311 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/08(日) 14:06:09
>「でも……死に掛けてる人を見捨ててこのまま踵を返せないんです!」
> **はそう叫ぶと、信じがたい行動に出た。
> 財布とおぼしき黒いものをとりだすと、中身の紙幣を鷲づかみにしてすべて差し出したのだ。
> かなり、驚いた。
> 紙幣は五枚はある。最低でも五千円ということだ。
> 一家の主婦にとって、五千円という金額は簡単に募金箱に入れられる金額ではない。
> よほどボランティア精神溢れた人間でもせいぜい募金箱に入れるのは千円というところだ。
>死に掛けてる人を見捨ててこのまま踵を返せないんです!
こんな言葉選びをする主婦は只者ではない。
何より、地の文のくどい事
313 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/13(金) 23:48:26
>手当ての最中、**の傷や**自身を観察している気配がびしばしだったのは、
>血まみれで交番に助けを求めて、でも病院にも行きたくないし被害届けも嫌だ―――
>なんて怪しすぎる人間に対して市民を守る義務のある警察官がとる当然の態度だ。
314 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/14(土) 21:44:44
>口から紐のように息を吐き出した。
空也上人(違ったか?)の口から仏像が出ている像みたいだ
316 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/14(土) 23:40:48
エクトプラズム?
317 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/15(日) 12:08:45
>包帯男は、ほんのり赤包帯男になっていた。
包帯に血が滲んでいるという描写?
笑う所ならば、ありかも…
319 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/18(水) 22:36:45
>怯えた顔を相手を蔑む醜い顔に変えて見つめ返した。
>無表情の面は、無言の殺意をしめす。砂のように無味乾燥の声音でいった。
320 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/23(月) 22:03:35
>ちくりとした嫌味だが、その程度では僕女の象の足裏ほどにも分厚い顔の皮を
>一ミリたりとも傷つけられない。
すげーな!
よくもそこまでの罵倒が書けたもんだ
>>320の作者は嫌われ者なんだろうなあ
322 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/26(木) 21:16:10
>死ぬのはもちろん怖いが、死の尊厳、死後の安寧すら奪われる。そんなの真っ平御免だ。
>超能力者である以前に、彼らは日本人だった。
> いくら豪邸で旧家といっても、家一軒に30人もいれば多いほうだろう。
>面積的には問題がなくとも、日本人の「家」という物に対する考え方がそうさせるのだ。
323 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/26(木) 22:20:45
ちんぽのにおいのまつたけと
まつたけのにおいのちんぽ
どちらを食べたいですか?
324 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/26(木) 22:30:10
>七三に撫で付けられた頭が、かぶりをふる。
325 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/27(金) 04:32:04
>>323私は松茸の匂いの松茸をもらうわ。残りはやる。
326 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/31(火) 23:31:46
>今の集中している横顔もまた、美しいという賛美に値するものだった。
>観世音菩薩。あの仏像に共通する、沈黙の中の静美。
>日本人にしては凹凸の深い顔立ちも、その一因だ。
>男としか見えないほど男性的な彼女の、女性的な部分が、そうしているとにじみ出るようだった。
>睫毛の長さに一度気がつくと、騙し絵に気づいたときのように、たやすくそう見えるようになる。
>男性にしか見えなかった彼女が、女性にも見える。
327 :
名無し物書き@推敲中?:2006/11/06(月) 23:16:02
>沈黙。
>何を言っていいのかわからない、という表情。
>しばらく付き合って音楽に耳を傾けたりしたが、沈黙の海でバタフライするのにも飽きた。
>**は沈黙のベールをかき分けて、言う。
328 :
名無し物書き@推敲中?:2006/11/12(日) 21:01:16
>否定しようにも符合する事ばかりで否定できずに、
>でも肯定もできずに揺れ動いて惑っていた心の隙間に、
>僕女の言葉はするりと入り込んで両方を肯定してくれた。
なぜか
天才バカボンの「忘れようとしても、思い出せない」を思い出した。
330 :
名無し物書き@推敲中?:2006/11/29(水) 22:38:49
>こんなときに明るい人間は、心臓に毛が生えている一部の人間だけだろう。
>―――しかしここにはその心臓に毛がいた。
毛が「いた」。
ケじゃなくて、モウか? 毛沢東のモウか?
>>330 コーヒー吹いた。
二行目の文、破壊力抜群だ。
>しかしここにはその心臓に毛が(生えている人間)がいた。
描写を削り過ぎてギャグかホラーになってるんだな。
くどいのは多いけど、削りすぎて別のものになってるのも珍しいw
334 :
名無し物書き@推敲中?:2006/11/30(木) 22:38:49
>石は、石の質感をもってそこにある。
>普通の石でさえナイフなど突き立てても無駄だろうし、
>トンカチで叩くにしても、普通の石でさえそうそう砕けないだろう。
ダイヤモンド等特殊な石の話なのだろうか
ナイフを突き立てても無駄とは、傷が付かないという事?
トンカチで叩いても普通の石が砕けない?
