155 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/07(火) 18:01:09
それにしても、無名草子さんたちとは、さぞやすごい作家先生の匿名書き込みなんでしょうね。
作家なんて才能が全てだから、津井ついみたいに、いくら努力したって駄目なものは駄目ですよ。
私なんか、早々に見切りをつけて趣味の世界で細々ですから。
小説現代ショートショート・コンテスト優秀賞受賞 阿部敦良
私の正体が宮部みゆきだったらどうする?
深川ネタで稼いだなら、富岡の祭りにもっと寄付しろ、といってやる。
158 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/15(水) 06:43:31
それにしても、無名草子さんたちとは、さぞやすごい作家先生の匿名書き込みなんでしょうね。
作家なんて才能が全てだから、津井ついみたいに、いくら努力したって駄目なものは駄目ですよ。
私なんか、早々に見切りをつけて趣味の世界で細々ですから。
小説現代ショートショート・コンテスト優秀賞受賞 阿部敦良
>>151よりお題を改題!
「ゲッター線」「メカザウルス」「コマンドマシン」「テキサスマック」「早乙女博士」
さあ!創作するが良い!
早乙女博士はその男に三発の銃弾を撃ち込み、倒れたところで額にもう一発撃ち込むと、
ボルボに乗り込んだ。私が助手席に滑り込むやいなや車は走り出した。
車はゲッター線からメカザウルス線、そしてコマンドマシン線からテキサスマック線へと
入り、郊外を目指した。
私が流血事件の衝撃からようやく立ち直ったときに博士は言った。
「間違えちゃった!」
「なにをですか?」
「違う人だったよ!」
中村・メカザウルス・コマンドマシン・テキサスマック・弘こと早乙女博士は
その男に三発のゲッター線を撃ち込み、倒れたところで額にもう一発撃ち込むと、
軽トラに乗り込んだ。私が荷台に滑り込むやいなや車は走り出した。 車は郊外を
目指した。
私が流血事件の衝撃からようやく立ち直ったときに運転席の博士が言った。
「間違えちゃった!」
「なにをですか?」
「違う人だったよ!」
「で、君の名前は?」
「ゲッター線メカザウルスコマンドマシンテキサスマック早乙女博士です」
「ばか」
私はハンバーガーショップでテキサスマックバーガーとコマンドマシンフィレを注文した。
ポテトを買おうかと思ったが気分を変えてメカザウルスを頼んだ。
「ご一緒にゲッター線はいかがですか?」
私は結構だというと、注文したものを持って早乙女博士が待つ席に戻った。
彼は言った。
「間違えちゃった!」
「なにをですか?」
「違う店だったよ!」
167 :
名無し物書き@推敲中?:2006/07/28(金) 22:55:48
嘘付けw
168 :
名無し物書き@推敲中?:2006/07/28(金) 23:57:58
嘘は吐くもんじゃねえか?
早乙女博士は慎重にゲッター線を引いていた。失敗は許されない。額に汗が滲む。
ゲッター線がテキサスマック曲線に交差するまさにその時、汗の雫が、落ちた。
汗が落ちた衝撃でゲッター線が崩壊し、テキサスマック曲線にメカザウルス反応が起きる。
「間違えちゃった!」
「なにをですか?」
「違うコマンドマシンだったよ!」
170 :
名無し物書き@推敲中?:2006/07/29(土) 02:28:41
牛乳にアルミ缶に浸した朝食を窓際に座っている少年は食べていた。夜なのに朝食
みたいだと思った。誰からも見向きもされないコマンドマシンは音を消して忙しなく
場面を変えていた。コマンドマシンを見るときに丁度その少年が目に飛び込んでくる。
古いアルミ缶なのか上手く噛み切れないようで、まるで家畜が地に放りだされた餌を
貪っているようだった。気がつくとコマンドマシンはCMにはいっていた。コマンド
マシンは汚らしい早乙女博士のドアップになった。何のCMなのだろうか。音が無い
為にその醜さは一層増しており、丁度今私の目の前にあるメカザウルスの表面のような
質感と一致した。私の口の中で今まさに飲み込もうとしていたその断片は口から皿に
