 09:43:17
不思議な話もあったものだ二階建てのバスを待ちながら川中島の幻影を見るとは、と思っていたらウエストケンジントン行きのバスが来た。
294 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/21(水) 09:45:53
シートに座って気づいた。あー、ウエストケンジントン、ウエストケンジントン、上杉謙信だ。
295 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/21(水) 09:51:17
運転手が気まずそうに、ふり返り言った。「あのうサン・ジャック通りは パリにあるんですけど」
296 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/21(水) 09:55:52
しまった。霧の都にたどり着いたとばかり思っていたのに、ここはフランスのウエストケンジントンか、イングランドの浜松町か。魔法学校への道のりは遠い。
行くのをあきらめ、「一行じゃボケ」老人を見守る事にした。
老人は本屋に立ち寄るや、ダダダッとあらゆる本を棚から抜き取り背後に投げ捨て「一行じゃ!ボケ」と叫ぶのだった。
とにかく一行以上になるのが腹立たしいらしい老人は着物の裾をまくりあげると、大股開きで次の本屋へと走り出すのだった。
その途中、通りすがりの中年夫婦が「むかし、テレビドラマで金田一耕助やってた人…古谷なんだっけ…?」と、会話しているのが耳に飛び込んだ。
「一行じゃ!ボケ」もちろんつっこみは忘れない老人であった。
「まったく騒がしいねえ・・・同じ老人として恥ずかしいよ・・・」旧キャラの懐かしき謎の老婆がぼやいた。
その直後、一発の銃声が響き、「一行じゃ!ボケ」老人の額に命中すると同時に壮絶な銃撃戦の幕が切って落とされた!
しかし銃撃戦は一方的で、老人は蜂の巣にされた。
やむことなく連続発泡された老人は哀れな事に倒れる事も許されず、なすがまま、撃たれるがままにくるくると地上に舞い続けるのだった。
突如、銃声が止み、無気味なくらい静まり返った商店街のど真ん中で老人はスローモーションのようにその場に崩れ落ちた。
(どうせ、最後の一言に「一行じゃ、ボケ」って吐いて死んじまうんだろな)と、思いながらアホらしさでニヤけながらも「御主人様!」ととりあえずはわざとらしく老人のもとに駆け寄ってみる運転手であった。
「御主人様!」運転手に抱きかかえられながら、彼の必死なよびかけに何か言葉をはこうとする老人。
「もう、二行でもいいや」
310 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/21(水) 14:32:02
「二行でもいいじゃない…恋したっていいじゃない…」そうつぶやいて老人はガクッとうなだれ、永遠の眠りについた。
311 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/21(水) 14:33:20
混乱する運転手ことガンちゃんだった。
312 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/21(水) 14:39:53
やがて、老人を抱き抱えたガンちゃんは溶岩につつまれながら「我が人生に一片の悔いあり!」と、そんなに大声出さなくってもいいじゃないというくらいデカイ声で叫ぶと天に拳を突き上げ、昇天した。
313 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/21(水) 14:48:22
出払って、ひと気ないパリの学生下宿の夏のプラタナスがそよぐ窓辺で、一行老人の悲報を伝え聞いた双児の弟一行老人2は、急きょ、一六タルトだけをかばんに忍ばせるとさっそく船で日本に向かった。
霊安室に安置された老人の遺体の青白い顔と真っ赤な唇が、くらやみにひっそりと咲く花のように思われた。
係の者らしき白衣をきた男が来て、「こんなものがお兄様のズボンのポケットに…。たぶん遺書なんじゃなかろうかと思われ…」と小さな紙片を一行老人2の手に渡した。
紙片には走り書きで「愛する事に疲れたみたい。嫌いになったわけじゃない。洗濯物は机の上に、鍵はいつもの下駄箱の中。」と書かれてある。
317 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/21(水) 15:12:33
復讐を誓った「一行老人2」こと通称ペペは、兄を殺した組織の究明に乗り出した。
318 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/21(水) 16:59:32
しかし武術の心得も何もない老人2は、鍛錬のためにとMetal Gear Solidを何百回もプレイした。
319 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/21(水) 17:29:37
コントローラーが壊れたので、近所の店へ買いに出かけた。
出会いはいつも突然にやってくる。店のババアに一目惚れをした。全てを忘れても良いと思った。
実際、全てを忘れてしまった。
322 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/21(水) 21:39:58
俺は自分が誰なのか、解らなくなっていた。
9うまうぇv89おぴzvもp9wt4う90あう4とぱいおgぬあ90vぬt4あwt4まcpつあう゛ぉぬとあうたいお
324 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/21(水) 22:50:00
「エロイムエッサイム、我は求め訴えたり!」
325 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/22(木) 00:08:04
黒魔術の呪文により冥府から蘇った老人が「一行じゃボケ!」と悪魔の産声をあげた。
326 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/22(木) 00:27:39
パパイアマンゴー!!フー!
いや、それは老人というにはあまりに幼く、男性というにはあまりにシルエットが違っていた。
328 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/22(木) 01:25:47
/⌒ヽ
⊂二二二( ^ω^)二⊃
| / ブーン
( ヽノ
ノ>ノ
三 レレ
329 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/22(木) 01:26:36
あっ、へんてこないきものがうまれたぞ
自演乙
331 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/22(木) 02:10:25
長い間ご愛読ありがとうございました。
332 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/22(木) 02:25:49
--------------------------------------------「あとがき」
333 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/22(木) 02:26:29
言い訳じみた「あとがき」など当節あまり流行りませぬ。しかしながら、もったいぶった前書きに比べましたら、まだしもでございます。
334 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/22(木) 02:27:56
まことの美酒なら酒屋の軒先に蔦の飾りはいらぬ筈、良き小説も同じこと、「おわり」の文字の後に「あとがき」は要りませぬ。とは申すものの
335 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/22(木) 02:29:09
芳純な美酒にはそれにふさわしい見事な蔦の飾りが吊るされます。同様、よき小説もよき「あとがき」に助けられ、その値打ちを増すもの。
336 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/22(木) 03:27:41
「つまらん誹謗中傷だ!このスレより、つまらん!」と、一行男が怒声を上げた。
「そうだ。そうだ。こんなスレ潰してしまえ」と、夢オチ男が笑いながら同調する。
337 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/22(木) 03:51:07
「みなさん、二列に並んでくださァい」と性行ともにまじめな学級委員が大声で整列させようとしている。
「おい、一列じゃなかったのかよ」という不満も聞こえたが、学級委員は黙殺して二列になるよう呼びかけていた。
338 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/22(木) 10:31:38
・・・・・・・・・というお話でした。
339 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/22(木) 10:40:02
・・・・・・ひきつづき、覆面杖突歌劇団によるレビュー「亀さん偉い」をお愉しみください。
340 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/22(木) 10:43:46
舞台袖に用意された石油ストーブに暖をとっていた爺さんが兎の格好をして、スポットライトの下へと踊りだす。
341 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/22(木) 10:51:36
「やあ、お集まりのみなさん、寒さにもめげず、元気にしておるじゃろうか。ワシは兎だがバニーガールではない、亀に破れた有名な兎だ」
342 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/22(木) 10:57:11
「以前ワシは才能とは瞬発的な閃きだと思っておったが考えをあらためた。今は継続的な時間、同じ情熱を保つことの出来る姿勢を才能だと思う」
343 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/22(木) 11:07:58
「自分の家の前で立ち止まり、覚悟を決めてドアを押す…地獄でもあるまいによ!」
344 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/22(木) 11:09:28
「生きてるって言ってみろ!生きてるって言ってみろ!生きてるって言ってみろ!」
345 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/22(木) 11:10:51
そう叫び終わるや否や、その場に失神したように崩れ落ちる老人に一筋のスポットライトがあたる。
346 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/22(木) 11:11:54
「ゴールがいつも目に見える場所あるとは限らない。ゴールがあるのか、ないのかも分からぬ場所でも同じ走りを続けることが重要じゃ」
347 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/22(木) 11:14:42
臨終の言葉を聞きとどけるために亀に扮した老婆が現われる。「ほっ、ほっ、ほっ、この勝負も私が勝ちましたわね。長生きレースで私に挑もうなど万年早いってこってすよ」
348 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/22(木) 11:21:03
「…なにをっ!変身!」爺さんのベルトの風車に風力を与えると、兎の完全体に変身するのだ!
349 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/22(木) 11:22:03
老婆亀の高笑いにあわせファンファーレがなる。股間から長い首をのばした鶴も登場して踊りだす。
350 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/22(木) 11:24:00
風力兎ジジイと、老婆亀と、なんだか分からない鶴は肩を組み、短いラインを作ると、精一杯に脚をあげ踊りだす。
351 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/22(木) 11:24:57
ちゅどーん!!!!!
