921 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/09(金) 14:45:45
「黙れ。時間がない。ここでは危ない。移動するぞ」私の体を片手で軽々と持ち上げ、黒塗りの(軍用?)トラックに入れた。
揺れるトラックの中
「\ __ __
│ト、l、 /´, '`⌒'´ `ヽ: : .
ヾヽ!lV/ / ,/ / ,' ハ、: .
,ィニ≧ゝレ' / / ,./ / , ハ : : .
く<-‐7´ _」] l l/_,∠/ / / / い : : .
 ̄ノ/: :f r'l l /レ'/、_/‐ト'、/l| li l : : : : .
. : {ハ : :|{(l|y==ミ _ノ、/ソリ ll | : : : : :
: : : :ヽヽ: :|、lハl、゙ ⌒ヾlノリ ll l : : : : : :
: : : : : : : : V\ヽ、 `ー ゛ノルんイリノ : : : : : :
: : : : : : : : : ,.--、_ハ`−r=ニ--、′ノ. : : : : : : :
: : : : : : : : / /-ョロ'ヲ´ i l : : : : : : : : : : 連投の人は出版社にでも
: : : : : : : 〈 ,ハフ'兀「 ! } : : : : : : : : : 投稿すればいいのに
: : : : : : : : ヽ, ト{‐lハ. ヽ ' ノ : : : : : : : :
: : : : : : : 〈 , !{ソ ヽl/|、: : : : : : : : ,r-、
: : : : : : `ヽ V j _ノ ,スヘ_ノ7--−イ∧〈
: : : : : : : { / ,ハ、 _//く 〈 ___ r'九〈ハ.}
: : : : : : :レ' ' ,ハヘニイヽ_厂 、ノソト}〈V´
: :_ノ−- 、' {∧ トヘ_「 {Y: :仔 之_
〈l ̄>-、_ 丶レ^ヽ厂` 上l_:/Z/ソ‐′
r个y'⌒ll_,/‐、;_,、ト、__ト、 ` ー/「>,、 └トf‐′
{_Y^lヽ、,ど , , 〈__j,ハ、) 、_イソ´`ヽヘ、ノ、lフ
ヽ>ゝハ 〈ノ{ l! ハ_j人lJ /ソ: : : . ノフく_.イ
〉 〈、ソ´ UU 、ノ入 : :__rクー<__〉
∠__, 〈_⊥、′ i _,rくソヽ√ヽフ
j__ルく_/T'┬_ヒス⊥イ \ノ
ヽ√ \丿 ヽ/
↑ツマンネ
925 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/09(金) 17:05:00
続き読みたいんだから そこそこ筆力のある人たち さっさと出てきてよ
(923みたいな批判だけの奴はうっとーしーだけ)
揺れるトラックの中、自分がマンションから投げ落とした見知らぬ男がいた。「その状態では動けないし、ここは密室だし、存分に楽しもうよ!!」男は上に乗っかってきた。
927 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/09(金) 18:00:53
「お願いです。痛くはしないで下さい。 お願いします」
928 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/09(金) 18:06:41
そして男の口から衝撃的な言葉が出た「
光るもんがねぇよ、てめぇら」
男は忌々し気に被っていたハンチングを脱帽し、頭髪がまったくない青光りする頭を私に見せた。
私は唖然としながらも何か話さなくては、と思った。「私にどうしろというんです?」
「どうしろもこうしろもない!お前は唯のスクラップに過ぎない!」
男の頭が淡い輝きを放ちはじめた。何か文字のようなものが浮かんできた。
934 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/09(金) 19:20:05
「ミ・ゾ・レ・バ・−」
文字は眩いばかりに輝き、唐突に消えた。男は鋭い眼光で私を見据えたまま押し黙ってしまった。そして一分ほど時間が経過。
私は困惑しながらも何かのヒントを導きだそうとした。しかし、どう考えても何も関連づけさせる事はできない。
「まだわからんのか?」男は私を睨みつけたまま呟いた。
938 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/09(金) 20:06:08
突然一つの言葉が私の脳裏をかすめた。「こ、こいつは!モー・・・」。その時だった。一人は排水溝から、一人は背後から、一人は民家の壁をぶち壊して、大小様々な3人のエージェントが私を取り囲んだ。
エージェントは全員15センチ程の大きさの手のひらサイズでとても可愛かった。
しかし次の瞬間、私は戦慄した!このエージェントたち…!