と丁寧に吐き出された。私は食事時にこんなCM流しているんじゃねーぞ、と最早食
べ進めようとは到底思えないメカザウルスののった皿をフリスビーを投げるかのごと
くコマンドマシンに向かって放った。皿は私の意に反し真っすぐ飛ばなかった。コマン
ドマシンの奥び座っている先程の少年の頭にあった。皿は割れれ少年の頭で鈍い音をあげ
割れた。しかし皿は少年の頭で割れてしまったので高音をたてなかった。ふとコマンド
マシンに目を戻すと大好きなホットドックの早食い大会の模様が映し出されていてコマン
ドマシンに当たらなくて良かったと思った。その光景を目の当たりにしてホットドック
が食べたいなと思いホットドックを食べることに決めた。先程メカザウルスを食べてた
らホットドックが食べられなかっただろうから、あのCMの早乙女博士をぶち殺さなく
くてもいいだろうと結論を下しホットドックでも喰いにいく為に、店員を読んで会計を
した。テキサスマックは決して小額ではなかったが、こんな機会をくれたんだからと
そっくりそのままチップとして受け取らず店員に渡した。店の外にでると空からゲッタ
ー線が軽く降り出していた。振り返って店内を見ると殺した幼女のように静かだった。
妹が寝ぼけて布団に入ってきた、まで読んだ。
「ハルマゲドン」世界
「ホモ」主人公
「こたつ」目的
「鯨」相棒
「歯磨き」 敵
みんなで作るんだから統一したほうがいいよ。
アルマゲドン173日目
「男欲しい」ホモが身をくねらせる。
「コタツはどうすんだよ」鯨がホモにつめよる。
「歯磨き登場」歯磨きが歯を磨きながら目の前に飛び出し、美少女を人質に取った。
「女は要らない」ホモが覚めた目で歯磨きを見つめる。
「知ってるよ」歯磨きは美少女に触りたかっただけ。
174 :
名無し物書き@推敲中?:2006/07/29(土) 17:56:31
「歯磨き」に侵された「ホモ」は酷くポストモダン的であった。
「ハルマゲドン」に行き「こたつ」すればその「歯磨き」が癒
えるという事を耳にした。「ホモ」は「ハルマゲドン」にいく事
にしたが、駅につくと扇風機のせいで「ハルマゲドン」行きの潜
水艦は運行を停止しているらしい。駅では同じように「歯磨き」に
侵された人々が死んでいた。「歯磨き」も例外無く「歯磨き」の
症状が順調に進んでいた。そして立っていられそうになくなった。
そのとき突然「鯨」が私の前に来て、お疲れならば私が椅子になり
ます。どうか座って下さい、と声を掛けてきた。
ホモは自分がポストモダン的な歯磨きだということを鯨に知られたくなかった。
眼下で横たわっている歯磨き人間の屍を見下ろし、強くそう思った。
歯磨きを取り囲む扇風機の風きり音と焦げ臭いにおい。
たぶんホモは自分の命があと3ヶ月ぐらいだと感じていたが、鯨に触れれば、鯨もまた歯磨きと化す。
鯨まで巻き込みたくはない。
という理由で黙っていると、鯨はいすのポーズが疲れたのか、立ち上がり、
怒ったように泣き出しそうに歯磨きで犯されたホモを見つめて
こう言った・・・・・・そうだねプロティンだね。
「ハルマゲドン」世界
「プロチン? プロチンってなんだ」ホモの頬は赤く上気する
「こたつ」目的
「プロティンを飲めば、歯磨きを倒せるよ」鯨はホモにのしかかる
「歯磨き」 敵
「ハルマゲドン」世界
「お前にもプロチンはあるのか?」ホモは甲高い声で早口に言う 。シューシュー空気が漏れる音
「こたつ」目的
「プロチンじゃないよ。プロティンだよ」鯨はぐらぐらして言う
「歯磨き」 敵
177 :
名無し物書き@推敲中?:2006/09/20(水) 20:38:46
無職残飯、諦めて働け。おまえに小説は無理だって。いや、すべてが無理。ネットで私以外の被害者を探すことだ。ばかやろうwww
>172
「嫌だ、断る」
私は鯨の申し出を拒んだ。
「だってしょうがないだろ? ベッドは一つきりしかないんだ。
あまりわがまま言うなよ」
鯨はそう言うと、私の前で服を脱ぎだした。
「しかし・・・。俺も男だ。若い女と一緒のベッドで寝るというわけには・・・」
そう言うと、鯨はクスッと笑い、
「普通の男だったら、喜ぶはずだけどね」
「私は紳士なんだ」