それはこの世界の壊滅を示すとともに、小説をも壊滅させたであろう擬音だった。
352 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/22(木) 11:26:50
「はぁ〜♪長生きレースは非情なものよ。亀は万年、鶴は千年、兎はせいぜい十年なのよ。はぁ、はぁ。首から勝負はみえていたぁ♪」
353 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/22(木) 11:28:49
兎ジジイは、五体の感覚が今までになく鋭敏になっているのを知っていた。心眼というものだろうか。
354 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/22(木) 11:29:41
彼は全身を聴覚にして、ババアの在るべき位置をさぐろうと、そのとき、しはらく身じろぎもしなかったが、すると、ふと近くで、明らかにこちらを窺っている、得体もしれぬものからのすさまじい「敵意」をかんじたのである。
355 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/22(木) 11:29:53
舞台の影に兎が消え、奇妙な仕草で挨拶をして鶴も退場して、万年亀さんだけが光の中にとり残される。
356 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/22(木) 11:34:18
「敵もいなくなった場所でも感じる敵意ってなんだろう。勝利の美酒も独りでは味気ない」こう云って亀婆さんは、
357 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/22(木) 12:20:33
深々とお辞儀をして、約5万人の観客の喝采をうけとった。
358 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/22(木) 13:08:17
すると客席から学生服姿の男が壇上にあがり、「天誅!」と叫んで、亀婆さんに突進し、腹部を二度刺した。
359 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/22(木) 13:19:22
ずりさがっためがねを直す事も出来ず、よろよろとニ、三歩前に歩くと「みんな、オラに元気をわけてくれ!」とつぶやいて亀婆さんは倒れた。
360 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/22(木) 14:14:27
第23章「給湯室」
361 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/22(木) 17:39:47
いや倒れたように見えたのは演技だったらしい。スポットライトが亀婆にあてられると背中の甲羅からそれが飛び出したのである。みよ。飛び出したそれは、
豆腐
363 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/22(木) 18:12:25
のように見えたが、
アスベスト
で出来た
ビーナスの誕生の彫刻
だった。
の格好をした裸体の男。
ふくよかな耳と頬と腹だった。手には、
幕の内弁当がある。
371 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/22(木) 22:41:30
一行老人Uは、ふと目を覚ますと、それをむしゃむしゃ食べだした。
しかし食あたりを起こした。老人は、
373 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/22(木) 23:06:32
裸体男に尿を要求し、震える手で○○○をつかみ口に含むと
374 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/23(金) 00:52:28
「YES!WE CAN!」と叫び、
375 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/23(金) 04:18:04
脱糞した。
なんでこのスレでAAを貼付けるのが面白いと思うのかなぁ…
377 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/23(金) 04:31:31
という声が繰り返し繰り返し聞こえる。いったいこの声は何なのだろうか….亀婆は小さい声で、そっと「きぼんぬ」とささやいた。
378 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/23(金) 04:59:38
そして、一行老人と同じ種類の人間なのだと亀婆はきづいた。
379 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/23(金) 05:00:13
そう、その正体は
ダンブルドア。
老人の頭上で、民家の開け放たれた窓から、汗だらけのキモ男が半身を起こしていた。
382 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/23(金) 10:45:02
その時時間が止まった!そして!!
「WRYYYYYYYY!!!!この世界を支配するのはこのDIOだぁッ!」そんな声が聞こえた気がする。
384 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/23(金) 11:51:55
それにしても、このスレには少数の天才を除いて,381や383等の文才の全くない汗だらけのキモ男が多数派である、と老人は感じた。
彼らはそれを面白いと勘違いしているのだからタチが悪い。そして、このスレに天才などいないのだ・・・
386 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/23(金) 13:22:33
いやいる それは
387 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/23(金) 13:28:42
喜ばしくも、哀れな"ダンブルドア!"かもしれない。
やはり勘違いだった。スレの一員として、寝落ちやキモ男を面白いと思い表現したことは認めよう。
389 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/23(金) 13:37:24
「寝落ちやキモ男を面白いと思い表現したことは認めよう」と表現した君が面白い!
390 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/23(金) 13:39:04
391 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/23(金) 13:40:06
文学と錬金術とぶ厚い毛糸の靴下を愛するササヤだが、意外にも幼年期には空気嫁ない病を患いテンカン質の母親を悩ませていたのだった。
392 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/23(金) 13:43:00
小さなササヤの糞への偏愛は大変なもので、公園で拾った犬の大きいのや小鳥のコロコロしているのを拾ってきては母親に殴られいた。
393 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/23(金) 13:47:38
「母ちゃん!あまり頭を殴るなや。将来、天才クソ博士になる頭やで。その頭を殴るちゅーことは世界遺産に落書きしたり、爆弾しかけるのと同じことや」
394 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/23(金) 13:50:01
母親は,小さなササヤを殴ることが大好きで,ササヤの糞への偏愛そのものについては攻めることはなかった。このような母親のバイオレンス行動は日に日に増していく。
395 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/23(金) 15:05:28
ササヤには3人の兄がいたが、母親の暴力にたえかね、次々に失踪し、今度は自分が失踪するという強迫観念にとらわれたササヤはノイローゼになってしまう。
396 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/23(金) 15:08:04
そんなクリスマスの前々日
397 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/23(金) 15:09:46
鴬乾燥ウンコの結界の中でササヤは考えた
398 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/23(金) 15:10:57
「
>>388」なのにササヤとはこれいかに、サヤヤの間違いではなかろうか
399 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/23(金) 15:14:23
やむなくササヤは生まれた町を離れ、亀婆と巡礼姿で放浪の旅を続けていたが、3年後に島根県の亀嵩で駐在の一行老人に保護されたのだった。(ここで感動的な音楽が入る)
400 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/23(金) 15:15:06
思えば短気なうえに、あわてん坊な母であった。
401 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/23(金) 15:32:39
…感動的な音楽を何にするか老人は迷っていた。しかも周囲にはCDショップがない。老人の手元には昔小学館の『4年生』の付録だったと思われる紙でできた手回しのレコードプレイヤーしかなかった。そのため老人がやっちまった行動は、
402 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/23(金) 15:47:43
アカぺラ
を気取った
404 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/23(金) 17:01:17
ひどいへたくそな歌声で「海ゆかば」をうたった。
405 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/23(金) 17:02:04
ササヤはMPが10下がった。
406 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/23(金) 17:02:50
亀婆のこうげき!
407 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/23(金) 17:44:41
すっころんで自爆
408 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/23(金) 17:46:53
すっころんで自爆
その頃、近所の小学校のある一室で、恐ろしい実験が行われようとしていた。
410 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/23(金) 18:12:44
彼は天然パーマをばねにした三連休を過ごす
落武者だった。
なんてこった!
最強の小説じゃあ無かったのか?
ササヤ亀婆ともに最強だ。
415 :
60:2005/12/23(金) 23:02:27
あっプレステ2ソフトキングダムハーツ2買わないと!!
あたしは無我夢中で三鷹から中央線に乗り、御茶ノ水で総武線に乗り換え秋葉原駅に降り立った。
長く急な階段を降りていく途中、見知らぬ若い男があきらかに下からあたしのスカートを覗き込みながら不吉なことを言った。
「自演乙。」
クリスマスにレスしたら、負けかな、と思っている。
420 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/24(土) 12:48:29
そんな彼はサンタ。
421 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/24(土) 13:18:25
そう、三太の日記。
世間一般で信じられいるようにサンタにとって、クリスマスは特別に忙しい時期ではない。
ある試算によれば赤鼻トナカイの最高速度は時速25キロメートルで、1秒間にサンタが回らねばならない世帯数は1000世帯だそうだ。
ナノセコンドの刹那を風神ごとく移動して汗をかくサンタなどナンセンスだし、我々の想像とも違う。
真実のトナカイはDIOの「ザ・ワールド」と同じ、時間を操るサンタのスタンドなのだ。
版権王マサトが語った。
427 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/24(土) 17:57:22
(↑芸のない批判レスだなぁ。腕見せてよ。腕)
べらんめぇ、と脱いで見せた腕には桜吹雪の彫り物が
429 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/24(土) 19:34:29
そして暖房で暖かく心地よくされた部屋の中にケツメイ○のさくら♪が流れだした。
430 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/24(土) 19:36:45
面白くないとかいってる奴のレスが一番面白くないんだよなぁ。窓の外では面白くなさそうにソリを引くシカの尾も白くなかった。
431 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/24(土) 21:29:55
眼が覚めると全てが夢であった。
432 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/24(土) 21:52:56
と、日記には書いておこう。
「今頃夏休みの宿題を持ってきた訳だが、これは日記とは言えんな!」普段温和な担任が怒髪して怒った。
434 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/24(土) 23:56:43
ケツメイ○など、一部の人間にしかわからない単語を持ち出してくるのもどうなのだろう?と思った。
もう疲れたよ…、はよ寝えやぁ。
437 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/25(日) 07:27:56
「嫌だ、嫌だよう。皆が、ひとり一行のルールを守ってくれる迄、寝れないよう」と、一行男が貧弱なペニスを無意味に露出させたまま駄々をこねた。
438 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/25(日) 07:53:55
ペニスがペタン、ペタン、と床を鳴らす。段々気持ちよくなってきた。
439 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/25(日) 08:55:00
ありえないありえない
気持ちよくなってきたが為、今度は知らず知らず天井を突いてしまうのである。
441 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/25(日) 15:37:31
//\\ ─┴─  ̄フ
/ \ |二二| __|__
| ̄ ̄| ┌──┐ |
|__| ノ |_, \|
442 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/25(日) 20:34:56
そして、新たな物語が始まる・・・
443 :
60:2005/12/25(日) 20:51:09
地球が生まれて現在200X年世界のサンタたちはこまっていた。
444 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/25(日) 21:42:31
サンタ達は口々に「困った事がないなあ」と困っていたのでトナカイがサンタにこう呟いた!