336 :
名無し物書き@推敲中?:2006/12/02(土) 23:07:36
>性別は男性。髪の色は赤。
>目に美しい赤ではない。茶色に近い、赤みがかった茶というほうが正しい。
>純粋な赤でないぶん、ありふれている色合いだ。
>染めているのではないのは、肌の色の白さや、顔立ちからして明らかだ。彫りの深い顔立ち……外国人だった。
>背はかなり高い。信/二は高校生としてわりと背が高いほうだが、その信/二よりあきらかに頭一つは高い。
>それでいて頭は小さいので八頭身以上だろう。
>肌の色は白く、滑らかで透けるようだ。
>下ろした剣を片手に握ったまま、視線が二人のほうへ向けられる。
>ほっそりした顔にはめられた眼差しは、湖のように深い知性を宿していた。
信/二 ←このスラッシュは何だ??? 一度ならタイプミスかと思うが、二度も。
オランダ人だろうか? 外国人だから赤い髪??
湖のように深い知性とは?
>>337 検索除けだと思う。
腐女子系の板では多い。
検索除け。何の為に?
腐女子系腐作品を荒らされないようにかな?
2ちゃんで話題にされているのを、語られてる側(とかそのファン)に
知られないため。……らしい。
341 :
名無し物書き@推敲中?:2006/12/06(水) 21:58:52
>**は、誰も恨まず逝っただろう。その点だけは、確信できる。
>たくさんの血に手を汚してきたせいだろう。
>どこでどんな風に死んでも―――たとえ道でバナナの皮ですっころんで頭を打って死んでも、
>飛び降り自殺者の下敷きになって死んでも、それが運命、
>自分のしてきた報いだと納得して死んだだろう。
342 :
名無し物書き@推敲中?:2006/12/21(木) 21:08:06
>**がよく行く図書館の学習室の窓からは、小さな池が見える。
>円周が大人の足で百歩ほどの池は、あちこちの木々から落ちた枯葉が水面に幾重にも重なって、
>明度の低い色彩が乱舞している。
>茶色と、緑がくさったような色―――ほとんどそんな色で覆われた池に、
>ほんの僅かだけれども密度の高い色がある。
>葉も、淀んだ池に張った膜も、両方とも目が粗い。
>なのに、光が池に降り注ぎ、池が光を反射するときに、粗がない色があるのだ。
>……ビニールのような。
343 :
名無し物書き@推敲中?:2006/12/24(日) 13:40:55
>歩きながら**の言った事がのしかかってくるのを感じる。
>さながら日本の民話に出てくる妖怪のように、
>いまさらながらに自分のしようとしていることへの自覚がわいてきたのだ。
>>342 ビニールのような? ビニールのごとく?
難しいよね。
それにしても、「ビニール」で台無しだなー。
台無しなのか「オチ」なのか微妙だな。
347 :
ククク...:2007/04/24(火) 07:09:38
こういう揺さぶりはどうかな?
マザーファッカー残飯
348 :
名無し物書き@推敲中?:2007/04/24(火) 07:33:22
面白いね。
”インテリジェント・ゴリラスーツ”を常に身に着けることが、この未来社会での第一のルールだった。
それを着用しない外出は、まさしく死を意味した。ゴリラスーツに装備された高価な機械が発見次第
すぐ反応し、パワーアームで、即撲殺。辺り一面が肉片や汚物で汚れても、パワーアームできれいに
掃除するから手は汚れずに済む。未来社会では水は人の命よりも高価だから、それは環境にも
やさしい。指先すべてに仕込まれた、肉食の昆虫が全ての肉片や汚物を食べてしまうのだ。その後、
今度は虫が排泄した糞がゴリラスーツの動力となるのである。何と合理的であろうか。
このゴリラスーツを開発した、J・チャリティ博士はその為に大いに苦労した。
残飯汚染。板の私物化か?
352 :
名無し物書き@推敲中?:2007/10/27(土) 08:21:29
あ
353 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/25(火) 18:06:24
888 :阿部敦良 :03/02/25 11:37
それにしても、無名草子さんたちとは、さぞやすごい作家先生の匿名書き込みなんでしょうね。
作家なんて才能が全てだから、津井ついみたいに、いくら努力したって駄目なものは駄目ですよ。
私なんか、早々に見切りをつけて趣味の世界で細々ですから。
小説現代ショートショート・コンテスト優秀賞受賞 阿部敦良
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”インテリジェント・ゴリラスーツ”を常に身に着けることが、この未来社会での第一のルールだった。
それを着用しない外出は、まさしく死を意味した。ゴリラスーツに装備された高価な機械が発見次第
すぐ反応し、パワーアームで、即撲殺。辺り一面が肉片や汚物で汚れても、パワーアームできれいに
掃除するから手は汚れずに済む。未来社会では水は人の命よりも高価だから、それは環境にも
やさしい。指先すべてに仕込まれた、肉食の昆虫が全ての肉片や汚物を食べてしまうのだ。その後、
今度は虫が排泄した糞がゴリラスーツの動力となるのである。何と合理的であろうか。
このゴリラスーツを開発した、J・チャリティ博士はその為に大いに苦労した。
356 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/09(月) 20:03:33
age
sage
あ
360 :
名無し物書き@推敲中?:
直喩多用してる内は半人前