鯨の裸体を前にたじろぎながら、私は精一杯のジョークを飛ばした。
「あはははは! よく言うよ。あんた、ホモなんだろ?」
不意を付くような鯨の言葉に、私は一瞬、言葉を失った。
「どうして・・・」
「はん、なぜわかったかって? あの山に行きたがる奴らの目的は
一つ。みんな、同性愛縛りの呪いを解いてもらうためにこたつに
会いに行くのさ。もっとも、たどり着いた人は一人もいないって話
だけどね」
「一人も? そんなに険しい道なのか?」
「政府の特殊守備兵がいるのさ。名づけて『ハッスル・オブ・ミッシング・
ガード・キーパーズ』、通称『ハミガキ』。奴らがゲートを守っている
以上、ちょっとやそっとじゃあこたつには近づけないよ」
鯨はそう言うと、もうベッドに横になってしまった。
「だが、どっちにしても我々は・・・」
そこまで言ったが、また鯨が私の言葉の後を継いだ。どうやら、最後
まで言わせてもらえないらしい。
「そうさ。どのみち同性愛者は、政府に見つかり次第殺されるんだ。
皮肉なもんだね、人口爆発でどうしようもなくなって同性愛者を作り
続けた政府が、ハルマゲドンで減少した人口を全て彼らのせいに
して、迫害している。戦争を起こしたのは奴らなのにね」
そう言うと、鯨は枕に顔をうずめて寝てしまった。
177 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:2006/09/20(水) 20:38:46
無職残飯、諦めて働け。おまえに小説は無理だって。
180 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/25(水) 17:06:37
ハルのPCモニターが見える。階下へ降りた隙にチラリと‥‥お陰でハルのハンドルネームが、わかった。
正直くだらない。ひねれ。…わざとか?名前なら、久慈来ってなかなか見ない字面の苗字いじった方がマシな気がする。く、くじら‥鯨、とか?
…ハルマゲドンよりセンスいいのか??
あまりのビミョーさに、戻ったハルがぼやく。
部屋の中だが、黒い詰め襟に黒い丈の長いコートを着込んでいるハルは素足の爪先を冷たそうに擦りあわせる。2階でエアコンが調子悪い和室の兄がこたつを、ハルの部屋から持っていってしまったのだ。朝や夜は辛い。寒いの苦手だものな、ハルは。
…別にヘーキさ、あんなもん。こたつあると、机に向かうのも鏡見るのも面倒になるしな。
口に歯ブラシをくわえたままキーボードを心持ち乱暴に打つとハルは、歯磨きの続きに又階下へいってしまった。
戻ったら、鏡を見るかもしれない。朝忙しく覗くのとは別に、思い出して見るだろう?ハル。
…明日もどうやって意識の底に沈めておくつもり?認めたくはないよなぁ、ホモかもしれない自分なんて!
折角切り離して忘れられるようにハルは旨くやったのに。鏡はあまり、覗かない方がいいよ、ハル。
182 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/25(水) 19:56:34
夢はお前から逃げて行かない。
夢から逃げて行くお前がいるだけだ。
戦え! 熱くなれ! 夢を追いかけろ!
by 義家弘介
朝のリビング。
「ハルマゲドン」という映画がテレビでやっていたのでなんとなく見てみる。知らない映画だった。ホモの疑惑がかかっている俳優が出てた。関係ないのにこの俳優を見るたびにその疑惑が頭を掠める。
歯磨きをやってないことに気がつき洗面台へ向かう。歯を磨き終わりまたリビングに戻る。
寒い。こたつの電源を入れる。暖まってきた。やっぱり冬はこたつだねえ…。家族が部屋に来た。みんなこたつで暖まる。穏やかな休日の朝。
壁に鯨の絵がかかってる。子供らしいタッチ。私が小さい頃に書いた絵らしい。
しかし疑問が浮かぶ。私は鯨という物を、見たことがない…写真も、絵も…。
こんなのでいいですか?指向が違う気がしますが。
184 :
183:2006/10/25(水) 21:29:58
…レスよく読んでなかった…死にたい
>>183 別によ、題に沿わなければ、殺されるわけでもあるまい。
ま、冗談だが。
ヒント
1.朝のリビングで炬燵に入って映画を観るだろうか?