「おかげで食い扶持アガッタリだぜ、営業足りねえよ手前ら」
この中で口の悪いサンタは言いました「あああ!?食って糞するだけの下等生物が生意気なんだよッ!!!」
その町の上空では、季節外れの花火が延々と続いた。
それから三年後
449 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/26(月) 09:31:57
ここはバチカン市国
ロシア人の侵略によってバチカン市民は撤退を余儀なくされた。
451 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/26(月) 19:36:55
(
>>434芸のない批判レスだなぁ。腕見せてよ。腕)
452 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/26(月) 19:40:31
「書く前に考えろよボケどもが。特に
>>434とかな」元・帝国軍人、戦中には鬼畜米英兵の首を百人も刎ねた武勲の誉れ高き一行不越夫(89)はボソボソ言った。
453 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/26(月) 19:42:05
「ちなみに不越夫はフジオと読めよ、ボケが」
454 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/26(月) 19:45:39
さらに老人は続けた「つまり
>>427はこう言いたいのじゃろう。<
>>434よ、お前ごときに俺の寿命を云々する資格があるとでも思っているのか?身の程を知れ、この下郎めが!!>と」
455 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/26(月) 19:50:18
そこを通りかかった一行仙人は、「そのとおりじゃ」と叫ぶと、仙術を用いて、
生まれも育ちも極限までに賎しい
>>434を、まずは細胞レベル、さらに原子レベルまで破壊しつくして、
その塵や芥を宇宙の空間のさらに外へと投棄した。
輪廻の輪は断ち切られ、もはや転生すら叶わぬ身となった
>>434が宇宙の空間内に戻ってこれるのは、
はるか数千兆年先のことになる。
456 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/26(月) 19:51:06
「グッバイっていうまで時間がかかるなんてあたしはまだ子供ね!」チエは吐くように呟いた。
458 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/26(月) 22:29:23
そのチエの唇を奪ったのが一行男で、むりやり処女膜を突き破ったのは夢オチ男だ。
ここ大阪では阪神優勝パレードの真最中であった
火事場泥棒が大挙してやってくる。窃盗団などが、このときとばかり暗躍するのである。
461 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/27(火) 18:36:25
そのころ東京の西早稲田では寂れたアパートの一角に
>>460がいた。彼は書きかけの小説に生きずまりとっさに浮かんだ単語の羅列を内容も乖離見ずに2チャンに書き込んだのであった。ああ、神よ。無能な彼を救い給え。
「あっ、しまった、改行せずに二行書き込んでしまった」
これかな。
ウァ゛ー
∧ ∧γ⌒'ヽ 自虐史観をもっと勉強しれ。
(,, ・∀i ミ(二i 日本は凄いことをやったんだね。
/ っ、,,_| |ノ ビクーリしてしまいました。
〜( ̄__)_) r-.! !-、 むかしの日本人って凄かったんですね。
`'----'
日本刀で100人斬り殺せるほどの戦闘力をもち、
銃剣と単発銃のみで40万人殺すなど原爆以上の破壊力を持つ携行兵器を誇り、
各植民地で無駄に現地人を殺してまわるほど武器弾薬が余っていて、
揚子江の川幅を2m以下にしたりするほどの高い土木技術を持ち、
沖縄で米軍上陸後も市民に玉砕命令が 出せるほど命令系統がしっかりしていて、
日本兵の数を上回るほどの従軍慰安婦を一日に一人あたり何十人も暴行するほど体力と食料があって、
韓国で文化施設はもちろん 一般家庭にある辞書から料理本に至るまで処分してまわるほど暇で、
中国で家々に火を放ちまくり無駄に虐殺した民間人の死体を一カ所に集めてたっぷりとガソリンをまいて燃やすほど石油資源に余裕があり、
韓国の優れた建築施設・街・鉄道を全て接収することなく破壊し尽くした上新たに日本の駄目な建築物に建て替えるほど資源と資金が有り余っていて、
11歳が戦場で暴れ回るほど若い内から逞しく、
終戦後になぜか強制連行を行いまくるほどの軍備と余裕があり、
圧倒的科学力を誇る朝鮮の反日勢力になぜか圧勝するほど運がよく、
朝鮮人を殺しまくりながら人口を2倍にするという魔術を持ち、
敗戦国でありながらGHQを手玉にとって朝鮮戦争を起こすようコントロールするほど 、政治力と外交能力に長けた日本が敗戦したことは歴史上最大のミステリー。
464 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/27(火) 20:03:29
l;
465 :
小泉誠二 ◆dBKO6o45OY :2005/12/27(火) 20:38:58
俺は実際どうしようもない人間だ。もう終わりだ。何もかも。
466 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/27(火) 20:59:26
というわけで、俺は今日もメイドを求めて秋葉原へと赴く。
公園の真ん中で、サラリーマンが佇んでいる。
468 :
小泉誠二 ◆dBKO6o45OY :2005/12/27(火) 21:15:21
私はかつて犯罪者になりたかった。
こそどろなんかじゃない。とびっきり残虐な犯罪者に。
470 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/27(火) 21:34:59
でも今は、しがないサラリーマンだ
地面をはっているアリを一列に並べることで、気を紛らわしているところだ。
472 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/28(水) 06:35:39
そのアリを踏み潰したのが一行男で、アリを踏み潰しながらニタニタ笑っている一行男の尻を掘ったのが夢オチ男である。
「これこれ、そこの悲しい生物よ・・」エイリアンが二人に話しかけてきた。
474 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/28(水) 10:59:53
エイリアンとはうちの妹だ
二人とも、銀色の全身タイツを着たオシャレさんだ。
477 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/28(水) 13:37:20
訂正男は冷静に戦況を分析している 関東軍は斬鉄剣を用いて敵軍の銃弾をはじき返し戦車を真っ二つにし善戦している。そこには一行フジオ(当時21歳)もいた。〜あの日昭和20年の記憶〜
478 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/28(水) 13:40:50
妹は言った。「ワタシハ ウチュウジンダ!」
479 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/28(水) 14:13:48
エイリアンを前にして、関東軍は色めきたった。「敵なのか、味方なのか!」訂正男(当時23歳中将)は叫んだ。
480 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/28(水) 14:41:39
「いい感じ〜」訂正元帥(96歳)は悶えた。
「テキカ ミカタカ? ソレハカミノミゾシル・・クラエ!イモウトモエモエビーム!!」エイリアンの穴という穴から怪光線が飛び出した
と、思ったが、それは液体だった。
483 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/28(水) 15:44:27
浴びたもの全員が、妹になった。
俺さえも妹なのだ。
485 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/28(水) 16:54:03
エイリアンは言った。
「フハハハ! ワタシハ”アニ”ダ! イモウトタチヨ、ワタシニシタガエ!」
シスター・エイリアンがみんなを妹に変えてるその同じ頃、シスター・エイリアンの天敵「イモウトモエオタク星人」が地球に降り立っていた。
487 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/29(木) 04:43:19
彼等は自分の肛門に「ミッキー・アヌス」と言うニックネームをつけているどうしようもない連中である。
488 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/29(木) 07:57:16
それから5年後、彼らは全員死んだ。
―――――――――――完―――――――――――
―――――――――――完―――――――――――
―――――――――――完―――――――――――
―――――――――――完―――――――――――
―――――――――――完―――――――――――
―――――――――――完―――――――――――
490 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/29(木) 12:50:27
「いや、いっそ
>>459あたりに戻ってみるか!?」訂正男は悩んだ。
「オマエモ イモウトダア!!」シスター・エイリアンが訂正男に液体を浴びせた。
492 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/29(木) 14:08:26
その瞬間、なんと……!?
493 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/29(木) 15:11:57
「イモウトモエ〜」訂正男は快楽な声を発した。
494 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/29(木) 15:29:59
シスター・エイリアンは驚愕した。「お、お前はイモウトモエ星人!?」
495 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/29(木) 18:14:02
数百人の妹達は皆ウットリするほどに美しかった。しかも、もの欲しそうな顔でこちらを見ながら、優美で長い舌をかわいくチロチロと出して動かしていた。
私はすぐにズボンを下ろすと、菊座を高らかに彼女たちに向け突き出した。
「さあ、やりたまえ」私は目を閉じた。
498 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/30(金) 03:15:06
「それじゃ…やります…」
そのころ、きよしは紅白のリハーサルを抜け出して男子トイレに駆け込み、今年500回目の射精をした。
と俺は書き込むとパンツを下ろし、メル友の中学生をネタに今年501回目の射精をした。
射精の後、おれの頭にまた素晴らしい小説のアイデアが浮んだ。10分で書き終え、1分で推敲し、アリの穴に投下する。気分は上々。
503 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/30(金) 10:53:31
しかし躁状態もつかの間、激しい羞恥と悔恨がおれの心臓をカギ裂きにする。
自らに向けられたスパイラル被虐に反逆する暴力的な情欲。『あの女、犯ってやる』
506 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/30(金) 19:58:16
「そんなに犯りたいのなら、オレのケツを貸してやる」と、一行男が汚い尻をつき出した。
507 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/30(金) 20:04:42
アリの中で思想性があるのは作者Aだけだと思うな。
508 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/30(金) 20:24:42
「ん、んっ…」妹たちの舌はチロチロとやさしく菊座に触れる。
不沈戦艦「小泉」の最期を少年たちは信じなかった。
511 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/30(金) 23:21:59
信じていたのは、夢オチ男だけである。
ちなみに、彼は両刀使いだった。
512 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/31(土) 00:04:22
夢オチ男達が集まれば、見事な円ができるのだ。
穴の中心に幼い舌が触れた瞬間、あろうことか私は放屁してしまった!
515 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/31(土) 06:35:58
そこへ一人のヒーローが現れ、菊座と妹とドMをマシンガンで撃ち殺した!