彼らは紛れもなく、私の両親と兄なのだった。哀れにもこのような小人の姿にされてしまったのだ!
3人とも腕組みをしながら不敵な笑みを浮かべて私を取り囲んでいる。
目の前にいるのが息子の私だとわかっているのだろうか?
943 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/09(金) 22:20:19
そんなこととは裏腹に、我々が乗っているトラックは軍用機に格納された。
「わからない。まったく意味不明だ!」私は男にむかって叫んだ。「私はミゾレバーなど知らない!」
「知ってる知らないはどうでもいい!!私を受け入れるんだ!」男は私の上で腰を激しく動かしている。
男の凄まじい前後動により第一第二エンジンともに爆破。炎上する軍用機はとある無人島へと不時着した。
そして男と私の奇妙な無人島生活が始まった。
948 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/10(土) 01:31:39
「ただいまー。今日はクラゲが釣れたよ」
その瞬間、閃光がしてあたり一面が真っ白になったかと思うと、私の体は吹き飛ばされ、私は意識を失った。
砂浜に・・・・・・横たわっている。閉じているはずの目は強い光を当てられているかのように視界は赤く点滅している。
951 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/10(土) 05:22:08
おれは、ゆっくりと目を開いた。
夢オチ男がペン・ライトを向けていた。
しかし何かがおかしい。
おれは自分の体が、女になってしまっていることに気づいた。
同時にあたしは自分の体が、男になってしまっていることにも気づいた。
955 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/10(土) 09:53:33
「私、ビックボスになってしまった…」
女も男も知らない顔だった。唐突に男が処刑される場面。発見される男の水死体。断片的な場面が脳裏に浮んでは消えた。
「やっとわかってくれたようだね。そう!結論的に君と僕は結ばれる運命なのさ!」見知らぬ男が言った。
958 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/10(土) 11:22:41
(もういい、好きなようにしてくれ・・・) 私は黙ったまま大の字で床に寝た。
私の新しく手に入れた女の体に数匹のヤシガニがまとわりついている
960 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/10(土) 14:08:53
カツオである。カツオはトカゲからヤシガニに変身していたのだった。
腹が減っていたのでこれ幸いと、そのヤシガニを食べることに決めた。
「そのヤシガニはおいしかった?」私が問いかけてやると男は勿論、と言い、それからヤシガニの話を取り憑かれたように話し続けた。
私は男の話に適当に相槌をうちながら、その内容をノートに書き込んでいた。
964 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/10(土) 19:29:05
こうして、二人が執筆した「ヤシガニ人格論」は全米で大ヒットし、早くも映画化されることとなった。
「…大ヒット、と。すまんが時間だ」「ここからが面白くなるんだぞ!」私は不機嫌な男を何とかなだめると男の部屋を出た。
私は満天の星空に向かって大きく深呼吸した。空気がおいしい。月もこれでもかと言わんばかりに美しかった。
これから私鉄に乗り新宿の事務所と寝室を兼ねたマンションに戻らなければならない。帰ったらインタビューをまとめるのは明日にしてシャワーを浴びよう。
968 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/10(土) 22:43:39
しかし、そうは問屋が卸さなかった。
969 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/10(土) 22:49:33
と書かれた謎のメモを私は拾った。おそらく、自宅の妻を置き去りにして仕事に出かける私を神は許さなかったのだろう。
メモはすぐに投げ捨てた。水たまりに落ちたそのメモにゆっくりと文字が浮かび上がるのを私は見過ごして歩き去った。