自分の家のリビングを相対評価する視点も必要。
2.「出てた」とか。日本語それで良いのか?ま、文中で統一されているから
語勢はそれで良いのかな。狙っているなら。
でも、頭は「掠める」ものではないな、「よぎる」ものだな。
3.部屋かリビングか、はっきり汁。
4.子供らしいタッチで鯨かどうか判るのか、漏れには判らないな。
何がどうして、子供らしいのか。
5,シコウってなんだ、変換デキネ、志向だろう。
怪談で三題噺をやってるところをチト見習え。
ハルマゲ丼をコタツの中で食いながら
ホモ鉛筆でクジラの絵を描いていた。歯磨きを忘れそう。
188 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/06(火) 13:01:43
不覚にもハルマゲ丼に・・・
ってかどんな丼だよw
189 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/06(火) 14:00:09
丸禿げ丼。
……姉妹丼や母娘丼と違いものすごく不味そうだ。まぁ、当たり前だが。
嫌な現実から目を背けるために別ベクトルで嫌な考えをしてしまった、自分のアホい脳を控えめに呪う。
はぁ、と幸せがお引越ししても仕方のないような、何とも情けない溜め息をつく。
テレビは先ほどから、俺をとても愉快に鬱な気分へと叩き込んでくれる馬鹿馬鹿しいニュースが流れている。
なんでも、ホモとレズの全世界を巻き込んでの戦争が勃発しそうであるらしい。専門家の調べによるとその規模は第二次世界大戦を軽く超過するもので、下手をするとハルマゲドンへと発展する可能性もあるとか。
……アホくさ。
そんなエイプリルなフールでももっとマシなこと言うだろ的にウソと丸わかる出鱈目を、朝っぱらから垂れ流すニュースを見ながら、俺はコタツとデフォで仲良しのミカンを手に取る。皮を剥いて手がちょっとだけべたつくのが鬱な気分に加味される。
「……うま」
ぷちぷちとつぶれるミカンの果肉の甘さに、鬱な気分がチョットだけ緩和する。
「あ、歯磨いてない……」
プラマイゼロ。
にしても、ハルマゲドンねぇ。たしかにホモとレズというある意味での対極が争うのを、善悪の終局戦争であるハルマゲドンと評すのはいい例えだと思えるけど、アホ臭さは抜けない。
『新しい情報が入りました! この戦争は人類に限らず全ての生物を巻き込む恐れもあるということです!』
ぶはっ!
「なんじゃそりゃ!」
『すでに海洋面ではひげ鯨と海豚のホモとレズが熾烈な争いを繰り広げているとのことです! 現場の中田アナと繋がっております。中田アナ!』
『ハイ、こちら現場でうぎゃぁ――!』
『中田アナ?! 中田アナ!? なんと言うことでしょう。せっかくの出番なのにろくに解説もせずに沈んでしまいました!』
いや、あんた同僚だろ? 扱いが酷くないか。まぁ、とりあえずスゴいと言うことは伝わったが。
俺は馬鹿な電波を受信するテレビを消すとごろりと横になった。
……世界はいつからこんなにお祭り好きになったのだろう?