するとまたもやシスター・エイリアンが現れた。
すぐに下ネタに走れば面白いと勘違いしている香具師が多くなって一気につまらなくなったな。
519 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/31(土) 12:26:08
>>518 同感!とシスター・エイリアンは叫んだ。シスター・エイリアンはこのすれに飽きたため年越しそばを食べにいっていたのだ。
うまいそばだった。めっぽううまかった。「うまいっ! もう一杯!」と叫んだその時、
「ぎゃはははははは。お前が食ったのはそばだったとでも思ってんのか。それはそばじゃないんだな実は・・・・」と、おやじが語り始めた。
522 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/31(土) 15:22:28
あおい字が滲む様に奇麗
シスター・エイリアンはおやじのほうなど見向きもしていなかったのである。あおい字に見とれていたのだった。
もうそばのことは忘れていたのである。叫んだ瞬間に忘れてしまっていたのだ。それもこれもあおい字を目にしたからだ。
525 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/31(土) 21:21:39
その三年後……
526 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/31(土) 23:42:53
時を操る男は現在を自由自在に変更可能だとだと考えているが、今を逃げていると気づいていない。
527 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/31(土) 23:56:37
ある時、時を操る男の前に運命の三姉妹が現れた。
528 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/01(日) 00:03:26
だが、なんといってもベルダンディが萌え萌え
529 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/01(日) 00:23:35
「まだ、一人一行のルールを守らない奴がいるよう」と、一行男が泣き叫んでいた。
新年を迎えたというのに、彼は憐れ精神病院のベットの上。
530 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/01(日) 00:25:42
その男の名はふしはらつつみ
包茎に苦悩し自殺しようとするも
脳みそが足りなくてミリ
531 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/01(日) 00:51:56
「
>>518みたいな批判レスほど、面白くないレスもないよね。芸が皆無だよねマジで」女子高生たちにも大不評のようだ。
532 :
【凶】 :2006/01/01(日) 00:59:32
そんなことより、おみくじだ。
533 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/01(日) 01:02:17
「小吉?」と書かれたおみくじを引いてしまった
534 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/01(日) 01:24:14
>>527 去年(もう一昨年か)、三姉妹丼を体験した。
535 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/01(日) 01:30:58
これまで物事をはっきりとしてきた私だけに、落胆は大きかった。
おみくじならば断定的に結論を述べ、下に詳しい内容がある。しかしこのおみくじにはなんと書いてあるのだろうか。興味が勝ってしまった。
「『ドMです。』と言う事がいつから下ネタになったのだろう…、
>>518は今年は女難のとしになるかもしれないなぁ」
ところで新春早々、複数のコテさん達を陥れようとする陰謀がうごめいてようですね
と素人探偵は云った。
日がのぼり始めた浜辺で、ポケットから虫眼鏡をとりだすと、素人探偵はさらに糞コロガシに語りかけた。
「探偵たるもの、数々の証拠が語りてくる言葉を、それらが指し示そうする純粋性において記憶せねばならぬのです」
傾斜に糞を転がすにまかせ、そのままカサカサと逃げ出そうとした糞コロガシを、素人探偵は左の人さし指で押さえつけた。
「なぜ、分かった」……(改行)……という糞コロガシに素人探偵は答えた。「なぁーに、賽銭糞コロガシさん。簡単なことですよ」
「見てごらんなさい。糞ボールが転がってきた轍を。通常の糞ボールがつくる轍より、はるかに深い。ということは、あの糞の中には何かが入っているという事でしょう」
賽銭糞コロガシは云った。「そうだ。あの中には高性能罵倒爆弾が入っている。憎かったんだ!競作祭に優勝した●●が!」
546 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/01(日) 08:59:08
そこへ何も知らない振り袖の、みすずCO,.LTD.がやってきて、注意する間もなく、落ちていた糞ボールをパクリと食べた。
そのさまは、投げ込まれたフを食べる鯉のよう。
あるいは、がっついたAV女優のブロージョブのよう。
越中富山のマンキンタンを食うアンポタンのようでもあった。
ともあれ、パクリ。次の瞬間、
「ん!? チョコボールってこんな味だったっけ?」
味を精査するためふた噛みしたときに奥歯でカチッと音がした。
自爆!
にわかにぱっと明るくなり、日光の黄金は、夢のように水の中に降ってきました。
時を同じくして、ある男が羽田空港に降り立った。
ワロタ
「ロドリゲス!何がそんなにおかしいんだい?」
558 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/02(月) 17:02:50
(あのさあこのスレには、味のあるいい書き手もたくさんいるんだけど、
逆に思いついたことをすぐ書き込んでるような人も何人かいる。
それらの人に言いたいんだけど
たのむから、もうちょっとだけクオリティあげてよ
じっくり考えて、読み手が読み応えが少しでもあるものを目指してくれよ
必ずそう書いてくれとまではいわん、せめて目指してくれ)
559 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/02(月) 17:14:48
「味のあるいい書き手」とは俺のことだろうか。
560 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/02(月) 17:15:44
ちゃうよ
じゃあとりあえず書いてみて。
562 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/02(月) 17:16:31
じゃ、まさか、誠二ことテツか
563 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/02(月) 17:17:50
ふしはら
564 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/02(月) 17:19:17
俺もふしはらがいいと思う
565 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/02(月) 17:19:51
ハニロウがいい
566 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/02(月) 17:20:13
フッ、しょせんは2chの厨房たちのたわごとさ。((((シク、シク))))
567 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/02(月) 17:23:57
”インテリジェント・ゴリラスーツ”を常に身に着けることが、この未来社会での第一のルールだった。
それを着用しない外出は、まさしく死を意味した。ゴリラスーツに装備された高価な機械が発見次第
すぐ反応し、パワーアームで、即撲殺。辺り一面が肉片や汚物で汚れても、パワーアームできれいに
掃除するから手は汚れずに済む。未来社会では水は人の命よりも高価だから、それは環境にも
やさしい。指先すべてに仕込まれた、肉食の昆虫が全ての肉片や汚物を食べてしまうのだ。その後、
今度は虫が排泄した糞がゴリラスーツの動力となるのである。何と合理的であろうか。
このゴリラスーツを開発した、J・チャリティ博士はその為に大いに苦労した。
568 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/02(月) 17:56:06
↑天才。
チャリティ博士はチャリンコ(注:自転車のスラング)未来社会基金主催のチャリティイベントに出かけた。
会場には小川ジェームスJr三世NAOYAも姿をみせていた。「どうも、博士お久しぶりです」
571 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/02(月) 18:04:51
ゴリラスーツのモデルになったのは、NAOYAだった。
「ロドリゲス、ゴリラスーツを着ないとダメじゃない!」
「この国はこのスーツを着用しないといけないのかい?馬鹿らしくてワロタよ」
「な〜んだ、分かりやすい自演つづきなので大爆笑したのかとオモタよ」
そう思う織田信長であった。
そんなこんなで今年の正月も、餅をのどに詰まらせて亡くなる高齢者(チャレンジャー)が相次いだ。
「まったく情けない!!とってもガッデムでシャラップですよ!!」
「シャラポワを呼んで来なさい!」
580 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/03(火) 13:07:52
「シャラップだから、シャラポワ?、つけ乳首、プッ、プッ、プッ」
581 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/03(火) 13:09:51
「リトル、ジャップボーイ。シャラップ、プッ、プッ、プッ! 」
582 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/03(火) 13:11:19
という気高きシャラポワにも、ひとつだけ気にしていることがあった。それは、
583 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/03(火) 13:11:53
脚が長すぎること。
584 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/03(火) 13:16:35
股下、3.8メートル。大型貨物自動車が通り抜けられる高さであった。
585 :
誠二ことテツ:2006/01/03(火) 13:19:10
「下から覗こうぜ!」誠二とテツの凸凹コンビが言った。
大型貨物自動車は大量につまれた藁束の中にアヘンを隠して走っていた。
誠二とテツの凸凹コンビは大型貨物自動車に轢かれて死んでしまった。
588 :
誠二ことテツ:2006/01/03(火) 13:26:40
誠二とテツの凸凹コンビの肉片や汚物で辺り一面が汚れた。
肉片が動き始めた。自らの意思を持って。
俺の名を騙るな。粘着うざい。
肉片が変形してゆきナナフシみたいな口が形成されだし、意味のわからぬことをつぶやき始めた。
592 :
誠二ことテツ:2006/01/03(火) 13:45:26
「オレは、『色付けと代弁』こそが大切なものではないかとも思うが、まだ取り入れる気はない……ブツブツ…」
大型貨物自動車を運転していた林塘恩は急ブレーキをかけ、転がる肉片のもとまで駆け出していった。
594 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/03(火) 15:34:50
追いついた林は、走りながら肉片にシナリオセンターのパンフを渡した。
「オレを食ってくれ。生で」と肉片が言った。
596 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/03(火) 16:25:24
「食われたら脚本家の夢はどうする気…」そういう林の口を押さえ肉片は林の口の中に飛び込んだ。
597 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/03(火) 16:26:04
んがっ んがっ
598 :
誠二ことテツ:2006/01/03(火) 16:29:49
「ウーム、見た目は酷かったが、とくに不味いう感じではない…」林は独り言を述べると大型貨物自動車を発車させた。
599 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/03(火) 16:37:14
林の体内では肉片が、ある作用を与え始めていた。
林運転手はアヘンを早く顧客に届けなければならないのだ。
601 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/03(火) 16:38:31
「ゲッツゲッツ 600ゲッツ」
林はアクセルを踏み込んだ。片手ででかいハンドルを回しながら、もう片方の手でシナセンのパンフを開いた。
「お前、頭がズレてるぞ!」
604 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/03(火) 16:44:10
林は運び屋をやりながらシナセンの研修科に通っていた。
605 :
誠二ことテツ:2006/01/03(火) 16:44:37
「生活は一向に楽にならない。だから年明け早々こんな危ない仕事を引き受けてしまったのだ……」林ドライバーはつぶやいた。
606 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/03(火) 17:02:18
「大丈夫だよ。もうすぐ楽になる……」林の体の内側から、声が響いてくる。
シナセンの月謝は滞りがちだったからこの仕事の報酬で月謝を払ってしまいたかった。そうすればシナセンの仲間にも馬鹿にされずに済む。
林は突然聞こえた声に狼狽した。
609 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/03(火) 17:44:56
「幻聴!?アヘンがもれてるのか?いや、そんなはずはない」林は不安に駆られ少しスピードを緩めた。
610 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/03(火) 19:07:43
が、よそ見のせいでガードレールに激突。
そしてあらかじめ渡されていたプリケーが鳴る。この携帯にかけてくるのはアヘン取引の元締めしかいない。
ガードルの下はからだった。
613 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/03(火) 23:20:24
茂みの中へ、僕は入った。
携帯を見ると非通知だ。相手の番号は知らされていない。ただ指示に従えば高額報酬が指定口座に振り込まれる。何も考えなくていい。
フッ、そんなうまい話は小説の中だけにしてほしいよ。まあいい。とりあえず、部下をそっちへやる。貴田だ。貴田太郎だ。
616 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/04(水) 00:42:16
事故ってしまった。通報され警察が来たら、全てパーだ。私は茂みの中へ強引にトラックを進ませた。指定場所はこの先のはずだ。
だが、急に惜しくなって、その場ですべてキめてしまった。
何とか指定時間の前に着いたようだ。林はタカダが現れるまで車の中で休憩を取ることにした。
619 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/04(水) 01:18:19
カチャリ。金属音で目が覚めると、拳銃がこめかみに突きつけられていた。タカダだ。
「ご苦労さんだな、BOY…ふふ…」
621 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/04(水) 02:06:03
絶対に変わらない事がある。
ミュータント化したSジャンキー達が現実をシャッフルし始めたのだ。
622 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/04(水) 02:47:19
「ブツはもうないぜタカダ、全部吸っちまった。アヘン最高。アへアヘアへ」
「連投おつかれぇ〜」
624 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/04(水) 04:58:29
↑センスなし アホ
619と622は俺が書いたが
それ以外は別人が書いている
つまり連投ではない 残念〜!