190 :
189:2007/02/06(火) 14:01:55
お目汚しスイマセンでした。
反省してます。後悔もしてます。アナがああても入りたくはありませんが。
投げやりです。適当です。多分お題から外れてもいますよねごめんなさい。
「ハルマゲドン」「ホモ」「こたつ」「鯨」「歯磨き」
あなたはホモですね。つまり、女性でなく男性が好きと……。
あだ名は、そうコタツですね。高知県出身の鈴木辰夫さん、でコタツ。
また、すぐ人肌攻撃をすることからも、そう呼ばれている。
なるほど、かつては鯨取りの漁師だったわけですか。ふむ。
男気にあふれた漁師たちと命を預けあう職場だったとしたら、あなたがホモになるのは、
それほどふしぎじゃありませんね。今は、ライオンにお勤めですか。歯磨きの会社でしたね。
もうやめたいですって。男好きがばれて先輩がいじめるですって? もうすぐ春ですよ。かわいい新人が入ってきます。
ハルマデドンなことをしても、歯を磨いてがんばりましょう。じゃなかった、歯を食いしばってね。
カウンセラー所見
登場人物紹介・・・鈴木辰夫
歯磨き会社に勤めるホモ。
鈴木辰夫はおびえていた。彼の好きな先輩、東則武に色目を使って以来、東則武の恋人、西紀子を敵に回してしまっていたのだ。
西紀子には彼女の奴隷とも言うべき胸糞悪い女が付きまとっていて、彼女の指示で、鈴木紀夫は嫌がらせを受けていた。
女の名前は猫晴海、愚鈍(ハルマゲドン)な女であったが、コタツにとっては最強のカードであった。
「コタツさん。おっと、失礼。鈴木さん、この歯磨き粉の成分表訂正していただけますか」
「え…っつ」
「ぶれている。ぶれている。ぶれている。あんたぶれているんだよ」
ヒステリックに辰夫を罵倒する猫晴海。レズ連盟の書記をやっていることはだれもしらない。
日々意味のない言葉攻めにあうコタツ。そんな時彼は、故郷高知で鯨取りをしていた若き日を思い出す。あのころは世界と自分が一体となっていた。
いきなり服を縫いでも、船長にだきついても、ほほをなでる風ぐらいの出来事だった。
今はなにをしても、つまづいてしまう。絶体絶命の職場であったが彼の思考は、モーほー世界へ漂っていく。
そんな状況だからこそ、彼の逃避願望は激しく燃え盛ったのである。東則武先輩と船に揺られている妄想である。
彼の体は自然と太平洋を疾走する波を真似始める。
「また、ぶれ始めたよ。この人」
捨て台詞をはき、呆れ顔をしっかり作りながらこれ見よがしに後ろでに手を振る猫晴海を、室内にいる職員が当惑気味の顔で見つめていた。
しかしそんな言葉はもう耳に入らないコタツであった。好きです。好きです。東先輩。
「あの…」
「好きです。好きです」
同僚の大福雪見が近づいても、コタツは、ぶれていた。ぶれて脳内の言葉が外に漏れ出していることに、きづいていない。
顔を赤らめる雪見。その二人の様子をこっそり見ていた西紀子。これは使えるねたを仕入れたと、ほくそえむ。
大福雪見はダーツバーでカクテルを飲んでいた。仕事帰りにダーツをするのが、最近の日課になっていた。
ダーツを始めたのは、同窓会の2次会で始めてやっていやな思いをしたというのが理由である。
狙っても狙っても的に刺さらない。エレクトリックダーツといわれる、電子音を大量に流すゲーム機は酒に酔った同窓生たちの
理性をぐらぐらにする効果があったらしく、さんざん馬鹿にされて、最後は的を馬鹿にした同級生にぶつけようとしたのだが、
それが、トリプルにささってしまい、彼女は勝ってしまったという落ちがつき、ショックを受けた彼女は最近こっそり練習を始めたのであった。
とはいえ、今日は練習する気にならない。頻繁に来て一人でダーツをするちょっと変わったオールドミスという、レッテルを貼られていることもしっている雪見は、
場違い恐怖症が激しく襲ってきて、席を立とうとした、しかし動けないほど、動揺していた。なぜこんなところにきたんだろう。何を言っているの知っているくせに。志向の迷路に逃げ込む雪見。
コタツさんのあの言葉があたしにむかっていわれたのではないくらいしっている。
でも、私は彼が気になっていることも認めなければならない。彼がホモだとしても。ホモ…。見たことがある。ホモという種族を。
あれはテレビのドキュメンタリーだったが。その種族は、アナルをホルマデ、どんなことがあっても執着するという…。一息に酒をあおった。
幾重にも襲い掛かる恐れが彼女の意識を縛り付けた。電子音とカクテルによって、固体かされた思考は見知らぬ世界へ分離していったようである。
気づいたときは見知らぬベットの上だった。隣を見ると、猫晴海がにやけた顔をして、キスをしてきた。
「どういうこと。ここはどこ。ウゲー」
パニックになった雪見は洗面所へ駆け込んで、歯を磨きに磨いた。エグエグ。ゲイゲイと何度もえづく。
しかし、それはライオンではなく、洗顔クリームだった。
194 :
名無し物書き@推敲中?:2007/04/29(日) 10:44:47
おまえのネット生活は破綻している
おまえが負け惜しみを続ける限り
成りすましジエン王国は再興できない
ハ・ルマゲは、山賊の首領(ドン)だった。
山賊らしいというか、彼は人生が終わっているくらい口が臭い。
彼の辞書に、歯磨き、という文字はないのだ。
口を開けば、ねっとりと糸を引く。
そんな口で肉を喰らい、よく腹を下さないものだ。
それは、不潔、バイオレンスで慣らした同山賊たちからみても
気持ちのよいものではなかった。
「ここたつ、よろし」
先日捕らえた、偉そうなちょび髭を生やした男が何か言った。
何を言っているのかわからない。
ハ・ルマゲ、改めハルマゲ首領(ドン)は二日酔いだった。
そのうえ、寝起きで頭の働きが鈍いときてる。
ガチホモな彼は、昨夜抱いた白鯨のような大男に、
気の向くまま命じる。
「斬れ」
青竜刀で一線。
皮肉にも、先日ハ・ルマゲに斬りつけた一刃。
ハ・ルマゲの気まぐれな、ほんの一言で、
ちょび髭は絶命した。
このとき蛮勇で慣らした、ハ・ルマゲの胸がわずかに痛んだ。
見下ろすと、
真っ暗な胸毛。
彼は自分の胸中を察しきれず、訝しげに頬を掻いた。
強引な流れで、スマソ。
197 :
名無し物書き@推敲中?:2007/09/13(木) 16:00:29
ヤバイ。このスイーツまぢヤバイ。
私今までこんなスピリチュアルなスイーツ食べたことなかったよ。
この間もセレブな友達とランチしに行ったの。
若い女性に人気って噂のパスタ超おいしかった〜☆
秋色コスメも買ったし、ちょっとフンパツしちゃったな…。
でもいいよね♪頑張った自分へのご褒美だもん♪
女だけで、楽しむってのもなかなかイイ!
この前気合い入れてデート服着て行っちゃった。
夏色コスメも小悪魔メイクにまだまだ使えそう。
さらにふわモテカールでばっちり自分らしさを演出!
常に上目遣いで等身大の私を「魅せる」!!
私って恋愛体質だから、ついケータイ小説読んじゃうの。
まぢ泣けるハートフルストーリー!
まぁ綺麗になって彼氏にも愛される為には
日々の努力やスキンケアが必須だよね。
CanCam見てればわかるよ。
今時ドナーカード保持者なんてブス子しかいないから(笑)
ダイエットはもちろん、マイナスイオンで身体を癒す岩盤浴なんかもいいよ。
美肌のカリスマも言ってた。
最近はハッピースピリチュアルメイクアップアドバイザーが
紹介してたアロマテラピーとホットヨガがマイブーム。
頑張ってデキる女目指します!!!!
( ゚∀゚) イヤだ。
200 :
名無し物書き@推敲中?:2007/12/22(土) 01:04:54
∩_∩
( ・ x・) いいよ、ここで。クリ中。
(o o)
/' ')
( / ̄\)
ここでやるの?
上がってるけど、わしもこのままレスしていい?
とうとう
尻尾を
出したな
クリ中野郎……
_
´ `:、
i ・ ・i それはこっちに置いといて、
ヽ ワ_ノ
「\|\
レ-.J
やっぱり、地下スレの方でやりたいです。でもそうすると、なんとなくsage進行に
なっちゃいそうですが、まーたりとそれでもいいかな、って気がしてきました。
ああ、脱腸さんに異存がなければですが。( ・□・)ノ
あと期間は12/23と/24。日付の変わった25日に集計をして、
優勝作を決定、という段取りでいこうっと。
|」─. _
| ヽ じゃ、そういうことで、
| ・ i
|─‐┐ }
|─‐┘,.イ
|─┬
| │
|⌒.J