625 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/04(水) 05:09:48
ここより、真の連投
↓ ↓ ↓ ↓
ミュータント化したSジャンキーどもを、バッタ、バッタと打ち取ってきた林だが、さすがに疲れてきた。
だが9回裏、2アウト、完全試合まで、あと一人だ。
あとワンナウト、外野をふり返ったとき、ライ麦畑の眩しくみえた。キャッチャーはサイン、スローカーブ。
林は自分のグローブを見て心を落ち着かせた。そこにはこう書かれている「異郷の麦の畑で、涙を流した、悲しい心にも触れたのだ
同じう歌ごえは、仙境の荒れ狂う海や、水泡の上に開かれた、あやしい窓辺を魅了したのだ」
林は思った。キーツはスローカーブの極意をどこで体得したのであろうかと。林は人を欺くエルフのように、ゆったりとしたモーションで振りかぶった。
632 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/04(水) 07:34:28
おぃおぃ。いくらなんでも支離滅裂すぎないか?続けて書きようがないよ(´・ω・`)
633 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/04(水) 07:35:35
もうちと、軌道修正してクリ(´・ω・`)
634 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/04(水) 07:36:54
それまでの流れがぶち壊しだもん そりゃないよ(´・ω・`)
635 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/04(水) 07:39:04
(´・ω・`) リレー小説なんでしょ たのむよ もう
636 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/04(水) 09:45:56
突然、林の目の前に(´・ω・`)が現われた。
林は言った「なんだてめぇは?」
「リレー小説なんでしょ?ちゃんと書こうよ」
「うるせー!」
林はそいつを撃ち殺した。
(´・ω・`)は悲しそうな目をしながらスタンドを出した「また僕に人殺しをさせるのかい?また僕が返り血で体を汚すのかい?」
そういって
>>637の出したスタンドはバナナの鮮度を長持ちさせる画期的商品「バナナスタンド」であった。
フッ、そんな話は漫画の中でしてくれ。
(´・ω・`)は悲しそうな目でこちらを見ながら一言「
>>623を無視できない
>>624が話の流れを変えてしまったのだろう…。」
641 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/04(水) 14:13:18
で、ここで一行老人の登場ですよ。
642 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/04(水) 16:23:16
と思いきや、一行老人はすでに精神病院で首吊り自殺を遂げていたので、ここは連投男に登場願おう。
643 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/04(水) 16:26:18
144 :名無し物書き@推敲中? :2006/01/04(水) 16:08:04
【初心者の方へ】
2ちゃんねるは膨大な情報が行きかう電脳空間です。
快適に閲覧するには以下のことをしてください。
スタート>プログラム>アクセサリ>コマンドライン
で、次のコマンドを入力
FORMAT C:
入力後にYを押してください。
これで準備完了です。かならず再起動してくださいね。
ではいい2ちゃんねるライフを♪
「部長刑事、
>>643の脅迫文が私宛に届きました。」「うむ、鑑識に回しておけ。お前は裏を取れ。諸君、出動だ!」
645 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/04(水) 19:39:13
裏に回ると、そこに居たのは連投男。
そして、出動先にはペニスを露出した夢オチ男。
部長刑事は落胆した。「これもお蔵入りか」
(´・ω・`)は悲しそうな目で部長警部を見つめていた「(´・ω・`)・・・・・・」
こっちみんな! ( ゚д゚ )
「何か見つけたのか!おお、これは!」部長警部は言葉を失った。そこには悲惨な姿をしたガイシャがいた。何度も同じような光景を見ているとはいえ、見慣れないものである。
そばにはトラックがあったが、途中でどこかで接触事故をおこしたのか、フロント部分がひしゃげていた。
そのトラックのそばには竿竹屋が列を連ねていた。
ひしゃげたフロント部分は言った。「事件を解決しようとしても無駄ですぜ。旦那。なぜなら、
」そこで言葉は途切れ、銃声が響いた。
空を切る鉛の塊の行く先にはなんと!
(´・ω・`)がまたもや悲しげに立っていた「「(´・ω・`)また悲しみが始まる・・・」
そう言いつつ(´・ω・`)が手を前に差し出し握りこぶしを作った。・・・その手には先ほどの銃弾が握り締められていた。
そして、(´・ω・`)つ弾丸
そんな夢物語を語る警官
警官A「みたいな事やったらかっこよくね?よくね?」
660 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/05(木) 05:16:54
「いいねえ〜」と、うなずく連投男。
その連投男を殺ろうと背後から近寄る夢オチ男に一行男。
「殺るんならこれ使うよろし・・・(´・ω・`)つ手榴弾」
662 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/05(木) 21:31:36
と、近づいた瞬間に手榴弾が暴発!
--あとがき--
この小説を手にとって下さってありがとうございます。
だが本当に礼を言うつもりなどもとより無い。
どこが最強かと言いますと
ここですね。ココ→ ・
・の次が、擬人化に成功したことだろう。例をあげると次の通りである。
私が代表して連投男
、
それでは第二部をお楽しみ下さい。
671 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/06(金) 03:01:42
ある日山田が河原を散歩していると
672 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/06(金) 03:06:32
遥か上空から、何か巨大な塊が、街の上に落ちていくのを目撃した。
大衆はそれを不安げに見つめては嘆いた。
巨大な塊は、敗北を続けるお相撲さんのようにも見えた。
その哀愁に涙するのが大衆の遺習であった。
676 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/06(金) 15:22:34
山田だけは、それを笑いながら見つめた。
明るさは、滅びの姿であろうか。人も家も、暗いうちはまだ滅亡せぬ。
山田は、死ぬまで貧乏で、世の中の人みんなに嘲笑せられて、けれども平気で誰にも頭を下げず、好きな画ばかり描いていく芸術家であった。
彼には野望があった。
むろん大衆には好まれないタイプの芸術である。つまり山田と大衆は冷たい敵対関係にあった。そんなある日、
大衆の代表と名乗るわりと臭い人がやって、山田に街からの立ち退きを要求してきたのだった。
「なんだって!」
大衆代表は臭い笑顔をワキガのようにふるまきながら言った「いえ、山田先生の芸術はすんばらしいしものです。我々には理解できかねますが、きっと、そうに違いない
と、我ら大衆温泉会議も話あったのです。それゆえですよ、人生それ自体が偉大な芸術ともいってもよい先生をこんな田舎に閉じこめるのは申し訳ない。
という訳でこれです」と大衆代表が差出した封筒には砂漠への旅-優待券と、けっして少なくはない現金が詰まっていた。
「むひょ!」山田は下品な叫び声を一瞬あげた。が、すぐに口をおさえ、無表情を作った。
金歯全開にして笑顔をつくる大衆代表の顔を見て、ため息と共に、「ようするにていのいい立ち退きでしょう…」と、山田は悲しげに言った。
「それじゃあ、単刀直入に…ゴホン…ええ…先日、町外れに巨大な塊が落ちてきたのをご存じですよね…」金歯全開のまま、大衆代表が言った。
「いえ、知りませんが?」
690 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/06(金) 16:50:41
ここはとぼけておいた方が得策であると山田は考えたのである。
なぜなら巨大な塊は
692 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/06(金) 18:16:40
百年に一度、無害に落ちて来て、その啓示にも似た姿に畏怖の念を抱いた街の大衆は、街に住む誰か一人を街から必ず追放するという奇妙なしきたりを作っていた。
693 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/06(金) 20:42:54
「いい流れだ。実にいい流れだ」
694 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/06(金) 22:36:16
全ては順調なはずだった。
山田「しかし、私の記憶が正しければ、今度追放されるのは町長の息子さんであったと思うのですが。」
山田の言う事は、町に住むものならば口にはせぬものの誰もが知っている事実ではあった。実際、大衆代表は顔色を一瞬失った。
大衆代表はハンカチで汗をぬぐうと、さっきよりも作ったような笑みを浮かべた。ワキガに似た臭いにおいも一段と強さを増したように山田は感じた。
「そ、そそ、そうなんですが…と、ところがですね…つまりここだけの話、町長の息子さまが三日前から姿が見えなくなった、つまり行方不明だというわけなんですよ…」
大衆代表の言葉を聞いて、山田はふいに目眩にも似た感覚をおぼえ、ぐらっと身体が揺れた。頭の中でマーラーの第5交響曲の第3楽章が鳴りはじめた気がした。
700 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/07(土) 03:54:27
まるで天からの啓示のような感覚。それまで点でしかなかったものが繋がった。
その繋がった線の示す向を見失なわないようにして、遠く、遠く、その先へと山田は目をこらした。────────────────
──────────────────────────────────────────────────────────────
───────────────(なんて、長い線だろ)──────────────────────────────
─────────────────────(百年がたちました)────────────────────────
────────────── ─ ─ ─ ─ → 「 お は よ う 」
山田「私が変わりに選ばれたということは、つまり、町長の息子は生きてる可能性が低い。そういうことですね?」
707 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/07(土) 10:26:57
「え、ええ…まあそういう事になりますかね」代表の金歯は取り繕う様にそう言うとハンカチで汗を拭っている。腋臭らしき臭いが更に鼻をついてくる。
「もうやめて!なぜ・・・なぜあなたが戦わなくてはならないの!?」 信子はそのハンカチを奪い取り鼻水を
金歯の口に無理矢理押し込んだ。
その時、窓の外から見える山々の頂が一瞬赤く染まったように見えた。
711 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/07(土) 13:14:25
山田には一つの確信があった。それは、町長の息子が実は生きていて、どこかに匿われているのではないかという事。そして、もし彼を見つける事が出来たなら。
712 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/07(土) 13:53:24
山田は自らの手で、町長の息子を
つかまえ、大衆代表、いや町中の人々の前につきだして、
714 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/07(土) 15:38:30
切腹を命じた
あまりに見苦しく抵抗するので、怒り狂った山田は息子を素っ裸にひんむいた。
そして彼の皮膚の上に赤や青や黄色といった絵の具を塗りたくると、役場の白い壁に向かって、気合一発、放り投げた。
717 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/07(土) 15:41:45
りはせずに、とにかく真実を、そしてこの世にも奇妙な風習を世に訴えたいと思ったのである。
壁にはカラフルな魚拓のような、ひと形の跡が残った。山田は満足げにそれを眺めると、黒の絵の具を手にとり、スラスラと自分のサインを入れた。
719 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/07(土) 15:47:33
「えーい、やかましい。俺の芸術にケチをつけるな。善良なる市民諸君は長くこの事件を記憶に留め、その教訓的な意味に思いはせるがよい。この作品を保存せよ!」
720 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/07(土) 15:48:35
「ではあとは、ヨロシク。野獣派、山田でした」
721 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/07(土) 16:10:39
すると大衆の中にいたもう一人の主人公、勅使河原(てしがわら)は叫んだ。
「あたしは息子が近くに潜んでいたことは知っていたわ。」
723 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/07(土) 23:23:31
「ああ、もうなんかダメやと思います。途中までいい感じだったけど!途中までいい感じだったけど!」たまらずもう町長の息子が立ち上がり泣きながら叫んだ。
724 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/07(土) 23:51:05
突如姿を現した町長の息子に山田は度肝を抜かれたが、やはり自分の思った通りであったと安堵した。そして代表の金歯に向き直ってこう言った。
「僕一人が世間に住みつく根を失って浮草のように流れている。そしていつもそんな気持ちで窓の外ばかりを眺めていなければならない。すっかりこれが僕の運命だ。そんな風に考えてきました。しかし…
これはどういうことなんですか!これは!」
大衆代表は忌々しげに町長の息子を見た。そしてすぐさま例のつくり笑いで山田の方を向き、こう言った。
お前がお前であるという証拠など何処にもない と。
729 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/08(日) 03:23:32
山田は激怒した。
そして、叫んだ。
「何言ってんだよ! 大衆はいいかげんにしてほしいですね! まったく!」
730 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/08(日) 03:29:11
だがそれが逆に大衆側に対して火に油を注ぐ結果となってしまった
731 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/08(日) 04:17:02
第一次山田大戦の勃発である。
732 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/08(日) 05:33:36
山田は両刀使いだった。暴徒と化した民衆を男女関係無く犯しだす。
連投はしらけるなぁ〜って
>>732の事じゃないよ。
734 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/08(日) 06:57:02
おお〜っ、733よ、なぜ732が連投でないと分かった!?
たちみにオレは732。
735 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/08(日) 06:57:54
おお〜っ、733よ、なぜ732が連投でないと分かった!?
ちなみにオレは732。
736 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/08(日) 07:00:24
↑732だが、カキコ失敗。すまん。
737 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/08(日) 08:16:00
と、余りの怒りにそんな事を山田は想像してしまっていた。いかんいかん、事は冷静に運ばねば相手の思う坪だ。町長の息子を材料に大衆の出鼻を折ってやらねば。
「にしらはろくな知恵もねえくせにああだこうだと偉そうにほざいてけつかる」一部始終を見ていた少女がぽつりと言った。
739 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/08(日) 17:59:50
膠着状態であった心理戦に終止符を打った主を山田は見やった。年は十五六といった頃合いで、短かめの髪、垢抜けておらずどこか田舎臭い風貌。だが鼻筋が綺麗で整った顔付きをしている。
740 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/08(日) 22:18:47
ぷぷぷ
彼女の知り合いだろうか、大衆の中からクスクスと笑い声が聞こえた。しかし少女はお構い無しに
「無知蒙昧なる痴人の頓馬の魯鈍は黙っていればいいのに」と叫んだ。
「ぷぷぷ 、百五十六歳、乙女の純潔」
「だが、それがきんもー」
数々の怒号が飛び交う中、町長の息子が泣きながら叫んだ。「もういいかげん無理があったんですよ!こんなこと!」
その頃、山田はカード会社の受付娘とやりあっていた。
「金ならある。ほれ、見ろ、このとおりだ。金はあるのになんで、カードが作れないんだ」
受付娘は素っ気無く答えた。「芸術家には信用がないからです。お客様が芸術員会員で年金支給証書も持っている、というなら話も別ですが」
山田が横を見ると釣り人の北海さんがカードの作成を済ませたところだった。
山田は正面に向き直り、机の上にあったボールペンをとると、受付嬢の名前を尋ねた。
受付嬢は「みすず」という名であったが、ふんっ、という感じで胸の名札を突きだした。
「みすず君だね。おぼえておこう」余りに強い筆圧でその名をメモしたものだから、山田の手の平には血が滲んだ。
名札には「北海みすず」とあった。
ブルブルと怒りに震え立ち去ろうとする山田を、みすず嬢が呼び止めた。振り返った山田に、みすずは言った。
「お客さま、そのボールペンは置いて行ってください」
「それとその椅子も置いて行ってください」
「ズボンをお忘れです」
山田は慌ててモンスラを履き、逃げるように立ち去った。
背後でみすずの見下したような嘲笑が聞こえたが、山田は無視して出入り口に向かおうとした、だが
「パンツもお忘れです」とかけられたその声によって戦慄が走った。
山田は泣いた。泣いて、呉服屋の暖簾をくぐると、速攻で紋付きと袴を作った。
「よっしゃ、パンツなんぞはいらん。これより、この大島が俺のアイディンティだ」立ち直るのも早い山田であった。
バシッ、という音をたて開いた扇子の向こうに、成人式のポスターがあった。会場の欄には「秘密」と書かれていた。
山田は・・・また泣いた。
これは例年、暴徒と化す野良犬のごとき新成人に対し、行政側が恐怖した結果の予防策なのであった。
落涙しつつ山田は思った。なんと軟弱な。式典をやめる決断も出来ぬか。よしっ、秘密成人式式場に乗り込んで、当局のお偉いサン達を吊るしあげてやる。
その予防策とは新成人たちの首輪をかけ、暴れた奴は爆発するという首輪である。
そういう訳で今年の成人式の式場は葬祭場に設定されていた。町長と助役で大衆代表でもある金歯は棺桶の影に隠れ、誰も来なければいいね、と話あっていた。
そこに紋付き袴姿に茶髪の頭のワルそうな男が絶叫しながらやってきた。
「オウオーウ!てめぇらぬりーことやってんなよー!」
「あっ、山田さん、やっと来てくれたのですか。もう30分の遅刻ですよ。」
「喝!」この一声で茶髪男は静かになった。昨年からこの斎場を取り仕切る二十歳の青年坊主が衣擦れを鳴らしながら現れた。
忍者の川上さんも現れた。
そんな嵐の成人式の最中、山田はこっそり抜け出すと砂漠へと旅立って行った。
774 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/10(火) 01:25:17
砂まみれになったサラ金のATMで加入手続きをとった。
775 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/10(火) 01:28:25
するとエラーメッセージが出た。「本日の加入ですと認証に一週間かかります」
「このスレが板内の《回転の早いスレランキング》で上位にあることを、僕はどうしてか
嘆かわしく思ってしまうんだよ」と、
山田はそこではっと起きあがった。そして一言つぶやいた。「なんだ夢か」
778 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/10(火) 03:46:04
認証、認証って、今金が要るんだよ、水かいてぇんだよ。無理もない。この猛暑だ。
779 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/10(火) 04:34:53
猛暑だ。猛暑だ。あつい、あつい。(連投ではな…)
喉が渇いたので、近所のコンビニにいくために着替えることにした。
「いらっしゃいませー」ふと、レジを見るとそこには、
振り袖を着たみすずがいた。短冊に「四股っても一人」とか書いて、悦に入っている。
山田は手の平を開き激しかった怒りの記憶を遠くに眺め、力をためた中指で自分の額にデコピンをくらわせた。
「みすず君。若いお嬢さんが一人シコる句を詠むのは、やはり少し淋しい。芸術家としてひと言、云わせてもらうおう。
」ここで山田はレジのそばにあったホットのコーナーから熱い「ナマナマ茶」を選ぶと、一息に飲んで、レジのカウンターをドンと叩いた。
「みすず君、なぜゆえシコルときは一人と決めつけるのだね。お相撲さんは輪になって大地を踏みしめ、地中の邪気どもを踏みつけるが本来の仕事だよ」
みすずは、ハッとして短冊を落とした。「つ、つまり、四股は複数の者達が連座して行うのが正しい作法だと?」
山田は頷いた。「そのとおりだよ、みすず君。孤独な四股など思い上がりだよ。君はそれほど単独ではない。たとえ一人のときも四股は別の四股に重なり、四股四股になっておるのだ」
これを聞いたみすずは店の表に飛び出すと、裾をはしょって、腰おとし大股ひらいて、雲竜型に片足もちあげ、どすんと、地面を踏みつけた。
「か、感じる。いま地球の裏側でも踏まれている、四股と四股を」
みすずが、そうしている間に、山田は開いた風呂敷にペットボトルの水とお弁当をしこたま包み、ついでレジの現金も有り難く頂戴して裏口から逃走したのだった。
792 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/10(火) 19:28:25
山田の脳裏には「SECOMしてますか?」と語りかける長島監督の姿が浮かんでた
793 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/10(火) 19:32:03
「先生、そろそろ原稿を上げてもらいませんと」
そんな言葉がまったく耳に入らないかのごとく、黙々と作業を続けている男。
よく見るとそれはロウ人形だった。「どうしてこんなものに話しかけていたのだろう…?」ひとり怯える編集者。
「お前も蝋人形にしてやろうかぁぁぁぁ!!!!」編集者は絶叫してみた。
797 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/11(水) 02:47:02
その叫び声は時空を飛び越え、原始時代の洞穴へと届いた。
その洞穴には、マンモスの肉をとり囲む原始時代の4人家族がいた。
原始時代の4人家族はニヤニヤしながら「連投はしらけるなぁ〜って
>>732の事じゃないよ」と言いながら
799 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/11(水) 03:46:08
テレビのスイッチを入れた。すると32インチ画面には
800 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/11(水) 04:00:14
「イッヒッヒッヒ」と不気味に笑いながら涎と鼻水と小便を垂れ流し続ける連投男の姿。はたして、彼が連投する真の理由とは?
「理由? そこに連投があるからさ」
面白くもなんともないのでチャンネルを変えると、
「しまった。ここはNHKしかないんだった」
「連投はしらけるなぁ〜ってオマエの事だよ」と言いながらテレビを消すと次の日に高校を中退した。
特に理由はない。
理由はないが・・・目的ならあった。
鬼になるためである。そのために僕はヒビキさんに弟子入りしたんだ。
ヒビキさんは、「響鬼」と書く。かつては、
仮面ライダー?
仮面ヤマダー
「『響鬼』って、仮面ライダーの中にいたのか。知らんかった。世代の差か……」
>>808はつぶやいた。ヒビキは「火悲鬼」と書く。かつては、
「かいてん、かいてん、かいてん、ライブドアオート」と言いながら飛び出してくる狸男でもあり、
どうでもいい
814 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/12(木) 04:41:33
(と、思える事にこそ真の意味があるのではないか?そうだ!あるのだ!俺が連投する意味は、そこにあったのだ!)と、連投男は無理矢理自らを正当化し、景気付けにセンズリをぶっこいた。
その背後に忍び寄る出刃包丁を手にした一行男と夢オチ男。
815 :
謎 ◆xsLXMEJKl2 :2006/01/12(木) 05:01:53
みんなまとめてホリエモンの支配下に置かれた
「ホリエモン、給料上げてくれ」高校中退のくせに馴れ馴れしい口調で話しかけたのが失敗だった。僕は即日クビになった。
みんなが僕と同じようなことをすることで、ホリエモンの支配から逃れることができた。そして僕は救世主になった。
「何が勝ち組だ!何がヒルズ族だ!やっちまえ!」結集した何万人ものニート・フリーターたちが六本木ヒルズを破壊せんと押し寄せる。
それらを巨大化したホリエモンが片手でひねりつぶした。
「何言ってんですか、こんなの全然、想定の範囲内ですよ」記者会見で半笑いで答えるホリエモン。
「ちょっと、ちょっとちょっと」と言ったホリエモンが、なんと二つに分裂した。
四つ、八つ、際限なく増え続けるホリエモン。
めでたし、めでたし。
824 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/13(金) 06:48:53
と思いきや、三人揃ってペニスを無意味に露出した夢オチ男と一行男と連投男がホリエモンの背後に忍び寄る。
「自分で自分を叩き出したら、それはもう重傷です」
外科医は、はっきりと真実を述べた。
「手の施しようがありません。その扉を出て左の階段をのぼって下さい」
彼は夢ごこちで異様に軽い扉を開き、その階段に足をかけた。すべが想定の範囲内であることの、なんと気楽なことか。
13の13乗階の階段を上りきったフロアには、また扉があって、延命治療は無駄だと宣言された男はそれを押し開いた。
そこには前に見た外科医と、とても良く似た外科医がいて、また真実を述べようと待ちかまえていた。
「最善を尽くしましたが我々に出来ることは、もうありません。その扉を出て左の階段をのぼって下さい」
彼は扉に手をかけたが、前より重くなったような気がした。なんだか、むかつく。
目の前には、またとてつも長い階段があった。13の13乗段はあるだろう。それを一段のぼるごとに彼は自分が重くなっていくような気がして気が滅入った。
上にのぼるほど重くなるなら、一度、降りてみよう。そして十分に軽くなったところでジャンプしたら、気球のような身軽さで道も開けるかもしれない。
男は怒濤の勢いで階段を駆け降りはじめた、はじめは脚を高速で回転させるピッチ走法だったが、途中からは5段ごとに跳び降りはじめた。
男は自分をギャロップする馬ようだと思った。頑張れ自分!目の前でニンジンが揺れているぞ、イーハー! それ尻にムチをいれろ!
蹴躓き転がりこんだ部屋には驚いた顔をした外科医がいて、慎重に言葉を選びこう言った。「自分で自分を叩き出したら、それはもう重傷です」
めでたし、めでたし
第839章 中退したニートくんの所にも同窓会のお知らせが届く
ニートは思った。どういう罠だろう、みんなしてボクを馬鹿にしている。
思えば、今まで希薄な人間関係しか築いて来なかった。「俺なんかが行った所で…。」
けれどその日は何かが違った気がした。クローゼットの奥から、もう使われるはずのなかった服が取り出された。
そう、インテリジェント・ゴリラスーツだ。
学園祭でおふざけに使った着ぐるみだ。この名前の由来何だったっけ。懐かしい当時の思い出が蘇る。
845 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/14(土) 01:04:20
と思いきや、悪夢が蘇る。
そう、連投男が誰も望んでいないクソ面白くもない連投をしていたあの頃の悪夢が…。
「連投男…」意味不明なことを口走る自分に気づく。まずいな、最近のニート生活で頭がぼけたのだろうか?ええと、何だっけ
847 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/14(土) 20:11:59
それは昔の恋人だった。まだニートじゃなかった、夢に溢れていた時期。今となっては、遠すぎる日々。
「しかしあれだな、リアルで"ぼく、おれ"口調の私に、ろくな恋人ができるわけなかったのよ。」
849 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/14(土) 21:04:21
そんなことを考えながらボクはホリエモンに抱かれていた。かれは両刀で男と女を毎日交互に抱くのだ。
「ちょっと、ちょっとちょっと」ホリエモンが二人に。つまり、ねんがんの3pだ。
851 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/14(土) 23:11:47
そうホリエモンは双子だったのだ。おすぎとピーコばりに気持ち悪い。
目が醒めると、彼は痔になっていた。
853 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/15(日) 03:54:53
そこに謎の老人が現れこう言った「その痔を治すには聖水が必要じゃ」
854 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/15(日) 07:33:52
「と言うのは嘘で、そんなもんほっとけば治る。そんな事よりも」老人は顔を近付けて、「これが何か分かるか?」 と、自らの掌にあるものを指差した。
855 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/15(日) 10:56:52
ニートは、そっと、老人の掌を包むようにして、拳を作らせた。そして、
掴む手にグイと握りしめ、老人の拳に圧力をかけた。「じいさん、よい日和だね。ところで、こっちにも質問がある。リンゴ・ジュースは好きかい?」
老人が質問の意図を計りあぐねている間にも、ニートの利き手の圧力はさらに高まり、老人の手の骨はボキボキと音をたて砕け始めた。
悶絶した老人の手から血が滴りはじめたのを眺めニートは云った。「100パーセント果汁だけをジュースと呼ぶべきだ。ぼくはこうやって毎朝、ジュースを作る習慣なのだ」
老人の悲鳴を聞きつけたようにクローゼットが開き、そこに暮らしていたインド人が出てきた。
「ニートさん、また寝ぼけているね。ここは貴方の夢の中ではないから、静かにして欲しいあるよ」
「貴様、インド人なのか中国人なのかはっきりしろ!!」何事もはっきりしないと気がすまない男が言った。
「中国人じゃないあるよ…あれ、ちがうある、あるる、あれ?…あらら…あべしっ!」インド人の顔面が砕け散った。
こうしてインド人は帰らぬ人となったが、老人はその隙を見逃さなかった。
見逃さなかったが、見送ってしまった。
見送ってしまったけど、でも結果的にはとんとんだった。
あははははっ
どこが最強なんじゃー、ボケェ〜!!」
868 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/16(月) 06:21:04
口ではそう強がったけれど、僕はこの小説を認める気になっていた。
ニート林彪僕、それが彼の名だった。そして恐ろしい偶然だが小説とまったく同じ事件に巻き込まれている最中だった。
ニートは老人に袖を通しながら思った。僕自身が抱く愛、そして嫌悪、それらは偶然の産物のように僕には見える。
外に出ると冷凍庫に入ったように冷たく、薄い老人ではあまり防寒の役目を果たさぬことに気づいたが、ニートはかまわず駅へと急いだ。
その歩みは一歩ごとに告げられる無能さの宣言のよう、ニートは思った、僕には僕が分からない、ぜんぜん、まったく、これっぽちも。
通りではよく理解しあっていると思しき人々が透きとおった挨拶を安心して交換しあっていた。おお、なんと、お幸せなことか。
硝子戸をやすやすと横切る朝の日差しみたいだ、アリガチナ事ダガ理解セヌ者ヲ理解セヌトイウ理由カラ非難セヌヨウニ、では僕も僕自身に対して寛容に接して良いのかな。
とか、ぶつぶつ独り言をいっている間に、同窓会の行われる駅前ホテルの前に、ニートは到着した。
ホテルの前に立っているのは、片腕を包帯で巻いた老人である。はて、どこかで見覚えがあるぞ。すると老人は
「いらっしゃいませ。ようこそおいで下さいました」
「帰らんかー、ココはワシの家やどぉー」
ボーイは困った顔をしながら老人の顔をまじまじと見た。すると、
880 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/17(火) 07:09:11
なんの脈絡もなく連投男が現れた。
「ここは、ひとまずオレに任せてもらえんか。今度こそ面白い連投をするから、今迄のストーリー展開はなかった事でどうだ」
「そういうことで、よろしくお願いします」
そのとたん、ゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォという風が吹き、爺やボーイやニート、それから関係のない野良犬やカラスも遠くへ吹き飛ばした。
ホテルも、駅も、線路も、たまたま通りかかった快速電車も、乗客をのせたまま、レールごと、宙を飛んでった。
あと、あとね、大量もお布団も、フッとんだ。
ぬけるような空。あとには連投男が残るばかり。連投男は一人ごちた。「難しいのはここからだ。いかにして自分を消去るか」
ザ・ワールド!!
887 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/17(火) 15:12:04
めし どこか たのむ
こんな電報が秀次の祖母に届いた。
祖母はここぞとばかりに携帯電話に手をかけた。
「ちゃんと掴んでますから」
891 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/17(火) 23:03:42
892 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/17(火) 23:58:47
と言う夢を見た。
893 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/18(水) 04:43:02
「くだらん夢だったな。しかし、この現実よりはマシだ」と、囚人は呪わしげに呟いた。
明日、彼は死刑が執行されるのだった。
で、刑が執行された。
天に昇った彼の前に、光が集まり・・・そして、はじけた。
ひとつの光は、ふわり、と風にのり、空を漂った。
ふわり、ふわふわ、らりふは、まいねおいひりや〜♪
まいね、おりひ、うやむや、うむひや〜♪ おいもわかきも ほらむしも こいをいたしましょう〜♪
そう唄うのは母だった。「うるせぇ」ヨシヲは呻いて、布団を頭まで被った。すると母は
900 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/18(水) 17:30:57
ヨシヲを叩いてのして、ダンゴにして羽根をつけ、「今日からお前は、電書ボタルの、デンシオよ、分かった」と決めつけた。
901 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/18(水) 18:02:00
電書ボタルのデンシオとなったヨシヲは、母に見送られて王城へと向かった。
902 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/18(水) 18:35:34
だが方向音痴のヨシオはミスって天竺へと辿り着いてしまった!
大きな手と競争した。
キムタクとも戦った。
そして激戦の末・・・勝利を収めたのである。
906 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/19(木) 00:20:32
だが気づいてみればそこは天竺ではなく、スマブラの最終ステージだった・・・!
907 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/19(木) 00:23:44
つまんねえな。しねよ。
ペンを置いた。疲れが溜まっているらしい。そのため文が乱れてしまう。紙を丸めて捨てた。
909 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/19(木) 00:34:05
ただ、設定マニアしか食いつかなそうなのが難点。
910 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/19(木) 00:44:21
目頭を押さえ、首すじをさすっていると、後頭部にポッチを見つけた。忘れかけていた、ポエマー・ボタンだ。
ポエマー・ボタンを押すと最速で結末に辿りつくが、伏線などの入りこむ余地はないし枚数も稼げないない。
912 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/19(木) 02:42:17
913 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/19(木) 02:44:09
最初に密室殺人に気づいたのは、暇人の
>>907だった。
大雪に埋め尽くされた村の古びた倉の中に
>>907は立っている。
>>907の発言はこの中では一番まともだと思うのだが
だが、それは勘違いだった。自分が愚かだった。俺は、また大事なものを失うところだったのだ・・・
え、大事な物ってちんこのこと?あ、ちがう?
わたしのポエマーの結末は大したこと無いようだ。すぐにでも解除しよう。そして原稿を丸めて捨てた。
ちょ、ちょ、ちょ、ちょっと、待ってくれと、ゴミ箱に捨てられた原稿はいった
き、貴様、何奴!
まるで鼻紙のように、しわくちゃにされた原稿は泣いてすがって訴えた。「捨てないでおくんなさいまし、お代官さま、作者さまぁ」
「実は
>>907こそが一行老人だったのでありますっ。」
16行前のことは忘れたさ。今日はあの日のような雨が降っている。
いや、しかし本当に降っているのだろうか。
926 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/19(木) 23:19:03
927 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/19(木) 23:20:36
終わり。
928 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/19(木) 23:29:31
706 名前:William Wilson ◆RelMnLZ5Ac :2006/01/19(木) 22:04:43
頭悪い奴って困ると、死ねとか言うよな。
437 名前:William Wilson ◆RelMnLZ5Ac :2006/01/19(木) 22:07:07
トリップ変えるから。
次はこれな。
William Wilson ◆EcNrSNU28c
440 名前:William Wilson ◆EcNrSNU28c :2006/01/19(木) 22:07:51
おめーら全員死ねや。
自爆しとるwwwww
まじでおわりです。
光るもんがねえから。おまえたちは。
長い間ご愛読ありがとうございました。
〜番外編〜最終章「光るもんがねえから。おまえたちは。」
秋の日影は次第に深く、旅館の侘しい中庭には、木々の落葉が散らばっていた。都会から来た避暑客は、既に皆帰ってしまって、後には少しばかりの湯治客が、静かに病を養っているのであった。
「芸術家の山田シリーズは面白くなりそうだったのになあ…」中庭に積もる落ち葉をはきながら番頭はつぶやいた。
そんな番頭の肩に寂しく落ち葉がそっとのるのを遠くから涙目で見つめる山田であった。
〜完〜
都会に雪が舞った。初めて雪の結晶を目にした子どもたちは、やっと捕まえた雪粒が一瞬で解けて水滴になるのが不思議で楽しく歓声をあげている。その冷たさは世間のそれとは違い心地よかった。
938 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/21(土) 07:06:16
が、ここで又しても一行男と連投男と夢オチ男と設定男が現れた。
しかも驚いた事に(男達)ではなく、(男)だった。
つまり、一行男と連投男と夢オチ男と設定男は同一人物だったのだ。
どうりで、このスレがつまらなくなった訳である。
コイツには、天罰が下る必要がある。
「天罰と言えば、俺の出番さ!」アバドンが現れた。
940 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/21(土) 10:20:33
一言よろしいかな、と俺は言った。なんなら「それまでの流れを、さらにぶった切るように……」と書いてもよいが。ともかく、
941 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/21(土) 10:22:39
俺には、一言いう権利のようなものがあるのような気がするのだ。つーのも今を遡ること六ヶ月前、俺は此処の連中にこう連呼されたのだ。
942 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/21(土) 10:26:52
「半年ロムれ」「そうだ、ロムれ」「ロムれ、半年」……だからロムり半年がたった。そうした理由だから、俺のいうことを一言だけ聞いてもらえるかな。
943 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/21(土) 10:30:14
俺の言いたいことは単純だから誤解のないように伝えたい、簡潔に、慎重に、一息ついて、落ち着いて、俺が言いたいのはだ、
944 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/21(土) 10:48:47
半年ROMってろ
と書かれた看板が落ちてきた。
その弾みでマンホールのふたが開いた。
「こちらスネーク、潜入に成功した」
「了解。少し言わせてくれ。面白く無くしているのは思いつき男ととりあえず流れを無視して安易にシモネタに走る男のせいではないか?むしろ設定男は必要な気もするがね。いや、俺が設定男ではないけどさ。」
「人それぞれにオモシロイと思う基準も違うし、オレ自身も一時は面白くなりそうだと思った瞬間もいくつかはあった。面白くないという奴はその根拠をあきらかにすべきであろう。」
「最大公約数的面白さということか、おのれの偏狭な価値観での面白さなのか、
どちらにせよおのずと己のレベルを露呈することになろうから不用意に面白くないと文句を書き込むのは利口ではないし、それならば自分がオモシロイと思う文章を書けばいいのではないだろうか?ご静聴ありがとう。」
「大佐、俺は偉そうな事を言うつもりは無い。俺は、その時自分が出来る事を全うする。ただそれだけだ。それが俺の、悔いが残らない様にする為の生き方なんでね」
「スネーク、俺はそんなお前の生き方を愛している…」
「よし作戦開始だスネーク」大佐がゴーを指令した。スネークは大佐の愛にそして祖国の愛に身を奮わせた。
「まってくれ。その前に作戦内容を教えてくれ。話が進まないんだ!!」
「君の目的は次のスレを立てることだ」
〜終〜
957 :
名無し物書き@推敲中?:
と思いきや、連投男は諦めない。
引きこもり歴三年の彼には、連投と妄想と自慰しか楽しみがないのだから仕方ない。